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札幌市議会
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1995-05-25
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平成 7年第一部議案審査特別委員会−05月25日-05号
平成 7年第二部議案審査特別委員会−05月25日-05号
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平成20年第二部予算特別委員会−03月13日-06号
昭和62年第 1回臨時会−01月19日-目次
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札幌市議会 1995-05-25
平成 7年第一部議案審査特別委員会−05月25日-05号
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2024-09-10
平成
7年第一部
議案審査特別委員会
−05月25日-05
号平成
7年第一部
議案審査特別委員会
札幌市議会
第一部
議案審査特別委員会記録
(第5号)
平成
7年5月25日(木曜日) ────────────────────────────────── ●議題
付託案件
の
審査
●
出席委員
34人
委員長
福 士 勝 君 副
委員長
上瀬戸
正 則 君 委 員 山 田
信市郎
君 委 員 小 谷 俵 藏 君 委 員 室 橋 一 郎 君 委 員 常 本 省 三 君 委 員 大 越 誠 幸 君 委 員 村 山 優 治 君 委 員 道 見 重 信 君 委 員 佐々木 肇 君 委 員 新 山 やすし 君 委 員 堀 川 素 人 君 委 員 鈴 木 健 雄 君 委 員 勝 木 勇 人 君 委 員 高 橋 克 朋 君 委 員 澤 木 繁 成 君 委 員 富 田 新 一 君 委 員 加 藤 斉 君 委 員
川口谷
正 君 委 員 畑 瀬 幸 二 君 委 員 岩 木 みどり 君 委 員 小 野 正 美 君 委 員 常 見 寿 夫 君 委 員 春 原 良 雄 君 委 員 柿 崎 勲 君 委 員 義 卜 雄 一 君 委 員 涌 井 国 夫 君 委 員 高 橋 重 人 君
委 員 生 駒 正 尚 君 委 員 武 藤 光 惠 君 委 員 山 口 た か 君 委 員 中 嶋 和 子 君 委 員 田 中 昭 男 君 委 員 松 浦 忠 君 ────────────────────────────────── 開 議 午後1時 ○
福士
委員長
ただいまから,第一部
議案審査特別委員会
を開会いたします。
報告事項
でありますが,特にございません。 それでは,議事に入ります。 本
委員会
に付託されました全
案件
に対する
討論
を行います。 ◆道見
委員
私は,ただいまから第一部
議案審査特別委員会所属
の
自由民主党議員
を代表いたしまして,本会に付託されました
平成
7年度各
会計補正予算
を初めとする諸
議案
について
賛成
の
立場
から,以下簡潔に
討論
を行います。
桂市長
は,今回の選挙において,21世紀へ向けての躍動
都市
さっぽろの
基盤づくり
について,
市民
の高い
評価
を得たところでありますが,今回提案されました肉づけ
予算
の内容について見ますと,北の
理想都市サッポロ
の
実現
を目指して,
市民要望
が高い,あるいは
緊急性
が要求される
防災対策
や
福祉施策
,
ごみ対策
などが盛り込まれた積極的なものになっており,
市長
の2期目の
スタート
に当たっての意欲があらわれたものであり,高く
評価
するところであります。 特に,このたびの
阪神
・
淡路大震災
を教訓として,
地域防災計画
の総合的な
見直し
に着手し,早期に必要な
耐震性貯水槽
,
情報通信網
の
整備
など,
市長
の速やかな対応は,高く
評価
するものであります。 また,
都市景観づくり
を進めるために,
都市景観基本計画
の
策定
が予定されておりますが,自然と共生した
