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札幌市議会
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2007-06-27
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平成19年第一部議案審査特別委員会−06月27日-05号
平成19年第二部議案審査特別委員会−06月27日-05号
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平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
昭和62年第 1回臨時会−01月19日-目次
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札幌市議会 2007-06-27
平成19年第二部議案審査特別委員会−06月27日-05号
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
19年第二部
議案審査特別委員会
−06月27日-05
号平成
19年第二部
議案審査特別委員会
札幌市議会
第二部
議案審査特別委員会記録
(第5号)
平成
19年(2007年)6月27日(水曜日) ――
――――――――――――――――――――――――――――――――
●議題
付託案件
の
審査
●
出席委員
33人 委 員 長
ふじわら
広 昭 副
委員長
村 山 秀 哉 委 員 伊与部 年 男 委 員
川口谷
正 委 員 猪 熊 輝 夫 委 員 大 嶋 薫 委 員 林 家 とんでん平 委 員 峯 廻 紀 昌 委 員 小 川 直 人 委 員 宝 本 英 明 委 員 山 口 かずさ 委 員 大 越 誠 幸 委 員 武 市 憲 一 委 員 三 上 洋 右 委 員 馬 場 泰 年 委 員 鈴 木 健 雄 委 員 勝 木 勇 人 委 員 山 田 一 仁 委 員
五十嵐
徳 美 委 員 小 嶋 裕 美 委 員 飯 島 弘 之 委 員 義 卜 雄 一 委 員 青 山 浪 子 委 員 三 浦 英 三 委 員 芦 原 進 委 員 福 田 浩太郎 委 員 井 上 ひさ子 委 員 宮 川 潤
委 員 岩 村 米 子 委 員 坂 ひろみ 委 員 伊 藤 牧 子 委 員 松 浦 忠 委 員 佐 藤 美智夫 ――
――――――――――――――――――――――――――――――――
開 議 午後1時1分 ○
ふじわら広昭
委員長
ただいまから、第二部
議案審査特別委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 本日は、本
委員会
に付託されました
議案
9件に対する
討論
及び採決を行います。 最初に、
議案
9件を
一括議題
とし、
討論
を行います。 ◆林家とんでん平
委員
私は、民主党・
市民連合
を代表して、本
定例会
に上程された
補正予算案
及び諸
議案
について賛成の
立場
で、
討論
を行います。 今回、
上田市長
より提案された肉づけ
予算
は、
一般会計
で46億3,000万円となっており、
子ども
を生み育てやすい
環境づくり
、安全・安心な
まちづくり
や
市民自治
の推進、経済や
雇用
など
札幌
の活力を高める
事業
に重点的に
予算
配分するとともに、
上田市長
の
マニフェスト
に掲げた
政策項目
についても
予算
措置しており、大変厳しい
財政状況
の中での
予算編成
に一定の評価をするものであります。 以下、本
特別委員会
で、我が
会派
の
所属委員
が取り上げました
課題
について、意見、
要望
を交えて述べてまいります。 まず最初に、
保健福祉局
についてです。 障がい者共同
事業運営費補助
については、
障害者自立支援法
が施行され、本市においても、
高齢者
、障がい者へのぬくもりあふれる
まちづくり
を掲げ、障がいのある方が
地域
の中で自立と
社会参加
の実現が図られるよう、
民間企業
への
就労支援策
を行ってきており、障がい者の
自立支援策
として有効な施策であります。
就労支援策
のさらなる拡充を求めるとともに、障がい者を
雇用
している
企業
の
事業内容
などを広く
市民
に周知していくことは、民間をも巻き込んだ
受注機会
の喚起につながり、ひいては、障がいのある方の
雇用
の安定、拡大につながっていくものと考えますことから、積極的なPRを求めます。
身体障害者福祉センター
の
指定管理者制度導入
に当たっては、非
公募選定
による
札幌
市
