札幌市議会 1995-12-13
平成 7年第 4回定例会−12月13日-06号
平成 7年第 4回定例会−12月13日-06号平成 7年第 4回定例会
平成7年 第4回定例会
札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 6 号 )
平成7年12月13日(水曜日)
───────────────────────
〇
議事日程(第6号)
開議日時 12月13日 午後1時
第1 議案第1号から第8号まで,議案第11号から第18号まで及び議案第20号(
市長提出)
陳情第53号
(18件に対する
委員長報告等)
第2 議案第21号及び諮問第1号(
市長提出)
第3 札幌市
選挙管理委員及び補充員の選挙
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〇本日の会議に付した事件
日程第1 議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)
議案第2号 平成7年度札幌市
公債会計補正予算(第5号)
議案第3号 平成7年度札幌市
高速電車事業会計補正予算(第3号)
議案第4号
政治倫理の確立のための
札幌市長の資産等の公開に関する条例案
議案第5号 札幌市
環境基本条例案
議案第6号 札幌市
建築基準法施行条例の一部を改正する条例案
議案第7号
札幌市立高等看護学院条例の一部を改正する条例案
議案第8号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する条例の一部を改正する条例案
議案第11号 財産の取得の件(
廃棄物埋立用地)
議案第12号 財産の取得の件(
清掃工場用地)
議案第13号 財産の取得の件(
リサイクル団地用地)
議案第14号 財産の取得の件(
公園用地)
議案第15号 財産の取得の件(
都市環境緑地用地)
議案第16号 財産の取得の件(
高所照明車)
議案第17号 財産の処分の件(
代替用地)
議案第18号 市道の認定,変更及び廃止の件
議案第20号 札幌市
職員給与条例等の一部を改正する条例案
陳情第53号 札幌市
環境基本条例に関する陳情
日程第2 議案第21号
土地利用審査会委員任命に関する件
諮問第1号
人権擁護委員候補者推薦に関する件
追加日程
意見書案第1号
在日米軍実弾砲撃訓練地の北海道への移転構想に反対する意見書
意見書案第2号 「もんじゅ」の事故原因の
徹底的究明を求める意見書
決議案第2号 吸殻,
空き缶等の
ポイ捨て防止に関する決議
決議案第3号 政令指定都
市等市町村への権限移譲を求める決議
日程第3 札幌市
選挙管理委員及び補充員の選挙
───────────────────────
〇
出席議員(68人)
議 長 柴 田 薫 心 君
副 議 長 澤 木 繁 成 君
議 員 高 橋 克 朋 君
議 員 勝 木 勇 人 君
議 員 鈴 木 健 雄 君
議 員 堀 川 素 人 君
議 員 新 山 やすし 君
議 員 大 嶋 薫 君
議 員 北 川 一 夫 君
議 員 小 野 正 美 君
議 員 本 郷 俊 史 君
議 員 高 橋 功 君
議 員 宮 川 潤 君
議 員 中 嶋 和 子 君
議 員 田 中 昭 男 君
議 員 松 浦 忠 君
議 員 横 山 光 之 君
議 員 馬 場 泰 年 君
議 員 宮 村 素 子 君
議 員 笹 出 昭 夫 君
議 員 佐々木 肇 君
議 員 三 上 洋 右 君
議 員 岩 木 みどり 君
議 員 畑 瀬 幸 二 君
議 員 大 西 利 夫 君
議 員 義 卜 雄 一 君
議 員 涌 井 国 夫 君
議 員 横 山 博 子 君
議 員 武 藤 光 惠 君
議 員 山 口 た か 君
議 員 道 見 重 信 君
議 員 上瀬戸 正 則 君
議 員 伊 藤 知 光 君
議 員 原 口 伸 一 君
議 員 千 葉 英 守 君
議 員 村 山 優 治 君
議 員 猪 熊 輝 夫 君
議 員 西 村 茂 樹 君
議 員 小 田 信 孝 君
議 員 柿 崎 勲 君
議 員 生 駒 正 尚 君
議 員 佐々木 周 子 君
議 員 福 士 勝 君
議 員 宮 本 吉 人 君
議 員 武 市 憲 一 君
議 員 大 越 誠 幸 君
議 員 高 橋 忠 明 君
議 員 常 本 省 三 君
議 員 佐 藤 美智夫 君
議 員 加 藤 斉 君
議 員 富 田 新 一 君
議 員 丹 野 勝 君
議 員 本 舘 嘉 三 君
議 員 森 健 次 君
議 員 春 原 良 雄 君
議 員 荒 川 尚 次 君
議 員 飯 坂 宗 子 君
議 員 室 橋 一 郎 君
議 員 小 谷 俵 藏 君
議 員 山 田 信市郎 君
議 員 越 智 健 一 君
議 員 吉 野 晃 司 君
議 員 伊与部 敏 雄 君
議 員 湊 谷 隆 君
議 員 岡 本 修 造 君
議 員 常 見 寿 夫 君
議 員 高 橋 重 人 君
議 員 菅 井 盈 君
──────────────────
〇
欠席議員(1人)
議 員 川口谷 正 君
──────────────────
〇説明員
市長 桂 信 雄 君
助役 魚 住 昌 也 君
助役 田 中 良 明 君
助役 石 原 弘 之 君
収入役 伊 藤 忠 男 君
交通事業管理者交通局長 土 榮 勝 司 君
水道事業管理者水道局長 平 賀 岑 吾 君
総務局長 大 長 記 興 君
企画調整局長 井 原 貴 男 君
財政局長 米 田 耕一郎 君
市民局長 前 川 一 彦 君
民生局長 佐々木 利 幸 君
衛生局長 上 村 友 也 君
環境局長 平 田 匡 宏 君
経済局長 鈴 木 俊 雄 君
建設局長 瓜 田 一 郎 君
都市整備局長 広 畑 民 雄 君
下水道局長 松 見 紀 忠 君
建築局長 西 村 公 男 君
市立札幌病院長 手 戸 一 郎 君
