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平成15年(常任)厚生委員会−05月19日-記録
平成15年(常任)文教委員会−05月19日-記録

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  1. 札幌市議会 2003-05-19
    平成15年(常任)文教委員会−05月19日-記録


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    平成15年(常任)文教委員会−05月19日-記録平成15年(常任)文教委員会  札幌市議会文教委員会記録            平成15年5月19日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後1時       ○村上勝志 委員長  ただいまから,文教委員会を開会いたします。  報告事項でありますが,特にありません。  議事に入ります前に,一言,ごあいさつをさせていただきます。  さきの本会議で,文教委員会委員長に推薦,決定をいただきました村上勝志でございます。どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  現在,教育環境教育行政を取り巻く課題は,たくさんある状況にございます。その課題一つ一つを解決していくために,各委員の皆様のご協力をいただきまして,文教委員長の任務を務めさせていただきたいと思っておりますので,どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まことに簡単ではございますが,一言申し上げて,ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。(拍手)       ──────────────────────── ○村上勝志 委員長  それでは,議事に入ります。  最初に,副委員長の互選についてお諮りをいたします。  ご意見はございませんか。  (三宅委員委員長」と呼び,発言の許可を求む) ◆三宅由美 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。  副委員長には,細川正人委員を推薦することの動議でございます。 ○村上勝志 委員長  ただいまの動議のとおり,細川正人委員を副委員長にすることにご異議はございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    村上勝志 委員長  異議なしと認め,副委員長には細川正人委員が選任されました。  それでは,細川副委員長,着席の上,ごあいさつお願いいたします。 ○細川正人 副委員長  ただいま副委員長にご選任をいただきました細川正人でございます。  教育の抱える課題につきましては,しっかりと勉強してまいりまして,委員長補佐役として,微力ではございますが,誠心誠意,務めてまいりたい,そう考えておりますので,皆様方のご指導,ご鞭撻をちょうだいいたしますように心からお願い申し上げまして,簡単ではございますが,ごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) ○村上勝志 委員長  次に,関係理事者紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  それでは,順次,お願いいたします。 ◎村田 教育委員  委員長職務代理者の村田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  本日,委員長の牧口準市より,所用のため欠席する旨の連絡がございましたので,ご報告申し上げます。  (教育委員自己紹介) ◎松平 教育次長  教育長職務代理者を務めております教育次長松平でございます。よろしくお願いをいたします。  引き続きまして,各部長から,自己紹介をさせていただきたいと思います。その後,私の方から,平成15年度予算概要などにつきまして説明をさせていただきたいと思います。  (教育委員会理事者自己紹介) ◎松平 教育次長  それでは,私の方から,所管事務概要につきましてご説明を申し上げます。  まず,平成15年度教育予算全般につきましてご説明を申し上げます。  平成15年度予算でございますけれども,骨格予算として編成されたところでございますが,教育行政が抱える課題等に対応する施策を年度当初から盛り込んだこともございまして,お手元平成15年度事務概要等資料の1ページにございますように,平成15年度教育委員会所管予算総括表上段に記載されていますとおり,骨格予算とは言いながらも,総額にいたしまして約379億300万円,前年度に比べまして,金額で約12億7,600万円,率にいたしまして3.5%の増となっているところでございます。  