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  1. 大網白里市議会 2018-02-20
    02月20日-01号


    取得元: 大網白里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-01
    平成30年  第1回定例会          平成30年大網白里市議会第1回定例会会議録1.招集期日 平成30年2月20日(火)2.招集場所 大網白里市議会議場3.現在議員 18名でその氏名は次のとおり     森 建二議員       小倉利昭議員     蛭田公二郎議員      小金井 勉議員     北田宏彦議員       石渡登志男議員     田辺正弘議員       秋葉好美議員     堀本孝雄議員       前之園孝光議員     佐久間久良議員      花澤房義議員     宮間文夫議員       黒須俊隆議員     山田繁子議員       加藤岡美佐子議員     倉持安幸議員       岡田憲二議員4.説明のため出席した者の職氏名  市長        金坂昌典    副市長       深井良司  参事(総務課長事務取扱)      参事(社会福祉課長事務取扱)            堀江和彦              石川普一  参事(建設課長事務取扱)      秘書広報課長    中古 稔            石川達秀  財政課長      秋本勝則    企画政策課長    武田裕行  安全対策課長    大塚 好    税務課長      板倉洋和  市民課長      小川丈夫    地域づくり課長   岡部一男  子育て支援課長   松戸敏彦    高齢者支援課長   町山繁雄  健康増進課長    石原治幸    農業振興課長    北山正憲  商工観光課長    鶴岡一人    都市整備課長    林 浩志  下水道課長     御苑昌美    会計管理者     角田利夫  ガス事業課長    鎌田直彦    国保大網病院事務長 酒井 総  教育委員会教育長  小高 實    教育委員会管理課長 古内 衛  教育委員会管理課副課長       教育委員会生涯学習課長            花沢 充              織本慶一  農業委員会事務局長 北山正憲    代表監査委員    大島有紀子  監査委員事務局長  齊藤隆廣5.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    安川一省    副主幹       石井繁治  書記        安井與志秀-----------------------------------     平成30年2月20日(火)◯議事日程(第1号) 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 事務方針の説明 第4 議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算    議案第2号 平成29年度大網白里市国民健康保険特別会計補正予算    議案第3号 平成29年度大網白里市後期高齢者医療特別会計補正予算    議案第4号 平成29年度大網白里市公共下水道事業特別会計補正予算    議案第5号 平成29年度大網白里市農業集落排水事業特別会計補正予算    議案第6号 平成29年度大網白里市土地区画整理事業特別会計補正予算    議案第7号 平成29年度大網白里市ガス事業会計補正予算    議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算    議案第9号 平成30年度大網白里市一般会計予算    議案第10号 平成30年度大網白里市国民健康保険特別会計予算    議案第11号 平成30年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算    議案第12号 平成30年度大網白里市介護保険特別会計予算    議案第13号 平成30年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算    議案第14号 平成30年度大網白里市土地取得事業特別会計予算    議案第15号 平成30年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算    議案第16号 平成30年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算    議案第17号 平成30年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算    議案第18号 平成30年度大網白里市ガス事業会計予算    議案第19号 平成30年度大網白里市病院事業会計予算    議案第20号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について    議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について    議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について    議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について    議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について    議案第33号 契約の締結について    議案第34号 市道の認定について    議案第35号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて    議案第36号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 第5 休会について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 事務方針の説明 日程第4 議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算      議案第2号 平成29年度大網白里市国民健康保険特別会計補正予算      議案第3号 平成29年度大網白里市後期高齢者医療特別会計補正予算      議案第4号 平成29年度大網白里市公共下水道事業特別会計補正予算      議案第5号 平成29年度大網白里市農業集落排水事業特別会計補正予算      議案第6号 平成29年度大網白里市土地区画整理事業特別会計補正予算      議案第7号 平成29年度大網白里市ガス事業会計補正予算      議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算      議案第9号 平成30年度大網白里市一般会計予算      議案第10号 平成30年度大網白里市国民健康保険特別会計予算      議案第11号 平成30年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算      議案第12号 平成30年度大網白里市介護保険特別会計予算      議案第13号 平成30年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算      議案第14号 平成30年度大網白里市土地取得事業特別会計予算      議案第15号 平成30年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算      議案第16号 平成30年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算      議案第17号 平成30年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算      議案第18号 平成30年度大網白里市ガス事業会計予算      議案第19号 平成30年度大網白里市病院事業会計予算      議案第20号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について      議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について      議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について      