消防局長 中 谷 多 宏 君
教育委員会委員長 牧 口 準 市 君
教育委員会教育長 藤 島 積 君
選挙管理委員会委員長 宮 川 新 市 君
選挙管理委員会委員 杉 本 強 君
人事委員会委員長 山 岡 暸 君
人事委員会事務局長 大 門 隆 司 君
監査委員 谷 口 政 範 君
監査事務局長 三 上 重 之 君
──────────────────
〇
事務局出席職員
事務局長 入 江 一 郎 君
事務局次長 植 田 英 次 君
総務課長 小 村 雅 彦 君
議事課長 土 屋 逞 君
調査係長 渡 辺 三 省 君
資料係長 高 橋 道 孝 君
議事係長 細 川 正 人 君
記録係長 前 野 保 雄 君
委員会一係長 山 本 祥 一 君
委員会二係長 常 野 正 浩 君
書記 佐 藤 比登利 君
書記 高 佐 三緒子 君
書記 鈴 木 和 弥 君
書記 尾 形 英 樹 君
書記 今 井 一 行 君
書記 山 本 扶 美 君
──────────────────
〔午後1時開議〕
○議長(
柴田薫心君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。
出席議員数は,68人であります。
──────────────────
○議長(
柴田薫心君) 本日の
会議録署名議員として
宮本吉人君,高橋重人君を指名します。
──────────────────
○議長(
柴田薫心君) ここで,
事務局長に諸般の報告をさせます。
◎
事務局長(入江一郎君) 報告いたします。
川口谷 正議員は,所用のため遅参する旨,届出がございました。
去る12月8日,
人事委員会委員長から,議案第20号 札幌市
職員給与条例等の一部を改正する条例案に対する意見書が,また,昨日,市長から,平成7年第3回定例会において採択されました陳情の処理の経過及び結果の報告がそれぞれ提出されましたので,その写しを各
議員控室に配付いたしました。
本日の
議事日程,
請願受理付託一覧表及び
議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。以上でございます。
〔一覧表は巻末資料に掲載〕
──────────────────
○議長(
柴田薫心君) これより議事に入ります。
日程第1,議案第1号から第8号まで,議案第11号から第18号まで及び議案第20号,並びに陳情第53号の18件を一括議題といたします。
委員長報告を求めます。
まず,
総務委員長 畑瀬幸二君。
(
畑瀬幸二君登壇)
◎
畑瀬幸二君
総務委員会に付託されました議案11件につきまして,その審査結果をご報告いたします。
最初に,議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,短期償還の市債の発行等については,どのような検討がなされているのか。また,それが実行できない理由は何か等の質疑がありました。
討論はなく,採決を行いましたところ,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第4号
政治倫理の確立のための
札幌市長の資産等の公開に関する条例案についてでありますが,主なる質疑として,
公開対象者に配偶者や助役,収入役を含めず,
市長本人に限定した理由は何か。条例の実効性を確保するため,
審査会等の第三者による
チェック機関の設置や,悪質な報告を行なった場合の懲罰条項を設けるべきではないのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決を行いましたところ,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第16号 財産の取得の件(
高所照明車)についてでありますが,主なる質疑として,
照明装置を装備した移動式の
クレーン車とのことだが,
厚別公園競技場だけの使用ではなく,地域からの貸出しの要望にもこたえる考えはあるのか。また,その管理のあり方についてはどのように考えているのか。
厚別公園競技場の
照明設置に当たり,固定式ではなく移動式のものとした理由は何か。また,移動式という点で,安全性に不安はないのか。同競技場の
夜間利用に際しては,四方から照らすとのことだが,隣接する住宅地の住民とは事前に話し合いを持っているのか。今回の
高所照明車の取得により,これまで物理的に
照明設備の設置が困難とされてきた
円山球場等において,夜間開催を望む声が上がった場合,どのように対応するのか。
高所照明車の運用に当たっては,この車を運転するオペレーターを
常勤職員とするのではなく,できるだけ経費のかからない方法を検討すべきと思うがどうか等の質疑がありました。
討論はなく,採決を行いましたところ,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第20号 札幌市
職員給与条例等の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,近年の
経済動向の厳しさや,
官官接待等が大きな社会問題となる中で,従来
どおり職員の
給与改定を行うことについて,どのように考えているのか。消防職と
医療看護職について給料表を新設するとのことだが,どのような点を考慮してのものなのか。また,これにより,後年度において負担増となるようなことはないのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決を行いましたところ,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
また,議案第2号,第11号から第15号まで及び第17号の7件については,質疑・討論はなく,いずれも
