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令和 3年第1回定例会(第3日 3月11日)

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  1. 栄町議会 2021-03-11
    令和 3年第1回定例会(第3日 3月11日)


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    最終取得日: 2021-06-10
    令和 3年第1回定例会(第3日 3月11日)              令和3年第1回栄町議会定例会                       令和3年3月11日(木曜日)午前10時開議 日程第1 一般質問 (1) 7番  大 野 信 正 君 (2)11番  野 田 泰 博 君 (3) 1番  塚 田 湧 長 君 出席議員(14名)   議 長  橋 本   浩 君      副議長  大 野 徹 夫 君    1番  塚 田 湧 長 君       2番  石 橋 善 郎 君    3番  大 塚 佳 弘 君       4番  岡 本 雅 道 君    5番  早 川 久美子 君       6番  新 井 茂 美 君    7番  大 野 信 正 君       8番  藤 村   勉 君    9番  大 野   博 君      10番  松 島 一 夫 君   11番  野 田 泰 博 君      12番  高 萩 初 枝 君
    欠席議員(なし)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員   町長        岡 田 正 市 君   副町長       古 川 正 彦 君   教育長       藤ケ崎   功 君   参事兼総務課長   奥 野 陽 一 君   参事兼安全対策推進室長             芝 野 浩 一 君   財政課長      本 橋 義 正 君   企画政策課長    鈴 木 正 稔 君   環境協働課長    塩 崎 一 郎 君   税務課長      大須賀 利 明 君   健康介護課長    青 木 茂 雄 君   参事兼福祉・子ども課長             湯 原 国 夫 君   住民課長      金 子   治 君   建設課長      小 林   誠 君   下水道課長     早 野   徹 君   産業課長      湯 浅   実 君   まちづくり課長   長 澤 康 幸 君   会計管理者     大 﨑   敦 君   教育総務課長    磯 岡 和 之 君   学校教育課長    鳥 羽 英 之 君   生涯学習課長    勝 田 博 之 君   参事兼消防長    杉 田 昭 一 君   消防総務課長    伊 藤 光 義 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員   事務局長      野 平   薫 君   書記        藤 江 直 樹 君                               午前10時00分 開議   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎開  議 ○議長(橋本 浩君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――一般質問 ○議長(橋本 浩君) 日程第1、一般質問を行います。  初めに、大野信正君の発言を許します。大野君、質問者席へ移動願います。大野君。  〔7番 大野 信正君登壇〕 ○7番(大野信正君) 7番議員、大野信正です。  質問に入る前に、2011年3月11日、東日本大震災により多くのかたが多くの貴い命を落とされました。お亡くなりになられたかたのご冥福を心からお祈り申し上げます。  それでは、一般質問に入ります。  本日は、安食駅に関連する2項目の質問をいたします。  まず、1項目めです。通勤・通学がしやすい栄町づくり「安食駅の利便性向上をはかる」について、2項目め、安食駅舎改築について。  初めに、2018年2月1日より、安食駅の窓口営業時間の短縮が実施され3年が経過しました。その後、住民からの要望で、2019年9月の一般質問時、懸案となっている事項について、その後の交渉結果を伺います。  まず、利便性の復活について。営業時間外の自動券売機や精算機の稼働復活について。  安全対策の要望より、①駅のプラットフォーム監視カメラを設置し、成田駅で安全が確認できる体制を整備する。②安食駅構内で緊急時に備えて非常停止ボタンを設置する。③成田駅との緊急連絡時のインターホンの設置。  2項目め、安食駅の改築について。(1)2020年の1月の全員協議会で今後のスケジュールについて説明がありました。現状の進捗状況を伺います。  ①令和2年度基本構想作成。②令和2年度から3年度、基礎調査実施設計業務委託の進捗について。  (2)安食駅改築について「事前に町民の意見を十分に聴取する」について、どのような方法で行うか。  (3)安食駅利用者の現状把握。①2020年よりコロナ禍において仕事の仕方が大きく変化しました。テレワーク等の利用者が大きく減少しています。推定として、2020年度以降、1日当たりの乗車人数は1,500人前後になっていると推定しております。成田駅の状態について伺います。  ②利用者が大きく減少している中、多額の駅改築工事についての見解を伺います。  ③構内エレベーターの設置について。今現在、安食駅では上下40本ずつ、合計80本の電車が運行されています。下り1番線に入る列車は1日6本です。朝2便、夕方夜4便、利用者が少ない状況で1億8,000万円の工事について  以上、お伺いいたします。ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) それでは、1項目めの1番目、利便性の復活として、営業時間外の自動券売機や精算機の稼働復活についてにお答えします。  初めに、今回の一般質問での要望事項については、成田線活性化協議会など、広域で利便性向上に取り組む団体を通じ、安食駅の要望事項として、毎年、要望書を提出しています。  そのほかにも個別に安食駅を管轄している成田駅長などには、町が独自に要望も含め定期的に意見交換をしています。  昨年までのJRとしての回答では、時間外での稼働について計画はないとの回答が続いていましたが、今年度の要望に対しては、今後、検討させていただくとの前向きな回答を得ています。  次に、1項目めの2番目、駅のプラットフォーム監視カメラを設置し、成田駅で安全を確認できる体制を整備するについてお答えします。  現在、安食駅には、監視カメラが3台設置してありますが、JRでは、安食駅に限らず成田駅でも監視員を配置して常時監視するために設置しているものではないとのことで、今後も体制を変える予定はないとのことです。  次に、1項目めの3番目、安食駅構内の緊急時に備えて非常停止ボタンを設置するについてお答えします。  JRでは、順次設置を進めてはいるが、現時点で安食駅に設置される時期を示せるまでには至ってないとのことです。  次に、1項目めの4番目、成田駅との緊急連絡用インターホン設置についてお答えします。  JRでは、インターホンの設置予定はなく、各種の連絡先については、統一してお客様センターで対応する体制を取っており、成田線内の他の駅においても設置していないとのことです。しかしながら、これら駅利用者の利便性の向上や安全対策は必要なことから、これらの件については、今後も継続的に要望してまいります。  安食駅の利便性の向上を図るについての答弁は以上です。  次に、2項目めです。安食駅舎改築についての1番目、基本構想作成についてお答えします。  令和2年第1回臨時会の全員協議会において、安食駅の改築について、平舎での整備としてJRと協議をしているとのご報告をさせていただきました。その後、令和2年第1回定例会における野田議員からの一般質問において、安食駅の改築については、急ぐことなく、町民の意見を十分に聞いた上で進めていくことについて町長より答弁いたしました。  策定中の基本構想については、改築手法別の事業費や課題整理など、町民の意見を聴くための判断材料の整理をするものですので、3月中に策定いたします。  それ以降のスケジュールについては、町民からの意見を聞いてからとなりますので、現時点では未定です。  なお、整備するに当たっては、国の交付金を活用する必要があることから、事業化するとしても、早くても令和6年度以降となる予定です。  次に、2項目めの2番目、令和2年度から3年度基礎調査実施設計業務委託についてお答えします。  ただいまお答えいたしましたように、基礎調査以降のスケジュールについては、町民の意見を聞き、財源などを勘案して決めていく必要がありますので、現時点では未定です。  次に、2項目めの3番目、事前に住民の意見を十分に聴取するとしているが、どのような方法で行うかについてお答えします。  方法としては、令和3年度中に郵送によるアンケート調査での意見聴取を予定しています。  対象者としては、満16歳以上の町民1,000名を無作為抽出しての実施を予定しています。  次に、2項目めの4番目、安食駅利用者の現状把握として、コロナ禍において、利用者が大きく減員しているが、JR成田駅の実態はいかがかについてお答えします。  成田駅に確認したところ、例年、前年度中の利用者の状況は翌年度の7月に公表しており、コロナ禍においても同様で、現在、公表できる数値はないとの回答を得ています。  なお、参考までに、JR東日本全体の年末年始における乗降客数は、前年に比べ約33%減少したと公表されています。  次に、2項目めの5番目、利用者が大きく減員している中、多額の駅改築工事についての見解を伺いたいについてお答えします。  先ほど答弁させていただきましたが、町民アンケートにより、改築の有無を含め事前に意見を伺う予定です。したがって、町としては、その結果を踏まえ、議会にお諮りし、ご審議いただきたいと考えております。  次に、2項目めの6番目、構内エレベーターの設置について、利用者が少ない状況で1億8,000万円の工事についてお答えいたします。  初めに、安食駅の改築を行わない場合でも、バリアフリー法の規定により、1日当たりの平均利用者数が3,000人以上の駅については、構内跨線橋へのエレベーターなどのバリアフリー化設備を設置することとされていることから、管理者であるJRが設置する場合が十分考えられます。  また、昨年の全員協議会でお示しした1億8,000万円の事業費は、安食駅南北自由通路に設置したエレベーターを参考とした大まかな金額で、現在、策定中の基本構想において、安食駅構内の跨線橋に設置する場合の概算事業費が算出されます。  なお、設置主体はJRとなりますが、現在の制度では、国の補助金のほか町負担として3分の1程度の負担が必要となります。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 続きまして、再質問をいたします。  まず、1点目の利便性の復活として、営業時間外の自動券売機、精算機の稼働復活についてお伺いします。  営業時間外の切符販売・精算、Suicaチャージは可能な自動券売機の復活はお客様サービスの原点です。こちらの故障が起きた対応を理由として、クローズはお客様目線の点からして大変遺憾です。切符券売機精算Suicaチャージ機は、日常、住民の皆様からの要望として一番多い課題です。  昨年度までは、JRとしての回答が時間外の活動について計画はないとの回答が続いていました。今年度の要望に対して今後は検討していただくという前向きな回答をいただきましたとの回答をいただいております。その点についてお伺いいたします。  これは、JRの東日本とは違いますけども、東海地区におけます集中旅客サービスシステムの導入が平成25年から始まりました。集中旅客サービスシステムというのは、券売機や窓口の処理機を遠隔で操作し、可動カメラインターホンを用いてお客様の利用をサポートしているサービスです。お客様が切符の購入やICカードへのチャージ、乗換え精算でお困りの場合に、テレフォンセンターから券売機や改札機を遠隔で操作することで駅での利用をサポートしています。このシステム導入により、可動カメラの操作やインターホンを介することで、従来、駅員が不在のときでも実施できなかったサービスを始発から終電まで対応できるようになりました。駅の利便性が大きく向上しています。  お客様目線に立ったシステムは、JR東海で8年前から導入されて、昨年から小さな駅での導入も報道されています。  今回の答弁で、今後、検討させていただくという前向きな回答がありましたが、この点につきまして、3年間の定期的な意見交換をしているとのことでございましたが、この技術的革新ニュースお客様目線に立ったサービスの充実等の話題は出たと思いますが、いかがでしょうか。
    ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) ただいまの質問ですが、技術革新の話題が出たこともありますけれども、町としては、まず、時間外での稼働を実現することが要望の基軸としておりますので、あくまで話題の域は出ていません。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 冒頭に鈴木課長のほうからお話がありました粘り強い、行政も関連団体を通じて、安食駅の要望事項として、毎年、要望書を提出している主旨を伺いました。また、安食駅を管理している成田駅長には、町が独自の要望も含め定期的な意見交換をしていることを伺いました。地道な活動の中でいろんなこの理解を深められているのかなと思います。先ほど伺いました、今後は検討させていただくということのご意見に期待して、この辺は年度内の前進を大きく期待したいと思います。その点について何かご意見がありましたら、お伺いしたいと思います。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 当然、今後、今までどおり、広域の要望活動だとか様々な形での機会を捉えて、早期実現に向けて要望を働きかけてまいります。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) この券売機の問題は、学生はじめ一般の町民の皆さんもお会いするたびに、何とかその券売機の復活を頼みたいということの一番の要望事項でもありますので、引き続き、交渉については、早めの実現に向けてよろしくお願いしたいと思います。  続いて、2項目めの質問に入ります。  駅のプラットフォーム監視カメラの設置に対して、成田駅では、安全が確認できる体制を整備するについて伺いました。  現在、安食駅に監視カメラが3台設置してあるということであります。この安食駅の3台の監視カメラ、いずれも改札口をチェックしている監視カメラだと思います。問題は、安全確認上はホームの監視カメラが必要だと思います。いかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 町としても、カメラ、ホームのほうに設置するというようなことは必要だというふうに考えております。全体の要望の中で行っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 監視カメラの設置というのは、現体制で、もし有事の際、具体的な対応方法の手順を伺いたいと思います。もしホームから線路に人が転落した場合、発見した人がお客様センターに連絡する、もしくは成田駅で監視カメラが確認できるか。成田駅への緊急時の連絡体制が完全に整っているかどうか、具体的にもしホームに降りたときにはどのような体制になるか、お伺いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) それでは、有事が発生した場合の対応方法、手順でございますけれども、安食駅を管轄している成田駅に確認したところ、監視カメラについても成田駅で確認できる状態ではなくて、現在は、時間外で有事が発生したときには、110番通報をお願いしたいと、そうすれば、管轄している成田駅につながって対応するというような話を回答を得ております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 仮にホームに人が転落したときに、まず第1に、どこに連絡するかということは、110番に連絡するのか、どちらに連絡を取ったらいいでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 今の現状では、JRとしては、110番ということで言っております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) ちょっとイメージがわかないんですけども、例えば、仮に転落したような状況を見かけたりなんかしたときに、110番との連携というものはスムーズにいくものなのでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) JRのほうでは、そういう体制、仕組みを取っているという話ですけれども、その辺も再確認はしたいと思っております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) それと、前に伺ったときなんですけども、JR東日本旅客鉄道株式会社のご意見承りセンターというところがあって、そこに電話をかけてくださいということをちょっと伺いました。このJR東日本ご意見承りセンターというのは、電話したところ、交換の人が出るんですけども、一応どういうことをお客様から言ってこられたかということを、「取りあえず承っておきます」「これを伝えます」ということで、緊急時の何か頼み事とか、「こういうことがありましたけど、いかがしましょうか」ということを緊急に連絡したときの解決策にはならないように思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 私もちょっと確認したところ、そのご意見承りセンター自体の業務としては、意見を収集して、こういう要望があるとか、不具合があるとかというものを収集して関連部署に伝えるために設置されているということで、その後、関連部署において検討して、改善できることは改善する仕組であるというふうに回答を得ています。また、その回答については、個別の回答はしていないと、結果についてはですね、そのように確認をしております。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) この点については、引き続き、有事が起きたときにどのような対応を成田駅との連絡を取るかについては、引き続きの懸案事項として検討していただきたいと思います。  ただ、駅のホームをずっと拝見したときによりますけど、やっぱり行政のいろいろな、先ほど触れましたけども、成田駅長との打合せを密にしているということから、非常に行政の働きかけのおかげで、1番線、2番線のホームが非常にきれいになってきています。それで、このホームは、通常歩いたりなんかするときには、従来は凸凹でちょっと危険性があったんですが、今はきれいに整備されております。あと残り少ない状態まできましたけれども、こういうことについては、行政の働きかけが連携の中でうまくいっていることなのかなと感じました。この点は本当にお疲れさまと思います。  続きまして、多少関連するんですけども、安食駅構内に緊急時に備えての非常停止ボタンの設置についてお伺いいたします。  これは、平成29年の10月29日なんですけども、23時50分頃、品川発成田行の電車に乗ってこられた50代のかたが誤って線路に入って、急ブレーキも間に合わず死亡事故が発生しました。人1人が亡くなったこの事故の再発防止策として、JRはどのような対策を講じられたか、お伺いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 死亡事故再発防止策でございますけれども、成田駅のほうに照会したところ、その管轄しているJR千葉支社に、現在、事実確認も含めて確認中であるということで、この場までは間に合いませんでした。成田駅自体は特段の再発防止策というのは実施してないということでございました。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 実際、この事故は3年半前に起きた事故でありまして、電車を利用されているかたは、もしそのときに非常停止ボタンがあったら、早めにその作動によって助かる可能性もあったのではないかということが話し合われています。これらの事故が実際に起きているときに、実際の成田駅も含めて、今、お話を伺ったような状況ですと、事故の確認も含めて再発防止に向けた危機管理の取りかたというのがはっきり見えてこないような感じがいたします。その点はいかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) その点も含めまして、今後、調整、いろいろ確認して改善していきたいと考えております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  緊急時の事故防止策として、昨年、2020年の12月1日から2021年の1月10日にかけて、鉄道24社局が国土交通省の後援と観光鉄道局の協賛を受けて、「プラットフォームの事故0運動」を実施しました。JR東日本鉄道事業本部安全規格安全システムグループ松村明彦課長は、「プラットフォームの事故0運動が目指すものは、ホームからの転落の防止を主眼に置いています。転落がないことが望ましいんですが、万が一転落しても、列車と接触しなければ重大な事故は避けられます。そのためにホーム上に設置された非常停止ボタンを活用していただきたいと思います」ということが載っています。  これは、この首都圏のみならず全国的な活動として、ストップボタン非常停止ボタンの活用ということで、前の駅に大きなポスターが張ってありました。ところが、栄町安食の駅にはこの非常停止ボタンが設置されていません。ぜひこの非常停止ボタンをつけていただきたいと思っております。  実は、一昨日ですけども、成田駅のこの非常停止ボタンの状況はどのようになっているか確認に行きましたところ、成田駅の現状は、1番ホームというのは、本線上り、佐倉、千葉、東京方面のホームなんですけども、支柱が2本に1本、この非常停止ボタンストップボタンがついています。合計で14個設置されていました。成田線に関係するホームもしかりです。全部、2本の支柱に1個、全部、非常停止ボタンがついています。この非常停止ボタンも非常に紅白の帯でSTOP電車マークがありまして、黄色いボックスに立っていました。誰が見ても、何か事があったら、すぐそのボタンを押せば止まるんだなというのが分かるように、先ほどちょっと申し上げたような大キャンペーンの成果というか、それが一つ実施されているのかなと思いました。  帰って、栄町のホームを見たところ、2番線の上りホームには支柱が12本立っていました。その12本の支柱に、もし仮に同じように2本に1本のストップボタンがありますと、非常にやはり緊急時のときに事故防止につながるのではないかと思います。このような運動が実施されて、まだ2か月しかたってないんですけども、やっぱり「鉄は熱いうちに打て」というか、同じJR東日本です、事故発生駅として再度の交渉をしていただき、駅非常ボタンを早急に設置していただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 私もこの「事故0運動」をちょっと確認させていただきました。10年以上前から運動しているようなことでございました。この運動は、議員ご指摘のとおり、目指すものは、ホーム上での列車との接触や線路への転落など、危険を認めた場合の非常停止ボタンを押していただくことを呼びかけるものです。今後、安食駅は、そもそも押したくても設置されていない状況にあるということも、それも強調しながら、非常ボタンの数というよりも、まずは早期設置を働きかけてまいります。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) ぜひともやっぱりいざというときに、それがあることによって事故が防げます。今、鈴木課長がおっしゃっていただいたように、早急の取付けについて働きかけをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の質問に入ります。  今、安食駅というのは、成田駅が管轄になっておりまして、成田駅との緊急連絡用インターホン設置についてお伺いいたします。  先ほど、JRでは、インターホンの設置予定はなくて、各種の連絡先については、統一したお客様センターで対応する体制を取っておりますということを伺いました。  