議案第4号
平成3年度
札幌市
水道事業会計補正予算(第1号)
議案第5号
札幌市
心身障害者扶養共済制度条例の一部を改正する
条例案
議案第6号
札幌市
電車乗車料金条例の一部を改正する
条例案
議案第7号
札幌市
自動車乗車料金条例の一部を改正する
条例案
議案第8号
札幌市
高速電車乗車料金条例の一部を改正する
条例案
議案第9号
札幌市
水道事業給水条例の一部を改正する
条例案
議案第10号
札幌市
中央卸売市場業務規程の一部を改正する
条例案
議案第11号
市立札幌病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する
条例案
議案第12号
札幌市
下水道条例の一部を改正する
条例案
議案第13号
札幌市立学校設置条例の一部を改正する
条例案
議案第14号
札幌市立高等学校授業料等に関する
条例の一部を改正する
条例案
議案第15号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する
条例の一部を改正する
条例案
議案第16号
仮称白石温水プール新築工事請負契約締結の件
議案第17号
財産の
取得の件(
公園用地)
議案第18号
財産の
取得の件(
工業団地用地)
議案第19号 市道の認定及び変更の件
議案第20号
札幌市
税条例の一部を改正する
条例案
議案第21号
札幌市
老人性白内障治療のための
人工水晶体購入費等助成条例案
(追加)
議案第22号
石狩西部広域水道企業団の
設立に関する
協議の件
――――――――─―――――――
〇
出席議員(65人)
議 長 見 延 順 章 君
副 議 長 湊 谷 隆 君
議 員 道 見 重 信 君
議 員 伊 藤 知 光 君
議 員 宮 本 吉 人 君
議 員 畑 瀬 幸 二 君
議 員 大 西 利 夫 君
議 員 義 卜 雄 一 君
議 員 長 内 順 一 君
議 員 柿 崎 勲 君
議 員 三 上 洋 右 君
議 員 上瀬戸 正 則 君
議 員 武 藤 光 惠 君
議 員 井 上 ひさ子 君
議 員 山 口 た か 君
議 員 福 士 勝 君
議 員 武 市 憲 一 君
議 員 大 越 誠 幸 君
議 員 猪 熊 輝 夫 君
議 員 西 村 茂 樹 君
議 員
川口谷 正 君
議 員 原 口 伸 一 君
議 員 千 葉 英 守 君
議 員 横 山 博 子 君
議 員 中 嶋 和 子 君
議 員 佐々木 周 子 君
議 員 高 橋 忠 明 君
議 員 常 本 省 三 君
議 員 佐 藤 美智夫 君
議 員 佐 藤 寿 雄 君
議 員 富 田 新 一 君
議 員 澤 木 繁 成 君
議 員 伊与部 敏 雄 君
議 員 丹 野 勝 君
議 員 森 健 次 君
議 員 村 山 優 治 君
議 員 八 田 信 之 君
議 員 飯 坂 宗 子 君
議 員 生 駒 正 尚 君
議 員 小 川 勝 美 君
議 員 室 橋 一 郎 君
議 員 柴 田 薫 心 君
議 員 山 田
信市郎 君
議 員 青 木 護 君
議 員 水 由 正 美 君
議 員 赤 田 司 君
議 員 唯 博 幸 君
議 員 政 氏 雅 君
議 員 本 舘 嘉 三 君
議 員 小 谷 俵 藏 君
議 員 長 岡 武 夫 君
議 員 加 藤 隆 司 君
議 員 荒 川 尚 次 君
議 員 田 畑 光 雄 君
議 員 野 間 義 男 君
議 員 越 智 健 一 君
議 員 工 藤 勲 君
議 員 岡 本 修 造 君
議 員 滝 沢 隆 君
議 員 藤 田 雅 弘 君
議 員 常 見 寿 夫 君
議 員 吉 野 晃 司 君
議 員 高 橋 重 人 君
議 員 菊 田 勝 雄 君
議 員 菅 井 盈 君
――――――――─―――――――
〇
欠席議員(5人)
議 員 加 藤 斉 君
議 員 春 原 良 雄 君
議 員 関 口 英 一 君
議 員 山 崎 七 郎 君
議 員 田 畔 満 君
――――――――─―――――――
〇
説明員
市長 桂 信 雄 君
助役 杉 本 拓 君
助役 木 戸 喜一郎 君
助役 魚 住 昌 也 君
収入役 長 部 幸 一 君
次に,
議案第9号
札幌市
水道事業給水条例の一部を改正する
条例案,
議案第10号
札幌市
中央卸売市場業務規程の一部を改正する
条例案,
議案第11号
市立札幌病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する
