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  1. 大網白里市議会 2021-06-08
    06月08日-02号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    令和 3年  第2回定例会     令和3年6月8日(火)◯議事日程(第2号) 第1 市政に対する一般質問-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1 市政に対する一般質問-----------------------------------     午前10時00分 開議 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり    岡田憲二議員 ○議長(北田宏彦議員) 開議に先立ち、ご報告申し上げます。 本日、岡田憲二議員から遅れるとの申出がありましたので、ご報告申し上げます。 おはようございます。 ただいまの出席議員数は17人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 市政に対する一般質問 ○議長(北田宏彦議員) 日程第1、市政に対する一般質問を議題といたします。 一般質問は、代表質問と個人質問を分けて行います。 はじめに代表質問を行います。自民、創政及び公明党から通告がありますので、順次これを許します。 はじめに、自民を代表し、中野 修議員の発言を許します。 中野 修議員。     (中野 修議員 発言席着席 拍手) ◆中野修議員 おはようございます。会派自民の中野 修でございます。よろしくお願いいたします。 早速、質問に入らせていただきます。 はじめに、新型コロナワクチン接種についてお伺いをいたします。 現在、緊急事態宣言が東京を含む10の都道府県に、千葉県には千葉市のほか東葛地域にまん延防止等重点措置が発令されており、感染者数は減ってはきているものの、まだまだ先の見えない状況が続いております。 国内では、従来型のウイルスから、感染力の高いとされるイギリス型などの変異ウイルスに置き換わる中、船橋市では、インド型の変異ウイルスの感染も確認されております。また、神戸では、イギリス型にインド型の変異が加わった新たなウイルスが初めて確認されております。また、海外では、ベトナムで、インド型とイギリス型の両方の特徴を持った変異ウイルスが見つかったと報道もありました。 ワクチンの接種が始まったわけでございますが、本市ではワクチンの接種について、3月9日の区長回覧をはじめ、5月の広報紙、また5月27日には特集号が発行され、案内されているわけでございますが、接種券及び予約案内の発送状況であるとか、接種の場所、医療従事者等から順に接種が開始された時期、また接種の状況等、改めまして、これまでのワクチン接種に関連した一連の流れについてご説明いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナワクチン接種の接種券につきましては、優先的に接種を行う65歳以上の高齢者約1万6,800人に対し、去る4月20日より年齢の高い方から順次発送し、5月6日に発送が終了したところでございます。 次に、ワクチン接種の状況につきましては、4月15日より市内の医療従事者への接種を開始し、そのうち予診及び接種に携わる医師や看護師につきましては5月17日に接種が終了したところでございます。その後に、市内の高齢者施設等への入所者及び従事者の接種を開始し、これまでに11施設、約1,200人に接種が完了してございます。 なお、医療従事者のうち、歯科医師及び薬剤師の方につきましても、6月11日におおむね完了する見込みでございます。 また、65歳以上の高齢者に対する接種につきましては、集団接種に加えて、山武郡市医師会の協力の下、市内医療機関による個別接種が可能となり、現在では大網病院をはじめとする市内16の医療機関で個別接種を実施しております。 集団接種につきましては、保健文化センター大網白里アリーナ及び農村環境改善センターに大網病院を追加し、4か所の会場を設け、今月12日から大網病院を皮切りに実施いたします。 集団接種の予約につきましては6月1日から予約が開始されておりますが、予約時の混雑を緩和するために、まずは80歳以上の方を対象に予約受付を開始したところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 中野 修議員。 ◆中野修議員 ありがとうございました。 いよいよ予約も始まって、高齢者の方々の接種が始まるようでございますが、5月の広報紙では、65歳未満の方に関しては、65歳以上の方の接種の進捗状況により、接種の時期をお知らせする予定ですということでございました。また、5月27日に出されました特集号では、予約の開始日は未定ですということになっております。 今、65歳未満の方々、基礎疾患を持っている方々も含めて、私も一番知りたいところは、いつ頃私たちのところに接種券が届くんだろうと。いつ頃になったら打てるんだろうということが、みんな知りたいところではないかと思います。 まだ始まったばかりで、正確にはお答えできないのかと思いますけれども、予約の状況等々を見まして、ある程度の時期がお答えいただけるのかなと思いまして、65歳未満の方々、接種券、また予約の案内の発送であるとか、予約開始の時期、いつ頃接種ができるのかという、そのへんの今後の流れについてどうなるのかお答えいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 本市では、国からの接種順位に基づき、65歳以上の高齢者の接種を7月末までに完了できるよう鋭意努力しております。したがいまして、65歳未満の方及び基礎疾患のある方の接種時期につきましては、65歳以上の方の接種がおおむね完了した時点からとなります。 また、65歳未満の方への接種券の発送時期につきましては、8月以降の接種を念頭に準備を進めているところでございますが、大規模接種会場の開設等により接種機会が拡大していることから、情報収集に努めながら適切に判断してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 中野 修議員。 ◆中野修議員 ありがとうございました。今、課長からもお話がありましたけれども、職場ですとか、大学ですとか、そのようなところでも接種ができるようになるということでございますので、いろいろ調査していただきまして、接種券のほうが早く出れば、どこでも打てるのかなというところもございますので、そのへん、ワクチン接種に関して、今後順調に進みますように、担当課の皆様には、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 次に、社会資本整備事業について。私からは、波乗り道路陸閘の運用について伺います。 前回の定例会でも質問させていただきましたが、陸閘の扉監視制御設備などの工事及び運用開始時期については、当初3月末の工事終了で、4月運用開始というようなお話でございましたが、先日の市長の事務報告の中で、一部の設備工事の影響により、6月末の完成予定と、7月を目途に運用開始すべく千葉県において作業を進めているとのことでございました。 そのほか、千葉県において、本市を含め関係市町と継続して協議を進めているとのご答弁をいただきました、扉の閉鎖基準、閉鎖されるまでの時間、閉鎖の際の周知方法、高潮等による津波以外での閉鎖、砂の堆積の撤去及び日常的な維持管理について、どのようになりましたか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 千葉県において整備を進めております九十九里有料道路通称波乗り道路アンダーパス、市内6か所の陸閘工事につきましては、一部の設備工事の影響により、本年3月の完成予定に遅れが生じましたが、6月末の完成予定と伺っております。 完成に伴いまして、区長回覧や関係地区を対象とした説明会のほか、ホームページなどにより、津波襲来時に対する自動閉鎖システムの運用内容について周知を図った上で、7月を目途に運用を開始すべく、現在、千葉県において作業を進めているところでございます。 次に、陸閘扉の閉鎖基準につきましては、津波警報、大津波警報が発表された際、Jアラート受信により、扉を自動閉鎖することを基本としておりますが、現在、千葉県において、本市を含め関係市町と最終的な調整をしているところでございます。 次に、扉が閉鎖されるまでの時間、並びに閉鎖の際の周知方法でございますが、津波警報等が発表されますと、陸閘に設置されたスピーカーや回転灯、電光掲示板などにより、海岸利用者へ扉の閉鎖に関する周知が行われ、その後、扉が閉まり始め、設置された扉の大きさにより異なりますが、津波警報等の発表から約11分から14分で閉鎖が完了するシステムと伺っております。 次に、高潮等による津波以外での扉の閉鎖でございますが、陸閘につきましては津波対策として設置されたものでございますが、津波以外での閉鎖が緊急時に特例として可能か、引き続き千葉県と協議を進めてまいります。 最後に、陸閘扉の可動範囲に堆積した砂など、除去の日常的な維持管理につきましては、施設管理者である千葉県にて行い、陸閘の閉鎖に際して影響のないよう管理を行うと伺っております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 中野 修議員。 ◆中野修議員 ありがとうございました。運用については、まだ継続して協議しているところもあるということでございます。7月の運用開始を目途にということでございますので、区長回覧や関係地区の対象とした説明会等々も行われるということでございます。そのほかの海岸利用者もおりますので、その人たちも含めまして、安全な運用ができますよう、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 以下の項目であります(2)の津波避難を想定した避難路について、(3)の主要道路、生活道路の維持管理については土屋議員から、(4)の準用河川金谷川河川改修事業につきましては小金井議員のほうから質問をさせていただきます。 続きまして、自主財源確保についてでございますが、本市の経常収支比率は、千葉県下でも最悪の状況にあります。今後とも、扶助費や社会保障費など義務的経費の支出が増加する一方、新型コロナウイルスの影響により市税の減少が見込まれることから、自主財源の確保は非常に重要な課題であると考えます。 自主財源の一つとして、ふるさと納税が挙げられます。令和2年度は過去最高額を記録いたしました。今年度は、さらなる大幅な増加を期待しております。引き続き、返礼品の拡充やPR等に取り組んでいただきたいとお願いしたいと思います。 ふるさと納税につきましての質問に関しては小金井議員からさせていただき、私からの質問はこれで終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、自民、中野 修議員の代表質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午前10時18分 休憩-----------------------------------     午前10時19分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり    岡田憲二議員 ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 自民より関連質問の通告がありますので、順次発言を許します。 はじめに、土屋忠和議員の発言を許します。 土屋忠和議員。     (土屋忠和議員 発言席着席) ◆土屋忠和議員 皆様、おはようございます。会派自民の土屋忠和でございます。中野議員に続き、関連質問を行わせていただきます。 大項目、社会資本整備事業についての中の、津波避難を想定した避難路についての質問に行く前に、前置きを述べさせていただきます。 先々月4月に、市民の皆様には、回覧板や市のホームページにより、大津波警報発表時の避難要領の変更が配布、通知されました。その内容の主な見直しは、大津波が河川遡上により浸水想定区域南白亀川沿いまで拡大し、下ケ傍示、長国、九十根、桂山地区が新たに浸水想定区域になったことでございます。 まず、安全対策課の平常時における適切な措置公表に感謝を申し上げます。さらに、希望といたしまして、この地域にお住まいの方々に対し、海岸線から4キロ離れた地域ではございますが、大津波が南白亀川に押し寄せる想定を、年間を通じて繰り返し慎重に周知のほどをお願いいたします。 では、関連質問(2)津波避難を想定した避難路についてを議題とさせていただきます。 さて、大津波警報発表時の避難要領の資料にも記載されておりますように、白里中央海岸付近、南今泉地区では、津波避難施設として、オーシャンビュー白里ダイヤモンドマンション、9階建てのビルが指定されております。当ビルの4階以上の共用部分及び屋上が避難エリアとなっております。この避難施設、オーシャンビュー白里ダイヤモンドマンションの直下の沿岸には、海岸線に沿って、千葉県道路公社が管理する九十九里有料道路別名波乗り道路が横断し、そのアンダーパス、いわゆるトンネルは、開口幅6.5メートル、高さ2.8メートルと、頑丈なコンクリート構造で実在しております。既に、コンクリート部分に関しましては完成しております。 この避難経路の位置情報を、海域から陸域に向かい、景色をイメージしやすいように説明いたしますと、太平洋、次に砂浜、次に北側駐車場を歩き、次にアンダーパスをくぐり、次に大網白里市市道を歩き、県道30号線、通称産業道路を注意して横断し、避難施設の当ビルに到着いたします。参考までに、砂浜から避難施設までは直線でおおよそ200メートルでございます。 そこで、津波避難を想定し、アンダーパスから避難施設の途中の経路となる大網白里市市道に着目をいたしました。この一定直線の市道の現況幅は約2.5メートルと狭く、小型自動車、または軽自動車クラスの車両1台しか通行できません。長さは約60メートルのアスファルト舗装の市道です。もし津波警報が発表されたら、たくさんの避難者が駆け込み、導かれる経路です。しかし、道幅の問題につき、安全性を欠き、機能性に乏しく、残念ながら危機意識が低い道路と私は思います。 比べて、県の津波対策事業の一環として、波乗り道路のアンダーパス、トンネル部の幅員は約6.5メートル、拡幅しております。改良を完成されました。僅か60メートルのこの市道に、このアンダーパスと同じだけの幅員を確保していかなければ、津波避難と緊急車両の進入路確保の対策を講じることができません。 このことを踏まえて、当該市道の拡幅、並びに路面整備について、各執行部のお考えをお伺いいたします。
    ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 白里中央海岸入り口の1つ北側にあります波乗り道路のアンダーパスから産業道路、オーシャンビュー白里ダイヤモンドリゾートマンション方面へ向かう市道につきましては、現況幅員が2.5メートルから3メートル程度、生け垣樹木の繁茂もあり、現状では緊急車両の通行が難しい状況となっております。 そのような中で、現況幅員は狭いものの、図面上の道路幅員は3.8メートルから5メートル程度あることから、現地において、本来の道路境界を確定するとともに、適正な樹木管理をお願いすることで、緊急車両や津波避難時の海岸利用者の安全な通行が可能でありますことから、関係者と調整を図りながら対応してまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 安全対策課といたしましても、スムーズな津波避難及び緊急車両の円滑な通行の観点から、当該道路について有効な道路幅員が確保されることが重要であることから、建設課と連携の上、対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 土屋忠和議員。 ◆土屋忠和議員 海岸地域の住民や海岸利用者の方々、観光客の方々、その大半は、大網街道をゲートとする一番大きな中央のアンダーパスを出入口としております。 この大きな中央のアンダーパスは、海岸及び海岸南側駐車場、北側駐車場に進入しやすいとされており、駐車利用率を高めております。しかし、白里中央海岸は、この1つの中央のアンダーパスが瓶の首、いわゆるボトルネック形状となっておるのも事実でございます。帰路、帰りの際は、この1つのアンダーパスが、交通量の妨げとなっており、具体的に渋滞を起こす箇所となります。 現状を踏まえますと、群集事故の原因とならないように、早期にオーシャンビュー白里ダイヤマンション直下のもう一つのアンダーパスを利用し、質問に当たった市道の改善、通路設計の見直しを重ねてお願いいたします。 そして、この件につきまして、地元議員の一人として、必要とあらば協力を惜しみませんので、お声をかけてください。 では、次の関連質問に移ります。 (3)主要道路、生活道路の維持管理についてを議題といたします。 この梅雨シーズンから多雨の期間において、県道や市内5団地の主要道路において、公共用事業環境整備の一環で、除草作業が業者の施工により見受けられます。長い距離、一連の作業の流れは、車道と歩道を区切る歩車道ブロック及びコンクリ縁石等の箇所に生えた雑草を刈り取り、刈った草を集めて搬出する仕事と認識しております。 草を刈った後の二、三週間程度は、気持ちいいほどに道路が美しいです。心地よい道路景観になります。しかし、刈った跡地に目をやると、堆積された泥、土の塊が残され、雑草の根っこも、その泥の中で生き続け、速いペースで生え茂り、短期間で刈り取る前の景色に戻ります。さらに、その堆積された泥は、道路表面に降る雨水排水の邪魔にもなり、排水口へたまります。 そこで、質問の趣旨になりますが、千葉県並びに大網白里市の道路維持の管理上、雑草を刈り取った後の泥、土砂を撤去すべきと考えていますが、いかがでしょうか。担当執行部の意見をお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 県道の管理につきましては千葉県が実施しておりますが、堆積した土砂につきまして、ご指摘のとおり草が生育しやすい状況がございますので、土砂の除去について千葉県に要望してまいります。 また、5団地、みずほ台、ながた野、みやこ野、みどりが丘、季美の森の市が管理委託している道路につきましても、可能な範囲で、土砂の除去について実施するよう努めてまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 土屋忠和議員。 ◆土屋忠和議員 ご回答ありがとうございました。 県道に関しては、建設課を通して千葉県へ、維持管理の状況改善の推進を希望いたします。 また、この場をお借りいたしまして、建設課の職員の方々、現場作業の方々には、高温多湿の作業の厳しさ、熱中症の脅威、車道脇の危険さ、連日連続して作業にいそしむことは大変なことと思います。地域環境の保全、衛生のために頑張ってください。 結びに、いつもありがとうございます。 これにて私からの関連質問を終了いたします。 ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして土屋忠和議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午前10時33分 休憩-----------------------------------     午前10時34分 再開 出席議員 17名 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり    岡田憲二議員 ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、小金井 勉議員の発言を許します。 小金井 勉議員。     (小金井 勉議員 発言席着席 拍手) ◆小金井勉議員 皆様、改めましておはようございます。会派自民の小金井 勉です。 社会資本整備事業について、土屋議員に続き、中野議員の関連質問で、準用河川金谷川河川改修事業についてお伺いをいたします。 私は、これまで何度も準用河川金谷川の改修事業について質問をさせていただいておりますが、この金谷川改修事業につきましては、台風等の大雨の際に度々発生している大網駅周辺の浸水被害などの解消を図るためには、とても大切な事業であります。執行部の皆様は、どうか前向きな答弁をよろしくお願いいたします。 はじめに、現在の金谷川改修事業の進捗状況についてお伺いをいたします。また、これまでの経過と、今年度及び今後の計画についてお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 準用河川金谷川の整備につきましては、2級河川小中川合流点から上流の事業計画区間460メートルについて、平成25年度に下流側から工事着手し、護岸工や橋梁の架け替え2橋を行い、旧国道128号要害橋までの132メートルの区間の整備が完了しているところでございます。 本年度につきましては、要害橋を架設した際に移転した地下ケーブルの復旧工事を、昨年度に引き続きNTTが実施しております。 今後、JR東金線の金谷踏切までの改修工事を進めていく予定でございますが、工事に必要な用地のご協力が得られていない地権者につきまして、交渉を続けているところでございます。 交渉の状況でございますが、当該地権者からは、買収に応じる条件として、代替地を求める旨の意向が示されていることから、現在、代替候補地の地権者を含め、関係者と昨年度から継続して協議を行っております。 現在、代替候補地の地権者につきましては、補償に際しての具体的な内容を整理した上でお示しし、前向きにご検討をいただいているところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 小金井 勉議員。 ◆小金井勉議員 このことについては同じ答弁を何回も聞いておりますが、用地交渉が成立した場合に、要害橋からJR東金線までの工事が可能となりますが、その先、JR東金線との交差箇所から大網駅入り口までの区間の工事のことを考えているのか。例えば、JRとの再度の協議をするにも、その先の地権者との交渉が済んでいないといけないと聞いておりますが、その先のその地権者との交渉はどのような状況になっているのかお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 現在交渉しております東金線までの区間の未買収地とは別に、東金線から事業計画区間終点である主要地方道山田台大網白里線までの区間において、1名の地権者の方のご協力が得られていない状況でございます。 