身体障害者福祉協会
が
指定管理者
となることについては、今後さらに、
利用者
への
サービス向上
と
維持管理業務
のあり方について、市としても
利用者
の
立場
に立って取り組んでいただくことを求めます。
夜間対応型訪問介護事業費
については、
補助
の
サービス
が開始されることにより、自宅で生活される
利用者
の方々にさまざまな形で安心をもたらすことになります。その
利用者
が質の高い
サービス
を継続して受けられるように、
専門性
の高い人材が確保されている場合や、
サービス
の質の向上に努めるなど、一定の条件を満たした場合、
札幌
市独自の
介護報酬
の加算を求めます。 また、
特別養護老人ホーム
の新築に対する
補助
については、
地域密着
型の
老人ホーム
として、
平成
22年度末までに年2カ所ずつ
整備
を予定しておりますけれども、その後の
適正配置
を求めます。 次に、
建設局
ですが、
除雪機械設備費
については、
平成
15年に作成された
除雪機械増強計画
に基づき、機械の増強、更新を行っていますが、市内の
建設業界
の情勢と
札幌
市の
財政状況
を考えれば、
除雪体制
の確保は、引き続き困難な
状況
になると考えます。
札幌
市として、より一層の努力を求めます。 また、
舗装補修
については、道路の
安全確保
は、
市民生活
と
経済活動
の大切な土台でありますので、適時、迅速な
舗装補修
になお一層の努力を求めます。 河川の
環境基本計画
と
吉田川河川整備
については、
子ども
のころから河川や山など身近な自然に親しむことは、豊かな感性や
積極性
を養うものと強く感じておりますことから、
川づくり座談会
の提言を十分に生かし、
ハード面
の
河川整備
だけではなく、
ソフト面
での
取り組み
が
市民参加
を進める上で大切であります。川は
自分たち
の財産との
立場
から、さまざまな工夫をすることを求めておきます。
道路認定推進事業
については、
市道認定申請
を行ったにもかかわらず、
測量費
の
予算
の
関係
などから、年内に
認定
がおりないというケースがいまだに見受けられます。市道の
認定
が受けられれば、市が維持・補修を担ってくれるというだけではなく、上下水道、電気、電話、
情報ケーブル等ライフライン
の
受け皿
として活用されることから、
認定要望
は強いものがあります。条件を満たした
市道認定申請
については、速やかに処理を行うことが
申請者
、
札幌
市双方の利益につながることから、なお一層、迅速に市道の
認定事務
を進めるよう求めます。 北8西1
周辺地区
の
計画策定費
については、
札幌
をより一層魅力あるものに高めていくためには、
民間活力
をうまく引き出して
まちづくり
を進めていく必要があると考えます。また、
民間投資
が活発化することは、
地域経済
にとっても大きな好影響を及ぼすものであることから、今後とも、
民間活力
による再開発に対し、
札幌
市がしっかりとサポートしていくことを求めます。
経済局
については、
地方分権
が進展していく中で、本市は、依然、景気、
雇用
の低迷が続き、
財政状況
も厳しい
状況
にありますが、自立型の
経済構造
に転換していくためには、
物づくり産業
の振興が不可欠であります。
産学官
が一体となって、高度な
研究開発
から
事業化
まで一貫したシステムの構築を目指す
北大リサーチ
&
ビジネスパーク構想
を推進するなど、
札幌ブランド
を生み出す意欲的な
企業
を
支援
していくことを求めます。
観光文化局
については、まず、
佐藤忠良関連施設整備
は、
施設整備
を進める計画の過程から、
子どもたち
の意見を最大限取り入れ、この
施設
にまた次も行きたいと思えるような、
子どもたち
にとって魅力ある
施設づくり
をお願いするとともに、
子ども
の
来場者
を、初年度だけではなく、継続的に維持できる
施設
になることを期待します。そして、市内にたくさんある
佐藤忠良
の作品をうまく活用することを求めます。
札幌
市
文化芸術振興条例
は、4月1日に施行された生まれたての条例でありますが、条例を施行されればそれでよしとするのではなく、どのように育てていくのかは、行政と
市民
との協力・連携により、
地域
の
文化力
をいかに高めていけるかという点にかかっています。文化・芸術は
市民
のものであるという前提に立ち、周知や
意見交換
をし、しっかりと地に足のついた
基本計画
を策定していただくことを求めます。 以上、我が
会派
の
委員
が発言いたしました
指摘事項
や提言、
要望
を今後の
市政執行
に的確に反映されることを申し上げ、
討論
を終わります。 ◆
五十嵐徳美
委員
