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  1. 長生村議会 2019-03-01
    平成31年定例会3月会議(第1日) 本文


    取得元: 長生村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-29
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1 ◯議長【矢部眞男君】 皆様、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、これから平成31年長生村議会定例会3月会議を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。      ───────────────────────────── 2 ◯議長【矢部眞男君】 本定例会の議事日程及び議案等説明のため出席を求めた職員等は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、御了承願います。      ───────────────────────────── 3 ◯議長【矢部眞男君】 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  11番小倉君、12番阿井君の両名を指名します。両名には本3月会議の会議録署名議員をお願いいたします。      ───────────────────────────── 4 ◯議長【矢部眞男君】 日程第2、会議日程の決定についてを議題とします。  本件につきましては、議会運営委員会委員長の報告を求めます。東間議会運営委員会委員長。          [議会運営委員会委員長 東間永次君 登壇] 5 ◯議会運営委員会委員長【東間永次君】 皆様、おはようございます。  ただいま議長のお許しがありましたので、平成31年長生村議会定例会3月会議に関する件について、さきに議会運営委員会を開催し、協議決定した内容について御報告を申し上げます。  まず、会議日程の件でございますが、議案15件、請願審査報告1件、請願1件、一般質問の通告者は5名です。  これらの内容を検討した結果、本日5日から8日の4日間とすることが妥当と決しました。  議事の進め方については、日程第3、諸般の報告を行います。まず、例月出納検査の報告を行い、次に、不肖私の全国町村議会議長会自治功労表彰の伝達を行います。日程第4、村長施政方針。日程第5、議案第4号から日程第19、議案第18号までは順次提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決を留保します。日程第20、請願の審査報告については総務経済常任委員会委員長からの報告後、質疑、討論、採決を行います。日程第21、請願第1号については紹介議員の説明後、質疑、討論、採決を行います。ここまでを初日に行います。  2日目、6日は一般質問を通告順に3名行い、散会とします。  3日目、7日は一般質問を通告順に2名行い、散会とします。  最終日、8日は日程第1、議案第4号から日程第15、議案第18号まで、おのおの質疑、討論、採決を行います。
     以上、よろしく御協力のほどお願い申し上げまして、議会運営委員会からの報告といたします。  以上です。 6 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  お諮りします。ただいま議会運営委員会委員長から委員会の決定事項について報告がありましたが、議会運営委員会の意思を尊重しまして、本定例会の会議日程は本日5日から8日までの4日間としたいと存じますが、これに異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、本日5日から8日までの4日間に決定しました。      ───────────────────────────── 8 ◯議長【矢部眞男君】 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、地方自治法第235条の2に関する例月出納検査、平成30年11月から平成31年1月分までは、別紙報告書のとおりでありますので報告します。  次に、去る2月6日に開催された全国町村議会議長会定期総会におきまして、本村議会議員の東間永次氏が自治功労表彰を受けられました。ここで表彰状の伝達式を行います。東間議員、演台前にお進み願います。 9 ◯議会事務局長【矢部裕明君】 表彰状。千葉県長生村、東間永次殿。あなたは町村議会議員として長年にわたり地域の振興発展及び住民福祉の向上に尽くされた功績はまことに顕著であります。よって、ここにこれを表彰します。平成31年2月6日。全国町村議会議長会会長、櫻井正人。 10 ◯議長【矢部眞男君】 以上で、伝達式を終了します。      ───────────────────────────── 11 ◯議長【矢部眞男君】 日程第4、村長の施政方針をお願いします。小高村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 12 ◯村長【小高陽一君】 改めて、おはようございます。  ただいま、議長のお許しをいただきましたので、開会に当たりまして、御挨拶と平成31年度の施政方針を述べさせていただきます。  まず、その前に、ただいま東間議員が全国町村議会議長会より、長年の功績が認められ表彰されました。これは本村においてもまことに名誉であります。まことにおめでとうございます。今後も変わらぬ御活躍をお祈りいたします。  それでは、本日ここに、平成31年長生村議会定例会3月会議の開会をお願いしましたところ、議員の皆様には大変御多用にもかかわらず御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  また、議員各位並びに住民の皆様方には、常日ごろより村政運営に当たり、温かい御支援と御協力をいただき、おかげさまをもちまして、平成30年度に計画いたしました各種事業も順調に進展いたしておりますことに対し、衷心より感謝申し上げる次第でございます。  さて、我が国の経済状況は、内閣府が公表しました月例経済報告によりますと、「景気は緩やかに回復している」とし、先行きにつきましては、「雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復が続くことが期待される」と指摘しております。  また、希望出生率1.8、介護離職ゼロの実現を目指すとともに、少子高齢化という最大の壁に立ち向かい、各種施策の推進により、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる1億総活躍社会の実現を目指すとしています。  次に、地方財政の状況は、「経済財政運営と改革の基本方針2018」等を踏まえ、地方団体が幼児教育の無償化、待機児童の解消等の人づくり革命の実現に向けた取り組みを進めるとともに、地域の実情に応じ、自主性、主体性を最大限発揮して地方創生を推進することができるよう、安定的な税財政基盤の確保と新経済財政再生計画を踏まえ、国の取り組みと基調を合わせて歳出の重点化・効率化に取り組むとともに、まち・ひと・しごと創生事業費を含め、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源の総額について、平成30年度地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしております。  そうした背景のもと、本日からの本会議におきましても、平成31年度長生村一般会計予算案及び4特別会計予算案をはじめ、諸議案の御審議をお願いいたします。いずれも村政運営上、欠くことのできない重要な案件でございますので、よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げます。  それでは、御審議に先立ちまして、村政運営の方針並びに予算の概要について御説明をいたします。  平成31年度は、第5次長生村総合計画後期基本計画の期間の終盤を迎えることから、事業の進捗状況を確認した上で、各分野において目標達成に向けた施策や、長生村総合戦略の基本目標を踏まえて、人口減少の進行をできるだけ抑え、併せて地域の活性化を創出してまいります。夢がある、生きがいを感じる、住んでよかった長生村と思える村づくりに向け、施策の完遂を目指すところであります。  初めに、一般会計予算案ですが、前年度比8.2%の増、歳入歳出それぞれ58億1,300万円を計上させていただきました。  まず歳入ですが、村民税は、個人所得の増加により増収を見込み、固定資産税は、村内事業所の設備投資による償却資産が増加したため増収となりました。軽自動車税は順調に推移しており、微増を見込んでおり、村税全体としては6,400万円の増収といたしました。  また、各種交付金については、国、県の財政情報から1,767万5,000円の増収を見込み、地方交付税については、前年度比2,800万円の増、臨時財政対策債については、前年度比4,000万円の減で計上いたしました。  しかしながら、歳出額の増加に対し、各種目的基金からの繰り入れを実施しても歳入額が届かず、平成31年度においても財政調整基金を取り崩し、予算編成を行いました。  次に歳出ですが、平成31年度の主要施策等を、新規並びに拡充事業を中心に、第5次長生村総合計画後期基本計画の施策体系に沿って御説明申し上げます。  初めに、「ふれあいでやさしさつなぐ心豊かな健康村づくり」について申し上げます。  まず、各種検診事業について、疾病の早期発見・早期治療につなげ、重症化予防に努めてまいります。先駆的な検査として、胃がん検診のピロリ菌検査及び子宮頸がん検診のHPV検査を継続し、また受診機会の少ない30代を対象に、特定健康診査に準じた健康診査を実施し、健康増進、健康寿命の延伸を図ってまいります。  増加している生活習慣病の予防対策として、平成30年度事業において作成したウオーキングマップを活用し、引き続きウオーキング事業を推奨してまいります。効果的な歩き方の講義や実技指導を通じて、住民の生活の質の向上と、医療費、介護給付費の抑制にもつなげてまいります。  予防接種事業ですが、乳幼児から高齢者の定期接種に加え、乳幼児のおたふくかぜとロタウイルス、中学3年生にインフルエンザの任意接種へ助成を行い、感染症の蔓延予防を図ってまいります。  村の出生率の減少に歯どめをかけるため、母子保健事業では、不妊治療助成事業妊婦健康診査助成事業を継続して行い、経済的負担を軽減し、安心して出産できる環境を整備してまいります。  子育てに伴う経済的負担の軽減に向けた支援については、高校3年生までの子ども医療費助成事業の他、子育て支援事業として、3歳未満のお子様を持つ家庭へのごみ袋の配付や、新生児に対する用品等の購入に対して助成してまいります。  次に、子育てと仕事の両立ができる保育環境の整備を図るため、小学校3年生までの病児保育事業、保育所での一時保育事業や、小学生の一時保育を含めた学童保育事業を継続し、保育環境の充実に努めてまいります。  高齢者・障がい者支援については、交通弱者の社会活動を支援するための外出支援サービス事業福祉タクシー事業を引き続き実施してまいります。  今後も皆様が地域社会で安心した生活が送れるよう、個々に対応した支援の充実を推進してまいります。  次に、「豊かなこころを育てる村づくり」について申し上げます。  初めに、学校教育関係については、保育所から中学校までの縦の連携と、保育所・学校・家庭・地域との横の連携により、社会の変化に対応できる子どもを育てることを、かねてより目標に掲げております。  平成31年度からは、住民の利便性向上を図るため、現在の学校教育課から子ども教育課に名称を変更し、子どもに対する業務を統合するとともに、小中学校関係の窓口を保健センターに移します。これにより、これまでの健康相談や指導も合わせてワンストップサービスとなり、妊娠期から保育所、小学校、中学校と切れ目のない子育ての支援、連携の強化に努めてまいります。  教育環境の整備については、2020年度のプログラミング教育の必修化を前に、児童生徒がスムーズに移行できるよう、先行してソフトウエアなどの教材の整備を進めてまいります。  また、施設については、高根小学校のトイレ洋式化改修工事や、一松小学校のランチルーム屋根防水工事を実施してまいります。  長生っ子キャリアアップ推進事業については、これまで実施しておりました小中学校の英語検定の検定料助成に加え、漢字検定と数学検定も助成対象とし、児童及び生徒のさらなる学習意欲の向上を目指してまいります。  平和教育事業の一環として、平成30年度から中学生を対象に実施いたしました広島平和記念式典への派遣を継続し、被爆者との交流や原爆資料館などの見学を通して、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを認識し、継承する人材育成を図ってまいります。  また、国際化教育の推進、グローバルな人材育成としてALT、外国語指導助手の各保育所、小中学校への配置、オーストラリアへの中学生海外派遣を引き続き実施してまいります。  中央公民館の老朽化対策として、平成30年度から進めてまいりました(仮称)交流センター建設事業につきましては、八積駅北口エリアの交流拠点として、平成31年度から2ヶ年にわたって建設してまいります。  生涯スポーツでは、いつでも、どこでも、誰でもの理念のもと、身近にスポーツを楽しみ、健康維持、増進、世代間交流が図れるよう、ながいきむらスポレク祭を継続してまいります。  村の発展の原動力は人であり、人づくりは教育が担っております。教育について、家庭・学校・地域の協力体制を確立し、共通の認識に立って力強い教育を推進するため、一歩先を行く教育を目指してまいります。  次に、「自然と共生する夢ある理想の村づくり」について申し上げます。  初めに、海岸の保全です。皆様御存じのとおり、ここ数年、潮流の変化や高潮等の自然災害により、海岸線の浸食が激しくなっております。そこで、早急な対策が必要なことから、平成28年度から千葉県により護岸整備が行われております。引き続き浸食防止、海岸保全策を関係機関に強く要望してまいります。  ごみ対策については、ごみを捨てられないきれいな環境づくりを目指して、自治会を初め、各種団体の方々による清掃活動や花の植栽により、引き続き村全域で地域環境美化に努めてまいります。  生活道路の整備については、緊急性・有効性を踏まえて、通学路を中心とした道路改良事業道路排水整備工事を実施し、住みやすい地域づくりのため、計画的に整備してまいります。  下水道等の普及促進事業については、公共下水道の普及と加入促進に加え、合併処理浄化槽設置への助成制度を活用していただき、水質保全に努め、清潔で住みよい住環境づくりをさらに推進してまいります。  また、有害鳥獣対策ですが、国の交付金を活用して、被害の未然防止、拡大防止のため、対策を図ってまいります。  防災事業については、地域の防災力の向上を図る自主防災組織の設立と、防災士の育成に対しましても引き続き支援・助成を行い、推進してまいります。  防犯対策については、防犯パトロール車、いわゆる青パトを小中学校に配置し、PTAや防犯指導員の御協力を得てパトロールを実施しております。犯罪抑止効果を発生させることで犯罪を未然に防ぎ、子ども達の安全安心を確保するように努めてまいります。  住環境につきましては、空き家が問題となっておりますが、適正管理及び移住・定住促進のため、有効活用に向けた検討を行ってまいります。  また、地震発生時にブロック塀等の倒壊による被害から通行人の生命や身体を守るとともに、住民の避難行動や救助活動を妨げるおそれのある危険ブロック塀等の除去費用の一部を助成してまいります。  次に、「協働で産業を育てる村づくり」について申し上げます。  農業を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化や農家後継者不足と、農産物価格の低迷などにより耕作放棄地が拡大するなど厳しい状況にある中、農業が魅力ある産業として定着するためには、農業経営基盤の安定化や担い手の確保及び新規就農による農業者の確保などが課題となっております。  地域農業の将来計画として策定された「人・農地プラン」に沿って、農業振興施策、担い手の育成及び生産コスト削減施策を着実に実施してまいります。  一松地区で実施されております県営湛水防除事業については、計画の遅れが生じておりましたが、平成30年度より事業の進捗が加速してまいりました。一松地区の防災・減災にも大きく寄与される事業であることから、これからも国、県に対して早期完了を目指した要望活動をしてまいります。  また、排水不良となっております一松地区の生産基盤整備のための事業化に向けて、引き続き基盤再整備の計画策定に取り組んでまいります。  農業委員会では、農業委員と農地利用最適化推進委員にそれぞれ役割分担し、農地の利用集積、集約化を推進し、遊休農地の発生防止、解消に努めてまいります。  生産調整推進事業については、米の価格の安定を目的として、飼料用米への転作による米の生産調整を促進するため、補助率を県の補助基準と同程度に引き上げ、農業者を支援してまいります。  農業生産性向上策として、長生村農業機械導入支援事業を実施し、個人による過剰投資を抑制し、個人経営体から組織化への誘導を図り、農業経営の体質強化を目指してまいります。  商工業・産業の誘致については、さらに情報収集に努め、新規企業の立地及び既存企業の事業規模の拡大の促進を図るため、施設の新設や増設などについて、長生村企業立地条例に基づく奨励金を交付してまいります。そして、健全な商業活動を維持するための支援として、中小企業設備改善資金に対する利子補給事業を引き続き行ってまいります。  次に、観光については、村の貴重な観光資源である一松海岸における海水浴場の開設と、海水浴客のさらなる安全を確保し、また、尼ヶ台総合公園を生かしながら、観光協会と連携を図りつつ、通年観光による来遊者の増加を目指してまいります。  陸地観光の推進としまして、八積駅と尼ヶ台総合公園を拠点としたサイクリングコースウオーキングコースを兼ね備えて作成したマップも活用していただき、長生村の魅力を探訪していただきたいと考えております。  また、アイガモ農法によるお米や、ながいきそばの2つのオーナーズクラブなど、関係団体の協力を得て、体験農業を通した観光農業を引き続き展開し、交流人口の増加を図り、観光と農業の連携による地域の活性化に努めてまいります。  大変御好評いただいております「ながいきフェスタ」、同時開催となった産業まつりとC1グランプリですが、会場を尼ヶ台総合公園に移して2年目となり、にぎわいと地域住民の交流が一層深まり、前年度にも増して多くの来場者をお迎えすることができました。