香取市議会 > 2010-03-18 >
03月18日-05号

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  1. 香取市議会 2010-03-18
    03月18日-05号


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    平成22年  3月 定例会              香取市議会会議録5号                             平成22年3月定例会---------------------------------------  議事日程(第5号)平成22年3月18日(木曜日) 午後1時開議  第1 議案第1号~第13号       (予算審査特別委員長報告 質疑・討論・採決)  第2 議案第21号・第22号・第27号・第28号       (総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第3 議案第26号       (福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第4 議案第29号       (建設常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第5 議案第23号~第25号       (経済環境常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第6 議案第30号       (提案理由説明 質疑・討論・採決)  第7 諮問第1号~第6号       (採決)  第8 陳情第41号・第42号・第45号       (総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第9 陳情第43号・第44号       (経済環境常任委員長報告 質疑・討論・採決)  第10 成田国際空港対策特別委員長報告       (質疑・討論・採決)  第11 議会報編集特別委員長報告       (質疑・討論・採決)  第12 発議案第1号       (提案理由説明 質疑・討論・採決)  第13 発議案第2号       (提案理由説明 質疑・討論・採決)  第14 発議案第3号       (提案理由説明 質疑・討論・採決)  第15 各種協議会等委員選出---------------------------------------出席議員27名で、その氏名下記のとおり  1番  谷田川充丈君        2番  田代一男君  3番  奥村雅昭君         4番  鈴木聖二君  5番  高木典六君         6番  高木 寛君  7番  林 信行君         8番  鈴木和彦君                   副議長  9番  田山一夫君             高岡正剛君                   10番 11番  眞本丈夫君        12番  菱木康夫君 13番  坂部勝義君        14番  伊藤友則君 15番  久保木宗一君       16番  柳田俊秀君 17番  坂本洋子君        19番  吉川昭治君                   議長 20番  宇野 功君             金親孝夫君                   21番 22番  河野節子君        23番  小川春雄君 24番  増田一男君        25番  平松大建明君 27番  堀越 博君        28番  根本太左衛門君 30番  宇井正一君---------------------------------------欠席議員2名で、その氏名下記のとおり 18番  林 幸安君        29番  木内 誠君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者 市長       宇井成一君   副市長      黒岩博明君 教育長      関  亮君   総務部長     久保木紀幸君 企画財政部長   根本義郎君   市民環境部長   篠塚正勝君 健康福祉部長   高木 茂君   経済部長     伊藤敏昭君 建設部長     菅井國郎君   会計管理者    吉岡桂枝君 上下水道部長   椎名哲夫君   教育部長     篠塚 章君 総務課長     土屋照夫君   財政課長     石川一美君 環境安全課長   寺島雄一君   社会福祉課長   大山 弘君 農政課長     香取正人君   都市計画課長   黒田芳男君 教育総務課長   高岡 茂君   小見川区事務所長 佐藤 豊君 山田区事務所長  竹蓋常夫君   栗源区事務所長  佐藤秀樹君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長     篠塚純夫    次長       荒井 孝 議事班長     伊藤早苗    主査       向後利明---------------------------------------平成22年3月18日(木曜日)午後1時開議--------------------------------------- △開議 ○議長(金親孝夫君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事につきましては、お手元に配付の日程表により進めますので、御了承願います。 直ちに日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 議案第1号~第13号(予算審査特別委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第1、議案第1号ないし第13号の以上13件を一括議題といたします。 議案第1号ないし第13号の以上13件について、予算審査特別委員長の報告を求めます。 予算審査特別委員長 林 信行君。     (予算審査特別委員長 林 信行君登壇) ◆予算審査特別委員長(林信行君) 予算審査特別委員会へ付託されました議案第1号ないし第13号の平成22年度一般会計並びに各特別会計企業会計予算の13件について、審査が終了しましたので、その審査結果と概要を御報告し、各位の御賛同を賜りたいと存じます。 まず最初に、市側の説明によりますと、平成22年度予算は、合併後4年間における宇井市長任期中、最後の予算編成として、新生香取市の将来都市像の実現に向けて、限られた財源を有効に活用し、均衡ある発展のため、都市間・地域間及び市民交流拠点づくりの具体化を初め、地域振興策を広く展開することに努めたとのことでありました。 一般会計の予算額は288億円で、前年度当初予算と比べ4億3,000万円増加し、伸び率は1.5%の増となっています。また、一般会計特別会計の10会計を合わせた合計額は468億662万6,000円で、1億1,511万4,000円減少し、伸び率は0.2%の減、公営企業会計は2会計で、収益的支出及び資本的支出の合計額は36億8,518万8,000円で、5億452万9,000円減少し、伸び率は12.0%の減となっております。 当委員会といたしましては、今期定例会における市長の提案理由説明及び関係資料を参考に本件審査に臨んだ次第であります。 まず、審査結果を申し上げますと、議案第1号ないし第13号の一般会計並びに各特別・企業会計予算の13議案については、採決の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案可決すべきものと決しました。 次に、3月1日から3日までの3日間にわたる実質審査におきまして、質疑等は広範多岐にわたるものでありましたが、本報告では、その主なものにつきまして、以下順を追って項目別に御報告いたします。 1.総務部の所掌事務部門について (1)「市の機構改編について、これまで数度の機構改革を行ってきたが、地域自治区制度については、合併後5年を目安に見直すことが取り決めをされている。今後どのような過程を経て協議・検討されるのか」との質疑に対し、「自治区制度については、5年を目安に見直しをすることになっている。新年度予算にまちづくり条例の制定に係る経費が計上してあり、新たなまちづくりの条例を制定する過程の中で、香取市の一体感の醸成の観点から自治区制度の見直しを進めたいと考えている」との答弁がありました。   また、「地域自治区制度の見直しとまちづくり条例の制定がどのようにかかわりを持つか」との質疑に対し、「まちづくり条例の制定を検討する中で、間接的に自治区制度との整合性や調整作業も生じてくると考えられる」との答弁がありました。 (2)「電波遮へい対策事業費補助金1億240万円の事業概要は」との質疑に対し、「テレビ共同受信施設の改修については、成田国際空港株式会社が管理する共同受信施設は市内に63カ所あり、そのうち52カ所が国の補助対象施設となる。その内訳は、補助対象額400万円の施設が36カ所、380万円の施設が16カ所で、これらの合計額2億480万円の2分の1が国庫補助金として事業を実施する団体へ交付される。また、残りの11カ所は改修工事費が50万円以下の小規模施設であることから、国の補助対象外となる。なお、改修費のうち、国からの補助金を差し引いた部分や国の補助対象外となった施設の地元住民の負担分については、放送事業者であるNHKの補助制度があり、1世帯当たり7,000円の負担で電波遮へい対策事業を行うことができる」との答弁がありました。 (3)「新年度は、市長選挙、参議院議員選挙、そして市議会議員選挙が予定されている。これに従事する職員の時間外手当等の選挙経費削減のため、翌日開票とする考えはないか」との質疑に対し、「市民も候補者も一刻も早い選挙結果を求めており、時代の趨勢としても即日開票の方向にあることから、経費の削減については、開票事務の効率化等による方法を検討したい」との答弁がありました。 2.企画財政部所掌事務部門について (1)「市税の徴収状況はどのようになっているか。また、子ども手当の支給実施に当たって、その財源を所得税における扶養控除の廃止によって賄うと聞いているが、これによる住民税への影響があるか」との質疑に対し、「平成20年度決算による徴収率は、一般市税合計で現年課税分が95.82%、滞納繰越分が10.87%、合わせて82.32%である。また、子ども手当の支給に伴う所得税の扶養控除に係る制度改正は平成23年分からであり、市民税への影響は平成24年度分からとなるので、平成22年度の市民税については影響がない」との答弁がありました。 (2)「市税の滞納処分費の内容と処分の執行状況は」との質疑に対し、「予算には、不動産等の差し押さえ物件に係る鑑定委託料、平成20年度から実施のインターネット公売の利用料を計上した。今年度の差し押さえの実績は、本年2月28日現在、328件であり、公売実績では、平成20年度はインターネット公売により住宅1棟を395万円で処分した」との答弁がありました。 (3)「小見川用地活用推進事業について、この土地の譲渡関係について千葉県との協議は進んでいるか」との質疑に対し、「小見川用地は旧小見川町と千葉県土地開発公社の間で譲渡に係る協定書を取り交わしている。用地の譲渡に伴う所有権移転については、一部農地があることから手続に支障を生じていたが、このほど、これらの農地は耕作放棄地であることから非農地として認定され、仮登記についても手続が進められる。また、当該用地部分と民間部分の境界の確定作業も進めている」との答弁がありました。 (4)「多田の工業団地用地について、前市長の時代から千葉県と香取市の間で市への無償譲渡の協議がされていたが、現在の状況はどうなっているか。また、県企業庁は他企業への売却を考えているとの話も聞くが、真意はどうか」との質疑に対し、「旧多田工業団地の予定地については県企業庁と市で協議中であり、企業庁は、香取市へ無償譲渡するには市の利用計画について納得できるプランを示してほしいとの意向である。また、これまでの協議の中では、香取市以外に売却するとの話は一切なく、県の第一方針としては、地元市において公的な利用に使っていただきたいと考えている」との答弁がありました。   また、委員中より「香取市としては、当該用地の利用計画を立て、無償で譲り受けるという方針に変わりはないか」との質疑に対し、「現下の状況では、当該用地の工業団地としての利用は難しいので、一番有効な利用計画を考え、議会、市民の理解を得て進めていきたい」との答弁がありました。 (5)「今後の循環バス運行経費の推移をどのように見込んでいるか。また、運行経路の見直しは考えているか」との質疑に対し、「循環バスの運行経費としては、佐原区の本格運行に伴う業務委託経費と、小見川区で行われている実証運行に伴う業務委託経費を計上している。今後、小見川区で本格運行へ移行しても、バスの台数等に変更がない限り、現在の経費程度で推移するものと考えている。また、運行経路の変更は、佐原区大戸地区の住民から、国道356号から大戸神社方面を経由するよう要望があることは承知しているが、大きな転回場所が必要であり、その用地の問題から検討を行う必要がある。今後、地元住民と協議をしながら進めていきたい」との答弁がありました。 (6)「市債の発行状況について、一般財源に係る市債が3億9,390万円の増額、特定財源に係る市債が12億2,900万円の減額となっているが、その詳細は」との質疑に対し、「前年度との対比において、普通交付税の代替措置である臨時財政対策債の発行額は年々増加し、現在の残高は総額107億円ほどになっている。また、市債の発行は、前年度に補償金免除による繰上償還に伴うものがあり、この部分が新年度はないことから減額となっている。なお、特定財源の市債発行額は約13億円で、そのうちほぼ半分は合併特例債6億4,000万円ほどを予定し、その他はいわゆる建設事業債である」との答弁がありました。   また、「市としての財源確保の手段はあるか」との質疑に対し、「現下の経済状況から企業誘致等は思うように進んでいないが、成田国際空港の発着回数が本年3月から年間22万回となる。これに伴う雇用需要の増加が見込まれ、成田国際空港株式会社空港関連企業へ香取市からの職員採用を要請し、また、関連物流企業の香取市への進出についてもあわせて要請をしている。今後も成田国際空港及び周辺の関連企業等への働きかけを行っていきたい」との答弁がありました。 (7)「地域振興基金の運用について、大阪府公債を平成19年度に10億円、20年度に10億円購入し、定期預金の10億円と合わせて基金残高は30億円となる。また、大阪府公債で運用をする理由は」との質疑に対し、「基金運用は確実かつ有利な方法で行うことになっており、地域振興基金の30億円については、指摘のとおり、定期預金と公債購入による運用を行っている。市場金利が低い状況にあることから、今後、定期預金運用分についても地方債の中で比較的高い金利となっている大阪府公債等の購入による運用を検討したい」との答弁がありました。 3.市民環境部所掌事務部門について (1)「防犯対策事業について、防犯灯の設置及び電気料等の取り扱いについては統一ができたのか。また、青色LED灯の1灯の設置金額と設置のメリットは」との質疑に対し、「本年度中に佐原区の防犯灯台帳の整備が完了し、管理については統一できた。また、青色LED灯の1灯の設置金額は、平成21年度の入札価格を設置数で除すると約3万円である。メリットとしては、犯罪抑止と自殺防止効果があると言われている」との答弁がありました。   また、「防犯対策事業で、小・中学校周辺の防犯灯を青色LED灯に切りかえるとしているが、対象は市内の全小・中学校なのか。また、各自治会から既設の防犯灯を白色灯から青色LED灯に切りかえの要望があった場合、市の負担でできないか」との質疑に対し、「平成21年度予算で、小見川、山田、栗源区の小・中学校周辺の防犯灯の切りかえは終了した。平成22、23年度で佐原区の切りかえを行いたい。また、各自治会に設置されている防犯灯を青色LED灯に切りかえる場合の市の経費負担は考えていない」との答弁がありました。 (2)「水質汚濁防止事業について、観光船を利用した観光客から、小野川の水が汚く、不評を買っていると聞いたが、水質汚濁や悪臭防止の対策をしているのか」との質疑に対し、「水質検査は毎月行い、BOD、SS、透視度等も基準内である。透視度は、平成21年4月までは30センチメートルだったが、5月以降は50センチメートルまで透視できるようになった。また、臭気については、河川管理者である県及び関係課と協議したい」との答弁がありました。 (3)「指定ごみ袋が本年4月1日から統一されるが、ごみ袋の発注先に対し、袋の製造過程における梱包作業等を香取市内の福祉作業所等へ委託するよう要請できないか」との質疑に対し、「4月からは、これまで市が発注していた佐原区、栗源区のごみ袋も香取広域市町村圏事務組合で一括発注することになる。同組合へ相談したが、発注先が中国であることから、今回は難しいとの回答であった。引き続き要望は伝えたい」との答弁がありました。 (4)「ごみの分別収集について、佐原、栗源区では、本年4月から瓶、缶の搬出は別々の指定袋で出すことになるが、伊地山クリーンセンターでは、従来から瓶・缶が混入した袋を自動選別機により支障なく処理している。また、仁良清掃工場でも、昨年10月から、市民が瓶・缶を分別して搬入した袋を混在のまま手作業による選別を行っている。瓶・缶の袋を分別するメリットは何か」との質疑に対し、「瓶・缶に分別することで減量化、資源化が図られ、袋の有効活用ができると考えている」との答弁がありました。   また、委員中より、「仁良清掃工場での危険な手作業による瓶・缶分別作業は、収集日の調整を行うことで伊地山クリーンセンターに一本化して自動選別機での処理が可能と考える。また、市民が瓶・缶を分別した搬出物を清掃工場では混在投入し、選別するのでは意味のない分別となり、この分別はやめるべきである」との意見開陳があり、「市内の瓶・缶の分別については、来年度から実施したいと考えており、香取広域市町村圏事務組合における瓶・缶の分別については、構成市町の理解を得ながら方向性を定めたいと考えており、平成23年度に成田市が同組合を脱退する時点を一つの契機にしたい」との答弁がありました。 (5)「みずほふれあいセンター改修工事費719万3,000円について、どこを改修するのか」との質疑に対し、「みずほふれあいセンターは、昭和61年4月に建設以来23年が経過し、老朽化が進んでいることから、外壁の雨漏り修理、トイレを和式から洋式へ取りかえ、空調設備の改修を行うものである」との答弁がありました。 