私は、
自由民主党議員会
を代表して、本
特別委員会
に付託されております
平成
19年度
一般会計補正予算案
及びその他の諸
議案
について、賛成の
立場
でありますが、幾つかの懸念される点がありますので、それらについて指摘をしながら、簡潔に
討論
を行います。
平成
19年度
一般会計補正予算
は、選挙前の
上田市長
のもとで、いわゆる
骨格予算
において、政策的な判断を要する
新規事業
が数多く編成されたことにより、今回の肉づけ
予算
におきましては、当初
予算
で保留しておりました
地方交付税
の20億円と市債の18億円を主な財源とした46億3,400万円の
予算
の計上にとどまったところであります。 こうした中で、
市長
は、
予算
の規模の多寡という尺度ではなかなかはかり切れない内容豊かな
予算
にすべく、しっかりこれから頑張っていかなければならないとの思いを述べた上で、職員が汗をかき、知恵を出す、その中で
マニフェスト
に書かれている事項をこれから実現するための力をつけていくという
精神論
を述べておりますが、まちは生き物であり、生き続けており、
経済活動
の中で変化しており、そこに住む
市民
や
社会ニーズ
も
高度化
・多様化してきており、これらに的確に対応できる
まちづくり
の実現が可能なのかという懸念があります。
景気低迷
が続く本市にとっては、今こそ、弾力的かつ機動的な
財政運営
が必要ではないかということを指摘しておきたいと思います。 そこで、本
特別委員会
を通じて我が
会派
が取り上げてまいりました幾つかの
課題
についてでありますが、
夜間対応型訪問介護
については、本
事業
に際し、
夜間介護
の
ニーズ
を把握するための
現状調査
が十分になされていないことなど
不安定要素
が多く、今後の
事業
の結果をしっかりと検証した上で、
介護需要
の変化に合わせた
事業展開
に努める必要があること、
河川整備
にかかわる琴似川の
検討業務
については、
全国各地
で激甚な水害、
土砂災害
が数多く発生しておりますが、これらの中には、いまだ災害に対する
整備水準
が低いことも大きな要因となっており、
札幌
市の
市民
の安心・安全に対する
インフラ整備
がかなりの部分で充足しているとは言いがたいこと、
ものづくり産業活性化支援事業
については、
審査会
について、形式的なものに終わることなく、
構成メンバー
の
専門的知識
が
支援事業
の製品の開発、改良に向けた技術的な指導・助言などにも踏み込むことが重要であること、
企業誘致促進事業
については、
地元企業
の底上げや
雇用
への
波及効果
を図るためにも、
補助対象業種
や内容、要件を緩和するなどの工夫を凝らす必要があることなど、その
事業
の趣旨や内容、さらには、
事業
の意義と効果の観点から
疑問点
や留意すべき点を指摘させていただきましたが、これから
事業
の実施に当たっては、我が
会派
の指摘などを十分参酌され、
市政執行
に当たられるよう強く求めて、私の
討論
を終わります。 ◆
芦原進
委員
私は、ただいまから、
公明党議員会
を代表し、本
特別委員会
に付託されました
平成
19年度
補正予算
にかかわる諸
議案
につきまして、これに賛成する
立場
から、簡潔に
討論
を行います。
上田市長
の2期目のスタートとなります今回の
補正予算
につきましては、このたびの
選挙戦
の中で
市長
が訴えてきた公約がどのような形で反映されるのかを注視するとともに、今後はどのようなビジョンを持って189万
都市札幌
のかじ取りをしていこうとしているのか、検証してまいりたいと思います。
市長
は、2期目の
まちづくり
の基本的な方向として五つの政策の柱を掲げておられますが、その中で、我が
会派
が以前から力を入れて主張してきた、安全で安心して暮らせる社会の実現を
重点課題
の一つとして取り上げたことと、また、今回の
補正予算
において、
妊婦健康診査
の充実などの施策を盛り込んだことは、我が
会派
の
要望
を取り入れたものとして一定の評価をするものであります。 しかしながら、
補正予算
と同時に示された
中期財政見通し
では、来年度の
収支不足
は約198億円、
平成
22年度には360億円にも上るなど、今後も厳しい
財政運営
を余儀なくされています。この厳しい
財政状況
の中で、今後も
市民
に対して安定した
公共サービス
の提供を持続、維持していけるのか、
市長
が掲げられている公約が達成されるのか、
市役所改革
、
行財政改革
が停滞することなく進んでいくのかなど、我が
会派
といたしましても、今後も、今まで以上に厳しい目で検証、評価をしてまいりたいと考えます。 それでは、本
