〇説明員
市長 桂 信 雄 君
助役 杉 本 拓 君
助役 木 戸 喜一郎 君
助役建設局長事務取扱 魚 住 昌 也 君
収入役 長 部 幸 一 君
交通事業管理者職務代理者交通局次長
三 海 弘 君
水道事業管理者水道局長出木岡 謙 三 君
総務局長 伊 東 義 昭 君
企画調整局長 藤 田 幸 宏 君
財政局長 高 田 恒 君
市民局長 本 間 雄 君
民生局長 石 原 弘 之 君
衛生局長 河 崎 快 二 君
環境局長 柴 田 浩 英 君
経済局長 田 中 良 明 君
下水道局長 渡 辺 信 仁 君
建築局長 関 谷 幸 正 君
市立札幌病院長 竹 田 保 君
消防局長 谷 裕 之 君
教育委員会委員 冨士元 明 君
教育委員会教育長 荒 井 徹 君
選挙管理委員会委員長 大 橋 八 郎 君
選挙管理委員会委員 越 智 喜代秋 君
選挙管理委員会委員 高 橋 光 義 君
選挙管理委員会委員 加 藤 利 昭 君
人事委員会委員長 山 岡 暸 君
人事委員会事務局長 水 島 典 弘 君
監査委員 野 島 廣 紀 君
監査委員 山 本 穫 君
監査事務局長 谷 口 政 範 君
――――――――――――――――
〇
事務局出席職員
事務局長 鍛冶沢 徹 君
事務局次長 櫻 田 直 己 君
総務課長 植 田 英 次 君
議事課長 坂 野 嵩 君
調査係長 深 村 康 雄 君
資料係長 沼 田 光 弘 君
議事係長 高 森 政 行 君
記録係長 谷 川 輝 雄 君
委員会一係長 土 屋 逞 君
委員会二係長 野辺地 正 君
書記 佐 藤 比登利 君
書記 木 内 二 朗 君
書記 吉 田 雅 博 君
書記 高 佐 三緒子 君
書記 鈴 木 和 弥 君
書記 山 本 扶 美 君
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) ただいまから,本日をもって招集されました平成3年第2回
札幌市議会定例会を開会し,直ちに本日の会議を開きます。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君)
出席議員数は,70人であります。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 本日の
会議録署名議員として
佐藤美智夫君,常見寿夫君を指名します。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) ここで,
事務局長に諸般の報告をさせます。
◎
事務局長(鍛冶沢徹君) 報告いたします。
市長から,「札幌市の公害の現況と防止に関する施策の報告書」が,また,
監査委員から,
監査報告21件がそれぞれ提出されましたので,各議員控室に配付いたしました。
本日,市長から提案されます議案第13号 札幌市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案につきましては,
地方公務員法第5条第2項の規定により,議長は,
人事委員会の意見を求めました。
本日の
議事日程,請願・
陳情受理付託一覧表及び
請願紹介取消し一覧表は,お手元に配付いたしております。
以上でございます。
〔一覧表は巻末資料に掲載〕
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 次に,去る5月15日の本会議において同意の議決を行い,このたび助役に選任されました
魚住昌也助役,収入役に選任されました
長部幸一収入役及び
監査委員に選任されました
野島廣紀監査委員から,それぞれ各位にごあいさつしたい旨の申し出がありますので,順次,ご紹介をします。
まず,魚住助役。
◎助役(
魚住昌也君) 本市議会のご同意を得まして,助役に選任されました
魚住昌也でございます。
微力ではございますが,職務の重要性を十分認識しまして,誠心誠意務めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
見延順章君) 次に,
長部収入役。
◎収入役(
長部幸一君) さきの市議会におきまして,ご同意をいただき,6月1日付で収入役に選任されました
長部幸一でございます。
微力ではございますが,職責の重要性を認識いたしまして,誠心誠意務めさせていただきますので,何とぞよろしくご指導賜りますようにお願いを申し上げます。(拍手)
○議長(
見延順章君) 次に,
野島監査委員。
◎
監査委員(野島廣紀君) ただいまご紹介をいただきました野島でございます。
去る5月15日の本会議におきまして
監査委員のご同意を賜りました。6月1日付をもちまして,市長からその職を拝命いたしました。
微力ではございますが,職責の重要性を認識し,
誠心誠意努力をいたす所存でございますので,今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。簡単でございますが,ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手)
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) これより,議事に入ります。
日程第1,会期の件を議題といたします。
(