現在、河川改修を延伸するに当たりまして、直近で必要になります要害橋から東金線までの下流側未買収地の取得を優先して地権者との交渉に当たっておりますが、一定の進展が見られましたら、事業の進捗に遅れが生じないよう、残る1名の地権者との交渉を再開したいと考えているところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 小金井 勉議員。 ◆小金井勉議員 そうしますと、今現在、まだ難航地権者が2名いるとのことですが、このことにおかれましては、私の考えですけれども、2名同時に並行して、本当は交渉をしていかなければならないと思います。 執行部の皆さんはご存知だと思いますが、金谷川の流下能力の低下は、JR東金線高架下の断面が狭隘なため、流下能力を下げているわけですから、いずれにいたしましても、大雨時の浸水解消は、東金線高架下の改修をしっかりと行わないことには改善はできません。再度のJR協議にも時間と費用がかかると聞いておりますが、住民の安全・安心を守るためには、大変必要な事業だと思います。 改めまして、本事業に対する市長の思いと見解をお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 金谷川河川改修事業は、防災対策だけではなく、金谷川に並行した道路の整備により、駅周辺の交通の円滑化にも寄与する重要な事業でございます。市といたしましても、優先的に取り組んでいる事業の一つであります。 現在の交渉状況につきましては、適宜報告を受けております。ただいま担当課長からも答弁しているとおり、用地のご協力をいただけていない地権者からの意向を踏まえ、代替候補地の地権者を含め、関係地権者と継続して協議を行っており、代替候補地の地権者は、市の示した具体的な内容について前向きに検討を始めていただいているところでございます。 私としましても、本事業の重要性を十分に認識しておりますので、事業が早期に進むよう、交渉経過について常に把握をしながら、状況によっては、自らも足を運び、直接地権者にお願いをするなど、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(北田宏彦議員) 小金井 勉議員。 ◆小金井勉議員 市長、よろしくお願いいたします。 担当課の皆様のご苦労は十分理解するところでありますが、この金谷川河川改修事業は、単なる河川改修事業ではありません。事業の完成は多くの市民が望むものであり、市民の皆様が安心・安全に生活する上では必要不可欠であります。早期なる整備をお願いいたしまして、次の質問に移ります。 2点目といたしまして、自主財源の確保についてですが、ふるさと納税について何点かお伺いします。 この質問につきましては、前回第1回定例会におきましても質問をさせていただきましたが、自主財源の確保は、現在大変厳しい財政状況の中、本市にとっては非常に大事なことなので、今回も質問させていただきます。 1点目につきましては、市長の事務報告の中でおっしゃっていましたが、改めてお伺いをいたします。 令和2年度、令和3年3月末のふるさと納税の実績についてお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 令和2年度における本市のふるさと納税の実績は、寄附の受入れ件数が6,934件、受入額が1億2,371万4,000円でございます。令和元年度と比較いたしますと、受入れ件数が約7.5倍、受入額が約5.1倍の増加となっております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 小金井 勉議員。 ◆小金井勉議員 令和元年度と比較をいたしますと大幅なアップです。大変喜ばしいことです。改めまして、担当課の皆様には敬意を表したいと思います。 納税額が増えた要因は、寄附者がふるさと納税を申し込む際に、利用されているポータルサイトの数を増やしたことによるものと、返礼品の掘り起こし、職員によるPR活動によるものと前回お聞きしておりますが、そこで2点目として、今年度はふるさと納税アップの対策として、担当課の組織編成を行い、納税アップに向けた改革をしようとする意気込みも感じ取られます。どのような取組を考えているのかお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 寄附受入額の増加を目指します本年4月からの取組といたしましては、まずは返礼品の魅力を向上するため、本市の主力返礼品でございます米について、返礼品事業者と協議を行い、調達価格の引下げや、新たな返礼品として無洗米を追加したところでございます。また、昨年度にご寄附いただきました方を対象に、本市の概況や特産品を紹介するメール配信やリーフレットを郵送いたしまして、寄附者と継続的なつながりを持つ取組を進めているところでございます。 さらに、新たな寄附者の掘り起こしに向けまして、本市への移住情報や特産品の紹介、ふるさと納税の返礼品など、市の魅力を掲載したリーフレットの作成や、地域情報誌への広告掲載などの経費といたしまして、地方創生臨時交付金を活用し、今回の6月補正予算案に所要額を計上させていただいたところでございます。 今後とも、先進自治体の返礼品の動向に注視するとともに、本市の魅力発信の強化と返礼品の充実に努め、寄附受入額の増加を目指して鋭意取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 小金井 勉議員。 ◆小金井勉議員 ふるさと納税がスタートしてから13年目、本市のふるさと納税は12年目がたちました。利用規模も年々拡大し、自治体知名度アップにつながるシティプロモーション、観光促進制度を積極的に活用し、移住者増加を実現した自治体もあります。 最近は、モノからコトへの関心が広がる傾向にあります。例えば、お礼の品自体だけでなく、その作られた方や関わっている人、まちにまつわるストーリーなどが注目をされております。また、寄附金の使い道への関心も高まり、特定の目的を掲げたガバメント・クラウドファンディングの利用も増えております。ふるさと納税の制度に各自治体の様々な知恵が掛け合わされ、活用の幅がどんどん広がっている印象ですが、お礼の品を中心とする寄附金集め競争に批判が集まる中、本市はふるさと納税制度の趣旨に沿った活用の仕方や創意工夫をして、今年度は、前回2億円と申しましたが、まだまだ近隣自治体では、それ以上に、これから研究、創意を工夫してくると思いますので、そこに負けないよう、3億円、4億円を目指して頑張りましょう。 また、企業版ふるさと納税におかれましては、本年3月31日に第2期大網白里市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく地域再生計画が国の認定を受けたということで、今後期待をするものであります。担当課の皆様には、今後様々なご苦労はあると思いますが、自主財源の確保のため、よろしくお願いをいたします。 自主財源の確保については、ふるさと納税だけではありません。様々な内容も、執行部といたしましては研究をされたと思いますが、我がこの本市、大網白里市は、これからこのことについては、様々な研究をしていかなければならないと思います。私も、自主財源の確保については、今後、違った視点から質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上をもちまして、私、小金井 勉の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、小金井 勉議員の質問を終結し、自民の関連質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、11時5分から再開いたします。     午前10時54分 休憩-----------------------------------     午前11時05分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、創政を代表し、田辺正弘議員の発言を許します。 田辺正弘議員。     (田辺正弘議員 登壇 拍手) ◆田辺正弘議員 皆さん、おはようございます。大網白里市議会、会派創政の田辺正弘でございます。 会派を代表し、代表質問をさせていただきます。 昨年度来、猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症については、いまだに収束が見えず、我々の日々の社会生活や経済活動にも大きな影響が長期化しております。また、変異株の出現、増大に伴い、市民の皆様には一日でも早くワクチン接種することを望まれていると思います。早期かつ効率的にワクチン接種を受けるには、集団、個別も含め、ワクチンの安全供給、安定供給や医療機関者の関係者のご協力が不可欠であります。 先日、ワクチン接種の予約受付が始まりました。今後の円滑なワクチン接種を期待するとともに、接種に携わる医師会等の医療関係者の皆様に、準備作業を進めてこられた市職員の方々にも敬意を表するものであります。 今回は、新型コロナウイルス感染症対策、災害対策、安全対策、有害鳥獣対策、子育て支援、教育についての5項目についてお聞きします。 なお、新型コロナウイルス感染症対策については、同僚議員より関連質問させていただきます。 以後は発言席より質問させていただきます。     (田辺正弘議員 発言席着席) ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 まずは災害対策についてですが、小中川河川改修と、小中川と並行に走る大網街道改良工事の2点について質問いたします。 大網駅周辺に、二級河川南白亀川の支川である小中川には、2年前の10月25日に堤防を越える大雨による駅周辺の道路冠水、駐車場車両の300台以上の冠水、床上・床下冠水等の甚大なる被害を受けました。管理者である県のほうも、大網駅から道面橋下流まで、計画的に対策を講じて具体的に進められているようですが、本市の主要河川であり、防災・減災にとって極めて重要なものであります。県の工事であっても、小中川は市民のものであります。護岸、土手は、駒込住民はもとより、みずほ台の方々の通勤・通学、大網中学校の通学路にもなっております。できるならば、1,060メートルの改修工事を一気にやってもらいたいものです。 そこで、現在の進捗状況と今後のタイムスケジュールを教えてください。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 二級河川小中川の整備につきましては、南白亀川との合流点からJR大網駅までの区間におきまして、おおむね完了しております。一方、その上流部、大網駅から二級河川指定区間である池田橋までの区間につきましては未整備であり、台風等の大雨の際には、大網駅周辺で浸水が発生していることから、市ではこれまで国や千葉県に対し、継続的に整備要望を行ってきたところでございます。 千葉県では、浸水の状況や市からの要望を踏まえ、令和元年9月に小中川の上流部を含めた二級河川南白亀川水系河川整備計画を策定しました。この南白亀川水系河川整備計画に基づき、県では大網駅から主要地方道千葉大網線の道面橋までの区間の詳細設計を昨年度に実施したところでございます。 今後の予定でございますが、詳細設計を実施した区間において、今年度から工事に着手し、継続して来年度以降も河川改修工事を進めていく予定と伺っており、市といたしましては千葉県と連携を図りながら事業推進に協力してまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 よろしくお願いいたします。 前回の定例会において、同僚議員の質問の答弁に、主要地方道千葉大網線と並行して走る箇所につきましては、道路事業と一体的に整備する予定であるとしておりますが、そこにはみずほ台から大竹橋方面に走る市道の交差点があります。鉄人のところですね。右折レーンは1か所しかなく、三方は右折のための渋滞が慢性化しております。河川と道路工事の一体化による計画の下、早期の着工、完成を期待しているところでございます。どうか、答弁が、県から伺っておりますではなく、市長をはじめ、我々議員も県に要望に行きましょう。 そこで、道面橋から大網街道スマートインターチェンジ入り口までの大網白里市としての考え方をどのようにお考えか教えてください。 ○議長(北田宏彦議員) 林 浩志建設課長。     (林 浩志参事(建設課長事務取扱) 登壇) ◎林浩志参事[建設課長事務取扱] お答えいたします。 主要地方道千葉大網線の整備につきましては、大網白里スマートインターチェンジアクセス道路入り口から小中川交差箇所の道面橋を含む旧国道128号の駒込交差点まで、事業の重要性を認識し、毎年市長から千葉県に対し要望しております。要望の中で、まずは現在暫定整備の大網白里スマートインターチェンジアクセス道路入り口部分を完成形にした上で、次に道面橋からアクセス道路に向かって小中川が並行する区間について、みずほ台入り口の交差点改良を含めた整備を実施していただくようお願いしているところでございます。 千葉大網線につきましては、本市にとって重要な路線の一つでありますことから、今後も引き続き千葉県に要望するとともに、小中川整備と同様に千葉県と連携を図り、事業推進に協力してまいりたいと考えております。 ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 どうかよろしくお願いします。 次に、安全対策についてお伺いします。 みずほ台交差点の安全対策ではございますが、みずほ台のドラッグストア、セイムスの前の交差点は、一昨年の令和元年度において、千葉県内で交通事故が最も多く発生した交差点であると新聞等で報道がありました。この交差点は、通勤・通学など多くの市民の方々が通行利用されている場所でもあります。そのようなことから、この交差点における令和元年から直近までの交通事故事件数及びその事故内容についてお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 ご質問のみずほ台セイムス交差点における事故件数と事故内容につきましては、東金警察署に確認したところ、令和元年は車同士の事故が5件、車と歩行者の事故が2件の計7件、令和2年は車同士の事故が2件、令和3年は5月時点で車同士の事故が1件となっております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 ただいま令和元年度以降の事故件数及び内訳について答弁いただきましたが、このような事故状況を受け、当交差点においてどのような安全対策を図ったのか、また今後図っていくかをお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 みずほ台セイムス交差点における令和元年の事故件数を踏まえ、市では東金警察署に対し、横断歩道ラインの引き直しを要請したほか、横断歩道の手前部分にガードポールを設置するとともに、交通安全協会大網支部の協力により、定期的な街頭監視を実施しております。 また、地元自治会から信号機の機能変更の要望があったことから、地元自治会と協議しながら、信号機の機能について調査研究を行い、昨年7月、歩行者の安全確保を優先する観点から、現在の普通信号機を押しボタン式歩車分離信号機へと変更するための要望書を東金警察署へ提出させていただいたところです。 今後、警察をはじめとする関係機関合同により、信号機の機能変更のための現地診断が予定されておりますが、引き続き交通安全協会とも連携し、当該交差点における事故防止に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 新聞報道なんかされるような交差点では困りますので、ひとつよろしくお願いします。また、要望といたしましては、物理的にはちょっと問題点もあるかもしれませんが、右折レーンの設置も一つ要望として考えていただきたいと思います。 次に、有害鳥獣対策について、特にイノシシ被害対策についてをお伺いします。 近年、大網白里市をはじめ、隣接する茂原市、千葉市、東金市において、イノシシの生態分布が拡大し、それに伴い農業被害が拡大している状況にあります。また、農村地域のみならず、住宅地周辺や通学路などで出没が散発するようになり、人身被害の危険性も高まってきております。 一方で、農村地域では高齢化と人口減少が進行し、農村社会が弱体化するに伴い、対策の担い手が慢性的に不足している状況にもあります。 本市におけるイノシシなど害獣対策は、単年度事業で行われる個別対策によるもので、その多くは市民からの対策要望に応じて実施される対症療法となっております。また、対策の担い手不足や住宅地への進入問題など課題がある中で、これまでの単なる経済損失の補填としての害獣対策から地域振興のための対策事業へと視野を広げ、市全体の長期的、総合的視野に立って害獣対策を行う必要があると思います。 そこで、本市のイノシシなど害獣の捕獲数の推移、害獣捕獲のためのわなの数、イノシシ用のわなの費用を含めた現在の取組状況について、また今後の対策についてどのように考えているのか答弁を求めます。 ○議長(北田宏彦議員) 大塚 好農業振興課長。     (大塚 好農業振興課長 登壇) ◎大塚好農業振興課長 お答えいたします。 はじめに、有害獣の捕獲状況の推移でございますが、近年増加傾向にあり、イノシシについては、平成30年度28頭、令和元年度35頭、令和2年度94頭、アライグマについては、平成30年度78頭、令和元年度100頭、令和2年度143頭という状況でございます。 次に、箱わなの所有状況でございますが、イノシシ用は市で11基所有しているほか、民間から3基を借用しており、合計14基を所持しております。 また、アライグマなどの小型獣用は市で26基所有しているほか、千葉県から24基を借用しており、合計50基を所持しております。 なお、イノシシ用の箱わなの購入費用につきましては、1基当たり約12万円でございます。 次に、これまでのイノシシによる農作物の被害対策でございますが、市において、イノシシの出没の多い地区の協力を得て箱わなを設置しているほか、千葉県や猟友会会員においてもわなを設置し、個体数の減少に努めているところでございます。 また、今年度は市で設置する箱わなを増設するとともに、千葉県及び猟友会と連携して捕獲数を増やすことで被害の軽減に努めるほか、イノシシのすみかをつくらないよう、農地などの適正な管理について周知を図ってまいります。 さらに、今後、国等の補助事業や千葉県の行う有害鳥獣対策事業を活用した取組の導入のほか、猟友会などと連携し、地域の皆様を含めた対策組織をつくるなど、より効果的な対策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 田辺正弘議員。 ◆田辺正弘議員 イノシシ対策、ひとつよろしくお願いします。まだうちのほうは関係ないやぐらいの感覚でいられると後々大変なことになりますので、よろしくお願いします。 以上をもちまして私の質問を終結させていただきます。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、創政、田辺正弘議員の代表質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午前11時25分 休憩-----------------------------------     午前11時26分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 創政より関連質問の通告がありますので、順次発言を許します。 はじめに、山下豊昭議員の発言を許します。 山下豊昭議員。     (山下豊昭議員 発言席着席) ◆山下豊昭議員 皆様、おはようございます。私、会派創政の山下豊昭でございます。 引き続き関連質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 私のほうは、まず新型コロナ感染症対策の対応についてお伺いをさせていただきたいと思います。 まず最初、1番、コロナワクチンの予約券発行状況についてお伺いをしたいと思います。 4月1日現在における本市の人口4万8,861名のうちに、もう既に高齢者に対する予約券の発行は順次進められております。そのような中で、私も実は本日から対象となる形で、予約券の発行、予約ができるというお知らせも頂いておる次第でございます。それで、その中におきまして、既に高齢者の方々に発行された予約券、現時点において何名ほど発行をされているのか、そしてそれが本市の人口比率では何パーセントぐらいになるのか。もしお分かりでしたら、そのへんをお示しいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナワクチン接種の接種券につきましては、優先的に接種を行う65歳以上の高齢者約1万6,800人に対し、去る4月20日より年齢の高い方から順次発送し、5月6日に発送が終了したところでございます。接種券の発送済みの割合につきましては、全体人口に対する割合で申し上げますと、約34パーセントになります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 山下豊昭議員。 ◆山下豊昭議員 ありがとうございます。 ただいまの数字を伺いますと、6月7日、昨日現在におきまして、全国的に、高齢者の方々でございますが、全国の3,600万人の高齢者のうちに、もう既に1回目の接種が行われた方々が775万人、高齢者の約22パーセントが既に接種が済んでいるというようになっておるみたいでございます。また、2回目については80万3,000人ほどしか終了はしていない、これは比率に申し上げると2.4パーセントぐらいだというふうに理解をしております。 そのような形の中で、本市においては予約券の発行を含めてもう34パーセント強終了しているという形でございますので、あとはスムーズな接種に向けての業務の推進をしっかりと今後も継続をしていただきたい、そのように思ってございます。 それで、次にワクチンの本市への入荷状況及び管理状況についてお伺いしたいと思います。 既に私たち議会の皆様については事前に報告も受けておりますが、やはり市民の皆様方が一番心配なさっているのは、ワクチンが本市ではどのような形で管理をされているんだろうかとか、しっかり、大丈夫なんだろうかとか。と申しますのは、ほかの東京都、都市部を含めて、ほかの自治体でもかなりワクチンの管理状況について、あるいは接種の状況において不手際があったりとか、そのようなお話を伺っております。 本市においては、やはり職員の皆様はじめ、医療従事者の皆様方がしっかりと対応なさっているというふうに存じ上げておりますが、その状況をさらに継続していただきたく、確認のためにお伺いをいたしますが、これは市民の皆様にもはっきりと分かるような形でお答えをいただきたいと思いますので、お聞きをいたします。