4.健康福祉部所掌事務部門について (1)「児童手当子ども手当支給事業について、児童手当子ども手当の相違点は何か」との質疑に対し、「児童手当は、小学校修了前の子供を養育している方に支給されるもので、子ども手当は、中学生までの子供の保護者に支給するものである。児童手当には所得制限があるが、子ども手当にはない」との答弁がありました。   また、「児童手当支給事業について、事業費8,826万1,000円のうち、平成22年度児童手当支給分の金額と財源内訳は。また、子ども手当支給対象者は何名か」との質疑に対し、「児童手当支給分は扶助費の8,800万円で、この金額は平成22年の2、3月分を6月に支給するものである。主に財源内訳は、従来の負担割合の国・県・市町村それぞれ3分の1を負担するものであり、市の負担は一般財源を充てている。また、子ども手当支給対象者数は、平成21年12月末現在で、児童手当支給対象者が6,905人、中学生まで所得制限を撤廃しての対象者は推計数値で2,572人、全体で9,477人と把握している」との答弁がありました。 (2)「放課後児童クラブ運営事業について、新島小学校放課後児童クラブの開設時期と定員及び入所予定者数は。また、ほかの地域からの開設要望等はあるのか」との質疑に対し、「平成22年度に新島小学校敷地内に施設を設置し、平成23年4月に開設を予定している。定員は最大で40名規模の施設であるが、30名を予定している。また、入所希望アンケート調査を行った結果では49名の希望者があった。ほかの地域からの要望は、佐原区のアンケート調査では津宮、大倉、香西地区からの要望があった。今後は中学校単位での設置を検討したい」との答弁がありました。 (3)「女性特有のがん検診推進事業について、事業費が平成21年度ゼロであるが、新規事業なのか。また、対象者の年齢は」との質疑に対し、「がん検診事業は、従来から集団検診事業として行ってきたが、平成21年に経済危機対策で国が支援をする勧奨事業として行い、平成22年度からはがん対策の新たな事業と位置づけ、個別検診として行うものである。対象者は子宮がんについては20、25、30、35、40歳、乳がんについては40、45、50、55、60歳に達した方にクーポン券を配布し、医療機関で検診を受けていただく」との答弁がありました。   また、「平成21年度の子宮がん・乳がんの受診率と平成22年度予算の財源内訳は」との質疑に対し、「受診率は把握していないが、受診者数は、平成22年1月現在で子宮がんの個別受診が118人、集団受診が232人、合計で350人、乳がんの個別受診が236人、集団受診が625人、合計で861人。受診者の総計は1,211人である。また、平成22年度予算の財源内訳は2分の1が国庫補助である」との答弁がありました。 (4)「敬老会運営事業補助金について、補助金が80万円ほど増額されている要因は」との質疑に対し、「敬老会事業は各地において実行委員会方式で行われており、昨年から佐原区が敬老会事業を復活させたことに伴い、各実行委員会の記念品、祝い品の統一を図ることによる増額である」との答弁がありました。 (5)「民生委員児童委員活動推進費768万5,000円について、その内訳は。また、民生委員は個人負担による研修を行っていると聞いているが、実態は」との質疑に対し、「活動推進費の内訳は、民生委員連合会活動費補助金735万3,000円と本年12月に予定されている民生委員一斉改選の事務費である。また、国からは各民生委員に対し、個人活動の費用弁償として5万8,000円が直接支払われており、研修については香取市全体で年1回行うほか、各区では個人負担による研修を行っている状況である。今後、研修費の助成については、国からの費用弁償も踏まえて検討したい」との答弁がありました。 5.教育部の所掌事務部門について (1)「選手派遣費助成金について、750万円が予算計上されているが、小・中学校合わせての金額か。助成金に対する規程はあるのか。また、近隣市町と比較して、この助成額は妥当なのか」との質疑に対し、「選手派遣費助成金小・中学校合わせての金額であり、規程については、香取市小中学校選手派遣費助成金交付要綱により『助成金は各種大会への派遣費の2分の1以内かつ予算の範囲以内』と定めている。しかし、対象経費の総額は高額となるため、すべての大会について助成はできないので、県・関東・全国大会を優先し、予算残額を地区大会に充てている。また、近隣市町の状況については、交通費の2分の1程度を助成しているところが多い状況である」との答弁がありました。 (2)「学校給食センター統合整備事業について、給食センターの統合に当たり、これまでの納入業者の取り扱いはどのように考えているか」との質疑に対し、「現在の地元取引業者等については、5月以降に説明会を予定しており、その中で今後どのような取引が可能なのかを確認しながら説明をしたい」との答弁がありました。   また、委員中より「これまでの取引業者は中小の商店が多いことから、説明会の中では搬入組合を設立させる等の指導をしながら、地場産業の育成をお願いしたい」との意見開陳がありました。 (3)「語学指導推進事業について、外国語指導助手業務委託料2,943万2,000円の事業内容は」との質疑に対し、「ALT講師8名を全小・中学校に派遣するもので、小学校に延べ735日、中学校に延べ665日、研修会に5日、合計1,405日の派遣を計画している」との答弁がありました。 (4)「国体運営事業について、国体開催時の宿泊施設の状況は。また、道路の混雑が予想されるが、対応は」との質疑に対し、「宿泊人数が延べで1万1,279人を見込んでいる。香取市内での宿泊可能な施設は、水郷小見川少年自然の家を含め15施設あり、宿泊可能な人数は5,350人で、全体の47.4%である。道路網については、ボート、カヌー、ハンドボールの競技関係者は車での利用が多いと見込まれるので、駐車場等までの誘導関係について現在調整を行っている」との答弁がありました。 (5)「姉妹校交流事業について、国際交流事業の一環として中学生をオーストラリア方面へ派遣する事業の派遣者数と期間は。また、派遣者の選抜基準と費用負担は」との質疑に対し、「中学生28名を9日間派遣する予定である。