佐藤寿雄君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
○議長(
見延順章君)
佐藤寿雄君。
◆
佐藤寿雄君 会期設定の動議を提出いたします。
すなわち,本定例会の会期を本日から6月27日までの23日間とすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ただいまの
佐藤議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,本定例会の会期は,本日から6月27日までの23日間と決定されました。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) ここで,日程に追加いたしまして,議案第23号
札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案,議案第24
号札幌市議会会議規則の一部を改正する規則案及び議案第25号
札幌市議会運営委員会規程を廃止する規程案の3件を
一括議題といたします。
いずれも全
議員提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。
議案3件を可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案第23号から第25号までの3件は可決されました。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) ここで,ただいま可決されました
委員会条例等の公布のため,
暫時休憩をいたします。
――――――――――――――――
休 憩 午後1時5分
再 開 午後1時24分
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 休憩前に引き続き,会議を開きます。
大変申しにくいことでありますが,
暫時休憩をいたします。
――――――――――――――――
休 憩 午後1時24分
再 開 午後3時
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 休憩前に引き続き,会議を開きます。
ここで,日程に追加いたしまして,
議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
本件につきましては,先ほど可決し公布されました
委員会条例第5条第1項の規定により,当職からお諮りします。
各位のお手元に配付の
議会運営委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,
議会運営委員会委員名簿のとおりそれぞれ選任されました。
〔名簿は
巻末議決事件等一覧表参照〕
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) さらに日程に追加いたしまして,
議会運営委員会委員長の選任を議題といたします。
(赤田 司君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
○議長(
見延順章君) 赤田 司君。
◆赤田司君 ただいま議題とされております
議会運営委員会委員長の選任につきまして,指名推選の動議を提出いたします。
すなわち,
議会運営委員会委員長に
佐藤寿雄君を選任することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ただいまの赤田 司君の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,
議会運営委員会委員長に
佐藤寿雄君が選任されました。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 次に,日程第2,議案第1号から第22号までの22件を
一括議題といたします。
この場合,議案第26号 平成3年度札幌市
一般会計補正予算(第1号)及び議案第27
号札幌市議会議員の報酬,
費用弁償及び
期末手当に関する条例及び札幌市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例案の2件を日程第2に追加し,以上24件を
一括議題といたします。
いずれも,市長の提出によるものであります。
提案説明を求めます。桂市長。
(市長桂 信雄君登壇)
◎市長(桂信雄君) ただいま上程をされました諸案件の説明に先立ちまして,一言ごあいさつとこれからの市政に対する私の所信を申し述べさせていただきたいと存じます。
4月の選挙におきまして
札幌市長の栄誉を与えられましてから,ちょうど2ヵ月を経過しておりますが,いまあらためて,その責務の重大さを痛感しているところであり,同時に,168万市民の熱い期待に十分こたえられるよう渾身の力を傾注したいと固く決意しているものであります。
この思いは,市民の信任を得てはえある
札幌市議会に議席を獲得された皆様にとりましても同様であろうと考えるものであり,ともに相携えて,世界に誇り得る「さっぽろ」をつくり上げてまいりたいと存じる次第であります。
今後の議員各位のご活躍とご協力を,心からお願い申し上げます。
