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平成12年第 1回定例会−03月10日-05号

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  1. 札幌市議会 2000-03-10
    平成12年第 1回定例会−03月10日-05号


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    最終取得日: 2024-09-10
    平成12年第 1回定例会−03月10日-05号平成12年第 1回定例会                平成12年    第1回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 5 号 )                平成12年3月10日(金曜日)           ―――――――――――――――――――――――─ 〇議事日程(第5号)  開議日時 3月10日 午後1時 第1 議案第49号から第66号まで(市長提出)  陳情第83号,陳情第86号,陳情第99号,陳情第100号及び陳情第107号   (23件に対する委員長報告等) 第2 議案第67号(全議員提出)           ―――――――――――――――――――――――─ 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第49号 札幌社会福祉審議会条例案  議案第50号 札幌特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案  議案第51号 札幌区民センタ条例の一部を改正する条例案
     議案第52号 札幌教育委員会組織条例案  議案第53号 札幌教育委員会教育長給与等に関する条例等の一部を改正する条例案  議案第54号 地方分権の推進を図るための関係法律整備等に関する法律の施行に伴う関係条例整備等に関する条例案  議案第55号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例案  議案第56号 財産取得の件(公園用地)  議案第57号 財産取得の件(都市環境緑地用地)  議案第58号 財産取得の件(学校用地)  議案第59号 市道の認定,変更及び廃止の件  議案第60号 平成11年度札幌一般会計補正予算(第5号)  議案第61号 平成11年度札幌公債会計補正予算(第5号)  議案第62号 平成11年度札幌中央卸売市場事業会計補正予算(第2号)  議案第63号 平成11年度札幌高速電車事業会計補正予算(第2号)  議案第64号 平成11年度札幌水道事業会計補正予算(第2号)  議案第65号 札幌介護保険円滑導入基金条例案  議案第66号 平成11年度札幌一般会計補正予算(第6号)  陳情第83号 障害児地域児童会館で皆と一緒に遊び育つための陳情  陳情第86号 ダイオキシン汚染監視体制強化を求める陳情  陳情第99号 環境中のダイオキシン類モニタリング態勢整備強化を求める陳情  陳情第100号 遺伝子組み換え食品に関する陳情  陳情第107号 低床車両導入など市電利便性向上に関する陳情 日程第2 議案第67号 札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案           ―――――――――――――――――――――――─ 〇出席議員(67人) 議長          佐 藤 美智夫 君 副議長         川口谷   正 君 議員          長 内 直 也 君 議員          五十嵐 徳 美 君 議員          村 松 正 海 君 議員          山 田 一 仁 君 議員          近 藤 和 雄 君 議員          藤 原 廣 昭 君 議員          三 浦 英 三 君 議員          青 山 浪 子 君 議員          坂 本 恭 子 君 議員          岡   千 陽 君 議員          恩 村 一 郎 君 議員          小 林 郁 子 君 議員          松 浦   忠 君 議員          高 橋 克 朋 君 議員          勝 木 勇 人 君 議員          鈴 木 健 雄 君 議員          堀 川 素 人 君 議員          横 山 光 之 君 議員          大 嶋   薫 君 議員          小 野 正 美 君 議員          涌 井 国 夫 君 議員          本 郷 俊 史 君 議員          高 橋   功 君 議員          岩 村 よね子 君 議員          熊 谷 憲 一 君 議員          宮 川   潤 君 議員          井 上 ひさ子 君 議員          馬 場 泰 年 君 議員          宮 村 素 子 君 議員          笹 出 昭 夫 君 議員          三 上 洋 右 君 議員          道 見 重 信 君 議員          上瀬戸 正 則 君 議員          原 口 伸 一 君 議員          畑 瀬 幸 二 君 議員          大 西 利 夫 君 議員          義 卜 雄 一 君 議員          武 藤 光 惠 君 議員          小 川 勝 美 君 議員          田 中 昭 男 君 議員          山 口 た か 君 議員          千 葉 英 守 君 