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  1. 札幌市議会 2007-02-19
    平成19年(常任)厚生委員会−02月19日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成19年(常任厚生委員会−02月19日-記録平成19年(常任厚生委員会  札幌市議会厚生委員会記録            平成19年2月19日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時1分 ○村松正海 委員長  ただいまから、厚生委員会を開会いたします。  報告事項は、ございません。  それでは、議事に入ります。  最初に、議案第44号 平成18年度札幌一般会計補正予算(第6号)中関係分議題といたします。  質疑を行います。 ◆谷沢俊一 委員  議案第44号 平成18年度札幌一般会計補正予算山口斎場整備運営事業債務負担行為に関連して、何点かお伺いしたいと思います。  今回の債務負担行為は、平成19年度、20年度の2年間里塚斎場を全面休場して大規模改修を行うことに伴い、山口斎場火葬件数が増加するために、当該火葬件数増に対するサービスを購入するという債務負担行為の設定に関してのものでございます。  そこで、1点目の質問でございますが、19年度、20年度の2年間は、山口斎場サービス購入費が増加する一方で、当然ですけれども、里塚斎場については、休場する期間中は運営経費がかからない、こういうことでございます。里塚斎場開場しながら改修を行った場合と、全面休場しながら改修を行った場合の運営経費比較について、1点目にお伺いいたします。  2点目は、里塚斎場休場期間中の職員配置に関してでございます。  現在、里塚斎場は直営で行っているということですが、休場すると、里塚斎場配置されている職員の職場がある意味ではなくなることになります。これらの職員配置について、どのように考えているのか、お伺いをいたします。 ◎大津 生活衛生担当部長  1点目の運営経費比較についてでありますが、平成18年度の里塚斎場運営経費は、人件費物件費等合計約3億9,000万円でございます。これに対しまして、今回の債務負担行為における19年度の山口斎場サービス購入費は約1億2,000万円を見込んでおります。里塚斎場の休業中は、里塚斎場運営経費がかかりませんので、全面休場して改修を行った方が、概算で年間約2億7,000万円少ない経費で対応することができます。また、全面休場して改修工事を行った方が、一部開場をしながら改修工事を行うよりも工事期間が短くて済むという利点もございます。  2点目の里塚斎場休場期間中の職員配置についてでございますが、現在、里塚斎場行政職6名、現業職17名、2種非常勤職員4名の合計27名が配置されております。これらの職員については、市の職員としての身分は変わらず、他部局への移動で対応することとしております。 ◆谷沢俊一 委員  一部開場しながらというよりも、全面休場して改修を行った方が運営経費年間2億7,000万円ほど少なくて済むと。しかも、当然だと思いますが、工事期間が短くて済むというお話もございました。  また、職員配置についてでございますが、火葬場業務というのは、極めて特殊な業務とも言えるわけで、専門的な技術技能が求められているということです。山口の方は指定管理者になっておりますから、そちらに持って行くというわけにもいかないということで、2年間ということになるのでしょうが、ぜひ、斎場職員技術あるいは技能を有効に活用して異動等を考慮していただきたい、こう思うわけであります。  次に、山口斎場受け入れ態勢についてでございます。
     19年度、20年度の2年間は、全市の火葬山口斎場において行うことになるわけでございますが、さきの常任委員会でも論議になっておりますけれども、特に友引の翌日は相当な混雑が予想されるわけであります。今、市としては、友引翌日の火葬件数はどのくらいになるのか、どのくらいになっているのかを把握しているか、教えていただきたいと思います。 ◎大津 生活衛生担当部長  友引翌日の火葬件数についてでございますが、里塚斎場1カ所で火葬を行っていた平成17年度の友引翌日の1日平均火葬件数は62.8件でございました。これに対しまして、山口斎場1カ所での稼働となる19年度と20年度の友引翌日の1日平均火葬件数は、火葬件数の伸びを考慮しますと、19年度は68件程度、20年度は70件程度と想定しております。 ◆谷沢俊一 委員  ただいま、平成19年度、20年度の山口斎場における友引翌日の平均火葬件数は大体68から70件程度と見込んでいる、こういう答弁でございました。里塚斎場の場合は、17年度で62.8件ということでございますので、ある意味ではそれよりさらに1割ふえる、こういう状況でございます。  17年度の里塚斎場では、友引翌日は相当な待ち時間が生じていたと。特に1回目、2回目、3回目に入ってまいりますと昼ぐらいになるというように、相当に混雑した状況が生じていたわけであります。