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平成30年第4回定例会(第3日12月14日)

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  1. 栄町議会 2018-12-14
    平成30年第4回定例会(第3日12月14日)


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    平成30年第4回定例会(第3日12月14日)              平成30年第4回栄町議会定例会                       平成30年12月14日(金曜日)午前10時開議 日程第1 一般質問 (1)12番  戸 田 栄 子 君 (2) 1番  岡 本 雅 道 君 日程第2 議案第   1号 専決処分を報告し承認を求めることについて 日程第3 議案第   2号 栄町第5次総合計画基本構想の策定について 日程第4 議案第   3号 栄町行政組織条例の一部を改正する条例 追加日程第1 発議案第1号 栄町議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第   4号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第   5号 栄町ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を               改正する条例 日程第7 議案第   6号 栄町国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第8 議案第   7号 栄町道路線の認定について 日程第9 議案第   8号 栄町道路線の認定、変更及び廃止について 日程第10 議案第   9号 指定管理者の指定について
    日程第11 議案第  10号 指定管理者の指定について 日程第12 議案第  11号 平成30年度栄町一般会計補正予算(第4号) 日程第13 議案第  12号 平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第3号               ) 日程第14 議案第  13号 平成30年度栄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2               号) 日程第15 議案第  14号 平成30年度栄町介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第16 議案第  15号 平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第3               号) 日程第17 議案第  16号 平成30年度栄町矢口工業団地拡張事業特別会計補正予算               (第1号) 出席議員(14名)   議 長  大 野   博 君      副議長  金 島 秀 夫 君    1番  岡 本 雅 道 君       2番  新 井 茂 美 君    3番  早 川 久美子 君       4番  大 野 信 正 君    5番  橋 本   浩 君       6番  大 野 徹 夫 君    7番  大 澤 義 和 君       8番  松 島 一 夫 君    9番  藤 村   勉 君      10番  野 田 泰 博 君   11番  高 萩 初 枝 君      12番  戸 田 栄 子 君 欠席議員(なし)   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席説明員   町長        岡 田 正 市 君   副町長       本 橋   誠 君   教育長       藤ケ崎   功 君   参事兼総務課長   古 川 正 彦 君   財政課長      大須賀 利 明 君   企画政策課長    湯 浅   実 君   住民活動推進課長  芝 野 浩 一 君   税務課長      磯 岡 和 之 君   健康介護課長    青 木 茂 雄 君   福祉・子ども課長  湯 原 国 夫 君   住民課長      金 子   治 君   建設課長      小 林   誠 君   下水道課長     麻 生 秀 樹 君   産業課長      奥 野 陽 一 君   まちづくり課長   小 野 裕 三 君   会計管理者     鶴 岡   薫 君   参事兼教育総務課長 池 田   誠 君   学校教育課長    大 野 真 裕 君   生涯学習課長    早 野   徹 君   消防長       杉 田 昭 一 君   消防防災課長    大 熊 正 美 君   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席事務局職員   事務局長      野 平   薫 君   書記        藤 江 直 樹 君                               午前10時00分 開議   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎開  議 ○議長(大野 博君) これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎一般質問 ○議長(大野 博君) 日程第1、一般質問を行います。  戸田栄子君の発言を許します。戸田君、質問者席へ移動願います。戸田君。  〔12番 戸田 栄子君登壇〕 ○12番(戸田栄子君) 12番、日本共産党の戸田でございます。  今定例会におきまして、2項目の一般質問をさせていただきます。大変私、視力、目が悪くて、光がないと見えないもので、ちょっとすみません。申し訳ありません。  今回は、職員の働き方の現状と改革について、2点目に、障害者福祉問題についてお伺いしますが、この1項目めの働き方改革については、他の議員さんからも、とりわけ教職員との関係で、これまで、昨日も松島議員より、また、高萩議員からも通告があり、応答がされている中で、私も、この質問については、2年ほど前に一般質問をさせていただきました。そういう関係で、質問した後2年数か月経って、現状はどのように変化し、改善されてきたかを検証を含めて再質問をさせていただきます。  まず、1項目めの質問から入ります。  働き方改革ですが、これは地方自治体、どこの自治体も栄町と同じように、今いろいろと国の制度の変更や新しい制度の導入等によって、各自治体、この問題については苦慮されていることと思います。  そこで、先般、私が定例議会において質問しましたときに、町当局もこの点については大変前向きに取り組んできていただいたように思っております。  私、この前の2年前には、あまりにも遅い時間、10時、11時になっても役場の庁舎の電気が煌煌と点いている、もう11時を回った時点で、こんな働き方をしているのかということで大変びっくりしたのがきっかけでした。また、それから2年経って、今回のこの質問の際にも、夜11時過ぎに役場前を通りましたら、これは2階から3階、1階、もうほとんどそのときは点いていました。日にちは後で確認すれば何日と出ますけれども、それが一定の課だけでなくて、10時過ぎに。職員の働き方改革問題を提議した中で、何がこんなに大変な状況になっているのかという疑問を持ちまして、その後、一般質問をして、そのままではなく、検証させていただかなければならないという気持ちで、今回、再質問をいたしました。  そこで、当初、議事録は全部そのときの議事録、持っておりますけれども、その中で、当町がというか、町長はじめ担当課の管理者が協議を重ねた結果、どのように好転されてきたのか、その経過をまずお聞きしたいと思います。  それから、2点目に、現在、栄町職員の中で、長期欠席者、何名ぐらいおられるのでしょうか。これは男女別に教えていただきたいし、また、それに至った経過や、その中で、もちろんこれは別に十分時間があったり休養されているかたでも、病気というのは、その個人の持っている身体の状況ですから、これが即仕事と結びつくとは思っておりませんが、しかし、私たち議員としては、町の礎となる職員の方々が本当に健康で元気に定年まで頑張って、地域の発展の支えとなっていただくことが願いですので、とりわけ関心を持って、この問題に取り組ませて、一般質問を行わさせていただきました。  それでは、最初に、その後、質問以来、その質問の答弁の中でも、課長がさまざまな対策をしていくという、総務課長はじめ執行部の答弁がありましたが、その検証をいただきたいと思います。  1項目めはよろしくお願いいたします。  2項目めの障害児福祉についてです。栄町における課題は何かという漠然的な方向付けだったんですが、一つは、今、本当に障害児問題がどこの自治体でも一つの大きな事業となっておりますし、とりわけ、この質問を通告させていただきました背景には、駅前活性化事業、この事業とあわせて、障がいの方々がそこにお店を経営というか、お店にお勤めして、地域の人たちと触れ合い、安心・安全な食を提供しながら、地域に溶け込んでいく駅前活性化の事業に貢献するということで、国の補助金が付き、短い間でしたが、約3年ちょっとですか、3年ぐらいになりますか、そんなにない、ごめんなさい、正確には2年何か月ですね。頑張ってきましたけれども、残念ながら閉店しました。これは単に駅前活性化事業が落ち込んだということだけではなくて、やはり障がい児の働く場の確保や社会に溶け込んで明るく生きていくという大変大きな、事業にとっても大きな失点、失って残念なことだと私は思っております。  このことについて、町としては、どのようにこれまでそれを支援し、今後、そこに働く人、子どもたちの就業先がどのようになるのか等について、まず最初に、この2点の主要点をお聞かせください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) それでは、私より、職員の働き方の現状と改革について、通告書の内容に沿いまして、お答えを申し上げます。  初めに、当町の中では、どのように改善され、取り組まれているのかについてでございますが、職員が適切に休養できるようにするとともに、勤務の適正化を図り、長時間にわたる労働による健康被害を防止するため、本年5月1日より次の取組をすることといたしました。  1点目といたしましては、正規の勤務時間の前後において、やむを得ず業務を行う必要がある場合は、栄町職員の勤務時間、休暇等に関する規則第2条第5項の規定に基づく、その勤務日の勤務時間の割振りを変更する制度の運用を強化いたしました。一例といたしましては、17時から19時まで会議が開催される場合、その勤務日の勤務時間を10時15分から19時までに変更するということでございます。  2点目といたしましては、週休日又は休日における勤務を命ずる場合、勤務日の振替え又は代休を指定することを原則といたしております。  そのほかに、継続的な取組といたしまして、昨年6月より、正規の勤務時間を超えて勤務する場合の退庁時間を、やむを得ない場合を除き原則20時までとしております。  また、毎週金曜日をノー残業デーに指定し、午後4時以降の会議を原則禁止するとともに、庁内放送を実施し、速やかな退庁を促しております。  これらのことにつきましては、原則を徹底するため、やむを得ない事情により、20時以降まで時間外勤務をしようとする場合やノー残業デーに時間外勤務をしようとする場合は、理由を付して、総務課長の承認を得るなど、対策を強化してまいりたいと考えております。  続きまして、今までの改善点といたしましては、職員への業務負荷の軽減を図るために、従来は職員で行っておりました業務を段階的に民間委託等に移行しており、その主なものといたしましては、公共施設や公園等のトイレ清掃業務を民間委託に移行しております。  次に、公共施設等の除草作業について、平成5年ごろには、職員1人当たり10回程度実施していたものでございますが、民間委託を拡大し、昨年度からは1回程度まで縮減しております。  さらに、イベント等への参加につきましては、ボランティアやアルバイトによって運営するよう主管課に要請し、従事する職員数を平成28年度の半分程度まで減らしてきております。  なお、職員の働き方改革につきましては、不断の取組として取り組んでまいりたいと考えております。  続きまして、長期休暇や体調不良の状況に対する手だてについてでございますが、まず、職員が負傷又は疾病のために療養をする場合、療養をする必要がある場合につきましては、栄町職員の勤務時間、休暇等に関する条例第14条の規定に基づき、療養休暇を取得することができます。この療養休暇を取得をしようとする場合につきましては、その休暇が6日以下の場合は、服務整理簿により所属長に請求し、週休日等を除き6日を超える場合は、休暇承認願に医師の診断書を添えて、総務課長の承認を得る必要がございます。  また、療養休暇の期間につきましては、栄町職員の勤務時間、休暇等に関する規則第7条におきまして、公務上の負傷又は疾病の場合につきましては、医師の証明等に基づき、必要と定める期間となります。公務によらない結核性疾患の場合は、1年を超えない範囲で、医師の証明等に基づき必要と認める期間となります。そのほかの場合につきましては、90日を超えない範囲で医師の証明等に基づき必要と認める期間とし、それぞれ1日又は1時間を対象として与えることができます。  次に、手だてということでございますが、これにつきましては、傷病によっても異なります。休暇を取得した職員に対しまして、所属部署や総務課による症状の確認、専門機関による復職訓練のあっせん、職場における復職訓練期間の設定及び必要に応じて復職後の人事的措置を講じるなど、早期に復帰できるような環境作りに努めているところでございます。  なお、90日以内で復職が困難な職員に対しましては、休職させ、症状が改善されてから復職するように対応しております。  次に、体調不調時の対応でございますが、労働安全衛生規則第618条におきまして、常時50人以上又は常時女性30人以上の労働者がいる事業所は、横になって寝ることができる休養室を男女区分して設けなければならないとされております。役場には、現在、常時50人以上の職員が従事していることから、当該規則の規定に基づき、体調不調時における休養場所として、女性職員については専用の休養室を設置しており、男性職員につきましては宿直室において休養ができるようになっております。  なお、必要に応じ、保健師等の保健専門職員によりまして状態を確認させまして、通院又は帰宅の必要性があれば、休暇を取得するように指導しているところでございます。  続きまして、残業手当の取扱いについてでございますが、まず、時間外勤務を行う場合は、時間外勤務等命令簿に、勤務する業務の内容、勤務の開始及び就業予定時刻を記載し、あらかじめ所属長の承認を得ることになっております。  また、勤務した職員につきましては、時間外勤務等命令簿に実際に勤務した時間を記入し、他の職員の確認を得ることとなっております。時間外勤務手当の支給につきましては、時間外勤務等命令簿に記載された実施時間に沿って支給しているところでございます。  私からは、以上でございます。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) それでは、私からは、2項目めの、障がい児福祉についてお答えをいたします。
     初めに、1点目の栄町における課題は何かについてお答えをいたします。  まず、障がいには、身体、知的、精神の三つがありますが、障害者手帳を所持している18歳未満のいわゆる障がい児の数としましては、平成30年10月末現在で、身体が12人、知的が51人、精神が3人の計66人となっています。そして、これら障がい児のみを対象としたサービスの体系としては、児童福祉法に基づき、二つに分けられています。  一つとして、市町村が主体となり、生活への適応訓練などを行う児童発達支援や、就学中の児童に対し、生活能力訓練などを行う放課後等デイサービスなどの障害児通所支援、二つとして、都道府県が主体となり、施設に入所し、日常生活の指導などを行う障害児入所支援となっています。  なお、障害者総合支援法に基づく18歳以上の障害者サービスの中で、栄町の障がい児が利用している支援としましては、一つとして、入浴、排せつ、食事などの援助を受ける居宅介護、二つとして、外出する際にヘルパーが付き添う行動援護、三つとして、介護者の負担を軽減するなどのため、施設に一時的に入所し、入浴、排せつ、食事等の援助を受ける短期入所の3事業となっています。  また、別途、市町村事業として行う主な事業として、一つとして、見守りや社会に適応するための訓練を行う、日中一時支援事業、二つとして、移動が困難な障がい児などの外出の際、ヘルパーが帯同する移動支援、三つとして、自立した生活が送れるよう、支援用具を給付する日常生活用具給付事業などがあります。  このような中、これら障害児福祉サービスにおける課題として挙げられる主なものとしては、  一つとして、児童発達支援及び放課後等デイサービスは、1人当たりの利用日数の増加に伴い事業費が大きく伸びており、今後もこの傾向は続くものと考えられること。  二つとして、親亡き後や介護者の高齢化により、地域での生活を支援するためのグループホームについては、今後も利用の増加が見込まれていることから、施設の不足が懸念されること。  三つとして、サービス事業者における課題として、サービス量の増加に対応するためのスタッフの確保に苦慮していることなどが挙げられます。  次に、2点目の県内市町村における取組と比べて当町はどのような状況にあるのかについてお答えをいたします。  県内市町村における障害児福祉の取組状況をまとめた資料は作成されておりませんので、詳しい比較はできない状況ですが、各市町村とも法に基づいた取組を基本として行っているため、手当等の多少の額の違いはあるものの、取り組んでいる事業の内容としましては、県内市町村間の大きな差異はないものと考えております。  そこで、児童発達支援及び放課後等デイサービスの二つのサービスに関する利用人数及び利用額について、栄町と人口が同規模である酒々井町、横芝光町の2町及び鴨川市、勝浦市の2市、計4市町と平成29年度で比較してみますと、まず、児童発達支援では、酒々井町が24人で1,089万9,000円、横芝光町が13人で312万7,000円、鴨川市が9人で268万4,000円、勝浦市が3人で117万円の中、栄町は46人で1,653万6,000円であり、利用額では、酒々井町の約1.5倍、横芝光町の約5倍、鴨川市の約6倍、勝浦市の約14倍となっています。  次に、放課後等デイサービスでは、酒々井町が25人、3,194万7,000円、横芝光町が37人、3,760万1,000円、鴨川市が24人、577万3,000円、勝浦市が6人、310万5,000円の中、栄町は34人、5,376万8,000円であり、利用額では、酒々井町の約1.7倍、横芝光町の約1.4倍、鴨川市の約9倍、勝浦市の約17倍となっています。  次に、3点目の具体的に取り組むべき課題はあるかについて、現状の課題や取組状況を踏まえ、その主なものについてお答えをいたします。  一つとして、今後も適切なサービスを提供していくため、将来のサービス量の見込みを的確に立て、中期的な財政計画に反映させていくことが必要なこと。  二つとして、障がい児を含め、障がい者のかたが日常生活やサービス利用にあたっての相談や支援を行うための機関を設置しているものの、24時間365日の緊急的な駆けつけや一時保護などへの体制が整っていないため、これらに対応できる、いわゆる基幹相談支援事業所の設置が必要なこと。  三つとして、人工呼吸器などの使用が必要な、いわゆる「医療的ケア児」を地域で支援していく体制が構築されていないため、まずは、保健、福祉及び教育などの関係者による協議機関の設置が必要なことなどが挙げられます。  なお、障がい児の方々の自立と社会参加を進めていくためには、町内での就労の機会を拡大していくことも大切だと考えています。  このような中、日本食研ホールディングス株式会社が障がい者の雇用を促進する目的で会社を設立する特例子会社制度を活用し、平成30年4月に日本食研スマイルパートナーズ株式会社を千葉本社内に設立しています。既に町民のかた1名が、5名の新入社員の1人として就労をしています。  以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 2項目にわたる第1回目の答弁をいただきましたので、再質問は1項目めから行っていきたいと思います。  まず、職員の働き方の現状と改革についてですが、栄町だけでなくて、当初にも申し上げましたが、これはどこの自治体でも、今、県・国の制度の改編、いろいろな事業がたくさん盛り込まれてくる中、また、住民要求が多忙化する中、とりわけ業務的なものだけでなく、ソフト面でのいろんな課題、ソフト面、それから、町の行事等、町主催の行事やいろんな地域の祭りなどでも自治体が協力するという、そういう体制の中で、栄町に限らず、どこの自治体もこの職員の働き方の問題、疾病の問題は抱えていることだと思っております。  