佐倉市議会 2018-06-19
平成30年 6月定例会文教福祉常任委員会-06月19日-01号
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
山本委員。
◆委員(
山本英司) ゼロはないのですか。
○
委員長(
石渡康郎)
福祉部長。
◎
福祉部長(
佐藤幸恵) ゼロの方のほうが多いです。
○
委員長(
石渡康郎)
山本委員。
◆委員(
山本英司) わかりました。では、とりあえずこれからこういうことを始めるということで、訪問を希望する方はこれからということですよね。それでいいですよね。
○
委員長(
石渡康郎)
障害福祉課長。
◎
障害福祉課長(
大谷誠一) はい、そのとおりでございます。
○
委員長(
石渡康郎) ほかにございますか。
大野委員。
◆委員(
大野博美) 大野です。よろしくお願いします。
今の質問に関連してお尋ねします。今そのままの人員で大丈夫ではないかというお話だったのですが、
契約期間はあと何年残っていますか、この
指定管理者とは。
○
委員長(
石渡康郎)
障害福祉課長。
◎
障害福祉課長(
大谷誠一) ちょっと数字を確認します。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美)
契約期間中の変更になると思うのです。内容の変更、
委託費もそのままですよね。人員もそのままということですが、ふえるかもしれない、
契約期間中に。ということは、
仕様書というのがもう決まっているので、そこの変更とか、それに対応できるのでしょうか。
○
委員長(
石渡康郎)
障害福祉課長。
◎
障害福祉課長(
大谷誠一) 先ほど申しましたように、今受託している法人の方のほうでは今の
人員体制で可能であるというふうに伺っております。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 次の契約のときにまた
仕様書でその辺はしっかりと。人員もこれからふえていくと思いますので、
委託費、人員の補充もきちんと充実させていただきたいと思います。そして、
医療的ケア児への対応はどうなりますか。
○
委員長(
石渡康郎)
障害福祉課長。
◎
障害福祉課長(
大谷誠一) 今回のこの制度は、重度の障害で通えない方ということで、その中には
医療的ケア児の方も対象として想定しております。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 佐倉市としては、
医療的ケア児、今まで議場でもいろいろ議論がありましたが、対応はどうなさいますか。
○
委員長(
石渡康郎)
福祉部長。
◎
福祉部長(
佐藤幸恵)
さくらんぼ園の
児童発達支援については、平成24年の7月から
児童発達支援センターとして行っていたものに今回の
法律改正にあわせて
居宅訪問型の
児童発達支援を加えるものになります。対象児としては、イメージとして、先ほど課長が申し上げたように、
医ケアの子供、
プラス外に出ることで感染症のおそれがある子供、そういった形を想定して、大分重い子供ということを想定しています。ですけれども、今も辛うじて通所ができている重身の
子供たちがおります。その子たちが対象になるであろうということで、今は毎日は通っておりませんが、その方たちが対象になるということで考えております。
さくらんぼ園以外でも、
医ケアの
子供たち、あとは市内でもう2カ所通うところがあります。また、去年の4月から
医ケアのできる
放課後デイもできましたので、
医ケアのほうは準備は随分と進んでいると思っております。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) ありがとうございます。
それでは、議案第5号に移ります。
定期巡回・
随時対応型訪問介護看護の件なのですけれども、
生活援助従事者研修の
受講者というのを排除されましたが、その理由を教えてください。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) この
サービスにつきましては、
介護保険初任者研修の対象となる
身体介護等が必要となるものですので、
生活援助従事者研修受講者については、今回この条例上は除くということになります。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 国が
省令改正を行ったのは
マンパワー確保のためで、それで拡大していったと思うのですが、その辺についての見解はどうですか。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) 国の
省令改正なのですが、基本的にはその
サービスに必要な資格というか、範囲を確保すべきだと思いますので、単に
マンパワーということではなく、内容によって必要な研修を受けた方に従事していただくということが基本になると思います。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) この
定期巡回・
随時対応型訪問介護看護ですが、なかなか理想形とされていて進まない現状がありますけれども、今後ますます必要とされる
サービスだと思うのですが、佐倉市としては今後どのような
方向性で行くのか、教えていただけますか。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明)
定期巡回・
随時対応型訪問介護看護につきましては、事業を行っていた
事業所があったのですが、今現在休止をしている状態でございます。ただ、内容的には必要な
サービスだと思いますので、今後計画の中でも
整備等について検討していくところでございます。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 休止しているということなのですが、
