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平成30年第4回定例会(第4日目) 名簿 開催日: 2018-12-05
平成30年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2018-12-05

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  1. 山武市議会 2018-12-05
    平成30年第4回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2018-12-05


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長加藤忠勝君) おはようございます。ただいまの出席議員は全員です。よって、本日の会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。               午前 9時59分 開議   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長加藤忠勝君) 日程第1 一般質問を行います。  はじめに、9番、八角公二議員の個人質問を許します。  八角公二議員、御登壇願います。  八角議員。 3 ◯9番(八角公二君) おはようございます。議席番号9番、八角公二でございます。通告に従い、一般質問をさせていただきます。明快な答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、最初に、成東駅北側整備についてお尋ねいたします。  山武・成東地区総武本線で南北に分けた場合の成東駅南側整備事業主要道路の拡幅や新設道路の整備のこれまでの事業費は、どのような状況になっているのかお尋ねいたします。 4 ◯議長加藤忠勝君) 市長、御登壇願います。 5 ◯市長(松下浩明君) おはようございます。八角議員の成東駅北側整備について、そして、今、御質問をいただきました山武・成東地区道路整備について、御質問ありがとうございました。  合併後、地域バランスを考慮して、事業を進めてきたと伺っております。山武・成東地区総武本線で南北に分けた場合、主要事業として、北側エリアでは、白玉戸田線整備など、南側エリアでは、成東駅南口整備事業などが実施されたところでございます。  詳細につきましては、担当部長よりお答えさせますので、よろしくお願いをいたします。 6 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 7 ◯都市建設部長平出博男君) 山武・成東地区における市が管理する主要道路拡幅整備新設道路の建設、成東駅南口整備などの事業費につきましては、事業別予算での平成21年度から平成29年度までの総事業費といたしまして、約28億3,000万円と積算したところでございます。  なお、この事業費には、津波避難道路整備事業は含まれておりません。御質問のJR総武本線を境に南北に分けた場合、南側エリアでは、7事業で、約19億5,000万円、北側エリアでは、8事業で、約8億8,000万円といった状況でございます。 8 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員
    9 ◯9番(八角公二君) 第2次総合計画に、成東駅北側は施策として表記されておらず、成果指標の方向性でも、成東駅南側の進捗率向上となっています。  市長の公約である成東駅北側整備は、総合計画に反映されているのかどうかお尋ねいたします。 10 ◯議長加藤忠勝君) 都市整備課長。 11 ◯都市整備課長川合秀和君) 第2次総合計画につきましては、各課で調整し、策定に向け、作業を進めております。先日、議員の皆様にも、原案について報告させていただきました。パブリックコメントにより、市民の皆様にも確認していただき、御意見、御提案を募集しております。  議員御指摘の成東駅北側の位置づけでございますが。第2次総合計画では、政策1の暮らしを支える快適なまちづくりのうち、1-1、地域核をネットワークする都市整備の推進の基本事業であり、重点分野である駅周辺の利便性の向上に含められております。  なお、計画期間内の取り組み内容としましては、整備方針の決定、整備としております。 12 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 13 ◯9番(八角公二君) ありがとうございます。  市長は8つの公約を挙げております。総合計画書を見るところ、主にメインとなるテーマが記載されておりませんので、第2次総合計画作成に当たって、市長が公約として唱えている政策を、メインの柱にしてはどうかと思いますが、市長はどのような考えでしょうか、お尋ねいたします。 14 ◯議長加藤忠勝君) 市長。 15 ◯市長(松下浩明君) ただいま第2次総合計画を策定中でございまして、私の選挙で掲げさせていただきました8つの政策につきましても、総合計画の中に盛り込んでいるというように思っております。 16 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 17 ◯9番(八角公二君) 市長が掲げた公約でございますので、第2次総合計画策定に当たって、メインとなるような施策をぜひ盛り込んでいただきまして、そういう形で策定していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  成東駅北側の進捗状況についてお尋ねいたしますが、高知尾議員、また石川議員からも同じような質問が出ております。若干、重複部分もあろうかと思いますが、再度お尋ねしたいと思いますので、進捗状況についてお聞かせください。よろしくお願いいたします。 18 ◯議長加藤忠勝君) 都市整備課長。 19 ◯都市整備課長川合秀和君) 成東駅北側、進捗状況でございますが、委託業務として、成東駅北側周辺地区調査あり方検討業務を、11月21日付で契約したところでございます。  業務の内容としましては、基礎調査として、地区の道路、用排水路断面調査地盤地質調査権利関係調査あり方検討業務として、地区説明会支援業務になります。  また、地元説明会を、12月15日に市役所にて実施します。説明内容に関しましては、今までの経過や、約16ヘクタールの地権者に対して実施したアンケート結果について説明し、地域住民や地権者の皆様に意向を確認して、実現可能性を検討してまいります。 20 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 21 ◯9番(八角公二君) ありがとうございました。  それでは、成東駅北側の予算措置について、どのような形で、予算に盛り込んでいくのかお尋ねいたします。 22 ◯議長加藤忠勝君) 都市整備課長。 23 ◯都市整備課長川合秀和君) 市の方針として、地域住民や地権者の皆様に意向を確認して、実現可能性を検討してまいります。その中で、段階的な検証や市の協力としての施策案として、幹線道路の整備の検討をしていきます。  来年度の予算については、成東駅北側周辺地区調査あり方検討業務委託として、計上することとしております。  業務内容としては、設計業務として、都市計画道路の変更・廃止の検討及び手続、道路概略設計地元説明会支援業務を予定しております。 24 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 25 ◯9番(八角公二君) 大富地区道路整備についてお尋ねいたします。  大富地区の道路は、成東・山武地区から成田空港方面へ向かうアクセス道路として、最短の道路でございます。道の幅員が狭く、一部、未舗装の道路となっております。地元から、道路改修の要望書も提出されていると思いますが、今後、どのように整備を進めていくのかお尋ねいたします。 26 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 27 ◯都市建設部長平出博男君) 議員、御提案、ありがとうございます。これにつきましては、今年9月の定例議会一般質問において、大塚議員より、成東・山武地区から成田空港方面へのアクセス道路整備という同様の御質問をいただいたところでもございます。  議員御質問の道路でございますが、成東駅北側から大富地区の台地、山武地区の戸田、麻生新田地先を経由いたしまして、横田地先主要地方道八日市場八街線につながる道路となるものと思われます。先ほども申し上げましたが、本路線の整備は、市の経済効果人口減少対策など、山武市の新たなまちづくりに重要な役割につながることが想定されるところでございます。  平成31年度基礎調査として、大富地先の台地より成東駅北側につながる路線の概略設計を行う予定でございます。そこで、成東駅北側のまちづくり整備方針を見きわめながら、駅北側エリアとの接続部分県道成東山武線における県との調整などを考慮しながら進めてまいりたいと考えております。  なお、本路線整備につきましては、成田空港周辺地域づくりに関する基本プラン並びに実施プラン位置づけし、事業の推進を図っていければと思っております。  以上です。 