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平成12年第 4回定例会−11月29日-01号
平成12年第 4回定例会−11月29日-目次

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  1. 札幌市議会 2000-11-29
    平成12年第 4回定例会−11月29日-01号


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    平成12年第 4回定例会−11月29日-01号平成12年第 4回定例会                平成12年  第4回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 1 号 )                平成12年11月29日(水曜日)           ―――――――――――――――――――――――─ 〇議事日程(第1号)  開会日時 11月29日 午後1時 第1 会期の件 第2 議案第1号から第8号まで(市長提出)  議案第9号(共産党所属議員全員提出)           ―――――――――――――――――――――――─ 〇本日の会議に付した事件 日程第1 会期の件 日程第2 議案第1号 平成12年度札幌一般会計補正予算(第4号)  議案第2号 札幌オンブズマン条例案  議案第3号 札幌児童会館条例の一部を改正する条例案
     議案第4号 中央省庁改革等に伴う関係条例整備に関する条例案  議案第5号 財産取得の件(サッポロさとらんど整備事業用地)  議案第6号 訴え提起の件(市営住宅明渡し等)  議案第7号 平成13年度当せん金付証票発売限度額を定める件  議案第8号 市道の認定及び変更の件  議案第9号 札幌介護保険料及び利用者負担助成に関する条例案 追加日程 決議案第1号 ロシアの度重なる臨界核実験に抗議する決議           ―――――――――――――――――――――――─ 〇出席議員(67人) 議長          佐 藤 美智夫 君 副議長         川口谷   正 君 議員          長 内 直 也 君 議員          五十嵐 徳 美 君 議員          村 松 正 海 君 議員          山 田 一 仁 君 議員          近 藤 和 雄 君 議員          村 上 勝 志 君 議員          藤 原 廣 昭 君 議員          三 浦 英 三 君 議員          青 山 浪 子 君 議員          坂 本 恭 子 君 議員          岡   千 陽 君 議員          恩 村 一 郎 君 議員          小 林 郁 子 君 議員          松 浦   忠 君 議員          高 橋 克 朋 君 議員          勝 木 勇 人 君 議員          鈴 木 健 雄 君 議員          堀 川 素 人 君 議員          横 山 光 之 君 議員          大 嶋   薫 君 議員          小 野 正 美 君 議員          涌 井 国 夫 君 議員          本 郷 俊 史 君 議員          高 橋   功 君 議員          岩 村 よね子 君 議員          熊 谷 憲 一 君 議員          宮 川   潤 君 議員          井 上 ひさ子 君 議員          馬 場 泰 年 君 議員          宮 村 素 子 君 議員          笹 出 昭 夫 君 議員          三 上 洋 右 君 議員          道 見 重 信 君 議員          上瀬戸 正 則 君 議員          原 口 伸 一 君 議員          畑 瀬 幸 二 君 議員          大 西 利 夫 君 議員          義 卜 雄 一 君 議員          武 藤 光 惠 君 議員          小 川 勝 美 君 議員          田 中 昭 男 君 議員          山 口 た か 君 議員          千 葉 英 守 君 議員          村 山 優 治 君 議員          宮 本 吉 人 君 議員          武 市 憲 一 君 議員          大 越 誠 幸 君 議員          猪 熊 輝 夫 君 議員          西 村 茂 樹 君 議員          森   健 次 君 議員          柿 崎   勲 君 議員          小 田 信 孝 君 議員          生 駒 正 尚 君 議員          飯 坂 宗 子 君 議員          福 士   勝 君 議員          高 橋 忠 明 君 議員          常 本 省 三 君 議員          