議案第5号
平成5年度
札幌市
公債会計補正予算(第2号)
議案第6号
平成5年度
札幌市
下水道事業会計補正予算(第1号)
(
追加)
議案第7号
札幌市議会議員及び
札幌市長の
選挙における
選挙運動に要する
費用の
公費負担に関する
条例案
――――――――─――――――――─
〇
出席議員(67人)
議 長 見 延 順 章 君
副 議 長 伊与部 敏 雄 君
議 員 三 上 洋 右 君
議 員 道 見 重 信 君
議 員 上瀬戸 正 則 君
議 員 伊 藤 知 光 君
議 員 原 口 伸 一 君
議 員 畑 瀬 幸 二 君
議 員 大 西 利 夫 君
議 員 義 卜 雄 一 君
議 員 武 藤 光 惠 君
議 員 井 上 ひさ子 君
議 員 山 口 た か 君
議 員 福 士 勝 君
議 員 千 葉 英 守 君
議 員 村 山 優 治 君
議 員 宮 本 吉 人 君
議 員 武 市 憲 一 君
議 員 大 越 誠 幸 君
議 員 猪 熊 輝 夫 君
議 員 西 村 茂 樹 君
議 員
川口谷 正 君
議 員 加 藤 斉 君
議 員 春 原 良 雄 君
議 員 柿 崎 勲 君
議 員 横 山 博 子 君
議 員 中 嶋 和 子 君
議 員 佐々木 周 子 君
議 員 高 橋 忠 明 君
議 員 佐 藤 美智夫 君
議 員 八 田 信 之 君
議 員 佐 藤 寿 雄 君
議 員 富 田 新 一 君
議 員 澤 木 繁 成 君
議 員 丹 野 勝 君
議 員 森 健 次 君
議 員 関 口 英 一 君
議 員 飯 坂 宗 子 君
議 員 生 駒 正 尚 君
議 員 小 川 勝 美 君
議 員 室 橋 一 郎 君
議 員 柴 田 薫 心 君
議 員 山 田
信市郎 君
議 員 青 木 護 君
議 員 長 岡 武 夫 君
議 員 水 由 正 美 君
議 員 赤 田 司 君
議 員 湊 谷 隆 君
議 員 政 氏 雅 君
議 員 本 舘 嘉 三 君
議 員 唯 博 幸 君
議 員 荒 川 尚 次 君
議 員 加 藤 隆 司 君
議 員 田 畑 光 雄 君
議 員 野 間 義 男 君
議 員 越 智 健 一 君
議 員 吉 野 晃 司 君
議 員 工 藤 勲 君
議 員 岡 本 修 造 君
議 員 滝 沢 隆 君
議 員 山 崎 七 郎 君
議 員 藤 田 雅 弘 君
議 員 田 畔 満 君
議 員 常 見 寿 夫 君
議 員 高 橋 重 人 君
議 員 菊 田 勝 雄 君
議 員 菅 井 盈 君
――――――――――――――――
〇
欠席議員(2人)
議 員 常 本 省 三 君
議 員 小 谷 俵 藏 君
――――――――――――――――
〇
説明員
市長 桂 信 雄 君
助役 木 戸 喜一郎 君
助役 魚 住 昌 也 君
助役 田 中 良 明 君
収入役 長 部 幸 一 君
総務局長 伊 藤 忠 男 君
企画調整局長 井 原 貴 男 君
財政局長 久 元 喜 造 君
市民局長 大 野 雅 弘 君
民生局長 大 長 記 興 君
環境局長 前 田 悦 雄 君
経済局長 鈴 木 俊 雄 君
建設局長 平 賀 岑 吾 君
都市整備局長 広 畑 民 雄 君
下水道局長 松 見 紀 忠 君
建築局長 関 谷 幸 正 君
教育委員会委員 松 村 郁 夫 君
教育委員会教育長 藤 島 積 君
選挙管理委員会委員長 宮 川 新 市 君
選挙管理委員会委員 須 合 一 雄 君
選挙管理委員会委員 向 川 武 夫 君
――――――――――――――――
〇
事務局出席職員
事務局長 鍛冶沢 徹 君
事務局次長 植 田 英 次 君
総務課長 佐 藤 正 明 君
議事課長 土 屋 逞 君
記録主幹記録係長事務取扱
谷 川 輝 雄 君
調査係長 木 村 正 実 君
資料係長 沼 田 光 弘 君
議事係長 高 森 政 行 君
委員会一
係長 山 内 馨 君
委員会二
係長 山 本 祥 一 君
書記 佐 藤
比登利 君
書記 高 佐 三緒子 君
書記 鈴 木 和 弥 君
書記 尾 形 英 樹 君
書記 今 井 一 行 君
書記 山 本 扶 美 君
――――――――――――――――
〔午後1時開会〕
○
議長(
見延順章君) ただいまから,本日をもって招集されました
平成5年第2回
札幌市議会臨時会を開会し,直ちに本日の
会議を開きます。
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君)
出席議員数は,66人であります。