また、希望者数が派遣予定者数を大幅に超えた場合には、作文・面接等により選考したい。費用については、平成22年度は研修費として1人26万円程度を見込み、半分の13万円を市が助成する」との答弁がありました。 6.経済部の所掌事務部門について (1)「畜産生産基盤育成強化事業、強い農業づくり交付金事業、園芸王国ちば産地強化支援事業等について、多額の補助金が支出されるが、これらの事業が香取市に与えるメリットは何か」との質疑に対し、「農家の生産基盤を強化することにより、生産額・収入の増加から所得がアップし、その結果、市民税や法人市民税、そして、建物を建設する場合には固定資産税の増収にも寄与するものと考える」との答弁がありました。 (2)「米政策改革事業について、新たな戸別所得補償制度は、香取市の農政にどのような影響を与えるか」との質疑に対し、「事業の名称が生産調整から需給調整と変わったが、本市の特徴である湿田地帯という条件に変わりはなく、大きな影響はないと考える。また、補助事業等の採択には需給調整への協力が必要であり、引き続きこれまでと同様に農家への協力要請をしていきたい」との答弁がありました。 (3)「市長の農業予算10%確保の公約については、これまでの議会でも議論され、市側の算出方法を全面的に否定するものではないが、全国的には一般会計に占める割合とするのが一般的であり、市民にもわかりやすいと考える。公の場では市民にわかりやすい形で示すべきではないか」との質疑に対し、「4年前には市民にわかりやすい形として一般財源に占める農業予算を10%確保するとしたつもりである。一般財源のとらえ方はいろいろとあると思うが、今後、市民にわかりやすい形を検討したい」との答弁がありました。 (4)「農産物輸出促進協議会補助金について、その成果や今後の予定は」との質疑に対し、「平成21年度は「香港そごう」での米・カンショ・ナシの販売、シンガポールは現地調査を行い、カンショについては輸出を行い、米については現地バイヤーと商談中である。22年度は香港・シンガポールへの輸出を行う予定である」との答弁がありました。   また、「この事業に対する費用対効果の観点から、事業の継続をどのように考えているか。一定時期に見直す必要があるのではないか」との質疑に対し、「国の補助事業の期間が3年から5年であり、これを踏まえて継続することが必要と考える」との答弁がありました。 (5)「観光振興対策事業について、緊急雇用まちづくり型観光地づくり調査業務委託料の内容は」との質疑に対し、「香取市内の観光の状況を明らかにし、今後の観光施策やまちづくり型観光を着実に推進するため、観光業者への意向調査、市域全体の地域の魅力発見・見直し調査、回遊動向調査、情報発信の基礎調査等を委託するもので、これにより11名の雇用を見込んでいる」との答弁がありました。 (6)「商業活性化支援事業のプレミアム商品券発行について、平成21年度は15%のプレミアム率で発行したが、市民に広く行き渡るように10%の率で発行枚数を多くすべきではないか」との質疑に対し、「商品券の発行については、佐原商工会議所・香取市商工会等で組織する実行委員会で決定されるものであり、購入枚数は、買い占めがないよう1人5セットまでと制限を設けている」との答弁がありました。 (7)「企業誘致費について、これまでの経過と平成22年度予算の増額理由は」との質疑に対し、「平成20年度は佐原区の本宿耕地への商業施設誘致の可能性調査、21年度は市内全域の企業立地向けの土地調査、22年度はこの土地調査をもとにした、より戦略的な立地適地と条件整理を行うための調査を委託するもので、開発用地のインフラ整備の課題調査などを行う」との答弁がありました。 7.建設部の所掌事務部門について (1)「歴史的建造物活用促進事業について、低未利用歴史的建造物とは何か。また、事業内容は」との質疑に対し、「恒常的に利用されていない空き家や店舗のことであり、そこを利用して大学生による実験店舗を1店、期間は3から5カ月間、土・日営業を行う予定である」との答弁がありました。 (2)「景観計画策定事業について、事業の具体的な内容は」との質疑に対し、「平成17年6月に全面施行された景観法に基づく景観計画を作成するものであり、平成22年度は香取市全域の景観重要建築物・樹木・生け垣などの基礎調査を行う。また、景観形成・活用事業として、農水省の両総用水第一導水路の護岸整備に伴う桜並木の保全のための整備計画を作成するものである」との答弁がありました。 (3)「市営住宅施設整備事業について、委託料958万7,000円の内容は」との質疑に対し、「市営大戸団地A棟・B棟の大規模修繕を行うための設計業務委託料である」との答弁がありました。 (4)「佐原駅駅舎合築工事について、工事負担金が2億8,050万円計上されているが、この負担金は今後も続くのか」との質疑に対し、「平成21年度からの2カ年で工事を行うため、22年度をもってJR側と負担金の精算を行い、終了となる」との答弁がありました。 (5)「佐原広域交流拠点整備・管理運営事業について、今後の市の支出はどうなるのか」との質疑に対し、「平成22年度は整備委託料4,701万9,000円、管理運営委託料3,477万7,000円をPFI佐原リバー株式会社に支払う」との答弁がありました。   また、「支出の財源内訳の中で、物販施設からの販売手数料収入の算出根拠は」との質疑に対し、「予想物販施設利用者33万2,000人に1人当たり1,450円を乗じた額の5%として2,410万円を見込んでいる」との答弁がありました。   また、「水辺交流センター内レストランへの出店予定業者の撤退に伴い、営業が見込めなくなったことによる影響はないのか」との質疑に対し、「オープンしてみないとわからないが、物販施設の売り上げへの影響はないと考えている。レストランについては、今後もPFI佐原リバー株式会社に開設を求めていく」との答弁がありました。   また、「昨年12月定例会で、レストラン部分の施設の無償貸し付けを議決している。市は、PFI佐原リバー株式会社に対して、契約違反の観点から有償化を求めることを検討しているとのことだが、議決と異なる状況について議会へ報告すべきではないか」との質疑に対し、「内容を検討した上で、何らかの形で議会へ報告をしたい」との答弁がありました。 (6)「道路整備計画事業について、事業内容は橋梁長寿命化修繕計画策定に係る橋梁点検業務となっているが、その対象となる橋梁の数は」との質疑に対し、「市内には429橋あり、平成21年度に219橋、平成22年度に166橋、平成23年度に44橋の点検を行い、平成23年から24年度で修繕計画を策定するものである」との答弁がありました。 8.上下水道部の所掌事務部門について (1)「水道事業会計の収入について、水道事業収益の県補助金と他会計補助金が大幅に減額となっているが、その理由は」との質疑に対し、「県の高料金対策補助金について、平成19年から21年度の公的資金補償金免除による起債の繰上償還に伴う借りかえにより、利子の削減が図られたこと。また、霞ヶ浦開発事業割賦負担金も同様の理由により利子負担の軽減が図られ、資本費が減少したため補助金の減額となった」との答弁がありました。 (2)「下水道事業債について、資本費平準化債とはどのようなものか」との質疑に対し、「下水道事業債は償還期間30年であるが、下水道施設の耐用年数は50年であるため、その償還期間と耐用年数の差を考慮し、将来の財政負担との均衡化を図ることにより、一般会計からの繰り入れや使用料への負担を減らすために設けられた制度である」との答弁がありました。 最後に、討論段階において委員中より、「平成22年度予算については、事業によっては疑問点、課題を抱えているものもあり、すべてをよしとするものではないが、総括的には賛成する。市議会においても議員定数の削減を初め経費の節減に努めており、各事業の執行に当たっては市民の目線に立った取り組みを要望する」との意見開陳がありました。 以上、種々御報告してまいりましたが、理事者側におかれましては、当特別委員会における質疑事項や指摘・要望事項を真摯に受けとめられ、その早期解決・実現のため最大限の努力を傾注されるとともに、厳しい経済環境の中、市民福祉の向上のため行財政運営に最善を尽くされるよう強く要請し、意見の結びといたします。 以上をもって、予算審査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で予算審査特別委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 坂本洋子さん。     (17番 坂本洋子君登壇) ◆(坂本洋子君) 日本共産党の坂本洋子です。 反対討論を行います。 平成22年度一般会計ほか特別会計について、反対の立場で討論いたします。 100年に一度と言われた経済危機が世界的には一定の持ち直しも見られる中で、日本だけは二番底の心配も出されているように、ますます深刻化する経済情勢のもとで編成された新政権による国家予算が、衆議院を通過しました。構造改革路線で傷めつけられた国民の暮らしを守るには、自公政権での毎年2,200億円の社会保障削減が行われた医療・介護・福祉制度の速やかな再建が不可欠です。民主党中心の政権が誕生して初めての当初予算が、地方行財政と住民にとってどのような内容になるのか、国民の切実な願いを実現した前向きの要素と国民の利益に反する問題点が混在していることなどが、香取市の新年度予算にどのように反映されているのか、明らかにしていきたいと考えます。 まず第1点は、国民の要求と運動を反映した前進面です。 生活保護母子加算が復活され、父子家庭にも児童扶養手当が支給されることになりました。子ども手当や農家への戸別所得補償なども選挙対策の側面があるとはいえ、国民生活にとっては前向きの内容です。障害者福祉サービス利用者の非課税世帯の無料化、公立高校の無償化も前進面と評価いたします。 子ども手当については、多くの問題点が指摘されます。扶養控除の削減とセットであることや子ども手当の3割が貯蓄に回り、「経済的効果は薄い」と菅直人財務相が国会で認め、自治体の首長からは、公立学校の給食費や保育料の滞納分を子ども手当から徴収できる仕組みをつくれという声に香取市はどのように対応していくのかも問われます。増税なしの子ども手当とばらまきと言われないような本格的な子育て支援策が求められています。 第2点は、今までの政治の根本的転換に踏み出せない予算であることです。 大きな問題点の一つは、後期高齢者医療制度の存続です。高齢者を75歳で線引きして差別するこの医療制度は、高齢者の医療の切り捨てをねらったものであり、小泉構造改革路線による社会保障改悪の象徴と言うべきものでした。深刻化する雇用問題でも、労働者派遣法の改正内容を後退させ、実施も先送りになりました。農家への戸別所得補償も生産費を賄うには不十分であり、破綻している減反政策をそのままにして、水田農家の方からはがっかり感が聞こえてきます。 さて、このような国の予算を受けて、香取市の予算を見ていきます。 総務部では、職員数が今年度、実質30人減ということであります。当初予算では、義務的経費、人件費が昨年比1.7%減、1億1,208万3,000円の減額です。定員適正化計画を上回るペースで減り続けています。これ以上の削減は住民サービス低下を招くものであり、香取市の将来を考えた適正化計画が必要ではありませんか。また、地域自治区の事務所機能を強化する上でも、事務所長の部長への格上げが求められます。 行政協力員協議会運営費補助金、1世帯当たり300円の助成は評価いたしますが、行政協力員のあり方については、見直しを検討課題とするべきではないでしょうか。 地デジ対策について、難視聴地域52の共聴組合立ち上げの補助金が予算化されましたが、NAAに支援を求める働きかけを強く要望いたします。 市民環境部においては、香取市男女共同参画計画における推進体制の充実、市民へのPR活動などを要望します。各種審議会へ3割の女性を配置する。また、女性管理職の積極的登用などに期待いたします。 毎日の生活に欠かすことのできないごみ袋については、1枚50円を超える負担に加えて、佐原区・栗源区に新たな負担増が導入されました。分別に反対するものではありませんが、ごみ袋値下げは主婦の声であります。 健康福祉部では、障害者タクシー券、高齢者タクシー券の制度改正によって利用できなくなった人へ実態に即した見直しを求めます。 放課後児童クラブの新島地域への設置については評価いたします。あわせて、民間児童クラブにおける格差是正の充実を求めます。 