札幌市議会 > 1995-05-10 >
平成 7年第 2回定例会−05月10日-01号
平成 7年第 2回定例会−05月10日-目次

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  1. 札幌市議会 1995-05-10
    平成 7年第 2回定例会−05月10日-01号


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    最終取得日: 2024-09-10
    平成 7年第 2回定例会−05月10日-01号平成 7年第 2回定例会               平成7年   第2回定例会         札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 1 号 )               平成7年5月10日(水曜日)          ─────────────────────── 〇議事日程(第1号の1)  開会日時 5月10日 午後1時 第1 議長選挙          ─────────────────────── 〇議事日程(第1号の2) 第1 議席の指定 第2 会期の件 第3 副議長選挙 第4 議案第30号(全議員提出) 第5 常任委員会委員選任 第6 常任委員会委員長選任 第7 議会運営委員会委員選任
    第8 議会運営委員会委員長選任 第9 議案第1号から第29号まで(市長提出) 第10 札幌農業委員会委員推薦の件 第11 札幌市石狩町茨戸下水処理場管理組合議会議員選挙 第12 石狩西部広域水道企業団議会議員選挙          ─────────────────────── 〇本日の会議に付した事件議事日程第1号の1) 日程第1 議長選挙議事日程第1号の2) 日程第1 議席の指定 日程第2 会期の件 日程第3 副議長選挙 日程第4 議案第30号 札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案 日程第5 常任委員会委員選任 追加日程 常任委員会委員辞退の件 日程第6 常任委員会委員長選任 日程第7 議会運営委員会委員選任 日程第8 議会運営委員会委員長選任 日程第9 議案第1号 平成7年度札幌一般会計補正予算(第1号)  議案第2号 平成7年度札幌国民健康保険会計補正予算(第1号)  議案第3号 平成7年度札幌公共用地先行取得会計補正予算(第1号)  議案第4号 平成7年度札幌砂防用地先行取得会計補正予算(第1号)  議案第5号 平成7年度札幌公債会計補正予算(第1号)  議案第6号 平成7年度札幌病院事業会計補正予算(第1号)  議案第7号 平成7年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)  議案第8号 平成7年度札幌水道事業会計補正予算(第1号)  議案第9号 専決処分承認の件(一般会計予算補正)  議案第10号 札幌墓地条例の一部を改正する条例案  議案第11号 札幌病院事業設置等に関する条例及び市立札幌病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例案  議案第12号 札幌事務分掌条例の一部を改正する条例案  議案第13号 札幌恩給条例等の一部を改正する条例案  議案第14号 札幌税条例の一部を改正する条例案  議案第15号 札幌国民健康保険条例の一部を改正する条例案  議案第16号 札幌農業体験交流施設条例案  議案第17号 札幌建築基準法施行条例の一部を改正する条例案  議案第18号 札幌市立高等看護学院条例の一部を改正する条例案  議案第19号 札幌市立学校設置条例の一部を改正する条例案  議案第20号 専決処分承認の件(札幌市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正)  議案第21号 専決処分承認の件(札幌税条例の一部改正)  議案第22号 第3山口処理場排水処理施設新築工事請負契約締結の件  議案第23号 第3山口処理場排水処理施設新築プラント工事請負契約締結の件  議案第24号 手稲鉄北小学校改築工事請負契約締結の件  議案第25号 財産の取得の件(学校用地)  議案第26号 町の区域を新たに画し,及び変更する件  議案第27号 札幌市区設置等に関する条例の一部を改正する条例案  議案第28号 市道の認定及び変更の件  議案第29号 監査委員選任に関する件 日程第10 札幌農業委員会委員推薦の件 日程第11 札幌市石狩町茨戸下水処理場管理組合議会議員選挙 日程第12 石狩西部広域水道企業団議会議員選挙          ───────────────────── 〇出席議員(69人) 議   長       柴 田 薫 心 君 副 議 長       澤 木 繁 成 君 議   員       高 橋 克 朋 君 議   員       勝 木 勇 人 君 議   員       鈴 木 健 雄 君 議   員       堀 川 素 人 君 議   員       新 山 やすし 君 議   員       大 嶋   薫 君 議   員       北 川 一 夫 君 議   員       小 野 正 美 君 議   員       本 郷 俊 史 君 議   員       高 橋   功 君 議   員       宮 川   潤 君 議   員       中 嶋 和 子 君 議   員       田 中 昭 男 君 議   員       松 浦   忠 君 議   員       横 山 光 之 君 議   員       馬 場 泰 年 君 議   員       宮 村 素 子 君 議   員       笹 出 昭 夫 君 議   員       佐々木   肇 君 議   員       三 上 洋 右 君 議   員       岩 木 みどり 君 議   員       畑 瀬 幸 二 君 議   員       大 西 利 夫 君 議   員       義 卜 雄 一 君 議   員       涌 井 国 夫 君 議   員       横 山 博 子 君 議   員       武 藤 光 惠 君 議   員       山 口 た か 君 議   員       道 見 重 信 君 議   員       上瀬戸 正 則 君 議   員       伊 藤 知 光 君 議   員       原 口 伸 一 君 議   員       千 葉 英 守 君 議   員       村 山 優 治 君 議   員       猪 熊 輝 夫 君 議   員       西 村 茂 樹 君 議   員       川口谷   正 君 議   員       小 田 信 孝 君 議   員       柿 崎   勲 君 議   員       生 駒 正 尚 君 議   員       佐々木 周 子 君 議   員       福 士   勝 君 議   員       宮 本 吉 人 君 議   員       武 市 憲 一 君 議   員       大 越 誠 幸 君
