○
細川正人 副
委員長 ただいま副
委員長に選任いただきました
細川正人でございます。
委員長補佐役として、微力ではございますが、その任を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
村上勝志 委員長 それでは次に、
関係理事者の紹介及び
所管事務概要の
説明聴取を行います。
最初に、
交通局からお願いいたします。
なお、個々には指名いたしませんので、順次、発言を願います。
(
理事者自己紹介)
◎濱田
交通事業管理者 続きまして、
交通局の
事業概要につきまして、
若林事業管理部長からご
説明を申し上げます。
◎若林
事業管理部長 私の方から、
札幌市の
交通事業の
概要につきまして、お手元にお配りしました
資料に基づき、ご
説明させていただきたいと思います。
まず、1ページ目の
交通局の組織でございます。
交通事業管理者以下、
平成18年度は、
派遣職員を含め、
部長職は4名、
課長職は16名という体制でございます。また、
職員定数につきましては、
地下鉄の
駅業務の委託、18年度は
札幌管区駅の
委託化や
業務の
見直しなどにより、
平成17年度との比較で83名減の870名となってございます。
続きまして、2ページ目の
経営健全化に向けた
取り組みについてでございます。
ご承知のとおり、
市営交通は、
利用人員の伸び悩みなどから
経営危機を迎え、
平成3年12月に
交通事業経営健全化計画を、さらに、
平成11年6月に
経営健全化計画回復策を策定し、
経営の
効率化に努めてきたところでございます。
しかしながら、
事業環境がますます厳しい
状況になると見込まれたため、
札幌市営企業調査審議会からの提言も受けまして、
平成13年12月には、公と民との適切な
役割分担のもとに
市営交通事業の担うべき役割を
見直した
交通事業改革プランを策定いたしました。これを受けまして、
地下鉄事業については、昨年1月、
札幌市営地下鉄事業10か年
経営計画を策定し、
健全化へ向けた具体的な
取り組みを進めているところでございます。
路面電車については、存廃を含めた議論を経て、昨年2月、存続との結論が出され、現在、さっぽろを元気にする
路面電車検討会議、
市民まちづくり局及び
交通局が一体となって
街づくりの観点から
活用方策について
検討を行っているところでございます。
また、
平成16年4月には、
職員の
意識改革の一環としまして、
札幌市
交通局の
行動宣言を策定し、公表したところであります。この
行動宣言は、
交通局が
お客様に
サービスを提供する
企業であるという原点に立ち、三つの柱のもとに10の項目から成る
お客様への約束として策定をしたものでございます。
行動宣言をより一体的、具体的に実践するために、
平成17年6月に、各職場の
職員で構成する
行動宣言推進チームを設置しまして、具体的な
取り組み目標を
職員みずからの手でまとめるなど、全
職員が一丸となって継続的、積極的に
お客様サービスの向上に取り組んでいるところでございます。
次に、3ページ目の
札幌市営地下鉄事業10か年
経営計画の
概要についてでございます。
本
計画は、
改革プランを効率的、具体的に進めるために
平成15年度に
総務省が創設し、本市がその
実施団体として指定を受けました
地下鉄事業経営健全化計画を着実に
推進するための
プランでございます。
計画での
取り組みといたしましては、ここに記載している五つの柱に基づいた項目を掲げております。また、この
計画による
収支改善目標でございますが、4ページ目の図の左側にありますように、五つの
目標を掲げているところでございます。
計画の
進捗状況についてでございますが、
資料に記載してありますように、
平成16年度、17年度においては、すべての
収支改善目標を達成あるいは達成する
見込みということでございます。
平成23年度を
目標としている
経常収支の
黒字化についても、前倒しで達成できるものというふうに考えております。
いずれにいたしましても、この
計画を着実に進めることが重要と考えておりますので、引き続き、全力を挙げて取り組んでまいりたいというふうに考えております。
続きまして、5ページ目の
路面電車の活用に向けた
検討状況及び
交通局の
取り組みについてご
説明いたします。
昨年2月、
路面電車を存続させるという
札幌市としての判断がなされ、昨年8月からは、
市民まちづくり局が
事務局となってさっぽろを元気にする
路面電車検討会議を開催し、都心の
まちづくりにおける
路面電車の具体的な
活用方策について
検討が進められております。本年8月ごろには、当会議の結論として
路面電車活用方針をまとめ、これを踏まえて、来年3月には
札幌市としての
路面電車事業化計画を策定する予定というふうに聞いております。
