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  1. 札幌市議会 2004-06-07
    平成16年(常任)総務委員会−06月07日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-10
    平成16年(常任)総務委員会−06月07日-記録平成16年(常任総務委員会  札幌市議会総務委員会記録            平成16年6月7日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後0時59分 ○長内直也 委員長  ただいまから,総務委員会を開会いたします。  報告事項は,特にございません。  議事に入ります。  最初に,議案第2号 平成16年度札幌一般会計補正予算(第2号)中,関係分及び議案第7号 平成16年度札幌公債会計補正予算(第1号)の2件を一括して議題といたします。  質疑を行います。 ◆畑瀬幸二 委員  議案第2号の補正予算で,スポーツ事業費促進助成費として1,600万円が計上されておりますが,具体的な事業内容はどのようなものか,お伺いします。 ◎百瀬 スポーツ部長  スポーツ事業費促進助成費の追加として予定しております事業内容及び助成金交付目的についてですが,このたび,ワールドカップ残余財産を引き継いだ日本サッカー協会において,2002FIFAワールドカップサッカー大会開催地となった本市を初めとする10自治体に対して,会場となったスタジアムを活用して行うサッカーを中心とした関連イベント開催事業に対する助成金交付が決定され,平成16年度本市分として1,600万円の補助が見込まれることとなったところです。  本市としては,この趣旨を受け,札幌ドーム会場に,北海道サッカー協会等で構成する実行委員会が,来る8月21日と22日の2日間の予定で開催する2004北海道国際ユースサッカー大会,全道少年Uアンダー)―10サッカーフェスティバル及びU(アンダー)―8サッカーフェスティバル三つ大会に対して,助成金を財源として補助しようとするものです。 ◆畑瀬幸二 委員  今,説明のあった三つ大会ですが,どの程度の規模で行われるのか。つまり,参加者観客はどの程度を見込んでいるのか,お伺いします。 ◎百瀬 スポーツ部長  参加者については,2004北海道国際ユースサッカー大会については,今のところ,ドイツ,韓国からのそれぞれ1チームに加えて,日本代表北海道選抜の計4チーム,約70名が参加する予定です。全道少年Uアンダー)―10サッカーフェスティバルについては約320名が,また,U(アンダー)―8サッカーフェスティバルについては約120名が参加する予定です。これら三つ大会を合わせて約500名の参加者となる予定です。  あわせて,観客については2004北海道国際ユースサッカー大会は,国外からの強豪2チーム日本代表及び北海道選抜チームが参加することから,市内はもとより,郊外のサッカー愛好者など多数の観客が見込まれます。また,U(アンダー)―10及びU(アンダー)―8のサッカーフェスティバルについては,参加選手の家族や仲間が,多数,応援に来ることが予想されます。具体的な観客数は推測しにくいのですが,札幌ドーム会場とすること,また,将来のサッカーを担う子供たち大会であることから,多くの市民に観戦していただけるよう関係者とともにPRに努めていきたいと思っております。 ◆畑瀬幸二 委員  2点ほど要望しておきます。  1点目は,助成金交付目的を踏まえるならば,大勢の観客の歓声の中で競技が行われることが望ましいと考えます。当日は,土曜日と日曜日で,学校も休みですので,主催者においては,特に小学生に対する入場料設定に当たっては低廉な価格,あるいは,招待ということも含めて十分に工夫していただきたいと思います。  それから,2点目は,5年間で合計1億円の助成金が見込まれるということですので,今後の企画に当たっては,より多くの競技者札幌ドームのピッチに立てる,それから,より多くの市民札幌ドームで観戦することができるというような事業をしっかり選択してもらいたいと思っております。  この2点を要望して,私の質問を終わります。