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 次に,
文教委員長 上瀬戸正則君。
(
上瀬戸正則君登壇)
◎
上瀬戸正則君
文教委員会に付託されました議案2件につきまして,その審査結果をご報告いたします。
最初に,議案第8号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,
高等専門学校管理費に毎年多額の不用額が生じているにもかかわらず,
入学料等の値上げにより,不況下の市民に負担を強いる根拠は何か。また,これまで実際に行われてきた値上げが,
教材費等,学生に直接かかる経費にどれだけ還元されているのか。今回の値上げに当たっては,単に国立高専に準じたということからだけではなく,それがこの学校の設置目的に合致するかどうかの議論をすべきでなかったのか等の質疑がありました。
続いて,討論を行いましたところ,共産党・
武藤委員から否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。
討論終結後,採決を行いましたところ,賛成多数で可決すべきものと決定をいたしました。
次に,議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,質疑・討論はなく,採決を行いましたところ,
全会一致,可決すべきものと決定をいたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 次に,
環境消防委員長 道見重信君。
(道見重信君登壇)
◎道見重信君
環境消防委員会に付託されました議案第5号 札幌市
環境基本条例案及び陳情第53号 札幌市
環境基本条例に関する陳情について,その審査結果をご報告いたします。
主なる質疑として,
環境懇談会の委員の選出と運営はどのように行われたのか。懇談会の提言にあった環境権や
先住民族について,どのような認識を持っているのか。また,リオ宣言についてはどうか。環境権については,すでに条例に明記している自治体があり,特に不都合が生じていないと聞くが,どのような検討がされたのか。また,提言でも,環境権とは直接表現していないことから,工夫して条例に盛り込むべきと思うがどうか。
先住民族については,懇談会の中でどのような議論がされてきたのか。また,
先住民族という文言を条例に明記することで不都合が生じるのか。他都市の条例と比較して本市の条例の特徴は何か。懇談会で非常に多く議論された
市民参加に関し,市から提案された
環境保全市民委員会の名称が条例では
環境保全協議会に変わり,役割も異なるのはなぜか。また,実際にはどのような活動を行うのか。協議会は,
環境保全に関する市の施策を協議し,結果の報告を行うとあるが,提言書の提出も可能なのか。協議会の人数などは規則で対応するのでなく,議会のチェックができるよう,構成や市民の公募を含め,条例の中に盛り込むべきではないか。また,
アイヌ民族の方々の発言の機会をどのように確保するのか。環境の保全に関する情報は,どのような方法で公開するのか。また,条例の施行に当たり,内容についてどのようにして市民の理解を求め,意見を取り上げていくのか。
環境影響評価については,提言にあるように,事業者が計画段階から実施することや,積極的な
市民参加の方法を確立すべきではないのか。懇談会の委員から連名で,提言が条例に反映されていないという趣旨の文書が提出されたことに対し,どのように受けとめているのか。条例の作成に当たり,意思の疎通を欠く点があったのではないのか。また,今後,NGOとの連携をどのように回復するのか。懇談会の
主要メンバーと市との間にそごを来たしている状況から,議案を撤回するなどして,今後調整すべきではないのか等の質疑がございました。
これに対して理事者から,環境権の法的な性格については定説がないこと等から,これを条例に規定することは適当でないと判断した。しかし,その趣旨は,条例案の
基本理念の一つに位置づけている。また,
先住民族の文言については,前文にその趣旨が含まれている。
環境保全協議会については,提言にある
環境保全市民委員会と全く同じ趣旨のものと考えており,委員の構成等については,規則で
提言どおりのものといたしたい旨の答弁がありました。
質疑終了後,両件について一括して討論を行いましたところ,共産党・
生駒委員から議案第5号に賛成の立場で,
市民ネットワーク・
中嶋委員から議案第5号に反対,陳情第53号に賛成の立場で,
新政クラブ・
田中委員から議案第5号に賛成,陳情第53号に反対の立場で意見の表明がありました。
続いて,採決を行いましたところ,議案第5号は賛成多数で可決すべきものと,陳情第53号は賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 次に,
厚生委員長 猪熊輝夫君。
(
猪熊輝夫君登壇)
◎
猪熊輝夫君
厚生委員会に付託されました議案2件について,その審査結果を報告いたします。
最初に,議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,来年度に整備を行う予定であった
特別養護老人ホーム 250床のうち,今回の補正で年度内に 140床を前倒しすることとなるが,来年度は,残りの 110床にとどまることなく,高齢者の実態を踏まえ,整備を進めていくべきではないか。また,今回整備を行う
特別養護老人ホームや
ケアハウス以外に,来年度は新規の設置を計画していないのか。本市の
高齢者保健福祉計画全体の中で,
デイサービスセンターと
在宅介護支援センターの整備がおくれていると思うが,
特別養護老人ホームなどへの併設を進めていく考えはないのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決の結果,議案第1号中関係分は,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第7号
