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平成18年(常任)建設委員会−04月14日-記録
平成18年(常任)経済委員会−04月14日-記録

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  1. 札幌市議会 2006-04-14
    平成18年(常任)経済委員会−04月14日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
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    平成18年(常任)経済委員会−04月14日-記録平成18年(常任)経済委員会  札幌市議会経済委員会記録            平成18年4月14日(金曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分 ○村上勝志 委員長  ただいまから、経済委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、高橋忠明委員からは、欠席する旨、連絡がございました。  さきの本会議で委員長に選任されました村上勝志であります。  国の三位一体の改革が、札幌市の財政運営に極めて厳しい影響を与えております。それだけに、経済委員会に課せられた責務は重いものと考えております。委員各位の真摯なご論議をお願いし、そして、理事者の皆さんは、交通局、さらには病院局経済局観光文化局など、札幌経済発展のために極めて重たいところであろうと考えております。理事者の皆様におかれましては、委員各位の意見、提言を今後の市政執行に反映をされますようお願い申し上げまして、簡単ですが、委員長就任あいさつにかえさせていただきます。     ―――――――――――――― ○村上勝志 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選を行います。  発言はありませんか。  (恩村委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆恩村一郎 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。  副委員長には、細川正人委員を推薦することの動議であります。 ○村上勝志 委員長  ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  ただいまの動議のとおり、細川正人委員を副委員長とすることに決定されました。  それでは、細川副委員長、ご着席の上、就任のごあいさつをお願いいたします。
    細川正人 副委員長  ただいま副委員長に選任いただきました細川正人でございます。  委員長補佐役として、微力ではございますが、その任を果たしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○村上勝志 委員長  それでは次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を行います。  最初に、交通局からお願いいたします。  なお、個々には指名いたしませんので、順次、発言を願います。  (理事者自己紹介) ◎濱田 交通事業管理者  続きまして、交通局事業概要につきまして、若林事業管理部長からご説明を申し上げます。 ◎若林 事業管理部長  私の方から、札幌市の交通事業概要につきまして、お手元にお配りしました資料に基づき、ご説明させていただきたいと思います。  まず、1ページ目の交通局の組織でございます。  交通事業管理者以下、平成18年度は、派遣職員を含め、部長職は4名、課長職は16名という体制でございます。また、職員定数につきましては、地下鉄駅業務の委託、18年度は札幌管区駅の委託化業務見直しなどにより、平成17年度との比較で83名減の870名となってございます。  続きまして、2ページ目の経営健全化に向けた取り組みについてでございます。  ご承知のとおり、市営交通は、利用人員の伸び悩みなどから経営危機を迎え、平成3年12月に交通事業経営健全化計画を、さらに、平成11年6月に経営健全化計画回復策を策定し、経営効率化に努めてきたところでございます。  しかしながら、事業環境がますます厳しい状況になると見込まれたため、札幌市営企業調査審議会からの提言も受けまして、平成13年12月には、公と民との適切な役割分担のもとに市営交通事業の担うべき役割を見直し交通事業改革プランを策定いたしました。これを受けまして、地下鉄事業については、昨年1月、札幌市営地下鉄事業10か年経営計画を策定し、健全化へ向けた具体的な取り組みを進めているところでございます。  