条例案及び
議案第12号
札幌市
下水道条例の一部を改正する
条例案は,いずれも
消費税法の一部を改正する法律が本年10月1日から施行されたこと等を踏まえまして,
水道事業,
中央卸売市場事業,
病院事業及び
下水道事業にかかわる
料金等について
消費税相当分の改定を行うもの であります。
次に,
議案第13号は,
札幌市立学校設置条例の一部を改正する
条例案であります。
これは,
障害児に対する
教育の一層の充実を図るため,
山の手養護学校から
つぼみ小学部分校,
つぼみ中学部分校及び
つぼみ高等部分校を分離し,これらを合わせて新たに一つの
養護学校を設置することに伴い,その名称及び位置を定めるものであります。
なお,この
養護学校は,明年4月上旬に開校の予定であります。
次に,
議案第14号
札幌市立高等学校授業料等に関する
条例の一部を改正する
条例案及び
議案第15号
札幌市立高等専門学校の
授業料等に関する
条例の一部を改正する
条例案は,本年10月に
道立高等学校の
入学料及び
入学検定料が,また,本年6月に
国立高等専門学校の
入学料及び
検定料がそれぞれ改定されましたので,
本市の
高等学校の
入学料及び
入学手数料並びに
高等専門学校の
入学料及び
入学選抜料につきましても,これらに準じて改定しようとするものであります。
次に,
議案第16号は,
仮称白石温水プールの新築にかかわる
工事請負契約締結の件でありまして,建物の規模は,
鉄筋コンクリートづくり2階建てで,
延べ面積2,143平方メートルであります。
この
工事請負契約につきましては,
地方自治法施行令第167条の規定により
指名競争入札を行いましたところ,
議案記載の
請負業者が
契約の相手方となりましたので,このたび,
請負契約を締結しようとするものであります。
次に,
議案第17号及び
議案第18号は,いずれも
財産の
取得の件であります。
これは,
仮称北野たかくら緑地用地及び
新川地区工業団地用地の一部を
取得しようとするものであります。
次に,
議案第22号は,
石狩西部広域水道企業団の
設立に関する
協議の件であります。
本市におきましては,
平成元年度に
定山渓ダムが完成したことによりまして,
平成17年に
予想されている200万人の
市民に必要な
水源を確保しているところであります。しかしながら,
本市市勢の
発展状況を考えますと,その後も人口の増加が
予想されますことから,新たな
水源としての
当別ダムの実現と,このダムを
水源として,
本市のほか
小樽市,
石狩町及び
当別町に
水道用水を供給する
企業団の発足につきまして,
北海道を初め
関係地方公共団体と事前の
協議を重ねてまいりました。その結果,本年8月には,この
協議内容を踏まえた
石狩西部地域広域的水道整備計画案が
北海道知事から示され,
本市もこの案に同意したところであります。
そこで,この
計画に基づき建設される
当別ダムにつきましては,
平成4年度の着工が予定されており,これに合わせまして
企業団を発足させる必要がありますことから,この
企業団の
設立のための規約を定めるに当たり,
北海道,
小樽市,
石狩町及び
当別町と
協議するため,
地方自治法第290条の規定に基づき
本案を提出したものであります。
以下,
規約案の概要につきましてご
説明いたします。
第1に,この
企業団は,
本市,
小樽市,
石狩町及び
当別町に
水道用水を供給することを目的とし,構成する
地方公共団体は,
水道用水の供給を受ける4市町のほか,
石狩湾新港地域の
水源確保を図る立場にある
北海道としております。
第2に,
企業団の
議会につきましては,
議員の定数を15人とし,各
構成団体における
議員定数につきましては,各団体の
出資金の割合などに応じて
協議により定めることとしております。
第3に,
企業団の
執行機関につきましては,
企業長のほか,
監査委員2名を置くこととしております。
第4に,
企業団の
経費につきましては,
用水供給料金,
企業債,
補助金,
出資金,
負担金その他の収入をもって充てることとし,その
負担割合は,
構成団体の
受水割合等を考慮し,その
協議により定めることとしております。
なお,この
企業団の
設立につきましては,
自治大臣の許可を得る必要がありますので,その
設立時期は,明年3月を予定しているものであります。