議員          村 山 優 治 君 議員          宮 本 吉 人 君 議員          武 市 憲 一 君 議員          大 越 誠 幸 君 議員          猪 熊 輝 夫 君 議員          西 村 茂 樹 君 議員          森   健 次 君 議員          柿 崎   勲 君 議員          小 田 信 孝 君 議員          生 駒 正 尚 君 議員          飯 坂 宗 子 君 議員          福 士   勝 君 議員          高 橋 忠 明 君 議員          常 本 省 三 君 議員          柴 田 薫 心 君 議員          小 谷 俵 藏 君 議員          加 藤   齊 君 議員          澤 木 繁 成 君 議員          伊与部 敏 雄 君 議員          湊 谷   隆 君 議員          常 見 寿 夫 君 議員          本 舘 嘉 三 君 議員          荒 川 尚 次 君  ――――――――─――――――――― 〇欠席議員(1人) 議員          村 上 勝 志 君  ――――――――─――――――――― 〇説明員 市長          桂   信 雄 君 助役          魚 住 昌 也 君 助役          大 長 記 興 君 助役          千 葉 瑞 穂 君 収入役         高 橋   登 君
    交通事業管理者交通局長 片 桐 政 美 君 水道事業管理者水道局長 瓜 田 一 郎 君 総務局長        佐々木 喜 四 君 企画調整局長      高 橋 賢 治 君 財政局長        植 田   浩 君 市民局長        三 井   尚 君 保健福祉局長      舘 美 武 弘 君 環境局長        平 田 匡 宏 君 経済局長        小 川 敏 雄 君 建設局長        浅 沼 勝 利 君 下水道局長       小 西 十四夫 君 市立札幌病院長     中 西 昌 美 君 消防局長        石 原 昭 一 君 教育委員会委員     國 島 峯 夫 君 教育委員会教育長    山   恒 雄 君 選挙管理委員会委員長  田 畑 光 雄 君 選挙管理委員会委員   青 木   護 君 人事委員会委員長    朝 倉   賢 君 人事委員会事務局長   古 田 勝 榮 君 監査委員        日 野 晃 輔 君 監査事務局長      羽 田   勲 君  ――――――――─――――――――― 〇事務局出席職員 事務局長        植 田 英 次 君 事務局次長       坪 田 玲 二 君 総務課長        山 内   馨 君 議事課長        福 島 康 則 君 調査係長        塩 澤 正 樹 君 資料係長        岩 谷 隆 博 君 議事係長        細 川 正 人 君 記録係長        阿 部 吉 秀 君 委員会係長      木 村 義 広 君 委員会係長      吉 野   豪 君 書記          佐 藤 比登利 君 書記          高 佐 三緒子 君 書記          山 本 扶 美 君 書記          松 田 寛 司 君 書記          池 田 章 宏 君 書記          柴 井   康 君  ――――――――─―――――――――  〔午後1時1分開議〕 ○議長佐藤美智夫君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。  出席議員数は,67人であります。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 本日の会議録署名議員として加藤 齊君,山口たか君を指名します。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長植田英次君) 報告いたします。  本日の議事日程及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) これより,議事に入ります。  日程第1,議案第49号から第66号まで,並びに陳情第83号,陳情第86号,陳情第99号,陳情第100号及び陳情第107号の23件を一括議題といたします。  委員長報告を求めます。  まず,総務委員長 義卜雄一君。  (義卜雄一登壇) ◎義卜雄一君 総務委員会に付託されました議案8件及び陳情1件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第66号 平成11年度札幌一般会計補正予算(第6号)についてでありますが,主なる質疑として,今後,定年退職者の増加により,退職手当に係る財政負担の増大が予想されるが,これに対してどのような取り組みを考えているのか。また,定年退職者数の増減について,どのような見込みを持っているのか。将来の退職手当支給に備えるため,本市としても,民間企業と同じく,平素から積み立てを行うなど,何らかの対応考えるべきではないのか等の質疑がありました。  これらに対して,理事者から,今後,総人件費抑制を初めとして,総体的な行政経費の見直し,抑制を行うことにより,退職手当に必要な財源を生み出してまいりたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第50号,第51号,第54号中関係分,第55号中関係分,第58号,第60号中関係分及び第61号の7件についてでありますが,質疑討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,陳情第107号 低床車両導入など市電利便性向上に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,高齢化社会を迎える中で低床車両導入必要性は高くなっているが,導入に向けた具体的な検討は行われているのか。