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  1. 長生村議会 2018-12-01
    平成30年定例会12月会議(第1日) 本文


    取得元: 長生村議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-29
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1 ◯議長【矢部眞男君】 皆様、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、これから平成30年第2回長生村議会定例会12月会議を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。      ───────────────────────────── 2 ◯議長【矢部眞男君】 本定例会の議事日程及び議案等説明のため出席を求めた職員等は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、御了承願います。      ───────────────────────────── 3 ◯議長【矢部眞男君】 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  7番鈴木君、8番井下田君の両名を指名します。両名には本12月会議の会議録署名議員をお願いします。      ───────────────────────────── 4 ◯議長【矢部眞男君】 日程第2、会議日程の決定についてを議題とします。  本件については、議会運営委員会委員長の報告を求めます。東間議会運営委員会委員長。          [議会運営委員会委員長 東間永次君 登壇] 5 ◯議会運営委員会委員長【東間永次君】 皆様、改めましておはようございます。  ただいま議長のお許しがありましたので、平成30年第2回長生村議会定例会12月会議に関する件について、さきに議会運営委員会を開催し、協議、決定した内容について御報告申し上げます。  まず、会議日程の件でございますが、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙、認定5件、議案4件、請願1件、一般質問の通告者は7名であります。  これらの内容を検討した結果、本日4日から7日の4日間とし、6日は議事調査のため休会とすることが妥当と決しました。  議事の進め方については、日程第3、諸般の報告を行います。日程第4、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。次に日程第5、認定第1号から日程第9、認定第5号までは委員会付託案件であり、関連がありますので一括議題とし、委員長報告を行い、質疑、おのおのの討論、採決を行います。日程第10、議案第44号から日程第13、議案第47号までは順次提案理由の説明を行い、質疑、討論、採決を留保します。日程第14、請願第5号は総務経済常任委員会へ審査を付託する予定です。日程第15、一般質問を通告順に3名行います。ここまでを初日に行い、散会とします。  2日目、5日は一般質問を通告順に4名行い、散会とします。  最終日7日は、日程第1、議案第44号から日程第4、議案第47号まで、それぞれ質疑、討論、採決を行います。  以上、よろしく御協力のほどお願い申し上げまして、議会運営委員会からの報告といたします。
     以上です。 6 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  お諮りします。  ただいま議会運営委員会委員長から委員会の決定事項について報告がありましたが、議会運営委員会の意思を尊重しまして、本定例会の会議日程は、本日4日から7日までの4日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7 ◯議長【矢部眞男君】 御異議なしと認めます。よって、本日4日から7日の4日間に決定しました。      ───────────────────────────── 8 ◯議長【矢部眞男君】 ここで村長より発言の許可を求められておりますので、発言を許可します。小高村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 9 ◯村長【小高陽一君】 改めまして、おはようございます。  ただいま議長のお許しをいただきましたので、開会に当たり一言御挨拶申し上げます。  本日ここに平成30年第2回長生村議会定例会12月会議の開会をお願いしましたところ、議員の皆様には公私ともに大変お忙しい中、御出席いただき、まことにありがとうございます。  おかげさまで、この秋数々のイベントを行いましたが、無事終了することができました。特に、11月10日に開催したながいきフェスタでは、目標の1万人を上回る皆様に御来場いただき、大勢の皆様に喜んでいただきながら閉会することができました。これも、ひとえに議員皆様の御理解、御協力のたまものと、この場をかりて深く感謝申し上げます。  今議会では、いずれも今年終了するべき事業に対して重要な案件を提案させていただきました。皆様方には慎重審議の末、御可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。  既に12月に入り、寒さも一段と厳しくなると思われます。議員の皆様にはどうぞ御自愛いただき、お元気に新年を迎え、そして来年もまた御活躍いただきますようお祈り申し上げます。  結びに、本村議会のますますの発展を御祈念申し上げ、挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。      ───────────────────────────── 10 ◯議長【矢部眞男君】 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第235条の2に関する例月出納検査、8月分から10月分までは、別紙報告書のとおりでありますので、報告します。      ───────────────────────────── 11 ◯議長【矢部眞男君】 日程第4、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。  本件につきましては、地方自治法第182条第8項の規定により、選挙管理委員会委員長より現在の委員及び補充員が平成30年12月23日をもって任期満了となる旨の通知が議長宛てにありましたので、同法第182条第1項の規定により委員の選挙を行うものであります。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。  お諮りします。  指名の方法については議長が指名することにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。したがって、議長が指名することに決定しました。  選挙管理委員会委員には、長生村小泉6番地、古山晴久君、長生村本郷5297番地、鈴木幸江君、長生村水口560番地、市東洋子君、長生村一松2250番地2、大野博志君、以上の方々を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました方々を、選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました古山晴久君、鈴木幸江君、市東洋子君、大野博志君、以上の方々が選挙管理委員会委員に当選されました。  続きまして補充員の指名をします。長生村信友1937番地6、御簾納秀俊君、長生村岩沼1660番地、土屋利子君、長生村本郷901番地1、木島幸一君、長生村驚334番地2、中村亜希子君、以上の方々を指名します。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました方々を、選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました御簾納秀俊君、土屋利子君、木島幸一君、中村亜希子君、以上の方々が選挙管理委員会委員補充員に当選されました。  次に、補充員の順序についてお諮りします。  補充員の順序については、ただいま私が指名いたしました順序にいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、補充員の順序は1番、御簾納秀俊君、2番、土屋利子君、3番、木島幸一君、4番、中村亜希子君、以上のとおり決定しました。      ───────────────────────────── 17 ◯議長【矢部眞男君】 日程第5、認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第9、認定第5号 平成29年度長生村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでを一括議題とします。  本件については、さきの定例会9月会議において決算審査特別委員会に付託した案件でありますので、委員長の報告を求めます。阿井決算審査特別委員会委員長。         [決算審査特別委員会委員長 阿井市郎君 登壇] 18 ◯決算審査特別委員会委員長【阿井市郎君】 決算審査特別委員会の報告を申し上げます。  平成30年第2回議会定例会9月会議に上程された認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算、認定第2号 平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成29年度長生村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成29年度長生村介護保険特別会計歳入歳出決算及び認定第5号 平成29年度長生村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定案5件につきましては、本会議において7名の委員で構成されました決算審査特別委員会にその審査を付託されたものであります。  本委員会は、本会議において設置された後、直ちに第1回決算審査特別委員会を開催し、正副委員長の互選及び審査日程について協議いたしました。その結果、委員長に私、阿井市郎、副委員長に門口昭委員を選任し、審査日程を11月6日から8日の3日間といたしました。これにより、第2回決算審査特別委員会を11月6日、午前9時から議会委員会室において開催し、付託された認定案5件について、村長初め関係職員の出席を求め、監査委員の決算審査意見書や村当局から提出のあった審査資料を参考にし、慎重審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  委員長、議長及び村長の挨拶後、会期の決定を諮り、会期は11月6日から8日までの3日間とし、審査日程について決定した後、認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算の認定並びに4つの特別会計の歳入歳出決算の認定について一括議題として審査いたすこととし、各課ごとに決算書と主要施策の成果説明書により説明を受けた後、審査を行いましたので、その質疑、応答について概要を申し上げます。  認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算については、まず歳入においては諸税の滞納等は時効の中断を適切に講じ、安易に不納欠損をせず、健全な納税者との不公平感を改善されたいとの意見がありました。また、滞納者をランクづけしているかとの質問では、滞納者のランクづけはしてないとの答弁でありました。  次に、歳出では、2款総務費においては、資金の運用をどのようにされているかとの質問では、歳計現金は農協の定期預金で運用しているとの答弁があり、また入札の予定価格はどのように決められているかとの質問では、予定価格は積算をもとに適切に決めている。また品質の確保のため、歩切りはしてないとの答弁がありました。  また、マイナンバー制度については、カード製作者が少ないようだが、これをやる意味があるのか。また制度の周知などの努力はしているかとの質問では、事業としては国が進めていることなので村としては答弁できない。周知については、広報などで行っているとの答弁でありました。  また、新地方公会計システムの導入委託料はどのような内容を委託しているのかとの質問では、固定資産税台帳の管理、整備の他、財務書類作成を委託しているとの回答でありました。  また、ふるさと応援寄附金事業では、返礼品の割合、品物についての質問があり、返礼品の割合は3割であるが、業者への手数料、配送料等を含めると5割から6割となる。返礼品の品物は米やソバ、海産物が主なものであるとの答弁でした。  また、監査員事務局を議会事務局が兼務していることはおかしい。監査員事務局の取り扱いについて再考すべきとの意見もありました。  次に、3款民生費では、学童保育所の待機児童の状況とエアコンの設置状況はとの質問では、待機児童はいません。エアコンは全施設に設置済みとの答弁でありました。  また、保育所入所決定通知は早く発送してほしいとの意見もありました。  また、各種検診事業での受診者への負担金が上がっているとの質問があり、検診はがん検診が500円の自己負担があるが、上がってはいないとの答弁でありました。  次に、4款衛生費では、鳥獣被害防止対策協議会への補助金の使途についての質問があり、鳥獣類の捕獲器の購入や、捕獲を委託している経費等であるとの答弁と、イノシシの被害状況を求める意見もありました。  次に、5款農林水産業費では、駆除事業で購入した農業機械を入れかえるとき下取りに出すことはないのかとの質問があり、下取りに出すことはない、また原則として導入後7年は処分できないことになっているとの答弁でありました。  次に、6款商工費では、海水浴場監視業務委託料とは何かとの質問があり、監視員の人件費や資機材のレンタル料との回答でありました。  また、利子補給事業の補助率の見直しやコミュニティセンターの使用料の値下げを検討してほしいとの意見がありました。  次に、7款土木費では、道路占用料の占用形態についての質問があり、道路に埋設しているガス管や送水管、また電柱の路肩占用料との答弁でありました。  また、道路改良事業が執行できなかった箇所と理由についての質問があり、用地取得に至らなかったところが1ヶ所との答弁がありました。  その他、外灯設置工事での要望残数はあるのかとの質問があり、要望されたものは全て設置されましたとの回答でありました。  次に9款教育費では、特別支援教育介助員の人数と業務内容、また何年度から配置しているかとの質問があり、中学校に2名、各小学校に3名ずつ配置しており、クラス担任教師の補助をするため、平成22年度より実施しているとの答弁でありました。  また、給食食材は地元産をどのくらい使っているかとの質問があり、地元直売所を通じて地元産で調達できるものは地元産を使用しているとの答弁がありました。  また、社会教育費の補正額が大きいが、当初予算に組めるものであれば当初予算で予算化するようにしてもらいたいとの意見がありました。  次に、平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算では、広域化に伴い国、県からの財源補助はあったのかとの質問があり、広域化に伴うシステム改修費として補助されているとの答弁でありました。  また、繰越金が1億8,000万円となっているが、保険税引き下げの議論はしたのかとの質問がありました。議論はされていませんでしたとの答弁でありました。  次に、平成29年度長生村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算では、分担金の不納者が3名いるが、供用開始しているのかとの質問があり、1名は供用を開始しており、分担金は未納だが使用料は納めているとの答弁がありました。  また、下水処理場の塩害対策はしているかとの質問があり、塩害対策はしているとの答弁でありました。  次に、平成29年度長生村介護保険特別会計歳入歳出決算では、介護保険料の県内及び郡内でどの位置であるのかとの質問があり、県内では下から5番目、郡内では一番低い状況であるとの答弁でありました。  以上が各会計の決算における質疑、応答の概要であります。  本委員会では、以上の内容を踏まえて別紙審査の意見書を付して、付託された認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算、認定第2号 平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成29年度長生村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成29年度長生村介護保険特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成29年度長生村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算は、討論、採決を行い、委員多数の賛成をもって、いずれも認定することに決しました。  以上が決算審査特別委員会における経過と結果でありますので、御報告といたします。 19 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  以上で委員長の報告が終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果についての質疑に限られておりますので、御了承願います。  質疑ございますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長【矢部眞男君】 質疑なしと認めます。  認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。15番、関君。 21 ◯15番【関 克也君】 反対討論を行います。  反対討論です。平成29年度長生村一般会計決算の認定についてでありますが、この決算案については以下に述べるような前進面もあります。例えば、第1、保育料の軽減で、市町村民税非課税世帯の第2子以降の無条件無料化を実施したこと、ひとり親世帯の保育料軽減の拡充を行ったこと、第2に妊婦健診の助成金の拡充、そして第3、福祉タクシー制度の拡充で使い勝手のよいタクシー利用券方式への改善と、自主的に自動車運転免許証を返納した70歳以上の高齢者、また妊産婦さんへの対象を拡大したこと、そして4つ目に給付性を含む奨学金制度の創設を行ったこと。これらは子育て支援の充実や、住民負担軽減にかかわる事業で、前進したことであり、評価をできます。  しかしながら、住民の福祉、安全、健康を守る地方自治体の本来の役割から見て、不十分だと言わざるを得ません。  私達が実施しました村政アンケートでは、村政に要望したいことの第1位は水道料金、下水道料金の引き下げ、第2位は国民健康保険税の引き下げ、そして第3位がごみ袋の引き下げ、第4位が介護保険料利用料軽減、そして第5位が24時間救急医療体制の充実、そして第6位、特別養護老人ホームの増設、第7位が働く場所の確保、そして第8位が乗合タクシーの運行ということで、軒並み住民負担の軽減が上位を占めるという結果となりました。