昨年なんですけども、電車が止まった段階で安食の駅前に大勢のかたがいらっしゃいました。成田線は、台風、雨風等に弱く、時々止まることがあります。そのとき一番大切なことは、やっぱり情報が速やかに流れることによって、乗客のかたが会社との連絡とか次の手が打てると思います。ところが、それがインターホンがないために、その連絡方法がはっきりしないために駅前に多くのかたがあふれていたという状況でございます。これらの現状につきましての改善点についてどのようにされるか、お伺いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。  議員ご指摘のとおり、来るはずの列車が来ない中で、情報が入らない状況は心細く不安であると容易に想像できます。成田駅に確認したところ、電車の遅れなど、利用者に必要な情報は成田駅からアナウンスできる仕組みが整っているとのことです。したがいまして、必要に応じて情報発信はしているということでございます。先ほどの例示につきましては、ちょっと詳細は確認しておりませんけれども、通常は必要な情報は成田駅のほうでアナウンス体制が整っているというように回答を得ております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) この件に対しては、今既に、何か事故とか、そういう情報があったときは、成田駅のほうから、自動、即リアルタイムで安食の駅のほうに全部、駅員がいるいないに関係なく流れるようになっているということの理解でよろしいですか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) そのように回答を受けております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 利便性の向上、それから、安全性の確保についてお伺いしました。  一つ一つの中に、やはり粘り強い交渉の結果、少しずつですけども、いろんな面で行政の交渉が実を結びつつあるのかなということも拝見しております。  丸3年たちました。しかし、今なお、まだ肝心な部分での券売機の復活等、課題が残っております。ぜひ粘り強くの交渉を引き続きお願いして、この安全確認と利便性の復活については、持ち越しているといいますか、続いている交渉について期待させていただきたいと思います。  続いて、駅舎の改築問題についてお伺いいたします。  基本構想作成についてお伺いいたします。  令和2年、第1回の臨時議会全員協議会において、安食駅の改築について、平舎での整備については、JRと協議しているとのご報告がありました。その後、令和2年度の第1回定例会で、野田議員から、一般質問において、安食駅の改築については、急ぐことなく町民の意見を十分に聞いた上で進めていくということについて、町長より答弁をいただきました。  作成中の基本構想については、改築手法別の事業費や課題整備など、町民の意見を聞くための判断材料の整備をするものです。3月中に作成しますとのことでした。これらのスケジュール、町民からの意見を聞いてからとなりますので、現時点ではまだ未定であると伺いました。町民のかたの関心事の中で、駅舎がどのようになるかなということについては非常な関心事だと思います。  この中での話で、事業化するにしても、早くても令和6年度以降になるということの時間的には十分な時間を取るということも町長からのお話もいただきました。策定中の基本構想については、改築方法、別に事業費とか、材料整備などの町民の意見を聞くための判断材料の整備をするもので、3月中に策定するとありましたが、それ以降のスケジュールについてはまだ未定であると。3月中に策定される基本構想の開示はいつ頃の予定になるか、お伺いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 町民への開示は、4月以降もう開示できる状況にはなります。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 町民開示は時間がかかるということであります。いろいろなご意見を伺う状態だと思いますけども、情報の発信も含めて、総合的な中で、幅広い情報を収集するについても、いろんな形の中で町民のほうに情報を流していただけるようにお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。  アンケート調査についてお伺いいたします。  事前に住民の意見を十分に聴取するということを伺いました。方法としましては、令和3年度中に郵送における、アンケート調査の意見聴取を予定しているということで、16歳以上の町民1,000名を無作為に抽出して実施を予定しているということでありました。  実際に野田議員の質問のときにもありましたけども、無作為の調査と併せて実際に利用しているかたの調査といいますか、学生、サラリーマンをはじめ、今現在、二つの見方があろうと思いますけども、利用している人の意見と、それから、町長も申されましたけども、公共施設のまちづくりという観点から幅広いかたの意見を聞くと、この二つかなと思います。どちらにしましても、その幅広い町民の意見を伺うということの中で、無作為でなく、ぜひ利用者の意見もしっかり聞いていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。  町としては、今現在、安食駅は栄町で唯一の駅でありまして、町で利用する駅でもあることから、その駅利用者だけではなくて、町民1,000名を無作為抽出して、先ほどお答えいたしましたように、改築の是非も含めてのアンケート調査を実施したいと考えております。  以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 事業費経費が非常に大きい金額になろうと思います。2000年の乗車人数が5,057名、2018年、2,532名と半減しています。この間、生産年齢も2000年の1万8,464人から2018年、1万1,832名と36%減少しています。やっぱり勤め人のかたが大きく減ってきて、電車を利用するかたがすごく少なくなっているという現状だと思います。さらに、これから生産年齢の減が町予想の中で出ていましたけども、利用者の少なくなった状況の中で、どのような駅舎が一番適当なのかということについて、名目だけのアンケートにならないようにしてほしいと思います。  意見としては、アンケート結果を公表する前提で実施していただきたい。漠として意見を求めるのではなく、概略、基本構想として、駅舎イメージ、費用分担の考えかた、改築の狙いなどを提示して、それに対しての意見を求める等、きめ細かなアンケートを取っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。  先ほどお答えいたしましたように、現在、策定中の基本構想によりまして、改築手法別の事業費、費用負担、また課題整理など、町民が望む改築手法も選択できるような情報を提示して実施する予定でございます。  また、アンケート結果については、公表したいと考えております。答弁は以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 駅構内に作る予定であります跨線橋のエレベーターの設置についてお伺いいたします。  先ほど1日6本の電車で利用者が少ないかなということが出ましたけれども、これについては、鈴木課長のほうから、安食駅の改築を行い、バリアフリー法の関係で、1日3,000人以上利用する駅については、構内跨線橋エレベーターなどのバリアフリー化を設置するということでバリアフリー法で決まっているということを伺いました。  少ないからいいのかなということで思っていましたが、実は、今、栄町の高齢化率等を調べたところ、今現在、高齢化率が38%、近々では、はるかに40%を超えていくかなと、障がい者や高齢者が自由に移動しやすい社会の実現を目指すバリアフリー法、前身は交通バリアフリー法が施行され、今年で21年になるそうです。この間、主要な鉄道の駅には、エレベーター設置などが進み、駅員による声かけや誘導など積極的に行われるようになりました。国土交通省では、バリアフリー法に基づく整備目標として、2020年度までに1日の利用客3,000人以上の駅の原則全てに段差を解消する目標と設定されるとありました。  以前ですが、竜角寺台で首長懇談会がありました。そのときに、高齢者のご夫婦のかたから駅の跨線橋のバリアフリー化の要望がありました。そのときは、その要望についてお答えができておりませんでしたけども、実際に先ほどちょっと触れたように、高齢化率の進捗と栄町の年齢構成の状況から、やっぱり人数のいかんにかかわらず、構内の跨線橋のエレベーターの工事というのは選択として考えられるのかなというふうに私も思いました。その点について、もしご意見がありましたらお伺いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長。 ○企画政策課長鈴木正稔君) 先ほどお答えしたとおりなんですが、安食駅の改築を行わない場合でも、構内跨線橋へのエレベーターなどのバリアフリー設備は設置することになると考えております。  また、なお、整備については、あくまで跨線橋の管理者であるJRが行い、現状では事業費の3分の1程度を町が負担することになると思われます。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) ただいまのお話ですと、駅舎を作る云々は別としましても、駅構内の跨線橋のエレベーター工事のみだけでも進める可能性があるということの理解でよろしいでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 鈴木企画政策課長
    企画政策課長鈴木正稔君) 町民アンケートなどの結果、その駅舎改築の方向性が決まりまして、それで、その方向性の中で、やはりバリアフリー化が必要な場合であれば、それはバリアフリー化ということで、エレベーターなどの設置などは必要だと考えております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 大野君。 ○7番(大野信正君) 駅舎という公共事業で、大工事になると、まあ一つの構想、実現するについても、多くの町民の意見を聞いて、5年間前後の準備等が必要なのかなと思います。財政の厳しい栄町としましては、公共施設の建設をすることに対して、十分な町民とのコンセンサスを期待しております。  安食駅は、皆様もご存じと思いますけれども、今年の2月2日で開業120周年を迎えました。1901年、明治34年に初めて開通しまして、2月2日で120周年。先日、ふれあいプラザさかえでその記念の写真展が行われました。栄町に昔から住んでいる我々は、昭和35年、38年頃、高校に通うときに、列車で蒸気機関車で学校に通っておりました。非常に懐かしい思いがあります。やはり新しく入ってこられた町民の皆様にも、栄町のこの鉄道との歴史というのをしっかり知っていただいて、町の置かれている状況というものもご理解いただけたらと思っております。  ちなみに、前も紹介させていただきましたけれども、1901年、明治34年というのは、昭和天皇が4月29日にお生まれになられた年であります。駅の歴史を知り、町民としてのお祝いをしたいと思います。  駅の話題づくりについて、最後に、またいろんなアンケートがあろうと思いますけれども、ぜひこのどんな大きい小さいは別としましても、栄町の今ある駅も含めまして、残す残さないのいろんなご意見を聞いていただきながら、栄町に、安食の駅に着いたときに、何かほっとするような、そんな駅を残したいものだと、私もずっと通勤している一人としては思います。  毎月月末に、少人数なんですけども、駅前の清掃をしたり挨拶活動等をしています。やっぱりその中で、どうしても今残っている、先ほどから触れているような利便性の問題とか安全性の問題については、皆さん、期待度が高いと思います。3年の歳月というのが過ぎましたけども、ぜひ行政の、今、続けていただいているような地道な活動を通して、早めの実現をされるようにお願いして、私の一般質問を終わりにいたします。以上です。 ○議長(橋本 浩君) これで、大野信正君の一般質問を終わります。  大野君、自席にお戻りください。  ここで、11時まで休憩といたします。                                