    長内直也 委員長  ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第2号中,関係分及び議案第7号の2件を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  異議なしと認め,議案第2号中,関係分及び議案第7号の2件は可決すべきものと決定されました。  次に,議案第10号 札幌印鑑条例の一部を改正する条例案議題といたします。  質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第10号を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  異議なしと認め,議案第10号は可決すべきものと決定されました。  次に,議案第11号 札幌体育施設条例の一部を改正する条例案議題とします。  質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第11号を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  異議なしと認め,議案第11号は可決すべきものと決定されました。  次に,議案第20号 財産の取得の件(学校用地)を議題といたします。  質疑を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第20号を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  異議なしと認め,議案第20号は可決すべきものと決定されました。  次に,議案第21号 財産処分の件(札幌医師会館建物)を議題といたします。  質疑を行います。 ◆小須田悟士 委員  建物販売契約書によると,販売予定価格消費税相当額を含めて1億463万9,850円とありますが,この価格はどのように決定したのか,お伺いします。 ◎中村 管財部長  建物評価については,市の内部で行うことが難しいこともあり,不動産鑑定士鑑定評価を採用しております。その評価額をもとに,札幌医師会と交渉を進めてきたところ,この価格で合意に至ったということです。 ◆小須田悟士 委員  不動産鑑定士鑑定評価を採用したということですが,その不動産鑑定士はどのように選定したのか。また,何名の鑑定士による鑑定を行ったのか,お伺いします。 ◎中村 管財部長  不動産鑑定士選定する場合,一つは,社団法人北海道不動産鑑定士協会に加盟している者であること,それから,評価を依頼する対象地に関して,その地域に精通していると思われる者,過去に依頼地周辺鑑定評価を行っていることなどを条件とし,該当する方々の中から選考することにしております。本件については,建物評価に精通しております鑑定士の中から1者に依頼したところです。  なお,公平な選定という観点から,偏りが出ないように選定,依頼するように努めております。 ◆小須田悟士 委員  鑑定は,1者ということではなく,複数鑑定士に依頼し,より客観性を担保すべきではないかと思うのですが,いかがか,お伺いします。 ◎中村 管財部長  一般的に,土地建物処分に当たっては,通常,鑑定は1者から徴して処分事務などを進めております。これは,専門家である不動産鑑定士によって算定された価格は,客観性妥当性のある適正価格であると判断できるためです。ただし,特殊なケースで,専門家であっても見方,考え方によって価格に差が生じるおそれがある場合などには,複数鑑定を徴して適正な評価の把握に努めていきたいと考えております。 ◆畑瀬幸二 委員  まず,今回,医師会館建物札幌医師会に売り払うことになった経緯について,これまで散発的には伺っておりますけれども,この機会に概括的に説明していただきたいと思います。 ◎竹谷 医療調整担当部長  札幌医師会館本市所有分を売却するに至った経緯についてですが, この建物は,昭和46年12月に竣工しております。その建物を建設するに当たって,当時,札幌医師会から,会館内の夜間急病センター及び准看護師養成施設について,札幌市の所有として医師会に貸与してほしいという要望がありました。この要望を受け,本市として,当時,検討した結果,夜間急病センター及び准看護師養成施設については,その必要性が高く,極めて公共性が高いという判断から,これらの部分本市が買い取り,その上で医師会に無償で貸与してきたという経緯があります。  夜間急病センターは,隣接地に新たに建設された複合施設,ウエスト19に本年4月に移転しております。この夜間急病センターの移転を機に,医師会から,本市所有部分を買い取り,看護師養成施設等に利用したいという申し出がありました。  そこで,本市としては,夜間急病センターが入っていた部分については,今後,新たな利用予定がなく,また,准看護師養成施設については,現在,医師会が利用しており,今後も引き続き行っていく事業であるということなどから,このたび,これらの本市所有部分を売却することにしたものです。  