事業者にとって何がストッパーになっているかとか、そういう検証、あるいは今後どうやって支援していくか考えていらっしゃいますか。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) この
サービスにつきましては、24時間対応の
従事者にとっては負担が大きいものになりますので、
介護者の確保、
人件費等、
事業所としての運営について、一定の規模、量をこなせないと、なかなか難しいのかなというのがあると思います。ただ、ニーズ的にはこの先もふえていく内容かと思いますので、市としてもできる限り
事業所として対応していただけるとありがたいと考えているところでございます。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) できる限りとか言う前に、具体的に
支援策を考えていただきたいと思いますので、今後よろしくお願いします。
それから、看護小規模多
機能型居宅介護なのですけれども、これは通い、
泊まり、それから
訪問看護、介護ですよね。この組み合わせなのですが、現在市内には幾つあるのか、また市としては
方向性を今後どう持っていくのかお伺いします。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) 看護小規模多
機能型居宅介護につきましては、本年5月1日から市内で1
事業所が開所しております。規模的には、通いが18名、
泊まりが7名の規模でございます。この看護小規模多
機能型居宅介護につきましても、今後ニーズが高まるものと思います。計画の中でも
増床等を希望しているものですので、なるべく確保できるようにしていきたいと考えます。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 国も一生懸命旗を振っていますが、今回病床を有する
診療所というのが入りましたけれども、この病床を有する
診療所は市内に幾つあるのでしょうか。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) 現状病床を有する
診療所としては、7カ所あると把握しております。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) それら7カ所に意見照会か何か、今回の件に関して調査はかけましたか。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明) 今回直接の調査等はしておりません。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) ぜひ意見照会をかけて、今後データをとって速やかに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、議案第7号の学童保育の件ですけれども、教員免許保有者として養護教諭等というのが対象に入っているのですけれども、この等には何が含まれるか教えてください。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) お答えいたします。
等に含まれるものは、特別支援学校の教諭免許であったりとか、あと栄養教諭、それから臨時教諭等も含まれます。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) それから、今回
専門職大学、いわゆる物づくり大学とか言っていると思うのですけれども、前期課程修了者も対象となっていますが、この
専門職大学というといろいろあると思うのです。その中で医療福祉系に限るとか、何かそういう限定はあるのでしょうか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) お答えいたします。
特に限るということはないのですけれども、もちろん受講しなければいけない講義がありますので、当然それが受講できるところであって、それを修了した者でなければこの資格の対象にはなりません。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) ただ、本当の物づくりとかという学習に行こうという人がちょっと福祉系には向かないかなとか思うので、私としては医療福祉系に限定したほうがいいのかなと、これは意見ですけれども、そういうことを思っています。それから、今市内でも指導員の高齢化と人材不足が非常に問題になっていますけれども、今回のこの改正でいい影響になるのか、どういうふうに変わるのか、ちょっと予測を聞かせていただけますか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) お答えいたします。
今回の改正は、いい影響を及ぼすと思います。というのは、こちらの支援員の資格を取得するに当たって、例えば教諭免許であるとか、保育士免許であるとか、そういった資格がそれまで必要だったのですけれども、それ以外にそういった資格のない方については、高校を卒業として2年ぐらいの実務を行った方でなければ対象にならなかったのですが、今回教諭免許に関しても範囲が広がったことと、それから高校を卒業していなくても、中学卒業であっても5年間実務経験があれば対象となることになりましたので、今回資格を取得できる方の範囲が広がっておりますので、この支援員になられる方も幅広い方が対象になります。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 確かに裾野が広がっていって、とてもいいと思います。今課長がおっしゃった研修、非常に大事だと思うのですが、これ合計24時間と聞いておりますけれども、そうすると今指導員が非常に人手不足の中、働きながら研修も時間をとらないといけないということで、現場では結構大変だと思うのですけれども、その辺の現状はいかがでしょうか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) 委員がおっしゃるとおり、働きながらその4日間の研修を受けなければいけないのですけれども、この支援員というのは、1支援単位に対して2名必要なのですけれども、2名のうち1名は補助員でいいことになっておりまして、2分の1が