    議   員       高 橋 忠 明 君 議   員       常 本 省 三 君 議   員       佐 藤 美智夫 君 議   員       加 藤   斉 君 議   員       富 田 新 一 君 議   員       丹 野   勝 君 議   員       本 舘 嘉 三 君 議   員       森   健 次 君 議   員       春 原 良 雄 君 議   員       荒 川 尚 次 君 議   員       飯 坂 宗 子 君 議   員       室 橋 一 郎 君 議   員       小 谷 俵 藏 君 議   員       山 田 信市郎 君 議   員       越 智 健 一 君 議   員       吉 野 晃 司 君 議   員       伊与部 敏 雄 君 議   員       湊 谷   隆 君 議   員       岡 本 修 造 君 議   員       常 見 寿 夫 君 議   員       高 橋 重 人 君 議   員       菅 井   盈 君  ────────────────── 〇欠席議員(なし)  ────────────────── 〇説明員 市長          桂   信 雄 君 助役          魚 住 昌 也 君 助役          田 中 良 明 君 助役          石 原 弘 之 君 収入役         長 部 幸 一 君 交通事業管理者交通局長 土 榮 勝 司 君 水道事業管理者水道局長 小 谷 勝 也 君 総務局長        伊 藤 忠 男 君 企画調整局長      井 原 貴 男 君 財政局長        久 元 喜 造 君 市民局長        松 崎   誠 君 民生局長        大 長 記 興 君 衛生局長        高 杉 信 男 君 環境局長        前 田 悦 雄 君 経済局長        鈴 木 俊 雄 君 建設局長        平 賀 岑 吾 君 都市整備局長      広 畑 民 雄 君 下水道局長       松 見 紀 忠 君 建築局長        関 谷 幸 正 君 市立札幌病院長     手 戸 一 郎 君 消防局長        中 谷 多 宏 君 教育委員会委員長    牧 口 準 市 君 教育委員会教育長    藤 島   積 君 選挙管理委員会委員長  宮 川 新 市 君 選挙管理委員会委員   杉 本   強 君 人事委員会委員長    山 岡   暸 君 人事委員会事務局長   水 島 典 弘 君 監査委員        野 島 廣 紀 君 監査委員        山 本   穫 君 監査事務局長      東 山   誠 君  ────────────────── 〇事務局出席職員 事務局長        鍛冶沢   徹 君 事務局次長       植 田 英 次 君 総務課長        佐 藤 正 明 君 議事課長        土 屋   逞 君 調査係長        木 村 正 実 君 資料係長        高 橋 道 孝 君 議事係長        細 川 正 人 君 記録係長        前 野 保 雄 君 委員会一係長      山 本 祥 一 君 委員会二係長      常 野 正 浩 君 書記          佐 藤 比登利 君 書記          高 佐 三緒子 君 書記          鈴 木 和 弥 君 書記          尾 形 英 樹 君 書記          今 井 一 行 君 書記          山 本 扶 美 君  ──────────────────  〔午後1時開会〕 ◎事務局長鍛冶沢徹君) 議員の皆様に申し上げます。  本日は,一般選挙後初めての議会でありますので,議長選挙を行う必要がございます。この場合,地方自治法第 107条の規定により,年長の議員が臨時に議長の職務を行うこととなります。  ただいまの出席議員中,吉野晃司議員が最年長の議員でございますので,ご紹介申し上げます。  (吉野晃司議長席に着く)(拍手) ○臨時議長吉野晃司君) ただいまご紹介をいただきました吉野晃司でございます。  議員各位におかれましては, 170万余の市民の期待を担われまして,めでたく本市議会議員にご当選されましたことを心からお喜びを申し上げます。  それでは,臨時議長の職を務めさせていただきます。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) ただいまから,本日をもって招集されました平成7年第2回札幌市議会定例会を開会し,直ちに本日の会議を開きます。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) 出席議員数は,68人であります。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) 本日の会議録署名議員として上瀬戸正則君,西村茂樹君を指名します。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) ここで,仮議席を指定いたします。  仮議席は,ただいまご着席のとおりといたします。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長鍛冶沢徹君) 報告をいたします。  市長から,札幌市の公害の現況と防止に関する施策の報告書が,また,監査委員から,監査報告29件がそれぞれ提出されましたので,各議員控室配付いたしました。  本日の議事日程は,お手元に配付いたしております。以上でございます。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) これより議事に入ります。  議事日程第1号の1の日程第1,議長選挙を行います。
     この選挙投票により行います。  議場閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○臨時議長吉野晃司君) ただいまの出席議員数は,69人であります。  投票用紙配付させます。  (投票用紙配付) ○臨時議長吉野晃司君) 投票用紙配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○臨時議長吉野晃司君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○臨時議長吉野晃司君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票単記無記名であります。投票用紙被選挙人の氏名を記載の上,点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。  (氏名点呼投票) ○臨時議長吉野晃司君) 投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○臨時議長吉野晃司君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○臨時議長吉野晃司君) これより開票に入ります。  