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02月25日-01号

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  1. 香取市議会 2020-02-18
    02月25日-01号


    取得元: 香取市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    令和 2年  3月 定例会               会議の事件議案第1号 令和2年度香取市一般会計予算議案第2号 令和2年度香取市国民健康保険事業特別会計予算議案第3号 令和2年度香取市介護保険事業特別会計予算議案第4号 令和2年度香取市観光事業特別会計予算議案第5号 令和2年度香取市土地取得事業特別会計予算議案第6号 令和2年度香取市後期高齢者医療事業特別会計予算議案第7号 令和2年度香取市太陽光発電事業特別会計予算議案第8号 令和2年度香取市水道事業会計予算議案第9号 令和2年度香取市簡易水道事業会計予算議案第10号 令和2年度香取市病院事業会計予算議案第11号 令和2年度香取市公共下水道事業会計予算議案第12号 令和2年度香取市農業集落排水事業会計予算議案第13号 令和元年度香取市一般会計補正予算(第8号)議案第14号 令和元年度香取市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議案第15号 令和元年度香取市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)議案第16号 令和元年度香取市下水道事業特別会計補正予算(第3号)議案第17号 令和元年度香取市病院事業会計補正予算(第1号)議案第18号 香取市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について議案第19号 香取市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第20号 香取市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第21号 香取市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第22号 小見川ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について議案第23号 財産の無償譲渡について議案第24号 財産の無償譲渡について議案第25号 市道路線の認定及び廃止について議案第26号 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて議案第27号 香取市小見川河川広場の指定管理者の指定について認定第1号 令和元年度香取市東庄病院組合立国保小見川総合病院事業会計決算諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて報告第1号 専決処分の報告について      (専決処分第21号 損害賠償の額を定めることについて)報告第2号 専決処分の報告について      (専決処分第22号 損害賠償の額を定めることについて)報告第3号 専決処分の報告について      (専決処分第23号 損害賠償の額を定めることについて)               一般質問通告根本義郎議員 1.市の2020年度予算の特徴と市長の考えは 市長 総務企画部長  (1)次年度の市長の思い入れ事業は何か  (2)今後の市の活路の方向性をどう考えるか  (3)市民の暮らし向上・要望満足度にどう応えるのか 2.1市3の合併の検証と現在までの到達について 市長 総務企画部長  (1)新市建設計画の達成度と今後の課題は  (2)旧市町の属性事業と新市の事業の投資比率は  (3)やり残した課題は何か 3.人口減少・高齢化の急速な進展と上下水道事業及び料金等の見通しについて 建設水道部長  (1)現施設の老朽化と更新事業の見通しについて  (2)事業区域内の人口減少と料金設定および負担の見通しについて 4.今後の都市計画事業の方向性は 建設水道部長宇井正一議員 1.市道の管理方針について 建設水道部長  (1)市道の損傷を防止するための方策について  (2)大角市道の修繕費に対する対応について 2.東海第二原発事故に対する大洗との避難協定について 総務企画部長  (1)香取市内における受け入れ態勢について  (2)香取市民との同時避難について 3.学校給食の在り方について 市長 教育部長  (1)学校給食無料化に対する方針について  (2)県内の無料化の取り組みについて 4.史跡阿玉台貝塚の保存に対する取り組みについて 生活経済部長 教育部長  (1)史跡に対する市としての位置づけについて  (2)現状と取り組み方針について 5.香取おみがわ医療センター管理運営方針について 市長 事務部長久保木清司議員 1.利根川氾濫危険度と避難対策は 総務企画部長 建設水道部長  (1)昨年の台風を体験して感じた問題は  (2)台風19号後に利根下流事務所の対策・対応は  (3)利根川堤防の氾濫危険度は  (4)利根川北側の防災対策は  (5)津宮地区住民の避難所への搬送は  (6)市街地浸水地域の避難所対策は  (7)佐原小学校体育館への避難は  (8)利根川の氾濫危険度を市民へ周知を  (9)防災公園(防災ステーション)の設置を加藤裕太議員 1.