そこで、具体的に総務課長のほうからご答弁いただきましたけれども、規則、残業する場合には、一応、一定の時間以降、20時以降ですかについては、届けるとか、ある程度のこれまでと違った体制作りをして、なるべく効率よく、そして、職員の体に負担がかからないような形を配慮していただいているということは大変よくわかりましたし、感じておりますが、しかし、そのように努力されて、いろんな手だてをしている中でも、今、職員の健康問題が本当に解決して、皆、元気に業務にいそしんでおられるかというと、そうではないと思うんですね。  今、具体的に、時間の関係もありますので、現実の問題として、それでは、栄町の職員の中で、現実、今、どのような状況で長期欠席や短期欠席を含めて現状はどのような健康状態であるのか、まず、この点をお聞かせください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) それでは、ただいまのご質問ですけれども、健康状態ということですが、長期欠席者の実情についてお答えをしたいと思います。  今年度に1か月以上の期間にわたりまして療養休暇を取得した職員は、11月末現在で今まで9名となっております。また、90日を超える休暇のために休職となった職員が3名で、今年度につきましては、現時点では合計12名ということになっています。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 当初でも申し上げましたけども、これは持って生まれたいろんな健康状態とか、そういうものが当然、私たちもそのへんは自覚しなければならないと思いますが、やはりある程度の労働実態や、いろんな目配り、心配りをすることによって防げる、そういう状況を免れる、ぬぐい去ることができることもあるのではないかというふうに思います。  一つは、今、答弁の中で、とりわけ体調の悪い、女性のほうがそういう率が高いというような感じで、女性の職員が執務中であっても横になったりできる場所を作っておられる。もちろん男性職員についてもそういった場を設けてあるという、大変そういう意味ではきめの細かい施策を感じたんですが、一つ、具体的には私ごとですけれども、私は当時の電電公社に交換手として約十数年働いてきました。そのときに、女性の職場ですから、本当にそういう点では気心がしれたというか、理解されるというか、公社当局もそういう心配りを大変、労使、組合もありましたので、そういう労使協定の中で女性特有の休暇を2日間はみんな取って、母体保護をするということがもう暗黙の了解のようになっていました。それはもうかれこれ50年ぐらい前にそういうシステムがきちんと確立しておりまして、電話一本で、当日でも仕事の途中でも帰って休暇を取ることができた。それが、今、女性の職員も半数近くいる。これは当栄町だけでなく、ほかもそうですけれども、そういう状況が生まれて初めて本当の健康管理、母体保護につながると思うんですが。例えば、それを、大変こういうところでね、でも別にこれは当たり前のことで、あえて言わせていただくんですが、そういうことをきちんと女性の母体保護をしていくということが自分の健康につながり、子孫の繁栄につながっていくと思っておりますので、その辺の休暇についても取りやすいような、申し出しやすいようなシステムに作っていっていただきたい。これは答弁はいいです。そのことを願っています。  それと同時に、今、長期欠席者の人数を把握されましたが、そのかたについては9名と、休職が3名ですか、それから、その他、11月から休んでいる人が9名ですか、このかたについては、例えば、大変言い方、難しいんですが、管理職である町長、副町長においては、当然、これらの健康を害した職員についての実態等、また、相談等受けておりますが、それはどのような状況によってこういう休職者が延べ12名も出ているというふうにお思いでしょうか。その辺のご意見をお聞かせください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 長期休暇あるいはその休職ということになっている原因というか要因ということだと思いますけれども、これは先ほど議員もおっしゃったように、個人千差万別でございますので、一概にこれだということでは言い切れない部分があります。当然、ここの中には、身体、体の故障で不調で欠席している職員もいるわけでございますので。ただ、いわゆるメンタルヘルス不調というような部分で捉えるとすれば、これは、先ほど言いましたように、それぞれ異なります。例えば、窓口で強い圧力を感じてしまったことで、いわゆる不調になっているしまう人もいれば、一時的に業務量が増えて、それをどういうふうにしていけばいいだろうかと悩んでしまう場合もあると思いますので、これはそれぞれ個人個人、要因は異なってくると考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 細かいやりとりになってしまうのも、大変時間の問題もありますので、大くくりで、当然、今、総務課長がお答えいただいたようなことは、そういう事態は考えられると思いますが。それでは、ここで最初にご答弁いただいた例として、17時から19時までの会議が開催される場合は、その勤務日の勤務時間を10時15分から19時までに変更するということ。また、2点目として、週休日又は休日における勤務を命じる場合、勤務日の振替えは代休を指定することを原則としましたということで、これは大変な改善点と思って答弁をお聞きしていましたが、この2点については、実際にすることを原則としたということですが、当然、こういう事態について、対応はそのようにされているのかどうかを確認させてください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) まず、勤務時間の割振り変更ですね、こちらの実態として、これは10月まででございますけれども、延べ48名の職員が104回、時間としては約200時間、その勤務時間の割振りによって、勤務をしている状況がございます。  年次休暇だと思うんですけれども、こちらについては、栄町の場合、いわゆる職員1人当たり20日間を年間付与しております。その中で、平成29年度実績といたしまして、平均で10.5日を取得しております。  こちら参考までにですけれども、千葉県が公表しております市町村の状況を見ますと、町村の平均では年間8.4日、市町村の平均としては11.1日ということで、現状においては、栄町の年次休暇の取得数は県内で上位から町村で2位ということになっております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 具体的に数字を示していただいて、今いただいたんですけれども、ただ、有給休暇20日ありますよね。これも私が自分の例として、また、他の自治体ではなくて、一般の企業等で感じていることは、20日間の有給休暇について、どうしても仕事がノルマがあって、これが休めないとか、いろんな冷静な判断のもとに有給休暇を残した場合には、それは企業の場合は、公共、いわゆる地方自治体等については、また基本的なルールが違うのかもしれませんが、買い上げということで、その20日間残った有給休暇は、どうしても仕事上、それは取ってほしいけど、取れなかったという場合は買い上げ制度だとかありますが、これ、そうしますと、今、答弁いただいたあれでは約半数ですか、10.5日ということは、20日間ですよね、この有給休暇、半分近くしか取られていないということで、それはいろんな意味でもう少し消化をすることについては、手だてとかその辺のことは、これで大変県内でも2番目にいいんだから、いいんだという考えなのかどうか、ちょっと確認させてください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 県内で2番目だからいいということは思っておりません。国においても、また、県においても、有給休暇の取得率を上げることを基本的には目標としております。それにつきましては、当町においても同じでございますので、できる限り職員が完全に20日間取れれば一番いいわけでございますから、今後も引き続いて年次有給休暇の取得率を上げていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) これについては、大変大くくりな問題ですので、またそこでどうだこうだ、ここの議場で実態を今、公式の場でお聞きしたという範囲にとどまりますけれども、結論としては、実際には長期欠席者が出ている、ゼロではないということ。また、本当に休職したことによって、そこに残されたまた職員がその分の負担が増えて、さらに休暇が取れにくくなる、時間外労働が増えるという悪循環にならないような手だてが今後、必要かなと思いますが、その点についても、ぜひ、実際には長期欠席者がいるわけですから、その欠席した職員が安心して療養に取りかかれるような、元気に復帰して、また頑張るぞというような、そういう希望を与えられるような職場環境をさらに執行部においては、町長、副町長においてはとっていただけますように、そうしなければ、さらにそのしわ寄せが残った職員にいってしまいますので、その工夫をぜひ今後の取組としてお願いしたいと思います。  そこで、もう一つ伺いたいのは、残業手当については、各担当課で、今月についてはこのぐらいの残業が予定されているとか、一定の幅があるわけですね。当然、数は、どうしてもこの仕事が時間内にやりきれないから今日は何時間残業して、この仕事を完成しましたというようなことが記録として残り、その残業に値する時間と報酬というか給与を職員に支給するのが普通のあり方ですが、そうしないで課の中で話し合いをして、これは何ですか、課の中で残業の時間と予算が組まれているんですか。その確認です。  それと、もう一つは、退社時において、私は、タイムレコーダーを押すべきではないかというふうに思っておりますけれども、それの代わりに、退社するときには、1か所しか出口がないので、そこに自分の所属するかと名前を書いて帰るという。ですから、何時に誰、何課の誰さんが帰ったということは記録として残っているというふうに前回、答弁されましたが、そのことについては、現時点では、それがそのように実行されているのかどうか。  その2点にわたってお聞きします。  総務課長ばかり答弁いただいて、私、すごく申し訳なくなるんですが、管理者である町長は、当然、そういう質問が出たこともご存じですし、一般質問が出た場合には、そういう職員改革の働き方改革の問題が出たときには、精査して、そのように実行されているのかどうか、問題はないのかというようなことを当然、点検されると思いますが。まず最初に、答弁いただく前に、町長、そのことについてはあれですか、連携を取られておりますでしょうか。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 戸田議員は、正義の味方で職員の味方でありますので、十分理解はしております。  そういった中で、先ほど来より、職員の働き方改革の中で、私どもの職員の数が適正なのかどうか、そして、私ども、財政状況の中で、職員の人件費、これ経常収支比率です、過大なる負担になっております。しかしながら、やっぱり職員が働き手でございますので、機会を見て、職員ももう少しできのいい職員を増やしたいなというようなことは考えております。  いずれにいたしましても、やっぱり職員あっての町でございますので、私でございますので、この辺は十分精査して、そういった中で、また町民の方々にも理解を得られる職員でなければならないわけであります。  先ほど総務課長のほうで、窓口で威圧的な言葉を吐かれたり、夜、夜中に呼び出されたり、こういうことも実際にありますので、これはやっぱり私どもも考えながら、町民の意識のほうも町民自ら考えていかなければ、こういった問題は徐々に解決していくのかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) それでは、先ほどありました時間外勤務手当ですけれども、まずは、当初予算の中では、当然、各課にそれぞれ割り振りされます。いくら何でも全然ないところで出すわけにいきませんので、各課の前年度の実績に応じて配分させていただきます。ただし、時間外勤務、これは特殊な勤務がある場合もありますので、その場合は不足することも想定されます。そういったときには補正予算で対応させていただくという状況であります。  それと、あとタイムカードにかわる出退管理ということですけれども、昨年、確かに出退管理記録簿というものを設置いたしました。ただ、それで、書く人、書かない人ということになってしまうと、なかなか管理しづらい面がありますし、その時間外勤務等命令簿とその出退管理簿を突き合わせて、実際どのぐらい勤務したのかということを割り出すという必要性も出てきますので、そういった意味では、今はやっておりませんが、ただ、職員の出退管理はすべきである、時間外勤務命令とは別に当然すべきであるという考え方もございますので、引き続いて、その実施の方法については検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 2項目めの再質問の関係もありますので、最後に、1項目め、まとめさせていただきますけれども、そういう意味では、本当にきちんと出社、退社の時間を把握する、記録するということは、大変私は大事なことだと思っておりますので、当初約束したタイムレコーダーが私は一番いいと思いますが、それは予算もかかるし、また、逆に管理されているようで嫌だという声があるんでしょうかね。それはじゃあ脇に置いたとしても、きちんと自分が何月何日何時に出社して何時に帰った。その残業はこういうことで時間外になったんだということを、私は、職員の皆さんにもきちんと自己管理、自分の働き方についてはきちんと把握し、管理していただくような指導もまた大事かなと思っております。それは、強いては、自分の健康管理にも結びついていくと思っております。実際には、本当にこれは別に役場の職員でなくても病気はなります。一般家庭にいるかたでも病気というのは、自分の持って生まれた体のいろんな機能ですので、一概に言えませんけれども、でも、それ以外に、やはり健康に留意し、きちんと管理し、ストレスをためないような状況でいればならなかった疾病もあるということ、この辺のことが一番私は捉え方として大事だと思っていますので。実際、長期に欠席されているかた、また、女性のかたで女性特有の病気で長期欠席になっておられるかたがいる中では、やはりそういうことに対する執行部の皆さんの手だてと、また、職員自身がきちんと自分の健康管理をしていくんだという心構えをしていただくことも、またこれも大切なことだと思っておりますので、先ほど当初に申し上げました、とりわけ女性の母体保護、そして、健康な子どもに育てていく母親としてのそういう自覚もしっかりと持ちながら、働く婦人としての権威と誇りを持っていただくことを、役場の、とりわけ女性職員の皆様にもお願いして、母体管理の休暇はきちんと取っていただく。これは有給休暇でなくて、本来は休暇として取れるものでございますので、その辺も私は、こういう場になってしまいましたが、個人的にそういうことを啓蒙することは大変失礼だと思いますので、女性議員として、これからでも本当にきちんと2日間は母体保護のために取っていただくことを心から願い、さらに定年まで頑張っていただきたいことを願って、1項目めを終わります。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 勘違いなされても困るので、あえてちょっとお答えさせていただきますと、女性特有のそういった症状に応じる休暇制度、これは年次有給休暇と全く別物でございますので、申告によって、休暇は取れますので、それは誤解のないようにお願いいたします。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) それはそうですね、申告で取れるものですので、でも、有給休暇がたくさん余っているというということは、別にそれは本来、有給休暇を減らさなくても取れますので、それは私も婦人労働者として10年働いてきましたからわかっていますので、それが取りやすいような、逆に取って母体保護をしてほしい、また頑張ってほしいというようなことが職場の中に雰囲気としてできるような、そんな栄町役場であってほしいと願っております。  それでは、2項目めの再質問です。  担当課長からご答弁いただきました。それで、栄町は逆に予算が多いということは、それだけ対象する障がい児や障がい者の数が多いということになるわけですよね。具体的に近隣町村と比べての障がい者や障がい児の数と、それから予算を教えていただけますか。  そこで、一つお尋ねしたいのは、今、障がいを持っている人たちが本当にこの栄町の中で、これからいろんな障がい、もちろん障害年金も出るし、いろんな週に1回の部屋で、何というんでしょうか集まりがある、そういうところにぜひ行って、みんなで楽しく語り合う場もある。また、町の担当課に行って、いろいろ相談できる場もある。それから、両親が年老いていったときのグループホームの手だて、これもスタッフによっていろいろ研究されていることは存じております。しかし、そういう中で、やっぱりどんなにいろんな手だてをしてもなかなか行き届かない、いろんな要望があり問題点があるというのが障がい児の問題だと私は思います。  そこで、お尋ねしますけれども、一つは、今、担当課が頑張っておられるようないろんな施策は続けていただくと同時に、もう一つ、65歳になると、今まで障害年金で生活していた障がい者のかたが、当然、切替えがありますよね、介護保険制度に。その切替わったときに、今、この千葉市でも、天海さんというかた、このかたは60代後半で、傷害年金を受けていたかたが、今度、制度が切り替わったときに、本当に受けられないサービスが多くて、それを今までどおり、大変な重度障害で身体障害なんです。身体障害で、手足が不自由で、口でペンかなんかを持ってパソコンを打つような、そういう形で意思表示とかは全部できるんですが、何しろ体の自由がきかないかたが、今までどおり65歳を過ぎて生活しようと思ったら、月に3万円から4万円の持ち出しがあって、障害年金からそれを支払わなければならない。とてもそれはできない。それでサービスを低下するのかという、そのことで、今、地方裁判所に申請、裁判を行っているところですが、それを聞いて、私も、そういう問題が障害年金と介護保険の狭間にあるのかということで、大変自分自身も、そういうことなのねというふうに思ったんですが、具体的に、栄町で今、65歳を過ぎて、障害年金を受けていたかたが、当然、介護保険制度に移行しますが、今までどおりのサービスが受けられないことで悩んでいるとか、問題を抱えている例がありますかどうか、お聞かせください。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) ただいまのご質問の、65歳になったら基本的には障害者サービスから介護保険制度にというのは、原則はそのようになっております。  そんな中で、栄町において、65歳以上の障がいのかたで、引き続き障害者サービスを受けているかたは、今、7名いらっしゃいます。その7名のうち2名のかたが介護保険と福祉サービスの両方を併用して受けているということになっております。実際、その方々からは、利用額が増えて大変だとか、そういう声は出ておりません。  そんな中、自己負担とか、そういう増えることに関してちょっとご答弁をさせていただきたいと思いますけれども、障害者サービスを受けていたかたが65歳になった際に、障害福祉サービスに相当する介護保険サービスがある場合は、原則、介護保険サービスを優先して受けることになります。それは今、答弁したことですけれども、しかしながら、65歳以上の障がい者のかたが一律に介護保険サービスを優先的に利用するということになるものではなくて、障がい者の個別の状況に応じて、必要としている支援内容を介護保険サービスにより受けることが可能かどうか、それを判断することになります。  これによりまして、市町村が適当と認めるサービスの量が介護保険サービスのみによって確保できないと認められる場合などには、障害者総合支援法に基づくサービスを受けることが可能となっております。  また、外出する際にヘルパーが付き添う行動援護というのがございますが、障がい者、このように障害福祉サービス、固有のサービス、こういうのを利用する場合については、障害者総合支援法に基づくサービスを引き続き受けることが可能となっております。  したがいまして、65歳になったからといって、介護保険制度の対象になり、一律に自己負担額が増えるというものではございません。  一方、国においても、本年4月、平成30年4月より、高齢者の障がい者に対する介護保険サービスの利用負担を軽減する制度、これが設けられております。この制度の概要としましては、65歳になるまで5年以上、介護保険サービスに相当する福祉サービスを利用していたかたで一定の要件を満たす場合には、介護保険移行後に利用した介護保険サービスの利用負担が戻ってくるという制度がこの4月から設けられています。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 今の湯原担当課長のご答弁で、それはやはり全国的にはこの制度によって、今までどおりの生活ができないということで、支援団体等が中心となって、裁判があちこち全国でありました。