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昭和63年第 4回定例会−12月14日-05号

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  1. 札幌市議会 1988-12-14
    昭和63年第 4回定例会−12月14日-05号


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    昭和63年第 4回定例会−12月14日-05号昭和63年第 4回定例会                昭和63年    第4回定例会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 5 号 )             昭和63年12月14日(水曜日)午後1時開議           ――――――――――――――――――――――――議事日程(第5号) 第1 議案第1号から第13号(市長提出)  陳情第51号  意見書案第1号(厚生委員会所属議員全員提出)  (以上15件に対する各委員長報告等) 第2 議案第14号及び諮問第1号(市長提出)  ―――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 昭和63年度札幌一般会計補正予算(第4号)  議案第2号 昭和63年度札幌公債会計補正予算(第3号)  議案第3号 昭和63年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)
     議案第4号 札幌交通事業設置等に関する条例の一部を改正する条例案  議案第5号 札幌市立学校設置条例の一部を改正する条例案  議案第6号 財産取得の件(公園用地)  議案第7号 市道認定及び変更の件  議案第8号 昭和63年度札幌一般会計補正予算(第5号)  議案第9号 昭和63年札幌病院事業会計補正予算(第1号)  議案第10号 昭和63年度札幌中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)  議案第I1号 昭和63年度札幌求道事業会計補正予算(第1号)  議案第12号 札幌職員給与条例等の一部を改正する条例案  議案第13号 札幌職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案  陳情第51号 アイヌ民族に関する法律制定等要請方に関する陳情  意見書案第1号 アイヌ民族に関する法律制定に関する要望意見書 日程第2 議案第14号 固定資産評価審査委員会委員選任に関する件  諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦に関する件 追加日程 意見書案第2号 リクルート疑惑の究明に関する意見書  意見書案第3号 国庫補助負担率引下げ恒久措置化等に反対する意見書  ――――――――――――――――――出席議員(68人) 議   長       吉 野 晃 司 君 副 議 長       滝 沢   隆 君 議   員       宮 本 吉 人 君 議   員       武 市 憲 一 君 議   員       大 越 誠 幸 君 議   員       高 橋 忠 明 君 議   員       猪 熊 輝 夫 君 議   員       西 村 茂 樹 君 議   員       長 内 順 一 君 議   員       柿 崎   勲 君 議   員       春 原 良 雄 君 議   員       関 口 英 一 君 議   員       千 葉 英 守 君 議   員       飯 坂 宗 子 君 議   員       福 士   勝 君 議   員       常 本 省 三 君 議   員       佐 藤 美智夫 君 議   員       佐 藤 寿 雄 君 議   員       室 橋 一 郎 君 議   員       川口谷   正 君 議   員       加 藤   斉 君 議   員       南   二 郎 君 議   員       吉 田 哲 男 君 議   員       小 田 信 孝 君 議   員       丹 野   勝 君 議   員       森   健 次 君 議   員       村 山 優 治 君 議   員       生 駒 正 尚 君 議   員       田 中 昭 男 君 議   員       柴 田 薫 心 君 議   員       山 田 信市郎 君 議   員       青 木   護 君 議   員       須 合 一 雄 君 議   員       富 田 新 一 君 議   員       澤 木 繁 成 君 議   員       伊与部 敏 雄 君 議   員       水 由 正 美 君 議   員       赤 田   司 君 議   員       本 舘 嘉 三 君 議   員       唯   博 幸 君 議   員       小 谷 俵 藏 君 議   員       八 田 信 之 君 議   員       小 川 勝 美 君 議   員       見 延 順 章 君 議   員       加 藤 隆 司 君 議   員       朝 川 利 雄 君 議   員       野 間 義 男 君 議   