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平成10年第 1回定例会−03月09日-06号

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  1. 札幌市議会 1998-03-09
    平成10年第 1回定例会−03月09日-06号


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    最終取得日: 2024-09-10
    平成10年第 1回定例会−03月09日-06号平成10年第 1回定例会               平成10年   第1回定例会         札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 6 号 )               平成10年3月9日(月曜日)          ―――――――――――――――――――――――議事日程(第6号)  開議日時 3月9日 午後1時 第1 議案第39号から第42号まで及び議案第46号から第52号まで(市長提出)  請願第 194号  陳情第 164号,陳情第 188号,陳情第 200号及び陳情第 207号  意見書案第1号(経済公営企業委員会所属議員全員提出)   (17件に対する委員長報告等)          ――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第39号 札幌市職員の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案  議案第40号 札幌区民センター条例の一部を改正する条例案  議案第41号 札幌児童福祉施設設置条例等の一部を改正する条例案
     議案第42号 札幌老人ホーム条例の一部を改正する条例案  議案第46号 財産の取得の件(都市環境緑地用地)  議案第47号 財産の取得の件(学校用地)  議案第48号 市道の認定,変更及び廃止の件  議案第49号 平成9年度札幌一般会計補正予算(第5号)  議案第50号 平成9年度札幌土地区画整理会計補正予算(第1号)  議案第51号 平成9年度札幌下水道事業会計補正予算(第2号)  議案第52号 専決処分承認の件(工事等委託契約相手方変更)  請願第 194号 西野青少年わんぱく村キャンプ場整備と存続を求める請願  陳情第 164号 都心にふさわしい図書館建設に関する陳情  陳情第 188号 真栄小学校特殊学級早期設置等を求める陳情  陳情第 200号 精神障害者交通費助成を求める陳情  陳情第 207号 「水道水水質基準項目見直しを求める意見書」提出に関する陳情  意見書案第1号 水道水水質基準項目見直しを求める意見書 追加日程 意見書案第2号 金融破綻に関連する倒産防止雇用維持を求める意見書          ―――――――――――――――――――――――出席議員(68人) 議   長       柴 田 薫 心 君 議   員       高 橋 克 朋 君 議   員       勝 木 勇 人 君 議   員       鈴 木 健 雄 君 議   員       堀 川 素 人 君 議   員       新 山 やすし 君 議   員       大 嶋   薫 君 議   員       小 野 正 美 君 議   員       本 郷 俊 史 君 議   員       高 橋   功 君 議   員       宮 川   潤 君 議   員       中 嶋 和 子 君 議   員       田 中 昭 男 君 議   員       松 浦   忠 君 議   員       北 川 一 夫 君 議   員       横 山 光 之 君 議   員       馬 場 泰 年 君 議   員       宮 村 素 子 君 議   員       笹 出 昭 夫 君 議   員       佐々木   肇 君 議   員       三 上 洋 右 君 議   員       岩 木 みどり 君 議   員       畑 瀬 幸 二 君 議   員       大 西 利 夫 君 議   員       義 卜 雄 一 君 議   員       涌 井 国 夫 君 議   員       横 山 博 子 君 議   員       武 藤 光 惠 君 議   員       山 口 た か 君 議   員       道 見 重 信 君 議   員       上瀬戸 正 則 君 議   員       伊 藤 知 光 君 議   員       原 口 伸 一 君 議   員       千 葉 英 守 君 議   員       村 山 優 治 君 議   員       猪 熊 輝 夫 君 議   員       西 村 茂 樹 君 議   員       川口谷   正 君 議   員       小 田 信 孝 君 議   員       柿 崎   勲 君 議   員       生 駒 正 尚 君 議   員       佐々木 周 子 君 議   員       福 士   勝 君 議   員       宮 本 吉 人 君 議   員       武 市 憲 一 君 議   員       大 越 誠 幸 君 議   員       高 橋 忠 明 君 議   員       常 本 省 三 君 議   員       佐 藤 美智夫 君 議   員       加 藤   斉 君 議   員       丹 野   勝 君 議   員       本 舘 嘉 三 君 議   員       森   健 次 君 議   員       春 原 良 雄 君 