28 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 29 ◯9番(八角公二君) ありがとうございます。  やはり、山武市の北側を整備することによって、市長が唱えています少子化対策にも、有効だと思います。  山武市は、ちょうど成田空港の滑走路から真北に、約12キロメートルでございます。今お話ししたアクセス道路を整備することによって、空港関連事業を相当、山武市のほうにも誘致できると思います。  また、山武市の地域の利便性を考えた中で、大富地区、また山武地区道路整備をすることによって、例えば、空き農地について、農業生産法人を誘致したり、有効な手段で活用できると思いますので、積極的に進めていただきたいと思います。  次に、日向の森についてお尋ねいたします。  山武成東インターチェンジと日向駅からの道路についてお尋ねいたします。  山武成東インターチェンジから日向の森へ向かう道路整備や、日向駅南側から日向の森に向かう道路整備について、どのように考えているのかお尋ねいたします。 30 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 31 ◯都市建設部長平出博男君) ただいま御質問いただきました、山武成東インターチェンジから日向の森へのアクセス道路整備でございます。現在、弓手踏切を渡るルートが、メインとなっているかと思われます。  また、日向駅南側方面からのルートに関しましても、作田川沿いの道路から椎崎、弓手踏切付近に一旦合流いたしまして、同様のルートがメインとなっていることと思っております。  現時点では、詳細な整備計画はございませんが、今後、日向の森の土地利用について、方向性が定まれば、それと並行いたしまして、アクセス道路整備の検討が必要になってくると考えられます。  以上です。 32 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 33 ◯9番(八角公二君) 日向の森の活用方法について伺います。  最初に、日向の森は、どのような位置づけの財産かお尋ねいたします。 34 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 35 ◯総務部長石橋和記君) 日向の森につきましては、行政財産となっております。 36 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 37 ◯9番(八角公二君) 行政財産には、一般普通財産公共財産があると思うんですが、日向の森は、行政財産といったときに、公共用財産になるのか、それとも、公用財産になるのか、一般財産になるのか、どちらでしょうか、お尋ねいたします。 38 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 39 ◯総務部長石橋和記君) 日向の森につきましては、合併前の旧山武町のときに、将来にわたって公園として土地を利用していくことで、議会にて議決をしたことから、公園用地として取得をしたという経緯があるとお聞きしております。 40 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 41 ◯9番(八角公二君) そうしますと、公共用財産という認識でよろしいでしょうか。 42 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 43 ◯総務部長石橋和記君) そのような認識だと考えております。 44 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 45 ◯9番(八角公二君) 財産の種別によって、日向の森の用途、利用目的が変わってくるんではないかなと思います。旧山武町時代に公園用地として取得したわけでございますので、俗に言う森林公園という形の中で、本来、ずっと整備していただければよかったんではないかなと思います。今年から、森林組合のほうに管理を委託をされるということなので、適切に管理をしていただきたいと思っております。  そこで、日向の森の木材の材積量は、どのくらいになるのかお尋ねいたします。 46 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 47 ◯総務部長石橋和記君) 日向の森は、全域で約46ヘクタールございますけれども、その中で森林部分は約24ヘクタール程度と見込まれております。  概算になりますけれども、建築用材などで、利用できる木材の体積、材積でございますけれども、こちらにつきましては、1ヘクタール当たり600立方メートル程度の材積を確保できるものとされておりますので、日向の森では、1万4,400立方メートル程度の材積が確保できるのではないかと見込んでおります。 48 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 49 ◯9番(八角公二君) ありがとうございます。1万4,400立方メートルの材積量だということです。  そうしますと、今、木材の単価が、バイオマス燃料として利用した場合でも、1トン。1立方メートルとしましても、7,000円の計算になります。そうすると、相当の金額が日向の森に眠っている。そこから、搬出経費を差し引いた場合でも、かなりの財産になるわけです。  一般的に、一戸建て住宅、40坪ほどの住宅を建てた場合に、木材の使用料は24立方メートルが必要だと言われております。そうすると、日向の森の1万4,400立方メートルの木材を活用して、建築をするとなれば、住宅が相当建つわけでございます。  そこでお尋ねいたしますが、金額ベースの試算は、市のほうでやられていますでしょうか。材積量は1万4,400立方メートルとしましたけれども、用途によって、バイオマス燃料であれば、1立方メートル、7,000円、例えば、木材をA材、B材と分けて、高級材として出荷した場合には、かなりの金額になろうかと思います。  木材の使途について、市はどのように考えているのかお尋ねいたします。 50 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 51 ◯総務部長石橋和記君) 議員御指摘の日向の森の材積の関係でございますけれども、現在、材積量調査をまだ実施しておりませんので、材積量の把握がまず必要であると考えております。  今、平成31年度当初予算の編成段階でございますけれども、平成31年度に日向の森の材積量の調査をいたしまして、ある程度、正確な森林の状況を把握したいと考えております。 52 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 53 ◯9番(八角公二君) 日向の森の材積量に関しましては、多分、県のほうの森林部の中で、大体サンブスギについては、平均、大体何立方メートルぐらいの材積量があるということで、例えば、杉の樹齢が40年、50年の場合には、おおよそ何立方メートルという数字が出ております。  先ほど、1ヘクタール当たり、約600立方メートルあるんではないかというお話ですけれども、大体600立方メートルから1,000立方メートルぐらいあるんではないかということです。  多少ばらつきはございますけれども、毎木調査をすることによって、例えば材積量だけではなくて、日向の森に、杉の木が、樹齢何年のものが何本、またヒノキが何本、樹齢何年、材積量が幾ら。それを、例えば、A材、B材、C材に分けたときに、そうすると、全部、財産価値が分かるんではないかと思いますので、ぜひ、毎木調査を早急に実施して、調査をしていただきたいと思います。  次に、平成22年に公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が施行され、平成24年11月に山武市でも、公共建築物等における木材の利用促進に関する方針が作成されております。どのような内容のものかお尋ねいたします。 54 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 55 ◯総務部長石橋和記君) 今、議員のお話にありましたとおり、平成24年11月28日に、方針を策定しておりまして、公共建築物に地域木材を積極的に使用することで、木材の需要拡大と市民への木材利用の普及啓発を図ることとしております。  適切な森林整備を行うことによりまして、森林の多面的な機能の発揮と地域の林業、木材産業の活性化が期待できると考えております。 56 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 57 ◯9番(八角公二君) 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律では、具体的に行政が公共建築物を建てる場合に、建築面積、どのような施設に、木材を使用するかを定められていると思いますが、具体的に木材の活用に関する部分、公共建築物のどの部分に木材を使用するかお尋ねいたします。 58 ◯議長加藤忠勝君) 経済環境部長。 59 ◯経済環境部長(越川 俊君) それでは、今の件について、私のほうから回答させていただきたいと思います。  種類といたしましては、市が所有しているものとして、学校や社会福祉施設、病院等、その他、運動施設、社会教育施設等々がございます。 