放課後児童支援員にならなければいけないということですので、現場の中でやりくりをしていただきながらその研修に参加していただくという形をとっておりますので、あと各児童センターにおきまして全てがぎりぎりの人数でやっているということではありませんので、皆さんで都合をつけながら、また研修のほうも全員が一遍に受けられるような状況ではございませんので、県のほうでも受けられる人数とか限定されておりますので、順番に受けていただくような形をとっております。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) うまくやりくりして充実させていただきたいと思います。
最後に、議案第8号の質問に移りますが、これは家庭的保育ですね。今佐倉市内にはないということなのですけれども、今幼児教育無償化が話題になっていますが、待機児童がふえて、非常に自治体どこも今慌てているのですけれども、佐倉市も例外ではないと思うのです。この
家庭的保育事業、今ないのですが、今後必要に迫られる事態になると思うのですが、その辺のご見解をお願いいたします。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) お答えいたします。
家庭的保育事業等、小規模保育事業のほか、実際にご家庭で預かる
家庭的保育事業、それから
事業所内保育事業、
居宅訪問事業、現在4種類あるのですけれども、実際今佐倉市で行われているのは、小規模保育事業、これが4カ所と、あと
事業所内保育事業が1カ所になります。今後
事業者もしくは個人の方からそういった事業をやりたいというご提案があったときに、市といたしましては、なるべく小規模保育事業、人数がそこそこ受けることができて、なおかつ配置される職員が全員保育士でありますので、児童の安全面とか保育環境を考えた場合に、小規模保育事業の中でもA型からC型とあるのですけれども、全員保育士さんが当たっていただけるA型をなるべく勧めていくような方向で考えております。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 保育ママに関してはどうですか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) お答えいたします。
保育ママというのは、こちらの表でいきますと
家庭的保育事業に当たるかと思うのですけれども、それがだめということはないのですが、優先順位といたしましては、待機児童対策ということで、人数的にも少しでも多く受け入れが可能である小規模のほうを優先的に考えていただきたいと思っております。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) では、これで終わりますが、待機児童がぜひ解消されるように小規模を充実させていただきたいと思います。
以上で終わります。
○
委員長(
石渡康郎)
障害福祉課長。
◎
障害福祉課長(
大谷誠一) 障害福祉課の大谷です。先ほどの
指定管理の期間なのですけれども、平成29年4月1日から平成35年3月31日でございます。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎) ほかに質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。
続きまして、
審議会等の
開催状況に関する報告を行います。
なお、
議会運営委員会申し合わせ事項により、委員の質問は
報告内容の
確認程度にとどめることとなっておりますので、ご了承願います。
それでは、
福祉部所管の
審議会等について報告をお願いいたします。
社会福祉課長。
◎
社会福祉課長(
三須裕文)
社会福祉課長の三須でございます。失礼ですが、座って説明をさせていただきます。
社会福祉課所管の
審議会等の中から佐倉市民生委員推薦会の
開催状況についてご報告をさせていただきます。今年度1回目の推薦会を5月21日月曜日に開催いたしました。議題といたしましては、民生委員、児童委員候補者1名、主任児童委員候補者1名についての審査でございます。民生委員、児童委員につきましては、ユーカリが丘1丁目の自治会長から新たな候補者の推薦がございました。主任児童委員につきましては、前任者の辞任に伴い、新たな候補者の推薦が佐倉地区民生委員・児童委員協議会長からございました。2名の候補者につきまして審査の結果、
出席委員9名全員の承認をいただき、千葉県へ関係書類を送付いたしました。千葉県を経て厚生労働大臣に推薦し、8月1日づけでそれぞれ委嘱される予定でございます。
この結果、佐倉市における民生委員・児童委員の定数215名に対しまして、8月1日現在、委嘱数204名となりまして、欠員11名となる予定でございます。なお、ただいまご報告いたしました推薦会につきましては、お配りいたしました佐倉市民生委員推薦会議事録要録のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎)
高齢者福祉課長。
◎
高齢者福祉課長(
小林知明)
高齢者福祉課長の小林でございます。引き続き、
高齢者福祉課にて所管しております佐倉市高齢者福祉・介護計画推進懇話会についてご報告させていただきます。
開催状況一覧表の(2)、佐倉市高齢者福祉・介護計画推進懇話会をごらんください。今年度の第1回目となる懇話会を5月21日月曜日に開催いたしました。議題としては、一覧表のとおり、1、佐倉市の高齢者福祉等の状況、2、第7次計画における介護老人福祉施設、特別養護老人ホームの整備の2件についてでございます。
