はじめに、令和元
年度一般会計歳入歳出決算の概要ですが、
歳入決算額は241億6,781万9,000円、
歳出決算額は220億4,658万3,000円で、
歳入歳出差引残額は21億2,123万6,000円となりました。
このうち、翌年度へ繰り越すべき財源10億958万2,000円を差し引いた
実質収支額は、11億1,165万4,000円となります。ここから、5億6,000万円を
財政調整基金へ積み立て、5億5,165万4,000円を令和2年度へ繰り越すものです。
翌年度へ繰り越すべき財源10億958万2,000円の内訳は、
継続費逓次繰越額が4億3,663万6,000円、
繰越明許費繰越額が5億6,294万9,000円、
事故繰越額が999万7,000円です。
また、企業会計を除く
国民健康保険特別会計など、6特別会計の
歳入決算額は127億4,565万4,000円であり、
歳出決算額は124億7,441万4,000円です。
この結果、
歳入歳出差引残額は2億7,124万円となりました。
次に、
水道事業会計では、収益的収入は4億977万円、収益的支出が3億5,628万4,000円であり、資本的収入は647万2,000円、資本的支出が1億9,249万5,000円となりました。
なお、審査の過程で質疑が行われましたので、その主なものを要約して、御報告申し上げます。
はじめに、議案第9号のうち、
総務部関係の歳入について、令和元年10月から
自動車取得税が廃止され、
環境性能割が導入されたが、交付額の変化について伺いますという質疑に対し、令和元年度の
自動車取得税交付金は、平成30年度と比較し、4,115万5,566円の減額となりました。
一方、令和元年度の
環境性能割交付金は、1,647万7,000円の皆増であり、その差額分2,467万8,566円が減額となりましたという回答がありました。
次に、
総務部関係の歳出について、
航空機騒音対策空調機器設置事業について、補助金の
交付対象世帯数及び今後の事業予定について伺いますという質疑に対して、対象となる世帯は約4,000世帯で、補助台数については、4人以上の世帯で2台の補助が可能なため、4,800台を見込んでいます。
本年度の補助台数は812件ですが、未設置世帯については、ホームページや広報紙のほか、回覧での周知も検討していきたいと思いますという回答がありました。
次に、
消防ポンプ車等整備事業について、今後の更新台数及び更新終了時期について伺いますという質疑に対して、現在、消防団の車両については46台を保有しており、期間は20年を目途に更新していますが、
消防審議会から、23年程度を目安に、計画的に整備していくよう答申がなされました。今後は、その答申に沿った整備を実施していく予定ですという回答がありました。
次に、
市民部関係の歳入について、
固定資産税について、現年課税分が増加した主な要因として、
太陽光発電設備の新設が多くあったことによるものとのことだが、どの程度増加しているのかを伺いますという質疑に対し、
太陽光発電設備の推移については、
納税義務者数が、平成29年度は230人、平成30年度は252人、令和元年度は288人と増加していますという回答がありました。
次に、
市民部関係の歳出について、
松尾IT保健福祉センター設置管理事業の光熱水費について、他の出張所と比較して、支出が多い理由及び今後の対応について伺いますという質疑に対して、
松尾IT保健福祉センターは、
社会福祉作業所、
シルバー人材センター、図書館等が入っています。また、昨年の台風の避難所として、長期間、
空調設備等を使用したことも、原因の一つと考えられます。
今後は、回復した
太陽光発電の電気供給を見込むとともに、節電を継続し、光熱水費の低減に努めますという回答がありました。
次に、
経済環境部関係の歳出について、
農林水産業費について、執行率が36%と低い状況であるが、その理由について伺いますという質疑に対して、昨年の台風災害により被害を受けた農家の支援策として、
パイプハウスや施設改修の補助事業を、12月の補正予算で、増額計上しましたが、年度内には事業の完了が見込めず、全額、翌年度へ繰り越したことが、主な原因と考えられますという回答がありました。
次に、
エコノミックガーデニング事業について、令和元年度の事業の実施状況及び今後の展開についてどう考えているか、また、新商品の開発についてはどうかを伺いますという質疑に対して、事業については、台風の影響もありましたが、
ビジネス講座等を実施したほか、各事業について研究を行う7つの
グループ活動も実施しました。
今後の展開としては、多くの事業者に
エコノミックガーデニングのメリットを感じていただき、活動を広げていきたいと考えています。
また、新商品の開発としては、サンブスギを活用した
キャンプ道具等の製作、販売を行っており、商品が
ウッドデザイン賞を受賞するなど、徐々に成果が現れていると考えていますという回答がありました。
次に、
教育部関係の歳出について、
地域人材活用教育支援プラットフォーム形成事業について、外国人の児童生徒が増加しており、
日本語支援の機会が増加しているとのことだが、支援員について伺いますという質疑に対して、外国籍の子どもへの
日本語支援としては、英語を話せる子どもは、担任及び副担任が対応していますが、英語が話せず、母国語だけの子どもについては、通常の授業とは別の時間を設け、
教育サポートGAAの中で、母国語を得意とする方に支援していただいていますという回答がありました。
次に、
成東中学校の老朽化について、安全上の問題はないか、また、
成東中学校、
成東東中学校の統合年度は、現在、未定とのことだが、学校統廃合の計画に変更が生じることについて、保護者に説明を行っているか伺いますという質疑に対して、
成東中学校については、平成9年に
耐震化工事を実施しています。また、通常3年に1回行う特定建築物の検査を毎年実施し、検査項目も増やして、現状を注視しています。
統廃合計画を一部変更し、当面の間、
成東中学校を存続させることについては、広報紙を通して周知していますが、保護者への説明会等については、具体的な内容をお知らせできる段階で、検討したいと考えていますという回答がありました。
次に、
松尾小学校の光熱水費が、ほかの小学校より多い理由と、
松尾小学校の新校舎での
省エネ対策について伺いますという質疑に対し、光熱水費がかかる主な原因としては、空調機の老朽化による電気代の増加と考えられます。その他としては、屋上プールに水を上げるためのポンプや、浄化槽から校舎までの距離が長いことが原因として考えられます。