国の悪政による格差と貧困の広がりや、暮らしの破壊が村内にも広がっていることを示していると思います。村のさらなる努力が求められます。  また、長生村自身が実施した総合計画後期基本計画の策定のためのアンケート調査報告書、平成27年9月によれば、長生村が住みにくい理由というのが通勤、通学の交通の便の悪さ、買い物の利便の悪さが最も大きいという結果でした。さらに、満足度の低い施策のうち、不満が5割を超えるものの中のトップに公共交通の充実の問題があることを明らかにしています。  ところが、今回の29年度決算では、公共交通の確保が中心に座っていないことが大きな問題です。負担軽減施策では、特に国民健康保険会計への法定外一般会計繰出金が一円も組まれなかったこと、この繰り出しに関しては地方消費税交付金の増額分を社会保障関係4経費に充てて社会保障を充実させると公約した国の施策が、特に国民健康保険では実施されていないことも問題です。  また、小規模事業者や中小業者の暮らしを守る施策においても極めて不十分です。例えば、地元業者を応援する事業である中小企業設備改善資金利子補給事業補助金や、住宅リフォーム事業補助金家庭用LED照明器具購入リフォーム事業補助金、これら全てを合わせても525万円にすぎません。一方、大企業を応援する企業立地奨励金はナフコなどの3社で3,963万円にもなっております。これらは、やはり村民の多くが仕事を抱えている中小業者、小規模事業者への助成が非常に不十分だということのあらわれであります。安倍自公政権の国民と命、そして生活を破壊する国民いじめの政治から、村民の暮らしを守る防波堤になるという村政本来のあり方から見て極めて不十分であるため、反対の討論といたします。  以上でございます。 22 ◯議長【矢部眞男君】 賛成討論ございますか。8番、井下田君。 23 ◯8番【井下田政美君】 ただいま上程されました認定第1号 一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。  まず歳入では、国県補助事業を積極的に取り入れ、ふるさと納税ではいろいろ創意工夫され、財源確保に努力されました。  次に、歳出では限られた財源の中で住民福祉の向上、安全・安心な生活が送れるような地域づくりなど全体を見通した予算執行がなされました。健康、福祉分野では、ゼロ歳から高校3年生までの医療費助成の充実を初め、妊婦健康診査の助成、また妊婦期から子育てまでのワンストップサービスや福祉タクシー事業の利用拡充、農業関係では経営体育成支援事業、環境に優しい農業の推進、生活基盤、交通の安全確保では道路改良、排水路整備、安全・安心の確保のための施設の長寿命化修繕事業や、八積駅周辺環境整備計画の策定、教育関係では小中学生の各種検定受験費用の助成、高校、大学、専門学校進学のための奨学金制度の拡充など、各分野で成果が図られたと考えます。  監査委員からの意見もありましたが、次年度の予算編成や執行管理に一層努力を求め、賛成の立場で討論といたします。  以上です。
    24 ◯議長【矢部眞男君】 他に討論ございますか。ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  認定第1号 平成29年度長生村一般会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 26 ◯議長【矢部眞男君】 挙手多数。よって、認定第1号は委員長報告のとおり認定とすることに決定しました。  次に、認定第2号 平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。15番、関君。 27 ◯15番【関 克也君】 反対の立場からの討論をさせていただきます。平成29年度国民健康保険特別会計決算の認定についての反対の討論をさせていただきます。  国民健康保険税は高過ぎて払えず、滞納せざるを得ないというのが現状であります。村独自の努力、一般会計からの法定外繰入金による引き下げ、特に子どもの均等割りの軽減が求められましたが、法定外繰入金も均等割りの独自軽減も行われませんでした。  先ほど決算審査特別委員会委員長の報告の審議経過にもございましたように、実質収支が多額になるという状況がございました。この実質収支の活用も十分行われておりません。  また、消費税引き上げ分にかかわる地方消費税の増額分を国の方針どおりに国民健康保険特別会計へ繰り入れをして住民負担の軽減、社会保障の充実に使うということが必要でありましたが、これが行われておりません。  以上から、平成29年度国民健康保険特別会計決算案に反対の討論といたします。  以上です。 28 ◯議長【矢部眞男君】 賛成討論ございますか。11番、小倉君。 29 ◯11番【小倉利一君】 議席番号11番、小倉でございます。  ただいま上程されました認定第2号 平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成討論を行います。  国民健康保険は、平成29年度末において、村全体の40.2%の世帯が加入し、健康的な生活を続ける上での最小限の保障として、誰もが安心して暮らせる重要な役割を果たしております。しかしながら、低所得者の増加、加入者の高齢化や医療の高度化などにより、所得水準が低く、医療費水準が高いなどといった構造的な問題を抱えております。  このような状況のもと、平成30年度からは財政基盤の強化を図るため財政運営の責任主体が千葉県へ移行し、市町村とともに共同で運営していくこととなりました。村では、国民健康保険事業の健全な運営のため、国民健康保険税の納税相談や個別訪問、コンビニ収納、差し押さえなどと収納率向上に努力するとともに、特定検診、特定保健指導、人間ドック助成など、生活習慣病の予防と早期発見を目的とした被保険者の健康管理に取り組み、医療費の削減に努めております。  このようなことから、今後も大変厳しい運営状況は想定されますが、事業を行う上で適正な決算であると判断し、賛成討論といたします。  以上であります。 30 ◯議長【矢部眞男君】 他に討論ございますか。ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 31 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  認定第2号 平成29年度長生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定であります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 32 ◯議長【矢部眞男君】 挙手多数。よって、認定第2号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。  次に、認定第3号 平成29年度長生村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 33 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  認定第3号 平成29年度長生村公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定であります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 34 ◯議長【矢部眞男君】 挙手多数。よって、認定第3号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。  次に、認定第4号 平成29年度長生村介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  認定第4号 平成29年度長生村介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定であります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 36 ◯議長【矢部眞男君】 挙手多数。よって、認定第4号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。  次に、認定第5号 平成29年度長生村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。               (「なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯議長【矢部眞男君】 討論なしと認めます。  採決をします。  認定第5号 平成29年度長生村後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長の報告は認定であります。よって、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 38 ◯議長【矢部眞男君】 挙手多数。よって、認定第5号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。      ───────────────────────────── 39 ◯議長【矢部眞男君】 日程第10、議案第44号 長生村課設置条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第13、議案第47号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第2号)までを議題といたします。  提案理由の説明を順次求めます。  議案第44号 長生村課設置条例の一部を改正する条例制定について及び議案第45号 長生村職員定数条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を求めます。総務課長。             [総務課長 芝崎正信君 登壇] 40 ◯総務課長【芝崎正信君】 改めまして、皆さん、こんにちは。  初めに、保育所・小中学校の一貫教育に係る連携強化のための機構改革について、平成30年第2回長生村議会定例会9月会議において御報告いたしました案件につきまして、その後検討を加え、調整いたしましたので、改めまして御説明をさせていただきます。  平成30年第2回長生村議会定例会12月会議参考資料の1ページをお願いします。A3の表でございます。左側が現在の体制、右側が新規の体制としております。学校教育課を子ども教育課とし、教育委員会部局の管理部門を現在の学校教育課の位置に残し、小中学校、保育所、子育て支援に係るものを保健センター事務室内に配置するものでございます。  子育てニーズは多様化しており、従来の縦割り行政の組織形態ではこれに応えられず、何らかの対応が早急に求められております。そこで、子ども達の育ちは一連のものと捉え、児童福祉を教育委員会に移管し、保育所と小中学校を一元的に所管していくことにより、その継続性を構築していく基盤を整えます。加えて、母子保健と一体の事務室で業務を行っていくことにより、妊娠期から始まる子育て支援との継続性を持たせます。また、何よりも住民にとって子どもに関する窓口を一本化することにより、利便性が図られ、よりわかりやすくなります。さらに、子どもに関する情報が一元化され、専門職のネットワークが強化されることも期待され、子どもを中心とした支援体制の強化につなげてまいります。そして、生涯学習課に配置していた家庭教育指導員を子ども教育課に配置することで子どもと保護者、そして保育所、小中学校の連携強化を図り、地域を巻き込んだ教育体制の充実に努めてまいります。  職員数につきましては、正職員の増減はありません。保育所、小中学校の連携強化のため任期付き短時間勤務職員1名を配置し、家庭教育指導員を兼ねるものとすることから、合計職員数については1名増となっておりますが、生涯学習課を合わせた職員数では増減はありません。  教育委員会部局を同一空間に配置できないかとの意見がありましたが、スペースや財政的問題等を考慮した中で住民の利便性を第一に考え本案に至りました。そして、平成31年4月1日から施行したいと考えております。  なお、10月19日に行財政改革推進委員会に本件について諮問したところ、「今回の機構改革を通じて、子育ての新たな時代に対応できる体制を構築されたい」との答申をいただいているところでございます。その後、11月16日に教育委員会で説明し、了承をいただいております。  今回の機構改革が最終形ということではなく、住民の御意見をいただきながら、長生村教育大綱の基本目標を理念とした検討を今後も重ねてまいります。  また、平成31年4月1日から施行する旨を住民各位に周知する関係から、長生村議会定例会12月会議に長生村課設置条例と長生村職員定数条例の一部改正について議案上程させていただくものでございます。  それでは、議案第44号 長生村課設置条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  まず提案理由を御説明いたします。  本案は、子育ての新たな時代に対応する取り組みを推進するとともに、効率的かつ機能的な行政体制を整備するため、行政組織を改める必要があることから提案するものでございます。  それでは、別冊の平成30年第2回長生村議会定例会12月会議参考資料の2ページをお願いします。  議案第44号参考資料、長生村課設置条例新旧対照表により御説明いたします。左側が現行、右側が改正案でございます。  改正点でございますが、健康推進課児童係を教育委員会部局に移行するため、健康推進課の分掌事務である第2条、健康推進課の項、第2号の「児童に関すること」を削るものでございます。  議案に戻っていただきまして、附則で施行期日は平成31年4月1日としております。  以上、雑駁ではございますが、議案第44号 長生村課設置条例の一部を改正する条例制定についての説明とさせていただきます。御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第45号 長生村職員定数条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  まず提案理由を御説明いたします。  本案は、子育ての新たな時代に対応する取り組みを推進するとともに、効率的かつ機能的な行政体制を整備するための行政組織の改正に伴い、村長事務部局と教育委員会事務部局の職員数を調整する必要があることから提案するものでございます。  それでは、別冊の参考資料の3ページをお願いします。新旧対照表により御説明いたします。左側が現行、右側が改正案でございます。  改正点でございますが、第2条第1項第1号、村長の事務部局の職員129人を39人減とし90人に、第2条第1項第6号、教育委員会の事務部局の職員16人を39人増とし55人に改正するものでございまして、職員定数の総数に変更はございません。  議案に戻っていただきまして、附則で施行期日は平成31年4月1日としております。  以上、雑駁ではございますが、議案第45号 長生村職員定数条例の一部を改正する条例制定についての説明とさせていただきます。御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 41 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第46号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明を求めます。企画財政課長。            [企画財政課長 木島正人君 登壇] 42 ◯企画財政課長【木島正人君】 それでは、議案第46号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は、地方自治法第218条第1項の規定により提案するものでございます。  今回の補正でございますが、保健センター施設維持管理費、農業振興事務運営費及び用排水路整備事業を補正するものが主な内容でございます。補正額でございますが、1,429万4,000円で、これを追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を56億8,526万7,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして内容を御説明いたしますので、5ページ、6ページをお願いいたします。  まず、歳入でございますが、13款国庫支出金、2項国庫補助金、4目土木費国庫補助金で、補正額が320万7,000円の減で、これは橋りょうの長寿命化補修工事に係る防災・安全交付金の内示額の減額によるものでございます。  次に、3項国庫委託金、2目民生費国庫委託金ですが、補正額が5万2,000円で、これは法改正に伴う国民年金システムの改修を実施するための国庫委託金でございます。  次に、14款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金ですが、補正額が9万2,000円で、ひとり親家庭等医療費の増加に対する県の補助金でございます。  4目農林水産業費県補助金ですが、補正額が224万1,000円で、これは農地中間管理機構による機構集積協力金で、9名に対する千葉県農地集積・集約化対策事業補助金でございます。  次に、16款、1項寄附金、1目一般寄附金ですが、補正額が100万円で、これは双葉電子工業株式会社から環境整備事業の原資として寄附をいただいたため、歳出と合わせて補正するものでございます。  次に、18款、1項、1目繰越金ですが、補正額が1,611万1,000円で、これは今回の補正予算に対する財源不足を補うため、前年度繰越金を充当するものでございます。  次に、19款諸収入、4項、1目雑入ですが、補正額が30万5,000円で、これは児童手当の平成29年度追加交付分として2万6,000円、そして自立支援給付費国庫負担金の平成29年度分の精算返還金27万9,000円でございます。  次のページ、7ページ、8ページをお願いします。  20款、1項村債、2目土木債ですが、補正額が230万円の減で、これは橋りょう維持管理事業の長寿命化補修工事の減額に伴うものでございます。  続きまして、歳出について御説明をいたします。次のページ、9ページ、10ページをお願いいたします。  まず、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費ですが、補正額が18万6,000円で、これはまちづくり推進委員会の開催増が見込まれることから、委員の報酬として3回分お願いするものでございます。  次の3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費ですが、補正額が81万9,000円で、まず介護保険利用者負担額助成事業では、助成対象者の増加等により助成金を補正するものとして8万5,000円、次の介護保険特別会計繰出金では、要介護認定制度の改正に伴うシステム改修における事務費繰出分として73万4,000円を補正するものでございます。  次に、2目障がい者福祉費ですが、補正額が81万2,000円で、自立支援事業では、平成29年度の障がい者医療費が確定したことによる国庫負担金の精算に伴う返還金35万1,000円でございます。  次の障がい児支援事業では、平成29年度の障がい児入所給付費等が確定したことによる国庫負担金の精算に伴う返還金46万1,000円でございます。  次に、4目国民年金費ですが、補正額が5万2,000円で、これは国民年金法の改正に伴う国民年金システムの改修経費で、全額が国庫委託金として措置されるものでございます。