東京2020オリンピックパラリンピックについて 市長 教育部長  (1)聖火リレーの走行に向けた準備の状況について 2.新型コロナウイルスへの対策について 市長 生活経済部長 福祉健康部長  (1)香取市の対策の現状について  (2)感染者発生時の対応について 3.災害対策・安心安全なまちづくりについて 総務企画部長  (1)非常用電源設備の整備について 4.サイバー攻撃への対策と情報セキュリティ対策について 総務企画部長  (1)サイバー攻撃の現状と対策状況について  (2)情報セキュリティ対策について 5.市役所・支所の利便性向上について 総務企画部長 生活経済部参事  (1)キャッシュレス決済対応状況と今後の見通しについて  (2)各種申請や証明書交付等の利便性向上について 達広議員 1.予防接種事業について 福祉健康部長  (1)子宮頸がんワクチンについて  (2)対象者への周知と接種機会の確保について 2.住民サービスの向上について 生活経済部参事  (1)亡くなった方への手続きの現状について  (2)お悔やみコーナーの設置について 3.小中学校の部活動について 総務企画部長 教育部長  (1)音楽部、吹奏楽部の楽器の現状について  (2)楽器の維持管理体制について  (3)楽器寄付ふるさと納税を活用した楽器の補充について千年正浩議員 1.移住者支援について 総務企画部長 生活経済部長 生活経済部参事 2.児童虐待及びいじめ防止対策について 福祉健康部長 教育部長 3.災害対策について 市長 総務企画部長 4.デマンド交通について 総務企画部長 福祉健康部長河野節子議員 1.香取おみがわ医療センターの現況について 市長 事務部長  (1)市立病院になってからの経営状況等  (2)医師の招へい策  (3)長期展望に立った人材育成策 2.学校給食の現状と改善策について 教育長 教育部長 3.佐原駅周辺地区複合公共施設整備の進捗状況について 総務企画部長久保木宗一議員 1.ひまわり苑等の無償譲渡について 総務企画部長 福祉健康部長  (1)敷地面積と税の投入額は  (2)無償譲渡の理由は  (3)民間業者が福祉施設をやめる時の条件は  (4)有償譲渡または無償貸付にすべきでは 2.市民課窓口の民間業者への業務委託について 生活経済部参事  (1)業者職員の人数と身分は  (2)委託料及び市職員との比較  (3)窓口対応に時間のかかる理由は  (4)個人情報保護は万全か  (5)市の職員対応に戻すべきでは 3.市の公共交通の整備について 市長 総務企画部長 教育部長  (1)スクールバスの活用を  (2)循環バスのエリア拡大を  (3)乗合タクシーのエリア拡大を  (4)公共交通空白地域の解消を  (5)香取市の公共交通のあり方は香取市告示第12号 令和2年3月香取市議会定例会を次のとおり招集する。  令和2年2月18日                         香取市長  宇井成一 1 日時 令和2年2月25日 午後1時 2 場所 香取市役所議場            香取市議会会議録1号                          令和2年3月定例会-----------------------------------  議事日程(第1号)令和2年2月25日(火曜日) 午後1時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議案第1号~第26号、認定第1号、諮問第1号、第2号、報告第1号~第3号       (提案理由説明報告)-----------------------------------出席議員22名で、その氏名下記のとおり  1番  加藤裕太君         2番  井上 徹君  3番  藤木裕士君         4番  千年正浩君  5番  成毛伸吉君         6番   達広君  7番  内山勝己君         8番  木村 博君  9番  根本義郎君        10番  久保木清司君 11番  平野和伯君        12番  奥村雅昭君副議長 13番  田代一男君        14番  鈴木聖二君 15番  高木 寛君        16番  久保木宗一君議長 17番  田山一夫君        18番  坂部勝義君 19番  河野節子君        20番  根本太左衛門君 21番  宇井正一君        22番  木内 誠君-----------------------------------欠席議員 なし-----------------------------------地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者 市長         宇井成一君   副市長        大堀常昭君 教育長        金子基一君   総務企画部長     浅野仙一君 生活経済部長     宮崎秀行君   福祉健康部長     畔蒜 孝君 建設水道部長     木内勝司君   会計管理者      高谷早苗君 教育部長       岩立一郎君   