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  1. 大網白里市議会 2021-03-22
    03月22日-05号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    令和 3年  第1回定例会     令和3年3月22日(月)◯議事日程(第5号) 第1 議案第28号訂正について 第2 委員会審査報告について 第3 閉会中継続調査に付することについて-----------------------------------◯本日会議に付した事件 日程第1 議案第28号訂正について 日程第2 委員会審査報告について 日程第3 閉会中継続調査に付することについて-----------------------------------     午前10時10分 開議 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) おはようございます。 ただいま出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、本日会議を開きます。 日程に先立ち、監査委員から提出された定期監査結果報告につきましては、お手元に配付をしておきましたので、ご了承願います。 そのほか、諸般報告は朗読を省略し、配付してあります印刷物によりご了承願います。----------------------------------- △日程第1 議案第28号訂正について ○議長(北田宏彦議員) 日程第1、議案第28号訂正についてを議題といたします。 訂正理由説明を求めます。 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 ただいま議題に供されました議案第28号訂正理由をご説明申し上げます。 本議会に提出いたしました議案第28号 指定管理者指定についてに係る指定管理者候補者より所在地変更申出がございましたので、指定管理者所在地を千葉県大網白里季美の森南五丁目9番地14から、千葉県大網白里市上貝塚442番地25ベルメゾン上貝塚101号室に訂正することについて、大網白里市議会規則第19条第1項規定により議会承認を求めようとするものでございます。 以上が議案第28号訂正理由でございます。 ○議長(北田宏彦議員) ただいま説明に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 発言席着席) ◆黒須俊隆議員 1つお尋ねしたいと思います。 指定管理者フィールドオブドリームス株式会社住所、所在地が変更ということだったんですが、このフィールドオブドリームス株式会社は、そもそも指定管理申請書類に虚偽申請をしているような会社ですので、住所変更も正しい住所変更がされたかどうか、大変疑問がありますが、担当課長はこの新しい所在地を確認に行ったでしょうか、お答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正教育委員会生涯学習課長。     (石井一正教育委員会生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 お答えいたします。 変更届が出された後、私ほうで所在地を確認に行かせていただきました。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 所在地を確認したということですが、この資料によると、読み上げるは控えますが、アパートか何か一室ような住所が書いてありますが、確認をしたところ、どのような確認をしてどのようなものだったかお答えください。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正教育委員会生涯学習課長。     (石井一正教育委員会生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 お答えいたします。 私が確認したところ、2階建て一軒家ような貸家で入り口が2つございました。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 外から見た話を聞いているではなくて、当然、指定管理者なんだから担当課として、変更届があったんだから、中をのぞいて社長がいるかとか、どういうふうに働いているかとか、中事務所がどうなっているかとか、そういう確認をしたかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(北田宏彦議員) 石井一正教育委員会生涯学習課長。     (石井一正教育委員会生涯学習課長 登壇) ◎石井一正教育委員会生涯学習課長 お答えいたします。 建物外からだけで、ノックをしたりチャイムを鳴らしたり、中まで確認はしてございません。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供されました議案第28号訂正について、訂正することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第28号訂正については承認いたしました。 お諮りいたします。 ただいま訂正された議案第28号 指定管理者指定については、文教福祉常任委員会に再審査を付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 よって、訂正された議案第28号については、文教福祉常任委員会に付託することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 文教福祉常任委員に申し上げます。直ちに文教福祉常任委員会を開催いたしますので、第一会議室にお集まりください。     午前10時17分 休憩-----------------------------------     午前10時42分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程第2 委員会審査報告について ○議長(北田宏彦議員) 次に、日程第2、委員会審査報告についてを議題といたします。 はじめに、予算特別委員会に付託された議案9件審査結果について、委員長報告を求めます。 予算特別委員会委員長黒須俊隆議員。     (予算特別委員会委員長 黒須俊隆議員 登壇) ◆予算特別委員会委員長黒須俊隆議員) それでは、去る3月4日、予算特別委員会に付託されました令和3年度大網白里市各会計予算について、審査経過と結果をご報告させていただきます。 本特別委員会は、去る3月9日から11日まで3日間にわたり開催し、市執行部から詳細なる説明聴取と質疑を通じて、慎重かつ入念に審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元に配付委員会審査報告書とおりでありますが、採決結果、議案第8号から議案第16号まで原案とおり可決しました。 次に、各課へ検討改善事項について申し上げます。 財政課について。 1、財政健全化に向けて、実効性ある緊急的な取り組みをされたい。 2、新たな返礼品を追加するなど、財源確保ため、ふるさと納税を推進されたい。 3、適正な入札執行に努められたい。 秘書広報課について。 広報紙配布について、実態を把握し経費節減方策を検討されたい。 総務課について。 職員メンタルヘルスも含め、健康管理に努められたい。 企画政策課について。 1、市将来を見据えた独自性ある政策立案に取り組まれたい。 2、市内全域交通不便地域解消ため、検討・研究されたい。 安全対策課について。 1、市民安心安全確保ため、防災減災・防犯に係る施設整備に努められたい。 2、常備消防施設整備に当たっては、適切な調査をし工事にあたられたい。 税務課について。 1、引き続き市税収納率向上に努められたい。 2、納税相談がしやすい環境整備を図られたい。 市民課について。 1、市民へ最初窓口として、親切丁寧な対応を常に心がけたい。 2、個人番号カード周知を図るとともに適切な交付に努められたい。 地域づくり課について。 1、東金市外三市町清掃組合あり方について、将来方向性を見定め費用対効果を踏まえた協議を進められたい。 2、市有バスについて、適正かつ有効な利用を促進されたい。 3、リサイクルを促進することにより、資源大切さを啓発するとともに、財源確保を図られたい。 社会福祉課について。 1、障がい者、また、生活保護受給者を含めた生活困窮者自立支援に鋭意取り組まれたい。 2、旧庄ぜん及び隣接市有地について、市が主体となって積極的な利活用に取り組まれたい。 子育て支援課について。 1、子育て世代多様なニーズに応えるため、子育て交流センター及び子育て支援館を有効活用されたい。 2、子ども医療費助成事業については、移住定住も考慮し、慎重に対処されたい。 高齢者支援課について。 1、シルバー人材センター的確な運営に努められたい。 2、介護予防事業を推進するとともに予防効果検証に努められたい。 健康増進課について。 1、がん検診など各種検診未受診者へ勧奨及び受診後再検査勧奨に努め、早期発見・早期治療につなげられたい。 2、予防接種、検診等については、国動向に沿った事業を展開されたい。 3、新型コロナウイルス感染症対策については、関係機関と連携し適切に対応されたい。 農業振興課について。 有害鳥獣対策に関し、特にイノシシについては、人的被害が出ないよう早急に強化されたい。 商工観光課について。 白里海岸と小中池公園魅力を発信し、活気ある観光振興に努められたい。 建設課について。 1、生活道路及び排水路整備に関しては、緊急性、必要性を見極め整備を進められたい。 