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札幌市議会
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2005-09-12
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平成17年(常任)経済公営企業委員会−09月12日-記録
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平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
昭和62年第 1回臨時会−01月19日-目次
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札幌市議会 2005-09-12
平成17年(常任)経済公営企業委員会−09月12日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
17年(常任)
経済公営企業委員会
−09月12日-
記録平成
17年(常任)
経済公営企業委員会
札幌市議会経済公営企業委員会記録
平成
17年9月12日(月曜日) ──────────────────────── 開 会 午後1時 ○
山田一仁
委員長
ただいまから、
経済公営企業委員会
を開会いたします。
報告事項
でありますが、特にございません。 それでは、議事に入ります。 最初に、2007年
FISノルディックスキー世界選手権札幌大会
の
概要
についてを議題とし、
理事者
より
説明
を受けます。 ◎中田
観光文化局理事
2007年
FISノルディックスキー世界選手権札幌大会
の
概要
についてご
報告
をさせていただきます。
札幌
市が
ノルディックスキー世界選手権
を招致いたしましたのは、1972年の
冬季オリンピック開催
以来、本市では、第1回
アジア大会
、それから第2回目の
アジア大会等
を開催してきておりますけれども、第15回のユニバーシアードを1991年に開催して以来、その後、大
規模
な
世界
的な
冬季スポーツイベント
を開催してきていないところでございます。そうしたことから、
一つ
には、
札幌
が冬の
スポーツ交流都市
として
世界
の人々にその魅力を再認識してもらいたいということが大きな目的としてございます。また、国内外の低迷する
冬季スポーツ
の
活性化
へ向けての機会にしたいということも理由の
一つ
でございます。また、
参加各国
との
相互理解
あるいは
信頼関係
を深めまして、ひいては
世界
平和にも貢献したいというようなところでございます。 このため、4度にわたりまして
招致活動
を展開いたしました。
平成
14年6月に、スロベニアのポルトロッツで開催されました
国際スキー連盟
、
FIS
の総会において、本
大会
の決定を得たところでございます。これを受けまして、
平成
15年に
組織委員会
を設立いたしまして、現在まで
FIS
と本
大会
にかかわります
実施計画
の協議を重ねてきているところでありますが、本
大会
は
冬季スポーツ
の
拠点都市札幌
として、私どもとしては何としても成功させなければいけない
大会
であると決意をして取り組んでいるところでございます。 本日は、本
大会
を1年半後に控えまして、
計画
がおおむねまとまりましたので、その
概要
につきまして
スポーツ部長
からご
報告
をさせていただきます。 ◎川井
スポーツ部長
まず、各
委員
のお
手元
には、2種類の
資料
をご配付させていただいております。
一つ
は、
経済公営企業委員会資料
2007年
FISノルディックスキー世界選手権札幌大会
の
概要
についてというものでございます。また、もう
一つ
は、
別紙資料
となっております。 なお、
別紙資料
の末尾には、
競技
及び種目などの
内容説明
が参考までについておりますので、ご参照いただきたいと思います。 それでは、お
手元
のページ1、
概要
についての
資料
に基づき、順次、ご
説明
申し上げたいと思います。 ことし7月10日に開催されました
国際スキー連盟FIS
の協議で、ほぼ
事業実施案
の全貌が示されたところであります。
事業規模
の拡大に伴いまして、詳細については、現在、精査中でございますので、この場では
計画
の骨子についてご
