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令和2年定例会3月会議(第3日) 名簿
令和2年定例会3月会議(第3日) 本文

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  1. 長生村議会 2020-03-03
    令和2年定例会3月会議(第3日) 本文


    取得元: 長生村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-29
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1 ◯議長【小倉利一君】 皆様、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。      ───────────────────────────── 2 ◯議長【小倉利一君】 日程第1、一般質問を行います。  一般質問は通告順に発言を許します。2番岩坂君。              [2番 岩坂研二君 登壇] 3 ◯2番【岩坂研二君】 皆さん、おはようございます。  ただいま議長のお許しが出ましたので、発言させていただきます。議席番号2番、岩坂研二であります。  令和2年を迎えて既にもう2ヶ月が過ぎました。春も間近に感じる季節でありますが、何といっても今最大の話題は、世界中に広がる新型コロナウイルス感染の問題であります。  国の要請により、村も学校を臨時休校にして、また、人が集まる行事やイベントは、ほとんど中止または延期になりました。親御さんや住民の皆さんも困惑して不安な日々を過ごさなくてはならなくなっています。一日も早く以前の平穏な生活に戻ることを祈るばかりであります。  それでは、質問に入りたいと思います。  まず、大きな項目の1つ目は、高齢者等の買い物支援対策についてであります。  1点目では、高齢者、障がい者等の買い物などで困っている方の状況をどの程度把握しているかをお聞きします。2点目、他の自治体や企業などで、移動販売車を使って買い物に困っている方を支援しているところもあります。村で取り組む考えはありますか。  大きな項目の2つ目ですけれども、農業用排水路の現状と対策についてであります。この質問をするに当たりまして断っておきたいことがあるんですけれども、私は高根地区に住んでいまして、今回のこの質問に関しては一松地区の排水問題、また、県が管理している内谷川本線は対象外としますので、よろしくお願いします。  1点目ですけれども、昨年の10月会議で内谷川高根支線の補修工事に関する補正予算が提案されました。これは台風15号による被害によるものでしたけれども、今後はもっと大きな風水害が起きることも想定されます。そこで、村で管理している内谷川3支線の現状について、どのように把握しているのか伺います。  2点目、生活排水にも使われている農業用の小排水路の維持管理について、村はどのように考えているのか伺います。  大きな項目の3つ目は、空き家バンクの利活用についてであります。これは昨年の3月会議において、村から空き家バンクを開設するという答弁をいただきました。その後の進捗状況を伺います。  以上が1回目の質問とさせていただきます。答弁よろしくお願いいたします。 4 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君の質問に対する当局の答弁を求めます。小高村長。              [村長 小高陽一君 登壇]
    5 ◯村長【小高陽一君】 2番岩坂議員の御質問にお答えいたします。  質問事項1、高齢者等の買い物支援対策についての1点目、村では高齢者、障がい者等の買い物などで困っている方の状況をどの程度把握しているかお聞きしますとの御質問ですが、平成29年度から事業内容を見直した福祉タクシー事業については、高齢者や障がい者等への日常生活の利便性の向上として、買い物支援対策も含め利用者の要件を拡充したところでございます。毎年本事業の利用登録者数も増加していることから、ある一定の利便性は図られているものと考えています。現状における高齢者等の買い物支援に係る状況把握については、現在、高齢者福祉に関するアンケート調査を実施しておりますので、その後、検証していきたいと考えております。  2点目、他の自治体や企業などで、移動販売車を使って買い物に困っている方を支援しているところもあります。村で取り組む考えはありますかとの御質問ですが、買い物支援策として移動販売車などにより食材等を調達することについては、主に高齢者が多く暮らす山間過疎地域や、高度成長期に建てられた大規模団地等を中心に、自治体の支援や協力を得ながら民間企業が実施していますが、民間企業もある一定の利益を試算し、継続可能な地域を選別しているようでございます。  本村においてはその地理的要件に当てはまる可能性が少なく、食材等の調達については、他の企業による配食サービス宅配サービスもあること、本村の福祉タクシー事業においても買い物支援策としては一定の効果が得られていることを考えておりますので、現時点では移動販売車による支援に取り組むことは難しいものと考えております。  質問事項2、農業用排水路の現状と対策についての1点目、昨年10月会議で内谷川高根支線の補修工事に関する補正予算が提案されました。今後はもっと大きな風水害が起きることも想定をされます。村で管理している内谷川3支線の現状について、どのように把握しているのか伺いますとの御質問ですが、台風等で大雨が予想される場合は、職員による見回りと併せ、樋門管理人による樋門をあけるなどの操作をお願いしております。また、地域住民の方々からも情報をいただいております。  2点目、生活排水にも使われている農業用の小排水路の維持管理について、村はどのように考えているのか伺いますとの御質問ですが、農業用の排水路につきましては、両総土地改良区管理委員会の各支部へ維持管理をお願いしているところでありますので、御理解をお願いいたします。  質問事項3、空き家バンクの利活用についての空き家バンクの開設及び進捗の状況はどうなっているのかとの御質問ですが、空き家バンクにつきましては、昨年の12月16日に村のホームページ上に開設し、3件の物件を登録いたしました。また、現在の状況ですが、問い合わせはあったものの成約件数はございません。今後も空き家所有者空き家バンクの周知を行い、登録の促進を図り、空き家の解消を目指してまいります。  以上で岩坂議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 6 ◯議長【小倉利一君】 第2質問はございますか。2番岩坂君。 7 ◯2番【岩坂研二君】 答弁どうもありがとうございました。  それでは、2次質問をさせていただきます。  まず、1つ目の高齢者の買い物支援の1点目でありますけれども、平成29年度から福祉タクシー事業について利用者の要件を拡充したとのことですが、具体的な内容を教えてください。 8 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 9 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 お答えいたします。  高齢者に関し拡充した利用者の登録要件としては、65歳以上で自動車運転免許証がなく家族等の送迎が困難な人。それから、自動車運転免許証はあるが健康上の理由で運転が難しく、かつ、家族等の送迎が困難な人。それから、70歳以上で自動車運転免許証を自主返納した人でございます。  以上です。 10 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 11 ◯2番【岩坂研二君】 どうもありがとうございました。  次に、利用登録者数が増加していることから買い物支援に対する利便性が図られているとする具体的な理由は何でしょうか。 12 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 13 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 平成29年度から利用者の要件を拡充した理由が、高齢者の方の買い物支援も含めた日常生活の利便性を向上してほしいとのニーズに基づいているものでございます。その後、高齢者数の増加によるところもございますが、利用登録者数の増加も年間約100人程度増加していることから、ある一定の効果があるものと認識しております。  以上です。 14 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 15 ◯2番【岩坂研二君】 要するに、利用者が増えたということだと思います。  それから、買い物支援にかかわる状況の把握について、高齢者福祉に関するアンケートを実施中とのことですが、アンケートの実施方法の概要はどういったものになっていますか。例えば対象者やその質問内容、あるいは集計結果が出るのはいつになるのか。また、アンケート調査後に検証するというのは具体的にどういうことなのでしょうか。お聞きします。 16 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 17 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 お答えいたします。  このアンケートの目的については、令和3年度から令和5年度までの村の高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画を策定するに当たり実施しているものでございます。  対象者は、村内在住の65歳以上の人などを無作為に抽出し、1,000人を対象にアンケートを行っております。アンケートの質問内容については、暮らしの状況や健康面の状況、地域活動の状況などがありますが、日常生活での移動手段の状況として福祉タクシー事業の認知度、それから、主な利用先、他の交通手段のニーズなどを聞いております。  集計結果につきましては今年度末になりますが、福祉タクシーの利用先に係る回答を集計することで、再度買い物支援について検証をしていきたいと考えております。 18 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 19 ◯2番【岩坂研二君】 今、最後の方で本年度末と言われましたけれども、今年の3月ということでよろしいんでしょうか。ちょっと、お聞きします。 20 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 21 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 はい。そのとおりでございます。 22 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 23 ◯2番【岩坂研二君】 そうすると、この結果というのは非常に何か、1,000人を対象としているので、かなり内容が濃いものだと思います。  それでは、2点目ですけれども、移動販売車の取り組みは考えていないとのことですが、福祉タクシー買い物支援として効果があるということですが、村民からは、現在、福祉タクシーでは、これは年間48枚支給されるんですけれども、月に2回、要するに、月に割ると4枚ですよね。それが往復にすると2回分ということになると思いますけれども、これでは少ないという声が寄せられています。  移動販売車であれば出向いていく。ごめんなさい。向こうから来てくれる。出向いてくれるので、足の不便な方はとても助かるのではないかと思います。だから、移動販売車を考えていないのであれば、福祉タクシー券を増やすことはできないのかどうか伺います。 24 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 25 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 対象者1人当たりのタクシーチケットの枚数や助成額につきましては、他の自治体と比較しても本村は手厚く対応しているものと認識しております。現状において拡充する考えはございません。  以上です。 26 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 27 ◯2番【岩坂研二君】 わかりました。  それでは、福祉タクシーが、ちょっと気になったのが、気になったというか、ちょっと聞きたいんですけれども、これが相乗りで使えるかということと、そのときに、このタクシー券が1枚で済むかどうかということをちょっとお聞きしたいんですけれども。 28 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 29 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 相乗りでの使用は可能でございます。1回の乗車でチケットは1枚限り、1,500円分の使用となります。  以上です。 30 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 31 ◯2番【岩坂研二君】 そうすると、例えば2人で乗った場合は、要するに、1人分の1枚で2人が行けるということで、それで1,500円、1枚しか使えないということになるんでしょうか。それをちょっと確認したいんですけれども。 32 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 33 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 そうですね。仮に2人登録者が相乗りで乗っていた場合でも、どちらか片方のチケットで。さらに1回の乗車で、あくまでもチケットは1枚限りということで、1,500円までの助成ということになります。  以上です。 34 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 35 ◯2番【岩坂研二君】 だから、そういうことができるのであれば、多分、結構この相乗りで、2人3人で出かける場合は、かなりそれが有効に使えるんじゃないかなと思うんですけれども、そういうことをなるべく周知というか、住民の方にもそのことをもうちょっと説明、周知してあげればいいかなと思います。  次に、今回は移動販売というテーマで聞いていますけれども、実際に長生郡市内では、茂原市の一部みたいですけれども、イオンの大網白里店移動販売車を使っての販売をしているという話です。村で民間企業に対してそういう、お願いしてみたらどうかということはお願いできないんでしょうか。ちょっと伺います。 36 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 37 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 お答えします。  まず、イオン大網白里店移動販売車が茂原市内で行っていることにつきましては、以前茂原の駅前にありましたイオン茂原店ですかね、そちらが閉館したことによる市内住民への利便性や採算も検討した中で、地区を限定して企業側が実施しているとのことでございます。本村での販売の方も確認をしてみましたけれども、地理的にも採算的にも難しいという回答も得られております。よって、他の企業へのあっせんも難しいものと考えておりますけれども、ただし、今後地元のスーパーとか近隣スーパーとは違う形も含めて相談はしていきたいなと思っております。  以上です。 38 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 39 ◯2番【岩坂研二君】 それで、最後ちょっとまとめなんですけれども、まとめというか、最初の質問で、あれですね。他の自治体が民間企業等と一緒に支援しているという、民間企業に対して支援しているという例を1つ2つちょっと報告しますけれども、千葉県では船橋市が、これはイオンリテール、そういうお店があると思うんですけれども、やっぱり不便な地域限定みたいですけれども、移動販売車の運行を始めたと。  これについては、船橋市はその考え方として、俗に言う買い物弱者の支援に加え、事業者や地域住民が定期的に顔を合わせる場をつくることで、地域の見守り活動につなげると言っています。これは非常に大事じゃないかなと思うんですね。  それともう1つは、山梨県の韮崎市では、県が今年度導入した買援隊というんですけれども、買い物を援助。「援」は「援助」の「援」で、「隊」は「隊員」の「隊」ということで、買援隊というらしいんですけれども、買援隊支援の補助制度というのがあるみたいで、これが地元スーパーがその食品や雑貨を売る、新しい形の移動販売車を導入するときの恐らく支援、車代の支援だと思うんですけれども、そういうことで、自治体も応援しているという例もあります。  こういう自治体が最近増えてきているようでありまして、高齢者で元気な方で、運転はできますけれどもやっぱり事故のリスクがあるとか高くなるとか、また、高齢者の人口もさらにこれから増えていきますと思いますので、移動販売車ということも、来てもらうということも、今後考えていく必要があるのかなと私は思いました。  次に、大きな2つ目の農業用排水路の現状と対策についてちょっとお伺いしますけれども、まず、1点目で、これは最初に内谷川の高根支線の復旧工事が、2月半ばぐらいに私、ちょっと近くなので見て回ったんですけれども、終わっていたようですね。一応早目の対応ということで、これは評価したいと思っています。  このちょっと前置きというか、内谷川沿岸土地改良区ですか、これが平成30年に解散して、今度平成30年4月から村が維持管理するようになったわけですけれども、先ほど村長の答弁で、大雨が予想される場合は職員の見回りと樋門管理人にお願いしているということでありますけれども、樋門管理人の人数と仕事の内容をちょっと伺いたいんですけれども、お願いします。 40 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 41 ◯産業課長【芝崎信幸君】 お答えいたします。  樋門管理人につきましては、人数ですが、内谷川本線に3名、東郷支線に2人、高根支線に3人、八積支線には2人、合計10名おります。管理人の仕事としましては、門扉の開閉操作を行いまして適正な水位を保つというような仕事になります。  以上です。 42 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 43 ◯2番【岩坂研二君】 わかりました。  それで、12月補正で修理とかをもう行ったわけですけれども、東郷支線は除いて他の2支線ですね。高根支線と八積支線ですが、かなり老朽化しているみたいで、最初に各支線の竣工というか、いつからこれが始まったのかお伺いします。 44 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 45 ◯産業課長【芝崎信幸君】 竣工ということでお答えさせていただきます。  3支線とも昭和44年3月に完成いたしました。また、東郷支線の大規模改修につきましては、平成15年3月に完成したということでございます。 46 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 47 ◯2番【岩坂研二君】 東郷支線は平成15年の3月に大規模改修ということで、私もずっと見て回ったんですけれども、この東郷支線に関しては全く何か心配ないような感じで、どんな大雨でも護岸工事がきちっとされていますので、恐らく被害はないと思います。  3支線とも50年を経過しているということで、東郷支線以外ですけれども、2支線ですね。この場合に、昨年と同様に大規模な風水害が起きた場合は、農業のみならず一般家庭、ごめんなさい。質問の趣旨ですけれども、ちょっと間違えました。  3支線とも50年を経過しているということになりますけれども、先ほど、昨年と同様に大規模な風水害が起きることも想定されます。各支線とも農業のみならず一般家庭からの大切な排水路でもあります。今後の対応をお聞きします。 48 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 49 ◯産業課長【芝崎信幸君】 お答えさせていただきます。  現在、千葉県長生農業事務所指導管理課と、高根支線、八積支線につきましては、修繕に向けた整備計画の策定に向けて協議を行っているところでございます。  以上です。 50 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 51 ◯2番【岩坂研二君】 これも東郷支線みたいになかなか簡単にはできないと思いますけれども、なるべく早い時期にこういう工事をやっていただくということで、よろしくお願いいたします。  それでは、農業用排水路、2点目ですね。農業用小排水路に不具合があると住民から聞きます。補修に至るまでの流れはどのようになりますか。お願いします。 52 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 53 ◯産業課長【芝崎信幸君】 修繕箇所につきましては、各管理団体で補修委員会を開催しております。そこで補修箇所の決定をしまして、補修するというような流れになります。  以上です。 54 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 55 ◯2番【岩坂研二君】 農業用排水路、これは今、小排水路というんですけれども、私は認識しているんですけれども、これは田畑のみではなくて一般住宅の生活雑排水にも利用されています。全て管理団体の負担、いわゆる農家負担となるわけですから、負担は大変だと思います。村としての対応をお聞きします。 56 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 57 ◯産業課長【芝崎信幸君】 村では、管理団体が行う工事につきましては補助をしております。ただいまの御質問につきましては、排水路ということになりますので、村としては50%の修繕の補助をしております。  以上です。 58 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 59 ◯2番【岩坂研二君】 一般住宅の生活雑排水にも利用されているわけなのですけれども、これを補助率を上げてはどうかと思うんですけれども、どうでしょうか。 60 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 61 ◯産業課長【芝崎信幸君】 この補助率につきましては、関係する水路の受益流域が市と町にまたがっておりますので、関係する自治体で補助率を統一してございます。今のところ見直す考えはございません。御理解いただきたいと思います。 62 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。
    63 ◯2番【岩坂研二君】 わかりました。ちょっと話を切りかえますけれども、現在、地域住民の共同作業による多面的機能支払交付金事業で、簡易な農業施設の維持管理が行われています。村にはこのような団体は何団体ありますか。 64 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 65 ◯産業課長【芝崎信幸君】 現在は22団体でございます。令和2年度、来年度に向けて3団体が設立に向けて準備を進めておりますので、25団体ということになろうかと思います。  以上です。 66 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 67 ◯2番【岩坂研二君】 この小排水路の維持管理につきましては、まさに多面的機能支払交付金事業の目的である事業であると思います。今後の考えを伺います。 68 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 69 ◯産業課長【芝崎信幸君】 議員のおっしゃるとおり、この多面的機能支払交付金事業につきましては、農業環境整備を目的として用排水路の草刈りや維持管理、簡易補修が交付対象となっております。村では今後も村内全域で活動組織が発足するよう推進してまいりたいと考えております。  以上です。 70 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 71 ◯2番【岩坂研二君】 どうもありがとうございました。ぜひ推進をお願いしたいと思います。  これで次の3つ目に移りたいと思います。  3つ目の空き家バンクの利活用についての質問ですけれども、去年の3月に私が空き家対策について質問したときに、空き家バンクの開設が当初6月に設立するという話だったんですけれども、それが12月になった。遅れた理由を伺います。 72 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 73 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えいたします。  空き家バンクの開設が遅れた理由でございますが、意向調査により空き家バンクの登録希望者に対しまして申請書を郵送で送付いたしましたが、提出までの日数を要したことと、その後に登録希望者の立ち会いのもと建物の調査も必要でありまして、その日程調整にも日数を要したため、開設時期が遅れてしまいました。  以上です。 74 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 75 ◯2番【岩坂研二君】 それでは、空き家バンク、ごめんなさい。昨年の台風で建物、工作物等被害があったと思いますけれども、空き家に対して村はどのようにして対応したのか伺います。 76 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 77 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えします。  村では台風後に危険空き家及び被災空き家につきまして、台風により破損及び飛散するおそれ、または破損したことを明記し、通知をいたしました。  以上です。 78 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 79 ◯2番【岩坂研二君】 それで、何件通知し、解消があったのか伺います。 80 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 81 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 解消の件数でございますが、15件通知をいたしました。既に2体は解体してございます。また、2件を年内に解体する予定と、あと1件解体を検討するという連絡を受けてございます。  以上です。 82 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 83 ◯2番【岩坂研二君】 わかりました。  それと、空き家を、前にもちょっとお願いしたんですけれども、これを村で借り上げて、賃貸物件として家賃補助、または安く設定するようにして、それによっての移住・定住の促進が図れるのではないかと思うんですけれども、もう1回、またそのような考えがあるか伺います。 84 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 85 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えします。  空き家の借り上げ及び空き家の賃貸物件の家賃補助等につきましては、実施自治体もございますので、今後も調査研究をしてまいります。  引き続き空き家所有者への周知を行うとともに、宅地建物取引業協会と連携し、空き家バンクの登録件数並びに成約件数を増やしながら空き家の解消を図り、移住・定住の促進をしたいという考えでございます。  以上です。 86 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君。 87 ◯2番【岩坂研二君】 それでは、最後になりますけれども、1つちょっと思ったのが、この空き家を災害時において避難住宅として整備する考えがあるか伺います。 