また、新校舎に係る
省エネ対策としては、今後、詳細を検討していきますが、照明のLED化、トイレの節水等が挙げられますという回答がありました。
次に、さんぶの
森グリーンタワーについて、外階段の改修工事を実施しているが、タワーを使用するという判断の下に行ったものかを伺いますという質疑に対して、外階段の改修工事については、消防署からの指導により、緊急に改修が必要であるとの判断から実施したものです。
今後の
グリーンタワーの在り方としては、取壊しも一つの方法として考えられますが、展望台のほかに、
防災行政無線としての機能もあるため、関係部署と協議を行っているところですという回答がありました。
次に、
保健福祉部関係の歳出について、
生活保護者扶助事業について、
生活保護受給世帯のうち、
高齢者世帯はどのくらいか、また、自立による生活保護が廃止となった世帯が、11世帯あるが、その理由について伺いますという質疑に対し、
生活保護受給世帯349世帯のうち、
高齢者世帯数は212世帯です。
自立の要因は、働きによる収入の増加や、社会保障による年金等の受給が挙げられます。市では、
就労支援員を配置し、ハローワークとも連携して、就労支援を行っていますという回答がありました。
次に、産後ケア事業について、利用率が30%となっているが、原因について伺いますという質疑に対して、出産後に、
家庭訪問等で面接を行い、産後ケアが必要と思われる方が72名おり、そのうち22名が利用しました。
利用率が低い原因としては、経産婦で上の子どもがいる状況で、宿泊型のサービスの利用を希望しなかった方がいたことが考えられますという回答がありました。
次に、さんぶの森元気館の
休業補償事業について、
新型コロナウイルス感染症による休館についても補償の対象となるのか、また、今後の対応について伺いますという質疑に対し、感染症に関連する休館についても、休業補償を行う予定です。今後の対応については、現在、
指定管理事業者と協議を行っているところですという回答がありました。
次に、
都市建設部関係の歳出について、
山武地区広域農道建設施工区間整備事業について、進捗状況を伺いますという質疑に対し、現在、東金市の作田川右岸で工事を実施しており、令和9年度の完成を予定していますという回答がありました。
次に、
空家等対策協議会について、特定空家の認定に係る判断基準を定めるに当たり、どのような協議を行ったのか、また、空き家の利活用に当たる
不動産業者との連携について伺いますという質疑に対し、特定空家の認定に係る判断基準については、協議会の意見や県、
先進事例等も参考にしながら、策定済みです。今後、必要に応じて、適切に改善を行っていきたいと考えています。
また、空き家の利活用に係る
不動産業者との連携については、
空き家バンクの登録に当たり、不動産協会と協定を締結しており、
現地調査等についても、連携しながら進めているところですという回答がありました。
次に、議案第10号について、
国民健康保険に係る繰越金及び
基金積立金について、基金積立てに充てる分を、
国民健康保険税の引下げに充てることはできないのか伺いますという質疑に対し、令和元年度は、
国民健康保険財政調整基金から3,572万3,000円を繰り入れました。また、令和2年度についても、税率を据置きにするため、基金を取崩しています。
千葉県
国民健康保険運営方針の
中間見直し案では、将来的な
保険料水準の統一について、市町村との本格的な議論を、今後、深めていくこととなっています。
このような状況を踏まえ、県から指示される
標準保険料と大きく乖離しないよう、税率を設定する必要があると考えていますという回答がありました。
次に、議案第11号について、
後期高齢者医療広域連合納付金の内容について伺いますという質疑に対して、市で徴収した
後期高齢者医療保険料及び
保険基盤安定制度負担金を、納付するものです。
保険基盤安定制度負担金は保険料の軽減制度に対応するもので、県が4分の3を、市が4分の1を負担しますという回答がありました。
なお、議案第12号ないし議案第16号に対する質疑はありませんでした。
以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告を終わります。
5 ◯議長(大川義男君) 以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告を終わります。
これから、
決算審査特別委員会委員長の報告に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
6 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。
以上で、
決算審査特別委員会委員長の報告に対する質疑を終わります。
これから討論ですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。
これから、採決を行います。採決は、分割して行います。
はじめに、議案第9号 令和元年度山武市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
7 ◯議長(大川義男君) 起立多数です。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第10号 令和元年度山武市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
8 ◯議長(大川義男君) 起立多数です。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第11号 令和元年度山武市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
9 ◯議長(大川義男君) 起立多数です。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第12号 令和元年度山武市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
10 ◯議長(大川義男君) 起立多数です。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第13号 令和元年度山武市