説明
をさせていただきます。 なお、
大会
の意義につきましては、先ほど理事からご
説明
をいただきましたので、割愛させていただきます。 それでは、
大会概要
の
説明
に先立ちまして、
札幌大会
の特色について、まずご
説明
申し上げます。
ノルディックスキー競技
は、
自然形状
を生かして行われるものであり、従来の
大会
は自然に恵まれた
ヨーロッパ
の小
都市
を中心に開催されてまいりました。本市は、大
都市
でありながら、自然に恵まれた
都市
でございます。
札幌大会
の最大の特色は、その自然を生かした
白旗山競技場
や
大倉山
、
宮の森ジャンプ競技場
などの会場の活用、また一方では、
札幌ドーム
という先進的な大
規模屋内施設
を生かして人工的につくられた
コース
の会場をそれぞれ提供するという
世界初
の試みにございます。さらに、
札幌
の持つ高度な
アミューズメント機能
や各種の
サービス機能
を来札する多くの人々に提供できることも、従来の
大会
が自然の中で行われてきたことから見ますと大きな特色の
一つ
であろうかと考えます。加えて、各
競技
すべてを、
国際映像
を通じて、
ヨーロッパ
のみならず、
アジア圏
に初めて提供する試みも特色の
一つ
であります。いずれも、従来に例のない
札幌ならでは
の
大会
と考えております。 次に、
大会
の内容についてでございますが、
別紙資料
の2から4をご参照いただきたいと思います。
大会期間
は、2007年2月22日から3月4日の11日間でございます。
競技種目
及び会場は、まず、
ジャンプ
は
大倉山
と
宮の森
の両
競技場
で、クロスカントリーは短距離の
スプリント競技
が
札幌ドーム
で、それ以外の
中距離種目
は
白旗山競技場
でそれぞれ行い、全
競技
18種目を
予定
しております。 なお、
開会式
は
札幌ドーム
を
予定
し、
表彰式
は
札幌駅前
で、
閉会式
は
白旗山競技場
で行うことを考えております。 次に、本
大会
の
参加状況
などについてご
説明
いたします。
参加国
は、今までの
海外
の
大会
では38から50カ国でありますが、
札幌
においては45カ国
程度
を
予定
しております。選手、
役員数
は、今までの
海外大会
では1,100名から1,400名でありますが、
札幌
においては1,200名
程度
を
予定
しております。
参加動員数
の
規模
は、今までの
大会
では20万から35万人
程度
でありますが、
札幌
においても同
程度
を見込んでおります。テレビやラジオを通じました
視聴者規模
は、今までの
ヨーロッパ大会
の例では4億から5億人
程度
が視聴しておりますが、
札幌
においては
アジア圏
への
映像配信
の拡大が見込まれますので、6億人
程度
の視聴を考えております。 来札する
海外
の
プレス関係者
の
規模
は、500人
程度
を見込んでおります。 なお、
海外
の
プレス関係者
には、
競技
の取材のみならず、
札幌
の
生活文化
、経済などの
シティPR
をお願いし、
世界
に紹介してもらうことなども考えております。 次に、
札幌大会
の成功に向けた
盛り上げ
の取り組みについてでありますが、まず、
市民ボランティア
の参画についてであります。 通訳、
会場案内
などの
運営業務
に当たるスタッフ約2,000名のお力をおかりする
予定
でございます。また、国別の応援や
札幌
の歴史、文化などを紹介する
ボランティア
も
予定
しております。現在、
大会運営
に当たる
ボランティア
の中核を担う500名を募集いたしましたところ、
予定
を上回る770名の応募がございました。今後も、
競技団体
や
体育振興会
などの力をおかりして、
スポーツ大会
や
祭り行事
で
ノルディックスキー
の持つだいご味を
皆さん
に知っていただく機会を数多く設けてまいりたいというふうに考えております。 次に、
PR
についてでありますが、
別紙資料
5を参照願います。 今までの
PR活動
といたしましては、国際的にもホームページを開設いたしましたこと、それから、
オーベルストドルフ大会
においても
PR
をさせていただきました。また、さっぽ
ろ雪まつり
での
PR
、東京での
プレス懇談会
などを行ってまいりました。 これからの
PR活動
の
予定
でございますが、
大会
500日前
カウントダウンイベント
の開催、あるいは、
海外
のマスコミに向けました