議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について      議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について      議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について      議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について      議案第33号 契約の締結について      議案第34号 市道の認定について      議案第35号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて      議案第36号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第5 休会について-----------------------------------     午前10時00分 開会 出席議員 18名 欠席議員 なし ○議長(岡田憲二議員) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年大網白里市議会第1回定例会を開会いたします。 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、市長から提出された報告第1号から報告第4号につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。 また、監査委員から提出された例月現金出納検査の結果報告書につきましてもお手元に配付しておきましたので、これもご了承をお願いいたします。 次に、今期定例会までに受理した請願・陳情は、お手元に配付してあります文書表のとおりであります。所管の委員会に付託をいたしましたので、ご報告を申し上げます。 次に、今期定例会に説明員として出席報告のありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承をお願いいたします。 そのほかの報告事項については、お手元に配付してあります印刷物によりご了承をお願いいたします。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(岡田憲二議員) 日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。 今期第1回定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、蛭田公二郎議員北田宏彦議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(岡田憲二議員) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は本日から3月19日までの28日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認めます。 よって、今期定例会の会期は28日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 事務方針の説明 ○議長(岡田憲二議員) 次に、日程第3、事務方針の説明を議題といたします。 市長から事務方針の説明に関する発言を求められておりますので、これを許します。 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 皆様、おはようございます。 本日ここに平成30年大網白里市議会第1回定例会を招集し、当面する諸案件について審議をお願いすることといたしました。 今回提案いたしました案件は、各会計の補正予算案及び平成30年度当初予算案、条例の制定及び一部改正など計36議案でございます。 本年度も残すところあとわずかとなり、予定いたしました諸事業の着実な実施に向け、鋭意努力してまいります。 それでは、平成30年度の市政における事務方針につきましてご報告申し上げます。 はじめに、平成30年度当初予算案並びに今後の財政運営について申し上げます。 我が国の経済は、企業収益や雇用情勢の改善が続く中、個人消費にも持ち直しの動きが見られるものの、米国における長期金利上昇の懸念に端を発したこのところの世界的な株価の不安定な動きなどにより、景気の先行きは極めて不透明な状況になってきております。 政府ではこの間、「経済再生なくして財政健全化なし」を基本として、600兆円経済の実現を目指し、「生産性革命」と「人づくり革命」を車の両輪として、少子高齢化という最大の壁に立ち向かうとともに、日本経済のさらなる成長に向け取り組んでいるところでございます。しかしながら、多くの地方では日々人口の減少が進んでおり、今後ますます厳しい状況を迎えることは確実であると見込まれます。本市におきましても、この厳しい状況に対応するため、市の特性やポテンシャルを生かしながら、市民福祉の向上と将来の市の発展に向け、今後も最大限の努力をしてまいりたいと考えております。 さて、本市の財政見通しでございますが、歳入面においては、固定資産税の評価替えの影響等により、基幹財源である市税の減少が見込まれるとともに、地方交付税についても国全体で総額が抑制される傾向にあることから、大幅な増加が期待できず、厳しい状況が続くものと予想されます。 一方、歳出面では、扶助費の増加に加え、都市基盤や教育施設の整備などのために発行した市債の償還の本格化に伴う公債費の増加により財政の硬直化が一段と進む中で、市民の安全・安心の確保、人口減少・少子化対策、都市基盤の整備など、市の発展に欠かせない重要な施策が山積しており、財政需要はますます増大することが見込まれます。 このため、平成30年度の当初予算案の編成にあたりましては、第5次総合計画の後期基本計画に掲げた施策の着実な推進を目標としつつ、現下の厳しい財政状況を踏まえ、1つ、スマートインターチェンジ関連事業大網駅東土地区画整理事業津波避難施設整備事業など、早期完成が期待される継続事業の推進を優先し、新規事業については極力抑制する。2つ、扶助費等の義務的な経費については、過年度の実績等を踏まえ、新年度の見込み額を十分精査し、必要最小限の事業費を計上する。3つ、持続的な財政運営を維持するため、経常経費の精査や既存の事務事業の見直しの徹底を図るとともに、国・県補助金の確保、市債の活用などにより、財政調整基金等からの繰入金を可能な限り抑制し、基金残高の確保に努めるの3つの項目を基本方針としたところでございます。 それでは、当初予算案の概要につきまして、まず歳入からご説明申し上げます。 最初に市税でございますが、個人市民税、軽自動車税につきましては、課税件数の伸びなどから増加が見込めるものの、固定資産税は評価がえの影響から減少が見込まれており、市税全体としては対前年度比で3,800万円程度の減額を見込んでおります。 また、地方交付税につきましては、地方財政計画や平成29年度の交付実績に基づき、若干の増額を見込んでおり、国・県支出金につきましても、スマートインターチェンジ関連事業津波避難施設整備の実施、さらには保育所や障害福祉サービスの利用増加などに伴い、増額を見込んでおります。 次に、歳出につきまして、総合計画の施策体系別に主な事業について申し上げます。 はじめに、保険・福祉の充実でございます。 子育て支援策といたしましては、多様な保育ニーズに応え、安心して子育てができるよう、増穂保育所隣接地児童福祉施設を整備するとともに、保護者への支援としてファミリー・サポート・センターの開設や病児保育利用者への助成など、保育環境のさらなる充実を図ることといたしました。また、引き続き、民間保育施設に対する保育士処遇改善補助金を交付し、保育士の人材確保を図ってまいります。 このほか、児童手当や子ども医療費など各種給付事業により、子育て世帯の経済的負担を軽減するとともに、妊婦健診や乳幼児健診、予防接種、人間ドック助成に要する所要額を計上し、市民の健康づくりを積極的に推進してまいります。 さらに、医療・介護の安定的な運営を図るため、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計に対し、一般会計からの繰り出しを行うとともに、病院事業会計への繰出金につきましても前年同額を確保し、地域医療の維持向上に努めてまいります。 このほか、生活困窮者や障害者の自立支援を促進するため所要の経費を計上いたしました。 続きまして、教育・文化の充実でございます。 学校教育現場における夏期の学習環境改善に向け、平成35年度までを目標に、市内の幼稚園、小・中学校に空調設備を整備することといたしました。平成30年度は幼稚園に空調設備を設置するとともに、次年度の整備に向けた実施設計を行ってまいります。 