2、浸水対策要となる金谷川河川改修工事推進に努められたい。 3、小中川河川改修工事推進に努められたい。 都市整備課について。 小中池公園について、本市観光拠点となるよう整備を検討されたい。 下水道課について。 公共下水道整備については、社会情勢等を勘案し、実現可能な計画に見直しをされたい。 国保大網病院について。 1、病院機能強化と早期経営健全化に期待する。 2、東千葉メディカルセンター等地域医療機関と連携強化を図られたい。 ガス事業課について。 引き続きガス安定供給に努め、計画的な経年管工事を進められたい。 教育委員会管理課について。 引き続き学習環境改善に努められたい。 教育委員会生涯学習課について。 1、引き続きデジタル博物館改善に努められたい。 2、文化財情報発信・保護に努められたい。 農業委員会について。 引き続き農業委員及び農地利用最適化推進委員と連携し、遊休農地解消に努め、農地利用適正化に取り組まれたい。 以上、検討改善事項について申し上げましたが、最後に、市長をはじめ執行部各位におかれましては、これら諸点を十分に把握・認識され、市民が安心・安全に暮らせるまちづくりに配慮された、的確な予算執行に当たられることを強く要望し、予算特別委員会審査報告を終わります。----------------------------------- △動議提出      (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 蛭田公二郎議員。 ◆蛭田公二郎議員 修正動議を提出いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(北田宏彦議員) 暫時休憩いたします。 議員各位に申し上げます。直ちに議会運営委員会を開催しますので、関係者は第一会議室にお集まりください。 なお、議会運営委員会に続き、全員協議会を開催しますので、議員は議員控室にお集まりください。     午前10時50分 休憩-----------------------------------     午前11時10分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 蛭田公二郎議員ほか3名より、令和3年度大網白里一般会計予算に対する修正動議が提出されましたので、資料を配付願います。 暫時休憩します。     午前11時10分 休憩-----------------------------------     午前11時12分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 再開いたします。 本動議については、会議規則第17条規定により成立しておりますので、一括して議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供しております案件につきましては、会議規則第37条第3項規定により、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 提出者説明を求めます。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 修正動議説明をいたします。 令和3年度一般会計予算に対する修正動議といたしまして、歳出款衛生費を16億1,385万5,000円から、16億2,002万9,000円に617万4,000円増額修正しようというものです。 その財源としては、予備費5,000万円から、先ほど617万4,000円を衛生費保健衛生費に充て、予備費を4,382万6,000円にしようというものです。 修正は以上で、子ども医療費対策扶助費削減を行わないという内容です。 原案予算は、市長事務報告によれば、子ども医療費助成制度について受給券を更新する令和3年8月診療分を機に、無料としている保護者負担額をゼロ歳から小学校3年生まで入院と通院及び小学校4年生から中学校3年生入院について、千葉県基準額300円に見直しをするという内容です。 見直し理由については、本市子ども医療費助成制度が千葉県基準額を大幅に上回るとともに、近隣自治体以上サービスを提供しているからだということです。 しかし、千葉県基準額が通院や調剤について助成対象が小学3年生までなに対して、中学校3年生までを助成対象にしているは本市だけではなく、千葉県下54市町村全てが実施をしており、全て自治体が千葉県基準を大幅に上回っております。また、近隣自治体以上サービスを提供しているということについては、多く自治体では高校3年生までを対象にしており、山武地域6市町を見ると、東金市が、入院が高校3年生までが対象、山武市、九十九里町、横芝光町が入院、通院とも高校3年生まで対象、本市と同じ中学校3年生まで芝山町は、保護者負担は200円で、本市が300円になれば、山武地域では最低になってしまいます。千葉県基準や近隣自治体比較を理由に、保護者負担を有料化する理由は成り立ちません。 子ども医療費助成制度子育て支援柱であり、人口減少中で子育て世帯を呼び込む上でも重要な政策であり、幾ら財政危機といえども決して手をつけてはならないものではないかと思います。 以上、提案理由とさせていただきます。 ○議長(北田宏彦議員) 次に、先ほど委員長報告及び本動議に対して質疑を許します。 希望者はありませんか。 中野 修議員。     (中野 修議員 発言席着席) ◆中野修議員 ちょっと担当課ほうに確認をしたいんですが、調剤費なんですが、小学校4年から中学校3年生まで……     (「担当課にはできないんじゃないですか」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 中野 修議員に申し上げます。 担当課には質疑はできないということです。委員長か、動議を出した発議者に対して質疑となりますので、ご了解ください。 ほかに希望者はありませんか。     (「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、討論ですが、はじめに議案第8号及びこれに対する修正動議について行います。 通告がありますので、順次これを許します。 なお、会議規則第53条規定により、反対討論と賛成討論を交互に行います。 はじめに、黒須俊隆議員発言を許します。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 登壇) ◆黒須俊隆議員 議案第8号 令和3年度一般会計予算修正案に賛成立場から議論いたします。 本議案原案では、子ども医療費助成一部、入院調剤費及び小学校3年生まで通院調剤費が、これまで窓口負担無料だったものを原則300円窓口負担とするものとなっています。 子ども病気は急変しやすいものです。窓口負担を有料化し、受診抑制が起こるようなことになれば、昼間うちはまだ大丈夫だとかかりつけ医に子どもを連れていかず、夜間や休日に体調が急変して、結果として救急車や救急診療など負担が増すことにつながりかねません。 市長は事務方針中で、近隣自治体以上サービスを提供していると報告しましたが、全くでたらめです。市長がでたらめを指示したか、それとも担当課が忖度したか分かりませんが、このようなでたらめを理由にして窓口負担を増額することは許されません。予算原案が通れば、近隣市町村最低レベル、山武郡市だけでいえば単独で最低になります。子育て支援を充実し、移住・定住施策を進めるというは掛け声だけで、次年度からは撤回することになります。 市長は、この見直しにより同制度維持、継続を図ると言っていますが、値上げしないと制度存続ができないくらい無駄遣いをし続けた本人責任を、まず明らかにすべきです。 昨日千葉県知事選挙により、これまでうそつき知事から新しい知事に替わりました。新しい知事は、子ども医療費拡充を公約としています。この公約が実施されれば、本市施策においても十分、現在に踏みとどまり、またさらには近隣並みに拡充することもできるでしょう。 それまで、何としても子どもへ施策を後退すべきではありません。一度、子育て支援最低まちというレッテルが大網白里市に貼られてしまっては、取り返しがつきません。 子ども医療と、子ども医療費助成は国会でも、公明党皆さんをはじめ多く方々努力で拡充されてきた大変すばらしい事業です。予算委員会修正動議に反対した議員皆さんも、いま一度振り返り、本市未来へ向けた方向性がこれでいいか考えていただきたいと思います。 以上、議案第8号修正案に対する賛成討論といたします。 ○議長(北田宏彦議員) 次に田辺正弘議員発言を許します。 田辺正弘議員。     (田辺正弘議員 登壇) ◆田辺正弘議員 私は、会派を代表し、議案第8号 令和3年度大網白里一般会計予算案について、賛成立場で討論を行うものであります。 昨年12月から新型コロナウイルス感染症蔓延により、本市でもこれまでに100名を超える感染が確認され、この間2度にわたる緊急事態宣言が発出されました。 この新型コロナウイルス感染症は、市民生活や経済活動にも深刻な影響をもたらしており、これまで生活スタイルを取り戻すためにも、速やかにワクチン接種を実施し、一刻も早い収束を願うものであります。 一方、目を転じますと、国道128号沿道に、市街化調整区域における土地利用方針及び地区計画運用基準を活用した第1号事例である株式会社コメリホームセンターが昨年11月に開店しました。私は、これを機にまちが活性化し、本市経済好循環が実現することを心より期待しておりますが、現状に目を向けますと、人口減少、少子高齢化影響により、非常に厳しい状況が続いていると言わざるを得ません。 このような中、令和3年度本市予算は、厳しい財政状況を踏まえ、「財政健全化に向けた緊急的な取組み」に基づいて、新規事業抑制、経常経費徹底した削減、既存事業休廃止または縮小に取り組むとともに、未利用市有地売却やふるさと納税強化などにより歳入増を図ったということであります。 