会議規則第30条第2項の規定により,立会人に森 健次君,荒川尚次君の両君を指名いたします。  両君の立会いを願います。  (立会人所定の位置に着く) ○臨時議長吉野晃司君) 開票を行います。  (開票) ○臨時議長吉野晃司君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数69票。これは,先ほどの出席議員数に符号いたしております。  そのうち,有効投票56票,無効投票13票。  有効投票中 柴田薫心君 56票  以上のとおりであります。(拍手)  この選挙法定得票数は14票であります。よって,柴田薫心君が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました柴田薫心君が議場におられますので,会議規則第31条第2項の規定により,本席から告知をいたします。  ────────────────── ○臨時議長吉野晃司君) それでは,本市議会議長に当選されました柴田薫心君をご紹介します。  (柴田薫心君登壇・拍手) ◆柴田薫心君 ただいま,皆様の温かいご推挙により,第22代札幌市議会議長の職を仰せつかりました。私にとりまして,この上ない栄誉と喜びであり,各位のご厚情に深く感謝を申し上げます。  ご承知のように,今日,地方自治体は,大変厳しい財政事情の中,高齢化対策ごみ処理を初めとする環境問題,さらには地方分権の推進など,都市の将来を左右するきわめて重要な問題を初め,多様な課題を抱えております。また,特に今年に入りましてからは,阪神大震災を皮切りに,わが国がかつて経験したことのない災害や事件が相次ぎ,市民が不安を抱きながら日々を送っておりますことは,まことに残念な状況と言えます。  こうした中で,本市議会におきましても,その果たすべき責務と役割が一層大きくなっていることは言うまでもありません。効率的な議会運営のもと,活発な論議と英知の結集により,市民が心から安心でき,将来に希望の持てる札幌まちづくりを進めるとともに,本市議会のよき伝統を継承,発展させるために,私自身微力ながら全力を傾注する所存でございます。  どうか,議員各位,そして理事者の皆様には,ご指導とご協力を賜りますよう,衷心よりお願いを申し上げまして,簡単ですが就任のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) ○臨時議長吉野晃司君) これをもって私の職務が終わりましたので,議長と交代いたします。  議員各位のご協力に対し,深く感謝いたします。ありがとうございました。(拍手)  (議長交代柴田薫心議長席に着く)  ────────────────── ○議長柴田薫心君) これより,各位のお手元に配付議事日程第1号の2のとおり議事を進めます。  日程第1,議席の指定を行います。  会議規則第4条第1項の規定により,当職から指定いたします。  議席は,ただいまご着席のとおりといたします。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第2,会期の件を議題といたします。  (大越誠幸君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長柴田薫心君) 大越誠幸君。 ◆大越誠幸君 会期設定動議を提出いたします。  すなわち,本定例会会期を本日から5月29日までの20日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ただいまの大越誠幸君の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,本定例会会期は,本日から5月29日までの20日間と決定されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第3,副議長選挙を行います。  この選挙投票により行います。  議場閉鎖を命じます。  (議場閉鎖) ○議長柴田薫心君) ただいまの出席議員数は,69人であります。  投票用紙配付させます。  (投票用紙配付) ○議長柴田薫心君) 投票用紙配付漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。  (投票箱点検) ○議長柴田薫心君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票単記無記名であります。投票用紙被選挙人の氏名を記載の上,点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。  (氏名点呼投票) ○議長柴田薫心君) 投票漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場閉鎖を解きます。  (議場開鎖) ○議長柴田薫心君) これより開票に入ります。  会議規則第30条第2項の規定により,立会人山口たか君,福士 勝君の両君を指名いたします。  両君の立会いを願います。  (立会人所定の位置に着く) ○議長柴田薫心君) 開票を行います。  (開票) ○議長柴田薫心君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数69票。これは,先ほどの出席議員数に符号いたしております。  そのうち,有効投票58票,無効投票11票。  有効投票中 澤木繁成君 58票  以上のとおりであります。(拍手)  この選挙法定得票数は15票であります。よって,澤木繁成君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました澤木繁成君議場におられますので,会議規則第31条第2項の規定により,本席から告知いたします。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) それでは,本市議会議長に当選されました澤木繁成君をご紹介いたします。  (澤木繁成君登壇拍手) ◆澤木繁成君 ただいま副議長選任をいただきました澤木でございます。  本当に浅学非才という言葉がございますけれども,私もその一人であります。先ほど,議長が就任のときにごあいさつをいたしました言葉にすべてが凝縮されていると思いますけれども,私も柴田議長補佐役として,全力を挙げて,この市政課題の多い本議会運営に携わってまいりたいと,こう思っております。一生懸命頑張ってまいりたいと思います。どうか,よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。(拍手
     ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第4,議案第30号 札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案議題といたします。  本件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。  本件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議案第30号は可決されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) ここで,ただいま可決されました委員会条例の公布のため,暫時休憩いたします。  ──────────────────      休 憩 午後1時35分      再 開 午後1時50分  ────────────────── ○議長柴田薫心君) これより,休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど可決されました委員会条例につきましては,市長から,公布した旨の通知がありましたので,報告いたします。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 日程第5,常任委員会委員選任議題といたします。  本件につきましては,委員会条例第5条第1項の規定により,当職からお諮りいたします。  各位のお手元に配付常任委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,常任委員会委員名簿のとおり,それぞれ選任されました。  〔名簿は巻末議決事件等一覧表参照〕  ────────────────── ○議長柴田薫心君) ここで,日程に追加いたしまして,常任委員会委員辞退の件を議題といたします。  ただいま選任されました常任委員会委員のうち,当職につきましては,慣例に従い,選任された厚生委員を辞退いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第6,常任委員会委員長選任議題といたします。  (大越誠幸君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長柴田薫心君) 大越誠幸君。 ◆大越誠幸君 ただいま議題とされております常任委員会委員長選任につきまして,指名推選動議を提出いたします。  すなわち,総務委員長畑瀬幸二君,文教委員長上瀬戸正則君,環境消防委員長に道見重信君,厚生委員長猪熊輝夫君,建設委員長三上洋右君,経済公営企業委員長小田信孝君をそれぞれ選任することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ただいまの大越誠幸君の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,総務委員長畑瀬幸二君,文教委員長上瀬戸正則君,環境消防委員長に道見重信君,厚生委員長猪熊輝夫君,建設委員長三上洋右君,経済公営企業委員長小田信孝君がそれぞれ選任されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第7,議会運営委員会委員選任議題といたします。  本件につきましては,委員会条例第5条第1項の規定により,当職からお諮りします。  各位のお手元に配付議会運営委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議会運営委員会委員名簿のとおり,それぞれ選任されました。  〔名簿は巻末議決事件等一覧表参照〕  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第8,議会運営委員会委員長選任議題といたします。  (富田新一君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長柴田薫心君) 富田新一君。 ◆富田新一君 ただいま議題とされております議会運営委員会委員長選任につきまして,指名推選動議を提出いたします。  すなわち,議会運営委員会委員長大越誠幸君を選任することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ただいまの富田新一君の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議会運営委員会委員長大越誠幸君が選任されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第9,議案第1号から第29号までの29件を一括議題といたします。  いずれも市長の提出によるものであります。  提案説明を求めます。桂市長。  (市長桂 信雄君登壇) ◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました諸案件の説明に先立ちまして,一言ごあいさつと,これからの市政に対する私の所信を申し述べさせていただきます。  皆様には,先般の市議会議員選挙におきまして,はえある札幌市議会議席を獲得されましたことは,まことに喜ばしく,心からお祝いを申し上げる次第であります。  私もまた,前回を上回る多数の市民のご信任を得て,ここに再び札幌市政執行の任に当たらせていただきますことは,この上ない栄誉でありますとともに,あらためてその責務の重大さを痛感しているところであります。  2期目の市政に臨むに当たり,市民の期待に十分こたえられますよう渾身の力を傾注してまいりたいと,固く決意しているところであります。  ここで,具体的な施策について申し上げます前に,市政に対する私の基本的な考え方につきまして申し述べたいと存じます。  本市を取り巻く社会経済状況の変化はまことに著しく,これらの変化に伴う市民ニーズの多様化,高度化に対応して,すべての市民にとって暮らしやすい質の高いまちづくりを進めることが求められております。子供たちの夢をはぐくみ,青年たちの活躍のフィールドとなり,お年寄りの安らぎの場となる,そして世界の人々のあこがれの街でもある,そのようなまちづくりこそが私の理想とするところであり,北方圏をリードする個性的で魅力的な北の理想都市サッポロの実現を目指して,より一層の努力を重ねていかなければならないと考えております。  このため,私は,1期目に引き続いて次の三つの基本理念を掲げ,これからの市政執行に当たっての基本姿勢としたいと考えるものであります。  第1の理念は,人と自然に愛情ある市政であります。  人と自然の調和を図り,人と人とがふれ合い,お互いに支え合い,すべての市民が生き生きと幸せに暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えているものであります。  第2の理念は,創造へのたゆまぬ挑戦であります。  今日の社会経済構造が大きく変わる中で,個人個人がその創造性を最大限に発揮できる環境づくりを進め,社会全体の活力を維持しながら,技術,産業,文化など分野を問わず,常に創造的な取組みを継続し,ひいては国際的な交流の場で重要な役割を果たしてまいりたいと考えているものであります。  第3の理念は,市民とともに歩む市政であります。  区のふれあい街づくり事業やさっぽろダイエット運動など,今後とも,いままで以上に市民の皆さんの幅広い協力と積極的な参加をいただくなど,行政と市民・企業が一丸となったまちづくりを進めてまいりたいと考えているものであります。  それでは,まず,今回提案しております肉づけ予算にかかわります議案第1号,議案第5号,議案第7号及び議案第8号につきまして,まず,予算編成の基本的な考え方をご説明申し上げます。  