そういうことが山口斎場においても19年度と20年度では想定されるわけですが、この混雑緩和対策として、友引開場することによって友引翌日の混雑緩和が期待できると思うのですね。そういう意味では、市民にできるだけ迷惑をかけないという意味から、緊急避難的にとりあえず友引開場をぜひやるべきである、こう考えるわけでありますけれどもいかがか、お伺いをいたします。 ◎大津 生活衛生担当部長  山口斎場混雑緩和対策でありますが、山口斎場は、里塚斎場に比べ、収骨室会葬者控室を増設しているなど、施設面混雑緩和が図れるようになっており、平成19年度、20年度については、炉前収骨担当職員を増員するなど人的な面でも対応していきたいと考えております。  また、混雑緩和対策として緊急避難的に友引開場することにつきましては、昨年11月10日の厚生委員会における友引開場を求める陳情審査において、佐藤美智夫委員からの質問に対してお答えしておりますとおり、友引開場することにより、友引翌日の火葬集中緩和が期待できると思います。しかし、休業日がなくなり、無休になりますと、設備メンテナンス職員勤務に大きな影響が生じますので、これらのことも踏まえ、友引開場が可能かどうか、総合的に検討しているところでございます。 ◆谷沢俊一 委員  友引の日の開場が可能かどうか検討している、こういう答弁でございました。  先ほども申しましたが、里塚斎場の休場によりまして相当な混雑が生じるというのは間違いがないわけであります。そういう意味では、混雑緩和策として友引開場というのは非常に有効である、こう思うわけであります。確かに、職員の休みがなくなる、あるいは、メンテナンス上の問題、これは当然あると思います。しかし、市民サービスを第一に考えて、やはり友引開場に踏み切るべきであると思うわけであります。さまざま検討の余地があると思いますが、少なくとも19年度、20年度については、混雑緩和対策として緊急避難的な友引開場をぜひ前向きに検討していただきたい、このことを要望して、質問を終わります。 ◆坂ひろみ 委員  私も、山口斎場整備運営事業に関連して、質問いたします。  この件につきましては、昨年11月の陳情審査での議論もありましたので、簡潔に1点のみ質問させていただきます。  先ほど、谷沢委員質問に対して、平成19年度と20年度の2年間は、混雑緩和対策として緊急避難的に友引開場するかどうか、総合的に検討しているというご答弁でしたが、私は、21年度以降も含めた友引開場について質問をいたします。  まず、火葬件数の推移についてですが、札幌斎場整備検討委員会の報告にありましたように、平成17年度が約1万3,900件、平成27年度が約1万9,000件、里塚の建てかえと山口の大規模改修を迎える平成37年度は約2万4,000件、死亡数ピークを迎える平成57年度には約2万9,000件と予測されています。また、1日最多火葬件数は、17年度で、既に火葬炉稼働回数である1日1炉当たり2回を超える73件となっており、平成37年度では126件、平成57年度が152件と、山口と同様の火葬場二つあって、フル稼働しても友引日の翌日には30件ほどの火葬が困難になるという状況が想定されます。また、混雑緩和対策につきましては、昨年11月の事業者説明会で、業者から指摘を受けているように、告別式の時間を仮に早めても、多くの告別式が9時開始になりますと、やはり斎場にひつぎが入る時間が10時半前後に集中し、混雑状況は変わらず、抜本的な解決にはなりません。また、人をふやしても、炉や収骨室の数が限られていますので、混雑緩和は容易ではありません。  このように、混雑緩和対策には限界があり、今後も火葬件数が伸び続けることを考えますと、斎場一つになる19年度、20年度の2年間については、友引日の前日あるいは翌日の混雑緩和のために、現在休場している年間60日の友引日開場を早急に実施すべきと考えます。  また、21年度以降についても、これまでどおり二つ斎場友引日を同時に休場すると、友引日の翌日には、斎場に入る前に道路や駐車場で1時間、さらに、斎場に入ってからも1時間余りの待ち時間を余儀なくされることは避けて通ることはできません。21年度以降は、二つ斎場が稼働し、交互に休場することが可能になるわけですし、市民の精神的、経済的負担を考慮し、人生の最期にふさわしいお別れの場を迎えていただくための市民サービスの向上という観点からも、長期的な視点を持って21年度以降も友引日開場すべきと考えますがいかがか、お考えを伺います。 ◎大津 生活衛生担当部長  火葬場友引開場でございますが、昨年11月10日の厚生委員会における友引開場を求める陳情審査においてお答えしましたとおり、友引開場しますと、設備メンテナンス職員勤務に大きな影響を生じるほか、運営経費が増加するという課題もございます。そうしますと、市民方々火葬料金をご負担いただくということも考えられることから、これらのことも総合的に勘案して今後いろいろ研究してまいりたい、そのように考えております。 ◆坂ひろみ 委員  運営経費の増加といった課題があるということで、議会の答弁では難しい面もあることは理解をしておりますので、最後は要望になりますけれども、今回、質問するに当たりまして、市民の方に改めてご意見を伺った中で、昨年、山口斎場を利用した方が、以前、里塚斎場を利用したときと比較して、時間的にせかされた感じがしたというお話をしておられました。  それは、例えば、収骨室で遺骨を拾うときに、急いで拾うように促されたり、まだ遺骨が残っているのに終わらされてしまったというようなことでした。たとえ意図的でなかったにせよ、遺族の方がそのように感じる背景に混雑緩和対策があってはならないと私は思います。先ほど、人的配置をふやすことで対応していくとのご答弁がありましたが、そこは指摘をしておきたいと思います。  斎場は、個人との最期のお別れの場として、市民生活に深いかかわりを持つ公共施設です。死者への尊厳や死者に対する遺族の感情など、儀式上の性格から厳粛で静寂であることが求められます。今後、最大ピークとなる平成57年度まで毎年500件ほど火葬件数がふえ続ける中で、たとえ事業費が増加しても、私は、市民へのサービスあり方を優先し、斎場運営あり方については、早急に見直しを進めるべきと考えますので、その点を強く求めて、質問を終わります。 ◆佐藤美智夫 委員  今、大津部長からお答えがあって、私どもが質問をしたのは去年の11月、あれからもう3カ月たって、いろいろと論議があったと思います。  小野委員もあったし、それから、今、谷沢委員も、大体、各会派は、少なくとも19年度、20年度、やはり里塚が閉鎖しているときには、冬場などは大変なのでもう友引はやるべきだという全体の声ですよ。ですから、部長は答えられないかもしれないけれども、局長、私たちも、今、いろいろと会合で多くの方々から質問されることも多い。そうなってくるときに、わけのわからない、何か研究するような答えはできない。よって、このあたりで、臨時的に里塚が休んでいるとき、どう考えてもやっぱり特に冬は大変ですよ。そうなってくると、やると、やりましょうと。部長もにっこり笑っていますから、局長、ちょっと前向きの答えをこのあたりでいただきたいと思います。 ◎七田 保健福祉局長  何か、答えにくい雰囲気の中で答えざるを得ないわけですけれども、多くの方から友引開場を強く求められていることは十分承知しております。ですから、委員もおっしゃられたように、特に冬期間混雑について何とか緩和できないかということでかなり前向きに検討しておりますので、私の答弁としては、今の段階ではこれ以上はちょっと踏み込んでお答えできませんので、どうぞご容赦ください。 ◆佐藤美智夫 委員  前向きね、これ以上言えないわね。  そういうことで、今、大津部長も前向きと言っておられるし、局長も言っておられますので、できれば早い時期に結論を出していただければなと思います。 ○村松正海 委員長  ほかに質疑はございますか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、討論を終了します。  それでは、採決を行います。  議案第44号中関係分を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  異議なしと認め、議案第44号中関係分は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第46号 平成18年度札幌国民健康保険会計補正予算(第5号)を議題といたします。  質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、質疑を終了します。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第46号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  異議なしと認め、議案第46号は、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第47号 平成18年度札幌介護保険会計補正予算(第3号)を議題といたします。  質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、質疑を終了します。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  なければ、討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  議案第47号を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村松正海 委員長  異議なしと認め、議案第47号は、可決すべきものと決定いたしました。  最後に、第22回全国健康福祉祭北海道札幌大会についてを議題とし、理事者より説明を受けます。 ◎宮川 保健福祉部長  私から、平成21年に開催される第22回全国健康福祉祭北海道札幌大会についてご説明申し上げます。  お手元に配付しております資料のうち、厚生委員会資料1の方をごらんいただきたいと思います。  