60 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 61 ◯9番(八角公二君) それでは、例えば、建築物について、具体的に面積は、どのくらいの面積。低層住宅だとか、いろいろな用途があると思います。最近、木材を使った中では、建築工法が変わってきておりますので、ある面では、木材で、地上8階とか、ビルやマンションができるようになってきております。  具体的に市の方針の中でも、そういう面積だとか、そういうものを定めていると思いますが、その内容について教えていただけませんでしょうか。 62 ◯議長加藤忠勝君) 経済環境部長。 63 ◯経済環境部長(越川 俊君) 山武市の公共建築物等における木材利用促進方針では、低層かつ3,000平米以下の公共建築物等のうち、木造化に適さない施設以外については、木造化を図ることを目標として、地域産材の利用に努めるとうたっております。毎年、定期的に木材利用促進についての周知等を行っています。  その中で、防災備蓄倉庫等の木造化等の方針にのっとって建築された建築物も、過去にございます。 64 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 65 ◯9番(八角公二君) ありがとうございます。  公共建築物等における木材利用促進に関する法律の中で、積極的に国内産の木材を利用する。どうしても、合併した中で、平成24年に策定されていますが、我が市で、公共建築物を建てられたときに、木材の利用の割合が非常に少ない。  山武市は山武林業の発祥の地でございます。伊藤左千夫記念館の資料館の2階には、サンブスギの赤みの艶がある木材、本当によさのある建具材等が建築されています。  山武市も46ヘクタールの山林がありまして、先ほど言いましたように、材積量が相当あるわけでございますので、当然、市のほうでも利用促進に伴う基本方針を出してあるわけでございますので、この方針案に沿って、積極的に市内産の木材を使用していただきたいと思いますが、市長の考えはいかがでしょうか。お尋ねいたします。 66 ◯議長加藤忠勝君) 市長。
    67 ◯市長(松下浩明君) 今の御質問の中で、サンブスギを生かした利用促進はどうかということでございます。  伊藤左千夫記念館のところも、すばらしいサンブスギがありまして、ああいうものを、そこから発信するということが非常に大事であると思っております。できる限り、市の施設に関しましては、サンブスギを入れた施設に取り組んでいくことが大事であると思っております。 68 ◯議長加藤忠勝君) 八角議員。 69 ◯9番(八角公二君) 市長、ありがとうございます。  今後、山武市については、学校統廃合に伴う小学校の建築、中学校の改修もございます。また、こども園の中でも、相当、市内産の木材を活用できるところはあろうかと思います。  また、日向の森を伐採することによって、地元業者、伐採業者、製材業者、建具屋さん、大工さん、裾野が相当広い経済効果が上がるんではないかと考えております。せっかくの日向の森の材を有効活用していただいて、積極的に市内産の木材を使っていただくということに努めていただきたいと思います。  以上で私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 70 ◯議長加藤忠勝君) 以上で9番、八角公二議員の個人質問を終わります。  次に、7番、並木幹男議員の個人質問を許します。  並木幹男議員、御登壇願います。  並木議員。 71 ◯7番(並木幹男君) おはようございます。7番、並木幹男でございます。市民と日本共産党を代表いたしまして、一般質問を行います。  通告順に従いまして、はじめに、医療施策についての国民健康保険制度について伺います。  高過ぎる国保税が、国保制度の構造的な危機となり、医療保険制度としての持続性を揺るがしています。全国で、高過ぎる国保税に悲鳴を上げています。滞納世帯は289万、全加入世帯の15%を超えています。無保険になったり、正規の受診が遅れたため、死亡した実例が、昨年1年間で、63人に上るという深刻な事態も起こっています。  高過ぎる保険税は、住民の暮らしを苦しめるだけではなく、国保制度の根幹を揺るがしています。全国知事会、全国市長会、全国町村会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が、ほかの医療保険より保険税が高く、負担が限界になっていることを、国保の構造問題だとして、国保を持続可能とするためには、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要だと主張しています。  日本医師会などの医療関係者も、国民皆保険を守るために、低所得者の保険税を引き下げ、保険証の取り上げをやめるように求めています。  国保の構造問題では、年齢構成が高く、加入者1人当たりの医療費が高いという問題について、65歳から74歳の割合は、国保の全国平均では37%で、山武市では40.77%ですが、それに比べて、協会けんぽは6.1%、健保組合では2.9%です。  加えて、加入者1人当たりの医療費は、国保は全国で33万3,000円、山武市では1人当たり31万8,000円ですが、協会けんぽでは16万7,000円、健保組合では14万9,000円となっています。  所得水準が低く、保険負担が重いという問題については、年間所得200万円未満の割合では、国保は全国では78.8%、山武市では79.1%ですが、協会けんぽでは15.1%、健保組合では5.7%となっています。  所得に対する保険税負担率は、国保は全国で13.8%、山武市では11.8%、協会けんぽでは9.92%となっています。  国保には、被用者保険にある事業者負担がありません。そこで、昭和41年以降、国庫負担を医療費総額の45%まで拡充をいたしました。  昭和59年の医療保険改革で、国庫負担率を総医療費の45%から保険給付費の50%、総医療費の37.5%へ引き下げました。  その後も改定が続き、平成12年ごろには、国庫負担は、総医療費のわずか20%程度となっていましたが、平成27年の保険者支援制度の拡充によって、37%近くまで戻りました。  高過ぎる保険税を引き下げ、国保の構造問題を解決するには、公費を投入するしかありません。全国知事会、全国市長会、全国町村会なども、国保の低率国庫負担の増額を政府に要望し続けており、平成26年には、全国知事会は、公費を1兆円投入をして、協会けんぽ並みの負担率にすることを、政府与党に求めました。  市としても、政府に要望していくべきだと考えますが、市長の考えを伺います。 72 ◯議長加藤忠勝君) 市長、御登壇願います。 73 ◯市長(松下浩明君) 並木幹男議員の医療施策についてということでお答えをさせていただきます。  国民健康保険事業に対する国の負担割合につきましては、これまで保険給付に伴う制度改正や税制改革により、見直されてきておりますが、平成17年の三位一体改革に伴う税源移譲により導入された都道府県調整交付金により、国の負担割合の引き下げ分につきましては、措置されていると理解をしております。  平成27年に制度改正を経て、平成30年度から国保都道府県化が始まり、国保の運営について、財政支援の拡充等により、国保の財政上の構造的な問題を解決するために動き出しております。  こうした状況ではありますが、国全体として、より一層、国保財政の基盤強化について考えていくべきだと思いますので、県や全国市長会等と連携しながら、国への要望活動を行っていきたいと考えております。 74 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 75 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。  次に、平成30年度国保の県単位化に当たり、千葉県国保運営協議会では、国保税算定に当たり、どのような議論が行われたのかを伺います。  今回の国保制度改革では、財政運営主体に都道府県がなることが、国保の持つ財政上の構造問題を解決する方策の1つとされました。財政運営主体イコール保険税率決定主体との考えから、幾つかの都道府県で保険税率を統一する方向が打ち出されましたが、千葉県ではどのようになっているのか伺います。 76 ◯議長加藤忠勝君) 市民部長。 77 ◯市民部長(田上和弘君) 保険料の算定につきましては、千葉県国民健康保険運営協議会で議論され、策定された県の運営方針によりますと、国のガイドラインで示された算定方法を原則とし、算定することとされております。  しかしながら、県内市町村間の医療費水準や保険料収納率等に格差が存在することや、医療費適正化や収納率向上へのインセンティブを確保するため、算定に当たっては、市町村ごとの医療費水準や収納率等の実績を反映させ、各市町村の標準保険料率を算定することとされました。  なお、保険料水準の統一につきましては、県の運営方針の策定段階において、一部の市町村から、保険料水準の統一を目指すべきとの意見もあったことから、将来的な保険料水準のあり方について、引き続き検討していくこととされております。  こうしたことから、市町村は、平成30年度以降も、引き続き県から示される標準保険料率を参考に、保険料率を決定することとなっています。 