     次に、5目福祉センター費ですが、補正額が45万8,000円で、これは、この夏が猛暑となったため、空調の稼働が増えたことと等による燃料代の不足額を補正するものでございます。  次の2項児童福祉費、1目児童福祉総務費ですが、補正額が52万2,000円の減で、これは、9月会議で補正予算として計上いたしました子ども・子育て支援事業計画策定委託料が確定いたしましたので、執行残金として61万8,000円を減額するものと、その下の精算返還金につきましては、平成29年度の子どものための教育・保育給付費の確定に伴う国及び県に対する返還金9万6,000円でございます。  次に、2目児童措置費ですが、補正額が167万円で、これは平成29年度の児童手当国庫負担金の精算に伴う返還金でございます。  次に、3目母子父子福祉費ですが、補正額が23万5,000円で、これはひとり親家庭支援事業において入院などの高額助成案件があったため、医療費助成の不足額を補正するものでございます。  次に、4目保育所費ですが、補正額が31万9,000円で、これは高根保育所のトイレ内のタイルと一松保育所の水道給水管の漏水に対する修繕料でございます。  11ページ、12ページをお願いいたします。  次に4款衛生費、1項保健衛生費、4目母子衛生費、41万9,000円ですが、これは平成29年度の未熟児養育医療費等国庫負担金の精算に伴う返還金でございます。  6目保健センター費ですが、補正額が463万4,000円で、先ほど総務課長から御説明いたしましたとおり、保小中一貫教育に係る連携強化のための機構改革に伴い、保健センター事務室を一部改修する必要があることから、電気、電話設備の改修工事費として154万5,000円、事務室内の机や書庫、倉庫内のラックなど備品購入費として308万9,000円をそれぞれ計上するものでございます。  次の5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費ですが、補正額が334万6,000円で、これは賃金と需用費につきましては、農地中間管理事業委託金で執行しております事務費等の予算の組み替えで、印刷製本費につきましては農地利用図の更新経費でございます。  次の負担金補助及び交付金334万6,000円のうち、長生農業独立支援センター負担金110万5,000円は、新規就農者の確保、担い手の育成、耕作放棄地の解消を目的に、茂原市を除く長生郡6町村とJA長生が、必要経費を応分の負担金を拠出し合って支援センターを設立するものでございます。  次の千葉県農地集積・集約化対策事業補助金224万1,000円につきましては、先ほど歳入で御説明いたしました農地中間管理機構による機構集積協力金で、9名の方が約7ヘクタールの農地を機構に貸し出し、要件に該当する方に助成金として支出するものでございます。  次に5目農地費ですが、補正額が273万1,000円で、これは用排水路整備事業として、内谷川高根支線小橋地先におきまして、堤防護岸の一部が崩落しており、管理道路にも一部支障を来していることから、支線維持工事として183万6,000円、その次の3団体に対する土地改良事業補助金89万5,000円ですが、上段の両総土地改良区茂原支部補助金は、岩沼地先の排水路横断管の修繕、次の両総用水松潟維持管理組合補助金は、高谷原地先の排水路整備、次の両総用水東郷関維持管理組合補助金は、中之郷地先の揚水ポンプ補修に対するものでございます。  次の2項、1目林業費ですが、補正額が20万6,000円で、これはさきに歳入で説明をいたしましたが、双葉電子工業株式会社からの寄附を受けて環境整備事業を実施するもので、信友地先の築山やコミュニティセンターの緑化事業に対し、桜の苗木を購入するものでございます。  次の7款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路橋りょう維持費ですが、補正額が500万円の減で、これは国の防災・安全交付金を活用して本年度に橋りょう長寿命化補修工事として2つの橋を予定しておりましたが、1橋の施工につきましては本年度において交付金の対象外、もう1橋につきましては、千葉県発注の津波対策に係る土塁工事の施工により本年度中の施工が困難となったことから、県と協議した結果、橋りょう点検による損傷度の大きい橋りょうの詳細設計業務へ振りかえることとし、工事請負費の全額2,500万円を減額し、詳細設計業務委託料として2,000万円を追加するものでございます。  なお、全体事業費が減額しておりますのは、さきに歳入で申し上げたとおり、防災・安全交付金の内示額が減少したことによるものでございます。  13ページ、14ページをお願いいたします。  次の3目道路橋りょう新設改良費ですが、補正額が13万1,000円で、これは村道1146号線、大根地先の避難路整備工事において、相続の関係で取得できなかった道路用地について相続登記が完了したため、今回道路用地買収費として計上するものでございます。  次の4項住宅費、1目住宅管理費ですが、補正額が15万1,000円で、これは村営住宅の雨漏りにより破損した天井板を修繕するものでございます。なお、雨漏りにつきましては既定予算内で修繕を実施しております。  次の5項公園費、1目公園管理費ですが、補正額が79万5,000円で、これにつきましても、双葉電子工業株式会社からの寄附を受けての環境整備事業となり、尼ケ台総合公園内の湿性植物園を整備するもので、パンフレットの印刷製本費、湿性植物の案内看板設置の他、湿生植物の生育を促し、良好な環境とするため、池の水路を掘削する予算として計上したものでございます。  次の8款、1項消防費、2目非常備消防費ですが、補正額が68万6,000円で、これは金田地区にある金蔵寺内の防火水槽撤去に当たり、広域市町村圏組合に対する本村の負担金となります。  次の9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費ですが、補正額が212万9,000円で、まず、小学校維持管理運営事業は、各小学校の施設等の修繕料で、八積小学校においては合併浄化槽の保守点検で指摘のありました水中ポンプ及びブロワーの交換、高根小学校におきましても、保守点検で指摘のありました合併浄化槽の調整槽にあるポンプ交換、一松小学校では、電話機の故障に伴い、電話機能の追加を含めた改修経費が主なもので、157万4,000円を計上するものでございます。  次の小学校給食運営事業は、八積小学校給食室に設置してあります冷凍冷蔵庫が、老朽化等により故障したことに伴い、修理が不可能なことから、備品購入費として55万5,000円を計上するものでございます。  15ページ、16ページをお願いいたします。  次の4項社会教育費、2目公民館費ですが、補正額が3万7,000円で、これは交流センター建設事業において、オブザーバーとしてまちづくり推進委員会に出席をお願いしている建築専門家に対する謝礼として計上するものでございます。  事項別明細書での説明は以上となりますが、恐れ入りますが、前に戻っていただき、3ページ、4ページをお願いいたします。  第2表継続費補正ですが、さきの9月会議において継続費を設定いたしました案件で、3款民生費、2項児童福祉費の児童福祉総務事務運営費におきまして、歳出で説明いたしましたとおり、子ども・子育て支援事業計画の契約額の確定により、総額及び各年度の年割額を記載のとおり変更するものでございます。  その下の、第3表地方債補正でございますが、土木債(公共事業等債)で、これは、歳出で説明いたしましたとおり、橋りょう維持管理事業での事業費の減額に伴い、限度額を2,920万円から2,690万円に変更するものでございます。  補正予算書の17ページ以降につきましては、ただいま御説明いたしました継続費に関する調書と、19ページ以降につきましては地方債に関する調書を添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、議案第46号 平成30年度長生村一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 43 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  議案第47号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を求めます。福祉課長。             [福祉課長 小高重博君 登壇] 44 ◯福祉課長【小高重博君】 それでは、議案第47号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  まず、提案理由でございますが、本案は地方自治法第218条第1項の規定により提案するものでございます。  今回の補正の主なものといたしましては、要介護認定に係る制度改正に伴う介護保険関連システムの改修が必要となったため、補正するものでございます。  補正額でございますが、78万1,000円で、これを追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を11億4,574万1,000円とするものでございます。  それでは、事項別明細書によりまして内容を御説明いたしますので、3ページ、4ページをお願い申し上げます。  まず、歳入でございますが、7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目その他一般会計繰入金で、補正額が73万4,000円で、要介護認定に係る制度改正に伴う介護保険関連システム費用相当分を事務費として一般会計から繰り入れるものでございます。  次に8款、1項、1目繰越金で、補正額が4万7,000円で、介護保険料過誤納還付金不足分の相当分を前年度繰越金で充当するものでございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。5ページ、6ページをお願いいたします。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額73万4,000円となります。内訳といたしまして、説明欄の要介護認定審査事務費59万9,000円ですが、これは、長生郡市広域市町村圏組合で行っている介護度を決定する要介護認定審査会において、国の要介護認定に係る制度改正により電算システムで改修が生じ、その費用の村負担分を広域市町村圏組合介護認定負担金として支出するものでございます。  また、介護保険事務運営費13万5,000円ですが、これは同様に村の介護保険関連電算システムの改修費用の委託料支出となります。  次に5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保険料還付金ですが、補正額4万7,000円で、これは平成30年度の当初予算では10万円を計上させていただいておりますが、過年度分の所得更正による保険料の減額等、見込みよりも多くの還付金が生じたため、その不足額を補正するものでございます。  以上、雑駁ではございますが、議案第47号 平成30年度長生村介護保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 45 ◯議長【矢部眞男君】 御苦労さまでした。  以上で議案第44号から議案第47号までの提案理由の説明を終わります。      ───────────────────────────── 46 ◯議長【矢部眞男君】 日程第14、請願第5号 内谷川八積支線、高根支線の自治体管理に関する請願を議題といたします。  本会議までに受理した請願は、お手元に配付の請願書の写しのとおりであります。  本件については、総務経済常任委員会に審査を付託し、閉会後の継続審査とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長【矢部眞男君】 異議なしと認めます。よって、本件については総務経済常任委員会に審査を付託し、閉会後の継続とすることに決定しました。  ここで、暫時休憩といたします。会議の再開は11時30分といたします。               午前11時17分 休憩               午前11時30分 再開 48 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き会議を開きます。      ───────────────────────────── 49 ◯議長【矢部眞男君】 日程第15、一般質問を行います。  一般質問は、通告順に発言を許します。1番、岡本君。              [1番 岡本高直君 登壇] 50 ◯1番【岡本高直君】 ただいま議長より発言の許可がありましたので、一般質問をさせていただきます。私、議席番号1番、岡本高直でございます。初の一般質問であります。よろしくお願いいたします。  今回の質問は、子ども、教育、準備、その3つを私なりの視点、そして観点から質問させていただきます。  まず、質問事項の1点目が、2020年度より小学校から始まるプログラミング教育の必修化であります。2点目が子どもの体力低下の対策について、そして3点目が地域防災力向上計画であります。  そこで、質問事項1の1点目のプログラミング教育の考え方や向き合い方についてであります。  急激な時代の変化とともに、IT業界の急成長により今ある仕事の半分以上が失われるであろうとの予測の中で、これからを生き抜く子ども達にとってはこのプログラミング教育は非常に大切で、重要な取り組みであります。私も小学生の子どもを持つ親であります。私は以前よりこの教育に興味がありました。教育者、子ども達、保護者を含め、どのような考え方や向き合い方で取り組みがよいか、概要を含め本村の見解を伺います。  2点目に準備についてです。新たに始まる取り組みに対して、準備が重要になります。既に準備をしている自治体、既に取り組みを始めている自治体があります。そのような自治体の実績や情報、そして子ども達の反響、声などありましたら伺います。そして、本村ではどのような準備をしているかお聞きします。  3点目に、授業を進めていく上での方向性や対策についてお聞きします。  初めての取り組みに対しては誰しも不安や期待が大きいわけであります。私はこの教育に関しては期待の方がはるかに大きく、子ども達がやってみようと興味を持ったり、授業も楽しく取り組むことができ、苦手な教科も克服するのではないかと期待しているのです。そして、思考能力が低下していると言われている現在の子ども達にとって、論理的思考や問題解決能力の育成とも言われております。そのための方向性や対策について見解を伺います。  次に、第2事項の1点目であります。近年の子ども達の体力低下についてです。子どもの体力は長期的に低下傾向にあります。近年は、運動やスポーツをする子ども達、しない子ども達の二極化が進み、体力格差や肥満体質の子どもが増えているのが現状です。子どもを取り巻く環境の変化もあり、生活習慣の乱れまでも引き起こしているのが実態であります。この現状についてどうお考えか伺います。  2点目であります。子どもの体力向上の対策についてです。将来を担う、そして長生村を担っていくであろう子ども達の体力が向上することは、将来の発展のためにも、そして長生村の発展のためにも大切なことであるには間違いないと考えます。先ほど同様、体力向上においてやってみようの興味やきっかけが必要かと思います。子ども達の体力が向上するような方向性や対策があるか、本村の考えをお聞きします。  3点目であります。運動に対しての意識と理解の向上についてです。運動する量が減少したことも間違いありませんが、意識の低下もあると考えられます。子どもの外遊びや運動、スポーツの重要性を子どもの学力の状況に比べ軽視する傾向が進んだのも要因かもしれません。ですが、体力のある健康な体があってこそ学力も相乗するという人間の原点ではないでしょうか。健康な体づくりの必要性においての意識と理解向上の対策について本村の見解を伺います。  第3事項の1点目であります。自主防災組織の育成についてであります。平成31年度までに実施する自主防災組織の育成及び避難環境の整備において、現在策定中であると思いますが、地域における災害対策、自分達の地域は地域のみんなで守る、いわゆる共助において組織の育成や整備が非常に重要となってきます。本村の自主防災組織の育成の取り組みの現状をお聞きします。  2点目であります。村及び避難支援関係者の連携強化において、避難場所への誘導や避難所における生活など、避難支援、要支援者への避難体制や連携強化の現状をお聞きします。  3点目であります。地域における災害対策、自分の身は自分で守る、いわゆる自助において意識の向上は必要不可欠と思われます。特に、児童に対しての自助の取り組みは相当努力が必要と考えられます。児童や若年層に対して本村の防災教育の努力と対応についてお聞きします。  以上、第1質問とさせていただき、答弁のほど、よろしくお願いいたします。 51 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君の質問に対する当局の答弁を求めます。村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 52 ◯村長【小高陽一君】 1番、岡本議員の御質問にお答えいたします。なお、質問事項1及び2については教育長から答弁させます。  質問事項3、地域防災力向上計画についての1点目、自主防災組織の育成の現状についてとの御質問ですが、現在本村の自主防災組織数は17組織となっており、まだ設立していない地域につきましても今後設立を支援していきたいと考えております。  既に設立済みの自主防災組織については、村が実施している地震、津波、避難訓練と合わせて訓練を実施していただき、地域防災力の向上に努めていただいております。また、自主防災活動のかなめとなる人材を育成するため、村では毎年3名分の防災士資格取得の助成をしており、十分な知識や技能を身につけていただき、地域防災力の向上を図っております。  2点目、避難行動要支援者への避難支援や連携強化の現状についてとの御質問ですが、現在本村の避難行動要支援者数は約2,100名となっており、今後は名簿の取り扱いに関する協定を締結した上で警察、消防本部、民生委員、児童委員、社会福祉協議会、自治会長及び自主防災組織と連携し、避難行動要支援者への避難支援体制を確立したいと考えております。  3点目、児童や若年層に対して防災教育の努力と対応についてとの御質問ですが、学校からの要請により防災担当職員が小学校へ出向き、村の防災事業に関する説明や、災害時における自助、共助の大切さ等について授業を実施しております。  