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平成19年第 4回定例会−11月29日-02号

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  1. 札幌市議会 2007-11-29
    平成19年第 4回定例会−11月29日-02号


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    平成19年第 4回定例会−11月29日-02号平成19年第 4回定例会                平成19年    第4回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 2 号 )            平成19年(2007年)11月29日(木曜日)           ――――――――――――――――――――――――議事日程(第2号)  開議日時 11月29日 午後1時 第1 議案第5号、第10号、第11号(市長提出)   (3件に対する委員長報告等) 第2 議案第16号(市長提出)  ―――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第5号 札幌特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案  議案第10号 発寒清掃工場施設整備(その1)工事請負契約締結の件  議案第11号 発寒清掃工場施設整備(その2)工事請負契約締結の件 日程第2 議案第16号 札幌無防備平和条例案
     ――――――――――――――――――出席議員(67人)  議   長       畑 瀬 幸 二  副 議 長       笹 出 昭 夫  議   員       山 口 かずさ  議   員       宝 本 英 明  議   員       小 川 直 人  議   員       しのだ 江里子  議   員       飯 島 弘 之  議   員       小 嶋 裕 美  議   員       佐々木 みつこ  議   員       宗 形 雅 俊  議   員       横 山 峰 子  議   員       福 田 浩太郎  議   員       國 安 政 典  議   員       村 上   仁  議   員       小 倉 菜穂子  議   員       伊 藤 牧 子  議   員       長谷川   衛  議   員       佐 藤 右 司  議   員       峯 廻 紀 昌  議   員       桑 原   透  議   員       藤 川 雅 司  議   員       林 家 とんでん平  議   員       村 山 秀 哉  議   員       細 川 正 人  議   員       阿知良 寛 美  議   員       芦 原   進  議   員       伊 藤 理智子  議   員       岩 村 米 子  議   員       坂   ひろみ  議   員       佐 藤 典 子  議   員       三 宅 由 美  議   員       恩 村 一 郎  議   員       ふじわら 広 昭  議   員       大 嶋   薫  議   員       長 内 直 也  議   員       五十嵐 徳 美  議   員       村 松 正 海  議   員       山 田 一 仁  議   員       近 藤 和 雄  議   員       高 橋 克 朋  議   員       谷 沢 俊 一  議   員       三 浦 英 三  議   員       青 山 浪 子  議   員       坂 本 恭 子  議   員       小 野 正 美  議   員       勝 木 勇 人  議   員       鈴 木 健 雄  議   員       馬 場 泰 年  議   員       宮 村 素 子  議   員       高 橋   功  議   員       本 郷 俊 史  議   員       涌 井 国 夫  議   員       義 卜 雄 一  議   員       宮 川   潤  議   員       井 上 ひさ子  議   員       堀 川 素 人  議   員       福 士   勝  議   員       猪 熊 輝 夫  議   員       西 村 茂 樹  議   員       川口谷   正  議   員       伊与部 年 男  議   員       湊 谷   隆  議   員       三 上 洋 右  議   員       武 市 憲 一  議   員       大 越 誠 幸  議   員       佐 藤 美智夫  議   員       松 浦   忠  ――――――――――――――――――欠席議員(1人)  議   員       宮 本 吉 人  ――――――――――――――――――説明員  市   長       上 田 文 雄  副 市 長       小 澤 正 明  副 市 長       加 藤 啓 世  副 市 長       中 田 博 幸  交通事業管理者  交 通 局 長     濱 田 雅 英  水道事業管理者  水 道 局 長     田 中   透  病院事業管理者  病 院 局 長     吉 田 哲 憲  危機管理対策室長    原 田 泰 明  総務局長        生 島 典 明  市民まちづくり局長   下 村 邦 夫  財政局長        阿 部 知 明  保健福祉局長      中 田 鉄 雄  子ども未来局長     八反田 元 子  環境局長        中 西 浩 二  経済局長        福 井 知 克  観光文化局長      梶 原   隆  建設局長        山 田 政 光  都市局長        荒 川 正 一  会計室長        川 井 洋 一  消防局長        徳 増 澄 夫  教育委員会委員     山 中 善 夫  教育委員会教育長    奥 岡 文 夫  選挙管理委員会委員長  常 本 省 三