今回の肉づけ予算では,公約としてお約束いたしました事業のうち,早期に実施する必要性の高いものを予算化することとし,新しい観点からの政策的な判断を要するため当初予算に計上しなかったものについて,今回の選挙を通じて,市民各界各層からお寄せいただいた,さまざまな声を想起しつつ計上したところであります。  とりわけ,このたびの阪神・淡路大震災を貴重な教訓として,だれもが安心して暮らせる街を実現することは,きわめて重要な課題であります。このため,地域防災計画の総合的な見直しを行いますとともに,早急に行わなければならない防災対策の強化につきましては,見直しの結果を待つことなく,緊急に措置を講ずることといたしました。  なお,公約としてお約束いたしました事業のうち,今回の肉づけ予算に盛り込めなかったものにつきましては,現5年計画の進捗率がこの予算も含めて86%を超え,計画の達成にほぼめどがついたこと,また,策定時からの社会経済情勢の変化もありますことから,終了年次を1年繰り上げて,本年度中に新5年計画を策定することとしており,この中で,順次計画的に事業化を図ってまいりたいと考えております。  次に,肉づけ予算の内容につきまして,公約で明らかにしております六つの施策の柱に従ってご説明申し上げます。  第1点目は,自然と調和するさわやかなまちサッポロの実現についてであります。  まず,環境保全対策の充実についてでありますが,平成6年4月に札幌市公害対策審議会から答申をされました「新たな時代に対応した環境行政のあり方」についての提言を踏まえ,環境保全型のまちづくりを進めるため,本年度中に環境基本条例を制定するとともに,環境保全に関する総合的な計画の策定にかかわる基礎調査を実施することとしております。  次に,リサイクルの推進を図るため,瓶・缶及びプラスチック類の選別施設建設のための基本設計を行うほか,現在,東区の一部で行なっている細分別収集のモデル事業の収集対象にペットボトルを新たに加えるとともに,実施地区を1ヵ所追加することとしております。  また,都市環境の改善と地下鉄廃熱利用による省エネルギー化を図り,都心北地区の安定的な熱供給を図ることを目的として設立いたしました株式会社札幌エネルギー供給公社につきまして,経営再建支援のための出資金の増額及び貸付金利率の引下げ等を実施することとしております。  次に,札幌の気候風土や歴史等を生かした魅力ある美しい都市景観づくりを進めるため,都市景観条例の制定に向けて,その整備指針となる都市景観基本計画を策定することとしております。  さらに,道路,街路,河川及び公園整備の単独事業については,骨格予算に計上した額の約3分の2に相当する事業費を追加するほか,既成市街地における土地の合理的かつ健全な高度利用を図るため,北35西6地区など6地区の民間都市再開発を推進するとともに,豊平中央地区の住環境整備事業に着手することとしております。  第2点目は,ともに支えあうあたたかなまちサッポロの実現についてであります。  まず,防災対策の強化については,先ほど申し述べましたとおり,平成10年を目標として新たな地域防災計画を策定することとし,これに向けた震災対策調査等を行うとともに,緊急に実施すべき防災対策として,災害時の消火用水を確保するための耐震性貯水槽の整備,応急救援備蓄物資の整備を行うほか,日ごろから市民の防災意識の高揚を図るための防災普及啓発の強化を図ることとしております。  また,大規模地震等による市内の被災状況を的確に把握するため,高所監視カメラシステムを導入するとともに,これによる映像情報を地域衛星通信ネットワークを利用して,直ちに消防庁に送信し,国の救援体制の早期確立に資する衛星通信地球局の整備を行うこととしております。  さらに,高速電車事業会計及び水道事業会計において,それぞれ地下鉄南北線高架部の橋げた等の改良及び既存配水池等への緊急遮断弁の設置等,防災のための整備を行うこととしております。  次に,福祉・保健医療の充実についてでありますが,在宅で寝たきりの高齢者や重度の痴呆性高齢者などを介護している家庭を支援するため,本市独自の在宅介護手当の給付を新たに行うほか,寝たきり等を防止するため,身体の弱い高齢者に対して,公衆浴場において,入浴,会食,レクリエーション等を提供するデイ銭湯事業への補助を新たに行うとともに,老齢基礎年金や障害基礎年金等を制度上受給できない外国人の高齢者や重度心身障害者に対して,福祉手当を新たに支給することとしております。  また,障害児への早期の療育指導,発達支援体制や障害者の自立生活への支援体制を整備するため,精神薄弱児通園施設の新設,身体障害者デイサービスセンターの新築,身体障害者療護施設の増築などの民間社会福祉施設の建築に対する補助を行うこととしております。  次に,区における保健医療と福祉の連携を強化し,総合的な保健・福祉サービスの充実を図るため,平成9年に予定しております豊平区の分区を契機として,これまでの保健所にかえ,より地域に密着した保健センターを整備することとしております。  次に,里塚,平岸及び手稲平和霊園において返還された 350区画について,本年度中に再公募を行うとともに,再公募による墓地使用料等をもって霊園基金の造成を行うこととしております。  第3点目は,市民の個性が輝くまちサッポロの実現についてであります。  まず,芸術文化の振興についてでありますが,21世紀を見据えた芸術文化行政のビジョンの形成を目的とした基本構想を策定するための調査を行うこととしております。  次に,老朽化の著しい菊水図書館の移転改築設計を行うとともに,新設されます白石区の東白石・白石東地区及び手稲区の星置地区の地区センターに図書室を整備することとしております。  次に,スポーツ・レクリエーションの充実として,国際大会が数多く開催される大倉山ジャンプ台について,改正後のFIS公認基準に適合させるための改修工事とあわせて,サマーヒル化,ナイター照明設備等の整備に着手するとともに,ジャンプ台周辺をより魅力あるオリンピックパークとして整備するための検討を行うこととしております。  また,厚別公園競技場の夜間照明設備等を整備するとともに,東区に市内で7番目の屋内温水プールを建設することとしております。  次に,社会教育の充実として,総合的な青少年の育成計画の策定に向けた調査を行うとともに,新青少年センター建設のための調査を行うこととしております。  第4点目は,未来へはばたく活力あふれるまちサッポロの実現についてであります。  まず,中小企業の振興についてでありますが,市内の中小企業が行う人材の確保・育成を支援するため,人材育成の拠点施設の整備に向けた基本構想を策定することとしております。  次に,農業の振興についてでありますが,農産物輸入自由化や都市化の進展に対応した都市型農業の確立を目指す新たな農業基本計画を策定するとともに,低・未利用農地の有効利用を進め,集団的な優良農地の保全を図るため,農地流動化のための助成を行うほか,高収益農業の確立を目的とした生産施設等の整備に対する補助や,市内5農協の再編のための基礎調査などに対する補助を行うこととしております。  次に,広域的な交通拠点であります丘珠空港の滑走路延長問題に関連して,現在就航しておりますYS11型機の後継機種のテストフライトが道内で行われることとなったことから,これにあわせて騒音調査を実施することとしております。