組合立国保成東病院事業清算事務特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
11 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第14号 令和元年度山武市
地方独立行政法人さん
む医療センター公債管理特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
12 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第15号 令和元年度山武市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
13 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり認定されました。
次に、議案第16号 令和元年度山武市
水道事業会計決算の認定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は認定です。この議案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
14 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり認定されました。
決算審査特別委員会に付託されていた案件については、ただいまの審議において、全て認定されました。これで、
決算審査特別委員会を解散いたします。
────────────────────────────────────
15 ◯議長(大川義男君) 日程第2 議案第1号ないし議案第5号並びに議案第8号ないし議案第24号を一括議題といたします。
各
常任委員会委員長の報告を求めます。
はじめに、
総務常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長、
萩原善和議員、御登壇願います。
16
◯総務常任委員会委員長(萩原善和君) ただいまから、
総務常任委員会委員長の報告を申し上げます。
本委員会は、令和2年12月7日、第5会議室において、執行部から総務部長、市民部長、
会計管理者ほか関係職員の出席を得て、本
委員会委員7名出席の下、開催いたしました。
本委員会に付託されました案件は、議案第1号 山武市行政組織の見直しに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第2号 延滞金の割合等の見直しに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第4号 山武市
津波避難施設条例の制定について、議案第8号 山武市税条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第9号 山武市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第10号 山武市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第19号 令和2年度山武市
一般会計補正予算(第7号)のうち、所管部分、議案第20号 令和2年度山武市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第21号 令和2年度山武市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議案9件です。
議案について執行部より説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、要約して申し上げます。
議案第4号について、
津波避難施設(築山)について、令和3年3月に完成予定とのことだが、想定している避難地域及び完成後の避難訓練の予定について伺いますという質疑に対し、
津波避難施設(築山)は海岸から約800メートルの場所に位置しており、徒歩で避難できる、周囲に高台のない、井之内地区を対象地域として想定しています。
現在、地区と様々な協議を行っていますが、
避難訓練等の実施についても協議していきたいと思いますという回答がありました。
また、津波が発生した場合、時間があれば、なるべく海岸から遠くに避難することが望ましいと考える。築山については、避難までの時間がない場合や、車以外での移動が主となる方の避難場所となると思うが、対象地区の方は、必ず築山に避難しなくてはならないと誤解しないよう、事前の周知や
防災行政無線での放送内容を工夫すべきだと思うが、どうかという質疑に対し、現在、防災講話や広報紙における防災回覧板にて、災害時における避難について、周知を図っています。今後、さらに周知に努めます。
また、災害時の
防災行政無線の放送内容についても、検討していきたいと思いますという回答がありました。
次に、議案第8号について、市民税における
新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除の特例の規定の内容について伺いますという質疑に対し、
新型コロナウイルス感染症等の影響で、指定行事が中止となり、その際、生じた入場料金等の払戻請求権を放棄した場合、その相当額を寄附金税額控除の対象とするものですという回答がありました。
次に、議案第19号、第3表繰越明許費補正について、さんむの魅力発信事業が繰越しとなっているが、市の魅力度を上げるために、既存の事業に新たな事業を加える予定はあるかを伺いますという質疑に対して、今回、繰越しをお願いする事業は、移住・定住推進のためのPR動画の作成を進めている事業ですが、事業実施のタイミングで、魅力度ランキング最下位になってしまいましたので、さらに情報発信に力を入れていきたいと思いますという回答がありました。
次に、第4表債務負担行為補正について、広報さんむ配布手数料について、広報の配布方法を新聞折り込みから全戸配布へ変更するものとのことだが、現状と比較して、費用はどうか伺いますという質疑に対して、配布方法の変更に係る費用については、現在と比較し、約200万円の増額となります。
また、全戸配布を行うことにより、広報紙の印刷部数が増加するため、作成費についても、約400万円の増額となりますという回答がありました。