午前10時49分 休憩   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午前11時00分 再開 ○議長(橋本 浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  野田泰博君の発言を許します。野田君、質問者席へ移動願います。野田君。  〔11番 野田 泰博君登壇〕 ○11番(野田泰博君) 11番議員、野田泰博です。  今回の質問は、栄町のコロナ対策と国の対策についてということと、二つ目は、千葉県のコロナ対策についてということをお聞きいたします。  質疑通告いたしましたのを通告書としてありますので、これを読ませていただきます。  コロナ治療のために、ファイザー社のワクチンがベルギーより届き、既に医療関係者から接種が始まったとメディアは報告しております。  栄町は、いつ、どこからワクチンを入手し、どのような手だてで町民に接種を開始するのか。県からの報告はどのようなものがいつ栄町の担当者のところに届いたか。栄町として、どのような手順でワクチン接種を全町民に行うのか。そのスケジュールはどのようなものかということが1番目の質問でございます。  2番目の質問としては、千葉県のコロナ対策についてでございます。  今までの県のコロナに関する一般県民への情報は発生者の数字が主なものでありました。県としてのコロナ対策は当たり前のように、手を洗え、マスクをしろ、人と接するなというもので、国家最大の危機に対する課題に向かい合う姿勢とは私は感じておりません。千葉県は、市町村が直面している課題を具体的に把握し、市町村別の対処法を明らかにすべきだと思っております。  例えば、どのような患者がいつどこで発生し、市町村ごとの患者の数字だけでなく、どのような患者がどこにいるとか、学生の患者を中心に接種を開始するとか、高齢者の特定の疾患を持っている人へ最初に投与するとか、疾患と認定された人にも各市町村、同じではございません。また、各市町村も患者発生数は違っておりまして、だから、どこそこの市町村から始めるとか、いろいろな事情が患者にはありますが、千葉県の発表はそのような患者の事情をお構いなしにワクチン接種を行おうとしているように思えてなりません。もう少し言えば、自宅待機の人にはいつできるのかと、その人たちは心配をしながら自宅で待つ人が多くありまして、こういう人への配慮もまるでございません。このような事情を町はどのように県に伝えておりますか。  これを出した質問の後に、2週間前に出したら、あっという間に事情がどんどん変わって、今、私が読み上げた、これは少しもう陳腐化していると思いますので。取りあえず、この質問にお答えいただいた後にちょっと感じたことを質問したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) それでは、私のほうからは、1項目め、栄町のコロナ対策と国の対策についての中で、栄町はいつ、どこからワクチンを入手し、どのような手だてで町民に接種するのかというご質問にお答えさせていただきます。  まず、今回、ワクチン接種については、国が制度設計し、スケジュールとワクチンの調達及び都道府県への配分を担当し、都道府県は市町村事務に関わる国との連携調整及び国からの配分のあったワクチンを地域の卸売り業者と流通の調整を行い、市町村に供給し、市町村は、配分されたワクチンによって、住民に接種を実施することになります。  現在、県では、医療従事者への接種をすぐに始めており、町は、それ以外の接種対象者へのワクチン接種を行うことになります。  接種は、国が定めた接種順位に沿って順次接種していくことになります。  町では、円滑な接種に向けて、健康介護課内に新型コロナウイルスワクチン接種推進室を設置し、接種対象者の抽出、接種券、予診票及び接種方法等のチラシの作成、接種会場や接種する医療機関の調整などを現在、行っております。  今後は、接種券等を接種対象者の順位によって、個別に郵送し、町が民間に委託して設置するコールセンターにおいて、接種に関する相談や予約等を行い、医療機関又は集団会場で接種していただくという流れになります。  なお、接種時期等については、国の発表では、市町村へのワクチンの供給は4月26日以降になる見込みと伺っておりますが、具体的な供給スケジュールが明らかになれば、スケジュールについてお知らせしていきたいと考えております。  続きまして、2項目めの県からの報告はどのようなものが、いつ栄町の担当者のところに届いたかというご質問にお答えします。  ワクチン接種に関しては、国から随時、通知等が届いております。  内容としては、一つとして、補助金関係。二つとして、接種順位に関すること。三つとして、医療機関や接種会場の確保。四つとして、ワクチン接種の方式。五つとして、超低温冷凍庫の予定配置先。六つとして、医療従事者の範囲。七つとして、ワクチン配送方法等です。  なお、これらに関しては、昨年の12月18日並びに令和3年1月28日、2月17日に、接種の実施する際の留意点や進めかたなどについて、全自治体向けにオンラインによる国の説明会が開催されており、次回は3月中を予定していると伺っております。  続きまして、栄町として、どのような手順でワクチン接種を全町民に行うのか、そのスケジュールはどのようなものかというご質問にお答えいたします。  先ほど最初の質問で答弁した手順で接種する予定です。  また、詳細なスケジュールについては、ワクチン供給に関する国からの詳しい情報が入り次第、設定することとなるため、現時点でいつから接種できるかなど、具体的なことは未定でございます。  次に、2項目めの千葉県のコロナ対策についての質問要旨から、罹患者数など各市町村で状況が異なる中、町の事情をどのように県に伝えているのかというご質問にお答えいたします。  まず、コロナ感染者の情報については、千葉県が保有しており、町では感染者個々の情報は把握していません。  また、接種については、国が定めた優先順位に沿って町が実施するもので、県が接種者の優先順位や優先的に接種を始める市町村を選定するというようなことは、国の通知では定められておりません。  そのため、町としては、国の優先順位のとおり、接種日程の調整を行い、年代、階層別に接種券等を個別に郵送します。  一方で、コロナ感染者に関する情報は、自宅待機者を含めて、先ほど申し上げましたように、県が管理しており、個々の対応等については、県において行うとなると伺っております。したがいまして、町から感染者に関する情報を県に伝えることはありません。  なお、感染者以外の基礎疾患のあるかたについては、市町村が本人から申告を受けて接種するもので、県が接種順位で決めることはありません。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) いろいろ事前に打合せて細かく教えていただきまして、ありがとうございます。  しかし、これ、私が質問を出したときと、話を詰めたときと、それから、今までの間では、大分時間がたっていまして、私自身の質問が非常にちょっと陳腐化しちゃったというか、だから、ちょっとそれをまたやるのは嫌なんですけども、幾つか今の質問の中でちょっとお答え願いたいんですが、住民に知らせる時期っていつになりますか。4月26日からやれるということは、もう既に薬が着いているんだと思います。でも、それを、いつ頃から、それで、それを出すのは、はがきで出すか、郵送で出すのか知りませんけども、その後に起きることをちょっと考えながらお話したいと思います。  私がお聞きしているのは、ワクチン会場というのは1か所だけと聞いております。それで、それ以外ではできないんですかね。例えば、医療関係者の人たちが自分たちの病院でやっちゃうとかなんか、そういうこともあり得るのではないかなと私はちょっと思って聞いたんですけども。それから、幾つかあって、自宅から出れない接種希望者、出れない人というのはたくさんいると思うんですよ。例えば、寝たきりで起き上がることもできない。それから、口を聞くこともできない。歩くこともできない。そういう人たちをも対象に多分なると思うんですけども、そういう人たちには本当にどうやって注射するのかなと、それがあります。  それから、ワクチン接種というのは、今までお話を聞いていますと、全額、国が出しますよと言っていますけども、例えば、わざわざそれをやるために、どうしても動けないからタクシーであるとか、そういう補助なんか出ないんですかねと。  それから、一番肝心なところなんですけども、今、コロナがたくさんの人が90人も超しちゃっておりますよね。そういう人たちがいて、そういう人たちは、どこの誰がというのは私たちは知らない。多分、皆さんも知らない、誰も知らないんですよ。そういう人たちは、今どういう生活を送っているかというのも知らないんですよ。そういう人に、注射があるから来てくれよというだけ出しても、何かやっぱりその人たちに動ける状態なのか、こっちに来れる状態なのかというのは把握しなくて、でも、そういう情報というのは、多分、今までのお話ですと、そちらの側も行政の側も知らないし、僕たちも誰も知らないんですよね。だから、そういう人に対して、そういう情報というのは本当に知り得ないのかと。知ってて何するかということなんですけども、知らないほうがいいのかもしれません。  それから、もう一つ、コロナ患者だった人が。 ○議長(橋本 浩君) 野田君、1問1答で一つずつやっていきましょう。 ○11番(野田泰博君) もうたくさん何回も話しているから、全部質問になっちゃっているから、だから、多分、分かっていると思うので、ここまで話しました。以上です。ごめんね。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) それでは、最初にご質問ありました接種方式の関係、会場も含めまして、そちらを先に答弁させていただきたいと思います。  一応、接種方式につきましては、手段接種と個別接種の二つの方式で行います。  住民の皆さんには、ワクチンの供給日程が確認できた段階で、対象者の区分に応じて順次お知らせをしていきたいと考えております。  なお、国では、今先ほど野田議員がおっしゃったように、4月26日以降に市町村に供給するとしていますが、供給日程が仮定の段階で住民の皆さんにお知らせすることは混乱を招くことになりかねないため、どの程度、また、時間が必要というのは、日程等が確認できた段階で住民の皆さんにお知らせすることと考えております。  続きまして、二つ目になろうかと思います。  医療機関やその接種会場の確保についてという関係の、また、接種会場は1か所なんですかと、複数あるのかというご質問だったと思います。  接種方式につきましては、集団接種会場として、ふれあいプラザさかえの1か所、そのほか個別接種場所は、今のところ町内の4か所の医療機関と調整させていただいております。  なお、高齢者宅に出向いてのその接種につきましては、医師等の確保、ワクチン搬送管理などが困難であるため、実施することは考えておりません。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) たくさん、毎回話しているから、これ通常の質問みたいにして話していたから、どんどん質問のことが先に進んで、すみませんでした。  聞くと、そうですね、住民のほうが混乱すると言われましたけども、まずこれなんですけども、4月の何日からやるというのは、国からこっちに届く日ですかね。それから、届いてから連絡するんですか、それとももう届くからといって、もう手紙も何も国が用意するんですか。どこに行くという、どうなんですかね、これ。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 先ほど来、青木課長のほうからご答弁させていただいております。それと、全員協議会で申し上げましたけれども、あくまでも4月26日は、国が4月26日以降、市町村に発送するというお話です。先ほど言いましたように、千葉県にワクチンが届いたら県から市町村に届きます。その千葉県から我々に届くということは、結果的には、その国から千葉県にいつ届いて、県から我々にいつ届くという細かな日程は来てないんですよ。そうすると、我々が、今、例えば、野田さんに何月何日、接種しますよという通知を送ったにしても、ところが、その日にワクチンが確実に届いているかどうか分からないわけなので、そのワクチンの詳細日程が決まらないと住民の皆さんにお知らせすることができないということでご理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) 国から千葉県、それから市町村、順番を追って来ると、そんな手順がかかるんですね。