88 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 89 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 お答えします。  この御質問の件についてですが、空き家となっている物件につきましては、電気、ガス、水道などのライフラインがとまっている状況でございますので、避難住宅としての活用は難しいと思われますので、今のところ整備する考えはありませんが、今後調査したいと思います。  以上です。 90 ◯議長【小倉利一君】 2番、岩坂君。 91 ◯2番【岩坂研二君】 これも要は、村で借り上げたりしている場合は、ライフラインというか電気、水道、ガスとかはすぐ開設ができると思うんですけれども、そういうことも含めて、災害というのはいつ来るかわかりません。地震なんかもそうですから、要するに、そういうのを準備しておくということが今後大事ではないかなと私は思います。ふだんからそういうことを考えておくということが大事じゃないかなと思います。  以上で質問を終わります。 92 ◯議長【小倉利一君】 2番岩坂君の一般質問を終了します。  ここで暫時休憩といたします。会議の再開は10時20分といたします。               午前10時08分 休憩               午前10時20分 再開 93 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  8番井下田君。              [8番 井下田政美君 登壇] 94 ◯8番【井下田政美君】 ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。議席番号8番、井下田政美でございます。  初めに、今回の質問は質問事項1、感染症対策のうち1点目として、日本を初め全世界で感染が拡大している新型コロナウイルス対策における村の取り組みについて伺います。  次に、2点目として、風疹対策について伺います。風疹の感染拡大は今年に入っても続いています。妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんが難病や白内障、心疾患など、先天性風疹症候群になって生まれる可能性があり、警戒が必要です。国立感染症研究所が1月29日に発表した風疹流行に関する緊急情報、これは1月22日現在によれば、今年に入り先天性風疹症候群の子どもが1人報告されています。また、少なくとも新たに21人が風疹と診断されました。  2019年は2018年に続き患者が2,000人を超え、収束のめどは立っていません。新聞報道によると、風疹の感染拡大を防ぐため、厚生労働省は2019年度に40歳から47歳の男性を対象に配布した風疹の抗体検査と予防接種の無料受給券について、有効期限が過ぎても引き続き使用できるようにしたとのことです。また、2020年度からは、48歳から53歳男性を中心に無料受診券の配布を行うとし、20年度予算案に約54億円の関連経費を計上しているとのことです。  風疹はワクチン接種で完全に感染予防できるものの、まれに抗体ができない人がいるため、風疹の拡大防止には子どもを希望する夫婦だけでなく、社会全体で抗体保有率を上げることが欠かせません。そこで、村の風疹対策についての現状と今後の取り組みについて伺います。  次に、質問事項2、総合的かつ計画的な村づくりについて1点、長生村第5次総合計画・後期基本計画の進行状況について伺います。  この質問は、昨年12月会議において木嶋議員から質問がありましたが、総合的かつ計画的な村づくりを進めてきている上で、現時点における進捗について状況を伺います。  次に、質問事項3、ICTを活用した行政サービスについて伺います。  近年、大規模震災、大規模水害、また、大規模風害と、想定を超える災害が頻発しています。これらの大規模災害に対して現場の正確な情報を関係者が共有し、的確な判断のもとで適切に対応することが重要であります。今日、ICT情報通信技術の進歩により、被災現場のさまざまな情報をリアルタイムで収集し活用することが可能となっており、住民の安全を確保し、被害を最小限に食いとめるためのICTの利活用を積極的に進めるべきと考えます。  そこで、1点目として、基盤的防災情報流通ネットワークの情報共有について、村の見解を伺います。2点目として、マイキープラットフォーム構想とマイナポイント事業の取り組みについて伺います。  次に、質問事項4、高齢者の交通事故対策について伺います。  新聞報道によると、昨年1年間に自動車やバイクで75歳以上の運転者が起こした事故は401件で、前年より59%減少しましたが、死亡事故に占める割合は14.9%。自動車による死亡事故の原因は、ハンドル操作の誤りやブレーキとアクセルの踏み違いなど操作の誤りが最も多く、30%を占めているとのことでした。今後、高齢ドライバーによる事故はますます多くなってくることが想像できます。  そこで、質問事項4の1点目、高齢者の交通事故の推移についてと内訳について。2点目、高齢者が犠牲になる事故を防止するための対策について。3点目、自動車運転操作ミス防止対策の取り組みについて伺います。  以上で1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 95 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君の質問に対する当局の答弁を求めます。小高村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 96 ◯村長【小高陽一君】 8番井下田議員の御質問にお答えいたします。  質問事項1、感染症予防対策についての1点目、新型コロナウイルスに対する村の取り組みについてとの御質問ですが、この質問につきましては、石井議員の質問でお答えしたとおりでございます。  2点目、風疹対策についての現状と今後の取り組みについてとの御質問ですが、まず、風疹対策についての現状ですが、国の緊急風疹抗体検査及び第5期定期予防接種事業における今年度の主な対象者は、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方で、その人数は711人でありました。この対象以外の年齢では20人の方からの希望があり、1月末現在で合計731人の方に無料クーポン券を配布いたしました。このうち抗体検査を実施された人数は132人で、実施率は18.1%でした。また、抗体検査の結果、予防接種の対象となった人数は46人で、このうち予防接種を実施された人数は31人、実施率は67.4%でした。  次に、今後の取り組みについてですが、令和2年度の主な対象者は昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの方で、この対象の方に無料クーポン券を配布する予定であります。また、令和元年度で抗体検査未実施の方についても、同様に無料クーポン券を再度配布するよう進めてまいります。  質問事項2、総合的かつ計画的な村づくりについての長生村第5次総合計画・後期基本計画の進捗状況についてとの御質問ですが、平成28年度から5年間の計画として策定した第5次長生村総合計画・後期基本計画については、令和2年度で最終年度を迎えることから、本年度より第6次長生村総合計画の策定業務に取り組んでいるところです。現在、職員で組織する総合計画策定委員会及び住民代表を含めた外部で組織するまちづくり推進委員会を作業部会として、これまでの取り組みを踏まえた計画の評価作業を進めております。  評価につきましては、後期基本計画に定めた5つの基本目標ごとに達成度を集計し、分析を行いますが、数値目標の集計の速報値では、各事業について概ね順調に推移している状況にあります。詳細につきましては今後、諮問機関である総合開発審議会での審議を経た上で、改めて議会の皆様へ報告をさせていただきます。  質問事項3、ICTを活用した行政サービスについての1点目、地域住民の生命を守る災害発生時等の情報共有のための基礎的防災情報流通ネットワーク活用についてとの御質問ですが、防災科学技術研究所が開発をしました基盤的防災情報流通ネットワークは、災害時において必要とされる情報を多様な情報源から収集し、利用しやすい形式に変換をして、迅速に配信する機能を備えたネットワークシステムであると聞いております。  現段階においての連携状況を防災科学技術研究所に確認したところ、千葉県内で連携を予定している市町はないとのことであります。今後は県内における本システムの運用状況等を注視していきたいと考えております。  2点目、マイキープラットフォーム構想とマイナポイント事業の取り組みについてとの御質問ですが、マイキープラットフォーム構想につきましては、総務省において、本構想の推進に必要な利用者の方のID等を格納するマイキープラットフォームと、地域経済応援ポイント協力企業のポイントを変換・合算する機能などを有する、自治体ポイント管理クラウド等の情報基盤を構築し、平成29年9月25日からシステムが稼働しております。構想実現のためにはマイナンバーカードの普及が不可欠でありますが、本村のマイナンバーカードの交付率が1月末現在13.9%と低迷しておりますので、現在、マイナンバーカードの普及促進に努めているところでございます。  また、マイナポイント事業につきましても、マイナポイントを利用するためにはマイナンバーカードを取得し、かつ、マイキーIDの設定が必要となります。このことから、マイナンバーカードのさらなる普及促進を図るとともに、マイキーIDの設定支援を進め、マイナポイントによる消費活性化及びキャッシュレス決済基盤の構築に寄与する考えであります。  質問事項4、高齢者の交通事故対策についての1点目、高齢者の交通事故の推移についてと多発事故の内訳についてとの御質問ですが、千葉県における65歳以上の高齢者の交通事故発生状況についてお答えいたします。  平成26年6,198件、平成27年6,047件、平成28年6,007件、平成29年6,085件、平成30年6,131件となっております。また、原因別発生状況で多いものは安全不確認、前方不注意、動静不注視、そして、ブレーキ操作不適の順で事故が発生しております。  2点目、高齢者が犠牲になる事故を防止するための対策についてとの御質問ですが、交通安全対策につきましては、茂原警察署や一宮交通安全協会と連携を図り、事故防止に向けた交通安全の啓発活動を行っております。また、運転免許証の返納により外出に困らないよう、福祉タクシー制度による外出支援を行い、運転に不安を感じるようになった方への自主返納を促し、事故防止につなげております。  3点目、自動車運転操作ミス防止対策の取り組みについてとの御質問ですが、自動車運転操作ミスによる交通事故が社会問題となっております。特に75歳以上の運転者によるブレーキとアクセルの踏み違いを原因とする死亡事故は、75歳未満の運転者と比較して高水準にあることから、国は安全運転サポート車の普及啓発に取り組んでおります。  この普及啓発は官民を挙げて行うこととされ、地方公共団体においては積極的な広報活動を行うこととされております。このことから関係機関と連携を図り、事故防止に向けた啓発活動を行っております。  以上で井下田議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 97 ◯議長【小倉利一君】 第2質問ございますか。8番井下田君。 98 ◯8番【井下田政美君】 答弁ありがとうございました。引き続き自席にて質問させていただきますけれども、質問順かなり前後させていただきますので、対応のほどよろしくお願いいたします。  初めに、ICTを活用した行政サービスについて伺います。この基盤的防災情報流通ネットワークの活用については、今後の県内自治体の動向を確認して検討していくという御答弁をいただきましたけれども、何点か質問させていただきます。  初めに、現在村では災害時の情報収集はどのように行っているのでしょうか。 99 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 100 ◯総務課長【田中喜宣君】 ただいまの御質問にお答えをいたします。  災害時におけます気象情報につきましては、銚子地方気象台から気象情報の提供がございます。また、発災時の被災状況につきましては、職員並びに地元消防団によるパトロールで情報収集をしているところでございます。  なお、県内の被害情報及び災害対策本部などの設置の情報につきましては、千葉県防災情報システムにより情報を得ているところでございます。  以上です。 101 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 102 ◯8番【井下田政美君】 現状は今答弁いただいたような状況なんですけれども、仮に職員を初め消防団の皆さんが立ち入ることができないような危険な場所、こういう場所においてはドローンの活用が非常に有効だと思いますけれども、ドローンを消防本部、また、他の公共施設に配備する考えはないのか。併せて、災害というのはリアルタイムの情報が必要になりますので、リアルタイムの被害情報の共有や迅速な情報の収集をどのようにお考えなのかお聞かせください。 103 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 104 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをさせていただきます。  ドローンの導入につきましては、郡の町村会の中でも導入が必要との御意見も出ております。村といたしましては、必要性をさらに精査をいたしまして、考えていきたい。  また、災害時に必要とされる多様な情報をリアルタイムに関係機関と共有するためのシステムの必要性は認識をしております。まさにこのことが議員のおっしゃる災害発生時等の情報共有のための基盤的防災情報流通ネットワークシステム、この活用のための基礎自治体防災情報システムとなりますので、先進自治体があれば調査、また、研究をしていきたいと考えております。
     以上です。 105 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 106 ◯8番【井下田政美君】 村長、町村会の長として、今後ドローンの導入については積極的にまた検討の方をよろしくお願いします。  続きましてもう1点、ICTを活用した行政サービスについて、災害情報について伺わせていただきますけれども、スマートフォン等を活用して災害時に、災害応援協定を結んでいる、村内を初め地域の団体との情報共有をするシステムも有効と考えますが、どのようにお考えでしょうか。 107 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 108 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをさせていただきます。  協定先の業界団体の情報の把握並びにシステムによります情報の共有ができるのであれば、相互にとって非常に有効なものであると考えているところでございます。  以上です。 109 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 110 ◯8番【井下田政美君】 今後協定先との協議等もあると思いますけれども、引き続き検討の方をよろしくお願いいたします。  続きまして、マイキープラットフォーム構想とマイナポイントの取り組みについて伺いたいと思います。このマイキープラットフォーム構想とマイナポイント制度の具体的な内容をお聞かせください。 111 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 112 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをいたします。  マイキープラットフォーム構想とは、マイナンバーカードを活用し、公共施設などのさまざまな利用者カードを1枚にするとともに、各自治体のボランティアポイントや健康ポイントなどをクラウド化することに併せ、クレジットカードなどのポイントやマイレージを地域経済応援ポイントとして全国各地に導入、合算し、さまざまな住民の公益的活動の支援と地域の消費拡大につなげることを目的としているものでございます。  以上です。 113 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 114 ◯8番【井下田政美君】 ただいま説明いただきましたマイキープラットフォーム構想、マイナポイント制度のメリットについて、少し教えていただけますか。 115 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 116 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをいたします。  メリットといたしましては、マイナポイントの活用による消費の活性化、また、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築が図れることが挙げられます。  以上でございます。 117 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 118 ◯8番【井下田政美君】 私もホームページで若干調べさせていただきましたけれども、キャッシュレス決済に対する事業者に対して、利用者に付与したポイント等に相当する額を国が補助するということで、マイナポイント利用上限5,000ポイント、これは2万円分相当の前払いによってプレミアムが25%つく。村の昨年行っておりましたプレミアム商品券と同じ率がつくわけですけれども、このプレミアム商品券の電子版という考えでいいかと思うんですけれども、この事業実施期間が令和2年9月から令和3年3月までの7ヶ月間ということであります。  この令和2年9月からということで、また村の周知の方が大変になってくると思いますけれども、併せて今後、コンビニ等において住民票を初め印鑑証明などの諸証明ができるようになるとのことでありますけれども、現時点で具体的な普及推進方法はどのように考えていますか。 119 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 120 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えします。  先ほど村長の答弁でもございましたように、マイナポイントなどを活用するためには、まずもってマイナンバーカードを取得するということが必要でございます。そうしたことから、先ほど来御説明したとおり、村の状況としますと非常に取得率が低いという状況でございますので、マイナンバーカードの普及促進のため、住民課の窓口へのポスターの掲示や啓発物資の配布等によりまして、マイナンバーカードの普及促進に努めているところでございます。  以上です。 121 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 122 ◯8番【井下田政美君】 このマイナンバーカードをつくるには、マイナンバーカードアプリケーション搭載システムというものが必要だそうですけれども、この導入の考えはいかがでしょうか。 123 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 124 ◯総務課長【田中喜宣君】 マイナンバーカードのアプリケーション搭載システムの導入につきまして、現在県内におきまして実際にシステム導入を行っている市町村といたしますと、市川市、船橋市、成田市、いすみ市、横芝光町でございまして、こちらのシステムを自治体ポイントとして導入をしているというようなことでございます。  本村におきましてはこれからというような状況でございますけれども、この動向を確認しながら導入を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 125 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 126 ◯8番【井下田政美君】 ぜひまたこの導入に向けての検討の方を進めていただきますよう、よろしくお願いします。  続きまして、マイナンバーカードに関して、マイキープラットフォーム運用協議会というのがあるそうですけれども、この運用協議会に参加している場合のメリットと、長生郡市内で参加している自治体はありますでしょうか。 127 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 128 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えいたします。  運用協議会に参加するメリットといたしましては、マイキープラットフォーム運用に係る参加自治体との情報共有が図れるということがまず、ございます。また、マイナポイント事業費補助金の申請に当協議会への参加が、これは必須となっておりますので、そのことがメリットと考えているところでございます。  また、既に参加している郡内の自治体につきましては、茂原市、長柄町、長南町、以上でございます。 129 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 130 ◯8番【井下田政美君】 マイナポイント事業費の補助金がこの協会に加入すると交付されるということでありますけれども、本村においてもこの運用協議会に参加すべきと考えますが、見解をお願いします。 131 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 132 ◯総務課長【田中喜宣君】 協議会への参加の必要性は感じておりますが、参加自治体の動向等を確認しながら、参加の時期につきまして検討してまいりたいと考えております。  以上です。 133 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 134 ◯8番【井下田政美君】 ぜひ動向を確認していただいて、早急とは言わないですけれども、早目の参加を要望しておきます。  引き続き、第5次総合計画・基本計画の進捗状況について伺います。  現時点において、基本目標ごとの評価の概要について教えていただけますか。 135 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 136 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、お答えいたします。  基本計画につきましては、大きく5つの基本目標があります。健康福祉、教育、環境、産業、コミュニティと大きく5つに分かれますが、AからEの5段階評価のうち、どの基本目標も個別事業におきましては概ね7割以上がAまたはBとなっており、全体では9割が計画どおり進捗しているものと考えております。  以上です。 137 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 138 ◯8番【井下田政美君】 今まで順調に推移しているということでありますけれども、基本計画については、毎年毎年、年次計画というのがあると思うんですけれども、この年次計画による成果の実態はどのように評価しておりますでしょうか。 139 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 140 ◯企画財政課長【木島正人君】 年次実施計画に基づく数値目標に対する評価としては、AからCの3段階評価をしております。そのうち概ね7割方AまたはBとなっており、これも概ね順調に推移をしていると考えているところです。  以上です。 141 ◯議長【小倉利一君】 8番、井下田君。 142 ◯8番【井下田政美君】 年次計画においても、その年その年概ね順調に推移していることが確認できましたけれども、基本計画の実態を評価している現状で、特に達成できないと思われる事業と、その理由を教えていただけますか。 143 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 144 ◯企画財政課長【木島正人君】 基本目標ごとに特に達成が困難と思われる事業を取り上げますと、まず、健康福祉関連ではボランティア育成事業、教育では青少年健全育成事業、コミュニティでの自治会組織拡充事業となっております。その理由といたしましては、少子高齢社会や社会情勢の変化によるものが大きいものと考えられます。  以上です。 145 ◯議長【小倉利一君】 8番、井下田君。 146 ◯8番【井下田政美君】 ただいま説明をいただきましたけれども、健康福祉分野のボランティア育成事業、教育分野の青少年健全育成事業、そして、コミュニティ分野における自治会組織拡充事業の達成率が少子高齢化や社会情勢の変化によって困難ではないかということですけれども、現時点の達成率というんですか、ボランティア、自治会加入率については昨日の議会質問の中で49%ですか、かなり低いということですけれども、現時点の達成率と今後の取り組みを聞かせていただけますか。 147 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 148 ◯企画財政課長【木島正人君】 お答えいたします。  ボランティア育成事業につきましては成果指標をボランティアセンター登録者数としておりまして、登録者が基準値より減少してございます。青少年健全育成事業につきましては事業参加人数の減少、自治会組織拡充事業につきましては先ほど議員がおっしゃったように自治会加入率の減少、これによりC判定とせざるを得ない状況となっております。これにつきましては、指標設定が適切であったのかどうかを検討する必要があると考えております。  今後の取り組みにつきましては、その事業に合致した適切な成果指標を設定するとともに、基本計画及び実施計画の策定に合わせて事業に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 149 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 150 ◯8番【井下田政美君】 C評価ということでありますけれども、まだもう1年ありますので、引き続き努力のほどをお願いします。  また、この反省を第6次総合計画に生かしていただければと思いますけれども、この第6次総合計画の作成状況、進捗状況をお聞かせいただけますか。 151 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 152 ◯企画財政課長【木島正人君】 総合計画策定に係る進捗状況といたしましては、今年度、住民アンケート、それから、ワークショップを実施し、現在計画の評価等を実施しているところであります。その結果を踏まえまして、基本構想の素案の策定を進めていくところでございます。  先ほど村長答弁でもありましたとおり、諮問機関である総合開発審議会での審議を経た上で、改めて議会の皆様へ報告をさせていただきたいと考えております。  以上です。 153 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 154 ◯8番【井下田政美君】 ありがとうございました。また検証して、次の成果に生かしていただけるような御努力のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、高齢者の交通事故対策について伺いたいと思いますけれども、過去3年間の村内の65歳以上の高齢者における自動車免許の返納率の推移がわかりましたらお願いします。 155 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 156 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをいたします。  茂原警察署に確認をいたしましたところ、村内の運転免許証返納率のデータが整理されていないということでありましたので、千葉県におけます65歳以上の運転免許証返納者数でお答えをさせていただきたいと思います。  平成28年1万5,654人、平成29年は2万人でございます。平成30年1万9,391人となっているところでございます。  以上です。 157 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 158 ◯8番【井下田政美君】 村の返納率はちょっとわからないということでありますけれども、仮にこの千葉県の返納者の人数を県内の高齢者の数字で割ったパーセントに村内高齢者を掛けた場合、どのような数字になるでしょうか。 159 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 160 ◯総務課長【田中喜宣君】 まず、県全体の数字を申し上げますと、県全体の割合で申しますと、平成28年が0.96%、平成29年が1.2%。そして、平成30年が1.15%となります。  この県の割合をさらに村の65歳以上の人数で算出した返納者数になりますが、それによりますと平成28年が45人、平成29年が57人、そして、平成30年が55人。これはちょっと推計値になりますが、そのような形で出ております。  以上でございます。 161 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 162 ◯8番【井下田政美君】 村の高齢化に伴い、大体45人から55人の間で推移しているということでありますけれども、ここでまたもう1つ、過去3年間の福祉タクシー、また、外出支援サービスの実績の推移を教えていただけますでしょうか。 163 ◯議長【小倉利一君】 福祉課長。 164 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 お答えいたします。  過去3年間として平成29年度から今年の3月1日現在としてお答えし、実績におかれましてはそれぞれの事業の登録者数としてお答えをさせていただきます。  福祉タクシー事業では、平成29年度は572名、平成30年度は665名、今年の3月1日現在では763名でございます。また、外出支援サービス事業につきましては、平成29年度は306名、平成30年度は296名、今年の3月1日時点では323名となってございます。  以上でございます。 165 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。