なお、議案第1号、議案第2号、議案第9号、議案第10号、議案第20号及び議案第21号に対する質疑はありませんでした。
以上で、
総務常任委員会委員長の報告を終わります。
17 ◯議長(大川義男君) 次に、文教厚生
常任委員会委員長の報告を求めます。
文教厚生
常任委員会委員長、市川陽子議員、御登壇願います。
18 ◯文教厚生
常任委員会委員長(市川陽子君) ただいまから、文教厚生
常任委員会委員長の報告を申し上げます。
本委員会は、令和2年12月8日、第5会議室において、執行部から教育長、教育部長、保健福祉部長ほか関係職員の出席を得て、本
委員会委員6名出席の下、開催いたしました。
本委員会に付託されました案件は、議案第3号 山武市国保日向診療所の名称及び位置の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第5号 山武市国際教育推進基金条例の制定について、議案第11号 山武市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号 山武市医学生奨学金等貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第14号 山武市看護学生奨学金貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第15号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市成東学童クラブ)、議案第16号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市松尾学童クラブ)、議案第17号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市大平学童クラブ)、議案第19号 令和2年度山武市
一般会計補正予算(第7号)のうち、所管部分、議案第22号 令和2年度山武市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議案10件です。
議案について執行部より説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、その主なものを要約して申し上げます。
まず、議案第5号について、国際教育推進基金条例の制定に至る経緯について伺いますという質疑に対して、本年10月に、市内在住の篤志家の方から、教育力の向上、特に語学力の向上により、世界で活躍することのできる人材育成に利用してほしいと、1,000万円の寄附の申出がありました。頂いた寄附金を積み立てて、事業の財源に充てるため、基金を設置するための条例を制定するものですという回答がありました。
次に、議案第15号について、今回、指定管理者の指定を行う成東学童クラブ、松尾学童クラブ、大平学童クラブの利用者数を伺いますという質疑に対して、本年12月1日現在の利用者数は、成東学童クラブが52人、松尾学童クラブが56人、大平学童クラブが38人ですという回答がありました。
次に、議案第16号について、松尾学童クラブ及び大平学童クラブについては、県外の事業者が指定管理者として選定されているが、市内の事業所の応募状況について伺いますという質疑に対し、指定管理者については、広く公募を行い、応募された事業者からの提案内容を、公の施設指定管理者選定委員会で評価し、選定しています。松尾学童クラブ、大平学童クラブについては、市内事業者の応募はありませんでしたという回答がありました。
次に、議案第19号、歳出3款民生費について、
生活保護者扶助事業が増額計上されているが、生活保護世帯数等の推移について伺いますという質疑に対して、生活保護世帯数は、平成30年度は320世帯、令和元年度は349世帯で、29世帯増加しています。受給者数は、平成30年度は404人、令和元年度は406人で、2人増加していますという回答がありました。
次に、4款衛生費について、さんむ医療センター経営支援給付金として、1億5,000万円が計上されているが、積算根拠について伺いますという質疑に対して、新型コロナウイルスの影響により、医業収益が大幅に減少しているさんむ医療センターに対し、感染拡大を防ぎ、地域で必要な医療提供を継続することを目的として、支給するものです。
本年10月までの医業収益を参考に、過去2年間の実績の差額を算出し、その約半分を国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、支給するものですという回答がありました。
また、さんぶの森元気館指定管理事業が増額となっているが、理由について伺いますという質疑に対して、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の措置に伴い、休館した期間及び緊急の改修工事により、浴室施設を休止した期間の休業補償を指定管理者に支払うものですという回答がありました。
関連して、休業補償について、契約上、どのような取決めとなっているのか、また、今後、補償内容について、見直しを行う予定はあるのか伺いますという質疑に対して、災害等で、営業を休止せざるを得なかった場合は、市が補償することとなっています。
現在、指定期間は5年間となっているため、次回の更新時に補償内容について、検討したいと考えますという回答がありました。
次に、小中学校の管理費について、新型コロナウイルスの影響で、夏場に換気をしながら、空調を作動したため、電気使用料を増額計上したとのことだが、各学校により、費用の差がある理由について伺いますという質疑に対して、各学校の規模や換気方法が異なったことが、主な理由です。今後もしっかりと換気を行いながら、節電にも努めたいと考えますという回答がありました。
次に、議案第22号について、介護保険被保険者数及び要介護・要支援認定者数について伺いますという質疑に対して、本年9月末現在の介護保険被保険者は1万7,761人、要支援・要介護認定者は2,741人ですという回答がありました。
なお、議案第3号、議案第11号、議案第13号及び議案第14号に対する質疑はありませんでした。
以上で、文教厚生
常任委員会委員長の報告を終わります。
19 ◯議長(大川義男君) 次に、経済建設
常任委員会委員長の報告を求めます。
経済建設
常任委員会委員長、小川善郎議員、御登壇願います。
小川議員。
20 ◯経済建設
常任委員会委員長(小川善郎君) ただいまから、経済建設