市民生活
や,安らぎのある
都市空間
の形成につながるものと期待をいたしております。 さらに,
芸術文化基本構想
を
策定
するための
調査
は,
芸術文化行政
のビジョンを打ち出すために重要なものでありますし,また,
大倉山ジャンプ台周辺
の
魅力アップ
を目的とした多機能型・
通年型施設
の
整備
は,毎年 100万以上と言われる
観光客
の増加につながるものと期待されております。 一方,
市民
の念願であった
札幌
駅
前地下通路
を
整備
し,
地下歩行空間
の
ネットワーク化
を
推進
することは,
市民
の
利便性
の
向上
や
まちづくり
に大きな前進となると思います。 また,
市民
とつくるみんなのまちの
実現
のために,
地域住民活動
及び
市民交流
の
推進
を図るため,厚別区に多目的な
交流広場
を
整備
するとともに,
政令都市
では初めて
市民集会施設用地購入資金融資制度
を新設し,また,
豊平
区の分区に向けて,
区役所
,
地区図書館
,
消防署
などの
関連施設
の
整備
に着手するなど,
地域
との
ふれ合い
を大切にした
施策
であります。 このほかにも,このたびの肉づけ
予算
には,
丘珠空港調査
,
青少年育成計画策定調査
,
消費者会館建設調査
,
資源物選別施設建設調査
など,将来に向けての
予算
が計上されておりますが,これらの実施に当たっては,
市民
の
意見
を十分に反映させて実りある
事業
につなげていただき,
桂市政
2期目の大いなる発展に向けた意義ある年となることを強く期待するものであります。 以上,主な
施策
について申しましたが,
本市
の
財政事情
は,すでに
財政調整基金
の底が見えるなど厳しい
状況
の中にありますが,今後の
財政運営
においては,
行政改革
を
推進
するとともに,
財政基盤
の確立に向けて一層のご努力を願うものであります。 終わりに,本
委員会
において,わが党の
委員
が述べました
意見
,
要望
についても,今後十分検討されますことをお願いいたして,私の
討論
を終わります。ありがとうございました。 ◆畑瀬
委員
私は,第一部
議案審査特別委員会所属
の
社会党委員
を代表いたしまして,本
委員会
に付託されました
議案
第1号を初めとする
議案
11件のいずれにも
賛成
の
立場
で
討論
をいたします。
最初
に,今回の肉づけ
予算
は,
桂市政
2期目の
スタート
に当たり,政策的な判断から,急を要する
事業
を
中心
に
一般会計総額
で約 243億円となっています。その内訳は,
生活環境整備
のための
単独事業
や,
地域防災計画
の総合的な
見直し
のための
震災対策調査
と
緊急防災対策事業
,
豊平
区の分区に向けた
関連施設整備
など,
早期実施
が必要と思われるものについて,積極的に
事業
を展開しようとするものと受けとめることができるのであります。 しかし,
財政状況
を見るときに大変厳しいものがあります。
本市
の
景気動向
は,依然,
不透明感
の中にあり,それを反映して
市税収入
は91年度の水準まで落ち込んでいます。さらに,底をついた
財政調整基金残高
などを考えますと,
財政基盤
の強化が一層求められるところであります。 そこで私は,以下,
各局別
に,わが
党委員
が提起をした
意見
,
要望
を
中心
に
討論
を行いますので,今後の
市政
に十分反映されるとともに,
予算執行
には万全を期していただきたいと考えるところであります。 まず,
財政局関係
でありますが,国の95年度第1次
補正予算
に関連して,
本市関連
の
防災対策
として,
事業
化できるものについては積極的に
補正
の追加を行うなど対応すべきであります。 また,限られた
財源
の効率的な運用のため,
DRプログラム
と連携し,
財政リストラ
を進めていただきたいと思います。 さらに,
税収減
が続き,
市税
の
滞納額
も急増しつつありますが,
納税対策
の
充実
を求めるとともに,
不良債権
については,法に従って,適時適切な
不納欠損処分
も行うべきであります。 次に,
企画調整局関係
でありますが,丘珠空港問題についてはすでに4年近い年月が経過しており,地元の