香取おみがわ医療センター事務部長                               菅谷 浩君 生活経済部参事    高木 均君   総務課長       平野 靖君 企画政策課長     吉田博之君   財政課長       松田博明君 市民協働課長     嶋崎真徳君   農政課長       飯田利彦君 社会福祉課長     坂本浩一君   都市整備課長     畔蒜 豊君 水道課長       香取重光君   教育総務課長     高岡洋一君-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長       成毛正道    次長         香取絹代 班長         栗林克夫    主査         齋藤信彦-----------------------------------令和2年2月25日(火曜日)午後1時開会----------------------------------- △開会 ○議長(田山一夫君) こんにちは。 これより令和2年3月香取市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表により進めますので、ご了承を願います。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(田山一夫君) この際、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により出席を求めた方々は、お手元に配付の印刷物によりご了承を願います。 次に、会務の報告につきましては、同じくお手元に配付の印刷物によりご了承を願います。 これより日程に入ります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田山一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において木村 博議員、鈴木聖二議員を指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(田山一夫君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から3月18日までの23日間といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田山一夫君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月18日までの23日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 議案第1号~第26号、認定第1号、諮問第1号、第2号、報告第1号~第3号(提案理由説明・報告) ○議長(田山一夫君) 日程第3、議案第1号ないし第26号、認定第1号、諮問第1号、第2号、報告第1号ないし第3号を一括議題といたします。 理事者より提案理由の説明及び報告を求めます。 宇井市長。     (市長 宇井成一君登壇) ◎市長(宇井成一君) 本日ここに、令和2年3月香取市議会定例会を招集し、市政運営について所信の一端を述べるとともに、今議会に提案いたしました諸案件の概要につきましてご説明申し上げます。 昨年は、新しい元号「令和」がスタートし、上期において、香取おみがわ医療センターや橘ふれあい公園体験学習施設「テラス・サンサン」、小野川沿いの上川岸小公園がオープンするなど、これまで取り組んでまいりました様々な事業が実を結んだ年となりました。 しかしながら、9月、10月と大きな災害に見舞われ、自然の脅威を一段と感じた年でもありました。台風15号では、観測史上最大級の暴風雨により、建物や農業などに甚大な被害を受け、倒木による電力設備被害が市内全域で長期間の停電を発生させました。台風19号では、利根川が氾濫危険水位を超え、香取市では初めて、市内の利根川浸水想定区域内の約4万8,000人に対し避難勧告を発令する事態となり、10月25日の大雨では、崖崩れや道路、農作物等に被害を受けるなど、被災総額及び災害関連の支出も大きなものとなりました。被災された皆様には改めましてお見舞いを申し上げますとともに、その復旧・復興に向けて引き続き取り組むことはもちろん、防災体制のさらなる強化や緊急時の対応について検証し、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりの実現に向け、全力で取り組んでまいります。 さて、本年は、東京オリンピックパラリンピックが開催されます。香取市におきましても、7月3日に聖火リレーが行われ、聖火ランナーが船で歴史的な町並みが連なる小野川を渡ります。オリンピックパラリンピックの開催を契機とし、来日外国人観光客のさらなる増加やにぎわいの創出等が見込めますので、大きな期待を込めているところであります。 他方、香取市を取り巻く環境は、依然として大変厳しい状況にあります。 香取市の人口は、減少傾向が加速し、国立社会保障人口問題研究所が発表した推計値によりますと、20年後の令和22年には5万人を下回り、4万8,870人となるほか、15歳から64歳までの生産年齢人口が65歳以上の老年人口を下回るという大変衝撃的な推計値が公表されております。 