札幌市立高等看護学院条例の一部を改正する条例案についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 次に,
建設委員長 三上洋右君。
(
三上洋右君登壇)
◎
三上洋右君
建設委員会に付託されました議案3件につきまして,その審査結果をご報告いたします。
最初に,議案第6号 札幌市
建築基準法施行条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,今回の改正は,増加しつつある
小規模興行場等の建築に対応するためと聞くが,現在,
興行場等は市内にどのくらいあるのか。改正された条例の施行日前に
確認申請書が提出された場合,どのように対応する考えか。災害に備えた建物の強化や,高齢者及び
身体障害者に配慮したゆとりある設計など前進が見られるが,建て主の負担についてはどう考えているのか。災害時の
安全対策の面では,改正によって逆に
建築基準が緩和される例もあると思うが,
安全対策は十分なのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決の結果,議案第6号は,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)中関係分及び議案第18号 市道の認定,変更及び廃止の件についてでありますが,質疑・討論はなく,採決の結果,いずれも
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 次に,
経済公営企業委員長 小田信孝君。
(
小田信孝君登壇)
◎
小田信孝君
経済公営企業委員会に付託されました議案2件について,その審査結果をご報告いたします。
最初に,議案第1号 平成7年度札幌市
一般会計補正予算(第5号)中関係分についてでありますが,主なる質疑として,今回の補正により,企業の情報化を支援するため,
エレクトロニクスセンターに機器を整備するが,最先端の技術を持つ大企業の要望をすべて満たした機種を設置しようとすれば膨大な経費を要することから,行政としての役割分担をしっかりと見きわめた上で対応していくべきではないか。また,昨年まで配置していた大型機器の利用率が低かったと思われることから,人員配置も含め,体制を強化し,十分な効果が上がるようにすべきと思うがどうか。冬期
野菜供給事業団の解散に伴う残余財産を
公園緑化協会の基金に繰り入れ,基金収益を
里づくり事業に充てるとのことだが,協会との協議は整っているのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決の結果,議案第1号中関係分は,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
次に,議案第3号 平成7年度札幌市
高速電車事業会計補正予算(第3号)についてでありますが,
地下鉄東西線延長工事を一部繰り上げて実施するが,工事の進捗状況及び今後の見通しはどうなっているのか。また,
関連用地の取得については順調に進んでいるのか。建設にかかわる起債の利率を政府債で6.06%,公庫債で6.16%と見込んでいるが,現在は金利が下がっていることから,今回の
補正予算は,より現実的な利率で計算されるべきではないのか。先週,南北線で事故を起こした新型車両を東西線にも導入するとのことだが,事故の原因は何だったのか等の質疑がありました。
討論はなく,採決の結果,議案第3号は,
全会一致,可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
○議長(
柴田薫心君) ただいまの各
委員長報告に対し,質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) 質疑がなければ,討論に入ります。
通告がありますので,順次発言を許します。
まず,
鈴木健雄君。
(
鈴木健雄君登壇・拍手)
◆
鈴木健雄君 私は,ただいまから
日本社会党,公明,
新政クラブ並びに私の所属する自由民主党の4会派を代表いたしまして,本議会に市長から提案されました札幌市
環境基本条例案については賛成の立場から,また,陳情第53号については反対の立場から簡潔に討論を行います。
今日の環境問題につきましては,これまでのような公害の問題にとどまらず,人間の
社会経済活動による環境への負荷の増大が環境の悪化をもたらすとともに,それが地球規模という空間的な広がりと将来への世代にもわたる影響という時間的な広がりを持つ,大変に複雑な問題となっております。
3年前の1992年には,ブラジルのリオデジャネイロで,環境と開発に関する国連会議,いわゆる
地球サミットが開催され,この史上かつてない大規模な会議を一つの契機として,国際的に環境の保全に関するさまざまな取り組みが進められてきております。
わが国においても,翌1993年の11月,この
地球サミットの成果を踏まえ,また
地球サミットの合意を世界に先駆けて実践をしたものとして
環境基本法を制定したところであり,これを受けた形で,
地方自治体レベルにおいても,同様の趣旨の条例を制定する動きが見られてきているところであります。
一方,本市においては,
地球サミットが開催された1992年,桂市長は,多様化,複雑化する環境問題に対する基本的な取り組み方を明確にし,より積極的な施策の推進を目指すべく,札幌市公害対策審議会に対し,新たな時代に対応した環境行政のあり方について諮問を行い,昨年の4月に,新たな条例の制定の必要性などが盛り込まれた答申を得ておられます。桂市長はこれを重く受けとめ,2期目の市長選挙に臨まれるに当たり,公約のトップの項目として,この