市街化
も急速に進んでいることから,
地元住民
の不安を解消するためにも,早急に結論を出すべきであります。 また,
札幌駅前通地下通路
の
整備
については,
南北線開通
時の経過や,近年は
ロマネット事業
が
推進
されていることなどを踏まえ,
駅前通
に加え,西3丁目通についても
調査
しておくとともに,
整備
に当たっては,にぎわい,かつ魅力ある
地下空間
の創出を目指すべきであります。 次に,
市民局関係
でありますが,
芸術文化基本構想
の
策定
に当たっては,幅広いジャンルの中から,できるだけ多くの
関係者
の
意見
を踏まえて
構想
を
策定
していくべきであります。 また,
地区センター建設
に当たっては,福祉の
街づくり環境整備要綱
を踏まえ,
努力目標
となっている
エレベーター建設
についても,今後設置できるよう検討していくべきであります。 次に,
教育委員会関係
でありますが,
地区図書館
の
建設
に当たっては,特色を生かした
図書館づくり
を
推進
されるとともに,白石区の
移転改築事業
は,急ぎ
推進
すべきであります。 また,
屋内温水プール
の
建設
に当たっては,
車いす利用者
や障害を持った人も利用できるように,
プール
内の
スロープ化
を早急に採用するとともに,小学校の低学年や中学年も,
一般プール
で泳げる方策を全市的に講じていくべきであります。 次に,
消防局関係
でありますが,新たな
地域防災計画
の
策定
に当たっては,必要な
基礎調査
を十分行い,
災害
時の
活動計画
として有効な
防災計画
となるよう
策定
していくべきであります。 また,
耐震性貯水槽
の導入に当たっては,
貯水槽
の
耐震設計
を十分
調査
した上で,
大震災
にも耐えられるものを導入すべきであります。 さらに,
高所監視カメラ
及び
衛星地球局
の
整備
に当たっては,
災害
時だけでなく平常時の活用を図るとともに,被災時の
バックアップ体制
に万全を期しておくべきであります。 次に,
環境局関係
でありますが,
資源物選別施設建設
に当たっては,
市民
の理解と
協力
を深めていくための
施設
,
啓蒙教育
の場としても役立つものにすべきであります。 また,再
分別収集モデル事業
の拡充については,
関係者
の声を十分生かしていくべきであります。 さらに,中島公園再
整備事業
については,
自然環境
の
保全拡大
に努めるとともに,
音楽専用ホール
への
アプローチ園路
の
整備
に当たっては,
高齢者
や
障害者等
への配慮はもちろんのこと,
周辺環境
との調和を図っておくべきであります。 以上,申し上げて,私の
討論
を終わります。 ◆柿崎
委員
私は,第一部
議案審査特別委員会
に所属する
公明議員団
を代表いたしまして,本
委員会
に付託されました
平成
7年度各
会計補正予算案
を
中心
とした諸
議案
について
賛成
の
立場
から,以下簡潔に
討論
を行います。 まず初めに,今回の肉づけ後の
平成
7年度
予算
の規模は,
一般会計
,
特別会計
,
企業会計
の全体を見ますと,繰上げ充用の
補正額
を除いて,前年度当初
予算
と比較して 5.1%の伸びを示しており,
地方財政計画
の 4.3%の伸びを勘案しますと,それなりの
評価
ができるのであります。 また,その
予算編成
に当たって最大限とも思われる
特定財源
と,53億円に及ぶ
財政調整基金等
を投入し,肉づけ
予算総額
では約 246億 9,000万円が計上され,多くの
単独事業
の増額が図られており,限られた
財源
の中において,
市民生活
に直結した
事業
の
推進
に順位をつけて取り組むことは,的確な
財政運営
であると
評価
をいたします。
本市
を取り巻く
社会経済環境
は,
国際化
,
情報化
,
高齢化
と
少子化
,
広域化
などの潮流の一層の進展や,
バブル経済崩壊
後の
円高
に伴う
経済
不安,
地方分権
,
規制緩和等
による新たな秩序の構築が求められております。 このような中で,このたびの
補正予算
は,
市長
が北の
理想都市サッポロ
の
実現
を目指して,具体的な六つの
施策
により編成されましたが,特に,