78 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 79 ◯7番(並木幹男君) 次に、今年度の保険税算定に当たっては、制度改定の円滑な実施が図られるように、激変緩和措置がされたとされていますが、今後はどのようになっていくのか伺います。 80 ◯議長加藤忠勝君) 市民部長。 81 ◯市民部長(田上和弘君) 千葉県における激変緩和措置につきましては、制度改正により、市町村ごとの保険料負担額が変動する場合に、被保険者の保険料が急激な負担増とならないよう、伸び率の上限となる一定割合を設定し、その一定割合を超える部分について、国から配分される激変緩和分を財源とする調整交付金や県繰入金、特例交付金を当て、激変緩和措置を講じることとされています。  なお、激変緩和措置を講じる時期は、激変緩和に係る財政負担を段階的に解消させていくため、当面、平成35年までの6年間とされています。 82 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 83 ◯7番(並木幹男君) 今年度から市町村では、納付金から公費分を差し引いた納付額、イコール、標準保険総額分と保健事業など市町村の納付分を合わせて、市町村独自の被保険者への保険賦課額を決定する新たな国保財政改革を行うことになったわけですが、山武市の国保税算定に当たっての特徴はどういうものか、また、算定方式の考え方はどうか伺います。 84 ◯議長加藤忠勝君) 市民部長。 85 ◯市民部長(田上和弘君) 本市の国民健康保険税の算定につきましては、当初、県から、標準保険料率の仮係数が示された段階では、国のガイドラインで示されている所得と均等割で算定する2方式を基本として考えていましたが、その後、標準保険料率の確定値が示され、2方式の所得割と均等割に平等割を加えた3方式を検討した結果、本市の特徴とも言えますけれども、この3方式のほうが、税率が全体的に低く抑えられ、多くの被保険者の負担が少なくなる見込みとなったことから、この3方式を採用することとなりました。 86 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 87 ◯7番(並木幹男君) 次に、国保改善の課題について伺います。  国保は、国民皆医療保険制度を下支えする制度であり、これから漏れる人が出ることは、皆保険の崩壊につながります。したがって、国、県、市の取り組みによって、誰もが保険証を持つ、誰もが払える保険税にすることが基本です。  所得に対する保険税負担の割合を、せめて協会けんぽ並みの負担に引き下げること、そのためには、医療給付に対する負担を定率で引き上げることを、県も市も一層強く国に要求することが必要ですが、それが実現しない段階では、県や市での一般会計の独自繰入で、国保税を引き下げるべきであると考えますが、市長の考えを伺います。 88 ◯議長加藤忠勝君) 市長。 89 ◯市長(松下浩明君) 国民健康保険特別会計は、必要な支出を保険税や県、保険給付費等交付金などの公費負担で賄い、独立採算で行うことが原則と理解をしております。  県が策定しました運営方針においても、法定外一般会計繰入は、保険給付と保険料負担の関係性が不明瞭になること、また、被保険者以外の住民に負担を求めることなどから、解消、軽減を図るべきであると位置づけられているところでございます。  このため、一般会計からの法定繰入によります保険税を引き下げることは、国保加入者以外の方との税の公平性、平等性の観点からも、理解が得られるものではなく、制度上、適切ではないと考えております。 90 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 91 ◯7番(並木幹男君) 市長からのお答えで、一般会計からの独自繰入は考えていないということですが、そのためにも、私が思うには、これから質問します条例、減免制度などを作っていただいて、それを一般会計からの繰り入れというか、制度上、条例改正につなげていっていただきたいと思います。  市独自の条例、減免制度について伺います。  国保税が、協会けんぽなどの被用者保険と比べて、著しく高くなる大きな要因になっていることは、国保にしかない均等割、平等割という保険税算定です。被用者保険の保険税は、収入に保険税率を掛けて、計算をするだけで、家族の人数が保険税に影響することはありません。  ところが、国保税は所得に保険税率を掛ける所得割のほかに、世帯の人数に応じてかかる均等割、各世帯に定額でかかる平等割を合算して算定されます。所得割には、一定の減額があるものの、子どもの数が多いほど、国保税が引き上がる均等割は、まるで人頭税、子育て支援に逆行しているという批判が上がり、全国知事会など、地方団体からも均等割見直しの要求が出されています。  山武市においても、子育て支援の施策としても、子どもの均等割負担の軽減を図っていくことが必要だと考えますが、市長の考えを伺います。 92 ◯議長加藤忠勝君) 市長。 93 ◯市長(松下浩明君) 国民健康保険税の均等割につきましては、加入者一人一人にかかるものになりますので、加入世帯員が多くなればなるほど、負担が増える仕組みであることから、低所得者に対しまして、所得に応じて、それぞれ7割、5割、2割の軽減制度で、対応しているところでございます。  議員御提案の子どもの均等割減免についてでございますが、国民健康保険制度は、国の制度で実施しているものでありますので、国が責任を持って対応するべきものと考えております。  なお、全国市長会の国への国民健康保険税制度に関する提言の中で、子育て世代の負担軽減を図るため、子どもに係る均等割保険税を軽減する支援制度の創設も挙げておりますので、積極的な措置が講じられるよう、働きかけてまいりたいと思います。 94 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 95 ◯7番(並木幹男君) ただいま答弁がございましたけれども、均等割については、ぜひ、今後、条例として考えていっていただきたいと思います。  次に、国保は相互扶助ではなく、社会保障であるとの立場を貫き、国保の構造的問題から生じている滞納問題などへの対応を考えていくことが必要ではないでしょうか。  医療を受けることができない原因に、1つ目に、主に国民健康保険税が払えずに、資格証明書が発行されている、もしくは、短期被保険者証が未交付になっている。  2つ目に、保険証はあるが、手持ちの現金がなく、窓口負担ができない。  3つ目に、そもそも何の医療保険にも加入をしていない。  この3つではないでしょうか。  市の保険税の滞納世帯と短期被保険者証、資格証明書の発行数について伺います。 96 ◯議長加藤忠勝君) 市民部長。 97 ◯市民部長(田上和弘君) 滞納世帯数ということですけれども、国民健康保険税は、世帯主課税でありますので、滞納者数でお答えをさせていただきます。  国民健康保険税の滞納者数は、平成29年度末は3,219人、平成28年度末は3,375人で、比較しますと156人減少している状況でございます。  短期被保険者証及び被保険者資格証明書の発行状況につきましては、各年度6月1日現在の発行世帯数でお答えをさせていただきます。  短期被保険者証につきましては、平成28年度は1,125世帯に、平成29年度は978世帯に発行している状況です。  被保険者資格証明書につきましては、平成28年度は375世帯に、平成29年度は350世帯に発行している状況でございます。 98 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 99 ◯7番(並木幹男君) 1年以上の滞納が続くと、国保証の返還が求められ、かわりに資格証明書が発行されますが、その発行に至る状況について伺います。 100 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 101 ◯7番(並木幹男君) 被保険者資格証明書は、国民健康保険税の納付がなく、再三の納付相談通知にも応じない方や納付改善が見られない方に対しまして、特別事情の申し出や弁明の機会を設けた上で、被保険者の個別の事情に配慮しながら、国や県の指導に基づいた山武市国民健康保険被保険者資格証明書及び短期被保険者証交付等取扱要綱に基づき、発行しているものでございます。  被保険者間の負担の公平性の確保及び保険税の収納率向上を図ることを目的としているほか、世帯主との接触の機会を設けることにより、納付相談や世帯の実態など、滞納者個々の状況をできる限り把握するため、行っているものです。  なお、発行世帯につきましては、年々減少している状況でございます。 102 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 103 ◯7番(並木幹男君) 発行数そのものは減少しているということです。  資格証明書の発行についてですけれども、国民健康保険法施行令第1条に、政令で定める特別の事情が定められています。この特別な事情に当たる場合は、保険税を滞納していても、資格証明書発行から除外されます。さらに、世帯主及び家族が病気で医療費が払えないと、役所に申し出た場合、その状態は、保険税が払えない特別な事情であるから、市町村は短期被保険者証を出してもいいとされていますが、山武市での対応はどうでしょうか。 