    166 ◯8番【井下田政美君】 外出支援サービスは一概に言えないんですけれども、福祉タクシーの今年の3月1日時点、また、外出支援の平成29年度と今年の3月1日時点ですと増加傾向が見られますけれども、やはりその分、免許を返納した方がいらっしゃるのかなという推計ができますけれども、国が65歳以上の高齢者ドライバーによる重大な事故を防ぐため、2019年度補正予算にサポカー補助金、これは新車購入、また、リースも含め、後づけ装置も含めたサポカー補助金の導入を組み込みました。  村における運転サポート車に対する補助金制度の具体的な普及啓発活動について聞かせてください。 167 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 168 ◯総務課長【田中喜宣君】 お答えをいたします。  サポカー補助金につきましては、ただいま議員からも御説明のありましたように、いわゆる対歩行者衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み違えの急発進抑制装置を搭載した車、これをサポカーということでございますが、それのまた後づけのペダル踏み込み、急発進抑制装置の購入等を支援する補助金といたしまして、これを村といたしましては、チラシなどによりまして周知を図っている。  これは官民を挙げて行うということになっておりますので、その周知などにつきましては、具体的にはチラシなどによりまして行っているところでございます。 169 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 170 ◯8番【井下田政美君】 新聞報道によりますと、この後づけ装置、要するに、自分が今乗っている車に後づけでこの装置を導入する際の取りつけ費用込みで価格は4万円から20万円。ちょっと幅があるんですけれども、この4万円から20万円で、補助額については急発進抑制装置と障害物の検知センサーセットの場合4万円、抑制装置のみの場合は2万円の補助になるそうです。  このサポカー補助金制度の申請手順の方法と村の周知方法を伺います。 171 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 172 ◯総務課長【田中喜宣君】 申請方法等につきましては、この申請をする一般社団法人、ここに申請をするということになりますが、一般社団法人次世代自動車振興センターへの申請書類を提出するというようなものが申請の方法となります。  なお、申請の書類や申請の手続の詳細につきましては、これは本日付で確定し公表されるということになっております。よって、村といたしましては、周知方法につきましては、その詳細を確認した上で検討していきたいと考えております。  以上でございます。 173 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 174 ◯8番【井下田政美君】 本日、その周知がされるということでありますけれども、周知されましたらきめ細かな周知、まず、どこの課が担当になるか、恐らく総務課だと思うんですけれども、総務課、担当課において、また申請の手続のきめ細かな手順を教えていただいて、また制度の周知も併せて、ぜひきめ細かな対応を強く求めておきます。  続きまして、風疹対策についてお尋ねします。今年度の抗体検査実施率が、第1答弁で、現時点で18.1%とのことでしたけれども、この低い18.1%、国は11.何%ですから国よりも少し若干高いんですけれども、この18.1%という接種率の考えられる主な要因をちょっと説明していただけますでしょうか。 175 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 176 ◯健康推進課長【中川 広君】 抗体検査の実施率の低い原因についてお答えさせていただきます。正確に原因を調査できるものではありませんが、対象年齢の方々の関心が低かったのではないかなと推測しております。  また、もう1点ございますのが、各お勤め先とかの事業所での社員さんとか職員向けの健康診断で、併せて抗体検査を実施したケースが少なかったのではないかなということも推測しております。  以上でございます。 177 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 178 ◯8番【井下田政美君】 この抗体検査、令和2年度も対象者を拡大、拡大というわけじゃないですけれども、新たな対象者としてまた通知をされるわけなんですけれども、この対象者数はどのくらいになるでしょうか。 179 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 180 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  現時点、1月末現在での見込みになりますが、約1,600人を対象ということで予定しております。 181 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 182 ◯8番【井下田政美君】 そうしますと、令和元年度と令和2年度の対象者、それぞれの今後の目標値と、その目標値における今後の対策をどのようにお考えなのかお聞きします。 183 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 184 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  令和元年度の対象者は約730人でございました。令和2年度は令和元年度の対象者のうち未受検者600人をプラスして、もともとの令和2年度の対象者1,000人を加えた1,600人となる予定でございます。  この目標値についてでございますが、国からは、市町村ごとの目標値というようなものは現時点ではまだ示されておりません。対策方法については大企業、中小企業、自営業とかの個人経営の方、それから、公務員等で4つの職域ごとに実施率の向上策というものが厚生労働者から示されたところでございます。まだ示されたばかりでございます。  今後具体的な施策が示されてくるのかなと考えておりますので、国の動向を注視してまた対応していきたいと考えております。  以上でございます。 185 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 186 ◯8番【井下田政美君】 国の目標値は示されていないということでありますけれども、村としてもある程度このくらいはやりたいという村の気持ちをある程度決めていただいて、それに向けた対応と、また国の方である程度目標値が決まったら、それに向けての動きになるかと思うんですけれども、とりあえず現時点のこのくらいは接種していただこうという目標値を決めておいた方がいいと思いますので、助言させていただきます。  また、今後、抗体検査のさらなる周知の方を求めて、この質問を終わります。  最後に、新型コロナウイルス対策について伺います。  インフルエンザの残存期間は空気中だと2時間から8時間、乾燥していれば24時間以上生存すると言われていますけれども、このコロナウイルスの生存期間はどのくらいなんでしょうか。 187 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 188 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  新型コロナウイルスの残存期間、生存している期間については、まだはっきりしたことがわかっていない状況でございまして、発表がされておりません。ただし、今回のこの新型コロナウイルスが似ているとされているウイルスが、かつてはやったSARSのコロナウイルスでございます。SARSのコロナウイルスの場合は6日から9日間程度生存するという研究があったと国立感染症研究所で発表されているものを拝見いたしました。  以上です。 189 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 190 ◯8番【井下田政美君】 このコロナウイルス、世間で一般に、昨日あたりからの報道ですが、コマーシャルでも流れていますけれども、手洗いが大事だということで、手洗いと消毒薬が有効とされていますけれども、消毒薬の効果と利用手順、どう消毒薬は使うのかということですね。この利用手順の方法を教えていただけますか。 191 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 192 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  まず、消毒については2種類あると考えていただきたいと思います。1つが手を消毒する手指の消毒です。これは消毒用のアルコールを使って消毒するのが有効だとされております。もう1つが屋内とか建物内でのドアノブとか手すりとか、そういうところを消毒する場合です。これは家庭用の漂白剤とかに含まれている次亜塩素酸ナトリウム、これが有効だとされております。  利用手順としましては、まず、手を消毒するアルコールの場合は、効果を得るには15秒以上が必要だと一般的に言われております。ですので、しっかりと手にすり込んでいただいて、その後きちんと乾燥させるということが大切だと。この手順を踏んでいただきたいというようなことが言われております。  次に、建物内の物に対する消毒なんですけれども、ドアノブですとか手すりとか屋内の消毒、物の表面に対して次亜塩素酸ナトリウムを使うんですけれども、塩素濃度が0.05%に薄めてペーパータオルなどで拭いていただいて、ペーパータオルに含ませて拭いていただいて、その後、水拭きをしていただくというような手順になります。  以上です。 193 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 194 ◯8番【井下田政美君】 東京都健康安全研究センター微生物部というところが、この手洗いによるウイルス除去効果の検討ということをホームページに載せていました。効果的な手洗いについては、流水でするすすぎ洗いを15秒しただけの場合でも、ウイルスの感染価、遺伝子量ともに約100分の1、これは1%減少。さらに、石けんでもみ洗いを10秒間した後流水で15秒間洗い流すと、ウイルスは0.001%と、ほぼ除去されるとのことです。今後、村民の皆さんに手洗いの仕方などに対し、正確な情報をお願いいたします。  続きまして、このコロナウイルス、重症化する可能性の高いと言われております高齢者や基礎疾患のある方などへの周知をどのように考えていますでしょうか。 195 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 196 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  これまでホームページを中心とした周知をしておりました。大変情報の変化が激しく、内容を随時変更できるホームページを利用して、その周知の仕方を中心として行わざるを得ないという状況でございました。  他には防災無線、自治会配布、広報での折り込み、庁舎施設等でのポスター掲示などによる周知を行っており、広く多くの村民の方々に周知してきたところでございます。  中にはホームページを見ることができない高齢者の方もいらっしゃるとは思いますけれども、もしそういう方がいらっしゃいましたら、大変申しわけないんですが、議員からも情報をお伝えいただければありがたいなと考えております。  以上です。 197 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 198 ◯8番【井下田政美君】 私も高齢者の方と接する機会もありますので、積極的な広報というかお知らせをしてまいりますので、よろしくお願いします。  それともう1つなんですけれども、聴覚障がい者に対しての周知はどのように考えているんでしょうか。 199 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 200 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  聴覚障がい者の方への周知も一般の周知と同様でございまして、ホームページや自治会の配布物、庁舎等でのポスターによる確認をしていただくような形での周知となります。それ以外の有効な方法がもし、私どもがまだできていないものがございましたらば、議員からも御助言いただけるとありがたいなと考えております。  また、周知ではなくて相談についてなんですけれども、相談については一般的な相談ですとか、あるいは帰国者・接触者相談センターへの相談についても、ファクスで対応していただけているような形はとられております。ぜひ御利用いただければと思いますので、もしお知り合いの方でそういう方がいらっしゃったらば、お伝えいただければと思います。よろしくお願いします。 201 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 202 ◯8番【井下田政美君】 聴覚者には、聴覚者団体など関係機関の方等に積極的に情報提供することが可能となりますので、またそういう提供をすることが大切と考えておりますので、今後さらなる検討を要望いたします。  続きまして、村で仮に感染者が発生した場合、村の対応は大変重要と考えますけれども、対策はどのように現時点で考えていますでしょうか。 203 ◯議長【小倉利一君】 健康推進課長。 204 ◯健康推進課長【中川 広君】 お答えいたします。  まず、現状でなんですけれども、患者の県の公表は、市及び郡単位までの公表とされております。このため村内で感染者が発生したかどうかは、村としては把握することが現時点ではまだできない状況でございます。  仮に感染者が発生したということが判明したとしても、市町村の役割が住民相談と広報周知とされておりまして、現時点での役割は、今のところはまだ変更がない状況です。感染者に関する対応は長生健康福祉センターの対応となっております。  以上でございます。 205 ◯議長【小倉利一君】 8番井下田君。 206 ◯8番【井下田政美君】 今後感染者が出た場合で、もしそれが発見した場合、迅速な対応が必要になるわけなんですけれども、いすみ市では、御存じだと思うんですけれども、いすみ市が助成して、アプリを利用して、医師会にお願いしたのかな、その辺はよくわからないんですけれども、お医者さんで相談窓口というか相談体制がとられております。  仮に郡市内でそういう患者が発見された場合には、茂原市長生郡医師会と協議していただいて、そのような対応も可能かと思いますので、今後検討をしていただきますよう要望して、この質問を終わります。ありがとうございました。 207 ◯議長【小倉利一君】 以上で8番井下田君の一般質問を終了します。  以上で通告のあった一般質問を全て終了します。  ここで暫時休憩といたします。会議の再開は11時30分とします。               午前11時15分 休憩               午前11時33分 再開 208 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りします。休憩中にお手元に配付した日程を追加して議題としたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 209 ◯議長【小倉利一君】 異議なしと認めます。よって、発言の取り消しについてを日程に追加して議題とすることに決定しました。  追加日程1、日程第1 発言の取り消しについてを議題とします。  6番石井君から、3月5日の会議における発言につき、会議規則第63条の規定によって不適切な発言があったため、お手元に配付した発言取り消し申出書のとおり取り消したいとの申し出がありました。  石井君から発言の申し出がありますので、これを許可します。石井君、登壇をお願いします。              [6番 石井俊雄君 登壇] 210 ◯6番【石井俊雄君】 ただいま議長からお話がありましたように、昨日の私の質問の中で一部不適切なところの表現がありましたので、皆様方にこの場所をおかりしましておわびを申し上げたいと思います。 211 ◯議長【小倉利一君】 お諮りいたします。これを許可することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 212 ◯議長【小倉利一君】 御異議なしと認めます。よって、6番石井君からの発言取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。      ───────────────────────────── 213 ◯議長【小倉利一君】 日程第2、議案第6号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから、日程第19、議案第23号 令和2年度長生村後期高齢者医療特別会計予算まで、質疑、討論、採決を順次行います。  議案第6号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 質疑を行います。  5番塩谷君。 214 ◯5番【塩谷法道君】 具体的に何がどう変わるのか教えてください。
    215 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 216 ◯総務課長【田中喜宣君】 御説明を申し上げます。  今回の条例改正につきましては、提案理由のところでも御説明させていただいておりますけれども、関係法令の名称が変更となっております。また、それ以外には条文の追加がございましたので、それに伴う条ずれが発生しているということでございまして、本村の条例の内容に変更が生じるものではございません。  以上でございます。 217 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 218 ◯5番【塩谷法道君】 実質的に何がどう変わるんでしょうか。 219 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 220 ◯総務課長【田中喜宣君】 実質的には変わりはないということでございます。 221 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君、よろしいでしょうか。 222 ◯5番【塩谷法道君】 よくわからないんですけれどもね。何がどう変わるのかということなんですけれども。 223 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですね。質疑なしと認め討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 224 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第6号 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 225 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 226 ◯議長【小倉利一君】 議案第7号 長生村監査委員条例の一部を改正する条例制定について質疑を行います。5番塩谷君。 227 ◯5番【塩谷法道君】 栄養職員が、いわゆる県費によっていたものが。 228 ◯議長【小倉利一君】 塩谷君に伝えます。質問内容が違います。議案第7号ですよ。 229 ◯5番【塩谷法道君】 議案第7号、監査か。失礼しました。 230 ◯議長【小倉利一君】 気をつけてください。質疑は他にありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 231 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 232 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第7号 長生村監査委員条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 233 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 234 ◯議長【小倉利一君】 議案第8号 長生村職員定数条例の一部を改正する条例制定について質疑を行います。5番塩谷君。 235 ◯5番【塩谷法道君】 県費による栄養職員を減らして村の栄養士を増員するということなんですけれども、村の単純に財政上これが増えるということですか。あるいは交付税なんかで、若干見てもらえるようなことになるんですか、ちょっと私、素人で、職員の関係がわかりませんので、教えてください。 236 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君の質疑に対する当局の答弁をお願いします。企画財政課長。 237 ◯企画財政課長【木島正人君】 ただいまの質問にお答えいたします。  栄養士につきましては村の単費で支出をすることになりまして、交付税算入は特にございません。  以上です。 238 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 239 ◯5番【塩谷法道君】 そうすると、単純に県の方が引き揚げた分を、村がそれにかわって負担しなければならないという形になりますか。 240 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 241 ◯総務課長【田中喜宣君】 お見込みのとおりでございます。 242 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。5番塩谷君。 243 ◯5番【塩谷法道君】 それは何か県に対して、それはおかしいじゃないかとか、そういうことは、おっしゃったことはあるんでしょうか。どんな状況ですか。ただ単に県の言うとおり受け入るわけでございますか。 244 ◯議長【小倉利一君】 子ども教育課長。 245 ◯子ども教育課長【長谷川浩一君】 お答えします。  こちらは県の方で児童数、生徒数が1,000人を切りますと、2人のところを1人になるということに決まっておりますので、その点につきましては、一応申し出はしましたけれども、決まりということで却下されたということでございます。  以上です。 246 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 247 ◯5番【塩谷法道君】 今、非常に大事な答弁をいただいたわけですけれども、やはり児童数、生徒数が1,000人を切ってしまったので、負担せざるを得ないということなわけです。ですから、そういう意味では村の負担が増えるわけですから、こういうことについてはやっぱり県に対してももう少し、要望されたということでわかりますけれども、ちょっと1つ考えなければならないなということを、感想を持った次第でございます。 248 ◯議長【小倉利一君】 他に、6番石井君。 249 ◯6番【石井俊雄君】 多分、正規の栄養士さん。臨時じゃなくて、ということは、9月からその辺にもう想定して採用試験をやって、この4月からという感じですかね。ちょっとその辺を教えてください。 250 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 251 ◯総務課長【田中喜宣君】 栄養士の職員採用試験につきましては、既に実施をいたしているところでございます。 252 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 253 ◯6番【石井俊雄君】 だから、それが臨時なのか正規なのか。正規ですよね。 254 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他に質疑はございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 255 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 256 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第8号 長生村職員定数条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 257 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 258 ◯議長【小倉利一君】 議案第9号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について質疑を行います。15番関君。 259 ◯15番【関 克也君】 今回の改正により産業医を新たに規定することになったということですが、これまでも産業医を村が雇っていたということであると思います。  条例改正前の産業医は報償費で支出していて、これが月額で幾らであったのか。そして、今回報酬に変わって月額3万円になったということですが、報償費から報酬に改めるということの意味はどこにあるのか。条例で規定されたために報酬という支出科目といいますか、節になったということでよいのかどうか、まず、お聞きします。 260 ◯議長【小倉利一君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。総務課長。 261 ◯総務課長【田中喜宣君】 ただいまの御質問にお答えをいたします。  産業医につきましては、これまでも村の方で雇い上げをいたしておりました。産業医につきましては、報酬等につきましても3万円ということで、支出を今までは報償費という形でしていたところでございます。  今回、報酬で同額の3万円に変わったという、それはどういうことであるのかということでございますけれども、これは地方公務員法で特別職の職である非常勤のものとして定めることとなっているということから、その非常勤の中での扱いとして、報酬に変わるということで、ここに今回条例の中で規定をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 262 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 263 ◯15番【関 克也君】 条例に規定されたために報酬になったということはわかりました。それで、産業医ということは、私は余りよく認識してなかったんですが、どんな場合に活用されているのか、一応教えていただきたい。 264 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 265 ◯総務課長【田中喜宣君】 産業医の仕事の内容でございますけれども、これは職員の健康管理を受け持っていただいております。健康相談、これは職員からの申し出があった場合には随時受け付けをしていただきまして、その中で、その後まだ経過観察が必要であるというような場合につきましては、その経過観察までをもやっていただくというようなことをしていただいているところでございます。  以上です。 266 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他にございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 267 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 268 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第9号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 269 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 270 ◯議長【小倉利一君】 議案第10号 長生村印鑑条例の一部を改正する条例制定について質疑を行います。11番門口君。 271 ◯11番【門口 昭君】 長生村の印鑑条例を改正するということです。この印鑑条例というのは、日本は判こ社会だということでありますけれども、法律がないと。世界的にもまれな条例だということが言われているわけです。  この条例案を見ますと、新旧対照表を見ますと、15歳未満の者とまたは成年被後見人の方は印鑑の登録を受けることができないというのを改めまして、15歳未満の者と意思能力を有しない者に改正されるということです。  これは確認の意味ですけれども、成年被後見人は印鑑の登録を受けることができないとなりますと、この成年被後見人というのは家庭裁判所の審判を受けた方なんですね。同じような状況にありながらも家庭裁判所の審判を受けていない方は、場合によっては印鑑登録を受ける可能性も出てくるというようなことと思います。  ところが、成年被後見人から意思能力を有しない者に変えるということは、実は15歳未満の者。 272 ◯議長【小倉利一君】 11番門口君に申し上げます。質疑内容を明確にしてください。 273 ◯11番【門口 昭君】 今、この条例案を言っているんですから、聞いてくださいよ、少しね。質疑にならないじゃないですか。そんなことを言ったら。 274 ◯議長【小倉利一君】 質疑内容を明確にしてください。 275 ◯11番【門口 昭君】 今、出てきた資料を読み上げているだけですよ。何分かかるんですか、これ。人の発言を指示するようなことはやめていただきたい。議長。 276 ◯議長【小倉利一君】 そういうわけじゃない。質疑ですから、質疑の内容を明確に。 277 ◯11番【門口 昭君】 だから、質疑しているでしょう。今。 278 ◯議長【小倉利一君】 じゃあ、早くしてください。