国内における低床車両導入状況はどうなっているのか。本市市電軌道幅の狭い,いわゆる狭軌を採用しているが,狭軌対応する低床車両開発状況はどうなっているのか。既存路線における乗降時の段差解消電車優先信号の設置,景観上,問題のある架線の改良などは,すぐに取り組むことができる課題にも思えるが,どのような対応考えているのか。乗降ホームに段差があることによって,高齢者や子供,盲学校生徒の利用に不便を来しているが,段差解消検討状況はどうなっているのか。市電整備・活用に関する検討を行うに当たっては,市民からの意見を積極的に取り入れていくべきと考えるがどうか等の質疑がありました。  これらに対して,理事者から,低床車両導入については,国内狭軌対応する低床車両導入した事例がないため,現在,車両開発状況に関する情報を収集し,本市における導入可能性について技術的な検討を進めているところである旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長佐藤美智夫君) 次に,文教委員長 宮川 潤君。  (宮川 潤君登壇) ◎宮川潤君 文教委員会に付託されました議案4件及び陳情1件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第52号,議案第53号,議案第54号中関係分及び議案第60号中関係分の4件についてでありますが,いずれも質疑討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第100号 遺伝子組み換え食品に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,本市学校給食において非遺伝子組みかえ食品を使用する可能性について,どのように考えているのか。この問題に関して,政令市の間では情報交換を行っているのか。他の政令市の中には非遺伝子組みかえ食品に切りかえた都市もあり,本市が切りかえることも可能ではないのか。遺伝子組みかえ食品安全性厚生省ではどのように確認しているのか。遺伝子組みかえ食品なるものが生まれてきた背景について,市教委ではどのような認識を持っているのか。日本国内では,遺伝子組みかえ食品は生産されているのか。非遺伝子組みかえ食品への切りかえが難しい油脂類などについては,他の原料による製品に切りかえていくことはできないのか。また,検討会では,納入業者やPTAだけではなく,広く生産者市民意見を取り入れていくべきと考えるがどうか等の質疑がありました。  これらに対し,理事者から,非遺伝子組みかえ食品への切りかえに関して,豆腐及び豆腐の加工品については,関係業界が原料を非遺伝子組みかえ大豆に移行する動きにあることから,導入が可能なように,量的な確保,価格の面を含めて,最終的な検討を行っているところである。また,油脂類やしょうゆについても,製造業者が非遺伝子組みかえ食品の生産に力を入れ始めており,今後の生産状況価格面での動向を見きわめた上で対処してまいりたい旨の答弁がありました。  続いて,討論を行いましたところ,共産党・生駒委員から採択すべきものとの立場で意見の表明がありました。  討論終結後,採決を行いましたところ,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長佐藤美智夫君) 次に,環境消防委員長 堀川素人君。  (堀川素人登壇) ◎堀川素人君 環境消防委員会に付託されました議案5件及び陳情2件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第56号 財産取得の件(公園用地)及び議案第57号 財産取得の件(都市環境緑地用地)についてでありますが,主なる質疑として,仮称五天山公園については,残りの用地をいつまでに取得し,いつから造成を開始する計画なのか。真駒内の都市環境緑地については,隣接地の開発との調整をどのようにとるのか。将来的に隣接地取得する考えはあるのか。また,隣接地地権者はどのぐらいいるのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第54号中関係分議案第55号中関係分及び議案第60号中関係分の3件についてでありますが,質疑討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第86号 ダイオキシン汚染監視体制強化を求める陳情及び陳情第99号 環境中のダイオキシン類モニタリング態勢整備強化を求める陳情についてでありますが,主なる質疑として,清掃工場におけるダイオキシン排出量測定結果及び平成14年度からの基準強化への対応はどのようになっているのか。平成10年度に厚生省が実施した食品調査内容及び今後の方向性はどのようになっているのか。ごみ焼却場最終処分場周辺半径2キロメートル以内の土壌測定及び松葉による調査について,どのように認識しているのか。下水処理場の汚水,汚泥について全国でサンプリング調査を行っていると聞くが,本市はどのように対応し,また,その実態はどのようになっているのか。本市ダイオキシン類対策取組指針にある母乳,血液に関する実態把握について,どのような対応をしているのか。野焼きや不法投棄について,どのようにパトロールを強化し,どのような効果を上げているのか。また,広域的な監視体制強化を図る考えはないのか。