引き続き村の産業に理解を深めてもらい、村のファンづくりにつなげてまいりたいと考えております。  都市整備につきましては、八積駅周辺まちづくり基本計画に基づき、八積駅周辺環境整備事業を実施してまいります。八積駅周辺と駅利用者の利便性・快適性・安全性など交通環境の改善を図るとともに、駅周辺のさまざまな生活機能、利便施設の整備と立地促進、公共施設等の都市施設の集約化、八積駅の交通結節機能強化に取り組み、村の顔にふさわしい街並みづくりと、楽しく利便性の高い拠点づくりを図り、歩いて行ける距離で暮らせるコンパクトなまちづくりを推進していきます。事業計画の2年目となる平成31年度は、散策・休憩広場の設置の他、計画地区内道路、南口駅前広場の整備に係る実施設計などを行ってまいります。  また、地籍調査事業は10年計画の6年目に入ります。改めて住民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。  次に、「構想の推進」について申し上げます。  職員は、行政サービスの提供者として、「おもてなしの心があふれる確かな接遇」をスローガンに、一人一人が役場の顔として住民の皆様と応対することを常に意識し、親身になって聞くことにより、心も満足される接遇を目指してまいります。  また、情報施策では、行政情報や地域のさまざまな情報発信を広報誌やホームページを活用し積極的に行っていくとともに、正確にわかりやすく伝えるよう、適宜改善してまいります。  村税の納付については、住民の利便性向上のため、引き続きコンビニエンスストアでの収納事業を行ってまいります。  ふるさと納税については、引き続き民間のポータルサイトを活用し、寄付者の利便性の向上を図るとともに、長生村の名前を全国に広め、寄付額の増加を目指してまいります。  以上、村政運営に当たっての所信の一端と主要施策について申し上げました。  今後も、聞く耳と見通す目を大事にし、住民皆様の意見を積極的に聞き、住民視点に立った効率的かつ効果的な行政サービスの提供に努めてまいります。  続いて、特別会計について申し上げます。  まず、国民健康保険特別会計について御説明いたします。  国民健康保険制度改正により、平成30年度から、千葉県が財政運営の責任主体となりました。村は、資格管理、保険給付の決定、保険税の賦課・徴収、保健事業等を引き続き行ってまいります。  保険税については、被保険者の減少、収納状況、国保事業費納付金等を勘案し、計上いたしました。  保険給付費は、県の試算と過去の医療費の実績等を参考に、平成30年度予算額に対して13.9%減で計上しています。  保健事業費については、第2期保健事業実施計画データヘルス計画)に基づき、国の補助事業を活用し、健診、予防事業を効果的に実施するとともに、後発医薬品の普及とレセプト点検等に努め、医療費の適正化を図ってまいります。  予算規模でございますが、17億6,030万円で、前年度比10.4%の減となります。  公共下水道事業特別会計でありますが、管渠建設や浄化センター施設長寿命化計画に沿った経費、浄化センター維持管理に要する経費などを計上しております。  予算規模でございますが、8億9,890万円で、前年度比4.8%の増となります。  介護保険特別会計でありますが、第7期介護保険事業計画に基づき、高齢者の尊厳を支える地域包括ケアシステムの早期構築と、介護保険制度の持続性の確保を目指してまいります。  高齢化の進展に伴い、要介護認定者や認知機能に低下が見られる高齢者が増加しているため、介護予防・日常生活支援、総合相談の強化を図ってまいります。  さらに、認知症についての正しい知識と予防策、症状の改善の実践塾を平成31年度より開催し、対処方法等を指導して、認知症ゼロを目指してまいります。  また、高齢者の皆さんが住みなれた地域でいつまでも健やかに安心して暮らせるよう、身近な地域で気軽に参加できる地域介護予防事業を積極的に支援し、高齢者を見守る地域づくりを目指します。  予算規模でございますが、11億210万円で、前年度比2.9%の減となります。  最後に、後期高齢者医療特別会計でありますが、75歳以上が対象であり、運営主体である千葉県後期高齢者医療広域連合への納付金及び村が取り扱う事務経費を計上しております。  予算規模でございますが、1億6,550万円で、前年度比3.4%の増となります。  特別会計の予算額合計は39億2,680万円となり、一般会計の58億1,300万円と合せますと、総額97億3,980万円となり、前年度比2.6%の増となります。
     以上、平成31年度の予算概要を申し述べました。  財政状況は依然として厳しい状況でありますが、県下で唯一の村を次代に託すには、今、何をすべきかを判断し、村民が生きがいを感じる村づくりに向けて、効率的・効果的な財政運営に努め、全身全霊を傾ける所存でございます。  議員の皆様におかれましては、なお一層の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げ、平成31年度に向けての施政方針といたします。 13 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。      ───────────────────────────── 14 ◯議長【矢部眞男君】 日程第5、議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第19、議案第18号 平成31年度長生村後期高齢者医療特別会計予算までを議題とします。  提案理由の説明を順次求めます。  議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第5号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を求めます。総務課長。             [総務課長 芝崎正信君 登壇] 15 ◯総務課長【芝崎正信君】 それでは、議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は、働き方改革関連法による民間労働法制の改正に伴い、人事院規則及び県人事委員会規則の改正を踏まえ、超過勤務命令の上限の設定等に関し、定める必要があることから提案するものでございます。  改正内容につきまして、平成31年長生村議会定例会3月会議参考資料の新旧対照表で御説明をさせていただきますので、1ページをお願いします。  左側が現行、右側が改正案でございます。  第8条に次の1項を加えるものでございまして、第4項として、「前2項に規定するものの他、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し必要な事項は、規則で定める」とするものでございます。  議案に戻っていただきたいと存じます。  附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものといたします。  以上、雑駁ではございますが、議案第4号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についての説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第5号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定について、御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は、学校教育法の一部改正により引用条文を整備する必要があることから提案するものでございます。  改正内容につきまして、平成31年長生村議会定例会3月会議参考資料の新旧対照表で御説明をさせていただきますので、2ページをお願いします。  左側が現行、右側が改正案でございます。  第4条第2号中、「第104条第4項第2号」を「第104条第7項第2号」に改めるものでございます。  議案に戻っていただきたいと存じます。  附則第1条で、この条例は平成31年4月1日から施行するものとし、附則第2条では、経過措置について規定しております。  以上、雑駁ではございますが、議案第5号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例制定についての説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 16 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第6号 長生村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を求めます。健康推進課長。            [健康推進課長 中川 広君 登壇] 17 ◯健康推進課長【中川 広君】 それでは、議案第6号 長生村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  提案理由ですが、本案は学校教育法の一部改正により厚生労働省令における放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、放課後児童支援員の資格要件を省令と同様に改める必要があることから提案するものです。  改正点は1点で、放課後児童支援員の資格要件を拡大するための改正です。  お手元に配布の平成31年長生村議会定例会3月会議参考資料の新旧対照表により御説明申し上げます。  3ページをお開きください。  改正内容は、第10条第3項第5号を改正するものです。  現行の内容は、大学で社会福祉学や心理学など必要な学科を履修し卒業した者が対象でした。この度、学校教育法が改正されたことにより、新しい学校、専門職大学が創設されました。専門職大学の教育課程は4年間を一貫して学ぶことの他、4年を前期・後期に分けることもでき、この場合に前期課程を修了すれば放課後児童支援員の資格要件を得ることができるように省令が改正されましたため、本条例を改正するものです。  以上、大変雑駁ではございますが、議案第6号 長生村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についての説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 18 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第7号 普通財産の減額貸付について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長。            [企画財政課長 木島正人君 登壇] 19 ◯企画財政課長【木島正人君】 ただいま議題となりました、議案第7号 普通財産の減額貸付について御説明申し上げます。  提案理由でございますが、本案は旧県立長生高等技術専門校敷地の利活用を進め、空き公共施設の有効活用及び事業による地域活性化を図るため、公有財産を減額して貸し付ける必要があることから、地方自治法第96条第1項第6号の規定により提案するものでございます。  まず、貸し付けをする財産でございますが、旧長生高等技術専門校の敷地であります長生村金田字中カジ原2811番及び同所同字2855番の合計面積41,884.31平方メートルのうち、旧校舎等の建物や設備等のある箇所を除いた土地となります。  貸し付けの相手方は、港区六本木5丁目2番5号鳥勝ビル3階、株式会社BUB、代表取締役社長 一戸悠人。  貸し付けの期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5ヶ年間となります。  貸付金額は、年額370万円とします。  事業者は、本敷地をキャンプ場として活用し、一般キャンプの他、企業研修なども実施するものでございます。  参考資料の5ページを御覧いただきたいと存じます。  本件についての、賃貸借契約書(案)をお示しさせていただいております。  第1条から第4条までは、議案に記載しているものを条文化したもので、第5条において、又貸し等の禁止項目を、第7条では、村側からの契約解除条項、第8条で返還時の原状回復を規定しております。第10条では、遵守すべき必要な事項について、別途規定するものでございます。  恐れ入りますが、1枚めくっていただき、9ページをお願いします。  皆様方に御説明した際に、御指摘等のありました点について、9項目ほど規定しております。今後も、事業者と協議するとともに、皆様からの意見についても、検討を加えてまいります。  本件土地については、平成24年3月に取得して以来、病院の誘致を第一に検討してまいりましたが、全国的な医師不足の中、成果を生むことができませんでした。少子高齢、人口減少社会の影響により、空き公共施設は全国的に増え続けています。近隣の町では、地域活性化を図るべく、学校用地を無償貸し付けしている例も多く、本村においては、施設の老朽化により建物が使用できないことが、企業誘致において大きな障害となっているところであります。  このような状況から、村として有効な活用策が見い出せるまでの間、当該土地を貸し付け、経常的に係る維持経費を削減するとともに、地域の活性化を図ってまいりたいと考えています。  以上、雑駁な説明ではありますが、議案第7号 普通財産の減額貸付についての説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 20 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第8号 村道の路線認定について、提案理由の説明を求めます。まちづくり課長。            [まちづくり課長 田中喜宣君 登壇] 21 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 それでは、議案第8号 村道の路線認定について御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は民間の宅地開発事業に伴い村が寄付を受けた道路について、村道として認定する必要があることから提案するものでございます。  場所及び区域について御説明いたしますので、別冊3月会議参考資料をお願いいたします。  11ページをお開きください。場所につきましては、こちらの位置図に示したとおり、長生村宮成地先に位置しております。  次に12ページを御覧ください。こちらに路線の区域を示してございます。なお、本路線の認定に係る路線名は村道2407号線、道路延長は80.46メートル、道路幅員は5メートルから9.3メートルでございます。  以上、雑駁ではございますが、議案第8号 村道の路線認定についての説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 22 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  ここで、暫時休憩といたします。会議の再開は11時05分とします。               午前10時53分 休憩               午前11時05分 再開 23 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議案第9号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第5号)について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長。            [企画財政課長 木島正人君 登壇] 24 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、議案第9号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第218条第1項の規定により、提案するものでございます。  主な補正の内容でございますが、年度末となり、歳入歳出を精査し、それぞれ増減するものでございます。  補正の総額でございますが、1億6,409万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を、59億4,399万4,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書により内容を御説明いたしますので、7ページ、8ページをお願いします。  まず、歳入でございますが、1款1項村民税ですが、補正額138万円の減で、これは個人村民税における滞納繰越分で、当初見込んでいた徴収率の達成が困難なため、減額としたものでございます。  次に、2款地方譲与税から10款交通安全対策特別交付金までは、財政情報、交付金の確定等により予算額を精査したもので、9款地方交付税については8,258万6,000円の増額となっております。  次に、11款1項負担金ですが、補正額672万7,000円の増で、これは保育料の増加が主なものでございます。  9ページ、10ページをお願いします。  次に、12款使用料及び手数料の1項使用料及び2項手数料ともに、予算額の精査により見込み額を下回ることとなったものでございます。  次に、13款国庫支出金、1項国庫負担金ですが、補正額491万9,000円の減で、額の確定及び内示額の減額等によるものでございます。  次の、2項国庫補助金ですが、11ページ、12ページをお願いします。補正額で1,046万7,000円の減ですが、前のページに戻っていただき、3目衛生費国庫補助金は、歳出でも御説明いたしますが、国の2次補正予算に計上された、風疹の拡大防止事業に対する補助金でございます。  次ページをお願いします。  5目教育費国庫補助金につきましては、小中学校の危険ブロック塀の改修に伴う補助金等でございます。7目農林水産業費国庫補助金につきましては、国の2次補正予算で計上された担い手確保・経営強化支援事業を使い、農業機械を購入する農業者に対して助成するものでございます。その他につきましては、額の確定及び内示額の減額等によるものでございます。  次に、14款県支出金、1項県負担金、補正額23万7,000円の減と、次の2項県補助金、13ページ、14ページをお願いします。補正額1,565万6,000円の減ですが、これらは事業費の増減等により、額の確定及び内示額の減額となったことによるものでございます。  次の、3項県委託金ですが、補正額が43万1,000円で、これは、県議会議員選挙の執行に係る委託金の追加分でございます。  次に、16款1項寄附金は、ふるさと応援寄附金で、寄付額が予算を上回ることから、増額するものでございます。  次に、17款1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金ですが、補正額1億7,818万4,000円の減で、これは、地方交付税の増額や、前年度繰越金の全額算入により、財源不足額が当初予算で取り崩しを予定していた金額を下回るため、減額するものでございます。  15ページ、16ページをお願いします。  2目土地開発基金繰入金と、4目教育施設整備基金繰入金の減額については、事業費の減額によるものでございます。  次の、2項特別会計繰入金ですが、後期高齢者医療と介護保険の特別会計で、平成29年度事業費の確定により、一般会計からの繰出金を精算し、各特別会計から返還を受けるものでございます。  次に、18款1項繰越金ですが、補正額が2億2,602万9,000円で、前年度繰越金として全額を計上いたしました。  次に、19款諸収入、3項1目民生費受託事業収入ですが、補正額が220万2,000円で、これは保育所管外受託として4名を受け入れたことと、後期高齢者健康診査の実績に基づき増額するものでございます。  次の、4項雑入ですが、補正額106万2,000円の減で、主なものとして、農地中間管理事業事務委託金は、内示額の減額によるもので、映画会入場料は、自衛隊による音楽会が実施できないこととなり、代替えとして映画を上演することになったため、入場料として予算計上するものでございます。