このほか,
議案第19号につきましては,
議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,
説明を省略させていただきます。
なお,
報告第1号及び
報告第2号は,和解及び
工事請負契約金額の変更にかかわる
専決処分の
報告であります。
以上で,ただいま上程をされました各案件の
説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○
議長(
見延順章君) 次に,
議案第20号及び
議案第21号の2件の
提案説明を求めます。
荒川尚次君。
(
荒川尚次君登壇・
拍手)
◎
荒川尚次君 私は,ただいまから,
日本共産党の9名の
議員を代表して,今回私ほか8名が共同で提出した
議案第20号
札幌市
税条例の一部を改正する
条例案及び
議案第21号
札幌市
老人性白内障治療のための
人工水晶体購入費等助成条例案について,
提案の趣旨を簡潔に
説明いたします。
まず,
議案第20号であります。
引き続く
地価高騰は,3年に1度の
固定資産の
評価替えの都度,
固定資産税,
都市計画税の増税となって
市民生活に影響を与えてきました。マイホームの
ローン支払いに追われる
勤労者などを直撃しただけでなく,地代,家賃にもはね返って
市民生活を圧迫してきました。
特に,同じ
課税客体に課税され,同一の
納税通知書をもって処理されるにもかかわらず,
固定資産税の場合は
課税標準額で
住宅地を2分の1に
軽減している上に,200平方メートル以下の
住宅地部分については,
小規模住宅用地としてさらに2分の1が
軽減されて,実質4分の1とされているにもかかわらず,
都市計画税には
軽減措置が適用されておりません。
100分の0.3の
税率の
都市計画税は,100分の1.4の
税率の
固定資産税と合わせて,100分の1.7の
税率となって課税されておりますから,その
構成比は
固定資産税が82.36%,
都市計画税は17.64%と単純にはじき出されるのでありますが,実際の
市民負担はどうかといえば,
本市の場合,200平方メートルの
住宅用地にかかわる税額は,
全市平均で
固定資産税が1万9,690円,
都市計画税が1万6,880円。最高の
中央区の場合で言いますと
固定資産税が3万9,170円,
都市計画税が3万3,570円と,
都市計画税の比率が何と46.15%にもなっているのであります。
このような中で,今日,
地価高騰の大
都市において,
地方税法の枠内での不
均一課税として,
小規模宅地に対する
都市計画税の
負担軽減措置がとられるようになってまいりました。3年前の東京都における2分の1
軽減,そして今年度から大阪市においても3分の1
軽減が実施され,さらに大
都市に波及する勢いにあります。
このような
状況のもとで,
本市においても
市民の願いにこたえて,200平方メートル以下の
小規模宅地にかかわる
部分について,
都市計画税を来年度から2分の1に
軽減すべく
本案を提出いたしました。このことによって,土地にかかわる全納税者の84.3%,25万8,000人が減税となり,
軽減額は,200平方メートルの土地所有者の場合,
全市平均で8,440円。区別では,最高の
中央区で1万6,790円,最低の手稲区で5,100円と見込まれます。
また,減税額は25億円余と推定されますが,
本市財政が厳しい現状にあるとはいいながら,第3回定例
市議会における法人
市民税の超過課税の緩和,すなわち大企業減税は強行しているのでありますから,大衆減税を阻む根拠はありません。
本市の財政運営の中で十分吸収可能な減税措置と確信しつつ,同僚
議員の皆さんのご賛同をお願いする次第であります。
次に,
議案第21号についてであります。
高齢者の7割から8割もの多数の方が白内障に冒されているという現状で,人工水晶体,いわゆる眼内レンズの手術が有効な治療法として確立されてきたにもかかわらず,これがいまだに保険の適用から除外されており,お年寄りに1眼10万円から15万円もの
負担を強いております。このことが,年金暮らしなどのお年寄りにとって過酷な
負担となっているだけでなく,資金の用意ができないため,せっかく光を取り戻せる機会をみすみす見送らざるを得ない方々や,片目だけで我慢している方がたくさんいると聞いております。
いま,生活と健康を守る会や老人クラブなどから,切実な願いを込めた