村の地震、津波避難訓練時には、防災教育の一環として村内各小中学校の小学5年生以上の子ども達に各避難所で避難所運営や避難者支援をボランティアとして参加していただき、防災意識の向上に努めております。また、各小中学校においては、学校独自で地震や火災を想定した避難訓練を実施しております。  以上で、岡本議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 53 ◯議長【矢部眞男君】 木島教育長。              [教育長 木島晃一君 登壇] 54 ◯教育長【木島晃一君】 1番、岡本議員の御質問にお答えいたします。  質問事項1、2020年から小学校から始まるプログラミング教育の必修化についての1点目、プログラミング教育の考え方、向かい合い方についてどのように考えているかとの御質問ですが、11月の3日に行った教育の日の記念事業の講演会で、尾木ママこと尾木直樹氏からもなぜ学習指導要領が大きく変わったのかという話がありました。それは、今後AI、人工知能の進歩が目覚ましく、社会、経済が大きく変わっていこうとしているからであります。これからの子ども達は、AIと上手に向き合っていかなければなりません。そして、コンピューターをより適切、効果的に活用していくには、その仕組みを知ることが重要であります。自分が意図したことを実現するためには、どのような組み合わせが必要かと論理的な思考を育成することは、あらゆる活動においてコンピューター等活用することが求められるこれからの社会を生きていく子ども達にとって、将来どの職業につくとしても極めて重要だと考えております。  2点目、既にプログラミング教育について準備している自治体や、既に事業をしている自治体もあるが、本村ではどのように準備していますかとの御質問ですが、本村でも2020年からの実施に向けて来年度から導入を進めているところでございます。  3点目、プログラミング教育の授業を進めていく上で、期待や不安を抱いている方々がいますが、何か方向性や対策がありますかとの御質問ですが、保護者や児童生徒の中には初めての取り組みですので、戸惑いや不安を持っている方もいると思います。今後2020年度には確実にできるよう、順次進めていきたいと考えております。また、教職員だけではなく、学習指導支援員も子ども達に指導できるよう取り組んでまいりたいと考えております。  質問事項2、子どもの体力低下の対策についての1点目、近年の体力低下の現状をどう考えているかとの御質問ですが、近年交通手段を含む生活様式の変化により、子ども達の体力の低下が叫ばれていますが、平成29年度の全国体力運動能力運動習慣調査によれば、小学生女子の結果は過去最高であり、男子も平成22年度には及ばなかったものの、この6年間では最高値を記録しております。  一般的には、体力の低下と言われていますが、それは学力同様二極化が進み、大きく優れたものが出る反面、また逆の存在も生まれてしまっているのも事実でございます。  体力は全ての活動の原動力であり、これからの社会を生きていく上でなくてはならないものと考えております。  また、体力の向上はもちろんですが、その前にまず運動習慣を身につけさせていかなければならないと考えております。  2点目、子どもの体力が向上するような方向性や対策はとの御質問ですが、体力の向上には学校体育の充実が重要となります。体育で行う運動のおもしろさに触れさせ、またやってみたいと思わせること、余暇時間があったらやってみたいと思わせることが大切だと考えております。  3点目、運動に対しての意識、理解の向上対策はありますかとの御質問ですが、スポーツに対しての意識、理解の向上には2020年度に行われる東京オリンピック・パラリンピックの取り組みが大きく役立つと思われます。学力同様、毎日の運動を継続実践するためには、家庭、地域の方々の御理解、御協力がなくてはなりません。学校、教育委員会を通じて広くこのことを周知し、これからの社会を生き抜いていくために、子ども達にはまず体力、健康な体づくりが必要であることを家庭、地域の方々に御理解、御協力をいただけるよう努めてまいりたいと思います。  以上で、岡本議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 55 ◯議長【矢部眞男君】 第2質問ございますが。1番、岡本君。 56 ◯1番【岡本高直君】 それでは、質問事項1の1点目について第2質問をいたします。
     時代の変化で社会のあり方が変わるから学校教育も変わるという背景もわかりました。そして、小学生の論理的思考の育成を主としているということもわかりました。このプログラミング教育の本質は何だとお考えですか、お聞きします。 57 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 58 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 ただいまの質問にお答えします。  小学校の段階では、身近な生活でコンピューターが使われていて、問題解決のためにプログラミングの手順があるということに気づかせること、そのときにコンピューターは命令の組み合わせで動いているということ、その組み合わせ方をどうつくり直していけばより求める動きになっていくかを繰り返し取り組んでいく、そうやってプログラムはつくられ、コンピューターは動いているのだということを考えさせることだと考えております。  以上です。 59 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 60 ◯1番【岡本高直君】 コンピューターに処理を行うように指示をすることができるということだと思いますが、この教育の必修化は新たな授業科目で行うかお聞きします。 61 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 62 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 お答えします。  現在ある科目の中で行うことになっております。  以上です。 63 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 64 ◯1番【岡本高直君】 では、国はどの授業の中でこの取り組みを行うと考えているのかお聞きします。 65 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 66 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 新たな学習指導要領では、算数、社会、理科、音楽、家庭、総合的な学習の時間で行うこととしております。  以上です。 67 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 68 ◯1番【岡本高直君】 というと、この教育がいろいろな教科で発揮できるのだと考えられ、非常に楽しみであります。  次の質問に移ります。  来年度からの導入を進めるとのことですが、まず近隣市町の導入の現状をお聞きしたいのですが、どこがどのように行っていますか。また、本村の小学校でプログラミング体験を行った実績はありますか、お聞きします。 69 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 70 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 近隣では一宮町で行っており、小学校5年生、6年生を対象にロボットプログラミング授業を実施しております。千葉工業大学と委託契約を交わし、講義や実際にロボットの操作などを行っております。また、本村でも平成28年12月に一松小学校で茂原樟陽高校の先生、生徒を招きましてプログラミング体験を行いました。  以上です。 71 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 72 ◯1番【岡本高直君】 では、そのときの一松小学校での取り組みの中で、反響や成果など、そして児童の声などありましたらお聞かせください。 73 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 74 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 一松小学校で行った際の児童の感想ですが、ロボットに命令を出すのがすごく楽しかった、ロボットの仕組みを知りたいと思った、もっとプログラミングをやりたいなど児童の好奇心をかき立てるよい結果だと聞いております。  以上です。 75 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 76 ◯1番【岡本高直君】 やはり興味を持てる取り組み、授業を楽しむことのできる教育だと感じます。そして可能性の感じられる取り組みだともうかがえます。  次の質問に移ります。質問事項1の3点目について第2質問をいたします。  まず、2020年度には確実にできるように進めていただきたいですが、本村ではどのような授業をお考えですか。方向性などありましたら具体的に教えてください。 77 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 78 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 本村でも、まず児童が楽しいと思える、興味を持ってもらえる授業をすることが大事ではないかと考えております。  以上です。 79 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 80 ◯1番【岡本高直君】 私もそれこそが一番大切だと感じております。今現在準備段階でもあると思いますけれども、これからの実施で教職員や学習指導支援員のプログラミング教育の研修などはどのように行うのか伺います。 81 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 82 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 今後予算が通りましたら、業者によるプレゼンテーション等を行うことになろうと思います。研修はその中で検討していきたいと考えております。  以上です。 83 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 84 ◯1番【岡本高直君】 先ほどと同様なんですが、企業や専門家などのアドバイザーの支援や学習支援ボランティアを募って授業を進めていく予定はあるか伺います。 85 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 86 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 その点につきましては、今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 87 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 88 ◯1番【岡本高直君】 このことは検討していただきたいと思います。  私は、このプログラミング教育が教育と物づくりの融合だとも考えます。絵本をつくったり、ロボットを動かしたり、自分の好きな花火を打ち上げることも可能です。本村では物づくり的なプログラミング教育を行う考えがあるか伺います。 89 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 90 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 プログラミング自体が物づくりであると考えております。いずれにしましても、子ども達が興味を持てるようなものにしたいと考えております。  以上です。 91 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 92 ◯1番【岡本高直君】 最後に、私も子ども達が楽しく取り組める環境と、成果の出る教育を望みます。子ども達がその成果を発揮できる場所やイベントを開催し、お互いを高め合い、プログラミングスキルの向上を期待しております。  次の質問に移ります。  質問事項2の1点目について第2質問いたします。  先ほどの運動能力について、小学生女子は過去最高、男子もそれに近いという報告でしたけれども、私も調査しました。二極化が進んだこともあり、小中学校の中学年以上の子ども達は専門的なスポーツクラブに加入して、小学校の運動能力の平均値を引き上げているのも事実だと思います。では、小学校1年生の体力はどうですか、お聞きします。 93 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 94 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 小学校1年生の体力テストでは、概ね半分以上の種目で県平均を下回っております。  以上です。 95 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 96 ◯1番【岡本高直君】 本村の子ども達は、運動能力で特にどんなところが低下しているか伺います。 97 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 98 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 本村の場合、まず50メートル走、ソフトボール投げで県平均を下回っている学年が多く、特にソフトボール投げは近年投げる動作をする運動が少なくなっていることが原因と考えられます。  以上です。 99 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 100 ◯1番【岡本高直君】 その対策として、学校体育で何か工夫していることがあればお聞きします。 101 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 102 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 ゲーム感覚で投げる動作の補強運動を休み時間に取り入れるようにしております。  以上です。 103 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 104 ◯1番【岡本高直君】 体力低下を阻止しようと学校で努力されているのはわかります。しかしながら、さらなる対策が必要だと考えます。  次の質問に移ります。  質問事項2の2点目について第2質問をいたします。  私も、まずは学校体育の充実が重要だと思いますし、子どもに興味を持たせることも大切だと思います。今現在、学校体育の他に公民館事業で子どもを対象とする運動教室やスポーツ教室があるか伺います。 105 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 106 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 公民館主催の子どもの運動系の教室でございますけれども、まず1歳から3歳のお子様を持つ親子を対象に親子体操教室、そして小学生以上を対象にゴルフ教室とヒップホップダンスの教室を開催しております。また、この他にこちらで把握しているものに限りますけれども、自主活動団体で就学前児童を対象としたリトミックが1団体、小学生を対象としたスポーツ少年団、野球とミニバスケットになりますが、こちらがそれぞれ1団体と、体育協会関係で剣道、バレーボール、ソフトテニスの教室が行われております。  以上です。 107 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 108 ◯1番【岡本高直君】 私もそのゴルフ教室を拝見させていただきました。非常にすばらしい取り組みであるなと感心しました。がしかし、もっと運動に対する幅広い視野と、体を動かすことの楽しさを学べる定期的な子ども対象の体力づくり事業や、親子体操の事業の実施などが必要ではないかと考えますが、その事業を新設する考えはあるか伺います。 109 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 110 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 ただいま既存の開催しております教室の他に、特に就学前の児童を対象とした議員のおっしゃられたような教室を今後検討してまいりたいと考えております。 111 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 112 ◯1番【岡本高直君】 ぜひ検討していただきたいと思います。  そして、新設する場合、学校の体育館は既存の団体で空きがないと思いますけれども、その対策があるか伺います。 113 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 114 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 まず村の体育館と公民館の講堂になりますけれども、土曜日と日曜日に若干の空きの時間帯がございます。ですので、そちらが利用可能と考えております。 115 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 116 ◯1番【岡本高直君】 わかりました。  それでは、質問事項2の3点目についてですが、先ほど教育長が答弁されたように、2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックの取り組みが子ども達にとって大きな転機になると思いますし、大きく役立つとも考えます。子どもの体力向上は、豊かな人間性、そしてみずから考える力、さらには生きる力を身につけ、社会全体にとって最も大切なことだと思います。引き続き体力向上に向けて一層の努力をお願いします。  次の質問に移ります。  質問事項3の1点目について第2質問をいたします。  自主防災組織数は17組織とお聞きしましたが、自主防災組織の活動に対する本村の支援はどのようにしているのか伺います。 117 ◯議長【矢部眞男君】 総務課長。 118 ◯総務課長【芝崎正信君】 ただいまの御質問にお答えをいたします。  村では、千葉県地域防災力向上総合支援補助金を活用し、防災活動に必要な資材、器具等の購入に対しまして、資機材等補助金を自主防災組織設立後、1回限りとして交付をしております。この補助金の上限は50万円となっております。また、自主防災組織の防災活動に対して、活動補助金を1組織1万円に加入世帯数に200円を乗じて得た額を加えた額とし、毎年度1回交付しているところでございます。  以上です。 119 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 120 ◯1番【岡本高直君】 次に、地域のリーダーとなり得る人材でもあります防災士の資格取得にかかわる助成の内容を伺います。 121 ◯議長【矢部眞男君】 総務課長。 122 ◯総務課長【芝崎正信君】 お答えをいたします。