104 ◯議長加藤忠勝君) 市民部長。 105 ◯市民部長(田上和弘君) 先ほど回答させていただいたとおり、被保険者資格証明書や短期被保険者証の発行は、法律に基づき、機械的に措置しているものではなく、世帯主との接触の機会を設け、納付相談や世帯の実態など、滞納者個々の状況をできる限り把握することを目的に実施しております。  本市においても、被保険者資格証明書発行世帯において、被保険者が医療を受ける必要が生じたとき、災害や事業の損失などにより、収入が著しく減少するなど、その事情が特別な場合には、申し出により、1カ月の短期被保険者証の交付を行っています。  今後も、被保険者の医療機関で受診する機会を奪うことのないように、状況に配慮した適切な対応をしていきたいと考えております。 106 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 107 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。住民の生活破壊を食いとめて、国保危機の加速をとめるため、自治体独自の負担軽減の取り組みの拡充をしていただくことを要望いたしまして、この質問は終わります。  次に、さんむ医療センターの今後の課題について伺います。  さんむ医療センター建替整備の基本計画(素案)の中で、医療センターの課題として、現在、建物の耐久性の不足、老朽化、狭隘化など、施設面において、大きな課題を抱えており、運営面の取り組み改善だけでは、十分な医療サービス提供が困難になりつつあるとしています。  高齢化が進展する患者へのサービス向上、アメニティーの向上、将来にわたって、医療従事者の不足が想定される状況に対応できる効率的な運営の実現、地域のニーズに即した連続的な医療の将来にわたる持続的な提供のために、長期的な視点に立った施設整備を必要としているわけですが、施設整備については、まだ計画がまとまっていないということですので、施設整備以外の基本方針について伺います。  患者さんに信頼され、地域に必要とされる真のコミュニティ・ホスピタルの実現を図るため、新病院が果たすべき役割として、11の基本方針を示しているわけですが、具体的にどのような病院づくりをしていくのか、その内容についてと、機能強化型在宅療養支援病院の指定取得を目指すとしていますが、その理由について伺います。 108 ◯議長加藤忠勝君) 市長。
    109 ◯市長(松下浩明君) 医療施設について、新病院の機能についてということで、御質問をいただきました。  新たなさんむ医療センターの機能としては、特に住民の高齢化の進展とともに、開業医の高齢化、減少等も見据えたコミュニティ・ホスピタルとして、在宅医療、訪問看護等により、強化していく必要があると考えております。  既存の回復期リハビリテーション病棟、また地域包括ケア病棟の充足を図り、機能回復のための医療を提供してまいります。  さらに、機能強化型在宅療養支援病院として、24時間、365日体制の往診や訪問看護等を目指すことで、退院後の在宅医療の推進を図り、議員御質問のとおり、切れ目のない医療の提供を推進してまいります。  救急医療については、東千葉メディカルセンターが、第3次救急を担っておりますが、山武地域の救急医療事情が厳しいことから、管外搬送が再び増えることのないよう、第三次救急医療病院等と連携・協力のもと、必要なレベルの救急医療の提供にも努めてまいりたいと思います。 110 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 111 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。  次に、機能強化型在宅療養支援病院は、200床未満の病床数になるということですが、一般病床とリハビリテーション病床などの内訳はどうなるか伺います。 112 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 113 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 病床数についてでございますが、県の地域医療構想における山武長生夷隅保健医療圏の必要病床数は、急性期病床の需要が減り、回復期病床の需要が増えるとともに、既存病床数と比較し減少することが見込まれております。  そこで、さんむ医療センターでは、全体の病床数を312床から199床へ減少させる計画でございます。  病床別では、一般急性期病床を減少させ、回復期機能を担う回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟及び圏域内に1病棟しかない緩和ケア病棟は、現在の病床数を維持することが必要と考えております。 114 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 115 ◯7番(並木幹男君) 急性期医療への対応として、常勤医師の確保により、二次救急体制の充実を図るとしていますが、現在の救急の受け入れ状況はどうなっていますか。 116 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 117 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) まず、二次救急の受け入れ、医療機関としての運営実施日数でございます。山武郡市内では、さんむ医療センター、大網病院、高根病院、九十九里病院、浅井病院、東千葉メディカルセンターによる二次救急医療機関輪番制度をとっております。毎日、午後5時半から翌朝8時30分まで、内科系及び外科系の医師が待機し、地域住民の救急医療に対応しております。  さんむ医療センターでは、年間、内科で24日、外科では1年の半分に当たる174日の二次救急の受け入れを行っております。  次に、救急車搬入受け入れ件数及び救急外来患者数でございます。救急車搬入受け入れ数ですが、平成29年度は1,484件でした。本年度4月から10月までは1,013件、前年度同時期と比較しまして、160件増加しております。  また、救急車以外の救急外来患者数でございますが、平成29年度は2,448人でした。本年度の4月から10月までは1,596人、前年度の同時期と比較しますと、こちらは115人増加しているところです。 118 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 119 ◯7番(並木幹男君) 次に、この基本方針を実現をしていくために、どのくらいの人員確保が必要だと考えていますか。また、目標としている数値があればお願いいたします。 120 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 121 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 現在のさんむ医療センターの中期計画における平成30年度の医師及び看護師の目標数でございますが、医師は34名、看護師は154名でございます。  医師は目標数に達しておりますが、看護師については、現状、1名足らない状況でございます。 122 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 123 ◯7番(並木幹男君) 次に、さんむ医療センターの本年度の入院患者数と外来患者数の状況はどうか伺います。 124 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 125 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) さんむ医療センターの入院患者数でございますが、平成29年度は6万1,242人でした。本年度4月から10月までは3万8,850人、前年の同時期と比較した場合、4,403人増加しております。  また、外来患者数でございますが、平成29年度は11万2,278人でした。本年度の4月から10月までは7万1,064人、前年度の同時期と比較しまして、5,480人増加しているところでございます。 126 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 127 ◯7番(並木幹男君) 次に、さんむ医療センターの現状の経営状況は、どうなっているのか伺います。 128 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 129 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) さんむ医療センターの平成30年4月から10月の当期純損益でございますが、3億158万円の黒字で、昨年の同時期と比較しまして、1億1,200万円ほど、増加、好転しているところでございます。 130 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 131 ◯7番(並木幹男君) 病院の経営状況は黒字が出ているということですけれども、今後、病院を新設した場合に、来年1月末ぐらいということですけれども、返済計画等も、基本計画には盛り込まれるのかどうか、最後に伺います。 