ここで,具体的な政策につきまして申し上げます前に,今回の選挙において訴えてまいったところでありますが,市政に対する私の基本的な考え方につきまして申し述べたいと存じます。
私は,市民への訴えの中で,「躍動都市さっぽろ」の実現を図ることをその中心に据え,これを基本理念として理解を求めてまいりました。
来たるべき21世紀に向けて,この札幌がより快適でより楽しく,活力と独自の魅力にあふれた都市へと大きく飛躍することが求められております。私は,先人の残してくれた貴重な遺産を受け継ぎ,さらには,本市を取り巻くすばらしい自然を守り育てながら,世界のどの国よりも個性的で美しい,希望あふれる「さっぽろ」をつくりたいと決意するものであります。
幸い本市には,創建時の
フロンティア精神に代表されるように,開放的で進取の気風にあふれ,何事にも果敢にチャレンジしていく精神があります。この
精神的伝統のもとに,ダイナミックな
都市活動を展開する,そのような「躍動都市さっぽろ」の実現を目指してまいる所存であります。
今日,地方は,それぞれみずからの目標を掲げながら,その目標に向かって戦略的に地域経営を行う時代,さらに進んで,それぞれの地域が互いに競い合う「
地域間競争」の時代に入っていると言われております。本市は,この「躍動都市さっぽろ」の実現という大きな目標に向かって,
地域間競争においても他をリードする「一歩先行く市政」を展開いたしたいと考えるものであります。
この理念に基づきまして,私は,次に申し上げます5点を,これからの市政執行に当たっての基本姿勢としたいと考えるものであります。
その第1は,安心と潤いがいつまでも暮らしの中に感じられる温かい市政を進めるということであります。
市政の主人公は言うまでもなく市民であります。市民一人一人が,それぞれの
ライフステージに応じて,安心して伸び伸びと快適な生活を享受できるよう,あらゆる施策を通じて努力をしたいと考えております。
また,市民の皆様にも温かい思いやりをもって積極的に社会参加していただき,互いに支え合う
社会づくりを進めたいと考えるものであります。
第2は,21世紀を見据え,北海道や
近隣市町村と手を携え,計画的,
先駆的市政を進めるということであります。
本市を中心とする道央圏は,あらゆる面で北海道の発展をリードする役割を担っており,各市町村がその独自性を発揮しつつも,機能を分担し合うことにより,総合的に発展していく必要があります。
本市は,この道央圏の先導都市として,広域的な見地に立って,北海道や
近隣市町村と緊密な連携をとりながら,時代に先駆けた事業を展開する考えであります。
第3は,新たな発想と効率的な経営感覚で,開かれた市政を進めるということであります。
社会情勢の変化に応じ,生きた市政を推進していくためには,常に新しい発想に立って,確実に将来方向を見定めながら,市政の目指すべき目標を時代の要請にマッチしたものとすることが必要であります。
このためには,広く市民の声に耳を傾け,多様なニーズの把握に努めますとともに,
都市経営的視点に立って効率的な事業執行に意を払う考えであります。
第4は,札幌の発展が,日本や世界の人々の平和と幸せにつながる市政を進めるということであります。
本年3月,34カ国,1,073人の選手・役員を迎えて,学生のオリンピックである
札幌ユニバーシアード冬季大会が開催され,成功裏に終了したことは,まだ記憶に新しいところであります。
私は,この大会が,湾岸戦争という国際的な危機を乗り越えて開催され,5大陸からの参加者すべての間で平和と友好の大切さが確認されたことを意義深く感じるものであります。
これからも,グローバルな視点に立ち,広く開かれた都市・札幌を舞台として,日本あるいは国際社会の発展と平和に貢献し得る施策を展開していきたいと考えるものであります。
第5は,市民の心に根差した,公正で清潔な市政を進めるということであります。
私は,市民全体の奉仕者であるとの自覚のもとに,常に市民の利益の側に立って,だれが見ても素直で正しく,納得のいく市政を実行してまいる所存であります。
以上の5点は,私が市長として今後市政を執行するに当たっての基本的な心構えを申し述べたわけでありますが,次に,今回提案をしております肉づけ
補正予算に盛り込んでおります内容を中心に,具体的な施策につきまして,公約で明らかにしております6本の柱に従い申し述べたいと存じます。
第1点目は,
生活都市すこやかサッポロの実現についてであります。
すべての市民が平和で安らぎを感じ安心して暮らせる
市民福祉の街を実現させることであります。
まず,
地域福祉の推進についてでありますが,
ボランティア活動,
在宅福祉の振興などを目的として造成しておりました
地域福祉振興基金について,新たに健康・
生きがいづくりなどにも対象を拡大して基金を積み増しすることとしており,今後もこの基金を活用して,ノーマライゼーションの理念に基づいて,社会参加と連帯の精神に支えられた福祉の
街づくりを進めることとしております。また,福祉の
街づくり環境整備事業として,公共施設に
身体障害者用エレベーター,
点字ブロック等を,大規模公園に
身体障害者用トイレを整備するなど,高齢者や
身体障害者の方々が安心して快適な生活が送れるような
環境づくりを進めることとしております。さらに,区