主な事業といたしましては,教育環境充実を図るため,平成16年4月開校予定札幌都心部統合小学校建設を引き続き進めるほか,豊成養護学校中学部高等部移転新築及び平岸中学校校舎改築に着手するとともに,外国語指導助手――ALTと申してますが,また,スクールカウンセラー増員等を図っているところでございます。今後の教育行政の適切かつ円滑な運営が図られますよう,学校適正配置計画及び札幌教育推進計画の検討,さらに,策定を引き続き行うとともに,市立高等学校改革につきましても一層の推進を図ってまいる考えでございます。さらに,市民サービスの向上といたしまして,資料館所蔵資料検索閲覧システムを作成いたしますほか,現在建設が進められております仮称・太平地区センター図書室を開設することにしているところでございます。  平成15年度予算概要につきましては,以上のとおりでございます。  引き続きまして,教育委員会行政機構市立学校概要につきましてご説明を申し上げます。  まず,行政機構概要でございますけれども,お手元資料の2ページでございますが,札幌教育委員会行政機構図をごらんいただきたいと存じます。  まず,本年度機構改革についてご説明を申し上げます。  総務部ですが,現在,国におきましては,地方分権推進を図るため,義務教育費国庫負担金制度等の見直しが検討されておりまして,この制度改革にかかわる調査研究などを行うため,教育制度担当部長教育制度担当課長及び教育制度担当係長2名を新設したところでございます。また,学校栄養職員につきましては,この県費負担教職員の政令市への移管に加え,栄養教諭としての位置づけも検討されておりますことから,今後の学校栄養職員のあり方について,食教育充実を含め,検討を行うため,管理課栄養指導担当課長を新設したところでございます。  学校教育部につきましては,市立高等学校幼稚園教職員の給与及び勤務条件などの条例整備事務が終了いたしましたことから,調整担当部長調査担当課長給与担当係長及び調査担当係長が廃止をされているところでございます。  生涯学習部におきましては,2002年,ワールドカップサッカー大会札幌開催の終了に伴いまして,ワールドカップサッカー推進室が廃止をされているところでございます。  事務局に置く部といたしましては,総務部学校教育部,生涯学習部の3部がございます。ほかに,教育機関に置く組織で部に準ずるものといたしましては,中央図書館及び高等専門学校事務局がございます。次に,課といたしましては,全体で10課,そのほか,事業を実施するための担当課長を置いているところでございます。また,課に準ずる機構といたしまして,生涯学習部文化資料室市民会館をそれぞれ置いているところでございます。  次に,市立学校概要でございますけれども,お手元資料の3ページをごらんいただきたいと存じます。  本市には,平成15年5月1日現在ですけれども,小学校中学校高等学校高等専門学校養護学校及び幼稚園を合わせまして339校ございます。また,児童生徒学生数ですけれども,15万7,835人となっているところでございます。また,これらの市立学校教職員数でございますけれども,教職員数が8,910人,その他学校職員が1,401人,合わせまして1万311人となっているところでございます。 ◎中村 総務部長  私から,総務部所管事務につきましてご説明を申し上げます。  総務部は,教育委員会事務に関する総括的事項を処理するほか,市立の339の学校管理運営施設整備,さらには,市内に134園ございます私立幼稚園と27校の私立小・中・高等学校に対する補助等事務を所管しております。また,今年度から,先ほど次長からもご説明申し上げましたとおり,新たに総務部教育制度担当部長を設けまして,国で検討しております義務教育国庫負担制度などの制度改革に対応した教育委員会内部としての調査研究を所管しております。  本年度の主な事業ですが,教育環境充実を図るために,創成,大通,豊水,曙の四つの小学校統合校でございます都心部統合校につきまして,来年春の開校を目指して,今,昨年に続きまして建設を進めております。また,小学校増改築中学校格技場の新設,小・中合わせた大規模改造等を計画的に進めているところです。また,現在,中央小学校中央中学校に併設しております豊成養護学校中学部高等部につきまして,教育環境充実,よりきめ細かな障がいの程度に応じた教育の展開を図れるようにということで,現在,西区発寒に移転新築をしまして,来年春の開校を目指しているところです。  次に,情報教育充実ということで,教育の中では情報教育の重みは大変増しておりますけれども,インターネットを使った事業などの一層の充実を図るということで,コンピュータールーム整備というのはもう終わっておりますが,今年度は,さらに中学校21校,高校4校におきまして,普通教室に1台,特別教室に6台,新たにコンピューター整備予定しております。  