132 ◯議長加藤忠勝君) 保健福祉部長。 133 ◯保健福祉部長(小川雅弘君) 議員御指摘のとおり、新たにつくる基本計画には、返済計画も含めたシミュレーションを盛り込みたいと考えております。 134 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 135 ◯7番(並木幹男君) さんむ医療センターへの市民の皆さんの思いは、さらなる医療の充実であり、よりよい病院づくりを行ってほしいという期待があります。基本計画が決まりましたら、市民の皆さんにも、病院施設を移転するのであれば、移転場所や建設費用などについての情報提供を速やかにしていってほしいということを要望いたしまして、この質問は終わります。 136 ◯議長加藤忠勝君) ここで、暫時休憩いたします。再開は午前11時15分といたします。              (休憩 午前11時03分)              (再開 午前11時12分) 137 ◯議長加藤忠勝君) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。  並木議員。 138 ◯7番(並木幹男君) 大きい2番目の公共交通の改善について伺います。  今後、さらに人口減少などが進むことにより、本市の公共交通を取り巻く環境は、長期的に厳しいものになっていくことが予想されます。しかし、少子高齢化社会において、市民が希望を持ち、充実した生活を継続していくためには、公共交通の確保、維持、改善は、欠くことのできない取り組みであり、生活の足を提供することで、地域の生活の質を高めることにつながります。  市の公共交通の施策について、基幹バス、乗合タクシーへの市民の改善要望は、年々、増えてきていると考えますが、公共交通についての具体的な要望を取り上げて、議論をする場が少ないと思われます。そこで、市民が直接参加をして、意見を話せる場を確保するために、今ある山武市地域公共交通活性化協議会とは、別の組織をつくるべきではないかと考えますが、その辺にはついてはどうか質問いたします。 139 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 140 ◯総務部長石橋和記君) 市民の皆様からの御意見や御要望につきましては、現在、市の窓口ですとか、電話、アンケート調査などによりましていただいておりまして、これまで山武市地域公共交通活性化協議会での協議を踏まえて、改善を続けてまいりました。  利用者数につきましても、現状維持から増加傾向にございます。  今年度作成中の山武市地域公共交通網形成計画では、公共交通事業の現状と課題に対応した事業の実施を予定しております。  この各事業には、目標値とスケジュールを設定しておりまして、毎年、達成状況を評価する過程では、利用者のニーズについても、検証が必要であると考えております。  議員から御提案の改善要望を集約する組織の新設につきましては、ただいま申し上げました取り組みにより対応していきたいと考えておりますが、必要によりまして、組織形態にかかわらず、意見等の聴取方法も検討していきたいと考えております。 141 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 142 ◯7番(並木幹男君) ただいまの答弁の中で、山武市でも、地域公共交通網形成計画を、来年度から行っていくという答弁でしたけれども、今ある改善要望をぜひ早く取り上げていただきたいということで、前回の議会でも取り上げました。  これまで出されてきた市民要望の中で、乗合タクシーの地域外の運行や成東駅までの運行などの改善、予約がとれないなどの改善の要望に対する対策はどうか、また、基幹バスの改善として、ルートに関する改善やJR利用のための基幹バスの時刻の改善などの検討は、どのようにされているのか伺います。 143 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 144 ◯総務部長石橋和記君) 来年度から運用を開始予定の山武市地域公共交通網形成計画におきましては、基幹バスにつきましては、基幹バスの増便、鉄道との乗り継ぎの改善、定時制の確保など、次に、乗合タクシーにつきましては、御要望の多い地域外運行への対応、予約の取りやすさの向上、相乗りの促進による運行効率の向上などについて、見直しを検討しておりまして、議員からお尋ねの改善事項についても、検討を進めていく予定でございます。  なお、これらの見直しについては、必要経費や財源も含めまして、総合的に検討を進めていくことが必要と考えております。 145 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 146 ◯7番(並木幹男君) ぜひ、計画の中で改善等は進めていってほしいと思います。  次に、そのほかの公共機関として、民間の路線バスの利用状況はどうか伺います。 147 ◯議長加藤忠勝君) 総務部長。 148 ◯総務部長石橋和記君) 市内を運行または経由しております路線バス等の平成29年度の利用者数についてお答えをさせていただきます。  まず、本市で運行しております基幹バスについては4万7,723人、芝山鉄道延伸連絡協議会が運行しております空港シャトルバスについては9万7,253人、このうち市内での乗車、降車による利用者数につきましては3万6,260人となります。  次に、民間路線バスでございますが、市外の利用者数を含めました概数となります。  まず、高速バスでは、ちばフラワーバス株式会社が運行しておりますJR千葉駅方面へのフラワーライナーにつきましては、約20万1,000人。  イオンモール幕張新都心方面へのストロベリーライナーは、約2万9,000人。  JR東京駅方面のシーサイドライナーは、31万人。  八街を経由いたしまして、JR東京駅に向かっておりますマイタウン・ダイレクトバスにつきましては、約4万4,000人。  次に、路線バスでは、ちばフラワーバス株式会社が運行しておりますJR千葉駅方面への千葉線につきましては、約79万6,000人。  JR八街駅方面への八街線は、約4万7,000人。  本市と九十九里町の海岸地域を経由する海岸線は、約2万3,000人となります。  また、千葉交通株式会社が運行しております蓮沼地域と横芝光町を経由する蓮沼循環バスは、約4,700人となります。  最後に、本年10月13日に実証実験の運行開始をいたしました山武成田線、通称さんむウイングライナーでございますけれども、10月末までの19日間で990人の御利用をいただいております。  以上でございます。 149 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 150 ◯7番(並木幹男君) バスの利用の状況を、今お聞かせいただきましたけれども、東京方面へも増えているんではないかと思います。  最後に、山武市でも、地域公共交通網形成計画を作成するということですので、その中で市民も参加をして、改善等も行われる計画にしていってほしいと考えます。そのことを要望しまして、この質問は終わります。  大きい3番目で、教育環境の整備について伺います。  はじめに、学校の体育館特別教室へのエアコン設置について伺います。  2018年補正予算9,356億円が、11月7日、全会一致で成立しました。この夏、相次いだ豪雨や地震などの復旧復興には7,275億円を計上し、公立小中学校などのエアコン設置とブロック塀対策には、ブロック塀・冷房対策対応臨時特例交付金985億円を、2018年度予算限りで創設をしました。  この交付金のポイントは、地方債の充当が、地方負担分3分の2の100%まで認められ、その元利償還金の60%まで、後年度交付税措置をされるため、実質的な地方負担が26.7%に大幅軽減されること、対象となる事業規模の下限額が、従来は学校単位で400万円以上とされたところを、設置者単位に変更され、1校当たりの事業規模が、安価でも申請しやすくなったこと、これまで困難とされた事前着工した事業も、対象予定としたことなどです。  制度上は、特別教室や体育館でも可能とされています。前回の議会の中で、体育館には、当面、エアコン設置はしないとの答弁がありましたが、年々、ひどさを増す猛暑を考えると、子どもたちを守るために、体育館や特別教室へのエアコン設置の計画を考えていくべきだと考えますが、市の考えを伺います。 151 ◯議長加藤忠勝君) 教育部長。 152 ◯教育部長(小川宏治君) 体育館や特別教室へのエアコン設置についての質問をいただきました。  山武市では、普通教室のエアコン設置率は100%を達成しておりますが、特別教室は100%ではないため、今回のブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金の活用に、手を挙げております。  申請内容は全てではございませんが、ブロック塀の撤去・改修と、学校から要望のあった特別教室へのエアコンの新設、また特別教室で以前設置したエアコンの経年による更新でございます。  なお、その他の特別教室や体育館へのエアコン設置等は、今回は申請しておりませんので、今後は、未設置の特別教室へのエアコンの設置を優先して整備を行い、その後に有利な財源等を探しながら、体育館への設置につきましても検討していきたいと考えております。 