社会福祉協議会に
地域福祉活動コーディネーターを配置することなどを内容とする「ふれあいの
まちづくり事業」をモデル的に実施することとしております。
次に,
高齢者対策の充実についてでありますが,本格的な
高齢化社会の到来に備えるため,本市の
高齢化対策の基本方向を定める「札幌市
高齢化対策指針」を策定することとしておりますほか,具体的には1区1館を目標として整備を進めている
老人福祉センターを厚別区に建設し,また,新しいタイプの
経費老人ホームである「
ケアハウス」の建設や,市内3カ所目の
シルバー人材センター支部の設置に対して補助を行うこととしております。
次に,
障害者福祉施策の充実についてでありますが,障害者の在宅施策を進める上で重要なかぎとなっている就労の場を確保するため,新たに
精神薄弱者福祉工場を建設することとしております。また,
精神障害回復者の
社会復帰促進施設である
小規模共同作業所に対する助成を拡充するとともに,この
小規模共同作業所の通所者に対する
交通費助成の制度を新設することとしております。
次に,
児童福祉施策の充実についてでありますが,老朽化・狭隘化に伴い,かねてから懸案となっておりました
児童相談センターについて,
肢体不自由児母子訓練センター,
精神薄弱児通園施設等を複合した
児童福祉総合センターとして建設することとし,児童を取り巻く環境の変化に対応した中核的な施設とすることとしております。
次に,
健康づくり対策の推進についてでありますが,市民の自主的な
健康づくりを支援するための
健康づくりセンターを,中央保健所の移転新築に合わせて建設することとしており,また,胃がん検診受診者の増加に対応するため,北海道対がん協会に対して胃がん検診車増強のための助成を行うこととしております。
次に,快適な住環境の確保についてでありますが,昨今の地価高騰や宅地不足により市民の住宅地取得が難しくなりつつあることから,快適な居住環境の創出と良質な住宅地を供給するため,北区篠路地区に73ヘクタール程度の住宅団地を造成することとし,本年度はその実施調査及び用地確定測量を行い,来年度から本格的に事業に着手することとしております。また,良質で低廉な公的住宅を供給するため,引き続き公営住宅の建設を行うこととしておりますほか,多様な住宅需要に対応するため,高齢者住宅計画の推進や地域特別賃貸住宅供給計画の調査を行うこととしております。
次に,交通安全・防災対策についてでありますが,交通事故多発地帯における警戒標識について重点的に整備を進めることとしておりますほか,市内の小・中学校が指定している通学路につきまして,冬季間における児童・生徒の通学の機能を維持し,歩行者の安全の確保を図るため,この冬から新たに,その全線について運搬排雪を実施することとしております。また,交通事故等の際の救急業務について,救命率及び社会復帰率の一層の向上を図るため,高規格救急自動車を導入するほか,一般救急車にも応急処置用資機材を増強することとしております。さらに,消防出張所の適正配置による消防力の強化を図るため,手稲曙消防出張所を新設するとともに,平岸消防出張所を移転新築することとしております。
第2点目は,躍進都市いきいきサッポロの実現についてであります。
地場産業の一層の振興と,北の特性を生かして世界に通じる産業を積極的に支援し,活力あふれる街を実現することであります。
まず,産業の活性化の推進についてでありますが,平成2年度及び本年度の2年度にわたり進めている産業活性化推進事業において,本市産業の新たなビジョンを策定することとしており,今後,このビジョンに基づき産業の活性化プロジェクトを展開していくこととしております。また,大店法の改正による大型店の規制緩和など小売商業の環境変化に対応するため,地域商業活性化対策事業を実施することとしておりますほか,本市の物流機能の補完・向上に資するため,石狩湾新港に物流拠点を建設する札幌団地倉庫開発株式会社に対し出資を行うこととしております。
次に,中小企業・地場産業の振興についてでありますが,商店街を取り巻く環境の変化に対応し,地域に密着した魅力ある商店
街づくりを進めるため,商店街の環境整備事業等を支援するほか,中小企業が小規模事業資金の融資を利用する場合に,その信用保証料の一部を補助する制度を新設することとしております。また,創造性に富む産業活動の担い手を育成するとともに,ビジネスチャンスの拡大等に資するため,異業種間の交流を一層促進することとしております。
次に,工業の振興についてでありますが,工場立地の受け皿づくり,住工混在の解消等を推進するため,本年度から新川地区工業団地の開発に着手するほか,区画整理による手法をも含めて,既存系工業用地や先端産業系工業用地を供給する工業ゾーンを創出することを計画しております。
次に,都市型農業の振興についてでありますが,大都市立地の有利性と農業の持つ緑地空間としての機能を最大限に生かして,農業生産者と消費者の直接交流や農産物の高付加価値化などを支援する拠点づくりを目指すとともに,市民が憩い,自然と親しむことのできる空間を創出することをねらいとして,全国的にもユニークな札幌里づくり事業を実施することとしており,本年度はその基本計画を策定することとしております。
次に,観光都市づくりについてでありますが,本市の観光資源を十分生かし,国際観光都市にふさわしい