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君) 本日の
会議録署名議員として
高橋忠明君,義
卜雄一君を指名します。
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君) ここで,報告をいたします。
去る6月21日に
長内順一君から,
地方自治法第126条の規定に基づき
議員辞職願いが提出され,閉会中でありましたので,当職において同日付でこれを許可いたしました。
次に,
事務局長に諸般の報告をさせます。
◎
事務局長(
鍛冶沢徹君) 報告いたします。
小谷俵藏議員及び
常本省三議員は,所用のため本
臨時会中の
会議を欠席する旨,それぞれ届け出がございました。
議長は,陳情第277号
JR手稲駅の
増改築に関する陳情を本
臨時会に付議するため,
市長に対し,その旨の告示を依頼いたしましたところ,6月24日,
市長から同件を告示したとの通知がありましたので,その写しを各
議員控室に配付いたしました。
本日の
議事日程,
陳情受理付託一覧表及び陳情取下げ
一覧表は,お
手元に配付いたしております。以上でございます。
〔
一覧表は
巻末資料に掲載〕
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君) これより議事に入ります。
日程第1,
会期の件を
議題といたします。
(
澤木繁成君「
議長」と呼び,発言の許可を求む)
○
議長(
見延順章君)
澤木繁成君。
◆
澤木繁成君 会期設定の
動議を提出いたします。
すなわち,本
臨時会の
会期を本日及び明6月29日の2日間とすることを求める
動議であります。(「
賛成」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ただいまの
澤木議会運営副
委員長の
動議に対し,所定の
賛成者がありますので,本
動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご
異議なしと認めます。よって,本
臨時会の
会期は,本日及び明6月29日の2日間と決定されました。
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君) 次に,
日程第2,
議案第1号から第6号までの6件を
一括議題といたします。
この場合,
議案第7号
札幌市議会議員及び
札幌市長の
選挙における
選挙運動に要する
費用の
公費負担に関する
条例案を
日程第2に
追加し,以上7件を
一括議題といたします。
いずれも
市長の提出によるものであります。
提案説明を求めます。
桂市長。
(
市長桂 信雄君登壇)
◎
市長(
桂信雄君) ただいま上程をされました
議案7件につきまして,提案の趣旨とその概要をご説明申し上げます。
初めに,
議案第1号から第6号までの各
会計補正予算についてでありますが,これらは,いずれも,去る4月13日に決定されました国の
総合経済対策に関連し,
国庫補助事業や本市の
単独事業などにつきまして,
積雪寒冷地という本市の
特殊性などから
早期執行を図るため,所要の
経費の
追加等を行うものであります。
まず,
議案第1号
平成5年度
札幌市
一般会計補正予算でありますが,
総務管理費5,300万円は,
平成7年春に白石区
菊水地区に開設を予定しております(仮称)
行政情報管理センターと
本庁舎間の
幹線LAN整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
市民生活費5億1,000万円は,
区民センターにつきまして,
施設の改修とあわせて,地域で身近に
文化活動を行う
施設としての機能の向上を図るため,
ホールや
視聴覚室の
音響設備の
整備などに要する
経費を
追加するものであります。
なお,この
事業につきましては,今後3ヵ年程度で計画的に
整備を図ることとし,今年度につきましては,
北区民センター及び
白石区民センターの
ホールの
整備などを予定しております。
次に,
社会福祉費1億6,700万円は,福祉の
まちづくり環境整備として,
月寒体育館,
農試公園など9ヵ所の
身体障害者用トイレの
整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
