◎大塚好
農業振興課長 お答えいたします。 まず、無人ヘリコプターのチャーター料につきましては、10アール当たり1,512円から10アール当たり1,760円になったものでございます。 なお、農業従事者に関しましては、実施団体に補助するものでございますので、把握はしておりません。なお、対象水田面積は930ヘクタールでございます。 以上でございます。
○議長(
田辺正弘議員)
黒須俊隆議員。
◆
黒須俊隆議員 給食費、夏季休暇の給食が8月20日以降だと。ただし給食費は年間で決められているものを徴収すると。そんなふうに聞こえたんですけれども、ということは、年間徴収というのはおそらく11か月じゃないかと思うんですけれども、間違っていたら教えていただきたいんですが、この2か月間無料にするから9か月、11引く2で9か月徴収するという、そういうことでいいのかどうか、もう一度お尋ねします。 それから、農業振興費で農薬ヘリ空中散布についてお答えがあったわけですけれども、私はこの数年、空中散布の助成事業が始まってから当初予算についてずっと反対をしてまいったわけですけれども、対象農家数すら調べていなくて、いろいろ異論、反論、問題点も多いと考えられるこのような空中散布に簡単に予算をつけたり、また、今回増額するというのは、非常に私は腹立たしいと思うんですが、そもそもヘリコプター、また、ドローン等による空中散布をEUは原則禁止にしている。また、残留農薬等も世界基準と比べると、大変に日本は緩い。オリンピック開かれるかどうか分かりませんが、オリンピック開かれたら、選手村でヨーロッパの人たちは、ヨーロッパの選手は、日本の野菜を食べないんじゃないかと、そんなことも言われている中で、自治体がわざわざ助成をするということについて、私は大変疑念があるんですが、環境ホルモン等の害等も言われている中、本市には養蜂家もいると思うんですけれども、この農薬散布について養蜂家の方に情報を市から流したりとか、そういうことはしているんでしょうか。お答えいただきたいと思います。
○議長(
田辺正弘議員)
石原治幸教育委員会管理課長。 (
石原治幸管理課長 登壇)
◎
石原治幸管理課長 給食費につきましては、議員のおっしゃるとおりでございます。 以上でございます。
○議長(
田辺正弘議員) 大塚 好
農業振興課長。 (大塚 好
農業振興課長 登壇)
◎大塚好
農業振興課長 空中散布につきましては、広報、ホームページ、回覧等で周知をしているところでございます。 以上です。
○議長(
田辺正弘議員)
黒須俊隆議員。
◆
黒須俊隆議員 給食費について、私は当初、2か月間無償だからなかなかいい政策じゃないかと思っていたんですが、単に年間給食費から2か月分引くだけだということが今分かったわけですけれども、おかしいんじゃないですか。4月、給食出しましたか。5月、給食出しましたか。また、8月もほとんど給食出ないわけですよね、夏休み期間で。少なくともふだんと比べると3か月給食を出さないんだから、3か月無償にするのが、これでやっととんとんですよ。 それを、さも何か保護者の負担軽減を図るために2か月間無償だなんて、もし2か月間無償にするんだったら、今言った3プラス2で5か月間無償にしたら、初めて2か月間無償だって、そのぐらい誇ったっていいと思いますけれども、こんな詐欺みたいな、3か月間給食を出さないでおきながら2か月間無償ですなんていう、これおかしいんじゃないですか。 教育長、最後に、これおかしくないかどうか、お答えいただきたいと思います。 また、農薬の空中散布について、広報等で知らせているということなんですけれども、蜜蜂の農家だけじゃなくて、結構個人でそれぞれ自分の地元、例えば長南町で蜜蜂を飼っている方が、長南で空中散布のときは
大網白里市に蜜蜂の箱を持ってきて、そんなことをしたりして、各地で農薬が少しでも蜜蜂にかからないように、そんなふうに苦労している方、私、何人か知っていますけれども、農薬空中散布について、どうしても必要なのか必要じゃないのかということは、それぞれ考え方であると思いますけれども、市として助成する必要があるのか、こういう事業をする必要があるのか、しっかりと考えていただきたいと思います。 以上です。
○議長(
田辺正弘議員)
深田義之教育長。 (
深田義之教育長 登壇)
◎
深田義之教育長 先ほど課長が言ったとおりでございますが、7月の末まで給食を出す予定でおります。 先ほど、「2か月出さなくて」という言葉がありましたが、給食を出すことができませんでした。4月から準備をしておりましたが、そういう状況で給食を提供することができなかったということがあります。状況をよろしくお願いしたいと思います。 (「議長、答弁漏れ」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員)
石原治幸教育委員会管理課長。 (
石原治幸管理課長 登壇)
◎
石原治幸管理課長 訂正いたします。 先ほど、11か月で2か月なので9か月と言いましたが、8か月の負担ということになります。失礼いたしました。
○議長(
田辺正弘議員)