議   員       荒 川 尚 次 君 議   員       飯 坂 宗 子 君 議   員       室 橋 一 郎 君 議   員       小 谷 俵 藏 君 議   員       山 田 信市郎 君 議   員       越 智 健 一 君 議   員       吉 野 晃 司 君 議   員       澤 木 繁 成 君 議   員       伊与部 敏 雄 君 議   員       湊 谷   隆 君 議   員       岡 本 修 造 君 議   員       常 見 寿 夫 君 議   員       高 橋 重 人 君 議   員       菅 井   盈 君  ―――――――――――――――――――――――欠席議員(1人) 副 議 長       富 田 新 一 君  ―――――――――――――――――――――――説明員 市長          桂   信 雄 君 助役          石 原 弘 之 君 助役          大 長 記 興 君 収入役         伊 藤 忠 男 君 交通事業管理者交通局長 井 原 貴 男 君 水道事業管理者水道局長 平 賀 岑 吾 君 総務局長        佐々木 喜 四 君 企画調整局長      広 畑 民 雄 君 財政局長        米 田 耕一郎 君 市民局長        鈴 木 俊 雄 君
    民生局長        吉 本 朗 生 君 衛生局長        上 村 友 也 君 環境局長        平 田 匡 宏 君 経済局長        高 橋   登 君 建設局長        瓜 田 一 郎 君 都市整備局長      松 見 紀 忠 君 下水道局長       島 田 一 功 君 建築局長        前 川 一 彦 君 市立札幌病院長     中 西 昌 美 君 消防局長        高 橋 彦 博 君 教育委員会委員     山 藤 邦 雄 君 教育委員会教育長    千 葉 瑞 穂 君 選挙管理委員会委員長  宮 口 健太郎 君 人事委員会委員長    山 岡   暸 君 人事委員会事務局長   大 門 隆 司 君 監査委員        日 野 晃 輔 君 監査事務局長      淋 代 恒 芳 君  ―――――――――――――――――――――――事務局出席職員 事務局長        植 田 英 次 君 事務局次長       坪 田 玲 二 君 総務課長        山 内   馨 君 議事課長        土 屋   逞 君 調査係長        渡 辺 三 省 君 資料係長        高 橋 道 孝 君 議事係長        細 川 正 人 君 記録係長        前 野 保 雄 君 委員会一係長      木 村 義 広 君 委員会二係長      常 野 正 浩 君 書記          佐 藤 比登利 君 書記          高 佐 三緒子 君 書記          今 井 一 行 君 書記          松 田 寛 司 君 書記          池 田 章 宏 君  ―――――――――――――――――――――――  〔午後1時1分開議〕 ○議長(柴田薫心君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。  出席議員数は,65人であります。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) 本日の会議録署名議員として三上洋右君,生駒正尚君を指名します。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長植田英次君) 報告いたします。  堀川素人議員は,所用のため遅参する旨,届け出がございました。  また,魚住助役は,所用のため本日の会議を欠席する旨,届け出がございました。  本日の議事日程及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) これより議事に入ります。  日程第1,議案第39号から第42号まで及び議案第46号から第52号まで,並びに請願第 194号,並びに陳情第 164号,陳情第 188号,陳情第 200号及び陳情第 207号,並びに意見書案第1号 水道水水質基準項目見直しを求める意見書の17件を一括議題といたします。  委員長報告及び提案説明を求めます。  まず,総務委員長 小田信孝君。  (小田信孝君登壇) ◎小田信孝君 総務委員会に付託されました議案5件及び請願1件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第39号 札幌市職員の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,年次休暇の取得に関しては,職場によって格差があると思うが,どのような状況になっているのか。また,連続休暇等を取得しやすい職場状況をつくり出すため,どのような方策を講じているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第52号 専決処分承認の件(工事等委託契約相手方変更)についてでありますが,主なる質疑として,市の第三セクターも含め,この事業を承継することができる事業者の検討を行うとのことだが,第一義的には,株式会社丸井今井にかわる商業者を探す努力をすべきではないのか。第三セクターによって運営がなされた場合,収入はテナント料に限られることになるが,赤字経営リスクを回避するためどのような方策を考えているのか。商業施設売り場面積は約 7,000平方メートルを予定していると聞くが,昨今の経済情勢を考えたとき,テナントの確保についてはどのような見通しとなっているのか。