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平成11年第 4回定例会−12月14日-06号

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  1. 札幌市議会 1999-12-14
    平成11年第 4回定例会−12月14日-06号


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    最終取得日: 2024-09-10
    平成11年第 4回定例会−12月14日-06号平成11年第 4回定例会                平成11年    第4回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 6 号 )                平成11年12月14日(火曜日)           ―――――――――――――――――――――――─ 〇議事日程(第6号)  開議日時 12月14日 午後1時 第1 議案第1号から第19号まで,議案第21号から第27号まで及び議案第29号から第39号まで(市長提出)  議案第28号(共産党所属議員全員提出)  陳情第75号,陳情第76号,陳情第84号及び陳情第85号   (42件に対する委員長報告等) 第2 諮問第1号(市長提出) 第3 札幌市選挙管理委員及び補充員の選挙           ―――――――――――――――――――――――─ 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第3号)  議案第2号 平成11年度札幌市団地造成会計補正予算(第2号)
     議案第3号 平成11年度札幌市公債会計補正予算(第3号)  議案第4号 札幌市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例案  議案第5号 財産の処分の件議決変更の件(住宅団地用地)  議案第6号 札幌市情報公開条例の全部を改正する条例案  議案第7号 札幌市税条例の一部を改正する条例案  議案第8号 札幌市区民センター条例の一部を改正する条例案  議案第9号 札幌留学生交流センター条例案  議案第10号 札幌市児童会館条例の一部を改正する条例案  議案第11号 札幌市老人休養ホーム条例の一部を改正する条例案  議案第12号 札幌市環境影響評価条例案  議案第13号 札幌市ユース・ホステル条例の一部を改正する条例案  議案第14号 札幌市地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例案  議案第15号 札幌市中央卸売市場業務規程の一部を改正する条例案  議案第16号 札幌市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案  議案第17号 札幌市立高等専門学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案  議案第18号 札幌市ジャンプ競技場条例案  議案第19号 札幌ウィンタースポーツミュージアム条例案  議案第21号 財産の取得の件(サッポロさとらんど整備事業用地)  議案第22号 財産の取得の件(札幌留学生交流センター等建物)  議案第23号 財産の取得の件(戸籍事務電算処理用コンピュータシステム)  議案第24号 財産の取得の件(公園用地)  議案第25号 訴えの提起の件(市営住宅明渡し等)  議案第26号 平成12年度当せん金付証票発売限度額を定める件  議案第27号 市道の認定及び変更の件  議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例案  議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)  議案第30号 平成11年度札幌市土地区画整理会計補正予算(第1号)  議案第31号 平成11年度札幌市国民健康保険会計補正予算(第2号)  議案第32号 平成11年度札幌市公債会計補正予算(第4号)  議案第33号 平成11年度札幌市病院事業会計補正予算(第1号)  議案第34号 平成11年度札幌市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)  議案第35号 平成11年度札幌市交通事業会計補正予算(第1号)  議案第36号 平成11年度札幌市高速電車事業会計補正予算(第1号)  議案第37号 平成11年度札幌市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第38号 平成11年度札幌市下水道事業会計補正予算(第2号)  議案第39号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案  陳情第75号 JRあいの里公園駅の有人化等を求める陳情  陳情第76号 北海道フットボールクラブコンサドーレ札幌)への公的資金注入に反対する陳情  陳情第84号 豊平区平岸2条8丁目におけるマンション建設に関する陳情  陳情第85号 JRあいの里公園駅の整備に関する陳情 日程第2 諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦に関する件 追加日程 意見書案第7号 新たな食料・農業・農村基本法の具体化と食料安全保障の確立を求める意見書  決議案第3号 政党への企業・団体献金の禁止を求める決議 追加日程 意見書案第2号 タクシーの安全性と公益性の維持に関する意見書  意見書案第3号 深刻な雇用・失業情勢に対応し,労働行政の充実・強化を求める意見書  意見書案第4号 ゆとりある教育環境の早期実現を求める意見書  意見書案第5号 健全な高度情報通信社会の構築のための法整備促進に関する意見書  意見書案第6号 骨髄移植に対する医療保険の適用拡大を求める意見書  決議案第1号 札幌市における国際コンベンションの誘致の推進及び開催の歓迎・支援に関する決議  決議案第2号 米国の臨界前核実験に抗議する決議 日程第3 札幌市選挙管理委員及び補充員の選挙           ―――――――――――――――――――――――─ 〇出席議員(68人) 議長          佐 藤 美智夫 君 副議長         川口谷   正 君 議員          長 内 直 也 君 議員          五十嵐 徳 美 君 議員          村 松 正 海 君 議員          山 田 一 仁 君 議員          近 藤 和 雄 君 議員          村 上 勝 志 君 議員          藤 原 廣 昭 君 議員          三 浦 英 三 君 議員          青 山 浪 子 君 議員          坂 本 恭 子 君 議員          岡   千 陽 君 議員          恩 村 一 郎 君 議員          小 林 郁 子 君 議員          松 浦   忠 君 議員          高 橋 克 朋 君 議員          勝 木 勇 人 君 議員          鈴 木 健 雄 君 議員          堀 川 素 人 君 議員          横 山 光 之 君 議員          大 嶋   薫 君 議員          小 野 正 美 君 議員          涌 井 国 夫 君 議員          本 郷 俊 史 君 議員          高 橋   功 君 議員          岩 村 よね子 君 議員          熊 谷 憲 一 君 議員          宮 川   潤 君 議員          井 上 ひさ子 君 議員          馬 場 泰 年 君 議員          宮 村 素 子 君 議員          笹 出 昭 夫 君 議員          三 上 洋 右 君 議員          道 見 重 信 君 議員          上瀬戸 正 則 君 議員          原 口 伸 一 君 議員          畑 瀬 幸 二 君 議員          大 西 利 夫 君 議員          義 卜 雄 一 君 議員          武 藤 光 惠 君 議員          小 川 勝 美 君 議員          田 中 昭 男 君 議員          山 口 た か 君 議員          千 葉 英 守 君 議員          村 山 優 治 君 議員          宮 本 吉 人 君
