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  1. 大網白里市議会 2020-06-05
    06月05日-01号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    令和 2年  第2回定例会          令和2年大網白里市議会第2回定例会会議録1.招集期日 令和2年6月5日(金)2.招集場所 大網白里市議会議場3.現在議員 18名でその氏名は次のとおり     土屋忠和議員       引間真理子議員     上代和利議員       中野 修議員     林 正清子議員      山下豊昭議員     森 建二議員       小倉利昭議員     蛭田公二郎議員      小金井 勉議員     北田宏彦議員       石渡登志男議員     田辺正弘議員       秋葉好美議員     堀本孝雄議員       宮間文夫議員     黒須俊隆議員       岡田憲二議員4.説明のため出席した者の職氏名  市長        金坂昌典    副市長       深井良司  参事(総務課長事務取扱)      参事(社会福祉課長事務取扱)            堀江和彦              秋本勝則  参事(建設課長事務取扱)      秘書広報課長    田邉哲也            林 浩志  財政課長      古内 衛    企画政策課長    米倉正美  安全対策課長    北山正憲    税務課長      酒井 総  市民課長      齊藤隆廣    子育て支援課長   小川丈夫  高齢者支援課長   中古 稔    農業振興課長    大塚 好  商工観光課長    飯高謙一    国保大網病院事務長 安川一省  教育委員会教育長  深田義之    教育委員会管理課長 石原治幸5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    岡部一男    副主幹       花沢 充  主任書記      鶴岡甚幸-----------------------------------     令和2年6月5日(金)◯議事日程(第1号) 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 行政事務の報告 第4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大網白里一般会計補正予算(専決第1号))    議案第2号 令和2年度大網白里一般会計補正予算(第2号)    議案第3号 令和2年度大網白里国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    議案第4号 大網白里市税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第5号 大網白里国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第6号 大網白里国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第7号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第8号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第9号 大網白里重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第10号 大網白里後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第11号 市長等の給料の特例に関する条例の制定について    議案第12号 財産の取得について    議案第13号 損害賠償額の決定について 第5 休会について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 行政事務の報告 日程第4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大網白里一般会計補正予算(専決第1号))      議案第2号 令和2年度大網白里一般会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和2年度大網白里国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 大網白里市税条例の一部を改正する条例の制定について      議案第5号 大網白里国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第6号 大網白里国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について      議案第7号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第8号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について      議案第9号 大網白里重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第10号 大網白里後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第11号 市長等の給料の特例に関する条例の制定について      議案第12号 財産の取得について      議案第13号 損害賠償額の決定について 日程第5 休会について-----------------------------------     午前10時00分 開会 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(田辺正弘議員) 開会に先立ち、ご報告申し上げます。 