     人事委員会委員長    荒 木 哲 彦  人事委員会事務局長   深 谷   仁  監査委員        谷 本 雄 司  監査事務局長      森   裕 傑  ――――――――――――――――――事務局出席職員  事務局長        濱 上 敏 治  事務局次長       高 森 政 行  調査課長        本 間 章 弘  議事課長        常 野 正 浩  調査係長        今 井 一 行  議事係長        田 口 繁 治  委員会担当係長     牧 口 俊 一  委員会担当係長     松 田 寛 司  書記          朝 倉   良  書記          梅 村   伸  書記          国 分 一 平  ――――――――――――――――――  〔午後1時開議〕 ○議長畑瀬幸二) ただいまから、本日の会議を開きます。  出席議員数は、65人です。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) 本日の会議録署名議員として長谷川 衛議員國安政典議員を指名します。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長濱上敏治) 報告いたします。  宮本吉人議員は、所用のため本日の会議を欠席する旨、届け出がございました。  昨日、議長は、議案第3号 札幌一般職任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例案議案第4号 札幌職員育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例案につきまして、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会意見を求めております。  本日の議事日程議案審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  〔報告書巻末資料に掲載〕  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) これより、議事に入ります。  日程第1、議案第5号、第10号、第11号の3件を一括議題とします。  委員長報告を求めます。  まず、総務委員長 細川正人議員。  (細川正人議員登壇) ◆細川正人議員 総務委員会に付託されました議案第5号 札幌特別職職員給与に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その審査結果をご報告いたします。  質疑として、市長及び副市長期末手当の減額が行財政改革を進める姿勢を示すとするならば、大変安易であると考えるが、この改正案の目的は何かとの質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長畑瀬幸二) 次に、財政市民委員長 三宅由美議員。  (三宅由美議員登壇) ◆三宅由美議員 財政市民委員会に付託されました発寒清掃工場施設整備工事請負契約締結に関する議案第10号及び第11号の2件につきまして、その審査結果をご報告いたします。  質疑として、競争性を高める観点から工事を2分割して一般競争入札を行ったにもかかわらず、いずれも製造メーカー系列1社のみの参加となっているが、メーカー以外でも参加できるような方策はないのか等の質疑がございました。  討論はなく、採決を行いましたところ、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長畑瀬幸二) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長畑瀬幸二) 質疑がなければ、討論の通告がありませんので、採決を行います。  この場合、分割して採決を行います。  まず、議案第5号を問題とします。  本件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長畑瀬幸二) 起立多数です。  したがって、本件は、可決されました。  次に、議案第10号、第11号の2件を一括問題とします。  議案2件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長畑瀬幸二) 異議なしと認めます。  したがって、議案2件は可決されました。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) 次に、日程第2、議案第16号を議題とします。  本件は、市長提出によるものです。  提案説明を求めます。  上田市長。  (上田文雄市長登壇) ◎市長上田文雄) ただいま上程をされました議案第16号 札幌無防備平和条例案につきましてご説明を申し上げます。  これは、去る11月22日、地方自治法第74条第1項の規定により、札幌無防備平和条例制定請求がありましたので、同日これを受理し、同条第3項の規定に基づき、市長意見を付して議会に付議するものであります。  