常任委員会委員長の報告を申し上げます。
本委員会は、令和2年12月9日、第5会議室において、執行部から経済環境部長、都市建設部長ほか関係職員の出席を得て、本
委員会委員6名出席の下、開催いたしました。
本委員会に付託されました案件は、議案第12号 山武市中小企業運営資金利子補給条例の一部を改正する条例の制定について、議案第18号 松尾駅周辺排水対策工事(調整池整備)請負契約の一部変更について、議案第19号 令和2年度山武市
一般会計補正予算(第7号)のうち、所管部分、議案第23号 令和2年度山武市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第24号 令和2年度山武市
水道事業会計補正予算(第1号)の議案5件です。
議案について執行部より説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、審査の過程において質疑が行われましたので、主なものを要約して申し上げます。
まず、議案第18号について、松尾駅周辺排水対策工事の請負契約の一部変更について、変更に至った経緯及び工事内容について伺いますという質疑に対して、松尾駅周辺排水対策工事については、設計段階からJR東日本と協議を行い、工事場所を線路から、できるだけ遠ざけ、また使用する重機についても、JRの敷地への影響がないよう、配慮した設計としました。
しかし、工事着手後、想定した以上に地盤の緩い箇所があり、さらに湧き水が確認されたことから、線路敷地への影響について、JR東日本と協議した結果、線路へ与える影響を10ミリ以内に抑えるよう要請がありました。
市としても、駅や周辺住宅地への影響を考慮する必要があると判断し、線路の変位観測の対象とする工事としました。線路の変位を抑えるため、地盤改良の範囲の深さを変更し、また、線路の変位を24時間観測できる体制を取るものとしました。その他必要な経費を積算した結果、1億6,168万6,800円の増額となりました。
当初設計時に予見できない事態であったこと、また、一体施工の必要性から分離発注ができないものと判断し、県が定めた土木費請負契約における設計変更等ガイドラインに沿って、変更しました。
なお、財源は合併特例債を使用していますという回答がありました。
次に、議案第19号、歳出6款商工費について、市内事業者感染症対策費補助事業が、減額となっているが、申請実績について伺いますという質疑に対して、市内事業者感染症対策補助金については、本年9月から10月末までの期間で、申請を受け付けました。想定件数300件に対し、申請実績は162件でしたという回答がありました。
関連して、年末年始の行事等が縮小される中、事業者にとっては厳しい状況が続くと思われる。国では、第3次追加経済対策を予定しているが、市内事業者に対する新たな経済対策について、どう考えているか伺いますという質疑に対して、国では、追加経済対策として、73兆円を投入し、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた中小企業の業務形態の転換、デジタル化の支援や脱炭素化に向けた取組に重点を置く方針が出ています。
市としても、国、県の動向を注視しながら、対応していきたいと考えますという回答がありました。
なお、議案第12号、議案第23号及び議案24号に対する質疑はありませんでした。
以上で、経済建設
常任委員会委員長の報告を終わります。
21 ◯議長(大川義男君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告を終わります。
これから、各
常任委員会委員長の報告に対する質疑を行います。
なお、委員長の報告に対する質疑の範囲は、委員会の審査過程及び結果に対する質疑に限られ、議案の内容に戻るような質疑はできませんので、御了承願います。
はじめに、
総務常任委員会委員長に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
22 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認め、これで、
総務常任委員会委員長に対する質疑を終了します。
次に、文教厚生
常任委員会委員長に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
23 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認め、これで、文教厚生
常任委員会委員長に対する質疑を終了します。
次に、経済建設
常任委員会委員長に対する質疑を許します。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
24 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認め、これで、経済建設
常任委員会委員長に対する質疑を終了します。
以上で、各
常任委員会委員長の報告に対する質疑を終わります。
これから討論ですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。
これから採決を行います。採決は分割して行います。
はじめに、議案第1号 山武市行政組織の見直しに伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
25 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第2号 延滞金の割合等の見直しに伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
26 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第3号 山武市国保日向診療所の名称及び位置の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
27 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第4号 山武市
津波避難施設条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