本会議においては、さきの議会運営委員会の決定のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、議員及び執行部においては、マスクの着用をお願いします。 議場の扉につきましても開放にて進行しますので、ご了承ください。 おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年大網白里市議会第2回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、市長から提出された報告第1号から報告第5号までにつきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。 また、監査委員から提出された例月現金出納検査の結果報告につきましても、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、今期定例会までに受理した請願・陳情は、お手元に配付してあります文書表のとおりであります。所管の委員会に付託いたしましたので、ご報告を申し上げます。 次に、今期定例会に説明員として出席報告のありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田辺正弘議員) 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。 今期定例市議会会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、森 建二議員、小倉利昭議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(田辺正弘議員) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りします。 今期定例会の会期は本日から6月25日までの21日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 異議ないものと認めます。 よって、今期定例会の会期は21日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 行政事務の報告 ○議長(田辺正弘議員) 次に、日程第3、行政事務の報告を議題といたします。 市長から行政事務の報告に関する発言を求められておりますので、これを許します。 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 皆さん、おはようございます。 本日ここに令和2年大網白里市議会第2回定例会を招集し、当面する諸案件について審議をお願いすることといたしました。 今回提案いたしました案件は、補正予算、条例の一部改正など計13議案でございます。引き続き大網白里市のさらなる発展に取り組んでまいりますので、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、4月7日に出された緊急事態宣言が去る5月25日に解除され、徐々に社会経済活動などが再開されつつあるところでございます。 感染初期の頃に比べますと、ウイルスに関しても多くのことが分かってきており、日常生活においてはマスクの着用や手洗いの徹底、身体的距離の確保、密閉空間密集場所密接場面の、いわゆる3つの密の回避といった対策が有効であるとのことから、今後の私たちの生活は、こうした対策を前提にした新しい生活様式に移行していくことが求められてまいります。 幸いにも本市ではいまだ感染者が出ておりませんが、今後予想される第2波、第3波においても、可能な限り感染者が発生しないよう、引き続き市民の皆様にはご協力をお願い申し上げる次第でございます。 それでは、はじめに、新型コロナウイルス感染防止に関する市の取組についてご報告申し上げます。 市では新型コロナウイルス感染拡大を受け、本年2月25日に対策本部を設置して以来、市民の感染被害の防止を最重点課題として、防災行政無線のほか広報紙やホームページ、SNSなどにより、市民の皆様に手洗いや咳エチケットの徹底、不要不急の外出の自粛、3つの密の回避などを呼びかけてまいりました。さらに、緊急事態宣言以降は、市主催の会議やイベントについては中止または延期等の措置を取ることとしたほか、公共施設については原則として利用を停止してきたところでございます。 しかしながら、このたびの緊急事態宣言の解除を受け、公立の幼稚園、小・中学校については6月1日から再開するとともに、公民館、アリーナなどの屋内施設については6月2日から不特定多数の利用を除き、感染防止対策を講じた上での利用を可能とすることといたしました。また、公園や運動広場テニスコートなどの屋外施設については5月26日から、施設の種類に応じ、利用可能あるいは不特定多数の利用を除く利用を可能としております。 一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響により収入が減少した家庭や事業者に対しては、国や県の支援制度に加え、市独自の支援策により給付金や支援金の増額を図り、できるだけ早く交付するよう作業を進めているところでございます。 具体的には、国民1人当たり10万円が支給される国の特別定額給付金につきましては、5月補正予算成立後の5月8日からオンライン申請を受け付け、また、郵送申請分については5月19日から受付を開始いたしました。5月末時点で9割を超える方々から申請をいただき、そのうち本日までに3万4,900人、全体の71パーセントの給付を完了する予定でございます。 また、子育て世帯への支援でございますが、児童扶養手当または就学援助費受給世帯に対し、子ども1人当たり2万円を給付する本市独自の支援策である、ひとり親世帯等への生活支援給付金につきましては、昨日の6月4日におおむね給付を完了しております。さらに、児童手当を受給する世帯に対する子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、国の給付金1万円に、市独自に3歳以上は1万円、3歳未満は2万円を加算し、対象者約5,300人に対し6月26日から順次給付する予定でございます。 このほか、市内の中小企業を支援する中小企業等経営支援事業につきましては、支援額を10万円から15万円に増額するとともに、支援の対象を県の中小企業再建支援金の対象とならない事業者にも拡大することといたしました。