柏市議会 2017-06-12 06月12日-04号
それから、新自由主義経済の明暗と柏市についてですけど、この本は堺屋太一さんが1991年11月に出された本です。ここの中で、日本が世界で一番天国に近い国だと。なぜ天国に近いかというと、まず豊かである。それから、富も平等であるということをおっしゃっています。ところが、今は日本は正規雇用と非正規雇用の賃金格差が先進国で一番大きい。
それから、新自由主義経済の明暗と柏市についてですけど、この本は堺屋太一さんが1991年11月に出された本です。ここの中で、日本が世界で一番天国に近い国だと。なぜ天国に近いかというと、まず豊かである。それから、富も平等であるということをおっしゃっています。ところが、今は日本は正規雇用と非正規雇用の賃金格差が先進国で一番大きい。
長い間何の問題もなかったんですけれども、バブルの絶頂期のころに堺屋太一さんが、国民学校令の制度のままでは日本は来るべき脱工業化社会になって経済国際競争力によって負けるよと言いました。言い出しました。それは、そのとおりに今、日本なりつつある。要は、画一的な教育制度で教育された学生たちは、脱工業化社会に必要な自由な発想ができないというわけですね。
堺屋太一さん、この聖徳太子をテーマとする番組2回登場しておられます。そこで去る6月4日の番組に登場されたときは、堺屋さん、日本は聖徳太子の時代に東アジアで初めて主権国家になったと。このことは聖徳太子がすぐれた政治感覚なしには実現しなかったと述べられました。
過日前経済企画庁長官堺屋太一さんが何かの雑誌に書いておられましたけれど、21世紀が非常に特異な時代となるというのは、日本のかつての歴史の中で人口が減少するというのは、これは初めての経験であると。それから2番目、21世紀は物価が下がるだろうと。つまり世の中がデフレ傾向にあるだろう。これも初めてではないんですけれど、明治以降初めての経験だろう。江戸時代にはそういう時代があったそうであります。
この教育論議は平成10年8月に出版された、現在の経済企画庁長官の堺屋太一氏著のあるべき明日にも記されています。古い理想を追う日本として、橋本内閣時に六大改革を掲げたが、明治以来文部官僚が夢見てきたのと同じ規格大量生産に適した人材を大量に育成するとの域を出るものではなかったと。