28 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第5号 山武市国際教育推進基金条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
29 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第8号 山武市税条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
30 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第9号 山武市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
31 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第10号 山武市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
32 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第11号 山武市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
33 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第12号 山武市中小企業運営資金利子補給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
34 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第13号 山武市医学生奨学金等貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
35 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第14号 山武市看護学生奨学金貸付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
36 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第15号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市成東学童クラブ)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
37 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第16号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市松尾学童クラブ)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
38 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第17号 公の施設に係る指定管理者の指定について(山武市大平学童クラブ)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
39 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第18号 松尾駅周辺排水対策工事(調整池整備)請負契約の一部変更についてを採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
40 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第19号 令和2年度山武市
一般会計補正予算(第7号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
41 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第20号 令和2年度山武市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
42 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第21号 令和2年度山武市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
43 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第22号 令和2年度山武市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
44 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第23号 令和2年度山武市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
45 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第24号 令和2年度山武市
水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。
この議案に対する委員長の報告は可決です。この議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
(
賛成者起立)
46 ◯議長(大川義男君) 起立全員です。よって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
────────────────────────────────────
47 ◯議長(大川義男君) ここで、議事都合のため、暫時休憩をいたします。再開は午前11時20分といたします。
(休憩 午前11時07分)
(再開 午前11時19分)
48 ◯議長(大川義男君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に配付のとおり、追加議案2件が提出され、これを受理いたしました。
この際、これを日程に追加し、追加日程第1として、議題にしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