具体的には、売上高が前年同月比で5割に満たない事業者であっても、県制度融資のセーフティネット資金市町村認定枠を利用する事業者に対しては15万円の支援金を交付することとし、このたびの6月補正予算案に所要額を計上させていただいたところでございます。今後、一日も早い交付に向け、迅速に事務を進めてまいります。 なお、市では市社会福祉協議会と連携し、収入の減少や失業等により一時的または生活再建までの生活費が必要な方を対象に、従来の貸付け対象や貸付け上限額などを拡大した緊急小口資金総合支援金の特例貸付けを実施しているほか、離職や廃業または休業等により収入が減少し住居を失うおそれがある方に、一定期間住宅家賃の相当額を支給する住居確保給付金を給付するなど、各種の支援に努めているところでございます。 引き続き、遺漏のないよう支援業務を進めるとともに、今後の状況によっては追加の予算措置を講ずるなど、適切な対応に努めてまいります。 次に、防災及び災害対策について申し上げます。 昨年、本市を襲った台風等による一連の災害では、長引く停電や広範囲に及ぶ冠水、さらに、暴風による倒木や建物への被害など、これまでに経験したことのない規模の被害が発生いたしました。 市では昨年末以来、これらの災害時における対応についての検証作業を進めており、本年3月には災害対策庁内検討会議において中間報告を行ったところでございます。今後、中間報告で出された意見等を踏まえ、6月末を目途に最終報告を取りまとめるとともに、これに基づき、ソフト・ハード両面から必要な対策を講じてまいりたいと考えております。 また、この一連の災害により被災した方々への支援でございますが、災害救助法の対象となる方々に対しましては、日常生活に不可欠な部分の住宅の応急修理を、また、災害救助法の対象とならない方々に対しましては、一定の金額を超える場合に修繕工事費の一部を補助しておりますが、5月末現在、応急修理の実績は13件、補助金交付の実績は155件にとどまっている状況でございます。本事業につきましては、今後も継続される見込みでございますので、引き続き、国及び県とともに支援に取り組んでまいります。 一方、南玉地区の土砂崩れに伴う復旧作業につきましては、現在、順調に工事が進んでおり、6月末までには宅地内に流入した土砂の撤去並びに大型土のうによる土留めの設置を完了する見込みでございます。 このほか、本年度の防災訓練につきましては、7月19日に大網地区を対象とした土砂災害避難訓練を、11月29日に大網小学校を会場に総合防災訓練を、来年3月7日に白里地区及び福岡地区の一部を対象とした津波避難訓練を実施する予定でございます。 なお、8月には市職員を対象に災害初動対応訓練の一環として、風水害の発生を想定した避難場所開設訓練を実施することとしておりますが、本年度は新型コロナウイルス感染防止対策を含めた避難所の運営方法が特に重要な課題でございます。台風・長雨の時期を迎える前に、こうした課題への対処を含めて、実践的で効果的な訓練を実施してまいりたいと考えております。 次に、財政関係について申し上げます。 令和元年度の会計につきましては、5月31日をもちまして出納を閉鎖し、現在、決算を調製中でございますが、決算規模一般会計歳出ベースで159億円程度、実質収支は4億円程度と見込んでおります。 主な内容を申し上げますと、まず、歳入につきましては、基幹財源である市税は前年度をやや上回る見通しであり、予算は確保できるものと見込んでおります。 一方、歳出でございますが、前年度と比較し、民間保育施設への給付費の増加や子育て交流センターの整備などに伴い、民生費の増加が見込まれるほか、教育費につきましても、小・中学校空調設備の整備により増加する見込みでございます。 令和2年度におきましても、扶助費や公債費等義務的経費の増加が見込まれ、依然として厳しい財政運営が続くことから、執行段階におけるさらなる経費の節減や、市税等の歳入の一層の確保に努めてまいります。 また、財政健全化に向けた緊急的な取組の一つとして、令和4年度を目途に都市計画税の導入に向けた作業を進めているところでございますが、このたびの新型コロナウイルス感染拡大による市民生活企業活動への影響を考慮いたしますと、計画どおり作業を進めることは困難な状況でございます。このため、都市計画税につきましては、今後の社会経済状況を十分考慮しながら、改めて導入時期等を検討してまいりたいと考えております。 次に、総合計画について申し上げます。 第6次総合計画につきましては、去る3月13日に開催した総合計画審議会において基本構想の骨子案をご承認いただき、現在、基本構想案の取りまとめを進めているところでございます。 新型コロナウイルスの影響により審議会開催の中断を余儀なくされ、基本構想の策定時期の遅れが予想される状況でございますが、本年第4回定例会には基本構想に関する議案を提出できるよう、鋭意作業を進めてまいります。 次に、保健関係について申し上げます。 市で実施している予防接種や健診等の保健事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大を受け、4月以降全ての事業を中断していたところでございますが、乳幼児については、新型コロナウイルスだけでなく他の多くの病気への罹患を防ぐ必要があること、また、病気等の早期発見早期治療に結びつけるための対策が極めて重要であることなどから、医師会との協議を経て、乳幼児の健診及び集団予防接種のみ、入念な感染予防措置を講じた上で、5月中旬から再開したところでございます。今後は、他の保健事業につきましても、新型コロナウイルスの状況等を勘案しながら再開に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。 また、国民健康保険特定健康診査における集団健診につきましては、短時間に多くの方が受診され、3つの密を回避することが困難であることから、本年度の全日程を中止することといたしました。今後、新型コロナウイルスの状況等を勘案しながら、個別健診が円滑に実施できるよう作業を進めてまいります。 次に、駅周辺整備について申し上げます。 