     17ページ、18ページをお願いします。  次に、20款村債ですが、補正額2,450万円の増で、これは、2目土木債では、八積駅周辺環境整備事業の事業費の増額と、4目教育債では、交流センター建設事業の執行差金と学校教育施設等整備事業債は、危険ブロック塀の改修に伴う起債となります。  以上が、歳入の説明となりますが、続きまして、歳出を御説明いたします。  19ページ、20ページをお願いします。  今回の補正は、平成30年度の最終補正となることから、各課において、事業費の精査を行っており、細かな減額補正も多くなっております。人件費や、事業執行に伴う事業費の精査については、少額のものについては省略させていただきますので、御了承くださるようお願いいたします。  まず、1款1項1目議会費ですが、補正額が37万4,000円の減で、これは、歳出額の精査によるものでございます。  次の、2款1項総務管理費ですが、5目の財産管理費におきまして、補正額1億5,327万7,000円で、これは、地方財政法の規定による平成29年度実質収支額の2分の1を財政調整基金に積み立てるものでございます。  6目企画費では、補正額1億1,172万2,000円で、21ページ、22ページをお願いします。主なものは、ふるさと応援寄附金事業での返礼品に係る消耗品費とふるさと応援基金への積立金を計上したためでございます。  8目諸費では、補正額1,186万6,000円で、これは議案第7号にて上程しております旧長生高等技術専門校の敷地を賃貸借契約するに当たり、契約満了時に村の資産として残るものについては村が整備するものとし、主に合併浄化槽の設置をするものでございます。  次の2項徴税費と、3項戸籍住民基本台帳費は、歳出額の精査による減額となります。  次の4項選挙費ですが、2目の村議会議員選挙費は、同選挙の執行による減額となります。  23ページ、24ページをお願いします。  3目県議会議員選挙費ですが、補正額が43万1,000円で、これは、当初予算において準備経費として予算計上しておりましたが、選挙期日が想定より早まり、本年度中に期日前投票が実施されるため、増額したものでございます。  次に、3款1項社会福祉費、1目社会福祉総務費で、補正額465万6,000円の減ですが、介護保険特別会計繰出金につきましては、保険給付費に対する村の負担分として851万8,000の増となりましたが、在宅介護支援事業や結婚支援事業の実績による減額、国民健康保険、後期高齢者医療への特別会計繰出金の減額が主なものでございます。  2目障がい者福祉費ですが、補正額が1,494万6,000円で、主なものは、自立支援事業では、施設利用者の増のため介護給付費が大きく増加しており、また、重度心身障がい者(児)医療給付助成事業では、対象者の増による利用実績により扶助費が増額となるものでございます。  25ページ、26ページをお願いします。  3目老人福祉費では、老人ホーム入所措置者が2名退所したこと等により283万5,000円を減額するもので、6目後期高齢者医療費は、補正額が789万4,000円の増で、これは、後期高齢者医療定率市町村負担金で、平成29年度の確定による精算分を追加で負担するものが主なものでございます。  次に、2項児童福祉費ですが、1目児童福祉総務費は、補正額が66万4,000円の減で、主なものは、児童福祉担当職員のうち、育児休業取得者がいることから、職員の人件費を減額するものと、一時保育事業では、保育所全体での保育体制の見直しにより、臨時職員賃金で減となっておりますが、子ども医療費助成事業では、インフルエンザの流行等により210万円を増額、27ページ、28ページをお願いします。児童福祉総務事務運営費では、年度途中で、村外の保育所等に入所を委託した乳幼児が4名増加したこと等により、258万5,000円を増額してございます。  2目児童措置費ですが、これは、児童手当の対象児童数が当初見込みより減少したため、1,357万1,000円の減額となるものでございます。  次に、4款1項保健衛生費ですが、2目の予防費で、608万1,000円の増額補正としております。これは、予防接種事業で、従来の定期予防接種委託料は、実績により減額となりますが、国の2次補正予算として成立した、風疹の拡大防止に対する事業費を計上いたしました。具体的には、予防接種を受けていない39歳から46歳の男性に受診券を送付し、抗体検査により基準値を満たさない場合、予防接種を受けることとなります。対象者は、約750名としており、電算システム改修や抗体検査委託料、予防接種委託料など、全体で783万5,000円を計上しており、全額を翌年度に繰り越す手続きをとるものでございます。  29ページ、30ページをお願いします。  3目健康管理費から、5目環境衛生費までの、それぞれの減額については、実績見込み等による減額でございます。  次に、2項清掃費ですが、1目の塵芥処理費は、長生都市広域市町村圏組合の清掃費負担金の確定による減額で、2目下水処理費は、合併処理浄化槽の設置補助金で、実績見込みにより減額するものでございます。  次の、5款1項農業費ですが、3目農業振興費では、補正額が120万9,000円で、それぞれの事業を精査し、減額するものが主なものでございますが、農業振興事務運営費における、担い手確保・経営強化支援事業補助金509万円は、先進的な農業経営の確立に意欲的な地域の担い手に対し、必要な農業用機械等の導入を支援する事業が、国の2次補正予算として成立したことに伴い、本村において1法人の採択が見込まれることから、予算計上したものでございます。  31ページ、32ページをお願いします。  6款1項商工費ですが、1目商工費は、県補助金の減額及び事業の実績見込により957万7,000円を減額するものでございます。  次の、7款1項土木管理費ですが、補正額3,469万7,000円の減で、これは、2目の地籍調査費において、補助対象事業費が確定したため減額するものでございます。  次に、2項3目道路橋りょう新設改良費ですが、補正額が608万5,000円の減で、相続登記の関係から、一部未買収でありました道路用地について、目途がついたことから、公有財産購入費を計上するものと、物件移転補償費の減額は、道路改良工事に当たり、電柱移設が一部不要となったものでございます。  33ページ、34ページをお願いします。  次の4項住宅費は、県補助金の減額及び事業の実績見込みにより、320万1,000円を減額するものでございます。  次の5項、公園費の減額は、入札による執行差金でございます。  次に、6項都市計画費ですが、3目都市整備費では、補正額が1,012万8,000円で、これは、八積駅周辺環境整備事業におきまして、社会資本整備総合交付金の追加交付による道路改良工事の実施で5,000万円を増額するものと、八積駅南口駅前広場整備の線形変更により、用地購入を次年度に繰り越すことに伴い、物件移転補償費を減額することが主なものとなっております。  次に、7項1目下水道整備費ですが、これは、公共下水道事業特別会計において、国庫補助金の減額などにより、一般会計繰出金が確定したことにより増額となるものでございます。  35ページ、36ページをお願いします。  続きまして、8款1項消防費ですが、1目常備消防費と2目非常備消防費は、長生広域負担金等の確定による減額でございます。3目災害対策費、4目防災無線事業費につきましては、入札等による執行差金や事業執行の精査による減額でございます。  次に、9款教育費、1項2目事務局費ですが、補正額が409万2,000円の減で、これは、主に中学生海外派遣事業や奨学金等貸付事業の実績により減額するものでございます。  37ページ、38ページをお願いします。  次に、2項小学校費ですが、1目の学校管理費では、小学校の危険ブロック塀の改修工事等を実施するため、補正額454万4,000円を計上し、2目教育振興費については、事業精査による減額となります。  次の3項中学校費ですが、1目の学校管理費において、小学校と同様に危険ブロック塀の改修工事を実施いたしますが、長生中学校の屋根飛散事故に伴い、損害賠償請求事件として提訴したことに伴い、裁判結果が出るまでは保存する事を求められたため、全面改修工事から飛散防止工事へと変更としたことから、工事請負費が大きく減額となっております。2目の教育振興費につきましては、事業精査により、教育扶助費に不足が見込まれるものでございます。  次に、4項社会教育費ですが、2目公民館費の交流センター建設事業において、委託料の691万6,000円の減額は、入札による執行差金、公有財産購入費の766万3,000円の増額は、用地の取得面積の増と、鑑定評価の実施に伴う用地買収単価の上昇によるものでございます。  39ページ、40ページをお願いします。  4目文化会館費、補正額115万4,000円ですが、文化会館管理運営費では、夏の猛暑等により、冷暖房用燃料費と電気代に不足が生じたことから増額計上するものでございます。  次に、11款1項公債費ですが、利率見直し等の関係から、1目元金で186万8,000円の増、2目利子で、1,090万1,000円の減額となります。  次の41ページからは、補正予算における給与費明細書、47ページは地方債の補正に伴う現在高見込みに関する調書でございますので、後程、御覧になっていただきたいと存じます。  恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、5ページをお願いします。  第2表繰越明許費ですが、7件ございます。  初めに、総務費の村有財産管理運営費で、繰越額88万4,000円、これは長生中学校屋根飛散事故に伴う訴訟弁護業務委託料で、年度内の解決が困難となったことから、翌年度に繰り越すものでございます。  次の総務費、旧長生高等技術専門校施設管理事業、繰越額1,200万円、これは、旧長生高等技術専門校の敷地を賃貸借契約するに当たり、村が施設内に整備する浄化槽等の申請手続きに時間を要し、年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものでございます。  次の衛生費、予防接種事業費、繰越額783万5,000円、これは、国の2次補正予算に伴う、風疹の拡大防止に対する事業費で、システム改修や受診券の発送など、年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものでございます。  次の農林水産業費、農業振興事務運営費、繰越額509万円、これは、国庫補助事業を活用して農業機械を導入する事業で、これも国の2次補正予算に伴うもので、年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものでございます。  次の土木費、八積駅周辺環境整備事業、繰越額7,237万9,000円、これは、社会資本整備総合交付金の追加交付が年度終期となったことによる工事請負費と、八積駅南口駅前広場整備事業において、道路線形の変更が生じたことにより、用地の取得について、年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰越すものでございます。  次の教育費、小学校維持管理運営事業、繰越額408万8,000円と、次の中学校維持管理運営費、繰越額313万2,000円ですが、これは、小中学校の危険ブロック塀改修工事において、国の臨時特例交付金の交付決定が遅延したことにより、年度内の事業完了が見込めないことから、翌年度に繰り越すものでございます。  次に第3表地方債補正ですが、追加については、小中学校の危険ブロック塀改修工事に係る起債で、限度額は560万円とするものでございます。  次の変更につきましては、4件ございます。5ページが補正前、右の6ページが補正後となっており、いずれも限度額の変更となります。土木債は、八積駅周辺環境整備事業の事業費の増額に伴うもの、その下の消防債及び教育債については、各々の事業が完了したことにより、限度額を変更するものでございます。  以上、雑駁ではございますが、議案第9号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 25 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第10号 平成30年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を求めます。住民課長。             [住民課長 斉藤加代子君 登壇] 26 ◯住民課長【斉藤加代子君】 それでは、議案第10号 平成30年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第218条第1項の規定により提案するものでございます。  今回の補正でございますが、年度末となり、県からの交付金の額の確定見込み及び保険給付費等の実績見込みなどから、歳入歳出を精査し、それぞれ増減するものでございます。  補正額でございますが、歳入歳出それぞれ1億9,596万3,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を、18億418万4,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして、内容を御説明いたしますので、3ページ、4ページをお願いいたします。  まず、歳入でございますが、1款1項国民健康保険税で、退職被保険者が65歳到達により一般被保険者に移行したことによる増減でございます。  次に、3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金で、補正額が3億1,414万4,000円の減で、これは、1節普通交付金3億1,263万3,000円の減で、歳出の保険給付費に対する千葉県からの交付決定によるものと、2節特別交付金は、151万1,000円の減で、村の財政状況や災害などの特殊な要因や事業に応じた交付金の額の決定によるものです。  次に、4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金で、補正額が618万5,000円の減で、これは1節保険基盤安定繰入金保険税軽減分で105万6,000円の増、2節保険基盤安定繰入金保険者支援分で36万5,000円の増及び5節財政安定化支援事業繰入金で416万1,000円の減については保険税軽減基準額に基づくもので、それぞれ額の確定によるものでございます。3節職員給与費等繰入金120万5,000円の減と、4節出産育児一時金等繰入金224万円の減は、歳出予算における人件費及び事務費と出産育児一時金の減額補正に伴う減額でございます。  5ページ、6ページをお願いします。  5款1項1目繰越金で、補正額が1億1,479万7,000円の増で、これは歳出の補正額に対する歳入不足分を、前年度繰越金で充当するものでございます。  次に、6款諸収入、1項延滞金加算金及び過料で、補正額が11万8,000円の増で、これは千葉県がんセンターへの過誤請求による、診療報酬の加算金でございます。  次の、2項雑入で、補正額が945万1,000円ですが、5目一般被保険者第三者納付金13万4,000円の減は、第三者行為による返納額の減額を見込んだものでございます。  7目一般被保険者返納金で875万3,000円の増と8目退職被保険者等返納金で106万4,000円の増は、千葉県がんセンターへの過誤請求による返納金でございます。  9目雑入、23万2,000円の減は、特定健診自己負担金を実績により減額するものでございます。  続きまして、歳出について御説明を申し上げます。  7ページ、8ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、補正額が69万4,000円の減で、これは、国保担当職員の人件費と委託料は処理量の減少を見込んだものでございます。  次に、2款保険給付費、1項療養諸費で、補正額が2億4,334万5,000円の減で、これは、1目一般被保険者療養給付費から、4目退職被保険者等療養費まで、給付費の支出見込によりまして補正をお願いするものでございます。  次の、2項高額療養費、補正額が4,116万7,000円の減で、これも支出見込によりまして補正をお願いするものでございます。  次の、3項移送費につきましては、歳入の財源更正によるものでございます。  9ページ、10ページをお願いいたします。  4項出産育児諸費、1目出産育児一時金で、補正額が336万2,000円の減は、出産見込み数の減少による減額でございます。  次の、3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費、2項後期高齢者支援金等及び3項介護納付金については、歳入の財源更正によるものでございます。  次の、5款1項保健事業費、1目疾病予防費で、補正額が35万円の減で、これは人間ドックの受診実績により減額するものでございます。  次の、2目特定健診・特定保健指導事業で、補正額が167万円の減で、これは特定健診の受診者数が、当初見込みよりも減少したことによる減額でございます。  次に、6款1項基金積立金、1目財政基金積立金で、11ページ、12ページをお願いいたします。  補正額が9,462万5,000円の増ですが、これは平成29年度の実質収支額の2分の1を国民健康保険財政調整基金に積み立てをするものでございます。  次の13ページから16ページは、人件費の補正に係る、補正予算給与費明細書でございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第10号 平成30年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 27 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第11号 平成30年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を求めます。下水環境課長。            [下水環境課長 秋葉幸彦君 登壇] 28 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 それでは、議案第11号 平成30年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  提案理由につきましては、地方自治法第218条第1項の規定により提案するものでございます。  補正の主な内容でございますが、歳入におきまして受益者分担金、下水道使用料及び国庫補助金を減額するとともに、歳出におきまして管渠建設工事、水道管移設補償費を減額し、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,430万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億7,912万2,000円とするものでございます。  次に、事項別明細書によりまして補正予算の内容について御説明申し上げます。  5ページ、6ページをお願いいたします。  まず歳入から御説明申し上げます。  1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金につきましては、1,036万3,000円を減額で、これは、1節現年度分のうち、区域外流入分で当初の見込みほど伸びがなかったことから、減額するものでございます。  次に、2項負担金、1目受益者負担金につきましては、111万6,000円を増額で、これは、1節現年度分のうち、区域外流入分が当初見込みより伸びがあったことから、増額するものでございます。