助成要望の請願・陳情が多数本
市議会に寄せられております。血を吐くようなお年寄りの声にこたえて,保険適用を国に求める一方,保険適用までの間,低所得のお年寄りに眼内レンズの費用
助成を進めることは,
本市にとっても緊急課題となっております。
東京都が来年度から10万円を限度とする
助成の方針を固めるなど,いま
助成に踏み切る自治体が全国的に急増しています。本
市議会としても,過日の第3回定例
市議会で国に対して保険適用を求める意見書を送ったのに続いて,これがいまだ実施のめどが立っていない
状況のもとで,そう長くは待てないお年寄りの願いにこたえ,先進他
都市の取組みにも倣って,独自の
助成制度をスタートさせるべく来年度予算に向けた取組みが求められております。
かかる
状況から,いままさに機は熟しているとの判断から,私どもは
条例案を提出いたしました。
この
条例案のポイントは,来年4月から,65歳以上のお年寄りのうち,生活保護世帯,所得税非課税世帯に限って,1眼10万円の範囲で,眼内レンズ移植手術に必要な
経費を医療機関を通して支払おうとするものであります。とりあえず生活保護世帯,所得税非課税世帯でスタートさせようとするのは,他
都市などでの実施
状況をにらみつつ,このことによっておよそ
対象者の3分の1を救済できるからであります。
なお,
助成実施に伴う費用は年間約3,500万円と見込まれますが,この程度の財源ならば,
本市財政運営上,何の支障もないと判断しております。
以上,
議案第21号について,簡潔に
提案の趣旨とその
内容について申し上げました。
同僚
議員各位に,
市民の切実な願いを反映した二つの
条例案,すなわち
小規模住宅用地にかかわる
都市計画税み
軽減を
内容とする
議案第20号
札幌市
税条例の一部を改正する
条例案及び低所得のお年寄りに1眼10万円の眼内レンズ
助成を実施しようという
議案第21号
札幌市
老人性白内障治療のための
人工水晶体購入費等助成条例案に対するご賛同をお願いし,私の
提案説明といたします。ご清聴ありがとうございました。(
拍手)
○
議長(
見延順章君) お諮りをいたします。
ただいま
説明のありました
議案22件のうち,
議案第1号から第5号まで,
議案第9号から第15号まで及び
議案第17号から第22号までの18件につきましては,議事の都合上,その
議事を延期することとし,
議案第6号から第8号まで及び
議案第16号の4件につきましては,これよりその
議事を続行いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
これより,
議案第6号から第8号まで及び
議案第16号の4件に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) 質疑なしと認めます。
(
佐藤寿雄君「
議長」と呼び,発言の許可を求む)
○
議長(
見延順章君)
佐藤寿雄君。
◆
佐藤寿雄君
委員会付託の
動議を提出いたします。
すなわち,ただいま議題とされております
議案4件のうち,
議案第6号から第8号までの3件を経済公営企業
委員会に,
議案第16号を建設
委員会にそれぞれ付託することを求める
動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ただいまの
佐藤議会運営委員長の
動議に対し,所定の
賛成者がありますので,本
動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,
議案第6号から第8号までの3件は経済公営企業
委員会に,
議案第16号は建設
委員会にそれぞれ付託されました。
――――――─――――――――─
○
議長(
見延順章君) お諮りをいたします。
本日の
会議はこれをもって終了し,明11月27日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
――――――─――――――――─
○
議長(
見延順章君) 本日は,これで散会いたします。
――――――─――――――――─
散 会 午後1時29分
上記
会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 見 延 順 章
署名
議員 大 西 利 夫
署名
議員 吉 野 晃 司...