ノルディックフォーラム
の開催、
ミュンヘンクリスマス市
におけるプロモーションなど、
資料
5のとおりを
予定
しております。 次に、
プレ大会
についてのご
説明
を申し上げます。 来年1月及び3月に実施されます
ノルディックスキーワールドカップ
を
プレ大会
と位置づけまして、観客、選手の
誘導計画
とかメディアの
撮影ポジション
の確認、あるいは、新しくできました
コース
の確認など、さまざまな検証を行うこととしております。 ○
山田一仁
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 ◆
宮村素子
委員
私は
白旗山
の近くに住んでおりまして、実は、この2月は
札幌市内
では排雪する時期でございます。もちろん、
白旗山
まで、それ以外も含めて、この期間中の道路の除雪というのは例年よりかなりきめ細やかにされるのかなと思うんです。ただ、
羊ケ丘通
のちょうど
白旗山
に向かうところの両方に大きな
雪堆積場
がありますし、
白旗山周辺
にも幾つかあります。そんなので、時間帯が違うということもあろうかとは思いますけれども、やはり、その期間中、特段の配慮がされるのかどうか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎川井
スポーツ部長
現在、
委員
ご指摘のとおり、そういう
問題点
は私どもも
十分認識
をいたしております。今、排雪時間と我々の交通時間というか、運搬時間なんですが、その時間調整、あるいは道路の取り合いについて、道警を含めて、まさに
計画
をやっている最中でございます。 今ご指摘の内容については我々も
十分認識
しておりますので、ご迷惑をかけないように実施をしたいというふうに考えております。 ◆
宮村素子
委員
それで、区民の方への
周知方
を事前にしっかりとお願いしたいと思うところです。やはり、個人で排雪するという方もおりますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 ◎川井
スポーツ部長
ご指摘のとおり、
十分認識
をさせていただいて、実施に
当たり
たいと思います。 ○
山田一仁
委員長
ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
山田一仁
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 次に、八
窓庵プレハブ上屋倒壊事故調査
の
概要
についてを議題とし、
理事者
より
報告
を受けます。 ◎大村
文化部長
八
窓庵プレハブ上屋倒壊事故調査
の
概要
についてご
報告
申し上げます。
中島公園
の
日本庭園
内にございます八
窓庵
が、八
窓庵
を雪から防護していた
プレハブ上屋
の
倒壊
により損壊いたしました。
日本庭園
は、11月4日から4月下旬まで冬期間閉鎖しておりまして、2カ所の出入り口の大きな塀も閉鎖され、園内は
立ち入り禁止
で、園内は除雪を行っておりませんので、
自然降雪
のままとなっております。
中島公園
における八
窓庵
の
位置関係
につきましては、お
手元
の
資料
の3ページの
位置図
のとおりでございます。 また、八
窓庵
の茶室と一体となっております竹垣、生け垣、露地、露地というのは純和風の
日本庭園
のことでございますが、
屋根
の雪を下ろすことができないため、雪害から茶室を守る
上屋
を設けておりまして、
平成
12年度からは
プレハブ形式
の
上屋
を設置することによりまして八
窓庵
を全面包囲し、これまで34年間、保存してきたものでございます。 八
窓庵
は、1600年代に
大名茶人小堀
遠州がつくったものと言われており、気候温暖で降雪の少ない滋賀県にあったものでございます。
札幌
に寄附されるまでの経緯は、お
手元
に配付させていただいております
資料
の4ページの右側に記載のとおりでございます。 同じ
資料
の4ページの左の下に
間取り図
がございますので、ごらんをいただきたいと思います。 黄色い部分が八
窓庵
でございまして、左側の白い部分が三分庵でございます。 三分庵は、多少傾いておりますが、そのまま建っておりまして、八
窓庵
が
倒壊
をいたしました。 この八
窓庵
は、二畳台目と言われまして、この黄色いところの下でございますが、畳2枚と4分の3の
切妻づくり
、三角形の
屋根