     第5点目は,世界と結ぶ心ときめくまちサッポロの実現についてであります。  まず,風格ある都市空間の整備についてでありますが,札幌駅前通の地下通路を整備するための調査等を行い,都心の地下歩行空間のネットワーク化を推進するほか,JR手稲駅周辺地区整備の事業化に向けた調査を実施することとしております。  また,地下鉄利用者の利便性の向上と周辺地域のまちづくりに資するため,現在建設中の地下鉄東西線延長終点駅から札幌新道を横断する地下連絡公共通路を整備することとしております。  第6点目は,市民とつくるみんなのまちサッポロの実現についてであります。  まず,地域活性化の推進についてでありますが,地域住民活動及び市民交流の推進を図るため,広く市民が集い,憩うことのできる多目的な交流広場を厚別区内に整備するとともに,法人格を有する町内会に対して,市民集会施設用地購入資金を融資する制度を新設することとしております。  また,白石区の東白石・白石東地区及び手稲区の星置地区に地区センターを建設することとしております。  次に,消費者活動の支援として,消費生活に関する市民の学習・活動の拠点として,消費者会館を建設するための調査を行うこととしております。  次に,地域情報化構想を構築するため,行政情報提供システム,情報ネットワークのあり方等について調査を実施することとしております。  次に,平成9年度に予定しております豊平区の分区に当たり,複合施設として,区役所,保健センター,消防署及び地区図書館の建設に着手するとともに,区体育館及び屋内温水プールの建設設計を行うこととしております。  以上,六つの施策の柱に従い,肉づけ予算に計上した事業の内容につきまして申し述べてまいりましたが,この肉づけ予算を含めた本年度予算の規模は,後ほどご説明いたします繰上げ充用関係の補正を除き,平成6年度当初予算の特殊要素であるNTT無利子貸付金償還分を控除した伸び率で申し上げますと,一般会計におきましては 6.2%,公債会計を除く特別会計におきましては 5.5%,企業会計におきましては 2.0%,これらを合わせた全会計で 5.1%となるものであります。  次に,歳入についてでありますが,一般会計予算の肉づけ補正分として,当初予算で留保しておりました地方交付税80億円のほか,国庫支出金や市債などの特定財源 109億 9,000万円を見込み,なお不足する財源を補てんするため,財政調整基金53億円を取り崩すこととしております。  なお,保育料につきましては,負担の公平を図る見地から,国の基準改定や他都市の状況などを勘案し,本年7月から平均2.92%の改定をお願いすることとしております。  次に,議案第2号から第4号までは,いずれも繰上げ充用にかかわります平成7年度予算の補正でありますが,平成6年度におきまして,国民健康保険会計で26億 5,000万円,公共用地先行取得会計で25億 7,510万円,砂防用地先行取得会計で 5,920万円の収支不足が生じる見込みになりましたので,それぞれ平成7年度の歳入から繰上げ充用するものであります。  なお,国民健康保険会計につきましては,この繰上げ充用の財源として一般会計からの借入金を充てることとし,これに伴う利子相当額 7,700万円についてもあわせて補正することとしており,これに関連する一般会計予算補正につきましては,議案第1号の中に含めて提案いたしております。  次に,議案第6号 平成7年度札幌病院事業会計補正予算でありますが,これは,本年10月にオープンを予定しております新病院の特別室使用料加算額などの改定等に伴います収益的収入 7,796万 6,000円の増額を行うものであります。  以上で各会計補正予算の説明を終わらせていただきますが,議案第10号につきましては,ただいまご説明いたしました補正予算に関連するものであり,以上の説明,あるいは議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,これにつきましての説明は省略させていただきます。  次に,議案第9号は,平成6年度一般会計予算の地方債にかかわる補正専決処分承認の件でありまして,年度末に至り,予定以上に地方債の許可を得たことに伴う予算の補正を去る3月31日に市長において専決処分いたしましたので,これを報告し,承認を求めるものであります。  次に,議案第11号は,札幌病院事業設置等に関する条例及び市立札幌病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例案であります。  これは,本年10月上旬に予定しております市立札幌病院の移転・開院に伴い,高度医療の推進を図るため,診療科として形成外科及び歯科を新設して18科で業務を開始するとともに,新病院に設置する駐車場の使用料を定めるものであります。  次に,議案第12号は,札幌事務分掌条例の一部を改正する条例案であります。  これは,本年度の機構改革の一つといたしまして,これまで衛生局の所管でありました公害防止に関する事務につきまして,総合的な環境行政の推進を図るため,これを環境保全に関する事務として,所管事務の範囲を拡大して環境局に移管するものであります。  次に,議案第13号は,札幌恩給条例等の一部を改正する条例案であります。  これは,恩給法等の一部改正により,本年4月から国の恩給年額の増額等が行われましたことに伴い,本市の恩給につきましても,恩給年額を本年4月分から 1.1%引き上げますほか,遺族扶助料にかかわる寡婦加算及び遺族加算の増額等を行うものであります。  次に,議案第14号は,札幌税条例の一部を改正する条例案であります。  これは,地方税法の一部改正に伴い,土地等の長期譲渡所得にかかわる個人市民税につきまして,所得課税の負担軽減措置の一環として,平成8年度から 4,000万円以下の長期譲渡所得に対する課税の税率を6%から 5.5%に引き下げるほか,阪神・淡路大震災により滅失し,または損壊した家屋の所有者等がその代替として本市で家屋を取得した場合に,固定資産税及び都市計画税の税額を3年度間減額する等の改正を行うものであります。  次に,議案第15号 札幌国民健康保険条例の一部を改正する条例案は,国民健康保険法施行令の一部改正に伴い,本市の保険料の2割減額制度の対象となる所得基準額を,政令で定める2割減額制度の所得基準額まで引き上げる等の改正を行うものであります。  次に,議案第16号は,札幌農業体験交流施設条例案であります。  これは,農業に関する体験実習の実施,情報の提供等を通じて,農業に対する市民の知識及び理解を深めるとともに,緑豊かな憩いの場を市民に提供することにより,市民文化の向上及び農業の振興に資することを目指す施設として,東区丘珠町に農業体験交流施設を設置するものであります。  この施設は,サッポロさとらんど整備事業の第1期事業として建設を進めてきたものでありまして,農畜産物の加工体験,農業関係の情報の提供等を行うさとらんどセンター,農作物の栽培,収穫等を体験していただく市民農園及び体験農園,馬,羊等の家畜とふれ合うことのできる牧場などを有しております。  