大幅な人口減少と人口構成の変化により、市内経済活動の縮小や生産力の低下が進み、香取市の財政運営においても、市税収入が減少する中、社会保障費が大幅に増加するなどの影響を危惧しているところであります。 こうした中、香取市では、平成27年に香取市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、雇用の創出、定住・移住の促進、子育ての支援体制の充実、交流人口等の増加促進などに取り組んでおり、今年度で現行計画期間が終了することから、切れ目のない対策として、現在、令和2年度から令和4年度までの3年間を計画期間とする第2期創生総合戦略を作成しているところであります。 この総合戦略は、現行計画の4つの基本目標を引き継ぎ、具体的な施策・事業を計画的に展開し、鋭意、地方創生と人口減少対策に取り組むものであります。 また、令和2年度は、香取市が誕生してから15年目の年となります。 合併算定替えによる地方交付税の優遇措置が、当該年度をもって終了する中、これまで取り組んでまいりました事業を継続的に推進するほか、厳しい財政状況を踏まえ、引き続き、事業の効率化や新たな視点を取り入れた事業展開に努めてまいります。 具体的なものを幾つか申し上げます。佐原駅周辺地区活性化拠点整備事業及び橘ふれあい公園整備事業は、香取市で初となるデザイン・ビルド・オペレート方式を採用し、建設事業費の削減や効率的な施設運営とコスト削減を図ることとしています。 また、「(仮称)佐原こども園整備事業」は、用地を香取市が取得した後、民設民営方式による整備を図り、施設整備費に対する市の負担を抑えられるよう計画しているところであります。 そのほかの事業につきましても、これまで同様、国・県の補助金や合併特例債などの有利な財源を計画的に活用しながら、より効率的で効果的な事業となるよう検討を行い、その実現に努めてまいります。 なお、地域医療体制の充実につきましては、千葉県へ要望してまいりました県立佐原病院の施設整備について、昨年8月に耐震化工事が着手され、来る令和2年度末には完了する予定と伺っております。 引き続き、耐震化工事にとどまらず、施設の建て替えを含めたさらなる施設整備のほか、医師の確保や診療科目の充実等について、強く要望してまいります。 また、市営となりました香取おみがわ医療センター県立佐原病院の連携強化はもちろん、成田市を含む香取・海匝地域における病院連携体制をより固いものにするなど、地域医療体制の充実に向けて取り組む所存であります。 懸案の産科クリニック等の誘致につきましても、人口減少や出生数の減少など厳しい状況を踏まえつつ、引き続き、その実現に向けて取り組んでまいります。 以上、令和2年度に向けた所信の一端を述べましたが、香取市の将来を見据え、事業仕分の結果など市民の皆様のご意見を踏まえながら、事務事業の見直しや公共施設の適正配置等の行財政改革を進めてまいります。 総合計画の将来都市像である「豊かな暮らしを育む 歴史文化 自然の郷 香取 ~人が輝き 人が集うまち~」の実現に向け、全力で取り組み、行動してまいります。 議員の皆様におかれましては、引き続き、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、令和2年度当初予算案につきまして、その概要をご説明申し上げます。 香取市を取り巻く状況は、所信でも申し上げましたが、人口減少、少子高齢化の進行、普通交付税の合併優遇措置が令和2年度をもって終了するなど、今後ますます厳しくなっていくものと推測しており、また、令和元年台風被害に対応するため、補正予算において多額の財政調整基金を繰り入れました。 このため、令和2年度当初予算の編成に当たっては、厳しい財政見通しを踏まえ、長期的な視点による持続可能な財政運営を基本に据え、昨年度に引き続き、香取市市民事業仕分の結果を反映し、歳出全般にわたり、あらゆる角度から見直しを行うなど、経常経費の一層の縮減と歳入の確保に取り組んだところであります。 また、継続事業の実施や住民福祉の向上等に留意しつつ、「第2次香取市総合計画」に基づき、優先度に応じた財源の配分に努めました。 その結果、令和2年度一般会計予算の総額は321億2,000万円で、前年度に比べ6億9,000万円、2.2%の増となっております。 これは、民生費で一部損壊住家の罹災証明申請件数が増加している状況などを踏まえ、被災住宅修繕緊急支援事業に7億円を計上したことによるものです。 特別会計につきましては、農業集落排水事業及び下水道事業特別会計地方公営企業法の財務規定等の適用に伴い、公営企業会計になるため、2会計減少し6会計となり、特別会計全体では183億6,510万円で、前年度に比べ15億1,300万円、7.6%の減となっております。 公営企業会計につきましては、病院事業、公営下水道事業及び農業集落排水事業が追加となるため、3会計増加し5会計となり、収益的支出及び資本的支出の合計額は、114億4,760万1,000円で、前年度に比べ75億8,138万7,000円、196.1%の増となっております。 これら全会計の総額は、619億3,270万1,000円となり、前年度に比べ67億5,838万7,000円、12.2%の増となっております。 続きまして、会計ごとにその概要をご説明申し上げます。 