一方、
交通局におきましては、当面の
取り組みとして、
安全運行の
確保と
増収対策を主眼に、ここに記載しております
コスト削減と
増収策、
安全運行のための
必要最低限の
設備投資、そして、
需要確保対策に積極的に取り組んでいるところでございます。
6ページ目には、
平成17年度における
行動宣言の
取り組み事例をご紹介しております。
先ほど、
健全化に向けた
取り組みの中でご紹介した
行動宣言推進チームの
活動内容や、各職場で行われたさまざまな
取り組みの中から、
職員の自主的なボランティアによって行われた深夜の
地下鉄駅舎清掃や、
職員の発案による
路面電車内における傘の
無料貸し出しの
取り組みを紹介させていただいております。
交通局といたしましては、
平成18年度も引き続き
行動宣言の
取り組みを進め、
お客様への
サービスアップに努めてまいります。
7ページ目以降は、
会計別の
平成18年度
予算を掲げてございます。
7ページ目の
平成18年度
高速電車事業会計の
概要をごらんいただきたいと思いますが、こちらでは18年度の
地下鉄の
業務量や
予算の
状況を記載してございます。
(1)の
業務量でございますが、
営業キロ数、
在籍車両数、
運転キロ数は、
平成17年度からは大きな動きはございませんが、
輸送人員につきましては、
平成16年度及び17年度と順調に推移し、これまでの
低減傾向に歯どめがかかりつつありますことから、1日平均の
輸送人員を
平成17年度
予算から3.1%増の56万9,000人と
見込み、
乗車料収入も17度
予算から1.1%増の378億2,400万円というふうに見込んでおります。
次に、(2)の
予算総括表でございますが、表の
上段部分にあります
経常収支については、次の8ページ目の
グラフであらわしておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。
乗車料や
広告料などの
営業収益から
人件費、経費、
減価償却費の
営業費用を差し引いた
営業収支につきましては、現金の支出を伴わない135億円の
減価償却費を含みましても、72億円の
営業黒字というふうになっております。また、
経常収支につきましては、
企業債利息の負担が重く、
グラフ右端の上の
部分にありますように6億5,000万円の赤字となっておりますが、17年度
予算からは23億円好転しております。
(3)の
主要事業といたしまして、
老朽化に伴う
東西線車両4編成の更新や
火災対策などを進めるとともに、
東西線への
ホームさく設置に向けた設計を予定しているところでございます。
次に、9ページ目の
平成18年度
軌道事業会計の
概要をごらんいただきたいと思います。
(1)の
業務量でございます。
営業キロ数、
在籍車両数、
運転キロ数は、
平成17年度からは大きな動きはございませんが、
輸送人員につきましては、17年度は好調に推移しておりますことから、1日平均の
輸送人員を17年度
予算から0.5%増の2万1,500人と
見込みまして、
乗車料収入も17年度
予算から1.0%増の10億8,400万円と見込んでおります。
次に、(2)の
予算総括表でございますが、先ほどと同じく、表の
上段部分にあります
経常収支は、右の10ページの
グラフをごらんいただきたいと思います。
営業収支につきましては、
乗車料収入に比べ
人件費、経費の金額が大きく、2億4,000万円の赤字となっており、
経常収支につきましても、
グラフ右端の上の
部分にありますとおり、9,000万円の赤字となっておりますが、
平成17年度
予算からは1億4,000万円好転しております。
(3)の
主要事業でございますが、
安全運行の
確保を図るため、
老朽化の著しい軌道及び車両の改良などを予定しているところでございます。
最後になりますが、11ページには、先ほどご
説明しました
札幌市
交通局の
行動宣言を掲載しているところですので、後ほどごらんいただければと思います。
○
村上勝志 委員長 ただいまの
説明に対し、
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
村上勝志 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後1時13分
再 開 午後1時15分
――――――――――――――
○
村上勝志 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
病院局の
理事者紹介及び
所管事務概要の
説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、発言を願います。
◎吉田