     村では、地域防災力向上の担い手となる人材を養成し、確保するために、資格取得に要する経費の全額を補助しておるところでございます。補助対象経費といたしましては、講座の受講料、それから防災士の資格取得試験受験料、それから認証登録料、合わせまして6万920円を補助金として交付しているところでございます。  以上です。 123 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 124 ◯1番【岡本高直君】 次に、その防災士の資格取得者の総数が何人いるかお聞きいたします。 125 ◯議長【矢部眞男君】 総務課長。 126 ◯総務課長【芝崎正信君】 お答えをいたします。  平成29年度末で防災士の資格取得者は29人となっているところでございます。 127 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 128 ◯1番【岡本高直君】 わかりました。  1点目の最後に、本村の防災力向上への取り組みについて伺います。  大災害時には、資機材、特にコンテナハウスや発電機をリースしたりする必要が生じると考えられます。リースに関する協定を今すぐにでも締結し、優先的にリースの提供を受けられるような準備が必要かと思いますが、いかがでしょうか。 129 ◯議長【矢部眞男君】 総務課長。 130 ◯総務課長【芝崎正信君】 私どもも岡本議員のおっしゃるとおりであると考えています。優先的にリースの提供を受けるためには協定を締結する必要があると考えますので、優先リースのお話がいただけるのであれば早急に協定締結に向け検討を進めたいと思っておりますので、御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 131 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 132 ◯1番【岡本高直君】 検討のほどをよろしくお願いいたします。  次に、質問事項3の2点目ですが、避難行動要支援者への避難支援や連携強化についての現状は理解しましたので、早急に手続を進めていただくようお願いします。  次に、質問事項3の3点目について第2質問いたします。  津波浸水区域にある一松小学校の防災教育の今までの取り組みについて伺います。 133 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 134 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 ただいまの質問にお答えします。  一松小学校では、平成26年度に千葉県教育委員会指定の実践的防災教育総合支援事業で研究テーマを「自らの命を守る防災教育」としまして取り組みを行っております。  取り組みとしましては、岩手県山田町から災害伝承語り部の田村氏を招き、「震災体験と自主防災活動、3・11大震災の教訓」と題して記念講演を行いました。また、それぞれの学年で的確に判断し、主体的に行動できる児童の育成に力を入れております。一例としまして、1年生で教室以外での初期行動のとり方、2年生で下校途中での避難の仕方、4年生で休み時間に大地震が起きたらなど、自分達で話し合い、考え、学んでおります。大地震のときには自分で考え、状況に応じた適切で安全な避難行動を起こすことの大切さについて理解できるよう目指しております。その他に地震体験車の体験、煙体験ハウスによる火災類似体験、着衣泳などを行いました。その後も講演会や発表会を実施しております。また、年5回の避難訓練、うち1回は保育所との合同避難訓練を実施しております。  以上です。 135 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 136 ◯1番【岡本高直君】 最後に教育長にお聞きいたします。  今までの防災教育の取り組み、大変感銘を受けました。そして、小高村長もよく「子どもは宝」とおっしゃいます。未来の長生村を担う子ども達の防災教育について、改めてその決意を伺います。 137 ◯議長【矢部眞男君】 教育長。 138 ◯教育長【木島晃一君】 ただいまの岡本議員の御質問にお答えいたします。  教育長の決意ということでございますので、まだ時間がありますので私なりの基本的な考え方について御答弁をさせていただきます。  私は、就任以来、基本姿勢は教育行政の責任者といたしまして、村内4校の管理職に対しましては、1つは生命の保全、人の命は地球より重いと言われるように、決定的な事故を起こしてはならないというようなことを命の大切さを教育現場の管理職にお願いをしているところでございます。2つ目は、学力の向上、3つ目は児童と教師の人間関係の確立、この3点を経営の柱としてお願いしているところでございます。  東日本大震災以降、想定外と言われる自然災害が全国各地でたびたび起こっていますが、今や私なりに想定外ではなくなったと言えるかもしれません。そういうことで、一人一人が自分の命は自分で守るという危機意識を高め、学校での防災事業、あるいは防災活動に力を努めていっているところでございます。  私が言うまでもなく、特に一松地区は過去慶長6年、1601年に大津波、また元禄16年、1703年の津波では845名の人が亡くなったと聞いております。特に、一松小学校は海抜3.5メートル、海岸から2.2キロメートルの距離に位置し、先ほど述べたように過去津波被害を経験している地域でございます。  そこで、私から着任した当時、当時の校長先生にお願いいたしまして、命の大切さを考える防災教育の県のモデル校の指定をお願いしまして、平成25年、平成26年、2年間指定を受け、平成26年、県の公開を実施したところでございます。この間、平成25年8月31日は釜石の奇跡と言われ、釜石市内の小中学校の児童生徒2,900人の命を救った児童生徒を指導いたしました当時群馬大学の教授であります、そして現在では東京大学の教授の片田敏孝教授をお招きいたしまして、一松海岸を見せ、そして一松小学校を見せ、御指導いただき、防災への意義を図ったところでございます。  先ほど私どもの課長が答弁したように、一松小学校の取り組みはいろいろやっておりますけれども、特にまた岩手県の被災者の方をお呼びしまして、その被災状況についても講話を願ったところでございます。  防災教育の狙いは、災害時における危険を認識し、状況に応じて的確な判断のもとに、みずからの命を守り抜くための主体的に行動する態度を児童生徒に育成することが狙いでございます。そういうことで、想定外でも生き抜く力を本村の児童生徒に育んでいきたいというのが私の決意でございます。子どもは私が言うまでもなく、家族の宝でございます。そして村の宝でございます。学校は子ども達の大切な命を預かっていますので、この責任を重く受けとめ、これからも教育行政の責任者といたしまして、使命感を持って、そして危機意識を持って本村の防災教育に取り組んでいく所存でございます。よろしくお願いいたします。 139 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君。 140 ◯1番【岡本高直君】 大変理解しましたし、決意も伝わりました。そして子どもの大切さ、命の大切さも非常にわかりました。  これで私の一般質問を終わります。 141 ◯議長【矢部眞男君】 1番、岡本君の一般質問を終了します。  ここで暫時休憩といたします。会議の再開は13時10分といたします。                午後0時11分 休憩                午後1時10分 再開 142 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き会議を開きます。12番、阿井君。              [12番 阿井市郎君 登壇] 143 ◯12番【阿井市郎君】 議席番号12番、阿井市郎です。通告に従い、当面する諸課題について一般質問を行います。  平成最後の年も残すところ20日余りとなりました。改めて今年1年を振り返りますと、今まで経験したことのない事故や事件、凶悪犯罪が多発し、とうとい生命や財産が失われました。そして、多くの犯罪は女性や高齢者、子ども達に向けられ、中でも高齢者や子どもが犠牲となる事件が多発していることはまことに憂慮にたえません。また、記録ずくめの猛暑、西日本豪雨や北海道胆振東部地震、台風21号、また大阪北部地震などの自然災害が相次ぎ、各地に甚大な被害をもたらし、多くのとうとい命と財産が失われました。亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、改めて被災された方々にはお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を願うものであります。そして、改めて安全・安心の大切さを痛感いたしました。  平成の時代も残り半年足らずとなり、改めて平成の30年を振り返ってみますと、平成の時代を一言で表現いたしますと、情報通信技術の急速な発展による社会の進化、スマートフォンの普及などによる人と人とのコミュニケーションの変化、また自然災害からの助け合いやきずなの大切さであると思います。ポスト平成の世も平和で安全・安心して誰もが人への感謝や優しさを感じることのできる時代になることを願いつつ、質問に入らせていただきます。  それでは、第1項目目の八積駅周辺まちづくりについてお伺いをいたします。  八積駅周辺地区を村の中心拠点に位置づけ、楽しく利便性の高い人々が集い、交流し、快適に暮らせるコンパクトなまちづくりを長生村都市計画マスタープランや、八積駅周辺まちづくり基本計画に基づき、都市計画道路や幹線道路、北口駅前広場、また交流センターなどの一部の都市基盤の整備計画は示され、推進をされていますが、駅南口の整備や快適な住環境を創出する整備手法などを組み込んだ総合的なまちづくりの全体像が見えてきていません。  そこで、快適な住環境を創出しようとする駅北口周辺地域の整備はどのように整備をしようと考えておるのか、またこの整備区域内の土地利用や具体的な整備手法は決まっておるのか、合わせてお伺いをいたします。  次に、安全・安心なまちづくりについてお伺いをいたします。  まず、1点目、交通安全対策についてであります。近年村道、県道、国道など幹線道路が混雑、渋滞しますと、集落内の狭い生活道路や通学道路を抜け道として利用され、幹線道路と同じ速度で走り、歩行者や自転車の安全通行が脅かされています。特に、集落内の生活道路は幅員が狭いことや、優先道路がわかりにくく、カーブミラーの不足や沿道の雑草等による見通しの悪いこと、また逆に見通しがよ過ぎるとスピードを出し過ぎて人身事故など大事故が起こりやすくなっています。  こうした道路での交通事故を未然に防ぐために、速度規制などの道路附帯施設を整備すべきであります。  そこで、ゾーン30という速度規制ができる交通安全対策があることを御存じかと思います。生活道路の安全な交通環境を守るため、時速30キロの速度規制を行う区域、いわゆるゾーンを千葉県公安委員会が指定するものです。通学道路や集落内の生活道路と学校や保育所などの周辺道路を中心として、ゾーン30の速度規制を設けると同時に、併せて道路附帯施設の整備を図り、有効な交通安全対策を講じるべきと思いますが、村の見解をお伺いいたします。  次に、個人の自家用車へのドライブレコーダーの設置搭載の促進についてお伺いをいたします。  防犯カメラの設置と併せて、犯罪を未然に防ぎ、子ども達の安全・安心を確保することや、交通安全対策の一環として村民の個人自家用車などにドライブレコーダーを設置してもらうことにより、防犯対策や交通安全対策の意識高揚が図られます。また、犯罪の抑止や発生した事故、事件の原因究明や解決のためにも役立ちますので、個人の自家用車にドライブレコーダー設置促進を図るべきと思います。また、設置促進を図るために、村が設置費の一部を助成するなどして、多くの車両に設置を促進していただくことで、音声と映像の記録を通じ、発生した事件、事故の解決に大きな役割が果たされますので、地域住民を犯罪や事故から守る道具にして、安全・安心なまちづくりに取り組んでもらえないか、村長の見解をお伺いいたします。  最後に、姉妹都市の提携についてお伺いをいたします。  他の自治体と姉妹都市の協定を結ばれ、住民同士がお互いに友好を深め、教育、文化、スポーツ、産業や観光など、幅広い分野での多彩な交流を図り、交流人口の増加による地域経済の活性化と産業や観光振興につなげ、人々が集い、交流し、安らぎのある快適に暮らせるまちづくりの一策として取り組むべきと考えますが、村長の考えをお伺いいたしまして、1回目の質問といたします。 144 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君の質問に対する当局の答弁を求めます。村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 145 ◯村長【小高陽一君】 12番、阿井議員の御質問にお答えいたします。  質問事項1、八積駅周辺地区のまちづくりについての村の玄関口である八積駅周辺は村の中心拠点として、村の顔となるまちづくりが基本計画に沿って推進されているが、快適な居住環境の創出はどのように整備されるのか、また整備区域内の土地利用計画や整備手法は決まっていますかとの御質問ですが、快適な住環境の創出につきましては、骨格となる都市計画道路等の整備、地区内道路の整備に合わせて、公共下水道事業を行ってまいります。また、生活利便施設等の立地促進につきましては、民間活力の活用により立地促進を図りたいと考えております。  なお、整備区域内の土地利用計画や具体的な整備手法につきましては、八積駅周辺まちづくり基本計画におきましても中長期的な推進課題となっております。  質問事項2、安全・安心なまちづくりについての1点目、通学道路や集落内の生活道路にゾーン30の速度規制など、道路附帯施設の整備についてとの御質問ですが、千葉県警察は生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、区域、ゾーンを定めて最高速度30キロメートル毎時の速度規制を実施するとともに、道路管理者による道路附帯施設の整備などの安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内における速度抑制や、ゾーン内を抜け道として通行する行為の抑制等を図る生活道路対策を行うとしております。このことから、生活道路の安全対策として有効な手段であると思われます。  2点目、自家用車にもドライブレコーダーの設置促進を図り、官民連携して防犯や交通安全対策についてとの御質問ですが、ドライブレコーダーについては事故の際の音声や映像記録の他、安全運転意識の向上及び交通事故の減少、並びに犯罪の抑止効果としても期待されているところです。  自家用車への設置促進につきましては、警察等と連携を図り、村の広報やホームページ等でその必要性を周知していきたいと考えております。  また、設置費用の一部助成については、国、県の動向を注視しながら検討を進めたいと考えております。  質問事項3、姉妹都市の締結についての姉妹都市を締結して幅広い分野で交流し、地域活性化の一助にすべきと思うが見解についてとの御質問ですが、議員のおっしゃるとおり、他の自治体との交流は村の発展、活性化につながるものと確信しております。本年8月1日に埼玉県上里町と大規模災害時における相互応援に関する協定を締結いたしましたので、防災を初め幅広い分野で交流を促進してまいりたいと考えております。  また、姉妹都市の締結に当たっては、議員の皆様や有識者の意見を取り入れながら検討してまいります。  以上で阿井議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 146 ◯議長【矢部眞男君】 第2質問ございますか。12番、阿井君。 147 ◯12番【阿井市郎君】 それでは、八積駅周辺地域まちづくりについて再質問をさせていただきます。  八積駅周辺地区では、コンパクトなまちづくりをし、快適な住環境を創出しようとしている総合的なまちづくり計画でございますけれども、この計画区域はどのくらいなのか、まずお伺いをいたします。 148 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 149 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいまの御質問にお答えをいたします。  八積駅を中心といたしました約23.6ヘクタールの区域を計画区域としているところでございます。  以上です。 150 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 151 ◯12番【阿井市郎君】 23.6ヘクタールということでございますけれども、これは都市再生整備事業で整備する区域であるということでよろしいわけですね。  それでは、短期、中期ということで10年間ぐらいの事業で実施したいという計画は見せていただいていますけれども、この中で駅北側の整備区域はどのくらいでしょうか。 152 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 153 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 駅北側の計画区域の面積は約13.2ヘクタールとなっております。  以上です。 154 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 155 ◯12番【阿井市郎君】 13.2ヘクタールということでございますけれども、私が知る限りではこの地域は全て用途指定がされていると思います。第1種住居専用地域ではないかなと思いますが、その用途地域はされていると思いますが、しかしその区域内には住居系の土地利用や、また田畑等の農地、また荒れ地など自然的土地利用が大部分を占めている地域であります。そして、その中には私道や幅員が4メートル未満の幅員の狭い道路や、また行きどまり道路も多いし、また生活排水や雨水排水路などが未整備地域なわけでございます。このような区域に快適な住環境を創設し、生活利便施設の立地を民間の力を借りて進めるということですけれども、民間といってもデベロッパーから個人までさまざまでありますが、この計画区域内の生活道路や排水路の整備を含めた土地利用計画がなければ、村としては今後この地域の開発や規制ができないと思います。そうなりますと、快適な住環境を創出するどころか、乱開発を誘導しかねませんので、早期にその土地利用計画を策定すべきと考えるんですけれども、いかがでしょうか。 156 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 157 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいまの区域につきましては、先ほど議員の方からお話もありましたように、住居系の用途地域として指定をしているところでございます。