ワクチンは今現在どの程度本市には入荷をして管理されているんでしょうか、そしてその管理はどこのセクションでされているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 はじめに、一部答弁が重複することをご了承願いたいと思います。 ファイザー製品のワクチンの入荷状況でございますが、4月に2箱2,340回分、5月は3箱3,510回分、今月は2日に9箱1万530回分が入荷され、これまでに14箱1万6,380回分、8,190人分が入荷されたところでございます。保管につきましては、市の保健文化センターで保管してございます。 次に、ワクチン接種の状況につきましては、4月15日より市内の医療従事者等への接種を開始し、そのうち予診及び接種に携わる医師や看護師につきましては、5月17日に接種が完了したところでございます。その後に、市内の高齢者施設等への入所者及び従事者の接種を開始し、これまでに11施設約1,200人に接種が完了してございます。 なお、医療従事者のうち、歯科医師及び薬剤師の方につきましても、6月11日におおむね完了する見込みでございます。 また、65歳以上の高齢者に対するワクチン接種につきましては、集団接種に加えて、山武郡市医師会の協力の下、市内医療機関による個別接種が可能となり、現在では大網病院をはじめとする市内16の医療機関で個別接種を実施しております。集団接種につきましては、保健文化センター大網白里アリーナ及び農村環境改善センターに大網病院を追加し、4か所の会場を設け、今月12日から大網病院を皮切りに実施いたします。集団接種の予約につきましては、6月1日から予約が開始されておりますが、予約時の混乱を緩和するために、まずは80歳以上の方を対象に予約を開始し、本日75歳から79歳の方を対象とした予約受付を開始しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 山下豊昭議員。 ◆山下豊昭議員 お答えありがとうございます。いろんな情報がこれで皆様にも伝わっていければというふうに思っております。 それでは、3番目に、年齢別接種スタートの具体的な日時についてお伺いしたいんですが、これは先ほど自民の同僚議員のほうからも質問があり、お答えをいただいております。そういったことでは、私も一定の理解をいたしておりますが、この質問が重複するということで、私の質問は割愛をさせていただきたいというふうに思います。 それで、最後になるんですが、この私の質問の趣旨ということで申し上げると、本市における住民の皆様が不安のないワクチン接種を受けられますように、職員の皆様には大変献身的なご苦労が今後も続くかと思いますが、私、大網白里市一市民として、スムーズなワクチンの接種が遂行されますように期待とお願いを申し上げて、私の関連質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして山下豊昭議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午前11時38分 休憩-----------------------------------     午前11時39分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、森 建二議員の発言を許します。 森 建二議員。     (森 建二議員 発言席着席) ◆森建二議員 引き続きまして、会派創政、最後、森 建二が質問させていただきます。 引き続き、新型コロナウイルス感染症対策について、いろんな質問出ておりますが、私のほうからはまず自宅療養、いわゆる集団接種ですとか、かかりつけ医のほうに、外に出られない方に対してはどのように対応するのか。 また、待機者、今一部の自治体の方で、例えば首長がキャンセル待ちの中でされたことに対して厳しい声が一部あったりもしましたけれども、このあたりを含めて、とりわけこの2点、自宅療養者に対する接種の方法、そして待機者、キャンセル待ちと自治体の方に対して、自治体を含めたキャンセル待ちに対しての対応についてお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 自宅療養等により集団接種会場や個別接種実施医療機関に赴くことができない方につきましては、市内の訪問型医療施設やかかりつけ医による訪問での接種をご案内しております。 次に、本市におけるキャンセル待ちの仕組みでございますが、予約できなかった方を対象に、当日にキャンセルがあった場合のみ接種が可能となります。申込み方法ですが、市のコールセンターへ予約を申込みされた場合において、予約が取れなかった方を対象に希望を伺い登録することとなります。キャンセルが発生した際の対応につきましては、受付時に登録した電話番号へ連絡し、つながらなかった場合は次のキャンセル待ちの方へ連絡をし対応をしてまいります。 なお、何らかの理由により、キャンセル待ちの対象者を確保できないと判断した場合に限り、ワクチンを無駄にしないためにも、市職員のうち接種現場で従事している保健師や看護師、次に保育士などを優先的に接種してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 自宅療養の方、またキャンセル待ち、伺いました。 市は、ようやく接種が始まりまして、受付含めて、今のところ順調に推移をしておるというふうに伺っております。やはり、特にこのキャンセル待ちですとか、こういった部分についても含めて、情報が市民の方になるべく広く行き渡るようにお願いをいたします。キャンセル待ちという形で受けなければ、一旦開封してしまったワクチンはもう使えなくなってしまうという、非常にもったいないことになってしまいますので、また逆に、私は先ほど市の職員の方がというふうに申し上げましたが、やはり私は、市の職員の方、また警察の方含めて、皆さんエッセンシャルワーカーだと思っておりますので、ぜひ私は受けていただきたいというふうに思っております。 ただ、そのあたりの広報については、事前にある程度市民の方には情報を告知すべきかなというふうにも思いますので、そのあたり、ぜひ職員の方含めて、遠慮なくどんどん受けていただければなというふうに思っておりますので、そのあたりはぜひスムーズに、臨機応変に、なかなか情報が少ない中、また国の動きも鈍い中での動きではございますが、引き続きよろしくお願いをしたいと思います。 続きまして、ワクチンについて、保健師の確保についてお伺いをいたします。 保健師、いわゆる行政保健師ですね。この保健師については民間の産業の保健師も含めていろんな形のものが考えられますが、この行政保健師について、市では健康、福祉、医療の立場から、地域住民の健康維持、増進に多角的に支援していくことが目的というふうに挙げられているそうです。端的に言えば、住民の健康的な生活づくりの手助けをすると、これが目的のお仕事である行政の方というふうに認識をいたしております。 この新型コロナへの対応を含めて、今後5万人の健康づくりのためにこの保健師の果たす役割は非常に強いものになってくるのではないかと思います。聞くところによりますと、全国平均ですと、千葉県は残念ながら全体としてはあまり上のほうではなくて、あまりよくないところは東京、千葉、神奈川だそうですが、全国平均が、人口10万人当たりですと19.8名、ですから我々の人口5万人に直すと約10名ということになるんでしょうか。千葉県についてはこの10万人当たりが16.4人ということなので、ちょっと関東近辺は低くなってしまっているようではございますが、大網白里市の行政保健師、現在人数はどの程度か、なおかつこれが現実的に、この5万人の健康づくりのために足りているのかどうかを含めて確認をさせてください。お願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 本年度、健康増進課に正規職員の保健師は14名、会計年度任用職員の保健師は3名の計17名が在籍しております。保健師における正規職員数の基準や規定は特にございませんが、新型コロナウイルス感染症対策を含めました様々な健康保健事業を展開していくためにも、市民サービスが滞らないよう、適正な正規職員数の調査、分析に努め、次年度以降の職員募集人員等について検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 正規14名、会計任用職員が3名ということで17名、全国平均の中では関東を含めて非常に、人数としては足りているのかなと。 ただ、今後このコロナウイルスを含めた感染症対策、そういった部分でやはりこういった専門家の意見というのが現場で緊急な状況の中で必要になってくるものではないのかなと思います。これは何人だからいいというものではないのかもしれませんが、ぜひこういった保健師の方、看護師資格と保健師資格の両方を持っていないと保健師というのはいけないというふうに聞いておりますが、比較的、民間の中には保健師、余っているという言い方がおかしいかもしれませんけれども、資格を持っていながら働いていない方もいらっしゃるそうでございます。ぜひこのあたり、市民の健康福祉増進のために、今後何かあったときのために検討、研究をお願いしたいと思います。 続きまして、子育て支援、教育についてお伺いをいたします。 まず、このコロナの関連でもございますが、令和2年度の児童手当受給者を中心とした子育て世帯への臨時交付金、またひとり親世帯への臨時交付金含めて、どのような形で給付されたのかお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的な影響を受けやすい子育て世帯の生活を支援する取組として、令和2年度は子育て世帯への臨時特別給付金、ひとり親世帯等生活支援給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金の3つの給付金を支給いたしました。 はじめに、子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、児童手当を受給する世帯に対し、3歳児未満の児童1人につき3万円、その他の児童1人につき2万円を支給しました。支給世帯数は3,163世帯、対象児童数は5,264人、支給総額は1億1,313万円でした。 次に、ひとり親世帯等生活支援給付金につきましては、児童扶養手当及び就学援助費を受給する世帯に対し、児童1人につき2万円を支給しました。支給世帯数は357世帯、対象児童数は540人、支給総額は1,080万円でした。 最後に、ひとり親世帯臨時特別給付金につきましては、児童扶養手当を受給する世帯のほか、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、収入が児童扶養手当受給世帯と同水準となったひとり親世帯などを対象といたしました。支給額は1世帯当たり5万円に、第2子以降の児童1人につき3万円を加えた額を2回支給しました。支給世帯数は336世帯、対象児童数は492人で、支給総額は4,976万円でした。 なお、各給付金の周知につきましては、明らかに支給対象である世帯に対し個別に通知をしたほか、市広報及びホームページに掲載し、広く市民に周知をしたところでございます。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 ありがとうございます。 主に子育て支援金、ひとり親世帯、市として情報は一応理解をしている中での支給、給付でしたので、基本的にあまり漏れというものはなかろうかと思いますが、やはりこれだけ多くの方がコロナに苦しんで、また子育てという形で非常に経済的に厳しい中、生活していらっしゃるんだなということも分かりますし、ぜひこういった方に対する支援、特に子育て世帯に対する支援、このコロナ禍で大変な思いをしている方は多いんだろうなというふうに認識をいたしております。ぜひ、引き続き広報、情報の発信を含めて漏れのないようにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、教育施設についてお伺いをいたします。 まず、市内小・中学校、以前からお話が同僚議員からもたくさん出ておりますが、和式トイレ、いろんなご父兄の方からも何とかしてほしいと、洋式に何とか替えてほしいというお話をお伺いいたします。現状、全体のトイレの数、和式の数がどの程度か、また今後どのような形で考えていらっしゃるのかお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸教育員会管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 市内小・中学校の洋式トイレの割合ということでお答えさせていただきます。 現在、小学校7校全体で42パーセント、中学校3校全体で29パーセント、小・中学校全体で38パーセントの状況となっております。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 先ほどお伺いいたしましたが、今後の考えについていかがでしょうか、お願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 学校施設は、将来を担う児童・生徒の学習、生活の場であることから、トイレの洋式化につきましては必要性を十分認識しております。しかし、市の財政状況が厳しいことから、直ちに着手することが困難な状況でございます。今後は、故障等により便器の交換が必要な場合に適宜洋式化を図るとともに、各学校の老朽化などを勘案した中で整備をしてまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 財政厳しい中かとは思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。 続きまして、一昨年の台風被害を受けた教育施設についてお伺いをいたします。 学校施設、いろいろと台風で被害を受けたことを細かくいろいろ聞きましたが、今現在1年半強たちまして、その後学校施設についてどのような、もし不備があるのであれば解決していただきたいんですが、現状の、どのような形になっているのかお伺いをいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 令和元年の台風15号、19号による被害件数は、幼稚園、小・中学校の教育施設全体で72件の被害がありました。被害状況としましては大小様々ですが、屋根の破損や屋上防水シートの破れ、倒木被害など、強風被害が45件、雨漏りなど降雨被害が18件、その他の被害が9件となっております。 緊急性を要する屋根の破損や屋上防水シートの破れなどの補修は終えておりますが、原因箇所が不明な雨漏りなどは経過観察としているものがありますので、原因が判明し次第、補修などを実施してまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 喫緊で修理が必要であるものはおおむね修繕済みというふうに考えました。ただ、どうしても雨漏りですとかは、これはもう経年劣化で来てしまっているようなものもありますので、なかなかまた財政的な問題もありまして難しいものかとは思いますが、引き続きそのあたりの情報の管理、精査だけはくれぐれもお願いをいたしまして、学校の声も、PTAの声も聞きながら引き続きお願いをしたいと思います。 続きまして、ちょっと大網の例でございますが、大網中学校、自転車置場について、ちょっと具体例ですがお伺いをいたします。 ここも一昨年の災害で自転車置場の屋根がかなり破損してしまったということで、一部ではPTAの皆さんが有志で、ご自分方で屋根を建てていらっしゃったりするようなことも聞きました。単純に、現状自転車置場が足りない状況になってしまっておりまして、私もちょっとお話を父兄の方からお伺いしたのが、やはりあの近辺というのは割と、大網中学校の下辺りというのは、夕方、冬の時期ですと5時を過ぎると真っ暗になってしまって、現在は1キロ圏内の方は徒歩で来るような形のお話になっているようでございますが、なかなか、暗い中、女子生徒が帰るのがちょっと怖いという声も聞いております。 1キロ圏内という形で、一律という形でなかなか難しい、単純にこれは難しい問題でもあろうかと思いますが、一つ解決策として何がしかの形で、あれだけの大網中学校、県内でも非常にマンモス校でございますので、自転車置場の整備ないしは何か方策がないかなというふうに考えておりますが、いかがでございましょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 大網中学校の自転車置場につきましては、校舎北側の道路を挟んだ場所とグラウンド北側の2か所にあります。グラウンド北側の自転車置場が台風により倒壊したことから、置場が不足していることは認識しておりますが、財政状況を考慮すると、新規に整備することが難しいことから、旧大網小学校の既存の自転車置場を利用する方法について、学校側に提案したいと考えております。今後、学校側と管理や運用方法などを含め、使用できるか協議してまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 森 建二議員。 ◆森建二議員 ありがとうございます。 旧大網小、確かに今自転車置場余っておりますし、どうしても先生方におそらく登下校時の見回り的な管理的なことはお願いしなければいけないのかもしれませんけれども、いろいろこういった形でできることできないこと、財政厳しい中でもございますが、ぜひアイデアを出し合いながらお願いをできればというふうに思います。 以上をもちまして、私、森 建二、そして創政の代表質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
    ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、森 建二議員の質問を終結し、創政の関連質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午後1時から再開いたします。     午後0時00分 休憩-----------------------------------     午後1時00分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、公明党を代表し、引間真理子議員の発言を許します。 引間真理子議員。     (引間真理子議員 発言席着席 拍手) ◆引間真理子議員 皆様、こんにちは。 会派公明党の引間真理子でございます。発言席にて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 新型コロナ感染拡大も、はや2年目に突入しました。今年に入り変異種も蔓延し、継続的な感染予防策の実施とともに、市民の方々へ円滑なワクチン接種を進めることが最重要課題になってきています。市職員の皆様、そして医療現場や高齢者施設でご尽力いただいている皆様に心より感謝申し上げます。 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 はじめに、ヤングケアラーについて。 近年、ヤングケアラーという言葉を耳にするようになりました。ヤングケアラーとは、本来なら大人が担うべき家事や家族の介護、身の回りの世話などを行っている18歳未満の子どもを指します。 厚生労働省が2013年3月に行った要保護児童対策地域協議会を通しての調査で、ヤングケアラーの実態が分かってきました。幼い頃から日常的に介護に当たり、自分自身でもその現状に気づいていないところがあるようです。 このような状況の中、今年に入り、さらなる実態調査が全国規模で行われました。その結果、中学2年生で5.7パーセント、17人に1人の割合です。高校2年生で4.1パーセントが、世話をしている家族がいるとして、1学級に1人から2人のヤングケアラーがいる可能性を示す結果が出てきました。背景には、少子高齢化、共働き、家族環境の変化など、子どもがこうした介護に携わらざるを得ないという状態があります。 子どもの年齢や成長の度合いに見合わない過重負担によって心身が疲弊し、学業や進路に影響するケースもあります。孤立しがちで表面化しにくいことが、支援を難しくしています。 1、そこで、把握している実態と調査について、2、情報の普及啓発・サポート体制について、本市で把握しているヤングケアラーの実情、実態及びサポート体制について伺います。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 お答えいたします。 ヤングケアラーについては、当事者が家庭内における諸事情と捉えているため、問題が表面化しにくく、実態の把握が難しいのが現状です。しかしながら、国の調査結果同様、本市においてもヤングケアラーは一定数いるものと思われます。 次に、サポート体制についてですが、ただいま申し上げたとおり、実態の把握ができていないことから、現在はヤングケアラーに特化したサポート体制はございませんが、例えば不登校などの問題をきっかけに、ヤングケアラーと思われるような家庭の事情が判明した場合には、教育委員会をはじめ庁内の関係課や関連する機関が連携し、該当する家庭のニーズに合った支援を検討してまいります。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 引間真理子議員。 ◆引間真理子議員 ありがとうございます。 地域や学校で認知されにくいことも、ヤングケアラーの問題を深刻化させている原因の一つだと思われます。ヤングケアラーの半数以上、中学生で7割、高校生で6割が、誰かに相談した経験がないことも分かりました。周りの理解がなく、家庭の状況を知られることで差別や批判されるおそれもあり、孤立しがちな実態もあります。 まずは、身近な学校、地域、民生委員など、ヤングケアラーの存在を知ってもらう取組を推進し、早期発見、把握から適切な支援につなげる環境をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、不登校児童生徒への支援について。 2017年2月より施行された不登校児童・生徒たちを支援する教育機会確保法では、不登校のために学校で勉強する機会を失ってしまった児童・生徒に対して、学校への登校を強制せず、それぞれに合った学習環境を保障するように定められております。 不登校の児童・生徒は年々増え続けており、本市でも100人ほどいると伺っております。教育を受ける権利を守るため、学校や行政、フリースクール等、関係機関との連携が課題になっていると考えます。 