    279 ◯11番【門口 昭君】 何を言っているんですか。だから、成年被後見人を意思能力を有しない者に改めたということは、年若な15歳未満の人を保護する。判断能力の欠けた人を審判を受けなくても実質的に見て判断して、取引社会からこういった形で保護してあげようという趣旨でこれは改正されたんですね。確認の意味ですよ。私はそう考えていますけれども、いかがでしょうか。 280 ◯議長【小倉利一君】 11番門口君の質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。 281 ◯住民課長【斉藤加代子君】 今回の条例改正は、提案理由のところでも申し上げましたけれども、成年被後見人の欠格条項を改めるという整備法が制定されたことによっての改正ですので、印鑑条例の中で成年被後見人を印鑑登録資格から除外していたんですけれども、除外を外すということで改正したものでございます。  以上です。 282 ◯議長【小倉利一君】 11番門口君。 283 ◯11番【門口 昭君】 要するに、年若な15歳未満の人と判断能力が欠けている人を取引社会から保護してあげるという趣旨が根底にあるんじゃないですかということなんです。この条例を変える意味はそうじゃないですか。全く趣旨が違うんですか。私はそのように捉えているんですけれどもね。被後見人から意思能力が欠ける者に変えたと。 284 ◯議長【小倉利一君】 大丈夫ですか。暫時休憩とりますけれども、住民課長。 285 ◯住民課長【斉藤加代子君】 ちょっと門口議員の御質問の趣旨が、回答がうまくできなくて、少しお時間いただけないでしょうか。 286 ◯議長【小倉利一君】 暫時休憩をいたします。 287 ◯11番【門口 昭君】 休憩しなくていいですよ。お互いに連絡をしないでいきなり質問したので、でしょうけれども、いいですか。  結論として、意思能力を有しない者は実質的な判断ですよ。被後見人というのは審判を受ける。そういう形式でいきます。面倒くさい。そういったことを抜きにして、実質的に窓口での処理もしやすい。そのようなことに私は意味で、こういった意思能力の欠ける、判断能力の欠ける人を保護するために、根底にあるんじゃないかという趣旨でお伺いしたんです。 288 ◯議長【小倉利一君】 暫時休憩といたします。会議の再開は13時といたします。               午前11時53分 休憩               午後 1時00分 再開 289 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  11番門口君の質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。 290 ◯住民課長【斉藤加代子君】 御質問にお答えいたします。  国が成年被後見人の権利を尊重いたしまして、条件を緩和するために改正を行ったものですので、先ほど議員のおっしゃったとおり、保護するという意味も含まれているものと考えられます。  以上です。 291 ◯議長【小倉利一君】 11番門口君。 292 ◯11番【門口 昭君】 理解しました。 293 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。12番阿井君。 294 ◯12番【阿井市郎君】 ちょっと私もよくわからないので1点だけお聞きしますけれども、この次に掲げる者の中に、15歳未満はわかるんですけれども、意思能力のない者と書かれているんですけれども、この意思能力があるかないかは誰が判断するのか。それをちょっと教えていただけますか。 295 ◯議長【小倉利一君】 住民課長。 296 ◯住民課長【斉藤加代子君】 お答えいたします。  印鑑登録について具体的な手続方法を御説明いたしますと、成年被後見人は御本人が窓口に来庁されまして、かつ、法定代理人、成年後見人ですね。後見人も同行していただきまして、その場合に限って登録が可能となります。  以上です。 297 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他に。5番塩谷君。 298 ◯5番【塩谷法道君】 今までのとは関係ありませんけれども、今回の改正の具体的な中身は、性別の欄を削除するということになっていますけれども、これと類似した民事法というか、住民票とかいろんなそういう関係で、性別を明記しないというような改正になるものは幾つかあるんですか。その点、お答えいただきたいと思います。 299 ◯議長【小倉利一君】 住民課長。 300 ◯住民課長【斉藤加代子君】 お答えいたします。  住民票につきましては住民基本台帳法で記載事項が定められておりますが、そちらにつきましては性別、男女の別は載せるようになっておりますので、住民票についての削除はございません。  今回は印鑑登録証明書、証明書に記載する内容において男女の別を載せていたんですけれども、こちらの男女の別を記載するかしないか、発行するかしないかの判断は市町村に委ねられております。  ちなみに今回改正するに至った経緯を申し上げますと、国の方から印鑑登録証明書については男女の別を削除しても構わないという通知が、平成28年度なんですけれども、出ておりまして、それを考慮いたしまして、今回の改正と同時に行うことといたしました。  以上です。 301 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 302 ◯5番【塩谷法道君】 この問題は基本的には国の方の法律上の問題としてなんですけれども、今後性別を表記しないとか、あるいは学校で言えば名簿で生徒の名簿を性別にしないとか、いろんなジェンダーをめぐる問題としていろいろありますので、ぜひそういう問題が出ましたら、事前に議会の方にも報告を上げていただければありがたいなと思います。  以上です。 303 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ございますでしょうか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 304 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 305 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第10号 長生村印鑑条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手をお願いします。                 (賛成者挙手) 306 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 307 ◯議長【小倉利一君】 議案第11号 工事請負契約の締結について質疑を行います。5番塩谷君。 308 ◯5番【塩谷法道君】 この問題は、前提として私どもは公民館の建てかえということについては賛成をしてきております。そして、この建てかえにつきましては、今後、これから建てようとする公的なそういう施設については、災害対応を含めしっかりした建物にすべきだという主張をずっとしてまいりましたし、申し入れもしてまいりました。  そういう立場でいるということをまずは御理解いただくとともに、質問は、この問題は当初6億円とかいろいろ言われておりました。それがいつの間にか13億円というような形に変更になってきたわけでございますけれども、その経過と、それから、そういうものについて、この応札者に対してどこまでどう知らせているのかということ。それから、入札の方法ですね。それをこの場合の入札の方法はどういう方式でやったのかというのを詳しく我々にもわかるように説明していただきたいと思います。 309 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君の質疑に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。 310 ◯まちづくり課長【小高重博君】 これまでの経過につきましては、私の方から述べさせていただきます。  さきの特別委員会等で議員の皆様にはもう十分にお知らせしたところではあるんですが、いま一度というところでお話がありましたので、その経過につきまして御説明させていただきます。  当初の計画では、まず、役場庁舎と同じような箱物の新営予算単価を使いまして、単純計算のもとに単価を設定させていただいたといったところから、実際に昨年の5月に実施設計をやる中で、積み上げた金額との乖離が生じたというところから金額の差が生じているというところです。また、併せまして、人件費の上昇、資材の高騰、そういったところも要因としては含まれていると説明させていただいたかと私は承知しております。  以上です。 311 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 312 ◯5番【塩谷法道君】 それは当然説明を受けているから承知しています。だから、今、金額をめぐっての議論をやるわけですから、当初の設計時点の額は幾らで、今おっしゃった変更後の額は幾らで、そして、そういうものに基づいてどういうものを応札業者に示して、どういう方式の入札をやったかということです。 313 ◯議長【小倉利一君】 答弁を求めます。  暫時休憩といたします。資料がそろい次第再開します。                午後1時07分 休憩                午後1時08分 再開 314 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  5番塩谷君に対する答弁を求めます。まちづくり課長。 315 ◯まちづくり課長【小高重博君】 失礼しました。基本計画の概算事業費としましては6億4,500万円、令和元年7月の積算時点で12億8,200万円ということで積算をされております。  以上でございます。 316 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 317 ◯5番【塩谷法道君】 その後の答弁が漏れているんだけれども、この額はもちろん応札業者も承知しているとは思いますけれども、どういう額を示して、あるいはどんな状況を示して入札を募集したんでしょうか。そして、どういう入札方式をとったんですか。 318 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 319 ◯総務課長【田中喜宣君】 今回の入札に当たりまして、業者にどういう形で設計を示したのかということにつきまして、まず、お答えをさせていただきたいと思いますが、設計につきましては、実施設計をかけてその積算がされております。  なお、入札をかける際におきましては、いわゆる金抜きの設計書と申し上げておりますけれども、単価、金額がないものを業者の方にお示しをし、それに基づいて積算、そして、応札をしていただくというような形で入札を執行するということになります。  今回の入札について御説明をさせていただきますが、契約の方法というところにございますように、事後審査方式の制限つき一般競争入札という方式によりまして、入札を執行しております。これは5億円を超えておりますので、そういった形での制限つきでの一般競争入札を行ったわけでございますが、まず、事後審査ということでございますけれども、これは村の方で一定の条件を付します。これはその条件に合致した業者が応札をするというような形になります。  しからばどういったことを村として、事後審査するためのどういった制限をつけたかということについて申し上げますと、まず、資格登録者の名簿の登録、これが建築工事一式で、その経営事項審査、これはその業者の経営状況を審査するものですので、受注量ですとか業者の実績など、そういったものを総合的に評価するものがございます。これは点数で表記されておりまして、1,000点以上であるものというのがまず、1つでございます。  次に、千葉県内に建設業法に基づく許可を得た本店、支店または営業所があるということがもう1つの条件となります。そして、次が本工事に必要な資格を有する主任技術者を専任で配置できるということが条件になります。ただし、これは主任技術者が今別の工事にかかわっていても、うちの村が行う工事にそれが間に合えばいいですよというようなただし書きがございますので、それ以外が、過去10年間において同種工事、同種工事といいますのは鉄筋コンクリートづくり、鉄骨鉄筋コンクリートづくりまたは鉄骨で、1棟の延べ面積が1,000平方メートル以上の建築物の新築、増築、改築または改修に係る建築工事一式を元請として施工管理実績があるということが条件になりますが、今、言ったようにこれを元請で施工し、完成引き渡しが完了した実績を有するもので、かつ、その後の瑕疵等における係争がないものというようなことでございます。  以上のように条件をつけた中で応札をしていただくという形で、応札後にこの事項を審査するということになりますので、名称にありますように事後審査というのが今のものです。事後審査方式の制限つきというのは、今、申し上げた制限。これがついた業者が、応札ができるという形で入札を実施したというものでございます。  以上です。 320 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 321 ◯5番【塩谷法道君】 そうしますと、設計の金額は一切示していないということと、それから、どういう方法でこういう工事をやりますよという入札希望を募ったかという点ですね。この前の参考資料を見ますと、5社しか応札をしてないわけですけれどもね。非常にこんな業者が欲しがる事業について、たった5社しか応札しないというのは、私はちょっと少ないんじゃないかなという感じがしているので、そこら辺の経過をぜひ教えてください。 322 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 323 ◯総務課長【田中喜宣君】 村といたしましては、これは公告をいたしておりまして、村のホームページ等で入札執行の情報等を掲載しているところでございます。  以上です。 324 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 325 ◯5番【塩谷法道君】 ホームページだけですか。 326 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 327 ◯総務課長【田中喜宣君】 執行につきましては、村の方での公表はこれでございますが、各建設業界でそういった村の情報をとりまして、建設業界の業界誌、そういったところにも掲載されておりますが、それは村の方で特段手続をしているというものではございませんが、業界誌にもそういった情報は載っております。  以上です。 328 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 329 ◯5番【塩谷法道君】 そうすると、かなり中規模以上の会社でなければなかなか受けられないと思うんですけれども、一応、千葉県内にあるそういう業者に対しては、「今度、工事をやるよ」「入札に応じてくれよ」という連絡は行き届いたと見てよろしいんですか。 330 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 331 ◯総務課長【田中喜宣君】 私どもは、全てその該当する業者には行き渡っていると考えております。 332 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 333 ◯5番【塩谷法道君】 そうしますと、この5社の応札の金額を見てみますと、非常に接近しているわけですね。10億円近い工事が、1位と2位が3万4,000円、1位と3位が4万4,000円という本当にわずかな差しか出ていないんですけれども、これは一般的にこんな状況なんでしょうか。どうしてこういうふうに接近するんでしょうか。 334 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 335 ◯総務課長【田中喜宣君】 これにつきましては、各社それぞれにそのデータに基づきまして積算を行っておりますので、その接近した理由というのがどういうことであるかにつきましては、私の方では内容についてはわからないというところでございます。 336 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 337 ◯5番【塩谷法道君】 こういうことを言いますのは私、昨日も言いましたけれども、マンションの管理組合の理事長をやっているときに外壁塗装の工事をやったんですけれども、これは2億円とか3億円と、そういう金額になるんですよね。  本当に全く我々は素人ですから、もちろん長期修繕委員会に専門のゼネコンの技術者とか設計士とかいろいろおりますけれども、そういうのが全体として業界に入札をやるよということを公表しまして、自由にそれこそ応札してきました。  ですから、十数社が来たと思うんですけれども、そういう中で上と下を切って、中間についてネゴ交渉をやって、その上で技術的な打ち合わせを専門家とやった上で落札させるという、そういう型式をとったわけですけれども、この場合に1つだけちょっと、かなり高いのがあるんですけれども、あとは似たような金額なんですけれども、やっぱりそれは別に、事前の金額を知らせなくてもこうなるというのは、一般的に常識なんですか。
    338 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 339 ◯総務課長【田中喜宣君】 この金額が1つのラインに幾社もあるということでございますが、実は村の入札につきましては最低制限価格というものを設けております。いわゆるこの工事をやるに当たって必要最低限の額というものがございます。その額を下回った場合には、業者は失格となるということでございます。  これはやはり企業努力というところがあるとは思いますが、しかしながら、やはり極端に価格を下げるということは、必ずしもいいものができるのかというようなことが危惧されますので、その最低制限の価格を示しておりますので、やはりその中で業者は応札をしてくるということになりますので、こういった結果になったのでないかと推察をしているところでございます。 340 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 341 ◯5番【塩谷法道君】 それはもう当然のことですね。私も先ほど言いましたように、うんと低いものは全部切って交渉したわけですけれども、この場合の最低制限価格は何億何千万円で示したんですか。 342 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 343 ◯総務課長【田中喜宣君】 最低制限の価格につきましては、お手元の3月会議の参考資料の13ページをお開きいただきたいと思います。  こちらに資料として添付させていただいてございますが、最低制限価格の欄がございます。9億7,915万6,000円ということでございます。こちらが最低制限価格でございます。 344 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 345 ◯5番【塩谷法道君】 もし業者がとろうとすれば、当然ほとんどの企業がこの最低価格で応札してもおかしくないんですけれども、なぜこういうふうに少し出るんでしょうか。差が。 346 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 347 ◯総務課長【田中喜宣君】 村におきましては、今回の入札では予定価格は公表しておりません。予定価格につきましては事後公表ということになります。  そうしますと、いわゆる予定価格、入札書比較価格というのは、予定価格から消費税を引いたものが入札書の比較価格です。この92%以上でないと、先ほど言いましたように適正でないというようなことになります。  しかしながら、先ほど申し上げましたように、予定価格の公表はしておりませんで、各社それぞれに、その設計書に基づきまして積算をし、そして、その中で応札をしているというようなことでございます。 348 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 349 ◯5番【塩谷法道君】 その説明はおかしいですよ。最低制限価格9億7,915万6,000円です。入札価格9億7,915万6,000円です。同じじゃないですか。だから、とろうと思ったらみんなこれでやるんじゃないですか。何でこういうふうに、わずか3万4,000円、あるいは4万4,000円の差が出るんですか。 350 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 351 ◯総務課長【田中喜宣君】 先ほど申し上げましたように、最低制限価格も示しては当然おりません。予定価格自体も示していないということですから。済みません。失礼しました。率でございます。失礼しました。私が先ほどお答えしたのは訂正させていただきたいと思います。それは率でございます。いわゆる入札書比較価格の92%が最低制限だということで、率でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。 352 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。5番塩谷君。 353 ◯5番【塩谷法道君】 とりあえず一旦休みます。 354 ◯議長【小倉利一君】 他に、6番石井君。 355 ◯6番【石井俊雄君】 12月会議で提案されたときに、苦渋の選択で賛成をいたしました。当初の金額から比べて大幅に工事の金額が上がったということは、どうしてもやっぱり全村民が使うものですから、全村民に対しての住民説明会が絶対必要ですよということを強く訴えながら、質疑を深めたわけでありますけれども、最終的にはパブリックコメントとかいろいろ、1回全体説明をやってきたので、全村民に対する説明会はやりませんということで、かなり強硬な姿勢だったんですけれども、私は賛成しましたけれども、結局村民から怒られました。物すごく怒られました。何で賛成したんだよということで怒られました。  いろいろさっき説明があったように、今まで説明をもらって、なるほど、これだけの金額が膨れ上がったんだなという説明を受ければある程度わかるんです。そういう意味で、自信を持って全村民に対する住民説明をしてほしかったんですけれども、してこない。しなかったわけであります。それでも、私は賛成しました。  今後、どういう形で住民に対する説明なり周知なり、広報に対する書き方とか、そういうところで一定程度は説明してくれると思っていますので、その辺、どう具体的に説明をするのか。できれば全村民に対する説明をやってほしいんですけれども、それは変わらないでしょうから、変わらない中でも、一定程度の説明はするということですから、その辺をちょっと具体的に教えてください。 356 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。 357 ◯まちづくり課長【小高重博君】 私の方からお答えさせていただきます。  昨日も執行部からの報告で触れさせていただいたと思うんですが、広報4月号に変更のあった点等を含めまして、事業の概要につきまして住民に周知させていただきたいと考えております。また、併せまして、今後村長が各自治会に出向いて報告をさせていただくわけですけれども、その中でも触れさせていただくこととしておりますので、そういった形で住民にはお知らせしていくというような考えでございます。  以上です。 358 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他にございますか。15番関君。 359 ◯15番【関 克也君】 ちょっと1点説明をしてほしいことがありまして、まず、今回の交流センターの建設地というのは、液状化しにくいという判断をしているということでした。ですので、くい打ちをしないという工事になる。くい打ちしないということは金額も、言い方はあれですが、安く上がるということであろうと思います。  鉄筋コンクリートにしなくとも、今回の工法でいいということになるんですが、この間の説明で言いますと、地盤のかたさを示すN値について、深さ1.3メートルから20.3メートルまで計測して、最高値で深さ3.3メートルの地点が31、かたいと。3.3メートルの地点はかたい。しかし、深さ20.3メートルで3と。ということは、20メートル程度の深いところでは、やわらかいということがわかっている。  そうしますと、近い地点はかたく、20メートルという深い地点はやわらかいという結果であるわけですけれども、その中間がいろいろあると思いますが、液状化しにくいというふうになる根拠というのは、どういう理由で液状化しにくいと考えられるのか。  これは専門家の方がそのように判断したということであろうと思いますけれども、どういう理屈で液状化しにくいのか。N値で見た場合に答えていただければと思います。 360 ◯議長【小倉利一君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。 