街づくりを行うため,引き続き定山渓地域の整備を行うほか,冬を彩るホワイトイルミネーションの拡充,国際観光モデル地区としての整備,観光レクリエーション情報システムの整備等を行うこととしております。
第3点目は,創造都市おおらかサッポロの実現についてであります。
大地に根差したおおらかな教育を進め,市民が主体的に学び,楽しめ,充実ライフを送れる街を実現することであります。
まず,学校教育環境の整備についてでありますが,豊かな人間性と創造性を培う教育を推進するため,義務教育施設を初めとして,幼稚園,高校についても逐次整備を進めているところであり,この肉づけ予算におきましては,小・中学校各1校の増築を追加するほか,障害児教育の一層の充実を図るため,現在中央小学校の中に併設されている山の手養護学校つぼみ小学部分校を拡充の上,移転新設することとしております。このつぼみ分校は,本市が独自に重度肢体不自由児を対象として障害児教育を行なってきたもので,この完成によって障害児教育の機会がより拡充されることとなるものであります。
次に,コンサートホール,能楽堂など芸術専用施設の建設についてでありますが,平成2年度の調査に引き続き,本年度は芸術専用ホール建設構想を策定しているところであり,この構想がまとまり次第,計画的に整備を進めていく考えであります。
次に,スポーツ・社会教育にかかわる地域的施設の建設についてでありますが,本年度から来年度までの継続事業により,白石区に室内温水プールを建設することとしており,また,児童会館6館の建設,地区図書館である山の手図書館の改築にかかわる調査設計を実施することとしております。
第4点目は,快適都市うるおいサッポロの実現についてであります。
街全体の快適性をさらに高め,潤いと魅力のある街を実現することであります。
まず,環境問題に対する取り組みについて申し上げますと,今日,資源の大量消費に由来するフロンガスによるオゾン層の破壊や酸性雨,温暖化現象などの問題が地球的な規模で関心を呼び,その解決が大きな課題となっているところであります。本市におきましても,環境保全のための基金の設置や省資源・省エネルギーを普及・啓蒙する環境保全推進事業などを実施しているところでありますが,今後も地球環境の保全という大きな命題に向かって,身近なところから着実に,かつ,積極的にこの問題に対処してまいらねばならないと考えているところであります。
そこで,ごみ問題に対する施策についてでありますが,ごみの減量化,資源化を積極的に推進する上で有価物の再生利用,リサイクルを進めることが必要でありますため,町内会などの資源回収団体に対して奨励金を交付し,市民の自主的なリサイクル運動の促進を図るほか,瓶・缶を対象として家庭・事業所・メーカーを結ぶリサイクル事業を実施し,将来的なリサイクルルートの確立を図っていくこととしております。また,資源の有効利用の一環として,道路工事等から発生する残土中に含まれる骨材を回収し,路盤材として再利用を図る路盤材再生処理施設を建設することとしております。さらに,産業廃棄物の処理につきまして,その減量化と広域的な適正処理が課題となっておりますため,建設系廃棄物について,浮遊選別実験プラントを建設し調査を進めるとともに,近郊の3市町と協力して札幌圏における産業廃棄物処理対策を推進していくこととしております。このほか,民間の産業廃棄物処理施設の適正な配置を誘導するため,産業廃棄物リサイクル団地の開発を計画しており,本年度はその基本計画を策定することとしております。
次に,グリーンベルト計画の推進についてでありますが,モエレ沼公園,平岡公園などの拠点整備を継続して実施しているところであり,この肉づけ予算におきましては,茨戸川緑地等の整備構想の策定などを折込み,一層の計画の推進を図ることとしております。また,市内2ヵ所目の市民の森を南区白川地区に整備するなど,人と自然のふれあいづくりを進めることとしております。
次に,除雪対策についてでありますが,冬季の都市環境の快適性を高めるため,10年先を見越した実効性のある雪対策として検討を進めてきておりました「雪さっぽろ21計画」を策定し,今後はこれを大きな指針として雪対策を推進していくこととしており,この肉づけ予算におきましては,融雪槽や流雪溝などの施設型除雪対策の推進,降雪情報システムの整備,主要幹線の運搬排雪の強化,パートナーシップ排雪の拡充などを盛り込んでいるところであります。また,「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」の施行に伴い,本年4月1日から本市を含む7市町においてスパイクタイヤの使用が通年禁止されたところでありますが,これに対応した路面管理を強化するため,坂道ロードヒーティングの設備のテンポを速め,緊急度の高い72ヵ所の整備を実施することとしております。
次に,生活環境基盤の整備についてでありますが,上・下水道,道路,公園,地下鉄などの都市基盤施設につきまして,引き続き積極的に整備を促進することとしており,特に,この肉づけ予算におきましては,かねてから要望の強かった市街化調整区域における下水道整備に着手することとしております。
第5点目は,交流都市ふれあいサッポロの実現についてであります。