員       湊 谷   隆 君 議   員       工 藤   勲 君 議   員       宮 ロ 健太郎 君 議   員       政 氏   雅 君 議   員       常 見 寿 夫 君 議   員       磯 野 開 丈 君 議   員       長 岡 武 夫 君 議   員       斎 藤 忠 治 君 議   員       荒 川 尚 次 君 議   員       越 智 健 一 君 議   員       宮 川 新 市 君 議   員       山 田 長 吉 君 議   員       岡 本 修 造 君 議   員       山 埼 七 郎 君 議   員       藤 田 雅 弘 君 議   員       山 本 長 和 君 議   員       田 畔   満 君 議   員       吉 田 一 郎 君 議   員       高 橋 重 人 君 議   員       菊 田 勝 雄 君 議   員       管 井   盈 君  ――――――――――――――――――欠席議員(2人) 議   員       松 浦   忠 君 議   員       田 畑 光 雄 君  ――――――――――――――――――説明員 市   長       板 垣 武 四 君 助   役       桂   信 雄 君 助   役       蒲 谷 亮 一 君 助   役       勝 田 義 孝 君 収 入 役       朝 倉   賢 君 交通事業管理者 交 通 局 長     秋 山 忠 禧 君 水道事業管理者
    水 道 局 長     藤 井 憲 次 君 総務局長        杉 本   拓 君 企画調整局長      伊 東 義 昭 君 財政局長        長 部 幸 一 君 市民局長        森     清 君 民生局長        石 原 弘 之 君 衛生局長        柴 田 浩 英 君 環境局長        本 間   雄 君 経済局長        木 戸 喜一郎 君 建設局長        魚 住 昌 也 君 下水道局長       出来岡 謙 三 君 建築局長        西 本   弘 君 国民体育大会事務局長  河 崎 快 二 君 市立札幌病院長     竹 田   保 君 消防局長        谷   裕 之 君 教育委員会委員長    勝 木 郁 郎 君 教育委員会教育長    荒 井   徹 君 選挙管理委員会委員長  大 橋 八 郎 君 選挙管理委員会委員   高 橋 光 義 君 選挙管理委員会委員   越 智 喜代秋 君 人事委員会委員長    山 岡   暸 君 人事委員会事務局長   貴 志   功 君 監査委員        中 目 啓 市 君 監査委員        山 本   穫 君 監査委員        山 本 長 和 君 監査委員        吉 田 一 郎 君  ――――――――――――――――――事務局出席職員 事務局長        鍛冶沢   徹 君 事務局次長       船 木 宏 通 君 総務課長        丸 岩 公 充 君 議事課長        坂 野   嵩 君 調査係長        大久保   裕 君 資料係長        沼 田 光 弘 君 議事係長        英   俊 彦 君 委員会係長      田 中 博 之 君 委員会係長      土 屋   逞 君 書   記       佐 藤 比登利 君 書   記       長 瀬   宏 君 書   記       木 内 二 朗 君 書   記       吉 田 雅 博 君  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) ただいまから,休会前に引き続き会議を開きます。  出席議員数は,66人であります。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) 本日の会議録署名議員として工藤 勲君,荒川尚次君を指名します。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) ここで,事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長鍛冶沢徹君) 報告いたします。  田畑光雄議員及び松浦 忠議員は,それぞれ所用のため本日の会議を欠席する旨,届け出がございました。  去る12月9日,人事委員会委員長から議案第12号 札幌職員給与条例等の一部を改正する条例案及び議案第13号 札幌職員退職手当支給条例の一部を改正する条例案に対する意見書が,また,去る12月13日,市長及び教育委員会委員長から,昭和63年第3回札幌市議会定例会において採択されました請願・陳情処理経過及び結果の報告が,それぞれ提出されましたので,その写しを各議員控室に配付いたしました。  本日の議事日程及び議案等審査結果報告書は,お手元に配付いたしております。以上でございます。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) これより議事に入ります。  日程第1,議案第1号から第13号まで,陳情第51号及び意見書案第1号 アイヌ民族に関する法律制定に関する要望意見書の15件を一括議題といたします。  委員長報告及び提案説明を求めます。  まず,総務委員長 加藤 斉君。  (加藤 斉君登壇) ◎加藤斉君 総務委員会に付託されました議案6件について,その審査結果を報告いたします。  最初に,議案第6号 財産取得の件(公園用地)についてでありますが,主なる質疑として,下野幌公園名称は,所在地の町名と一致しておらず,誤解を与えるおそれがあるので,名称変更を検討すべきではないのかなどの質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致可決すべきものと決定いたしました。  次に,議案第13号 札幌職員退職手当条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,退職手当の削減は組合との合意が得られているのか。また,賃金問題は,各自治体で個々の事情があり,国に準ずるよう求める自治省の指導には問題があると考えられるので,今後,本市の状況を十分説明し,独自に判断できるように努力すべきではないのか。職員健康管理を行う産業医配置数は基準を下回っているが,今後,どのように充足率を上げていく考えなのかなどの質疑がありました。  討論はなく,採決を行いましたところ,全会一致可決すべきものと決定いたしました。  また,議案第1号,議案第2号,議案第8号及び議案第12号の4件については,質疑討論はなく,いずれも全会一致可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長吉野晃司君) 次に,文教委員長八田信之君。  (八田信之登壇) ◎八田信之君 文教委員会に付託されました議案2件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第1号 昭和63年度札幌一般会計補正予算(第4号)中,関係分についてでありますが,私立幼稚園就園奨励費等に関して,札幌大蔵学園と同系列の経営主体が無認可で設立を準備している手稲札幌幼稚舎は,私立幼稚園協会から開園反対要望書提出されているなど,問題化しているが,事実経過及び市の対応はどのようになっているのか。また,手稲前田地区既設私立幼稚園2園は,定員数をオーバーしているなど,幼稚園数が不足しているとも考えられるので,適正配置などを道に要請する考えはないかなどがありました。  討論はなく,採決の結果,全会一致可決すべきものと決定をされました。  また,議案第5号につきましては,質疑討論はなく,採決の結果,全会一致可決すべきものと決定をされました。  以上で報告を終わります。 ○議長吉野晃司君) 次に,厚生委員長川口谷 正君。  (川口谷 正君登壇) ◎川口谷正君 厚生委員会に付託されました議案1件及び陳情1件について,その審査結果をご報告いたしますとともに,私ほか本委員会所属議員全員により提出いたしました意見書案第1号について,その提案趣旨をご説明いたします。  最初に,議案第9号 昭和63年度札幌病院事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,本件は,職員給与改定に伴う人件費補正を求めるものであります。  質疑討論はなく,採決の結果,全会一致可決すべきものと決定いたしました。  次に,陳情第51号 アイヌ民族に関する法律判定等要請方に関する陳情についてでありますが,主なる質疑として,国に対する新法制定の働きかけに当たっては,アイヌ民族に対する国の理解を得ることが必要であり,本市は,これまでどのような取り組みを行ってきたのか。また,多くの道内市町村で,新法制定要請に関する陳情が採択されているが,このことについてどのように受けとめているのか。アイヌ民族対策についての本市の基本的な考え方はどうなっているのか。アイヌ関係の国の窓口については,北海道開発庁が担当すると聞いているが,ウタリ協会理解が得られているのか。新法制定された場合,自立のための具体的な施策,すなわち,雇用機会促進等については関係自治体が行うことになるが,どのような対策考えているのか等の質疑がありました。  これに対し理事者から,アイヌ民族に対する新法制定については,今後も道と協調しながら,その実現に向けて,それぞれの立場から国に対して働きかけていきたい。また,今後のウタリ対策の実施に当たっては,全道的に公平な施策が行われる必要があるので,道の施策を見きわめた上,関係部局と連携をとりながら対策を講じていきたい旨の答弁がありました。  討論はなく,採決の結果,全会一致採択すべきものと決定いたしました。  また,その趣旨の実効を期すため,法制化に向けた国の窓口を明確にし,アイヌ民族に関する新たな法律早期制定について関係機関要請するため,意見書案第1号 アイヌ民族に関する法律制定に関する要望意見書提案する次第であります。  以上で,報告及び提案趣旨説明を終わります。 ○議長吉野晃司君) 次に,建設委員長大越誠幸君。  (大越誠幸登壇) ◎大越誠幸君 建設委員会に付託されました議案2件について,その審査結果をご報告いたします。  最初に,議案第1号 札幌一般会計補正予算(第4号)中関係分についてでありますが,本件は,羊丘線用地取得経費追加,ひばりが丘団地の建てかえ工事費追加及び当該工事費の一部を翌年度に繰り越す繰越明許費追加,並びに(仮称)南31条大橋新設工事費増額のための債務負担行為変更を行うものであります。  次に,議案第7号 市道認定及び変更の件についてでありますが,本件は,寄附を受けた私道等を管理するため,86路線認定をするとともに,20路線変更するものでございます。