市民交流広場
の
整備
や新
区役所
,
保健センター
,
消防署
,
地区図書館
の
建設
に積極的に取り組んでいることは,
市民
に温かい
ふれ合い
の場を提供し,また,
市民サービス
の
向上
に不可欠な
事業
であり,その完成が待たれます。 さらに,
情報化
という大きな流れに備えて,
市民
の暮らしの
向上
につながる
行政情報提供システム
や
情報ネットワーク
のあり方の
調査
に取り組むことは,多様化する
市民ニーズ
にこたえるための先導的な
施策
として,その成果が期待されるものであります。 また,ごみ問題については,これまでも
減量化
に向けて実施してきた多くの
施策
については
評価
いたしますが,よりきめ細かな取組みとして,瓶・缶及び
プラスチック類
の
選別施設
の
建設
のための
基本設計
や
環境影響調査
を行い,さらに,瓶・
缶細分別収集モデル事業
の実施区を2地区に拡大し,
収集対象
にペットボトルを新たに加えることにいたしておりますが,大きな効果をもたらすためには,これまで以上に
市民
の理解と
協力
が必要でありますので,積極的な取組みを望むものであります。 以上,焦点を絞って簡潔に述べてまいりましたが,本
委員会
における
審査
の中で,わが
会派委員
が述べたそれぞれの
意見
,
要望
につきましては,今後十分考慮され,
市政執行
に反映されるよう
要望
いたしまして,私の
討論
を終わります。 ◆生駒
委員
日本共産党
を代表して,簡潔に
討論
を行います。 わが党は,本
委員会
に付託されました
案件
中,
議案
第21号
専決処分承認
の件,すなわち
札幌
市
税条例
の一部の改正については,
軽自動車税
の規定を変え,
小型特殊自動車
である
電気自動車
の
軽減税率
を廃止することにより,該当する
小型特殊自動車
の税額の現行 4,300円から 4,700円への引上げを含むものであり,反対であります。
一般会計補正予算関係分
を初めとする残余の
議案
10件については,
賛成
するものであります。 なお,わが党が
代表質問
や本
委員会
の質疑の中で指摘した
活断層
の
調査
,
地震予知体制
の
整備
,
消防力
の増強などの
震災対策
については,
財政措置
を含めて積極的に取り組まれるよう強く求めておきます。
環境基本条例
の制定に関してですが,真に実効ある
条例
とするために,
市民
の
環境権
の明記,
環境基本計画
への
市民
の
意見反映
の保障,
計画段階
での
環境アセスメント制度
の採用などについて求めておきます。 ごみ問題,
リサイクル
に関しては,
資源物収集
を一層強化し,
リサイクル
の
推進
を図るとともに,現在のごみ問題の根本問題である大企業の
大量生産
・
大量販売
に迫る取組みを強く求めておきます。また,
ごみ減量
の根拠とならない
家庭系ごみ
の安易な
有料化
には,強く反対することを申し上げて
討論
を終わります。 ◆中嶋
委員
私は,
市民ネットワーク北海道議員会
を代表いたしまして,第一部
議案審査特別委員会
に付託されました
議案
第1号
一般会計補正予算
中
関係分
を初めとするすべての
議案
に
賛成
する
立場
から
討論
を行います。 初めに,歳入についてです。
本市
の
財政状況
は,
景気低迷
の中,大変厳しい
状況
にあります。
一般財源比率
や
自主財源比率
は年々下がる一方,
公債依存率
,
起債制限比率
は上がっています。また,
財政調整基金
の取崩しも,毎年行われております。大幅な景気の回復が見込めない
状況
ですので,
市税
の
収納率
を上げることは
緊急課題
です。
本市
の
収納率
は,他の
政令指定都市
と比較しても低い状態にあります。
不動産業
が多いなどの点もありますが,
名古屋
市のように,
バブル経済
後も高い
収納率
を維持しているところもあります。
名古屋
市は,税の収納に関しては
本庁主導
で行なっているということですが,
本市
の
区役所
は大
部局制
をとっており,
見直し
が必要と思われます。 次は,
企画調整局
についてです。 1,000万円の
予算
で
地域情報化構想基礎調査
が行われます。