病院事業管理者 経営管理室長以下、順次、
自己紹介をさせていただきます。
なお、
小林検査部長でございますけれども、出張によりやむなく欠席させていただいておりますので、お許しください。
(
理事者自己紹介)
◎吉田
病院事業管理者 それでは、
平成18年度の
病院事業についてご
説明させていただきます。
近年、
少子高齢化の急速な進展や
疾病構造の変化などに伴い、
医療ニーズが
高度化あるいは多様化し、
自治体病院の役割に
質的変化が求められております。一方で、
診療報酬体系の改定、
医療保険制度の
見直しなど
医療制度改革が次々と推し進められ、さらには、
地方財政の悪化の影響を受けまして、
自治体病院を取り巻く環境は大きく変化しております。
このように
病院経営の環境が厳しさを増す中、
医療機能を
充実強化した
自治体総合病院を目指しまして、
平成17年6月に
市立札幌病院パワーアッププランを策定いたしました。この
パワーアッププランに基づき、
病棟再編を初めとする種々の
改革を実行し、
病床利用率の向上や
平均在院日数の短縮など、着実に
取り組み効果があらわれているところでございます。また、
パワーアッププランにおける
経営手法の
改革を具体化する
取り組みとして、
平成18年度から22年度までを
計画期間とする
中期経営計画を
平成18年1月に策定いたしました。
病院事業における安定した
経営成績の
確保と健全な
財政運営の維持を
基本方針として
経営改革に取り組んでまいります。
このような
病院改革に向けた種々の
取り組みを進める中、
市立札幌病院は、
平成18年4月より
地方公営企業法の全部
適用病院に移行し、新たな一歩を踏み出すこととなりました。
地方公営企業法の全部適用により、
病院事業における
経営責任が明確になりますことから、
経営健全化に向けたさらなる
取り組みを進めるとともに、市民に安全・安心な質の高い
医療を提供するべく、
病院局全
職員が一丸となって、その職務に当たる所存でございます。
それでは、
病院局の
事業の
概要につきまして、お手元の
資料により、
経営管理室長から
説明させていただきます。
◎岡村
経営管理室長 それでは、お手元の
資料に基づきまして、
事業の
概要をご
説明いたします。
初めに、
病院局の機構についてでございますが、
資料の1ページをごらんください。
ご承知のとおり、当
病院は今年度から
地方公営企業法の全部適用を受けまして、
病院事業管理者を設置いたしました。また、同時に、これまでの
事務局を改め、
経営管理室として
市立札幌病院と並列に設置いたしまして、
病院経営に万全を期すこととしております。
次に、
市立札幌病院でございますが、本院には、
呼吸器科から
救命救急センターまで30の
診療科のほかに、
臨床工学科、
栄養科、
放射線部、
薬剤部、
検査部、
看護部、
医療安全推進室、
感染管理推進室がございます。また、豊平区
平岸地区に
精神神経科を担当する
静療院がございます。
次に、
資料の2ページは、
職員数でございます。
こちらは、本院及び
静療院それぞれの
職員定数を掲載してございます。
平成18年度におきましては、医師114名,
歯科医師2名、
看護師645名など全体で975名の
職員数となっております。
次に、
資料の3ページは、
予算の基礎となります
業務量でございます。
下段の
合計欄でございますが、入院では1日
当たり910人、延べ33万2,138人の
患者数を見込んでございます。
平成18年度の
占床率は、本院の
稼働予定病床数794床をもとに策定しており、全体で86.8%となっております。また、外来は、1日
当たりでは17年度
予算より39人増の2,181人、延べ53万4,345人の
患者数を見込んでおります。
次に、4ページは、さきの第1回
定例市議会において議決いただきました
平成18年度
予算の
総括表でございます。
まず、
収益的収入及び支出の計は、網かけ
部分の欄でございますが、収入は211億8,700万円、支出は221億2,300万円で、
収支差し引きでは9億3,600万円の
不足額を見込んでおります。
次に、
資本的収入及び支出の計は、やはり網かけ
部分の欄でございますが、収入は、18億7,000万円、支出は、25億9,800万円で、
収支差し引きでは7億2,800万円の
不足額を見込んでおります。
以上の結果、その下の網かけ
部分にございます単
年度資金過不足額は279万円ほどの
資金残となり、
過年度分を加えますと
平成18年度末では20億3,000万円ほどの
資金残となる
見込みでございます。
次に、5ページの
主要事業でございます。
総額で5億6,500万円を計上しております。
医療機器に関しましては、
エックス線コンピューター断層撮影装置、あるいは
人工心肺装置などの