また、効果的な授業が展開できるよう、各小・中学校にプロジェクターなどの情報教育機器を整備いたします。 さらに、平成32年度に完全実施される小学校5年生からの英語教育の教科化に向けて、外国語指導助手を1名増員し、外国語教育の拡充を図ってまいります。 続きまして、都市基盤の整備でございます。 駅周辺の良好な市街地整備を推進するため、引き続き大網駅東土地区画整理事業の進捗を図ってまいります。平成30年度は都市計画道路3・4・18号線が開通となる見通しであり、JR大網駅から県道までの新たな街並み形成による沿道への商業施設等の進出を期待しているところでございます。 また、スマートインターチェンジ関連事業につきましては、平成31年3月の開通に向けて、アクセス道路の築造など関連工事を推進してまいります。 このほか、引き続き、金谷川河川改修事業地籍調査事業に取り組むとともに、生活道路や排水路の改良、維持補修につきましても優先順位を踏まえ、実施してまいります。 続きまして、安心・安全の確保でございます。 災害に強いまちづくりを進めるため、津波避難施設の整備に最優先で取り組むこととし、平成30年度は四天木13区において、築山の整備を行ってまいります。 また、防災行政無線の適正管理や自主防災組織の育成、防災備蓄品の整備など、万一の災害発生時でも的確な対応ができるよう防災力の向上に努めてまいります。 さらに、消防団活動の体制強化に向け、老朽化している消防機庫の改築及び消防車両の更新を計画的に実施してまいります。 このほか、全国瞬時警報システム(Jアラート)の更新を実施し、市民に緊急情報が伝達されるまでの時間の短縮を図ってまいります。 続きまして、産業・観光の振興でございます。 農業後継者不足や耕作放棄地の増加に歯どめをかけ、農地の有効利用を進めるため、新規就農などの担い手支援や農地の集積・集約化を図るとともに、多面的機能支払交付金事業を活用し、農地の保全や農業用施設の長寿命化に取り組む地域組織を支援し、持続可能な農業の振興に努めてまいります。 また、中小企業資金融資事業につきましては、金融機関の貸付実績が増加している状況を踏まえ、利子補給金を増額するほか、住宅リフォーム助成につきましては、前年度と同額を確保し、地域産業の活性化と本市への定住促進を図ってまいります。 さらに、市の活性化や移住・定住の促進につなげるため、県や関係団体等と連携し、各種イベントにおける積極的な魅力発信に努めるとともに、引き続きさまざまなメディアを活用した観光プロモーションに取り組んでまいります。 続きまして、協働のまちづくり推進でございます。 昨年10月、住民協働事業に応募のあった6事業について、公開審査を経て、ハマボウフウ特産品化プロジェクト買い物送迎事業など、地域に密着した活動を行う6事業が採択されたところでございます。平成30年度は市民活動支援センターを開設し、これらの事業を含め市民活動の一層の支援を行ってまいります。 最後に、行財政改革の取り組みでございます。 新公会計制度導入への取り組みといたしましては、平成28年度の保有資産の異動状況を反映した財務諸表の作成に取り組んでおり、中長期的な視点に立った効率的な財政運営に向け準備を進めているところでございます。 また、公共下水道事業農業集落排水事業及びコミニティプラント事業の3つの事業につきましては、引き続き公営企業会計への移行に向けた準備を進めてまいります。 以上、平成30年度当初予算における主な事業を述べてまいりましたが、平成30年度につきましては、市債や基金の活用により編成することができました。しかしながら、今後の財政見通しを踏まえますと、本市の財政は極めて厳しい状況にあると申し上げざるを得ません。財政調整基金につきましては、当初予算編成後の残高見込みが10億円を切り、翌年度以降の予算編成を考えますと、大変憂慮すべき事態でございます。このため、当初予算に計上した事業につきましても、執行段階において緊急性や効果、実施時期などを十分検討し、経費の節減を図るとともに、今後も既存事業の徹底的な見直しや新規事業の抑制、さらには基金の整理統合等による財源の確保などにより、持続可能な財政運営に努めてまいります。 次に、みどりが丘市有地を活用した出産・子育てを支援するまちづくり事業について申し上げます。 本事業につきましては、昨年実施いたしました民間事業者の選考審査の結果を踏まえ、事業規模や事業手法などについて見直しを行うとともに、子育て支援施設等の整備に必要となる基本設計業務に着手したところでございます。 市といたしましては、まずは子育て支援施設の整備を優先的に進めることとし、その整備にあたっては、公共事業よりも低コストで、かつ工期が短縮可能な、設計・施工を民間事業者に一括して発注するデザインビルド方式を採用したいと考えております。今後、国や県の補助金の確保の問題や具体的なスケジュールなどを十分検討し、適切に事業を推進してまいります。 次に、消防防災関係について申し上げます。 四天木13区地内の築山の整備につきましては、現在、実施設計を進めておりますが、おかげさまで用地につきましても地権者のご協力を得ることができ、取得に向けた手続を進めているところでございます。今後、国の交付金を活用し、早期完成に向け整備を進めてまいります。 また、市では東日本大震災の教訓を踏まえ、これまで、津波避難訓練とあわせた総合的な防災訓練を行ってまいりました。しかしながら、山間部から海浜部までさまざまな地形を有する本市の場合、市内各地域ごとに土地の利用形態や備えるべき災害が異なっていることから、訓練の考え方を根本から見直し、今後はそれぞれの地域の特性に応じたより実践的な訓練となるよう、地域コミュニティが形成されている小学校区を単位に順次、総合防災訓練を実施してまいりたいと考えております。 なお、津波避難訓練及び近年多発化している局地的豪雨などに備えた土砂災害避難訓練につきましては、引き続き対象となる地域において実施し、自助・共助・公助が連携した災害に強いまちづくりを進めてまいります。 次に、社会福祉について申し上げます。 保健福祉分野を包括する計画として位置づけられる第3次地域福祉計画につきましては、本市の現状や市民アンケートの結果、地域座談会におけるご意見などをもとに素案の取りまとめを行い、現在、パブリックコメントを実施しているところでございます。今後、市民の皆様から寄せられたご意見等を踏まえ、本年3月末までに計画を策定し、平成30年度以降は本計画に基づき、誰もが住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、相談支援体制の拡充や市民参加活動の促進、福祉諸制度の安定運営など、各施策の横断的な連携を図りながら、具体的な取り組みを進めてまいります。 次に、子育て支援について申し上げます。 市では、保育所の待機児童の解消に向け、民間保育事業者への各種支援を実施しておりますが、本年1月からみどりが丘地区において、1・2歳児を対象とする地域型保育施設である「小規模保育ピッコロ」が開園したところでございます。さらに、本年4月には、これまで地域型保育施設として運営を行っていた小中地区の「こなか保育園」が認可保育所に移行する予定でございます。今後も、子どもの数と保育ニーズを把握しながら、待機児童の解消に向けた取り組みを続けてまいります。 また、増穂保育所隣接地に整備を進めております児童福祉施設につきましては、本年11月の完成に向け工事を進めているところでございます。本施設においては、「簡易マザーズホーム」、「子育て支援センター」、「一時預かり保育」、「小規模保育」などの事業を実施する予定でございますが、今後、施設の管理運営方法や職員の配置体制などについて十分検討し、開園に向け遺漏のないように準備を進めてまいります。 このほか、小学校に入学する児童を対象に実施しております学用品費等の就学援助につきましては、昨年より実施している「中学校入学準備金」と同様、入学前の本年3月に前倒し支給を行うことといたしました。 今後も、子育て環境の改善や子育て支援策の充実に努めてまいります。 次に、高齢者福祉について申し上げます。 平成30年度から32年度までを計画期間とする第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画につきましては、市介護保険運営協議会において、高齢者福祉施策や介護保険事業の充実などについてご協議をいただき、計画案を取りまとめていただいたところでございます。この計画では、第6期計画の達成状況などを踏まえ、引き続き地域包括ケアシステムの推進に重点を置いた「高齢者の活躍できるまちづくり」「介護が必要になっても安心して暮らせるまちづくり」を目指していくこととしております。 また、生活支援体制の整備につきましては、地域の支え合い活動を広げていくため、「ささえあいのまちづくりフォーラム」やワークショップを開催し、事業の周知を図ってきたところでございます。