     次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料につきましては、940万6,000円の減額で、これは、下水道使用料の収納見込みを精査した結果、滞納繰り越し分は増額となるものの、現年度分については当初の見込みほど使用料が伸びないため減額するものでございます。  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金につきましては、3,175万円減額で、これは、国庫補助金の交付額が確定したため減額するものでございます。  次に、5款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、1,130万3,000円の増額で、これは、歳入不足を補うため、一般会計からの繰り入れを増額するものでございます。  次に、8款1項村債、1目下水道事業債につきましては、4,520万円を減額で、これは、管渠建設工事及び水道管移設補償費等の精査により減額するものでございます。  続きまして、歳出予算の補正について御説明申し上げます。  7ページ、8ページを御覧願います。  1款事業費、1項管理費、1目一般管理費につきましては、49万2,000円を減額で、主に委託料の執行差金により減額するものでございます。  次に、2項1目工事費につきましては、8,149万1,000円を減額で、この内訳でございますが、右側の説明欄を御覧願います。委託料におきまして、事業量減により家屋調査業務委託料を51万1,000円、管渠建設工事設計・監理業務委託料を280万円、執行差金により管渠実施設計業務委託料を172万円、減額いたします。  工事請負費では、6,746万円減額で、国庫補助事業減量によるものでございます。また、補償補てん及び賠償金を900万円減額いたします。これは、広域水道管移設補償で、現地精査の結果、移設不要による減額でございます。  3項1目維持管理費につきましては、153万2,000円増額で、これは委託料で、浄化センター長寿命化修繕工事に伴い、第2系の反応タンク槽の汚泥処分に係る費用で、精査の結果、汚泥の量が当初見込みより多かったため増額するものでございます。  2款1項公債費、2目利子につきましては、384万9,000円を減額で、これは借入金の利率、期間等が確定し償還利子額が確定したため、減額するものでございます。  恐れ入りますが、3ページ、4ページにお戻り願います。  第2表、繰越明許費について御説明申し上げます。  1款事業費、2項工事費、下水道管渠建設事業につきましては、長生村管渠建設工事その80におきまして、JR近接工事により、JRとの施工協議に不測の日数を要し年度内完成が困難となったためでございます。また、この工事に接続する管渠建設工事その83及び監督管理業務を合わせまして、4,602万円でございます。  次に、下水処理場建設事業につきましては、日本下水道事業団が発注する浄化センター長寿命化修繕工事の水処理及び汚泥脱水施設の設計書作成において、汚泥脱水機の導入機器の見積取得及び精査に不測の日数を要したため4,590万円を、それぞれ繰越明許費として翌年度に繰り越しするものでございます。  次に、第3表地方債補正について御説明申し上げます。下水道整備事業に係る地方債で、限度額を2億7,310万円から4,520万円減額し、2億2,790万円とするものでございます。これは、下水道管渠建設事業の管渠建設工事及び水道管移設補償費等の事業費が精査により減額になったためでございます。  なお、9ページ以降に補正予算給与費明細書等を添付してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、議案第11号 平成30年度長生村公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。  御審議の上、原案どおり御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 29 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第12号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明を求めます。福祉課長。             [福祉課長 小高重博君 登壇] 30 ◯福祉課長【小高重博君】 それでは、議案第12号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。  まず、提案の理由でございますが、本案は地方自治法第218条第1項の規定により提案するものでございます。  今回の補正の主なものといたしましては、平成30年度の保険給付費、地域支援事業費及び諸支出金を精査したことに伴うものであり、これにより、既定の予算総額から6,936万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を12億1,510万8,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書により歳入から御説明いたしますので、3ページ、4ページをお願いいたします。  3款国庫支出金、1項国庫負担金が1,461万3,000円の増額、同2項国庫補助金は671万7,000円の減額、4款1項支払基金交付金は1,899万6,000円の増額、5款県支出金、1項県負担金は972万円の増額、同2項県補助金、5ページ、6ページをお願いします、33万8,000円の減額。  ここまでの補正につきましては、歳出予算の2款保険給付費、3款地域支援事業費におけるそれぞれの歳出見込み額に基づき、各々の負担割合を乗じて計上したものでございます。  次に7款繰入金、1項一般会計繰入金のうち、1目介護給付費繰入金から4目低所得者保険料軽減繰入金までの補正につきましては、保険給付費及び地域支援事業費のそれぞれの事業費に基づき、村の負担割合を補正するものでございます。  5目その他一般会計繰入金でございますが、歳出予算の1款総務費の事務費繰入金と職員給与費等繰入金の補正に伴うものでございます。  あわせまして、7款繰入金、1項一般会計繰入金は、合計で851万8,000円の増額となります。  同2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、平成30年度において基金の取り崩しを行わなくても賄える見込みであることから、166万1,000円を減額するものでございます。  8款1項繰越金、補正額2,640万5,000円の増額でございますが、予算歳入の不足分を繰越金で計上するものでございます。  9款諸収入、3項3目雑入、補正額16万9,000円の減額でございますが、介護予防ケアマネジメントの委託分の減少により、当初の予定よりもマネジメント料の減額が見込まれることによるものでございます。  次に歳出を御説明いたします。  7ページ、8ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額100万4,000円の減額でございますが、給与改定に伴う介護保険担当職員の人件費等の増額があったものの、広域市町村圏組合への要介護認定審査会負担金等と、介護認定調査における調査時間の減少に伴う臨時職員賃金の減額により、全体で減額としたものでございます。  2款保険給付費、1項介護サービス等諸費でございますが、補正額項全体の合計で5,918万4,000円の増額となります。こちらは、本年度の給付実績等により歳出見込みを精査し、計上したところでございます。  主なものとしまして、1目居宅介護サービス給付費で6,043万2,000円、3目施設介護サービス給付費で441万5,000円、ともに認定者数やサービス受給者が増加し給付が延びたことにより、それぞれ増額をお願いし、一方、2目地域密着型介護サービス給付費では、地域密着型施設の入所数等が見込みより少なく給付が伸びなかったため、776万1,000円の減額とするものでございます。  1つ飛ばしまして、9ページ、10ページをお願いします。  3項高額介護サービス等費、2目高額医療合算介護サービス費、補正額122万7,000円の減額でございますが、制度改正に伴う後期高齢者広域連合会のシステム改修により、本年度中の該当となるものが当初より減少する見込みによるものでございます。  4項特定入所者介護サービス等費、878万1,000円の増額でございますが、低所得かつ低資産世帯での施設利用者に対する居住費や食費について、一定額以上を保険給付する特定入所者介護サービス費負担金で、施設入所等が当初の見込みより伸びたことによるものでございます。  3款地域支援事業費、1項1目介護予防・生活支援サービス事業費、補正額358万3,000円の減額でございますが、主なものとして、訪問介護サービスが見込みより伸びなかったことによるものでございます。  同2目介護予防ケアマネジメント事業費、補正額53万9,000円の減額でございますが、本年度は包括内でケアマネジメントを行ったものが多く、委託が当初の見込みより伸びなかったことによるものでございます。  あわせまして、1項介護予防・生活支援サービス事業費、全体の補正額の合計は、412万2,000円の減額となります。  次に2項一般介護予防事業費、補正額60万円の減額でございますが、一般介護予防教室の開催数の減及びボランティアポイントの交付申請が見込みよりも少なかったことによるものでございます。  3項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業費、補正額53万1,000円の減額ですが、次ページ11ページ、12ページをお願いします。包括の総合相談対応のための臨時職員に係る人件費の減額でございます。  同2目任意事業費、補正額62万5,000円の減額ですが、成年後見人制度利用支援の経費が見込みより少なかったことによるものでございます。  1つ飛ばしまして、同4目認知症総合支援事業費、補正額97万8,000円の減額でございますが、教室参加者の減少等に伴うものでございます。  あわせまして、3項包括的支援事業・任意事業費、全体の補正額の合計は、213万4,000円の減額となります。  1つ飛ばしまして、5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金、補正額751万8,000円の増額でございますが、平成29年度地域支援事業交付金の国及び県への精算と平成30年度地域支援事業支援交付金の変更に伴う社会保険診療報酬支払基金への返還金となります。  同2項繰出金、1目他会計繰出金、補正額297万1,000円の増額でございますが、平成29年度分の保険給付費、地域支援事業費等に対する村負担分を精算するもので、一般会計に返還するものでございます。  次ページの13ページから18ページまでは、給与費明細書等を添付してございます。後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第12号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 31 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  ここで暫時休憩といたします。再開は午後1時といたします。               午前11時59分 休憩               午後 1時00分 再開 32 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議案第13号 平成30年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を求めます。住民課長。             [住民課長 斉藤加代子君 登壇] 33 ◯住民課長【斉藤加代子君】 それでは、議案第13号 平成30年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第218条第1項の規定により、提案するものでございます。  今回の補正でございますが、年度末となり保険料収納実績見込み及び広域連合への納付金などの額が確定したことから歳入歳出を精査し、それぞれ増減するものでございます。  補正額でございますが、歳入歳出それぞれ79万3,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を1億5,930万7,000円とするものでございます。  それでは事項別明細書によりまして、内容を御説明いたしますので、3ページ4ページをお願いいたします。  まず、歳入でございますが、1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料で、補正額が215万5,000円の増と、2目普通徴収保険料、補正額73万円の増は、それぞれ収納実績見込みにより増額するものでございます。  次に、3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金で、補正額が335万3,000円の減で、これは歳出予算における人件費の補正に伴う減額でございます。  次の、2目保険基盤安定繰入金で、補正額が145万4,000円の減は、保険料の軽減相当額を補てんするもので、額の確定により減額をお願いするものでございます。  次に、4款1項1目繰越金で、補正額が112万9,000円で、これは、前年度繰越金でございます。  続きまして、歳出について御説明を申し上げます。  5ページ、6ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費で、補正額が335万3,000円の減で、これは、後期高齢者医療担当職員の人件費の見込みによる減額でございます。  次に、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金で、補正額が142万円の増で、これは保険料の納付額と保険基盤安定制度拠出金の額の確定見込みによるものでございます。  次に、3款諸支出金、2項1目一般会計繰出金で、補正額が114万円の増は、平成29年度の精算金を一般会計に返還するものでございます。  次の、7ページから10ページは、人件費の補正に係る、補正予算給与費明細書でございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第13号 平成30年度長生村後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 34 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第14号 平成31年度長生村一般会計予算について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長。            [企画財政課長 木島正人君 登壇] 35 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、議案第14号 平成31年度長生村一般会計予算について御説明申し上げます。  表紙を1枚おめくりください。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第211条第1項の規定により提案するものでございます。  平成31年度一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ58億1,300万円とするものでございます。前年度比4億4,200万円の増、率にして8.2%の増となっております。  増加の主な要因は、八積駅周辺環境整備事業や、交流センター建設事業地籍調査事業の推進などとなっております。  それでは、事項別明細書によりまして、歳入から御説明をさせていただきます。  9、10ページをお願いします。  村税につきましては、平成29年度の決算状況と30年度の課税状況から歳入見込みを積算しており、村税全体としては16億800万円で、前年度比6,400万円の増収で計上いたしました。  まず、1款村税、1項村民税は、個人村民税で増収を見込み、2,237万6,000円増の6億5,476万1,000円を計上いたしました。  次に、2項固定資産税は、設備投資による償却資産の増加を見込み、4,055万5,000円増の8億117万5,000円を計上いたしました。  次に、3項軽自動車税は、軽自動車の登録台数増加分を見込み、4,276万8,000円を計上いたしました。  その他の税目については、決算状況等から、前年度と同程度の予算計上といたしました。  11、12ページをお願いします。  次の、2款地方譲与税から、11款交通安全対策特別交付金までは、国・県から配分されるもので、示された財政情報をもとに、前年度の実績等から推計し、それぞれ計上しております。  3項森林環境譲与税、47万3,000円は、森林関連法令の施行と合せ、平成31年度より譲与を受けるもので、私有林人工林面積等により按分されて譲与を受けるものでございます。  13、14ページをお願いします。  7款自動車取得税交付金、1,800万円ですが、前年度比900万円の減収を見込んでおります。これは、消費税率の改正に伴い自動車取得税が廃止され、10月1日から環境性能割が導入されるためで、次の8款環境性能割交付金が新設され、自動車取得税交付金に代わり交付されるものでございます。