清掃費6億6,100万円は,
山本処理場の
ごみ埋立地造成に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
商工費70億円は,景気の現状にかんがみ,今後,増加するものと考えられます
市内中小企業の
資金需要に対応するため,
一般中小企業振興資金貸付金を
追加し,これにより175億円の融資枠の拡充を図るものであります。
次に,
道路橋りょう費109億7,660万円のうち,
道路管理費10億800万円は本年度から実施しております
電線類地中化について,南大通の一部など4区間860メートルの
整備に要する
経費を,
道路維持費4億円は
凍結路面対策として滑りにくい
舗装の試験的な実施並びに
太平跨線橋及び虹の橋の塗装に要する
経費を,
除雪費5億4,000万円は
補助幹線道路の
坂道ヒーティング10ヵ所の
整備及び
発寒流雪溝の
整備に要する
経費を,
道路新設改良事業費48億5,000万円は
札幌広島環状線など
幹線道路17
路線及び
生活道路21
路線の
舗装,
改良等に要する
経費のほか,
国道改築等の
追加事業に伴います
直轄事業負担金を,
街路事業費41億7,860万円は
新川通など26
路線の
舗装,
改良等に要する
経費を,それぞれ
追加するものであります。
次に,
河川費8億300万円は,山鼻川など7河川の
整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
都市開発費1,000万円は,
月寒中央地区の
市街地総合再生基本計画の策定,並びに北7西1
南地区及び
JR桑園駅
北口地区の再
開発事業への補助に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
公園緑化費8億6,900万円は,平岡公園など6ヵ所の公園及び緑地の造成,並びに
真駒内曙公園など28ヵ所の
公園内公衆用トイレの
整備に要する
経費のほか,
国営滝野すずらん丘陵公園の
追加事業に伴います
直轄事業負担金を
追加するものであります。
次に,
建築費4億3,500万円は,
屯田西地区の
市営住宅1棟39戸の建設に要する
経費を
追加するものであります。この
事業につきましては,
平成6年度までの
継続事業となりますことから,
市営住宅建設にかかわる
平成5年度から
平成6年度までの
継続費につきまして,その
総額及び
年割額を変更するものであります。
次に,
小学校費6,000万円は,
市街地の
小学校における児童の自然とのふれ合いや
屋外施設の地域への開放を図るため,
小学校2校の
屋外環境整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
中学校費5億1,200万円は,
中学校12校の
コンピューター教室整備及び2校の
LL教室整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
高等学校費1億1,290万円は,
高等学校2校の
コンピューター教室整備に要する
経費を
追加するものであります。
次に,
社会教育費2億円は,
教育文化会館大
ホールの
音響設備の更新に要する
経費を
追加するものであります。
次に,他
会計繰出金2億5,000万円は,後ほどご説明いたします
土地区画整理会計における
事業費の
追加に伴う
一般会計からの
繰出金を
追加するものであります。
以上によります
一般会計歳入歳出予算の
補正総額は226億1,950万円であり,この財源といたしましては,
国庫支出金,
市債などの
特定財源224億7,250万4,000円及び
地方交付税1億4,699万6,000円をもって充てるものであります。
次に,
債務負担行為でありますが,
国庫債務負担行為としての
公共事業の
追加に伴い,
街路事業等につきまして
債務負担行為を設定するものであります。
次に,
議案第2号
平成5年度
札幌市
土地区画整理会計補正予算でありますが,
区画整理費4億5,000万円のうち,
土地区画整理費2億2,800万円は,
本市施行の百合が原
地区,
太平地区及び
西宮の沢地区の
土地区画整理事業に要する
経費を,また,
組合土地区画整理費2億2,200万円は,東区
東部地区など3
地区の
土地区画整理事業にかかわる
補助費を,それぞれ
追加するものであります。
また,
国庫債務負担行為としての