店舗部分百貨店仕様になっているとのことだが,テナントを決定していく段階で,設計変更等により事業費を圧縮することは可能なのか。地下鉄計画においては,手稲東周辺で約1万人の新規需要を見込んでいるが,今回の変更に伴う影響についてどのように考えているのか。地位承継協定に盛り込まれている丸井今井の義務や責任については,どこまで追及できるものであるのか。今回の事態が予想できなかったことであるとはいえ,市がリスクを負い,結果として市民が負担することになった場合,その責任が問われるのではないのか。公共施設営利施設の複合的な建設に関しては,危険が伴うものとして再検討が求められているのではないのか。商業施設部分については,事業評価プログラムで先送りとなった公共施設に転換することも含め,十分に時間をかけて論議すべきではなかったのか。また,このような問題については,専決処分ではなく,議会に諮った上で対処すべきではなかったのか等の質疑がありました。  引き続き,討論を行いましたところ,共産党荒川委員市民ネットワーク山口委員から不承認とすべきものとの立場で意見の表明がありました。  討論終結後,採決を行いましたところ,賛成多数で承認すべきものと決定いたしました。  次に,議案第40号,第47号及び第49号中関係分の3件についてでありますが,質疑討論はなく,採決を行いましたところ,いずれも全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  最後に,請願第 194号 西野青少年わんぱく村キャンプ場整備と存続を求める請願についてでありますが,主なる質疑として,青少年キャンプ場の現在の施設概要利用状況は,どのようになっているのか。また,多くのファミリーキャンプ場整備されてきている中,今後の運営についてどのように考えているのか。青少年キャンプ場は,本来,各区に1カ所は必要であると考えるが,現状で6カ所しかないにもかかわらず,これを縮小していこうとする理由は何か。青少年キャンプ場については,各キャンプ場に特徴を持たせた形で整備していくべきと考えるがどうか。青少年キャンプ場施設については,今後,衛生面等を考慮して整備する考えがある一方で,西野青少年キャンプ場を改修することなく廃止する理由は何か。また,地元住民からの存続要望があることを考慮して,少なくとも1年程度の存続期間を置きながら再検討すべきと考えるがどうか。市全体の方針として,青少年女性部緑化推進部がともに整備を進め,キャンプ場を併設した形で市民の森事業を展開することも可能ではないのか。市民の森の整備については,環境保護団体などの声も聞いた上で進める考えはあるのか等の質疑がありました。  これらに対し理事者から,青少年キャンプ場については,各青少年団体等からの意見も踏まえ,今後は,中沼,盤渓,手稲,下野幌及び西岡の5カ所を拠点として,初級,中級,上級の3種類に分類するなど,より魅力あるものへ転換を図りたい。また,西野青少年キャンプ場は,施設老朽化により大規模な改修が必要であることや,近くに手稲区の青少年キャンプ場があることなどを総合的に勘案して,来年度から廃止することとし,跡地については,市民の森として広く市民が利用できるよう検討している旨の答弁がありました。  引き続き,討論を行いましたところ,共産党荒川委員から採択すべきものとの立場で,民主党加藤委員から不採択とすべきものとの立場で,それぞれ意見の表明がありました。  討論終結後,採決を行いましたところ,賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(柴田薫心君) 次に,文教委員長 佐々木 肇君。  (佐々木 肇君登壇) ◎佐々木肇君 文教委員会に付託されました議案1件及び陳情2件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第49号 平成9年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,質疑討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第 164号 都心にふさわしい図書館建設に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,中央区に建設予定図書館については,その建設に当たり,準備室を開設する予定はあるのか。また,ビジネスライブラリーの構想について,柔軟に取り組むとともに,夜間も開館するよう努力すべきではないのか。清田図書館建設費及び地区図書館の年間のランニングコストはどのくらいになるのか。また,現在ある中央図書館は,図書館法にのっとった図書館であり,中央区の地区図書館も兼ねていると考えてよいのか。中央区に建設予定図書館は,全市的なニーズの中に立った全市対象施設であり,このことによって1区2館体制に踏み出すものではないと考えてよいのか等の質疑がありました。  これらに対し理事者から,中央区に建設予定図書館は,都心にふさわしい機能を検討し,全市民が利用できる施設としたい。また,1区2館構想の先鞭ということではなく,今後の図書館のあり方については,財政状況,生涯学習の中での図書館機能などを考慮しながら,今後策定される長期総合計画の中でもその方向を見出していきたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第 188号 真栄小学校特殊学級早期設置等を求める陳情についてでありますが,主なる質疑として,特殊学級設置には普通教室が三つ必要とのことだが,余裕教室の状況に応じて弾力的に設置できないのか。特殊学級設置のため教室を増築した場合,その経費はどのくらい必要になるのか。