    議員          武 市 憲 一 君 議員          大 越 誠 幸 君 議員          猪 熊 輝 夫 君 議員          西 村 茂 樹 君 議員          森   健 次 君 議員          柿 崎   勲 君 議員          小 田 信 孝 君 議員          生 駒 正 尚 君 議員          飯 坂 宗 子 君 議員          福 士   勝 君 議員          高 橋 忠 明 君 議員          常 本 省 三 君 議員          柴 田 薫 心 君 議員          小 谷 俵 藏 君 議員          加 藤   齊 君 議員          澤 木 繁 成 君 議員          伊与部 敏 雄 君 議員          湊 谷   隆 君 議員          常 見 寿 夫 君 議員          本 舘 嘉 三 君 議員          荒 川 尚 次 君  ――――――――─――――――――― 〇欠席議員(なし)  ――――――――─――――――――― 〇説明員 市長          桂   信 雄 君 助役          魚 住 昌 也 君 助役          千 葉 瑞 穂 君 収入役         高 橋   登 君 交通事業管理者交通局長 片 桐 政 美 君 水道事業管理者水道局長 瓜 田 一 郎 君 総務局長        佐々木 喜 四 君 企画調整局長      高 橋 賢 治 君 財政局長        植 田   浩 君 市民局長        三 井   尚 君 保健福祉局長      舘 美 武 弘 君 環境局長        平 田 匡 宏 君 経済局長        小 川 敏 雄 君 建設局長        浅 沼 勝 利 君 都市局長        本 間 博 昭 君 下水道局長       小 西 十四夫 君 市立札幌病院長     中 西 昌 美 君 消防局長        石 原 昭 一 君 教育委員会委員長    牧 口 準 市 君 教育委員会教育長    山   恒 雄 君 選挙管理委員会委員長  関 口 英 一 君 選挙管理委員会委員   長 岡 武 夫 君 選挙管理委員会委員   宮 口 健太郎 君 選挙管理委員会委員   田 畑 光 雄 君 人事委員会委員長    朝 倉   賢 君 人事委員会事務局長   古 田 勝 榮 君 監査委員        日 野 晃 輔 君 監査事務局長      羽 田   勲 君  ――――――――─――――――――― 〇事務局出席職員 事務局長        植 田 英 次 君 事務局次長       坪 田 玲 二 君 総務課長        山 内   馨 君 議事課長        福 島 康 則 君 調査係長        塩 澤 正 樹 君 資料係長        岩 谷 隆 博 君 議事係長        細 川 正 人 君 記録係長        阿 部 吉 秀 君 委員会一係長      木 村 義 広 君 委員会二係長      吉 野   豪 君 書記          佐 藤 比登利 君 書記          高 佐 三緒子 君 書記          山 本 扶 美 君 書記          松 田 寛 司 君 書記          池 田 章 宏 君 書記          柴 井   康 君  ――――――――─―――――――――  〔午後1時開議〕 ○議長(佐藤美智夫君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。  出席議員数は,67人であります。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) 本日の会議録署名議員として村山優治君,熊谷憲一君を指名します。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(植田英次君) 報告いたします。  大長助役は,所用のため本日の会議を欠席する旨,届け出がございました。  去る12月9日,人事委員会委員長から,議案第39号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案に対する意見書が,また,昨日,市長から,平成11年第3回定例会において採択されました陳情の処理の経過及び結果の報告がそれぞれ提出されましたので,その写しを各議員控室に配付いたしました。  本日の議事日程陳情受理付託一覧表及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。  以上でございます。  〔一覧表は巻末資料に掲載〕  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) これより,議事に入ります。  日程第1,議案第1号から第19号まで及び議案第21号から第39号まで,並びに陳情第75号,陳情第76号,陳情第84号及び陳情第85号の42件を一括議題といたします。  委員長報告を求めます。  まず,総務委員長 義卜雄一君。  (義卜雄一君登壇) ◎義卜雄一君 総務委員会に付託されました議案13件及び陳情3件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第6号 札幌市情報公開条例の全部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,改正条例により公開対象となる公文書の定義については,どのように解しているのか。財政当局に対し各局が行う予算要求文書も,公開の対象となるのか。個人情報に関しては,プライバシー型ではなく個人識別型を採用しているが,情報開示の範囲が狭まる懸念はないのか。道条例のように不服申し立てから裁決・決定までの期間を定めていない理由は何か等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第9号 札幌留学生交流センター条例案についてでありますが,主なる質疑として,札幌留学生交流センターは,内外学生センターと本市との合築による建物だが,本市の所有に係る土地の賃料などはどうなっているのか。宿泊室等の使用料の算定は,どのように行ったのか。また,他都市の類似施設との比較ではどうなっているのか。施設の管理運営については,今後どのように行っていくのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第21号 財産の取得の件(サッポロさとらんど整備事業用地)についてでありますが,主なる質疑として,サッポロさとらんどの整備に係る全体事業費が当初の見込みを超える可能性はあるのか。また,事業再評価プログラムの中で,当該事業の縮小についてはどのような検討が行われてきたのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分及び陳情第76号北海道フットボールクラブコンサドーレ札幌)への公的資金注入に反対する陳情についてでありますが,主なる質疑として,他のJリーグ球団における経営のあり方などについて,本市はどの程度把握しているのか。北海道フットボールクラブに対する支援については,これまで,どのような検討が行われてきたのか。運営会社の役員として,プロスポーツの運営に詳しい民間人を迎え入れ,経営の立て直しを図るべきと考えるが,どうか。