     次の9款地方特例交付金、700万2,000円でございますが、個人住民税減収補てん特例交付金は、住宅ローン減税に伴う個人村民税の減収分を補てんするもので、自動車取得税減収補てん特例交付金及び軽自動車税減収補てん特例交付金は、環境性能割の臨時的軽減による減収を補てんするため、平成31年度より創設されるもので、存目計上をしているものでございます。  次に、10款地方交付税は、13億6,300万円を計上し、前年度比2,800万円の増を見込んでおります。  15、16ページをお願いします。  次に、12款分担金及び負担金並びに13款使用料及び手数料につきましては、いずれも、前年度同額程度での計上となっております。  17、18ページをお願いします。  14款国庫支出金、1項国庫負担金ですが、2億6,669万円を計上いたしました。主なものは、1目の民生費国庫負担金で、障がい者自立支援給付費や児童手当の負担金で、それぞれの事業の歳出額に国の負担割合を乗じて計上しているもので、全体では前年度比158万9,000円の減でございます。  19、20ページをお願いします。  次の、2項国庫補助金ですが、3億5,261万5,000円を計上いたしました。  1目の総務費国庫補助金では、地方創生事業の推進により増額、4目の土木費国庫補助金では、八積駅周辺環境整備事業及び交流センター建設事業の事業実施に伴う社会資本整備総合交付金、また、地籍調査事業の推進による補助金により、全体では1億6,940万3,000円の増となっています。  次の3項国庫委託金につきましては、前年度とほぼ同額を見込んでおります。  次の、15款県支出金、1項県負担金ですが、21、22ページをお願いします。1億6,715万4,000円を計上いたしました。国庫負担金と同様、それぞれの事業の歳出額に県の負担割合を乗じて計上しているものでございます。  次に、2項県補助金ですが、次ページをお願いします。1億3,776万5,000円を計上いたしました。恐れ入りますが、前のページに戻っていただき、1目総務費県補助金では、平成30年度の公衆無線LAN環境整備事業に係る補助金等の関係で、534万円の減、2目民生費県補助金では、事業の歳出額に県の補助割合を乗じて計上、23、24ページをお願いします。4目農林水産業費県補助金では、農地の保全を目的とした多面的機能支払交付金などで増、6目土木費県補助金では、地籍調査事業の推進による補助金を増額計上しており、全体では、942万5,000円の増となっております。  次に、3項県委託金ですが、3,850万6,000円を計上いたしました。主なものは、県税徴収事務委託金で、増額の要因は、参議院議員選挙と県議会議員選挙の事務委託金を計上したためでございます。  25、26ページをお願いします。  次の、16款財産収入は1項、2項とも、前年度同額を見込んでおります。主なものは、土地貸付収入で信友笹島の太陽光発電用地でございます。  次に、17款1項寄附金ですが、3億1,140万1,000円を計上いたしました。平成30年度に奨学金制度に賛同いただいた事業所からの一般寄附金を、地方創生応援税制寄附金として計上したことと、ふるさと応援寄附金の実績等を踏まえ、1億円余を増額計上したことによるものであります。  次に、18款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金ですが、これは、一般会計の財源不足を補うため、2億8,400万円を繰り入れるもので、前年度比1億3,197万円の減となってございます。  2目土地開発基金繰入金ですが、これは、駅南口広場をラウンドアバウト方式で整備するに当たり、用地の購入費用等に充てるため、6,282万円を繰り入れるものでございます。  3目ふるさと応援基金繰入金ですが、1億4,320万9,000円で、これは、寄付者からのそれぞれの目的に応じて繰り入れるものでございます。  27、28ページをお願いします。  4目教育施設整備基金繰入金ですが、これは、小学校施設整備工事、交流センター建設事業に係る一般財源分に充てるため、2,520万円を繰り入れるものでございます。  5目八積駅周辺環境整備基金繰入金ですが、2,890万円で、これは、八積駅周辺環境整備事業の推進にあたり、一般財源分に充てるため、繰り入れるものでございます。  次に、19款繰越金ですが、前年度と同額の5,000万円を計上しております。  20款諸収入ですが、主なものは1項の村税延滞金、3項の受託事業収入では、後期高齢者健康診査受託事業収入と土木費受託事業収入となります。土木費受託事業収入の900万円は、ガス管敷設工事、下水道管敷設工事の舗装本復旧工事について、道路管理者において実施することから、当該事業者からの負担金を計上したものでございます。  4項1目の雑入ですが、次ページをお願いします。おのおの、実績等により見込み、8,310万1,000円を計上してございます。  21款1項村債ですが、全体で、前年度比5,310万円増の、3億5,400万円を計上してございます。  1目臨時財政対策債では、国・県の財政情報から、前年度比4,000万円減の1億6,000万円を見込んでおります。  2目土木債では、橋りょう長寿命化補修工事及び八積駅周辺環境整備事業に係る公共事業等債で2,310万円減の2,210万円を見込み、31、32ページをお願いします。  3目教育債では、交流センター建設事業に充てるため、1億7,190万円を借り入れるものでございます。  以上で歳入の説明を終わらせていただき、引き続き、歳出の御説明をさせていただきます。  33、34ページをお願いします。  まず、1款1項1目議会費ですが、9,562万2,000円で、これは議員報酬等や議会事務局職員の人件費、議会運営のための経費で、職員人件費の減額により、前年度比328万7,000円の減となっております。  次に、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費ですが、3億6,698万5,000円で、前年度比739万3,000円の増となっております。主なものは、特別職と総務課・企画財政課・会計課の職員の人件費及び全体の共通事務費、臨時職員の社会保険料、自治会長の報酬などでございます。  増の主な理由といたしましては、全体的な人件費の増と、37、38ページをお願いします。説明欄の中段にございます、人事管理事務費での臨時職員に対する共済費や電算委託料の増加となっております。  41、42ページをお願いします。  2目文書広報費ですが、1,271万4,000円で、主なものは「広報ちょうせい」の発行経費、ホームページの運営経費、文書管理事務などの経費でございます。村勢要覧の作成経費が無くなったことにより、前年度比、63万8,000円の減となっております。  次の、3目会計管理費、130万6,000円ですが、前年度比110万9,000円の増で、これは、決算書作成等の例年経費に加え、31年度から指定金融機関業務の一部を事務手数料として支出するためでございます。  次の、4目財政管理費ですが、574万8,000円を計上いたしました。これは、電算委託料、財務会計システムリース料などでございます。  次の、5目財産管理費ですが、2,967万6,000円で、前年度比171万7,000円の減となっております。  主なものは、庁舎の維持管理費や、次ページをお願いします。公用車の管理、村有財産の管理に要する経費でございます。電気代などの光熱水費や燃料費などが増額しておりますが、平成30年度で計上しておりました、役場公用車にドライブレコーダーの設置が完了したことや、無償リースを受けていた電気自動車の購入費用が減少したため、全体では減額となっております。  次の、6目企画費ですが、3億7,148万4,000円で、前年度比1億1,281万8,000円の増となっております。これは、長生郡市広域市町村圏組合の議会・総務関係の負担金、情報化推進事業では、グループウエアの回線使用料や、システム使用料。  45、46ページをお願いします。  地方創生事業では、総合戦略、総合計画の策定委託料、地域情報誌の作成など、地域の活性化を軸とした予算を計上いたしました。また、ふるさと応援寄附金事業では、ふるさと納税の実績等を踏まえた予算を計上したことにより、大きく増額となっております。  次の、7目交通安全対策費、368万9,000円ですが、道路付属物の点検及び修繕計画策定業務委託が終了したため、前年度比806万9,000円の減となっております。  47、48ページをお願いします。  8目諸費ですが、974万円で、これは、自治会運営費補助金や、外灯の新設・維持管理費などを計上しております。  次に、2項徴税費、1目税務総務費ですが、6,810万9,000円で、前年度比549万8,000円の増となっております。増額の主な要因は、税務課職員の人件費と、次のページをお願いします。  税務総務事務運営費でウィンドウズ7のサポート終了に伴い、税務事務で使用しているパソコン購入費用を計上したためでございます。  次の、2目賦課徴収費ですが、4,179万8,000円で、前年度比451万1,000円の増となっております。主なものは、税目別の課税に要する事務経費と、徴収に関する事務費で、増額の要因は、固定資産税賦課関係事務費において平成33年度評価替えに伴う、不動産鑑定委託料を予算計上したためでございます。  51、52ページをお願いします。  次に、3項1目戸籍住民基本台帳費、4,436万7,000円でございますが、これは、戸籍・住民記録担当職員の人件費と、戸籍事務や住民基本台帳事務運営費で、職員人件費の増により、前年度比333万8,000円の増となっております。  53、54ページをお願いします。  次に、4項選挙費、1目選挙管理委員会費ですが、188万9,000円で、これは、選挙管理委員会の事務運営費でございます。  次の、2目県議会議員選挙費ですが、402万5,000円で、30年度で準備経費を計上しておりますが、平成31年度で執行経費を計上したものでございます。  55、56ページをお願いします。  3目参議院議員選挙費ですが、平成31年7月に予定されております参議院議員選挙の事務運営費として、1,006万9,000円を計上しております。  次に、5項統計調査費、1目統計調査総務費、580万4,000円は、統計担当職員の人件費等でございます。  57、58ページをお願いします。  次の、2目統計調査費ですが、171万7,000円は、指定統計に係る事務費で、5年に1回の農林業センサスが実施されるため増額となっております。  次の、6項1目監査委員費ですが、49万3,000円で、前年度同額の予算を計上してございます。  次に、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費ですが、4億5,169万円で、前年度比1,460万円の減となっております。これは、社会福祉担当職員と、障がい担当職員の人件費、次のページをお願いします。民生児童委員事業費、福祉タクシー事業を含む在宅介護支援事業、社会福祉協議会への補助金、次のページをお願いします。国民健康保険など、3特別会計への繰出金などでございます。  福祉タクシー事業における利用者の増加に伴い、事務手数料と合せて増額となっておりますが、社会福祉担当職員の人件費や国民健康保険特別会計への繰出金の減少などにより、全体として減額となっているものでございます。  次の、2目障がい者福祉費ですが、3億790万円で、前年度比703万1,000円の増となっております。これは、自立支援事業や、次のページをお願いします。重度心身障がい者の医療給付助成、障がい者施設運営費等補助、地域生活支援事業、障がい児支援事業の経費を計上しております。増額の要因は、重度心身障がい者医療給付などの扶助費の増加、地域生活支援事業では精神保健福祉士などの資格を有する臨時職員の採用、次のページをお願いします。障がい児支援事業の通所給付費で発達支援、放課後等デイサービスの利用者が増加したためでございます。  次の、3目老人福祉費ですが、1,481万円で、これは、老人ホーム入所措置事業、敬老事業、老人クラブへの補助などで、老人ホーム入所措置者の減少により、前年度比615万9,000円の減となっております。  次の、4目国民年金費ですが、653万2,000円で、これは、国民年金担当職員の人件費と事務運営費でございます。  67、68ページをお願いします。  次の、5目福祉センター費、650万5,000円は、非常用電源に係る保守点検の実施と燃料費の増により、増額となっております。  次の、6目後期高齢者医療費ですが、1億6,503万4,000円で、これは、後期高齢者の健康診査事務費と、千葉県後期高齢者医療広域連合への負担金で、広域連合からの提示額を予算計上しているものでございます。  次に、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費ですが、3億1,191万6,000円で、前年度比595万4,000円の増となっております。主な事業は、保育士を含む児童福祉担当職員の人件費、次のページをお願いします。学童保育所の運営経費や一時保育事業による臨時職員賃金、病児保育事業の委託料、0歳から高校3年生までの医療費の助成事業などに要する経費でございます。職員人件費や学童保育の委託費、次のページをお願いします。児童福祉総務事務運営費における「子ども・子育て支援事業計画」の策定委託料、村外の保育園に入所する管外委託運営費が増額の主な要因となってございます。  次の、2目児童措置費ですが、1億8,136万7,000円で、これは、児童手当の支給に係る費用で、支給対象者が減少しているため、前年度比1,262万7,000円の減となっております。  次の、3目母子父子福祉費ですが、245万3,000円で、これは、ひとり親家庭の医療費助成となります。  次の4目保育所費ですが、9,648万7,000円で、これは、保育所の運営費や施設の維持管理費と保育所の給食事業費で、光熱水費や保育所の施設修繕費の増、次のページをお願いします。八積保育所の空調機保守点検の実施等により、前年度比、226万2,000円の増となっております。  次に、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費ですが、2億1,705万4,000円で、前年度比318万3,000円の増となっております。これは、健康推進課職員の人件費と、75、76ページをお願いします。下水環境課の環境衛生担当職員の人件費、保健衛生総務事務運営費では、長生郡市広域市町村圏組合に対する負担金などとなります。増額の要因は、人件費の増が主なもので、長生郡市広域市町村圏組合の負担金では、病院事業負担金は前年度同額、衛生費負担金及び上水道事業負担金は若干の増となっております。  次の、2目予防費ですが、3,159万7,000円で、これは、各種予防接種事業の経費でございます。  77、78ページをお願いします。  3目健康管理費ですが、3,899万7,000円で、前年度比655万6,000円の減となっております。これは、各種がん検診の委託料などでございます。減額の主な要因は、子宮がん検診は基本的に2年に1度、受診をすることから、平成30年度に比し対象者が大きく減少するためでございます。なお、平成30年度に実施し好評をいただきました、健康ウオーキング事業についての予算を引き続き計上しております。  次の、4目母子衛生費ですが、1,328万2,000円で、前年度比90万2,000円の減となっています。これは、乳幼児、母子保健のための経費で、次のページをお願いします。「おめでとう赤ちゃんプレゼント事業」の出産祝い記念品や、妊婦・乳児の健康診査の経費、妊婦健康診査に係る自己負担分の助成、不妊治療費の助成などを行うものでございます。  次の、5目環境衛生費ですが、1,443万2,000円で、これは、一宮聖苑組合への負担金や、不法投棄防止対策、ごみ対策等、村の生活環境を守るための経費でございます。251万8,000円減額しておりますが、一宮聖苑組合負担金が減少しているためでございます。  80、81ページをお願いします。  6目保健センター費ですが、545万1,000円で、これは、保健センターの施設維持、運営経費で、保健センター2階にあります、和室の畳が傷んでいることから、畳の表がえをする予算を修繕料に計上したため増額となっております。  83、84ページをお願いします。  次に、2項清掃費、1目塵芥処理費ですが、8,750万7,000円で、これは、長生郡市広域市町村圏組合の清掃費負担金で、次期最終処分場の建設が計画より遅れているため、前年度比675万6,000円の減となっております。  次の、2目下水処理費ですが、2,771万5,000円で、これは、七井土・金田・岩沼地区の生活排水処理施設の維持管理費と合併処理浄化槽の設置補助金でございます。生活排水処理施設維持管理委託料において、長期継続契約が4月末をもって満了となり、新たに入札を実施する必要があることから、設計額で予算計上しているため、102万4,000円の増となっております。  次に、5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費ですが、委員報酬や事務運営費として、896万2,000円を計上しております。  2目農業総務費ですが、6,208万4,000円で、主なものは、産業課職員の人件費と、85、86ページをお願いします。農家組合長の報酬でございます。  次の、3目農業振興費ですが、2,901万6,000円で、主なものとしては、ながいきフェスタ実行委員会補助金など、農業振興に対する各種の負担金や補助金、米の生産調整推進事業、ラジコンヘリによる農薬散布をする植物防疫協会への補助金及び大型農業機械導入支援事業補助金となっております。また、米価の安定施策として、専用品種による飼料用米の作付者に対する村の補助金の見直しを実施したところです。