大網駅東土地区画整理事業に関し、1名の地権者から提起されておりました行政不服再審査請求でございますが、本年2月25日付で国土交通省から請求棄却の裁決が下されたところでございます。現在、市ではこの裁決に基づき地権者に対して移転についてのご協力をお願いしておりますが、いまだご理解をいただけていない状況でございます。引き続き地権者のご協力を求めてまいりますが、ご協力いただけない場合には土地区画整理法の規定により、市が地権者に代わり建築物等除却工事を行う直接施行を行い、年度内に区画整理地内の全ての土地が使用可能となるよう、鋭意努力してまいります。 また、昨年10月の大雨により延期となった大網駅南地区まちづくり勉強会につきましては、新型コロナウイルスの影響により、いまだ開催できない状態が続いておりますが、今後の状況を踏まえ、改めて開催時期を検討してまいりたいと考えております。 次に、観光振興について申し上げます。 本市の観光・レジャースポットである白里海岸及び小中池公園には、例年、県内外から多くの方々にお越しをいただいておりますが、本年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ゴールデンウイークの前には、駐車場等の施設の利用を制限するとともに、県外の皆様に対しましてはご来訪の自粛をお願いしてきたところでございます。 緊急事態宣言の解除を受け、5月26日から駐車場の利用を可能としておりますが、観光客の誘致に向けたPRの実施につきましては、今後の新型コロナウイルスの状況等を勘案しながら検討してまいりたいと考えております。 また、海水浴場の開設につきましては、県内や近隣の海水浴場を有する各自治体と情報交換を行いながら、新型コロナウイルス感染防止を最優先課題として、現在、関係団体と協議を行っております。 なお、おおあみしらさとの花火につきましては、既に実行委員会において、オリンピック・パラリンピックの関係で中止が決定されたところでございます。 市といたしましては、これから本格的な夏期観光シーズンを迎える中、積極的なPR活動集客イベントができないことは誠に残念でございますが、新型コロナウイルス終息後には県内外から多くのお客様にお越しをいただけるよう、関係団体と連携し、新たな企画等の検討を進めるとともに、本年度予定している白里海岸小中池公園のトイレの改修を着実に実施し、施設の魅力アップを図ってまいります。 次に、公共交通について申し上げます。 白里地区コミュニティバスはまバスにつきましては、この4月からこれまでの地区内循環ルートに加え、大網病院やアミリィ、大網駅、市役所などを結ぶ市街地ルートによる運行を開始したところでございます。新ルートでの運行開始から2か月が経過した中で、利用者の皆様からは、買物や通院に出かけやすくなったなどの声もいただいておりますが、このたびの外出自粛要請の影響などにより、現在のところ利用者数は当初の目標を下回っている状況でございます。 今後も、はまバス白里地区における日常生活交通手段として多くの皆様にご利用いただけるよう、引き続きPRに努めてまいります。 次に、教育関係について申し上げます。 市内の公立幼稚園及び公立の各小・中学校につきましては、4月7日から5月31日まで休園・休校の措置を講じてまいりましたが、先ほども申し上げましたとおり、5月25日の緊急事態宣言解除を受け、6月1日から授業を再開し、8日から給食を開始するとことといたしました。 休校期間中におきましても、小・中学校では5月7日以降、週1回程度のペースで分散登校等を実施し、それぞれの学年の実態、状況等に応じた学習課題の配付、回収、添削というサイクルにより、子どもたちの学びの向上に努めてきたところでございます。 なお、新型コロナウイルス感染拡大による家計への影響に配慮し、給食費を2か月間無償とすることとし、このたびの6月補正予算案に所要額を計上させていただいたところでございます。 市といたしましては、これから日々暑さが増す中で、子どもたちには空調設備が整った快適な環境の中で安心して勉学に励んでもらえるよう、また、少しずつ以前の学校生活に戻りながらしっかりと学習の機会を保障できるよう努めてまいります。 最後に、国勢調査について申し上げます。 本年は、我が国の統計調査の中でも最も重要である国勢調査が10月1日を基準日として実施されます。調査書類につきましては、9月中旬から各世帯に配布される予定ですが、今回の調査では、新型コロナウイルス感染防止対策として、居住者との対面を可能な限り回避できるよう、調査書類郵便受け等に入れて配布し、回答は原則として郵送やインターネットで受け付けるという非接触の方法により実施される予定でございます。 今後、県等の関係機関と緊密な連携を図りながら、調査が滞りなく実施できるよう準備を進めてまいります。 以上、市政の現状につきましてご報告を申し上げました。議員の皆様におかれましては、引き続き市政の執行にご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、事務報告といたします。 ○議長(田辺正弘議員) 以上で行政事務の報告を終結いたします。----------------------------------- △日程第4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度大網白里一般会計補正予算(専決第1号))      議案第2号 令和2年度大網白里一般会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和2年度大網白里国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 大網白里市税条例の一部を改正する条例の制定について      議案第5号 大網白里国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第6号 大網白里国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について      議案第7号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第8号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について      議案第9号 大網白里重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第10号 大網白里後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第11号 市長等の給料の特例に関する条例の制定について      議案第12号 財産の取得について      議案第13号 損害賠償額の決定について ○議長(田辺正弘議員) 次に、議案を上程いたします。 