361 ◯まちづくり課長【小高重博君】 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  特別委員会の方で、当該建設地につきましては土質ボーリング調査を実施したというお話をさせていただいたかと思います。5ヶ所実施しまして、先ほど関議員の方からお話がありましたとおり、地上から概ね30メートルの深さまでは軟弱な地盤でありまして、建物の支持地盤となる強固な地層につきましては、概ね30メートル以上からがそういった形になるというところでお話しさせていただいたかと思います。  そうした中で、どういった理由で液状化しにくいのかというところなんですが、当該地の土質ボーリング調査の結果から、砂の粒子や含有水分量などから判断しまして、当該地は液状化しにくいというような判断に至ったというところで聞いております。  以上でございます。 362 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 363 ◯15番【関 克也君】 砂の粒子が粗いのか、密になっているのかということだとか、いろいろあろうと思うんですけれども、あと、水分が多いと液状化しやすいということであろうと思うんですが、その辺のところが、専門家の方はもっと詳しく説明していたんじゃないかと思うんですが、もうちょっとわかりやすく説明していただければ、「なるほど、くい打ちしなくていいんだな」とわかるんですけれども、もう少し工夫した説明ができますでしょうか。 364 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 365 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えさせていただきます。  具体的に話をしますと、やはり専門的な話になってきてしまうといったところがありまして、N値の値からの話になりますと、砂地盤では破壊に対する許容支持力、相対密度、内部摩擦角、支持力係数など、そういったものを計数化にしまして、その土質がどういった状態であるかというところまで見ております。併せまして、先ほど私が述べさせていただきました砂の粒子や含有水分量、そういったところから土質そのものの質といいますか、様態といいますか、そういったところを判断して、設計業者の方では、ここは液状化しにくいというところから鉄骨造という形にするというところで判断したということでございます。 366 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 367 ◯15番【関 克也君】 全体を見てということだろうと思うんですが、含有水分量というのは水分量、含有水分が比較的少ない、あるいは地下水位が深いというようなこともあるんでしょうか。一応確認。 368 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 369 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えさせていただきます。  私の存じている限りでは、長生村全体が、地下水は比較的浅い状況にあるかと思います。そういった状況の中で建物を建てていくというところになりますので、そういった地盤の質につきましては、先ほど申し述べさせていただいたとおりというところでございます。 370 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 371 ◯15番【関 克也君】 これは専門家の意見だということですので、それはそのとおりと考えざるを得ないと思うんですが、今言われました支持力、砂の粒子の粗さ、また、係数、水分量、全体で判断して液状化しにくいであろうと判断したと言われるということだと思います。  それで、これ以上は言わないんですが、液状化は基本的にしにくいということで建てるということはわかりました。  次に、別の問題で、先ほどの最低制限価格は公表していると。失礼、公表していないということなんですね。入札書比較価格の92%が最低制限価格になりますよということは公表しているということなのでしょうか。 372 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 373 ◯総務課長【田中喜宣君】 公表している部分につきましては、最低入札価格のいわゆる92%というところを公表しているところでございます。  以上です。 374 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 375 ◯15番【関 克也君】 そうしますと、確認ですが、私は予定価格を公表しているんだと思っていたんですね。予定価格も公表していない、最低制限価格も公表していない。先ほど言った92%というのは公表していますけれども、価格そのものは公表していないということでよろしいんですか。 376 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 377 ◯総務課長【田中喜宣君】 議員お見込みのとおりでございます。 378 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 379 ◯15番【関 克也君】 それで今回、落札者の入札価格が9億7,915万6,000円ということで、これがぴたり最低制限価格になっているということなんですが、これはちょっと考えられないんじゃないかなと私は思うんですね。どちらかが公表されていないと、ぴたりというわけにいかないだろうと私は思うんですが、どんな考え方で最低制限価格ぴったりに畔蒜工務店さんが入札されたのか。どのように考えられるのか教えていただければと思います。 380 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 381 ◯総務課長【田中喜宣君】 今、入札書比較価格の92%という、その92%を積算する根拠といたしましては、まず、工事内訳の中の直接工事費の97%、次に、公共仮設費の90%。そして、現場管理費の90%、そして、一般管理費が55%ということで、それらを積み上げて計算してまいりますと、この率というのが出てまいります。その中で決められるとなっておりますが、村といたしましては92%という形になっております。  こういったものを参考として業者は積算をしていると。その中で応札をした結果としてそういった結果が出たというところでございます。  以上です。 382 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 383 ◯15番【関 克也君】 私、以前に入札の参加者が全て同じ価格で入札されたという場合があって、そのときは結果的に抽せんになったのか、ちょっと私、思い出せないんですけれども、同じ価格で入札された、札を入れたというふうになったときがありました。  そのときは最低制限価格は公表されていたのか。それとも、予定価格が公表されていたのか。その時はどうなったんでしょうか。 384 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 385 ◯総務課長【田中喜宣君】 以前でございますけれども、その取り扱いにつきましては、予定価格を公表するとともに、最低制限価格の率ですね。土木工事ですと80%、建築工事ですと85%ということで最低制限を設けておりましたので、それを公表しておりましたので、業者によっては同額が複数出るというような状況があったということでございます。  以上です。 386 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 387 ◯15番【関 克也君】 そうしますと、専門家でないので私もわからないんですが、先ほどの説明のとおりですと、工事費そのものや仮設、管理、工事管理、あと、一般管理とかという管理費も含めてその積算をしていくと。その積算の基準などは示されてはいるんでしょうか。ちょっと92%ということだけですと、企業によっていろんな試算ができるんじゃないかと私は思うんですが、ぴたりとなったということであるので、もうちょっと村から示されている基準とかがあったのかどうか一応。 388 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 389 ◯総務課長【田中喜宣君】 先ほども申し上げましたように、村から応札業者に資料提供するものは金抜きの設計書のみでございますので、それ以外は先ほど申し上げました率だけということになります。それに基づいて各社が積算を行うという内容でございますので、それ以外のものは、村はデータ並びに資料として業者に渡しているものはないということです。 390 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 391 ◯15番【関 克也君】 そうすると、金抜きの設計書を専門家が見た場合に、92%という数字を掛けていくと、およそ同じような金額になっていくと考えてよろしいんですか。 392 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 393 ◯総務課長【田中喜宣君】 積算の方法については各社さまざまではあると思いますけれども、恐らくシステムによって皆積算をかけていると思います。よって、同種のシステムを導入している場合には同額が出るということも想定されると思っております。 394 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 395 ◯15番【関 克也君】 私の考えなんですけれども、最低制限価格を公表するということ、あるいは予定価格を公表する。そういうことは明確にやっていいんじゃないかと思うんですね。その方がわかりやすいんじゃないか。  ただ、どちらかが公表されたときに最低制限価格以下では応札しないということで来るでしょうけれども、予定価格以上でももちろん来ないでしょうけれども、その中で競争するということになるんですよね。そういうことでやってくれた方がまだわかる。  今回の数字でいうと、ぴたり最低制限価格で落札したということについて、ちょっと不自然な感じがいたします。ただ、工事そのものについては必要な工事であると考えるので、それはそれで、これから入札制度についてより一層工夫をして、わかりやすい公明正大な入札になるように努力していっていただきたいなと思います。  以上です。 396 ◯議長【小倉利一君】 他に、6番石井君。 397 ◯6番【石井俊雄君】 入札の最低制限比率とか、価格とかいろいろ大幅に変えたということで認識をいたしました。いつ変えたのか。そして、なぜ最低制限価格を土木なり建設を引き揚げたのか、この理由、いつ変えたのか。そして、引き揚げた理由ですよね。それをちょっと教えてください。 398 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 399 ◯総務課長【田中喜宣君】 最低制限価格の改定につきましては、適用といたしまして令和2年の1月7日以降の入札に適用するように改正をしております。今回は、これは県に準じて改正をいたしておりますけれども、やはり低価格での落札者がその事業を実施するに当たりまして非常に困難を極める。言い方が悪いですけれども、手抜き工事となるようなことの発生を防ぐということから、最低制限価格を引き上げたものでございます。  以上です。 400 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他にございますか。5番塩谷君。 401 ◯5番【塩谷法道君】 もう1つ、下請関係の問題ですけれども、下請関係についてはどんな制限をつけられましたか。 402 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君に対する答弁を求めます。まちづくり課長。 403 ◯まちづくり課長【小高重博君】 私の方からお答えさせていただきます。  この入札に関しましては、そういった下請につきましての制約はつけておりませんが、示した仕様の中で、できるだけ地元業者の方を活用してほしいというようなところをつけさせていただいております。  以上でございます。 404 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 405 ◯5番【塩谷法道君】 何次下請まで認めるんですか。それから、長生村の工事屋さん、業者を使うようにどの程度徹底しているんでしょうか。特に何次下請まで認めるのかというのは非常に労務者にとっては大事なことなので、お願いします。 406 ◯議長【小倉利一君】 答弁できますか。まちづくり課長。 407 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えいたします。  下請に対する規制は、何次下請というところまではございません。実際に施工していただく中では、そういった対応をしていただきたいというところで、できるだけ地元業者を使っていただきたいというところでお願いしたところでございます。
     以上です。 408 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 409 ◯5番【塩谷法道君】 何次下請かというのはきちっと宣言しないと、これは大変ですよ。せっかく労務単価、オリンピックの関係もあって上げたなんて言っていますけれども、上げた労務費がちゃんと労働者に渡るかどうかというのが非常に大事なんですよ。そこら辺の監督をどうやっていくのかというのが1つ。  もう1つは、先ほどのお話で主任技術者専任ですね。これがかけ持ちでもいいですよと。それはいいとしても、じゃあ、村として、どの部署でどう監督するのか決めてありますか。誰が監督しますか。そういう資格者がいますか。 410 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 411 ◯総務課長【田中喜宣君】 工事の監督ということでございますけれども、村に専任の建築のプロと言われるような監督をできる立場の者がおりませんので、その内容につきましては業者に委託をしていって、監督をしていただきたいと考えているところでございます。 412 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 413 ◯5番【塩谷法道君】 今言った業者というのは畔蒜工務店、この業者という意味ですね。 414 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 415 ◯総務課長【田中喜宣君】 畔蒜工務店につきましては本体工事の請負でございまして、これ以外に別の監督管理できる業者を選定しまして、そちらに業務を委託するという考えでございます。  以上です。 416 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 417 ◯5番【塩谷法道君】 その費用はこの中に含まれているんですか。 418 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 419 ◯総務課長【田中喜宣君】 建設工事と業務委託は契約が全く別でございますので、この中には入っておりません。  以上でございます。 420 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 421 ◯5番【塩谷法道君】 私がなぜこれを心配するかというと、まさに手抜き工事がやられないようにするためには、そういう村が本当に信頼できる人を監督につけるべきだと。前、私、話したことがあるかと思いますけれども、先ほど話した外壁塗装を2億円ぐらいでやったときには非常に厳しいネゴをやったものですから、かなり経費を削ったものですから、手抜きされる危険が極めてあった。  そういうこともあって、管理組合として設計士を400万円で雇って、わざわざ、完全に住民の立場に立つ設計士を雇って監督させました。これはもう四六時中、もちろん設計士自体が他の仕事を持っていますから、朝から晩までという意味じゃないですけれども、それこそ日常的に監督して、そして、手抜き工事を絶対させないという工事をさせたことがある。  だから、少なくとも業者の設計士に委託業務で任せているというのはわかります。わかりますけれども、本当に村の立場でやってくれるという意味で、村の職員の中で、1人やっぱり専任で、設計士じゃなくてもいいです。業務のことをわかってなくてもいいです、きちっとやっぱり責任者をつけて、手抜き工事がないように見張っていくべきではないかと思いますけれども、いかがですか。 422 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 423 ◯総務課長【田中喜宣君】 今、議員からお話がありましたように、まさしくそうしなければならないと思っているところでございます。村といたしましては、本事業につきましてはまちづくり課の方で担当しておりますので、まちづくり課の方に、そういったきちっとした管理の監督をできるように、きちっとしていくということで御理解いただきたいと思います。 424 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 425 ◯5番【塩谷法道君】 1つ労務者の労災を防ぐという意味でも監督が必要ですし、本当に協定された労務費が労務者本人に支払われているのかどうか。そこら辺も常時監督して、きちっと労務者の安全を保障しながら、そして、手抜き工事のない立派な工事をやってもらいたいと思いますので、ぜひそこら辺の決意といいますか、方針といいますか、そこを最後に述べていただきたいと思います。 426 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。総務課長。 427 ◯総務課長【田中喜宣君】 万全を期してまいりたいと思います。 428 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。6番石井君。 429 ◯6番【石井俊雄君】 建設の方は85から92%に引き上げた。わかりました。土木の方は80から幾つに引き上げたんですか。 430 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 431 ◯総務課長【田中喜宣君】 これにつきまして、今回入札するものについて、今、変更したということで申し上げましたけれども、土木につきましてもこれは従前がこれでございますので、変更した後の取り扱いということになります。しかしながら、先ほどお話しした中の92%といいますのは、やはりその工事の規模などによってパーセンテージは当然変わってまいります。物によっては92%のものもあれば、90%のものというようなことも出てくる。  ちょっとこれは今回の入札ですね。この行いました入札に限っては92ということでございますけれども、今後土木の工事につきましても変更はしておりますので、しかしながら、誤解のないようにお考えいただきたいのは、必ずしも92かということではなくなる場合もあるということで、御理解をいただきたいと思います。 432 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 433 ◯6番【石井俊雄君】 そうすると、工事ごとに最低制限の比率、価格は変わるということなんですね。前は、土木は80、建設は85と決めていましたよね。これからはそうじゃなくて、そのつくっていくインフラとか、中身によって変動するというわけだ。そういうことですかね。 434 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 435 ◯総務課長【田中喜宣君】 先ほど申し上げましたように、各工事ですとか管理費とかにパーセンテージを掛けますので、当然その比率が変わってくるものについては、相対で考えればパーセントが変わるということでございます。 436 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他にございますか。ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 437 ◯議長【小倉利一君】 なしと認めます。  採決をします。議案第11号 工事請負契約の締結について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 438 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩といたします。再開は14時といたします。                午後1時49分 休憩                午後2時00分 再開 439 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────  議案第12号 工事請負契約の変更について質疑を行います。5番塩谷君。 440 ◯5番【塩谷法道君】 変更理由なんですけれども、開削工延長を減量変更すると。つまり、短くしたのになぜそれが増額になるのかというのが、ちょっと素人にはわからない。 441 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君の質疑に対する当局の答弁を求めます。下水環境課長。 442 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 開削工8.5メートルの減になっているのに金額が上がったのかということですが、その他に路床改良土の破砕運搬処分工を新たに加えておりますので、そちらの額の方が減よりも上回ったということで、今回増額となっております。 443 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 444 ◯5番【塩谷法道君】 それは変な話ですよ。そんなもの、工事やるのに自分で掘削して、私、よく見ますけれどもね。このぐらいのボーリングをやって、地面がどうなっているか調べるのは当たり前のことじゃないですか。そんなものをやっていなかったんですか。 445 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 446 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 基本的にはサウンディングといいまして、ボーリング状の簡易的なものをやってございますが、その場所についてその路線のみの安定処理をしていたということで、現地精査したところ、そういった小石が出たということでございます。  以上です。 447 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 448 ◯5番【塩谷法道君】 発注側では調べてあったんですか。 449 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 450 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 もう一度、済みません。聞き取れなかったです。 451 ◯5番【塩谷法道君】 発注側の、あなたの方ですけれども、発注側としては路盤がどんなふうになっているか事前に調べておいたんですか。 452 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 453 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 発注側といいます前に、村の方で工事の実施設計を委託してございます。その中で積算をしてございますので、その時点では改良されていないという設計を組んだわけでございます。 454 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 455 ◯5番【塩谷法道君】 そうしますと、設計者に責任があるんじゃないですか。通常こんな工事をやるときに、私、素人だってわかりますよ。みんなボーリングやっていますよ、10cmくらいのね。それで路面を調べて、あるいは地中がどうなっているのか調べて、それで図面を引いて、それに応じて請け負うというのは当たり前じゃないですか。そんなことはやっていないんですか。 456 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 457 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 通常のサウンディングにつきましては、村の方では基本的に土地改良道路を今回、設計変更しているわけですけれども、基本的に路肩の部分の土質を調査します。基本的に、また道路を剥いでやるのは水道管があるかどうかという試掘を行いますが、その場所はたまたまやっていなかったということで、基本的にその砂自体は、その現場は通常の路床、砂で施工されていると判断したわけでございます。  以上です。 458 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 459 ◯5番【塩谷法道君】 そうしますと、今回の見込み違いは、一体どこの責任でどうなるんでしょうか。それをお聞きしたい。 460 ◯議長【小倉利一君】 下水環境課長。 461 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 どこの責任かと申しますと、基本的に道路、土木の設計については基本的な標準のものを作成し、それで積み上げていくわけでございますので、当然現場に行きましたら水道管が入ってないものが入っていたり、ガス管があったりというものもございますので、基本的な普通の実施設計という形で積み上げましたので、今回その路線については、改良されてないで通常の砂地という設計を組んだわけでございます。  以上です。 462 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 463 ◯議長【小倉利一君】 質疑がないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 464 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第12号 工事請負契約の変更について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 465 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 466 ◯議長【小倉利一君】 議案第13号 工事請負契約の変更について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 467 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 468 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第13号 工事請負契約の変更について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 469 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 470 ◯議長【小倉利一君】 議案第14号 令和元年度長生村一般会計補正予算(第8号)について質疑を行います。6番石井君。 471 ◯6番【石井俊雄君】 22ページに書いてあるんですけれども、内谷川の高根支線の補修工事220万円。一般単独災害復旧事業債で。              (「22ページ」と呼ぶ者あり) 472 ◯6番【石井俊雄君】 そうです。22ページです。 473 ◯議長【小倉利一君】 参考資料。 474 ◯6番【石井俊雄君】 何だ。議案。