委員会
を通じ、我が
会派
が取り上げてまいりました主な諸
課題等
について、提言、
要望
を含めて述べてまいります。 最初に、視覚障がい
者等情報支援緊急基盤整備事業
についてであります。
SPコードリーダー
は、視覚障がいのある方の
情報格差
を解消するために大変有効なものであり、積極的に普及を進めるとともに、
市民
の皆さんにも広く周知を図るよう求めます。また、
情報発信基地
でもある
市役所
、
区役所
には、ぜひ設置を図るべきと考えます。 次に、
介護型療養医療施設転換整備事業費補助
についてであります。 昨年6月に
医療制度改革関連法
が成立し、削減、廃止の対象となる
療養病床
につきましては、
老健施設等
への転換を図るとされております。現在入院しておられる人の行き場がなくなるという事態を発生させないためにも、本
補助
が活用され、転換がスムーズに図れるよう万全の準備を進めるとともに、
受け入れ施設
の柔軟な運用など
地域医療
としての
受け皿づくり
ができるよう、
北海道
への適切な
要望
、提言を行うよう要請いたします。 次に、
妊婦健康診査
の
公費負担
を1回から5回に拡充したことについてであります。 本年10月1日から実施の予定とのことでありますが、対象となる方には一人も漏れなく受診していただけるよう、慎重に準備を進めていただくよう
要望
いたします。 次に、
除雪機械整備
についてでありますが、安全な
除雪作業
を維持するためには、
オペレーター
の研修が非常に重要と考えております。今後も、充実した研修を実施し、熟練した技術が確実に伝承されるよう求めておきます。また、
地域
内の
雪処理
におきましては、積極的に
歩道ロータリー
を活用するよう
要望
いたします。 次に、
道路事業等
における
環境配慮
についてでありますが、
公共工事
で発生する掘削による土、汚泥などの
建設副産物
のリサイクルにつきましては、
経済性
とのバランスを保ちつつも、胸を張って
環境首都
・
札幌
を宣言できる、100%の達成に向けたできる限りの努力を求めておきます。 次に、
IT産業
の振興についてでありますが、
マイクロソフト社
の協力による
札幌イノベーションセンター
の設立により、
札幌
の
IT企業
に、
国内最大級
の開発・
検証環境
を提供することが可能となり、社会的に展開する
ネットワーク
の窓口が開かれることとなります。この
センター
が市内の
IT企業
に広く認知され、盛んに活用されるよう積極的にPRをするとともに、今後とも、このような
民間活力
を導入した施策を積極的に展開するよう強く要請いたします。 最後に、
藻岩山
の
魅力アップ
についてであります。
藻岩山
の
魅力アップ
を進めるに当たっては、
老朽化
が進んだ
施設
の再
整備
はもちろんのこと、
周辺施設
や
周辺地域
、NPOや
市民団体
との連携を図った
事業
をさらに進めるなど、
ソフト面
の
事業
の充実を図ることにより、
観光客
だけではなく、
市民
にも改めて魅力を知ってもらえるよう、
藻岩山
の再生を期待いたします。 以上が、本
委員会
の審議において、我が
会派
が取り上げてまいりました主な
質疑等
の概要であります。
理事者
におかれましては、提言、
要望
を十分検討され、
市政執行
に当たられるよう強く
要望
して、私の
討論
を終わります。 ◆
岩村米子
委員
私は、
日本共産党
を代表して、本
委員会
に付託されました
一般会計補正予算
中
関係分
ほか8件に賛成する
立場
から、
討論
を行います。 この6月、
定率減税
の全廃と
住民税
の
フラット化
により、
市民
に大変な増税が押しつけられ、さらに、
参議院選挙
後には
消費税
の増税がねらわれています。また、昨年度、
国民健康保険
の
保険料賦課方式
が変更したために、所得の低い
加入者
の8割が値上げになったこともあり、
市民
の間では
国民健康保険料
、
介護保険料
の
負担感
が強く、新たな
負担軽減策
が求められています。 また、
北海道
内の
雇用環境
は依然として厳しい
状況
が続いています。
北海道
の
完全失業率
は5.5%で、
年代別
では15歳から24歳で12.0%と、特に若い世代では大変な厳しさです。若者の
雇用環境
は、就職を見つけたとしても、
契約社員
やパートなど不安定な非
正規雇用
がほとんどだという新たな問題が生じています。増税に苦しむ
市民
や若者の
不安定雇用
を改善するため、
市民生活
の応援をする政治が求められています。本市においては、これ以上
市民負担
をふやすことなく、
雇用改善
に向けた有効な施策が求められています。 私ども
日本共産党市議団