路面電車については、存廃を含めた議論を経て、昨年2月、存続との結論が出され、現在、さっぽろを元気にする路面電車検討会議市民まちづくり局及び交通局が一体となって街づくりの観点から活用方策について検討を行っているところでございます。  また、平成16年4月には、職員意識改革の一環としまして、札幌交通局行動宣言を策定し、公表したところであります。この行動宣言は、交通局お客様サービスを提供する企業であるという原点に立ち、三つの柱のもとに10の項目から成るお客様への約束として策定をしたものでございます。行動宣言をより一体的、具体的に実践するために、平成17年6月に、各職場の職員で構成する行動宣言推進チームを設置しまして、具体的な取り組み目標職員みずからの手でまとめるなど、全職員が一丸となって継続的、積極的にお客様サービスの向上に取り組んでいるところでございます。  次に、3ページ目の札幌市営地下鉄事業10か年経営計画概要についてでございます。  本計画は、改革プランを効率的、具体的に進めるために平成15年度に総務省が創設し、本市がその実施団体として指定を受けました地下鉄事業経営健全化計画を着実に推進するためのプランでございます。計画での取り組みといたしましては、ここに記載している五つの柱に基づいた項目を掲げております。また、この計画による収支改善目標でございますが、4ページ目の図の左側にありますように、五つの目標を掲げているところでございます。  計画進捗状況についてでございますが、資料に記載してありますように、平成16年度、17年度においては、すべての収支改善目標を達成あるいは達成する見込みということでございます。平成23年度を目標としている経常収支黒字化についても、前倒しで達成できるものというふうに考えております。  いずれにいたしましても、この計画を着実に進めることが重要と考えておりますので、引き続き、全力を挙げて取り組んでまいりたいというふうに考えております。  続きまして、5ページ目の路面電車の活用に向けた検討状況及び交通局取り組みについてご説明いたします。  昨年2月、路面電車を存続させるという札幌市としての判断がなされ、昨年8月からは、市民まちづくり局事務局となってさっぽろを元気にする路面電車検討会議を開催し、都心のまちづくりにおける路面電車の具体的な活用方策について検討が進められております。本年8月ごろには、当会議の結論として路面電車活用方針をまとめ、これを踏まえて、来年3月には札幌市としての路面電車事業化計画を策定する予定というふうに聞いております。  一方、交通局におきましては、当面の取り組みとして、安全運行確保増収対策を主眼に、ここに記載しておりますコスト削減増収策安全運行のための必要最低限設備投資、そして、需要確保対策に積極的に取り組んでいるところでございます。  6ページ目には、平成17年度における行動宣言取り組み事例をご紹介しております。  先ほど、健全化に向けた取り組みの中でご紹介した行動宣言推進チーム活動内容や、各職場で行われたさまざまな取り組みの中から、職員の自主的なボランティアによって行われた深夜の地下鉄駅舎清掃や、職員の発案による路面電車内における傘の無料貸し出し取り組みを紹介させていただいております。  交通局といたしましては、平成18年度も引き続き行動宣言取り組みを進め、お客様へのサービスアップに努めてまいります。  7ページ目以降は、会計別平成18年度予算を掲げてございます。  7ページ目の平成18年度高速電車事業会計概要をごらんいただきたいと思いますが、こちらでは18年度の地下鉄業務量予算状況を記載してございます。  (1)の業務量でございますが、営業キロ数在籍車両数運転キロ数は、平成17年度からは大きな動きはございませんが、輸送人員につきましては、平成16年度及び17年度と順調に推移し、これまでの低減傾向に歯どめがかかりつつありますことから、1日平均の輸送人員平成17年度予算から3.1%増の56万9,000人と見込み乗車料収入も17度予算から1.1%増の378億2,400万円というふうに見込んでおります。  次に、(2)の予算総括表でございますが、表の上段部分にあります経常収支については、次の8ページ目のグラフであらわしておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。  乗車料広告料などの営業収益から人件費、経費、減価償却費営業費用を差し引いた営業収支につきましては、現金の支出を伴わない135億円の減価償却費を含みましても、72億円の営業黒字というふうになっております。また、経常収支につきましては、企業債利息の負担が重く、グラフ右端の上の部分にありますように6億5,000万円の赤字となっておりますが、17年度予算からは23億円好転しております。  (3)の主要事業といたしまして、老朽化に伴う東西線車両4編成の更新や火災対策などを進めるとともに、東西線へのホームさく設置に向けた設計を予定しているところでございます。  次に、9ページ目の平成18年度軌道事業会計概要をごらんいただきたいと思います。  (1)の業務量でございます。  営業キロ数在籍車両数運転キロ数は、平成17年度からは大きな動きはございませんが、輸送人員につきましては、17年度は好調に推移しておりますことから、1日平均の輸送人員を17年度予算から0.5%増の2万1,500人と見込みまして、乗車料収入も17年度予算から1.0%増の10億8,400万円と見込んでおります。  次に、(2)の予算総括表でございますが、先ほどと同じく、表の上段部分にあります経常収支は、右の10ページのグラフをごらんいただきたいと思います。  営業収支につきましては、乗車料収入に比べ人件費、経費の金額が大きく、2億4,000万円の赤字となっており、経常収支につきましても、グラフ右端の上の部分にありますとおり、9,000万円の赤字となっておりますが、平成17年度予算からは1億4,000万円好転しております。  (3)の主要事業でございますが、安全運行確保を図るため、老朽化の著しい軌道及び車両の改良などを予定しているところでございます。  最後になりますが、11ページには、先ほどご説明しました札幌交通局行動宣言を掲載しているところですので、後ほどごらんいただければと思います。 ○村上勝志 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時13分       再 開 午後1時15分     ―――――――――――――― ○村上勝志 委員長  委員会を再開いたします。  次に、病院局理事者紹介及び所管事務概要説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、発言を願います。 ◎吉田 病院事業管理者  経営管理室長以下、順次、自己紹介をさせていただきます。  なお、小林検査部長でございますけれども、出張によりやむなく欠席させていただいておりますので、お許しください。  (理事者自己紹介) ◎吉田 病院事業管理者  それでは、平成18年度の病院事業についてご説明させていただきます。  近年、少子高齢化の急速な進展や疾病構造の変化などに伴い、医療ニーズ高度化あるいは多様化し、自治体病院の役割に質的変化が求められております。一方で、診療報酬体系の改定、医療保険制度見直しなど医療制度改革が次々と推し進められ、さらには、地方財政の悪化の影響を受けまして、自治体病院を取り巻く環境は大きく変化しております。  このように病院経営の環境が厳しさを増す中、医療機能充実強化した自治体総合病院を目指しまして、平成17年6月に市立札幌病院パワーアッププランを策定いたしました。このパワーアッププランに基づき、病棟再編を初めとする種々の改革を実行し、病床利用率の向上や平均在院日数の短縮など、着実に取り組み効果があらわれているところでございます。また、パワーアッププランにおける経営手法改革を具体化する取り組みとして、平成18年度から22年度までを計画期間とする中期経営計画平成18年1月に策定いたしました。病院事業における安定した経営成績確保と健全な財政運営の維持を基本方針として経営改革に取り組んでまいります。  このような病院改革に向けた種々の取り組みを進める中、市立札幌病院は、平成18年4月より地方公営企業法の全部適用病院に移行し、新たな一歩を踏み出すこととなりました。地方公営企業法の全部適用により、病院事業における経営責任が明確になりますことから、経営健全化に向けたさらなる取り組みを進めるとともに、市民に安全・安心な質の高い医療を提供するべく、病院局職員が一丸となって、その職務に当たる所存でございます。  それでは、病院局事業概要につきまして、お手元の資料により、経営管理室長から説明させていただきます。 ◎岡村 経営管理室長  それでは、お手元の資料に基づきまして、事業概要をご説明いたします。  初めに、病院局の機構についてでございますが、資料の1ページをごらんください。  ご承知のとおり、当病院は今年度から地方公営企業法の全部適用を受けまして、病院事業管理者を設置いたしました。また、同時に、これまでの事務局を改め、経営管理室として市立札幌病院と並列に設置いたしまして、病院経営に万全を期すこととしております。  次に、市立札幌病院でございますが、本院には、呼吸器科から救命救急センターまで30の診療科のほかに、臨床工学科栄養科放射線部薬剤部検査部看護部医療安全推進室感染管理推進室がございます。また、豊平区平岸地区精神神経科を担当する静療院がございます。  次に、資料の2ページは、職員数でございます。  こちらは、本院及び静療院それぞれの職員定数を掲載してございます。