北海道フットボールクラブに対する経済界,特に道内企業の支援体制はどうなっているのか。コンサドーレ札幌の後援会の拡大に対する取り組みは,どうなっているのか。今回,支援を見送った道に対しては,改めて財政支援を求めていくべきではないのか。また,運営会社も,直接,道に支援を働きかけるべきと思うが,どうか。コンサドーレ札幌の経済効果について,観戦者へのアンケート調査が行われたが,その結果はどのようなものなのか。本市は,これまで融資や出資による支援を行ってきたが,当初から,補助を行うことを想定していたのか。財政的支援に対する反発もあるが,市民の意見を掌握するためアンケート調査を実施する考えはないのか。北海道フットボールクラブの経営に当たっては,民間出身の役員が表に出て,本市は側面から支援すべきではないのか。運営会社の経費節減に向け,具体的にどのような取り組みを考えているのか等の質疑がありました。  これらに対して,理事者から,コンサドーレ札幌スポーツ文化の振興など有意義な役割を有しており,本市としても,運営会社の経営が安定するまでの間は,育成期間として補助金による支援が妥当と判断した。また,今回の補助金支出は,運営全体に対するものではなく,特に公益性の高い事業や活動に着目した支援である旨の答弁がありました。
     討論はなく,採決を行いましたところ,議案第29号中関係分につきましては,全会一致,可決すべきものと,陳情第76号につきましては,全会一致,不採択とすべきものと決定いたしました。  次に,議案第39号 札幌市職員給与条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,今回,調整手当を6%から3%に下げることと最近の経済動向との間に関連はあるのかとの質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第1号中関係分,第3号,第7号,第8号,第22号,第23号,第26号及び第32号の8件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,JRあいの里公園駅の整備等に関する陳情第75号及び第85号の2件についてでありますが,主なる質疑として,JR札沼線の複線化に関してJR北海道と協議を進めてきた経緯があるが,あいの里公園駅の扱いはどうなっているのか。あいの里教育大学駅までの複線化事業決定後,あいの里公園駅の利用者サービスの向上に関し,JR北海道との間でどのような話し合いがあったのか。また,JR北海道は今回の陳情をどのように受けとめているのか。陳情で要望された事項を妥当なものと受けとめ,今後,JR北海道に改善を求めていく考えはあるのか。また,あいの里公園駅の列車運行便数を,あいの里教育大学駅と同程度にまでふやすよう働きかける考えはあるのか。防風壁の設置など,要望項目の段階的な改善に向け,JR北海道と協議していく考えはないのか。列車本数が減る夜間において,隣のあいの里教育大学駅から住宅地を回るバスの運行状況は,どのようになっているのか。今後,あいの里公園駅の利用者数が増加していく見込みはあるのか等の質疑がありました。  これらに対して,理事者から,これまでもJR北海道と本市の間で諸課題についての連絡・調整を行ってきたが,今回,陳情を受けた駅施設や体制に関する要望については,議会における議論の経過も踏まえながら会社側と協議してまいりたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) 次に,文教委員長 宮川 潤君。  (宮川 潤君登壇) ◎宮川潤君 文教委員会に付託されました議案6件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第16号 札幌市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案及び議案第17号 札幌市立高等専門学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,国立・公立の高等専門学校における最近の授業料改定の経過は,どのようになっているのか。また,科目等履修生制度導入の趣旨は何か。市立高校入学料引き上げについては,今回のような小幅の改定の場合,単に道立高校の改定に準じるのではなく,本市が主体的に考えていくことも今後必要ではないのか等の質疑がありました。  続いて,討論を行いましたところ,日本共産党生駒委員から否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  討論終結後,採決を行いましたところ,賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,学校管理費を減額した場合,今後の学校運営に支障はないのか。また,万一,予算に不足を来した場合の対応をどのように考えているのか。旭丘高校の改築について,校舎の実施設計及び仮設校舎建設の進捗状況はどのようになっているのか。また,仮設校舎での授業による生徒への影響について,その対応をどのように考えているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第1号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分,議案第18号 札幌市ジャンプ競技場条例案及び議案第19号 札幌ウィンタースポーツミュージアム条例案の3件についてでありますが,いずれも質疑・討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) 次に,環境消防委員長 堀川素人君。  (堀川素人君登壇) ◎堀川素人君 環境消防委員会に付託されました議案4件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第12号 札幌市環境影響評価条例案についてでありますが,主なる質疑として,環境影響評価方法書の公告・縦覧及び方法書に対する市民意見の聴取の方法は,どのようになっているのか。市民意見にかかわる事業者見解書の作成を新たに規定した理由は何か。都市計画に定められる対象事業に関して,都市計画を定める者が手続を行う特例が必要な理由は何か。また,特例が適用になる場合,公告等にかかわる費用負担はどのようになるのか。手続に長い期間を要することが予想されるが,事業者負担の軽減という観点から,期間を短縮することはできないのか。事業者に対する制度の周知徹底の期間及び方法について,どのように考えているのか。条例施行日以前に着手された事業等については適用がないことから,いわゆる駆け込み事業が予想されるが,これにどのように対応するのか。現在,既に着手されている事業への条例適用は考えているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第24号 財産の取得の件(公園用地),議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分及び議案第38号 平成11年度札幌市下水道事業会計補正予算(第2号)の3件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) 次に,厚生委員長 小野正美君。  (小野正美君登壇) ◎小野正美君 厚生委員会に付託されました議案8件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第1号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第3号)中関係分及び議案第4号 札幌市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,乳幼児の医療費助成について,来年1月から入院外の助成対象を3歳未満まで拡大するとのことだが,市民や医療機関に対し,どのように周知するのか。道は乳幼児医療費助成事業に対する所得制限の導入を検討していると聞くが,子育て支援の観点から,制限を設けないよう働きかけるべきではないか。