    475 ◯議長【小倉利一君】 議案第14号です。 476 ◯6番【石井俊雄君】 そうです。議案第14号ですよ。 477 ◯議長【小倉利一君】 14号ですね。 478 ◯6番【石井俊雄君】 議案は今、14号ですよね。議案第14号の22ページの右上、そこに書いてあるんですけれども。 479 ◯議長【小倉利一君】 これが何でしょうか。 480 ◯6番【石井俊雄君】 よろしいですか。質問してよろしいですか。 481 ◯議長【小倉利一君】 どうぞ。 482 ◯6番【石井俊雄君】 内谷川の高根支線の補修工事なんですけれども、220万円なんですけれどもね。 483 ◯議長【小倉利一君】 ちょっと待ってください。220万円。 484 ◯6番【石井俊雄君】 220万円なんですけれども。 485 ◯議長【小倉利一君】 農業、これですね。            (「議案が違いますよね」と呼ぶ者あり) 486 ◯議長【小倉利一君】 いいです。済みません。それじゃなくて、いいです。ちょっと待ってください。私の方から話します。22ページの1番下の欄の農業関係災害復旧事業のこの中身を言っていると思いますので。 487 ◯6番【石井俊雄君】 その中身を言っています。ごめんなさい。 488 ◯議長【小倉利一君】 よろしいでしょうか。どうぞ、続けてください。 489 ◯6番【石井俊雄君】 事前に説明を受けたときに、内谷川の高根支線だということで、ちょっと聞いたんですよね。これは工事は終わっているようなんですけれども、今回の補正で一般単独災害復旧事業債という借金で、お金を借金でつくると。それが説明を受けたら非常にいいんですね。交付税算入が47.5%から85.2%のどこかで決まる。着地するということですから、これは非常にいい起債のかけ方だなと思いました。  これは確実にまず、起債ができるかどうかについてお聞きいたします。 490 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁を求めます。企画財政課長。 491 ◯企画財政課長【木島正人君】 当然県と協議をいたしまして、これについては起債を起こせるということで、今回、補正上程したところでございます。 492 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 493 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。この考え方で内谷川の八積支線だとか、そういうどこかのところで災害復旧事業債をかけて、今後ですよ。今後補修工事ができるようになれば非常にいいんじゃないかと私は思うんですよ。特にこの間、八積支線の役場の近くの大村のところにかなりもうえぐれて、崩れてきていますし、そういうところも含めて、この災害復旧事業債で、この先借金をして、かなり高率な交付税算入で戻ってくるわけですから、先行き、この考え方でどこかの復旧工事をやる考え方ができないかどうかということをちょっとお聞きいたします。 494 ◯議長【小倉利一君】 いいですか。企画財政課長。 495 ◯企画財政課長【木島正人君】 今回、災害復旧事業債を使わせていただきましたのが台風15号の関係で、災害復旧事業ということで県の方、国の方にお願いしたところ、災害復旧としては認められないということであったんですが、起債の方については災害復旧事業債を起こせるということで今回起こしたわけでございまして、昨日か何かの産業課長の答弁の中で、この農林の事業を使って今後事業を推進していきたいというような答弁があったと思いますので、私としても農林の補助事業を使った方が有利ではなかろうかと考えているところでございます。 496 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 497 ◯6番【石井俊雄君】 では、産業課長にお聞きいたします。農林の何か有利な補助事業、そういうのが今あるみたいな話で聞いたもので、その辺ちょっと教えてください。 498 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 499 ◯産業課長【芝崎信幸君】 ただいま協議中ということで答弁させていただきました。今、県の農業事務所の方と協議しております。しかし、東郷支線で護岸したような補助金は、今はないよという回答をいただいております。協議中ということでよろしくお願いします。 500 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 501 ◯6番【石井俊雄君】 その協議中の中身を教えてほしいんです。例えば起債が、さっき言いましたね。起債がかけられる、交付税算入がある、あるいは直接の補助金が何割出るとか、それをちょっと教えてください。 502 ◯議長【小倉利一君】 産業課長。 503 ◯産業課長【芝崎信幸君】 現在、その方法を、どの方法がいいのかをまだ協議中ということで、はっきりと申し上げて、今、半分出る補助金が使えるよとか、3分の1の補助金が使えるよとかというようなものではなく、まだ協議中ということで御理解いただきたいということです。 504 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君に申し上げます。一般会計の補正の内容について質問をしてください。 505 ◯6番【石井俊雄君】 そうすると、今の関連です。説明を受けましたから、そのことについてお聞きいたします。  私がこの間ずっと役場の近くのところの補修工事をお願いしてきたんですけれども、そのところについて今おっしゃった話はつながりますか。この近くの例の大村の、そこもつながっていくということで解釈してよろしいですか。 506 ◯議長【小倉利一君】 6番石井議員に申し上げます。これは災害復旧事業としてこれだけの起債が起こせるということで、一般の事業では、普通の事業では、災害復旧でないところではそれは使えないということでしょう。そういう説明をされているんですけれども、この災害復旧の、この件についての質問を深めてください。6番石井君。 507 ◯6番【石井俊雄君】 議長のアドバイスはわかりますけれども、企画財政課長が産業課長の方に振ってくださったので、それで産業課長が、お話がちょっと横に伸びてきたので、それでお聞きしたわけですよ。それで、これ以上お答えできないということであればこれでいいですけれども、関連でお話が来ましたので、お聞きをいたしたと。そういう意図でございます。  以上です。 508 ◯議長【小倉利一君】 暫時休憩をいたします。                午後2時13分 休憩                午後2時13分 再開 509 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  他に質疑ございますでしょうか。15番関君。 510 ◯15番【関 克也君】 この補正予算案の28ページで、下の方の民生費の下から大きな2段目のプレミアムつき商品券事業。これはこの商品券を使えればなかなかいい事業ではあるんですけれども、これを見ますと、商品券事業としてはマイナスの8,212万6,000円ということで減額。それで、補助金ではマイナス7,500万円ということになって減額されています。  これは事業費としては幾らから幾らに減少したということなのでしょうか。減少した理由というのは、使われなかった理由というのはどういうものがあったのか、わかる範囲で教えていただきたいと思います。 511 ◯議長【小倉利一君】 15番関君に対する当局の答弁をお願いします。福祉課長。 512 ◯福祉課長【芝崎広幸君】 お答えいたします。  本事業におかれましては、6月の補正にて計上をいたしました。当初の事業費としましては1億1,245万6,000円でございました。今回の補正で8,212万6,000円を減額いたしまして、最終的には3,033万円としております。  主な減額の理由といたしましては、全国的にもそうでしたけれども、先ほど議員の方もおっしゃっていました商品券の購入者、対象者に比べまして3割程度になる見込みでありまして、少なくなっていること。各店舗に支払う事業費補助金が7,500万円の減額。また、この事業費全体では電算委託料や商品券の作成費用として、印刷製本費が企業努力等、また入札等によって減額となったものでございます。  以上です。 513 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 514 ◯15番【関 克也君】 かなり減額になったということはよくわかりました。残念ながら、十分使われなかったという状況だということです。  次に進みますが、32ページで一時保育事業というのが上から大きく3段目のところにあります。説明では385万5,000円のマイナスということになっていますが、体制の見直しをしたためであると説明をされていました。臨時職員賃金ということです。  これはどういう中身でこのようになっているのか。当然一時保育事業としては、十分行われる体制にしているとは思うんですけれども、内容について教えていただきたいと思います。 515 ◯議長【小倉利一君】 答弁をお願いします。子ども教育課長。 516 ◯子ども教育課長【長谷川浩一君】 お答えします。  今年度につきましては、一時保育事業の職員につきまして、正規職員、これは再任用職員ですか。これを一時保育に配置したため減額になったものでございます。  以上です。 517 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。 518 ◯15番【関 克也君】 わかりました。 519 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 520 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 521 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第14号 令和元年度長生村一般会計補正予算(第8号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 522 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 523 ◯議長【小倉利一君】 議案第15号 令和元年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 524 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 525 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第15号 令和元年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 526 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 527 ◯議長【小倉利一君】 議案第16号 令和元年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 528 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 529 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第16号 令和元年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 530 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 531 ◯議長【小倉利一君】 議案第17号 令和元年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 532 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 533 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第17号 令和元年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 534 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────
    535 ◯議長【小倉利一君】 議案第18号 令和元年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 536 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 537 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第18号 令和元年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 538 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 539 ◯議長【小倉利一君】 議案第19号 令和2年度長生村一般会計予算について質疑を行います。15番関君。 540 ◯15番【関 克也君】 私の方から2点ばかり質疑をさせていただきます。46ページ。地方創生事業の委託料というのがあって、46ページですね。総合的なまちづくりに係る計画策定業務委託料1,250万円というのがあって、それと同じく総合的なまちづくりに係る情報ネットワーク整備業務委託料、これが結構大きい額で5,500万円。この中身は一体どういうものなのか答弁をお願いします。 541 ◯議長【小倉利一君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。企画財政課長。 542 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、お答えいたします。  まず、委託料の中の総合的なまちづくりに係る計画策定業務委託料1,250万円につきましては、現在策定をしております総合計画・総合戦略に係る改定業務委託料。それと、移住・定住促進プランニング業務といたしまして、イベントの出展やプロモーション事業等の計画を支援する業務委託料として計上させていただいております。  もう1つ、総合的なまちづくりに係る情報ネットワーク整備業務委託料につきましては、1つ目が仮称交流センター内に庁内LANの整備をするための業務委託。それから、平成30年度に尼ヶ台総合公園に無線LANを整備したんですが、エリアが多少狭いところがあって入らないというところがございますので、この事業を使って尼ヶ台総合公園内の公衆無線LAN環境整備の拡大事業をすると。それから、統合型地理空間情報システムの整備業務といたしましてGISの関係の機器更改、それから、サーバー容量等の機能強化を実施いたします。  それと併せまして、統合型内部情報システムの整備業務といたしまして、令和2年度で機器更改を迎えますので、本推進交付金を活用しながら機器更改をしていきたいと考えているところでございます。  以上です。 543 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 544 ◯15番【関 克也君】 今、言われた幾つもの中身があるということはわかりました。  それで、2つ目の説明の中の総合的なまちづくりに係る情報ネットワーク整備業務委託料で、先ほど尼ヶ台総合公園の無線LANの状況が悪いという話なんですけれども、私は尼ヶ台総合公園で無線LANを使ったことがないんですけれども、なぜ当初予定したものが使い勝手が悪くなったのかというのがわかれば、無線LANをよく使って、設置されているので、尼ヶ台総合公園でどういう不具合があったのか、ちょっと教えていただけたらと思います。 545 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 546 ◯企画財政課長【木島正人君】 お答えいたします。  平成30年度にやはり国庫補助金を活用しまして公衆無線LANを整備したんですが、やはり金額の制限がありまして、補助上限額いっぱいいっぱいの金額で工事を実施したところでございます。  その関係によりまして、管理棟から管理棟付近は好調なんですが、多少木の木陰とかがあるとすぐにエリア外になってしまう。それから、運動広場についても、池側の方に行ってしまうと無線LANが入らないと。基地局から半径400メートル、200メートルか。200メートルの円を囲んだ中での接続になってしまいますので、まず、柱を立てた中でエリアを拡大していかないと、尼ヶ台総合公園全てが拾えないということですので、今回この事業を活用させていただいて、尼ヶ台総合公園の全てを、エリアを拡大したいというような考えでございます。  以上です。 547 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 548 ◯15番【関 克也君】 ここでは以上なんですけれども、特に移住・定住の業務という話がありましたが、これはなかなか、何といいますか、新しい住民にわかりやすいというのをつくるのは大変だと思うんですけれども、周辺のやっているものも参考にしながら、移住したいと思えるようなわかりやすいものをつくっていっていただきたいということを、これは要望ですけれども、要望しておきたいと思います。  次に、104ページ。この一番上の方に八積駅周辺環境整備事業委託料というのがあって、社会資本総合整備計画策定業務委託料500万円となっております。104ページになりますけれども、この500万円、委託料ということなんですが、この中身はどういうものなのかを教えていただきたい。 549 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 550 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  村の方で令和3年度から実施予定であります八積駅周辺環境整備事業の第2期分の概算事業費算出や、事務実施に当たり活用する国庫補助金の計画策定等を実施する予定で予算組みしたものでございます。 551 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 552 ◯15番【関 克也君】 念のためですが、駅の今度は第2期ということですと、八積駅そのものの自由通路だとか橋上化のようなものだとか北口広場、そういうものも含めて、都市計画道路なんかも含めて全体の概算をということだと思うんですけれども、全体というものの概算を算出して見るということでよいのでしょうか。 553 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 554 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  先ほどお話がありました八積駅の自由通路につきましては、基本計画を平成21年の3月に策定しまして、そのときから既に10年が経過しようとしております。そうした中で資材や人件費の高騰、また、駅南口のラウンドアバウトとした以後の効果等を反映させる形で計画に盛り込んでいくというような予定で、委託料として計上しております。  以上でございます。 555 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 556 ◯15番【関 克也君】 この中で駅利用者の意見を聞くというような作業はありますか。念のため。 557 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 558 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  現在のところ、その委託の内容の詳細につきましてはまだ詰めておりませんで、前回八積駅自由通路基本計画を立てた中では、駅の現況や駅の利用実績、そういったところもお調べしておりますので、それと併せる形で変更点、そういったところを計画の中に反映していくという形で実施したいなと考えております。  以上です。 559 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 560 ◯15番【関 克也君】 利用実績等を改めて調べるということのようですが、意向調査とかは、まだやるとは決めていないということなんでしょうか。一応。 561 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 562 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  これは実際のその内容の現況を把握する上での委託という形になりますので、その中で住民のニーズとかそういったものをとる予定ではないと認識しております。  以上です。 563 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 564 ◯15番【関 克也君】 現況把握を中心にやるということで、内容は大体わかりました。  以上です。私の方からは。 565 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ございますか。5番塩谷君。 566 ◯5番【塩谷法道君】 歳入でいきますと15、16ページ、それから、歳出でいきますと99,100ページなんですけれども、村営住宅ですね。前年度、つまり、これが157万6,000円。本年度、これからの予算が100万円。どうして57万6,000円も減っているのでしょうか。それから、支出の方の293万円。どうしてこんな小さい額が計上されたんでしょうか。 567 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 568 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  歳入に関しましては、村営住宅の5戸分の家賃ということで歳入計上されております。あと、歳出の方につきましては、村営住宅の修繕や維持管理、そういった面での費用ということで予定してございます。  以上です。 569 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 570 ◯5番【塩谷法道君】 昨日も言いましたように、この歳入がこれだけ減ってくるというのは、非常に今の執行部の責任は重大だと思います。昨日もちょっと簡単に触れましたけれども、詳細なものを見てみますと、建築から約10年間は、歳入は400万円、370万円ぐらいから440万円ぐらいまででございます。それ以降の10年間は、やはり430万円から340万円。それ以降も350万円から最終的には193万円ですか。そのぐらいに減ってきていますけれども、まさに現村長の小高さんになってから、極端にこの歳入が減り始めております。  やはり村の財産を有効に使って必要な歳入を得るということは、為政者として当然のことだと思うんですけれども、なぜこんな57万6,000万円も減るような予算を平気で組むんでしょうか。お尋ねします。 571 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 572 ◯まちづくり課長【小高重博君】 こちらは現状維持という形で昨日も答弁させていただいたと思います。村営住宅のあり方につきましては、そういった形で、今、現状の村営住宅の状況を鑑みまして予算組みをさせていただいたところでございます。  以上です。 573 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 574 ◯5番【塩谷法道君】 現状維持と言いながら、2戸も減らしているじゃないですか。そんなばかげたことはございません。私、念のため、村がどのような村営住宅の施策を持っているかということで、ホームページを調べてみました。  そうしますと、村営住宅については、これは2016年、平成27年2月25日現在のホームページでしたけれども、ここでこう言っております。  まず、村営住宅の理念。「住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で住宅を提供し、併せて地域の実情に応じ村民の多様な需要に対応する賃貸住宅を提供することにより、村民生活の安定と社会福祉の増進を図るため、村営住宅を設置しています」という非常にいいことを述べた上で、「【注意】村営住宅入居者の募集は現在行っておりません」、それは経年劣化したから、満室のためだからと。こういうことを言っております。これはうそじゃないですか。どこが満室ですか。がらがらあいているじゃないですか。 575 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 576 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  使用できる施設としては満室という意味でございます。 577 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 578 ◯5番【塩谷法道君】 私も視察しましたけれども、それはその場で入るということはできんかもしらんけれども、掃除して、そして、それなりに入居者が、今の規定でいけば、今の規定では入居者がユニットバスをつけて、そうすれば十分住めるわけです。住めないことはありません。  しかも、このホームページでは、村営住宅の入居者の公募方法、「空家が生じしだい、次に掲げる方法のうち二つ以上の方法により、入居者を公募します」と。1、広報紙、2、回覧文書、3、防災行政無線、4、村庁舎その他村の区域内の適当な場所における掲示。「空き家が生じしだい」と書いてあるじゃないですか。空き家は現在でも7戸以上空き家になっているんじゃないですか。空き家になっているのに公募しないというのは、このホームページでうそを書いてるんじゃないですか。こんなこと許されると思いますか。どうですか。 579 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 580 ◯まちづくり課長【小高重博君】 村のホームページでは、村営住宅のもともとの使用につきまして載せさせていただいているところでございます。現在の状況から見ますと、現状維持させていただいて大規模修繕を行わないということから、受け入れはしていないという状況ですので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 581 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 582 ◯5番【塩谷法道君】 昨日もちょっと指摘しましたけれども、このホームページでも、築は昭和56年度、1981年ですね。昭和57年度、1982年。だから、長いので39年たっているわけですけれども、この建物は簡易耐火構造2階建てになっています。  これは今の基準でいきますと準耐火構造。昨日も指摘しましたけれども、45年です。まだ40年にも達していないのに、それはもう壊れたものとしてどんどん空き家にしていくと。その上で、村に本来入るべき収入もどんどん減らしていると。こんな村民に対する背信行為はないじゃないですか。一体どうなっているんですか。 583 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 584 ◯まちづくり課長【小高重博君】 村営住宅につきましては、昨日もお話ししましたとおり、プレキャストコンクリート造というところで、大規模な改修ができないというような状況にあります。そういった中で、小規模な修繕にとどめて現状維持をしていくという考えでおります。 585 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 586 ◯5番【塩谷法道君】 そんなことはありません。一般の民間住宅だって一生懸命維持するために、10年ごとぐらいには外壁塗装をしたり、屋根の補修をしたり、それから、水回りがもし故障すれば、これは2、30年に一遍でしょうけれども、改修して50年でも60年度ももたせようとしているんです。これだって、木造住宅でさえそういうことをやっているわけですよ。ましてやこの準耐火構造の建物であれば、できないと言いますけれども、ぴしっと圧力をかけて掃除して、そして、ひび割れのところに充填剤を入れて、そして、下塗りをして外壁塗装をすれば、それこそぴかぴかの建物になりますよ。中身だって私、見ましたけれども十分使える状態です。しかも65平米という非常にいい空間を持った住居なんですよ。  それを放棄して、そして、予算も平気でどんどん減らす予算を立ててやる。こんなことは許されませんよ。どうですか、村長。 587 ◯議長【小倉利一君】 小高村長。 588 ◯村長【小高陽一君】 私が就任する前から、既に村営住宅の需要はほとんどないので廃止するとなっていたように、私は聞いた覚えがあるんですけれども、いずれにしましても、今、60年も70年もと言いましたが、一般の住宅は、住宅メーカーは普通30年で壊れるようにつくっておりますので、そんなにもつことはないです。  相当の単価を入れれば、確かに坪100万も200万もかければ、そういう住宅ができるでしょうけれども、今現在40万ぐらいの坪単価でやると、大体30年で壊れないと住宅メーカーは次の仕事がなくなりますので、そういう状況で、私も外からしか見たことが実はありませんけれども、ちょっとあそこを直すのは無理なのかなと。  そして、これからさらに新規の入居者は募集しないという方針である以上、最小の修繕にとどめている、そういうところでございます。 589 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 590 ◯5番【塩谷法道君】 そんないいかげんな答弁をしてはだめですよ。この村営住宅は、ここに表記してあるのは、簡易耐火構造2階建て、今の基準でいうと準耐火構造、45年はもちますよと言っているんです。なぜあんなに古びて見えるのか、なぜ老朽化したのか。それは昨日も言いましたけれども、長期修繕をきちっとやってないからですよ。  県の方では、公営住宅については長寿命化修繕をちゃんとやりなさいと言っております。去年だか一昨年だかちょっと記憶がありませんけれども、質問したときに、当時のまちづくり課長は長寿命化修繕も当然やらなければなりませんというようなお答えがあったと思いますけれども、県の方ではちゃんと公営住宅はそういう長寿命化の修繕をして健全に保っていくと。少なくともその45年の期限までは、健全にきちっと保っていくのが当たり前じゃないですか。  しかも、それはもっときちっと長期修繕を入れていけば、それこそ50年も60年ももちますよ。なぜそういうことをやらないのですか。私、昨日も、ちょっと私事の事例を言いましたけれども、50年と言われていたマンションでも、60年、70年あるいは80年もたせようと。そういうことで住民が一致して、非常に立派な長期修繕計画をつくって、定期的に長期修繕をやっているんです。だから、購入時の価格よりも上がっているんですよ。40年もたっているのに、普通マンションというのは25年たったら値が半分になるんです。  しかし、そのなぎさニュータウンというマンションはきちんと補修されていますから、今でもぜひ見て、見に行ってもらいたいぐらいですけれども、ぴかぴかですよ。外辺も、だから、公共住宅というのは一般の民間住宅とは違って、この理念にも書いてあるように、低所得者や住宅に困っている、あるいは若くて子持ちだけれども住宅をなかなか買えないというような方達のために住宅を用意して、そして、そこに住まってもらって、村の活性化の役に立ってもらうというのが公共住宅じゃないですか。  民間住宅があるからそこに入ればいいなんて、そんなことはだめですよ。そういう点で、この家賃の収入を減らすというような予算は到底納得できないですけれども、いかがですか。 591 ◯議長【小倉利一君】 答弁できますか。まちづくり課長。 592 ◯まちづくり課長【小高重博君】 答弁の繰り返しとなりますけれども、先ほどから申し上げているとおり、村では維持管理していくという方針でおりますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 593 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。