平成18年度におきましては、医師114名,歯科医師2名、看護師645名など全体で975名の職員数となっております。  次に、資料の3ページは、予算の基礎となります業務量でございます。  下段の合計欄でございますが、入院では1日当たり910人、延べ33万2,138人の患者数を見込んでございます。平成18年度の占床率は、本院の稼働予定病床数794床をもとに策定しており、全体で86.8%となっております。また、外来は、1日当たりでは17年度予算より39人増の2,181人、延べ53万4,345人の患者数を見込んでおります。  次に、4ページは、さきの第1回定例市議会において議決いただきました平成18年度予算総括表でございます。  まず、収益的収入及び支出の計は、網かけ部分の欄でございますが、収入は211億8,700万円、支出は221億2,300万円で、収支差し引きでは9億3,600万円の不足額を見込んでおります。  次に、資本的収入及び支出の計は、やはり網かけ部分の欄でございますが、収入は、18億7,000万円、支出は、25億9,800万円で、収支差し引きでは7億2,800万円の不足額を見込んでおります。  以上の結果、その下の網かけ部分にございます単年度資金過不足額は279万円ほどの資金残となり、過年度分を加えますと平成18年度末では20億3,000万円ほどの資金残となる見込みでございます。  次に、5ページの主要事業でございます。  総額で5億6,500万円を計上しております。医療機器に関しましては、エックス線コンピューター断層撮影装置、あるいは人工心肺装置などの医療機器整備に4億2,500万円を予定しております。また、総合医療情報システム整備に着手する費用として1億円を計上しているところです。  続きまして、昨年度、病院経営改革推進するために策定いたしました事業計画につきまして、別添の資料に基づき概要説明いたします。  まず、市立札幌病院パワーアッププランでございます。  これは、市立札幌病院が目指すべき医療基本方針と直面する経営課題に対応するため、今後取り組むべき重点施策計画目標をまとめたもので、昨年6月に策定、公表いたしました。  概要版の1ページ下段には、医療提供体制充実強化サービスアップ推進経営手法改革といった三つの柱から成る重点施策を掲げております。  2ページ以降は、重点施策の具体的な事業といたしまして、地域医療機関との連携強化、周産期医療体制拡充強化病棟機能の再編、精神科医療の再編、患者満足度調査の実施、地方公営企業法の全部適用などといった取り組み事項計画目標でございます。プラン策定以降、順次、取り組みに着手し、病床利用率診療収益の向上など、短期間で大きな成果を得ることができ、今後、プランの着実な推進を図ってまいる所存でございます。  次に、市立札幌病院中期経営計画について、3枚目のA3判の資料中期経営計画概要というものがお手元にあると思いますが、これをもとにご説明をいたします。  この計画は、ただいまご説明いたしましたパワーアッププランにおける経営手法改革を具体化する取り組みの一つとして、病院改革財務側面から管理推進するとともに、到達すべき財政見通し経営目標のもとに健全な財政運営を図ることを目的に、本年1月に策定し、2月に厚生委員会に報告すると同時に、公表いたしました。  資料上段の左側をごらんください。  経営計画の方針を、安定した経営成績確保、健全な財政運営の維持の2点としており、計画期間平成18年度から22年度までの5年間としております。  その右側になりますが、経営計画の構成は、財務計画、定数・人員計画医療設備等高度化投資計画、本院施設設備改修計画静療院再編計画の五つの個別計画により構成しており、おのおのの計画概要資料にお示ししているとおりでございます。この中で、経営計画の中心となるのは財務計画であり、これまでの財務状況の実施、パワーアッププラン財政効果、6項目から成る財務計画目標、そして、これらを踏まえた中期財政収支見通しを明確にしたところでございます。  今後、医療制度改革診療報酬改定など病院経営の先行きは依然として楽観できない状況にありますが、これらの動向を注視しながら医療環境の変化に的確に対応し、計画の着実な推進を図ってまいりたいと考えております。 ○村上勝志 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時26分       再 開 午後1時28分     ―――――――――――――― ○村上勝志 委員長  委員会を再開いたします。  次に、経済局及び農業委員会理事者紹介及び所管事務概要説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、ご発言をお願いいたします。 ◎福井 経済局長  まず初めに、農業委員会会長、そして各部長の自己紹介をさせていただき、その後、経済局事務概要につきましては、産業振興部長から説明させていただきます。よろしくお願いします。  (理事者自己紹介