大気濃度測定は,気象条件等により,ばらつきがあると指摘されているが,具体的にどのような方法で測定していくのか。日本は欧米に比べ対策がおくれているが,規制の基準値国際レベルと比較してどのようになっているのか。環境庁の調査により数値が高かった項目に関する再調査内容調査地点は,どのようになっているのか。本市独自の検査体制の確立に向けて,どのような方向性を持っているのか。今後,検査の回数,範囲を拡大していく考えはあるのか。また,市民からの要望にこたえて検査を行う考えはあるのか。ダイオキシン抑制条例を制定する考えはないか。1月15日に施行されたダイオキシン類対策特別措置法を受けて,今後の対策をどのように考えているのか。ダイオキシンを発生するごみ等処理については発生源を断つことが重要と考えるが,清掃工場等ではどのような対応をしているのか等の質疑がありました。  これらに対し,理事者から,法律の規定,趣旨等を踏まえ,市有施設はもとより,事業者に対する指導の強化など,これまで以上に発生源対策を推進し,常時監視でその効果を確認しながら,環境中のダイオキシン類の低減に向け努力していきたい。ごみ処理については,より環境に優しい処理体制の構築を図るとともに,新しい排出基準に適合させるため,既存清掃工場の改築,燃焼管理徹底等対策を充実させていきたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,採択すべきものと決定をいたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長佐藤美智夫君) 次に,厚生委員長 小野正美君。  (小野正美登壇) ◎小野正美君 厚生委員会に付託されました議案5件及び陳情1件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第49号,第54号中関係分,第55号中関係分,第60号中関係分及び第65号の5件でありますが,いずれも質疑討論はなく,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第83号 障害児地域児童会館で皆と一緒に遊び育つための陳情についてでありますが,主なる質疑として,放課後児童健全育成事業のあり方に関する地方社会福祉審議会の答申には,児童会館における障害児受け入れ拡充を図るべきとの指摘があるが,本市は今後どのような方針で取り組むのか。児童クラブにおける障害のある留守家庭児童受け入れ状況は,現在どのようになっているのか。また,新5年計画において,障害児は4年生以上も児童クラブに登録できるよう対処すべきと思うが,どうか。障害児自由来館として児童会館を利用する際,親の付き添いがなくても状況に応じて柔軟に受け入れるべきと思うが,どう対応する考えなのか。自由来館の場合でも,障害児は学校から直接児童会館に来館できるよう,弾力的に対応することで保護者の負担が軽減されると思うが,どうか。児童会館における障害児受け入れ体制強化するため,研修による職員資質向上地域のボランティアとの連携などを積極的に図る必要があるのではないか。児童会館地域子育て支援センターとしての機能を果たすよう,新5年計画指導員を増員し,障害児の来館に常に対応できる体制とすべきではないか。児童会館における障害児健常児の交流により,子供の成長にどのような効果があると認識しているのか。障害児児童会館を利用する際,個々の障害の具体的な状況や日常的に留意すべき点などについて,事前に保護者と十分な打ち合わせを行っているのか等の質疑がありました。  これらに対し,理事者から,障害児自由来館児童会館を利用する際,障害程度等を考慮して,対応可能な状況であれば,必ずしも保護者が同伴していなくても,個々のケースに応じて柔軟に対応していきたい。4年生以上の障害児児童クラブへの登録については,札幌地方社会福祉審議会の答申においても対象学年の引き上げについて指摘があり,今後の大きな課題と認識している等の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,陳情第83号は,賛成多数で採択すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長佐藤美智夫君) 次に,建設委員長 鈴木健雄君。  (鈴木健雄登壇) ◎鈴木健雄君 建設委員会に付託されました議案3件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第60号 平成11年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,繰越明許費に計上されている雪対策施設整備街路新設改良は,いずれも国の経済新生対策に伴う事業として4定で補正されたものであるが,今回,繰り越しを行う具体的な理由は何か。また,いつの時点でこれらの事業を繰り越す判断をしたのか。国の経済新生対策の趣旨を踏まえ,民間事業者の期待にこたえるためにも,可能な限り年度内の事業執行に努めるべきではなかったのか等の質疑がありました。  次に,討論を行いましたところ,自民党・道見委員から可決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第60号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第54号中関係分及び第59号の2件についてでありますが,質疑討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。