黒須俊隆議員。
◆
黒須俊隆議員 答弁漏れだと思ったので、今、発言するんですけれども、3か月休んでおきながら2か月無償というのはおかしいだろうというふうに、そういう質問で、それおかしくないのかという質問をしたんですけれども、今の石原課長の答弁がよく分からなかったんですけれども、11引く2で9じゃないかと当初答えて、今、何て訂正したんですか。10引く2ということなんですか。どういうことなんですか。 (「8月から3月まで」と呼ぶ者あり)
◆
黒須俊隆議員 7月……。 (「8月から」と呼ぶ者あり)
◆
黒須俊隆議員 8月。8、9、10、11、12、1、2、3。 じゃ、議長、最初の答弁が全然違うじゃないですか。年間の給食費が決まっているから、年間の給食費から2か月間無償にするんだという、そういう答弁があったんですけれども、その答弁自体、全部を訂正して、もう一度整理した答弁をしてください。
○議長(
田辺正弘議員)
石原治幸教育委員会管理課長。 (
石原治幸管理課長 登壇)
◎
石原治幸管理課長 1年間、4月から3月ということで、4月、5月は徴収しておりません。6月、7月は今回無償とします。8月から3月の8か月間を保護者から徴収いたします。 以上でございます。 (「議長、そうじゃなくて、議長……」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員) 議運の委員長。 (「3回までだよ、3回」「そうじゃなくて、全く違う答弁をしたんだから、ここで訂正したらどうかというのが、私は……」「今、訂正したじゃない」「訂正していないじゃないですか」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員) 暫時休憩。 午前10時46分 休憩
----------------------------------- 午前10時47分 再開
出席議員 18名
欠席議員 なし
○議長(
田辺正弘議員) 再開いたします。
黒須俊隆議員。
◆
黒須俊隆議員 終わります。
○議長(
田辺正弘議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、各案件に対する討論ですが、希望者はありませんか。
蛭田公二郎議員。 (
蛭田公二郎議員 登壇)
◆
蛭田公二郎議員 私は、本日の会議において先議となる5つの議案について、賛成の立場から意見を述べ、また、このたびは一般質問が行われませんので、この際、今後の
ウイルス感染症に関連し、いくつか要望を述べさせていただきます。 議案第1号、専決第1号は、5月補正で可決されたもののうち、市が独自に行う施策について
子育て世帯への支援や中小事業者への支援を拡充するものですが、議案第2号、6月
補正予算では、この
補正予算の内容をもう一段上乗せし、特に先ほど市長からもご説明ありました
中小企業等経営支援事業では、売上げ減少幅が前年対比50パーセント未満事業者に対しても、これを踏み込んで支援対象に広げたということは大いに評価するものです。そして、新たな事業として感染症拡大防止安全対策、
重度心身障害者医療助成の対象に精神障害者を追加するなどの福祉手当等支給事業、また、農業者を支援する農業振興事業など、支援対象を大きく広げたものになっており、評価できるものです。 国の第1次
補正予算の地方創生臨時交付金1兆円分は、本市には約1億8,800万円が交付されましたが、今回の一連の補正によってほぼ全てが予算化されたことになります。 さて、政府は去る5月27日の閣議で第2次
補正予算を決定し、その中で、全国知事会が大幅な増額を求めていた地方創生臨時交付金をさらに2兆円積み上げするということとしました。したがって、今後さらなる追加支援を行っていくということになりますが、この際いくつか要望を申し上げます。 まず、
中小企業等経営支援は、今回限りということではなく、複数回実施するなど追加支援を行うこと。 大学生への支援について、政府の第2次
補正予算では、大学生たちが盛り込むように求めていた授業料の一律半額免除は入りませんでした。
新型コロナウイルス感染拡大に関する学生団体の調査では、大学生の約6割がアルバイトの収入が減ったり、なくなったりしたとの結果です。こうした中で、各地の自治体では独自に大学生や大学院生、専門学校生などへの支援を行っています。未来を担う若者に支援の手を差し伸べること。 学校教育問題では、ようやく学校が再開となりましたが、ともすると2か月間に及ぶブランクを取り戻そうと、
子どもたちに詰め込みを強要することになります。無理なくゆとりある教育を行っていただきたい。そのためにも、教員や学習指導員の追加配置などを行い、必要な
予算措置を行っていくこと。 医療検査体制の問題では、千葉県は地域外来・検査センター、PCR検査センターを県内10か所程度開設したいというふうに言っていますが、まだ10か所は実現しておりませんし、山武長生地域にはありません。安房地域では館山市長をはじめ、4首長連名で県知事宛てに南房総地域への地域外来・検査センター、発熱外来を含むの設置に関する要望を5月12日に提出をしています。金坂市長におかれても、ぜひリーダーシップを発揮して、今後の第2波、第3波の到来に備えて、山武長生地域にPCR検査センターを設置すべく県に働きかけるよう要望します。また、