そうすると、やっぱりそれから二、三週間かかるんですかね。いや、これは私が感じているだけであって。なるほどね、そうすると、人によっては、既往症を持っているかたが何か病院に行かなきゃいけないとか、そういう日に当たっちゃうと、これまた大変だなというふうな状況が想定されます。それでもまあ国から来る手だてがそうなんだとしたら、それを受けざるを得ないと思いますね。分かりました。  だから、そういうことを何か混乱を招いてはいけないんですけども、住民はテレビとか新聞とかで、いつ来るから、もう来たんだ、第3便目が出たんだ、こっちにまで来るんだ、どうのこうの、ああのこうのといって、みんな話題になっていて、いつするんだろうかねという、そのことがやっぱりいろいろと町を歩いていると聞かれます。そういう意味では、私も分からないですよ、どういう方法が一番なのか。前広にやれといったって、それが届かなかったらできないし、だから、ちょっとそこら辺はなるべく違うやりかたで住民のほうにも連絡するというような、そのいつだというのではなくて、何かそういうようなことを簡単に形であらわした手紙とか何とかというのは出せないですかね。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 概要として、例えば、ワクチンを接種します、ただ、詳細な情報が来るまでお待ちくださいということしか、我々としては、今、言えません。ですので、4月1日号の広報にそういう情報は載せます。うちのほうで、今回の予算が成立するとコールセンターを設置します。これは民間に委託してコールセンターを設置して、そこでワクチンの接種に関するご相談をお受けします。  また、日程が決まって、日程を我々が通知したら、それに対して、予約をコールセンターのほうで受け付けていただきます。ですので、1日とか1週間でこのワクチン接種は終わらないんですよ。いわゆる栄町町民2万人いるわけです。2回接種する、4万人分の接種を行います。これどう考えたって1日、2日で終わるものではありません。長い期間がかかりますので、そういった中で、先ほど課長が言ったように、年齢別、階層別に少しずつの接種になるんです。こちらに幾ら何人分の量が来るかもまだはっきりといついつ何千人分届くということは言われておりませんので。それが決まらないと、お知らせできませんということでご答弁させていただいているところです。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) まあ分からないことを無理に聞いていまして、申し訳ございません。ただ、今、私がこうやって質問するのは、私は、毎日会って話をして、いろんなことを聞いて分かっているんですけども、この住民の人たちは毎日話してないわけですよ。だから、ある意味で物すごく不安で、その不安の形を代理にいただいて、その不安の形を行政に伝えようとしていますので、よろしく理解してください、それは。  それから、もう一つですけども、集団接種というのは一つということで、ふれあいプラザさかえでやるというのはずっと聞いております。それから、4か所でもあるというのは聞いておりますけども。この4か所というのは病院で、あれですか、一番困った人、そこまで行けない人がやるとか、そういう意味でやるんでしたっけ。どういう、ただ、医者関係でやるというのか、お医者さん関係で。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 先ほど来、ご答弁させていただいていますけれども、医療機関で、1か所のふれあいプラザさかえだけで、いわゆる2万人近い人たちの接種を行うということは限界があるわけです。そのために、今、青木課長のほうで、医療機関にお願いをして、個別に接種を打てる体制を取ってくださいということをお伝えしています。今、四つの医療機関のほうから、できるだろうということは頂いていますけれども、確実にその医療機関で、お名前を今出してしまうと、できるできないがありますので、お示しできないけれども、今、4医療機関と調整をさせていただいているということですので。ただ、コールセンターでは、集団を希望するのか、個別を希望するのか、これは個人の選択制とさせていただきたいと思っております。したがいまして、必ずふれあいプラザさかえで受けてくれとか、必ずこのお医者さんで受けてくれということではないです。ただ、自分がかかりつけ医で、その4医療機関にどこかにかかりつけ医がいらっしゃれば、場合によっては、そちらを希望する場合もあると思いますので、それは接種者個人のほうの選択というふうにさせていただければと思います。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) その栄町民の中で、一番知っているのは副町長ですね。だから、答えられるというか、いやいやそれは冗談ですけどね。本当に皆、住民のかたは心配していますね。  それと、もう一つ、私、聞きたかったのは、ワクチン接種の補助金というのは全部国から出ると、いいんだよと言っておりましても、そこに行けない人、寝たきりの人、それから、何か疾患を持っている人は、かかりつけの医者に聞いて、要注意という何か判こでも押されて持っていかなきゃいけないと思うんですけども、その動けない人、さっき言った、ちょっとこれを言ったのはあれだけですよ、私の、それをやれと言っているのではなくて、例えば、タクシー代を出すとか、例えば、自治会に対して、そういう人がいたら教えてくれとか何かいろんなやりかたがあると思うんですけども、何かそういうことはお考えになっていますか。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) では、ただいまのご質問にお答えします。  まず、家から出られないというような、例えば、寝たきりとか、そういうのはあろうかと思います。こちらにつきましては、直近に、今、厚労省のコールセンターに聞きまして、対応のことについて問合わせしたんですが、まだ今のところ明確な答えが出てないというので、ご了解いただければと思います。  また、補助の関係なんでございますが、タクシーとか、またそういう部分につきましては、ちょっと私、先ほど答弁の中で少し言葉が足りなかったんですが、対象経費と対象外がありまして、この部分については、今回、補助の対象にはなりません。また、今のところ、町としまして、個々のその対応については、今のところ考えてないという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) その背景というのは、やっぱりこれは任意だという感じがあるんですね。じゃあ打たなきゃいけないんだというその義務じゃないわけですよね。それは、多分、国もそうだと思うんですよ。コロナに対しては、はっきり言って、とにかく打たなきゃいけないんだという、打たなかったら罰則を出すんだというぐらいの強いものが出てくるのかなと。だって、マスクをしなかったら罰則だとかね。何か夜、食べるのに、8時以降に食べたら駄目、罰則だとか、ああいう罰則は決まっていても、そういうのは決まってないんだと思って私は思っております。これはただの思いだけですから。  それから、栄町の中で既にコロナになったかたというのは、もう九十何人いらっしゃるんですけども、そういうデータはちゃんと町に毎日出てくるんですけども、その中で全部が治っているわけではないし、お亡くなりになったかたもいらっしゃるし、そういうのというのはあれですかね、役場も把握してないんですかね。お亡くなりになったら、把握していると思うけども。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 先ほど来、青木課長から申し上げておりますし、今までの議会の中でもお話させていただいていますけれども、これ罹患者に関しては、我々のほうには一切情報は届いておりません。皆さんに公表させていただいているものと同様のものしかないということです。したがって、感染者に関するのは、いわゆるワクチン接種、これは一応、我々からは、クーポン券というか、接種券はお送りします。誰だか分かんないんですから。ただし、それらのかたについては、我々では把握してないので、県のほうから、その罹患者のかたについては、注意事項であるとか、接種ができるできないのご判断についてはいくものというふうに理解しております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) 今の副町長のご答弁では、あれですか、そういう人は、今度は町が設置する電話の何かそういうやり取りの中で決まっていくということですかね。町にそういうコールラインができますよということぐらいは案内できるんですよね。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 今までも申し上げましたように、我々、誰がかかっているか分からないですから、全員のかたに通知はいってしまいます。当然、そのかたで受けたいかたはコールセンターのほうに予約が入るはずです。ただ、それらのかたについては、県のほうからですよ、打てる人なのか、打てない人なのか、打たなくてもいいのか、そういった基本的情報と注意点は県のほうからその患者さんのほうにいくというふうに我々としては伺っているということです。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) いやはや大変な病気でございます。  それで、あとは、もう少しですけども、これ、今、お話伺ったところですね。もうコロナ患者だった人がかかりつけの医者に相談するというのは自分ですが、その後、基礎疾患などで異常が起きたときは、全て自分が、誰も補償しないんですよね。自分が基礎疾患おきたら、あるよと言い忘れていて、何かあったら、もう自分の責任になっちゃうわけですね。
    ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) これ、あらゆる予防接種と同じで、必ず接種前に医師のほうの問診がございます。そこでも申告になりますよね、当然。予診票のほうには必ず申告していただきます。どの疾患に該当するかについては、こちらからのご案内文の中に、どれに該当しますかということについてはお知らせさせていただきます。それで、不安があるかたは、当然ですけれども、かかりつけ医のほうに確認をしていただくということが必要になってきます。ただ、あくまでもこれは強制接種ではございませんので。ご本人の接種希望という中で打つものでございます。ただ、このワクチン接種には、やったが故に、ある意味、健康被害が出たということについては、こちらについては国が補償するということで、現状、予防接種法と同様の取扱いになるというふうに伺っております。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) 何度もいろんなことを聞いて申し訳ございませんでした。青木課長からも聞いていたことは、答えを聞いて、ああ聞いていたなと思い出しますけども。青木課長、申し訳ない、こっちから、私に話して、いろいろ話して、もうたくさん、それ以上、ボリューム、たくさん話を聞いていますので、何が何だか分かんなくなっているところもあります。  青木課長、私の質問ですけども、絶対これを言わなくちゃいけないことがあったというんだったら、言ってください。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) 私のレクチャーがうまくいかなかったところも本当に反省しております。一応、コールセンターにつきましては、先ほど副町長が言いましたが、予約の関係のコールセンターと、あと新型コロナウイルスの感染関係のコールセンターと二つあります。この辺がやはり住民の方々にとっては、少し混乱するところがあったというのはちょっとあろうかと思います。  また、ワクチンにつきましては、先ほど副町長申し上げましたが、確かに皆さんに早く知らせたいということがあるのでございますが、集団接種も個別接種も合わせまして接種を1回やるんですが、基本的にはファイザー社は2回接種が基本でございます。そうしますと、ある程度、2回分を確保できた段階で皆様にお知らせしませんと、1回打ったけど、2回目いつ来るの、分からない、その後、一応3週間後の接種というのが基本のやりかたになっておりますので。