柴 田 薫 心 君 議員          小 谷 俵 藏 君 議員          加 藤   齊 君 議員          伊与部 敏 雄 君 議員          湊 谷   隆 君 議員          常 見 寿 夫 君 議員          本 舘 嘉 三 君 議員          荒 川 尚 次 君  ――――――――─――――――――― 〇欠席議員(1人) 議員          澤 木 繁 成 君  ――――――――─――――――――― 〇説明員 市長          桂   信 雄 君 助役          魚 住 昌 也 君 助役          大 長 記 興 君 助役          千 葉 瑞 穂 君 収入役         高 橋   登 君 交通事業管理者交通局長 片 桐 政 美 君 水道事業管理者水道局長 瓜 田 一 郎 君 総務局長        佐々木 喜 四 君 企画調整局長      高 橋 賢 治 君 財政局長        植 田   浩 君 市民局長        三 井   尚 君 保健福祉局長      舘 美 武 弘 君 環境局長        平 田 匡 宏 君 経済局長        小 川 敏 雄 君 建設局長        浅 沼 勝 利 君 都市局長        角 尾 大 和 君 下水道局長       小 西 十四夫 君 市立札幌病院長     中 西 昌 美 君 消防局長        石 原 昭 一 君
    教育委員会委員長    牧 口 準 市 君 教育委員会教育長    山   恒 雄 君 選挙管理委員会委員長  田 畑 光 雄 君 選挙管理委員会委員   岡 本 修 造 君 選挙管理委員会委員   田 畔   満 君 選挙管理委員会委員   青 木   護 君 人事委員会委員長    朝 倉   賢 君 人事委員会事務局長   古 田 勝 榮 君 監査委員        日 野 晃 輔 君 監査委員        橋 本 昭 夫 君  ――――――――─――――――――― 〇事務局出席職員 事務局長        金 野 信 夫 君 事務局次長       岸     稔 君 総務課長        山 内   馨 君 議事課長        福 島 康 則 君 調査係長        中 村 信 弘 君 資料係長        岩 谷 隆 博 君 議事係長        大 島 和 幸 君 記録係長        阿 部 吉 秀 君 委員会係長      木 村 義 広 君 委員会係長      吉 野   豪 君 書記          高 佐 三緒子 君 書記          山 本 扶 美 君 書記          松 田 寛 司 君 書記          池 田 章 宏 君 書記          柴 井   康 君 書記          酒 井 智 美 君  ――――――――─―――――――――  〔午後1時1分開会〕 ○議長佐藤美智夫君) ただいまから,本日をもって招集されました平成12年第4回札幌市議会定例会開会し,直ちに本日の会議を開きます。 ○議長佐藤美智夫君) 出席議員数は,67人であります。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 本日の会議録署名議員として三上洋右君,井上ひさ子君を指名します。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長金野信夫君) 報告いたします。  澤木繁成議員は,所用のため本日の会議を欠席する旨,届け出がございました。  本日の議事日程及び請願・陳情受理付託一覧表は,お手元に配付いたしております。  以上でございます。  〔一覧表巻末資料に掲載〕  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) これより,議事に入ります。  日程第1,会期の件を議題といたします。  (宮本吉人君議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長佐藤美智夫君) 宮本吉人君。 ◆宮本吉人君 会期設定動議提出いたします。  本定例会会期を本日から12月12日までの14日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ただいまの宮本議会運営委員長動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,本定例会会期は,本日から12月12日までの14日間と決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 次に,日程第2,議案第1号から第9号までの9件を一括議題といたします。  議案第1号から第8号までの8件は,市長提出によるものであり,議案第9号は,共産党所属議員全員提出によるものであります。  まず,議案第1号から第8号までの8件の提案説明を求めます。  桂市長。  (市長桂 信雄登壇) ◎市長桂信雄君) ただいま上程をされました諸案件につきまして,逐次,提案の趣旨とその概要をご説明申し上げます。  初めに,議案第1号 平成12年度札幌一般会計補正予算でありますが,これは,受給者増加等により不足が生じる見込みとなった生活保護費62億円及び就学援助費1億3,300万円を追加するものであります。  なお,この財源といたしましては,国庫支出金47億1,650万円を充て,差し引き16億1,650万円の一般財源につきましては,地方交付税をもって充てるものであります。  次に,議案第2号 札幌オンブズマン条例案は,市民価値観が多様化し複雑化する社会状況対応した,より透明性の高い行政運営を行うとともに,地方分権時代対応した,市民行政のパートナーシップによる街づくりをさらに進めていくため,新たにオンブズマン制度を設けるものであります。  その主な内容を申し上げますと,まず第1に,市民権利利益を擁護し,並びに市政を監視し,及び市政改善を図り,もって開かれた市政の推進,市民市政に対する理解と信頼の確保及び市民の意向が的確に反映された市政運営に資することを目的としてオンブズマンを置くこととしております。  第2に,オンブズマンの職務については,市の業務に関する苦情申し立てを受け付け,簡易・迅速に処理すること,常に市政を監視し,自己発意に基づき,市の業務に関し事案を取り上げ調査すること,市の業務に関し,是正等の措置を講ずるよう勧告し,及び制度改善を求める意見を表明するとともに,その内容を公表することとしております。  第3に,この制度が効果的に機能するよう,オンブズマン,市の機関,市民等の責務について規定しております。  第4に,オンブズマン組織等について定め,特にその委嘱及び解職に当たっては議会の同意を得ることとするほか,兼職等の禁止,守秘義務解職事由オンブズマン会議等について規定しております。  第5に,苦情処理等手続について,申し立てまたは発意に基づく調査手続に加え,勧告や意見表明を行う場合の手続について規定しております。  その他,活動状況市長及び議会への報告市民との交流,専門調査員について規定するほか,オンブズマン報酬等を定めるため,関係条例改正を行っております。  なお,この条例施行期日は,諸準備に時間を要しますことから,市長が定めることとしております。  次に,議案第3号 札幌児童会館条例の一部を改正する条例案は,新たに白石区に川北児童会館を設置することに伴い,その名称及び位置を定めるものであります。  なお,この児童会館は,明年2月上旬に開館する予定であります。  次に,議案第4号 中央省庁改革等に伴う関係条例整備に関する条例案は,中央省庁改革等に伴い,厚生大臣厚生労働大臣に改めるなど,法令の改正に伴う所要の規定整備を行うものであります。  次に,議案第5号 財産取得の件は,サッポロさとらんど整備事業用地の一部を取得するものであります。  次に,議案第6号は,訴え提起の件であります。  これは,滞納額が高額になっている市営住宅家賃滞納者で,滞納家賃の納付に関し誠意ある対応を示さない者に対しまして,その占有する住宅の明け渡しと滞納家賃等の支払いを求める訴え提起しようとするものであります。  このほか,議案第7号及び議案第8号につきましては,議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,説明を省略させていただきます。  なお,報告第1号及び報告第2号は,調停及び工事請負契約金額変更にかかわる専決処分報告であります。  以上で,ただいま上程をされました各案件説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長佐藤美智夫君) 次に,議案第9号の提案説明を求めます。  小川勝美君。  (小川勝美登壇) ◎小川勝美君 私は,ただいまから,日本共産党所属の全議員提出しました議案第9号 札幌介護保険料及び利用者負担助成に関する条例案提案説明を行います。  この4月から始まった介護保険制度のもとで,一律1割と決められた利用料負担に耐えられず,介護サービス利用を抑制するケースが多いことは指摘されてきましたが,それに加えて,この10月から介護保険の1号被保険者保険料徴収が始まったことから,「少ない年金から介護保険料が天引きされ,生活が大変だ」などの声が広がっています。  私たち日本共産党は,介護保険福祉保険の組み合わせで行い,住民税非課税世帯保険料利用料無料にすることを国に求めてきたところであります。  また,本市議会を初め,全国市長会なども,低所得者に対する恒久的な軽減対策を国に求めてきたところであります。  しかし,政府厚生省は,この地方自治体などの声にこたえようとしていません。  そのような中,実施主体である市町村で,低所得者に対する保険料利用料の独自の軽減策実施する動き全国に広がってきています。このような自治体動きは,実際に介護保険制度実施される中で,保険料利用料負担住民にとっていかに重いものであるかを物語っています。  したがって,我が党は,この間,何度も市長に本市独自の対応としての軽減対策を求め,さきの第3回定例市議会代表質問においても強く要求してきたところであります。  