住民健診受診率、がん検診における肺がんの検診率が大きく低下しています。結核予防の観点からも受診率向上が必要です。肺炎球菌の予防接種への助成について評価するとともに、子供の肺炎による重症化予防のため、ヒブワクチン助成制度を要望いたします。乳幼児医療助成事業については、県内の動きも大きく加速しています。早急に中学3年までにすることを強く求めるところであります。 経済部の農業予算につきましては、今年度22億1,943万1,000円、一般会計に占める割合7.71%と大幅な増額であり、香取市の基幹産業にふさわしい充実を期待いたします。特に、農業後継者就農助成金の前年当初予算96万円から384万円の4倍化には期待いたします。 建設部では、佐原駅について、合併特例債の適用とJRの負担増をしっかりと求めていただきたいことを要望します。 教育部では、奨学金制度の高校生への給付事業の廃止については反対いたします。高校生の授業料以外の出費を勘案すれば、廃止すべきではありません。 学校給食については、地産地消、食育の観点から、米飯給食回数を3回以上とする文部科学省の目標に対応し、香取市の子供たちに和食のよさを実感し、健康増進につなげていきたいことと、市内の業者の育成も要望したいと思います。 次に、特別会計に移ります。 国民健康保険特別会計です。 高過ぎて払いたくても払えない状態をなくすことが、今こそ求められます。香取市の保険税の高さを考えれば、繰越金や一般会計からの繰り入れ、あるいは地域振興基金の繰り入れなどで保険税を減額すべきではないでしょうか。窓口支払いの減免制度も実効あるものにすべきです。国には、1984年まで行われていた、かかった医療費の45%の補助に戻すことを、県には、他県でも行っている市町村国保への補助を要望することを求めます。 後期高齢者医療制度特別会計について、保険料収入が前年度比で17.5%の増加になっています。年金が上がらない中で差し引かれる保険料は毎年上げられる、この制度の廃止を求めるところでありますが、制度廃止までの間、よりよい制度にするために、香取市としてでき得ることを実施していただきたいと思います。そんな中で、人間ドック補助金の予算化については評価いたします。 介護保険特別会計について、歳入で保険料収入が1.8%アップしています。ため込まれた基金は高齢者の年金から天引きしたものです。基金の活用で保険料引き下げをするべきではありませんか。特別養護老人ホームなどの施設入居者の待機者数は増加の一途をたどっています。保険料は年金から有無を言わさず天引きされて、希望するサービスが受けられない、保険あって介護なしの状態をなくす手だてに早急に取り組むことを強く要望します。 水道事業特別会計です。 千葉県は、県内の水道料金の格差是正を目的に、県内水道事業の統一を打ち出しています。広域事業団が先行し、単独事業の香取市への影響は当面のことではないとのことであります。しかし、将来にわたってのライフラインの整備については、県の動向も見きわめておかなければならないと考えます。私どもは、この県の水道事業の方針に対して、1つ、上水・工水を含む厳格な将来需要の見直しと、その上で既存水源の再配分、2つ、八ッ場ダム・湯西川ダム・思川開発・霞ヶ浦導水事業参画の見直し、3点目、地下水源の活用を図るための調査の実施、4つ目、市町村水道総合対策補助金、高料金対策制度の継続、以上の4点を指摘いたします。特に、高料金対策補助金制度は、香取市の水道料金の高さからも、合併10年、その後、段階的に5年で打ち切りなどは到底認められません。県への要望を強く求めます。 最後に、学校適正配置計画及び公立保育所適正配置計画が提案されております。小学校25校を16校に統廃合する、公立保育所14カ所を10カ所に統廃合し、民営化も予定されています。小学校、保育所とも地域に根差したかけがえのないよりどころであります。地域から統合してほしいなどの声はついぞ聞かれません。少子化という現実はしっかりと認識しなければなりませんが、効率化、経費削減を最優先することには反対いたします。拙速に事を進めず、地域・保護者と納得いくまでの話し合い、厳しい経済環境の中ではございますが、子供たちにとって最適な環境をつくることが求められていると考えます。 以上をもちまして、新年度予算に対する反対討論といたします。 ○議長(金親孝夫君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより議案第1号、平成22年度香取市一般会計予算、ないし議案第13号、平成22年度香取市簡易水道事業会計予算の以上13件について、一括採決いたします。 本案に対する予算審査特別委員長の報告は可決であります。 本案は予算審査特別委員長報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第1号ないし議案第13号の以上13件は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第2 議案第21号・第22号・第27号・第28号(総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第2、議案第21号、第22号、第27号、第28号の以上4件を議題といたします。 議案第21号、第22号、第27号、第28号の以上4件について、総務企画常任委員長の報告を求めます。 総務企画常任委員長 小川春雄君。     (総務企画常任委員長 小川春雄君登壇) ◆総務企画常任委員長(小川春雄君) 総務企画常任委員会に付託されました議案第21号、第22号、第27号、第28号の4件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 各議案について、理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、議案第27号、香取市奨学資金給付基金条例を廃止する条例の制定について、質疑段階において委員中より「公立高校の授業料の無償化法案が国会で審議中にもかかわらず、なぜ、この条例の廃止を急ぐのか。