少子化対策の策定には,有識者への研究委託も含めた幅広い議論が必要だと思うが,地方社会福祉審議会児童福祉専門分科会などに検討を要請してはどうか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,議案第1号中関係分及び議案第4号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第10号 札幌市児童会館条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,新設される平岡みどり児童会館では,放課後児童対策としての児童クラブの設置やあそびの広場などの子育て支援推進事業の実施は予定しているのか。また,児童会館の増設とともに,子育て支援推進事業にかかわる人員体制も整備し,事業の拡充を図るべきと思うがどうか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,議案第10号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例案についでありますが,主なる質疑として,社会福祉協議会に設置される予定の苦情処理委員会には福祉オンブズマンに近い機能もあるが,あえて当該条例案を提案する理由は何か。福祉オンブズマンが受け付ける苦情の内容及び相談分野別の件数について,どのように想定しているのか。福祉オンブズマンは福祉にかかわるすべての民間事業者も審査などの対象にすべきと思うが,条例案では市の福祉サービスに限定しているのはなぜか。福祉オンブズマンみずからの発意に基づく調査の実施は,オンブズマンの重要な権限の一つだが,条例案に規定されていないのはなぜか。条例案では,だれでも福祉オンブズマンに対し苦情を申し立てることができると規定しているが,申立人は当事者に限定すべきではないのか。医療の分野も福祉オンブズマンの職務の対象としているが,高度な専門性が要求されるため,除外すべきではないのか。福祉全般への苦情を処理する第三者機関を社会福祉協議会に設置するとのことだが,その役割及び権限はどのようなものなのか。また,当該苦情処理委員会に対し,行政への勧告や意見表明の権限を付与し,市民の要請にこたえるべきではないのか。来年10月ごろを目途として行政オンブズマン制度を早急に導入すべきと思うが,どのように取り組むのか。また,行政オンブズマンには福祉関係の有識者を複数配置する必要があると思うが,どう対処するのか。介護保険制度の導入に合わせ,各区の総合相談窓口の体制強化を図ると聞くが,介護保険に限定せず,福祉サービス全般にかかわる相談を対象としているのか等の質疑がありました。  これらに対し,提案者から,社会福祉協議会に設置される苦情処理委員会は行政に対する調査,勧告などの機能において限界があるため,福祉オンブズマンの設置が必要である等の答弁がありました。  また,理事者から,行政に対し提言などを行う第三者機関を来年4月に社会福祉協議会に設置するとともに,市民議論も踏まえながら,福祉分野も含めた行政オンブズマンをできる限り早期に導入したいと考えている等の答弁がありました。  引き続き,討論を行いましたところ,自民党・近藤委員,民主党・藤原委員及び市民ネットワーク・山口委員から否決すべきものとの立場で,共産党・小川委員から可決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第28号は,賛成少数で否決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,今回整備する老人福祉施設の建設用地として,施設を設置,運営する法人に市有地を無償貸与する理由は何か。また,当該建設用地を本市が土地開発公社から購入する際の用地取得費及び利息は,どの程度になるのか。社会福祉法人に市有地を無償貸与する際の基準を明確に定める必要があると思うが,今後どう対処するのか。要介護認定で,自立または要支援と判定された施設入所中の高齢者の受け皿施設として,高齢者生活福祉センターをどのような計画で整備していく考えなのか。高齢者生活福祉センターの設置に際し,既存の社会福祉法人への委託を優先せず,多様な運営主体の参入を促すべきと思うが,今後どう取り組むのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,議案第29号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,議案第11号,第31号及び第33号の3件についてでありますが,いずれも質疑・討論はなく,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) 次に,建設委員長 鈴木健雄君。  (鈴木健雄君登壇) ◎鈴木健雄君 建設委員会に付託されました議案7件及び陳情1件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第2号 平成11年度札幌市団地造成会計補正予算(第2号)及び議案第5号 財産の処分の件議決変更の件(住宅団地用地)の2件についてでありますが,主なる質疑として,篠路地区住宅団地については,昨今の厳しい経済情勢やこれまでの分譲率などから判断して今後の分譲見通しが極めて厳しいことから,事業年度の延長も検討すべきではないのか。来年度から新たに分譲を開始する区画についても,地価が下落した場合,今回よりさらに安い価格で分譲されるのか。平成12年度の会計閉鎖までに分譲が完了しない場合,これまでの団地造成事業と同様に,まちづくり推進基金で未分譲地を買い取ることとなるのか。既存の分譲地の販売見通しが立っていない状況の中で,さらなる造成に着手したことは,新たな市民負担の増大を招く結果につながるのではないか。住宅団地の分譲に当たって,ハウスメーカーなど専門の民間業者への事業委託を検討したことはあるのか。団地造成事業は,計画段階から事業の着手までに期間を要するものであり,先の見通しが立たない面もあることから,今後は早期の分譲に向け新たな方策を検討することが必要ではないか等の質疑がありました。  次に,討論を行いましたところ,自民党・道見委員から可決すべきものとの立場で,共産党・武藤委員から否決すべきものとの立場で,それぞれ意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第2号及び第5号は,賛成多数で可決すべきものと決定をいたしました。  次に,議案第25号 訴えの提起の件(市営住宅明渡し等)についてでありますが,厳しい雇用情勢から,家賃を支払う意思はあっても支払えない世帯がふえているが,このような実態を本市はどのように掌握しているのかとの質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第25号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,国の経済新生対策に伴う公共工事の事業費のうち,実際に建設業者に発注される工事費はどの程度になるのか。また,このうち,地元企業の受注できる割合はどの程度見込まれるのか。今回の補正予算は繰越明許費の額が非常に大きいが,景気浮揚の即効性を高めるためにも,できるだけ早期の発注に努める必要があるのではないか。南郷16南地区優良建築物等整備事業において,北海道住宅供給公社が施行するマンションの分譲見通しは,どのようになっているのか。また,道において公社の再建計画が策定されたが,再建の見通しについて,本市はどのような見解を持っているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第29号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第14号,第27号及び第30号の3件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,陳情第84号 豊平区平岸2条8丁目におけるマンション建設に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,当該マンションの建築確認について陳情者から不満の声が出されているが,当該建築物は建築基準法にすべて合致しているのか。