153 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 154 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございます。  小中学校の体育館へのエアコン設置費用の見積もりは出しているかもわかりませんけど、それは、見積もりで出していれば、どれくらいかかるのか、また、特別教室へのエアコン設置の割合は、どれくらいになっているのか伺います。 155 ◯議長加藤忠勝君) 教育部長。 156 ◯教育部長(小川宏治君) まず、小中学校の体育館へのエアコン設置の費用の見積もりでございますが、第3回の定例会で、櫻田議員から御質問をいただいた際に、この設計の金額、見積もりについての答弁をさせていただいてあります。そのときには、設計費、工事監理費を含め、体育館1棟当たり、約1億1,000万円の費用がかかるという答弁をさせていただいてございます。  その後、いろいろ調査をさせていただきました。その中には、埼玉県朝霞市の小学校で施工した工法で、体育館整備をした場合、体育館1棟当たり、約4,000万円の工事費で設置した事例ということもございました。そういう事例もつかんでございます。  次に、特別教室のエアコンの設置割合でございますが、小学校は73.94%、中学校は84.82%となっております。  以上です。 157 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 158 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。  次に、小中学校の体育館の夏場の温度調査等は行っているのか、また、夏場の体育授業等の状況はどうか伺います。
    159 ◯議長加藤忠勝君) 教育部長。 160 ◯教育部長(小川宏治君) 市内の小中学校の体育館には温度計が設置してあり、気温や湿度、暑さ指数などを測定し、熱中症の予防に努めております。基本的には各校が測定し、管理をしております。  また、夏場の体育の授業におきましても、活動中は気温や湿度、窓の開閉等、環境条件を管理するとともに、休憩や水分補給も配慮して活動しております。 161 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 162 ◯7番(並木幹男君) エアコン設置の最後に、小中学校の体育館、特別教室へのエアコン設置についての市長のお考えがあれば伺います。 163 ◯議長加藤忠勝君) 市長。 164 ◯市長(松下浩明君) 特に山武市は、まず、特別教室のエアコンの設置をしっかりしていこうということでございます。その次に、また体育館のほうも検討していきたいと思っております。 165 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 166 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。その前の答弁で、特別教室が終わった後にということでしたので、体育館についても、急いで計画等は立てていただいて、見積もり等も、全国的に見ると、エアコンそのものが安くなっているということも聞きますので、その辺の見積もりも出していただきまして、対応していっていただきたいと思います。  この質問は以上です。  次に、山武地区の小中学校の通学路整備について伺います。  小中学校の統合にかかわる通学路の選定と通学路の危険箇所の点検状況について伺います。 167 ◯議長加藤忠勝君) 教育部長。 168 ◯教育部長(小川宏治君) 小中学校の統合にかかわる通学路の選定と危険箇所の点検状況という御質問でございます。  今回、小中学校の統合に該当しています山武地区の小中学校の統合に向けて、今年度は山武中学校と山武南中学校の統合による通学路の整備を、山武市通学路交通安全プログラムに基づいて進めております。  具体的な実施の手順でございますが、統合準備委員会のPTA・通学部会のメンバーである保護者代表や学校の代表者等に、登下校の際に、危険が予想される箇所を検討していただき、統合準備委員会で協議の上、点検箇所を決定してまいりました。  次に、8月2日と21日に、山武警察署、山武土木事務所、山武市土木課、市民課、教育委員会、小学校長代表者、PTA代表者と合同で現地点検を行い、危険箇所について、それぞれの対策の方針を立てました。  11月9日には、合同点検に参加したメンバーによる通学路安全推進会議を開催し、それぞれの進捗状況及び今後の見通しについて確認したところですが、年度内の改善に向けて、着手しているところでございます。  また、日向小学校と山武西小学校の統合に向けては、来年度から通学路の整備に取りかかる予定となってございます。  以上です。 169 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 170 ◯7番(並木幹男君) 山武地区の特に小中学校統合に係る道路整備について、具体的な箇所を伺いたいんですけれども、県道76号線で、山武インター入り口から山武グリーンカントリーの間の歩道整備の進捗状況はどうか伺います。 171 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 172 ◯都市建設部長平出博男君) 通学路整備ということで、具体的な路線の改善計画という御質問ですので、私のほうからお答えさせていただきます。  はじめに、御質問の道路でございますけれども、主要地方道成東酒々井線の山武成東インターチェンジ入り口交差点より、これは日向駅方面に約400メートル進んだ箇所から、120メートルの区間においては、歩道がなく、また車道幅員も狭い県道の状況でございます。  千葉県山武土木事務所に確認しましたところ、当該箇所につきましては、現時点では、用地取得の見込みが立たないとのことから、歩道等整備の事業化の予定はないと伺ってございます。  市といたしましては、インターチェンジに接し、交通量も多い路線でありますことから、今後の事業化に向け、県に要望をしてまいりたいと考えております。 173 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 174 ◯7番(並木幹男君) 次に、日向駅前から第2東金街道踏切間の一部危険箇所の整備について伺います。 175 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 176 ◯都市建設部長平出博男君) 御質問の道路ですけれども、主要地方道成東酒々井線の旧道になります。日向駅前のエリアにつきましては、県において、これまでに路面標示による注意喚起を行っており、子どもたちが安全に登下校しやすいように、除草などを実施していくと聞いております。  また、一部、道路幅員が狭く、通行に支障がある箇所につきましては、県道拡幅の予定がなく、道路事業としての解決には至りませんが、今後、市として、地権者の方とお会いし、実際に当該箇所の交通安全対策への御理解と御協力を求め、道路幅員が狭い場所の解消につながるよう調整を図ってまいりたいと考えております。 177 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 178 ◯7番(並木幹男君) ただいまのところは、県道でもございますけれども、ぜひ、市としても、地権者の理解を得ていただきまして、拡幅を進めていっていただきたいと思います。  3つ目で、山武グリーンカントリーから椎崎新田へ抜ける市道の一部拡幅についてはどうか伺います。 179 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 180 ◯都市建設部長平出博男君) 御質問の道路でございますけれども、こちらも、主要地方道成東酒々井線から山武グリーンカントリー倶楽部ゴルフ場脇を通り、椎崎新田交差点を直進し、山武中学校方面へ右折する交差点までの区間の市道日向250号線及び椎崎線になります。  この路線は、ゴルフ場開発により、新たに整備された歩道つき道路でございますが、ゴルフ場を過ぎますと、道路幅員が4メートル程度と減少いたします。  また、近年は通勤時の抜け道としても、交通量も増加傾向にあり、近隣住民から拡幅要望も提出されているところでございます。  今後の整備といたしましては、先ほど来、教育部長から答弁がありましたように、平成31年4月に山武地区の中学校統廃合として、今の山武中学校と山武南中学校が統合し、現在ある山武中学校が新中学校となります。  そこで、通学路として、本路線の利用も高まりますことから、道路用地として、広く確保されている区間につきましては、道路排水施設もしくは路肩の舗装を行い、道路幅員の有効利用を図り、また外側線の設置や路肩部分の着色など、交通安全対策を講じてまいりたいと考えております。 181 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 182 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。  4つ目なんですけれども、第2東金街道踏切から雨坪地先の県道拡幅の進捗状況についてはどうか伺います。 