国際コンベンション都市にふさわしい,豊かな個性と風格を備えた街を実現することであります。
まず,国際交流の推進についてでありますが,国際交流推進の中心的役割を担ってきた札幌国際交流プラザを発展的に改組し,(仮称)財団法人札幌国際プラザとして法人化することにより,国際交流及びコンベンションの推進体制を一段と強化することとしております。また,かねてから力を注いでおります都市間外交ともいうべき姉妹都市交流につきましては,ポートランド,ミュンヘン及び瀋陽の3市に加え,平成2年度において,新たにノボシビルスク市と姉妹都市提携を行なったところでありますが,本年度におきましては,同市との少年交流事業,常設展示場の相互開設を行うほか,これを機にソ連との経済交流を図る趣旨から,シベリア見本市への参加,シベリア・ファッションショーの開催に対して補助を行うこととしております。
次に,芸術・文化・スポーツ等のイベントの開催についてでありますが,昨年逝去されました世界的音楽家レナード・バーンスタイン氏の遺志を受け継ぎ,本市が中心となってパシフィック・ミュージック・フェスティバルを開催することとしております。このほか,世界ジュニアリュージュ選手権大会,ジャパンオープン国際卓球大会,国際ハーフマラソン大会,ツール・ド・北海道などのスポーツ・イベントに対し助成を行うこととしております。
次に,景観や都市全体の調和を考えた都市の再開発についてでありますが,現在進行中の六つの再開発事業に加え,新たに北区北7条西1丁目南において再開発事業を推進するほか,札幌駅南口等の地区の整備について調査・計画策定を実施することとしております。
第6点目は,連帯都市みんなのサッポロの実現についてであります。
「札幌はみんなでつくるみんなのまち」,そんな街を実現することであります。
まず,市政への市民参加についてでありますが,
街づくり,地域づくりについての市民のアイデアを提供していただくため,市民の声を直接市政に反映させるシステムとして,「(仮称)
街づくり市民アイデア会議」を設置する考えでおり,早急にその内容を具体化することとしております。
次に,地域コミュニティー活動の支援についてでありますが,その活動の拠点となる地区会館,地区センターなどにつきましては,順次整備を進めているところであり,本年度は西区西野地区に市内7番目の地区センターが完成することとなっております。また,これまでにも増して,地域の特性を重視した市民参加による事業を展開する趣旨から,昨年度に引き続き「区の個性ある
まちづくり事業」を実施することとしており,区の独自性と活力にあふれた地域づくりを推進することとしております。
次に,女性の社会参加の促進についてでありますが,本年度の南区における延長保育事業の実施に伴い,1区1保育所による延長保育の目標が達成されたところであり,さらに,この肉づけ予算におきましては,夜間を含む多様な保育需要にこたえるため,大通夜間保育所におきまして,併設されていた旧公益質屋を改修し,長時間保育サービス,一時保育サービスの事業を実施することとしております。また,今後は,本年度策定に着手した(仮称)「男女の共同参加を目指すさっぽろ計画」を指針として,女性の社会参加を促進し,男女がともに参加する
社会づくりを推進していく考えであります。
以上,六つの政策の柱に従い,肉づけ予算に計上した事業の内容につきまして申し述べてまいりましたが,この肉づけ予算の規模は,前年度当初予算と比較いたしますと,一般会計におきましては6.0%,特別会計におきましては7.0%,企業会計におきましては10.0%,これらを合わせた全会計の伸び率は7.1%となるものであり,一般会計では国の一般歳出の伸び5.3%,地方財政計画の伸び5.6%を上回る伸びを確保したところであります。
また,この肉づけ予算を含めた現5年計画の進捗状況は約86%となっており,計画を上回る状況となっていることから,終了年次を1年繰り上げて,本年度,新たな社会経済情勢を踏まえた新5年計画を策定することとしており,この中で,公約しております政策課題について早急に検討の上,順次計画的に事業化を図ってまいりたいと考えている次第であります。
なお,一般会計肉づけ予算の財源についてでありますが,地方交付税につきましては,総額を850億円と見込み,骨格予算に計上している分及び今後の補正財源として留保する分を除き約277億円を計上しており,また,市債などの特定財源につきましては,おのおのの事業に必要な額を最大限に見込んでいるところであります。その上で不足する財源につきましては,財政調整基金48億円,まちづくり推進基金20億円を投入し事業を行うこととしております。
また,歳入におきまして保育料の改定をお願いしておりますが,国の基準改定や他都市の状況などを勘案し,本年7月から平均3.26%の改定を行うこととしております。
以上で,議案第1号から第5号までの各会計
補正予算の説明を終わらせていただきますが,議案第10号及び議案第11号につきましては,ただいま申し上げました各会計の
補正予算に関連するものであり,いずれも,以上の説明あるいは議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,これらの説明は省略させていただきます。
次に,議案第6号から第8号までは,いずれも繰上充用に伴う平成3年度予算の補正にかかわる