今回の陳情は,建物が既に着工され,工事がかなり進んでいる段階で提出されているが,本市は,建築主に対して今後どのような指導ができるのか。また,工事が進んでいる段階で,建築主に対して構造の変更にかかわる行政指導を行うことは可能なのか。当事者の話し合いが続いている限り,行政の役割として,指導要綱に基づいた指導・調整を行い,双方の話し合いを継続させるべきと考えるが,どうか。行政の立場では法に基づいた行政指導しか行えないが,双方の主張が平行線をたどった場合,紛争解決の手段としては,具体的にどのような方法があるのか等の質疑がありました。  これらに対して,理事者から,行政指導には法的根拠が必要であり,建築確認という,法律上,合法な物件に対し,これ以上踏み込んだ指導を行うことは,違法性が問われることにもなり,非常に困難と思われる。また,既に工事が進行している状況において,住民側のとれる手段としては民事訴訟の工事差しとめ請求などがあり,訴訟の場に訴えることが妥当と考える旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,陳情第84号は,賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) 次に,経済公営企業委員長 笹出昭夫君。  (笹出昭夫君登壇) ◎笹出昭夫君 経済公営企業委員会に付託されました議案7件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第13号 札幌市ユース・ホステル条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,移転新築されるユースホステルの利用率を高めるため,学生主体に宣伝を行うなど,これまでと異なる集客向上策を考えるべきではないか等の質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第13号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第15号 札幌市中央卸売市場業務規程の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,卸売市場法の一部改正に伴う今回の規程改正は,競り前に大量仕入れを行う量販店の予約相対取引の割合を一層高めることになるため,中小小売店が不利益をこうむるのではないか等の質疑がありました。  次に,討論を行いましたところ,共産党・飯坂委員から否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第15号は,賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第29号 平成11年度札幌市一般会計補正予算(第4号)中関係分についてでありますが,今回の補正において,新事業創出支援のため,情報ビジネス支援センター情報基盤整備事業及びマルチメディア統一データ活用調査事業を行うと聞くが,その必要性とねらいはどのようなものかとの質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第29号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第34号 平成11年度札幌市中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,主なる質疑として,情報ネットワーク通信基盤システム整備の前倒しは,市場再整備事業の期間短縮や費用減少につながると思うが,今後の事業発注にどう影響を与えるのか。また,景気対策の観点から,地元の情報関連新興企業に対し事業を発注してはどうか等の質疑がありました。  討論はなく,採決の結果,議案第34号は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第35号,第36号,第37号の3件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で,報告を終わります。 ○議長(佐藤美智夫君) ただいまの各委員長報告に対し,質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) 質疑がなければ,討論に入ります。  通告がありますので,順次発言を許します。  まず,宮村素子君。  (宮村素子君登壇) ◆宮村素子君 私は,公明党議員会及び自由民主党議員会を代表して,本会議に,荒川尚次議員外10名の議員から提案されております議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例案に対し,反対する立場から,討論をいたします。  福祉分野においては,来年4月に介護保険給付がスタートし,また,社会福祉基礎構造改革により福祉サービスが措置から契約へと移行することなどから,市としても相談・苦情体制を充実しなければなりません。  そこで,介護保険制度の相談・苦情対応ですが,さきの代表質問で区の総合相談の体制強化について検討されるとの答弁があり,当面,これらの運用を見きわめる必要があります。  また,与党4会派の申し入れを受ける形で,札幌市社会福祉協議会では,措置から契約への移行に当たって生じると思われる利用者と事業者の苦情処理・解決のための第三者機関を設置する計画でありますが,あわせて,この第三者機関で福祉サービス全般の相談・苦情に対応するよう検討が進められております。さらに,現在,福祉分野も含めた行政全般を対象とした行政オンブズマンを,市民論議を踏まえてつくり上げていこうとしております。  このように,本市では,当面,対処すべき福祉分野の苦情対応について準備を進めているところであり,ここで,さらに福祉オンブズマンの制度化を図ることは屋上屋を架すことになります。  したがって,この札幌市福祉オンブズマン条例案には反対いたします。(拍手) ○議長(佐藤美智夫君) 次に,藤原廣昭君。  (藤原廣昭君登壇) ◆藤原廣昭君 私は,民主党議員会を代表して,議案第1号から第19号まで,議案第21号から第27号まで,議案第29号から第39号まで,陳情第75号及び陳情第85号の39件に賛成し,共産党所属議員11名による議案第28号及び陳情第76号及び陳情第84号の3件に反対する立場で,討論を行います。  特に,共産党提出の札幌市福祉オンブズマン条例案についてでありますが,少子高齢社会に的確に対応し,ノーマライゼーション社会の実現を目指していくためには,今後,保健・福祉サービスをより拡大,多様化させていかなければなりません。それに伴い,市民の苦情や要望も多様化,専門化していくことが予想されます。こうした苦情などに対しては,これまで以上に簡易,迅速かつ公平な対応によって,市民の権利や利益の救済を図ることが必要であります。  特に,来年4月の介護保険制度の導入により,福祉が措置から契約に転換する中で,民民間のトラブルや民間事業者に対する苦情なども想定されることを考えれば,これまでのような行政による苦情・相談窓口の設置だけでは不十分と言えます。  私ども民主党は,以上の視点から,苦情などに対応し是正措置を勧告するオンブズマン制度を福祉分野に早期導入することが必要と考え,市民団体の協力を得て,研究,議論を重ねてきました。ことし9月に,民主党は,独自の福祉オンブズマン条例案をまとめ,これを実現する道を探ってきました。その結果,市長は,行政全般を対象としたオンブズマン制度を早い時期に導入する意向を示し,あわせて,苦情処理委員会を介護保険実施に合わせて札幌市社会福祉協議会に来年4月から設置する意向を示すに至りました。私ども民主党は,独自案に固執せず,実現可能な次善の選択をすることが市民に対して責任ある態度であると考えているわけであります。  私どもが独自案をまとめた経験をもとに,今回の共産党条例案を検討したところ,オンブズマン制度にとって極めて大切な柱が欠けているなど,不十分な点が目立ちます。  