今後はさらに、関係団体と市民とが話し合う場となる協議体を設置するとともに、推進役である生活支援コーディネーターの配置を推進し、地域課題の解決に取り組んでまいります。 次に、健康づくりへの取り組みについて申し上げます。 心身ともに健康で、生きがいのある生活を送ることができるよう、本年度から取り組みを進めている「健康ポイント事業」でございますが、本年度は多くの市民の皆様にご参加をいただき、このうち目標を達成された延べ525人の方々から「チャレンジA」、「チャレンジB」の各賞へのご応募をいただきました。事業に参加していただいた多くの方々は、引き続き健康づくりに向け自主的な取り組みを継続されており、市といたしましても、市民の皆様が主体的かつ継続的に健康づくりに取り組んでいけるよう改善を加えながら、事業を推進してまいりたいと考えております。 また、がんの早期発見、早期治療につなげるため、大網病院及び市医師会の協力により本年度から導入いたしました胃内視鏡検査につきましては、1月末現在で374人の方々に利用していただきました。今後も市民の皆様へのさらなる周知、啓発を図り、各種がん検診とあわせ、がんの早期発見、早期治療につなげてまいります。 さらに、平成30年度においては、新たに心の健康づくりにも目を向け、市独自の自殺対策推進計画を策定し、悩みを抱えている方々が必要な支援を受けられるよう、生きることに対する包括的な支援を進めてまいります。 次に、国民健康保険について申し上げます。 国民健康保険の広域化に伴い、本年4月から県が市町村とともに保険者となり、国保財政の運営主体となることから、今議会におきまして、県が推計した納付金や標準保険料率に準じて編成した国民健康保険特別会計予算案と、広域化に伴う各関係条例の改正案を提出させていただいたところでございます。なお、平成30年度の国保税額につきましては、今月6日に県から示された標準保険料率等の確定値をもとに検討を進め、第2回定例会においてご審議いただきたいと考えております。 また、各市町村においては、今後も引き続き、加入資格の管理、国保税の賦課、徴収及び保健事業の進展を図ることとされておりますが、これらの事業を効率的かつ効果的に実施するため、現在、健康・医療情報を活用したデータヘルス計画及び第3期特定健康診査等実施計画の策定を進めているところでございます。平成30年度からは、これらの計画に基づき、生活習慣病の予防、早期発見及び重症化の予防などについて、さらなる取り組みを実施してまいります。 次に、公共交通について申し上げます。 コミュニティバス、白里地区の新路線バスにつきましては、それぞれ本年3月と9月に事業者との協定期間が満了を迎えることから、これまで市民及び利用者の皆様からご意見をいただくとともに、これらのご意見をもとに地域公共交通活性化協議会において、今後の方向性を検討いただいてきたところでございます。 このうちコミュニティバスにつきましては、昨年11月末に公募型プロポーザルを実施し、現行の運行事業者である小湊鉄道株式会社と引き続き3年間の協定を締結することで合意に至りました。 また、白里地区の公共交通につきましては、昨年12月と本年1月の2回にわたり、地元の皆様との意見交換会を開催し、ここでいただいたご意見を踏まえて、本年2月に開催した地域公共交通活性化協議会において新たな交通形態について協議を行っていただいた結果、地区内を循環するバスを導入することとなりました。今後、地元の代表者で構成されるワーキンググループにおいて具体的な運行ルートやダイヤについて協議していただき、本年10月からの導入に向け、作業を進めてまいります。 なお、大網ロータリークラブから寄附の申し出をいただきました大網病院前バス停の待合所につきましては、現在、年度内の完成、引き渡しに向け、設置作業が進められているところでございます。 次に、生活環境について申し上げます。 市では、環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、第2次環境基本計画の策定作業を進めてまいりましたが、このほど環境審議会からの答申をもとに計画を策定し、現在、公表に向け準備を進めているところでございます。今後は、本計画に基づき、市民、事業者、行政が協力し、総合計画の基本目標の一つである「豊かな自然と生活が調和する大網白里」の実施に向け、環境保全に取り組んでまいります。 また、事業用太陽光発電設備に関しましては、市内にも複数の設置事例がございますが、現在の国のガイドラインでは設置にあたっての具体的な対応が示されていないことから、市では独自に設備の設置や管理にあたり、事業者が配慮すべき事項を示すガイドラインの策定作業を進めているところでございます。このガイドラインにつきましては、年度内に策定し速やかに公表後、周知を図った上で運用を開始したいと考えております。今後は、このガイドラインにより、本市の環境や景観の保全、さらには災害の防止を図ってまいります。 次に、協働のまちづくりについて申し上げます。 住民参加、協働のまちづくりを効果的、円滑に進めるため、設置に向け準備を進めてまいりました市民活動支援センターでございますが、平成30年4月に開設の運びとなりました。 今後は、地域のまちづくりを支援するための情報共有の場、そして市民活動団体と行政をつなぐ場として、本センターを中心に市民活動に係る相談や助言、また情報の収集や提供を行ってまいります。 次に、農業関係について申し上げます。 米の生産調整につきましては、国による生産数量目標の配分が廃止され、平成30年度以降は、国からの需給見通し等をもとに都道府県ごとに需要に応じた生産に取り組むこととされました。 市では主食用米の安定供給に向け、千葉県農業再生協議会から提示される生産目標に基づき、引き続き飼料用米の作付面積の達成に努めるとともに、飼料用米等を生産する農業者の経営安定のため、国及び県に対して、補助金の拡充、新設について要望を行ってまいります。 また、近年増加傾向にあります有害鳥獣による農作物等への被害対策につきましては、捕獲器等の確保を図るとともに、猟友会等の関係団体と連携しながら被害防止に努めてまいります。 このほか、山辺地区の農業基盤整備事業につきましては、国庫補助事業の採択に向け、地元の皆様や関係機関との協議を進め、申請に必要となる各種計画の策定を進めてまいります。 次に、商工・観光関係について申し上げます。 市内経済の振興を目的に実施しております中小企業資金融資事業につきましては、金融機関への預託金の増加と貸付限度額の拡充を図ったことから、利用者が大幅に増加したところでございます。引き続き、地元企業が地域活性化の原動力として活力ある成長を続けられるよう、関係団体と連携し、創業支援や就労支援事業などの各種事業を通じて商工業の振興に取り組んでまいります。 また、観光面に関しましては、昨年末に九十九里有料道路のかさ上げ工事が完了し、これまで工事に伴い通行どめとなっていた区間を含む九十九里一宮間の道路の全線が開通したことから、本市をはじめ九十九里地域全体へのより一層のアクセス向上が期待されるところでございます。市といたしましても、関係団体や地元の方々と連携し、夏期観光客の受け入れに向け、安全・安心な海水浴場の開設に向け準備を進めていくほか、ビーチラグビー大会の誘致、第20回目となる「浜まつり」の開催などにより、引き続き白里海岸の活性化に取り組むとともに、さまざまなメディアを活用しながら積極的な本市の魅力発信に努めてまいります。 なお、リニューアルされた九十九里有料道路の白里中央海岸アンダーパスの壁面には、本市の魅力、名勝や未来像など、本市の子どもたちの思い描いた大網白里の絵を取り入れたいと考えております。今後、作品の募集方法などについて各小学校と調整を図ってまいります。 次に、都市基盤整備について申し上げます。 大網駅東土地区画整理事業につきましては、現在工事を行っております千葉銀行前交差点において、去る1月24日に仮設道路から整備中の道路への通行切りかえを実施したところでございます。引き続き、交差点付近の道路整備を推進し、地区内の骨格となる都市計画道路の本年中の開通を目指してまいります。 なお、道路・宅地等の基盤整備は、平成30年度内にほぼ完成となる見込みでございますが、換地作業に要する事務処理期間を踏まえ、事業期間を平成32年度まで延伸することといたしました。 また、いまだにご理解を得られていない1名の権利者とは、粘り強く協議を続ける一方で、土地区画整理法の規定に基づく直接施行の準備にも着手し、事業の早期完成に向け鋭意取り組んでまいります。 このほか、国道128号沿道の整備につきましては、昨年7月に事業者から商業施設の立地を目的とした地区計画が提案され、必要な手続を進めてきた結果、本日2月20日付で都市計画決定の告示となり、地区計画に適合した開発行為が可能となりました。