公共事業の
追加に伴い,
富丘北地区の
土地区画整理事業などにつきまして
債務負担行為を設定するものであります。
次に,
議案第3号
平成5年度
札幌市
公共用地先行取得会計補正予算でありますが,
道路用地先行取得事業費9億2,700万円につきましては,
国庫債務負担行為設定額の範囲内で
用地の
買増しを行うものであります。
次に,
議案第4号
平成5年度
札幌市
砂防用地先行取得会計補正予算でありますが,
砂防用地先行取得事業費8,800万円につきましては,
国庫債務負担行為設定額の範囲内で
用地の
買増しを行うものであります。
次に,
議案第5号
平成5年度
札幌市
公債会計補正予算でありますが,これは,今回の
一般会計,
公共用地先行取得会計,
砂防用地先行取得会計及び
下水道事業会計の各
補正予算に伴う
市債を整理するためのものであります。
次に,
議案第6号
平成5年度
札幌市
下水道事業会計補正予算でありますが,これは,管渠2,500メートルの
整備のほか,
手稲処理場などの
施設整備を行うため,
建設改良費52億円を
追加するとともに,
継続費の
追加及び変更を行うものであります。
また,
国庫債務負担行為としての
公共事業の
追加に伴い,
管渠布設事業につきまして
債務負担行為を設定するものであります。
なお,今回の国の
総合経済対策に関連いたします本市の
補正予算の
総額につきましては,昨年度の
景気対策にかかわる
補正予算の
総額348億8,100万円に対しまして,1.2%増の352億8,750万円となっております。
次に,
議案第7号は,
札幌市議会議員及び
札幌市長の
選挙における
選挙運動に要する
費用の
公費負担に関する
条例案であります。
これは,昨年の第125回
臨時国会において審議された
緊急政治改革のための一連の措置の一つとして,
選挙公営制度の拡充を図る等のため,同年12月に
公職選挙法の一部が改正され,
市議会議員及び
市長の
選挙における
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ポスターの作成に要する
費用について,条例で定めるところにより一定の範囲内で
公費負担とすることができることとなりましたことから,本市におきましても,この改正の趣旨を踏まえ,
候補者間の
選挙運動の
機会均等を図るなどのため,この
公費負担制度を実施しようとするものであります。
なお,この
条例案は,東区選出の
市議会議員の欠員が2名に達し,来たる7月18日に
補欠選挙を行う予定でありますことから,早急に
当該公費負担制度を導入することが適当であると判断し,今回提案するものであります。
以上で,ただいま上程をされました各
議案の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○
議長(
見延順章君) ただいまの
市長の
提案説明に対し,質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) 質疑なしと認めます。
(
澤木繁成君「
議長」と呼び,発言の許可を求む)
○
議長(
見延順章君)
澤木繁成君。
◆
澤木繁成君 委員会付託の
動議を提出いたします。
すなわち,ただいま
議題とされております
議案7件を各位のお
手元に配付の
議案付託表のとおり,関係の
常任委員会にそれぞれ付託することを求める
動議であります。(「
賛成」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ただいまの
澤木議会運営副
委員長の
動議に対し,所定の
賛成者がありますので,本
動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご
異議なしと認めます。よって,
議案第1号から第7号までの7件は,各位のお
手元に配付の
議案付託表のとおり,関係の
常任委員会にそれぞれ付託されました。
〔
付託表は
巻末資料に掲載〕
――――――――――――――――
○
議長(
見延順章君) お諮りをいたします。
本日の
会議はこれをもって終了し,明6月29日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご
異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。