議案第1号「令和元年度香取市一般会計予算」につきまして、歳入からご説明いたします。 1款の市税は、法人税率の変更及び納税義務者数の減少などにより、前年度に比べ1億4,616万1,000円、1.7%の減となっております。 地方自治法施行規則の改正に伴い、6款・法人事業税交付金及び9款・環境性能割交付金を追加しております。また、7款・地方消費税交付金は、消費税率の改正が通年化されるため、増額となっております。 11款の地方交付税は、普通交付税において、合併算定替えの優遇措置が前年度より縮小しますが、合併特例債元利償還金交付税算入額が増加することや地方財政計画を考慮し、特別交付税については、被災住宅修繕緊急支援事業に要する経費を算入した結果、前年度に比べ3億9,300万円、5.0%の増となっております。 13款の分担金及び負担金並びに14款の使用料及び手数料は、幼児教育無償化が通年化されるため、減額となっております。 15款の国庫支出金及び16款の県支出金は、いずれも被災住宅修繕緊急支援事業を計上したことに伴い、民生費国庫補助金等及び県補助金等が増加したため、国庫支出金では、前年度に比べ4億7,839万7,000円、11.9%の増、県支出金では、前年度に比べ3億8,942万8,000円、17.2%の増となっております。 18款の寄附金は、ふるさと香取応援寄附金などの増加を見込み、前年度に比べ4,000万円、50.0%の増となっております。 19款の繰入金は、公共施設整備基金繰入金について、前年度より増加しておりますが、財政調整基金繰入金を4億円減の11億5,000万円で計上したため、9,859万9,000円、5.1%の減となっております。 22款の市債は、教育債等が減少したため、前年度に比べ4億1,010万円、16.0%の減となっております。 なお、市債のうち、合併特例債が7億1,090万円、臨時財政対策債が8億5,900万円となっており、これらで72.9%を占めております。 次に、歳出の款別・目的別予算につきまして、新規事業等を中心にご説明いたします。 2款の総務費では、佐原駅周辺地区活性化拠点整備事業の施設整備費を増額したほか、佐原駅北口交通拠点整備事業バスターミナル整備費を計上したため、その総額は前年度に比べ増となっております。 3款の民生費では、(仮称)佐原こども園用地購入費等を計上し、民間委託を予定している放課後児童クラブの運営経費を増額したほか、令和元年台風被害に伴う、被災住宅修繕緊急支援事業を計上したことにより、その総額は増加しております。 4款の衛生費では、新たにみずほ台団地汚水処理施設を市で管理するため、地域汚水処理施設維持管理事業を増額いたしました。ごみ処理施設運営費負担金及び病院事業会計負担金等の減により、その総額は減少しております。 6款の農林水産業費では、園芸農産振興対策事業を増額いたしましたが、土地改良事業の減により、その総額は減少しております。 7款の商工費では、償還額の増加に伴い、観光事業特別会計繰出金を増額いたしましたが、その総額は前年度に比べ減少しております。 8款の土木費では、市道3路線の整備、橋梁長寿命化対策事業、橘ふれあい公園整備事業及び地籍調査事業など、事業の着実な推進経費を計上いたしましたが、市営住宅粉名口団地1号棟の大規模改修事業が完了したことにより、その総額は減少しております。 10款の教育費では、台風被害により損壊した旧佐原第二中学校校舎の解体経費を計上し、三菱銀行佐原支店旧本館保存修理事業を増額いたしましたが、福田・神南統合小学校整備事業が完了したことにより、その総額は減少しております。 11款の公債費は、元金の増により、約2億4,900万円増加いたしました。 次に、性質別歳出につきまして、その概要をご説明いたします。 義務的経費につきましては、人件費が減少しておりますが、扶助費及び公債費が増加したため、約2億5,600万円の増となっております。 経常的経費につきましても、義務的経費の増に加え、被災住宅修繕緊急支援補助金などの増により補助費等が増加するほか、物件費も増加したため、約16億7,100万円の増となっております。 普通建設事業費につきましては、福田・神南統合小学校整備事業の完了などにより、約3億1,300万円の減となっております。 続きまして、特別会計等につきまして、その概要をご説明申し上げます。 議案第2号「令和2年度香取市国民健康保険事業特別会計予算」の歳入歳出予算の総額は97億1,000万円で、前年度に比べ1億6,000万円、1.6%の減となっております。 主な要因は、被保険者数の減に伴う保険給付費の減少によるものであります。 議案第3号「令和2年度香取市介護保険事業特別会計予算」の歳入歳出予算の総額は72億4,000万円で、前年度に比べ3億円、4.3%の増となっております。 主な要因は、要介護認定者及び介護サービス利用者の増に伴う保険給付費及び地域支援事業費の増加によるものであります。 議案第4号「令和2年度香取市観光事業特別会計予算」の歳入歳出予算の総額は1億1,800万円で、前年度に比べ1,800万円、13.2%の減となっております。 主な要因は、水郷佐原あやめパークの管理業務を指定管理者に委託したことに伴う観光事業費の減少によるものであります。 議案第5号「令和2年度香取市土地取得事業特別会計予算」は、基金に利息を積み立てるものであります。 