今回の決定は、第5次総合計画の目指す国道128号沿道の商業・業務機能の誘導に向けた第一歩となるものと考えており、今後は開発や建築等の各種手続が円滑に進むよう適切に対応するとともに、工事等に際し周辺住民等への影響が最小限となるよう努めてまいります。 次に、小中池公園について申し上げます。 小中池公園の再整備につきましては、これまで3回にわたり小中池公園再整備構想検討委員会が開催され、現在は再整備構想の前提となる基本理念について検討していただいているところでございます。 今後は基本理念を踏まえながら、再整備構想の主たる内容である公園整備の基本方針について、さらに検討していただく予定でございますが、よりよい構想となるよう期待しております。 次に、土木関係について申し上げます。 (仮称)大網白里スマートインターチェンジにつきましては、現在アクセス道路及びインターチェンジ本体部の工事を進めているところでございます。引き続き関係機関と調整を図りながら、平成30年度末の供用開始に向け、鋭意取り組んでまいります。 また、本年度から着手いたしました地籍調査につきましては、来年度も引き続き北今泉地区の一部を対象に実施するほか、金谷川河川改修事業、橋梁長寿命化修繕事業につきましても継続して取り組んでまいります。 なお、白里海岸の浸食対策につきましては、先月第3回九十九里浜浸食対策検討会議が開催され、その中で浸食対策の整備方針案が示されたところでございます。この整備方針案では、養浜と施設整備を組み合わせて行うこと、そして浸食が著しく、かつ海水浴場などを優先的に整備することを基本に、白里海岸に関しては、養浜の効果を観測しながら状況により施設整備を検討することとしております。 千葉県では、この案をもとに引き続き検討会議を開催することとしており、市といたしましても今後の経過を注視しながら計画の早期策定を求めてまいります。 次に、公共下水道について申し上げます。 公共下水道の根幹的施設である下水道処理施設につきましては、平成3年の供用開始以降、下水道供用区間の拡大とともに、施設の整備、充実を図ってまいりましたが、稼働後20年を超え、施設の老朽化が顕著となったことから、平成24年度から27年度にかけて浄化センターを対象に第1期改築更新を実施したところでございます。平成30年度からは、浄化センター及び汚水中継ポンプ場を対象に、第2期改築更新に着手し、計画的に施設の整備を図ってまいります。 次に、学校施設等の整備について申し上げます。 市内小・中学校及び市立幼稚園の整備につきましては、各施設の状況や市全体の施設のあり方を考慮しながら、市の財政状況を踏まえ、計画的な整備に取り組んでいるところでございます。東日本大震災後、喫緊の課題でございました各施設の耐震改修工事並びに児童の増加に伴う大網小学校の校舎増築につきましては、平成28年度に事業が完了し、また、大網中学校給食調理室改修工事につきましても、昨年11月に完了したところでございます。 そこで、平成30年度からは、各施設の空調設備の整備に計画的に取り組んでまいりたいと考えており、初年度の平成30年度においては、市立幼稚園4園の全てに空調機器を設置するとともに、大網小学校及び瑞穂小学校の2校の実施設計に着手する予定でございます。 このほか、小・中学校の教職員の負担軽減と教育の質の向上を図るため導入いたしました統合型校務支援システムにつきましては、本年1月から一部機能の運用を開始したところであり、4月からの本格稼働に向け、引き続き準備を進めてまいります。 次に、生涯学習について申し上げます。 平成28年度から3カ年継続事業として構築を進めておりますデジタル博物館につきましては、本年2月1日に第1次公開を行い、多くの市民の皆様からご好評をいただいているところでございます。事業の最終年度となる平成30年度は、第2次以降の公開に向け、出土品や美術品等の展示品を拡充するとともに、民俗資料や郷土芸能なども展示項目に追加し、さらなる内容の充実を図るほか、市民の皆様からのご要望やご意見を踏まえて、よりよい博物館に仕上げてまいります。 このほか、生涯学習の一環として、本年4月から、豊かな経験、専門的な知識、すぐれた技能等を有する人材をボランティア講師として登録し、市民団体からの要請に基づき派遣する生涯学習ボランティア講師制度を開始することといたしました。ご自身の知識や経験を地域のために役立てたいと思われる多くの市民の方々にボランティア講師として登録していただくとともに、多くの市民団体の皆様にこの制度を活用していただき、市民相互の自主的な生涯学習活動の促進と、学びを通じた地域のつながりが図られることを願っております。 次に、スポーツ振興について申し上げます。 去る2月11日、「第48回山武郡市民駅伝競走大会」が開催され、本市代表は全13区間中8区間において区間賞を獲得するなど、各選手のすばらしい活躍により見事総合優勝をなし遂げました。 市では、スポーツ推進計画に掲げる「青少年の体力と競技力の向上」、「スポーツ推進体制の充実」に向け、市体育協会をはじめ各関係機関と連携を図りながら施策を推進しているところであり、こうした取り組みが今回の総合優勝という結果につながったものと考えております。平成30年度には、スポーツ推進委員を増員することで、さらなる体制強化を進めてまいります。 最後に、大網病院について申し上げます。 平成29年度の医業収益は、午後の一般外来診療の開始や救急患者の積極的な受け入れ、近隣医療機関との連携など、収益増に向けた取り組みにより、前年度をやや上回る見込みとなっておりますが、一方で、各種設備投資や医師、看護師の増員等による費用も増加しており、収支全体としては依然として厳しい状況が続いております。 このため、平成30年度においては、引き続き午後の一般外来診療をはじめとする各種取り組みにより患者数の確保を図るとともに、人間ドックの料金設定の見直しなどを実施し、一層の利用促進を図ってまいります。 また、非常用発電機の更新など、老朽化が進む各種設備や医療機器の計画的な整備、更新を図るとともに、事務局の体制を強化し、医療サービスの向上と経営改善に努めてまいります。 以上、新年度に向けた施政の方針について申し上げましたが、そのほかの事業につきましても鋭意努力してまいりますので、引き続き市政の執行にご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、事務方針といたします。 ○議長(岡田憲二議員) 以上で事務方針の説明を終結いたします。----------------------------------- △日程第4 議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算     議案第2号 平成29年度大網白里市国民健康保険特別会計補正予算     議案第3号 平成29年度大網白里市後期高齢者医療特別会計補正予算     議案第4号 平成29年度大網白里市公共下水道事業特別会計補正予算     議案第5号 平成29年度大網白里市農業集落排水事業特別会計補正予算     議案第6号 平成29年度大網白里市土地区画整理事業特別会計補正予算     議案第7号 平成29年度大網白里市ガス事業会計補正予算     議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算     議案第9号 平成30年度大網白里市一般会計予算     議案第10号 平成30年度大網白里市国民健康保険特別会計予算     議案第11号 平成30年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算     議案第12号 平成30年度大網白里市介護保険特別会計予算     議案第13号 平成30年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算     議案第14号 平成30年度大網白里市土地取得事業特別会計予算     議案第15号 平成30年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算     議案第16号 平成30年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算     議案第17号 平成30年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算     議案第18号 平成30年度大網白里市ガス事業会計予算     議案第19号 平成30年度大網白里市病院事業会計予算     議案第20号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について     議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について     議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について     議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定について     議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について     議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について     議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について     議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について     議案第33号 契約の締結について     議案第34号 市道の認定について     議案第35号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて     議案第36号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(岡田憲二議員) 次に、議案を上程いたします。 