村といたしましても、そうした地域を民間活力を活用しながら整備を進めたいと考えておりますので、土地利用計画の策定は必要であると考えております。  以上です。 158 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 159 ◯12番【阿井市郎君】 わかりました。これから策定をするということで理解してよろしいですね。  それでは、これから土地利用計画を策定するという前提の中で、次にお伺いいたしますが、民間開発をどのように村のまちづくりと整合させていくということがさらに重要ではないかと思います。そういうときに、早期に土地利用計画を定めるとともに、計画区域内は現在都市計画法における住居系の用途地域の指定はされていますが、土地利用規制といたしまして一定の住環境が確保されますが、さらによりよい住環境を創出する地区計画を検討し、策定をしないと、土地利用計画だけでは乱開発を招きかねませんので、この土地利用計画、地区計画についてはどのように考えておるのかお聞きします。 160 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 161 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 今お話がありましたように、土地利用計画と合わせまして、用途地域の指定ということで、住居以外のものに一定の制限がかかるというような形になっております。しかしながら、さらによい住環境を創出するためには、地区計画という制度が実はございます。そうしたものを取り入れてはどうかというお話でございますけれども、地区計画につきましては地権者の意向を踏まえまして今後検討していきたいと考えております。  以上でございます。 162 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 163 ◯12番【阿井市郎君】 地権者の意向を踏まえて地区計画も検討するということでございますけれども、この地区計画を検討するのは今は13.2ヘクタールの地区計画ではないかと思いますが、この区域に隣接するいわゆる都市計画道路の八積駅北口線から、さらに東側の村道2の9号線の間の5.7ヘクタールの区域が、ここは実は用途指定をされてない区域で、白地の区域ですよね。こういう区域がせっかく地区計画をつくる地域と隣接していますと、片方は住居系の住環境が整備され、片方は白地で用途指定されていませんので好きな建物が建てられるわけです。極端な話、工場も建てられるし、いろんな飲食店、あるいは風俗のような店もできる。そういうところがその隣接区域にあるというのは、よりよい住環境を創設するためには余りよい地域ではございませんので、この用途指定されてない区域も入れて、全体を見直して地区計画を策定する整備内容を再検討すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 164 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 165 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいまお話のありました地区につきましては、議員からもお話のありましたとおり、用途地域の指定のない白地の地域となっております。  本地区につきましては、農地などが多く存在するということで、これは農振農用地との問題等々がございますけれども、本地区の用途地域の見直しや地区計画策定につきましては、今後八積駅周辺まちづくりを段階的に進めていく中で、地権者の意向や、また都市計画法に基づきます都市計画の基礎調査の結果を踏まえまして検討していきたいと考えております。
     以上でございます。 166 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 167 ◯12番【阿井市郎君】 わかりました。  それでは、次に交通安全対策について再度お伺いをいたします。  生活道路でのゾーン30、速度規制は安全対策として有効な手段であるということは認識をされているようです。ですので、早速学校や保育所周辺の生活道路の交通実態を調査して、緊急性の高いところから公安委員会にお願いをしていってみてはいかがでしょうか。 168 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 169 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 交通安全対策として非常に有効な手段であるということでございます。村といたしましても、各小中学校周辺の通学路や生活道路の実情を調査した上で、緊急性の高い地域から茂原警察署との協議を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 170 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 171 ◯12番【阿井市郎君】 緊急性の高いところから要望するということでございますので、ぜひお願いをしたいと思います。  特に、私どもの地域の七井土地先の国道128号線沿いにあるデイツーやナフコの北側を西に向かって走っている村道、国道128号線と並行して走っているんですけれども、これが約1キロぐらいの村道ですけれども、茂原市の大芝まで通じているわけですけれども、これが通勤時間帯になりますと、国道の迂回路として、国道と同じスピードぐらいのスピードでこの集落内を通過している車両がたくさんあります。そうしますと、通学時間と重なって、歩行者や通学時間ですから、子ども達や、あるいは自転車歩行者が脇によけて安全通行が脅かされているというのが実態でございますので、早期にその実態調査、あるいは交通量調査をしていただいて対応していただくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 172 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 173 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 先ほど御答弁させていただきましたとおり、調査をした上で緊急性の高いところからの協議をさせていただきたいと思っております。  以上です。 174 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 175 ◯12番【阿井市郎君】 それでは、次にドライブレコーダーの設置促進についてお伺いをいたします。  ドライブレコーダーの設置促進を図りたいということで考えているとのことですが、ぜひ早期に促進をしていただきたいと思います。  また、促進の設置費用の一部助成ということについてですが、国、県の動向を注視しながら検討するんではなくて、危険なブロック塀の撤去費用の助成、あるいは全学校にエアコンを設置する、また家庭用LEDや何かの照明設置などしたように、国や県のその方針が出る前に安全・安心のまちづくりの一環として、村単独でいち早く実施をした方がよろしいんじゃないかなと思いますし、またこの危険なブロック塀の撤去費、あるいは全校にエアコン入れたり、家庭用LEDの促進を図って助成をしたりというのは非常に高い評価を得ているわけでございますので、他の町村がやったり何かする前にやるということが非常に有効ではないかなと思います。  そして、このドライブレコーダーの設置費用も、何といいましょうか、経費的には大した経費ではないんですけれども、取り組む姿勢として私はそういうことをした方がいいのではないかと思います。  そして、地域全体で、いわゆる地域の目で子ども達を犯罪や事故から守る安心・安全なまちづくりの事業の一策として取り組んでいただけることができないのか、村長の考えをお伺いいたします。 176 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 177 ◯村長【小高陽一君】 議員の貴重な御意見、ありがとうございました。ぜひ前向きに早急に検討したいと思います。 178 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 179 ◯12番【阿井市郎君】 ありがとうございます。  それでは、最後に姉妹都市提携についてお伺いをいたします。  姉妹都市提携に当たっては、有識者の意見を入れながら前向きに検討するという答弁をいただいたわけでございますが、この件については、実は平成25年6月で私が他の自治体と災害時相互応援協定と友好姉妹都市の協定を村政の60周年記念事業の一環として実施したらどうですかということの提言を兼ねまして質問をさせていただいたんですが、そのときに今後検討しますという答弁でありましたが、記念事業には取り上げていただけませんでした。そして今回、災害時相互応援の協定は上里市と締結をされたということは非常に評価をいたすところですが、姉妹都市の協定はいまだ検討中のままだということで、あれから既に5年もたっておりまして、十分検討されておると思いますが、いつごろ実施の段階にいけるのか、それをお聞きさせていただきます。 180 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 181 ◯村長【小高陽一君】 私も全国的な会議が開催されるたびに、姉妹都市の締結先となる市町村を探しておりましたが、結果を生み出すことができませんでした。さきに答弁したとおり、本年は災害協定を締結しましたので、これを契機として、各界代表の有識者による検討委員会を早期に設置し、姉妹都市の締結に向けて努力してまいる所存であります。 182 ◯議長【矢部眞男君】 12番、阿井君。 183 ◯12番【阿井市郎君】 最後になりますが、検討するということでございます。ぜひ検討していただきたいと思います。  そして、できれば私は来年、2019年は新しい年号となるわけですので、記念すべき年として、記念事業というとちょっと失礼になりますけれども、19年度中にこういう事業の協定を締結することが意義のあることかなと思いますし、またその次の2020年は東京オリンピックの年であり、またサーフィン会場がこの本地域の九十九里浜で開かれるというようなことですから、この辺も目途にして、早期に達成を図っていただけるよう努力をしていただきたいと思います。村長の考えを最後お聞きして終わります。 184 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 185 ◯村長【小高陽一君】 ありがとうございました。いい提言をいただきました。議員のおっしゃるとおり、2019年は新しい元号になりますし、2020年は東京オリンピックのサーフィン競技が本地域で開催されることから、これらを目標に締結できるよう、今後努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 186 ◯議長【矢部眞男君】 よろしいですか。12番、阿井君の一般質問を終了します。  ここで暫時休憩といたします。再開は14時といたします。                午後1時40分 休憩                午後2時00分 再開 187 ◯議長【矢部眞男君】 休憩前に引き続き会議を開きます。6番、石井君。              [6番 石井俊雄君 登壇] 188 ◯6番【石井俊雄君】 ただいま議長のお許しをいただきましたので、6番、石井議員でございますけれども、一般質問に入らせていただきます。  まず初めに、世の中の流れについて少しお話をいたします。沖縄では辺野古の基地に反対をする多くの県民の支持で玉城デリーさんが当選をしたにもかかわらず、国は辺野古に土砂を入れるという状況が今あります。そして、福島では原発の事故を通じて汚染の土がいろいろ取り除いて袋の中に入れていますけれども、処理する最終処分場がない、これをどうするか。今南相馬市では実験をしています。この汚染土を道路を深く掘って、そして上にコンクリートを、アスファルトを敷く、あるいは農地を深く掘ってそこに入れ込んで、表土を50センチだけ普通の砂を入れて野菜をつくる、こういう実験が今されております。この実験が成功しましたら、全国の自治体にこの汚染土を運び込んで、道路の中を深く掘って汚染の土を入れ込んでいく、これが今の国の考え方であります。とても私としてはこの2つについては容認できないというふうに思っているところであります。  また、異常気象、我が家ではどんな変化だったか。12月に入ってもいまだにイモヅルは枯れない。12月に入っても村の中を見ると畑のサトイモも枯れない。こんなことは、今まで私が生きてきた歴史の中であり得ないことでした。本当に異常なことが、そして異常な気象が今続いていることに対して、これから先のことを心配しているところでございます。  さて、一般質問に入ります。私の質問は、1つは質問の事項としまして村の農業を守り、支援をする体制の強化であります。  政府自民党は、世界の11ヶ国とTPPを締結し、アメリかとは実質TPP同様のFTAの交渉に入っています。どういうことでしょうか。輸出産業の工業製品を相手側が無関税に近い形で集中的に輸出ができる大もうけ、一方、日本の農家の方々は税金のかからない農産物がどんどん入ってくるので大打撃です。そういう中で、本当に今回の質問は村における農業基盤整備の歴史と、農家を含めまして近隣住民が困っていることについてお聞きをしたいと思っています。  1つは、長生村における農業基盤整備の歴史と内谷川高根支線、八積支線、東郷支線をつくった経過についてお聞きをいたします。  2点目は、内谷川沿岸土地改良区がなぜ解散をし、村に移管されたのか、村が引き受けた農業用排水路の管理をどうされていくのかお聞きいたします。  3点目は、内谷川八積支線、高根支線、松潟もそうでございます。合わせて農業用の排水路などが大変傷んでおります。また、土水路の草刈りやコンクリート化を希望する農家の方とか住民の方がたくさんおります。この要望と解決策をお尋ねいたします。  大きな2点目であります。交流センターの進捗と周辺の環境安全と整備についてであります。  1点目は、交流センターの建設に向けた経過と計画がどこまで進んでいるのか伺いたいと思います。  2点目は、大枠現在の位置に決めた理由について伺います。  3点目は、子育てルームの中身及び使い方について伺います。  4点目は、役場上踏切の拡幅、コインパーキングなどの要望がありますので、村の考え方を伺います。  3つ目の大きな柱であります。平成31年度の予算編成についてであります。小高村長の平成31年度当初予算編成に向けた準備と基本的な考え方について伺います。  ここまでが1回目の質問となります。答弁よろしくお願いをいたします。 189 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君の質問に対する当局の答弁を求めます。小高村長。              [村長 小高陽一君 登壇] 190 ◯村長【小高陽一君】 6番、石井議員の御質問にお答えいたします。  質問事項1、村の農業を守り支援する体制についての1点目、長生村における農業基盤整備の歴史と内谷川高根支線、八積支線、東郷支線をつくった経過についてとの御質問ですが、土地改良施工前までの水田は腰までつかる超湿田であったことから、その水田を乾田に変えるために計画されたものでございます。  内谷川の各支線につきましては、昭和29年から昭和44年という15年の歳月をかけて完成いたしました。  2点目、内谷川沿岸土地改良がなぜ解散し村に移管されたのか、引き受けた農業用排水路の管理をどうされるのかとの御質問ですが、近年の農産物の価格の低迷等により、農家の負担増は免れない現状でありました。加えて、農業用排水路の維持管理は組合員である農家の負担で賄われてまいりました。地域の混住化が進行し、組合員のみが負担している状況について、各種関係機関と協議を重ね、結果、地元行政が管理することとなりました。今後は堤防の除草業務や、樋門等適正に管理してまいります。  3点目、内谷川八積支線、高根支線と合わせて農業用排水路などが傷んでいます。また、土水路の草刈りやコンクリート化を要望する方々がいます。この要望と解決策をお尋ねしますとの御質問ですが、内谷川本線については2級河川であることから、管理は県となっております。農業用排水路は管理主体である土地改良区管理委員会、維持組合へ助成を行い、計画的な整備を支援してまいります。  なお、地域住民による農村環境整備を目的とした多面的機能活動交付金事業は、用排水路の草刈り等の維持管理や簡易補修が交付対象となっておりますので、村では活動組織の全村的取り組みを今後も継続してまいります。  質問事項2、交流センターの進捗と周辺の環境安全整備についての1点目、交流センターの建設に向けた経過と計画がどこまで進んでいるのかとの御質問ですが、仮称長生村交流センターのこれまでの経緯につきましては、平成28年度に策定いたしました八積駅周辺まちづくり基本計画に基づき、平成29年度に仮称長生村交流センター基本計画を策定しております。  なお、計画の進捗につきましては、議会の八積駅周辺まちづくり調査研究特別委員会でも逐一報告させていただいておりますが、現在施設の基本設計を行い、本年度中に実施設計を終えることで計画を進めております。  2点目、大枠現在の位置に決めた理由についてとの御質問ですが、八積駅周辺まちづくり基本計画では、駅前エリアを地域交流コアゾーンと位置づけ、その中で交流センターは単に中央公民館の方針ではなく、八積駅周辺エリアの総合的なまちづくりに合わせ、将来を見据えた交流拠点となる施設として再編するものといたしております。  このことから、文化会館などとの連携や利用者の利便性が図れるよう配置することを基本として場所を選定しております。  3点目、子育てルームの中身及び使い方についてとの御質問ですが、利用方法につきましては主に乳幼児を持つ親子を対象とした事業や、親子サークルへの貸し出し、また気軽に立ち寄り、子育て仲間と交流を図れるよう、空室時に自由に利用できるようにしたいと考えております。  4点目、役場上踏切の拡幅、コインパーキングなどの要望がありますので、村の考えを伺いますとの御質問ですが、役場上踏切の拡幅につきましては、拡幅する計画はございません。なお、村といたしましては駅周辺の整備を進め、踏切の通過交通を減少させることにより安全確保を図ってまいります。  また、時間貸し駐車場につきましては、これまでにも必要との御意見が多く寄せられております。よって、整備に合わせて実施するまちづくりワークショップの中であり方を検討したいと考えております。  質問事項3、31年度の予算についての小高村長の31年度予算に向けた準備と基本的な考え方についてとの御質問ですが、11月1日に予算編成方針を示し、その中で基本的な考え方を各課に通知しております。  平成31年度予算については、第5次長生村総合計画後期基本計画における事業の進捗状況を確認するとともに、効率的かつ効果的な施策を展開し、各分野においての目標達成に向けた予算編成に取り組ませております。  