日程第4、議案第1号から議案第13号までを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 ただいま議題に供されました議案第1号から議案第13号までの13議案につきまして提案理由をご説明申し上げます。 はじめに、議案第1号 専決処分の承認を求めることについてでございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている子育て世帯及び中小企業に対する市独自の支援策について給付金等の増額を行うため、緊急を要するものと認め、令和2年度大網白里一般会計補正予算について専決処分したものであり、その承認を求めようとするものでございます。 次に、議案第2号 令和2年度大網白里一般会計補正予算でございます。 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ1億918万8,000円を追加し、予算総額を198億5,922万8,000円にしようとするものでございます。 主な内容についてご説明申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、生活困窮者住居確保給付金の支援が拡充されたことに伴い、所要額を計上するものでございます。 また、市独自の支援策として、小・中学校の再開時に保護者の負担軽減を図るため、給食費を2か月間無償とするとともに、新型コロナウイルスの影響により減収となった市内の中小企業のうち、県の中小企業支援金を受け取ることができない事業者に対しても、15万円の支援金を交付しようとするものでございます。 さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のため、私立保育園や民間学童保育施設に対し、衛生材料や衛生備品の購入費用を補助するとともに、市の公共施設等において使用する衛生材料や衛生備品を購入しようとするものでございます。 このほか、重度心身障害者医療費助成金の対象拡大に伴う所要額を計上するとともに、事業期間が延長された業務や今年度中に協定締結が必要な業務について、債務負担行為を設定しようとするものでございます。 次に、議案第3号 令和2年度大網白里国民健康保険特別会計補正予算でございます。 本案は、国民健康保険に加入する被用者のうち新型コロナウイルス感染症の感染者等に対して傷病手当金を支給するため、歳入歳出予算にそれぞれ84万円を増額し、予算総額を52億1,873万6,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第4号 大網白里市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の一環として地方税法の一部が改正されたことに伴い、中小事業者の固定資産税の軽減のほか、所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第5号 大網白里国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症に感染した方や、感染が疑われる方の生活を保障するため、療養により労務に服することができなくなった一定期間の傷病手当金を支給することについて所要の改正を行うほか、用語の整理を行おうとするものでございます。 次に、議案第6号 大網白里国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、国民健康保険税の軽減措置について拡充を行おうとするものでございます。なお、課税限度額及び税率については、新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し、今回は据え置くことといたしました。 次に、議案第7号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、大網病院の人材を確保するため、特殊勤務手当について改善を図ろうとするものでございます。具体的には、リハビリ部門における機能訓練作業を行う言語聴覚士については月額5,000円を、抗がん剤の調剤など特殊な作業を行う薬剤師については月額1万円を新たに支給しようとするものでございます。 次に、議案第8号 大網白里市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、個人番号等が記載されている通知カードが廃止されることから、所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第9号 大網白里重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、県の重度心身障害者児医療給付改善事業について、本年8月から精神障害者保健福祉手帳1級の方も医療給付の対象となることから、所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第10号 大網白里後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした後期高齢者の被用者に対し、傷病手当金を支給することについて、千葉県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部が改正されたことから、それに合わせて所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第11号 市長等の給料の特例に関する条例の制定についてでございます。 