今も裁判中のところがあると聞いておりますので、やはりそういう声、障害者年金で生活できた方々が、65歳になって、いろんな不合理があるということに声を上げて、また、支援の方々が、今までどおりの生活ができるようにという、いろんな側面からの援助や応援があって国を動かしたと思います。これは国会でそういうふうに変わっていったのを聞いていますが、ただ、まだ今だに現に千葉市のそのかたは、今、提訴中なんですね。ですから、一定の線を超えた、もっと重度なかたが、この部分も救ってほしいということで、そのまた内容が異なるのかと、今、課長の答弁を聞いて理解しましたけれども。ただ、今までどおりの援助を受けて、真っ当な生活がしたいという、そういう声も今だにあるということで、一定の前進があったと解釈しておりますので、大変ありがとうございます。今後ともその辺はよく精査していただきたいと思います。  それで、最後に、障害者問題では、ご承知のように、駅前活性化事業とあわせて、昨日、大野信正議員から、駅前活性化の問題等取り上げられ、私も駅前に居住している人間のひとりとしても、とりわけ活性化の中で国の補助金を付けていただいた、「いちごいちえ」のお店ができたことは大変喜んでおります。そこに働く障がい者の方々も大変明るく生き生きと働いていました。ところが、残念ながら、わずか3年弱で閉店となってしまったことは、これは、一つは、駅前活性化事業にとっても大変なマイナスですし、閉店になったということは、次に借りるかたもまた二の足を踏むでしょうし、垂れ幕が下がって、ドアが閉まっているということは大変寂しいことですので、何か福祉担当課としては、この障がいを持った子どもたちが働く場としての意味もあった駅前店舗についての手だてはどうであったのか。閉店しなければならなかったのか、その支援はどのようにされてきたのかをお尋ねします。 ○議長(大野 博君) 湯原福祉・子ども課長。 ○福祉・子ども課長(湯原国夫君) 駅前レストランの「いちごいちえ」の関係のことでございますが、NPO法人ねむの里が駅前に開店しましたレストラン「いちごいちえ」につきましては、これまで地方創生交付金などを活用しまして、駅前カフェ開店に伴う家賃補助18万円をはじめ、「いちごいちえ」開店にあたっての改修費用として120万円などの助成を行ってきております。そんな中で、「いちごいちえ」がこのたび閉店するということに関しましては残念に思っております。  一方で、ねむの里におきましては、駅前レストランやふれあいプラザさかえ、1階ロビーのレストラン運営なども含めまして、障害者総合支援法に基づき、国から訓練給付費、これが支給されているところでございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 答弁、本当に私も残念だと思いますし、閉店近くなって、大分お断わりするほどお客様がみえて、食数が足りなくなるほどだったということですので、逆に窮地に陥った中でそういう場面が展開されたということは、せめて、最後はたくさんのかたが、やめないでほしい、何とか続けてほしいという声があったというふうに聞いておりますのでそれはそれでよかったと思いますけれども、やはりもう少し両面、駅前活性化の面と福祉の面であのお店が存続できるようになったらよかったなと思っていますし、その後のそこで働いている障がいの方々が、今後は、当然、今ある受入れ先というか、町内の作業所だとか、ねむの里に行かれるのだと思いますが、本当に生き生きと働いていた方々のスタッフはじめ障がいを持ったお子さんたちが生き生きと働いていた姿を思い浮かべて、本当に栄町、いいな、よかったね、明るいね、温かいねというふうに、近隣町村の議員も視察に来てくださいまして、役場店と、ふれプラ店と駅前店と見学してくださいました。栄町の福祉に対して大変共鳴をしておられましたので、もう閉店になったということを伝えにくくて、残念に思っておりますので、これからでもまだ手だてはないのかどうか、希望して質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大野 博君) これで、戸田栄子君の一般質問を終わります。戸田君、自席にお戻りください。  ここで、11時10分まで休憩といたします。                                午前11時00分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午前11時10分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  岡本雅道君の発言を許します。岡本君、質問者席へ移動願います。岡本君。  〔1番 岡本 雅道君登壇〕
    ○1番(岡本雅道君) 1番議員の岡本でございます。  通告に従いまして、二つのテーマについてご質問いたします。  一つ目の質問は、大地震への備えについてです。  政府の地震調査委員会が今年出した「全国地震動予測地図」においては、千葉市は大地震発生確率が全国で一番高い85%と評価されました。こうした状況において、大地震への備えは焦眉の急と思われますが、栄町としてはどのような備えをすることになっているかということをお尋ねします。  二つ目の質問は、ごみ減量化の現状と課題についてです。  栄町のごみ減量化については、平成25年9月に栄町としてのごみ減量計画が策定されました。それ以前は印西地区環境整備事業組合の計画に沿ったものでしたが、そもそも、ごみ減量化は町の重要施策であり、かつ、ごみの排出は、地域の生活様式に大きく左右されることから、役場職員の手により、独自の計画が策定されました。  それ以降、この計画に従い、環境負荷の低減はもとより、ごみ処理にかかわる財政負担の軽減、さらには協働のまちづくりの推進を目指して、さまざまな取組がされてきました。同計画の計画期間は平成35年度とされておりますので、今年度はちょうど中間点にあたるということから、次の3点についてお尋ねします。  1、設定した目標の達成状況、諸施策とその評価、今後の課題。  以上、二つの質問について、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(大野 博君) 大熊消防防災課長。 ○消防防災課長(大熊正美君) それでは、私から、大地震への備えは焦眉の急と思われますが、栄町としてはどのような備えをすることになっているのでしょうかのご質問にお答えいたします。  地域防災計画の震災編において、栄町で想定される千葉県北西部直下地震における震災に対して、一つとして、災害の発生を未然に防ぎ又は災害を最小限に軽減するための事前措置について基本的な計画を定めた「災害予防計画」、二つとして、災害の発生を防御し又は災害の拡大を防止するための措置並びに被害者に対する応急的援助の措置について基本的な計画を定めた「災害応急対策計画」、三つとして、災害復旧の実施にあたっての基本的な方針を定めた「災害復旧計画」をそれぞれ定めています。  その中の地域防災計画の中で、特に災害予防計画における事前の備えとして、一つとして、住民一人ひとりが地震に対する正しい認識を持ち、日ごろから災害時に冷静に行動ができる力を身につけてもらうため、震災に関する知識の普及についての防災講演会、地区別防災訓練、総合防災訓練、広報紙やホームページを活用してお知らせしています。さらに、訓練などを通じて、自主防災組織、各事業所の防災体制の充実を図っております。  自主防災組織は自助・共助を強化するための組織です。日ごろは、防災知識の普及啓発、防災訓練や地域の防災安全点検の実施、防災資機材の備蓄といった活動に取り組みます。いざ災害が起きたときには、地域における情報の収集・伝達、避難所の開設・運営、住民の避難誘導、初期消火活動の協力などを実施していただきたいと考えています。特に大地震のような大規模な災害時には、自治体や消防・警察・自衛隊など、同時に全ての現場に向かうことはできません。そこで、地域住民が連携して地域の被害を最小限に抑えることが自主防災組織の役割と考えています。  二つとして、防災訓練についてですが、今年度においては、地区別防災訓練にかわり、自主防災組織などの防災関連機関間の連携を図ることを目的に総合防災訓練を実施するとともに、災害対策本部設置訓練を実施し、被害情報の収集及び報告訓練等を行っています。  三つとして、避難所の指定ですが、ふれあいプラザさかえなど12か所のほか、福祉避難所として5か所となっており、避難所全体では、避難者の受入れ人数は確保しています。  四つとして、災害時要援護者の把握及び名簿を作成し、地域支援団体に名簿を提供し、避難が円滑に行われるようお願いしていますが、平常時については、個人情報であることから、事前の了解を得る必要があります。  五つとして、地域ごとの災害リスク、避難する避難所等を示したハザードマサップを作成し、全戸に配布しています。  なお、今年度に各種災害関連情報や注意事項を記載した総合防災ハザードマップを作成し、同じく全戸配布し、周知していきます。  六つとして、自主防災組織の育成ですが、年1回の会議の開催、コミュニティ助成金を活用して活動に必要な資機材を整備するとともに、防災訓練の指導も行っております。しかしながら、年1回の会議では足りないのではないかという意見もいただいております。  七つとして、災害時の通信設備についてですが、防災行政無線のデジタル化や町内全域に屋外受信機を54か所設置し、情報連絡体制充実を図っています。さらに、ホームページや、さかえ情報メールを活用しての情報の発信も行っております。  しかしながら、近年の集中豪雨などの際には、防災行政無線が聞こえない状況が発生すること、さかえ情報メールを活用できないかたやネット環境がないなどのかたがいらっしゃることから、情報伝達に対する課題があると考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) それでは、私のほうから、栄町ごみ減量化についての1点目の目標の達成状況についてでございますが、「栄町ごみ減量化推進計画」においては、平成23年度家庭系ごみの1人1日当たりの排出量552.4グラムを、平成35年度に430グラムに減量し、年間総排出量を4,584トンから2,855トンに減量する目標を立てております。  また、参考指標として、平成40年度においては、1人1日当たりの排出量を419グラム、年間総排出量を2,509トンとしています。  各年度ごとの排出量の目標値に対する実績は、平成26年度、531グラムに対して533.9グラム、平成27年度、520グラムに対して519.7グラム、平成28年度、509グラムに対して510.3グラム、平成29年度、498グラムに対して494.9グラムとなっております。  以上にように、おおむね達成しており、特に平成29年度においては、3.1グラム目標値を上回っております。  なお、平成30年度の排出量の目標は、平成29年度実績に比べて7.9グラム減の487グラムで、10月末現在で17.1グラムの減となっており、この状況が続ければ、目標は達成できる見込みとなっております。  なお、印西地区環境整備事業組合の構成団体における平成29年度の1人1日当たりの排出量を比較してみますと、印西市が514グラム、白井市が489グラムとなっており、栄町は白井市に約6グラムの差で2位となっております。  しかし、平成25年度から平成29年度までの削減率は、印西市が3.1%、白井市が2.4%、栄町が8.7%となっており、栄町が一番高くなっております。  続きまして、2点目の諸施策とその評価についてお答えいたします。  最初に、これまで実施してきた主な施策についてでございますが、一つとして、集団資源回収の強化の取組として、平成28年度に資源回収団体に対する奨励金を1円引き上げ、1キログラム当たり4円としました。なお、平成29年度の回収量は782.5トンで、平成28年度に比べ3.6%減少しております。  二つとして、生ごみ減量化の推進として、平成26年度から電気式生ごみ減量化機器及びEM菌容器の購入助成を拡充するとともに、平成27年度以降、住民の皆様のご協力を得て、3種類の生ごみ堆肥化モデル事業を展開してまいりました。  初めに、トウモロコシ成分を含んだ生ごみ袋によるモデル事業ですが、平成27年度から50世帯の協力を得て開始し、平成30年度においては、200世帯のご協力のもと、7月から3月までの9か月間、実施しております。なお、平成29年度の回収量は8.2トンとなっております。  次に、EM容器によるモデル事業ですが、平成27年度から50世帯のご協力を得て開始し、平成30年度においては80世帯で通年実施しております。なお、平成29年度の回収量は7.6トンとなっております。  次に、水切りバケツによるモデル事業ですが、平成29年度から30世帯の協力を得て開始し、平成30年度においては70世帯の規模で、7月から3月までの9か月間実施しております。なお、平成29年度の回収量は1.6トンとなっております。  三つとして、専用コンテナ設置による剪定枝や除草の堆肥化事業を実施しております。平成27年度から町内2か所、延べ5か月の設置で開始し、平成30年度においては、町内3か所、5月から7月、9月から12月までの延べ7か月間設置しております。なお、平成29年度の回収量は、全て家庭から出た剪定枝、除草であると考え、その実績は259.1トンとなっております。  四つとして、資源物への分別の推進として、平成29年度から、粗大ごみのうち、木・鉄製品について、回収業者が自己処分場へ搬入して資源化を図る事業を開始し、平成30年度より、さらに不燃ごみのうち、金属製品・ガラス・陶器類等の資源化を実施しております。なお、平成29年度の回収量は37.6トンとなっております。  最後に、それぞれの施策と総合的な評価でございますが、評価としては、キログラム当たり一番費用が高いのは、水切りバケツによる事業で774円、次いで、とうもろこし袋による事業が133円、EM容器による事業が121円、木製品の資源化が26円、同じく鉄製品の資源化が18円、専用コンテナ設置による堆肥化事業は14円となっております。  今後、効果と費用面などから、各事業の実施の検討を行うこととしていますが、水切りバケツをはじめ生ごみ堆肥化モデル事業については、引き続き実施するかどうか、検討が必要となっております。  一方、専用コンテナ設置による堆肥化事業及び木・鉄製品などの粗大ごみの資源化の実施については、家庭ごみの減量化に効果があると考えております。  続きまして、3点目の今後の課題についてお答え申し上げます。  今後の課題といたしましては、一つとして、ごみ減量化について各種事業を実施しておりますが、減量の進み具合がそろそろ限界に近づきつつあるのではないかという感触を持っていること。  二つとして、高齢化世帯や少人数世帯が増加してくると、1人当たりのごみ量は増える傾向にあると言われていること。  三つとして、費用と減量効果の精査を行い、施策の選択を行い、新たな施策展開を検討すべき時期にきていることなどが挙げられます。  一方、ごみ減量化をさらに進めていくためには、これまで可燃ごみで出されていたポリバケッやポリタンク、ハンガー、洗面器などの硬質プラスチックを分別し、資源化できないか、検討しているところです。  また、使用済み紙おむつの処理についても今後の課題で、国や他市町村の情報を収集していかなければならないと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 副町長自らご答弁ありがとうございます。  それでは、再質問に移りますが、2項目めのごみ減量化のほうから先にやらせていただきます。  初めに、設定した目標の達成状況から再質問させていただきます。  ごみの減量化の最も重要な指標を町民1人1日当たりの排出量である排出原単位ということとし、これにいかに減らすかが最大の命題であったわけです。そこで、ごみ減量化推進計画ができて以来、5年間の排出原単位の推移を確認したいと思いますので、平成24年度以降の排出原単位をお尋ねします。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) ただいまのご質問にお答えいたします。  平成24年度以降の資源物を除いた家庭系のごみの排出原単位でお答えさせていただきます。  平成24年度が547.3グラム、平成25年度が522.2グラム、平成26年度が533.9グラム、平成27年度が519.7グラム、平成28年度が510.3グラム、平成29年度が494.9グラムとなっており、順調に減っておりまして、平成29年度は平成23年度に比べて57.5グラム、10.4%減っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 排出原単位を見る限りは、ごみの減量化はおおむね順調に推移しているのではないでしょうか。職員自ら計画を作り、10年先の減量化の目標を設定し、ただいま5年経過した現段階で、計画以上に目標が達成されるというような、めったに例を見ないような業績が上がっていると思います。  今、計画以上にと申し上げましたが、平成25年度においては、平成35年度の目標値は470グラムだったんですが、平成30年度版の計画書を見ると、430グラムになっておりまして、目標値が当初計画より高いところに置かれているということで、計画以上にと申し上げた次第です。とにかく当初の計画を40グラム下げることで、新たな減量化を続けることに感心した次第です。こうした職員の働きを本橋副町長はどのように評価されていらっしゃるでしょうか。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) ごみ減量化につきましては、町の1人のごみ減量化だけではなくて、そういった地域の方々のご協力を得て進めていくというふうな事業でございます。  また、そういう中であって、担当職員は地域の方々のご協力を得るということに対して非常に大変だった、努力をしていると思います。計画を作っても、実際それを実行するのは職員でございます。また、町民の方々のご理解を得る、そういった話し合いの場とか、そういったものを作っていかなきゃいけないというふうに考えておりますので、そういう中で、いろんな形でもう少しこうしたらいいのではないかとか、そういうことも職員のほうからいろいろアイデアをいただいて実施してきたので、本当に職員にはありがたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 生意気なことを申し上げましたが、そのお気持ちを職員の皆様に伝えて、ぜひ褒めて差し上げていただけませんでしょうか。  私は、以前、管理職研修を担当していた関係で、自分は実践できないのですが、それなりの知識はございまして、褒めるというのは、部下を育てる上司の心得の一つとなっております。栄町には表彰規程がどうも見当たらなかったのですが、そんなものがあってもなくても褒めることはできますので、町長、ぜひよろしくお願いいたします。  本題に話を戻しますが、この5年間、さまざまなごみ減量施策を実施してきたからこそ、目標値をクリアするに至っておりますが、クリアできたのは、排出原単位というトータル的な指標だけですので、今後の対応を考える上では、ごみ減量化において、どのような施策がどの程度効果を発揮したのをもう少し細かく見ていく必要があると思います。  そこで、2番目の質問である諸施策とその評価について再質問させていただきますが、栄町ごみ減量化推進計画、平成30年度版の32ページに9項目の減量化施策が記載されておりまして、平成23年度のごみ排出量に対する平成35年度の目標とする減少量の合計が122グラムとなっています。平成23年度の排出原単位552グラムから122グラムを減らした430グラムが平成35年度の目標となっております。  そこで、お尋ねしますが、栄町ごみ減量化推進計画に記載の9項目の施策ごとに、平成29年度における平成23年度からの減少量を教えていただけませんでしょうか。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) ただいまのご質問にお答えさせていいただきます。  ごみ減量化推進計画の中の32ページに、全部で9項目、一部なくなっているものもございまして、9項目、一応、施策項目が載っております。その項目に従って、今の平成29年度現在の減少量をお答えさせていただきます。  初めに、集団資源回収の強化についてでございますが、平成23年度に比べ、平成29年度の1人当たりの回収量は逆に7.4グラムの減少となっております。すなわち、逆に効果が7.4グラムなくなっているというふうなことでございます。  次に、生ごみ減量化の推進でございますが、平成29年度の生ごみ堆肥化モデル3事業及び電気式生ごみ減量機などで、1人1日当たりの効果は3.9グラムとなっております。  次に、剪定枝や除草等の減量化の推進でございますが、平成29年度の回収率は259.1トンで、その効果は34グラムとなっております。  次に、少し飛んで、これが一番最後の項目になって、少し飛んでという話なんですけども、粗大ごみからの木・鉄製品の減少は、平成29年度は37.6トンを回収しており、その効果は4.9グラムとなっております。  