そこで、多様な学習機会の提供について、本市の不登校児童・生徒の学びの支援はどのようになっているのか伺います。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 多様な学習機会の提供につきましては、現状の取組として、校内適応指導教室での個別の学習支援や、山武郡市教育相談センターが運営する校外の適応指導教室、ハートフルさんぶの活用などにより、学習機会の確保に努めているところでございます。 また、小・中学校では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、子どもと親の相談員を活用し、各教職員が組織で対応することはもちろん、山武地区不登校等児童・生徒サポートセンターや山武郡市教育相談センターなど、関係機関と緊密に連携を図りながら、不登校傾向にある児童・生徒の心の居場所づくりや学びの場の保障に鋭意取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 引間真理子議員。 ◆引間真理子議員 ありがとうございます。 不登校には、心の問題、家庭の問題と、様々な事情があります。しかし、大事な未来の宝です。それぞれの状況に応じた具体的な支援を引き続きお願いいたします。 次に、防災教育について。 東日本大震災では、過去の災害教訓に基づく防災教育により適切な避難行動を取ることができた学校の事例がありました。震災から10年がたち、いまだ津波の映像は鮮明に記憶に残っております。 一昨年の台風では本市も集中豪雨に見舞われ、大規模な冠水など、帰宅できずにいた児童もおりました。学校や地域における防災教育をより一層充実し、一人ひとりが自然災害を正しく理解し、自ら的確な判断の下で適切な避難行動が取れるようにしていくことが重要です。 そこで、子どもたちの命を守る防災について、災害時に児童・生徒の命を守るため、この10年間にどのような防災教育を進めてきたのか、また今後どのように取り組んでいくのか伺います。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 各小・中学校では学校安全計画を策定し、防災管理と防災教育の両面から危機管理体制を整えております。様々な自然災害から自分の命は自分で守るための知識や実践力を育てる観点からも、防災教育は大変重要であり、近年の異常気象や各地での大地震等が懸念される中、その必要性はますます高まっていると認識しております。 東日本大震災からの教訓も踏まえ、各小・中学校では、防災教育として3つの柱で取り組んでおります。 1つ目が、自然災害が起こる仕組みや、災害発生時の地域の連携等について学ぶことや、災害時の対処の仕方や、助け合いについて考えたりすることなどの授業での取組です。 2つ目は、各学校の安全計画に基づき行う各種避難訓練を中心とした実践活動です。 そして、3つ目が、引渡訓練を実施したり、地域の防災訓練への参加を促したりする、地域保護者と連携をした活動でございます。 このほか、本市の取組として、児童・生徒用防災マニュアル、「いざというときのために」という小冊子を作成し、全ての児童・生徒に配付しております。これは、地震発生直後の対応や津波避難の仕方など、できるだけ簡単な言葉でポイントを絞りまとめたもので、ランドセルやかばんに入れて携行するよう指導するとともに、定期的に、そして大きな災害が起こるたびに、内容の確認と意識づけを行っているところでございます。 災害から児童・生徒のかけがえのない命を守るために、今後も様々な災害からの教訓を生かしつつ、防災の取組を継続していくことが大切であると考えております。 教育委員会といたしましても、引き続き校長会議や教頭会議で話題にしながら、各小・中学校の防災意識の高揚を図ってまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 引間真理子議員。 ◆引間真理子議員 ありがとうございます。常に意識づけをするということはとても大事なことだと思います。日々、子どもたちの安心・安全を預かる先生方のご苦労に感謝いたします。 東日本大震災のとき、子どもたちが高台を目指し、大人に声をかけながら避難した話も、子どもたちの防災意識が、自分の命だけではなく大人の命も守りました。今後も取組の継続をよろしくお願いいたします。 次に、地球温暖化防止について。 長野県が、ごみ排出量の少なさランキングで6年連続日本一になりました。さらに、2025年度の達成を目指して、ごみ減量日本一の継続及び廃棄物処理計画に掲げる1人1日当たりのごみ排出量790グラムの運動を、県民挙げて取り組んでいます。 事業者や家庭から出てくるごみは食料品の占める割合が多く、水分を多く含んでおり、燃えにくく重量も比較的大きい。このような意味からも、ごみを減らすことは、イコール食品ロスを減らすことにもなります。 そこで、ごみ減量への意識啓発について、本市のこの3年間のごみ総重量と処理費用の推移、ごみ削減への取組についてお聞かせください。 ○議長(北田宏彦議員) 御苑昌美地域づくり課長。     (御苑昌美地域づくり課長 登壇) ◎御苑昌美地域づくり課長 お答えいたします。 最初に、本市における過去3年間のごみ総排出量及び清掃組合への負担金の推移でございますが、平成30年度分が約1万4,700トン、約2億8,560万円、令和元年度が約1万5,200トン、約3億円、令和2年度が約1万5,100トン、約2億7,120万円となっております。 次に、本市におけるごみ削減の取組につきましてお答えいたします。 まず、3R活動を中心とした取組でございます。 リサイクル倉庫による紙類や衣類などの回収による資源リサイクルの推進、本庁舎に設置された情報掲示板によるリユースの推進、広報紙などによりごみの分別方法や減量などを周知するリデュースの推進などに取り組んでおります。 また、市民の皆様とともにごみの減量を推進するため、生ごみ堆肥化装置設置の補助や、区自治会、子ども会などの団体による資源ごみの回収活動を支援するため、助成制度を設けております。 そのほか、いわゆるごみカレンダーを各家庭に配布し、家庭ごみの出し方、分別や減量化に関する情報を掲載して周知を図っているほか、広報紙やホームページにおいても定期的に周知啓発に努めているところでございます。 ごみの減量につきましては、環境面やごみ処理施設のコスト面からも重要な課題であると認識しておりますことから、今後も引き続き各取組を推進してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 引間真理子議員。 ◆引間真理子議員 ありがとうございます。 この3年間で総排出量も増えております。環境省が毎年3月に発表している1人1日当たりのごみ排出量、やはり令和元年実績によると、全国最少は長野県です。全国平均918グラムを下回り、816グラムです。ごみ排出量が少ない理由として、一人ひとりのごみ減量意識の浸透などが要因として挙げられております。 本市も様々な啓発、推進を行っておりますが、市民に分かるよう、具体的な数値目標を示す取組も今後必要かと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後に、豪雨災害時の浸水対策について。 土のうは、豪雨災害時の応急処置として、浸水被害を最小限に抑えるなどして有効活用できます。お隣の千葉市では、どなたでも自由に取り出せる土のうステーションを52か所に設置しております。大雨や台風の浸水、冠水への備え、地震等の緊急時に利用でき、浸水を防ぐ防水板の助成もあります。緑土木事務所の方のお話ですと、災害時に土のうの依頼が集中したので、すぐに活用できるようにステーションを設置し、市民からも大変喜ばれているとお聞きしました。 そこで、土のうステーションの設置について、一昨年の豪雨災害のときに床上浸水した方に土のうの準備をお知らせしました。その後、土のうを準備でき、安心できるとのお声をいただきました。防災対策として、本市にも緊急用土のうステーションを設置してはいかがでしょうか。見解を伺います。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 市では、台風や大雨による家屋への浸水被害などを防止するため、災害用の土のう及び土のう袋を市役所敷地内に保管し、被害防止に必要な市民の方々へ無償で配付しております。 他市町村の事例において、公共施設や交差点付近などに設置され、自由に取り出しが可能となっている土のうステーションの設置でございますが、今後の市民の利便性を考慮し、複数の公共施設での設置や配布方法も含め検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 引間真理子議員。 ◆引間真理子議員 ありがとうございます。 茂原市では、2013年の台風で浸水被害をきっかけに、毎年土のうづくりを行っており、今年も大雨、台風に備え、7,000袋を作り、在庫分と合わせて2万2,000袋を用意し、希望する市民には1世帯10袋を上限に無料配布するそうです。2019年の台風では、市内で床上・床下、3,686戸が浸水しました。市の担当者は、土のうづくりは市民の安全を守る最低限の対策としており、今後も続けるそうです。規模は違いますが、本市でも浸水地域等があります。土のうを防災対策として、事前の備えとして、市民がすぐ活用できるよう、ステーションの設置を強く要望いたします。 以上で私の質問を終わります。次の新型コロナ対策については、秋葉議員より質問いたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、公明党、引間真理子議員の代表質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午後1時22分 休憩-----------------------------------     午後1時22分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 公明党より関連質問の通告がありますので、順次発言を許します。 はじめに、秋葉好美議員の発言を許します。 秋葉好美議員。     (秋葉好美議員 発言席着席) ◆秋葉好美議員 皆様、こんにちは。会派公明党の秋葉好美でございます。 私のほうからは、5番目の新型コロナ対策についてを質問させていただきます。午前中から、大変にコロナウイルスについての質問がされており、また、5月27日の市の折り込みにもかなり明確なものが取り上げられておりますので、私もコロナに対しての質問が圧倒的でしたけれども、かなり重複もしておりますので、これも省略しながら、大事なところだけはもう一度聞かせていただきたいと思いますので、何とぞご了承願いたいと思います。 また、担当課の皆様、また行政の皆様、関係各位の皆様方においては、このコロナ禍において、大変ご苦労をおかけいたしておりますけれども、さらによろしくお願いしたいと思います。 それでは、質問に移らせていただきます。 1番目の新型コロナワクチンの接種状況についてをお伺いいたします。 ①市としては医療従事者の方から順次接種を始めているわけでございますけれども、高齢者施設の入所者及びその従事者のワクチン接種、どのようになっているのか、確認の意味も踏まえましてお聞かせ願えればなと思っております。お願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナワクチン接種の状況につきましては、4月15日より市内の医療従事者への接種を開始し、そのうち予診及び接種に携わる医師や看護師につきましては、5月17日に接種が完了したところでございます。その後に、市内の高齢者施設等への入所者及び従事者の接種を開始し、これまでに11施設、約1,200人に接種が完了してございます。また、医療従事者のうち、歯科医師及び薬剤師の方につきましても、6月11日におおむね完了する見込みでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 既に医療従事者も完了したということで、現在、介護施設またその入所者、また従事者というところで着々と進んでくださっておりますので、大変だと思いますが、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 次に、②になりますけれども、65歳以上の接種について、国は7月末までを目指すというわけでございます。特に、政府は緊急事態宣言まん延防止等重点措置の地域が拡大する中、新型コロナ重症リスクが高い、いわゆる65歳以上の高齢者への接種を円滑に進めることが重要課題であるとしております。 5月12日に公表されましたワクチン接種をめぐる政府の調査結果ですと、全国1,741市区町村の約86パーセントであったわけですが、6月に入りまして、6月3日の千葉日報にはこのように掲載されております。高齢者の接種については、医療従事者の確保が前提との条件付も含めると、98.7パーセントの自治体が7月末までに完了する見込みと、このようにあるわけでございますけれども、本市としてはどのような状況なのかお聞かせください。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 5月12日に公表されましたワクチン接種をめぐる政府の調査時点におきましては、本市の65歳以上の接種完了見込みを9月末と見込んでおりました。しかしながら、国から、高齢者の接種を7月末までに終えるよう取り組む方針が示されたことから、山武郡市医師会のさらなる協力による個別接種の前倒しや、大網病院での集団接種及び個別接種の追加などにより接種計画を前倒しし、これにより8月中の接種完了を見込めることとなりました。 引き続き、市民の皆様が一日でも早く接種できるよう、さらなる改善を加えるなど創意工夫をして、7月末までに65歳以上の接種完了を目指し、鋭意努力してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 大網病院の協力も得られたということで、非常によかったと思います。国も接種を加速する努力をされておりますので、大変期待されるところでございます。 1つ要望なんですが、お隣の東金市、これは65歳以上が約1万8,000人いるそうでございます。そこで、やはり目標を掲げたということでございます。大体、その目標が、1万3,000人が接種できるように目標を掲げたとお伺いしております。やはり、目標を掲げるということは、どのぐらい今進んでいるのかなという目安になると思いますので、本市も今大変きゅうきゅうな時期かと思いますが、やはり目標を掲げて接種に当たるということも非常に大事かと思いますので、これは要望でございますが、よろしくお願いしたいと思います。 (2)の接種計画の見直しについては、先ほど課長から答弁をいただきましたので、ここは省略させていただきます。 (2)の、ここで再質問をするところでございましたけれども、これを①といたしまして、自治体について、各自治体が抱える課題、これを把握いたしまして、やはり国・県などに具体的に対策を求めていくということも非常に大切になってくるかと思いますが、この件についてはいかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 千葉県市長会及び町村会において、市町村が新型コロナウイルスワクチン接種を円滑に進める上で直面する課題に緊急かつ的確に対処するため、ワクチンに関する情報提供や医療機関への対応などの必要な措置を求める新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種に関する緊急要望を、5月に国及び千葉県へ提出したところでございます。 本市におきましても、医療従事者の確保等につきまして、国や県が積極的に関与するよう要望したところでございます。 こうした中、厚生労働省において医療人材の求人情報サイトが開設され、本市においてもこの求人情報サイトを活用いたしまして、医師の確保を図ったところでございます。 今後も、高齢者の7月末までの接種完了に向けて、引き続きさらなる医療従事者の確保に努めてまいります。 また、千葉県におきましては、高齢者へのワクチン接種を加速させるため、大規模接種会場の開設に向け、準備を進めているところでございます。これにより高齢者の接種機会も増加いたしますので、市内高齢者の皆様への情報提供等に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 大変、県・国へと要望をしてくださっておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。 (3)ワクチン接種の予診票と予約券について、午前中にもこの質問はありましたけれども、私のほうからはちょっと視点が違いますが、①案内などが同封されておるんですけれども、文字が小さく、高齢の方々は大変理解し難いという声が聞かれているわけです。今後、印刷の文字の拡大についてをお伺いいたしますが、ある方から、文字が大変小さくて読みにくい、理解し難いと。今度案内が来るときには簡単に明確に大きな字をお願いしたいという声が聞かれておりますが、この件についてはいかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナワクチン接種の予約のお知らせのチラシの作成に当たりましては、文字も大きくし、説明についても写真を活用するなど、高齢者の方にも分かりやすい内容になるよう努めたところでございます。 ご指摘の案内文は、65歳以上の方へ接種券を発送した際に同封いたしましたファイザー社製による新型コロナワクチン予防接種についての説明書のことと思われますが、ワクチン接種の通知に際しては添付する書面が統一されておりますので、ご理解願います。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 ありがとうございます。確かに、ファイザー社の説明書というようなことをやっぱりお話をされておりました。今回、折り込みのチラシにおいては大変見やすく、カラーで挿絵もございまして、大変分かりやすくしていただいたということで、非常によかったというお話もたくさんいただいております。このへんについては大変ありがたいなということでございます。 ただ、新聞を取っている方については折り込みチラシが入りますが、そのほかの方においては折り込みが入らない、分からないという方もいるわけですね。そんな中で、駅または公共施設、そういったところにも置いてあるよと、そしてまた郵送による手続もできるという、そういった情報提供を、ひとつ今後お願いをしたいなと思っております。分からない部分も多々あるかと思いますので、情報提供のほうもよろしくお願いいたします。 次の3の②予約と、(4)の接種の方法と場所については、こちらの折り込みチラシのほうで明確にしてくださっておりますので、この部分については割愛させていただきます。 それでは、(5)の市外の医療機関でのワクチン接種について伺います。 ①として市外の医療機関について、原則、接種を行う医療機関が所在する市町村へ事前に届出が必要とのことでございますが、手続方法はどのようにされるのかお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 新型コロナワクチン接種は、原則、住民票のある住所地で実施することとなっておりますが、やむを得ない事情がある場合には、住所地外でも接種することが可能でございます。その場合、接種場所の市町村に事前届けが必要な場合と省略できる場合がございます。 はじめに、届出が必要な事例は次のとおりでございます。 出産のために里帰りをしている妊産婦の方、単身赴任の方、遠隔地で下宿している学生の方、DV、ストーカー等被害による避難をされている方、災害による被害に遭った方となります。 また、具体的に届出が省略できる事例でございますが、入院、入所されている方、基礎疾患を持ち、主治医の下での接種を希望される方、勾留または留置されている方、受刑者の方でございます。 申請手続に当たりましては、住所地外接種届に必要事項を記入し、住所地から発行された接種券または接種券の写しと併せまして、市町村の窓口へ提出されるか、郵送による申請となります。 本市に住所があり、市外での接種を希望される方は、接種場所の市町村もしくはかかりつけ医に問い合わせていただくこととなります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 市外でも接種が可能ということでもろもろ説明していただきましたので、どうか、いろんな意味で迷いもあったりなんかする中で、丁寧な説明をひとつ心がけていただきたい、このようによろしくお願いしたいと思います。 次に、(6)の基礎疾患のある方への接種についてですけれども、これは皆さんかかりつけ医に相談をされているということなので、特段、本市においてご相談があるわけではないということなので、これも省略させていただきます。 次に、7番目の集団接種の副反応についてを伺います。 ①といたしまして、注射部位の赤い腫れ、またはアナフィラキシー症候群などについて、接種後、大体15分から30分程度待機するわけでございますけれども、注射の腫れまたはアナフィラキシーショックなどの応急対応、これが万全かどうなのかをお伺いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 集団接種時において、接種後にアナフィラキシーショックなどの強い副反応が発生した場合は、問診された医師の観察を受け、必要に応じて救急車を要請いたします。搬送先は大網病院を予定しておりますが、状態や状況によっては東千葉メディカルセンターへ搬送する体制を取っております。 また、ご自宅に戻られてからの注射部位の痛みや腫れなど副反応が発生した場合には、24時間対応であります千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口へ相談していただくこととなります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 救急対応も非常に万全で、大網病院、そして東千葉メディカルセンターということで体制も万全にしてくださっておりますので、こちらのほうも引き続きよろしくお願いしたいと思います。 (8)次にいきます。自治体ごとの接種開始時期が異なるということでございますけれども、これは感染者が多く発生しているところから供給をしているということはお伺いいたしましたけれども、自治体ごとのワクチン供給はどのようになっているのか、確認の意味も踏まえましてお尋ねいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 国から供給されるコロナワクチンにつきましては、原則、市町村の高齢者人口比率等に応じて供給されております。 