環境基本条例の制定を挙げられましたが,この条例案を速やかに提案されたことに対しまして,まず,高く評価するものであります。
また,この条例案の内容につきましても,今後必要になると思われる施策の手法を網羅しているとともに,特に市民及び事業者の立場から,環境の保全に関する協議を行う場としての
環境保全協議会の設置,この協議会からの環境審議会への参加,さらには,次代を担う児童及び生徒の参加を特に規定するなど,今後の
環境保全施策の推進に当たって重要となる市民の参加に関する規定を随所に設けており,これらは,他の自治体の条例には見られない画期的かつ先進的な取り組みとして高く評価できるものであります。
なお,この条例案に関し,一部の市民の方々などから,条例のあり方を検討した懇談会の提言の内容を反映していないとの意見があったことについては,表現の上において異なる部分はあるものの,条例案は提言の趣旨を尊重したものである旨,本議会の審議の中で確認をしたところでありますが,今後の条例の運用に当たっては,提言の趣旨に反することのないように,十分留意されることを強く望むものであります。
最後に,今後,
環境基本条例の制定を新たな出発点として,また,これに魂を入れるべく,市,市民及び事業者が一体となって
環境保全の取り組みを一層推進し,この条例の
基本理念でもある良好な環境を将来の世代へ引き継いでいけることを切に願いまして,私の討論を終わります。ご清聴ありがとうございます。(拍手)
○議長(
柴田薫心君) 次に,生駒正尚君。
(生駒正尚君登壇)
◆生駒正尚君 私は,ただいまから日本共産党を代表して,本定例会に付議されました議案第8号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する条例の一部を改正する条例案に反対し,残余の議案16件に賛成の立場から,その理由にも触れながら,簡潔に討論を行います。
わが党が議案第8号に反対する理由は,この条例案が市立高等専門学校の入学料及び入学選抜料の引上げを図ろうとするものであり,容認できないところであります。
次に,議案第4号
政治倫理の確立のための
札幌市長の資産等の公開に関する条例案についてでありますが,わが党委員が
総務委員会においても指摘いたしましたが,資産等の公開の対象が
市長本人に限定されているなど,不十分なものであります。わが党は,市議会議員の資産等公開に関しても同様の主張をしてきたところでありますが,公開すべき対象者に配偶者等を加えること,また,助役及び収入役を加えるべきであります。さらに,条例及び報告書について必要な審査を行う資産公開等審査会の設置など,条例を実効あるものとすべきであるとのわが党の立場をあらためて申し上げておきます。
最後に,議案第5号 札幌市
環境基本条例とこれに関連した陳情第53号に関してであります。
市長が提案をした
環境基本条例は,環境権が明文化されていないなどの不十分さはありますが,
基本理念において,良好な環境の確保及びその将来の世代への継承,
環境保全のための市,事業者及び市民の協力・連携がうたわれております。基本的施策においても,自然,生物,地球環境,都市景観,歴史的・文化的遺産,資源,廃棄物等にかかわっての
環境保全が規定され,また,環境基本計画,札幌市環境白書の策定が義務づけられ,さらに,
環境影響評価の措置,公害の原因となる行為,自然環境の適正な保全に支障を及ぼすおそれのある行為への規制措置なども規定されております。
これらの施策を進める上での問題として現在提起されております市民及び事業者の参加の確保に関しては,環境審議会及び
環境保全協議会の設置と,市長が明らかにした構成によって,実体的にこれが保障されることになるものと考えられます。したがって,条例案は,札幌市
環境懇談会がまとめた札幌市
環境基本条例のあり方に関する提言の内容をおおむね盛り込んでいるものでもあり,賛成するものであります。
この条例に関連する陳情第53号については,
環境保全に関する提出者の願意をわが党は理解するものでありますが,政治的,社会的に議論があるところの先住権に関する表現が含まれております。これは,わが党の見解,対応から見て,賛成しかねるものでありますので,陳情の採決には加わらないことを申し上げ,討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○議長(
柴田薫心君) 次に,中嶋和子君。
(中嶋和子君登壇)
◆中嶋和子君 私は,ただいまから
市民ネットワーク北海道を代表いたしまして,今議会に上程されました議案第5号 札幌市
環境基本条例案,議案第8号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する条例の一部を改正する条例案を否決すべきもの,残余の議案には賛成し,陳情第53号 札幌市
環境基本条例に関する陳情を採択すべき立場から簡潔に討論を行います。
まず初めに,議案第8号についてですが,教育費が家計を大きく圧迫しており,値上げは見送るべきと考えます。
次に,議案第5号 札幌市
環境基本条例案,陳情第53号 札幌市
環境基本条例に関する陳情についてです。
私どもは,
環境基本条例を策定することに反対するのではありません。むしろ条例は早期に策定すべきとの立場から,これまでも積極的に提案や質問をしてまいりました。しかし,今議会に上程されました条例案は,市民の期待を大きく裏切る内容となっております。すなわち,9月に札幌市
環境懇談会から市長に出されました仮称札幌市
環境基本条例のあり方に対する提言を,十分に尊重するとしていたにもかかわらず,内容が大きく後退しているのであります。
条例案に対しまして,市長や議長あてに,環境問題に取り組んでいる市民や