その他、分別の推進については、組成分析から想定しておりますが、平成23年度と平成29年度の可燃ごみの内容比較については、紙類は32.1グラムの減少となり、同様に白色トレイが1グラムの減少、布類で10.5グラムの減少となっております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) ありがとうございました。まず、集団資源回収についてお伺いしたいと思うんですが、助成金を1円値上げしたにもかかわらず、回収量が減少しております。これについてはどのように分析されておられるでしょうか。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) 確かに集団資源回収の量につきましては、値上げした年については、平成27年度から平成28年度については1.5トン増加しましたが、平成29年度には36トン減少しております。全体的な流れとしては、やはり紙類が非常に減少している。ちょっと年度は違っちゃうんですけど、平成21年度と平成29年度を比較しますと、約153.1トン、集団回収で減っているんですけど、そのうち、それより多く紙類のほうが234.4トンも減っているということで、集団回収量の中で紙類が非常に減っているというふうに分析しております。紙類がそのように減っちゃっているということは、一番は、人口減少や高齢化とか、また、新聞購入者の減少とか、廃品回収業者による新聞等の回収の増加などが挙げられるのではないかということで、集団回収、非常に重要なことだと思っていますので、これからまたそれが少しでも増えるような方策を考えていきたいというようなことも考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 私も資源回収量のその減り具合が何に起因しているのかというのは、いろいろ分析してみたんですが、やっぱり大きくは人口の減少と回収量の減少、割りとバウンドはありますが、比例関係にあるというのは確かです。  それから、日常生活、周りのかたから聞くと、お年寄りになったかたが、あの重い新聞紙を集積場まで持っていくのが非常に大変で、だから、業者のトイレットペーパーと交換しているというようなかたも結構たくさんいらっしゃいますので、そういったことが大きな原因になっているのかなというふうに思っております。  ただ、集団資源回収量が年々減少しているのは、やっぱり何らかの手を打つ必要があると考えておりまして、後ほどある方策をご提案させていただきたいと思います。  その前に、生ごみ堆肥化モデル3事業についてお伺いしたいと思います。  この堆肥化事業の実用化段階における財政負担の軽減効果を教えていただきたいんですが、何を聞きたいかというと、堆肥化を実用化した段階で、堆肥化のために要する経費と、それにより削減されるごみ処理費用の削減との差し引き、つまりやったことで財政的な負担が軽減されるかどうかというあたりをまず教えていただきたいと思います。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) 実用化段階における財政負担の軽減効果ということでございますけども、いろんな意味で、それぞれの金額とか、そういったものをはじくには、その段階の想定みたいな形で計算しております。  実用段階における財政負担の軽減効果でございますが、平成35年度における各モデル事業を目標世帯数で実施した場合の1キログラム当たりの経費と印西クリーンセンターに搬入した場合の今現在の1キログラム当たりの経費を比較してお答えいたします。  初めに、逆になるかもしれませんけども、可燃ごみを印西クリーンセンターに搬入した場合の経費は、処理費24円、それらに加えまして、収集運搬費11円、合わせて37円を想定しております。  一方、とうもろこし袋によるモデル事業、最終的には、この平成35年度段階で450世帯を考えておりますので、その経費は91円になる。  それから、EM容器によるモデル事業、200世帯においては、同じく130円になる。  水切りバケツによるモデル事業、350世帯まで達したとして、181円というふうに見込んでおります。  以上のように、生ごみ堆肥化モデル3事業が平成35年度において、全てその目標世帯数まで達したということであっても、印西クリーンセンターに搬入した場合のキログラム経費より上回ってしまっております。特に水切りバケツが上回ってしまうと考えております。
     また、平成35年度における生ごみ堆肥化モデル3事業によって削減できるごみ量は74.5トンと想定しており、今度は逆に国や負担金総額で今度お答えさせていただきますと、ごみ処理にかかわる組合負担金は1キログラム当たりの処理費用26円とすると、193万7,000円軽減できます。このほか収集運搬費を1キログラム当たり11円とすると、82万円軽減でき、合わせて約280万円が3事業で軽減できます。  一方、それに対しまして、かかる費用、74.5トンを堆肥化する3事業のかかる費用は合わせて920万円必要と見込んでおり、かかる費用が軽減できる額を今のところ想定しますと、今の想定だと、かなり上回ってしまうというふうな状況でございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) お伺いしますというか、生ごみ堆肥化事業は平成27年度から実施されておりまして、今年で4年目に入るということですよね。実施内容が毎年変わるわけではなく、協力していただいている参加世帯数が増えているだけというふうに私は理解しております。名称にこだわるわけではないんですが、モデル事業ということであれば、事業期間を長くても3年程度に区切りまして、その間に将来実用化できるか否かの見極めをつけるべきものと理解しております。最終的な判断というのは、この事業を実用化することで、町の財政負担の軽減が図れるかどうかということが一番重いところだと思っております。そういうことで、今の質問をさせていただきました。  ただいまご説明いただいたように、評価結果としては、堆肥化するための経費が920万円、クリーンセンターの処理費の削減額が280万円ですから、実用化すると、かなりの財政負担が生じるということが明らかになります。したがいまして、私としては、財政負担が生じる堆肥化モデル3事業は、速やかに終了すべきだというふうに考えております。もしもこの堆肥化モデル3事業に使えるお金があるのであれば、先ほど言いました集団資源回収に回していただきたいなと思っております。住民の意識を高めるということは無論重要なんですが、協力を得るためには、やる気を起こす何らかのインセンティブを組み込んだ制度設計が必要だというふうに考えております。  集団回収の特徴は、回収量が増えれば、その分だけ町のごみ処理費用が削減されますので、その処理費用削減分を回収する団体に還元するということも可能なわけです。回収量の増加による処理費、先ほどの回収資源団体に還元するということもあって、それで、例えば、夕べちょっと時間を使って考えたんですが、2時までかかりましたけど。回収量のステージを例えば8段階としまして、各ステージに奨励金のキログラム単価を設定します。もちろん回収量が高いほど高い奨励金を充てます。最低が3円とか4円とか、現状レベルに近いところで、最高が七、八円とした場合、前年度の実績を超えた量を回収した場合は、その超えた分については奨励金を、当該ステージの奨励金の2倍差し上げると。だから、10トンしか集まらなかったところは、例えば3円だったのが、15トンになれば、5トン分は倍の6円差し上げるというようなインセンティブを与えてはどうかと。これにより回収量が増加するとともに、次の年は、15トンになったわけですから、ステージが上に上がってきます。そうすると、段階的な単価が4円からスタートして、5円のステージに上がったとすれば、また今度、4円からスタートできて、さらに去年の15トンを上回れば、また倍のやつが入るということで、こういうことを繰り返すことで、当該集団の回収量は比較的短い期間にある飽和状態に達することができるものというふうに考えます。そうすると、栄町のいろんなところでのその資源物の回収がずっと一気に上がってくるような、そういう姿がちょっと思い浮かぶんですが、実際はそううまくいくかどうかわかりませんが、こういう参加する活動団体がやる気を起こすような。私は竜角寺台に住んでいますが、私が以前、自治会長をやったときは、たしか9円ぐらいのあれがあって、年間の収入が150万円ぐらいあったんですよ。それでよけい一所懸命やったということもあるんですが、そのために自治会費を月当たり100円値下げしたという経緯もあって、インセンティブが働くと、かなりのことがやれるという経験がありますので。今、3円から4円と、ちょっとなかなか効果が出にくいかもしれませんが、もうちょっと思い切ったことを一度やってみるのも一つの手かなというふうに考えております。ぜひご検討いただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) 確かにインセンティブをつけてやっている市町村もございます。そういった意味から、そういうところの事例も研究しながら、地域の皆様方のご意見も聞きながら、どういうインセンティブを作っていったらいいのかということは、これから検討していきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それで、それぞれのごみの今後5年間でどれぐらい原単位を下げる必要があるかということを知るために、計画書32ページに記載されています削減量から、一番初めの質問でお聞きしました平成29年度までに削減した、これまで削減してきた原単位を差し引いた結果、平成35年度目標を達成するために必要なごみの種類と削減量は次のようになります。一番多いのはやっぱり生ごみで18グラム引き下げる必要があります。それから、集団資源回収では14グラム、プラスチック13グラム、金属製品13グラム、剪定枝7グラムというふうな順になっておりまして、これでターゲットとなるごみと、その削減量が見えてきました。  ちなみに、紙とか白色トレイ、布は平成29年度に既に平成35年度目標を上回った削減量になっておりますが、一方で、そのごみの分析データに基づくものでありまして、サンプル数とかサンプルのばらつき等、ちょっとその評価の俎上にのっかる部分がわからなかったので、ここでは参考扱いとさせていただきました。  平成35年度目標を見据えたときの現在のごみ減量の立ち位置は以上述べたとおりかと思いますが、このことを踏まえまして、最後の質問なんですが、平成35年度目標の430グラムをどのようにしてクリアするおつもりか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(大野 博君) 本橋副町長。 ○副町長(本橋 誠君) 確かに現在の状況は、計画どおり進んでいると思っております。しかしながら、最初の1答目の答弁で申し上げましたとおり、このままではいいのかなというのが私自身ございまして、今後、一つとして、硬質プラスチックなどの分別の種類、分別の種類、すごいやっている市町村もございます。そういうことも参考にしながら、そういった分別の種類を増やしていく。あとほかの市町村でやっているのは、雑紙の分別を徹底してやっているところもございます。そういうこともちょっと検討しなきゃいけないのではないかと。  三つ目としては、先ほど議員もおっしゃられたとおり、集団資源回収量を増やしていくこと。これは経済的にも非常に効果が、お金がかからない、ほかの生ごみなんかに比べて、今、モデル事業なんかで、そう思っております。なども考えられます。最終的には、住民の方々の皆様方の分別など、ごみ減量化に対する意識を高めていくことが一番大事なことだなというふうに考えております。  今後は、この意識を高めていただくことなど、ごみ減量化について、廃棄物減量等推進委員の方々などからご意見やご提案をいただき、地域のご協力のもと、平成35年度の目標に近づけていければと考えております。  また、先ほど申し上げましたとおり、ごみ減量化の先進地の事例なども研究していくことも必要だと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 私も住民の意識という点においては、全く副町長のおっしゃるとおりだというふうに思います。これまで行ってきた栄町のごみ減量化は、もちろん町民も頑張ってきていますが、役場が考えて、それに町民が協力するという役場主導の減量化であったような気がいたします。それで、次々と新たな施策を打ち出してこられたので、ごみの減量化が達成されてきたという経緯をたどっているんです。副町長が頭打ちになっているのではないかと感じるのも、こういうふうにやってきて、次は何をやっていくのかというあたりがまさに私の持っている感触と同じです。  これまでやってきた中では、剪定枝と雑草のコンテナボックス設置、これは設置されたときは、私も非常に正直驚きました。手間暇かけずに無料で回収されるというので、町民は大変喜んで、設置されると、すぐにその日のうちに満杯になるというような状況でございまして、今でもありがたいということで大変感謝されています。しかしながら、ここにきて、やや手詰まり感を覚えるのは同様でして、今後、副町長おっしゃるように、住民のかたの意識を高めると表現されましたけど、言葉をかえて言えば、私は、分別を習慣化するということだと思います。言いたいことは多分一緒だと思うんですが、ごみとなるか資源となるかは、ごみを手にしたときに、ごみ箱に入れるか、これを別の雑紙としてちゃんと集めて資源回収のときに出すかというちょっとしたそこの分かれ道だと。私的なところで恐縮なんですけども、私も雑紙だけはちゃんと入れる習慣がつきました。A4の封筒ぐらいのサイズのものをテーブルに置いておきまして、ダイレクトメールがよくきますよ。そうすると、大体ビニール袋に入っていますからぴっと破りまして、これを袋だけ、中身を読まずに、A4の封筒に放り込むということをやっていると、月に二、三センチメートルに膨らみますけど、それが三つ、四つたまりまして、火曜日の資源回収のときは、それを集積場に持っていくということを今、平常化しているというか、習慣化しております。習慣化すると、それほど手間暇というのは感じられませんで、多分、生ごみにしろ、可燃ごみにしろ、こういうことを一つひとつ住民が身に付けていけば、多分相当の軽減量になるのではなかろうかということも思います。ごみにお金をかけるほどばからしいことはありません。何も生み出さないんです。ちょっとした心がけで、金のかかるごみが資源になるんでしたら、やらないと損です。栄町は財政的に豊かではありませんから、なおさらこういうことを進めていく必要があると思います。  12月本議会で、この午後、4月から環境課と住民活動推進課が一緒になる議案が可決されれば、住民活動推進課が持っているノウハウやチャンネルは、ごみ分別のキャンペーンが張れるのではないかというふうに期待しております。  突然ですが、芝野課長、地域住民に対するごみ分別のキャンペーンといったものについて、何かお考えがありましたら、ちょっとお答えいただけませんか。 ○議長(大野 博君) 芝野住民活動推進課長。 ○住民活動推進課長(芝野浩一君) それでは、キャンペーンというようなことでありましたけれども、ちょっと回答になるかどうかわかりませんが、協働ということで、少しお話させていただきたいと思います。  ごみの分別減量化、資源回収というのは、本当に町民の皆さんが容易に参加できる協働の取組であると思います。そういったところで、地域住民のかたに最も身近なところである自治組織がこういった取組に積極的に動いていただくということは、まだまだそういうごみの減量ということで効果が期待できるところになってくるのだろうと思います。  また、自治組織が積極的にかかわるということで、地域におけるコミュニティという部分の活動を自治組織がやっぱりしっかりと果たすことにもなりまして、その存在意義というものが出てくるのかなと思いますので、そういった部分では、自治組織というものを上手に使っていく必要があるのだろうなと思います。  また、先ほど議員のほうからもありましたけど、資源回収運動、これはそこから得られる奨励金というのが自治会の活動費、これを補うものになっていることは間違いないと思いますので、そういった部分からも、やはり自治組織というのが、一つ大きな鍵になってくるのだろうと思います。  そうした中で、ちょうど今年度、地区連絡協議会、これは町内の38の自治組織が組織しているものなんですけれども、こちらのほうで、それぞれ地域の皆さんの課題をもって、そこで皆さんで話し合いましょうということで部会というのを立ち上げております。こちらは今回、初めて始まったところなんですけれども、今年度、二つ部会、防災と加入促進ということで部会のほう動いておるんですが、こちらは来年度以降も続けていただきたいと思っておりますので、そういった中で、一つのテーマとして、こういうごみの問題というものを取り上げていただいて、その中でいろんな意見をいただいて、その中の有効なものというものを、また、町のほうのそういう施策とか、そういったところに引き上げながらできればなということで考えております。  いずれにしても、やはり地域の皆さんが動くことが大事でありますし、また、町のほうでも行政の出前講座というのもやっております。こちらも自治組織の中で積極的に活用していただく、この中にもごみの分別ということであります、メニューが。こちらのほうを事業の中で組んでいただいて、どんどんやっていただくことで、多くの住民のかたにごみの分別というものの浸透、徹底というものができてくると思いますので、そういった部分をまた自治組織のほうにはしっかりと働きかけをしていきたいなと思っております。ちょっと答えになっているかどうかわかりませんけれども、そういったところで、ぜひとも地域のかたとの協働という部分で一所懸命取り組んでいければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) さすがに住民活動推進課の課長らしく、住民目線のアイデアをいただきました。ありがとうございます。私もその部会というのを今年度、参加させていただきまして、芝野課長がとられたのは、このグループ討議方式なんですね。ポストイットなんかを使って、みんながとにかく参加するようなところですので、そういう場で行政としてのごみ減量に対する考えかたとかなんかを伝える場にもなるし、それを聞いた上で、問題をどう解決しようかというみんなで議論する場になる。そこで方針が出れば、それを各自治組織に持ち帰って、こういうことだからこういうふうにしようということでも、一つの意思統一の図れる場にもなりますので、地区連絡協議会のそういう部会活動というのは、何らかの活用をしていきたいなというふうには思っております。  ですから、町民と一体となって、栄町のごみ減量が新たなステージになることを祈念しまして、ごみ減量化の質問は終わりたいと思いますが、副町長の話でありました、他市町村の状況を確認するという意味で、排出原単位の少ない順からずっと千葉県下の並べたものが見つかりまして、それで、芝山町とか多古町、大多喜町が上位三つを占めているんですが、こちらは野焼きその他で、あまり適切でない処理もされている可能性もあって、参考になりませんが、その後、4位から柏市、松尾市、流山市、野田市というあたりが420グラム台で推移しています。こういったところの取組状況というのは、ちょっと参考に調べておく必要があるんじゃないかなと思います。  私も、白井市のホームページ、ちょっと入って見ましたけど、町民の意識を高めるための活動として、それなりのことをやってるなというふうに感心をした次第です。  続きまして、二つ目の大地震の備えについての再質問に移ります。  9月議会のときも感じたのですが、防災の話を消防署の課長にお尋ねするのは非常に心苦しい思いをしました。組織名称が消防防災課になっておりますので、栄町では、防災の2文字がつく組織はここしかありませんでしたので、やむなくお尋ねした次第です。  防災というのは、本来、町長部局、現在の組織でいえば総務課が適当ではないかと思うんですが、そういうところで所掌すべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 防災は総務課にあるべきではないかというふうなご質問かと思いますが、現在、私どものほうで、印旛郡市の状況をちょっと調べてみたところ、やはり防災に関しましては、首長、町長部局で全て行われております。  ただ、消防団の業務については、うちのように単独消防本部がある場合には、そちらの本部のほうでやっているというような実情がうかがえました。  それらを受けまして、本来、消防の広域化という問題に取り組んでいる際には、それが実現すれば、総務課のほうに室を設けて、防災を担当するというような考えでおりました。けれど、残念ながら、広域化に至っていないということがあるわけですが、それにかかわらず、今後については、やはり防災というものは町長部局に置くべきだろうという考え方もございますので、こういったこととは別に切り離して考えて検討していく時期に入ったというふうに思っております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) 私が最も敬愛する課長である古川総務課長のお言葉ではございますけれども、検討する時期に入ったという、その言葉に非常にひっかかりを覚えました。私は、大地震はいつ来てもおかしくない状況にあるというのを9月議会でも申し上げましたけど、そういう認識でおりますので。