医療機器の
整備に4億2,500万円を予定しております。また、
総合医療情報システムの
整備に着手する費用として1億円を計上しているところです。
続きまして、昨年度、
病院の
経営改革を
推進するために策定いたしました
事業計画につきまして、別添の
資料に基づき
概要を
説明いたします。
まず、
市立札幌病院パワーアッププランでございます。
これは、
市立札幌病院が目指すべき
医療の
基本方針と直面する
経営課題に対応するため、今後取り組むべき
重点施策と
計画目標をまとめたもので、昨年6月に策定、公表いたしました。
概要版の1ページ下段には、
医療提供体制の
充実強化、
サービスアップの
推進、
経営手法の
改革といった三つの柱から成る
重点施策を掲げております。
2ページ以降は、
重点施策の具体的な
事業といたしまして、
地域医療機関との
連携強化、周産
期医療体制の
拡充強化、
病棟機能の再編、
精神科医療の再編、
患者満足度調査の実施、
地方公営企業法の全部適用などといった
取り組み事項と
計画目標でございます。
プラン策定以降、順次、
取り組みに着手し、
病床利用率や
診療収益の向上など、短期間で大きな成果を得ることができ、今後、
プランの着実な
推進を図ってまいる所存でございます。
次に、
市立札幌病院中期経営計画について、3枚目のA3判の
資料、
中期経営計画の
概要というものがお手元にあると思いますが、これをもとにご
説明をいたします。
この
計画は、ただいまご
説明いたしました
パワーアッププランにおける
経営手法の
改革を具体化する
取り組みの一つとして、
病院改革を
財務側面から
管理、
推進するとともに、到達すべき
財政見通しと
経営目標のもとに健全な
財政運営を図ることを目的に、本年1月に策定し、2月に
厚生委員会に報告すると同時に、公表いたしました。
資料上段の左側をごらんください。
経営計画の方針を、安定した
経営成績の
確保、健全な
財政運営の維持の2点としており、
計画期間は
平成18年度から22年度までの5年間としております。
その右側になりますが、
経営計画の構成は、
財務計画、定数・
人員計画、
医療設備等高度化投資計画、本
院施設設備改修計画、
静療院再編計画の五つの
個別計画により構成しており、おのおのの
計画概要は
資料にお示ししているとおりでございます。この中で、
経営計画の中心となるのは
財務計画であり、これまでの
財務状況の実施、
パワーアッププランの
財政効果、6項目から成る
財務計画の
目標、そして、これらを踏まえた
中期財政収支見通しを明確にしたところでございます。
今後、
医療制度改革や
診療報酬改定など
病院経営の先行きは依然として楽観できない
状況にありますが、これらの動向を注視しながら
医療環境の変化に的確に対応し、
計画の着実な
推進を図ってまいりたいと考えております。
○
村上勝志 委員長 ただいまの
説明に対し、
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
村上勝志 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後1時26分
再 開 午後1時28分
――――――――――――――
○
村上勝志 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
経済局及び
農業委員会の
理事者紹介及び
所管事務概要の
説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、ご発言をお願いいたします。
◎福井
経済局長 まず初めに、
農業委員会会長、そして各部長の
自己紹介をさせていただき、その後、
経済局の
事務概要につきましては、
産業振興部長から
説明させていただきます。よろしくお願いします。
(
理事者自己紹介)
◎深村
産業振興部長 それでは、私から、
経済局の
事務概要について、お手元の
資料に基づいてご
説明いたします。
まず、1ページから4ページまでは、
経済局の機構と
事務分掌でございますが、
説明は省かせていただきます。
次に、
平成18年度の
主要事業について、5ページ以降の
資料に基づきまして、重立ったものをご
説明いたします。
初めに、
産業振興部でございます。
産業振興部につきましては、
商店街と
市民活動団体等が連携して
コミュニティビジネスに取り組む事例に対する支援を新たに実施するなど、
商店街の
活性化に向けた各種の
取り組みを行うとともに、
雇用創出効果の大きい
コールセンターなどの誘致など、引き続き行ってまいります。
また、下段からの新
産業の創出につきましては、
札幌の
IT産業のさらなる発展を目指して、高度な能力を持つ
技術者を育成する