は、以上の
立場
から、本
委員会
で市政の諸
課題
について質問してまいりましたので、改めて我が党が取り上げた問題について申し述べておきます。 まず、
保健福祉局関係
です。
特別養護老人ホーム
が不足している問題を取り上げました。昨年12月末現在で4,908人の
待機者
がいる現状から、
補正予算
で
地域密着
型の特養ホーム2カ所を
整備
しても
待機者
の解消にはほど遠いと言わざるを得ません。
大量建設
の
必要性
を改めて申し上げておきます。 また、
若年性認知症支援事業
についてですが、今回、初めて
保健師
や
介護福祉士
などの
専門職
による
電話相談
と
研修会
、
交流会
のための
予算
が計上されました。
働き盛り
の人が職業や
社会的地位
を失うことによる経済的困難、未成年の
子ども
を含め、家族との
関係
が崩壊することによる
心理的ストレス
などの問題を指摘しました。
若年性認知症特有
の
課題
を乗り越えて
地域
で生活していくため、また、
就労支援
を視野に入れた
取り組み
に発展させるために、今後とも
事業
を継続・発展させることを求めるものです。
夜間対応型訪問介護事業費補助
についてですが、夜間の
随時対応
では、転倒や
身体症状
の急変など突発的な事態が想定されます。
ヘルパー
の十分な
研修体制
を求めておきます。 また、
男性ヘルパー
、
女性ヘルパー
それぞれが
必要性
に応じて役割を果たすこと、
オペレーター
の
労働条件
などの
課題
を指摘しました。
事業所
に対する十分な指導と援助を求めておきます。 次に、
都市局関係
です。
市営住宅
が不足し、
空き家住宅
の
平均応募倍率
が45倍にもなっており、機械的に計算すると、15年間、申し込み続けないと当たらないことを指摘しました。
大量建設
を求めておきます。また、
車いす住宅
は、
民間アパート
にはなく、
市営住宅
が供給しなければなりません。
一般世帯住戸
に比べ150万円ほど
建設費
がかさむこともあり、
借り上げ市営住宅
で1棟に
複数戸
の
整備
を進めるために、
補助
の増額などの
誘導策
の導入を検討するよう求めておきます。 次に、
経済局関係
です。
雇用創出型ニュービジネス立地促進事業
について質問しました。 我が党は、これまでも、
コールセンター
での
雇用条件
について改善を求めてきました。要綱では、
雇用者
の年収を130万円以上とすることを求めていますが、これでは
生活保護水準
を下回るワーキングプアです。将来ある若者が生きがいを持って働き続けることができるよう、今回の
資格取得
が
雇用条件
の改善につながるよう、今後とも対策を強めることを求めておきます。 最後に、
観光文化局関係
です。
藻岩山魅力アップ構想推進事業
についてですが、
バリアフリー化
と
CO2
など
環境対策
を求めました。現在の
藻岩山
は、障がい
者用トイレ
がないなど、
健常者
だけしか楽しむことができない山となっています。本市の天然記念物である
藻岩山
を、
市民
を初め、
観光客
である障がい者もともに楽しむために、障がい
者団体
などの声を生かして、
介護施設
のデイケアでも利用できるような水準に
バリアフリー化
することを求めておきます。また、
山頂施設
での
CO2削減目標
を持つなど、自然豊かな
藻岩山
にふさわしい
地球温暖化対策
を備えた
整備計画
とするよう求めておきます。 以上で、私の
討論
を終わります。 ◆
伊藤牧子
委員
私は、
市民ネットワーク北海道
を代表し、第二部
議案審査特別委員会
に付託されました諸
議案
について、これを賛成する
立場
から、
討論
いたします。 今回の
補正予算
は、当初
予算
を骨格ではなく骨太としため、財源が少ない中での
予算編成
となり、
一般会計
では約46億円の規模となりました。 本市においては、依然として厳しい
財政状況
が続く中、
上田市長
は、人を大事にすることを原点とする
マニフェスト
を掲げ、その実現に向けてめり張りのある
予算編成
を行い、五つの
政策目標
を設定いたしました。厳しい
財政状況
の中で、
予算計上
をせず、職員の努力と既往の
予算
で対応して取り組む姿勢は評価できるものです。 これまでの4年間、
財政構造改革プラン
の確実な実施により、
収支不足
の解消にも努めてこられましたが、
中期財政見通し
では約200億円から300億円の
収支不足
が見込まれており、
地方税制
の見直しを含め、
少子高齢化
を見据えた
歳出構造
の変革が急務です。限りある財源を生かし、
行政施策
を
市民ニーズ
にこたえたものとするため、
市民
と行政のパートナーシップ、
市民意見