初めに、1 全国健康福祉祭、いわゆるねんりんピックの概要についてでございます。  全国健康福祉祭愛称ねんりんピックにつきましては、旧厚生省の創立50周年を記念し、創設された高齢者スポーツ文化の祭典で、昭和63年の兵庫大会を皮切りに、毎年、各都道府県持ち回り開催されておりまして、昨年の静岡大会で19回目を数えたところでございます。  60歳以上の方々を中心に、幅広い年齢層交流するねんりんピックは、総合開会式及び閉会式のほか、主な事業内容にございますとおり、スポーツ文化交流大会美術展音楽文化祭健康福祉機器展など、さまざまな催しを行い、例年、参加人数が延べ50万人を超えるという大規模な大会でございます。  次に、2 これまでの準備状況についてでございます。  北海道札幌大会につきましては、平成14年に北海道札幌市が国に対し要望書を提出した結果、15年3月に開催が決定いたしました。その後、17年度から、共催者である北海道と第22回全国健康福祉祭北海道札幌大会推進連絡協議会を設置いたしまして、その下に福祉関係団体スポーツ文化団体学識経験者等から成る大会基本構想検討委員会を設けまして、大会の基礎となる基本構想案について、本年2月に至るまで8回にわたり審議を重ねてまいりました。  続きまして、今回まとまりました3 基本構想(案)についてでございますが、これはお手元の資料厚生委員会資料2の方をごらんいただきたいと思います。   こちらの方は、先ほど申し上げました基本構想検討委員会より最終案としてご提言いただいたものでございますが、主に札幌関連分についてご説明を申し上げます。  まず、1ページ目でございますけれども、大会の理念であります基本方針につきましては、高齢者がみずからの経験や知識を生かしながら、生き生きとした生活を楽しむことができる社会づくりを目指し、一つにはみんなが感動を分かち合える大会二つ目として世代や地域を超えた交流が未来につながる大会三つ目として「雄大な自然に抱かれた北の大地に住みたい」と夢ふくらむ大会四つ目に夢の実現に向かう新たな出発を応援する大会という四つの目標を掲げております。  次に、2ページでございます。  大会正式名称は、第22回全国健康福祉祭北海道札幌大会でございますが、愛称をねんりんピック北海道札幌2009としてございます。  また、会期の方は、全国的行事と重ならないように配慮いたしまして、平成21年9月5日土曜日から8日火曜日までの4日間を予定しております。  次に、3ページ目の事業体系でございます。  ねんりんピックは、このようにさまざまな催しが予定されております。  まず、総合開会式会場としては札幌ドーム、それから、総合閉会式会場としては、一番下にございますが、札幌市民会館代替施設を予定してございます。  次に、4ページ目をごらんいただきますと、こちらは3ページの事業体系の中で、交流大会種目開催地の内訳でございます。交流大会は、ねんりんピックにおいてはメーンとなるイベントの一つでございまして、北海道札幌大会では、スポーツ交流大会が10種目、ふれあいスポーツ交流大会種目文化交流大会種目合計21種目が選定されておりまして、開催地につきましては13市3町が選定されてございます。  札幌市でございますが、サッカー、水泳、剣道、それからグラウンド・ゴルフの4種目開催地に選定されておりますけれども、これら交流大会会場となる施設につきましては今後調整してまいります。  資料の1の方へ戻っていただきまして、4 今後の準備概要についてでございます。  今回まとまりましたこの基本構想(案)を受けまして、今年度中をめどに、北海道札幌市において基本構想を確定し、平成19年度前半までに、北海道知事を会長に、札幌市長を代表副会長とする大会実行委員会を設置する予定でおります。また、開催年の前年に当たる20年度には、交流大会開催地として札幌市単独で札幌市の実行委員会を設置するという予定でございます。  今後につきましては、北海道を初め、関係自治体各種団体とも連携を図りながら、全国から参加される選手関係者の皆様はもとより、大会にかかわったすべての皆様が感動を分かち合える大会となるよう開催準備を進めてまいりたいと考えてございます。 ○村松正海 委員長  それでは、質疑を行います。 ◆川口谷正 委員  それでは、2〜3点、質問をいたします。  一つは、この大会は道と札幌の共催の形になりますけれども、財源的なことはどういう仕組みになっているのかという点をお聞きしたいと思います。  2点目は、前の委員会でもちょっと申し上げたかと思いますけれども、大会運営について、質素というか、簡素というか、しかし、もてなしの気持ちが十分に伝わるような大会にしていただきたいなと思いますが、そのレイアウトといいますか、これからの準備状況ですね。  というのは、実は、私も2005年の福岡大会選手として参加しました。そのときの総合開会式が非常に華やかで、ちょっと華美に過ぎたかなという感じを受けました。福岡は、それだけ県を挙げて歓迎していただいたのはわかるのですが、それを見ながら、2009年札幌でこれだけのことができるのだろうかという不安感を持ったのも事実であります。