    594 ◯5番【塩谷法道君】 御理解と言っても理解できません。直ちにやっぱりきちっとした修繕をして、あいている箇所に住人を入れてください。住人を入れれば必ず建物は長もちします。これは皆さんよく承知だと思いますけれども、家というのは人が住まなくなったらすぐに荒廃します。人が入っていれば、それこそ50年、60年、あるいは古民家と言われるのは200年も300年ももっているじゃないですか。あれは木造ですよ。それでも、もつんです。きちっとした維持管理をすれば、そういうことをやらないでいて、村長が言われるように30年で終わりますとか、そんなばかげた答弁をされておったんじゃどうしようもないですよ。いかがですか。 595 ◯議長【小倉利一君】 小高村長。 596 ◯村長【小高陽一君】 私は一般的な住宅メーカーの方針を述べただけでございまして、100年もつものは100年もつ材料を使って、それなりの費用をかけたからでございまして、そして、何度も言いますが、既に私が就任したときには、新しい入居者は募らない。そういう方針だと聞きましたので、私も今の住宅情勢からすれば、村営住宅を、あそこを直してまで維持管理、延ばしていく考えにはなりません。  以上です。 597 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 598 ◯5番【塩谷法道君】 そんなこと、また繰り返して申し上げますけれども、私、先ほど指摘したように、当初ずっと12戸入っています。ずっとずっと入っています。20年間入っています。それで、あなたのやる直前、ちゃんと11戸埋まっています。  平成22年まで11戸、平成23年9戸、そこから徐々に減ってきて、去年は7戸。これをまた今度は2戸減らすという、明らかに住宅政策をやめたからじゃないですか。比較的大きな修繕もやらないからじゃないですか。これまでこの表で見る限り、37年間で3回ぐらい、1,000万円を超える補修をやっています。  繰り返しだけれども、それだけ言ってもわからないんですか。 599 ◯議長【小倉利一君】 ここで暫時休憩をとりまして、同じ質問と答弁の繰り返しになっておりますので、休憩中に双方ちょっと協議していただきたいと思いますので、暫時休憩といたします。再開は15時といたします。                午後2時45分 休憩                午後2時55分 再開 600 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  執行部の答弁から始めたいと思います。5番塩谷君に対する執行部の答弁をお願いいたします。まちづくり課長。 601 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  村では修繕の努力はしてまいります。  以上です。 602 ◯議長【小倉利一君】 5番塩谷君。 603 ◯5番【塩谷法道君】 非常に曖昧な答弁ですけれども、修繕の努力はするということです。いずれにしましても、公営住宅というのは民間の住宅とはまるっきり違うものであるし、本質的にね。公営住宅を1つもこの村からなくすというようなことは、私はやはり間違っているんではないかなと。やはり公営住宅、今回の今のあれを潰すのなら、改めてまた新しい村営住宅をつくるなり、公営住宅の法律に基づいた、きちっとした地方行政を進めてもらいたいと思います。そのことを申し上げて、この件での質問を終わります。まだ他にもありますけれどもね。 604 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ありますか。6番石井君。 605 ◯6番【石井俊雄君】 まず、予算書26ページにふるさと納税でいろいろ、4億200万円入るという数字を含めて、いろいろこう出ているんですけれども、私が去年の決算書を見ましたら、ふるさと応援基金がたしか幾らだったっけな。ちょっと頭の中で出てこないけれども、3億円か4億円ぐらいあって、今回の補正で1億5,000万円を積み立てるので、結局6億円ぐらいの積立金が今回の議会で通れば、さっき通ったからオーケーだね。6億円ぐらいのお金があるんですね。  そのお金を使って、私、ずっとこの間、質問と要望を続けてきているんですけれども、学校関係のランチルームのエアコンだとか、災害のときに避難所としても使う体育館だとか、そういうところにエアコンを設置、予算化すべきですし、してほしいなというところがあるんですね。  例えば、じゃあ、それがだめなら今度は学校給食の無料もこの間、去年の、石井俊雄後援会の要望書、あるいは今回の議長さんを通じて要望をもう差し上げています。いずれかにしても、6億円の貯金が、現金があるわけですよ。そのお金を今さっき言ったように、学校関係のエアコンだとか、学校給食を無料化するとか、そういう考え方というのはないんですかね。ちょっとお答えください。 606 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁をお願いします。教育長。 607 ◯教育長【木島晃一君】 ただいまの御質問にお答えいたします。  私どもといたしましては、2月12日付で議会の先生方の方から提出されている要望については重く受けとめているのは事実でございます。  しかしながら、過去の議会定例会でも一般質問で私なりに答弁していますが、現状では、今のところ考えていないというのが率直な気持ちです。しかしながら、といいますのは、私どもとしましても、教育委員会といたしましても優先順位を常に考えているわけでございます。例えば時間をちょっといただいてお話ししますけれども、教育委員会のやるべきことは何かということは、先ほども交流センターの件でお話がございましたけれども、所管であります中央公民館、これは皆さん御存じのように、非常に築48年、老朽化しているわけでございます。これを何とかやっぱりしていかなくちゃいけないというのが、私ども教育委員会の第1の課題でございます。  まちづくり課さんの方の応援を得てこれをやっていくわけでございますけれども、これが唯一の課題でございます。そして、人生80から100歳の時代、そうした場合に、高齢化社会を迎えているわけでございます。その中で生涯学習の環境を整備するということは喫緊の課題であると私なりに認識しているわけでございます。  そういうことで、中央公民館、現在58クラブ、17教室、延べ1,200人の方が利用している。そして、65歳以上の方が34%、村内にいるわけです。そういう方々が高齢化社会に向けて一生懸命頑張っている。それに対して私どもは応えていかなくちゃいけないということが1つの今回の理由でございます。  また一方、給食の施設のランチルームということでございますけれども、これも各小学校が老朽化しているわけでございます。例えば高根小学校のランチルーム、給食施設も三十有年がたって、非常に敷地が狭い中で子ども達が対応している。暑い場合には、7月あるいは9月、これは学校、教室にはエアコンを入れてありますので、校長先生が配慮してその中で対応しているというのは事実でございます。  また、長生中学校に、私が来る前に、平成23年度に、ウイルスというかノロウイルスですね。これは文科省の監査を受けたわけでございます。そういう中で、いろいろ優先順位を考えて、今回は中央公民館、そして、次が、実は今日の予算の中にも総務課さんの方で予算計上しておりますけれども、個別施設管理計画作成業務の中で学校施設の長寿命化の計画を策定して、予算も計上してあるわけです。  そういう中で、もろもろ総合的に判断して、今の給食室、エアコン、そういうことを考えていきたいというのが率直な気持ちでございます。そして、議会の先生方、村長の配慮で平成27年度、7カ市町村の中で唯一のエアコンを設置して、児童生徒、保護者から感謝されています。私の気持ちとしては、そういう議員のおっしゃっている気持ちはよくわかりますけれども、あくまでも優先順位を考えながら対応しているのは事実でございますので、御理解いただきたいと思います。 608 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 609 ◯6番【石井俊雄君】 そうすると、エアコンの設置だとか学校給食の無料化とか、そういうのは優先順位は何番になるんですかね。 610 ◯議長【小倉利一君】 教育長。 611 ◯教育長【木島晃一君】 施設等については、今話をしましたけれども、これは私どもとして今後検討していきたいと思います。 612 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 613 ◯6番【石井俊雄君】 ぜひ早急に、ふるさと納税でいただいた、たしか25.9%が教育関係に使えるという枠をつくってありますので、学校給食の無料化だとか、あるいはランチルーム、体育館特別教室などのエアコンの設置にできるだけ早く使っていただきたいなと思います。  続きまして、48ページに出ているんですけれども、昨年から見ますとカーブミラーの予算が増えています。外灯の設置が減っています。金額が、この理由をちょっと教えていただきたいと思います。 614 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 615 ◯まちづくり課長【小高重博君】 ただいまの御質問にお答えします。  本年度の実績をもとに次年度の予算は組んでおります。本年度の実績でカーブミラーは予算以上の要望件数でありましたが、外灯につきましては当初予算に満たない程度でございましたので、こういった予算になったというところでございます。  以上です。 616 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 617 ◯6番【石井俊雄君】 それでは、カーブミラーと外灯の要望の件数と実績について伺います。 618 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 619 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  カーブミラーでは本年度予算50万円に対しまして要望件数では9件ありましたが、予算不足により未対応が2件ほどございます。この2件につきましては、次年度に対応していきたいと考えております。  また、外灯では本年度予算82万1,000円に対しまして要望件数が9件でありまして、実績では約35万円の支出というところになっております。  以上です。 620 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 621 ◯6番【石井俊雄君】 外灯の問題で少しまた、外灯の問題でちょっと1点だけお聞きします。外灯の予算を減らしている。だけれども、4月から私道路の中でも条件をつけて外灯の設置を認めていく。そういう流れがこの間の答弁で明らかになってきました。そういう意味では増えているんじゃないかなと私自身も2、3ヶ所、要望箇所を挙げてありますけれども、足りるのかなという気がするんですけれども、答弁をお願いします。 622 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 623 ◯まちづくり課長【小高重博君】 ただいまの御質問にお答えします。  今、石井議員の方からお話がありましたとおり、令和2年の4月から外灯の基準を見直しまして、現在の外灯の基準から改める予定でございます。その内容としましては、原則としまして外灯の距離は50メートル以上100メートル以内としまして、次の4つの基準を設けました。  公道において防犯上必要と認められる箇所、それと、あと、交通量が多い公道で事故等が発生し、または発生する恐れがあるため必要と認められる箇所、私道以外の箇所、ただし5戸以上の住居がある場合については現地の状況を調査しまして、交通量及び利用度を勘案しまして、私道との交差部に当たる公道上に設置するというところでございます。  以上の条件を付しまして、外灯の基準の方は実施しているところです。ですので、先ほど石井議員の方からお話のありました私道への設置につきましては、今後検討していくというところでございます。  以上です。 624 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 625 ◯6番【石井俊雄君】 私道路の場合、東電柱の太い共架柱があったりなんかします。そういうところで住宅が密集していたりとか、公道と公道の間を私道がつながっているとか、そういうところはぜひ要件を満たしたということで、設置をマルにしていただくような考え方で検討していただきたいと思います。  続きまして、村営住宅の絡みで、塩谷議員もいろいろおっしゃっていました、あるいは岩坂さんも言っていたのかな。私、実は具体的に2つあるんです。  1つは、去年の台風災害のときに、私の近所の方が「川が氾濫してもう住めなくなっちゃいました。すぐ移りたい。だけれども、村営住宅は、すぐ行ってもお風呂はないし、プロパンガスもない」ということで、結局民間の住宅に誘導、あるいは本人も努力して探しました。その次の事例ですけれども、火災が発生しました。七井土で2件発生しました。「住めない。すぐ次の日住むところが欲しい」ということです。  ここで、私、一番情報を持っている小高村長さんに電話をかけました。出ません。奥様に電話しました。「すぐ折り返し電話ください」と。次の日たっても、その次になっても電話、相当忙しかったんでしょう。これ以上聞きませんけれども、そういう意味で、奥さんを通じてどこかあいている住宅がないかなということで、問い合わせをしたことがありました。  そこで考えたんですよ。村営住宅をリフォームして修理して、プロパンガスとかお風呂も全部設置して、緊急避難的にすぐ入れる状況を確保しておく。私はそういうことが1つ、これからあっていいし、必要じゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 626 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君に対する当局の答弁を求めます。まちづくり課長。 627 ◯まちづくり課長【小高重博君】 ただいまの御質問にお答えします。  先ほど塩谷議員からの質問でお答えしましたとおり、現状維持に努めていくという考えですので、変わりはございません。 628 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 629 ◯6番【石井俊雄君】 ちょっと余りよく聞こえなかったんだけれども、そういう対応の仕方はしないということですかね。多分。 630 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 631 ◯まちづくり課長【小高重博君】 そのとおりでございます。 632 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 633 ◯6番【石井俊雄君】 私は対応すべきだと思っているんですけれども、見解が違うからしようがありません。  そこで、だったら民間のアパートとか空き家とか、そういうところを前もって確保する。緊急避難的にすぐ移動して住める条件をつくっておく。こういうことはどうなんですか。 634 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 635 ◯総務課長【田中喜宣君】 ただいまの御質問ですが、村としましてその民間施設を用意しておくという考えはございません。 636 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 637 ◯6番【石井俊雄君】 非常に寂しいですね。千葉県で唯一の村、「住んで良かった長生村」、そんな村をつくっていくためには具体的な条件整備が必要なんです。そういう考え方がないということでありますから、これはしようがありませんけれども、私は要望として、そういう考え方に立って、そういう準備をしておくことがこの村の魅力になっていくし、いろんな方々が村に、出ないで住み続ける条件になっていくかと思います。  もう1つ伺います。私、実は村営住宅の運営委員なんですよね。昨日塩谷さんが長野県の下條村のお話をしました。あそこに2回行ってきました。私、みのもんたか誰だったっけな。忘れちゃった。あそこに行きました。              (「一般質問」と呼ぶ者あり) 638 ◯6番【石井俊雄君】 議長、質問の保障を願います。 639 ◯議長【小倉利一君】 関連性があるのであればよろしいんですけれども、できるだけ一般会計の質問に戻ってください。 640 ◯6番【石井俊雄君】 質問の保障をお願いしたいと思います。  それで、村営住宅の運営委員会の中でも私、問題提起しているんですけれども、下條村に行って勉強してきませんかと提案しているんですよ。それがもう1年ぐらいたっていますので、まちづくり課が所管の担当でございますので、そこはどうなっているかということで、ちょっとお答えください。 641 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 642 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  議員がおっしゃっているのは村営住宅の貸付委員会のお話だと思うんですが、貸付委員会につきましては、村の村営住宅の貸し付けに関することについて審議する場ですので、今現在のところ、現状維持という形で受け入れをしていない状況でございますので、委員会の中でそういった視察等を予定するところではございません。 643 ◯議長【小倉利一君】 石井君に申し上げます。一般会計についての質疑をしてください。 644 ◯6番【石井俊雄君】 最後になります。先ほど関議員が質問をしていました104ページの件です。  一番上ですね。社会資本総合整備計画策定業務委託料500万円。何となく聞こえてくるんですけれども、駅の橋上化の設計が10年以上前にやったものともう条件が変わってくるからという話の中ですから、この500万円の中で概略設計とか、どのくらいでできるかとか、そういうのを頼む考え方とか、頼んでいるとか、どうなっていますでしょうか。お答えください。 645 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 646 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  先ほど関議員にお答えしたとおりでございます。現況の把握、そういったところから委託に持っていくというところですので、その概略設計というところではございません。 647 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 648 ◯6番【石井俊雄君】 どう聞こうかな。全く橋上の駅の工事費がどのくらいかかるとか、概算がどのくらいかかるというのは、もう今回のこの500万円の中には全く入っていないということですね。入っていないとすれば、新たに設計金額を頼むというか、業務委託するというのはいつごろになるんでしょうか。 649 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 650 ◯まちづくり課長【小高重博君】 先ほどお答えしましたとおり、前回の八積駅自由通路基本計画につきましては、駅の現状や駅の利用実績等を確認、現在の状況を確認するようなことになっております。その中で、今後の第2期事業の計画を立てていくというところから考えますと、やはり概算費というのは出さないことにはいけないかなというところではあります。  ただ、それが詳細の設計というわけではなくて、今現在の状況から判断してどの程度だという、あくまでも概算というような形になろうかなと思います。その中で、今後実際のその積み上げがいつごろになるかというところなんですけれども、これはその後の進捗状況によりまして変わってくるかなというところでございます。 651 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 652 ◯6番【石井俊雄君】 その概算がどのくらいになるかというのは、見通しとしては今年度中あるいは末という感じなんでしょうかね。今年度の予算に書いてあるわけだから。
    653 ◯議長【小倉利一君】 まちづくり課長。 654 ◯まちづくり課長【小高重博君】 お答えします。  2期事業の詳細につきましては、まだ議員の皆様にもお諮りしていない状況ですので、今どうのこうのということではございません。今回業務委託をしまして、現況の確認をさせていただいた中で、今後の村の考え方を議員の皆様にお示しして、計画を決めていきたいと考えております。  以上です。 655 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。他に質疑ございますか。5番塩谷君。 656 ◯5番【塩谷法道君】 147ページ以降なんですけれども、新たに初めて予算書の中に会計年度任用職という言葉が出てきております。この表で総括的なというようなことのようですけれども、全体としてどのような予算になっているか。つまり、今までいろんな、臨時とかいろんな名称で呼ばれておった職員が、一まとめに会計年度任用職員としてフルタイムあるいはパートタイムというような形で表記されると思うんですけれども、全体として予算的には幾らぐらい増加になっているか、概略はわかりますでしょうか。 657 ◯議長【小倉利一君】 総務課長。 658 ◯総務課長【田中喜宣君】 先にこのお話につきましては説明をさせていただいておりますが、これはその時点で概算900万円ということでお話をさせていただいたとおりでございまして、任用についてはその状況が変わっておりませんので、そのように御理解いただきたいと思います。 659 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。5番塩谷君。 660 ◯5番【塩谷法道君】 この会計年度任用職員のパートタイムと、それから、フルタイム。この他にも先ほどの産業医とか、あるいは特別の相談員みたいなものとか、そのようなものがまだ幾つかの種別が残っていると思うんですけれども、どんなものがあるんでしょうかね。それはどこに表記されているんでしょうか。 661 ◯議長【小倉利一君】 答弁できますか。  暫時休憩といたします。                午後3時19分 休憩                午後3時21分 再開 662 ◯議長【小倉利一君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  執行部、答弁をお願いいたします。総務課長。 663 ◯総務課長【田中喜宣君】 ただいまの件についてお答えをさせていただきますが、今回の会計年度任用職員以外の職につきましてはその他の特別職ということで、例規集でちょっと、ページで申し上げますと、例規集の483ページにその区分が載っております。農業委員会の会長などありますように、これは数で申し上げますと物すごい数がございますので、その中で御確認をいただければと思います。よろしくお願いします。 664 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。5番塩谷君。 665 ◯5番【塩谷法道君】 わかりました。それは後で調べます。要は、昨日も言いましたけれども、会計年度任用職員についてのこの村での扱いは、非常によい方向での扱いがされましたので、とりあえず一安心しています。 666 ◯議長【小倉利一君】 ここで皆さんに申し上げます。質疑については1回でできるようにまとめていただきますよう、よろしくお願いいたします。  他に質疑ございますでしょうか。14番中村君。 667 ◯14番【中村秀美君】 23項目ほどあったんですが、1点お伺いします。  現在のこの予算編成の段階ではなかった事象として、コロナウイルスによる経済の停滞等が、これは早目に収束すればいいんですけれども、今後の状況いかんによっては村税の収入がかなり影響を受けていくんだろうと思います。  そこで、財政当局としてこれが村税、特に法人住民税等にも影響があるんだろうと思いますけれども、国、県の交付金のところで、額までは正直わかりませんので、どんな影響が出てくると見込んでいるのか。まず、その辺をお伺いしたいと思います。 668 ◯議長【小倉利一君】 14番中村君の質疑に対する当局の答弁を求めます。企画財政課長。 669 ◯企画財政課長【木島正人君】 今現在、新型コロナウイルスの関係が深刻な問題となっておりまして、当然企業についても多大な影響を与えてくると考えております。  一番大きなものといたしましては、先ほど議員が言ったように法人住民税なのかなと考えておりますが、法人住民税、営業年度によりまして申告がなされてきますので、今後影響が出てくるのは6ヶ月後ぐらいからかなと考えているところです。  歳入でも影響が出てきますけれども、また、歳出についても今後多大なる影響が出てこようかと思いますので、それらにつきましては予備費、また、6月の補正等で対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 670 ◯議長【小倉利一君】 14番中村君。 