令和3年度一般会計予算総額は、前年度を若干上回る146億4,400万円となり、公債費等増額を考慮すると実質的には緊縮型予算となったわけですが、内容を見てみますと、これまで進めてきた継続事業大網駅東土地区画整理事業金谷川河川改修事業など、将来まちを形成する上で重要な都市基盤整備着実な推進に向けて、国庫補助金などを確保し必要な予算を措置するほか、老朽化した白里地区竜宮橋補修に向けて設計業務や、市民命を守る防災対策として、洪水、津波ハザードマップ改訂が計画されております。 このほか、新型コロナウイルス感染症影響で市税大幅な減少が見込まれる中、少子高齢化進展による社会保障関係費や公債費増額が確実に見込まれる厳しい財政状況であるとことですが、令和3年度から計画的に始まる第6次総合計画に掲げられた8項目主要事業に対して、限られた財源をバランスよく効率的に配分された編成がなされているものと思われます。 保健・福祉分野では、市民健康増進を図るため、がん検診や予防接種を推進するほか、子育てしやすい環境づくりため、保育ニーズに的確に対応するなど、市民健康管理や子育て支援に注力されているとうかがえます。 また、教育分野を見てみますと、国GIGA構想に基づく小・中学校ICT推進や外国語教育推進に加えて、特別な支援を要する児童・生徒をサポートするため支援員配置や、特別支援学級に就学する児童・生徒に対する就学奨励費も適切に確保されております。 このほか、自主財源確保取組として、未利用市有地売却やふるさと納税強化に取り組むなど、新たな財源確保にも積極的に取り組む姿勢がうかがえるところです。 他方、市財政状況を見ますと、財政調整基金が4億4,000万円に減少する上、公債費など義務的経費が今後も増加していくとことであり、極めて憂慮すべき状況下にあると改めて認識するとともに、この難局を乗り越えていくためには、議会といたしましても今後市財政健全化に向け、責任ある対応が必要だということを実感いたしました。 市執行部においては、財政健全化に向け引き続きご尽力をお願いし、ここに令和3年度一般会計予算案について賛成意を表するものであります。 最後に、金坂市長をはじめ市執行部におかれましては、厳しい財政状況下にありますが、次世代に希望を与えられる行財政運営に努めていただき、真に住みたい、住み続けたいまち実現に向けて取り組んでいただきますよう要望いたしまして、私討論といたします。 ○議長(北田宏彦議員) 次に、蛭田公二郎議員発言を許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 私は、議案第8号 令和3年度大網白里一般会計予算原案内容について討論と、修正案賛成討論を行います。 まず、令和3年度一般会計予算原案ですが、子ども医療費保護者負担有料化は、子どもたち受診抑制につながり、またコロナ禍で大変な苦労をしている子育て世帯親御さん方にさらなる負担を求めるもので、断じて容認することができません。 子育て教育関係では、子どもたちや親御さん要望強い、学校トイレ洋式化が遅々として進んでいません。小・中学校エアコンは昨年度末までに全て普通教室へ設置をされ、思えば今年夏はコロナ禍で短い夏休み、全て子どもたちが大変な思いでありましたけれども、こういう中で快適な環境中で授業ができたことは本当によかったと思います。 他方、体育館エアコン設置が遅れています。体育館は子どもたちにとって必要なことだけではなく、災害時避難所でもあるわけです。防災対策としても、早急なエアコン設置が望まれています。 市民健康増進問題では、本議会一般質問でも指摘されておりましたインフルエンザ予防接種助成対象、これは近隣多く自治体がこのコロナ禍で拡充をしているのに、本市では拡充されていない、それどころか接種対象者へ通知が限定されているというは大変問題です。 市民命と健康という問題では、何よりも今、新型コロナウイルス感染症から市民を守るというが喫緊課題です。東千葉メディカルセンター内へ地域外来検査センター設置については、検査体制が構築されることになったことは大変な朗報で、市長尽力に敬意を表するところですが、予算自体中に本市独自新型コロナウイルス対策がありません。PCR検査拡充や医療機関、高齢者施設などへ検査を行うなど対策は、事実上、国や県頼み状況になっております。 緊急事態宣言は昨日で解除となりましたが、現在、感染下げ止まりが顕著であり、リバウンド危険をはらむ緊迫した状況が続いています。社会的検査や検査拡大が、感染拡大を防ぐ最大鍵になっています。国第3次補正予算地方創生臨時交付金残余なども活用しながら、コロナ対策をしっかり行うことを、この際要望するものです。 次に、公共交通問題、高齢化進展中で、市民にとって公共交通充実がますます重要です。しかし、はまバス運行は、白里地域住民要望に十分応えるものとはなっていません。また、国道から西側地域など交通不便地域は広く残されており、乗合タクシー運行など抜本的な公共交通見直しが今求められております。予算案は、残念ながらこれに応えたものにはなっておりません。 道路整備は、この数年、大型公共工事を通じてものが行われてきましたが、市民に身近な生活道路や排水対策は取り残されています。 地域経済という点では、これまで市民にも地元業者にも喜ばれてきた住宅リフォーム助成制度、今年度予算、来年度予算、ついには復活はしませんでした。 以上、議案第8号に対する主な反対理由を述べました。しかし、修正予算が可決されれば原案に対して述べたこれら反対理由を全て留保するものです。 なぜなら、子ども医療費は子育て支援柱であり、未来ある子どもたち命と健康は他を留保してでも守らなければならないことだと思うからです。このことを改めて述べて討論とします。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 はじめに、令和3年度大網白里一般会計予算に対する修正動議についてを採決いたします。 本動議に賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立少数。 よって、本動議は否決されました。 次に、議案第8号 令和3年度大網白里一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第8号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第9号から議案第16号までについて、一括して討論を行います。 通告がありますので、これを許します。 蛭田公二郎議員発言を許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 私は、委員長報告うち、議案第9号から第12号国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療関係4予算について反対意見を述べます。 国保税も介護保険料も、かねてから要望である引下げは行われず、国保税引下げため一般会計から法定外繰入も行われておりません。介護保険料については、4月から引上げ条例改正が上程されています。また、国保税も介護保険料も、かねてから要望している市独自低所得者に対する軽減措置などが実施されていません。 もとより、国保も介護保険料も、現行制度下では高齢化進展下で今後ますます保険料が引き上がることになり、市民負担軽減ためには国庫負担、公的負担引上げがどうしても必要です。全国知事会や全国市長会なども求めている要望実現ために、市長には引き続き尽力を求めるものです。 介護保険、後期高齢者医療保険については、この後議案と陳情でも関連討論を行いますので、以上で4予算について反対討論とします。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 はじめに、議案第9号 令和3年度大網白里市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第9号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第10号 令和3年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第10号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第11号 令和3年度大網白里市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第11号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第12号 令和3年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第12号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第13号 令和3年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第13号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第14号 令和3年度大網白里市ガス事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第14号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第15号 令和3年度大網白里市病院事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第15号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第16号 令和3年度大網白里市下水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第16号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、総務常任委員会に付託された議案5件及び陳情2件審査結果について、委員長報告を求めます。 