事業を新たに展開するとともに、
札幌国際短編映画祭の開催などにより新しい
札幌の
産業として期待される
デジタルコンテンツ産業の集積に向けた
基盤づくりを
推進してまいります。
次に、6ページ下段からの
中小企業支援につきましては、
窓口相談や
アドバイザー派遣などを引き続き実施するとともに、
建設業等の
構造不況業種対策として新分野への進出に取り組む
中小建設業者に対する
補助制度を創設いたします。
また、7ページ下段からの
金融支援につきましては、
札幌元気基金や既存の
融資制度の運用により、
市内中小企業の
資金調達の
円滑化に引き続き取り組むとともに、昨年設立した
札幌元気ファンドに続き、
平成18年度は、
株式上場を目指さない
中小企業向けの新たな
ファンドを設立いたしたいと考えております。
次に、8ページ中段からの
雇用推進部関係でございます。
就業サポートセンターは、ハローワークや民間の
職業紹介会社などと連携した
ワンストップ型の
就業支援拠点として、
無料職業紹介に加え、女性や
中高年者に対する
就業支援事業のほか、
起業家講座や
求人開拓事業などを実施しており、
平成16年10月18日のオープンから3月末日までにご利用いただいた方は4万9,723人で、1日平均141人となっております。また、
新規高卒者の
雇用環境の改善を踏まえ、
緊急雇用創出事業を
見直し、
就業体験を柱にした新たな
事業を展開してまいります。
次に、9ページ上段からの
農務部関係でございます。
地元でとれる新鮮で安全な農産物を地元で消費するさっぽろとれたてっこ
事業や、新たな農業の担い手を育成する
市民農業講座、さっぽ
ろ農学校の運営を通じて
都市農業の
活性化に取り組んでまいります。また、サッポロさとらんどでは、一層の
魅力アップを図るため、スイーツや
スープカレー、新そばといった食と農に関するイベントを開催いたします。
さらに、
農業委員会では、
委員全員による総会の開催を初め、
農地法に基づく
農地転用の
許可等に関する
業務を担当する
農地部会並びに
農業振興に関する
業務を担当する
農政部会による活動を通じて、
優良農地の
確保などに取り組んでまいります。
最後に、11ページに記載の
中央卸売市場関係でございます。
本市場では、
機能高度化に向け、
平成18年度を
最終年次とする
全面建てかえによる再
整備事業を行っており、
平成18年3月に新
青果棟で
業務を開始したところであり、18年度中に
センターヤード、
防災センター等の
整備を予定しております。
なお、
会計面では、再
整備事業が本格化することによりますます厳しい
状況となることから、
平成13年度より
一般会計からの繰り入れをいただいておりますが、引き続き、
内部効率化を含めた
経営の
健全化を進めてまいりたいと考えております。
◎福井
経済局長 以上で
経済局所管の
概要説明を終わらせていただきますが、
経済局といたしましては、今後も、
社会経済情勢を見きわめながら、適時、
経済効果の高い
事業を積極的に展開するとともに、総合的な
雇用対策を
推進することで、元気な
経済が生まれ、安心して働ける街さっぽろの実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
○
村上勝志 委員長 ただいまの
説明に対し、
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
村上勝志 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
ここで、
理事者交代のため、暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後1時34分
再 開 午後1時36分
――――――――――――――
○
村上勝志 委員長 委員会を再開いたします。
最後に、
観光文化局の
理事者紹介及び
所管事務概要の
説明をお願いいたします。
なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、発言を願います。
◎中田
観光文化局長 私ども
観光文化局では、観光、文化、スポーツ、それぞれの施策を有機的に、また総合的に
推進する中で、
札幌の街の魅力をさらに向上させ、それを国内外に発信し、一層の集客交流の促進を図ってまいりたい、このように考えているところでございます。
それではまず、本日、出席しております
説明員の
自己紹介をさせていただきます。
(
理事者自己紹介)
◎中田
観光文化局長 引き続きまして、
観光文化局所管事務につきまして、それぞれの部長から順にご
説明を申し上げます。
◎三ッ谷 観光部長
観光文化局所管事務の
概要につきまして、お手元の