環境懇談会の委員の皆様が連名で要望書を出しております。また,北海道ウタリ協会理事の小川さんからも要望書が出されております。
市民の皆様の要望は,大きく言いますと,条例前文に
先住民族,環境を享受する権利を明記するべき,
環境保全協議会の役割や委員の構成,公募等について明確に条例に位置づけるべきものというものです。
まず,
先住民族についてです。
市長は,私どもの質問に対しまして,
先住民族の方々の知恵に学ぶという趣旨がその中に生かされているということですから,あらためて言う必要はないと答えておられます。明記できない理由は特に示していただけなかったのですから,ぜひ盛り込むべきであります。
地球サミットの環境と開発に関する世界委員会の委員長を務めたノルウェーのブルントラント首相は,次のように述べています。「伝統文化は,人類をその最も古い起源と結びつける知恵と経験のいわば巨大な貯蔵庫である。もし伝統的な文化が消滅するならば,われわれの社会全体にとっての一大損失である。伝統的社会が保ち続けてきた複雑きわまりない生態系に対応する技術を学び取る機会を失ってしまうのである。」
この
先住民族の役割については,リオ宣言・第22原則でも述べられております。本市の条例にも明記すべきものであります。
次は,環境権についてです。
市長は,環境権について,環境権の法的な性格につきましてはいまだ定説がなく,判例におきましても認められていないこと,また,その主体,対象となる環境の範囲などにつきましても不明確でありますことから,これを規定することは適当でないと述べておられます。しかし,提言では,前文の中に環境を享受する権利を理念宣言的にうたっているのであります。
市長は,条例の文言は,はっきりどなたにもそのように理解される言葉をもって正しく表現するのが条例の文言のあり方だと考えていると答えられました。この環境を享受する権利は,リオ宣言の第1原則にうたわれています。すなわち,「持続可能な開発という課題の中心は人類である。人類には,自然と調和した健康で生産的な生活を送る権利がある。」となっております。環境を享受する権利は,いまや世界の市民がわかる文言なのであります。国際都市さっぽろを標榜するならば,環境を享受する権利を条例前文に明記すべきであります。
次に,
環境保全協議会についてです。
懇談会では,
市民参加をどのように条例に仕組みとして規定するかが最大の議論となったのです。提言では,市民の立場から環境の保全に関する調査,協議等を行い,必要に応じて市長に意見を述べる等の活動を行うものとするとなっておりましたが,条例案ではその役割が後退しておりますし,構成や市民の公募については,条例ではなく,議会のチェックを必要としない規則で定めるとしております。これは,議会軽視にもつながるものであります。
地球規模で進行する環境汚染を食いとめるためには,市民とのパートナーシップを築くことが不可欠です。
したがいまして,陳情第53号は採択すべき,議案第5号は否決すべきものと考えます。また,議案第8号には反対いたしまして,私の討論を終わります。
○議長(
柴田薫心君) 以上で討論を終結し,採決に入ります。
この場合,分割して採決を行います。
まず,陳情第53号を問題といたします。
本件を採択することに賛成の諸君のご起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
柴田薫心君) 起立少数であります。よって,陳情第53号は不採択とすることに決定されました。
次に,議案第8号を問題といたします。
本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
柴田薫心君) 起立多数であります。よって,議案第8号は可決されました。
次に,議案第5号を問題といたします。
本件を可決することに賛成の諸君のご起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
柴田薫心君) 起立多数であります。よって,議案第5号は可決されました。
次に,議案第1号から第4号まで,議案第6号,議案第7号,議案第11号から第18号まで及び議案第20号の15件を一括問題といたします。
議案15件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議案15件は可決されました。
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○議長(
柴田薫心君) 次に,日程第2,議案第21号及び諮問第1号の2件を一括議題といたします。
いずれも市長の提出によるものであります。
提案説明を求めます。桂市長。
(市長桂 信雄君登壇)
◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました議案1件及び諮問1件につきまして,ご説明申し上げます。
まず,議案第21号は,
土地利用審査会委員任命に関する件であります。
本市土地利用審査会委員であります新谷 融,五十嵐日出夫,岩本勝彦,所 哲也,本間敏弘,前田一郎,山本浩介の7氏は,いずれも来たる12月19日をもって任期満了となりますので,新谷 融,五十嵐日出夫,岩本勝彦,所 哲也の4氏につきましては,引き続き任命することを適当と認め,また,本間敏弘氏の後任者といたしまして筒井久之氏を,前田一郎氏の後任者といたしまして松森一美氏を,山本浩介氏の後任者といたしまして高橋 眸氏をそれぞれ任命することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものであります。
新谷 融氏は,北海道大学農学部教授をされているほか,日本林学会北海道支部長等をされており,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