本市のファイザー社製品のワクチンの入荷状況でございますが、4月に2箱2,340回分、5月は3箱3,510回分、今月は2日に9箱1万530回分が入荷され、これまでに14箱1万6,380回分、8,190人分が入荷されたところでございます。 今後も、高齢者への接種を円滑に進めるため、計画的にワクチンが確保できるよう要望してまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 本市では、65歳以上が約1万6,000人と聞いております。ですので、6月には約半数の8,000人の方は第1回目が、まず順調なのかなと。入荷のほうも順調に届けられれば、先ほど来、何とか7月末までには高齢の方の2回目、期待できるのかなと思うわけでございますけれども、あくまでも供給の時期と量だと思いますので、それが早く入荷できることをお願いしたいと思っております。 最後になりますけれども、9番目にワクチンロスと詐欺などの対応についてをお伺いいたします。 予約をされていた方が、高齢の方ですので、急遽、体調などの変化があったりするかと思います。そういった場合に、急遽キャンセルになるということもあるかと思います。そういった意味で、ワクチンロスを防ぐために、すぐに対応できる体制、これ必要だと思います。 また、コロナ禍の中、詐欺なども非常に増加していると報道等で聞かれております。特に、東京都内、新型コロナワクチンの接種の予約を代行するということで金銭を要求された相談も相次いでいるようでございます。特に、国民生活センターによりますと、金銭や口座番号を要求された相談は全国で44件寄せられているということでございます。本市においては、このような詐欺行為等はないのかどうか、ワクチンロスと詐欺被害についての2点をお聞かせ願えればと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 市では、ワクチンロスを防ぐため、キャンセル待ちの仕組みを構築しております。キャンセル待ちの仕組みですが、予約ができなかった方を対象に、当日にキャンセルがあった場合のみ接種が可能となります。 申込方法ですが、市のコールセンターへ予約を申込みなされた場合において、予約が取れなかった方を対象に希望を伺い、登録することとなります。 キャンセルが発生した際の対応につきましては、受付時に登録した電話番号へ連絡し、つながらなかった場合は次のキャンセル待ちの方へ連絡をし対応してまいります。 なお、何らかの理由により、キャンセル待ちの対象者を確保できないと判断した場合に限り、ワクチンを無駄にしないためにも、市職員のうち接種現場で従事する保健師や看護師、次に保育士などに接種してまいります。 次に、詐欺の対応についてでございますが、本市におきましては、幸いにして被害の連絡は受けておりませんが、市ホームページやSNSなどを活用し周知をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 秋葉好美議員。 ◆秋葉好美議員 ありがとうございます。 6月3日の千葉日報に、100回分と60回分を廃棄した自治体があるわけでありますね。これは、大変、保管の仕方がずさんということで、冷蔵庫のスイッチが、電源が抜けていた。また、ある診療所では冷蔵庫が8時間以上も開いていたと、このようなことが、ずさんなことが浮き彫りになっておりますので、本市においてはそういうことがないかと思いますが、十分な管理をくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。 詐欺などの犯罪も今のところないということでございますが、こちらのほうも周知徹底をされながら、よろしくお願いしたいと思います。 以上をもちまして、私のほうからは質問を終わりとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして秋葉好美議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。     午後1時47分 休憩-----------------------------------     午後1時48分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、上代和利議員の発言を許します。 上代和利議員。     (上代和利議員 発言席着席 拍手) ◆上代和利議員 皆様、こんにちは。会派公明党の上代和利でございます。引き続き関連質問をさせていただきます。時間もありますので、通告に沿って行わせていただきます。 まずはじめに、これから始まる新型コロナワクチン集団接種が円滑に行われることを、担当課の皆様には大変ご苦労をおかけしますが、よろしくお願いしたいと思います。 私は、防災・減災についてお伺いしたいと思います。 本年4月にも台風が発生したり、5月は九州には大雨があったり、災害はいつ起こるか分かりません。コロナ対策が今は一番だと思いますが、防災・減災対策を、今できるところから進めていかなければならないと思います。 昨年度、第2回定例会で質問もさせていただいたんですが、東金九十九里有料道路を一時避難場所としての活用についてでございます。 そのときいただいた答弁ですが、車優先道路のため厳しいと、千葉県、千葉県警察からありましたと。よく考えていただきたいと思います。白里地域においては、避難道路として大網街道と10メートル道路の2本、高い場所として、南今泉にダイヤモンドマンション、また白里小学校、また四天木においては避難タワー、また築山等があります。北今泉においては、プラセルが避難ビルに指定はされております。避難所は屋上になりますので、住居されている方で精いっぱいじゃないでしょうか。北今泉においては、ここをおいて高い場所はありません。 本市の第6次総合計画前期実施計画の津波避難施設整備事業の中に高台整備等もございます。財政の厳しい本市にとって、こういう予算措置は厳しいと思います。そこで、県の所管である東金九十九里有料道路に、例えばスロープ等を設置し、一時避難場所にできるよう、県に要望していただけないかお聞かせください。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 東金九十九里有料道路は東金市台方から九十九里町真亀までを結ぶ道路であり、本市における津波避難において、当該有料道路の活用は有効であると考えられますが、道路構造として、歩道がなく安全性の確保ができないことなど課題があるため、津波避難場所としての可能性について調査し、関係機関と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 上代和利議員。 ◆上代和利議員 答弁ありがとうございました。 確かに、安全性の確保は厳しいとありますが、災害時、緊急時ですので、大阪などは、国道53号線で一時避難場所になったという新聞報道もございました。調査研究していただいて、前向きによろしくお願いしたいと思います。 次に、災害時要援護者の被災が目立っております。避難に当たって支援が必要となる人を特定し、その一人ひとりについて、災害時に誰が支援して、どこの避難所等に避難させるかを定める避難支援プランを策定していく必要があると、国でも言っております。 そこで、本市における障がい者など、要援護者における個別避難計画についてお聞かせください。 また、今、コロナ禍の中、避難訓練は厳しいですけれども、本年も何年か前まで行ってきましたHUG、避難所運営ゲームを推進し、市の職員の方、またボランティアの方、また自主防災の方に啓発、推進していただければと思います。また災害には、自助はもちろんですが、共助力を高めていかないといけないと思います。災害弱者の方のため、支援のために、HUGを推進することについてお聞かせください。 以上2点についてお聞かせください。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 個別避難計画は、災害時において、避難行動要支援者名簿に登録されている高齢者や障がい者などの自力で避難することが困難な方々の避難の実効性を確保するため、要支援者ごとに、あらかじめ避難時における支援者や避難方法などを定めるものであり、本年5月の災害対策基本法等の一部を改正する法律により、計画作成が市町村の努力義務とされたものでございます。 本市では、これまでに一部の自主防災組織において個別避難計画を作成していただいておりますが、改めて計画に盛り込む内容や作成手法などを関係課や関連機関、団体とも連携を図り、作成に向けて今年度から着手してまいりたいと考えております。 次に、避難所運営ゲームですが、通称HUGは災害時の避難運営を考えるための一つの訓練手法として静岡県で開発されたものであり、避難者それぞれが抱える事情が書かれたカードを用いて、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また、避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームとなっております。 市ではこれまで、避難所運営ゲームを職員災害初動対応訓練において活用したほか、昨年中止となりました市の総合防災訓練において、主体的に避難所運営を担っていただくことが想定される自主防災組織の方々を対象に活用を計画していたところでございます。 今後におきましても、避難所運営を担当する職員や自主防災組織などを対象に、防災訓練などを通じて、避難所運営ゲームを活用して、円滑な避難所運営の向上に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 上代和利議員。 ◆上代和利議員 よろしくお願いいたします。災害のときは、私たちはどうしたらいいのかという災害弱者の皆さんのためにも、大変な作業だと思いますが、重ねてお願いを申し上げたいと思います。そして、HUGを通して、災害弱者の皆さんに安心を与えられたらというふうに思います。 次に、コロナ禍だからだけでなく、新しい生活様式の中、心配なところはあると思います。令和元年の台風19号のときも避難所によってはかなりの方が避難をされています。本市もヤフー防災情報を導入されています。スマートフォンを活用して、避難所が満員、空きがあるのかというような避難情報が分かるようにはできないかお聞かせください。 ○議長(北田宏彦議員) 北山正憲安全対策課長。     (北山正憲安全対策課長 登壇) ◎北山正憲安全対策課長 お答えいたします。 災害時の避難所運営につきましては、令和元年の台風19号において、避難場所の収容状況の情報提供がなく、避難者が避難場所を転々としたなど、混乱を招いたことから、その検証結果として、避難所ごとの収容数の上限設定と各避難場所の空き状況を周知することとしたところでございます。 災害時の避難指示などの避難情報をはじめ、避難所の開設や収容状況などについて、防災行政無線やホームページによる情報発信はもちろん、スマートフォンでも情報取得ができるよう、登録制のメール配信サービスやヤフー防災アプリに加え、今年4月からはツイッターでの発信も開始したところです。 今後も様々な媒体を活用して、災害時の情報伝達に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 上代和利議員。 ◆上代和利議員 よろしくお願いいたします。 災害時にできるだけの情報伝達が、市民の皆様は欲しいと思います。これから梅雨にも入ります。担当課の皆様にはご苦労をおかけしますが、市民の皆様のためにもよろしくお願いいたします。 ご答弁ありがとうございました。以上をもちまして、会派公明党の関連質問を終了させていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして上代和利議員の質問を終結し、公明党の関連質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午後2時10分から再開いたします。     午後2時00分 休憩-----------------------------------     午後2時10分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより個人質問を行います。蛭田公二郎議員ほか4人から通告がありますので、順次これを許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇 拍手) ◆蛭田公二郎議員 こんにちは。日本共産党の蛭田公二郎です。個人質問のトップバッターで質問をさせていただきます。 私の質問は、1つはコロナワクチン接種について、2つは新型コロナウイルス感染症対策について、3つ目に公共交通拡充について、この3つであります。 さて、今日6月8日は、2回目の緊急事態宣言が発令された1月8日からちょうど5か月目に当たります。この間、再度の発令や延長が繰り返され、千葉県においては現在、まん延防止等重点措置が実施されているさなかにあります。昨日、本市では久しぶりに新たな感染者が出まして、引き続きまん延防止対策の手を緩めることがないようにすることが重要だと思います。 他方、先ほど来、話がありますように、ここへ来てワクチン接種が進んで、ようやく収束に向けて大きな光も見えてきました。問題は、このワクチン接種がいかに速くそして円滑に進むことができるかです。 政府は、7月末までの高齢者接種の完了を全国の自治体に号令をかけています。しかし、自治体側からは具体的なワクチン供給の日程通知が不十分とか、医師、看護師が確保できないなどの声が相次いでいます。こうした中で、去る5月14日、千葉県市長会と町村会の連名で、国と県に対して緊急要望書を提出したと伝えられております。 まず最初に、この緊急要望書の内容について市長に説明を求め、これよりは発言席にて質問をいたします。     (蛭田公二郎議員 発言席着席) ○議長(北田宏彦議員) 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 去る4月23日に菅内閣総理大臣が、接種を希望する高齢者に7月末を念頭に各自治体が2回目の接種を終えられるよう、政府を挙げて取り組んでいくと表明されるとともに、政府より6月末までの高齢者接種分ワクチンの基本配分計画が示されたところでございます。 このことを受け、千葉県市長会及び町村会では、市町村が新型コロナウイルスワクチン接種を円滑に進める上で、直面する課題に緊急かつ的確に対処するため、ワクチンに関する情報提供や医療機関への対応などの必要な措置を求める新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種に関する緊急要望、これを5月17日に国へ、翌日の18日に千葉県へ提出いたしました。 この要望では、ワクチン配分のスケジュールの明確化、円滑な接種体制の拡充、医療従事者の確保及び財政支援の充実などの項目を掲げておりますが、本市のように比較的小規模な市町村においては、特に接種体制の整備や医療従事者の確保が大きな課題でございます。本市におきましても、集団接種会場の増設や医師会の皆様に個別接種時期の前倒しをお願いするなど、できる限りの対策を講じておりますが、こうした様々な努力も市町村単位ではおのずと限界があることから、国が主体的に医療従事者の派遣等に関与していただくよう、市長会長、町村会長から要望していただいたところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 ありがとうございます。 全国知事会からも、この市長会と同様の緊急要望書が出されていたというふうに聞いております。国は早くやれというふうに尻をたたいても、具体的な供給のスケジュール等が、あるいは医療体制が整っていなければできないわけで、そういう要望を市長会が行ったのは極めて適切であったと思うし、その後のワクチンの供給につながったものだというふうに思います。 しかし、それから既に3週間たちまして、その当時と比べるとワクチンの供給もだいぶ進んでまいりました。ワクチンの確保と円滑な接種のために、日夜大変な仕事をされている担当課の皆さんには敬意を表するものです。 早速、次のワクチンの配付基準と今後の確保の見通しについてお伺いをいたします。 まず、7月末までで接種を完了するという目標にあっては、本市の高齢者の人口、これは先ほど午前中来、同僚議員の質問に対してお答えがありました。1万6,800人ということですね。2回接種するとなると3万3,600回、これが必要なワクチンということになります。それに加えて、医療従事者、あるいは高齢者施設等の職員の皆さんなど、何人ぐらいになるか分かりませんが、何千人かを入れれば、おそらく3万数千回、4万回に近い分のワクチンが必要になると、高齢者の分と医療従事者で必要になるのではないかと思います。 本市への入荷は、先ほど私の前の秋葉議員の質問に対するお答えで、全部でこれまで4回入荷がされて、4回目の一番大きな1万530回分ですか、6月に入って、合計で1万6,380回分来たということです。先ほどお話ししてもらいました4万回分ぐらい必要であるとなれば、これからさらに2万回分ぐらいが必要になると、こういうことが見込まれるのではないかと思うんですが、厚労省のデータを見ると、この間6月に来たのが、あれが第6クール分だとすれば第7クール、それから第8クールということで、それぞれ8箱ずつ16箱、合計1万8,720回分が到着するというふうに、厚労省のデータにはなっている。もし間違っていたら、後でお答えのときにお話しいただければいいと思うんですが、こういう状況ではないかと思います。 もとより、国から各自治体へのワクチンの接種に必要な希望数量、これ自治体から希望数量を出して、その比率とそれから各自治体の高齢者人口、これを基礎に配分されるというふうに聞いております。そうした状況の中で、本市がワクチン確保のための必要な数量規模を、行ってきた経過と併せて、今後のワクチンの供給の見通しについてお話をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 ファイザー製品のワクチンの入荷状況につきましては、4月に2箱、5月は3箱、今月は2日に9箱が入荷されたところでございます。さらに、今月中旬に5箱、7月初旬には9箱の入荷が予定されており、累計28箱、接種回数に換算いたしますと3万2,760回分となり、65歳以上の接種に伴うワクチン数は確保できる見通しでございます、また、7月中旬、下旬にも、さらに要望してまいりたいと考えております。 以上になります。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 今月までにあと2回来て、それが到着予定としては、到着分を入れると全部で3万2,760回分が確保されてほぼ見通しが立つということですね。ただ、お話しのように、高齢者分だけ3万3,600回必要なわけで、果たしてこれで全部行き渡るのかどうかということもありますが、もう一つは、もしワクチンの到着が予定どおり来なかった場合には、第1回の接種が終わってから、全て終わってから2回目を打つと、こういう方式でやった場合には、1回目から2回目までの期間が3週間を延びるということも考えられます。 それからもう一つは、個別の接種機関、医療機関、非常に人気が高いですね。かかりつけの患者が多いようなところではかなり接種が集中して、今の段階でも接種が7月から8月になってしまいますよと、こういう話があるそうなんです。そうした医療機関でも、1回目から2回目の期間が3週間を延びるということに、そういう想定もされます。こうしたことを想定して、集団接種ということもあるわけだと思うんですね。ですから、集団接種とかかりつけ医を上手に組み合わせて接種するということが大事なんじゃないかと思います。 それから、専門家によると、ファイザー製のワクチン、3週間を超えて、例えば4週間とか5週間になってもそんなに効果は変わらないと、そんなに効果が減少するということはないと、こういうふうにも言っています。 こうした状況の中で、この高齢者、7月末までにということを達成、目標にするのであれば、やはり確実なワクチンの確保、これが大事だというふうに思います。あわせて、そのかかりつけ医と集団接種の活用をうまくすること。それから、仮に3週間空いても、そんなに大きな影響ないようなことを含めて、これから高齢者の皆さんが心配をしなくてもいいような、そういう情報の提供にぜひ努めていただきたいと思います。 それから、7月末までということですが、先ほど同僚の議員の質問に対して課長が、当初は9月中までの高齢者の接種の完了を予定していたけれども、国がもっと早めろということがあって9月中を8月中までに前倒しすると。そして、現在はさらに7月中に終わるように努力をしているということです。これ早くやるのは、市民の皆さんも望んでいることですから極めて大事なことでありますが、同時に安全が優先で、先を急ぐあまり、トラブルが起きたり接種ミスが起きたり、そういうことのないように、まずは安全優先で今後の接種を行っていただきたいと、このことを要望したいと思います。 次に、(2)ワクチンの接種計画についてでありますが、この点はこれまでの午前中の質問で大体お答えをいただいておりますので、お答えはほとんどいらないと思うんですが、医師、看護師の確保は大体立ったとか、あるいは集団接種の会場と医療機関の会場、それからキャンセルへの対応、これも先ほどの同僚議員の質問で明らかになっておりますので、①から③の質問は割愛して、④と⑤の質問についてお答えいただきたいと思います。 これも一部お答えいただいていますので、交通不便者への対応、何か考えていることがあるかとか、あるいは優先接種、高齢者施設などに対する従業員などに対する接種は行っているが、例えばヘルパー派遣事務所のヘルパーですとか、そういったところはそういう体制になっているのかどうか、その点お答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 齊藤隆廣健康増進課長。     (齊藤隆廣健康増進課長 登壇) ◎齊藤隆廣健康増進課長 お答えいたします。 はじめに、交通不便者への対応についてでございます。 市民の皆様が容易に接種会場へ赴くことができるよう、本市の集団接種会場は大網病院をはじめ、保健文化センター大網白里アリーナ及び農村環境改善センターと、各地区に会場を設けたところでございます。また、現在、市内16の医療機関においても、個別接種を実施しております。 そのようなことから、ワクチン接種に伴う移動手段の支援等については考えておりませんが、自宅療養等により集団接種会場や個別接種を実施している医療機関に赴くことができない方につきましては、市内の訪問型医療施設やかかりつけ医による訪問での接種をご案内してございます。 