議案第6号「令和2年度香取市後期高齢者医療事業特別会計予算」の歳入歳出予算の総額は10億6,400万円で、前年度に比べ1億1,000万円、11.5%の増となっております。 主な要因は、被保険者数及び給付の増を踏まえた保険料率の改定に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の増加によるものであります。 議案第7号「令和2年度香取市太陽光発電事業特別会計予算」の歳入歳出予算の総額は2億3,300万円で、前年度に比べ100万円、0.4%の増となっております。 主な要因は、消費税率の改定に伴う影響により、売電収入が増加したことによるものであります。 議案第8号「令和2年度香取市水道事業会計予算」は、給水戸数を2万2,978戸、年間総給水量を675万1,072立方メートルと見込み、収益的収支において、収入に19億3,993万7,000円、支出に18億3,407万円を計上し、資本的収支においては、収入に11億3,727万2,000円、支出に17億9,906万8,000円を計上いたしました。 なお、資本的収支における差引不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補填いたします。 議案第9号「令和2年度香取市簡易水道事業会計予算」は、給水戸数を839戸、年間総給水量を26万8,110立方メートルと見込み、収益的収支において、収入に1億3,679万4,000円、支出に1億2,479万9,000円を計上し、資本的収支において、収入に9,431万4,000円、支出に1億4,156万4,000円を計上いたしました。 なお、資本的収支における差引不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補填いたします。 議案第10号「令和2年度香取市病院事業会計予算」は、病床数を100床、年間患者数を入院3万1,025人、外来10万3,630人と見込み、収益的収支において、収入に32億5,262万6,000円、支出に35億7,071万3,000円を計上し、資本的収支においては、収入に8億39万1,000円、支出に9億678万5,000円を計上いたしました。 なお、資本的収支における差引不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補填いたします。 議案第11号「令和2年度香取市公共下水道事業会計予算」は、処理区域内の人口を2万2,643人、年間汚水処理水量を359万1,000立方メートルと見込み、収益的収支において、収入に16億3,070万6,000円、支出に16億2,833万4,000円を計上し、資本的収支においては、収入に6億3,350万9,000円、支出に10億7,161万9,000円を計上いたしました。 なお、資本的収支における差引不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金並びに損益勘定留保資金で補填いたします。 議案第12号「令和2年度香取市農業集落排水事業会計予算」は、処理区域内人口を3,042人、年間汚水処理水量を28万7,000立方メートルと見込み、収益的収支において、収入に3億653万1,000円、支出に2億7,548万2,000円を計上し、資本的収支においては、収入に2,102万5,000円、支出に9,516万7,000円を計上いたしました。 なお、資本的収支における差引不足額は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金、損益勘定留保資金並びに利益剰余金処分額で補填いたします。 続きまして、令和元年度補正予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。 今期の補正予算は、実績や今後の執行予定額を精査し、補正措置を講じております。 それでは、会計ごとにその内容をご説明申し上げます。 議案第13号「令和元年度香取市一般会計補正予算(第8号)」の案件は、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費及び地方債の補正をするもので、歳入歳出予算の総額からそれぞれ757万7,000円を減額し、補正後の総額を366億8,196万1,000円とするものであります。 継続費の補正は、事業の確定等により、総額及び年割額を変更いたしました。 繰越明許費の補正は、国の補正予算対応分など本補正予算に計上する事業のほか、地域経済循環創生事業など計22事業について、年度内に完了しない見込みであることから新たに設定いたしました。 地方債の補正は、国の補正予算に対応し、小学校トイレ改修事業債など3件を追加したほか、事業の見直し等に伴い、13件の限度額を変更いたしました。 次に、歳出の主な内容につきまして、ご説明いたします。 2款・総務費では、総務管理費のふるさと香取応援寄附金事業に、ふるさと納税が好調であるため、今後不足することが見込まれる積立金など6,150万7,000円を追加いたしました。 3款・民生費では、社会福祉費の国民健康保険事業特別会計繰出金に、実績を踏まえた繰出金4,208万8,000円を追加し、生活保護費の生活保護費に、前年度国庫支出金の確定に伴う返納金5,754万円を計上いたしました。 