専決処分承認の件であります。
これは,平成2年度におきまして,国民健康保険会計で7億円,公共用地先行取得会計で20億2,110万円,砂防用地先行所得会計で2億590万円の収支不足が生ずる見込みとなり,それぞれ平成3年度の収入から繰上充用するための補正を去る5月21日に市長において専決処分いたしましたので,これを報告し,承認を求めるものであります。
次に,議案第9号 平成2年度
一般会計予算の地方債にかかわる補正の
専決処分承認の件は,年度末に至り,予定以上に地方債の許可を得たことに伴う予算の補正を去る3月30日に市長において専決処分いたしましたので,これを報告し,承認を求めるものであります。
次に,議案第12号は,札幌市
事務分掌条例等の一部を改正する条例案であります。
これは,市政全般にわたる企画調整機能の充実と計画的な都市整備の推進のため,組織の見直しを行うことをその主な内容とするものであります。
本市は,全国的にも例がないほどの人口急増の中にあって,計画的に道路や公園などの都市施設を整備し,均衡ある発展を図ってまいりました。
しかしながら,先ほど,私が具体的な政策として述べましたように,今後,21世紀に向けて,本市におきましても,高齢化や情報化など市政全般にわたる課題への本格的な取り組みが必要であり,また,近年における都市交通問題,あるいは地価の高騰や宅地供給問題など,大都市に共通した問題にも先行的な対応が必要であります。
このようなことから,今後ますます市政全般の総合的な企画調整や都市計画などのプランニング部門の重要性が増大し,また,市街地の計画的な整備も必要になっていくと考えられます。
以上のような観点から,今回の機構改革におきましては,現在の企画調整局から都市整備にかかわる事業部門である開発部を分離し,企画調整局を市政全般にわたる企画調整機能や都市計画などの専門的な部門として位置づけ,その執行体制を強化するものであります。また,これにあわせて,都市整備事業を専門的に担当する都市整備局を新設し,企画調整局の開発部と建築局の区画整理部の2部をここに集約して,計画的な都市整備事業を推進してまいりたいと考えております。
なお,今回の事務分掌条例の改正に当たりましては,刻々と変化する市民ニーズに迅速かつ弾力的に対応できるようにするため,部レベルの組織を規定から削ることとしております。
このほか,今回の機構改革では,現在の福祉事務所につきまして,区役所の内部組織として幅広く福祉行政を所管しおります実情等を踏まえ,その名称を「区福祉部」に改めることとしております。
次に,議案第13号は,札幌市
職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案であります。
退職手当の計算の基礎となります在職期間の算定に当たりましては,従来,通勤災害による職員の休職期間につきまして,その2分の1の期間を在職期間に通算しておりましたが,国は,本年5月の国家公務員退職手当法の改正により,通勤災害による休職期間の全部を在職期間に通算することにいたしましたことから,本市におきましても,同様の措置を講じようとするものであります。
次に,議案第14号は,札幌市税条例の一部を改正する条例案であります。
これは,地方税法等の一部改正に伴い,土地に関する税負担の一層の公平・適正化を図りつつ土地政策に資するため,個人市民税の土地譲渡益課税及び特別土地保有税の見直し等を行うものであります。
その内容といたしましては,まず,所有期間が5年を超える個人の一般の長期譲渡所得につきまして,勤労所得に対する税負担との均衡等を考慮し,その税率を引き上げるとともに,優良住宅地の供給等のために行います国,地方公共団体等に対する土地等の譲渡につきまして,その税率を引き下げるものであります。
また,低・未利用地の有効利用の促進の観点から,新たに遊休地に対する特別土地保有税の制度を設けますとともに,保有分にかかわる特別土地保有税の課税期間を10年間としております現行措置の一部を廃止するものであります。
以上のほか,個人市民税におきまして,日本赤十字社北海道支部に対する一定の寄附金を,寄附金控除の対象といたしますとともに,地方税法等の改正に伴う所要の規定整備を行うものであります。
次に,議案第15号は,札幌市
下水道条例の一部を改正する条例案であります。
本市におきましては,市街化調整区域の一部につきまして,生活雑排水による公共用水域の水質汚濁を防止し,衛生的な生活環境を確保するため,下水道を整備することとしております。
本案は,この市街化調整区域内の下水道整備を始めるに当たりまして,市街化調整区域内の下水道施設の利用者から負担を求めることにより,住民負担の公平を図りますとともに,下水道整備に必要な経費の一部に充てるため,市街化調整区域工事分担金制度を新設するものであります。
次に,議案第16号
地方自治法の一部改正に伴う
関係条例の整理に関する条例案及び議案第27号
札幌市議会議員の報酬,
費用弁償及び
期末手当に関する条例及び札幌市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例案は,いずれも去る4月2日に施行されました
地方自治法の一部改正に伴うものでありますので,一括してご説明いたします。
今回の