そうしますと、1回目に、例えばですが、1,000回分来たと、そうしましたら、1,000回打っちゃったら、じゃあ次の2回目の3週間後に1,000回分が確保できなければ元も子もありませんので、その辺のスケジュール管理もしっかりして、また、国を通して県から来ますワクチン供給の量を勘案しながら、先ほど副町長申し上げましたが、年代別、階層別にこちらのほうから接種券等を郵送しまして、混乱を招かないような円滑な接種体制を整えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) ありがとうございます。本当にいろんなことを事前に聞き過ぎたから頭の中が混乱しちゃって、青木課長、ありがとうございます。青木課長と話をしていて、一つだけ思い出したことがあります。これを教えてください。  コールセンター、栄町、作りますよね。そのコールセンターのその役目と保健所がする役目とは、何か違いがあるんですか。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) コールセンター、県のほうは、いわゆる発熱外来の関係になるので、自分がコロナに、まあ症状ですね、発熱症状が出たとか、せきとか、そういったものがあった場合には、かかりつけ医又は保健所ということになります。  うちのほうで作るコールセンターはあくまでもワクチンの予約ですね。それとワクチンに関する相談、この二つになります。あくまでもコロナウイルス感染症については保健所です。ワクチン接種については町ということの二つに分かれておりますので、ご注意いただきたいということです。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 野田君。 ○11番(野田泰博君) ありがとうございました。よく分かりました。私は、これは、でも解説するのは難しいなと思っております。以上です。ありがとうございました。 ○議長(橋本 浩君) これで、野田泰博君の一般質問を終わります。  野田君、自席にお戻りください。  この後、休憩でございますが、さきの東日本大震災により犠牲になられた方々に対しまして、追悼の意とともに、ご冥福をお祈りするため、午後1時25分に黙祷をささげたいと思います。でございますので、通常ですと1時半でございますが、1時25分にご着席いただきたいと思います。  それでは、ここで、昼食のため、午後1時半まで休憩といたします。25分にご着席、お願いいたします。                                午前11時34分 休憩   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 1時25分 着席   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○議会事務局長(野平 薫君) ご起立をお願いします。  先の東日本大震災により、犠牲になられたかたがたに対し、追悼の意を表するとともに、ご冥福をお祈りするため、黙とういたします。黙とう。  〔黙 と う〕 ○議会事務局長(野平 薫君) お直りください。ありがとうございました。ご着席ください。   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 1時30分 再開 ○議長(橋本 浩君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  塚田湧長君の発言を許します。塚田君、質問者席へ移動願います。塚田君。  〔1番 塚田 湧長君登壇〕 ○1番(塚田湧長君) 1番議員、塚田湧長です。  通告に基づき一般質問をいたします。  初めに、栄町のまちづくりの指針である第5次総合計画を復唱させていただきます。  基本理念は、「誇りと愛着のもてるまち」として、目指す町の将来像は、「ひとが元気 まちが元気 みんなでつくる水と緑のふるさとさかえ」として、八つの基本目標と、その基本目標に対応した施策と事業への取組が栄町第5次総合計画に示されております。  今回の質問は、この八つの基本目標の中から、次の2項目の取組について伺います。  1項目めでは、基本目標、安心・安全なまちづくりについて。  栄町は、町民の安全・安心と財産を守ることは町政の最大の責務とし、また、そのことが町の魅力として評価につながる、このことを基本的課題にして防災と防犯に取り組まれています。  防災につきましては、かねてより多くの議論、検討がなされておりますので、今回は、安心・安全なまちづくりのために、防災と両輪の関係にある防犯についてご質問いたします。  質問1、防犯対策の推進について、防犯環境の整備、防犯意識の高揚を課題とした犯罪抑止、つまり犯罪が起きにくい町を目指してどのような取組をなされていますか。  質問2、さきの2月に、安食地区で5件、安食台で1件の連続6件の忍び込みが警察から報告されています。この事件に対応した、その後の防犯の強化策について伺います。  続きまして、2項目めは、基本目標「みんなの知恵と力で元気なまちづくり」について  第5次総合計画では、高度化・多様化する住民ニーズに的確に対応するため、町民と行政、町民相互が共に手を携えて課題解決に取り組み、町民が「暮らしやすさ」や「住みやすさ」を実感しながら、お互いに支え合って、安心して地域で暮らせる町を目標としております。このような町を実現するためには、豊かな地域コミュニティの存在を欠かすことはできません。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の下では、町主催の多くのイベントが中止され、住民の身近なところでは、住民活動団体が集う住民活動ふれあいまつり、サークルが集うサークルふれあい文化祭など、ことごとく中止し、さらには、日頃の生活を取り巻く自治会、老人クラブ、地域サロンなどがもろもろの制約の中での活動を強いられ、地域コミュニティが停滞し、このままだと崩壊の危惧を感じます。  そこで、伺います。コロナ禍の鎮静化を迎えたときの各活動団体の再機動、再活性化への取組について伺います。  以上2項目が栄町第5次総合計画の基本目標に関しての質問です。  続きまして、3項目めは、新型コロナウイルス感染症についての質問をいたします。  新型コロナウイルス感染症については、直前に野田議員の質疑がありましたので、重複する部分は省略しますが、次の2点については、説明と回答をいただきたい。  1点目で、感染者情報についてを通告しました。通告で問題とした感染者情報とは、次の二つの情報でした。  一つ目の「推定感染経路」では、どこから感染したかを調べた結果であり、二つ目の「発病2日前からの行動歴」では、発病日の2日前から発症までの濃厚接触者を特定する重要な調査です。誰かに感染させていないかを調べております。  質問のきっかけとなったのは、通告時点では、この二つの情報は調査中のままで公表されていないケースが多くありました。通告では、これらの公表方法の改善の見通しを質問しておりますが、現在では、公表方法が変更されております。そこで、感染者情報の公表項目が追加、改善に至るまでの経緯についてだけはお聞きします。  2点目のワクチン接種については、これも新聞報道や、先ほどの野田議員の質疑でも取り交わされたように、住民の知りたい情報がケース・バイ・ケースで多岐にわたり、事細やかに住民の一人一人に伝え、理解してもらう必要があります。この住民への伝達の徹底のためには、どのような方法を考えられているか、お聞きします。  以上、3項目の回答をお願いいたします。 ○議長(橋本 浩君) 芝野安全対策推進室長。 ○参事兼安全対策推進室長(芝野浩一君) 私からは、ご質問の1項め、安心・安全なまちづくりについてのご質問にお答えさせていただきます。  初めに、防犯対策の推進についてのご質問にお答えいたします。  当町における犯罪抑止に向けての取組ですが、町では、犯罪が発生しにくい環境を作るため、次のような取組を実施しております。  まず、一つとして、平成31年4月に安食駅南側ロータリー側に防犯ボックスを開設しています。防犯ボックスには、指導員を2名配置して、駅周辺を中心とした街頭監視活動を実施しているほか、ボックスに配備した青色回転灯装着車両による町内のパトロールを成田防犯連合会防犯指導員栄町部会や栄町布鎌防犯組合と連携を図って実施し、地域の防犯意識や安心感の醸成、犯罪の抑止に努めております。  二つとして、防犯灯の整備です。  防犯灯は、夜間における犯罪の抑止効果を高めるとしておりますので、設置基準に基づいて整備を進めるとともに、防犯灯の照明に影響を及ぼしている枝の刈払い等の管理を行っているところでございます。  なお、防犯灯の整備では、水銀灯や蛍光灯タイプのものに比べて寿命が長く、長期間にわたって安定した明るさを保つことができるLED灯タイプの器具の導入を進めており、現在の設置状況は、町内に約3,750基ある防犯灯のうち約3,550基がLED灯タイプのものとなっております。今後も新設はもちろん、交換の済んでいない水銀灯や蛍光灯タイプの防犯灯についても、球切れや器具の故障などのタイミングでLED灯タイプのものに切り替えていくこととしております。  三つとして、防犯カメラの設置です。  防犯カメラは、ひったくりをはじめとする街頭犯罪の抑止に効果を発揮するとともに、事件や事故が発生したときには、警察からの画像データ提供要請に協力することで、被害の拡大防止や事件、事故の早期解決が期待できます。防犯カメラについては、総務課で安食駅周辺や主要道路の交差点付近など、町内11か所に設置しているほか、建設課やまちづくり課、教育総務課がそれぞれ駅のエレベーター、水と緑の運動広場、町内小・中学校に設置しております。  ほかにも青色回転灯装着車などの公用車に搭載しているドライブレコーダーによる証拠映像、こちらの常時録画も公用車による見守り活動としての機能を兼ね備えているものでございます。  四つとして、防犯看板の設置による住民への注意喚起です。  防犯看板の設置につきましては、設置場所の選定を含め、成田防犯連合会、防犯指導員、栄町部会や栄町布鎌防犯組合のご協力をいただきながら実施しております。  このほか、警察による移動交番の開設や地域のボランティアグループが実施しております見守り活動なども犯罪抑止の環境づくりに結びついているものと考えております。  次に、防犯意識の高揚を図るための取組ですが、犯罪を未然に防ぐためには、一つとして、家庭に侵入してくる犯罪者に対する予防措置。二つとして、電話で詐欺等の特殊詐欺への対策。三つとして、被害を加えられそうになったときに備えた防犯ブザー等の護身用具の携帯など、町民の皆様の自主防犯対策が有効とされております。  町では、これまでも広報や情報メールなどで、玄関ドアや窓ガラスなどの施錠の徹底と補助の鍵等を活用した侵入者対策、電話詐欺対策としての留守番電機能の活用など、家庭でできる防犯対策について周知を図ってきたところであり、今後も引き続き町が使える情報発信ツールを活用して、自主防犯対策の有効性の理解と実践を呼びかけてまいります。そして、町民の皆様が安心して暮らすことができるよう警察や防犯活動団体などと連携を図りながら、より一層、地域の安全・安心な環境づくりに努めてまいります。  続きまして、ご質問の2点目、安食地区、安食台地区で発生した忍び込み事件後の防犯の強化策についてお答えいたします。  本件につきましては、令和3年2月14日深夜から翌15時未明にかけて、安食地区、安食台地区で連続して6件の忍び込みが発生したもので、今回の忍び込みについては、中心地を狙って、鍵のかかっていない勝手口や窓から侵入して犯行が行われております。  町では、16日の午前に成田警察署から届いた管内における犯罪発生状況に関するファックスで情報を得ましたので、早速、その日の午後に、青色回転灯装着車両を使って防犯ボックス指導員によるパトロールを実施したほか、情報メールを配信して注意を呼びかけております。  なお、こうした被害に遭わないためには、侵入されにくい家づくりをすることが重要なことから、家庭でできる防犯対策の啓発を行ってまいります。  具体的には、一つとして、玄関ドアや窓に補助の鍵を取り付けて、二重ロックにしたり、窓ガラスに防犯フィルムを張る。二つとして、外出時はもちろん、家にいるときも施錠する。  三つとして、死角になるところにセンサーライトを設置する。四つとして、防犯カメラを設置する。五つとして、庭に脚立やバケツなど、侵入の足場になるようなものを置かない。六つとして、庭に玉砂利を敷いて、歩くと音が鳴るようにする。