五十嵐日出夫氏は,北海学園大学工学部教授をされているほか,
札幌市長期総合計画審議会委員等をされており,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
岩本勝彦氏は,昭和49年4月に弁護士の登録をされ,平成元年12月から土地利用審査会委員に就任されており,現在は,日本弁護士連合会研修委員会副委員長等をされている方であります。
高橋 眸氏は,昭和46年1月から土地家屋調査士事務所を開業されているほか,現在は,札幌土地家屋調査士会副会長をされている方であります。
筒井久之氏は,株式会社時計台鑑定代表取締役をされているほか,社団法人日本不動産鑑定協会北海道会副会長をされている方であります。
所 哲也氏は,北海道武蔵女子短期大学経済学科教授をされているほか,北海道経済財政懇話会委員等をされており,昭和61年12月から土地利用審査会委員に就任されている方であります。
松森一美氏は,長く農業に携わり,札幌市農業委員会農政部会長等を歴任後,現在は,札幌市農業委員会副会長等をされている方であります。
次に,諮問第1号は,
人権擁護委員候補者推薦に関する件であります。
本市を職務区域とする人権擁護委員であります石坂健一,佐藤喜志,鈴木 豊,武田和恵,西出敬一,羽生有伸,原 敦子,三島辰雄,村部芳太郎,村山知子,矢上博紀の11氏は,いずれも来たる平成8年2月29日をもって任期満了となりますので,石坂健一,佐藤喜志,鈴木 豊,武田和恵,西出敬一,羽生有伸,原 敦子,三島辰雄,村部芳太郎,村山知子の10氏につきましては,引き続き推薦することを適当と認め,また,矢上博紀氏の後任者といたしまして,国岡智哉氏を推薦することを適当と認め,議会の意見を求めるため,本案を提出したものであります。
石坂健一氏は,昭和30年4月に弁護士の登録をされ,昭和38年12月から人権擁護委員に就任されており,現在は,札幌人権擁護委員協議会会長をされている方であります。
国岡智哉氏は,国岡製麺株式会社専務取締役をされているほか,社団法人札幌青年会議所理事に就任されている方であります。
佐藤喜志氏は,長く法務局に勤務され,札幌法務局人権擁護部長等を歴任後,現在は,司法書士をされており,昭和59年1月から人権擁護委員に就任されている方であります。
鈴木 豊氏は,長く教職に携わり,札幌市立中央小学校長等を歴任後,現在は,北海道退職校長会理事長等をされており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
武田和恵氏は,札幌武田病院院長をされており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
西出敬一氏は,札幌学院大学人文学部教授をされており,平成5年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
羽生有伸氏は,長く法務局に勤務され,札幌法務局西出張所長等を歴任後,現在は,司法書士をされており,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
原 敦子氏は,昭和59年4月に弁護士の登録をされ,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
三島辰雄氏は,長く教職に携わり,札幌市立札幌中学校長等を歴任され,平成2年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
村部芳太郎氏は,昭和28年4月に弁護士の登録をされ,昭和38年12月から人権擁護委員に就任されており,現在は,北海道人権擁護委員連合会会長をされている方であります。
村山知子氏は,英語の家庭教師をされているほか,長く北海道大学の外国人留学生やその家族の相談を受けるなどのお世話をされており,平成5年3月から人権擁護委員に就任されている方であります。
以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。
○議長(
柴田薫心君) これより,質疑及び討論の通告がありませんので,採決に入ります。
議案第21号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議案第21号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることに決定されました。
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○議長(
柴田薫心君) ここで,日程に追加いたしまして,
意見書案第1号
在日米軍実弾砲撃訓練地の北海道への移転構想に反対する意見書及び
意見書案第2号 「もんじゅ」の事故原因の
徹底的究明を求める意見書,並びに決議案第2号 吸殻,
空き缶等の
ポイ捨て防止に関する決議及び決議案第3号 政令指定都
市等市町村への権限移譲を求める決議の4件を一括議題といたします。
いずれも全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。
意見書案2件及び決議案2件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,
意見書案第1号及び
意見書案第2号,並びに決議案第2号及び決議案第3号の4件は可決されました。
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○議長(
柴田薫心君) 次に,日程第3,札幌市
選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。
この選挙は,本市