本案は、現在の厳しい財政状況の中、今後、市が実施する新型コロナウイルス感染拡大防止策に要する財源の一助とするため、市長、副市長及び教育長の給料を減額する条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第12号 財産の取得についてでございます。 本案は、消防自動車を2台購入するに当たり、去る5月14日に制限付一般競争入札を行った結果、日本機械工業株式会社が4,345万円で落札いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 最後に、議案第13号 損害賠償額の決定についてでございます。 本案は、市が管理する水路敷内の立木の管理瑕疵により生じた損害に伴う賠償額を定めることについて、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 以上が議案第1号から議案第13号までの提案理由でございます。 ○議長(田辺正弘議員) ただいま議題に供しております案件のうち、議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第5号及び議案第10号については、市長から先議の申入れがあり、さきの議会運営委員会において、これを了承いたしました。 お諮りいたします。 ただいま申し上げました案件については、議会運営委員会の決定のとおり、委員会付託を省略し、直ちに質疑、討論及び採決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第5号及び議案第10号の5案件に対し一括して質疑を許します。 希望者はありませんか。 黒須俊隆議員。     (黒須俊隆議員 発言席着席) ◆黒須俊隆議員 私から、議案第2号について質問いたします。 はじめに、小・中学校給食費支援事業がございますが、2か月間無償ということになっていますが、具体的にこれは何月から何月まで無償にするのか。 また、夏休み等、一部日程等が変わる予定があるんじゃないかと思うんですが、そういう夏季休暇等の給食があるのかないのか、また、あるとしたらそれは一体幾らになるのか、それについてお答えいただきたいと思います。 次に、農業振興事業費として無人ヘリコプターによる農薬散布の補助金が入っていますが、これについてお尋ねします。チャーター料増加に伴いというのが説明資料に書いておりますが、そもそもチャーター料というのは幾らだったのか、それで幾らになったのか。また、対象農家数についてお答えいただきたいと思います。 取りあえず以上。 ○議長(田辺正弘議員) 石原治幸教育委員会管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸管理課長 お答えいたします。 給食の2か月分ですが、6月と7月で対応してまいります。また、夏休みですが、予定では8月は8月20日以降給食を提供することとしております。 なお、給食費につきましては、年間を通じて毎月の金額を決めておりますので、その金額を徴収する予定でおります。 以上でございます。 ○議長(田辺正弘議員) 大塚 好農業振興課長。     (大塚 好農業振興課長 登壇)
    ◎大塚好農業振興課長 お答えいたします。 まず、無人ヘリコプターのチャーター料につきましては、10アール当たり1,512円から10アール当たり1,760円になったものでございます。 なお、農業従事者に関しましては、実施団体に補助するものでございますので、把握はしておりません。なお、対象水田面積は930ヘクタールでございます。 以上でございます。 ○議長(田辺正弘議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 給食費、夏季休暇の給食が8月20日以降だと。ただし給食費は年間で決められているものを徴収すると。そんなふうに聞こえたんですけれども、ということは、年間徴収というのはおそらく11か月じゃないかと思うんですけれども、間違っていたら教えていただきたいんですが、この2か月間無料にするから9か月、11引く2で9か月徴収するという、そういうことでいいのかどうか、もう一度お尋ねします。 それから、農業振興費で農薬ヘリ空中散布についてお答えがあったわけですけれども、私はこの数年、空中散布の助成事業が始まってから当初予算についてずっと反対をしてまいったわけですけれども、対象農家数すら調べていなくて、いろいろ異論、反論、問題点も多いと考えられるこのような空中散布に簡単に予算をつけたり、また、今回増額するというのは、非常に私は腹立たしいと思うんですが、そもそもヘリコプター、また、ドローン等による空中散布をEUは原則禁止にしている。また、残留農薬等も世界基準と比べると、大変に日本は緩い。オリンピック開かれるかどうか分かりませんが、オリンピック開かれたら、選手村でヨーロッパの人たちは、ヨーロッパの選手は、日本の野菜を食べないんじゃないかと、そんなことも言われている中で、自治体がわざわざ助成をするということについて、私は大変疑念があるんですが、環境ホルモン等の害等も言われている中、本市には養蜂家もいると思うんですけれども、この農薬散布について養蜂家の方に情報を市から流したりとか、そういうことはしているんでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(田辺正弘議員) 石原治幸教育委員会管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸管理課長 給食費につきましては、議員のおっしゃるとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(田辺正弘議員) 大塚 好農業振興課長。     (大塚 好農業振興課長 登壇) ◎大塚好農業振興課長 空中散布につきましては、広報、ホームページ、回覧等で周知をしているところでございます。 以上です。 ○議長(田辺正弘議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 給食費について、私は当初、2か月間無償だからなかなかいい政策じゃないかと思っていたんですが、単に年間給食費から2か月分引くだけだということが今分かったわけですけれども、おかしいんじゃないですか。