総務常任委員会委員長、黒須俊隆議員。     (総務常任委員会委員長 黒須俊隆議員 登壇) ◆総務常任委員会委員長(黒須俊隆議員) それでは、総務常任委員会に付託されました議案5件審査報告をさせていただきます。 議案審査結果につきましては、お手元に配付委員会審査報告書とおり、議案第18号 大網白里市国民健康保険税条例一部を改正する条例制定について、議案第20号 大網白里市課設置条例一部を改正する条例制定について、議案第29号 山武郡市広域行政組合規約変更に関する協議について及び議案第32号 令和2年度大網白里市一般会計補正予算についてはいずれも賛成総員により、また議案第26号 大網白里市会計年度任用職員給与等に関する条例一部を改正する条例制定については賛成多数により、原案可決となりました。 次に、本委員会に付託されました案件審査うち、主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第18号でございますが、「国10万円基礎控除引上げというは、何ために行ったか」と質問に対し、「フリーランスなどサラリーマンでない方も増えている状況で、そういう方たちに対して基礎控除額を引き上げて税負担を軽減するため」と答弁がありました。 次に、議案第20号でございますが、「企画政策課にある班を総務課に移行し、総務課にもう一つ班がつくられ、今企画政策課2班が1班になって、総務課班が3つになるということか」と質問に対し、「企画政策課が所管している情報管理に関する事務が総務課に移り、情報管理班が総務課に引き継がれる。総務課については、行政班、人事班、それから情報管理班を改めた、行革と一緒になったチームということで、3つ班が設置される予定である」と答弁がありました。 また、「改正趣旨で、業務システム連携、効率化対応とうたっているが、他課で同じように行っている業務も移行したりするか」と質問に対し、「自治体間で違うシステムを使用していると不都合があるということで、統一化を図ろうということが国では進められている。今後、国主導によって、業務システムを標準化しようとした場合には、担当課だけでなく、この新しくできたチームも中心になって調整しながら変えていこうというが狙いである」と答弁がございました。 次に、議案第26号でございますが、「会計年度任用職員うちフルタイム会計年度任用職員というが何人ぐらいいて、今回期末手当に該当する者は」と質問に対し、「会計年度任用職員とは、1会計年度、その会計年度内で雇う職員という意味である。全体で現在任用しているが300名、そのうちフルタイムは42名である。期末手当は、制度上、任用期間が6か月を超える者で、なおかつ週労働時間がパートタイムでも支給されるが、週15時間30分以上労働を予定して雇用した者と規定されている」と答弁がありました。 また、「140万影響額は何人で試算し、1人当たり幾ら減るか」と質問に対し、「会計年度任用職員人数として予算ベースで320名を予定しており、そのうち期末手当対象となる者が217名ということで算出している。また、1人当たり影響額は7,000円程度である」と答弁がございました。 次に、議案第29号でございますが、「今回、単独自治体ではなく広域行政で行うことになるが、その場合に人的なもの、専門員などを本市から派遣したりするか。また、申請をして許可を得るまでスケジュールは」と質問に対し、「相談支援専門員などが常駐することが想定されるが、行政組合において事業所に業務委託する予定と聞いている。また、スケジュールについては、各市町議会で同意がされた後、行政組合が知事に申請する。知事から認可を得ると業務開始となるが、そこから業者選定等々という流れになる」と答弁がありました。 次に、議案第32号でございますが、また、「今回補正で活用し切れなかった地方創生臨時交付金残りはどうするか」と質問に対し、「国3次補正で本市に配分された地方創生臨時交付金限度額は約2億5,000万円で、今回1億7,120万円を計上している。残り約8,000万円については、来年度補正予算で各種コロナ対策事業等を計上したいと考えている」と答弁がありました。 また、「債務負担行為設定について、議案第28号が否決された場合にはどうなるか」と質問に対し、「議案第28号と本議案は、関連議案ではあるが別議案であり、仮に議案第28号が否決となった場合には、本議案債務負担は凍結となる」と答弁がございました。 次に、「投票所等感染防止対策事業について、千葉県知事選挙に関してということか。また、購入物品はどのようなものなか」と質問に対し、「一部消耗品等は知事選に間に合うが、備品については衆議院議員選挙から使用することとなる。また、購人する備品については、投票用紙自動交付機を各投票所に1台ずつ配備するとともに、開票所計数機を新たに購入することにより、開票作業時間短縮が図れると説明を受けている」と答弁がございました。 次に、「小中学校保健特別対策事業について、補正予算書に備品購入費で教育活動継続支援と書いてあるが、これは何を指しているか」と質問に対し、「備品購入については、顔認証検温機器、冷蔵庫、空気清浄機ほか、学習用顕微鏡など、教育活動を継続するためコロナ対策や学習教材について、各学校判断で必要と考えられるものを購入することになっている」と答弁がございました。 このほか、「庁舎等感染防止対策事業について、交通誘導を行えるように駐車区画線を整備するとあるが、これ具体的なイメージは」と質問に対し、「コロナワクチン接種会場一つとして、保健文化センターが予定されていることから、駐車場区画線を引き直すほか、一方通行を示すため矢印など、路面標示設置を検討している」と答弁がございました。 以上で本委員会に付託されました議案5件審査報告を終わります。 次に、本委員会に付託されました陳情2件審査報告をさせていただきます。 陳情審査結果につきましては、お手元に配付陳情審査結果報告書とおりでございます。 陳情第2号 増税をするのに、歳出削減効果ある、入札監視委員会を設置しないは、あんまりなので、設置してもらうため陳情は賛成少数により、また、陳情第3号 ケチな市職員が5円かかるため拒否、犯罪、事件3件防止ため職員全員が、高齢者に責任ある確認 電話と名前と名刺代について陳情は、賛成者がなく不採択と決定いたしました。 次に、陳情審査における主な意見を申し上げます。 陳情第2号においては、「生駒市においては、入札監視委員会が設置されてから、学識経験者など第三者委員会で議論する中で、落札率が下がっていく効果が明確に現れている。しかも、落札率が低いだけでなく、上質な工事についても保たれているという結果から、入札監視委員会設置、この陳情に賛成したいと思う」、また「同じ陳情者から近い趣旨陳情が出たときに、担当課から資料等を確認した際、工事競争入札で、地域制限等をかけたが、一般競争入札であるから、一人しか入札者がいなくても成立した案件があった。この地域要件がよかったかを事後的に、第三者監視委員会委員が自由な立場で意見を述べ合い、そして翌年入札に生かしていくことがあってもいいと思う。また、落札率を下げることに関しては、法令にのっとって、市求める品質基準を満たし、安くするためには入札監視委員会は有効であると考える」と陳情に賛成する意見がありました。 続いて、「落札率を下げて歳出削減は非常にいいことであるが、必ずしも落札率を低くすることがよいかどうかは、そうではないと思う。各事業者が入念に積算をし金額を設定して応札するので、予定価格に近いものが仮にあったとしても妥当だと考える。現時点で入札監視委員会設置は特に必要ないと思う」、また「入札予定価格を積算する際は市場価格として見積りを取ったり、千葉県作成している積算基準を基に設計積算をされていると思う。予定価格が適正な金額であると理解をしている。今回陳情目的である歳出削減ため効果に対して、入札監視委員会を設けるということは違うと思う」と陳情に反対する意見がありました。 次に、陳情第3号においては、「市役所職員は、一般的には名刺を出さないで、その代わりネームプレートをつけている。市役所職員が名刺を出さないことが、単にケチとか、あるいは犯罪責任を逃れるためということでは決してないので、趣旨には賛同できない」と、陳情に反対する意見がありました。 このほかに、「例えば、各課で名前はなく電話番号だけ書いてある汎用型名刺をコピー用紙等に印刷しておき、名刺が欲しいと言った人には名前を書くとかで対応できるではないか」と意見がありました。 以上で本委員会に付託されました陳情2件審査報告を終わります。 ○議長(北田宏彦議員) ただいま委員長報告に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告があります。 黒須俊隆議員発言を許します。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 登壇) ◆黒須俊隆議員 陳情第2号 増税をするのに、歳出削減効果ある、入札監視委員会を設置しないは、あんまりなので、設置してもらうため陳情について、採択に賛成立場から討論をします。 この陳情では、公共工事入札契約適正化及び歳出削減ために、入札監視委員会設置を求める陳情であります。