また、災害救助費のその他災害救助費に、避難所用物資の整備費176万円を計上しました。 4款・衛生費では、保健衛生費の病院運営事業について、決算見込みに基づき、負担金8,000万円を減額いたしました。 6款・農林水産業費では、農業費の農業委員会の事務運営費に、農業委員及び農地利用最適化推進委員の積極的な活動に対する報酬の確定に伴い、所要額を追加いたしました。 7款・商工費では、商工費のプレミアム付商品券発行事業について、申請状況及び執行見込みに基づき、補助金など6,244万7,000円を減額いたしました。 8款・土木費では、社会資本整備総合交付金の交付決定額の減額及び事業内容の精査に伴い、各主要市道の改良事業、橋梁長寿命化対策事業、橘ふれあい公園整備事業及び市営住宅施設整備事業等について、減額いたしました。 9款・消防費では、消防費の災害廃棄物処理事業に、被災家屋等の解体撤去費など3,000万円を計上いたしました。 10款・教育費では、国の補正予算に対応する事業として、小学校費及び中学校費の施設整備事業に、トイレ洋式化工事費など合わせて6,515万円を、中学校費の新島中学校屋内運動場大規模改修事業に、台風被害により損壊した屋内運動場の全面的な改修費2億2,853万6,000円を計上いたしました。 以上、対応する歳入につきましては、国・県支出金及び地方債などの特定財源について、所要の補正措置を講じるほか、財政調整基金繰入金を減額いたしました。 議案第14号「令和元年度香取市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」の案件は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,100万円を追加し、補正後の総額を99億4,047万円とするものであります。 主な内容は、病院事業会計の運営に対する補助金を計上し、対応する歳入は県支出金を追加いたしました。 議案第15号「令和元年度香取市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)」の案件は、歳入歳出予算の総額を変更せずに、歳入予算の内容を変更するものであり、地方債の補正は地方公営企業災害復旧事業債を追加いたしました。 議案第16号「令和元年度香取市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の案件は、歳入歳出予算、繰越明許費及び地方債を補正するもので、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,953万4,000円を減額し、補正後の総額を15億2,009万6,000円とするものであります。 繰越明許費の補正は、施設改修工事など3事業が年度内に完了しない見込みであることから新たに設定したほか、取付管等改良工事は、委託等の追加要因を踏まえて、繰越額を変更しました。 地方債の補正は、地方公営企業災害復旧事業債を追加したほか、事業実績に基づき、公共下水道事業債の限度額を変更いたしました。 歳出の主な内容は、事業実績及び決算見込みに基づき、所要の補正措置を講じるものであります。 議案第17号「令和元年度香取市病院事業会計補正予算(第1号)」の案件は、収益的収支において、収入から3,380万円を減額し、支出に4,620万円を追加したほか、資本的収支において、収入から4,870万円を、支出から4,878万5,000円を減額いたしました。 継続費の補正は、事業の執行状況等により、総額及び年割額を変更いたしました。 債務負担行為の補正は、給食業務の民間委託に当たり、債務負担行為を設定するものであります。 地方債の補正は、事業実績に基づき、限度額を変更いたしました。 支出の主な内容は、収益的支出において診療材料費などを追加したほか、資本的支出において工事請負費を減額いたしました。 続きまして、条例案件等につきまして、ご説明申し上げます。 議案第18号「香取市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について」の案件は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、オンラインによる申請等の適用に係る規定が見直されたため、所要の改正を行うものであります。 議案第19号「香取市保育所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の案件は、令和2年4月1日に東大戸保育所を瑞穂保育所に統合するとともに、たまつくり保育所及び香西保育所を社会福祉法人等へ移譲するため、所要の改正を行うものであります。 なお、当議案につきましては、議案第23号及び議案第24号と関連する案件であります。 議案第20号「香取市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部を改正する条例の制定について」の案件は、子ども・子育て支援法の改正に伴い、用語の整理を行うものであります。 議案第21号「香取市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の案件は、令和2年4月1日から新たに形成外科の診療を開始するため、診療科目に追加するほか、所要の改正を行うものであります。 