4月、給食出しましたか。5月、給食出しましたか。また、8月もほとんど給食出ないわけですよね、夏休み期間で。少なくともふだんと比べると3か月給食を出さないんだから、3か月無償にするのが、これでやっととんとんですよ。 それを、さも何か保護者の負担軽減を図るために2か月間無償だなんて、もし2か月間無償にするんだったら、今言った3プラス2で5か月間無償にしたら、初めて2か月間無償だって、そのぐらい誇ったっていいと思いますけれども、こんな詐欺みたいな、3か月間給食を出さないでおきながら2か月間無償ですなんていう、これおかしいんじゃないですか。 教育長、最後に、これおかしくないかどうか、お答えいただきたいと思います。 また、農薬の空中散布について、広報等で知らせているということなんですけれども、蜜蜂の農家だけじゃなくて、結構個人でそれぞれ自分の地元、例えば長南町で蜜蜂を飼っている方が、長南で空中散布のときは大網白里市に蜜蜂の箱を持ってきて、そんなことをしたりして、各地で農薬が少しでも蜜蜂にかからないように、そんなふうに苦労している方、私、何人か知っていますけれども、農薬空中散布について、どうしても必要なのか必要じゃないのかということは、それぞれ考え方であると思いますけれども、市として助成する必要があるのか、こういう事業をする必要があるのか、しっかりと考えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田辺正弘議員) 深田義之教育長。     (深田義之教育長 登壇) ◎深田義之教育長 先ほど課長が言ったとおりでございますが、7月の末まで給食を出す予定でおります。 先ほど、「2か月出さなくて」という言葉がありましたが、給食を出すことができませんでした。4月から準備をしておりましたが、そういう状況で給食を提供することができなかったということがあります。状況をよろしくお願いしたいと思います。     (「議長、答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 石原治幸教育委員会管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸管理課長 訂正いたします。 先ほど、11か月で2か月なので9か月と言いましたが、8か月の負担ということになります。失礼いたしました。 ○議長(田辺正弘議員) 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 答弁漏れだと思ったので、今、発言するんですけれども、3か月休んでおきながら2か月無償というのはおかしいだろうというふうに、そういう質問で、それおかしくないのかという質問をしたんですけれども、今の石原課長の答弁がよく分からなかったんですけれども、11引く2で9じゃないかと当初答えて、今、何て訂正したんですか。10引く2ということなんですか。どういうことなんですか。     (「8月から3月まで」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 7月……。     (「8月から」と呼ぶ者あり) ◆黒須俊隆議員 8月。8、9、10、11、12、1、2、3。 じゃ、議長、最初の答弁が全然違うじゃないですか。年間の給食費が決まっているから、年間の給食費から2か月間無償にするんだという、そういう答弁があったんですけれども、その答弁自体、全部を訂正して、もう一度整理した答弁をしてください。 ○議長(田辺正弘議員) 石原治幸教育委員会管理課長。     (石原治幸管理課長 登壇) ◎石原治幸管理課長 1年間、4月から3月ということで、4月、5月は徴収しておりません。6月、7月は今回無償とします。8月から3月の8か月間を保護者から徴収いたします。 以上でございます。     (「議長、そうじゃなくて、議長……」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 議運の委員長。     (「3回までだよ、3回」「そうじゃなくて、全く違う答弁をしたんだから、ここで訂正したらどうかというのが、私は……」「今、訂正したじゃない」「訂正していないじゃないですか」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 暫時休憩。     午前10時46分 休憩-----------------------------------     午前10時47分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(田辺正弘議員) 再開いたします。 黒須俊隆議員。 ◆黒須俊隆議員 終わります。 ○議長(田辺正弘議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、各案件に対する討論ですが、希望者はありませんか。 蛭田公二郎議員。     (蛭田公二郎議員 登壇) ◆蛭田公二郎議員 私は、本日の会議において先議となる5つの議案について、賛成の立場から意見を述べ、また、このたびは一般質問が行われませんので、この際、今後のウイルス感染症に関連し、いくつか要望を述べさせていただきます。 議案第1号、専決第1号は、5月補正で可決されたもののうち、市が独自に行う施策について子育て世帯への支援や中小事業者への支援を拡充するものですが、議案第2号、6月補正予算では、この補正予算の内容をもう一段上乗せし、特に先ほど市長からもご説明ありました中小企業等経営支援事業では、売上げ減少幅が前年対比50パーセント未満事業者に対しても、これを踏み込んで支援対象に広げたということは大いに評価するものです。そして、新たな事業として感染症拡大防止安全対策、重度心身障害者医療助成の対象に精神障害者を追加するなどの福祉手当等支給事業、また、農業者を支援する農業振興事業など、支援対象を大きく広げたものになっており、評価できるものです。 国の第1次補正予算の地方創生臨時交付金1兆円分は、本市には約1億8,800万円が交付されましたが、今回の一連の補正によってほぼ全てが予算化されたことになります。 