地方自治法の改正は,議会運営委員会の条例設置,議会における参考人制度の創設,
監査委員及び公の施設の管理委託に関する制度の見直し,町内会の法人化等をその主な内容とするものでありますが,議案第16号は,このうち,
監査委員,公の施設の管理委託,町内会の法人化等にかかわる法の改正に伴い必要となります札幌市
監査委員条例等22条例の規定整備を行うものであります。
また,議案第27号は,先ほど,
札幌市議会委員会条例の一部を改正する条例案が可決されましたことから,本市議会の議会運営委員会の委員,議会の委員会に出席した参考人等に対し,
地方自治法の規定に基づき
費用弁償を行うこととするものであります。
次に,議案第17号から第19号までは,工事請負契約または委託契約の締結にかかわるものであります。
まず,議案第17号は,
仮称札幌市西野地区センターの新築にかかわる主体工事でありまして,建物の規模は,鉄筋コンクリートづくり一部鉄骨づくり2階建てで,延べ面積1,529平方メートルであります。
次に,議案第18号は,ごみ運搬用管路施設建設工事等にかかわるものであります。
これは,北区あいの里地区において,本市が国のモデル事業として実施しているもので,輸送管の一部の布設工事,集じんセンターの電気設備工事等を住宅・都市整備公団に委託しようとするものであります。
また,議案第19号は,札幌開成高等学校の屋内運動場の改築工事にかかわる主体工事であります。
以上3件の契約案件のうち,議案第17号及び議案第19号につきましては,
地方自治法施行令第167条の規定による指名競争入札により,また議案第18号につきましては,同令第167条の2の規定による随意契約により,各議案記載の者がそれぞれ契約の相手方となりましたので,このたび,請負契約または委託契約を締結しようとするものであります。
次に,議案第26号 平成3年度札幌市
一般会計補正予算は,仮称藤野南地区小学校の用地につきまして,このたび,地権者との間で取得にかかわる協議が整いましたことから,来年度当初から開校するため同小学校を立てかえ施行により新築することとし,
一般会計予算につきまして,債務負担行為の追加等所要の補正を行うものであります。
このほか,議案第20号から第22号までにつきましては,いずれも議案末尾に記載の理由によりご了解をいただけるものと存じますので,説明を省略させていただきます。
なお,報告第1号から第4号までは,いずれも平成2年度予算の繰越しにかかわる計算書,報告第5号は,和解にかかわる専決処分の報告であります。
以上で,ただいま上程をされました各案件の説明を終わります。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(
見延順章君) お諮りします。
ただいま説明のありました議案24件のうち,議案第1号から第16号まで及び議案第20号から第22号までの19件につきましては,議事の都合上,その議事を延期することとし,議案第17号から第19号まで,議案第26号及び議案第27号の5件につきましては,これよりその議事を続行いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
これより,議案第17号から第19号まで,議案第26号及び議案第27号の5件に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) 質疑なしと認めます。
(
佐藤寿雄君「議長」と呼び,発言の許可を求む)
○議長(
見延順章君)
佐藤寿雄君。
◆
佐藤寿雄君 委員会付託の動議を提出いたします。
すなわち,ただいま議題とされております議案5件のうち,議案第17号から第19号までの3件を建設委員会に,議案第26号を文教委員会に,議案第27号を総務委員会にそれぞれ付託することを求める動議であります。 (「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ただいまの
佐藤議会運営委員長の動議に対し,所定の賛成者がありますので,本動議を直ちに問題とし,採決を行います。
動議のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,議案第17号から第19号までの3件は建設委員会に,議案第26号は文教委員会に,議案第27号は総務委員会にそれぞれ付託されました。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) お諮りをいたします。
本日の会議はこれをもって終了し,明6月6日午後1時に再開いたしたいと存じますが,ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
見延順章君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。
――――――――――――――――
○議長(
見延順章君) 本日は,これで散会いたします。
――――――――――――――――
散 会 午後3時47分
上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。
議 長 見 延 順 章
署名議員 佐 藤 美 智 夫
署名議員 常 見 寿 夫...