その第1点は,目的や定義の中で,対応する苦情の範囲を本市の保健医療サービスと福祉サービスに限定している点です。  民間事業者の提供するサービスをも対象としなければ,福祉分野におけるオンブズマン制度導入の意味は半減してしまいます。さきの厚生常任委員会の質疑でもありましたが,共産党の主張する条例案文の解釈論ではなく,条例の中に明文化すべきであります。  第2は,オンブズマンによる発意審査が盛り込まれていない点であります。  発意審査とは,苦情の申し立ての有無にかかわらず,サービスの提供が計画的に適正に行われているかどうか,人権侵害がないかどうか,サービス提供事業者などを対象として,必要に応じ審査をするものです。これは,苦情に基づく是正措置の勧告と並んで,オンブズマンを単なる苦情処理係に終わらせないための制度の重要な柱であります。  第3は,申し立ての範囲及び申し立ての資格が欠如していたり,抽象的になっているなど,共産党案は,こうした重要な視点が欠けた,条例案として極めて不十分と指摘せざるを得ません。  以上の理由から,民主党議員会は,共産党提出の議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例案に反対をいたします。  以上で,討論を終わります。(拍手) ○議長(佐藤美智夫君) 次に,坂本恭子君。  (坂本恭子君登壇・拍手) ◆坂本恭子君 私は,ただいまから,日本共産党を代表して,本定例会に付議されました議案38件中,議案第2号 札幌市団地造成会計補正予算(第2号),議案第5号 財産の処分の件議決変更の件,議案第15号 札幌市中央卸売市場業務規程の一部を改正する条例案,議案第16号 札幌市立高等学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案及び議案第17号 札幌市立高等専門学校授業料等に関する条例の一部を改正する条例案に反対し,議案第29号 札幌市一般会計補正予算(第4号)を除く残余の議案32件に賛成する立場から,また,陳情第75号JRあいの里公園駅の有人化等を求める陳情,陳情第85号 JRあいの里公園駅の整備に関する陳情及び陳情第84号 豊平区平岸2条8丁目におけるマンション建設に関する陳情を採択する立場から,討論を行います。  まず,議案第2号 団地造成会計補正予算及び議案第5号 財産の処分の件議決変更の件についてでありますが,これは,1997年度から分譲が開始された篠路地区住宅団地グリンピアしのろの分譲価格を引き下げ,既に議決していた予定価格総額151億8,400万円を145億9,800万円に減額するものです。
     グリンピアしのろは,分譲を始めてから3年たった現在でも,公募数501区画に対して,成約数はわずか161件で340区画が売れ残っています。この未分譲地をどうするのかが大きな課題となっている中,事業の最終年度の2000年には,さらに追加して造成された250区画の公募を予定しており,未分譲地がふえることは明らかであり,大きな政治問題となっているのであります。  我が党は,長引く不況のもとで,市民が簡単に土地を購入する経済状況にないことから,事業の先送りを求めてきました。したがって,事業の縮小を図る減額補正とその財源にかかわる議案第3号 公債会計補正予算,すなわち市債をもって充てる篠路地区住宅団地造成費を11億2,300万円減額することには賛成ですが,議案第2号及び議案第5号は,分譲価格の改定を含むものであり,甘い見通しのもとで進めた開発政策の結果,原価割れの分譲価格で用地処分をせざるを得なくなったものであり,2000年の会計閉鎖時には,新川や米里北の工業団地の場合と同様に,またもや巨額の赤字処理のために市民の財産であるまちづくり推進基金がつぎ込まれ,また,未分譲地を抱えざるを得ない事態が想定されており,市長の反省も責任も明確にしないまま,開発の失敗をこのようなやり方で処理することは容認できません。  次に,議案第15号(発言する者あり)中央卸売市場業務規程改定案についてです。  これまで,卸売市場は透明性の高い競りを原則としてきましたが,今まで例外とされてきた相対取引に対する規制を緩和し,拡大を図ることになる卸売市場法の改定に伴い,このたび,本市の中央卸売市場の業務規程の一部を変えようとするものです。今回の業務規程の改定は,現状を追認するものにすぎないとの議論もありますが,大手スーパーなどの量販店による相対取引が大きく拡大してきている状況のもとで,競り原則を変え,これまで承認,許可が必要であった相対取引の規制緩和を図ることは,予約相対がふえ,中央卸売市場の運営において中小小売店の位置を低め,大型店優遇がまかり通る懸念があり,反対です。  次に,議案第16号 市立高校授業料等に関する条例改定案は,市立高校の入学料を値上げするものであり,議案第17号 市立高等専門学校授業料等に関する条例改定案は,授業料,入学料等を値上げするものであります。  市長が,上下水道,交通,社会教育施設入場料などの公共料金の値上げ凍結を選挙の公約に掲げながら,高校,高専の授業料,入学料を値上げすることは,みずからの方針とも矛盾するものであります。また,不況や失業の進行で市民生活が厳しい中で,市民負担をふやす値上げであり,いずれも反対です。  次に,議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例についてであります。(発言する者あり)(傍聴席から発言する者あり)  私ども日本共産党は,ことし7月の臨時会におきまして,来年4月の介護保険制度導入に向けて介護福祉オンブズパーソン条例を提案しました。厚生委員会の審議で,市理事者は,介護保険制度そのものの中に苦情処理の制度が設けられており,オンブズマン制度は屋上屋を架すものとの否定的答弁を行い,また,与党会派からも同趣旨の反対討論が行われました。また,一部会派は,介護保険に限定し福祉全般を対象にしていないとの理由で反対されました。  しかし,その後の事態はどうなっているでしょうか。条例案を否決した直後の8月から,市理事者は,社会福祉協議会との協議を開始し,介護保険導入に向け,道の審査会や国保連合会とは別の機関として,札幌市社会福祉協議会に苦情処理センターを設置することを今議会で明らかにしました。このことは,道の審査会では,市民の苦情,訴えを適切に処理する上で限界があり,不十分であるという我が党の指摘を認めたものであり,福祉オンブズマン設置に道理があることを証明したとも言えます。  日本共産党は,社会福祉協議会に設置するという苦情処理センターがどのように市民に対応できるのかについて注目してまいりたいと思いますが,同時に,この機関が,条例に根拠を持たず,最初から,市が深く関与する外郭団体内組織としてつくられることから,半ば行政組織としての性格を持ち,市民の要望にこたえる上で限界があることは,あらかじめ指摘できるものであります。  今,市民が強く求めているのは,継続審査とされた4件の陳情にもあるように,介護保険制度導入の来年4月に向けて,福祉全般にわたる苦情処理と人権擁護を図る福祉オンブズマン制度であることは明らかであり,市民の願いにこたえ,議案第28号 札幌市福祉オンブズマン条例の可決を強く主張するものであります。  なお,厚生常任委員会が,条例案と福祉オンブズマンの設置を求める陳情を切り離し,与党会派が陳情を継続審議としながら,条例案を否決すべきものとしたことは,この問題での対応が混乱していることを示すものであり,まことに遺憾と言わなければなりません。(発言する者あり)(傍聴席から発言する者あり)  条例案も陳情も福祉オンブズマン設置という同一内容のものであり,本来,結論を同時に出すことが議会として正しい筋の通った,また通常の取り扱いであるのに,これを分離して,福祉オンブズマン条例のみを党利党略的に否決すべきものとしたことは,本市議会の歴史に汚点を残すものであり,我が党は,これを到底,容認できないことを申し上げておきます。(発言する者あり)  最後に,議案第29号 札幌市一般会計補正予算(第4号)に盛り込まれた株式会社北海道フットボールクラブ事業費補助金1億円と,陳情第76号(発言する者あり)(傍聴席から発言する者あり)北海道フットボールクラブへの公的資金注入に反対する陳情についてです。  