資料に基づいてご
説明申し上げます。
まず、1ページから4ページまででございますが、局の機構と
事務分掌でございます。
観光部観光企画課のコンベンション担当係長と誘致宣伝担当係長の名称が、ともにシティPR担当係長に変更となっております。さらに、スポーツ部企画
事業課に調整担当課長が新設されております。
詳細につきましては、お手元の
資料をごらんいただきたいと思います。
次に、
平成18年度の
主要事業でございますが、5ページ以降の
資料に基づきまして、重立ったものをご
説明させていただきます。
初めに、観光部所管の
事業でございますが、昨年度に引き続き、市民、
企業、行政の協働により多角的なシティPRを行う集客交流・シティPRキャンペーン
事業に取り組んでまいります。今年度は、
札幌の新しい食の魅力を発信し、食の街
札幌のブランド化に向けた
取り組みを進めてまいります。また、さっぽろ雪まつりにつきましては、5月に正式に決定されます第58回の新会場におきまして、参加・体験型のプログラムの充実を図るほか、市民組織などからの
事業企画案の募集や自主運営組織の導入などを行い、雪まつりのさらなる
魅力アップを目指してまいります。このほか、JR
札幌駅内のライラックパセオと北海道観光物産センターを一体化し、
札幌の玄関口にふさわしい観光案内と食の魅力の発信の拠点となる北海道・
札幌「観光と食」連携施設を北海道との共同により
整備してまいります。
◎塩澤 文化部長 文化部所管の
事業につきましてご
説明申し上げます。
文化部では、市民の皆さんが多様な芸術・文化に親しむ環境を
整備するとともに、貴重な文化財の保護と活用を図ることによって、市民にとりましても、訪れる
お客様にとりましても、魅力あふれる
街づくりを進めてまいりたいと考えております。
平成18年度におきましては、世界的な音楽祭でありますパシフィック・ミュージック・フェスティバルや、子どもたちが質の高い芸術環境に触れることのできるキタラファーストコンサート、そして、11月を秋の芸術文化月間と位置づけ、さまざまな形でアートを楽しんでいただくさっぽろアートステージを引き続き実施してまいります。
新規
事業といたしましては、芸術の森が開園20周年を迎えますことから、この施設の魅力を再確認し、さらに、内外に広くアピールするための芸術の森アートイヤー2006
事業を実施いたします。この
事業では、食とアートを融合させたフィールドレストランなどのイベントや、従来の規模を拡大したジャズフェスティバルなど、さまざまな
事業を連続的に実施いたします。
また、市民の皆さんの身近な文化活動の練習会場を提供する学校開放
事業の拡充に努めるほか、演劇などの創作や発表の活動拠点を支援する舞台芸術創作活動支援
事業に引き続き取り組んでまいります。
◎高森 スポーツ部長 スポーツ部所管の
事業につきまして、私からご
説明申し上げます。
まず、市民が身近にスポーツを楽しめるための
取り組みといたしまして、地域に出向いてさまざまなスポーツプログラムを提供するさっぽろスポーツキャラバン隊
事業や子どもの体力向上のためのキッズスクール
事業などについて、今年度は一層の拡大、充実を図ってまいります。また、体育施設の
整備といたしましては、
老朽化した美香保体育館の屋根の改修を行います。
次に、ウインタースポーツの
活性化を図るため、中学校のスキー授業復活支援や歩くスキー普及啓発
事業などの
取り組みを行います。
さらに、本年度は、バスケットボール世界選手権などトップレベルの大会やスポーツの国際交流大会など数多くの
札幌開催の大会が予定されていることから、こうした大会への支援を行います。
2007年FISノルディックスキー世界選手権
札幌大会につきましては、開催までいよいよあとわずか10カ月余りとなりました。本大会については、
札幌ドームなどの施設や都市機能を最大限に活用することで、
札幌らしさを生かした新たな大会のスタイルを提案するとともに、ビックイベントとして集客交流にも生かしていきたいと考えております。また、大会期間中、大通公園で、スポーツを初め、食、文化などをテーマにしたにぎわいイベントの開催や、各区、地域においても創意工夫を凝らした
事業を行うなど、全市を挙げて歓迎ムードを盛り上げるよう取り組んでまいります。
○
村上勝志 委員長 ただいまの
説明に対し、
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
村上勝志 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
以上で、本日の
委員会を閉会いたします。
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閉 会 午後1時45分...