日程第4、議案第1号から議案第36号までを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 金坂昌典市長。     (金坂昌典市長 登壇) ◎金坂昌典市長 ただいま議題に供されました議案第1号から議案第36号までの36議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 はじめに、議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算でございます。本案は、歳入歳出予算からそれぞれ4億9,591万2,000円を減額し、予算総額を151億1,530万5,000円にしようとするものでございます。 主な内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出でございますが、障害者福祉サービス等の利用実績の見込みに合わせて給付費を増額するとともに、医業費用の増加などによる収支不足を補填するため、病院事業会計への負担金を増額する一方、みどりが丘市有地活用事業や保育所緊急整備事業については、事業の見直しあるいは中止により所要額を減額しようとするものでございます。 このほか、瑞穂地区幹線道路整備事業や金谷川河川改修事業については、国庫補助金の交付決定額に合わせ所要額を減額するほか、事業全般にわたって所要額の補正を行おうとするものでございます。 次に、歳入でございますが、歳出の各事業の執行見込みに合わせて、国・県支出金や市債などを減額するとともに、財源調整として財政調整基金等からの繰入金を減額しようとするものでございます。 このほか、事業執行期間が年度を超える見込みの事業について、繰越明許費を設定するとともに、本年度の農業災害に係る利子補給金などについて債務負担行為を設定しようとするものでございます。 次に、議案第2号 平成29年度大網白里市国民健康保険特別会計補正予算でございます。本案は、支払基金に対する納付額等の確定に伴い、後期高齢者支援金等について所要額の補正を行うとともに、その財源である国庫支出金や一般会計繰入金等を減額するほか、基金繰入金の財源調整を行うものであり、歳入歳出予算からそれぞれ1億4,246万1,000円を減額し、予算総額を68億4,534万5,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第3号 平成29年度大網白里市後期高齢者医療特別会計補正予算でございます。本案は、被保険者数の増加に伴い、保険料収入を増額する一方、保険基盤安定繰入金を減額するとともに、あわせて後期高齢者医療広域連合への納付金を減額するものであり、歳入歳出予算からそれぞれ91万7,000円を減額し、予算総額を5億1,339万9,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第4号 平成29年度大網白里市公共下水道事業特別会計補正予算でございます。本案は、事業の執行見込みにあわせて面整備工事費等を減額するとともに、その財源である一般会計繰入金、市債等について、所要額の補正を行おうとするものであり、歳入歳出予算からそれぞれ3,643万3,000円を減額し、予算総額を11億9,999万3,000円にしようとするものでございます。 あわせて、金谷川河川改修に伴う下水道施設の移設工事が完了したことから、継続費の変更を行うとともに、下水道台帳管理システムの構築につきまして、事業の進捗状況に合わせて繰越明許費を設定しようとするものでございます。 次に、議案第5号 平成29年度大網白里市農業集落排水事業特別会計補正予算でございます。本案は、事業の執行見込みに合わせて維持管理費等を減額するとともに、その財源である一般会計繰入金、市債等について所要額の補正を行うものであり、歳入歳出予算からそれぞれ235万7,000円を減額し、予算総額を1億4,967万5,000円にしようとするものでございます。 また、下水道台帳管理システムの構築につきまして、事業の進捗状況に合わせて繰越明許費を設定しようとするものでございます。 次に、議案第6号 平成29年度大網白里市土地区画整理事業特別会計補正予算でございます。本案は、事業の執行見込みに合わせて一般会計繰入金や市債等の財源調整を行うものであり、歳入歳出予算からそれぞれ120万円を減額し、予算総額を5億2,095万9,000円にしようとするものでございます。 また、基盤整備工事の施工に支障となる建築物の移転協議に時間を要し、年度内の完了が見込めないことから、繰越明許費を設定しようとするものでございます。 次に、議案第7号 平成29年度大網白里市ガス事業会計補正予算でございます。本案は、ガスの販売見込み量を上方修正したことにより、収益的収入を1,422万7,000円、収益的支出を1,341万1,000円それぞれ増額する一方で、事業の執行見込みに合わせて建設改良費の見直しを行ったことから、資本的収入を678万8,000円、資本的支出を3,118万6,000円それぞれ減額しようとするものでございます。 次に、議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算でございます。本案は、医業費用の増加などによる収支不足を補填するため、一般会計繰入金を増額するほか、薬品費や材料費等の増加を見込み、医業費用を追加することにより、収益的収入を1億335万7,000円、収益的支出を9,223万7,000円それぞれ増額しようとするものでございます。 次に、議案第9号 平成30年度大網白里市一般会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算をそれぞれ対前年度比1.4パーセント増の155億2,700万円にしようとするものでございます。 主な内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、基幹財源である市税につきましては、評価替えの影響により固定資産税が減額することなどから、前年度に比べ約3,800万円減の48億6,739万円を計上いたしました。また、市債につきましては、スマートインターチェンジ関連事業児童福祉施設の整備などに伴い、3億1,260万円増の16億3,390万円を計上しております。 このほか、地方交付税や国・県支出金などにつきましては、地方財政計画や事業の執行見込みなどを踏まえ、所要額を計上いたしました。 次に、歳出でございますが、総務費につきましては、対前年度比約8,000万円減の14億1,688万8,000円を計上いたしました。このうち、みどりが丘市有地活用事業の当初予算は大幅な減額となっておりますが、本事業につきましては、現在進めております子育て支援施設等の基本設計がおおむね終了した段階で、補正予算により対応させていただきたいと考えております。 民生費につきましては、対前年度比約7,200万円増の58億6,700万3,000円を計上いたしました。増穂保育所隣接地児童福祉施設の整備費、約2億8,000万円のほか、保育所運営費、後期高齢者医療関係経費、障害者自立支援給付事業などについて所要額を計上しております。 衛生費につきましては、対前年度比約300万円減の15億7,660万2,000円を計上いたしました。子ども医療対策事業のほか、がん検診事業、予防接種事業などについて所要額を計上しております。 農林水産業費につきましては、対前年度比約1億5,500万円減の4億9,435万1,000円を計上いたしました。瑞穂地区幹線道路整備事業、土地改良事業、多面的機能支払交付金事業などについて所要額を計上しております。 