市民集会施設
,
スポーツ施設
の
コンピューター予約
などの,
市民生活
に直接的なメリットがもたらされるものであるべきですが,将来の光ファイバーの
施設
,マルチメディアの
全面的展開
なども見据えた,
先見性
・
予見性
を持った
システム構築
が求められます。市の
情報化推進部局
は,
建築局エレクトロニクス主幹
や
行政情報室
などですが,この他の各局で個別に取り組まれている
コンピューター化
についても,全庁的に
見直し
,トータルな
システム
を検討すべきと考えます。また,インターネットへアクセスすることも課題と言えます。 次は,
市民局
についてです。
消費者会館
の
建設調査費
300万円が計上されました。
国際化
,
高齢化
,
情報化
などの時代を反映し,私
たち生活者
・
消費者
にかかわる問題も多様化しております。これらの社会の変化に対応した総合的な
消費者行政
が求められています。このためには,
ハード
・
ソフト両面
の
充実
が不可欠です。
ハード面
としては,
消費者相談
や
テスト機能
を備えた
消費者会館
の
建設
が重要です。
会館建設
に当たっては,ぜひ
市民
の
意見
を反映してほしいと思います。また,
管理運営
に当たっては,他
都市
で取り入れられている
館長等
を
市民
から公募するなどの
市民参加
型の方法を取り入れていただきたいと思います。 次は,
教育委員会
についてです。 97年の
豊平区分
区に合わせ,
地区図書館建設費
2億 7,400万円が
予算
化されています。この
建設
で,
本市
の1区1
図書館
の
計画
が終了します。現在,1区
複数館構想
も含めた
図書館計画
を
策定
中ですが,今後は自転車で行ける範囲に1館は必要と考えます。
地区センター図書室
ではなく,
条例
に基づく分館の設置を強く求めるものです。 また,分区
図書館
の
建設
を機に,電話によるリクエスト,現在1回4冊の貸出し数の
見直し等
を提案しましたが,
祝日開館
,
AV資料
の設置など,
市民要望
の多い
各種サービス
の
向上
に取り組むべきです。戦後50年のことし,戦争中は保障されなかった表現の自由,思想の自由は,
図書館
にとっても重要な課題であり,
講演会
,
展示会
,
映画会
など,平和への取組みを積極的に行うことを
要望
します。いずれにしても,今回
策定
の生涯
学習推進構想
の
実現
のためにも,
図書館
の
充実
は不可欠であると考えます。 最後は,
消防局
についてです。 今回の肉づけ
予算
は,
防災対策
の
充実
を図るということで5
事業
が新たに
予算
化されました。
阪神
・
淡路大震災
や
地下鉄サリン事件
など,
集団災害
の際の
救急体制
の
重要性
があらためてクローズアップされています。
集団災害
は,平時の事故,病気と異なり,同時に多数の
傷病者
を限られた人材,資材で,一刻を
争い手当て
をしなければならない
状況
が出現するわけで,トリアージ(
選別
),トランスポート(輸送)が求められます。
救急救命士
,高
規格救急車
の
充実
,ヘリコプターの
日常的活用
を含め,
救急業務
の人的・
質的向上
を積極的に5年
計画
に盛り込むことをあらためて求めるものです。 以上で
討論
を終わりますが,
市民ネットワーク
が各局に質問いたしましたことについては,十分に
市政
に反映していただきたいと思います。 ◆田中
委員
私は,ただいまから第一部
議案審査特別委員会
に所属する
新政クラブ
を代表いたしまして,本
委員会
に付託をされました
平成
7年度各
会計補正予算案並び
にその他の諸
議案
につきましては
賛成
の
立場
から,簡潔に
討論
を行います。
最初
に,今回2期目を目指し
市長選
を勝ち抜かれた
桂市長
は,その揺るぎない信念と今日までの堅実な実績に対して,多くの
市民
の厚い信頼と信任を得て,再度
市政
の執行をゆだねられたものと考えるのであります。
桂市長
が,公約として掲げております北の
理想都市サッポロ
の
実現
を目指し,六つの
施策
を掲げられ,今回の肉づけ
予算
では,
環境保全条例
の制定や
都市景観基本計画
の