また,特殊学級1学級の年間ランニングコストはどのくらいなのか。現在,校区外から通う児童・生徒は何区で何人いるのか。また,一番遠方の場合,どのくらいの距離をどのような方法で通学しているのか。全市で特殊学級はどの程度整備されているのか。また,5年計画の実施状況,今後の整備予定,清田区の整備方針はどのようになっているのか。全市の小学校特殊学級設置することは,財政的に極めて難しく,バランスのとれた配置計画を立てる必要があるが,将来的に真栄小学校設置される可能性はあるのか。分区により,清田区としては特殊学級が1カ所になった点について,どう考えているのか。一たん真栄小学校特殊学級設置しようとして断念しているが,特殊学級が必要な地域,場所として,どのような努力,働きかけを行ったのか。また,特殊学級設置には余裕教室の活用を大方針としているが,従来の方針を超えて,増築してでも設置していく方向で考えるべきではないのか。真栄小学校余裕教室ができる可能性はあるのか。また,通学区域の変更で余裕教室を生み出し,特殊学級設置する考え方はできないのか。真栄小学校特殊学級が必要であるとの認識に立ち,柔軟な発想により,工夫して設置を考えるべきではないのか。また,児童数の推移から余裕教室が生じた場合,平成10年度からでも特殊学級設置すべきではないのか。また,将来,必要かつ適正な場所なので,真栄小学校特殊学級設置するのか等々の質疑がございました。  これらに対し理事者から,市全体における従来の方針を変えるものではないが,清田区の特殊学級小学校では1校しかない特殊事情を考慮し,真栄小学校余裕教室が2室になった時点で暫定的に特殊学級整備し,その後の状況によって,随時本格的な整備をしていく方向で努力したい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(柴田薫心君) 次に,環境消防委員長 福士 勝君。  (福士 勝君登壇) ◎福士勝君 環境消防委員会に付託されました議案3件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第46号 財産の取得の件(都市環境緑地用地)についてでありますが,主なる質疑として,当該緑地を取得することとなった理由はどのようなものか。札幌土地開発公社による用地の先行取得はどのように行われたのか。また,このときの取得金額は幾らか。本市が当該緑地を取得する際に,公社に対して負担する金利と事務費はどれほどになるのか。今回,取得を見送った残りの用地について,今後の取得計画はどのようになっているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第49号 平成9年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,都市における動植物の生態系保全を目指す市民の動きが広がっているが,公園の造成・整備に当たり,生態系保全の視点は盛り込まれているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第51号 平成9年度札幌下水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが,主なる質疑として,特定環境保全公共下水道整備のうち,所要事業費が一定の額を超えることで,合併浄化槽による対応を検討すべきものはあるのか。また,下水道事業ではさまざまな工事が行われているが,工事費削減に向けてどのような検討がなされているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(柴田薫心君) 次に,厚生委員長 畑瀬幸二君。  (畑瀬幸二君登壇) ◎畑瀬幸二君 厚生委員会に付託されました議案3件及び陳情1件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第41号 札幌児童福祉施設設置条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,児童福祉法の改正により,希望する保育所保護者が選択できるようになったが,保育所に関する情報を積極的に提供していくべきではないか。従前は行政が義務として入所を措置していたものが,父母と保育所との直接契約方式に変わるが,行政の公的責任が後退し,保育料の値上げなど保護者負担増を招くのではないか等の質疑がありました。  討論を行いましたところ,共産党飯坂委員からは否決すべきものとの立場で,自民党・高橋克朋委員からは可決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第41号は,賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に,議案第42号 札幌老人ホーム条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,軽費老人ホームB型の利用料を低く抑えるため,本市は,国の示す算定方法ではなく市営住宅の家賃を基準としているが,どの程度安くなっているのか。公営住宅法施行令の改正により市営住宅家賃算定方法が変わったことから,今回,ホーム利用料改定を行うと聞くが,どのような激変緩和措置を講じるのか。今後,市営住宅の家賃は毎年改定されることになるが,ホーム利用料については裁量により据え置くべきではないか。今回の改正では入居資格が緩和されるが,対象者の増加に対応できるよう施設整備を行う計画はあるのか等の質疑がありました。  