なお,札幌医師会館建設地ですけれども,この土地本市所有しており,将来買い取ることを条件に,昭和46年から医師会に有償で貸し付けております。このたび,建物とあわせて買い取りたいとの申し出があったことから,土地についても売却することとしました。 ◆畑瀬幸二 委員  このたびの財産処分は,区分所有ということで,借地権設定されております。そこで,売り払いに当たって,借地権についてはどのように評価しているのか,お伺いします。  それから,ただいまの説明によると,処分内容には,建物だけではなく,土地も含まれているとのことです。土地処分案件議決案件ではありませんが,あえてこの機会に聞いておきますが,約1,488平方メートルの土地価格はどれぐらいになるのか,あわせてお伺いします。 ◎中村 管財部長  この土地には本市札幌医師会区分所有という形で建物が建っておりますので,委員お話しのとおり,借地権が生じております。  なお,土地については,契約締結前ですので,大まかな説明になりますが,不動産鑑定評価では,この土地全体の価値を約3億4,000万円との評価であり,そのうち借地権価値割合を―ここは高度商業地なので7割とみております。価格にすると約2億4,000万円となります。  この借地権価格については,本市札幌医師会建物専有床面積割合,40.15対59.85―大まかに言うと本市が4,医師会が6という形で保有しており,この割合によって価格を案分することとなり,医師会分借地権価格は約1億4,000万円となります。 したがって,土地価格については,全体が3億4,000万円ですから,この全体から医師会借地権分を除いた約2億円と算定したところです。 ◆畑瀬幸二 委員  本契約はいつごろを予定しているのか,お伺いします。 ◎中村 管財部長  本市札幌医師会の間で,4月21日に建物の売り払いについて仮契約を締結しました。今回,議決を経た後,7月中には,土地と合わせて契約を締結したいと考えております。 ◆松浦忠 委員  この医師会館を建てた当初,土地に対する借地権料に相当するものはどのように処理されていたのか,お伺いします。  それから,今まで公有地なり公有財産の売り払いについては,基本的には複数鑑定士による鑑定を徴するべきということで,―過去にも議会で何度か取り上げて―そのような方向で来ております。今回,なぜ複数鑑定士鑑定を依頼しなかったのか,そして,鑑定料は幾らであったのか,お伺いします。  次に,北海道不動産鑑定士協会に加盟していなければ本市鑑定依頼対象にしないということについてですが,私は,これは公平の原則に反すると思うのです。なぜかといえば,不動産鑑定士は,国家資格です。不動産鑑定士協会に所属しなければ営業行為を行えないのかどうか―私はそこまで調べていないからわかりませんが―法律でそのような規則になっているのか。なっているとすればやむを得ないけれども,そうでなければ,協会加盟員だけということは問題あるのではないかと思いますので,その点について,お伺いします。 ◎竹谷 医療調整担当部長  昭和46年当時の借地権設定についてですが,現在,手元に資料がありませんので,お答えしかねます。 ◎中村 管財部長  複数鑑定士に依頼すべきということについてですけれども本件については,建物の状況などを勘案して,私どもは1者で十分に専門的な鑑定ができるものと判断したところです。  それから,鑑定報酬については,土地建物を合わせて115万8,150円―これは決まった額です。  それから,協会に加盟していない鑑定士対象から外すのは公平の原則に反しているのではないかということについてですが,協会のメンバーはたくさんいるわけですが,私どもは,これまでも加盟員の中から選ぶようにしてきましたけれども,検討できる部分があれば検討したいと思います。 ◆松浦忠 委員  借地権についてですが,これは―持っている財産処分するときに,それをどう扱うかということは,やはり大事なことです。当時どうなっていたのか。現在は借地権を認めているということですから,当時,当然,借地権に相当する金額を市がもらっていなければ,それはまた別の話ということになるのです。したがって,この点について明らかにしていただきたいと思います。  それから,鑑定のあり方についてですが,1億円程度のものは1者で十分だという判断ですけれども,今まで,土地の売却などの財産処分をめぐっては,やはり2者以上の鑑定が必要であると常に言われてきたのです。なぜかといえば,今までも,同じ場所を鑑定したにもかかわらず,鑑定士によって―市が依頼した鑑定士と,また別に,参考までに我々が依頼した鑑定士との間で鑑定額に結構な開きがあったのです。