増額の要因としては、多面的機能支払交付金事務を受託するための臨時職員の増、新規就農者に対する農業次世代人材投資資金対象者の1名増によるものでございます。  87、88ページをお願いします。  次の、4目畜産業費、31万8,000円ですが、4年に1度実施するヨーネ病予防に対する補助金を計上している関係から微増となっております。  次の、5目農地費ですが、9,062万6,000円で、前年度比2,162万9,000円と大きく増加しております。  用排水路整備事業では、県営かんがい排水事業に対する負担金や、村内の土地改良団体が管理する、用排水路等の整備事業に対する補助金でございます。  農地関係負担金・補助金のうち、県営湛水防除事業負担金は、一松地区で実施されている排水路等の整備工事に対する負担金で、計画より事業が遅れておりましたが、平成31年度は、潮遊池の掘削と排水路工事で延長500mの事業費で予算計上しているところであります。また、農村環境の保全等を目的とした地域の団体の活動に対して交付する、多面的機能支払交付金については、2地域で新規の活動を見込んでいます。  次に、2項1目林業費で、47万3,000円ですが、前年度比14万1,000円の減となっておりますが、千葉県緑化推進委員会の負担金が減額となったためでございます。財源内訳で、全額がその他特定財源となっておりますのは、平成31年度から譲与されます森林環境譲与税を充当しているためでございます。  89、90ページをお願いします。  次に、3項水産業費ですが、7万5,000円で、前年度同額でございます。  次に、6款1項1目商工費ですが、4,257万5,000円で、前年度比1,025万6,000円の減となっております。これは、村の商工会への補助金や中小企業設備改善資金利子補給、企業立地条例に基づく企業立地奨励金、また、住宅リフォームや家庭用LED照明器具購入費の補助金を計上しております。主な減額の要因は、償却資産の減価償却に伴う企業立地奨励金の減額でございます。  次の、2目観光費ですが、1,529万9,000円で、これは、村の観光振興に関する経費と海水浴場開設事業の経費を計上しております。  91、92ページをお願いします。  3目コミュニティーセンター費ですが、478万4,000円で、これは、コミュニティーセンターの維持管理費でございます。  次の、4目消費者行政推進費ですが、46万5,000円で、これは、振り込め詐欺などを防ぐための相談業務の委託経費等でございます。  次に、7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費ですが、7,164万6,000円で、前年度比917万3,000円の増となっております。これは、まちづくり課職員の人件費と、次ページをお願いします。土木関係の事務運営費と各団体への負担金などで、増額の要因は、職員人件費でございます。
     2目地籍調査費ですが、1億9,870万9,000円で、前年度比6,495万1,000円と大きく増となっております。増額の要因は、調査対象筆数が増加するためでございます。  95、96ページをお願いします。  次に、2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費ですが、491万円で、村の道路台帳の整備に要する経費などでございます。  次の、2目道路橋りょう維持費ですが、6,387万8,000円で、前年度比961万8,000円の増となっております。道路維持管理事業においては、村道の路肩の草刈り等の委託料、道路の維持管理のための委託料でございます。橋りょう維持管理事業においては、長寿命化設計業務委託として、中島橋と下通橋の2橋を、長寿命化補修工事については、緊急度の高い、大根地先の無名橋、内谷川高根支線に架かる、本郷橋及び柳戸橋の計3橋の補修工事を実施するものでございます。  次の、3目道路橋りょう新設改良費ですが、3,169万8,000円で、前年度比4,065万8,000円の減となっております。これは、道路改良事業として1ヶ所の整備をする他、道路排水整備事業として5ヶ所、道路舗装整備事業として2ヶ所の整備費用を計上しております。また、道路改良工事に伴う測量委託、排水不良地区の排水流末調査業務を実施いたします。減額の要因は、道路整備の工事費、用地買収に伴う物件移転補償費の減によるものでございます。  97、98ページをお願いします。  次に、3項河川費、1目河川総務費、28万7,000円は、河川関係団体に対する負担金でございます。  次に、4項住宅費、1目住宅管理費ですが、621万9,000円で、前年度比519万8,000円の増となっております。これは、村営住宅の維持管理費、住宅用太陽光発電設備の補助金の他、昨年の9月会議にて議決いただきました、公道に面した危険ブロック塀の除去に対する補助事業について、国・県の補助金を活用し、引き続き実施するものございます。増額の要因は、危険ブロック塀等除却事業の皆増と、老朽化している村営住宅の今後の維持管理の検討材料とするため、調査業務委託を実施するためでございます。  5項公園費、1目公園管理費ですが、1,002万3,000円で、これは、尼ヶ台総合公園の維持管理費でございます。  99、100ページをお願いします。  次に、6項都市計画費、1目都市計画総務費ですが、34万4,000円で、これは、都市計画審議会を始めとした都市計画に関する経費で、減額の要因は、臨時職員1名の予算を削減したためでございます。  2目工業団地管理費ですが、182万4,000円で、これは、西部工業団地内にございます排水施設の維持管理費でございます。  3目都市整備費ですが、1億5,195万円で、前年度比5,153万円の増となっております。第1期都市再生整備計画の2年目として、八積駅周辺環境整備に係る事業費でございます。内容は、地区内道路整備の用地測量と詳細設計業務、101、102ページをお願いします。散策休憩広場整備工事の実施、八積駅南口の駅前交通広場に係る用地買収、及び物件移転補償費などを計上したものでございます。  次に、7項下水道費、1目下水道整備費ですが、公共下水道事業特別会計への繰出金で、3億9,520万円を計上しました。  次に、8款1項消防費、1目常備消防費、2億2,661万9,000円と、次の、2目非常備消防費、2,569万3,000円ですが、それぞれ長生郡市広域市町村圏組合への負担金でございます。  次の、3目災害対策費ですが、1,426万6,000円で、前年度比655万1,000円の減となっております。これは、防災対策に係る事業費で、自主防災組織の設置促進や津波避難施設の維持管理費でございます。  103、104ページをお願いします。  ここでは、住民から要望の多かった、城之内と竜宮台の築山公園に設置してありますパーゴラに、常設の屋根を設置する工事費などを計上しておりますが、平成30年度に実施した避難用照明整備工事と長生病院に整備する広域医療救護所負担金が無くなったことにより、全体では、減額となっているものでございます。  次の、4目防災無線事業費、520万7,000円ですが、これは、防災行政無線の整備、管理運営経費で、平成30年度に実施した、防災行政無線屋外子局整備工事がなくなったこと等により、前年度比931万2,000円の減額となっております。  105、106ページをお願いします。  9款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費、243万2,000円ですが、これは、教育委員の報酬など、教育委員会の運営に係る経費でございます。  次の、2目事務局費ですが、1億8,558万9,000円で、前年度比1,207万5,000円の増となっております。これは、新年度からは子ども教育課と改称されますが、主に教育担当職員の人件費と、次のページをお願いします。国際化教育の推進では、ALTの設置費用や中学生の海外派遣事業を、学習指導支援員等設置事業では、臨床心理士等の有資格者を新たにアドバイザーとして依頼し、保小中一貫教育の推進を図ってまいります。また、奨学金等貸付事業は3年目となり、長生っ子キャリアアップ推進事業では、これまでの英語検定料の補助に、新たに数学と漢字の検定料補助を加え、広島平和記念式典への中学生派遣事業も引き続き実施してまいります。増額の要因は、再任用職員の採用に伴う職員人件費の増、給食調理等業務委託料の増が主な要因となっています。  次の、3目小中学校教育研究活動事業費、162万3,000円ですが、これは、村の教育研究協議会への補助金と、指導要領の改訂に伴い、平成31年度で社会科の副読本を作成する印刷費を計上しております。  次の、4目教育施設整備基金費は、積立金で、存目程度の計上でございます。  109、110ページをお願いします。  次に、2項小学校費、1目学校管理費ですが、1億882万3,000円で、前年度比1,259万1,000円の増となっております。主なものは、小学校の栄養士の人件費と各小学校の維持管理費、次のページをお願いします。給食の食材費、児童等の保健安全事業などでございます。増額の主な要因は、高根小学校のトイレ改修工事と一松小学校のランチルーム屋根防水工事を計上したことによるものです。  2目教育振興費ですが、1,426万7,000円で、前年度比212万8,000円の増となっております。これは、小学校の要保護、準要保護の就学援助費と次のページをお願いします。特別支援教育に対する補助、教育振興運営事業では、学校授業で必要な教材費やバスの賃借料に係る費用などでございます。増額の要因は、平成32年度からのプログラミング教育の必修化に伴い、平成31年度より実施するための教材備品購入費を計上したためでございます。  次に、3項中学校費、1目学校管理費ですが、5,039万7,000円で、前年度比6,388万9,000円の減となっております。これは、中学校栄養士の人件費や、中学校の維持管理費、次のページをお願いします。給食の食材費と生徒等の保健安全事業などに係る経費でございます。減額の要因は、長生中学校校舎屋根改修に係る工事請負費及び施工監理委託料を減額したためでございます。次頁をお願いします。  2目教育振興費、975万1,000円で、中学校の教育扶助費と教育振興の運営経費でございます。  次に、4項社会教育費、1目社会教育総務費、7,538万1,000円ですが、前年度比896万9,000円の増となっております。これは、生涯学習課職員の人件費、社会教育の事務運営費などで、増額の要因は、職員人件費でございます。  119、120ページをお願いします。  次の、2目公民館費ですが、3億4,274万6,000円で、前年度比2億1,814万2,000円の増となっております。これは、中央公民館の管理運営費、次のページをお願いします。公民館教室の開催経費、交流センター建設事業では、2ヶ年の継続費を組んで、建設工事に着手する予算を計上いたしました。  次の、3目文化財保護費ですが、前年度と同額程度で計上しております。  次の、4目文化会館費ですが、4,716万8,000円で、前年度比201万2,000円の増となっております。主なものは、文化会館の管理運営費、次のページをお願いします。プラネタリウムの運営費や文化会館イベント事業、図書室の管理運営費などを計上しております。  次に、5項保健体育費、1目保健体育総務費、354万3,000円ですが、これは、スポーツ推進委員の報酬、次のページをお願いします。村体育協会などに対する補助金を計上しており、前年度同額となっております。  次の、2目体育施設費ですが、759万2,000円で、これは村の体育館、武道館などの維持管理費でございます。  10款災害復旧費については、1項1目農地農業用施設と、次のページをお願いします。2項1目道路橋りょう関係の経費を、それぞれ存目計上してございます。  次に、11款1項公債費ですが、1目元金で3億9,270万円、2目利子で4,164万5,000円を計上しております。  次に、12款諸支出金、1項1目の土地開発基金費ですが、前年度同額の計上でございます。  最後に、13款予備費1,000万円でございますが、200万円の増で予算計上しております。これは、大型の台風など自然災害が頻発しており、早期に対応できるよう増額したものでございます。  129ページから142ページまでは給与費明細書を、143ページからは継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び地方債に関する調書を添付してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  恐れ入りますが、5ページにお戻りください。  第2表継続費について御説明させていただきます。  まず、2款総務費、1項総務管理費の地方創生事業ですが、総合戦略、総合計画を併せて作成委託するもので、地方創生事業を活用して2ヶ年かけて策定するものでございます。  次の、9款教育費、4項社会教育費の交流センター建設事業ですが、建設工事と監理監督業務について、継続費を設定するものでございます。  次に、第3表地方債ですが、記載のとおりの条件にて借り入れを実施するもので、先の歳入で説明したとおりでございますので、割愛させていただきます。  以上、雑駁ではございますが、議案第14号 平成31年度長生村一般会計予算の説明とさせていただきます。御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 36 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  ここで暫時休憩といたします。再開は2時10分とします。                午後1時57分 休憩                午後2時10分 再開 37 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算について、提案理由の説明を求めます。住民課長。             [住民課長 斉藤加代子君 登壇] 38 ◯住民課長【斉藤加代子君】 それでは、議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算について、御説明を申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第211条第1項の規定により提案するものでございます。  国民健康保険特別会計予算の総額を、歳入歳出それぞれ17億6,030万円とし、前年度に比し、2億5,300万円の減となり、率にして10.4%の減となっております。  初めに、国民健康保険の概要について、御説明をさせていただきます。  平成30年12月末現在の被保険者数は3,853人で、74歳までの村人口の31.8%となり、加入世帯数は2,388世帯で、村全体の世帯数の39.1%となります。また、平成30年4月から12月末までの月平均の療養給付費は約8,280万円で、前年度と比較いたしますと月平均1,100万円の減となっております。  それでは、事項別明細書によりまして内容を御説明いたしますので、6ページ、7ページをお願いいたします。  まず、歳入から御説明いたします。  1款1項国民健康保険税でございますが、本年度予算額3億1,806万7,000円で、前年比579万5,000円の減となっております。これは、被保険者の減少見込み、徴収状況及び千葉県に納付いたします国保事業費納付金などを参考に計上いたしました。主な減額の要因は、被保険者の減少によるものでございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項手数料、1目督促手数料で、予算額2万7,000円で、前年比3,000円の減でございます。  次の、3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金で、予算額12億9,954万1,000円で、前年比2億350万6,000円の減となっております。  1節普通交付金は、歳出の保険給付費に対する千葉県からの交付金でございます。  2節特別交付金は、説明欄にあります保険者努力支援制度によるもの、村の財政状況や、災害などの特殊な事情による特別調整交付金と、次の8ページ、9ページをお願いします。  県が市町村に個別に交付を行う県繰入分(2号分)、及び特定健康診査等負担金が交付されるものでございます。  減額の主な要因は、保険給付費の減額によるものでございます。  次に、4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、予算額1億1,974万2,000円で、前年比1,211万4,000円の減で、1節、2節の保険基盤安定繰入金につきましては、保険税軽減相当額と、算定額の一定割合に対する補てんとして、国・県・村が負担するもので、国と県の負担分につきましては一般会計に歳入として計上しており、村分と併せて国保特別会計に繰り入れるものでございます。  3節職員給与費等繰入金は、事務費と職員人件費を繰り入れるもので、4節出産育児一時金等繰入金は、出産育児一時金の3分の2に相当する額を繰り入れるものでございます。  5節財政安定化支援事業繰入金は、保険税軽減額に対して、国が示す補正係数を乗じた額を一般会計から繰り入れるものでございます。  減額の主な要因は、被保険者数の減少により、保険税軽減額の減少による減額でございます。  次に、4款2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金ですが、予算額952万4,000円で、これは、千葉県に納付いたします国保事業費納付金の財源であります保険税の収納不足分を補うために、財政調整基金からの繰り入れを計上するものでございます。  次に、5款1項1目繰越金ですが、予算額1,000万円で、前年比669万7,000円の増でございます。  次に、6款諸収入、1項延滞金加算金及び過料でございますが、10ページ11ページをお願いいたします。  予算額216万4,000円で、前年度と同額で計上しております。  次の、2項雑入でございますが、予算額123万5,000円で、ほぼ前年度と同額で計上をいたしました。  続きまして、歳出について御説明を申し上げます。  12ページ13ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、予算額2,417万2,000円で、前年比817万9,000円の減となっております。国保担当職員の人件費及び国保の事務運営に必要な経費で、減額の主な要因は、人件費の減によるものでございます。  次に、2項徴税費、1目賦課徴収費で、次の14ページ、15ページをお願いいたします、予算額371万8,000円で、前年比3万6,000円の増で、これは保険税の賦課徴収に係る経費で、増額の要因は消費税増税によるものでございます。  