討論を行いましたところ,共産党飯坂委員からは否決すべきものとの立場で,民主党猪熊委員からは可決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  続いて,採決を行いましたところ,議案第42号は,賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に,議案第49号 平成9年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,生活保護費補正額が約22億円に上るが,保護世帯数は当初見込みをどの程度上回っているのか。景気の後退により被保護者の自立が困難になっているとのことであるが,自立支援のため,どのような取り組みをしているのか。保護率は,景気に左右され,予測が困難と思うが,平成10年度はどの程度と見込んでいるのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,議案第49号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定しました。  最後に,陳情第 200号 精神障害者交通費助成を求める陳情についてでありますが,主なる質疑として,障害者福祉は,在宅重視の傾向にあり,外出支援が重要になることから,心身障害者だけではなく,精神障害者に対しても交通費助成が必要ではないか。障害者基本法が改正された際の附帯決議では,精神障害者のための施策がその他の障害者のための施策と均衡を欠くことがないよう,特に社会復帰及び福祉面の施策の推進に努めることとされていることから,格差の存在は問題であり,是正すべきではないか。精神障害者交通料金については,他の障害者の場合と異なり,半額免除を実施している交通事業者は全国的にも少ないが,本市は,実現に向け関係事業者にどのような働きかけをしてきたのか。仮に助成制度を実施した場合,本市の単独負担になると思うが,助成方法や予算額について具体的に検討しているのか。当該助成制度を実施していない政令市は本市と京都市のみであるが,来年度からの実施を目指し,予算の確保に努めるべきではないか等の質疑がありました。  これらに対して理事者から,当該助成制度の必要性については十分認識しており,制度開設に向け,10年度予算の重点項目の一つとして最大限の努力をしてまいりたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決の結果,陳情第 200号は,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。
     以上で報告を終わります。 ○議長(柴田薫心君) 次に,建設委員長 上瀬戸正則君。  (上瀬戸正則君登壇) ◎上瀬戸正則君 建設委員会に付託されました議案3件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第49号 平成9年度札幌一般会計補正予算(第5号)中関係分についでありますが,主なる質疑として,今回の債務負担行為の設定に伴う工事発注の際には,地元中小企業の受注機会の確保に十分配慮すべきと思うが,どのように取り組む考えなのか。国は公共事業費を削減しているが,本市に関連する国の開発予算は,対前年比でどのように推移しているのか等の質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,議案第49号中関係分は,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第48号 市道の認定,変更及び廃止の件,並びに議案第50号 平成9年度札幌土地区画整理会計補正予算(第1号)についてでありますが,質疑討論はなく,全会一致,可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(柴田薫心君) 次に,経済公営企業委員長 武藤光惠君。  (武藤光惠君登壇) ◎武藤光惠君 経済公営企業委員会に付託されました陳情第 207号 「水道水水質基準項目見直しを求める意見書」提出に関する陳情について,その審査結果をご報告するとともに,当委員会所属議員全員により提出いたしました意見書案第1号について,その提案趣旨をご説明いたします。  主なる質疑として,他都市において非イオン界面活性剤による水質事故が発生しているにもかかわらず,本市はなぜ独自の検査を行わなかったのか。また,検査を実施する場合には,どのような体制が必要と考えているのか。雪堆積場から流出する雪解け水により,琴似発寒川にある取水口の水質汚染が懸念されるが,検査体制はどのようになっているのか。昨年8月,厚生省において未規制化学物質等調査研究班が設置されたが,具体的な活動状況はどうなっているのか。現在,界面活性剤は水道水が泡立つという問題点に着目して議論されているが,健康面への影響など,泡以外の視点からも調査研究を進めるべきではないか。水質汚染などの環境対策については,本市が単独で取り組むのではなく,道と協力して総合的な調査研究に努めるべきと思うがどうか。また,現在,産・学・官の連携が叫ばれていることから,これを契機に,大学や他の自治体などに対して共同研究を行うよう働きかけてはどうか。非イオン界面活性剤については,現在,水質基準の対象とされていないが,安全で安心して飲める水を市民に供給する立場から,水道局では今回の陳情の趣旨をどう受けとめているのか等の質疑がありました。  これらに対して理事者から,本市水道局は,厚生省の未規制化学物質等調査研究班のメンバーとして参画している。現在,同研究班では水質基準の見直しを前提に調査研究を行っており,水の安全性を追求するという点では,陳情の内容と趣旨は同じであると考えている旨の答弁がありました。  討論はなく,採決の結果,陳情第 207号は,全会一致,採択すべきものと決定いたしました。  