商工費につきましては、対前年度比約500万円増の1億6,123万5,000円を計上いたしました。中小企業資金融資事業、観光等プロモーション推進事業などについて所要額を計上しております。 土木費につきましては、対前年度比約1億8,000万円増の21億1,351万6,000円を計上いたしました。スマートインターチェンジ関連事業金谷川河川改修事業、土地区画整理事業特別会計繰出金などについて所要額を計上しております。 消防費につきましては、対前年度比約1億2,700万円増の9億9,329万2,000円を計上いたしました。津波避難施設整備関係費、消防車両整備事業などについて所要額を計上しております。 教育費につきましては、対前年度比約820万円増の14億7,496万1,000円を計上いたしました。幼稚園及び小学校の空調施設整備に関する経費、小・中学校ⅠCT推進事業などについて所要額を計上しております。 なお、このほかの経費につきましても、必要額を精査の上、所要額を計上しております。 次に、議案第10号 平成30年度大網白里市国民健康保険特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比17.2パーセント減の57億8,414万3,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、平成30年度からの国保広域化に対応し、被保険者の減少や税率の見直しによる保険税収入の減額を見込むとともに、保険給付費につきましては所要額を計上しようとするものでございます。 次に、議案第11号 平成30年度大網白里市後期高齢者医療特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比8.1パーセント増の5億5,265万9,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、被保険者数の増加に対応するため、保険料及び後期高齢者医療広域連合に対する納付金の増額を見込み、所要額を計上しようとするものでございます。 次に、議案第12号 平成30年度大網白里市介護保険特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比2.0パーセント減の40億200万1,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、被保険者及び給付対象者の増加に対応するため、第7期介護保険事業計画に基づく事業運営に必要な経費を計上しようとするものでございます。 次に、議案第13号 平成30年度大網白里市介護サービス事業特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比1.1パーセント増の2,299万6,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、要支援者の介護予防サービス計画作成などに必要な経費を計上しようとするものでございます。 次に、議案第14号 平成30年度大網白里市土地取得事業特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ3万5,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、土地開発基金の運用収入を同基金に積み立てるため、所要額を計上しようとするものでございます。 次に、議案第15号 平成30年度大網白里市公共下水道事業特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比0.8パーセント減の12億2,665万7,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、公共下水道施設の維持管理費及び改築更新に係る事業費のほか、公営企業会計に移行するための費用を計上しようとするものでございます。 次に、議案第16号 平成30年度大網白里市農業集落排水事業特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比4.2パーセント増の1億5,838万4,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、南横川及び小西・養安寺地区の農業集落排水施設の維持管理に必要な経費のほか、公共下水道事業特別会計と同様に公営企業会計に移行するための費用を計上しようとするものでございます。 次に、議案第17号 平成30年度大網白里市土地区画整理事業特別会計予算でございます。本案は、歳入歳出予算額をそれぞれ対前年度比59.1パーセント減の2億1,231万6,000円にしようとするもので、その内容といたしましては、大網駅東土地区画整理事業の早期完成に向け、都市計画道路築造工事及びその移転補償費などについて所要額を計上しようとするものでございます。 次に、議案第18号 平成30年度大網白里市ガス事業会計予算でございます。本案は、平成30年度の供給戸数を1万1,830戸、年間供給量を760万立方メートルと見込み、ガス事業収益として7億6,549万2,000円を、売上原価等のガス事業費用として7億5,773万1,000円をそれぞれ計上しようとするものでございます。 また、工事負担金等の資本的収入として1,236万9,000円を、経年導管入れ替え等の建設改良費や企業債償還金等の資本的支出として1億8,178万7,000円をそれぞれ計上しようとするものでございます。 なお、資本的収支における不足分につきましては、当該年度の消費税に係る資本的収支調整額及び損益勘定留保資金並びに積立金をもって補填しようとするものでございます。 次に、議案第19号 平成30年度大網白里市病院事業会計予算でございます。本案は、平成30年度の1日平均の入院患者数を88人、同じく外来患者数を287.7人と見込み、病院事業収益として26億1,250万円を、病院事業費用として26億876万4,000円をそれぞれ計上しようとするものでございます。 また、資本的支出につきましては、非常用発電機更新工事、内視鏡手術システムなどの医療機器整備費用や、企業債の償還金として2億6,407万7,000円を計上し、この財源となる資本的収入2億1,234万6,000円につきましては、一般会計からの出資金に加え、施設整備及び医療機器購入に係る企業債を見込むこととし、不足分については損益勘定留保資金をもって補填しようとするものでございます。 次に、議案第20号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、平成29年人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告の趣旨に基づき、一般職の職員の給料等について改定するとともに、単身赴任手当を新設しようとするものでございます。 また、本市における給与の適正化措置として、平成30年度に支給する給料に限り、大網病院に勤務する医療職を除いた一般職の管理・監督職員について、8級職は給料月額の2パーセントを、7級職は1パーセントを、6級職は0.5パーセントをそれぞれ減額して支給しようとするものでございます。 次に、議案第21号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、新たに設置する児童扶養手当障害認定医に係る報酬の額を定めるとともに、今年度をもって農業後継者等結婚相談事業を終了することに伴い、農業後継者等結婚相談員に係る報酬を廃止しようとするものでございます。 次に、議案第22号 大網白里市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、国民健康保険法の一部改正に伴い、平成30年4月から国民健康保険事業が広域化され、都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体として国保運営の中心的な役割を担うことになることから、これに伴う所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第23号 大網白里市国民健康保険特別会計財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、国民健康保険事業の広域化により、保険給付費相当額が千葉県から交付金として交付されることになることから、当該基金の処分事由を改めようとするものでございます。 次に、議案第24号 大網白里市立国保大網病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、大網病院が実施する人間ドック及び健康診断につきまして、より受診利用がしやすくなるよう、検査項目、料金等を見直そうとするものでございます。 