次に、ヘルパー派遣事業所やヘルパーの優先接種対象についてということをご答弁させていただきます。 ヘルパー派遣事業所の業務におきましては、高齢者と接する機会が多いことから、常日頃、新型コロナウイルス感染防止に努められているものと認識しております。 国が示しております居宅サービス事業所等の従事者の接種についての取扱いによりますと、市町村が必要に応じて都道府県に相談した上で、地域の感染状況や医療提供体制の状況等を踏まえ、感染が拡大した場合に在宅の要介護高齢者や要支援高齢者が自宅療養を余儀なくされ、介護サービスの継続が必要となった場合には、接種順位を医療従事者の次に位置づけることが可能とされております。しかしながら、本市におきましては、幸いなことにこれまでクラスター等も発生しておらず、国が示す感染拡大の状況には至っていないことから、現時点では優先接種の対象とはしてございません。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 いろいろと対策を講じていただいているようですが、ありがとうございます。 いずれにしても、午前中同僚議員でもありましたけれども、例えば自宅療養の方はどうするのかとか、これはかかりつけ医など、あるいは訪問医など、上手に使ってほしいというお話もありましたけれども、いずれにしてもそういう方々含めて、接種を希望する全ての人が、希望する人たちが全て接種ができるようにと、そういうことで、大変な中ですがご尽力をいただきたいと思います。 それから、ヘルパー派遣事業所の皆さんだとか、ヘルパーから、私直接お話を聞いているんですが、やはりご自宅で車椅子で生活して、自宅の中で車椅子で生活している人がいろんなところに行くわけです。そういう方々に、もし自分が感染してしまったら困ると、こういう日々心配しながら、そういう高齢者と接しているというお話もお伺いしています。そういう声がありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ワクチン関連の質問の最後に、1つ要望しておきたいんですが、これは副反応のことです。先ほども、副反応について心配がありました。頭痛ですとか、発熱とかそういう、あるいはアナフィラキシーが起きたら困るということで、接種会場で15分とか30分ぐらいは観察をするということになっています。しかし、中には家に帰ってから、夜中に急に痛くなって、夜眠れなくなってしまったというような方も結構おるんです。 そういう方々のために、実は24時間対応の千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口というのがありますね。これ24時間対応。これは広報の特集号にも書いてありますし、それから6月1日付の広報にも書いてあるんですが、私が高齢者の方々に聞くと、高齢者の方々はまず自分がどうしたら予約が取れるかというところにもうこれ関心が行っているものですから、こういう千葉県新型コロナウイルスワクチン副反応等専門相談窓口なんていうのは、この広報の一番下のほうに書いてあるのがなかなか分からない。せっかく、こういう24時間対応のところがあっても、全部端から端まで読めばいいんでしょうけれども、なかなか目につきづらいということがあるんです。 これが、1回目でも結構痛いとかだるいとかってあるんですけれども、2回目の接種になるとこれはかなり出てきますね。私も、医療関係者で2回接種した方いますけれども、2回目の接種の方は、必ず翌日はあまり大事な予定は取らないほうがいいというふうに言っているぐらい、やっぱり高い比率で倦怠感が出てきたりします。そういうことも考え合わせますと、この24時間対応の相談窓口とか、あるいは別な窓口を設けることはなかなか難しいのかもしれませんけれども、ぜひ広報ですとか、あるいはホームページですとか、いろんな機会を通じて丁寧に分かりやすく周知をしていただきたいというふうに思います。 だいぶはしょりましたけれども、ワクチン関係は、皆さんこれまで、午前中来質問されておりますので、だいぶ割愛をさせていただきました。 2番目の新型コロナウイルス感染症対策についてですが、これも2の(1)、(3)、(4)、これは質問は取り下げます。なぜかというと、(1)、(3)、(4)というのは、それぞれ千葉県や保健所に問合せをしないと分からないということで、担当課だとか保健所の負担を考慮して質問は取り下げることとしまして、(2)の飲食店等への協力金の周知について質問をいたします。 飲食店などの営業と酒類の提供時間短縮です。これは、まん延防止等重点対策のコアの部分になっておりまして、それを実行するために、今千葉県が行っている協力金、これとセットになっています。しかし、今報道などでも、協力金がなかなか届かないとか、申請が複雑だというような声も出ております。中には、そういう協力金のことを知らないとか、あるいはまん延防止等重点地域、千葉県の場合には重点地域があって、それ以外の例えば大網白里の場合には、その対策の対象ではないかというふうに思っている方もおります。という中で、今そうしたまん延防止等重点措置、時短協力金などの周知について、どのように図っているか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 飯高謙一商工観光課長。     (飯高謙一商工観光課長 登壇) ◎飯高謙一商工観光課長 お答えいたします。 千葉県が実施する感染拡大防止対策協力金は、県内で飲食店を運営する事業者が県の要請に基づき、時短営業や感染拡大防止策などの支給要件を全て満たした場合に協力金を支給する制度でございます。 協力金の周知につきましては、千葉県並びに市及び市商工会のホームページのほか、市商工会で定期的に発行している会報により周知しているところでございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 商工観光課には、これまでもまめに広報等で、あるいはホームページで周知していただいて、本当にありがたく思っております。 今お話しいただいたように、たくさんの支援が今行われまして、今受付を行っているのは第6弾と第7弾ですよね、大網白里の飲食店が。それでも、第1第から第7弾まで、それぞれごとに地域だとかあるいは期間だとか、あるいは協力金の額もそれぞれ違っているわけですが、そういうことをきちんと注意して見ていないと見逃してしまって、申請しないともらえるべきものがもらえないと。そうすると、やるべき対策がきちんとやられないということになりますので、これまでも努力していただきましたけれども、引き続きお願いしたいと思います。 これ、支援の点では、最近政府が打ち出した新型コロナウイルス感染症による生活困窮者自立支援制度というのが、これまでの小口資金ですとか、総合資金とか、こういったことを申し込んでもう満杯になっちゃったとか、あるいは外されちゃったとかいう方々などに対して、政府が支援すると、こういう対策が始まりました。 今、協力金は千葉県ですけれども、この支援は市が受付を行うことになっております。おそらく社会福祉課が所管になると思いますが、ぜひ対象になる方々に必要な支援が届くように、この点は十分周知をお願いしたいと思います。 次に、だいぶ飛びますけれども、(5)のコロナ禍の児童・生徒のオリ・パラ観戦について質問をいたしたいと思います。 オリ・パラ大会組織委員会が進めている、子どもたちにオリ・パラの競技を観戦させる学校連携観戦というのが全国128万人を対象に進められている。千葉県では、県の環境生活部が中心となって進められておりまして、学校連携観戦チケット事業ということで、昨年からの繰越予算を含めて1億2,640万円の予算が組まれて、趣旨としては県内の児童・生徒に大会観戦の機会を提供し、次世代を担う子どもたちに国際感覚やスポーツの楽しさ、ボランティア精神云々を磨くという点、もとよりこの計画はコロナ感染が起きる前につくられた計画なんですけれども、今この段階で子どもたちに感染させるということについては非常に問題だと思うんですが、先日お電話で経過についてはお伺いしているんですが、改めてこの点について経過と対応についてご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 千葉県教育委員会が策定した学校連携観戦チケットを活用した、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会観戦に向けた学習モデルについて、昨年度、予定どおりに開催されるのであれば、小学6年生を対象に市内全校が観戦する予定でありました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、大会開催が1年間延期となったことを受け、改めて県から希望調査があり、校長会議で協議をいたしました。その結果、コロナ禍が収束しない状況に鑑み、児童の安全を最優先し、観戦を希望しないことといたしました。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 ご苦労さまです。 大変適切な対応だったというふうに思っております。近隣の自治体なんかも、実は観戦に行くというような自治体もありまして、また再度の案内が来ないとも限りませんので、来たらぜひ断固としてお断りしていただきたいと思うんです。今のこの感染対策を明らかにしない中で、オリンピック開催に突っ込むこと自体、まさに目をつぶったまま断崖から飛び降りるようなものというふうに、昨日も国会でもだいぶ論議になっていましたが、まさに子どもたちをそうしたコロナウイルスのリスク、あるいは熱中症のリスクなどにさらさないように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 この感染対策の2の大きな問題で、あとちょっと1つだけ要望したいんですが、(1)の高齢者施設の従業者等の質問は、先ほど冒頭言ったみたいに取下げをしましたが、要望だけちょっと一言申し上げておきますと、引き続きやはり高齢者施設の社会的検査、これは必要だと思うんです。千葉県は、1,600件の高齢者施設を定期検査やると行っているんですけれども、大網白里市はどこですかというふうに聞こうと思ったら、それは調べないと分からないということですけれども、私はどこどこやるというんじゃなくて、全ての高齢者施設、医療機関、障がい者施設、そういったところの従業者などについては定期的に検査をすべきというのが1つ。 もう一つは、先ほど冒頭言ったみたいに、昨日も本市で感染者が1人出ましたけれども、引き続きやはり検査の拡充、これが必要だと思うんです。検査必要だ必要だと言っていながら、実際の検査数を調べたらどうなのかと。ちょっと私、なかなかこういう数字って出てきにくい、隠れているんですけれども、千葉県が1日当たりのPCR検査数、これ7日間の平均の検査数、今400日以上ずっと毎日出ているんですけれども、調べたら、緊急事態宣言が発令された1月8日検査数3,451件であったのが、1月の末日3,314件、2月末日2,429件、3月末日2,201件、4月末日2,087件、5月末日1,953件。これ今朝調べたら、一番近いのが6月4日1,213件、もう感染が広がる中でこれを食い止めなくちゃいけないから検査が大事だと言っているのに、どんどん減っている。特に、この5月31日から6月4日まで、僅か4日で740件も減って、オリ・パラが近づくと検査をやらないんじゃないかというふうに思えるほどなんです。 今、3月議会では、市長もPCR検査の拡充については、感染の拡大防止、市民の皆様に安心・安全に過ごしていただくためにも重要なものと考えておりますと、こういうふうに述べているわけで、ぜひ引き続く検査の拡充について、市長にはご尽力をいただきたいということを申し上げまして、次の公共交通の質問に入りたいと思います。3の公共交通の拡充についてということであります。 まず、はまバスの次期運行計画ですが、10月からの次期計画、今年の9月で契約が切れます。公共交通活性化協議会では、契約更新のことについて検討され方向が出されたというふうに伺っています。そこで改めて伺いますが、次期計画の概要、ルート、それから本数、料金、それから今後の契約スケジュールなどについてご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 白里地区コミュニティバス、はまバスの本年10月以降の運行計画の概要についてお答えいたします。 運行期間は、令和3年10月1日から令和5年9月30日までの2年間。 運行ルートは、市街地ルートと地区内循環ルートを統合し、現行の市街地ルートにスーパーハヤシ白里店への乗り入れを加えたルートに一本化いたします。ルートの統合により、運行本数は現行の1日8便から5便に減便いたしますが、16時台に出発する下り便を14時台に繰り上げ、利用者に配慮した運行ダイヤに改正して、利便性の向上を図ります。また、利用者の少ない祝日を運休にして効率化を図るほか、民間路線バスの運賃との整合を図るため、地区内の乗降につきましては現行の200円に据え置いた上で、白里地区と大網地区間の大人料金を400円から500円に改定いたします。 今後のスケジュールにつきましては、今回の6月補正予算案に、運行業務に係る所要額を計上させていただいたところであり、予算案が可決された後には、事業者選定や運輸局の許可手続など、円滑な運行の実施に向け迅速に作業を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 大体概要は分かりました。 どういう検討の結果、こういう計画になったのかということについて、以下お伺いしますが、まず運行継続ということについて、1便当たり3人を目指すと、これまで目指してきたわけですけれども、今回3人には遠く及ばない状況だったんですが、にもかかわらず、2年間という時限ではあるけれども継続運行としたと、この理由は何なのか。それから、2年間これから運行して、その後継続運行する見通し、いろいろ対策をやるんでしょうけれども、見通しはどうなのか。それについてご説明いただきたいと思います。
    ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 はまバスは、本年9月末に実証運行期間を終了するため、去る3月17日に開催の地域公共交通活性化協議会において、10月以降の運行方針についてご議論をいただいたところでございます。その中で、実証運行において市街地ルートの利用者が増加傾向にあることや、白里地区の高齢者を対象としたアンケート結果では約半数の方がはまバスの継続を望まれていること。高齢化率が約43パーセントと高い白里地区の現状などを総合的に勘案し、運行計画の見直しを行った上で、今後も高齢者等の移動手段として路線バスを補完するコミュニティバスの運行は必要とのご判断をいただいたところでございます。 また、今後の見通しでございますが、新たな運行計画では多くの方が利用されている市街地ルートへの一本化や、通院や買物時間に配慮した運行ダイヤの見直しなどによる効率化や利便性の向上により、目標とする1便当たり3人の平均利用者数の達成を目指してまいりたいと考えております。 そのためには、より多くの方にご利用いただくことが必要不可欠でございますので、引き続き広報紙や市ホームページを通じたはまバスの情報掲載や、高齢者の方が集まるイベントに参加させていただき、はまバスのPRを行うなどにより、利用促進に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 今、私が聞いた、なぜ継続運行にしたのかということについては、アンケートを取ったと、市民の半数以上が継続してほしいと。こういうことであれば、これはもう継続せざるを得ないと思うんです。引き続き3人を目指すと、3人というのは一つの目安とこれまでも言われてきたんですが、果たして税金を使うのに3人という目標が達成されれば、税の効率から、公平性からいったらどうなのかという議論はこれからもあると思うんですが、それは別にしても、継続すること自体については、私、実はちょっと振り返ってみたら、去年の12月議会でこういう発言をしていたんです、議事録なんですが、はまバスについて、来年の10月には契約更新を迎える。当初の1台当たり3人、これを目指していきたいと思うけれども、しかし3人にいかなかったからもうやめちゃえというふうには言わないで、いろいろと改善しながら乗車数を増やして、やめちゃうということにはならないようにと、こういう、私要望していましたから、運行継続自体は、それはいいと思うんです。 問題は、本当に市民の皆さんが利用しやすいような、この間まで1台当たり0.8人とか、今だって3人にもいかない状況ですよね。これを本当に、市民の皆さんが利用するようなそういうものにしていくにはどうしたらいいかと。ここが最大の問題なんですが、そのときに、今度はルートを全部、地域ルートをやめて、5本は全部市街地ルートですよということなんだけれども、今まで市街地に行っていた人が400円だったのが、今度500円になるわけです。 やっぱり、これは僅か100円というかもしれないけれども、(2)の既存業者との共存共栄のためにという、はまバスの料金改定ということに関わるんですけれども、これは矛盾して、例えばホームページで宣伝するとか何か言っても、一方で料金を上げて、これ足を引っ張るということに当然なるのではないかと思うんです。料金改定と、それから、これから利用者を増やすということのその関係についてご説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 現在のはまバスの運賃は、白里地区と大網市街地間を利用される場合の大人料金は400円でございます。一方、民間路線バスの運賃は、大網駅と白里出張所付近の土地改良事務所前バス停間が490円、第2保育所バス停から海側のバス停間は530円に設定されております。 国土交通省のコミュニティバスの導入に関するガイドラインでは、路線バスとの運賃の整合性を図るよう十分留意することが示されていることや、公共交通利用者の公平性に配慮した適正な受益者負担の観点からも、路線バス運賃との整合性を図る必要があると考えております。 そのため、新たな運行計画では、白里地区と大網市街地間をご利用された場合の大人料金を500円に改定させていただくものであり、小学生や障がいのある方、運転免許を自主返納された方は大人料金の半額となります。 今回の運賃改定により、現在ご利用されている方々にはご負担をおかけすることとなりますが、今後も白里地区コミュニティバスと路線バスの共存連携を図ることにより、持続性のある公共交通の維持確保に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 なぜ値上げなのか、今、民間路線の同じようなところへ行くのに490円とか530円とかという話がありまして、いずれにしても民間路線、これへの影響を考えて値上げをしたということなんですね。 ②の民間交通事業者との共存、結局、民間路線との影響をどうするか、これが一貫して、この公共交通を考えるときに一つの大きなジレンマになっていたと思うんです。白里地域の公共交通を振り返ってみると、平成21年に白里地域限定のデマンドタクシーというのを試験運行から始めました。それから、なかなかうまくいかないということで新路線になって、今度地域限定のはまバス運行、これ今度は地域限定から市街地ルートも含めて、今回は市街地ルートのみと、こういうふうに、ルートをどうするか、あるいは料金をどうするかというときに、必ずその都度民間事業者との競合問題はあったんです。 私は、市内を運行する民間路線バス、今課長が言われたように、これは市にとってなくてはならない貴重な公共交通機関ですから、引き続きこれからも守って運行していただけないと困ると、こういうふうには思っているんです。 そして、民間バス運行するために、これは国も補助を行っていますよね。はまバスとルートが重複する、大網サンライズ九十九里線や大網白里白子線、2つのルートをそれぞれ合わせると、国や県から1,000万以上補助金が出ているということですから、当然国や県からも補助金が出ているんです。そういう中で、しかしそれでもなお影響を考えるということであれば、それは、私はその分を市民にかぶせるということではなくて、やはり市がその分を例えば負担するとかいうことも考えることができるんじゃないかと思うんです。 今の民間路線は、どこも今コロナの影響もあって大変な状況だと思うんです。そこで、この新たなはまバスが民間経営をもっと圧迫するということであるとしたら、その100円分、何とか我慢してということでなくて、やはり市が負担することも考えることができるんじゃないか、負担してもいいんじゃないかと、こういうふうに思っているんです。 ということで、民間路線との共存の問題をどう考えるか、基本的に。これはいつもジレンマであったわけです。基本的なこの民間との考え方をお答えいただき、それから利用者負担分を利用者にかぶせないで、仮に市が負担するというようなことについて考えられないか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 バスやタクシーなどの民間公共交通との共存につきましては、コミュニティバスの運行により民間経営を圧迫しないよう、それぞれが担うべき役割を明確にすることが重要と考えております。コミュニティバスは、路線バスの停留所から1キロメートル程度離れる公共交通空白地域を中心に運行しており、路線バスを補う役割を担っておりますが、道路事情などにより運行ルートの一部が路線バスと重複するはまバスでは、運行時間の調整や運行本数を最小限にするほか、相互への乗り継ぎ割引を実施し、路線バス事業者が割引した金額を市が補填するなどにより共存に努めているところでございます。 なお、運行区間が競合することによる路線バス事業者への補助につきましては、運行計画の立案や見直しの際には、既存の公共交通事業者と運行内容について十分に協議、調整を行った上で、コミュニティバスを運行しておりますので、運行ルートの重複による補助を行う予定はございません。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 今、市が財政危機でもある中で、市が独自に民間に補助するということは簡単にはできないと思うんですが、課長のところにも参考にお渡ししましたように、本市と同じようにコミュニティバスと民間路線が完全に競合するというケースというのはほかにも、全国にもあるんです。課長のところにお渡ししました鹿児島県の薩摩川内市、ここには民間路線バス運賃差額交付要綱というのがあるんです。