入札監視委員会とは、昨年、一昨年、2019年7月に大網白里市総務常任委員会と産業建設常任委員会合同で行政視察で、生駒市から入札改革について先進事例として説明を受けた内容一つでもありました。 生駒市では入札監視委員会を設置し、公共工事入札及び契約適正化、競争性向上、適正な執行確保に努めていたそうです。本市総務常任委員会及び産業建設常任委員会生駒市行政視察報告書では、入札監視委員会について特筆すべきこととして高い評価をしています。 陳情者は、生駒市役所契約検査課入札監視委員会報告書や、生駒市に行政視察に行った香川県ある市議会議員報告書などを引用し、入札監視委員会が歳出削減効果あることを示しています。 また、これまで入札監視委員会設置に反対している議員が、電子型入札が多く取り入れられているから設置必要がないという意見に対し、電子入札方式は入札方法にすぎない、それだけでは不十分だとしています。私もそのとおりだと考えます。 さらに、陳情者は、台風や大雨など災害時には地元企業等協力が不可欠という理由が設置反対理由となることに疑問を呈しています。私も同じ意見で、全く意味不明なお話です。入札監視委員会を設置すると、災害ときは協力しないと本市企業は言っているでしょうか。例えば、議員皆さんは、議員を辞めたら災害ボランティアには協力しないでしょうか。そんなことはないと思います。そもそも災害時ときは、本市と地元企業で協定に基づき災害復旧事業を行っていますが、緊急災害復旧など多くは随意契約で、企業にとっても決して不利な仕事ではありません。 これまで委員会議論で、陳情趣旨そのものに反対する者はおりませんでした。陳情者願意は妥当であり、採択すべきものと考えます。本市ように財政が厳しい自治体こそ、入札競争性、公平性、透明性、公正性確保が必要と考えます。全くそのとおりだと考えます。 市が税金無駄遣いを続け、足りなくなったら補助金や助成金を減らし、手数料や税金を上げればよいという姿勢は許されません。市民へ説明責任として、入札監視をする第三者機関設置が必要だと考えます。 この第三者機関に係る経費は当然必要なもので、市は捻出すべきものであり、また入札が適正化されることにより、税金不適切な使われ方が解消すれば経費節減につながり、本市厳しい財政にも貢献するはずです。 そもそも行政と議会は違う機関です。議会が行政細かい施策にまで忖度をする必要はありません。議員は議員立場や意見を表明し、その上で、行政ができないならできない理由を明らかにすればよいです。 委員会で反対した議員皆さんも含めて、本陳情を採択することを期待し、陳情第2号賛成討論を終わります。 あわせて、陳情第3号について申し述べますが、職員が名刺を渡さないことに対して「ケチな市職員」と表現を陳情者はしていますが、けちなは、名刺代を職員に出さない市長がけちなので、陳情者願意は分からなくもありませんが、陳情採択には賛成いたしかねます。 市民にとって、職員名刺が必要な場合もあると考えます。そういう際に、汎用型名刺に自分名前を書いて渡すなどサービスがあってもよいと思います。 陳情者には、市長に対して改めて陳情を出すことを助言いたして、本陳情に対する反対討論といたします。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第18号 大網白里市国民健康保険税条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第18号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第20号 大網白里市課設置条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第20号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第26号 大網白里市会計年度任用職員給与等に関する条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第26号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第29号 山武郡市広域行政組合規約変更に関する協議についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第29号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第32号 令和2年度大網白里市一般会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第32号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、陳情第2号 増税をするのに、歳出削減効果ある、入札監視委員会を設置しないは、あんまりなので、設置してもらうため陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立少数。 よって、陳情第2号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第3号 ケチな市職員が5円かかるため拒否、犯罪、事件3件防止ため職員全員が、高齢者に責任ある確認 電話と名前と名刺代について陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を採択することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立なし。 よって、陳情第3号は不採択とすることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 なお、午後1時から再開いたします。     午後0時04分 休憩-----------------------------------     午後1時01分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、文教福祉常任委員会に付託されました議案8件及び陳情2件審査結果について委員長報告を求めます。 文教福祉常任委員会委員長、岡田憲二議員。     (文教福祉常任委員会委員長 岡田憲二議員 登壇) ◆文教福祉常任委員会委員長(岡田憲二議員) それでは、文教福祉常任委員会に付託されました議案8件審査報告をさせていただきます。 議案審査結果につきましては、お手元に配付委員会審査報告書とおりでございます。 議案第17号 大網白里市国民健康保険条例一部を改正する条例制定について、議案第19号 職員特殊勤務手当に関する条例一部を改正する条例制定について、議案第21号 大網白里市介護保険条例一部を改正する条例制定について、議案第23号 大網白里市家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定について、議案第24号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定について、議案第25号 大網白里市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定について及び議案第33号 令和2年度大網白里市病院事業会計補正予算は、いずれも賛成総員により原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件審査うち主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第17号でございますが、「小規模住居型児童養育事業内容は」と質問に対し、「児童福祉法に定められている保護者ない児童、または、保護者に監護させることが不適当であると認められる児童養育に関し、相当経験を有する者住居において養育を行う事業ことである。例えば、ファミリーホームと呼ばれているものがあり、家庭で暮らせない子どもたちを養育者家庭において養育する家庭的養護という意味になる」と、このような答弁がございました。 次に、議案第21号でございますが、今回改正によって、どの程度公平性が担保されるか」と質問に対し、「個人所得課税改正により、給与所得控除や公的年金等控除額が10万円に引き下げられるとともに、基礎控除が10万円引き上げられたので、所要改正を行うことにより、影響はほとんどなくなるものと考えられる」と答弁がございました。 次に、議案第23号及び議案第24号でございますが、「家庭的保育事業者及び特定地域型保育事業者は、市長が必要な措置を講じているときには、連携施設確保を不要とするとなっているが、本市においては具体的にどのようになっているか」と質問に対し、「本市においては、家庭的保育事業等を利用されていた乳幼児卒園に当たって、次保育所等に入所する審査において、最優先とすると定めている」と答弁がございました。 次に、議案第25号でございますが、「放課後児童支援員研修実施主体に、中核市長を追加することにより、本市にどのような影響があるか」と質問に対し、「中核市長を加えたとしても、本市とは遠い位置にあるため、現状に変わりはない。具体的には千葉県が行っている研修に参加している」と答弁がございました。 次に、議案第28号でございますが、「指定管理をさせることを前提とした配点なでは」と質問に対し、「指定管理については公募で進めた。配点に関しては、同じような社会体育施設、また子育て交流センターを参考にし、選定委員会において協議をいただき作成した」と答弁がございました。 また、「昨年8月に、相手意向があったという話を聞いたが」と質問に対し、「8月に、サッカー関係者方々から、何とか管理を任せていただけないかと提案があった」、また「選定基準2項目配点は、他市は1から5であるが、本市は6からで特殊ではないか」と質問に対し、「指定管理料については、本市財政事情を考慮し、指定管理持ち出しがないことを第一に考えた。