採決の結果,いずれも全会一致可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長吉野晃司君) 次に,経済公営企業委員長 本舘嘉三君。  (本舘嘉三登壇) ◎本舘嘉三君 経済公営企業委員会に付託されました議案4件につきまして,その審査結果をご報告いたします。  まず,職員給与改定にかかわる議案第10号 昭和63年度札幌中央卸売市場事業会計補正予算(第1号)及び議案第11号 昭和63年度札幌水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが,いずれも質疑討論はなく,採決の結果,全会一致可決すべきものと決定いたしました。  次に,地下鉄東豊線延長にかかわる議案第3号 昭和63年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)及び札幌交通事業設置等に関する条例の一部を改正する条例案についてでありますが,主なる質疑として,12月開業東豊線乗車人員予定を大幅に下回り,1日平均6万2,000人とのことであるが,このことが延長部分施工認可影響を与えないのか。東豊線延長部分施工認可及び着工の時期はいつごろになるのか。継続費補正総額1,060億円と11月に行った施工認可申請との関連はどのようになっているのか。また,この継続費の財源を含めた内訳はどのようになっているのか。用地買収地上権設定等にかかわる用地取得費69億6,900万円について,箇所数を含めた具体的な内訳はどのようになっているのか。  土砂処理用地買収に当たっての購入価格は,一般的な相場を勘案し決定すべきと思うが,どのような根拠に基づいて出されたものか。買収予定用地は飛び地となるが,これは,将来,買い増しをするなどして一つの土地として利用する計画があるのか。豊平東部農協から買収する予定土地について,当該農協には札幌農協合併後に土地を売却するとの計画があり,この合併には,本市経済局が立ち会うことになっているが,交通局として,これまでどのような交渉を行ってきたのか。当該土地は,近年中に地価が上昇し,取得が困難になると思われるが,このような土地こそ,地価の上昇の見込みがない土地に優先して早急に取得すべきではないのか。当該土地買収費は,現在の評価額で見積もっても,おおよそ9億円を要することになる上,今回の補正用地取得費におおよそ10億円を充てると,東豊線延長工事全体の用地取得費は,残り,おおよそ5億円となるが,他の用地買収影響は出ないのか。  63年度の継続費年割額13億5,000万円のうち10億円が用地取得費になっており,さらに,このうちおおよそ7億円を土砂処理用地買収に充てようとしている。これらの土地は,市街化調整区域内であることから,土地の値上がりが予想されないこと。施工認可の時期から考えると,実際に利用するのは先になると思われること。さらに,企業債利払い等考えると,急いで買収する必要がないのではないか。また,土砂処理用地のうち,現在交渉中の土地については,その取得に当たって,いまだに仮契約書等の文書を取り交わしていないこと。土地の実測並びに鑑定が行われていないことなど,用地取得方法が適正に行われているとは言えず,今後は,用地取得方法を見直し,慎重な対応を行うべきと思うがどうか。  補正予算とは,重要かつ緊急性のある場合に提出できるとされているが,今回の土砂処理用地取得に伴う補正は,緊急性を持った内容とは考えられず,補正予算には該当しないと思うがどうか。今回の補正予算において,白石厚別町山本地区土砂処理用地のうち3万6,000平方メートル分については,重要な資産取得として計上されているにもかかわらず,2万8,000平方メートル分については,重要な資産取得として措置されていないのは,地方公営企業法,同施行令ないし市条例に違反しているのではないのか。今回,補正予算に計上されている土砂処理取得用地2万8,000平方メートルのうち,35メートル幅の部分については,この両側10メートルを取ると,わずか15メートルしか残らなくなることから,用地取得自体がきわめて不適当と思われるがどうか,等の質疑がございました。  これに対して理事者からは,今般,長時間のご審議をいただき,大変申しわけなく思っております。本件については,重要資産取得予算関係について,違法ではないが,妥当性について論議のあったところであり,指摘のとおり,今後については十分改善いたしていきたい。また,用地買収については,その手法あるいは事務処理を抜本的に見直しを図ってまいりたい。当該地については,一部非常に細長い土地であり,両側10メートルを取るときわめて不適当な土地となることから,これについては,隣接地に非常に難しい問題があるとはいえ,用地活用の点から,十分これを検討いたしまして,なるべく意見に沿うような形で買収してまいりたいと考えております,旨の答弁がございました。  討論はなく,採決の結果,いずれも全会一致可決すべきものと決定をいたしました。  なお,議案第3号 昭和63年度札幌高速電車事業会計補正予算(第1号)にかかわる審査の際,白石厚別町山本地区残土用地買収費に関する委員からの質疑に対して,理事者からの明確な答弁が得られず,委員会答弁調整のために再三にわたり休憩に至ったことは,まことに遺憾であり,今後,補正予算等提案に当たっては,その事業必要性及び予算計上の時期等について,十分配慮の上臨むとともに,今回のようなことがないよう,さらに今後の用地買収についても,緊急性を十分考慮するよう要望するところでございます。以上で報告を終わります。 ○議長吉野晃司君) ただいまの各委員長報告及び提案説明に対し,質疑はありませんか。