次に、3項1目運営協議会費は、予算額16万7,000円で、前年度と同額で、3回の会議開催を予定しております。  次に、2款保険給付費、1項療養諸費は、予算額11億2,747万5,000円で、前年比1億6,625万3,000円の減となっております。  千葉県が医療給付費の推計を行い、算定を行ったもので、全額が県から交付されることとなります。  次の、2項高額療養費ですが、16ページ、17ページをお願いいたします、予算額1億4,295万6,000円で、前年比3,797万2,000円の減となっておりまして、療養諸費と同様に千葉県から全額交付をされることとなります。  次の、3項移送費も県から交付されるもので、予算額2万円につきましては、前年度同額で計上いたしました。  次に、4項出産育児諸費、1目出産育児一時金ですが、予算額420万3,000円で、前年比210万1,000円の減で、実績に基づきまして5件の減で計上いたしました。  次に、5項葬祭諸費、1目葬祭費ですが、予算額150万円につきましては、実績に基づきまして前年度同額で計上いたしました。  次の、3款国民健康保険事業費納付金で、1項医療給付費ですが、18ページ19ページをお願いいたします、予算額2億8,171万5,000円で、前年比474万8,000円の増となっております。  次に、2項後期高齢者支援金等ですが、予算額1億859万円で、前年比533万2,000円の増、次の3項介護納付金ですが、予算額3,235万2,000円で前年比194万4,000円の減となっております。この事業費納付金の額につきましては、千葉県が医療費等の保険給付費の見込みを立てた上で、市町村ごとに決定をしているものでございます。  次に、4款1項共同事業拠出金、1目その他の共同事業事務費拠出金で、これは退職者医療費に対する事務費で、前年度同額でございます。  次に、5款1項保健事業費で、人間ドック及び特定健診・特定保健指導などの経費を計上しております。次の20ページ、21ページをお願いいたします。予算額2,737万5,000円で、前年比103万3,000円の増で、主な増額の要因は委託料の消費税増税によるものでございます。今後も、保健事業計画に基づき、国の補助事業を活用し、健康診査・保健指導及び重症化予防事業を、重点的に実施して参ります。  次の、6款1項基金積立金から、8款1項1目予備費までにつきましては、前年度と同額で計上をいたしました。  22ページから33ページにつきましては、給与費明細書でございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第15号 平成31年度長生村国民健康保険特別会計予算の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 39 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第16号 平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算について、提案理由の説明を求めます。下水環境課長。            [下水環境課長 秋葉幸彦君 登壇]
    40 ◯下水環境課長【秋葉幸彦君】 それでは、議案第16号 平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  初めに、公共下水道事業の概要について御説明申し上げます。  さきの議会全員協議会でお配りいたしました、資料6、A3横の平成31年度公共下水道事業概要を御覧願います。  まず、管渠建設工事の概要について御説明申し上げます。  地図上に赤線で表示されているところが開削工法により管渠を建設する箇所でございます。口径200及び300ミリメートルの硬質塩化ビニール管を2040メートル布設します。八積駅周辺環境整備事業と整合を図り、岩沼地区の一部9ヘクタールの面整備を予定しております。  また、青線で表示されているところが管渠の実施設計を行う路線で、延長は959メートルでございます。  次に、右上の表の下の欄を御覧願います。  浄化センター改築・更新工事の概要でございます。  浄化センター長寿命化計画に基づく改築・更新工事として、水処理施設2系及び汚泥処理設備の改修を実施してまいります。  それでは、予算について御説明いたします。提案理由につきましては、本案は地方自治法211条第1項の規定により提案するものでございます。下水道整備促進に係る費用、浄化センター長寿命化計画に基づく改築・更新工事に係る費用及び維持管理に係る費用など、事業に必要な費用を予算に計上したものでございます。  平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ8億9,890万円で、前年度予算に比べまして4,120万円、率にして4.8%の増でございます。  続きまして、歳入歳出予算を事項別明細書により、御説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、7ページ、8ページを御覧願います。  1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金につきましては、本年度予算額1,694万6,000円、前年比593万6,000円の減でございます。これは、分割納付者68件、一括納付見込者及び区域外流入分26件を見込んでおります。  2項負担金、1目受益者負担金につきましては、本年度予算額1,176万4,000円、前年比737万1,000円の増でございます。これは、分割納付者6件と一括納付見込者及び区域外流入分37件を見込んでおります。受益者分担金を減額し受益者負担金を増額する要因は、平成30年度工事で用途区域内での工事に移行したためでございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料につきましては、本年度予算額7,702万1,000円、前年比320万円の増でございます。これは、下水道に接続された方々の使用料で、平成30年度工事分及び10月以降の新税率を加えております。  2項手数料、1目下水道手数料につきましては、本年度予算額27万1,000円、前年比18万円の増でございます。これは宅内排水設備指定工事店の更新業者数の増によるものでございます。  次に、3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金につきましては、本年度予算額1億900万円、前年比765万円の減でございます。これは、管渠実施設計、管渠建設工事に対する下水道事業費国庫補助金でございます。  9ページ、10ページを御覧願います。  5款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、本年度予算額3億9,520万円、前年比2,863万5,000円の増でございます。これは事業の円滑な運営を図るため、一般会計から繰り入れをお願いするものでございます。  次に、一番下の段の8款1項村債、1目下水道事業債につきましては、本年度予算額2億8,850万円、前年比1,540万円の増でございます。これは下水道事業に対する地方債で、管渠実施設計、管渠建設工事、舗装本復旧工事、水道管の移設補償費及び浄化センター長寿命化計画に基づく改築・更新工事等の財源に充当いたします。  続きまして、歳出について御説明いたします。  11ページ、12ページを御覧願います。  1款事業費、1項管理費、1目一般管理費、本年度予算額3,505万円、前年比269万円の増でございます。右の説明欄で、主なものを説明いたします。  まず、一般職人件費で2,357万9,000円、これは下水道事業に携わる職員3人分の人件費でございます。  次に、下水道業務事業で、1,147万円でございます。  委託料で、公共下水道台帳作成業務委託料358万6,000円、これは前年度工事分を下水道台帳に更新するための経費でございます。  それから、使用料徴収業務委託料414万8,000円、これは、下水道使用料金の徴収業務に関わる経費です。  次に公課費134万1,000円。これは消費税及び地方消費税の納付金でございます。  2項1目工事費、本年度予算額4億2,921万8,000円で、前年比1,233万8,000円の増でございます。  13ページ、14ページを御覧願います。右側の説明欄で主なものを説明いたします。委託料3,076万6,000円で、主に管渠建設工事設計・施工監理業務委託料1,250万円、管渠実施設計業務委託料1,740万円でございます。  次に、工事請負費2億2,760万円で、主に管渠建設工事2億2,100万円でございます。  次に、負担金補助及び交付金450万円で、これは村道1-12号線岩沼地先で、下水管の他にガス管も併せて布設したため、舗装本復旧工事について、道路管理者により施工するための負担金でございます。  次に、補償補てん及び賠償金3,650万円、主に管渠建設工事に伴う水道管の移設補償費3,500万円でございます。  下水処理場建設事業1億2,982万円で、長寿命化計画に基づく改築・更新工事に係る日本下水道事業団に納付する負担金でございます。  次に、3項1目維持管理費、本年度予算額9,215万1,000円で、前年比1,838万9,000円の増でございます。右側の説明欄で主なものをご説明いたします。  下水処理場維持管理費9,194万6,000円でございます。委託料9,151万2,000円で、主に浄化センター維持管理業務委託料8,493万円で、長期継続契約の更新に伴い、設計額で計上したため増額となっております。下水道管渠維持管理費20万5,000円でございますが、主に、マンホールの高さ調整をするための経費でございます。  2款1項公債費、1目元金、これは村債年次償還元金でございまして、本年度予算額2億7,071万7,000円で、前年比1,221万1,000円の増でございます。  15ページ、16ページを御覧願います。  2目利子、これは村債年次償還利子でございまして、本年度予算額7,076万4,000円で、前年比442万8,000円の減でございます。  3款1項1目予備費100万円は、前年度同額でございます。  恐れ入りますが、3ページ第2表、地方債にお戻り願います。  下水道整備事業にかかわります地方債は、限度額が2億8,850万円でございまして、起債の方法、利率、償還の方法については、記載されているとおりでございます。  なお、17ページ以降に給与費明細書などの調書を添付してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第16号 平成31年度長生村公共下水道事業特別会計予算の説明とさせていただきます。  御審議の上、原案どおり御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 41 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第17号 平成31年度長生村介護保険特別会計予算について、提案理由の説明を求めます。福祉課長。             [福祉課長 小高重博君 登壇] 42 ◯福祉課長【小高重博君】 それでは、ただいま議題となりました、議案第17号 平成31年度長生村介護保険特別会計予算につきまして、御説明いたします。  提案理由でございますが、本案は地方自治法第211条第1項の規定により提案するものでございます。  最初に、介護保険の概要について御説明いたします。  平成31年1月1日現在の状況でありますが、要介護認定者が589名、要支援認定者が66名の合計で655名となっております。前年比、要介護認定者が62名の増、要支援認定者が11名の増となっており、認定者数全体は増加の状況にあります。高齢化率も33.2%となり、住民の約3人に1人が高齢者となります。  介護保険給付費としましては、平成30年度末の見込みとして、居宅介護サービス受給者が月平均390名、1人当たり月平均12万2,100円で、前年実績に比し、約6,400円の増。地域密着型介護サービス給付費では月平均68名、1人当たり月平均19万1,700円で前年実績に比し、約4万5,300円の増。また、施設介護サービス利用者につきましては月平均105名、1人当たり月平均29万8,800円で、前年実績に比し、約1万7,200円の増となっております。  このような状況ではありますが、事業内容を精査し歳出の抑制を図ることとし、歳入歳出予算の総額を前年比、3,280万円の減、率にしまして2.9%減の11億210万円と見込んだところでございます。  それでは、事項別明細書により、まずは歳入から説明させていただきます。  7ページ、8ページをお願いいたします。  1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料ですが、予算額2億5,832万6,000円、前年比757万4,000円の増となっております。第7期介護保険事業計画に定めました、年額55,200円を基準として算定したところであります。  2款使用料及び手数料、1項手数料、1目督促手数料については、存目計上としております。  3款国庫支出金、1項国庫負担金につきましては、予算額1億8,156万8,000円、前年比950万6,000円の減となっておりますが、保険給付費に対する国の負担割合を乗じて計上いたしました。  2項国庫補助金は、予算額5,503万4,000円、前年比1,239万5,000円の減で、保険給付費及び地域支援事業費に対する国の補助割合を乗じて計上いたしました。  4款1項支払基金交付金につきましては、予算額2億7,510万2,000円、前年比1,271万9,000円の減で、保険給付費及び地域支援事業費に対する社会保険診療報酬支払基金から交付されるもので、それぞれの事業費に負担割合を乗じて計上いたしました。  9ページ、10ページをお願いします。  5款県支出金、1項県負担金、1目介護給付費負担金につきましては、予算額1億4,141万4,000円、前年比437万円の減となっておりますが、保険給付費に対する県の負担割合を乗じて計上いたしました。  2項県補助金は、予算額775万6,000円で、前年比4万6,000円の減となっております。地域支援事業費に対する県の補助割合を乗じて計上しております。  6款財産収入、1項財産運用収入につきましては、存目計上としております。  次に7款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては、予算額1億8,091万6,000円で、前年比4万5,000円の減となっております。  内訳としまして、1目介護給付費繰入金から3目地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業外)までの繰入れにつきましては、保険給付費及び地域支援事業費に対する村の負担割合を乗じて計上いたしました。  また、4目低所得者保険料軽減繰入金でございますが、所得区分第1段階の介護保険料で、保険料率が本来の基準より0.05引き下げられており、その補てんを国が2分の1、県と村が4分の1ずつ公費負担することとなります。国、県の負担分につきましては、一般会計予算に歳入として計上しておりますので、村分と合わせて介護保険特別会計に繰り入れるものでございます。  5目その他一般会計繰入金につきましては、歳出予算の1款総務費に係る経費で事務費と職員給与費等を繰り入れるものでございます。  2項基金繰入金につきましては、第7期介護保険事業計画に基づきまして、事業費を精査し、歳入の不足分を基金から繰り入れるものでございます。54万1,000円を予定してございます。  11ページ、12ページをお願いします。  8款1項1目繰越金につきましては、存目計上としております。  以降、9款諸収入、1項延滞金加算金及び過料の各目、2項村預金利子、3項雑入の1目第三者納付金、2目返納金につきましても、同様に存目計上としております。  3目雑入につきましては、予算額143万6,000円、前年比17万3,000円の減となっております。総合事業に対する介護予防ケアプランの作成に対する収入等や一般介護予防事業参加者の利用料を予定しております。  続きまして歳出を説明いたします。  13ページ、14ページをお願いします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、予算額4,509万2,000円で、前年比464万6,000円の増となります。介護保険担当職員4人分の人件費、要介護認定審査、訪問調査などの事務運営に必要な費用を計上してございます。また、次期8期計画の策定に向けた委託料等を計上しております。  15ページ、16ページをお願いいたします。  2項徴収費、1目賦課徴収費で、予算額118万円で、前年比3万1千円の増となります。介護保険料の賦課や徴収をする上での必要額を計上したものでございます。  次に2款保険給付費、1項介護サービス等諸費、予算額9億2,351万7,000円で、前年比4,818万3,000円の減となります。  地域密着型介護老人福祉施設の介護サービス給付と、介護老人福祉施設の介護サービス給付の減が大きなところでありますが、給付実績や介護保険事業計画のサービス見込量等を考慮し、計上したところでございます。  2項その他諸費ですが、17ページ、18ページをお願いします。予算額78万9,000円で、前年比7万2,000円の減となります。千葉県国民健康保険団体連合会に支払う介護サービス費に伴う審査手数料でございます。  次に3項高額介護サービス等費ですが、予算額2,448万円で、前年比63万5,000円の減となります。介護サービス利用者の費用負担を軽減する給付制度ですが、実績に基づき計上いたしました。  4項特定入所者介護サービス等費、予算額4,500万円で、前年比619万2,000円の増となります。これは、低所得かつ低資産世帯が特別養護老人ホーム等へ入所した場合、居住費や食費について、一定額を超えた部分について給付されるものでございます。  3款地域支援事業費、1項介護予防・生活支援サービス事業費、予算額1,765万3,000円で、前年比270万5,000円の減となります。1目の介護予防・日常生活支援総合事業は、これまでの介護予防・生活支援サービス事業と介護予防ケアマネジメント事業を国及び県の分類に合わせ統合しました。本事業は、要介護状態にならないよう、住みなれた家で自立した生活を営むことができるよう、通所介護のふれあい事業や、訪問介護が必要になった方に対し村が中心となり介護予防事業や生活支援サービスを実施するものでございます。また、総合事業対象者に対するケアプランを作成するための委託経費等も含まれております。  19ページ、20ページをお願いします。  2項一般介護予防事業費、予算額876万6,000円で、前年比141万8,000円の増でございますが、身近な地域で実施する介護予防事業に係る経費と、認知症への正しい知識を学ぶ機会と症状の改善を図ることとしまして、認知症あんしん生活実践塾事業を新規に実施することとします。  3項包括的支援事業・任意事業費ですが、飛びまして23ページ、24ページをお願いします。予算額3,447万7,000円で、前年比652万円の増となります。  この項でも、目名を国及び県の分類に合わせ改めております。  恐れ入りますが、19ページ20ページに戻っていただきたいと存じます。  1目では、これまでの包括的支援事業費を、地域包括支援センター運営費としました。包括支援担当職員4名分の人件費と、地域包括支援センターの運営に係る経費、主なものとして総合相談のための臨時職員の賃金を計上しております。  2目任意事業費は、利用者への介護給付通知及び居宅介護支援事業所へのケアプラン評価の通知を行う介護給付費適正化事業と、紙おむつ等への助成を行う家族介護支援事業を実施する費用を計上しております。  21ページ、22ページをお願いします。  また、その他任意事業として、成年後見制度の利用助成や住宅改修申請書用理由書作成料を計上しております。  3目包括的支援社会保障事業費につきましても、国及び県の分類に合わせ、これまでの包括的支援事業費、生活支援体制整備事業費及び認知症総合支援事業費を統合し、目名を改めております。  在宅医療・介護連携推進事業では、住民への普及啓発や医療と介護の連携を進める研修会の経費等を計上し、生活支援体制整備事業では、医療・介護・在宅・施設などの支援、つなぎ役としての生活支援コーディネーターの経費等を計上しております。  また、認知症対策として、認知症初期集中支援チームに係る認知症初期集中支援推進事業、認知症サロンへの助成を行う認知症地域支援・ケア向上事業の経費を計上いたしました。  23ページ、24ページをお願いします。  4款1項基金積立金については、介護給付費準備基金積立金として存目の計上としております。