を反映する
仕組みづくり
が求められます。
市民
とともに豊かな
地域社会
をつくるためには、
自治基本条例
を
実効性
のあるものとし、
市民参画
の
仕組み
の充実が今後の大きな
課題
と言えます。 このような視点に立ち、以下、第二部
議案審査特別委員会
で
市民ネットワーク
が取り上げました
課題
を中心に、
費目ごと
に見解を述べます。 初めに、
保健福祉費
についてです。
若年性認知症支援事業
が初めて取り組まれることになりましたが、
若年性認知症
は、
高齢者認知症
とは違った、失業や子育ての問題を抱えており、経済的、精神的な負担が大きいとされています。この
事業
を始めるに当たっては、
若年性認知症
の方や家族の声をしっかり受けとめ、現状を把握することが重要です。また、
早期発見
のためには、
事業者
を含め、多くの
市民
に
若年性認知症
の
情報提供
を積極的に進めるべきことを求めます。 知的障がい者の
ホームヘルパー養成モデル事業
についてです。
支援
がおくれていた知的障がい者への新たな
就労支援
として、また、
地域
の中で障がい者と
高齢者
がともに支え合う
まちづくり
の実践という面においても、この
事業
に大きな期待を寄せています。
ホームヘルパー養成講座修了
後においては、就労や
社会参加
につながるような継続した
支援
やフォローを求めます。 知的障がいのある方への
就労支援
については、障がいの特性に応じた配慮と
支援
が必要であり、当事者と
雇用主相互
の理解を深めることが大切です。特に、
養護学校卒業
後を視野に入れた
就労支援
や
社会参加支援
が、今後、一層求められます。障がい者の
雇用
を推進する
札幌
市が、まず率先して
市役所
や
区役所等
で知的障がいのある方を受け入れる体制の
整備
を進めることを強く求めます。
山口斎場
の
混雑緩和対策
についてです。
里塚斎場
の休場に伴い、混雑が予想される
山口斎場
については、07年、08年の2年間に限り、12月から3月までの4カ月間、
混雑緩和対策
として緊急避難的に
友引日
を開場するものです。
友引日
の開場に当たっては、友引の由来について、
市民
への理解を含め、遺族への負担が軽減されることを、
市民
を初め、
葬儀者
、
葬儀業者等
へ広く
周知徹底
を図ることを求めます。 また、
人的配慮
や
施設面等
の対応で友引翌日の混雑を緩和することには限界があることを指摘しておきます。
友引日
の開場については、
冬期間
だけではなく、夏期においても実施するよう早急な
取り組み
を求めます。
経済費
についてです。
雇用創出型ニュービジネス立地促進事業
によって、1999年から
コールセンター
などの誘致を行い、2007年1月現在39社、6,400人の
雇用
が創出され、今後4年間で新たに3,000人の
雇用
が見込まれています。しかし、
正規雇用
が少なく、定着率が低いことが
課題
であり、継続して働くことのできる質の高い産業に発展させる
取り組み
が重要です。また、障がいのある人も、
札幌
市が行っている資格の取得やスキルアップを図る研修や訓練に参加することによって就労が可能となることから、
コールセンター
を経営する
民間企業
にも障がい者
雇用
を積極的に働きかけることを求めます。
藻岩山魅力アップ構想推進事業
は、
札幌
市の大きな財産である
藻岩山
を、
市民
や
観光客
のだれもが訪れたくなる場所としてさらに
魅力アップ
を進め、観光都市さっぽろのシンボルにしていく
事業
です。 しかし、この
事業
を進めるに当たっては、
藻岩山
は貴重な資源を有する天然記念物の森林であることから、この自然を保全するために、
環境配慮
ガイドラインを策定し、森林環境の保全に十分留意して進めることが重要です。また、ガイドラインの策定に当たっては、多くの
市民
の意見を反映させるため、特に
札幌
の未来を担う
子どもたち
の意見も積極的に反映させる
取り組み
を求めます。 最後は、土木費についてです。
札幌
市河川
環境基本計画
についてです。
札幌
の河川の環境
整備
を今後どのように行うかを示す河川
環境基本計画
を07年度中に策定予定とのことです。策定に当たっては、2007年3月に
札幌
地域
川づくり座談会
が策定した提言書はもとより、
子ども
を含めた
市民参画
に基づく
市民意見
の反映を欠かすことはできません。また、PDCAサイクルに基づく
市民参画
を進め、その
仕組み
を計画に盛り込むべきと考えます。人と川のかかわりのある
まちづくり
を進めるためには、都市計画や緑化
事業
など、関連部局の連携や情報の共有が不可欠です。計画策定に向けての庁内の連携を一層求めます。 以上、