     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。  議案第1号から第13号まで及び意見書案第1号については可決することに,陳情第51号については採択することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議案第1号から第13号まで及び意見書案第1号については可決することに,陳情第51号については採択することに決定されました。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) 次に,日程第2,議案第14号及び諮問第1号の2件を一括議題といたします。  両件は,市長提出によるものであります。  提案説明を求めます。板垣市長。  (市長板垣武四登壇) ◎市長板垣武四君) ただいま上程をされました議案1件及び諮問1件につきましてご説明申し上げます。  まず,議案第14号は,固定資産評価審査委員会委員選任に関する件でございます。  本委員会償却資産部会に属する委員でございました福田光男氏は,去る10月31日をもって任期満了となりましたので,その後任者といたしまして,加藤高正氏を選任することを適当と認め,議会の同意を得るため,本案提出したものでございます。  加藤高正氏は,室蘭税務署等に勤務された後,昭和38年に税理士の登録をされ,現在は,北海道税理士会会長,日本税理士会連合会副会長等をされている方でございまして,固定資産評価に関する専門的知識に長じておられ,本委員会委員として適任と考えるものでございます。  次に,諮問第1号は,人権擁護委員候補者推薦に関する件でございます。  本市職務区域とする人権擁護委員でございます松本達雄及び三好俊夫両氏は,いずれも来たる昭和64年1月14日をもって任期満了となり,また,今回,新たに本市職務区域とする人権擁護委員が1人増員されましたので,松本達雄及び三好俊夫両氏につきましては,引き続き推薦することを適当と認め,また,新たな委員といたしまして藤瀬正和氏を推薦することを適当と認め,議会意見を求めるため,本案提出したものでございます。  藤瀬正和氏は,昭和26年に釧路地方法務局北見支局に勤務され,札幌法務局人権擁護部第一課長旭川地方法務局首席登記官等歴任後,現在は財団法人民事法務協会参事をされている方でございます。  松本達雄氏は,長く教職に携わり,北海道立図書館長北海道立札幌養護学校長等歴任後,現在は,財団法人北海道社会教育協会専務理事をされており,昭和51年4月から人権擁護委員に就任されている方でございます。  三好俊夫氏は,昭和28年に社会福祉法人札幌養老院に勤務され,社会福祉法人札幌慈啓会専務理事等を歴任後,現在は,北海道社会福祉協議会会長等をされており,昭和47年11月から人権擁護委員に就任されている方でございます。  以上で,ただいま上程をされました各案件についての説明を終わりますが,何とぞ原案のとおりご同意くださいますようにお願いを申し上げます。 ○議長吉野晃司君) ただいまの市長提案説明に対し,質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) 質疑がなければ,討論の通告がありませんので,採決に入ります。  議案第14号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,議案第14号については同意することに,諮問第1号については推薦することを適当と認めることに決定されました。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) ここで,日程追加いたしまして,意見書案第2号 リクルート疑惑の究明に関する意見書及び意見書案第3号 国庫補助負担率引下げ恒久措置化等に反対する意見書の2件を一括議題といたします。  両件は,全議員の提出によるものでありますので,直ちに採決に入ります。  両件を可決することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,意見書案第2号及び第3号は可決されました。  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) 最後にお諮りします。  各位のお手元に配付の閉会中継続審査申出一覧表記載の請願・陳情につきましては,各委員長から閉会中継続審査といたしたい旨の申し出がありますので,その申し出のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長吉野晃司君) ご異議なしと認めます。よって,さよう決定されました。  ――――――――――――――――――  ――――――――――――――――――議長吉野晃司君) 以上で,本定例会に付議の案件はすべて議了いたしました。  これをもって,昭和63年第4回札幌市議会定例会を閉会いたします。  ――――――――――――――――――      閉 会 午後1時26分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議  長        吉   野   晃   司  署名議員        工   藤       勲  署名議員        荒   川   尚   次...