ここでは、その条文の中にこういうふうに言っているんですけれども、補助金に係る補助事業は、市が運行しているコミュニティバスと運行路線が完全に競合する、これは南国交通株式会社というのが運行しているんですけれども、運行している契約線に限るものとするということで、バス利用者から徴収すべき運賃は、いろいろ調査した結果、平均運賃の203円とか、その時々の状況下に応じて市から一定の助成をすると、こういうことをやっているんです。 コミュニティバスと同額運賃で運行することによる地域住民の交通利便性の向上を図ることに役立っていると、この薩摩川内市では言っているんですけれども、こういったことというのは、私はできないことではないんじゃないかというふうに思っているんです。 ただ、今課長からもお話があったように、財政問題があるわけです。民間との競合の問題に加えて、財政問題をどうするかということが大きな問題ですが、市が公共交通にどれだけの財政支出をしているのかということをちょっとお伺いしたいんですが、今、市のコミバス2つあって、増穂コミバスの年間の総事業費、運賃収入、それから国庫補助額、特別交付金、差引きして市の補助額は幾らか。はまバスも同様に、市の補助額がそれぞれ幾らなのかということについてご説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 本年度におけるコミュニティバス運行経費の財源内訳の推定見込額をお答えいたします。 はじめに、増穂地区コミュニティバスは、運行委託料1,850万円から運賃収入420万円と、国庫補助金410万円を差し引いた市の負担額は1,020万円となりますが、その8割、820万円が特別交付税として交付されるため、市の実質負担額は200万円の見込みでございます。 次に、白里地区コミュニティバスはまバスは、運行委託料750万円から運賃収入100万円と国庫補助金180万円を差し引いた市の負担額は470万円となりますが、同様に特別交付税が380万円交付されるため、市の実質負担額は90万円の見込みでございます。 なお、はまバスにつきましては、これまで1便当たりの利用者数が国庫補助の基準に達していないため、市単独事業で実施しておりましたが、今年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による国の特例措置として補助基準が緩和されたため、国庫補助事業として実施する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 今、ご説明あったように、総事業費何千万かかっても、国の補助金だとかあるいは特別交付金、この特別交付金というのは赤字額の8割を補填するとかいうことで、これだけ活躍している増穂コミバスが、市の持分は僅か200万円とか、こういうことなんですね。私は、お金出せばいいというものじゃないんですけれども、今一方で財政危機はあると。しかし、一方で公共交通、これも待ったなしで深刻な問題だと。今、白里のはまバスが問題になっていますけれども、国道から西側の地域は本当に交通不便地域になっているんです。これから、後期高齢化社会を迎えて、こういったことに対してどれだけ市が苦しい財政の中でも運営していくかということを考えなくちゃいけないんだと思うんです。 私は詳しく調べているわけではないんですが、近隣の市町村、東金市とか山武市とか、もう何千万級でそれはお金出してやらざるを得ないんです。多くのところでは、乗合タクシーもやる、それから循環バスもやるということで、大体やっていますよね、山武でも東金でもどこでも。本市の場合には、コミュニティバスも1台だけで走っているわけでしょう。1台だけで走っているコミバスというのは、そんなにないですよね。ぜひそういう点で、やはりますます重要になる公共交通の拡充のために市の財政出動、財政困難な中でどうやって、どれだけの財政支出ができるのかということを正面から考えて、市民に負担だけをかぶせるということじゃなくて、ぜひ前向きにご検討いただきたいというふうに思います。 そういう点では、財政出動の問題は3月議会で一般会計予算に対する修正動議が出されましたけれども、そのときに子ども医療費の保護者負担を求める予算案に対して修正動議が出されました。その際に、幾ら財政危機といえども、子育て支援の柱とも言うべき子ども医療費については手をつけるべきではないということが提案理由で述べられましたけれども、市長には市民に負担を求めるだけでない、市民本位の財政運営を求めて、最後に、時間がありませんが、デマンドタクシー、交通不便地域解消のためにデマンド交通の運行について検討していただきたいと思いますが、ご見解いかがでしょうか。 ○議長(北田宏彦議員) 米倉正美企画政策課長。     (米倉正美企画政策課長 登壇) ◎米倉正美企画政策課長 お答えいたします。 デマンド交通は、バス路線の維持が困難な場合、ワゴン車両やタクシー車両を用いて、交通不便地域に住む高齢者などの交通弱者のニーズに応じたドア・ツー・ドアのサービスの実現を目指す交通システムでございます。 導入に当たりましては、予約を受け付けるシステムの整備やオペレーターの配置、タクシー車両の借り上げに多額の費用を要するほか、民間のタクシーやバス利用者の減少が懸念されますことから、現状においては、デマンドタクシーの導入は困難と考えております。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 千葉県が、平成元年度の県内における地域公共交通の現状についてという資料がありまして、この中で千葉県がデマンド交通についてどう述べているかということを紹介しますと、コミバスは平成25年度をピークに、その後はやや減少傾向にあり、一方デマンド交通は平成19年度末の4路線から平成26年にかけて大幅に増加し、その後は微増で推移している状況ですと。これが千葉県全体の今の状況だということの話をしているんですけれども、デマンド交通というのは、今課長からも紹介あったように、電話をかければ事前に希望場所や時刻、受付をして、どこでも決まったところに行っていただけるという点では、コミバスとかあるいは民間路線とも競合しない、全く別な需要があるわけです。 財政問題を考えても、補助金や特別交付税を使えば、例えば御宿町ではデマンドの全体事業費は1,000万円、国からの補助金が287万円、運賃収入が138万円、そして特別交付税が417万円、町の持ち出しは結果として111万円ということで、つまり事業費全体の1割ぐらいで運行しているんです。これ、東金とか山武になると地域も違うので、これはそういうわけにいかなくて何千万という形にもなりますけれども、そういう点では、極力少ない財政規模で実現することができて、しかも大変便利な交通機関だというふうに思います。 本市の場合には、非常に東西に長い地形ですから、山武市の場合にはデマンド交通を3つの地域に分けているんですが、本市の場合にも例えば白里地域、増穂地域…… ○議長(北田宏彦議員) 質問者並びに答弁者に申し上げます。 残り時間が少なくなっておりますので、質問、答弁は簡潔にお願いします。 ◆蛭田公二郎議員 こういうふうにゾーンも分けながら、一斉開始ということでなくても、運行、試験運行から始めてもいかがと思います。いずれにしても、山武地域でデマンド運行していないのは九十九里町と本市だけという状況です。ぜひ、これからも前向きな検討をお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして、蛭田公二郎議員の質問を終結いたします。 暫時休憩いたします。 なお、午後3時20分から再開いたします。     午後3時08分 休憩-----------------------------------     午後3時20分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次の通告者、黒須俊隆議員の発言を許します。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 発言席着席 拍手) ◆黒須俊隆議員 本日最後の一般質問となりました、もうしばらくお付き合いいただければと思います。黒須俊隆でございます。 時間の都合、質問が多岐にわたっていますので、質問席から早速始めさせていただきたいと思います。 はじめに、子育て支援、子どもの貧困、教育行政についてと題しまして、子ども医療費助成削減または保護者の負担増、これについて数点議論をさせていただきたいと思っております。 長引くコロナ禍により、多くの子育て世帯が苦しい思いをしている中、市はわざわざ子育て世帯の負担を増やそうとしている。今年8月から子どもの医療費の保護者負担を増やし、一方で近隣自治体が医療費助成を中学生から高校生へと拡大しているにもかかわらず、本市は依然中学生のまま、このままでは旧山武郡市では最低、千葉県でも最低レベルの子ども医療費助成になってしまう、事実上なってしまった。子育て世帯を定住・移住促進するというのは掛け声だけなのでしょうか。 本日、同僚議員の質問に対する答弁で、移住・定住と企画政策課長が答えていました。機会があれば、企画政策課長の感想も聞いてみたいと思うんですが、市の魅力を高めると企画政策課長が言っていました、今日。 おそらく、ちゃんと調べたことはないんですけれども、千葉県の市で図書館もなく、あとつい最近まで児童館もなかった。図書館も児童館もない市というのは、日本に一体いくつあるのか。千葉県にはおそらく一つもないでしょう、大網白里市だけだ。全国でも一体いくつあるんだろうか。今度、時間があるときに調べてみようと思います。 それが、やっとのことで児童館ができたと思った途端、保護者負担増、千葉県最低レベルの子ども医療費助成、もう企画政策課長が一生懸命市の魅力アップ、アップ、アップと言っているけれども、あっぷあっぷで魅力がた落ち、本当にやっと、本当に児童館ができたのにこれでは、本当にどうやって子育て世帯を誘致するんですか。 金坂市長はこれまでも、出産お祝い金を削減しました。また、これは阻止しましたけれども、廃止しようとしました。子どもとか子育て世帯に対して寄り添う姿勢があるんでしょうか。一方で、自分の選挙の直前に選挙助成を率先して増額した、これを私は決して忘れません。何度でも言います。選挙が近づくたびに言います。 さて、金坂市長及び当時の子育て支援課長は、議会や予算委員会で誤った説明を繰り返していました。本市の子ども医療費助成は近隣の自治体以上のサービスをしている、こういうふうに言ってきたわけです。予算委員会や議会で、私を含め何人かの議員が何度もこれは誤りだと、間違いだと指摘したのに、最後まで認めませんでした。 なぜそのような事態になったのか。わざわざ誤りを、わざわざうそをついて、誤りだと知っていて予算を通したのか、それとも誤りとは知らないで、何らかの事態で誤った情報に基づいて議案説明をしたのか。どちらにしてもこれは大変重大なことです。市の誤った説明によって、もしかしたら、悪い言い方をするとだまされて、市にだまされて議会が賛成しちゃったのかもしれない。 そうだとしたら、子ども医療費保護者負担の増額は、直ちに取り消さなければならなくなる。もしかしたら、市長が事務方針で説明した内容、これは担当課長からのブリーフィングが間違っていた、でも、間違っていると知らないで市長は信じて報告したんですか。知っていてやったのか、知らないでやったのか。 さて、今回、質問通告している内容としては、この近隣市以上のサービスをしているという内容で、予算委員会で八街市とか東金市とかよりも本市はサービスが高いんだと、一言一句そういうことを言ったわけではないけれども、そういうふうに受け取られる表現を担当課長がしていて、それを決して訂正しなかった。八街市、高校生まで助成していますね。本市は中学生ですね。東金も入院は高校生まで無料で、保護者負担なしで助成していますね。 近隣市にわざわざ八街を入れたわけですから、別に近隣市で八街を入れなくてもいいんですよ、一般的な感覚からすると。それをわざわざ入れたから、もしかしたら八街の情報が間違っていたのかもしれない、そんなことも思うわけですけれども、なぜこんなふうに説明したのか、誤った説明をしたのか。 八街市の資料を、古い資料を、傍聴していたほかの課長が持っていて、黒須、間違っているんじゃないのといって、間違っていたのはその課長のほうだったんですけれども、古い資料をもしかして配っていたんですか。 古い資料、間違った情報を基に、議会で間違った説明をしたのかどうか、このあたりをまずはお答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 お答えいたします。 はじめに、前回の定例会における事務方針の趣旨を申し上げます。 子ども医療費助成事業における中学生までの自己負担額は、本市が小学4年生から中学生の通院を300円、その他の区分を無料としているのに対し、近隣市のほとんどが通院、入院については300円であったことから、近隣の自治体以上のサービスを提供していると説明させていただきました。 ここで、改めて今回の見直しに至った経緯についてご説明申し上げます。 本市では、厳しい財政状況を受け、令和2年3月に財政健全化に向けた緊急的な取組についてを策定いたしました。この中で、受益者負担の適正化として、子どもの医療費助成事業に係る負担金についても見直しを行うことといたしました。 見直しに当たっては、千葉県の助成基準を超える、いわゆる市の単独上乗せ部分について検証……     (「議長、そんな質問をしていませんよ」と呼ぶ者あり) ◎糸日谷昇子育て支援課長 検証を行いました。     (「市長、何言っているんだよ、議長、そんな質問していないよ」と呼ぶ者あり) ◎糸日谷昇子育て支援課長 はじめに、助成対象範囲に……     (「質問していないことをそんな長々と答弁するんだったら、もうこっち議会としてはヒアリングなんかできないよ、何のためにヒアリングしているんですか。議長」と呼ぶ者あり) ◎糸日谷昇子育て支援課長 ゼロ歳から小学3年生までの……     (「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 暫時休憩といたします。     午後3時31分 休憩-----------------------------------     午後3時33分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 再開いたします。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 次に、今回の見直しに当たって参照した資料についての質問がございました。 今回の見直しに当たって参照した資料は、県内各市町村の子ども医療費助成制度を取りまとめた資料は、令和2年6月時点で千葉県が把握していた令和2年度の制度変更の内容を更新した資料として、千葉県から提供があったものです。 したがいまして、この資料は当時は最新のものであり、千葉県のホームページに記載されたものと同じであると認識しておりましたが、その後、八街市のほうから県のほうに制度の変更の報告があって、八街市のデータが誤りとなったものでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 まず、最初の質問で、何でこんな誤ったそういう説明をしたのかという、そういうのに対して、近隣市の話を今課長がしていましたけれども、ここにちゃんと、これは大網白里広報の4月号に、この市長が事務方針で述べたものがほぼそのまま載っています。 これによると、近隣の自治体と書いてあるんです。近隣の市でなんて一言も書いていないですよ。近隣の自治体と言ったら白子入りますか、入るでしょう、近隣の市と言ったら九十九里町も入るでしょう。     (「自治体でしょう」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 自治体と言ったら。 そういうのを全く無視して、そもそもがふだんは旧山武郡市ということをすごく使うんです、皆さんたちは。旧山武郡市と入れたら今度は、芝山は唯一、その当時で大網白里市よりも200円多いそういう区分があったけれども、横芝光も山武市も高校生でゼロです。九十九里も白子も。 近隣市と言ったら、もう圧倒的多数が本市よりもサービスが上なんです。こんな子どもが見てもすぐ分かるようなやつを、八街は勘違いしていたらしいけれども、八街勘違いしていたんじゃないんですよ、八街は近隣市、近隣自治体じゃないのに、ふだんは山武郡市で言っているのに、わざわざ八街を入れたんです。それはなぜかといったら、八街は本市よりもサービスが低いと、そういうところを見つけたからなんです。本当にふざけた、都合のよく統計を操作するという手法、これは詐欺というんですよ。 うそを、額面どおりうそをつくというのと、本当のことを言わないというのと、詐欺の手法というのは二通りあるんです。本当のことを言わないという詐欺の手法で今回説明した。市長までころりとだまされた。 一体、誰がこの起案を書いたんだと、予算委員会で質問しました。私は何度もしつこくしましたが、課長は私は知らないと言っていました。一体誰がこの、市長、事務方針をつくったんですか。私は課長の責任でつくったと思うんだけれども、課長が知らないと言ったから、市長が市長の判断でこれをつくったんですかね。市長、自分でこれは起案したのかどうか、お答えください。     (「していません」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 ちゃんと答えてもらいたかったけれども、していませんと聞こえましたので、私が議事録に残す上で言っておきますが、今、金坂市長はしていないと。 市長も知らない、こんな誤った事務方針を誰かが起案したけれども、担当課長は知らないと、こんないい加減なことでいいんですかね。 さて、もう一つの質問、八街市、資料が古かったんじゃないのと言ったら、そのとおり、6月だと、今、言いましたね。今、最新の千葉県のホームページを昨日見てきましたけれども、これは8月時点なんです、令和2年の。 だから、令和2年8月の時点でこの予算委員会が始まる前、議会が始まって市長の事務方針が出た段階で、もうとっくにこの新しい資料はホームページにアップされていました。一体、いつ6月の資料を手に入れたんですかね。これほど重大な事案、市民に負担をかけるそういうことなのに、そもそも近隣自治体に調査に行かないんですか。千葉県の古いホームページの何か一覧表を見て、しめしめ、八街は本市よりサービスが劣っていると、そう思ったから八街が本市より劣っているよと説明したんですか。ひどいですね、せめて八街の担当者に、今どうですかくらい、一言聞けばいいじゃないですか。 子育て支援課長、どうですか、何か新しいことをやろうと、国民の、市民の負担を増やそうというときに、近隣よりも本市はずっとすごいとか言っておいて、近隣の担当者に電話したりとか、それ調べたりしないんですか。どうですか、ちょっとお答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 今回の改正に当たりまして、この資料の中では、入院、通院、調剤ごとの自己負担額が不明であったことから、中学生までの自己負担額については近隣市に電話で詳細を確認しております。 また、先ほど千葉県の誤った資料という話がありましたが、令和2年度の6月時点で入手したものでございます。これにつきましては、令和2年度の制度変更を入れたものということで、千葉県から提供があったものでございます。 結果的に、誤った資料を使ったというのは、我々事務屋としても反省すべきことかなとは思っております。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 今、正直にお答えいただいたから分かりやすいんですけれども、令和2年の6月に市がもらったと言ったけれども、本当に千葉県の担当者からもらったんですか。それとも、令和2年6月に本市の何らかの事情でホームページからダウンロードしたんですか、どっちですか。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 こちらにつきましては、県のほうでホームページに掲載する前に、各県内市町村に内容の確認という意味で提供いただいた資料でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 県が、ホームページに載せるために、確認のために6月時点の確認のためのそういう資料をもらったと、県から。 当然、県のホームページに載っているだろうと分かっているわけです、担当者も、担当課は当然。それを6月の時点で2月まで何か月あるんですか。はっきり言って8か月もあるんだよ。8か月あったら、この2月、3月議会があって、今度は6月議会があって、次は9月議会があって、その間に当然変わっている可能性があるでしょう。2月、3月は別ですね、6月議会があって、9月議会があって、12月議会ですか。当然、近隣の制度も変わっている可能性があると思うのが当然じゃないですか。 実際、6月の8か月も前の古い資料を基に、本市のサービスがすばらしいという、違うだろうと言っても、違うというのを認めない。これはおかしいですね、もう。 間違ったというか、誤った情報で市長にブリーフィングして、市長が事務方針で誤った方針を述べて、予算委員会でも誤った情報のまま進んでいく。これは、たまたま私やそのほか数人の議員が資料を調べていく中で、新しくもないですよ、たった2か月差ですから。8月の資料を手に入れた。それで気がついたわけですけれども、こういう誤った説明の下に、議会を無理やり通したことの責任は免れない。 これは、これから機会があれば当然追及していくものだと、ここに述べさせていただきますが、最後の質問、2番、3番の質問、ちょっと長くなったのでまとめてしますが、これだけ今回の一般質問と同じような議論を予算委員会でしたにもかかわらず、4月の広報にこの間違った内容がそのまま載っている。市長は、これから私に、もしくは私以外の議員も含めて市長が間違った事務方針を報告したぞという、これからずっと言われちゃうようなそんな内容を、今度は、これは誰の責任か分からないけれども、秘書広報課の責任なのか分からないけれども、要はフェイクニュースを、トランプじゃないですけれども、フェイクニュースを今度は4月に載せたわけですよ。 一体、何でフェイクニュースをこんな載せる羽目になったのか。これだけ、私が間違いなんだ、誤りだということを言ったわけなんだから、文言を変えればいいじゃん、市長に恥かかせるんじゃなくて、本市のサービスが近隣自治体以上だなんていう、そういうところは抜いて、それで説明すればいいじゃないですか。 何で誤りを訂正しないで、議会だけじゃなくて今度は市民もだまくらかす、都合よく統計を操作する、そういう詐欺的手法を今度は市民に対してもやった。これは秘書広報課の責任なのか、市長の責任なのか、誰の責任か分からないけれども、何で掲載するのかお答えいただきたいと思います。 