671 ◯14番【中村秀美君】 そうすると、当然依存財源に頼ってくるわけですが、先ほど来議論にありますふるさと納税が、これは当初では約4億円を見込んでおりまして、令和元年度の最終補正と比べても非常に少なく見ているわけなんですけれども、これは恐らく、この種の寄附金というのは当初見込みより減ったというわけにはいかないので、確実に入ってくる金額ということで見ているんだろうと思いますけれども、この4億円の中で、例えば返礼品で、3割だから1億2,000万円、人件費、配送費で大体どのぐらいのコストがかかって、手取りが幾らぐらいですよと。一方で、本来村に納付されるべき住民税で、村民の方がふるさと納税を利用して外に出ていってしまうお金がどのくらいあるのかというようなことをやっぱり1回明らかにしておきませんと、いつも入る話ばっかりですので、ちょっとその辺、大ざっぱで結構ですから、御答弁できればお願いをいたします。 672 ◯議長【小倉利一君】 企画財政課長。 673 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、ちょっと私の記憶している中で答弁となってしまいまして、後で確実なものについては、正確なものについては答弁させていただきますが、まず、ふるさと納税の返礼品については、先ほど中村議員がおっしゃったように、3割以内ということで総務省の方で指示が出ております。  それから、返礼品以外で配送費であるとか広告費、それから、人件費等で5割を超えてはいけないというような形に今、なっておりますので、本村におきましても令和元年の6月以降については5割以内で抑えるような形で今、事業を進めているところでございます。  あと、逆に村から出ていくお金ということでございますが、これは私、記憶してる中で平成29年度決算ベースでは約300万円ほど、村から住民税が出ていったと記憶しております。平成30年度については、ちょっと申しわけございません。今、手持ちの資料がございませんので、後ほどお示しをさせていただきます。 674 ◯議長【小倉利一君】 よろしいですか。14番中村君。 675 ◯14番【中村秀美君】 わかりました。正確な数字は後ほどで結構ですので、お願いをいたします。  財政当局も認識していらっしゃるように、今後ちょっと厳しい状況が想定されますので、歳入歳出の動向を見ながら慎重に執行していただきますようにお願いを申し上げて、私の質疑を終わります。 676 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 677 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終結します。  討論に入ります。15番関君。 678 ◯15番【関 克也君】 私から反対討論をさせていただきます。  令和2年度の一般会計予算ということですが、まず、本予算案の前進面としては、村長の施政方針でも言っておられましたけれども、保健予防対策の充実で骨髄移植などを行ったドナーやドナーが勤務する事業所に対し新たに助成金を交付する、あるいは2つ目に、予防接種事業で骨髄移植等を受け免疫が消失した20歳未満の人に予防接種費用の助成を行う。金額は大きくはないんですけれども、新しい事業が入っているということ。また、3つ目には、中学3年生応援のインフルエンザ予防接種助成事業。これは対象者を中学生のいる世帯全員まで拡大して助成を実施する。あるいは4つ目、乳幼児教育の充実で、保育所専任講師による英語教室や運動教室の実施。これらは前進と言えると思います。  しかし、私どもが提出しました新年度の予算要望書で要求しましたように、緊急の課題として今やはり求められているのは、地球温暖化対策を強めること、大型建設事業を抑制して災害対策を優先に行うことなどです。災害対策で今やるべきことは、重点で実施すべき事業がたくさんあります。道路排水整備事業の充実、先ほど幾つか論議ありました公営住宅、村営住宅の充実、住宅リフォーム助成金の充実、学校給食の各学校での自校方式の確立や給食施設の整備、また、小中学校体育館へのエアコンの設置などであります。これらは行われていないか不十分なままであります。  そして、新年度一般会計、今回予算案で着手されるのは、村長施政方針で述べられたように、八積駅周辺環境整備事業の2期事業の計画策定に着手するという、いわば不要不急の大型建設事業推進という点があり、これは問題点として指摘しなければなりません。以上から求められる災害対策、また、公共交通の充実など、村民が求めている健康や安全、福祉の分野の充実が極めて不十分であるため、本予算案に反対を表明し、討論といたします。  以上です。 679 ◯議長【小倉利一君】 次に賛成討論を許します。12番阿井君。 680 ◯12番【阿井市郎君】 ただいま上程されました議案第19号 令和2年度一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。  政府の発表では「輸出を中心に弱さが長引いているものの、景気は緩やかに回復している。また、雇用・所得環境の改善が続いている」と言っておりますが、地方ではまだまだ厳しい財政状況にあります。そのような中で、令和2年度は第5次総合計画・後期基本計画の最終年度を迎えており、各分野においても目標に向けた施策や総合戦略の基本目標を踏まえて、人口減少の進行をできるだけ抑え、併せて地域の活性化を創出することが必要です。  それらを踏まえて編成された、前年度比17.2%増の68億1,100万円となった一般会計であります。福祉関係では各種検診事業のさらなる充実により、健康増進と健康寿命の延伸、高齢者、障がい者、いわゆる交通弱者などへの外出支援サービス、福祉タクシーの充実に加え、新たに認知症の新しい知識と予防等の実践塾を開催し、認知症ゼロを目指す取り組みが見られています。子育て・教育関係では妊娠期から子育て期に係る心配事や悩み事の相談を保健師が受け、関係機関との調整を行うワンストップサービスを子育て包括支援センターでの実施、学校教育では国際化教育のさらなる推進と、グローバルな人材育成などが引き続き進められております。  また、幼児教育では魅力ある保育所づくりのために、保育所での専任講師による英語教室と運動教室を新たに取り組むなど、総合的な人材育成が図られています。依然として厳しい農業情勢の中で、担い手育成、生産コストの抑制策を、生産基盤の整備計画なども取り組まれております。  また、生活環境整備では、道路、排水整備など、計画的に整備すべく予算が計上されております。そして、八積駅周辺環境整備事業では、八積駅利用者の利便性、快適性、安全性などの交通環境の改善への事業着手、老朽化した中央公民館の建てかえとして、仮称交流センター建設着手など、住民の福祉向上と安全・安心な村づくりなど、住民の期待に十分応えられるバランスのとれた予算であり、効率的かつ効果的な行政運営に欠くことのできない一般会計予算が編成されています。  したがって、令和2年度一般会計予算は議員各位の御理解、御賛同を賜りたく、賛成討論といたします。 681 ◯議長【小倉利一君】 他に討論ありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 682 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。  採決をします。議案第19号 令和2年度長生村一般会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 683 ◯議長【小倉利一君】 挙手多数。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 684 ◯議長【小倉利一君】 議案第20号 令和2年度長生村国民健康保険特別会計予算について質疑を行います。15番関君。 685 ◯15番【関 克也君】 私の方から、簡単に2点ばかり質疑をさせていただきます。  6ページに歳入で国民健康保険税、収入ですが、合計で3億657万3,000円という歳入であります。当初予算で国民健康保険税の税率は据え置きで見込んでいるのか、それとも、均等割額の一定の引き下げなどの、一定の税率軽減も含まれているのかどうか。税率についてどういう試算で考えているのか、まず、答弁をお願いします。 686 ◯議長【小倉利一君】 15番関君の質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。 687 ◯住民課長【斉藤加代子君】 お答えいたします。  税率につきましては据え置きでございますので、議員のおっしゃるとおりでございます。また、均等割額などの軽減は行っておりませんので、そちらも含まれてはおりません。  以上です。 688 ◯議長【小倉利一君】 15番関君。 689 ◯15番【関 克也君】 税率は据え置きで試算しているということでありました。  9ページの一般会計繰入金、これはたくさん、5項目ほどの繰入金が書かれておりますけれども、この中身は全て法定繰入だと思うんですが、一般会計繰入金の中に法定外の繰入金が幾ばくか組まれているのかどうか、あるいは1円も組まれていないということなのか、確認のため答弁をお願いします。 690 ◯議長【小倉利一君】 住民課長。 691 ◯住民課長【斉藤加代子君】 法定外繰り入れは1円も組み込まれてはおりません。  以上です。 692 ◯議長【小倉利一君】 他に質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 693 ◯議長【小倉利一君】 質疑がないようですので、質疑を終結します。  討論に入ります。15番関君。反対討論です。 694 ◯15番【関 克也君】 反対討論を短くさせていただきます。  国民健康保険特別会計の新年度の予算ということになりますが、国保は社会保障制度でありますから、これを社会保障として機能させるためには、国の責任で国保への1兆円の公費投入を行い、思い切って国保税を減税する必要があります。村民にとって払い切れない高い国保税を軽減するために、少なくとも村が一般会計からの法定外繰入金を行う必要がありますが、本予算ではこの法定外繰入金が1円も組まれておりません。  さらに、税率ですが、地方消費税交付金の増額分、つまり、消費税増税による増額分を活用した、少なくとも18歳以下の子どもの均等割の軽減を実施すべきだと考えます。しかし、それも行われておりません。  以上から、住民の福祉を保持する地方自治体の本来の役割の発揮を求め、令和2年度国保特別会計予算案に反対を表明し、討論といたします。 695 ◯議長【小倉利一君】 次に、賛成討論を許します。8番井下田君。 696 ◯8番【井下田政美君】 ただいま上程されました議案第20号 令和2年度長生村国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  国民健康保険は、健康的な生活を続けられる上での最小限の保障として、いつでもどこでも安心して医療を受けられる制度です。今後も加入者の高齢化や医療技術の高度化などにより医療費のさらなる増加が見込まれ、その一方では無職者、主に年金受給者の割合が増加しており、保険税収入の確保が一段と厳しくなっております。このような状況のもと、県に納める納付金の財源である保険税の収納不足分を基金から繰り入れにより対応し、被保険者数が減少していく中、1人当たりの利用費は増加傾向にありますので、これからの社会保障制度を維持していくためにも、十分説得力のある予算と考えるところであります。  国保の課題であります医療費削減を図るため、特定健康診査等の保健事業を充実させ、被保険者の健康づくりを推進し、被保険者の負担増抑制につながる取り組みを強く期待し、保険税の収納率向上にさらなる御努力をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 697 ◯議長【小倉利一君】 他に討論ありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 698 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。  採決をします。議案第20号 令和2年度長生村国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 699 ◯議長【小倉利一君】 挙手多数。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 700 ◯議長【小倉利一君】 議案第21号 令和2年度長生村公共下水道事業特別会計予算について質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 701 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 702 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第21号 令和2年度長生村公共下水道事業特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
                    (賛成者挙手) 703 ◯議長【小倉利一君】 挙手多数。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 704 ◯議長【小倉利一君】 議案第22号 令和2年度長生村介護保険特別会計予算について質疑を行います。6番石井君。 705 ◯6番【石井俊雄君】 今年1月4日に、東京新聞だと思いますけれども、医療費2割線引き攻防、社会保障75歳以上負担、与党反発を懸念、いろいろ書いてあるんですけれども、安倍総理は、今1割負担の人を、一定の所得以上の人を2割に引き上げていく。そういうことを新聞の中でいろいろ書いてありました。  心配がちょっとあったので、その中に、窓口負担を、さっき言ったけれども1割から2割に負担する。そして、2020年度の6月までに一定の所得の線引きを決定する。2022年度初めまでに新制度を実施と書いている。 706 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君に申し上げます。 707 ◯6番【石井俊雄君】 もうすぐ終わります。 708 ◯議長【小倉利一君】 会計予算から離れていますので。 709 ◯6番【石井俊雄君】 いや、離れていません。これは。 710 ◯議長【小倉利一君】 質問事項を明記してください。明確にしてください。 711 ◯6番【石井俊雄君】 離れていません。  こういう情報が来ているんですけれども、事務方、役場の方に後期広域連合からの通知がどう情報が来ているのかということで、情報がありましたら教えていただきたいと思います。 712 ◯議長【小倉利一君】 石井君に申し上げます。今審議しているのは、長生村介護保険特別会計予算でございますので。 713 ◯6番【石井俊雄君】 済みません。おわびを申し上げます。 714 ◯議長【小倉利一君】 よく注意してください。 715 ◯6番【石井俊雄君】 申しわけない。済みません。 716 ◯議長【小倉利一君】 他、質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 717 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 718 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。議案第22号 令和2年度長生村介護保険特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 719 ◯議長【小倉利一君】 挙手多数。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 720 ◯議長【小倉利一君】 議案第23号 令和2年度長生村後期高齢者医療特別会計予算について質疑を行います。質疑です。間違いないですか。6番石井君。 721 ◯6番【石井俊雄君】 後期高齢者医療制度のところで間違いないよね。いいんだよね。済みません。先ほど言いましたから、あとは少し言いますけれども、こういう新聞の情報が出ましたので、すごく心配をしています。1割負担の人が窓口で2割払わなきゃいけないというようになっちゃうのかなというのがありますので、その辺がどう後期広域連合から通知あるいは情報、そういうのが来ているのかどうかについて教えてください。 722 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君の質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。 723 ◯住民課長【斉藤加代子君】 お答えいたします。  広域連合からの正式な通知はございません。  以上です。 724 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君。 725 ◯6番【石井俊雄君】 正式な通知がなくても関連的なものとか何か関連性があるような情報がもし来ていれば、ちょっとでもいいから教えていただきたいと思います。 726 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君に申し上げます。後期高齢者については、初日に議員であります木嶋氏の方から報告がなされておりますし、参考資料も置いてございます。それらにお目を通してからの質問となりますか。どうでしょうか。ただ漠然としたことで質問。6番石井君。 727 ◯6番【石井俊雄君】 今の私の言葉に対して、もし答えてくださることがあればいただきます。なかったら別にいいですけれども。 728 ◯議長【小倉利一君】 ないということですので、それ以上のことは私はないと思いますけれども、それでも何か。石井君。 729 ◯6番【石井俊雄君】 続きます。2点目です。  令和2年度の後期高齢者医療制度の保険料についてお聞きしたいと思います。均等割額、増減、所得割率、増減ポイント、平均保険料、軽減率、限度額などの変化がどうなっているのか、ありましたら教えてください。 730 ◯議長【小倉利一君】 一遍で大丈夫ですか。住民課長。 731 ◯住民課長【斉藤加代子君】 お答えいたします。  令和2年度の保険料ですが、まず、均等割額は4万3,400円。現行では4万1,000円でしたので、2,400円の増額です。所得割率は8.39%。現行では7.89%ですので、0.5%アップとなります。賦課限度額につきましては、62万円から64万円と増額になります。  順番どおりではないんですが、村の平均保険料ですが、1人当たり令和2年度で試算しますと5万7,804円となります。令和元年度では4万9,935円でしたので増額となります。  また、軽減率ということなんですけれども、均等割の2割、5割軽減の対象となる所得基準額が引き上げられます。2割軽減の基準につきましては、国保も同様の引き上げがあるんですけれども、被保険者数に乗ずる金額51万円が52万円に引き上げられます。5割軽減の基準につきましては、28万円から28万5,000円に引き上げられます。  軽減率とおっしゃられたのですが、具体的な増減率につきましては世帯数、また、年金収入と所得の内容に、金額によって異なりますので、ここでは割愛させていただきたいと思います。  以上です。 732 ◯議長【小倉利一君】 6番石井君、よろしいですか。他に質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 733 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて質疑を終了いたします。  討論に入ります。6番石井君。 734 ◯6番【石井俊雄君】 後期高齢者医療制度、令和2年度の予算案に反対の立場で討論を行います。  後期高齢者医療制度は2008年に老人保健制度を廃止し導入されました。75歳以上になると、それまで加入していた国保や組合保険から切り離し、強制加入となります。後期高齢者だけを被保険者とする独立した制度であります。そして、扶養からも外されます。最大の問題は、医療費が増えれば保険料が自動的に値上げされる仕組みです。また、後期高齢者医療制度は窓口負担を1割、各医療保険者からの支援金が4割、他の5割は国が25%、調整交付金が8%、都道府県と市町村が各8%の定率の負担で運営しています。  こうした高齢者のみ被保険者とする独立の医療保険制度は世界に類を見ないと鹿児島大学の伊藤周平教授は言っております。  問題点を幾つか申し上げます。  1、後期高齢者医療制度は県広域連合で保険料が決められてしまうということです。つまり、長生村独自で保険料を決めることはできない仕組みになっています。  2つ目、均等割、所得割なども県広域連合で引き上げが提案され、決められています。  3つ目、村議会からは1人の議員が選出をされています。被保険者や住民からは遠く離れて見えにくい仕組みであります。  4つ目、老人保健とは違い、歳入の1割を被保険者から徴収する制度となっています。収入の少ないお年寄りを大事にしていません。  5、所得と関係しない不平等な均等割で金額を設定しております。先ほどの質問でも明らかになりましたけれども、令和2年度は均等割が2,400円、所得割が0.5%、限度額は2万円。平均保険料も、ちょっと計算したら1万円弱ですけれども、何か上がるというようになって説明がありました。  窓口負担も1割医者に払っています。年金も減らされ、高齢者にはつらい制度となっております。安倍首相は昨年の12月19日に全世代型社会保障検討会議の中で、75歳以上の医療費の負担増を明言しています。先行き、窓口負担1割を2割に持っていく話も出ています。世界的に見れば本当に、もう1回言いますけれども、お年寄りをいじめる後期高齢者医療制度は、世界に類を見ないものであります。  公費負担5割のうち、国の持ち分が現在、25%であります。これを増やして引き上げをしないように持っていくことが大事だなと思っています。  それから、もう1つ、東京の方でちょっと私、情報をとってきたんですけれども、どこか行っちゃったな。済みません、東京のある町の話でございます。窓口負担、1割払っていますね。所得の高い人は3割ですけれども、これを自治体が補助するんです。そういう形でやっているところもありました。だから、そういうところも参考にしながら、「住んで良かった長生村」、これを名実ともに、これからつくっていこうではありませんか。小高村長はよろしくお願いします。  以上です。 735 ◯議長【小倉利一君】 次に、賛成討論を許します。  4番木嶋君。 736 ◯4番【木嶋晴一君】 ただいま上程されました議案第23号 令和2年度長生村後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  後期高齢者医療制度は、高齢者の医療を支えるため平成20年4月に始まり、現在では制度は広く定着し、安定して運営されております。千葉県では、千葉県後期高齢者医療広域連合が保険者の役割を果たし、市町村と事務を分担しながら運営を行っております。  本特別会計のうち95.1%の1億7,164万7,000円は広域連合への納付金でございます。被保険者から納めていただいた保険料や軽減措置による減税分を補てんする保険基盤安定負担金、また、事務費等として納められております後期高齢者医療制度の保険料率は、広域連合において2年ごとに見直すとされています。  令和2年、令和3年度の保険料率は2年に一度の改定期であるということ、後期高齢者負担率が引き上げられたこと、1人当たりの医療給付費の増加が見込まれたことなどから増額となっておりますが、低所得者への保険料の軽減措置が講じられており、被保険者に対する一定の配慮もなされております。  本村における75歳以上の後期高齢者も、2月末現在で2,387人と徐々に増加している状況であります。新年度も広域連合との連携をもとに、健全な財政運営や事業運営が行われ、本制度が安定した制度となるよう望みまして、私の賛成討論とさせていただきます。 737 ◯議長【小倉利一君】 他に討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 738 ◯議長【小倉利一君】 ないようでしたら、これにて討論を終結します。  採決をします。議案第23号 令和2年度長生村後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 739 ◯議長【小倉利一君】 挙手多数。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。      ───────────────────────────── 740 ◯議長【小倉利一君】 日程第20、発議案第2号 千葉外房有料道路の茂原区間の料金の早期無料化に関する意見書の提出についてを議題とします。  提案者の提案理由の説明を求めます。12番阿井君。              [12番 阿井市郎君 登壇] 741 ◯12番【阿井市郎君】 それでは、千葉外房有料道路の茂原区間の料金の早期無料化に関する意見書の提出について、提案理由を申し上げます。  千葉外房有料道路は、東京・千葉方面と外房方面を連絡する主要地方道路千葉大網線の慢性的な交通渋滞緩和のために建設された道路であります。圏央道の開通によりその役割は変化しつつあるものの、今でも東京・千葉方面から長生郡市を中心とする外房地域を訪れる多くの方々に利用されています。  ついては、今後の地域活性化や観光振興などのさらなる利用促進を図る上で大変重要な道路であることから、茂原区間の料金の早期無料化を要望するものであります。  そのため、意見書を地方自治法第99条の規定により提案するものであります。よろしく御審議いただきます。 742 ◯議長【小倉利一君】 御苦労さまでした。提案理由の説明が終わりました。  これより質疑を行います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 743 ◯議長【小倉利一君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 744 ◯議長【小倉利一君】 討論なしと認めます。  採決をします。発議案第2号 千葉外房有料道路の茂原区間の料金の早期無料化に関する意見書の提出について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 745 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書は関係機関に送付いたします。      ───────────────────────────── 746 ◯議長【小倉利一君】 日程第21、発議案第3号 再生土による埋め立て及び資材置場建設に関する意見書の提出について、議題とします。  お諮りします。本発議案は3月3日採択された請願に伴う意見書でありますので、質疑、討論を省略し直ちに採決したいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    747 ◯議長【小倉利一君】 御異議なしと認めます。よって、採決します。  発議案第3号 再生土による埋め立て及び資材置場建設に関する意見書の提出について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 748 ◯議長【小倉利一君】 挙手全員。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書は関係機関に送付いたします。      ───────────────────────────── 749 ◯議長【小倉利一君】 本定例会の会議に付された案件の審議は全て終了しました。  なお、会議録の作成に際し、会議規則第44条により、字句、数字等の整理については議長に委任されたく、御了承ください。  以上をもちまして、令和2年長生村議会定例会3月会議を終了いたします。御苦労さまでした。                午後4時01分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 議 会 議 長 署 名 議 員 署 名 議 員 このサイトの全ての著作権は長生村議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) CHOSEI VILLAGE ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....