    ◎深村 産業振興部長  それでは、私から、経済局事務概要について、お手元の資料に基づいてご説明いたします。  まず、1ページから4ページまでは、経済局の機構と事務分掌でございますが、説明は省かせていただきます。  次に、平成18年度の主要事業について、5ページ以降の資料に基づきまして、重立ったものをご説明いたします。  初めに、産業振興部でございます。  産業振興部につきましては、商店街市民活動団体等が連携してコミュニティビジネスに取り組む事例に対する支援を新たに実施するなど、商店街活性化に向けた各種の取り組みを行うとともに、雇用創出効果の大きいコールセンターなどの誘致など、引き続き行ってまいります。  また、下段からの新産業の創出につきましては、札幌IT産業のさらなる発展を目指して、高度な能力を持つ技術者を育成する事業を新たに展開するとともに、札幌国際短編映画祭の開催などにより新しい札幌産業として期待されるデジタルコンテンツ産業の集積に向けた基盤づくり推進してまいります。  次に、6ページ下段からの中小企業支援につきましては、窓口相談アドバイザー派遣などを引き続き実施するとともに、建設業等構造不況業種対策として新分野への進出に取り組む中小建設業者に対する補助制度を創設いたします。  また、7ページ下段からの金融支援につきましては、札幌元気基金や既存の融資制度の運用により、市内中小企業資金調達円滑化に引き続き取り組むとともに、昨年設立した札幌元気ファンドに続き、平成18年度は、株式上場を目指さない中小企業向けの新たなファンドを設立いたしたいと考えております。  次に、8ページ中段からの雇用推進部関係でございます。  就業サポートセンターは、ハローワークや民間の職業紹介会社などと連携したワンストップ型の就業支援拠点として、無料職業紹介に加え、女性や中高年者に対する就業支援事業のほか、起業家講座求人開拓事業などを実施しており、平成16年10月18日のオープンから3月末日までにご利用いただいた方は4万9,723人で、1日平均141人となっております。また、新規高卒者雇用環境の改善を踏まえ、緊急雇用創出事業見直し就業体験を柱にした新たな事業を展開してまいります。  次に、9ページ上段からの農務部関係でございます。  地元でとれる新鮮で安全な農産物を地元で消費するさっぽろとれたてっこ事業や、新たな農業の担い手を育成する市民農業講座、さっぽろ農学校の運営を通じて都市農業活性化に取り組んでまいります。また、サッポロさとらんどでは、一層の魅力アップを図るため、スイーツやスープカレー、新そばといった食と農に関するイベントを開催いたします。  さらに、農業委員会では、委員全員による総会の開催を初め、農地法に基づく農地転用許可等に関する業務を担当する農地部会並びに農業振興に関する業務を担当する農政部会による活動を通じて、優良農地確保などに取り組んでまいります。  最後に、11ページに記載の中央卸売市場関係でございます。  本市場では、機能高度化に向け、平成18年度を最終年次とする全面建てかえによる再整備事業を行っており、平成18年3月に新青果棟業務を開始したところであり、18年度中にセンターヤード防災センター等整備を予定しております。  なお、会計面では、再整備事業が本格化することによりますます厳しい状況となることから、平成13年度より一般会計からの繰り入れをいただいておりますが、引き続き、内部効率化を含めた経営健全化を進めてまいりたいと考えております。 ◎福井 経済局長  以上で経済局所管概要説明を終わらせていただきますが、経済局といたしましては、今後も、社会経済情勢を見きわめながら、適時、経済効果の高い事業を積極的に展開するとともに、総合的な雇用対策推進することで、元気な経済が生まれ、安心して働ける街さっぽろの実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○村上勝志 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後1時34分       再 開 午後1時36分     ―――――――――――――― ○村上勝志 委員長  委員会を再開いたします。  最後に、観光文化局理事者紹介及び所管事務概要説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、発言を願います。 ◎中田 観光文化局長  私ども観光文化局では、観光、文化、スポーツ、それぞれの施策を有機的に、また総合的に推進する中で、札幌の街の魅力をさらに向上させ、それを国内外に発信し、一層の集客交流の促進を図ってまいりたい、このように考えているところでございます。  それではまず、本日、出席しております説明員の自己紹介をさせていただきます。    (理事者自己紹介)   ◎中田 観光文化局長  引き続きまして、観光文化局所管事務につきまして、それぞれの部長から順にご説明を申し上げます。 ◎三ッ谷 観光部長  観光文化局所管事務の概要につきまして、お手元の資料に基づいてご説明申し上げます。  まず、1ページから4ページまででございますが、局の機構と事務分掌でございます。  観光部観光企画課のコンベンション担当係長と誘致宣伝担当係長の名称が、ともにシティPR担当係長に変更となっております。さらに、スポーツ部企画事業課に調整担当課長が新設されております。  詳細につきましては、お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  次に、平成18年度の主要事業でございますが、5ページ以降の資料に基づきまして、重立ったものをご説明させていただきます。  初めに、観光部所管の事業でございますが、昨年度に引き続き、市民、企業、行政の協働により多角的なシティPRを行う集客交流・シティPRキャンペーン事業に取り組んでまいります。今年度は、札幌の新しい食の魅力を発信し、食の街札幌のブランド化に向けた取り組みを進めてまいります。また、さっぽろ雪まつりにつきましては、5月に正式に決定されます第58回の新会場におきまして、参加・体験型のプログラムの充実を図るほか、市民組織などからの事業企画案の募集や自主運営組織の導入などを行い、雪まつりのさらなる魅力アップを目指してまいります。このほか、JR札幌駅内のライラックパセオと北海道観光物産センターを一体化し、札幌の玄関口にふさわしい観光案内と食の魅力の発信の拠点となる北海道・札幌「観光と食」連携施設を北海道との共同により整備してまいります。 ◎塩澤 文化部長  文化部所管の事業につきましてご説明申し上げます。  文化部では、市民の皆さんが多様な芸術・文化に親しむ環境を整備するとともに、貴重な文化財の保護と活用を図ることによって、市民にとりましても、訪れるお客様にとりましても、魅力あふれる街づくりを進めてまいりたいと考えております。  平成18年度におきましては、世界的な音楽祭でありますパシフィック・ミュージック・フェスティバルや、子どもたちが質の高い芸術環境に触れることのできるキタラファーストコンサート、そして、11月を秋の芸術文化月間と位置づけ、さまざまな形でアートを楽しんでいただくさっぽろアートステージを引き続き実施してまいります。  新規事業といたしましては、芸術の森が開園20周年を迎えますことから、この施設の魅力を再確認し、さらに、内外に広くアピールするための芸術の森アートイヤー2006事業を実施いたします。この事業では、食とアートを融合させたフィールドレストランなどのイベントや、従来の規模を拡大したジャズフェスティバルなど、さまざまな事業を連続的に実施いたします。  また、市民の皆さんの身近な文化活動の練習会場を提供する学校開放事業の拡充に努めるほか、演劇などの創作や発表の活動拠点を支援する舞台芸術創作活動支援事業に引き続き取り組んでまいります。 ◎高森 スポーツ部長  スポーツ部所管の事業につきまして、私からご説明申し上げます。  まず、市民が身近にスポーツを楽しめるための取り組みといたしまして、地域に出向いてさまざまなスポーツプログラムを提供するさっぽろスポーツキャラバン隊事業や子どもの体力向上のためのキッズスクール事業などについて、今年度は一層の拡大、充実を図ってまいります。また、体育施設の整備といたしましては、老朽化した美香保体育館の屋根の改修を行います。  次に、ウインタースポーツの活性化を図るため、中学校のスキー授業復活支援や歩くスキー普及啓発事業などの取り組みを行います。  さらに、本年度は、バスケットボール世界選手権などトップレベルの大会やスポーツの国際交流大会など数多くの札幌開催の大会が予定されていることから、こうした大会への支援を行います。  2007年FISノルディックスキー世界選手権札幌大会につきましては、開催までいよいよあとわずか10カ月余りとなりました。本大会については、札幌ドームなどの施設や都市機能を最大限に活用することで、札幌らしさを生かした新たな大会のスタイルを提案するとともに、ビックイベントとして集客交流にも生かしていきたいと考えております。また、大会期間中、大通公園で、スポーツを初め、食、文化などをテーマにしたにぎわいイベントの開催や、各区、地域においても創意工夫を凝らした事業を行うなど、全市を挙げて歓迎ムードを盛り上げるよう取り組んでまいります。 ○村上勝志 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、本日の委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後1時45分...