また、財政健全化を確保するため、平成30年度までの歳出改革の取り組みを強化し、限られた財源で最大の効果を発揮できる予算編成方針としたところでございます。  以上で石井議員の御質問に対する私からの答弁とさせていただきます。 191 ◯議長【矢部眞男君】 第2質問ございますか。6番、石井君。 192 ◯6番【石井俊雄君】 答弁ありがとうございました。  それでは、一問一答で質疑を深めさせていただきたいと思います。  質問事項1のところでございますけれども、内谷川沿岸土地改良団体が解散をした経過については理解をいたしました。その中で、答弁の中で今後の堤防の除草業務や樋門等適正に管理していきますとのことであります。  そこで質問をいたします。役場近くの八積支線、そして高根支線では崩落がかなり目立ちます。今回の高根支線の修復工事が補正予算でも提案をされております。どんな理由なのか、具体的にお聞きをいたします。よろしくお願いします。 193 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 194 ◯産業課長【芝崎信幸君】 それでは私の方から答弁させていただきます。  企画財政課長の方から説明があったとおりでございますが、小橋地区におきまして堤防が一部崩落しております。通行に支障が出ているため、今回修復するものでございます。  以上です。 195 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 196 ◯6番【石井俊雄君】 私も2、3回見てまいりましたけれども、確かに高根支線の崩落は補修工事が必要だと私も認識をしております。その中で次の質問に入っていきますけれども、この役場から見ますと南東側に八積支線がずっと流れてきているんですけれども、そこでも同様な崩落がかなり見受けられます。これは私が写真で何枚か撮った中の一つの写真であります。これはここでは皆さんわからないと思いますので、担当課長の芝崎課長にはよく見ていただいたんですけれども、この状態を見ますと、私は大変危険だと思っています。車が通って、例えばタイヤをとられて八積支線の中に入っていっちゃうとか、散歩していって、滑って崩落してけがをしたりとか、そういうことが私は考えられます。大変な事故となりますので、この危険箇所の問題、場所について村がどういうふうに考えているのか、答弁をお願いしたいと思います。 197 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 198 ◯産業課長【芝崎信幸君】 御質問のあったところなんですが、八積支線には排水機能、また通行に支障を来しているところについては私の方では把握しておりません。しかしながら、今後このような状態になった場合には早急に対応したいというふうに考えております。  以上です。 199 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 200 ◯6番【石井俊雄君】 この崩落の現状と高根支線の崩落の現状を見比べてみると、そんなに変わらない。同じように非常に危険を私としては感じます。  そういう中で、これからも台風災害だとか、あるいは集中豪雨だとかゲリラ豪雨だとか、いろいろこれから想定ができるわけですよね。そうすると、もっと崩落が進むというふうに考えます。なかなかそこを通っている人や車はへりのところとか陰のところは見えませんので、大丈夫だろうと思って走行する、歩いていく。やはり危険、事故につながっていくんじゃないかと私は想定いたします。そのときに、これ、もしもっと崩落が進んで、人命に、車の事故とか人命にけがが起きたらどうするんですか。これ誰が責任とるんですか。お答えを願いたいと思います。 201 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 202 ◯産業課長【芝崎信幸君】 当然管理者である村が対応するということになろうかと思います。 203 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 204 ◯6番【石井俊雄君】 言葉的には村が対応するということ、責任をとるみたいなことですけれども、人の命は買えないんですよね。大変大事なものなんですね。本当に。そういう意味で、ちょっと小高村長にお聞きしますけれども、もう一回同じ質問をしますので、お答えを願いたいと思います。 205 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君、もう一度お願いします。 206 ◯6番【石井俊雄君】 そういう事故を起こしたら、例えば小高村長さんが責任とれるんですか。人の事故、けが、責任とれるんですか。 207 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 208 ◯村長【小高陽一君】 とれません。 209 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。
    210 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。責任はとれない。当然ですよね、人の命はね。  そこで少しまた判断材料を質問したいと思います。  この八積支線の補修の工事を行った場合に、どのくらいの工事費となるのか、概算でいいですので教えていただきたいと思います。 211 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 212 ◯産業課長【芝崎信幸君】 補修工事にはさまざまな工法があろうかと思います。最近実施された工法で申し上げますと、1メートル当たり8万円から10万円程度今現在かかっております。 213 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 214 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。9月の議会で、内谷川の沿岸土地改良区の解散に伴って、村に6,500万円ほど寄附がありました。これが1つ。もう1つは、ふるさと納税の状況、今日一番新しい情報でございます。小高村長から伺いました。昨年度の実績3億5,000万円を既に超えた。恐らく今年度は5億円ぐらいになるだろうというありがたい村の村長初め職員の努力を本当に敬意を感じますし、評価をいたします。それと、自由に使えるお金がたしか財調10億円弱あるかと思います。そういうことを考えれば、あそこは全然大丈夫だよというふうに言われちゃそれまでなんですけれども、せっかく内谷川沿岸土地改良区の方から6,500万円来ていますし、ふるさと納税もどんどん寄附をくださる方が増えていますし、そういうことを考えますと、できるだけ早くそこの崩落の部分を原状回復、修理、そういうものをして、村民が安心・安全で車を走らせる、あそこに散歩ができる、そういう状況をやっぱり私はつくり出すべきだと思うんですけれども、そのことについての答弁をお願いいたします。 215 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 216 ◯産業課長【芝崎信幸君】 私の方が答弁させていただきます。  実際に内谷川の解散に伴いまして、管理費として20年間分ということで管理費をいただいております。現在堤防の草刈り、オオフサモの除去等で年間300万円ほど費やしてございます。補修箇所につきましてはパトロール等を行いまして、注視していきたいというふうに考えております。 217 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 218 ◯6番【石井俊雄君】 管理組合に行きますと、お金がないんですよね、災害復旧であれば9割方の補助金なり交付税算入があるからできるんですけれどもということで、補修工事やりたいけれどもできないんですよと、お金の問題の説明を受けてきました。お金はあるんです。責任がとれないということですから、小高村長、これは早急に対処して補修工事をやっていただきたいと思います。  それでは続きまして、内谷川本線の補修工事が始まっています。私も昨日ちょっと見てきたんですけれども、立派に諸岡組が2,000万円で何か工事を請け負って仕事が始まったようであります。この情報について村はどのように把握しているのか、わかる範囲で答弁をお願いしたいと思います。 219 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 220 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいまお話のありましたように、2級河川の内谷川につきましては長生土木事務所の方で護岸の工事を実施していただいております。なお、工事の詳細につきましては私ども把握しておりませんが、2月までを工期とするような形で工事を実施しているということは伺っております。  以上です。 221 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 222 ◯6番【石井俊雄君】 私も役場の方にただ聞くだけじゃ能がないと思って、県庁に電話して、長生土木にも電話をして勉強させていただきました。今後予算が認められればということですけれども、今のペースでいくと20年ぐらいかかるだろうと、上流部分でまだ補修工事をしなきゃいけないところがたくさんあると、そういうふうに言っておりました。  ここで1つ村長にお願いなんですね。県のほうに補修工事の促進の要望を出していただきたい。やっているかもしれませんけれども、それちょっと答弁ください。 223 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 224 ◯村長【小高陽一君】 機会があるごとに要請してまいりたいと思います。 225 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 226 ◯6番【石井俊雄君】 ありがとうございます。よろしくお願いします。  それでは次に、私も農家をやってないので本当に間違った質問したり意見を言ったりがあれば本当におわびしたいと思っているんですけれども、いろんな要望を今いただいているんですけれども、農業用の排水路を見ますと、土水路が随分残っているんですね。一番いいのはコンクリート化されているのが一番いいと思うんですけれども、この対比、村内全体を見て詳細には難しいと思いますけれども、概略でいいですので、どのくらいのコンクリート化と土水路の比率になっているのか、わかったら教えてください。 227 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 228 ◯産業課長【芝崎信幸君】 私も正確なところは把握しておりませんが、各管理団体等に問い合わせたところ、村として平均しますと4割程度コンクリート化されているということでございます。 229 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 230 ◯6番【石井俊雄君】 ありがとうございます。大体わかりました。  この土排水路からコンクリート化に切りかえるために私もある多面的に仕事、工事を、事業をされている方にちょっとお聞きしましたら、保全会の方々も県の方に要望すればその工事ができるというふうに聞いたんですけれども、現在そのことを取り組んでいる団体ですね、事業体が幾つぐらいあるのか、それをちょっとお聞きします。 231 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 232 ◯産業課長【芝崎信幸君】 平成30年4月1日現在でお答えさせていただきますが、20の活動組織が環境保全として取り組まれております。  以上です。 233 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 234 ◯6番【石井俊雄君】 保全会の中で土排水路をコンクリート化の仕事として可能にできるという仕事をやっているところとか、やろうとしているところは幾つありますか。 235 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 236 ◯産業課長【芝崎信幸君】 この事業は長寿命化という事業に当たろうかと思いますが、この事業については5年間の明確な計画を作成していただき、施設の長寿命化を行うものでございます。今現在2団体が取り組んでおるところでございます。 237 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 238 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。20団体のうち、2つの団体がそれに着手して仕事をしているということで、ありがとうございました。  それでは、管理団体などに足を運びますと、お金がないんだよ、だからできないんだよということをかなり言われます。毎回毎回言われてしまうんです。そこで、排水路、用水路における工事をした場合に、村の補助率を教えてください。 239 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 240 ◯産業課長【芝崎信幸君】 用水路につきましては30%以内、排水路につきましては50%以内を支援してございます。 241 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 242 ◯6番【石井俊雄君】 その補助率、悪くはないと思うんですけれども、それでもお金がない、工事ができない、コンクリート化できないという声を多く聞きますので、その補助率を村がもっとアップする、それは考えていただけないんですか。 243 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 244 ◯産業課長【芝崎信幸君】 申しわけございません。今のところ考えてございません。 245 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 246 ◯6番【石井俊雄君】 先ほど阿井議員もおっしゃっていました。近隣の自治体がどうのこうの、国や県がどうのこうのじゃなくて、村が主体的にみずからが県で1つの合併しない村として、いろんな意味でよその自治体よりもいい補助率、あるいは農家に対する支援を進んで提案して仕事をしていく、これが求められているところだと思うんですけれども、小高村長どうですか。 247 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 248 ◯村長【小高陽一君】 今先ほど課長が答えたとおり、現状でやっていきたいと思っております。 249 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 250 ◯6番【石井俊雄君】 総論でいいますと、冒頭申し上げました今農家の方々は国の政策、農業切り捨てです。大企業工業製品をどんどん集中的に輸出して大もうけをしたい。農家のことは、申しわけないけれどもほとんど考えてくれていない。最後のとりでは自治体なんです。地方自治体がどうやって農家の立場に立って支援を強化するか、そういう意味で私はその補助率のアップを主体的に村として考えて、補助率を上げていただくということはこれ要望で終わりにします。  次に、これも大変私いろんな要望を聞きながら、困って、解決ができなくて、本当につらいつらい思いをこの3年間しております。どういうことかと申し上げますと、高根に排水路の脇にブロックを設置している方がいらっしゃいます。その方のブロック塀が推定だと15度ぐらい傾いて、もう崩れそう、倒れそう、こういう状態です。これも言われているんです。「お金がないんですよ、石井さん」「そうですね、よくわかりますよ」ということで改善ができない。たまたま今、村すばらしいです。この問題を解決しようとして、この管理団体にこの工事の改善のために善処してくれと、こういう姿勢が村にあります。これはすばらしいことです。そういう意味で、この小橋の北の方にある名前は言っちゃうと悪いから言えませんけれども、産業課長は把握していると思います。この種の問題についての解決策、進捗、今後どうするのか、お答えを願いたいと思います。 251 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 252 ◯産業課長【芝崎信幸君】 先ほどから申し上げているとおり、排水路につきましては50%の補助をしております。今おっしゃっているところは排水路ということでありますので、管理団体で保守委員会を開催してございます。その保守委員会で議題に上げていただきまして、補修箇所を決定し、その後村へ補助金の申請となります。ただいまの御質問は村としては50%以内の補助をしますので、ぜひ実施していただきたいということでお願いします。 253 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 254 ◯6番【石井俊雄君】 村の立場はその関係者の立場に立って管理団体とお話をしてくれています。そういう意味で、引き続きこの問題が解決できるように、いろんなことを考えて解決に向けてお力をいただきたいと思います。  最後の、農業の問題でいえば最後になりますけれども、最初冒頭言いましたやはり農家の方々に対する支援をどうやって高めていくか、そのことについて最後にちょっと質問いたします。  今長南町では1軒の農家で3ヘクタール以上やっていれば、5年間だか3年間に3割作付拡大をしたら50%農機具の購入に補助を出す、あるいは新潟県の加茂市では農業機械だけじゃなくて、農業で使うトラクターとか噴霧器だとか、全ての農業に使う器具、機械を1軒でも2割補助をやっています。村の方にお聞きしますと、3人が法人をつくって田んぼとかいろんなことをやるようになりますと、何か上限300万円ぐらい以内でもって各団体を回って補助をしているという、これは一つ評価いたしますけれども、これではちょっと私は長南町や新潟県の加茂市の例を参考にしてみたときに、もうちょっと枠を広げてやりたいんですよね。たとえ一軒でも農業を続けて頑張りたいという人には、枠を広げて、農業機械の購入に補助金を出す、そういう考え方に立っていただきたい。今までの歴史はそれはそれで評価しますけれども、もうちょっと枠を広げて、対象者を広げて農業をやり続けたいという人にはやり続けられる条件をぜひつくって……。 255 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君に申し上げます。通告内で質問してください。 256 ◯6番【石井俊雄君】 そういう意味で、この枠の拡大ですね、枠の拡大をもっと対象者広げていく、そういうことになりませんかねということの質問をいたします。 257 ◯議長【矢部眞男君】 産業課長。 258 ◯産業課長【芝崎信幸君】 石井議員の申された長生村農業機械導入支援事業だと思いますが、この事業の対象は、議員のおっしゃるとおり3戸以上の農家で組織され、経営面積が10ヘクタール以上ということが要件になっております。理由としましては、1戸の農家が大型農機具を購入することは過剰投資につながっております。