その中で、受付段階で私ども最低条件をクリアするという提案を提示していただいたもののみ受け付け、最低6点を与える。さらに、複数業者応募があった場合は、安い指定管理提案をいただければ、加点を加えるとしたものである」と答弁がございました。 また、「偽り応募をしているだから、この行為は詐欺行為だという発言があったが、そうなか、そうでないか。また、この応募とき住所、登記簿謄本を取ったら、その住所には会社が存在していない。幽霊会社なか」と質問に対し、「詐欺ではないとして受け付けている。1月29日に申請書を受け付けて、そのときは登記簿謄本とおりに所在地にあった。その後2月18日に売買により所有権移転ということになり、司法書士に頼んだと聞いている」と答弁がございました。 また、「教育委員会では何を可決したか」と質問に対し、「10月定例教育委員会で今後指定管理をしていく募集をかけていきたいという議案を提出し可決をいただいた」と答弁がございました。 また、「人工芝購入や夜間照明融資証明をもらっているとか確認しているか」と質問に対し、「確認はしていないが、今回応募中で人工芝や夜間照明といった提案があったということである」と答弁がございました。 このほか、「事業そのものが、うまくいくであれば市民にとってメリットがあるものだと思うが、今回は、この会社に依頼をすることには賛成しかねる」と反対討論や「皆さんが心配している財源、融資証明、見積りなどがきちんとなり、しっかりとした担保を持った契約をしていただくことを前提に賛成したい」と賛成討論がありました。 なお、議案第19号及び議案第33号に対する質疑は特にございませんでした。 引き続き、本日、審査を行った中で主な質疑について報告させていただきます。 「会社所在地名義は」と質問に対し、「会社社員名義と聞いている」と答弁がございました。 次に、「議会で指摘住所変更であることから、公共事業を任せるにはふさわしくない」と討論がございました。 以上で本委員会に付託されました議案8件審査報告を終わります。     (「陳情」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 暫時休憩いたします。     午後1時12分 休憩-----------------------------------     午後1時13分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(北田宏彦議員) 再開します。 ◆文教福祉常任委員会委員長(岡田憲二議員) 失礼しました。 次に、本委員会に付託されました陳情2件審査報告をさせていただきます。 陳情審査結果につきましては、お手元に配付陳情審査結果報告書とおりでございます。 陳情第1号 75歳以上医療費窓口負担について原則1割負担継続を求める陳情、及び陳情第4号 新型コロナウイルス集団感染を防ぐため あすなろ絵画日本一受賞アイデア PCR検査が保険で1~2000円、小倉、東京、栃木、にあり 大網にもつくるべき低価格、自費検査拡大する事が出来る対策陳情は、いずれも賛成者がなく不採択と決定いたしました。 次に、陳情審査における主な意見を申し上げます。 陳情第1号には、「少子高齢化中で、将来を考えたとき高齢者と若者が支え合っていかないといけないと理解する。若者が特に年金について非常に苦しい思いをしている中では、全て高齢者が対象であるわけではないので、収入に応じたご負担をいただくものは間違っていないと思う」、また「社会保障財源は、負担能力に応じた課税強化で確保すべきという内容で、本市が国や関係省庁に対し現行1割負担継続だという意見書を出すは、いかがなものかと思う」と陳情に反対する意見がありました。 次に、陳情第4号においては、「陳情者最大願意は「うがい」であり、大網白里ホームページ、そして厚生労働省を含めた新しい生活様式にこのうがいも取り上げられ、願意は既にかなえられているので、この陳情を採択することには反対する」と陳情に反対する意見がありました。 以上で本委員会に付託されました陳情2件審査報告を終わります。 どうも失礼しました。 ○議長(北田宏彦議員) ただいま委員長報告に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告がありますので、順次これを許します。 はじめに、堀本孝雄議員発言を許します。 堀本孝雄議員。     (堀本孝雄議員 登壇) ◆堀本孝雄議員 私は、議案第28号 指定管理者指定について、反対立場から討論をいたします。 まず、当議案に関しまして、同僚議員による質疑や委員長報告もありましたけれども、一度ここで整理したいと思います。 はじめに、指定管理者募集に関しまして、大網白里市営サッカー場指定管理者応募要領が市ホームページ上で公開されたは、令和3年1月14日ことであります。応募期間は1月31日まで約2週間でありました。株式会社フィールドオブドリームス代表、相馬慎吾氏により応募がありましたけれども、この申請書が提出されたは1月29日でありました。 こちら申請において、株式会社フィールドオブドリームス所在地は、相馬慎吾氏住居である大網白里季美の森南五丁目地先となっておりました。その後、この会社所在地は相馬氏所有住居ではありませんけれども、売買により、個人名は伏せますけれども、A氏所有となりました。 A氏は2月18日に所有権移転登記をしており、これ以後、大網白里季美の森南五丁目地先土地及び建物は、法的にも株式会社フィールドオブドリームス、また、その代表である相馬慎吾氏とは何ら関係もなくなりました。現在、大網白里市営サッカー場指定管理者に応募あった株式会社フィールドオブドリームスを指定管理者として指定したい旨議案が市当局から提出され、その審議を市議会において行っているところであります。 したがいまして、何らかの理由で会社移転や代表者転出など、申請時以降に異動があり事情変更等が生ずるであれば、その旨を市当局や市議会、少なくとも担当課である教育委員会生涯学習課に報告する義務が、指定管理者候補者である株式会社フィールドオブドリームスにあるわけでありますが、あろうことか同社はこの義務を怠り、代表者である相馬慎吾氏からは何ら報告等もなく、放置されていたという事実が判明しております。これは、3月4日に市議会本会議場で行われた議案質疑における同僚議員による質問中で指摘され、初めて市側及び議会側が当該事実を知ることになったというものでありました。 そして、3月5日に開催された文教福祉常任委員会において、議案第28号が審議された中で、このことが協議されました。 審議経過は先ほど委員長報告とおりでありますが、採決結果は賛成議員が1名、反対議員が4名となり、文教福祉常任委員会では議案第28号 指定管理者指定については、賛成少数により原案否決と決定されました。 株式会社フィールドオブドリームス所在地であります大網白里季美の森南五丁目地先土地建物が売買によりA氏所有となり、所有権移転登記された後も株式会社フィールドオブドリームス法人登記は以前所在地まま移転登記されなかったため、株式会社フィールドオブドリームスは3月4日まで、A氏所有土地建物を会社所在地として法人登記したまま、その状態で放置していたということになります。 このことが指摘されて問題となった後にも、一連経過等に関して株式会社フィールドオブドリームスからは議会に対して一切説明もありませんでした。これは議会軽視最も最たるものであると考えます。 さらに申し上げれば、本日会議冒頭において、議案訂正申出を受けてこれを承認し、改めて文教福祉常任委員会で審議されたところでありますが、株式会社フィールドオブドリームスが会社所在地の登記移転手続を行ったは、同僚議員による質疑により会社所在地に疑義があることが判明し、複数議員から一時は幽霊会社ではないかと指摘を受けた後ことであることが明らかになりました。ある面では憤りさえ覚えるものであり、繰り返しとはなりますが、これが議会軽視と呼ばず何と言うべきでありましょうか。 選定委員会結果に対しても大きな疑問があります。 担当課一次審査分、1、事業計画書に沿った管理を設定して行う物的能力及び人的を有するものであること、これは最低点であります。また、2、事業計画書内容が施設管理経費縮減を図るものであること、これも担当課一次審査では最低点であります。 このように、担当課一次審査分は、一番大事と思われる3項目が合格点にも満たない最低点であったにもかかわらず、副市長を委員長とする選定委員会が合格点を付与するという誠に不可解な点があることであります。本来であれば、担当課精査した審査を重く評価して、市幹部職員で組織された選定委員会ではより厳しく審査すべきが、責任ある市幹部職員ではないでしょうか。このような審査では、結論ありき審査であると言われかねません。 予算特別委員会ではある議員から、この指定管理件は、経過を見ると出来レースと市民ほうから思われても仕方ありませんよと発言があったと聞きました。私もそのように感じます。出来レース、最初から指定会社ありき、その裏づけは最近驚くべき事実によって露呈しました。それは、市営サッカー場管理業務に従事している会計年度任用職員3名が突如解雇という、非常に酷な事実となって現れました。 これは一担当課なせる業ではなく、何らその上指図があったことは容易に推測されるものであります。その3名は、指定管理によって、任用職員を突然解雇という状況に、この4月から生活を苦慮していると聞いております。会計年度任用職員から仕事を奪う、生活を脅かす、あまりにむごいことではないでしょうか。 したがいまして、このような不誠実な相手方、いいかげんな相手方に対して、市大切な財産である市営サッカー場管理を任せることは大きな不安でありますことから、指定管理者としては指定すべきではないと思います。 