感染拡大が収まっているこの時期にこそ、保健所の機能を充実するよう県に働きかけること。 国や県などの予算が実際の支援に結びつくようにする問題、国の雇用調整助成金や持続化給付金は、国が予定をした予算に対して実際の支給が進んでいないのが実情です。持続化給付金は今、その事務事業費をめぐる疑惑が国会で大きな問題になっていますが、給付金を受け取れない事業者が多いことも問題になっています。申請は基本的にはオンラインで行うことになっていますが、そもそも個人事業者などは自分で
オンライン申請できない方もたくさんおります。 実はこうした中で、市のホームページは去る5月26日、「持続化給付金について」という項目をアップして、その中で、「ご自身で電子申請を行うことが困難な方のために5月12日から全国で申請サポート会場を開設しています」として、また「
大網白里市の近隣会場は次のとおりです」として、東金と茂原市の商工会館の会場を地図入りで紹介しています。窓口は商工観光課ですが、大変親切だったと思いました。このように、市が直接受け付ける制度ではない、国や県の制度であっても、ぜひ親切丁寧な案内を市のホームページその他で行って、
支援制度が真に市民の支援に結びつくようにお願いをしたい。 次に、議案第3号、第5号、第10号、いずれも国保などの傷病手当支給の関係です。議案第5号、第10号は、今回の
新型コロナウイルス感染に対して、国保と後期高齢者保険で傷病手当を支給した場合に、国が特例的に財政支援することになったということを受けて市の条例を改正しようとするもので、議案第3号はそのための国保会計の
補正予算を組むものです。 ただ、本議案では傷病手当の対象を被用者に限っています。この際、傷病手当の支給を被用者にとどめず、自営業者等も含めた
国民健康保険及び
後期高齢者医療保険の被保険者に、今後対象を拡大することを要望するものです。 また、今回の
ウイルス感染拡大の影響を受けて収入が著しく減少した方々に対して、国保法第77条及び高齢者医療に関する法律第111条、また、介護保険法第142条に定める特別な理由のある者とみなして、保険料の徴収猶予や減免をぜひ行うことを要望するものです。 以上を要望しまして、先議となる5議案に対する賛成意見とします。
○議長(
田辺正弘議員) ほかに希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次、採決を行います。 議案第1号
専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第1号は原案のとおり承認いたしました。 次に、議案第2号 令和2年度
大網白里市
一般会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
田辺正弘議員) 起立多数。 よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第3号 令和2年度
大網白里市
国民健康保険特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第5号
大網白里市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第10号
大網白里市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
田辺正弘議員) 起立総員。 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。
-----------------------------------
△日程第5 休会について
○議長(
田辺正弘議員) 次に、日程第5、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 明6日から16日までの11日間を、休日及び議案調査のため休会といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
田辺正弘議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 なお、17日に議案に対する質疑を予定しておりますので、質疑がある議員は、10日午後5時までに発言通告書を提出するようにお願いいたします。 また、17日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 議員各位にご連絡いたします。ただいまから
議会運営委員会を開催いたしますので、関係者は第1会議室にお集まりください。
議会運営委員会終了後、全員協議会を開催いたしますので、議員は議員控室にお集まりください。 お疲れさまでした。 午前10時59分 散会...