そのため,私も,土地建物などについては複数にということで今まで何度も指摘してきているはずです。  したがって,この建物だけに限ってそのように判断したということは,今までの議会からの指摘の経過を踏まえると,少し違うのではないかと思います。少なくとも1億円もの財産処分する,議会議決するということですから,きちんと複数鑑定士に―鑑定金額は115万円程度ですから,2者による鑑定を受けてもあと約115万円ふえるだけの話です。そのことによって,より客観的に,市民に公正だときちんと説明できるのであれば,その程度のお金にはかえられないことだと思います。したがって,私は,この点で市が今回行った鑑定を了とするわけにはいかないと思いますので,強く指摘しておきます。  それから,鑑定士協会に加盟していなければ業務かできないということになっているのかどうか,再度お伺いします。 ◎中村 管財部長  法的に定まっているわけではありません。 ◆松浦忠 委員  法的に定まっていなければ,市はきちんと鑑定士実績を調べて,その上で,どのような選び方をするか―例えば,実績の多寡によってグループ分けしてその中から抽せんで選ぶということなど―やはり,客観的な選び方をしていかなければ,ともすれば主観的な部分鑑定に入りかねません。それによって,市民が損失をこうむることもあり得るわけですから,ぜひそのような扱いをしていただきたいと思います。  私がなぜこういうことを言うかといえば,市道認定測量をめぐって,ある大地主が,うちは昔からこの人を信頼して測量させていると言ったのです。その後,その人が勤める会社の社長が亡くなって,その人は独立したのです。そうすると,市の測量課は,本市登録業者ではあるけれども,仕事の実績がないからその人には測量させないということになりました。ところが,地主は,自身の大事な土地測量はその人でなければ安心して任せるわけにはいかない―その人以外ではだめだということになりました。その結果,当時の測量課長は,その人を特命で指名して測量を行い,そして,地主との間できちんと境界確定ができて,市に道路を寄附してもらったのです。そのときに私が一番問題にしたのは,登録しているけれども実績がないから依頼しないということになれば,それは極めて不合理な話ではないかということです。このことは,私は議会でも正式に議論しましたが,そのように処理されたという経緯が過去にありました。  したがって,今後,鑑定士選び方などについても,きちんと客観性のある選び方をしていただきたいと強く求めておきます。 ○長内直也 委員長  松浦委員,1点目の借地権に関する質問はよろしいのですか。 ◆松浦忠 委員  資料を持ち合わせていないということでしたが,借地権がどうなっていたかということは大事なことなのです。 ○長内直也 委員長  松浦委員,この件については,議案審議そのものには影響ないのではないでしょうか。 ◆松浦忠 委員  では,後日で結構です。 ○長内直也 委員長  ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第21号を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。 ◆松浦忠 委員  私は,鑑定の仕方について,鑑定士1名のみによる鑑定ということは,納得できません。  したがって,議案第21号については反対いたします。 ○長内直也 委員長  異議がございましたので,改めて,お諮りいたします。  議案第21号を可決すべきものと決定することに賛成委員挙手を求めます。  (賛成者挙手) ○長内直也 委員長  賛成多数であります。よって,議案第21号は可決すべきものと決定されました。  次に,町の区域に関する議案第22号及び第23号の2件を一括して議題といたします。  質疑を行います。
     (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,質疑を終了いたします。  討論を行います。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  なければ,討論を終了いたします。  続いて,採決を行います。  議案第22号及び第23号の2件を可決すべきものと決定することに,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○長内直也 委員長  異議なしと認め,議案第22号及び第23号の2件は可決すべきものと決定されました。  以上で,本日の委員会を閉会いたします。     ──────────────       閉 会 午後1時28分...