年々歳々、財政状況が厳しい折、その点はどのような工夫をされておられるのか、検討されておられるのかというのが2点目です。  とりあえず、その2点をお伺いします。 ◎宮川 保健福祉部長  まず、1点目の財源の問題でございますけれども、これらの経費につきましては、原則的には、従来の開催の経過からいって都道府県と市の割合は2対1、市が1、都道府県が2ということを基本的な枠組みとして考えてございます。ただ、これにつきましては、これからさまざま検討する中で若干の上下はあるかなというふうに思ってございます。  それから、2点目の開会式等について経費等からも華美にならないようにというお話でございます。確かに、福岡大会につきましてはかなり力を入れていたというお話は聞いてございます。今年度の静岡大会につきましては、それに比較してもう少し抑えた大会になっていたということでございますので、今後、北海道札幌大会につきましては、さらに適正と申しますか、考えられる範囲で今後検討してまいりたいと考えてございます。 ◆川口谷正 委員  大会の持ち方については、お金をかければそれだけもてなしをしたというふうに伝わるものでもないと思います。いろいろなことがあると思いますので、創意工夫をして、かつ、喜んでいただけるようなことにしていただきたいなと思います。  それから、会場は、剣道ほかで4会場あるわけです。私はサッカーで参加をしたのですが、バックアップ体制が非常によくできておりまして、選手マッサージとかテーピングとか健康上についていろいろな相談に応じるとか、至れり尽くせりなんですね。札幌でこれだけのことをできるかなというふうに心配になったのですけれども、バックアップしている方々を見ましたら、例えばマッサージ専門学校の学生とか、リタイアされたようなお医者さんとか、それなりのボランティア的な方々がたくさんおられました。そういう組み合わせによって、経費をかけないでかなりのことができるんだなという印象を持ちましたので、バックアップ体制について十分吟味していただきたいと思います。  それから、サッカーの場合は、実は球技場が4カ所ないし5カ所ぐらい集中しているのが望ましいわけです。私は室蘭かなと思っていたのですが、札幌になったわけですけれども、札幌グラウンド確保状況などの見通しについてお答えいただきたいと思います。 ◎宮川 保健福祉部長  まず、1点目のバックアップ体制お話でございます。  確かに、前例を見ますと、さまざまな関係団体ボランティアも含めて、協力を要請する中でやってきてございますので、北海道札幌大会におきましても、今後、関係団体ボランティアを幅広く検討して、そうした体制を充実したものにしていきたいというふうに考えてございます。  それから、2点目のサッカー会場検討状況でございます。  これらは、確かに、会場数として一定のものがなければ、短期間に数多くの試合をこなせないということがございまして、私どもも市内で3〜4カ所の候補を既に検討してございます。ここの部分はまだ最終的に確定しておりませんけれども、試合数を確実にできるだけのものは、近々、決めたいというふうに考えてございます。 ◆川口谷正 委員  この表で言いますと、スポーツ交流大会とふれあいスポーツ交流大会二つ種目を分けてあるのです。この振り分けはどうなっているのか、私もよくわからないのですが、サッカーは、ふれあいスポーツなんてものではなくて、激しいのですよ。大体、フルに出る人はいませんで、10分か15分でチェンジするわけですけれども、それでも肉離れとか捻挫とか、かなりの数の故障者が出ます。少年大会の場合は、何十試合やってもそういう子どもはあらわれないので、つまり、高齢者の限界というのは直ちに出てくるわけなのですね。会場が分散しますと、バックアップも分散しなければいけないということがあります。テニスは別の市でやるようですけれども、とりわけサッカーなどは、バックアップ体制の面から見ても集約できるような、集中できるような会場設営をお願いしたいと思います。 ◆谷沢俊一 委員  もう1点だけ、確認いたします。  先ほど、事業費の負担区分について、道が2、市が1というお話がございました。具体的に、本市でこの種目をする場合の総事業費はどの程度を見込んでいらっしゃるのか。  それから、市の持ち出しというのは、完全に単費で持ち出すのか、あるいは、交付税なりの措置が見込まれるのかということだけです。 ◎宮川 保健福祉部長  概算と申しますか、今後の検討の中で進めていきますので、まだまだかなりの誤差はあると思いますが、現在の見通しではトータルで1億4,000〜5,000万円くらいになる可能性があるというふうなことでございます。  それから、これらの財源につきましては、基本的には単費でございます。 ○村松正海 委員長  ほかに質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり)
    村松正海 委員長  なければ、質疑を終了します。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時38分...