この10月からは,65歳以上の1号被保険者からも介護保険料半額徴収が始まり,来年10月からは,政府特別対策もなくなって本来の保険料徴収されることとなることから,低所得者軽減対策実施急務になってきています。来年10月から保険料徴収が倍増されるならば,少ない年金高齢者にとっては耐えがたい負担となります。また,8月分の在宅の介護サービス利用実態介護報酬の請求から見ると,支給限度額の4割の利用にとどまっており,「利用料が払えないので介護サービスを削っている」という高齢者の言葉を裏づける利用料負担となっています。  このように生活に困窮する高齢者等にとって重い介護保険料利用料を軽減するため,今回,我が党が提案した条例案は,とりあえず,生活保護同等水準以下の低所得世帯対象に,介護保険料利用者負担の全額を一般会計福祉予算から助成し,生活保護世帯と同様に,本人負担を実質的に無料にすることを内容としています。生活保護を受給すれば保険料利用料保護費で支給されるにもかかわらず,我慢をして,生活保護を受けずに,つめに火をともすように生活している低所得世帯高齢者等を実質的に救済しようとするものであります。  条例案は,対象者を,月額収入生活保護基準額に1万円を加えた額以下の低収入世帯高齢者等としています。これは,国民健康保険の3割自己負担減免制度が,月額生活保護基準に3万5,400円を加えた額以下を免除対象としていること,就学援助制度生活保護基準額の1.1倍以下の年収の世帯対象にしていることなどを考慮し,生活保護を受ければ,下水道料金NHK受信料が免除されることと,医療費自己負担医療扶助で措置されることなどにかんがみて,実質的に生活保護世帯同等水準になるようにするために,生活保護基準月額に1万円を加えた額以下を対象とするものであります。  ちなみに,70歳以上の高齢者夫婦世帯で,ことし1月から12月までの年間保護基準額は,家賃介護保険料を含めて約239万円になります。家族構成などでこの保護基準額は異なりますが,生活保護基準以下の世帯から介護保険料利用料を求めることなどできないことは,当然ではないでしょうか。  残念ながら,介護保険制度は,このように救済されなければならない生活保護基準以下の低所得者にも,保険料利用料負担を負わせようとする重大な欠陥を持っています。だから,全国で低所得者世帯保険料利用料負担軽減を図る自治体が増加してきているのであります。当初,これらにペナルティーを科すとおどしていた厚生省も,最近,これを黙認せざるを得ない事態となっています。  我が党が提案した条例案は,現行介護保険制度欠陥を補い,低所得世帯高齢者等を救済しようとするものであります。  また,条例案は,助成手続方法については,申請に基づき,対象者を登録し,受給者証を発行する方式をとるなど,老人医療助成の場合と同じ方法をとることとしています。  この助成に必要な予算は,介護保険料相当分住民税非課税世帯の1号被保険者の20%と推計し,また,利用者負担については,低収入対象者の11%が要介護認定者とし,2号の被保険者利用者も20%が助成対象と推計し,さらに,現在,利用抑制で40%の利用にとどまっている介護サービスを要介護認定者利用額の上限まで利用すると想定しても,保険料利用者負担助成額の合計は,来年度10億円程度,2002年度12億円程度と試算されます。  介護保険実施によって負担が増加した生活困窮世帯高齢者等負担を軽減し,せっかくの介護保険制度も使って,高齢者等が安心して生活することができる札幌をつくることは,市政の上で急務の課題であり,また,それに必要な財源も本市の財政運営の中で十分捻出でき得る額であります。  市民の願いと期待にこたえる本条例案への議員各位の賛同を心からお願いし,提案説明を終わります。(拍手) ○議長佐藤美智夫君) お諮りします。
     ただいま説明のありました議案9件につきましては,議事の都合上,その議事を延期いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) ここで,日程に追加いたしまして,決議案第1号 ロシアの度重なる臨界核実験に抗議する決議議題といたします。  本件は,全議員提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。  本件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,決議案第1号は可決されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) お諮りします。  本日の会議はこれをもって終了し,あす11月30日から12月4日までは議案調査等のため休会とし,12月5日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 本日は,これで散会いたします。  ――――――――─――――――――― 散 会 午後1時17分 上記会議記録に相違ないことを証するためここに署名する。 議長    佐   藤   美 智 夫 署名議員  三   上   洋   右 署名議員  井   上   ひ さ 子...