また,非イオン界面活性剤は,合成洗剤などの成分に広く使われ,環境や人体への影響が懸念されており,早急に水質基準項目に加えるよう国の関係機関に対して要請するため,意見書案第1号 水道水水質基準項目見直しを求める意見書を提案した次第であります。  以上で報告及び説明を終わります。 ○議長(柴田薫心君) ただいまの各委員長報告及び提案説明に対し,質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柴田薫心君) 質疑がなければ,これより討論に入ります。  通告がありますので,順次発言を許します。  まず,荒川尚次君。  (荒川尚次君登壇・拍手) ◆荒川尚次君 私は,ただいまから,日本共産党を代表して,議案第41号 札幌児童福祉施設設置条例等の一部を改正する条例案議案第42号 札幌老人ホーム条例の一部を改正する条例案,及び議案第52号,工事等委託契約相手方変更にかかわる専決処分承認の件に反対し,総務委員会で不採択とされた請願第 194号 西野青少年わんぱく村キャンプ場整備と存続を求める請願の採択を主張する立場で討論を行います。  まず,議案第41号 札幌児童福祉施設設置条例等の一部を改正する条例案についてですが,今回の条例改定は,児童福祉法の一部改正に伴い,現行の保育所入所措置という文言を保育の実施に改めようとするものであります。  昨年,改定された児童福祉法の問題点は,これまで市町村に,保育に欠ける子供を保育所に入所させて保育する措置義務を課していたものを,父母の申し込みを市町村が応諾する義務に変えてしまったことです。これは,保育所入所に関する法的義務を後退させるものです。また,保育所が措置施設から利用施設へと変更されたことから,保育料徴収も,保育コストの父母負担が原則とされての応能負担の明文化で,保育料の高額均一化,低所得者層の負担増を招くおそれがあります。さらに,保育行政に競争原理を持ち込むことになり,保育所間の格差拡大も懸念されます。  5日の厚生委員会における質疑の中でも,今回の条例改正で,保護者保育所選択の幅が広がることは期待できないだけでなく,応能負担から年齢別均一料金へ徐々に保育料体系を変化させること,保育行政を市場原理にゆだねることなど,到底,市民の願いにこたえるものにはなり得ないことが明らかになりました。  今日の保育所をめぐる最大の問題は,本市でも 950人を上回る待機児童を解消するための積極的な保育所建設や,老朽化した保育所の改修,公私間の格差是正など,公的保育の量と質の拡充であります。今日,女性の生き方が多様化し社会進出が進む中,少子化対策としても保育行政の充実が強く求められているにもかかわらず,本市においては公立保育園のあり方そのものを見直し,民間委託化を進めようとしていることは問題であります。  次に,議案第42号 札幌老人ホーム条例の一部を改正する条例案についてです。  これまで,第2種市営住宅の収入基準に合わせて入所基準を決めていた軽費老人ホームB型の利用資格について,公営住宅法の改定に合わせて,今回,所要の改正を行おうとするものでありますが,規則の改定で,利用料の値上げが盛り込まれております。すなわち,市営住宅家賃の新しい算定方式に準じた利用料金は,最低の,拓寿園の単身世帯における 200円アップから,最高の,稲明園の夫婦世帯での 800円アップまで,入所者負担を増大させるものであり,このような条例改定には反対です。  次に,議案第52号,仮称手稲東バスターミナル建設工事等委託契約の変更にかかわる専決処分承認の件についてです。  地下鉄東西線の延長開業に合わせて,終点となる地下鉄宮の沢駅周辺の再開発地域で丸井今井が建設を進めていた商業ビルは,その中にバスターミナルと隣接する市の複合公共施設にかかわる本市駐車場を取り込むものとなっており,市は,ターミナル部分について丸井今井に21億円余で工事委託を行い,駐車場部分については完成後に買い取ることとしていました。  ところが,工事がおよそ4割も進んだことし2月5日になって,突然,丸井は事業からの撤退を申し出,また市長もそれを容認し,とりあえず土地所有者であり建設施工業者であった大成建設に事業を継承させながら,最終的には,市がかかわる公社等第三セクターに引き取らせる方針を固め,議会に諮ることもなく2月13日に専決処分を行ったのであります。  その問題点については,3月5日の総務委員会において私が厳しく指摘したところでありますが,専決処分に合わせて,市長が,株式会社丸井今井及び大成建設株式会社と交わした(仮称)手稲東ターミナルビル等の整備に関する基本協定に関する地位承継協定などでは,丸井に対し,事業の実現に向けての義務や,市や大成建設の不利益となるような事項について,責任を持って対応する責務を課しているとはいうものの,みずからの経営戦略のもとに計画した自社所有の商業ビルを,その中に公的施設を取り込んでいるとはいえ,協定によってバスターミナルの工事委託契約の相手を変更し,市が結果としてこれを背負い込むことは,丸井の責任を免罪するものだということです。常識的に考えても,丸井が,みずから発注し建設を進めていた商業施設を途中で投げ出し,最終的に市に引き取ってもらうなどということは許されないことです。丸井が,経営戦略上,この商業ビルから撤退するとしても,まずは工事を仕上げて,建物を立ち上げてから他事業者に売却するなどが当然と考えます。  なぜ,丸井にそうさせないのか,常識的な責任をとらせないのか,委員会質疑に答えて,理事者は,専決処分とした理由について,工事を急ぐ必要があったことや,国庫補助関連の手続上も時間がなかったこととあわせて,丸井の状況にも配慮したことを挙げられましたが,本市がこのような形で丸井を支援することで,将来にわたって大きなリスクを背負い込むことは,市民に対して許されることではありません。  