次に、議案第25号 大網白里市都市公園設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、都市公園法施行令の一部改正に伴い、都市公園に設ける運動施設の敷地面積に対する割合の上限を定めようとするものでございます。 次に、議案第26号 大網白里市ガス供給条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、使用者からの申し込みに基づいて中圧のガスを供給する場合の本支管及び整圧器に係る工事費のうち、本市が負担する額を定めようとするものでございます。 次に、議案第27号 大網白里市社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、市が設置する弓道場、運動広場、ゲートボール場及び季美の森多目的広場の4施設につきまして、社会体育施設と位置づけた上で今後の適正な管理を図るとともに、附則において、大網白里市運動広場多目的施設の設置及び管理に関する条例の廃止等を行おうとするものでございます。 次に、議案第28号 大網白里市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、平成30年度からの3年間を計画期間とする第7期介護保険事業計画の策定に合わせ、この期間における保険料の基準額を6万3,600円とした上で、各段階における保険料の改正を行うとともに、あわせて介護保険法施行令の一部改正に伴う保険料段階の判定に用いる合計所得金額の見直し等を行おうとするものでございます。 次に、議案第29号 大網白里市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正により、住所地特例の適用を受けた国民健康保険の被保険者が後期高齢者医療制度に加入した場合に、後期高齢者医療制度においても住所地特例を適用することになったことから、これに伴う所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第30号 大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、国が定める特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴う基準の見直し及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴う引用条項のずれに係る規定の整理を行おうとするものでございます。 次に、議案第31号 大網白里市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。本案は、国が定める指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正されたことに伴い、市が条例で定める基準について所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第32号 大網白里市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてでございます。本案は、介護保険法に基づき県が指定していた指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等につきまして、同法の一部改正により、本年4月1日以降は市の条例でその基準を定めることとされたことから、当該基準を定めようとするものでございます。 次に、議案第33号 契約の締結についてでございます。本案は、大網白里市公共下水道事業の根幹的施設である下水道処理施設を改修するにあたり、平成30年度から3カ年を事業期間とする大網白里市公共下水道根幹的施設建設工事につきまして、日本下水道事業団と9億9,300万円で工事委託契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第34号 市道の認定についてでございます。本案は、宅地開発事業の完了により市に帰属された道路を市道として認定するにあたり、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 最後に、議案第35号及び議案第36号 大網白里市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。本案は、固定資産評価審査委員会委員である秋葉芳秀氏及び今井洋一氏の任期が本年3月31日をもって満了になることに伴い、再度秋葉氏、今井氏の2名を固定資産評価審査委員会委員として選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 お二方とも固定資産評価審査委員会委員としての経験を積まれており、税理士として専門的な知識やすぐれた識見を有していることから、引き続き委員をお願いしたいと考えております。 以上で、議案第1号から議案第36号までの提案理由の説明を終わります。 ○議長(岡田憲二議員) ただいま議題に供しております案件のうち、議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算から議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算については、市長から先議の申し入れがあり、さきの議会運営委員会において、これを了承いたしました。 お諮りいたします。 ただいま申し上げました案件については、議会運営委員会の決定のとおり、委員会付託を省略し、直ちに質疑、討論及び採決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 議案第1号から議案第8号までの8案件に対し一括して質疑を許します。 希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、各案件に対する討論ですが、希望者はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより順次採決を行います。 議案第1号 平成29年度大網白里市一般会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第2号 平成29年度大網白里市国民健康保険特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第2号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第3号 平成29年度大網白里市後期高齢者医療特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立)
    ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第4号 平成29年度大網白里市公共下水道事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第5号 平成29年度大網白里市農業集落排水事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第6号 平成29年度大網白里市土地区画整理事業特別会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第7号 平成29年度大網白里市ガス事業会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第8号 平成29年度大網白里市病院事業会計補正予算を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(岡田憲二議員) 起立総員。 よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。----------------------------------- △日程第5 休会について ○議長(岡田憲二議員) 次に、日程第5、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 明21日を議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岡田憲二議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 なお、2月22日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午前11時14分 散会...