49 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第25号及び議案第26号を日程に追加し、追加日程第1として、議題とすることに決定いたしました。
────────────────────────────────────
50 ◯議長(大川義男君) 追加日程第1 議案第25号及び議案第26号を一括議題とします。
議案第25号及び議案第26号について、提案理由の説明を求めます。
市長、御登壇願います。
51 ◯市長(松下浩明君) 本日、追加をお願いいたします2つの議案の提案理由について、御説明を申し上げます。
議案第25号は、さんぶの森元気館大規模改修工事請負契約の一部変更についてです。
これは、本年6月16日付で契約したさんぶの森元気館大規模改修工事請負契約について、浴室天井等に追加工事の必要性が生じたことに伴い、契約金額を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び山武市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。
議案第26号は、令和2年度山武市
一般会計補正予算(第8号)についてです。
これは、本年6月に国の第2次補正予算に盛り込まれて、給付が行われた、ひとり親世帯臨時特別給付金について、ひとり親世帯の生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、年内に再支給するため、国が予備費の使用を決定したことに伴い、市においても、早急に予算措置をする必要があることから、提案させていただくものでございます。
補正の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ806万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ298億9,539万5,000円にするものであります。
以上が追加議案の概要でございます。補足説明につきましては、事務担当者から申し上げ、また、御質問にお答えをいたしますので、慎重な御審議をいただき、御理解と御賛同を賜りますよう、お願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
52 ◯議長(大川義男君) ここで、ただいま議題としております議案2件についての補足説明を求めます。
はじめに、議案第25号の説明を求めます。
保健福祉部長。
53 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議案第25号 さんぶの森元気館大規模改修工事請負契約の一部変更について、補足説明を申し上げます。
さんぶの森元気館大規模改修工事の主な変更内容につきましては、工事発注後、和風浴室の換気配管において、腐食による天井裏への落下が発覚したことから、天井ステンレス製下地更新、天井裏さび止め補修、換気ダクトの更新を追加するものでございます。
併せて、異常音等の新たな不具合が生じた、プールサイドの送風機の更新と、製造中止となりました、プール内の水銀灯のLEDへの変更工事を予定したものでございます。
その結果、1,692万9,000円の増額となり、現行の請負金額2億730万6,000円を、2億2,423万5,000円に変更契約するものでございます。
補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
54 ◯議長(大川義男君) 次に、議案第26号の説明を求めます。
総務部長。
55 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第26号について補足説明申し上げます。
令和2年度山武市
一般会計補正予算(第8号)は、補正前の予算総額298億8,733万4,000円に、歳入歳出それぞれ806万1,000円を追加し、補正後の予算総額を298億9,539万5,000円と予定しました。
歳出予算の補正につきましては、民生費において、
新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う、ひとり親世帯の負担の増加や収入の減少に対する支援として、臨時特例給付金の基本給付について再支給を行うものです。
補正額は、給付金分として、今回の再支給分も含め、国が示した見込額から、6月追加補正予算で計上済みの額を差し引いた763万円に、実施に要する経費を加えた806万1,000円を、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業に追加を予定しました。
歳入予算の補正につきましては、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業に係る経費は、全額国庫補助の対象となるため、国庫支出金806万1,000円を予定いたしました。
以上でございます。
56 ◯議長(大川義男君) 以上で、提案理由の説明及び補足説明を終わります。
これから、質疑に入ります。
はじめに、議案第25号について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
57 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。これで、議案第25号の質疑を終わります。
次に、議案第26号について質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
58 ◯議長(大川義男君) 質疑なしと認めます。これで、議案第26号の質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号及び議案第26号については、議会運営の申合せにより、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
59 ◯議長(大川義男君) 御異議なしと認めます。
これから、討論を行います。
議案第25号及び議案第26号について、一括して討論を許します。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
60 ◯議長(大川義男君) 討論なしと認め、討論を終わります。
これから、採決を行います。採決は、分割して行います。