七つとして、自転車やバイク、自動車は必ず鍵をかけるなどとなります。  このほか、自動車の防犯対策では、車両のリレーアタックによる盗難対策として、リコモンキーを金属製の缶など電波の遮断効果があるものに入れて保管することや、車上荒らし対策として、車内にバックを置かないなどの方策が効果を高めるとされております。そのため、まずはできるところから自主的な防犯対策を実践していただけるよう引き続き情報メールや広報、行政回覧等で周知に努めるなど、安全で安心して暮らせる地域づくりの取組を強化していきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塩崎環境協働課長。 ○環境協働課長(塩崎一郎君) では、私のほうからは、2項目めのみんなの知恵と力で元気なまちづくりについてお答えさせていただきます。  ご質問のコロナ禍の鎮静化を迎え、各活動団体の再機動、再活性化への取組についてですが、本年度については、緊急事態宣言が2回発令されるなどの影響で、各自治組織をはじめとする住民活動団体が活動を自粛せざるを得ない状況が続いております。町としましても、まずはコロナウイルス感染症を拡大させないため、各イベント等の中止や施設の利用制限などを実施している状況で、自治組織等につきましても、新しい生活様式の実践や三密を避けるなど、慎重な活動をお願いしているところでございます。  このような状況下ではありますが、現在、各自治組織に活動状況についてのアンケート調査を実施しております。  このアンケートの回答の中には、餅つき大会を中止し、正月用の餅を会員に配るなど、活動を変え、大変喜ばれている話など、工夫して活動をしている回答もございます。  現在、アンケート調査を取りまとめていますので、参考になる取組などについては、各自治組織に情報提供していきたいと考えております。  また、老人クラブ及びその他の住民活動団体につきましても、今後の活動がスムーズに行えるよう団体からの相談に応じていきたいと思います。  なお、住民活動支援センターでは、住民活動団体の各代表者と電話等によりコミュニケーションを図り、活動再開に向けて相談しやすい環境づくりを行い、さらに団体が必要とする情報等があれば提供するなど活動を促すとともに、活動団体においても工夫していただき、より一層の活動をしていただくよう今後も支援していきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) では、私のほうからは、3項目めの感染者の情報開示についてのご質問にお答えいたします。  初めに、1点目の感染者情報についてですが、千葉県からの通知では、感染者情報については、個々の事案ごとに調査を実施しているところですが、新規感染者の急増を受け、調査項目の全てを記載することが困難な状況となったため、年代、性別、居住地、検査確定日以外は全て調査中としていると伺っています。  その後、2月16日付で、調査中の項目については、既に2月19日の報道発表分から、年代、性別、居住地、職業、推定感染経路、検査確定日については、以前と同じように発表することとし、発症日、発症2日前からの行動歴の欄は削除することにしたと伺っています。  なお、推定感染経路について、患者番号ではなく、同居家族、職場などと分かりやすく記載に変更したと伺っております。  続きまして、2点目のワクチン接種についてです。  まず、2月19日時点での見込みについては、町ホームページに記載するとともに、3月1日以後の広報では、国のコールセンターに関する案内を掲載しました。  次に、今回のワクチン接種は、16歳以上のかたを対象にしていることから、町では、対象となる住民一人一人に対して、国が定めている優先順位に従い、接種券、予診票、接種方法等のチラシを同封した封筒を個別に郵送する予定です。  次に、接種日時等についてですが、国においては、既に医療従事者に対し2月17日から接種が開始されていますが、2月25日の大臣発表では、全国の各市町村へのワクチンの配布は4月26日以降になる見込みと伺っていますので、具体的な供給スケジュールが示されれば、接種スケジュールをお示しできるものと考えています。  なお、国が定めている接種の優先順位は、現時点では、最初に65歳以上の高齢者、次に高齢者施設等の従事者及び高齢者以外で基礎疾患のあるかた、最後にそれ以外のかたと伺っております。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) ありがとうございます。防犯の環境整備、防犯の意識高揚並びに防犯対策の全容は理解いたしました。  そこで、ご質問したいんですが、栄町では、高齢者世帯がますます増えてきています。そこで、お聞きします。特に高齢者のかたに対する対策として、何か町で考慮されていることはありますでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 芝野安全対策推進室長。 ○参事兼安全対策推進室長(芝野浩一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
     高齢者のかたへの対策ですが、高齢者を狙った犯罪では、特に電話で詐欺などの特殊詐欺が横行しておりまして、当町でも、令和元年に2件、令和2年に1件の被害が発生しております。  町では、町民のかたなどから、町内で電話で詐欺と思われる不審な電話がかかっているとの情報が寄せられたときには、すぐに警察に連絡して対応をお願いするとともに、情報メールの配信や青色回転灯装着車両によるパトロール、防犯活動団体を通した注意喚起を実施するなどして町民に注意を呼びかけているところでございます。  また、振り込め詐欺の抑止でございますが、布鎌防犯組合のご協力をいただきまして、年金支給日にJA西印旛東部支店駐車場で訪れたかたに注意のほうを呼びかけております。  さらに、本年度からですが、栄町民や警察からの通報で、不審な電話がかかってきた時間から間もないものについて、すぐに防災無線を流して注意を呼びかけております。本年度は8月と2月の2回、こちらを実施しております。こちらにつきましては、防災無線を流すことで、町民への注意喚起、こちらはもちろんですが、詐欺グループのメンバーが町内に潜伏していた場合、メンバーに警戒心を与えて犯行を行いにくくする効果も期待しているものでございます。今後も引き続き適切な情報の配信などを行いまして、犯罪が起きにくい環境づくりに努めてまいります。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) 今のご答弁の中で、タイムリーな情報発信、つまり犯罪が起きた時、あるいは不審な電話がかかってきた時、犯罪防止抑止のために効果があるということは非常にそのとおりだと思います。要するに注意を喚起するだけではなくて、犯罪防止になるようないわゆる防災無線だろうと思います。そこで、住民のホットな情報、これを通報しやすさに気を配っていただいて、一層の情報の収集を図っていただくようお願いします。  次の質問に移ります。  栄町では、令和2年の犯罪件数が前年より、微増ですが、増えています。町では様々な啓発活動を行っているということですが、コロナ禍で啓発活動に支障はなかったのでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 芝野安全対策推進室長。 ○参事兼安全対策推進室長(芝野浩一君) ただいまのご質問にお答えいたします。  犯罪件数ですが、犯罪の種類別にちょっと見てみますと、令和2年は、前年に比べまして、忍び込み、自動車やオートバイの盗難、車上狙いなどの窃盗犯が増えております。そして、これらの被害をなくすためには、先ほど申し上げたように、施錠の徹底など、家庭でできる防犯対策を実践していただくことが重要となりますので、一人でも多くのかたに実践していただけるよう啓発活動を行っているところでございます。  こうした中、コロナ禍で啓発活動に支障はなかったのかということでございますが、一つとして、イベント会場などでの啓発活動です。例年ですと、リバーサイドフェスティバルなどのイベント会場で啓発活動を行っておりましたが、今年はイベントの中止が重なり、活動を行う機会がほとんどありませんでした。  二つとして、防犯に関する講話会です。町では、行政出前講座に防犯に関するメニューを用意しまして、自治会などの住民団体が行う勉強会、こちらへ講師派遣等を行っております。しかしながら、今年は、感染予防の観点から会合を控える動きがありまして、これまで要請が来ていない状況でございます。  今後、町としましては、三密を避けた少人数の勉強会など、感染症対策を踏まえた上で、コロナ禍でできる方策を模索しながら、町民の皆さんに直接、防犯対策を呼びかける機会を設けるなど、犯罪抑止の取組を強化していきたいと考えております。  なお、防犯に関する相談窓口でございますが、役場や警察署、また、成田、印西両警察署が定期的にふれあいプラザさかえですとか、JAとれたて産直館栄店、こちらの駐車場などで開設しております移動交番、こちらでも受け付けております。  開設日時につきましては、広報やホームページ等でお知らせしております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) 今のご答弁の中で、個々の家庭への直接の啓発活動というものが非常に重要であると。先ほどの事例から申し上げましても、実際に窓に鍵がかかってないとか、あるいは普通の出入口から入るのではなくて、裏口の腕が通るようなところといいますか、いわゆる風通しのために、ドア全体の鍵はかけてあるんですけれど、一部スライドで腕が入るような網戸のところが鍵がかかってなかった。そこから手を入れて鍵をはずして入ったというような非常に巧妙というか、よほど注意をしないと、単に鍵をかけましたというだけではなくて、その侵入するほうが、よりその巧妙になってきているということを知らなければいけないなということで、今、お話を家庭への直接の啓発活動の中でも、単に通常のその話だけでは通用しないようなことになっているだろうと思います。したがって、防犯講話会や移動交番を有効に使って、直接、警察のかたからの情報を各家庭のほうに流してあげるというようなことが必要ではないかと思います。  ということで、防犯講話会や移動交番が有効であるということを伺いましたが、千葉県警の紹介文の中に、一部の移動交番車に防犯講話会などを可能とするための装備を搭載したといった記事をちょっと目にしたんですけれども、この移動交番車を使っての講話会が開かれれば、啓発対象者がもっと広がりができるのではないだろうかというふうに思いました。ということで、この移動交番車を使うことが栄町で可能なんでしょうか。というのは、県警の中での一部の移動交番車となっていましたので、これ栄町が配備されているのかどうか、もう一度お聞きしたいんですが。 ○議長(橋本 浩君) 芝野安全対策推進室長。 ○参事兼安全対策推進室長(芝野浩一君) ただいまのご質問にお答えいたします。  移動交番車につきましては、いすとか、そういったものを積んでいるということで、車の前でお話をしたりというようなことができる形のもので来ているということで伺っております。  なお、直接お話をということでは、そういう町でやっております出前講座ですか、こういった部分でも、5人以上のグループであれば、場所を自分たちでどこか探していただいてということになるんですけれども、そちらのほう、申し込んでいただければ、お話を直接聞くことができまして、そういったところに、講師のほう、こちらは警察のほうにお願いしておりますので、移動交番に来ていただくことが可能であれば、そういったことも含めて、また、警察のほうの直接、署員のかたからお話を聞くことができるようになると思いますので、ぜひ、その辺はちょっと町のPRの部分もあるかもしれないんですが、有効に使っていただければと思います。以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) ちょっと再確認をさせていただきたいんですけれども、定期的に開かれているいわゆる出前講座ないしは移動交番というのは、私も承知しているんですけれども、場所と日にちを申込みのほうで選択できて、こういうところに来ていただきたいというふうなことができるかどうかをもう一回ちょっと確認したいんですが。 ○議長(橋本 浩君) 芝野安全対策推進室長。 ○参事兼安全対策推進室長(芝野浩一君) すみません、ちょっと説明が足りませんでした。  