要望
を交えて、諸
課題
を述べてまいりました。市
理事者
におかれましては、これらを勘案し、
市政執行
に当たられますことを求めて、
討論
を終わります。 ◆松浦忠
委員
市政改革クラブは、
議案
第1号には反対、残余の
議案
には賛成。
議案
第1号の反対の理由を申し上げます。 建設機械の中で、除雪機械、グレーダー12台と
歩道ロータリー
1台の購入については、まず、2億9,000万円という
予算
が計上されていますが、その理由として、民間業者が所有する、購入から25年以上経過した機械について更新をする、こういうことであります。 しかし、本来であれば、これは、計画をきちんと立てて、国に
補助
申請をすれば3分の2が
補助
金として交付され、3分の1で買えるわけであります。
平成
15年に策定して、16年から25年まで、
札幌
市は、機械の買いかえなど国に提出している計画書ではこういうものは全くのっておりません。 なぜ、こういうものが唐突として出てきたのかということを問いただしたら、いわゆる買いかえの13台は、民間の持っているものが、もう使用に耐えない、いつ壊れるかわからん、こういう
状況
だから買いかえるという理由でありました。 では、その機械はどこにあるのか。専門家をもってして、1年待てば2億円の
補助
金がもらえて、単費は1億円で済むわけですから、ぜひ検証したいと。こういうことで、その機械の所在の資料提出を求めたら、これが出てきません。 これは、何を意味するかといったら、まさに、根拠なくして、
市民
から集めた貴重な
市民
税や固定資産税を中心とする、
市長
が課税する貴重な単費を、まさに理由なく使っていく。こういうことは
予算計上
にあってはならないことであります。 したがって、これは、まさに審議の対象とならない。私は、これは、この
議案
第1号から撤回すべきだということを求めておきます。 そういうことから、
議案
第1号については反対。あとは、それぞれ
特別委員会
で質疑した内容をしっかりと受けとめてやっていただきたいということを申し上げて、終わります。 ○
ふじわら広昭
委員長
以上で
討論
を終結し、直ちに採決を行います。 この場合、分割して採決を行います。 最初に、
議案
第1号中
関係分
を問題といたします。
議案
第1号中
関係分
を可決すべきものと決定することに賛成の
委員
のご起立を求めます。
(賛成者起立) ○
ふじわら広昭
委員長
起立多数であります。 よって、
議案
第1号中
関係分
は、可決すべきものと決定いたしました。 次に、
議案
第3号から第5号、第12号から第14号、第21号及び第24号を一括問題といたします。
議案
8件を可決または承認すべきものと決定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
ふじわら広昭
委員長
異議なしと認めます。 よって、
議案
8件は、可決または承認すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、本
委員会
に付託されました全案件に対する
審査
をすべて終了いたしました。 ―――――――――――――― ○
ふじわら広昭
委員長
本
委員会
の閉会に当たり、一言、
委員長
としてごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。 本
委員会
は、実質的な審議日数は、ご承知のとおり3日間ではありましたけれども、質疑者数は39名及び関連質疑者は2名、実質的な審議時間は8時間18分という
状況
でありました。 皆様のご協力、とりわけ村山副
委員長
を初め、各
会派
の理事の皆様、各
委員
、そして
理事者
の皆様の特段のご協力をいただきまして、議事の円滑な進行をすることができましたことに、心から
委員長
としてお礼を申し上げたいと思います。 先ほど各
会派
から
討論
をいただきました貴重な提言、
要望
等については、今後の
市政執行
に十分反映されますよう、
委員長
の
立場
からも
理事者
にお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつにかえさせていただきます。 どうもありがとうございました。(拍手) ―――――――――――――― ○
ふじわら広昭
委員長
これをもちまして、第二部
議案審査特別委員会
を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午後1時37分...
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