コンサドーレ札幌の運営母体である株式会社北海道フットボールクラブが今年度の決算見込みにおいて,さらに単年度3億3,000万円もの赤字を出し,累積赤字が30億8,000万円にも上る事態のもとで,市と道に対して新たな財政支援を求めてきているのにこたえて,桂市長は,今定例会に1億円の新規補助を追加提案するとともに,(発言する者あり)(傍聴席から発言する者あり)自立できるまでの一定期間,さらに支援を続ける方向を明らかにしました。  しかし,増資はしないと言って1億5,000万円を出資した1996年,追加融資はしないと言って5億円の低利融資を行った1998年の時点で,さらに補助という形で新たな財政支援を行う事態は想定されていなかったことが,総務委員会における我が党の質疑で明らかにもなっているだけに,(発言する者あり)今日の事態を招いた本市の責任もまた市民から問われることになっているのです。  また,今回,市が追加して財政支援を行うことで北海道フットボールクラブの経営再建が図れるかというと,再建計画自体,なお不透明なものと言わざるを得ないのであります。(発言する者あり)このような事態を市民はどう受けとめているのでしょうか。コンサドーレ支援の10万署名が持ち込まれる一方で,これ以上の財政支援はすべきでないという声も多数寄せられているのであります。  市の追加支援に反対する陳情にも示されているように,(発言する者あり)これ以上の税金投入には反対との市民世論の背景には,財政危機を唱え,行財政改革を標榜し,市民に新たな負担や我慢を押しつける本市の財政運営に対する批判があり,市民福祉の事業を切り刻む一方でのコンサドーレ支援が問題であるとする市民の意見にはうなずけるものがあります。  同時に,コンサドーレに頑張ってほしい,北海道の大地に根を張って発展してほしいとの多くの市民の期待の声があるのも事実であり,こうした市民の意見にも配慮し,我が党は,事態の推移をさらに慎重に見きわめつつ,今回は採否の態度を保留し,(発言する者あり)1億円補助の補正予算と反対陳情の採決には加わらない対応としたことを申し上げ,私の討論を終わります。(傍聴席から発言する者あり)(発言する者あり)(拍手) ○議長(佐藤美智夫君) 傍聴人に申し上げます。  会議の妨げになりますので,静粛に願います。  以上で討論を終結し,採決に入ります。  この場合,分割して採決を行います。  まず,陳情第76号を問題といたします。  本件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立少数であります。よって,陳情第76号は不採択とすることに決定されました。  次に,議案第29号を問題といたします。  本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立多数であります。よって,議案第29号は可決されました。(発言する者あり)  次に,議案第28号を問題といたします。  本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立少数であります。よって,議案第28号は否決されました。  次に,陳情第84号を問題といたします。  本件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立少数であります。よって,陳情第84号は不採択とすることに決定されました。  次に,議案第16号及び議案第17号の2件を一括問題といたします。  議案2件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立多数であります。よって,議案第16号及び議案第17号の2件は可決されました。  次に,議案第2号,議案第5号及び議案第15号の3件を一括問題といたします。  議案3件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立多数であります。よって,議案第2号,議案第5号及び議案第15号の3件は可決されました。  次に,議案第1号,議案第3号,議案第4号,議案第6号から第14号まで,議案第18号,議案第19号,議案第21号から第27号まで及び議案第30号から第39号まで,並びに陳情第75号及び陳情第85号の33件を一括問題といたします。  議案31件を可決することに,陳情2件を採択することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,議案31件は可決することに,陳情2件は採択することに決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) 次に,日程第2,諮問第1号を問題といたします。  本件は,市長の提出によるものであります。  提案説明を求めます。  桂市長。  (市長桂 信雄君登壇) ◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦に関する件につきまして,ご説明申し上げます。  本市を職務区域とする人権擁護委員であります石金昌晴,江本秀春,佐藤十司也,高崎良一,松尾敏子の5氏は,いずれも来る平成12年2月29日をもって任期満了となり,また,相神百合子氏が辞任されましたので,佐藤十司也,松尾敏子の2氏につきましては引き続き推薦することを適当と認め,また,江本秀春氏の後任といたしまして阿部勝人氏を,石金昌晴氏の後任といたしまして佐藤亮蔵氏を,高崎良一氏の後任といたしまして高嶋 智氏を,相神百合子氏の後任といたしまして藤田本子氏をそれぞれ推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものであります。  阿部勝人氏は,昭和52年4月に弁護士の登録をされ,現在,弁護士事務所を開業されているほか,北海道建設工事紛争審査会特別委員をされている方であります。  佐藤十司也氏は,長年,教職に携わり,札幌市立琴似小学校校長等を歴任後,平成3年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。  佐藤亮蔵氏は,札幌医科大学神経精神科医局等に勤務された後,昭和46年9月に札幌佐藤病院を開業され,現在は,札幌市精神医療審査会委員等をされている方であります。  高嶋 智氏は,昭和54年4月に弁護士の登録をされ,札幌弁護士会副会長をされた方で,現在は,札幌中央法律事務所副所長をされている方であります。  藤田本子氏は,札幌市女性団体連絡協議会副会長をされているほか,札幌市民生委員児童委員,札幌市保健所運営協議会委員等をされている方であります。  松尾敏子氏は,札幌市北区社会福祉協議会理事,札幌市日赤奉仕団太平分団長等をされている方で,平成9年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。  以上で,ただいま上程をされました案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐藤美智夫君) これより,質疑及び討論の通告がありませんので,採決に入ります。  本件につきましては,推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,諮問第1号については,推薦することを適当と認めることに決定されました。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) ここで,日程に追加いたしまして,意見書案第7号 新たな食料・農業・農村基本法の具体化と食料安全保障の確立を求める意見書及び決議案第3号 政党への企業・団体献金の禁止を求める決議の2件を一括議題といたします。  意見書案第7号は,自民党,民主党,公明党,新政クラブ及び市民ネットワーク所属議員全員の提出によるものであり,決議案第3号は,共産党及び市民ネットワーク所属議員全員の提出によるものであります。  これより,質疑及び討論の通告がありませんので,採決に入ります。  この場合,分割して採決を行います。  