出前講座のほうになりますけれども、まず、町内在住・在勤又は在学している5人以上の団体ということで、1講座の時間が2時間以内という制約がございます。  会場につきましては、手配を団体、そのグループのほうで用意していただくということで申し込んでいただいて、費用のほうは無料、申込みは希望日の2週間前までに申し込んでいただくということで、環境協働課のほうが窓口になるんですが、そちらのほうに申し込んでいただきますと、講師調整をしまして、多分、候補日は幾つかあげていただくようになるとは思うんですが、自分たちが開催したい場所ですか、そちらのほうで開催することができます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) ありがとうございます。ぜひこの機会を、こういう手段でいろいろ広がりを持たせたいなというふうに思います。というのは、今回もやはりおうちの中に1人のご老人だとか、比較的、何か外に出にくいようなかたもおられますので、本当に住居の近くでできたら非常にありがたいなと思いましたので、ご質問しました。ありがとうございました。  防犯につきましては、私も若干、千葉県警の防犯統計をちょっと見る機会がありまして、見ました。その中で、千葉県警発表の人口1万人当たりの防犯発生件数によれば、栄町は、昨年、一昨年とともに千葉県下で一番少なかったです。昨年の令和2年は、鋸南町、大網白里市に続いて、残念ながら僅差でトップの座を許しています。3番目でございます。トップと3番目では、大差ないと言ってしまえばそれまでなんですが、トップにこだわることで、より一層の熱意と創意工夫で事に臨むことが必要であり、他の地域と切磋琢磨の中で、防犯の理想とする犯罪ゼロに限りなく挑戦できるからだ、というふうに思います。言いかたを変えれば、1番でなければ駄目でしょうではなくて、1番を目指さなければ駄目なんですというふうにちょっと言葉を変えたり、そういう中で啓発を仕掛ける行政も、啓発を受ける各家庭も、各住民も県内一番の安心な町と言い切れることが防犯活動の最高の励みであり、町の評価につながり、分かりやすい町の売りにもなると思います。これで、防犯についての質問は終わらせていただきます。  引き続いて、2項目めのコミュニティの再活性化といいますか、についてちょっとご質問いたします。  現在、多くの事業と活動での低迷、それから、停滞の理由をコロナ禍だからと説明しがちです。確かにコロナ禍の影響するところが多いのは間違いないことですが、コロナ禍の陰に隠れた潜在化した活力低下を見過ごしてはならないと思います。この低下傾向にブレーキをかける意味から質問します。  今後、コロナ禍の収束に向かう中で、各団体に再機動、再稼働に向けての具体的な準備と意識づけが必要と思うのですが、今後の活動計画を把握し、参考となる情報を活動団体で共有することなどは考えられておられますでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 塩崎環境協働課長。 ○環境協働課長(塩崎一郎君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。  今後、緊急事態宣言が解除され、コロナ禍も収束に向かっていくと思われる中で、各団体の活動状況を把握するため、アンケート調査を実施する予定でございます。  このアンケート調査では、コロナ禍を踏まえて工夫した点、また、団体が困っている点などもお伺いし、その結果を取りまとめ、参考例などは各団体に情報提供するとともに、支援センター便りにも掲載し、広くお知らせしたいと考えております。  また、団体で困っている点などにつきましては、住民活動支援センターにて相談に乗りまして、解決に向けて支援するとともに、今後の活動を促していきたいと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) まず、人と人とのつながりで成り立つ地域コミュニティが面談と会話が制限された中で、断ち切れることを防ぐためには、アンケート調査、相談窓口、情報提供など、外部からの刺激がどうしても必要になります。どうか引き続いていろいろな声かけを通して、コロナ禍のダメージを少しでも和らげることをお願いします。  コミュニティの活性化は非常に難しいことですが、まず、地域の絆の強弱は情報の共有化の程度で推しはかって、その実現のためには、流通網の活性化が必須と、単純にモデル化したならば、幸いにして、栄町には、先ほどお話がありました住民活動支援センターの登録団体、これ130以上ございます。それから、ふれあいプラザさかえの登録サークル約60、それから、社会福祉協議会事務局がやっていますボランティア協議会の団体20、並びに地域サロン12、以上、重複するところはありますけれども、200前後の団体がございます。これらをその熱い思いで共通した地域を横断しての住民一人一人のつないだネットワークです。冒頭の高度化、多様化をする住民ニーズへの的確に対応できる力を持っているように思います。したがって、今後、コミュニティ活性化のためには、これらの隅々まで張り巡らせたネットワークの活用を願って、この項目の質問は終わります。  引き続いて、ワクチン接種、情報開示のところにつきましては、今現在、改良をされております。若干、いわゆる情報が不足したものを1か月近く流し続けたという県のいわゆる感染情報には若干ちょっと首をかしげたいところがあるんですけれども、一つ言えることは、これだけちょっとどのようにお感じになるかだけなんですけれども、実は調査中というものを1か月間ずっと放ってあったのは印旛保健所管轄の地域に限ります。ほかの地域は、曲がりなりにも推定感染経路、2日前の行動履歴というのは不明とか、不明は不明、分かったものは分かったということで発表されております。  それはちょっと置いておきまして、ワクチン接種のほうに移りたいと思うんですけれども、午前中の野田議員からの質疑の中でもありましたけれども、ワクチン接種に至っては、栄町のホームページを見て、そこから引用された、いわゆる厚生労働省のホームページ、これもちょっと見ました。そうしますと、事細かく質疑で出たような内容がホームページの中に書かれております。ただし、どれだけの人がこのホームページを見て内容を理解できるかなと思うとちょっと疑問なんです。と同時に、ホームページの中を見たときに、若干、午前中の質疑の中でお答えがあったものと記載の内容がちょっと食い違うようなところもございました。それは、実際やっているところにそういうようなものがあってしかるべきなんです。例えば、高齢者施設に入所されているかたのワクチン接種は高齢者施設のほうに行ってというような表現が書いてあるんです。これは、ストレートに言って、今現在、栄町のホームページの中で引用されている厚生労働省のホームページの中と、今日の実際にやろうとしている運用が若干食い違っているわけです。ここら辺は避けなきゃいけないなと思うんですが、質問します。  これだけの非常に細かな選択肢がある情報をどうやって住民の一人一人に渡したらいいのだろうなという、私、質問して、非常に苦しむところなんですけれども、どうでしょうか、これはどういうふうに考えられていますか。 ○議長(橋本 浩君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) ただいまのご質問にお答えします。  確かに、ホームページの厚生労働省のやつと、また町のほうでは若干違うところは私も認識しております。厚生労働省の部分につきましては、全体の大まかなその方針といいますか、対応の仕方を明記しているというふうに私は理解しているところでございます。  午前中、野田議員のご質問にもお答えさせていただきましたが、町としましては、一応、Q&Aのほうでも、あれを基本に各市町村のほうである程度はやりやすいような形で対応はしてもいいというような回答はいただいておりますので、住民のかたがワクチン接種を受けやすいような対応で進めていきたいというのが1点でございます。  また、ホームページという形で、今、先般の先ほど野田議員のときにも言ったんですが、一応、4月の広報に、当然、一番最初は、最優先は65歳以上のかたでございますので、そちらのほうに、接種の優先順位の関係、また、高齢者の実施スケジュールの、まだ見込みでございます、案という形で。また、接種場所、あと接種の予約方法、接種費用、また、それに合わせまして、コールセンターの連絡先と、また、感染症の絡みもありますので、県のほうの発熱外来のほうの電話番号等も入れまして周知をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) ご苦労を承知の上で申し上げていますけれども、今言った、いわゆる厚生労働省のほうの表現とやっぱり違うところは、あらかじめ違うよということで書いておいたほうがいいのではないかと思います。  そのほかにいろいろあるだろうと思いますけれども、そこら辺はちょっと精査していただいて、と同時に、このホームページに書かれている細かな、例えば、高齢者の基礎疾患なんかも13項目あるわけです。ここについて、何でしょうか、広報でざっというわけにもいかないし、かといって、いわゆるQ&Aということで詳細は出るんですけれど、果たしてQ&Aできるところまで、その選択肢が理解されているのかどうかですよね。そこら辺も、何でしょうか、単に広報ということではなくて、何か説明をできるようなその機会というのは持てないのでしょうかね。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) これは午前中の一般質問にもお答えしているとおりでございまして、それぞれのかたに我々は通知するというふうに申し上げております。あくまでも広報は全体の情報なんですね。個々の細かいものまでは載せ切れませんし、ましてや、厚生労働省のやつというのは全国共通のものを細かく示しております。その中で、栄町に合ったものを選択して、その結果を住民のかたに個々にお知らせするということですので、誤解のないようにお願いしたいというふうに思います。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) 物すごくよく分かります。個々のというふうに、いわゆるコールセンターにしても、Q&Aを出そうとするんですけども、何が分かったらという大まかなところですね、そこを、何でしょうか、いわゆる接種側、受ける側として、どんな選択肢があるのかなということだけは明確にならないでしょうか。 ○議長(橋本 浩君) 古川副町長。 ○副町長(古川正彦君) 接種側のかたが選択されることは二つです。個別接種、集団接種、これが基本です。基礎疾患、これは個人個人が情報をお持ちのはずです。したがって、さきに午前中に申し上げましたように、場合によっては、かかりつけ医に、あらかじめ、自分はこういう疾患にかかっているのかどうか、接種はどうなのかと、それはご確認いただくということになろうかと思います。それについては、それぞれ個々に通知を、個々にというのは、基本疾患のあるかたは必ず確認してくださいとか、予約はこうしてくださいとか、接種日はこの期間ですよとか、そういうことについては、全て個々に住民のかたに通知を差し上げるということです。以上です。 ○議長(橋本 浩君) 塚田君。 ○1番(塚田湧長君) 非常にそういう意味での単純明快なその選択肢にしていただきたいなというふうに思います。だから、今あった、いわゆる個別接種にするのか、集団接種にするのか、個別接種にした場合には、どこと相談せえというような形での単純明快なその選択肢には、ご説明いただいたような形で表明していただければといいなというふうに思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(橋本 浩君) これで、塚田湧長君の一般質問を終わります。  塚田君、自席にお戻りください。   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎散  会 ○議長(橋本 浩君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  次は、3月12日午前10時より再開することとし、本日は、これをもって散会といたします。                                午後 2時19分 散会   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――...