また、指定管理料は年間200万円、5年間で1,000万とされておりますが、これは市民血税により賄われるものでありますから、この指定管理料を支払うにふさわしい会社であることを考えたとき、これまで経緯を鑑みれば、到底賛成できるものではありません。 以上申し上げましたとおり、私はここに改めて本議案に対して明確に反対を表明し、私討論を終わります。ありがとうございました。 ○議長(北田宏彦議員) 次に、黒須俊隆議員発言を許します。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 登壇) ◆黒須俊隆議員 私からも、指定管理者議案第28号 指定管理者指定についてに反対立場から討論いたします。 本議案は、市サッカー場を株式会社フィールドオブドリームスに、5年総額1,000万円で指定管理者として指定するものであります。株式会社フィールドオブドリームスは、これまで本会議質疑や委員会質疑中で、多く問題点を抱えた会社で、とても指定管理者に指定することに賛成できません。 特に、1点申し上げます。株式会社フィールドオブドリームスは、指定管理者選定に際し、市へ申込書に昭和森フォレストビレッジを管理していると書き込みをして申し込んでいます。これは全くでたらめです。虚偽記載です。 昭和森フォレストビレッジは、千葉市からアールプロジェクトという会社が指定管理者として管理を任されています。フィールドオブドリームスは、アールプロジェクトから下請で昭和森フォレストビレッジ中にある附属施設管理をしているにすぎません。 なぜこのような虚偽記載をするでしょうか。詐欺行為と言ってもおかしくありません。仮に、虚偽記載ではなく、例えば言葉が足りないなど言い訳があったとしても、これは申込みが無効となり、改めて正しい申込書下に選定をやり直す事案であるは明らかです。 この際、申し上げますが、市執行部におかれましては、申込書、書類審査に当たって厳正に行うよう求めます。 これは反対理由ごく一部ですが、これだけでも十分なので、以上をもちまして反対討論といたします。 ○議長(北田宏彦議員) 次に、蛭田公二郎議員発言を許します。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 文教福祉常任委員会審査報告うち、私ほうからは議案1件と陳情1件について意見を述べます。 まず、議案第21号 大網白里市介護保険条例一部を改正する条例制定について、反対する意見を述べます。 本議案は、令和3年度から3年間を計画期間とする第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画策定に合わせて、保険料基準額を年間6万3,600円から6万8,400円に引き上げようとするものです。このたび改定に際して、準備基金を取り崩すなどして引上げ幅抑制に努めたことは一定理解ができますが、現下厳しい市民生活状況を鑑みると、保険料引上げを容認することはできません。 本市介護保険料は、介護保険制度が始まった2000年には月額2,600円だったものが、今回改定で5,700円になりますので、実に2倍以上にもなります。今後、高齢化進展中で、さらに引き上がることになるわけで、年金は下がる一方多く高齢者世帯にとってはとても払い切れないではないでしょうか。 お隣、東金市では第8期介護保険料について、基準額年額6万8,400円を6万7,200円と、僅かながら引き下げる介護保険条例一部を改正する条例制定議案が可決したと聞いております。市長におかれては、市民負担軽減ために引き続き努めていただきたいことを申し上げて、反対討論とします。 続いて、陳情第1号75歳以上医療費窓口負担について原則1割負担継続を求める陳情に賛成する意見を述べます。 日本医師会中川会長は、後期高齢者患者負担割合在り方について、後期高齢者は1人当たり医療費が高いことから、年収に占める患者一部負担割合は既に十分高くなっていることを指摘し、新型コロナウイルス感染症が流行する中では、患者一部負担割合を引き上げることは受診控えをより一層促し、後期高齢者健康に悪影響を及ぼしかねないとして、その引上げに懸念を示しております。 新型コロナウイルス感染症で受診を控えている状況で、さらに負担を増やすことは、これまで国民皆保険下で公的医療保険制度が果たしてきた役割を損なう危険性が極めて高いと言えます。もとより、1人当たり医療費は年齢とともに上昇し、逆に年収は低下していくわけで、そのため患者一部負担が年収に占める割合は上昇していきます。特に、後期高齢者一部負担割合は現状1割負担でもかなり重い現状です。 日本医師会によると、後期高齢者医療費について見ると、後期高齢者年間受診日数は25日前後で、そのうち在宅医療に占める割合は年齢とともに上昇するため、後期高齢者が過剰な受診をしているとは決して言えないというふうにしております。 国が在宅診療を推進している中で、適切な在宅医療から高齢者を遠ざけるような政策は容認できません。よって、陳情第1号に賛成いたします。 以上です。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。 宮間文夫議員。     (宮間文夫議員 登壇) ◆宮間文夫議員 私は、議案第28号 指定管理者指定について、賛成立場から討論させていただきます。 思うところを述べて討論いたしますので、しばらく間お付き合いほど、よろしくお願い申し上げます。 この壇上に上がりますと、以前、討論したことを思い出しました。傍聴席はいっぱい、暴言を吐いて退席を命じられる方が出るほどありさまでした。中身は、今盛んにマスコミで報道されています東メディカル前段で、いろいろと当時知事はよろしくありませんで、昨日選出されました知事ような方であったならば、今ような惨状はなかったと思いますが、それも仕方ないことです。     (「何話だ」「28が……」と呼ぶ者あり) ◆宮間文夫議員 何ですか。     (「28号……」と呼ぶ者あり) ◆宮間文夫議員 これからやります。     (「早くやってくれ」と呼ぶ者あり) ◆宮間文夫議員 早くやってくれ。     (「そうだよ」と呼ぶ者あり) ◆宮間文夫議員 やじに応対している暇はないので、後でやりましょう。     (「幾らでもやってやるよ」と呼ぶ者あり) ◆宮間文夫議員 ああ、やりましょう。 サッカー協会、現在、大網白里市サッカー協会というものがございます。20年ほど前になりますか、私個人になりますが、今井健次郎先生と2人で当時石橋町長ところに、学校施設以外にサッカーをする場所がないので、何とかなりませんかとお願いに上がりましたところ、今駒込広場ができました。 そのとき条件として、サッカー協会を設立し、管理運営するようにということで立ち上がったがサッカー協会起源です。現在は、阿井県議が会長、私も顧問としてサッカー関係者一人でございます。 何年か前サッカー協会総会で、阿井会長をはじめ、今市営サッカー場近くに人工芝グラウンドが欲しいね、どうでしょうか、市長も同席されておりましたので、この今財政事業を考えますと到底、最後最後になります。 そのときに、このサッカー関係者一人、今、話題になっている相馬慎吾氏が、ご自身千葉市昭和関係でフットサル場を管理運営しているということ中で、指定管理ということでやっていくこともあるんじゃないかなという話をされておりました。 今回、この28号で、条例改正頃から、常々議員方がご心配になり、いろいろ疑義をおっしゃっております。この一連流れ、私なりに、あまりにもめちゃくちゃな会社だね、めちゃくちゃなことを市はやっているねというような話なので、サッカー関係者としては、ちょっとこれをそのままでこの議会が終わってしまうは残念でなりませんので。 私も、大網白里市サッカー協会顧問であると同時に、山武郡市サッカー協会会長を務めております。この山武郡市圏域で、様々なサッカー大会がありまして、そういったところにご案内いただいてご挨拶するとき、いつも他市町村を羨ましく思っております。 東金市、あそこはもうスタンドもありますし、千葉レディース本拠地一つともなっております。それから、山武市も立派な会場があります。横芝光町もございます。 本市この大網白里市サッカー場は、totoという形で阿井県議がアンテナを張っておって、その寄附によって出来上がっている施設です。 令和2年8月に相馬氏が、サッカー関係者とともに生涯学習課アリーナに管理運営を任せていただけないか、人工芝、夜間照明もつけてやらせていただけないかという提案に来たそうです。それを受けて市側はいろいろ検討し、令和2年10月に教育委員会定例会でこういった募集をすることをよろしいかという議題に上げて可決されたと聞いております。 先ほどお話ししましたように、令和2年12月議会に条例改正が提案されました。議案第5号です。これが可決しました。それによって、令和3年1月14日から1月31日まで公募をし、応募してきた会社が、今、皆様が言っているその会社です。1者です。 その公募されたものに対する応募条件が、不備であったならば受付はされません。してはいけません。受け付けたということは、応募要件にかなっていたからであります。そして、2月3日に選定委員会を開き、9名委員中で選定し、この会社が候補者となって、本日皆さんにお諮りしているという状況です。 大網白里サッカー関係者は、大網白里市営サッカー場が人工芝としてリニューアルされ、夜間照明も設置され、近隣チームもお見えになり、地域おこしためにスポーツを通して活性化民間活力を導入した大きなアイデアでここまで進んできたと、私は調査した中で、今感じております。 やじを飛ばされている先輩議員も恐ろしいですけれども、私は自分がどうなっても、子どもたちやサッカーに関する情熱を持った人たちが、あのサッカー場をリニューアルして活性化する、そういう思いを大切にして、また市執行部もきちんとして選んだ会社だから、責任を持って管理運営を任せるべきだと思います。 