議案第22号「小見川ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定について」の案件は、設置目的である地域間交流及び観光の振興に資する利用が見込めないことから、当該用途を廃止し、施設を閉鎖するため、本条例を廃止するとともに、当該施設の便所及び駐輪場をそれぞれ公衆便所及び自転車駐車場として継続利用するため、関係条例を改正するものであります。 議案第23号及び議案第24号の「財産の無償譲渡について」の案件は、いずれも指定管理者を指定し、管理運営を委託している公立保育所について、令和2年4月1日にそれぞれの指定管理者に移譲するに当たり、円滑な事業運営に資するため、議案第23号は、たまつくり保育所を学校法人慈母学園に、議案第24号は、香西保育所を社会福祉法人まんまる保育園に、それぞれ施設に係る建物を無償譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第25号「市道路線の認定及び廃止について」の案件は、岩部地先の産業用地としての活用及び鳥羽地先の水道用地の用途廃止に伴い、機能のない市道の一部を払い下げるとともに、関連する路線網を整えるため、4路線を認定し、3路線を廃止することについて、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第26号「教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」の案件は、本年3月31日の任期満了に伴い、退任する委員の後任として、伊藤博和氏を新たに教育委員会の委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 伊藤博和氏は、人格、識見共に優れ、教育・学術・文化に関し高い識見を有しており、教育委員会の委員として適任であると思料されます。 諮問第1号及び諮問第2号の「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」の案件は、いずれも本年6月30日をもって任期満了となります佐伯悦夫氏及び藤崎祥雄氏の2名を、引き続き人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 認定第1号「令和元年度香取市東庄病院組合立国保小見川総合病院事業会計決算」の案件は、令和元年8月31日をもって解散した香取市東庄病院組合の打切決算について、香取市が事務承継を受けたことから、地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定に付すものであります。 続きまして、報告案件についてご説明申し上げます。 報告第1号及び報告第2号の「専決処分の報告について」の案件は、いずれも令和元年台風15号の暴風により、市が所有管理する立木が倒れたこと等に起因して発生した物損事故に係る損害賠償の額を、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により、議会に報告するものであります。 報告第1号については、市内みずほ台1丁目地先の市有地の立木が倒れたことにより、住宅のフェンスを損傷させ、報告第2号については、市内佐原ロ地先の市有地の立木の枝が飛散したことにより、施設の屋根を損傷させた事故に係るものであります。 報告第3号「専決処分の報告について」の案件は、去る令和元年11月19日午前9時30分頃、香取市佐原清掃事務所において発生した車両物損事故に係る損害賠償の額を、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により、議会に報告するものであります。 ただいまの説明におきまして、一部誤りがございましたので訂正いたします。 5ページ、下から10行目、公営下水道事業と申し上げましたが、公共下水道事業となります。5ページ、下から3行目、令和元年度と申し上げましたが、正しくは令和2年度であります。11ページ、下から6行目、創生事業と申し上げましたが、正しくは創造事業となります。訂正をいたします。 以上、本日提案いたしました各案件につきまして、その概要を申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 なお、議案第13号から議案第17号までの各会計の補正予算案件につきましては、事務事業の年度内執行の確保のため、先議を賜りますよう、併せてお願いを申し上げる次第でございます。 以上であります。 ○議長(田山一夫君) 以上で、理事者からの提案理由の説明及び報告は終わりました。----------------------------------- △散会 ○議長(田山一夫君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 本日の会議はこれをもって終わり、明26日は休会といたします。 27日は定刻より会議を開きます。 この際、口頭をもって告知し、改めて通知いたしませんので、ご了承を願います。 本日はこれをもって散会いたします。 どうもご苦労さまでした。     午後1時39分 散会-----------------------------------...