主な内容としましては、平成30年3月末に策定した第7期佐倉市高齢者福祉・介護計画についてご報告させていただき、その後議事に入り、高齢者人口や
介護保険の状況、高齢者福祉の各種施策や
サービスの平成29年度実績を報告するとともに、第7期計画における特別養護老人ホームの整備に向けた公募手続について説明をし、ご意見を頂戴いたしました。
会議の議事録につきましては、現在作成中でございまして、完成次第、ホームページや市政資料室にて公表するほか、委員の皆様にも配付させていただく予定でございますので、ご了承いただければと思います。
高齢者福祉課所管の
審議会等の
開催状況に関する報告は以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎) 引き続きまして、
健康こども部所管の
審議会等についてのお願いいたします。
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) それでは、
健康こども部の
審議会等の
開催状況についてご報告いたします。
平成30年3月23日に開催いたしました平成29年度第3回佐倉市子育て支援推進
委員会についてご報告いたします。第3回
委員会では、議題の1つ目として、平成30年4月に幼稚園から幼稚園型認定こども園に移行した施設の利用定員の設定に関しての意見聴取を行いました。また、議題の2つ目といたしまして、以前から運営されていた小規模保育事業の運営主体が系列法人に変更となりますことから、その認可についての意見聴取を行いました。議題の3つ目といたしまして、児童センター、
学童保育所の
指定管理についての報告でございます。市が行った
学童保育所利用者アンケートの結果を各委員に報告し、事前に意見聴取を行った結果、
指定管理の方針に賛成意見が多かったため、引き続き
指定管理により運営を行うことを報告いたしました。なお、議事録につきましては、さきに
議会事務局を通して提出しております。
以上でございます。
○
委員長(
石渡康郎) ただいまの報告について何かございますか。
大野委員。
◆委員(
大野博美) 今の子育て支援推進
委員会について、利用者アンケートというのがあったのですが、これもホームページで公開されていますか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) 現在ホームページで公開はしておりません。
○
委員長(
石渡康郎)
大野委員。
◆委員(
大野博美) 今後やる予定はありますか。
○
委員長(
石渡康郎)
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(
田中綾子) 検討してまいります。
○
委員長(
石渡康郎) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) なければ、
審議会等の
開催状況の報告を終了いたします。
執行部の皆さん、お疲れさまでした。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時49分休憩
───────────────────────────────────────
午前10時50分再開
○
委員長(
石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続きまして、請願第16号及び請願第17号を議題といたします。
請願第16号及び請願第17号については、岡村議員が紹介議員となられておりますので、内容について説明されますでしょうか。
岡村委員。
◆委員(
岡村芳樹) 特にありません。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
石渡康郎) それでは、請願第16号及び第17号につきまして、何かご意見のある方はお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) 意見がございませんので、請願に対する審査を打ち切ります。
続きまして、陳情第19号を議題といたします。
ご意見のある方はお願いいたします。
大野委員。
◆委員(
大野博美) この陳情の発言の機会を求められていると思うのですが、きょう傍聴に来ていらっしゃいますし、対応していただきたいのですが、いかがでしょうか。
○
委員長(
石渡康郎)
委員長といたしましては、陳情第19号につきましては、この陳情書に記載されております内容でその趣旨が十分理解できますので、特段説明を求めるということは今考えておりません。
大野委員。
◆委員(
大野博美) ちょっと残念な対応ですけれども、署名も集まっておりまして、今2,564でまだ続々と集まっているということで、それを背景にちょっと私の意見陳述をさせていただきたいと思います。
議会でもかなり議論を呼びましたけれども、その争点がなぜ
公民館が無料であらねばならないのかというところ、
公民館とコミュニティセンターの違いというところだと思うのです。
公民館が無料である根拠というのは、社会教育法にあります。誰もが平等にいつでも学びの場、地域を活性化させる、そのために使う施設として、これが
教育委員会所管の
公民館です。同じような考え方で行われているものに図書館があります。この上位法は図書館法です。人類の叡智の成果ですよね、書物というのは。その成果の利用に差別があってはならないとして、誰でもいつでも行ける無料の施設として図書館があって、図書館法がそれを保障しています。図書館法も社会教育法もさらに上に上位法があります。それが憲法26条なのです。憲法26条は、全て国民は教育を受ける権利を有する、誰もが勉強したり調べたりすることに差別があってはならないとしているのです。だから、図書館は無料です。対価を求めれば貸し本屋になるのです。ちょっと違う民営の流れを入れれば、ツタヤになってしまうわけです。図書館とツタヤはごっちゃにできないのに、
