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1. 札幌市議会 2004-05-14
   平成１６年(常任)厚生委員会−05月14日-記録

   
   取得元: 札幌市議会公式サイト
   最終取得日: 2024-09-10
   平成１６年(常任)厚生委員会−05月14日-記録平成１６年（常任）厚生委員会 　札幌市議会厚生委員会記録 　　　　　　　　　　　平成16年５月14日（金曜日） 　　　　　　──────────────────────── 　　　　　　開　会　午後２時 ○大嶋薫　委員長　　ただいまから，厚生委員会を開会いたします。 　報告事項でありますが，小川委員からは，欠席する旨，連絡がございました。 　それでは，議事に入ります。 　道外都市の状況等を調査するため,お手元に配付の内容のとおり，行政視察を実施することにご異議ございませんか。 ◆堀川素人　委員　　まず，一つは，訪問都市ですが，毎年，政令指定都市を訪問することが多く，９割以上ではないかと思います。視察に行くのであれば，先進的な取り組みや，施設などを見に行くことが重要であって，それがいつも政令指定都市を中心に行われていることについてどんな意図があるのかということです。 　それから，調査項目は，障がい者福祉行政について，児童福祉行政について，市立病院についての３項目があります。そして，視察する施設についても，決まっていると聞いております。我々が，１回，視察に行くと152万円の費用がかかります。この委員会として，なぜこのような視察場所を選んだのか，なぜこのような項目について調査するのか，本当に152万円かけて視察に行く必要があるのかどうか。我々の中で，ぜひともこれを調査したいということが何も話し合われないで視察に行く。まさに視察ありきだと思いますけれども，このことについて委員長の見解をお聞きします。 　それから，横浜市では障害者スポーツ文化センター横浜ラポールを視察する，次に，神戸市では総合療育センターに行く，名古屋市では，児童福祉センターを視察することになっていますが，これは，皆さんの意見を聞いて選んだのですか。 ○大嶋薫　委員長　　まず，政令指定都市ばかりではないかというご批判，ご指摘がございましたけれども，調査項目をある程度絞った上で，その調査項目に沿った都市を選定しました。今回，たまたま政令指定都市が３都市になりましたけれども，私の経験上，政令指定都市ばかりに行っているとは考えておりません。 　２点目の調査項目の中身についてのご質問ですけれども，これについては，これまでのさまざまな議会論議等々の中で，他の都市を訪問して，現状あるいは課題について意見交換をさせていただきたいという項目について選ばせていただきました。 ◆堀川素人　委員　　今の答えの中で，もちろん四国等には政令指定都市がないですから，政令指定都市以外の都市を訪問することがあることは，私も承知しています。 　ただ，横浜市が障害者スポーツ文化センター横浜ラポールという施設を持っていますが，ほかにこのような施設を持っている都市はないのか，あるいは，その中ですぐれているとすれば，どういうところがほかと違ってすぐれているのか，本市の現状はどうなのか，こういうことを調べてから視察を実施すべきではないですか。 ○大嶋薫　委員長　　そのご意見については繰り返し伺ってきました。異議があるのはわかりましたけれども，副委員長，各委員から意見を聞いた上でこのような項目で設定させていただいたということです。 ◆堀川素人　委員　　その手続は確かにそうでありました。ですが，札幌市の現状はどうなのか，訪問都市のすぐれている部分はどこなのかなどの下調べがなされていない。そういう意味では，152万円もかけるのに非常にふまじめではないかというのが私の意見です。 ○大嶋薫　委員長　　下調べはさせていただきました。 ◆堀川素人　委員　　それはあなたがしたのであって，委員会として下調べをしているのですか。各委員が下調べをできるような状態にしたのですか。
   ○大嶋薫　委員長　　札幌市の状況や問題点については整理させていただいております。それを皆さんに資料としてお配りしております。 ◆堀川素人　委員　　それであれば，なぜ障害者スポーツセンターを視察することになったのですか。 ○大嶋薫　委員長　　施設の視察を最重点に考えているわけではありません。どのような調査項目で，どこの都市を訪問するかが重要です。そして，訪問都市に福祉関係の特徴的な施設があれば，当然，そこを一つの視察目的にするということです。 ◆堀川素人　委員　　下調べというものが極めて大切なのですよ。費用を負担するのは札幌市民なのですよ。今までの自分の９年間の経験からしても，どうも視察ありきだ。 　152万円もの経費をかけて，下調べもしないで行くということについては，私はふまじめだと思う。 ○細川正人　副委員長　　堀川委員のご意見の中で障害者スポーツセンターを視察することが非常に不満のようですので，そのことだけ申し上げますと，実は，横浜市の障害者スポーツセンターを視察させていただきたいというのは私が提案いたしました。それは，札幌市の身障者協会などから，専用のスポーツセンターをつくってほしいという要望がありました。その中で，ちょうど市立病院関係の調査を目的として横浜市を視察することになったものですから，障害者スポーツセンターを見せていただけないかと委員長にお願いをしました。 　もしそれがお気に入らないのであれば，私は個人視察で行ってまいります。 ◆堀川素人　委員　　違います，私が言わんとすることは，大変すばらしい取り組みをしている都市があれば，我々自身が本市との違いについて一定の課題を押さえてから出かけるべきであり，それが視察をする当たり前の姿勢ではないかということです。 　委員長も，今までとは違った形でしっかりとした視察にしていきたいという意欲で取り組んでやってきたことは聞いています。ただ，そこまで考えて負託にこたえようとしなければだめなのではないかと，私は思うのです。 　結論を言えば，私は反対ですから行きません。でも，あなた方が行くのであれば，委員会の多数の意思決定として行けばいい。ただ，言葉はきついけれども，もう少しまじめに取り組んで行くべきだと言って，終わります。 ○大嶋薫　委員長　　わかりました。 　ほかにございませんか。 　（「なし」と呼ぶ者あり） ○大嶋薫　委員長　　まじめ，ふまじめという議論はこういう場では不適切だと思いますので，以降は個人攻撃のような表現は慎んでいただくよう申し上げておきます。 　委員派遣について，お示しの内容で行うことに賛成の委員の挙手を求めます。 　（賛成者挙手） ○大嶋薫　委員長　　賛成多数でありますので，お示しした案のとおり，行政視察を実施することといたします。 　引き続き，札幌市都心部子ども関連複合施設の視察を行います。 　　　　────────────── 　　　　　　休　憩　午後２時14分 　　　　　　再　開　午後２時20分 　　　　────────────── 〜　札幌市都心部子ども関連複合施設視察　〜 　　　　────────────── 　　　　　　閉　会　午後４時...