次に,学校給食食事環境充実ですけれども,平成11年度から楽しさとゆとりのある給食推進事業を行っておりますが,平成15年度も引き続き進めていく予定です。その中で,平成15年度からは,米飯給食について,従来は週2回だったものを3回にということで1回ふやす措置も講じております。  それと,今後の教育行政課題に対応するために,本市独自の教育改革プランとしまして,札幌市の教育推進計画の策定を昨年度に引き続いて行いますほかに,今後の学校施設整備のための市立学校全体の適正な配置計画について検討することにしております。  このほか,私学助成につきましては,私立幼稚園就園奨励費補助金あるいは私立学校教材教具等整備費補助金等交付事務を行っております。 ◎佐々木 学校教育部長  私から,学校教育部所管事務についてご説明いたします。  学校教育部は,札幌市立幼稚園小学校中学校高等学校及び養護学校にかかわる児童生徒学校指定入学退学などの就学に関する事務教科用図書の採択,奨学金制度の運用や就学援助,また,児童生徒の健康にかかわる学校保健安全管理に関する事務,さらには,教職員にかかわる人事,給与,服務の取り扱い及び健康管理に関する事務を所管しております。  また,当部には指導担当部長教育研修担当部長を置いておりますので,それぞれの所管事務についてもご説明いたします。  指導担当部長は,各学校,各校長,園長及び教職員に対して,学校及び幼稚園教育計画指導内容など,学校経営及び学校教育専門的事項についての指導・助言に関する事務を所管しております。  次に,教育研修担当部長につきましては,教職員に対する研修教育に関する専門的事項調査研究及び子供の教育相談のほか,子供たち体験学習の場である北方自然教育園作業学習実技研修センター管理運営に関する事務を所管しております。 ◎高橋 生涯学習部長  私から,生涯学習部所管事務について説明を申し上げます。  生涯学習部では,平成7年4月に策定いたしました札幌市生涯学習推進構想に基づきまして,市民のさまざまな学習活動を支援するため,関係部局大学等教育機関などとの連携を図りながら,学習の場の設置や学習情報の提供など学習環境整備を進めております。また,各種社会教育施設整備運営などの社会教育事業を所管しているところでございます。  それでは,生涯学習部の本年度主要事業につきましてご説明申し上げます。  主な事業の取り組みといたしましては,市民向けの講座でありますさっぽろ市民カレッジ,これにつきましては,生涯学習センターを拠点に,大学など関係機関との連携のもと,市民の多様なニーズにこたえる学習機会として実施をしております。  また,昨年度から完全実施となりました学校週5日制を機に,ジュニア・ウィークエンドセミナー開校し,土曜日の過ごし方の一つとして,学校では得られない視点から,さまざまな体験活動を行う機会を子供たちに提供しているところでございます。また,家庭における教育力の向上を図ることを目的としまして,幼稚園小学校中学校,合わせて180校の家庭教育学級を開設しておりますほか,実践的なノウハウ情報をPTAなどに提供し,家庭教育の支援に努めますとともに,学校を拠点に活動する地域の団体,人材で構成する学校開放運営委員会子供向けプログラムに取り組んでおります学校開放地域活動モデル事業,この事業では,今年度新規開設の5校を含めて25校で実施するなど,生涯教育普及振興及び学校家庭地域連携促進に向けまして事業推進していく所存でございます。  さらに,社会教育施設整備といたしましては,青少年科学館におきまして,宇宙,北方圏とともに,3大テーマとして位置づけしております原理・応用のうち,音に関する展示コーナーの改修を行うほか,資料館では,さっぽろ文庫や市史の編さんを通じて収集,所蔵しております各種資料をデータベース化し,利用者が自主的かつ効率的に検索できるシステムの作成に着手をする予定でございます。 ◎猪股 中央図書館長  私から,図書館所管事務につきまして,その概要についてご説明を申し上げます。  本市の図書館は,中央図書館センター館といたしまして,地区図書館及び区民センター図書室並びに地区センター図書室を配置し,図書資料の貸し出し,閲覧や調査,相談などを行っております。施設数は,お手元資料の10ページに記載させていただいておりますけれども,現在,中央図書館のほか,地区図書館が9館,区民センター図書室が7室,地区センター図書室が18室,出張所等図書コーナーが6室の合計41施設となっております。平成16年2月には,北区に仮称・太平地区センター図書室を開設する予定となっております。 図書館では,利用者サービスの向上を図るため,平成11年7月1日から,中央図書館におきまして,火曜日から金曜日までの週のうちの4日間,午後7時までの開館時間の延長を実施してまいりました。