でございます。非常に小さな茶室でございますけれども、
国指定
の
重要文化財
となっております。名前のとおり窓が八つございまして、そして、土壁で、土台は
江戸時代
の当時のままの丸い石の上に乗っているという極めて華奢な茶室でございますが、これまで幾多の台風や地震にも耐えてきたところであり、今回の
事故
は本市としては考えられない
事故
でございましたので、今後このような
事故
を再発させないためにも、4月に
学識経験者
などで構成する
札幌
市八
窓庵プレハブ倒壊事故調査委員会
を設置いたしまして、
プレハブ上屋
の施工の状況、はりや柱の部材の強度、当時の
積雪状況等
の
データ分析
や、
建築関係法令
に定められている基準などをもとに、
倒壊
の原因、
倒壊
に至った
経過等
について詳細に
調査
を進めてきたところでございます。その
調査報告書
が今月の下旬に提出される
予定
になっておりますので、
調査
の
着眼点
などについてご
報告
させていただきます。 なお、
プレハブ上屋設置
当時の
写真
、それから、
事故
当時の
写真
、
調査
時の
写真
、曲がった部材の
写真
を5ページから6ページに添付させていただいておりますので、ご参照いただければと思います。 まず、お
手元
の
資料
の1ページにお戻りいただきまして、4
調査
の
着眼点
の(1)
事故
当時の
屋根
上の
積雪量
では、
事故
当時の
写真
や
札幌管区気象台
の
気象記録
などから、
屋根
上の平均的な
積雪
深、これは
積雪
の深さでございますが、
積雪
深については少なくとも80センチ
程度
であったと科学的に推定し、その重量については気温、
積雪密度等
から1平方メートル
当たり
306キログラム
程度
あったものと推定しています。 次の4
調査
の
着眼点
の(2)
建築基準法
において耐えることが必要とされる
積雪量
についてでございますが、八
窓庵
のございます
札幌
市中央区では、
札幌
市
建築基準法施行細則
によると、
平成
13年4月から、建物の耐えることが必要される
積雪
深は1.4メートルとされ、その重量は1平方メートル
当たり
428キログラム以上とされています。 なお、
平成
13年3月までは、
積雪
深、
積雪
の深さは1メートルとされておりました。 また、
資料
の2ページ目になりますが、
調査
の
着眼点
の(3)でございます。使用されていた部材の
積雪
に対する強度では、
屋根
を支える主要な
水平材
である大ばり、大きなはりでございますが、大ばりの
積雪
に対する強度は、1平方メートル
当たり
306キログラム
程度
であるとしております。最も
積雪
の重量がかかる東側から2本目と、西側から2本目の大ばりが
横方向
に折れ曲がりましたが、当時あったと推定される
屋根
上の
積雪重量
に対しまして、
横方向
に折れ曲がる現象である
横座屈
と言うのですが、
横座屈
が生じた
可能性
があることを科学的に判断しております。今月下旬に
事故調査委員会
から正式な
報告書
が提出されますことから、
委員
の
皆さん
には、後日、
報告書
をお届けさせていただきたいと思います。
復元
につきましては、3月に
文化庁
に
報告
に出向きまして、5月に
文化庁
の
主任調査官
が来札し、
調査団
から、
復元
可能であり、
復元
に向けた努力をしてほしいという見解が示されました。これまでも、
豊平館
や
時計台
の修復を担当しております
文化財
の
保存修復
の
専門団体
でございます
財団法人文化財建造物保存技術協会
に、現在、
復元
に向けての
調査
を依頼しておりまして、
復元手法
の検討や
復元費用
の算出などをしていただくこととしております。 今後は、提出される
報告書
の内容をよく検討の上、
文化庁
の指導を受けながら、
復元費用
が確定された後は、
プレハブ上屋
を設置した業者と
費用負担
について交渉を行っていく
予定
でございます。 ○
山田一仁
委員長
それでは、
質疑
を行います。
質疑
はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
山田一仁
委員長
なければ、
質疑
を終了いたします。 以上で、本日の
委員会
を閉会いたします。 ────────────── 閉 会 午後1時22分...
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