しかも,地位承継協定にあわせて市長が大成建設と交わした覚書には,大成建設が商業施設に入居する事業者の誘致を行うこととしながら,大成建設から市の関連公社へ事業主体の変更を行う時期をことしの7月を目途として明記しているのであります。委員会で,理事者は,一時的な承継であっても,建設業者である大成建設にターミナルビルの事業を引き受けさせるためには,市の第三セクターへの移行時期を明記する必要があったと答えるとともに,理想とするオーナー事業者はもとより,大型テナントの確保であっても,短期間で商業施設の後継者を見つけることは極めて難しいと言われました。それもそうです。他の商業事業者の計画のもとに建設された施設を購入し,それに合わせて事業展開を図るような業者がおいそれとあらわれるとは思われません。それほど不確定な商業施設での事業展開に,市が第三セクターを表に立ててなぜかかわろうとするのか,極めて不可解であります。  また,覚書には,現在,大成が所有し,ビル完成後は丸井が取得するとされていた約1万平方メートルの商業施設用地の取り扱いについて,市が大成と別途協議するとしていますが,委員会質疑では,他市有地との交換も視野に入れ,市が取得しなければならない事態も想定される旨の答弁がありました。このことは,市長が専決処分で丸井からとりあえず大成に事業を承継することを決めるとともに,その後に市が関与する公社に引き取らせるとした今回の極めて重大な本市の対応が,既にリスクを伴っているということではありませんか。  今回,たまたま丸井の経営問題に端を発して表面化した特定企業の営利施設の中に本市の公共施設設置するという手法が,いかに問題を含むものであるか,理事者も反省材料としなければならないと言明されたことでも明らかでありますが,本市と企業との境界をあいまいにした民間活力の活用方針のもとで進める本市の事業展開の問題点が,今,浮き彫りになっているのではないでしょうか。  そのこととあわせて,今回,市長の結果責任が問われていると思います。まして,事前に議会に諮ることもなく,専決処分で事を処理した桂市長の政治姿勢が問われる問題であることを改めて指摘し,議案第52号に反対するものであります。  次に,総務委員会において,我が党の反対を押し切って不採択とされた請願第 194号 西野青少年わんぱく村キャンプ場整備と存続を求める請願についてであります。  野外での集団生活を通して青少年の健全育成を図る目的で,本市が市内に6カ所設置している青少年キャンプ場は,各区の子供会育成連合会などに運営を委託されて活用されてきましたが,施設老朽化などから,利用が減少していることを理由に,市は新年度からその一つである西野キャンプ場の廃止を決めたものです。  しかし,利用が夏場の短期間に限られた施設であるにもかかわらず,97年度の西野キャンプ場の利用実績は 591人と前年度を上回るものとなっており,市のキャンプ場の利用実績,市のキャンプ場廃止の方針を聞いた地域の父母が, 475人もの署名を添えて,キャンプ場整備と存続を求める請願を議会に提出したのは当然であります。請願代表者が,趣旨説明の中で,キャンプ場を利用してきた子供たちの絵日記や作文を紹介しましたが,「私は,キャンプができなくなるのは悲しいです。」「近くでキャンプができるのに,なくなるなんて嫌です。」「お願い,なくさないでください。」との小学生の訴えに,なぜ市は耳をかそうとしないのか。  今日,子供を取り巻く環境が大きな社会問題になっている中,異年齢の子供たちがリーダーのもとで集団生活を体験し,社会性を養うキャンプ場の必要性は,むしろ高まっているのでは ないでしょうか。全市10区に対応する青少年育成のためのキャンプ場を,市内6カ所から5カ所に削減する理由はありません。市は,残された5カ所のキャンプ場を,機能分担のもと,整備を進めるとしていますが,なぜ西野を外すのか。子供たちや地域住民の理解を得られるものではありません。  また,市は,西野キャンプ場周辺の自然林を市民の森に指定し,キャンプ場跡地にそのための管理施設設置する方針ですが,これでは,子供たちに対する市長の姿勢が問われるのではないでしょうか。子供たちのキャンプ場も取り込んだ市民の森になぜできないのか,請願を採択して,市に再考を迫る議会の対応が求められていると考えるものであります。  以上で討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(柴田薫心君) 次に,松浦 忠君。  (松浦 忠君登壇) ◆松浦忠君 私は,議案第52号に反対する理由を申し上げます。  まず一つには,専決処分のあり方であります。  これは,昨年の議会でも,私,市長に申し上げたんですが,専決処分というのは,地方自治法で明記されているように,緊急で,なおかつ,議会開会のいとまがなく,決断をして執行してかんきゃならないという,こういう案件についてのみ専決処分ということが許されているのであります。  今回のこの問題について,それだけの緊急性があったのか,議会招集のいとまがなかったのかということになれば,私はそうではないと。じゃ,なぜ専決処分をしたのか。  この4年間の専決処分の事例を振り返ってみると,昨年の議会でも私は指摘しましたが,欠勤専従の問題で,市長,助役,収入役の給与減額の条例改定の件について,市長は,お盆だからということで専決処分をした。  そしてまた,今回,この問題。先ほど,荒川議員が内容についてるる指摘をしておりましたが,この問題についても,やっぱり,市長が工事を一緒に共同でやろうというその相手の選び方に間違いがあった。丸井今井について言えば,数年前から一部マスコミで,財政内容が極めて悪化しているということが報道されておりました。当然,相手を選ぶに当たって,相手の財務内容などを十分に調査して,その結果,相手を選んでいくというのが,これは一般のですね,今,民間で商売をやっている方々の常識であります。