また、この中で医療費助成削減の理由は他のニーズにも対応するため、もう一つ、この制度を維持していくため、この2つが大きなものとして言われているんだけれども、そのうちの1つ、医療費削減、助成削減ですね、助成削減でもしくは保護者負担増でもいいですが、それが一体幾らあって、その他のニーズにどういうふうに振り分けられているのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 糸日谷 昇子育て支援課長。     (糸日谷 昇子育て支援課長 登壇) ◎糸日谷昇子育て支援課長 お答えいたします。 まずはじめに、誤った説明との認識はございません。 続きまして、市議会定例会での事務方針及び事務報告については、広く市民にお知らせするため市広報紙に掲載しており、紙面の都合上、概要となることがありますが、可能な限り発言どおりに掲載しているところでございます。 次に、多様な子育て支援のニーズに適切に対応していくとの発言についてのご質問がございました。 本市は、これまで様々な子育て支援策を実施してまいりました。 まず、待機児童の解消として、民間保育所の整備促進を図るとともに、保育事業に多様な主体が参入できるよう、許可に向けた支援を行ってまいりました。その結果、市内の保育所等の定員の合計は736人となり、5年前と比較し154人の増加となっております。また、学童保育については各小学校区ごとに、市で設置している7施設と民間の2施設、合わせて9施設で事業展開しており、需要に合わせ施設整備を実施してまいりました。 さらに、子どもの保育や児童の健全育成だけでなく、子どもと保護者が自由に交流できる子育て支援館や子育て交流センターといった複合施設を整備してまいりました。そのほかにも、様々な施策を実施してまいりましたが、これらに伴い児童福祉に係る経費は年々増加しており、限られた財源で子育て支援サービスを効果的に実施することが求められております。 このような背景の下、このたび子ども医療費助成制度の見直しを行い、本制度の維持継続を図りますが、それでもなお市の財政状況は厳しく、新規の事業や既存事業の拡充のための財源を確保することは厳しい、難しい状況です。 しかしながら、子育て支援に関する喫緊の課題とし、児童虐待に対応する体制の整備とひとり親家庭の自立支援やDVに対する相談体制の強化を掲げ、子育て支援サービスの充実に向けて取り組んでまいります。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 課長が、誤った説明をしていないと、近隣の自治体以上のサービスを提供していることからとはっきり書いてあるじゃないですか。このスキームの違う千葉市というのは、本来は抜くべきだけれども、その千葉市を入れたって、千葉市と茂原市と芝山町だけなんです、本市が近隣自治体以上のサービスをしているというのは。数が違うでしょう、ほかに東金も八街も、山武も九十九里も、横芝光も白子もあるじゃないですか。これは間違っている、誤っているでしょう。 また、もう一つ今、どんなニーズに対応していくんだという説明に、これは書いてありますよ、ちゃんとはっきり。今後見込まれる多様な子育て支援のニーズに適切に対応したいと書いてあるから、それを質問したのに、今まで、去年とかおととしとか、その前やった児童館を造ったからお金がないからやったんだという、これは説明が違うじゃん。だからフェイクニュースだと言っているんですよ、さっきから。 都合よく、何か言い換えて、単なる言い換えだったらいいけれども、都合よくごまかしている、もっとはっきり言えばいいじゃん、無駄遣いしちゃってお金がありません、だからサービスは後退するしかない。企画政策課長が一生懸命魅力アップと言っているけれども、本市は無理です。そこから始めないと、何もかも一生懸命頑張っている、職員も大変だで、しゃんしゃんでこのまちがよくなるんですか。 8月から医療費が上がってしまう、これは受診抑制になって、子どもの受診抑制というのは子どもが急変することがある。救急が増える事態になっては本末転倒です。ましてや、子どもたちが受診抑制によって、病気になったり重くなったり、子どもの命が脅かされるようになったら、本当に大変なことです。 少なくとも、受診抑制になっていないかとか、そのことだけでも、当面、担当課はしっかりと、どうなっているか調査しながら、この保護者負担増を見守っていただきたい、せめてものお願いです。 さて、次の質問に移ります。続きまして、「生理の貧困」についてご質問いたします。 経済的な困窮や親のネグレクトなど、そういうものが原因で生理用品を十分に購入できない若い女性や生徒・児童が増えていると、いわゆる生理の貧困と言います。 新型コロナウイルスの影響が長引く中で、この問題がテレビや新聞でも取り上げられることが大変多くなってまいりました。本市も含めて、その中で、自治体でこの問題に取り組んでいる、対応している、そういうところがちらほら出てきている。 先週放送されたNHKのニュースでは、内閣府の調査で、これは5月の内閣府の調査みたいですけれども、255の自治体が生理の貧困に苦しむ子どもや女性への支援に取り組んでいると、そういうニュースが流れていました、先週です。取り組むもしくは検討しているということですか。 県内でも、松戸市とか君津市とか鎌ケ谷だとか、いくつかの市で取り組んでいるという、そういう情報を新聞で私も読みましたが、本市で取り組んでいる内容について、具体的にこれまでの経過、具体的な対応等についてどのようになっているのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 秋本勝則社会福祉課長。     (秋本勝則参事(社会福祉課長事務取扱) 登壇) ◎秋本勝則参事[社会福祉課長事務取扱] お答えいたします。 市では、経済的な理由などから生理用品を入手することが困難な状況にある女性を支援するため、4月1日から保健センター健康増進課窓口で防災備蓄用の生理用品の無償配布を開始いたしました。 一般配布用として約1,300枚を用意し、1回につき40枚程度配布しておりますが、これまでに20名の方が受け取りに来られております。あわせて、生理用品を必要とする児童・生徒に使用していただくことを趣旨として、市教育委員会を通じて市内小・中学校に2,000枚を配布しております。また、5月24日から市の生活相談センターCるーとにおいて、相談に訪れる方で希望する方に対して配布を開始したところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 先ほど私が申し上げた、例えば君津市は4月19日から始めたと、松戸市は5月12日から始めたと、そういう新聞情報の中で、本市も大変素早い対応をされたと、そんなふうに考えます。 これは大体いくつかのパターンがあって、1つは君津市のように学校のトイレに置いて自由に取ってもらうパターン、あと松戸市のように児童館だとか公民館だとかいろんなところで無償配布している、そういうパターン。また、その無償配布もその一つとしては、本市と同じように防災備品等を活用して、これは迅速にやるという意味もあるかもしれないけれども、その食べ物ほど賞味期限というものはないのかもしれないけれども、それなりに入替えの中で防災備品等を使ってやっているというパターンと、あとはコロナ関係の助成金、補助金等を使ってやっている、そういうような自治体もあるようです。 こういうパターンがあるわけですけれども、本市で先ほど市内小・中学校に2,000枚、教育委員会を通じて配ったという、そういうお話があったんですけれども、そこで教育委員会にお尋ねしますが、この2,000枚をどんなふうに使っているのか、そういう状況についてご説明いただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 各小・中学校では、これまで生理用品等に関する相談について、主に保健室において養護教諭に相談するケースが多かったと伺っております。 そうした状況に鑑み、各小・中学校では配布された生理用品について、主に保健室に保管し、購入できなかったり持ってくることを忘れたりした児童・生徒に適宜提供し、適切に対応をしていると認識しているところでございます。 今後も、児童・生徒の置かれている状況を注視し寄り添い、必要な支援が行えるよう、学校と連携して取り組んでまいります。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 今回、コロナ禍ということで、迅速な対応ということで、災害備品を通じて、小・中学生だけじゃなくて若い女性等を対象にして配布もしたということがあると思います。 これは、今後のコロナ禍の状況とかそういうものに合わせて、今後も適宜対応していただければと考えるわけですけれども、学校における、小・中学校における問題というのは、単にコロナ禍だからこの生理の貧困が起きているという、そういうことは一部にはあるのかもしれないけれども全てではないであろうと、私は今考えています。 コロナの問題が起きる前から、本市においても子どもの貧困というものはすごく進んできた、また例えばシングルマザーやシングルファーザー等どんどん増えている、中には10パーセントを超える小学校があると、そういう話も以前の一般質問の中で明らかになったわけですけれども、そういう中で、その子どもたちが親にきちんと相談できているのかとか、様々な問題が起きている中で、非常にプライバシーの問題もあるわけだから、保健室に行くのも行きづらい子どもたちというのもやっぱりいるんだろうと思うわけです。 そういう意味で、君津市の学校トイレに配備して自由に持っていっていいよというのはすごくすばらしいことだなと思っています。 先ほど言ったNHKのニュースで取り上げていたのは、品川区の教育委員会のことを取り上げていたんですけれども、品川区の教育委員会事務局の課長が、生理用品はこれまでも保健室に用意してはいましたが、トイレに置いたことで、本当は必要だけれども言い出せなかった生徒にも届くのではないかと思いますと、そういうふうに言っています。また、生理をめぐる不安を1つ取り去ることで、子どもたちの学びの環境整備になると思います。そんなふうに話しているわけです。 ただでさえ子どもを取り巻く状況というのは次々と、今まで、これまで私たちが育ってきた中ではなかった新しい問題が出てくるんだろうと思います。そういう中で、子どもの不安を少しでも取り除くことができるんだとしたら、ぜひこれは継続的にやっていただきたいなと思います。 災害備品がなくなったら終わりとか、あとはほかの自治体で、県や国の補助金でやったけれども、それがもう補助金がなくなったら終わりとかではなくて、その小学校・中学校において継続的に行う、そういうことをぜひ検討していただきたいと思うんですが、教育長、答弁をお願いします。 ○議長(北田宏彦議員) 深田義之教育長。     (深田義之教育長 登壇) ◎深田義之教育長 教育委員会としましては、学校において子どもたちが困るようなことはないようにしたいと考えております。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 どのように、困ることがないような具体的な内容がすごく重要なんですけれども、いきなりまだ予算化すら済んでいない中で教育長が答えることはできないと思うので、答えることができるのは市長だけだろうとは思いますが、子どもの医療費さえ削減するのに、なかなか難しいのかもしれないけれども、市長、答えられるんだったら、ぜひお答えいただきますが、ちょっと待ってね。 今のはちょっと訂正して、ぜひ市長にもこの前向きな答弁をいただきたいとは思うんですが、最近、私も二、三日前に知ったんですけれども、5月に市内の市民の団体が教育長と市長に対して、私よりもさらに細かい丁寧な要望書を、生理の貧困に関して届けているということを伺いました。 だから、市長も教育長も私以上にこの生理の貧困の問題については、よく認識はもう既にしているんだろうと思うんですが、そのことを踏まえて、ぜひ市長にも前向きに小・中学校に生理の貧困を解消するような施策をしていただきたいと思いますが、それでは市長、ぜひお答えください。     (「すみません、どこから要望があったと言いましたか、聞き漏らした」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 市内の団体と言ったんです。市内の市民団体。届いていないですか。     (「届いています」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 届いている。 ○議長(北田宏彦議員) 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 その件については、4月1日から早速展開ができたということは、3月でしたか、公明党の関係の議員、市役所施設にお越しいただきまして要望をいただきました。 これは、なるほど、やはり日頃から市民のその意見をすくい上げている皆さんからのお話だなということで感銘を受けまして、これは早速やらなければならないということで指示をした結果、備蓄のものが現在はあるということなので、それをまずは保健センターの窓口で配ろうじゃないかということでスタートいたしました。 その後、学校関係にも配布をしたということでありますので、ぜひこれからも、やっぱりコロナ禍ということも含めて、様々生活に苦しんでおられる方、そういった方に対して手を差し伸べていける、そうした行政、これを本当に心がけていることでありますし、これからもまだまだこのつらい期間が続きますので、そうした中で誰一人取り残されないように、しっかりとそのへんは見守って、目を配って対応してまいりたいというふうに考えているところであります。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 3月に、何か公明党の関係から要望があって4月に取り組んだと、そういうお話だったと思うんですけれども、私が言っているのは、その後5月に継続してこの問題に取り組んでくれと、そういう申入れがあったと、そのことを言ったんですけれども、それはまだ届いていないのかもしれないですけれども、教育長のほうにはしっかりと届いていて、それを受けて教育長は、今月この後その団体と懇談するという話も私は伺っていますけれども、そういう意味でぜひ今後継続して、小学校・中学校のトイレにも置けるようなそういうような施策にさらに一歩踏み込んでいただけるよう、教育長の懇談に間に合うような形で、市長もぜひ教育長と相談していただきたいと、そんなふうに思うところです。 続きまして、小・中学校制服、校則等についてということで、以前も何度も幅広く質問したことがあるんですけれども、今回、時間もないことですし、具体的にピンポイントで質問したいと思うんですが、中学生の靴下、下着等、色や形など細かい取決め、取締り等があるのか、あるとしたら、なぜ取決め、取締りをするのか。例えば、中学生は白い靴下ですけれども、黒い靴下だとどのような問題があるのか、ラインが入っていたり、ポイントがあったりすると何か問題があるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 石原治幸管理課長。     (石原治幸教育委員会管理課長 登壇) ◎石原治幸教育委員会管理課長 お答えいたします。 校則につきましては、市内各中学校においてルールが定められていると承知しております。靴下等についても、それぞれにルールが定められていると伺っております。 靴下の色については、汚れの目立たないものを毎日はき続けることを防ぎ、清潔感を保つといった意味から、白色の靴下をはくことを定める中学校があると認識しております。また、デザインについても無地またはワンポイントのものをはくよう定めております。 こうしたルールを定めることについては、落ち着いた雰囲気で学校生活を送れるようにすることや、デザインや流行等を追求し、華美で高価なものを購入することにより子ども同士の経済的な格差が生じないようにすることなどの狙いや意図があるようです。 一方で、白の靴下をはくという規定について、生徒総会等で議題に上げて話し合い、紺や黒の靴下もよいのではないかという結論に至り、ルールを変更したケースもあると伺っております。 いずれにしましても、こうした学校のルールの策定については、学校において様々な過程を経て今日に至ったものであり、教育委員会といたしましても各学校のこれまでの営みを尊重したいと考えております。 同時に、時代の流れや生徒を取り巻く状況等の変化により、保護者、生徒、教職員で十分に検討しながら、ルールの見直しをしていくことも大切であると認識しているところであり、今後、校長会議等でも話題にしていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 黒や紺のソックスでいいというふうに決めた学校があると言ったので、後でどこの学校かちょっと分かればお答えいただきたいと思うんですが、私の住んでいる地域はマンモス中学の大網中学が、みんな周り中大網中学なので、大網中の生徒を見ていると、白い靴下、綿の靴下をはいているわけですけれども、普通の学生服、学ラン、黒いズボンの学校というのは、千葉市内だとか都内だとか、別に普通に公立の学校だったら大体学ランが多いわけですよね、中学校レベルだと。 私も時々見ているんですけれども、結構、特に都内なんかでは黒い靴下の中学生がすごく最近多いです。本市でも黒や紺でもいいというふうに何か決まったという、そういう学校があるらしいので、この時代の流れにだいぶ近づいてきているのかなと私は思ったんですけれども、一方、私立の学校は制服のデザインなどを売りにして入学者を増やそうとしているから、当然、制服はこうだとかそういう縛りがいっぱいあるんだろうと。これは私立ですから、入りたい人が入ればいいわけで、いいんだろうと思うんですけれども、公立の義務教育、それを校則で厳しくして制限するのは、先ほど来、問題にしている貧困家庭に対して負担増になったり、そもそも白ソックスは格好悪くないですか。課長、もし答える時間があったら答えてもらいたいんですけれども、ダークスーツのときに白いソックスをはきますか。 このデザインとか何とか、華美になるといけないというけれども、黒いズボンに白いソックスをはかせるという、この世界でもデザイン的に日本人をおかしくする、そういう意図があるんですかね。世界からばかにされるそういう感覚を育てる、何か芸術的なそういう感覚を育てようというふうには思わないんですか。もう軍隊じゃあるまいし、何で中学生に黒いズボンに白いソックスをはかせるんですか、自分たちははかないのに。おかしいですよね。 また、白いソックスは清潔感が出ると言うけれども、はっきり言って、これは教育長、答えなくていいですけれども、教育長は学校の先生だったからよく分かっていると思うけれども、もう真っ黒ですよ、毎日毎日、白い靴下なんていうのは。 だから、小学生なんて、白い靴下をはいているのは、よほどのすごくいい子なのか、ちょっと語弊があるんですけれどもお嬢様なのか、とにかくうちの子どもも含めて、小学生の頃はみんな柄物の靴下をはいています。それは、親はたまったもんじゃないですよ。 教育長は洗濯をしていましたか、子どもの靴下。これ中学校に入って、白い靴下を真っ黒に毎日なるんだから、普通に洗剤できれいにしたってすぐに真っ黒になるんですよ。だから全然、見た目はちょっと清潔感があるかどうか分からない、どうするかといったら合成洗剤をばんばん使って、あとは漂白剤もばんばん使って、それで真っ白にするんですよ。それは体操服も同じだし、ワイシャツもそうですよ。 そうやって苦労しているんだけれども、これは環境に優しいですか。最近、何かSDGsという、本市の総合計画でもそれを前面に出しているけれども、漂白剤、合成洗剤をばんばんやって白い靴下をはかせて、洗濯しなさい。これが本市の河川を、環境に優しいそういう事業ですかね。おかしくないですか。 この②で制服の自由化について、標準服という考え方についても質問しています。制服高い、特に女子の制服は高い。男子の制服だと、今、インターネットで安いのを買うこともできるけれども、女子の制服は本当に高いです。 中学生なんていうのは、どんどん背が伸びる時期だし……、議長、必ず終わりにしますので、途中でちょっと言わないでもらいたい、続けさせてもらいたいんですが、子どもの制服の、だって、標準服という考え方があるんじゃないか、そんなふうに思うわけです。 いきなり、制服を自由化してもらっても、私は結構、全然構わないんだけれども、こういうような制服を着ろと、こういうようなスラックスをはけと、そういうような考え方もあるんじゃないか。かばんとか、ヘルメットとか、自転車の形状もそうです。自転車小屋が今、大変狭くて古いという話が同僚議員からありましたけれども、このサイドスタンドだと自転車が置けないなんて、そういう答弁が以前ありましたけれども、ここのプレハブ庁舎の脇に職員の自転車小屋がありますけれども、サイドスタンドの自転車が山ほどありますけれども、見てください、全然別に邪魔じゃないですよ、サイドスタンドのほうが結構スリムな自転車が多いから、サイドスタンドのほうがいっぱい自転車小屋に詰め込むことができるかもしれないですよ。 そもそも自転車なんて、かっこいい自転車に乗りたい中学生はいっぱいいるし、サイクリングが趣味の人もいるだろうし、職員でもこのビアンキのクロスバイクに乗って、かっこいいのに乗っているやつがいて、それはスタンドさえつけないで、いつもひもで縛ってあるわけですけれども、余計なお世話じゃないかと。 子どもたちの自主性を育てる、服装なんかだってデザイン感覚とかそういうものを、子どもたちに育てさせるというか、自ら。先生たちは見守ればいいじゃないですか。 何かあると困ると言うけれども、何かあると困るといっても、学校は責任なんか取らなくていいでしょう。何かあって責任を取るのは直接的には本人だし、次には保護者が責任を取るわけで、学校は子どもたち第一に考えて、子どもたちの自主性とかファッションセンスだとか、そういうものを育てていくことをまず第一義に考えればいいんだと私は思うわけです。 最初の質問で、だいぶ半分以上時間を使っちゃったので、このところの質問も含めて、この質問とこの次の質問、その次の質問とだいぶ残ってしまいました。 大体、次回に回せる質問なので、先ほどはもうヒアリングしないぞと言いましたけれども、しっかりと担当課とヒアリングして、分かりやすい議論ができればいいなというふうに考えています。また次回よろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(北田宏彦議員) 以上をもちまして黒須俊隆議員の質問を終結いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 なお、明9日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。     午後4時22分 散会...