それゆえに、大地震の備えは焦眉の急だと思っているのに対して、そろそろ検討するかなという、この切迫感の違いはどこからきているのですかね。何かのついでにやればいいというものではなくて、独立してやっていただくというお気持ちになっていただけるとありがたいんですが。事はやっぱり栄町2万人の命にかかわる話でもありまして、特によく聞くのは、震災時に多くの方々、避難所で亡くなっておられます。栄町は避難所の運営マニュアルを職員には配布していますが、自治組織にはまだ配布していません。それでいて、避難所の運営は自治組織にやっていただきますということを言われております。  先日行われました防災訓練でも、避難所に関する訓練があるというので、見学者という立場の自治組織の一員として参加しました。が、その場には、町の職員は1人もおらず、そのことに怒ったある町民がやたら騒いだために、結局、防災士のかたも何もできずに、訓練は何ひとつ行われませんでした。避難所に関する訓練ですね、何もできなかった。  目下のところ、防災は、今言ったような備えでありますが、消防を責める気には私にはなりません。消防に防災を求めること自体に無理があると思います。  震災時には、直接死のほかに関連死というものがありまして、避難所で亡くなるかたも多いと聞いておりまして、運営次第では、避難民のストレスは非常にストレスが大きくなる可能性がございます。そうすると、ストレスに耐え切れない弱者から亡くなっていくという現実がございまして、どのぐらい関連死があるかとちょっと調べてみましたら、新潟県中越沖地震と熊本地震で70%、阪神・淡路大震災、東日本大震災は十数%、まあ母数がでかいですから、死者の数は何千人という単位です。長野県北部地震は、直接死はゼロで、ちょっと有名になりましたけども、ここでも3名のかたが亡くなっておられまして、これが3人とも関連死です。大地震への備えに関する対応の遅れで、しわ寄せを受けるのは町民ですから、一刻も早い防災にかかわる組織体制の整備をお願いする次第です。  時間も迫ってまいりましたので、自主防災に関する再質問をさせていただきます。  町は、自主防災組織の果たすべき役割をどのように考えており、そのことを自主防災に明確に伝えておられるでしょうか。 ○議長(大野 博君) 大熊消防防災課長。 ○消防防災課長(大熊正美君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。  初めに、果たすべき役割は何かについてですが、自主防災組織は、地域防災の担い手として、いざというときに、その組織力を発揮できるよう、平時には、一つとして、地域における防災マップの作成や防災講演会を開催するなどの防災知識の普及、二つとして、防災用品の備蓄、防災倉庫の備品や整備を確認するなどの防災点検、防災巡視となります。三つとして、ヘルメットやハンマーなどの作業道具、非常食等の備蓄や管理といった防災資機材の整備、四つとして、初期消火訓練や応急救護訓練、情報収集訓練などの防災訓練への実施などを担っていただきたいと考えております。  また、いざ災害が発生したときにつきましては、一つとして、避難所運営組織の一員として、避難所の開設や運営へのお手伝い、協力、二つとして、地域の災害に関する情報を自治会と協力して、地域住民や町に伝達するといった情報の収集、伝達、三つとして、初期消火活動や救出活動などを担っていただきたいと考えております。  次に、そのことを自主防災組織に伝えているかですが、年1回、会議を開催して、各自主防災組織における活動内容についての情報交換や、消火栓を使って消火訓練を実施するとともに、防災講演会を開催していますが、避難所の運営や情報収集、伝達については、今現在、不足していると感じております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡本君。 ○1番(岡本雅道君) これだけたくさんのことを自主防災組織にやれっていうか、やって当たり前なのかもしれませんけども、その割には、年1回の会議において済ませているというところはまだ十分な体制ができていないのではないかと思います。避難所の運営や情報伝達については、不足しているという表現をされましたけど、全く何もしてないというふうに私は思っております。この辺のところをやっぱりきちんと自主防災組織のほうに伝えて、しかるべき訓練をしてもらって、町とのやりとり、いざとなったときには、災害対策本部とのやりとりができるような、そういう準備が必要なのではないかと思います。  もう時間がなくなってきましたので、防災のほうはこれで終わりたいと思いますが、今回の一般質問で、先ほど働き方改革の話がありましたが、質問をするたびに職員の手を煩わせて、いつも心を痛めておりますが、毎回質問しております。  環境のかたには、課長不在の中、データ請求や答弁書の作成を一所懸命対応していただきまして、この場をおかりしまして、お礼申し上げます。また、本橋副町長には、みずから事前相談等、お答えをいただき、ありがとうございました。  これで、私の一般質問を終わりたいと思います。ご答弁ありがとうございました。 ○議長(大野 博君) これで、岡本雅道君の一般質問を終わります。岡本君、自席にお戻りください。  ここで、昼食のため、午後1時30分まで休憩といたします。                                午後12時10分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 1時30分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第1号 ○議長(大野 博君) 日程第2、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第1号を採決いたします。  議案第1号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第2号 ○議長(大野 博君) 日程第3、議案第2号、栄町第5次総合計画基本構想の策定についてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) これは、今議会に限ったことではないんですけれども、ただ、率直な疑問というか、基本的なことをお尋ねしたいんですけども。  今議会では、第5次総合計画の基本構想の策定についてですが、これまで第1次、第2次、第3次、第4次と策定されてきました。これは議会の議決事項であるということで議会の承認を得ることだと思いますが、ただ、我々承認するということは、この第5次総合計画そのものをよく理解し、精査し、これで進んでくださいという方針に賛意を表することだと思うんですが。ただ、これは本当に率直な疑問ですけど、例えば、この基本構想を策定するにあたって、我々議会で、その策定前には、もう少し、何というんでしょう、この基本構想に則る形での意見を集合するとか、栄町ではこういう方式でやっていますけども、全体として、この基本構想と議会の役割ということについて、ちょっと疑問というか、みんなほかの町村でも栄町のようなやり方でやっているんですか、ちょっと教えてください。 ○議長(大野 博君) 湯浅企画政策課長。 ○企画政策課長(湯浅 実君) ただいまのご質問にお答えします。  基本構想、こちらの構想を作るにあたりまして、当然、町民のかたからとか、地区のかたとか、いろいろなかたからご意見をいただきながら、それをもとに素案をつくりまして、また、議会の全員協議会のほうでも何度かそのたびに内容のほうを説明させていただきました。
     他市町村につきましても、同じような形態で策定しているというところは何か所か聞いておりますので、多分、同じだとは思います。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) それは了解しました。  それで、例えば、住民のかたにアンケートとかってきちんとやられているのは存じていますけれども、それ以外で、例えば、これまで私たち議会議員はそれぞれ担当課のほうに直接出かけていって話したり、懇談したり、また、一般質問等でまちづくりについての夢や思いや感じることを、それぞれこの間、行ってきていると思うんですが、例えば、主は住民アンケートなりだと思うんですが、その辺のことは当然、加味されて、この総合計画に加味されてきているのかを確認させてください。 ○議長(大野 博君) 湯浅企画政策課長。 ○企画政策課長(湯浅 実君) 先ほどもちょっと申しましたけれども、町民意識調査ですとか、昨年やりまして、そういったご意見の中も当然のことながら、参考にさせていただきながら策定してございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 町民のアンケートとか、いろいろな団体等の声を吸い上げ、今回ですと、第5次ですか、その中に反映させてくださっているというのはよくわかりますし、説明もございました。それと同時に、そういう場では出なかった意見や、我々議会では、この総合計画を議決するわけですから、責任をもって。その立場にいる我々議会議員から発せられた、主に一般質問等や、また日常の議員活動の中で、当局に関係課に寄せられたような事柄についても、総合計画の中に意識的に取り入れたりされているのでしょうかということなんです。それはしなくてもいいのかどうか、確認させてください。 ○議長(大野 博君) 湯浅企画政策課長。 ○企画政策課長(湯浅 実君) 当然、全てではないにしても、入れられるところは全て入っています。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第2号を採決いたします。  議案第2号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第2号、栄町第5次総合計画基本構想の策定については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第3号 ○議長(大野 博君) 日程第4、議案第3号、栄町行政組織条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第3号を採決いたします。  議案第3号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第3号、栄町行政組織条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。大澤君。 ○7番(大澤義和君) 条例が可決されましたので、発議案を提出いたします。 ○議長(大野 博君) 大澤君、登壇願います。  〔7番 大澤 義和君登壇〕 ○議長(大野 博君) ただいま、大澤義和君ほか2名より、発議案第1号、栄町議会委員会条例の一部を改正する条例が提出されました。  この際、発議案第1号を日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 異議なしと認めます。よって、発議案第1号を日程に追加し、追加日程第1とし、直ちに議題とすることに決定いたしました。  ここで、暫時休憩とします。                                午後 1時39分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 1時40分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎発議案第1号 ○議長(大野 博君) 追加日程第1、発議案第1号、栄町議会委員会条例の一部を改正する条例を議題とし、大澤君に提案理由の説明を求めます。  大澤君、登壇願います。  〔7番 大澤 義和君登壇〕 ○7番(大澤義和君) 7番議員、大澤でございます。  発議案第1号、栄町議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。  本発議案につきましては、戸田栄子議員、大野徹夫議員とともに提出するものでございます。  発議案の提案理由は、栄町行政組織条例の一部を改正する条例の可決に伴い、本条例中の関係する箇所について所要の改正を行うものです。  それでは、具体的な改正内容について申し上げます。  第1章 通則、第2条の表中、総務常任委員会の所管となる組織について、住民活動推進課を環境協働課に改め、経済建設常任委員会の所管となる組織のうち、環境課を削除するものです。施行期日につきましては、栄町行政組織条例の一部を改正する条例と同様に、平成31年4月1日からとしております。  以上です。よろしくお願いします。 ○議長(大野 博君) 説明が終わりましたので、これより、質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  大澤君、降壇願います。  〔7番 大澤 義和君降壇〕 ○議長(大野 博君) これより、討論を行います。  初めに、本案に反対の者の発言を許します。  次に、本案に賛成者の発言を許します。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、発議案第1号を採決いたします。  発議案第1号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、発議案第1号、栄町議会委員会条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第4号 ○議長(大野 博君) 日程第5、議案第4号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕
    ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第4号を採決いたします。  議案第4号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第4号、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第5号 ○議長(大野 博君) 日程第6、議案第5号、栄町ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第5号を採決いたします。  議案第5号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第5号、栄町ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第6号 ○議長(大野 博君) 日程第7、議案第6号、栄町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) これは、千葉県広域化になって初めての限度額、制度が変わって初めての議案だと思うんですけれども、内容は54万円から限度額58万円に改め、4万円の差があるんですが、一応、栄町の加入者の中で、この改正によって、該当する世帯数などを教えてください。ついてた、ごめんなさい、前だけしか見なかった。それによって、広域化によって、印象としては国保の内容とか、それから国保料金とかが単独市町村でやるよりも広域化による利点というのはあるんだというふうな認識を、多少、広域化によるPRがされていたんですが、その過程において、この引き上げになったその根拠を教えてください。 ○議長(大野 博君) 金子住民課長。 ○住民課長(金子 治君) それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。  今回の引上げは、平成30年度税制改正に伴う地方税法施行令の改正を踏まえたものでございまして、国保の広域化とは切り離して考えていただきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 該当数教えてください。 ○議長(大野 博君) 金子住民課長。 ○住民課長(金子 治君) ただいまのご質問にお答えいたします。  今回の引上げによる影響でございますが、国民健康保険税が増額となる世帯の数は47世帯でございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君、よろしいですか。  ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第6号を採決いたします。  議案第6号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立多数。よって、議案第6号、栄町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第7号 ○議長(大野 博君) 日程第8、議案第7号、栄町道路線の認定についてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第7号を採決いたします。  議案第7号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第7号、栄町道路線の認定については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第8号 ○議長(大野 博君) 日程第9、議案第8号、栄町道路線の認定、変更及び廃止についてを議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第8号を採決いたします。  議案第8号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第8号、栄町道路線の認定、変更及び廃止については、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第9号 ○議長(大野 博君) 日程第10、議案第9号、指定管理者の指定についてを議題といたします。
     説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。松島君。 ○8番(松島一夫君) 8番、松島でございます。  質疑3回までですので、ちょっと何項目かまとめてやらせていただきます。  まず最初に、このドラムの里指定管理者選定委員会委員5名の構成について、具体的にこの5名のかたの住所地、職業、そして、ドラムの里指定管理者選定委員会に関する規則第3条第2項の何号による委嘱であるか。  二つ、1に、情報館、すなわち観光案内所、2に、それ以外の全ての施設としたこの管理区分は、選定委員会の答申どおりの決定であるのか。  三つ目、情報館、すなわち観光案内所とコスプレの館との間に設けられた連絡通路は何のために設けられたのであるか。  四つ目、現状の秋葉牧場が経営しているレストラン、それと物産館、この売上げ、前管理者との売上げ比較をお知らせください。  また、レストラン部分の売上げについては、ソフトクリームの販売額を除いての数字をお願いいたします。  五つ目、広場の清掃状況について、現秋葉牧場と前観光協会との清掃状況との比較はどのように考えているか。  六つ目、コスプレの館、前年度と今年度現在の売上額の比較を教えてください。  七つ目、ドラムの里指定管理者選定委員会の存在を担保する法的根拠はどこにありますか。  以上、7点です。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) それでは、ちょっと項目が多いもので、1つずついきます。  まず、一つ目の選定委員会の委員の関係でございますが、7名おりまして、1人は栄町政策審議会の委員をやっているかたでございまして、司法書士のかた、これは学識経験者ということで、町内のかたでございます。もうお一方が栄町総合戦略会議の委員をやっております。このかたは順天堂大学の助教でございまして、学識経験者でございます。3人目、栄町の広域国際観光検討会の委員ということでございまして、千葉県観光物産協会の専務理事をなされているかたでございまして、観光振興でございます。続きまして、総合戦略会議の委員でございまして、NAAの地域共生部長でございます。観光振興でございます。同じく栄町広域国際観光検討会の委員、これはホテル日航成田の総支配人室長でございますが、観光振興でございます。また、同じく栄町広域国際観光検討委員会から、学習院女子大学の国際文化交流学部の非常勤講師、また、栄町の観光アドバイザーもやっておられるかたで、観光振興で、このかたは町内のかたです。最後に、栄町政策審議会の委員でございます、成田空港の地域共生・共栄会議の共栄ワーキングメンバーのかた、女性のかたで町内のかたで観光振興でございます。  続きまして、今回の答申につきましては、選定委員会の答申どおりかということでございますが、それはそのとおりでございます。  あとは連絡通路でございます。連絡通路につきましては、ちょっとさかのぼりますが、今の指定管理になった1年前、それから1年間は、情報館とコスプレの館は同一の指定管理者でありまして、双方に管理者を置くのは難しいと考えておりました。そこで、コスプレの館にいても、情報館にお客様が来たときには、その渡り廊下を使って行けるというふうなことで想定しておりました。しかしながら、実際は、やはりコスプレの館にお客様が行っていただくような、情報館に行ったお客様がコスプレの館に行っていただくような案内板を出しておられました。