千葉市議会 2002-12-06 平成14年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2002-12-06
また,下部検討機関として公共処理システム専門委員会が設置され,家庭ごみの排出方法の改善や有料化に向けて検討を行い,取りまとめられました。ごみ減量のための方策として,どのようなことが議論されているのか伺います。 市民ネットワークでもこの基本計画の読書会を行い,問題点について検討してきました。循環型社会を形成するために思い切った政策転換が必要と考えます。
また,下部検討機関として公共処理システム専門委員会が設置され,家庭ごみの排出方法の改善や有料化に向けて検討を行い,取りまとめられました。ごみ減量のための方策として,どのようなことが議論されているのか伺います。 市民ネットワークでもこの基本計画の読書会を行い,問題点について検討してきました。循環型社会を形成するために思い切った政策転換が必要と考えます。
次に,有料化の方法についてですが,ごみ有料化等の基本方針を検討していただいていた,ごみ減量ちばルールづくり懇話会公共処理システム専門委員会は,本年9月に検討結果をまとめて中間報告を公表しております。この中間報告においては,ごみ指定袋を課金媒体とし,袋の使用枚数に比例して課金される単純従量方式が提案されています。
しかしながら、今までに何度かこの問題を取り上げたその時点では、従来の公共処理コストに新たな民間処理のコストを加えると、全体のコストがややもすると増加するというような予算決算上の数字が示されておりました。
資源ごみに限定して考えますと、現在市の中では公共処理と民間処理という形でリサイクルの処理がなされております。これは過去の議会のやりとりの中の箇所ですが、公共処理、いわゆる資源ごみの回収日にごみステーションに出して回収されるという方法、それから集団回収処理、例えば町会ですとかこども会、それから軒下回収、そのようないわゆる民民の回収形態、この方法によりリサイクルの処理が行われている。
この公共処理総量と集団回収総量のパーセンテージを比較してみますと、集団回収を始めました平成3年度につきましては、いわゆるステーション回収で集めました資源ごみが75.3%でございます。それが、集団回収で御協力いただきました量が24.7%でございます。
公共処理と集団回収、いわゆる民間処理、このバランスのとり方、そして、将来的にリサイクルがどうあるべきなのか、その辺についての市側の所見は出ていることかと思われます。しかしながら、民間のリサイクルというのは、例えば、出す市民と回収業者の間だけの話ではないわけでありまして、それがきちんとリサイクルルートとして確立され、市場に物が流れていかなければならないというのが裏の仕組みであります。
ア.の「回収資源と市場との関係」と書かれておりますが、本市で発生する資源ごみのリサイクルにつきましては、現在、公共処理、いわゆる資源ごみの回収日にごみステーションに出して回収されるという方法と、それから集団回収処理、例えば町会ですとかこども会、それから今はやっております軒下の回収、いわゆる民民の回収形態と申し上げますが、この二つの方法によりリサイクル処理がなされております。
この集団回収支援事業の経費の増大についての御懸念だというふうに受けとめてございますが、公共処理につきましては、いろいろ逆有償の部分の取り扱いが多いということがございますが、1トン当たり約4万5,000円程度の処理費がかかってございます。
公共処理の収集量の方が2万3,000トンということでございますので、約50%が集団回収で処理されているという状況でございます。 次に、質的御質問でございますけれども、集団回収に携わっていただいている方たちが大変高齢化してきております。
さらに、資源ごみの収集、選別処理施設等、公共処理の役割が考えられるわけでございますが、手続といたしましては、環境アセスメント、都市計画決定および国庫補助の申請等が考えられます。こうして見ますと、リサイクルプラザの建設は、早くて平成11年に着工できればというふうに考えております。
この伸び率でリサイクルプラザを建設いたしますと、膨大なものになりまして、したがいまして、公共処理ルートの役割の検討、収集方式の見直し、民間回収ルートの検討および推進等を図りつつ、用地確保あるいは周辺住民の合意形成、環境アセスメント、都市計画決定、そしてまた、国庫補助金等の諸準備をやってまいりますと、平成10年度以降になるものと思います。