    議長佐藤美智夫君) 次に,経済公営企業委員長 笹出昭夫君。  (笹出昭夫登壇) ◎笹出昭夫君 経済公営企業委員会に付託されました議案5件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第60号 平成11年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,データ放送を利用して観光やコンベンションに関する情報提供事業を行うと聞くが,どのような経済効果があると想定しているのか。また,観光に関する情報内容については,他局で計画されている総合交通情報提供システムと共有すると聞くが,どこが整備費用を負担するのか。平成13年度以降の運営経費については国の補助金を受けられないと聞くが,本市が負担する経費はどの程度と見込んでいるのか。観光サイン整備事業については,今後もさらなる整備拡充が必要と思われることから,来年度以降も国に補助金制度適用を働きかけるべきではないか。また,国際的な観光都市として,補助金だけに頼らず,本市単独事業として取り組む考え方はないのか。観光サイン表示言語については,本市観光客来訪状況などから,4カ国語に限定せず,ロシア語など他の言語も検討すべきではないか等の質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第60号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第63号 平成11年度札幌高速電車事業会計補正予算(第2号)についてでありますが,主なる質疑として,企業債支払い利息の財源に充当するために起債された資本費負担緩和分企業債の金利は,返済期限の28年間でどの程度になるのか。金利支払いのため,さらなる借り入れを繰り返す公営企業実態について,国が認識するよう,他の自治体とともに働きかける考えはないのか。海外では,地下鉄建設を都市基盤整備と位置づけ,公費で負担している例もあるが,このように金利を発生させない方式を採用できない理由は何か等の質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第63号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第64号 平成11年度札幌水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが,主なる質疑として,退職給与金の増加については職員の死亡が主な原因と聞くが,今後,職員の健康管理をどのように行う考えかとの質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第64号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,議案第54号中関係分及び第62号の2件についてでありますが,質疑討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長佐藤美智夫君) ただいまの各委員長報告に対し,質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) なければ,質疑を終結します。  (宮本吉人君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長佐藤美智夫君) 宮本吉人君。 ◆宮本吉人君 動議を提出いたします。  すなわち,先ほどの厚生委員長報告中,陳情第83号につきましては,なお慎重な審査が必要と思われますことから,会議規則第45条の規定により,厚生委員会に再付託することを求める動議であります。  (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ただいまの宮本議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,陳情第83号は厚生委員会に再付託されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) これより,討論の通告がありませんので,採決に入ります。  議案第49号から第66号までの18件を可決することに,陳情第86号,陳情第99号,陳情第100号及び陳情第107号の4件を採択することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,議案18件は可決することに,陳情4件は採択することに決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 次に,日程第2,議案第67号 札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  本件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。  本件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,議案第67号は可決されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) お諮りします。  本日の会議はこれをもって終了し,明3月11日から29日までは委員会審査等のため休会とし,3月30日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長佐藤美智夫君) 本日は,これで散会いたします。  ――――――――─―――――――――      散 会 午後1時29分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議長           佐   藤   美 智 夫  署名議員         加   藤       齊  署名議員         山   口   た   か...