まず,決議案第3号を問題といたします。  本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(佐藤美智夫君) 起立少数であります。  よって,決議案第3号は否決されました。  次に,意見書案第7号を問題といたします。  本件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第7号は可決されました。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) さらに,日程に追加いたしまして,意見書案第2号 タクシーの安全性と公益性の維持に関する意見書,意見書案第3号 深刻な雇用・失業情勢に対応し,労働行政の充実・強化を求める意見書,意見書案第4号 ゆとりある教育環境の早期実現を求める意見書,意見書案第5号 健全な高度情報通信社会の構築のための法整備促進に関する意見書,意見書案第6号 骨髄移植に対する医療保険の適用拡大を求める意見書,決議案第1号 札幌市における国際コンベンションの誘致の推進及び開催の歓迎・支援に関する決議及び決議案第2号 米国の臨界前核実験に抗議する決議の7件を一括議題といたします。  いずれも,全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。  意見書案5件及び決議案2件の7件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第2号から第6号まで,決議案第1号及び決議案第2号の7件は可決されました。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) 次に,日程第3,札幌市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  この選挙は,本市選挙管理委員及び補充員が,来る12月21日をもって任期満了となることに伴い,地方自治法第182条の規定に基づき,選挙管理委員4人及び補充員4人を選挙するものであります。  まず,委員の選挙を行います。  この選挙は,投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○議長(佐藤美智夫君) ただいまの出席議員数は,68人であります。  投票用紙を配付させます。  (投票用紙配付)
    ○議長(佐藤美智夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○議長(佐藤美智夫君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  お手元に配付の札幌市選挙管理委員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1人の氏名を投票用紙に記入願います。  投票用紙への記入は,全部終わりましたか。  (「終わりました」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) これより,投票を開始します。  点呼に応じて,順次,投票願います。  点呼を命じます。  (氏名点呼,投票) ○議長(佐藤美智夫君) 投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○議長(佐藤美智夫君) これより,開票に入ります。  会議規則第30条第2項の規定により,立会人に道見重信君,大西利夫君の両君を指名いたします。  両君の立ち会いを願います。  (立会人所定の位置に着く) ○議長(佐藤美智夫君) 開票を行います。  (開票) ○議長(佐藤美智夫君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数68票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち,有効投票68票,無効投票なし。  有効投票中 田 畑 光 雄 君 15票        岡 本 修 造 君 15票        田 畔   満 君 14票        青 木   護 君 13票        菊 田 勝 雄 君 11票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。よって,田畑光雄君,岡本修造君,田畔 満君,青木 護君が本市選挙管理委員に当選されました。  次に,補充員の選挙を行います。  この選挙も,投票により行います。  議場の閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○議長(佐藤美智夫君) ただいまの出席議員数は,68人であります。  投票用紙を配付させます。  (投票用紙配付) ○議長(佐藤美智夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○議長(佐藤美智夫君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  お手元に配付の札幌市選挙管理委員補充員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1人の氏名を投票用紙に記入願います。  投票用紙への記入は,全部終わりましたか。  (「終わりました」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) これより,投票を開始します。  点呼に応じて,順次,投票願います。  点呼を命じます。  (氏名点呼,投票) ○議長(佐藤美智夫君) 投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○議長(佐藤美智夫君) これより,開票に入ります。  会議規則第30条第2項の規定により,立会人に柿崎 勲君,生駒正尚君の両君を指名いたします。  両君の立ち会いを願います。  (立会人所定の位置に着く) ○議長(佐藤美智夫君) 開票を行います。  (開票) ○議長(佐藤美智夫君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数68票。これは,先ほどの出席議員数に符合いたしております。  そのうち,有効投票68票,無効投票なし。  有効投票中 越 智 健 一 君 17票        井 本 美寧子 君 15票        北 城   通 君 13票        室 橋 一 郎 君 12票        三 浦 重 雄 君 11票  以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。よって,越智健一君,井本美寧子君,北城 通君,室橋一郎君が本市選挙管理委員補充員に当選されました。  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) 最後に,お諮りします。  各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載のとおり,各委員長から閉会中継続審査といたしたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤美智夫君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  〔一覧表は巻末資料に掲載〕  ――――――――─――――――――― ○議長(佐藤美智夫君) 以上で,本定例会に付議の案件は,すべて議了いたしました。  これをもって,平成11年第4回札幌市議会定例会を閉会いたします。  ――――――――─―――――――――      閉 会 午後2時35分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議長           佐   藤   美 智 夫
     署名議員         村   山   優   治  署名議員         熊   谷   憲   一...