兼業農家が増加している中で、共同で農機具を買ってもらって使ってもらいたいという考えのもと3戸以上と定めておりますので、長生村はそのようになっております。他の町でも1戸以上で補助をしているということがありますので、今後検討していきたいというふうに考えます。 259 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 260 ◯6番【石井俊雄君】 あと、評価しているのが1つあります。これ質問じゃありませんけれども、くろを取っ払って機械で回れるように、あれは非常にいいことだと思いますし、ぜひ推進をしていただきたいと思います。  それでは質問事項2つ目に入ります。交流センターのところの質問に入ります。  まず最初は、交流センターの位置について伺うんですけれども、大枠決まってきているようでありますけれども、現在の位置近くに建設してほしいという声も多くいただいています。その委員会の中でも主張したという方もいらっしゃいました。先ほど答弁をいただきましたけれども、改めてこういうことで大枠今の位置に建てようというふうになったんだと、それをもう一回お聞きします。 261 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 262 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいまの御質問について、御確認をまずさせていただきたいと思いますけれども、いわゆる現在の位置に近くというのは、中央公民館に建てかえるということでよろしいでしょうか、そのように答弁はさせていただきます。  建設位置を検討するに当たり、中央公民館の場所に建てかえてはどうかというような御意見も出ております。しかし、本施設を交流センターとして再編することから、仮称長生村交流センター基本計画では、先ほどの村長答弁で申し上げたとおりの配置とするよう計画を策定し、公表するとともに、併せてパブリックコメントを実施しております。なお、パブリックコメントでは建設位置に関する御意見はございませんでしたので、村といたしましては現計画で御理解いただけているものと考えております。  以上です。 263 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 264 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。  それでは、交流センターの中身について少し質問いたします。  私は議員の当時から子育て支援センターをつくってほしいという声を結構いただきました。議員の中からも、ある議員さんが児童館をこの人口比でいえば当然あって当たり前だし、欲しいというのもこの議会の中で質問されたことを記憶しています。私も基本的には子育て支援センターをぜひつくってほしいというふうに思ってきたんですけれども、子育て支援センターというふうになっていないので、その辺の理由をかいつまんででもいいですから、ちょっと教えていただきたいと思います。 265 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 266 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 現在子育て支援センターとして業務は一松保育所及び子育て世代包括支援センターで既に行われております。交流センターは中央公民館の建てかえという意義が一番大きく、その他に地域の皆さんに小さいお子様から年配の方まで世代間交流ができるという交流部分も含めてという建設の計画でございますので、今回この中では子育て支援センターというものは計画してございません。 267 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 268 ◯6番【石井俊雄君】 懸案の要望を取り入れてくれて子育て支援センターなり児童館がつくれたら非常によかったなと思いますけれども、現状の議員の我々に説明をいただいた資料もここにあるんですけれども、子育てルーム、自由に使える子育てルーム、これを設置するというふうになっています。その辺の絡みでちょっとお聞きしたいんですけれども、茂原の東郷福祉センターがあり、その中に児童館がありました。その中に管理人が1人いて、全部で3人ぐらいでやっていたんですけれども、児童厚生員という女性がいました。この児童厚生員はいろいろ自由に来て遊び、帰っていく親子連れ、子ども達のためにいろいろと準備をしてくれています。クリスマスパーティー、それから体育祭、お歌会だとか、いろんなカリキュラムをつくってプログラムをつくってこういうふうに、もらってきたんですけれども、パンフレットまでつくっていろいろ説明もらったんですけれども、特にこの児童厚生員などを配置していただくと、私は非常にいいんじゃないかと思っているんですよね、この子育てルームの中に。その辺で、今回の場合、児童厚生員なるものを配置する考え方はあるのか、お聞きいたします。 269 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 270 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 交流センターの方は児童館ではございませんので、この児童厚生員という資格のある職員を配置する考えはございません。しかしながら、これにかわる保育士などの資格を有する者を配置できるように努力したいと考えております。 271 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 272 ◯6番【石井俊雄君】 児童館なり子ども子育て支援センターがつくれない中でもそういうふうに努力して、村民に利用してくださる方々に喜ばれるような人員配置もされるということですから、それは大変ありがたいことだと思っています。  関連でお聞きしますけれども、子どもが外で自由に遊べる砂場だとか、あるいはブランコだとか滑り台だとか、そういうのはここに計画の中に入っていますか。 273 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 274 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 敷地的な制限とかそういったいろいろな諸般の事情がございますけれども、大きな遊具とかそういう遊び場ではなくて、小型の遊具、それと乳幼児が外で遊べるような空間、そういったものは計画してございます。 275 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 276 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。これが東郷の児童館の外にあった滑り台、そしてブランコ、砂場もありましたし、これが自由に遊べる部屋ということで大人気だということであります。  それで、あと細かいことですけれども、小さいお子様方、小学生も利用できますか。 277 ◯議長【矢部眞男君】 生涯学習課長。 278 ◯生涯学習課長【渡辺孝平君】 小学生につきましては、触れ合いのルーム、いわゆるフリースペースの空間ですね、そういった部屋、仕切りなるものを計画してございますので、その中である程度自由に使っていただけると、そういうように考えております。 279 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 280 ◯6番【石井俊雄君】 ありがとうございます。そういう声も具体的に聞いてきてくださいという方がいらっしゃいましたのでお聞きをいたしました。  あと、我々に説明してくださったのはA案、B案、C案の3案ですけれども、これ全村民にはまだ説明というか、周知がされてないと思うんですけれども、この評価を見るとA案が非常に丸がたくさんついているもので、二重丸と書いてあるもので、これは村としてはA案で決めて提案していこうという感じですか。お聞きします。 281 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 282 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 ただいま議員がお持ちの資料につきましては、配置についての、建設位置についての図面であるというふうに承知をいたしますが、村といたしましては建設位置につきましてはそれぞれに評価をし、まちづくり推進委員会の諮問答申をいただきながら現在進めているところでございますので、村といたしましてはA案で進めたいというふうに考えているところでございます。 283 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 284 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。  それで、ここのところで最後に一番私お聞きしたいことがあるんです。交流センターは一部の人が使うだけじゃないんですよね。全村民が使うわけなんです。そういう意味でいえば、こういう案で固まった、こういう案で行きたいという意味の住民説明会の計画予定はありますか。 285 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 286 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 村民を対象とした計画の説明会につきましては、村としては予定をしておりません。
    287 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 288 ◯6番【石井俊雄君】 そうしたら、これ以降全く関係者にも説明しないで行くんですか。 289 ◯議長【矢部眞男君】 まちづくり課長。 290 ◯まちづくり課長【田中喜宣君】 事業を実施するに当たりましては、当然地権者などの関係者に十分な説明をして進めてまいりたいというふうに考えておりますので、関係者に対する説明会につきましては村は実施する予定でおります。  以上です。 291 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 292 ◯6番【石井俊雄君】 一定程度のワークショップだとかパブリックコメントとか、私も意見、要望を出してありますけれども、一定のことはやってくださっていると評価をしています。しかし、これを利用するのは全村民なんですよ。全村民の税金を使って建てるんですよ。やっぱり全村民に周知をしていただいて、皆さんお越しください、村はこういう考え方で固めました、いかがでしょうかと、こういう全村民を対象にした住民説明会を私はやるべきだと思いますけれども、村長いかがですか。 293 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 294 ◯村長【小高陽一君】 これを建てたいという経緯が、計画が出たときにまずお知らせしまして、たしか文化会館の視聴覚室だったと思いますけれども説明会をやったと記憶しております。そうして、さっきも言ったようにこういう形で進めたいということも意見をくださいということもやりましたし、そして決定機関であるまちづくり委員会で決めていただく、このまちづくり委員会は各界の代表、そして建設のスペシャリスト、そうした人達が検討した結果でございますので、私はそれが一番いい案だと思いますし、その件で進めます。ただし、こういう形で建てるという御報告はしたいと思います。ですから、特別に説明会は行うつもりはございません。 295 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 296 ◯6番【石井俊雄君】 報告はいつどこでやるんですか。 297 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 298 ◯村長【小高陽一君】 まだ決めてありません。 299 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 300 ◯6番【石井俊雄君】 やはり、私達議員も役場の職員も村民あっての議員だし、役場の職員なんですよ。主人公は村民なんですよ。村民に常に情報公開を徹底して、常に村民に疑いを持たれないようにして、ああ、わかった、じゃ、それでいこう、いい案ができれば自信を持って説明すればいいじゃないかと思います。 301 ◯議長【矢部眞男君】 意見でよろしいですね。 302 ◯6番【石井俊雄君】 それでは次の質問に入らせていただきます。  平成31年度に向かって予算をつくる準備が始まっているかと思います。先ほどもいろいろ答弁をいただいて、各課に通達も出したということで、集中と選択ですか、有効にお金を使っていきますよという、これはある意味で一般論です。誰でも答えるある意味では基本的な大事な予算編成の考え方だと思います。  私、そこでちょっと質問をしたいんですけれども、9月の議会で子ども達のランチルームと体育館のエアコンの急務についてお尋ねをいたしました。答弁いただいたのは、来年度は予算化しませんということで9月議会で聞いたんですけれども、今全国的にどういう状況になっているかというと、やはり、これは東京都、お金があるからと別だよと言われちゃうかもしれないけれども、豊島区の区長さんですね、全ての小中学校の体育館にエアコン入れるということが言われています。国もたしか2,400億円予算要望して、要求があった小中学校から全て対応できるような補助金をおろせる金額を予算要望で上げていると思います。補助金がたしか4割ぐらいで、残りの3分の2ぐらいが起債をかけて交付税参入も何か30%ぐらいのような感じで、かなり有利なお金の使い方でエアコン設置できるんですよ。加えて、先ほど言いましたけれども、ふるさと納税で教育に使ってくださいというのが9月の議会の時点でもう9,000万円あるわけですよ。その他に、4割ぐらいが村長に自由に使ってくださいというふうになっていますから、そういう面でいえば、エアコンを体育館とランチルームに来年度ぜひ予算化してほしいということで御質問をいたします。 303 ◯議長【矢部眞男君】 学校教育課長。 304 ◯学校教育課長【長谷川浩一君】 ランチルーム等へ、体育館ですか、現在のところ次年度予算化する考えはございません。  以上です。 305 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 306 ◯6番【石井俊雄君】 さっぱりしていいんですけれども、それこそ合併しない千葉県1つの村、小高村長さんがいつもいろんなところで挨拶をしてくださっております。これは村民が選んだ結果なんですけれども、やっぱり合併しない村、千葉県で1つ、さっきも申し上げましたけれども、よそに先駆けて体育館もランチルームも特別教室もそうなんですけれども、とりあえずランチルーム、学校に伺いました。先生に聞きました。やっぱりランチルームにエアコン欲しいというふうにおっしゃっていました。そういう意味で、次年度は予算化しない、これはたび重なる答弁ですから、変えることは難しいと思いますけれども、じゃ、その先……。 307 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君に申し上げます。よろしいですか、もう少し簡便に質問してください。 308 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました、端的にね。わかりました。 309 ◯議長【矢部眞男君】 それで、一応、課長ができませんと答えてありますので、要望か何かで押さえられませんか。 310 ◯6番【石井俊雄君】 質問させていただきます。 311 ◯議長【矢部眞男君】 ちょっと余りに長過ぎますので。 312 ◯6番【石井俊雄君】 すぐ終わります。  そうしますと、村長さんに最後お聞きいたします。次年度わかりました。予算化しない。わかりました。じゃ、その先どうされる、ずっと未来永劫エアコンを入れないのか、その先については今後検討してまいりますということは当然お聞きできるかなという予測しているんですけれども、いかがでしょうか。 313 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 314 ◯村長【小高陽一君】 先ほど課長がお答えした答弁と一緒ですけれども、正直9月の議会で質問されたときに、給食時がもし暑くてしようがなければ、普通教室にエアコンが入っているので、校長判断で食べてもらっている、そして体育の授業も水泳に切りかえたりして暑さ対策をしているということでございますから、しばらくはこれで様子を見させていただきます。  今仮定の話として、将来永劫にやらないのかと言われると、そういうつもりはございません。 315 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君。 316 ◯6番【石井俊雄君】 わかりました。未来永劫にエアコン入れないということではないということですから、そこに期待をして、望みをかけて、村民にも説明したいと私なりに思います。  最後になります。これで最後です。石井俊雄後援会の名前と私の名前両名で11月19日に10項目にわたって31年度の予算要望に反映してほしいと、そういう要望書を提出いたしました。この要望書を提出したことに対しまして、改めて最後に村長のお言葉をいただいて終わりにします。よろしくお願いします。 317 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君に申し上げます。通告にないので、通告して質問してください。これで切りがないですよ、これ。どこまで行くか。通告にあるものを質問してください。よろしいですか。6番、石井君。 318 ◯6番【石井俊雄君】 これは担当課とも協議をして、31年度の予算要望についての主語としてくくってありますので、ということでよろしく答弁をお願いいたします。 319 ◯議長【矢部眞男君】 小高村長。 320 ◯村長【小高陽一君】 打ち合わせの中でできた質問だそうで、私への答弁を要求されましたので、ここで答えさせていただきます。  提出されました要望書につきましては、中身を吟味し、限られた財源の中、財政の健全化を維持しながら、選択と集中により最大の効果を発揮できる予算としてまいります。  以上です。 321 ◯6番【石井俊雄君】 ありがとうございました。終わります。 322 ◯議長【矢部眞男君】 6番、石井君の一般質問を終了します。      ───────────────────────────── 323 ◯議長【矢部眞男君】 本日はこれにて会議を散会とします。明日5日は、午前9時30分から会議を行います。  御苦労さまでした。                午後2時57分 散会 このサイトの全ての著作権は長生村議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) CHOSEI VILLAGE ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....