それからすると,一体,札幌市はどのような調査をし,そしてこの相手ならば心配ないと,どういう判断でこれをされたのか,その点も明らかにされておりません。  私は,この点からいって,まず一つ,市長のですね,相手を選ぶ際の調査不足,このことに問題があったんでないかなというふうに思います。  さらに,わかった段階でどうするかという,今度,措置のとり方であります。この措置のとり方について言えばですね,例えば,先般,ダイエーという日本を代表する量販店の決算内容が2期について新聞で報道されておりました。今期の決算,前期の決算,ともに赤字だと。そのぐらい,今は全国的にもですね,ああいう物販店については極めて経営環境が厳しい状況にあると。  こういうことを考えればですね,果たしてあの場所で,丸井が撤退をして,後を引き継ぐ人が出てくるのか,あるいは,あれらの施設を買い取る人が出てくるのか。こういうことを考えてみたときに,私は,極めて,99%不可能に近いなと,こういう判断をしております。例えば,かつてエイトビルを,札幌市が駅前通の再開発で,どうしても事業主体があらわれないということで,市が中心になって,第三セクターがそのビルを持ってですね,再開発をした。そして,今をさかのぼること七,八年前に,あのエイトビルを売却した。そして,今,札幌市が抱えている大きな問題の一つに,副都心開発公社の経営問題があります。  こんなことから考えていくと,今回のこの商業施設を,市がさらに建設を続行して,そして,それを第三セクターで買い取る,こういうことは,副都心開発公社の現在の状況なども含めて考えると,もう無謀です,これは。したがって,今,大事なことは,将来のそういう状況を見きわめた上で,やめるか進むかの決断をすることだと思います。  私は,少なくとも,このターミナルビルについては,バスの発着などもありますから,バスターミナルについは工事を続行して,そして2階以上の店舗部分については工事を中断しておいて,テナントあるいは買い取り先が決まってから工事を再開しても,私は,遅くないのではないかな,こう思います。そして,いよいよ買う相手がいなければですね,残念ながら,それら工事にかかった費用など,たとえ札幌市が負担をして大成建設に,撤去費用も含めてですですね,払ったとしても,私は,将来的なことを考えていけば,うんと安い後始末になるんではないかなと,こういうふうに考えるわけであります。  そんなことからしてですね,今回,専決処分で,これを続行すると,札幌市の第三セクターに買い取らせるということについては,どうも理解を示す人は少ないんでないか。そんなことから,私は,本案件については反対をするわけであります。  以上であります。 ○議長(柴田薫心君) 以上で討論を終結し,採決に入ります。  この場合,分割して採決を行います。  まず,請願第 194号を問題といたします。  本件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(柴田薫心君) 起立少数であります。よって,請願第 194号は不採択とすることに決定されました。  次に,議案第52号を問題といたします。  本件を承認することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(柴田薫心君) 起立多数であります。よって,議案第52号は承認されました。  次に,議案第41号及び議案第42号の2件を一括問題といたします。  議案2件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(柴田薫心君) 起立多数であります。よって,議案第41号及び議案第42号の2件は可決されました。  次に,議案第39号,議案第40号及び議案第46号から第51号まで,並びに陳情第 164号,陳情第 188号,陳情第 200号及び陳情第 207号,並びに意見書案第1号の13件を一括問題といたします。  議案8件及び意見書案1件を可決することに,陳情4件を採択することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議案8件及び意見書案1件は可決することに,陳情4件は採択することに決定されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) ここで日程に追加いたしまして,意見書案第2号 金融破綻に関連する倒産防止雇用維持を求める意見書を議題といたします。  本件は,自民党,民主党,公明,市民ネットワーク北海道及び新政クラブ所属議員全員の提出によるものであります。  これより,質疑及び討論の通告がありませんので,採決に入ります。  本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(柴田薫心君) 起立多数であります。よって,意見書案第2号は可決されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) お諮りします。  本日の会議はこれをもって終了し,明3月10日から26日までは委員会審査等のため休会とし,3月27日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(柴田薫心君) 本日は,これで散会いたします。  ――――――――――――――――――――       散 会 午後1時54分   上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。
        議  長       柴   田   薫   心     署名議員       三   上   洋   右     署名議員       生   駒   正   尚...