公民館とコミセンもごっちゃにできないと思うのです。この点を佐倉市はこれまで全く議論せず、無視して事態を進めてきたので、市民への説明もなしにという背景で有料化を決めてしまいました。
そして、特定の人だけが得をするという理由も言われております。受益者負担ですね。これもおかしい、本末転倒だと思います。確かに今
公民館が貸し館的になっている側面は否めません。でも、その原因は市民にあるのではなく、講座や学習会の企画を余り熱心にやってこなかった
教育委員会の責任であり、怠慢であると思います。逆に今こそ市は
公民館とコミセンの差別化を図って、高齢者福祉や子供の貧困に向き合う社会教育の場としての企画を充実させて、活性化させるべきなのです。本陳情が訴えている市民の創意と意欲を生かした
公民館活動、自由、公平、自主参加、これはまさに憲法26条の具現化であり、対価を求めるものではありません。年間わずか1,000万円の使用料を得るために、文化の薫るまち、品格のあるまち、これ何度も市長に言っていますけれども、そういう看板をかなぐり捨てていいのか、また市民の信頼を裏切っていいのかと私は皆様に訴えたいと思います。図書館が全部ツタヤになっては困るように、
公民館が全てコミセンになってはいけないということをこの
委員会の皆さんに強く訴えて、陳情に賛同してくださるよう、私の意見陳述を終わります。
以上です。
○
委員長(
石渡康郎) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) なければ、陳情第19号に対する審査を打ち切ります。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時56分休憩
───────────────────────────────────────
午前10時59分再開
○
委員長(
石渡康郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論を行います。
討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) なければ、これで討論を打ち切ります。
これより採決を行います。
議案第4号 佐倉市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員です。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第5号 佐倉市
指定地域密着型サービス基準条例等の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第6号 佐倉市
さくらんぼ園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員です。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第7号 佐倉市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第8号 佐倉市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員であります。
したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
請願第16号 「国における平成31(2019)
年度教育予算拡充に関する
意見書」採択に関する
請願書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員です。
したがって、本請願は採択すべきものと決しました。
請願第17号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する
意見書」採択に関する
請願書について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手全員であります。
したがって、本請願は採択すべきものと決しました。
陳情第19号 「
公民館有料化」の延期・再検討とだれでも公平・自由に安心して利用できる市民の
公民館の
在り方を保障することの陳情について、採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手少数〕
○
委員長(
石渡康郎) 挙手少数であります。
したがって、本陳情は不採択すべきものと決しました。
ただいま請願第16号及び請願第17号が採択されましたので、お手元に発議案をお配りいたします。
〔資料配付〕
○
委員長(
石渡康郎) お配りしました案のとおり、会議規則第13条第2項の規定により、議長に対し発議を提出したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) ご異議なしと認めます。
したがって、本発議案を議長に提出することに決しました。
なお、
委員長報告に当たり、
委員会としての意見や要望について、皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は、順次ご発言をお願いいたします。
〔「
委員長一任」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) 一任というご意見です。
それでは、副
委員長と相談し、
委員長報告を作成いたします。
なお、文言整理につきましては、
委員長、副
委員長にご一任いただくということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
石渡康郎) それでは、作成いたしましたら皆様にお配りするようにいたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
以上をもちまして
文教福祉常任委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午前11時05分閉会...