さて、政府は去る5月27日の閣議で第2次補正予算を決定し、その中で、全国知事会が大幅な増額を求めていた地方創生臨時交付金をさらに2兆円積み上げするということとしました。したがって、今後さらなる追加支援を行っていくということになりますが、この際いくつか要望を申し上げます。 まず、中小企業等経営支援は、今回限りということではなく、複数回実施するなど追加支援を行うこと。 大学生への支援について、政府の第2次補正予算では、大学生たちが盛り込むように求めていた授業料の一律半額免除は入りませんでした。新型コロナウイルス感染拡大に関する学生団体の調査では、大学生の約6割がアルバイトの収入が減ったり、なくなったりしたとの結果です。こうした中で、各地の自治体では独自に大学生や大学院生、専門学校生などへの支援を行っています。未来を担う若者に支援の手を差し伸べること。 学校教育問題では、ようやく学校が再開となりましたが、ともすると2か月間に及ぶブランクを取り戻そうと、子どもたちに詰め込みを強要することになります。無理なくゆとりある教育を行っていただきたい。そのためにも、教員や学習指導員の追加配置などを行い、必要な予算措置を行っていくこと。 医療検査体制の問題では、千葉県は地域外来・検査センター、PCR検査センターを県内10か所程度開設したいというふうに言っていますが、まだ10か所は実現しておりませんし、山武長生地域にはありません。安房地域では館山市長をはじめ、4首長連名で県知事宛てに南房総地域への地域外来・検査センター、発熱外来を含むの設置に関する要望を5月12日に提出をしています。金坂市長におかれても、ぜひリーダーシップを発揮して、今後の第2波、第3波の到来に備えて、山武長生地域にPCR検査センターを設置すべく県に働きかけるよう要望します。また、感染拡大が収まっているこの時期にこそ、保健所の機能を充実するよう県に働きかけること。 国や県などの予算が実際の支援に結びつくようにする問題、国の雇用調整助成金や持続化給付金は、国が予定をした予算に対して実際の支給が進んでいないのが実情です。持続化給付金は今、その事務事業費をめぐる疑惑が国会で大きな問題になっていますが、給付金を受け取れない事業者が多いことも問題になっています。申請は基本的にはオンラインで行うことになっていますが、そもそも個人事業者などは自分でオンライン申請できない方もたくさんおります。 実はこうした中で、市のホームページは去る5月26日、「持続化給付金について」という項目をアップして、その中で、「ご自身で電子申請を行うことが困難な方のために5月12日から全国で申請サポート会場を開設しています」として、また「大網白里市の近隣会場は次のとおりです」として、東金と茂原市の商工会館の会場を地図入りで紹介しています。窓口は商工観光課ですが、大変親切だったと思いました。このように、市が直接受け付ける制度ではない、国や県の制度であっても、ぜひ親切丁寧な案内を市のホームページその他で行って、支援制度が真に市民の支援に結びつくようにお願いをしたい。 次に、議案第3号、第5号、第10号、いずれも国保などの傷病手当支給の関係です。議案第5号、第10号は、今回の新型コロナウイルス感染に対して、国保と後期高齢者保険で傷病手当を支給した場合に、国が特例的に財政支援することになったということを受けて市の条例を改正しようとするもので、議案第3号はそのための国保会計の補正予算を組むものです。 ただ、本議案では傷病手当の対象を被用者に限っています。この際、傷病手当の支給を被用者にとどめず、自営業者等も含めた国民健康保険及び後期高齢者医療保険の被保険者に、今後対象を拡大することを要望するものです。 また、今回のウイルス感染拡大の影響を受けて収入が著しく減少した方々に対して、国保法第77条及び高齢者医療に関する法律第111条、また、介護保険法第142条に定める特別な理由のある者とみなして、保険料の徴収猶予や減免をぜひ行うことを要望するものです。 以上を要望しまして、先議となる5議案に対する賛成意見とします。 ○議長(田辺正弘議員) ほかに希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次、採決を行います。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第1号は原案のとおり承認いたしました。 次に、議案第2号 令和2年度大網白里一般会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田辺正弘議員) 起立多数。 よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第3号 令和2年度大網白里国民健康保険特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第5号 大網白里国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第10号 大網白里後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。----------------------------------- △日程第5 休会について ○議長(田辺正弘議員) 次に、日程第5、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 明6日から16日までの11日間を、休日及び議案調査のため休会といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田辺正弘議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 なお、17日に議案に対する質疑を予定しておりますので、質疑がある議員は、10日午後5時までに発言通告書を提出するようにお願いいたします。 また、17日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 議員各位にご連絡いたします。ただいまから議会運営委員会を開催いたしますので、関係者は第1会議室にお集まりください。議会運営委員会終了後、全員協議会を開催いたしますので、議員は議員控室にお集まりください。 お疲れさまでした。     午前10時59分 散会...