札幌市は、平成4年3月に、人々がひとしく平和のうちに暮らせる世界の実現を願い、日本国憲法が掲げる平和の理念に基づき、非核三原則を遵守することなどをうたった札幌平和都市宣言を行ったところであります。  この宣言理念に基づき、札幌市では、広く市民に平和のとうとさや戦争の悲惨さを考える機会を提供するため、毎年、市内の小・中学生を対象として平和に関する作文絵画コンクールを行い、その優秀者を広島市や長崎市の平和記念式典に派遣するなど、平和に関するさまざまな事業を実施するとともに、これまで国連軍縮会議を3回にわたって誘致するなど、平和を願う市民世論の喚起を図ってきております。  今回の直接請求は、札幌が平和なまちであり続けてほしい、二度と戦争は起こってほしくないと願い、平和を希求する多くの市民によって署名活動が行われ、数多くの市民の共感を得て4万筆を超える署名が集められたものであります。この札幌無防備平和条例制定を求める市民意思は、札幌市の平和都市宣言理念と同じ立場に立つものであり、一筆一筆に込められた市民の平和への願いは、重く受けとめなければならないと考えているところであります。  そして、戦争放棄宣言いたします日本国憲法第9条の徹底した平和主義市民自分自身の問題としてとらえ、一人一人が平和なまちづくりに参加し、活動することは、これからの札幌まちづくりにとって極めて重要なことだと考えております。  本条例案について述べさせていただきますと、本条例案における無防備地域宣言は、いわゆるジュネーブ諸条約第1追加議定書の第59条第2項の規定に基づき、札幌市の区域を、敵対する紛争当事者による占領に対して開放し、紛争当事者による攻撃の禁止などの特別な保護を受ける地域として宣言するものであります。  同項の規定によりますと、この宣言を行うためには、軍隊が接触しております地域の付近、またはその中にある居住地区において、すべての戦闘員が撤退していること、すべての稼働可能な兵器及び軍用設備撤去されていること、住民などによる敵対行為が行われないこと、軍事行動を支援する活動が行われないことなどの要件が満たされる必要があります。  しかしながら、我が国の法体系上、当該地域防衛施策に関する権限と責任を有するのは国家であり、地方公共団体は、これらの要件を満たすための戦闘員撤去軍用設備撤去等に関する権限を持ってはおりません。したがいまして、地方公共団体がこの宣言を行うことはできず、仮にそのような宣言をしたとしても、それは同項に規定されている宣言には当たらないと解釈されるものであります。  また、地方自治法第14条第1項の規定によると、地方公共団体は、その権限に属さない事務に関して条例を定めることはできないことから、無防備地域宣言に関して条例制定することは、この規定に抵触するものであります。  以上のとおり、本条例案は、その実効性が認められず、また、地方自治法規定に抵触することから、意見書に記載しましたとおり、その制定には賛成できないと判断いたしているところであります。  札幌市におきましては、平和であることがまちづくりを進めていくための大前提であるとの認識のもとに、これまで平和に関するさまざまな事業に取り組んでまいりましたことは前述したとおりでございます。私は、今回の直接請求が、札幌が平和なまちであり続けてほしいと願う多くの市民によって行われたことを真摯に受けとめ、その思いを次の世代に引き継いでいくために、これまで以上に平和に関する事業を充実させ、さらなる推進を図っていく所存であります。  これからも、平和を願う多くの市民意思を尊重し、その期待にこたえられるように、札幌平和都市宣言理念に基づき、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。  以上で、ただいま上程されました議案についての説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長畑瀬幸二) ここで、地方自治法第74条第4項の規定に基づく意見陳述についてお諮りします。  このことにつきましては、お手元に配付の案のとおり、意見陳述は12月4日午後1時から議場において行うこととし、陳述を行う請求代表者は5名以内、陳述時間は全体で30分以内とすることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長畑瀬幸二) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定されました。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) ここで、報告します。  本日、松浦 忠議員から、会議規則第62条第1項の規定による文書質問提出されました。  理事者におかれましては、12月5日までに答弁書提出されるよう求めます。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) お諮りします。  本日の会議はこれで終了し、明日11月30日から12月3日までは議案調査等のため休会とし、12月4日午後1時に再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長畑瀬幸二) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ――――――――――――――――――議長畑瀬幸二) 本日は、これで散会します。  ――――――――――――――――――      散 会 午後1時12分
    上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議  長        畑   瀬   幸   二  署名議員        長 谷 川       衛  署名議員        國   安   政   典...