     5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、予算額14万5,000円、前年比1万4,000円の増につきましては、対象となる被保険者の増加を考慮し計上しております。  6款1項予備費は、不測の事態に備え、前年同様に100万円を計上しております。  25ページ以降につきましては、給与費明細書等を添付してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  恐れ入りますが、戻っていただきまして、3ページをお願いいたします。  第2表継続費でございますが、1款総務費、1項総務管理費の事業名介護保険事業計画策定事業でございます。次期8期の事業計画策定にあたり、平成31年度に主に調査経費として258万2,000円、平成32年度に計画の策定支援として259万4,000円、合わせまして517万6,000円を計上するものでございます。  以上、雑駁ではございますが、議案第17号 平成31年度長生村介護保険特別会計予算の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 43 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第18号 平成31年度長生村後期高齢者医療特別会計予算について、提案理由の説明を求めます。住民課長。             [住民課長 斉藤加代子君 登壇] 44 ◯住民課長【斉藤加代子君】 それでは、議案第18号 平成31年度長生村後期高齢者医療特別会計予算について、御説明を申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第211条第1項の規定により提案するものでございます。  後期高齢者医療特別会計予算の総額を、歳入歳出それぞれ1億6,550万円とするものでございます。前年度に比し、540万円の増となっております。  初めに、後期高齢者の概要について御説明をさせて頂きます。  平成30年12月末現在の加入者数は2,292人で、前年度同時期と比較いたしますと81人の増となっており、村の人口の15.9%となります。保険料特別徴収は2,086人で、普通徴収は533人となっております。  それでは、事項別明細書によりまして内容を御説明いたしますので、6ページ、7ページをお願いいたします。  まず、歳入から御説明をいたします。  1款1項後期高齢者医療保険料、本年度予算額1億1,494万1,000円で、前年比390万4,000円の増となっております。保険料増額の要因は、被保険者の増加見込によるものでございます。  次に、2款使用料及び手数料、1項手数料、1目督促手数料は、前年度と同額でございます。  次に、3款繰入金、1項一般会計繰入金、予算額4,978万2,000円で、前年比148万1,000円の増でございます。これは、1目事務費繰入金につきましては、職員の人件費、事務費等に係るもので、2目保険基盤安定繰入金につきましては、保険料軽減に対する補てんとして、県が4分の3、村が4分の1を負担することとなっており、県の負担分につきましては一般会計に歳入として計上しており、村分と併せて、後期高齢者医療特別会計に、繰り入れるものでございます。  次の、4款1項繰越金、5款諸収入、1項延滞金加算金及び過料につきましては、それぞれ前年度と同額で計上をいたしました。  次の、2項1目雑入、予算額76万4,000円で、前年度に比し1万5,000円の増でございます。これは、保険料徴収事務に要する経費の一部について広域連合から交付されるもので、被保険者の増加見込によるものでございます。  続きまして、歳出について御説明を申し上げます。  8ページ、9ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費で、予算額990万9,000円で、前年比11万3,000円の増となっております。これは、担当職員の人件費及び事務費で、主な増額の要因は、人件費の増によるものございます。  次に、2項1目徴収費で、予算額93万4,000円で、前年比4,000円の増で、これは保険料賦課徴収にかかる経費でございます。  次に、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金で、予算額1億5,414万7,000円で、前年比528万3,000円の増でございます。説明欄の後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者から納付を頂きました保険料を納付するもので、保険基盤安定制度拠出金は、一般会計から繰り入れました保険料軽減分に対する補てん分で、それぞれ全額広域連合に納付するものでございます。  次の、10ページ、11ページをお願いいたします。  3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金並びに4款1項1目予備費につきましては、前年度と同額で計上いたしました。  なお、12ページから21ページにつきましては、給与費明細書でございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第18号 平成31年度長生村後期高齢者医療特別会計予算の説明とさせていただきます。  御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 45 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  以上で日程第5、議案第4号から、日程第19、議案第18号までの提案理由の説明を終わります。  ここで暫時休憩といたします。再開は3時10分とします。                午後3時00分 休憩                午後3時10分 再開 46 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き会議を開きます。      ───────────────────────────── 47 ◯議長【矢部眞男君】 日程第20、請願の審査報告についてを議題といたします。  本件につきましては、さきの定例会12月会議において総務経済常任委員会に付託したものです。委員長より審査結果の報告を求めます。阿井総務経済常任委員会委員長。         [総務経済常任委員会委員長 阿井市郎君 登壇] 48 ◯総務経済常任委員会委員長【阿井市郎君】 本委員会に付託されました請願の審査結果を、次のとおり報告いたします。  長生村議会議長、矢部眞男様。  請願第5号 内谷川八積支線、高根支線の自治体管理に関する請願については、平成30年第2回長生村議会定例会12月会議において本委員会に付託されたので、平成30年12月26日及び平成31年1月24日並びに2月21日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。  審査意見としては、内谷川八積支線、高根支線は五十数年前、土地改良事業により農用地の排水路として建設された施設である。現在では農用地の排水のみならず、一般家庭の生活排水や、地域の雨水排水路としても重要な役割が果たされているが、施設の老朽化が激しく、その維持管理に苦慮している。  農業の担い手不足や農業従事者の高齢化、米価の下落で農業収入も減少しているなど困難を抱えている今日、農地保全と地域環境を守る必要から、請願の趣旨は充分理解できる。  しかしながら、同様の問題を抱えている農家は両総土地改良区管理委員会高根支部だけではない。  したがって、村全体の農業用排水路の維持管理と農地保全のために、今後、村としてどのような対応を図っていくか、基本的な方針を確立しながら、請願内容の実現を図るべきであるとの意見が出されました。  審査における意見を尊重し、請願第5号は、審査の結果、趣旨採択すべきものと決しましたので、報告いたします。 49 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  以上で委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果についての質疑に限られておりますので、御了承願います。  質問者、いますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯議長【矢部眞男君】 質疑なしと認めます。  討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  請願第5号 内谷川八積支線、高根支線の自治体管理に関する請願について、本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。よって、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 52 ◯議長【矢部眞男君】 挙手全員。よって、請願第5号は趣旨採択とすることに決定しました。      ───────────────────────────── 53 ◯議長【矢部眞男君】 日程第21、請願第1号 福島原発事故放射性物質による除染土壌再利用の中止を求める意見書採択等に関する請願を議題とします。  本会議までに受理された請願は、お手元に配付の請願書の写しのとおりであります。  お諮りします。請願第1号については、議会会議規則第91条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。  よって、請願第1号は委員会付託を省略することに決定しました。  請願第1号を議題とします。紹介議員の説明を求めます。6番石井君。              [6番 石井俊雄君 登壇] 55 ◯6番【石井俊雄君】 それでは、ただいまから福島原発事故放射性物質による除染土壌再利用の中止を求める意見書採択等に関する請願を行います。  平成31年2月18日。長生村議会議長、矢部眞男様。提出者、千葉県長生郡長生村本郷4693、氏名、諸岡孝則。電話、0475-32-2969。紹介議員、関克也、石井俊雄でございます。  それでは、請願の趣旨を申し上げます。  3.11福島原子力発電所事故により、放射性物質が大量に放出され、広大な面積が汚染されました。そのために強制避難となり、現在も続いております。解除された地区もあるが帰還されたのは少数であり、若い方々は自分の子ども達が将来がんなどの病気になるのではないかと不安に思って、ほとんど戻っていません。政府が「除染したので危険はない」と言っても、拡散した放射能は、低線量であっても被爆すれば細胞が壊され、もとに戻らないために、10年後、20年後に健康被害が出てくると言われているからです。  原子力発電所事故では、自然界にはない放射性物質セシウム137が大量に放出されました。セシウム137はウラン235を原発で核分裂させて生成されるものであり、半減期30年、100年で10分の1、もとに戻るのは200年以上と言われ、現在の科学では消すことができません。人体に有害なセシウム137は、さまざまな健康被害をもたらすことが研究で明らかになっています。放射能は自然界にもあり、医療にも利用されますが、原発から放出された人工放射能は現在の人間の科学では制御できない危険なものです。  このような放射性物質に汚染された地域を除染し、その除染土壌を中間貯蔵施設に運び込み、30年後には最終処分場へ持っていくことになっていましたが、当初から中間貯蔵施設には入り切れないこともあり、「8,000ベクレル/キログラム以下の除染土壌を全国の公共事業に使う」と、2018年6月1日、環境省が言い出し、南相馬市で常磐高速道路の4車線化、飯舘村で農地の造成材、二本松市で道路基盤材、福島県外で埋め立て処分などに使う実証事業をやり始めています。地元では反対運動が起きて、二本松市では住民の反対で延期をされました。  健康被害をもたらす危険のある放射線を出す放射性物質を含んだ除染土壌を、私達の生活の近くで再利用しようとするのは住民の生命の安心・安全のためには許されることではありません。国に対して除染土壌の再利用中止を求めてください。  また、いずれ再利用の拡大で全国の公共事業で除染土壌の活用が求められれば、長生村にも要請が来ることは必至です。そうなれば、この自然豊かな長生村が、放射能におびえて暮らさなければならない危険な土地になってしまいます。村民の生命の安心・安全のためにも、日本の将来を担う子ども達の健康のためにも、要請があっても絶対に受け入れてはなりません。要請があっても福島の除染土壌受け入れには反対することを表明してください。  以上、地方自治法124条の規定により請願をいたします。  2つ目、請願の項目であります。  1)福島原発事故に伴う除染土壌を、全国で再利用することには反対する意見書を国に提出してください。  2)長生村は、福島の除染土壌受け入れの要請があっても、受け入れには反対することを表明してください。  以上であります。皆さんからいろいろ御意見をいただきながら、考えをいただきながら御可決いただけることを願っております。よろしくお願いいたします。 56 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  これより、請願第1号の質疑を行います。5番塩谷君。 57 ◯5番【塩谷法道君】 今、請願の趣旨が言われましたけれども、実はこういう問題に対して、東京新聞の2月2日付の新聞を見ますと、伴英幸という原子力資料情報室共同代表のお話でこういうことが言われているんですけれども、「汚染濃度が低いからといって、汚染土を公共事業に使うのは筋違い。中間貯蔵施設で30年間きちんと管理すべきだ。最初は汚染濃度が低いものを使い、使える土を増やすため、最終的には指定廃棄物すれすれの8000ベクレル以下まで持っていくのではないか。今回の計画はその突破口になるおそれがあるのではないか」、こういう記事があるんですけども、その点についてはどのような見解を持っていますか。紹介議員にお尋ねします。 58 ◯議長【矢部眞男君】 6番石井君。 59 ◯6番【石井俊雄君】 関連のマスコミの情報誌、朝日新聞もつい最近、1面トップでそういったことに対する心配の記事を出しております。  今、塩谷議員からもお話があったわけですけども、当初は「県外に最終処分場を見つけて、そこに持っていって最終処分場でずっと置いていく」と、そういうことが国の基本的な考え方であったわけです。それを途中から変えて、公共事業で全国に再利用していくというふうに変わってきたわけでありますけども、私の考え方は、公共事業で使ってもそこに人がいる。  例えば、今、常磐道路の4車線化に向かって埋め込みの実験を始めていますけども、今日も現地の人と電話で話し合ったんですけども、もしも自然災害とかいろんな事故で崩落をしたら、その8000ベクレル以下の汚染土壌が流れ込んで広がってしまうと。 60 ◯議長【矢部眞男君】 6番石井君に申し上げます。簡明にお願いします。 61 ◯6番【石井俊雄君】 そういう意味で非常に危険であるし、私としては全国に公共事業で使っていくということについてはよくないと、そういうふうに思っています。  以上です。 62 ◯議長【矢部眞男君】 他に質疑ございますか。ありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長【矢部眞男君】 質疑なしと認めます。討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    64 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。請願第1号 福島原発事故放射性物質による除染土壌再利用の中止を求める意見書採択等に関する請願について、原案のとおり採択することに賛成の方の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) 65 ◯議長【矢部眞男君】 挙手少数。よって、請願第1号は不採択とすることに決定しました。      ───────────────────────────── 66 ◯議長【矢部眞男君】 本日はこれにて会議を散会とします。明日6日は午前9時30分から会議を行います。御苦労さまでした。                午後3時26分 散会 このサイトの全ての著作権は長生村議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) CHOSEI VILLAGE ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....