なお,この施設は,本年7月下旬にオープンする予定であります。  次に,議案第17号は,札幌建築基準法施行条例の一部を改正する条例案であります。  これは,新たに指定される特別用途地区内の建築制限について規定整備を行うとともに,再開発地区計画区域内において,商業系の土地利用への転換及び土地の高度利用を図るべき区域を,日影による建築物の高さ制限の対象区域から除くものであります。  次に,議案第18号 札幌市立高等看護学院条例の一部を改正する条例案は,市立高等看護学院の移転新築に伴い,その位置を変更するものであります。  なお,移転の時期は,本年10月上旬の予定であります。  次に,議案第19号は,札幌市立学校設置条例の一部を改正する条例案であります。  これは,本市周辺地域の著しい発展等に伴う児童の急増に対処するため,新たにあいの里東小学校を設置し,その名称及び位置を定めるとともに,本年10月に予定しております市立札幌病院の移転に伴い,同病院内に設置している小学校及び中学校の分校の位置を変更するものであります。  なお,あいの里東小学校は,明年3月下旬に開校の予定であります。  次に,議案第20号及び議案第21号は,いずれも条例の一部改正にかかわる専決処分承認の件でありまして,年度末に行われました法律の改正に伴いまして,速やかに行う必要がありました条例の一部改正を,それぞれ去る3月31日及び同月30日に市長において専決処分いたしましたので,これを報告し,承認を求めるものであります。  その内容をご説明いたしますと,まず,議案第20号の札幌市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正は,地方公務員の育児休業等に関する法律等の一部改正により,育児休業中の職員について,共済組合の事業として育児休業手当金が支給されることになり,従来,特定の職種の職員に支給されていた育児休業給が廃止されたことに伴い,本市の関係条例につきまして,所要の規定整備を行なったものであります。  次に,議案第21号の札幌税条例の一部改正は,地方税法の一部改正に伴い,固定資産税及び都市計画税につきまして,地価の下落傾向に対応して税負担の調整を行うため,平成7年度及び平成8年度に限り,土地の評価替えによる評価の上昇割合の高かった宅地等について,新たに課税標準の特例措置を講ずるほか,個人市民税及び軽自動車税につきまして,所要の改正を行なったものであります。この改正によります平成7年度の減収につきましては,すでに当初予算においてこれを見込んでおりますが,国税の改正による影響額を含めまして,市税全体で約12億 4,800万円となるものであります。  次に,議案第22号から第24号までは,いずれも工事請負契約締結の件であります。  まず,議案第22号及び議案第23号は,第3山口処理場排水処理施設の新築にかかわる主体工事及びプラント工事でありまして,建物の規模は,鉄筋コンクリートづくり一部鉄骨づくり地下1階地上2階建てで,延べ面積は 2,453平方メートルであります。  次に,議案第24号は,手稲鉄北小学校の改築にかかわる主体工事でありまして,建物の規模は鉄筋コンクリートづくり一部鉄骨鉄筋コンクリートづくり2階建てで,延べ面積は 6,631平方メートルであります。  以上3件の工事請負契約につきましては,地方自治法施行令第 167条の規定により,指名競争入札を行いましたところ,各議案記載の請負業者が契約の相手方となりましたので,このたび,それぞれ請負契約を締結しようとするものであります。  次に,議案第29号は,監査委員選任に関する件であります。  市議会議員から選任されておりました監査委員長岡武夫,唯 博幸の両氏は,去る5月1日をもって任期満了となっておりますので,両氏の後任者といたしまして,小谷俵藏,本舘嘉三の両氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案を提出したものであります。  なお,両氏の略歴につきましては,市議会議員からの選任でありますので,省略をさせていただきます。  このほか,議案第25号から第28号までにつきましては,いずれも議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,説明を省略させていただきます。  以上で,ただいま上程をされました各議案の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長柴田薫心君) お諮りいたします。  ただいま説明のありました議案29件のうち,議案第1号から第18号まで,議案第20号,議案第21号及び議案第25号から第28号までの24件につきましては,議事の都合上,その議事を延期することとし,議案第19号,議案第22号から第24号まで及び議案第29号の5件につきましては,これよりその議事を続行いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  これより,議案5件のうち,まず,議案第19号及び議案第22号から第24号までの4件を問題といたします。  質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) 質疑なしと認めます。  (大越誠幸君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長柴田薫心君) 大越誠幸君。 ◆大越誠幸君 委員会付託の動議を提出いたします。  すなわち,ただいま問題とされております議案4件のうち,議案第19号を文教委員会に,議案第22号から第24号までの3件を建設委員会に,それぞれ付託することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ただいまの大越議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,議案第19号は文教委員会に,議案第22号から第24号までの3件は建設委員会にそれぞれ付託されました。  次に,議案第29号のうち,小谷俵藏君の監査委員選任を問題といたします。  地方自治法第 117条の規定により,小谷俵藏君の退席を求めます。  (小谷俵藏君退席) ○議長柴田薫心君) 質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。  小谷俵藏君の監査委員選任に同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,小谷俵藏君の監査委員選任は同意されました。  ここで,小谷俵藏君の入場を求めます。  (小谷俵藏君着席) ○議長柴田薫心君) 小谷俵藏君に申し上げます。  ただいま,議案第29号のうち,小谷俵藏君の監査委員選任につきましては,同意されましたので,本席から通知いたします。  次に,議案第29号のうち,本舘嘉三君の監査委員選任を問題といたします。  地方自治法第 117条の規定により,本舘嘉三君の退席を求めます。  (本舘嘉三君退席) ○議長柴田薫心君) 質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。  