何とぞ、議員各位見識あるご判断をご期待いたしまして、私討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。 石渡登志男議員。     (石渡登志男議員 登壇) ◆石渡登志男議員 私は、議案第28号について、反対立場で討論をしたいと思っています。 お隣白子町、テニスで有名でありますね。これは、私は予算特別委員会席上でもちょっとお伝えしたんですが、大網白里市、サッカーあるいはフットサル、これで有名になることは、あるいは皆さんが一生懸命になる、そういったことは非常にすばらしいことだと思っています。この事業者も、やはり照明をつけたりあるいは人工芝をつける、そういった強い熱意下に行っている、これについては私は一定評価をしてもよいと、そう思っています。 ただ、問題が1つだけありますね。それは何かといいますと、今までお話がありましたとおり、疑念、疑問を持たれてしまうこと、5年間で1,000万円という多額な住民税金が使われていきます。こういった状況下中において、住民皆様が出す、この税金において、その根拠が失われかねないということであります。 税金というは、市民皆様方が汗水流してお支払いいただいているわけでございましょう。ならば、その根拠が少しでも疑われるようなことにつきまして、果たしていいんでしょうかね、皆さん。 事業計画考え方は、私は見る限りよいではないかと、ならばもう一回出直して、仕切り直しをして、皆さん方がご納得できるような、そのようなもので行っていけばいいんじゃないでしょうか。 以上点から、私は再度、もう一度お伝えしますが、税金支出根拠を失われかねないようなこういった疑問、疑念が発生したときには、やはりそれは私たち議員が率先して行ってはならないということであります。 それをもちまして、私から、突然でありますが反対討論とさせていただきます。 ○議長(北田宏彦議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第17号 大網白里市国民健康保険条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第17号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第19号 職員特殊勤務手当に関する条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第19号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第21号 大網白里市介護保険条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立多数。 よって、議案第21号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第23号 大網白里市家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第23号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第24号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第24号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第28号 指定管理者指定についてを採決いたします。 本案に対する……     (「飛びました、さっき24号」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 次に、議案第25号 大網白里市放課後児童健全育成事業設備及び運営に関する基準を定める条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第25号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第28号 指定管理者指定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案否決であります。 本案を原案とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立少数。 よって、議案第28号は否決されました。 次に、議案第33号 令和2年度大網白里市病院事業会計補正予算を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第33号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、陳情第1号 75歳以上医療費窓口負担について原則1割負担継続を求める陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案とおり採択することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立少数。 よって、陳情第1号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第4号 新型コロナウイルス集団感染を防ぐため あすなろ絵画日本一受賞アイデア PCR検査が保険で1~2000円、小倉、東京、栃木、にあり 大網にもつくるべき低価格、自費検査拡大する事が出来る対策陳情を採決いたします。 本案に対する委員長報告は不採択であります。 本案を原案とおり採択することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立なし。 よって、陳情第4号は不採択とすることに決定いたしました。 次に、産業建設常任委員会に付託された議案2件審査結果について、委員長報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、石渡登志男議員。     (産業建設常任委員会委員長 石渡登志男議員 登壇) ◆産業建設常任委員会委員長(石渡登志男議員) それでは、産業建設常任委員会に付託されました議案2件審査報告をさせていただきます。 議案審査結果につきましては、お手元に配付委員会審査報告書とおり、議案第22号 大網白里市環境保全条例一部を改正する条例制定について及び議案第27号 大網白里市排水機場設置及び管理に関する条例制定については、いずれも賛成総員により、原案可決と決定いたしました。 次に、本委員会に付託されました案件審査うち主な質疑を要約してご報告いたします。 はじめに、議案第27号でございますが、「県が整備した堀川排水機場を市が運用していくということか」と質問に対し、「土地改良湛水防除事業で千葉県が設置した排水機場を市に譲与し、それを管理運営していくものである」と答弁がございました。 また、「福岡排水機場は、もともと市所有か」と質問に対し、「福岡排水機場も千葉県が整備をしたものであり、既に市が譲与を受けている施設であることから、今回併せて設置管理条例を制定するものである」と答弁がございました。 このほか「この排水機場に不具合が生じた場合は県が対応するか」と質問に対し、「事業にもよるが、大規模改修等、施設自体修繕は、県営事業で行っていただくことになっている」と答弁がございました。 次に、議案第22号でございますが、質疑は特にございませんでした。 以上で本委員会に付託されました議案2件審査報告を終わります。 ○議長(北田宏彦議員) ただいま委員長報告に対し質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に討論ですが、通告はありません。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 はじめに、議案第22号 大網白里市環境保全条例一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第22号は委員長報告とおり可決いたしました。 次に、議案第27号 大網白里市排水機場設置及び管理に関する条例制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。 本案を委員長報告とおり決することに賛成議員起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第27号は委員長報告とおり可決いたしました。----------------------------------- △日程第3 閉会中継続調査に付することについて ○議長(北田宏彦議員) 次に日程第3、閉会中継続調査に付することについてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付とおり、議会運営委員長から閉会中継続調査申出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 よって、議会運営委員長から申出は許可することを決定いたしました。 以上で今期定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。 これをもって令和3年大網白里市議会第1回定例会を閉会いたします。 なお、第2回定例会開会日は、市長と日程調整により、6月3日を予定させていただきます。 お疲れ様でした。     午後2時00分 閉会 署名議員      議長     北田宏彦      署名議員   土屋忠和      署名議員   引間真理子...