策定
,
在宅介護手当
や
外国人高齢者
の
福祉手当
の支給,及び
高齢者
への
デイ銭湯事業
の補助,
大倉山ジャンプ台
の
改修工事
,さらに
札幌
駅
前地下通路
の
整備
に向けた
調査
,そして
地域活性化
の
推進
として多目的な
交流広場
の
整備
など,きめ細かな
施策
が盛り込まれており,
桂市長
の
まちづくり
にかける積極的な姿勢と取組みに対して,敬意を表するものであります。 また,
阪神大震災
から得た貴重な経験としては,
直下型地震
に対する
都市施設
の
整備
を初め,
地域防災計画
の
見直し
の
必要性
や,水,
食料等
の備蓄と冬場の
避難所確保
など,未
整備
の部分も判明しておりますが,これらに対処するためには,財政問題も含めて
計画
的に
推進
することが求められます。これに対しても,このたびの肉づけ
予算
において約15億円の
緊急防災対策
を計上し,地震に強い
まちづくり
のため,的確に対応されようとしていることは
評価
するものであり,
地域防災計画
の
策定
に向けて,積極的に取り組まれるよう
要望
をいたします。 なお,最後になりますが,今日の
日本経済
を取り巻く
環境
は,
バブル経済
の崩壊による不況からようやく明るさを取り戻したところへ,
回復見通し
のない急激な
円高
の進行や株価の暴落,そして
阪神
・
淡路大震災
の影響による
関連企業
の倒産,さらには
オウム真理教事件
など, 170万
市民
は,
経済
・社会不安の中で
日常生活
を送っているわけであります。こうした折に,
桂市政
の2期目を
スタート
されるわけですが,申し上げましたように,
市長
の堅実な手腕と姿勢を
評価
しつつも,こうした
市民
が置かれている
時代状況
に照らし,
市長
は2期目の自信をさらに強くされ,
市民
の求心力をより高めるため,大胆な
施策展開
をされてまいりますことを
要望
し,
市長
から提案されました諸
議案
にあらためて
賛成
の意を表し,私の
討論
を終わります。 ○
福士
委員長
以上で
討論
を終結し,直ちに採決を行います。 この場合,分割して採決いたします。
最初
に,
議案
第21号を問題といたします。
議案
第21号を承認すべきものと決定することに
賛成
の
委員
の起立を求めます。 (
賛成者起立
) ○
福士
委員長
起立多数であります。よって,
議案
第21号は承認すべきものと決定いたしました。 次に,
議案
第1号中
関係分
,第3号中
関係分
,第5号,第9号中
関係分
,第13号,第14号,第20号,第25号,第26号及び第27号を一括して問題といたします。
議案
10件を可決または承認すべきものと決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
福士
委員長
異議なしと認めます。よって,
議案
10件は可決または承認すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,第一部
議案審査特別委員会
に付託されました全
案件
に対する
審査
を終了いたしました。 ────────────── ○
福士
委員長
委員長退任
に当たり,一言ご
あいさつ
を申し上げます。
審査
に当たりましては,新選良の方々も含めて,
市民
の声をストレートに
市政
に反映すべく,積極的な質疑,ご
意見
を承り,
特別委員会
としては,十分なる成果をおさめることができたというふうに思います。
委員長
ふなれのために,
上瀬戸
副
委員長
,
委員各位
,さらには
理事者
,
議会事務局
の皆さんの大変なご
協力
で無事終えることができました。心から感謝を申し上げまして,一言ご
あいさつ
にかえたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ────────────── ○
福士
委員長
これをもちまして,第一部
議案審査特別委員会
を閉会いたします。 ────────────── 閉 会 午後1時24分...
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