本舘嘉三君の監査委員選任に同意することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,本舘嘉三君の監査委員選任は同意されました。  ここで,本舘嘉三君の入場を求めます。  (本舘嘉三君着席) ○議長柴田薫心君) 本舘嘉三君に申し上げます。  ただいま,議案第29号のうち,本舘嘉三君の監査委員選任につきましては,同意されましたので,本席から通知いたします。 ○議長柴田薫心君) それでは,ただいま監査委員選任について同意されました小谷俵藏君及び本舘嘉三君をご紹介します。  まず,小谷俵藏君。  (小谷俵藏君登壇) ◆小谷俵藏君 ただいま皆様のご同意をいただきまして,本市監査委員選任をされました。  その職務の重大さを認識し,全力を傾注し,職責の全うに当たってまいりたいと思います。どうか,皆様方の温かいご指導を心からお願いを申し上げ,一言ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手) ○議長柴田薫心君) 次に,本舘嘉三君。  (本舘嘉三君登壇) ◎本舘嘉三君 ただいま皆様のご同意をいただきまして,本市監査委員選任をされました。  その職務のきわめて重要性にかんがみまして,あらためてこの職務の重要さを認識いたしまして,誠心誠意その職責を果たしてまいりたいと存じております。皆様のご指導,ご鞭撻をよろしくお願い申し上げまして,ごあいさつといたします。よろしくお願いします。(拍手
     ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第10,札幌農業委員会委員推薦の件を議題といたします。  本件は,農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定に基づき,選任による農業委員として学識経験者5人を推薦するものであります。  (富田新一君「議長」と呼び,発言の許可を求む) ○議長柴田薫心君) 富田新一君。 ◆富田新一君 ただいま議題とされております札幌農業委員会委員推薦の件につきまして,動議を提出いたします。  すなわち,各位のお手元に配付札幌市農業委員会委員被推薦人名簿記載の本市議会議員を,札幌市農業委員会委員に推薦することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ただいまの富田新一君の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。  動議のとおり決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,各位のお手元に配付札幌市農業委員会委員被推薦人名簿記載の本市議会議員札幌市農業委員会委員に,それぞれ推薦することに決定されました。  〔名簿は巻末議決事件等一覧表参照〕  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第11,札幌市石狩町茨戸下水処理場管理組合議会議員選挙を行います。  この選挙は,本市選出の同組合議会議員が,去る5月1日をもって任期満了となったことに伴い,同組合規約第5条及び第6条の規定により,本市議会議員のうちから7人を同組合議会議員として選挙するものであります。  お諮りします。  選挙の方法につきましては,地方自治法第 118条第2項の規定により,指名推選によることとし,当職において指名人を指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  それでは,当選人を指名する指名人として大越誠幸君を指名いたします。  では,大越誠幸君。 ◆大越誠幸君 札幌市石狩町茨戸下水処理場管理組合議会議員として,各位のお手元に配付被選挙人名簿記載の本市議会議員を指名いたします。 ○議長柴田薫心君) ただいまの大越議会運営委員長の発言のとおり,各位のお手元に配付被選挙人名簿記載の本市議会議員を当選人と決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,被選挙人名簿記載の本市議会議員札幌市石狩町茨戸下水処理場管理組合議会議員に当選されました。  〔名簿は巻末議決事件等一覧表参照〕 ○議長柴田薫心君) ただいま当選されました7人の議員議場におられますので,会議規則第31条第2項の規定により,本席から告知いたします。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 次に,日程第12,石狩西部広域水道企業団議会議員選挙を行います。  この選挙は,本市選出の同企業団議会議員が,去る5月1日をもって任期満了となったことに伴い,同企業団規約第6条の規定により,本市議会議員のうちから7人を同企業団議会議員として選挙するものであります。  お諮りします。  選挙の方法につきましては,地方自治法第 118条第2項の規定により,指名推選によることとし,当職において指名人を指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認ます。よって,さよう決定されました。  それでは,当選人を指名する指名人として大越誠幸君を指名いたします。  では,大越誠幸君。 ◆大越誠幸君 石狩西部広域水道企業団議会議員として,各位のお手元に配付被選挙人名簿記載の本市議会議員を指名いたします。 ○議長柴田薫心君) ただいまの大越議会運営委員長の発言のとおり,各位のお手元に配付被選挙人名簿記載の本市議会議員を当選人と決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,被選挙人名簿記載の本市議会議員石狩西部広域水道企業団議会議員に当選されました。  〔名簿は巻末議決事件等一覧表参照〕 ○議長柴田薫心君) ただいま当選されました7人の議員議場におられますので,会議規則第31条第2項の規定により,本席から告知いたします。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) お諮りします。  本日の会議はこれをもって終了し,明5月11日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長柴田薫心君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ────────────────── ○議長柴田薫心君) 本日は,これで散会いたします。  ──────────────────      散 会 午後2時39分   上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。          臨 時 議 長             吉 野 晃 司          議     長             柴 田 薫 心          署 名 議 員             上瀬戸 正 則                                                            署 名 議 員             西 村 茂 樹...