183 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 184 ◯都市建設部長平出博男君) 御質問の道路でございます。山武南中学校または日向小学校の通学路でもあります、県道日向停車場極楽寺線になります。  雨坪地先の未整備箇所につきましては、県において、本年6月に用地確保ができましたので、今後、拡幅工事に着手すると伺っております。  具体的な時期につきましては、明確な回答はいただいておりませんが、市として、児童生徒の登下校時における安心安全な通学路として、早急な工事着手を求めてまいりたいと思っております。 185 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 186 ◯7番(並木幹男君) 最後のところなんですけれども、現在は山武南中学校の通学路になっているんですけれども、木原、松崎から山武南中学校方面に向かう市道拡幅について、計画はあるのかどうか伺います。 187 ◯議長加藤忠勝君) 都市建設部長。 188 ◯都市建設部長平出博男君) こちらの道路でございますけれども、主要地方道成東酒々井線、山武南中学校入り口交差点部から中台第2踏切を通り、山武南中学校へ向かう市道日向165号線になります。  この路線は、県道側から約300メートルと、路線の中間地点の一部が、歩道未設置区間となってございます。県道側の300メートル区間につきましては、踏切との兼ね合いと住宅部分への影響も考慮する必要があることから、早期の事業化は難しいと考えております。  また、中間地点の一部区間につきましては、地権者との交渉を再開するなど、今後の整備に向けて、調整を図ってまいりたいと思っております。 189 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 190 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。  最後なんですけれども、通学路沿いの防犯灯の増設について伺います。  中学校統合に伴う通学路の防犯灯の増設について、来年4月から山武中学校へ通うことになる山武南中学校学区だった生徒の通学路沿いの防犯灯の設置状況の点検は、行われたのかどうか、また、増設についての計画はあるのかどうか伺います。 191 ◯議長加藤忠勝君) 教育部長。 192 ◯教育部長(小川宏治君) 防犯灯への質問でございます。  山武中学校と山武南中学校の統合による通学路の整備に向けた合同点検の結果、そのときも、防犯灯もあわせて確認をしております。  その結果、2カ所の危険箇所が指摘され、あららぎ館付近のT字路から日向台への市道についてと白玉台、白玉交差点から山武消防署への県道について、2カ所の指摘がございました。  そのうち、あららぎ館付近のT字路から日向台への市道については、整備済みとなり、白玉交差点から山武消防署への県道については、現在、設置に向け、準備を進めているところでございます。  防犯灯の設置につきましては、山武市防犯灯設置要綱に定める設置基準に基づき、設置していくこととなりますが、学校の統合に伴う通学路の変更には、最大限の配慮を講じてまいりたいと考えております。  防犯灯設置所管部署でございます市民部と連携を密にしまして、よりよい通学路の環境の構築に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 193 ◯議長加藤忠勝君) 並木議員。 194 ◯7番(並木幹男君) ありがとうございました。防犯灯整備については、具体的な箇所については、今後も地区の方などの要望もあるかと思いますし、私としても要望していく箇所があれば、要望していきたいと思います。新しく変わる通学路については、生徒や保護者からもよく意見を聞いていただき、増設の対応を図っていっていただきたいと思います。  このことを要望いたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 195 ◯議長加藤忠勝君) 以上で7番、並木幹男議員の個人質問を終わります。  これで、予定した一般質問は、全て終了いたしました。   ──────────────────────────────────── 196 ◯議長加藤忠勝君) 日程第2 議案第1号ないし議案第10号を一括議題といたします。  これから、議案に対する質疑を行います。  はじめに、議案第1号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 197 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第1号の質疑を終わります。  次に、議案第2号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 198 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第2号の質疑を終わります。  次に、議案第3号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 199 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第3号の質疑を終わります。  次に、議案第4号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 200 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第4号の質疑を終わります。  次に、議案第5号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 201 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第5号の質疑を終わります。  次に、議案第6号について、質疑に入ります。
     質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 202 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第6号の質疑を終わります。  次に、議案第7号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 203 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第7号の質疑を終わります。  次に、議案第8号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 204 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第8号の質疑を終わります。  次に、議案第9号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 205 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第9号の質疑を終わります。  次に、議案第10号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 206 ◯議長加藤忠勝君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第10号の質疑を終わります。  以上で議案質疑を終了します。   ──────────────────────────────────── 207 ◯議長加藤忠勝君) 日程第3 常任委員会議案付託を議題とします。  議案第1号ないし議案第10号の10議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。また、議案付託表に誤りがあった場合は、議長が処理することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 208 ◯議長加藤忠勝君) 御異議なしと認めます。   ──────────────────────────────────── 209 ◯議長加藤忠勝君) 日程第4 議会運営委員会陳情付託を議題とします。  本定例会までに提出された陳情は、既に配付の陳情文書表のとおり、陳情第13号の1件であります。  これより、陳情を付託いたします。  陳情文書表のとおり、陳情第13号を議会運営委員会に付託いたします。  なお、各委員会の開催については、議案付託表に併記の委員会開催一覧表により、開催日の通知といたします。   ──────────────────────────────────── 210 ◯議長加藤忠勝君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の会議は、12月14日、定刻までに御参集願います。  本日はこれにて散会といたします。  御苦労さまでした。               午前11時42分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...