あわせまして,区民センター図書室においては,土曜日,日曜日の開室を行ってまいりました。さらに,平成13年度からは,これまで休館日としておりました国民の祝日のうち,ゴールデンウイーク期間の5月3日,4日,5日及び文化の日の11月3日の4日間を,中央図書館地区図書館及び区民センター図書室において開館をしております。今年度においても,5月3日,4日,5日の祝日開館を既に実施し,好評を得ているところでございます。  今後の図書館運営につきましては,昨年1月末に策定いたしました札幌図書館ビジョンをもとに推進する予定でありますが,このビジョンは,おおむね10年先の姿を描いたものであり,可能な事柄から順次具体化していく予定であります。昨年末には,インターネット上で図書所蔵検索が可能となり,利用者からも好評を得ているところであります。今年度以降も,引き続き,市民ニーズに対応した図書サービス充実に努め,その具体的な計画の策定と実施に取り組んでまいりたいと考えております。 ◎千葉 高等専門学校事務局長  私から,高等専門学校概要についてご説明いたします。  高等専門学校は,中学校卒業入学資格といたしまして,5年間の一貫教育を行う高等教育機関でございます。本校は,地域産業にかかわりの深いデザイン早期教育を目指して,インダストリアルデザイン学科単科校として平成3年4月に開校いたしました。また,平成8年4月には,修了年限2年の専攻科を開設し,さらに高度な専門知識と技術を有するデザイナーの育成に努めているところでございます。  本科の1学年の定員は80名,専攻科は20名で,現在,441名の学生が学んでおります。本科卒業生はことしの春までに564名を数え,また,本科から進学した者を含む専攻科修了生は122名となっております。これらの卒業生は,地元企業を初めとしましたデザイン関連会社等への就職のほか,本校の専攻科や他の大学,大学院への進学者も多く,進学率は年々高まる状況にございます。 ○村上勝志 委員長  ただいまの説明に対して質疑はありませんか。 ◆宮本吉人 委員  まず,僕の勉強不足かもしれないけれども,予算のところで,総務学校教育部での26億円と1億円のふえた主なものをちょっと聞きたいのです。  もう一点は,市立学校概要で,5月1日現在のことはわかるけれども,前年度と比較して増減はどうなっているのか,そこのところを教えてください。 ◎中村 総務部長  総務部学校教育部予算関係ですけれども,増減の主な理由は,学校教育部関係では,小中学校費学校保健給食費教育等扶助費ですね。こういう経済状況の厳しさということで,景気の低迷等によりまして学校給食費関係教育等扶助費が8,600万円ほどふえているということがあります。  それから,総務部関係ですと,統合校建設費が,平成14年度は16億円強でしたが,平成15年度は25億円弱までなっております。そのほか,手稲東小学校改築等にかかわる経費が,去年は全くありませんけれども,2億9,700万円ほどふえております。あとは,先ほど申しました豊成養護学校中学部高等部建設が今年度に本格化しておりますので,その関係でもふえております。  総務部学校教育部関係予算の増減については,以上のとおりでございます。 ○村上勝志 委員長  2点目について。 ◎佐々木 学校教育部長  学校数幼稚園の数等につきましては,昨年と変わりはございません。 ◆宮本吉人 委員  人数は。児童数生徒数は。 ◎佐々木 学校教育部長  申しわけありません。  今は資料を持ち合わせておりませんので,後ほど。 ◆谷沢俊一 委員  ALT関係で,現在,何カ国で何人採用されているのか。これから国際,語学の関係で力を入れたいということで,平成15年度で何人ぐらいふえるのか,ちょっと教えていただければと思います。 ◎長沼 教育研修担当部長  現在,ALTは26名で,本年度は3名増で29名になる予定であります。 ◆谷沢俊一 委員  国数で言いますと,アメリカが多いと思いますけれども……。 ◎長沼 教育研修担当部長  ちょっと手持ちの資料がありませんので,後ほどお届けしたいと思います。 ○村上勝志 委員長  ほかにございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  なければ,関係理事者紹介及び所管事務概要説明聴取を終わります。  最後に,委員派遣についてお諮りをいたします。  道外都市状況などを調査するために,行政視察を実施することでよろしいでしょうか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○村上勝志 委員長  異議がありませんので,行政視察を実施することといたします。  以上で,本日の委員会を閉会いたします。     ──────────────       閉 会 午後1時29分...