このたび、4月から指定管理者が代われば、また今度は双方に管理者がおりますので、コスプレの館に訪れたかたにも必要に応じて情報館のほうから渡り廊下を使ってコスプレの館に行って、情報案内ができるのではないかと思っておりまして、今でも渡り廊下を作っておいてよかったというように考えております。  続きまして、レストランと物産館の売上げですが、すみません、売上げの資料が手元にございませんので、ちょっと後ほど机上のほうでお答えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あとは広場の清掃ですね。広場の清掃につきましては、私の感じる範囲では、観光協会が管理をしていたときのほうがまめに清掃していたというような印象がございます。そのようなことがございましたので、年末、落ち葉のひどいときに、ゆめ牧場のほうに指導いたしまして、ほかの職員も動員して掃除をさせたというようなことがございます。その辺は指導不足のところもありました。反省しております。  コスプレの館の前年度との比較でございますが、前年度、数字で申しますと、同時期の比較がよろしいかと思います。昨年度、コスプレの館の売上げが約174万円でございました。現在は、11月まででございますが、250万円ほどコスプレの館のほうの着替えの売上げがございます。これにつきましては、コスプレの館が新しくなったこと、また、6月と7月にタイのほうから1,000人のツアーを組んでいただきましたので、その辺のこともありまして、今年度、かなり伸びております。  あとは選定委員会の存在についてでございますが、これにつきましては、ドラムの里の設置及び管理に関する条例第16条第2項で、ドラムの里の指定管理者として最も適当と認められるものの選定については、ドラムの里指定管理者選定委員会の意見を聴くものとされておりまして、同3項で、選定委員会に関して、必要な事項は規則で定めるとされておりますので、ここで設置の根拠と理解しております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) ただいま選定委員会7名という説明がございましたが、この規則は変わったんですか。ドラムの里指定管理者選定委員会に関する規則というのが、私の手元にございますけれども、第3条で、選定委員会はそれぞれ委員5人以内で組織すると書いてあるんですが、これは変わったのかなということと、あとこれは非常に難しいかもしれませんけども、学識経験者というのは非常に便利な言葉ですけども、これはどのように定義なされているのか、それが一番最初の質問に対するものです。  それから、二つ目、選定委員会の答申どおりであったということですが、町長はなぜ答申どおりに決定したのか。さらに言えば、この管理区分ですと、現在、コスプレの館を運営している観光協会は、これには参入不可能だというふうな認識はお持ちではなかったのかということです。  それで、三つ目、お客様が通路を行き来できるという利便性というのは、うまくこじつけたものだという感想です。  四つ目、この数字、本当は今すぐ聞きたかったんですけども、感触で結構ですが、どうなんでしょうか、業績というのは、かなり上がっている、やや上がっている、横ばい、やや下がっているというふうな印象だけの答弁で結構です。  五つ目の清掃状況は、今、課長がおっしゃったとおり、観光協会のほうがきれいに管理なさっていたということは確認できました。  六つ目ですけども、これは新しい施設になって、業績が明らかに向上している。確かに先ほどタイランドから団体がおみえになったというふうなこともあったのかも思いませんけれども、やはり施設が新しくなって、お客さんが増えているということは事実だと思っています。  七番目の選定委員会の根拠でございますが、今、ご答弁にありましたドラムの里の設置及び管理に関する条例第16条第2項、これご記憶のかたもいらっしゃると思いますけれども、去年の臨時議会でばたばたというふうに決まったんです。そのとき、私もうかつでございましたが、うっかりしていましたけれども、これを読みますと、町長は、ドラムの里の指定管理者として最も適当と認める者の選定にあたっては、ドラムの里指定管理者選定委員会の意見を聴くものとすると書いてあるんですけれども、これだけが根拠だとすると、ドラムの里選定委員会というものが設置されたというふうな法的根拠はないと思うんです。既にこのドラムの里指定管理者選定委員会というものが存在しているんだという前提での条文にしか読めない。つまり、この規定では、この選定委員会という附属機関を設置するという意思は明らかにされていないのではないか。さらに言えば、この選定委員会、3項目めに、必要な事項は全て規則で定めるというふうに、附属機関に関する重要事項全てを我々議会の関与が及ばない規則に全面的に白紙委任しているという極めて違法性の高い状態にあるのではないかという疑問があります。  以上、再質問します。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) 最初の規則でございますが、平成29年10月30日に改正しておりまして、そこで、委員数5名から7名に変更しております。  施行日が平成30年6月18日です。その次に改正してございます。  次の学識でございますが、議員のおっしゃられましたとおり、ちょっとあやふやなところといいますか、ありますけど、大学教授であるとか、司法書士であるとかにつきましては、この指定管理以外にもいろんな分野で学識といいますか、知識があって、いろんな分野でご意見をいただけるのではないかというところで、ほかは大体、観光関係に精通しているかたなんですが、それ以外に学識ということで、司法書士と大学の助教を入れさせていただいたということでございます。  あとは業績ですが、ちょっと数字、申し訳ありません、持っておりませんが、ドラムの里始まったときは、かなりの売上げがあった、それから徐々に落ちてきているというふうに記憶しております。近年は横ばい状態だというように記憶しております。  続きまして、選定委員会の根拠でございますが、これにつきましては、昨年10月に行いました条例の一部改正のときに、選定委員会の設置について、独自の条例を作るかどうか、審査委員会のほうでも議論はいたしました。先ほど言いました16条第2項の括弧書きに、これは地方自治法ですが、法第138条の4第3項の規定に基づきとしております。この規定の中では、法律又は条例の定めるところにより、執行機関の附属機関として、自治紛争処理委員、審査会、審議会、調査会、その他の調停、審査、諮問又は調査のための機関を置くことができるとしているため、この括弧書きの中をもちまして、この条例に基づき、ドラムの里指定管理者選定委員会が地方自治法に基づく審議会として設置しているものと理解はしてございます。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 私のほうからは、選定委員会の意見をうのみにしたのかというご質問でございましたので、確かにうのみではなかったと、私も意見をその中で述べさせていただきましたけれども、非公式にですけれども。実はあの指定管理者は一体であるべきだというふうに当初は思っておりました。そういった中で、やっぱりドラムの里と観光協会を分けたほうがいいのではないかと、委員の意見に従いましたけれども、そういった中で、なぜそうなったかといいますと、実際に皆さん、ご承知のように、観光協会には非常に私どもの観光に力を入れていただいたものと思っております。しかしながら、あそこの一体的な管理を観光協会だけでできるのかどうか。当然、監査委員ですので、できるかできないかは承知していると思いますけれども。その中で、最初から委員会のほうでは、委員の方々から二つに分けたほうがいいだろうというふうな話がございまして、観光情報館やらあそこを全部外すというような気持ちは私は持っておりませんで、これだけ実績のある観光協会に全部を取り上げるというか、変な言いかたですけど、これはまずいだろうと。そういった中で、観光協会に今後もますます私どもの観光行政をお手伝いいただき担っていただくために、あえてこういった制度にしてお願いしているところでございます。  だから、そういった中で、先ほど観光客も伸びているというお話がございまして、私どもの町の一般財源から指定管理者制度をすることによって、町の経費が幾らかでも少なくなるというのが指定管理者の目的でございまして、そういった中で、今までは、例えばタイから来るいろいろな観光施策、ドラムの里の誘致というものは、近隣のいろんな方々と、また観光協会、私ども職員で観光客を集めていたというようなこともございまして、そういった中で、観光協会には申し訳ないんですけれども、今までの観光協会の姿勢といいますか、なかなか新たな施策を、有利な施策を打っていただけなかったということで、今回も指定管理者に観光協会も当然手を挙げるものと実は思っておりました。しかしながら、今回、そういったことになりまして、手挙げがゆめ牧場しかなかったということで、非常に残念には思っております。そういうことで、うのみにしたということはちょっと違うかなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 確かに、諮問機関の答申を受けて、決定は町長ですので、うのみにしなくても、そのとおりに決定したといっても、意思は町長にあるのは十分わかっておりますけども。  今回、観光協会が手を挙げなかった、もちろんそのとおり、町長おっしゃるとおり、観光協会にそれだけの力量がありませんから。ただ、私が申し上げているのは、その前提として、指定管理区分のところを私は疑問に思っているということでこれをお尋ねしたんですけれども、3回目なので、何点か言いますけども。確かに学識経験者というのは、極めて曖昧なところでございますが、観光行政に通暁しているかたが委員として委嘱されているのは、これは当然のことでございますけれども、果たして学識があるからといって、全く関係のないかたが栄町の観光行政やなんかに入っているのはどうなのか。本当にその学識というのが栄町の文化とか、まちづくり構想とか、そういうものに関連しての学識経験者であればと思っていて、ここで私はあえてクエスチョンマークを出させていただきました。  それと、これは感想ですけれども、観光協会のほうが広場の清掃がしっかりしていた、これはやはり利益を追求する企業には、ちょっとそれは難しいことだというふうに考えます。  本当に問題になっているのは、最後の法的根拠の話ですけれども、先ほどのご説明で、当然、この地方自治法の第138条の4の3項目をお示しになるとは思っていましたが、これ読みます、もう1回ゆっくり読みますよ。普通地方公共団体は、法律又は条例の定めるところにより、執行機関の附属機関として、自治紛争処理何とかかんとか、審議会、委員会、その他の調停、審査、諮問又は調査のための機関を置くことができる。法律又は条例の定めるところにより置くことができると書いてあるだけなんです。この法138条の4の言っていることは、この選定委員会を法的に担保することを言ってないんです。条例によって置くことができますよと書いてあるんです。この委員会の存在を担保するのは、あくまでも条例ではないですかと私は申し上げています。これ最後の質問です。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) ただいま選定委員会の条例の関係でございますけれども、こちらにつきましては、総務課が条例を審査する立場でお答えをさせていただきますと、こちらの括弧書きの中で、法に基づき設置するものという規定をさせていただいたものと、その3項で言っている規則への委任、こちらについては連動するものと考えておりまして、現状におきましては、この条項で何ら法的根拠を逸脱するものではないというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 最初に発言したほうがやりやすかったんですが、松島議員の大変奥の深い質問の後で恐縮ですが、私は、率直にこの議案第9号については、これから栄町が大きく成長していく意味でも、ドラムの里を町の名所として活かしていくためにも、何とかこういう町の力というか、同じ指定にするにも、町とのかかわりあいの深い形でできなかったのかというのは前々から思っておりました。とりわけ、全国、県内、いろいろ観光名所ありますけれども、そういう前の指定管理者も地縁、いわれのあるその自治体とつながりのある、まちおこしに大きく引き合えるような、相乗効果をあらわせるようなかたが指定管理者になっている例が多いと思います。今回は、引き続き秋葉牧場、秋葉牧場がいいとか悪いとかじゃないので、その辺はぜひ誤解していただきたくないんですが。この指定管理者制度について、何とか商工会や町の商店、商工会は商店ですから、そういう団体とか、いろんな意味で、この指定管理者を成功させる、房総のむらを本当に本来の町とのつながりの大きな拠点としていくという意味で、この指定管理者については、ずっとそういう構想とか研究、こういうところに任せたいとか、また、観光協会を大きく育てていって担ってもらうとかという、そういう努力をされてきたのかどうかを確認させてください。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 戸田議員のおっしゃるように、本来ならばやっぱり町の人たちにやってほしいんですよ。しかし、農協も観光協会もだめ、商工会もだめというような、事前に前回のときにお話をいたしました。けれども、誰もやっていただけなかったということでございました。観光協会も育てろというお話がございまして、私どもの考えかたとしては、観光協会も初めからその指定管理者制度の中で一部をやってまいりましたけれども、その中でいかに努力をしていたかどうかという部分も、観光協会に任してもいいのかどうか。観光協会も手を挙げれば、当然その中での審査の対象になりましたけれども、いずれにいたしましても、観光協会は私どもの目玉でございますので、そういった中で、今後の指定管理者のあり方についても、観光協会が力をつけて、次の機会にはぜひねらっていただきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 当然、そういうご答弁がされることはわかっておりましたし、努力されたことはわかっております。しかし、本来なら、その筋でいけたらよかったと思っております。当局も町長はじめ関係課の職員の皆さんも思っておられると思いますが、私自身もそう思っておりました。  しかし、そういう中で手を挙げてくださったかたがほかにはいなかったということですから、その熱意、その手を挙げられたかたの秋葉牧場の熱意は、しっかりこれから私たち汲んで、ともにこれを一緒に育てていくというか、盛り上げていくという立場にかえていきたいと思うんですけれども。ただ、一つ、例えば、いろいろ秋葉牧場が行っている食の文化館とかのそういう要望については、いろいろご意見を担当課で伺っていると思うんですが、そういう改善等について、これ指定管理者でありながら、経営者、レストランの経営もされていますから、そういうお客様のニーズに応えられるような、そういう分野にも町としてもっとしっかりと利用者の意向を伝えていただけることを確認したいと思います。 ○議長(大野 博君) 岡田町長。 ○町長(岡田正市君) 当然、私も、メニューはちょっと気にいっておりませんで、ちょっと高めでございますので、こういった部分は、やっぱり栄町の町民、また、近隣の観光客に合った、ニーズに合った食、あるいは特色のある食を提供するように、担当課から今後は指導したいというふうに考えております。 ○議長(大野 博君) 戸田君、よろしいですか。  ほかに質疑ございますか。野田君。 ○10番(野田泰博君) 今、秋葉牧場というところが管理者になっておりますけども、この中に、以前やられていた観光協会のとき、例えば、理事というのがいらっしゃると思いますけども、今、秋葉牧場のほうの何人か理事はそろっていられるんですか。いるんですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) 秋葉牧場のほうは、ドラムの里、専任というまではいかないんですが、そこの責任者としてのかたはいらっしゃいまして、そこにドラムの里にいるかたもいるし、それ以外にいろんなことを見ていただいている。我々の会議にも出てきていただいている責任者のかたがいらっしゃいます。 ○議長(大野 博君) 野田君。 ○10番(野田泰博君) その責任者というのは、たった1人ですか。それで、あとは秋葉牧場の会社としての理事がいらっしゃるということで理解してよろしいですね。  それと、もう一つ、以前、観光協会がやっておられたときの理事というのもいらっしゃいますよね、いましたよね、過去。そういう人たちは、やはり理事の仕事としての中身をちゃんとやっていられたと思うんですが、どういうかたがいらっしゃったんですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) すみません、秋葉牧場について、理事というかたはいらっしゃらないと思うんですが。例えば、交渉の担当部長であるとか、そういうかたはいらっしゃいます。観光協会につきましては、理事長がいて、理事のかたが3名ほどですかね、いらっしゃいまして、監事がいて、あと会員というふうな組織だと記憶しております。 ○議長(大野 博君) 野田君。 ○10番(野田泰博君) そうすると、今のやり方と過去のやり方はもう全く違ってる、過去は観光協会というかたで一所懸命やられて、それで、その中に理事もいらっしゃったということですね。その理事の中には議員がいたんですか。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) 協会理事、松島議員が以前いらっしゃいました。あとは議長もそうでした。 ○議長(大野 博君) ほかに質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。松島君。 ○8番(松島一夫君) 8番、松島でございます。  反対の立場での討論でございます。  まず、私が、先ほどの質疑でもおわかりのとおり、一番問題にしているのは、今のこのような区分になって、情報館とそれ以外の施設に分離した、その分離、管理区分の変更というものに非常に疑問を持っているからでございます。今の指定管理区分になって、これに応募したのは秋葉牧場だけでした。観光協会は応募できませんでした。当然、それだけの力量はございません。このように力量はございませんと私が言うべきではないでしょうけども、力量はないと思っています。ただ、指定管理区分をそうしたから観光協会が参入されなかった。なぜそうしたのかという疑問でございます。  先ほど質疑の中で、ドラムの里指定管理者選定委員会の設置に関して、法的に不備なのではないかということを何度か申し上げました。短いやりとりだったので、なかなかご理解いただけないと思います。総務課長は、胸を張って、何ら問題はないとおっしゃいましたが、法務当局のトップがそういうんだから、そうなのかもしれませんけれども、もう少しこの件に、恐れ入りますが、おつき合いいただきたいと思います。  まず、ドラムの里の設置及び管理に関する条例第16条第2項、これは町長がドラムの里の指定管理者として最も適当と認める者の選定にあたっては、ドラムの里指定管理者選定委員会の意見を聴くものとしています。そして、選定委員会の組織、所掌事務、その他運営に関して必要な事項は規則で定めるとしています。このドラムの里の設管条例に出てくる指定管理者については、これでございます。  さて、この第2項によりますと、ドラムの里の指定管理者選定委員会は、先ほど説明がありましたとおり、地方自治法第138条の4第3項に基づき設置されていると言われました。  その地方自治法のその条文を読んでみますと、普通地方公共団体は、法律又は条例の定めるところにより、執行機関の附属機関として、自治紛争処理委員、審査会、審議会、調査会、その他調停、審査、諮問又は調査のための機関を置くことができると。ただし、政令で定める執行機関については、この限りではないと、このように書かれています。もう一度言います。法律又は条例の定めるところにより機関を置くことができると書いてあるだけです。つまり、ドラムの里指定管理者選定委員会は、普通地方公共団体がこれを設置する場合、全て条例によらなければならない附属機関なのです。設置の根拠はあくまでも条例であって、地方自治法138条の4ではございません。この条例では、先ほども言いました、この審査会に係る規定はここだけです。ここでは、審査会の意見を聴くという選定に関する手続を決めてあるだけです。ドラムの里の指定管理者選定委員会を設置するとは書いてないんです。附属機関条例主義というのがございます。附属機関は全て条例によって設置しなければならないのです。先ほども言いましたとおり、指定委員会の担当事務、構成、その他については、全てドラムの里指定管理者選定委員会に関する規則で規定されています。規則に白紙委任です。条例で決めずに規則で決めているということができるのではないですか。この附属機関の設置の条例は、いろいろな設置の仕方があります。個々の附属機関ごとに設けてもいいし、例えば、附属機関設置条例、一括して全ての附属機関を一本の条例で作ることもできます。