選挙管理委員及び補充員が,来たる12月21日をもって任期満了となることに伴い,地方自治法第 182条の規定に基づき,
選挙管理委員4人及び補充員4人を選挙するものであります。
まず,委員の選挙を行います。
この選挙は投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(
柴田薫心君) ただいまの
出席議員数は,68人であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○議長(
柴田薫心君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(
柴田薫心君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
お手元に配付の札幌市
選挙管理委員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1人の氏名を投票用紙に記入願います。
投票用紙への記入は,全部終わりましたか。
(「終わりました」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) これより投票を開始します。
点呼に応じて,順次投票願います。
点呼を命じます。
(氏名点呼,投票)
○議長(
柴田薫心君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(
柴田薫心君) これより開票に入ります。
会議規則第30条第2項の規定により,立会人に常本省三君,西村茂樹君の両君を指名いたします。
両君の立会いを願います。
(立会人所定の位置に着く)
○議長(
柴田薫心君) 開票を行います。
(開票)
○議長(
柴田薫心君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数68票。これは,先ほどの
出席議員数に符号いたしております。
そのうち,有効投票68票,無効投票なし。
有効投票中 加 藤 隆 司 君 15票
長 岡 武 夫 君 15票
宮 口 健太郎 君 14票
関 口 英 一 君 14票
佐々木 武 志 君 7票
井 本 美寧子 君 3票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。よって,加藤隆司君,長岡武夫君,宮口健太郎君,関口英一君が本市
選挙管理委員に当選されました。
次に,補充員の選挙を行います。
この選挙も投票により行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(
柴田薫心君) ただいまの
出席議員数は,68人であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○議長(
柴田薫心君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(
柴田薫心君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
お手元に配付の札幌市
選挙管理委員補充員被選挙人名簿記載の被選挙人のうちから,1人の氏名を投票用紙に記入願います。
投票用紙への記入は,全部終わりましたか。
(「終わりました」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) これより投票を開始します。
点呼に応じて,順次投票願います。
点呼を命じます。
(氏名点呼,投票)
○議長(
柴田薫心君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(
柴田薫心君) これより開票に入ります。
会議規則第30条第2項の規定により,立会人に森 健次君,荒川尚次君の両君を指名いたします。
両君の立会いを願います。
(立会人所定の位置に着く)
○議長(
柴田薫心君) 開票を行います。
(開票)
○議長(
柴田薫心君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数68票。これは,先ほどの
出席議員数に符号いたしております。
そのうち,有効投票68票,無効投票なし。
有効投票中 田 畑 光 雄 君 16票
青 木 護 君 14票
清 本 五 郎 君 14票
北 城 通 君 14票
和 田 義 秋 君 7票
茅 野 榮 子 君 3票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は5票であります。よって,田畑光雄君,青木 護君,清本五郎君,北城 通君が本市
選挙管理委員補充員に当選されました。
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○議長(
柴田薫心君) 最後にお諮りします。
各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から閉会中継続審査といたしたい旨の申出がありますので,その申出のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
〔一覧表は巻末資料の掲載〕
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○議長(
柴田薫心君) 以上で,本定例会に付議の案件はすべて議了いたしました。
これをもちまして,平成7年第4回札幌市議会定例会を閉会いたします。
──────────────────
閉 会 午後2時16分
上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 柴 田 薫 心
署名議員 宮 本 吉 人
署名議員 高 橋 重 人...