ただ、このドラムの里指定管理者選定委員会だけはどっちにも規定されてないんです。  例えば、この条例のように、設置及び管理に関する条例の中に、この委員会の設置の根拠を、要は附属機関の設置の根拠をその中に溶け込ませちゃっている条例もあります。幾つか調べてみましたら、京田辺市立社会福祉センターの設置及び管理に関する条例、これには、指定管理者の候補の選定を行うために京田辺市社会福祉センター指定管理者選定委員会を置くと、この設置及び管理に関する条例の中に入っています。また、熊本県の農産物直売場等の設置及び管理に関する条例、ここの25条にも、町に錦町農産物直売所等指定管理者選定委員会を置くと書いてあるんです、置くと書いてあるんです。  だけど、この条例のどこを見ても、置くと書いてない。初めからドラムの里指定管理者選定委員会という組織がどこかにあって、ただ、その意見を聴くんですよとしか書いてないんです。これ極めて法的な不備だと私は思うんです。本当ですか、総務課長、本当にこれでいいんですか。自信を持っておっしゃいましたけども。  大分以前ですけども、話がちょっとそれますけども、学校統合に関する委員会がございまして、これも条例で決めてなくて委員会の設置を規則で決めていました。私が議会で、規則で設置された委員会の委員に対して報酬を支払うのは違法ではないですかと申し上げたことがあります。そのとき、当時の長﨑総務課長は、即座に申し訳ありませんとおっしゃいました。違法でございました。ただ、今まで払った報酬は返還する必要はありませんよと申し上げましたけれども、規則で決めた委員会に報酬を払うのは違法なんです。そのとき、長﨑総務課長は、全ての附属機関を見直しますとおっしゃった。それで、附属機関条例主義が徹底されたと思っていましたが、この条例はそうではないと私は思います。  いろいろな識者の意見もこれについては聞きました。法的な間違いだというようなことを、本当に自分の思いつき、自分の知識だけで本会議の場で発表していいのかというふうな危惧もございましたので、知り合いの弁護士にも聞きましたし、これはやっぱり違法状態でしょうというのが全てのかたの結論でございました。もう一度、この件については、法務当局に検討をお願いしなければならないと思います。法的に不備な委員会の答申を受けたからといって、私はこの議案は無効だというつもりはございません。当然、最終決定は町長でございますので、委員会があろうがなかろうが、ただ意見を聴いただけですよで済みますので、本議案は無効だとは思いませんが、根拠となった答申を出した委員会の設置根拠が違法ではないのかという危惧を今、表明したわけでございます。  長い時間をかけてすみません。本題へ入ります。  先ほど来、出ておりますけど、栄町観光協会、これは藤江町長の時代でした。藤江町長は、「水と緑の田園観光都市」という構想を持っていらっしゃいました。そのときに、栄町商工会、安食中央商店会、安食台商店会、矢口工業団地連絡協議会、さらには青少年相談員連絡協議会、栄町子ども会連絡会など、さまざまな団体の代表者によって準備委員会を設立して、1年猶予の議論を経て発足した団体でございます。初代の会長は、栄町体育協会会長などを歴任した秋山三代司氏でございました。  以来、リバーサイドフェスティバルの前身でありますふれあい夏祭りの運営をはじめ、フラワーアンドクリーンさかえ運動やさくらの会の協力を得て、さくらの森事業など、栄町の活性化や観光美化などの事業に微力ながらも積極的に取り組んできたと思っています。そして、その事業資金のほとんどは、会員による会費、また寄附によるものでございまして、とりわけ夏祭りの花火の打上げ式には、会員総出で、戸別訪問による寄附によって賄われてまいりました。しかし、景気の低迷など時代の趨勢も相まって、会員の中から、なぜ会費を払ってまでボランティア活動をしなければならないのというふうな当然のような声も聞かれ始めて、会員が徐々に減少してまいりました。現在、30名ほどだというふうに聞いております。  次に、大野眞町長の時代、千葉県立房総のむらの隣接地に現在のドラムの里、これは我が町の農業振興と来訪客の利便性向上、観光文化情報発信の拠点として、このドラムの里がオープンしました。そこには、レストラン、農産物直売所等を備えた施設、この施設の基本理念は地産地消でありました。それで、その運営は栄町観光協会に委ねられたわけでございます。  西印旛農協の直売組合が主体となったその農産物直売所は、近隣に商店などもないことから、竜角寺台の方々とか、多くのお客様を集めて好調でございましたけども、レストランは、先ほど申しました地産地消という理念がございまして、食材とか、メニューとか、これかなり制約されてまいりました。観光協会という半ば素人のような集団の経営でございましたので、かなり厳しい経営が続いて、この間、多くの方々から物心両面にわたる温かいご支援をいただいたというふうに聞いておりますが、やはりついに継続を断念するに至ったことでございます。この間に交流館の中にコスプレの館がオープンして、その運営も観光協会に委託されることになりました。これは全くの新規事業でございまして、模範とするようなノウハウもなし、これもやっぱり制限がございまして、プリキュアはだめなんです。やはり日本文化に根差したコスプレでございますので。模範とするノウハウが全くなくて、まさに暗中模索、五里霧中といった運営をなさったようでございます。  それで、いろいろ試行錯誤しまして、徐々にではありますが、やっと少しずつ軌道に乗り始めて、本年4月に新しいコスプレの館がオープンし、先ほどの答弁にもありました。売上げも上昇し、やっと経営改善の兆しが見えて、観光協会の自立と本来的な事業の基金獲得への道が開けつつあるように思えたわけですが。それで、こういった状況の中で、コスプレの館までも含めた一括管理を秋葉牧場というかたに委ねざるを得なくなったというのが得心がいかないところでございます。  長くなってごめんなさい、もう少しです。ドラムの里の指定管理者選定委員会の議事録を拝見いたしました。要点筆記でございまして、ちょっと真意を読み取れない、要領を得ない部分もありましたけれども、この議論を見ますと、やはり経済的合理主義一辺倒でございます。言うなれば、ふるさと再生ですとか、ふるさと創生ですとか、まちおこしですとか、そういった観点がかなり欠落している。当初から、そして、観光案内所を除く一括管理の結論ありきのような議論がなされたような印象です。  第1回目の会議ですよ。ある委員から、ゆめ牧場はコスプレの館の管理をやる気があるのか聞いてみたらどうだと。やる気があるのならば1社管理でよいというふうな発言が出ています。何度も申し上げます。1回目の会議です。この1回目の会議というのは、指定管理機関とか、管理区分とか、応募資格とか、そういったものを話し合った会議です。この時点で既にゆめ牧場という名前が出てきているのが非常に不思議です。
     先ほど委員会の構成についてお尋ねしました。いろいろ観光の専門家のかたも入っていらっしゃると思いますけども。そもそもこの委員会の会長であります大学のスポーツの先生はじめ委員さんがた、今まで私が申し述べてきたような経緯、栄町の観光協会の歩み、そのようなものを本当にご存じの上でこのような議論をなされたのかどうなのか、甚だ疑問でございます。コスプレの館を新築したときは、先ほども申しました、観光案内所、穴をあけて連絡通路を作りました。私は、当初は、コスプレの館と観光案内所と一体的に運営されるべきものだと、計画されていたと思います。だけど、今回の指定管理区分です。この区分は観光協会が自立するための貴重な資金源となり得る可能性を持ったコスプレの館の運営を町外の企業に委ね、観光協会を排除する論理ではないか、こう思わざるを得ないんです。貴重な財源を使って、私もいろいろ申し上げましたけれども、紆余曲折を経て完成にこぎつけたコスプレの館を町外の企業に本当にこんなに簡単に進呈してしまっていいのだろうかという疑問です。確かに本当に栄町観光協会の経営力というのは、秋葉牧場に及ぶべくもありません。力量不足は認めざるを得ません。しかし、今まで申し述べてきたような観光協会の歴史と貢献とに思いをいたすときに、失礼な言い方ですけども、あまりにも冷たい仕打ちではないのかと思います。  先ほど議論されました新しい基本構想、地域資源を生かした観光の振興を推進しますとうたわれています。さらに、元気な町は、町民、地域、各種団体、NPO、民間企業、行政など、あらゆる活動主体がそれぞれの強みを生かし、互いに助け合い、みんなで作ることが必要ですと示されています。この理念を本当に実現するために栄町観光協会の存在は必要不可欠なものだと思います。町長もそれは否定はなさいませんでした。その観光協会を経済的合理主義によって排除するのではなくて、むしろその自立と活性化とに向けて支援していこうとするのが私は血の通った思いやりのある行政というものだと思います。私は基本構想にもろ手を挙げて賛成しました。すばらしい構想だと思います。だからこそ、その構想の理念とあまりにもかけ離れ過ぎた本議案には反対せざるを得ないんです。  長くなりました。以上で反対討論を終わります。ありがとうございます。 ○議長(大野 博君) ほかに討論ございませんか。野田君。 ○10番(野田泰博君) 10番議員、野田泰博です。本案に賛成の立場で討論いたします。  この、今、松島議員が反対していろいろと言われた、だから反対だと言われたその部分でございますが、実を言うと、これをもう少し前に聞きたかった。松島議員には、3回、それを言うチャンスがございました。  一つ目は、町長が、これからの4年間をこういうふうにやっていくんだといういろいろと話したときに案が出てきました。あれ第3次、第4次ですか、第5次でしたっけ、選挙前にちゃんと作り、去年の末に作り上げて、町長が構想を練ったときです。コスプレの館、風土記の丘、ここを国際観光の拠点にする、そのためのコスプレの館。そして、それに異を唱えて、新しい町長を立てようとした松島議員、これはそういうものに全部否定した形で出てきました。  それから、もう一つ、この6月ですか、7月ですか、1,000人のタイのかたたちをここに呼んできた。これどこが呼んだんですか。ちゃんと今までやって、観光協会が呼んできたんですか。それは役場の職員たちがいろいろと回って、ホテルとかなんとか回って、そこで呼んできた1,000人じゃないですか。  それと、もう一つ、最後に、これをもし本当に反対であると言うのならば、ちょっとさかのぼりますけども、この観光拠点というか、そういうものを作るといった案が出てきたときに、今までの条例とか、決まりとか、規約とかなんとかいうことは、松島議員が、はっきり言ってそこの理事であったときに、むしろそういうものを指摘する、しかも彼は監査でございます。監査の立場で、そういうところまできちんと見ていって、指摘しなければならない立場なんです。それを今ここで、この案が出てきたときに、それをもって反対するというのは、まさにどこでどう狂ったのか、もう、立場がまるで時間的な時空が狂った反対討論だと思って聞いております。今、ここは国際観光を目指すという、この町一体の進め方をしているところでございます。それに国際的にやっていくんだということで、結局、名乗りを挙げたのが秋葉牧場だけでした、残念ながら。そこに託してやっていく。いろいろ条例はこうだ、あれはどうだこうだといって、これは町長が決めていくことです。先ほども松島議員が言われたように、町長が決めていくこと、最終的には。これは法律違反だから決めちゃいかんというようなものではないものでございます。  したがって、私は、このままこれを賛否をとって進めていくと、私は賛成の立場で、皆さんの今ごろこんな話が出てきて、しかも、監査であって、それを言うチャンスはどこにでもあったと、今まで。8年も監査をやっているんですからね。それを全然そういう細かいことまで出てこない。監査は―(削除)―、違います、監査はその町の方針に沿って、その金がちゃんと使われているかどうか、方針に沿ってですよ。だから、そういう意味では、監査は―(削除)―ではございません。監査をやられたかたはわかると思いますが、ぜひそのことを考えながらも、この案は私たちがこれから観光拠点にするためにすごく必要なものなので、それを言葉に代えて、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大野 博君) ほかに討論ございませんか。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 議案第9号に対し、今議会では、大変けんけんがくがく、また、本当にそれを精査する必要があるのかなと思うような議論が活発に出されました。もし、私は賛成とか反対の前に、これだけ論議が活発になって、ここで採決を採ることは、後々、町当局にとっても。  〔発言する者あり〕 ○12番(戸田栄子君) ああそうですか。ですから、一旦これは取り下げて保留に、討論ですからね、反対か賛成かどっちかになるんでしょうが、気持ちとしてはこれをとりあえず今日、閉会にして、再度、この議案についてもう少し煮詰めた話し合い、それから法的に問題があるのでしたらこれを精査する必要があると思っております。それが不可能であれば、あえて私は反対の討論とさせていただきます。  それは、まず第1には、今申し上げましたように、これだけの疑義が出ている中で、採決をとることが本当に妥当なのかどうかが1点。  それから、当初、質問の中でも申し上げましたが、できれば、地元の観光協会並びに商店のかたで組合、この事業に対する共同体を作って、ひとつ町の活性化に、房総のむらの発展のために頑張るかというかたたちが出てきてくださることを願っておりますが、残念ながら応募がなかったというこのことは一体、この町の産業はどうなっているのか、まちづくりはどうなっているのかと大変寂しい思いをいたしました。しかし、あえてこの議案に対して賛成か反対かと言われれば、私は、できれば一旦これを白紙に戻して、反対し、やり直していただきたい気持ちでおりますので、賛成することはできません。  その第1は、やはりこれまでこの房総のむらの発展については、栄町の生活改善クラブで、当初、あの食堂、レストランは第1回の経営を担いました。当時は本当に日本の風土、栄町の食材を使い、町の発展につながるようなメニューで大変すばらしいものでした。お昼時は行列を作り、お皿が足りなくなって、担当の職員が2人、当時房総のむらには配置されていましたが、お昼時はその職員2人がもう洗い場に来て、手伝って、食器をどんどん出さなければ、食器が盛れないぐらい大盛況だったんですね。当時のデータも全部あると思いますが、そういう時代を経てきた房総のむらの食の文化館が現在、大変売上げが下がって寂しい状況だと、それは房総のむらにふさわしくないメニューだけではなく、いろいろ経営上の問題があるのではないかと思っております。できれば、あの時代の食の文化館に発展することが本当にできないのかどうか、歴史があるんだから。当初、最初からの原点は、それで大成功してきたんだという、この輝かしい歴史を私はその房総のむらにおいて忘れてはならないし、また、復活できるチャンスを努力すべきだと思います。そういう意味では、ここで、これまでの問題を抱えて、即議案第9号を採決することは、将来に悔いを残すのではないかと思っております。まず、これを取り下げるべくことに私は意見を申し上げ、第9号議案については反対です。 ○議長(大野 博君) ほかに討論ございませんか。 ○8番(松島一夫君) 議長、発言を許してください。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 恐れ入ります。8番、松島です。  ただいまの野田議員の反対討論の中で、監査委員を侮蔑するかのような文言がございました。  〔「賛成討論だよ。」という声あり〕 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 松島に対する反対討論と私は聞きました。監査委員に対する侮辱発言がございました。監査委員は―(削除)―をしていると言わんばかりの発言がございましたので、謝罪と、議事録からの削除を要求します。 ○議長(大野 博君) 野田君。 ○10番(野田泰博君) 私は、この言葉は、松島議員から聞いた言葉でございます。以前、監査委員は何もできない、ただ監査委員は―(削除)―してればいいんだよと。そうじゃないでしょう。私は、印西地区環境整備事業組合でも監査やっているんですけれども、印西地区環境整備事業組合のちゃんとスケジュールに則った金の入りがあるかどうか、出るものがあるのかどうか、そのちゃんとスケジュールに則ったものであるかどうか、そのスケジュールが何から出てきたか、どういう形で出てきたかというのをやらなきゃいけないんだよという話をしたことがあります。だから、―(削除)―というの、私は松島議員から聞いたことであります。この言葉は残しておいてください。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 言った言わないは終わりにしますけれども。私は、監査について問われたときに、監査委員は目の前に出された伝票の事実しか確認できないので、この監査の場に出ないことについては、監査の場で言及できないんだということを申し上げたんです。全て監査委員は、何でも見られるんだよと、例月出納検査のときに出てきた伝票以外の資料を全部出せというようなことはしないのだということを申し上げたのを、ああいうふうに曲解なされたわけです。もう終わりにします。議事録からの削除は求めます。そうでしょう、総務課長、監査委員事務局長。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) ただいま監査委員の申されたとおりでございます。 ○議長(大野 博君) ただいまの件に対しましては、後で調査の上、報告をいたします。それでよろしいですか。  〔「了解です。」という声あり〕 ○議長(大野 博君) ほかに討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第9号を採決いたします。  議案第9号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立多数。よって、議案第9号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。  ここで、10分間の休憩とし、3時10分まで休憩といたします。                                午後 2時57分 休憩    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                午後 3時10分 再開 ○議長(大野 博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第10号 ○議長(大野 博君) 日程第11、議案第10号、指定管理者の指定についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、大野信正君の退場を求めます。  〔4番 大野 信正君退場〕 ○議長(大野 博君) 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  質疑ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 質疑なしと認めます。  これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第10号を採決いたします。  議案第10号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立多数。よって、議案第10号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。  大野信正君の入場を許します。  〔4番 大野 信正君入場〕    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第11号 ○議長(大野 博君) 日程第12、議案第11号、平成30年度栄町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。  歳入より、款を追って質疑を行います。  12ページ、1款町税について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 10款地方交付税について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 12款分担金及び負担金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 13ページ、14款国庫支出金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 15款県支出金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 16款財産収入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 13ページから14ページ、18款繰入金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 14ページ、20款諸収入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 21款町債について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、歳出に移ります。  15ページ、1款議会費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 15ページから17ページ、2款総務費について。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 15ページの総務費で人材育成費29万円、人材育成事業費というこの事業のこれは29万円、金額的には30万円弱ですけど、どういう事業でしょうか。ちょっと教えてください。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長
    ○参事兼総務課長(古川正彦君) こちらにつきましては、職員の採用試験に要する経費でございます。  以上です。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 18ページから19ページ、3款民生費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 19ページ、4款衛生費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 19ページから20ページ、5款農林水産業費について。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 20ページの農林水産業費、農業振興費、これ3,777万円で、これ金額、負担金が大変多いのでね。ただ、事業としては、負担金や補助金の交付金ですが、金額が多いので、少し内容を膨らませて教えてください。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) これは、農地中間管理事業補助金ということで、例えば、農地をやめてしまうかたとか規模を縮小するかたが、一旦農地中間管理機構というところにその土地を預けて、そこから規模を拡大したい人とか、あとは農家に貸し出すという制度でございます。その制度を活用すると協力金が支払われるというふうな制度でございまして、これは県から出る100%の事業でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) そうしますと、今まで農業をしていたけど、後継者がいなくなったとか、どうしても農業を続けられない条件というか、そういうふうになってしまったかたとかが手放した農地ですか。  それから、そうすると、栄町で一応、補正予算で3,777万円載っているということは、そういう事業があるということで、もう少し内容をお願いします。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) この制度は、国が農地をできるだけ集約をして、農地を集めたりして、これから拡大をしていこうとしている方々に、そういう農地を集約することによって、やりやすいようにしようとかというような制度でございまして、大きく二つございます。農地を貸したかた、もう農家をやめて農地を貸しちゃおうというかたについては、その面積に応じて、例えば、1ヘクタール以上お持ちのかたで、もう全部やめちゃうよというかたには50万円を出すとか。この農地の集積については、地区でやっているんです、例えば、請方土地改良区であるとか、幾つかの地区があります。その地区でまとめてこういう事業をやっていますので、ある程度、面積がまとまれば、その地区にも県のほうからお金が出るというふうなことでございまして、その地区は、そのお金を土地改良の排水機場を直したり、いろんなところに使えるというふうな制度でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 内容はわかりました。それで、実際には、これは金額だけしか出てないんですけれども、その対象するかたが何世帯ぐらいあって、手放したというのは、いろいろ後継者問題とか、体調、もう農業を続けられないとか、事情があるのかどうか。それと、これは県ですか、国の事業ですか。県とおっしゃいましたよね、県ですよね。じゃあその対象世帯というのは、今おっしゃらなかったので、どのぐらいこの補正の中ではあったんですか、何農家ぐらい。 ○議長(大野 博君) 奥野産業課長。 ○産業課長(奥野陽一君) まず、先ほど私が言いました地区ですが、どのぐらいの地区でやっているかは、5地区でございます。酒直、須賀新田、請方、押付、酒直南部、五つの地区でこれに取り組んでおります。  経営転換協力金というのが支給されたのは107件となっております。  以上です。 ○議長(大野 博君) 20ページ、6款商工費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 20ページから21ページ、7款土木費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 22ページから23ページ、8款消防費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 23ページから25ページ、9款教育費について。野田君。 ○10番(野田泰博君) 教育費の中で、2目の事務局費、ここに学校管理運営事業として、その下に工事負担費の公衆無線LAN環境整備とありますけども、これどこの場所ですか。学校というと、幾つかあると思いますけども、これどこの場所にこの無線LAN。それで、あとどんな形の無線LAN。例えば、携帯電話だけ使えるとか、テレビがいくとか、ラジオがいくとか、そういうふうな意味での無線LANをつけるのか、携帯電話だけなのか、ちょっと教えてください。どのような感じでやられるのか。 ○議長(大野 博君) 池田教育総務課長。 ○参事兼教育総務課長(池田 誠君) それでは、お答えいたします。  この事業につきましては、各学校、校舎、体育館が災害時の避難所になっておりますので、全ての小学校、あと中学校につくようになります。これにつきましては、一応、携帯電話等で災害時に情報を仕入れるために使えるというような形になっております。  通常時につきましては、学校のほうで、ご存じのように、平成32年度からタブレットパソコン等が入ってまいります。それにも使えるようにということで、今回、設置するようになっております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 野田君。 ○10番(野田泰博君) これは多分違うと思いますけども、全ての小・中学校ということは、体育館とか何かも入ってくると思うんです。それも含めての、例えば、小学校、中学校、今、避難場所になりますけども、場所は限られているのではないかと。だから、現在、生きている学校の体育館とかなんとかというのもそれ全部こういうのが入ってくるわけですか。学校教室だけじゃなくて。 ○議長(大野 博君) 池田教育総務課長。 ○参事兼教育総務課長(池田 誠君) そのとおりでございます。体育館もつきますし、駐車場等が各学校、安食小学校で言いますと、安食小学校の体育館の前に駐車場があるんですが、そういうところにも飛ぶようになっております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 教育費で、この前、初日に概要説明のとき、多少ご報告いただいたんですけど、ここに町民プールの改修、町民プール備品用品ですか、プールフロア237万円あるんですけれども、これは町民プールの後は大改修工事ですか、この内容について、今、学校でプールがなくなっている、安食小なんかもそうですけど、プールのない学校があって、やはりこの町民プール、このプールを利用することになると思うので、どういう改修工事を行って、これによって、いわゆる収納力というでしょうかね、子どもの受け入れとかの、それは完全になっていくのか。内容について、金額的には238万円、備品ですか、これは。改修工事についてはどうなっているか、関連で。ちょっともし報告があって、私がうっかり記憶違いでしたら、お許しください。 ○議長(大野 博君) 早野生涯学習課長。 ○生涯学習課長(早野 徹君) ただいまのご質問にお答えいたします。  町民プールは、竜角寺台にある町民プールでして、これまでの町民プールはコンクリート製でしたけれども、それをプールの水槽を変えるということです。船とかお風呂とかに使っている素材に変えるというところです。工事につきましては、現在進行中で、3月20日の完了工期で、現在、順調に進んでいるところです。  また、プールフロアにつきましては、平成28年度に小学校の低学年の子どもたちが水深が深くて、もぐっちゃうので、それを台をつけて高くする。それが平成28年度に半分購入したんですけど、もう半分購入するということで、今回、補正をさせていただきました。  以上です。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) そうしたら、半分もう作ってあって、残りの半分をこの補正で備品購入するんですね。それは、だから、金額的に237万円でできるのかなと思ったんですが、前に半分してあった、過去にしてあった、台ね。半分って、半分、その台に、工事ではない、購入か。だって、ここには町民プール大規模改修工事となっています。ああ、その下が237万円ね、備品購入ね。じゃあわかりました。半分ということですね。2分の1ね、はい、了解。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 8番、松島です。  早野生涯学習課長、なぜ補正で急にここに社会保険料というのがぽんと出てくるんですか。 ○議長(大野 博君) 早野生涯学習課長。 ○生涯学習課長(早野 徹君) 社会保険庁のほうから視察がありまして、これまで私どもの日々雇用は金額的にも役場の勤務ということで対象外だったんですが、平成29年に改正がありまして、役場の職員でも一定の金額、8万8,000円でしたかね、8万8,000円以上の日々雇用には、社会保険が適用されるということで、ふれあいプラザには11名の日々雇用がいるんですけど、そのうちの3人が該当になったということで、改めて保険料を盛らせていただいたということです。 ○議長(大野 博君) 松島君。 ○8番(松島一夫君) 調査による指摘ということですね。調査による指摘で社会保険に加入せざるを得なかったということだと思うんですが、これは全町的に、ふれプラだけ調査が入ったんじゃなく、全町的にやって、対象となったのはふれあいプラザだけということでよろしいですか。 ○議長(大野 博君) 古川総務課長。 ○参事兼総務課長(古川正彦君) 今のとおりでございます。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 25ページ、10款公債費について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 11款諸支出金について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて、質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第11号を採決いたします。  議案第11号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第11号、平成30年度栄町一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第12号 ○議長(大野 博君) 日程第13、議案第12号、平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、35ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、36ページ、歳出について。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) チェックしていたのが、コールセンターのところですけど、国保の滞納に対するコールセンターで滞納整理をやっていますよね。それについて聞きたいので、これは債務負担行為の部分でしか載ってなかったので、そこで関連して、もしこれでお答えいただけたらと思うんですけど。32ページで。コールセンターの委託、当然かかりますね。それが補正で690万円載っているんですね。690万円、コールセンターで委託して、国保の滞納整理をされている費用対効果を教えていただきたい。この補正予算書には載っていますので。費用対効果を教えていただきたいと思います。 ○議長(大野 博君) 金子住民課長。 ○住民課長(金子 治君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。  コールセンターの設置運営事業委託料の債務負担行為なんですが、こちらにつきましては、国保の分が690万円ということで、あと一般会計のほうでも1,140万円、それと、介護保険特別会計のほうでも120万円、それぞれ案分でしてあります。  それで、その費用対効果という点なんですが、これまで国保の場合ですと、滞納繰越分についてコールセンターのほうで電話、架電をしていただいて、それで、かなりの滞納した額が入っているということになりますので、具体的な数値はここには持ち合わせておりませんけれども、費用対効果は高いものと考えております。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) よろしいですか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第12号を採決いたします。  議案第12号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。
     〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第12号、平成30年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第13号 ○議長(大野 博君) 日程第14、議案第13号、平成30年度栄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、42ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、43ページ、歳出について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第13号を採決いたします。  議案第13号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第13号、平成30年度栄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第14号 ○議長(大野 博君) 日程第15、議案第14号、平成30年度栄町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、50ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、51ページ、歳出について。戸田君。 ○12番(戸田栄子君) 51ページで、歳出で保険給付費が計上されていますけども、当然、補正ですから、当初よりもこの支出が増えるということは必然的に起こることですけども、この補正の中で、5,437万円ですか、介護保険給付事業、負担金及び交付金で給付費が入っているんですが、この5,437万円の大まかな内容について説明をいただきたいと思います。 ○議長(大野 博君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) ただいまのご質問にお答えいたします。  まず、この保険給付費でございますが、総体的に見まして、当初の見込みと実績に対しまして、約4.4%ほど伸びております。  主な要因としましては、通所介護、デイサービス関係、また、通所リハビリテーション関係、また、福祉用具の貸与、例えば、介護ベッドとか、車椅子とか、そういう貸与の費用、また、訪問看護ですね、一般的にホームヘルパーの関係、この辺の部分が主に利用者の回数とか伸びた関係で、今回、補正予算を計上させていただきました。金額的につきましては、約5%を上乗せしたこの5,437万円を予算計上させていただきました。  以上でございます。 ○議長(大野 博君) 戸田君。 ○12番(戸田栄子君) ありがとうございます。少しですけど伸びているということで、減っていることを期待しますけど、これは制度があって、利用していただくということは、逆にそういうかたがいい環境の中で暮らしていけるわけですから制度としてあるということで評価したいと思いますが。それは、例えば、補正で組むということは当然、当初、介護度とか、いろいろこういうサービス、介護度の認定とかサービスを利用する中で、多少はこのぐらいの上乗せ、低くなることを望んでも、これは保険制度から見て、特別、栄町がこの補正の中で利用者が予想外に多かったという判断ではないということかどうかを確認させてください。 ○議長(大野 博君) 青木健康介護課長。 ○健康介護課長(青木茂雄君) ただいまのご質問にお答えします。  確かに予算編成をする段階で、前年度の実績、また、今後の高齢化率による介護認定率の伸び等も勘案して計算したのでございますが、今回、この9月の時点の半年分の伸び率を見まして、少し利用、介護給付の件数等が増えているという状況も踏まえまして、今回、増額補正させていただいております。 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第14号を採決いたします。  議案第14号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第14号、平成30年度栄町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第15号 ○議長(大野 博君) 日程第16、議案第15号、平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、61ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、62ページから63ページ、歳出について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第15号を採決いたします。  議案第15号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第15号、平成30年度栄町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎議案第16号 ○議長(大野 博君) 日程第17、議案第16号、平成30年度栄町矢口工業団地拡張事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  説明が終わっておりますので、直ちに歳入歳出ごとに質疑を行います。  初めに、72ページ、歳入について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 次に、73ページ、歳出について。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) これにて質疑を終わります。  これより、討論を行います。  討論ございませんか。  〔「なし」の声あり〕 ○議長(大野 博君) 討論なしと認めます。  これにて討論を終わります。  これより、議案第16号を採決いたします。  議案第16号を原案のとおり決定することに賛成のかたは起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(大野 博君) 起立全員。よって、議案第16号、平成30年度栄町矢口工業団地拡張事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◎閉  会 ○議長(大野 博君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日の会議を閉じます。  これをもって、平成30年第4回栄町議会定例会を閉会といたします。                                午後 3時37分 閉会
       ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  上記会議録を証するため下記署名いたします。  平成 年 月 日                 議  長    大 野   博                 署名議員    戸 田 栄 子                 署名議員    金 島 秀 夫...