授業料の無償化とは別に、経済的に困っている家庭の奨学資金の給付は行うべきではないか」との質疑に対し、理事者側より「授業料の無償化に係る予算案は既に3月2日に衆議院で可決され、予算関連法案として優先的に審議がされ、年度内に法律が成立される見通しのため、国会と並行しての議案として提出をした。また、経済的に困っている家庭への給付については、千葉県の奨学金制度があり、その活用をお願いしたい」との答弁がありました。 また、「近隣市町の奨学資金給付基金条例の対応と香取市の給付人数は」との質疑に対し、理事者側より「近隣市町の状況は銚子市、匝瑳市、成田市、神崎町、東庄町、多古町には給付制度がなく、給付制度がある佐倉市、八千代市は廃止の予定、東金市は当分の間休止とし、4月からの給付はしない見込みである。また、平成21年度の給付人数は62名で、666万9,000円の給付となっている」との答弁がありましたので、ここに報告いたします。 最後に、採決を行った結果、お手元の委員会審査報告書のとおり、付託された議案4件については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上をもって、総務企画常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で総務企画常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議題のうち、まず議案第21号、香取市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号、香取市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号、香取市奨学資金給付基金条例を廃止する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号、千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合の規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第3 議案第26号(福祉教育常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第3、議案第26号を議題といたします。 議案第26号について、福祉教育常任委員長の報告を求めます。 福祉教育常任委員長 眞本丈夫君。     (福祉教育常任委員長 眞本丈夫君登壇)
    ◆福祉教育常任委員長(眞本丈夫君) 福祉教育常任委員会に付託されました議案第26号について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 議案第26号、香取市奨学資金給付条例を廃止する条例の制定について、理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、質疑段階において委員中より「高等学校の授業料無償化等により保護者の経済的負担は軽減されることになるが、景気の低迷等により、まだまだ経済的な支援を必要とする保護者はいると思われる。このような状況を勘案し、給付制度の廃止に伴い貸付制度への移行は考えられないのか」との質疑があり、理事者側より「貸付制度は千葉県教育委員会で行っている。内容は、公立高校の場合は月額1万8,000円、私立高校では月額1万8,000円、または、条件により3万円を貸し付ける制度であり、この制度の利用を周知したい」との答弁がありました。 また、委員中より「この廃止条例の制定は、国における高等学校授業料の無償化と私立高校の就学支援金の制度の創設に伴うものと考えるが、国において関係法案が決定される前に条例を廃止する理由は」との質疑があり、理事者側より「高等学校授業料の無償化等に係る予算については、3月2日に衆議院で可決され、年度内成立となる予定であり、法案については予算関連法案として優先的な審議が行われる見込みである。このことから、4月以降の廃止条例の制定では、給付事務に困難を生ずる懸念があるため、国会審議と並行しての審議をお願いしたい」との答弁がありました。 最後に、採決を行った結果、議案第26号については、お手元の委員会審査報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上をもちまして、福祉教育常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で福祉教育常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 宇井正一君。     (30番 宇井正一君登壇) ◆(宇井正一君) 30番、宇井です。 議案第26号、香取市奨学資金給付条例を廃止する条例の制定について、反対討論を行います。 この条例は、高等学校に就学することが困難な者に対して、就学資金を給付することにより、経済的負担の軽減を図り、地域社会に貢献できる有意な人材を養成することを目的としてつくられて、多くの高校生がこの制度を活用してきました。このほどこの条例を廃止する提案でありますが、この根拠になっているのは、政府の高校授業料無償化法案の提案であります。高校授業料無償化法案は、公立高校では月9,000円を国が補てんし、私立高校では、年額11万8,800円から23万7,600円を所得に応じて一括高校に支援するという内容であります。 この法案は、世界の主要国が高校教育の無償化を実施している中で当然の措置であり、日本共産党も審議の中で問題点をただして賛成をいたしました。議論の中で、公立高校の授業料を無償化しても、修学旅行費、通学費など授業料以外に23万8,000円の父母負担が残ることが明らかになりました。このことから「貧困が広がる中、返還の必要のない給付制奨学金の創設をすべきである」と共産党の宮本岳志議員が迫ったのに対して、川端文科相は、「給付制奨学金は大変重要な課題と認識する。今後とも検討したい」と答弁、国においても給付制奨学給付金については、今後、創設に向けての検討課題であるとの認識が示されました。このことは、法案の附帯決議7項目のうちの2項目目に入れられました。教育の機会均等を図る観点から奨学金の給付に係る制度の創設、その他の低所得者世帯の高等学校等における教育に係る経済的負担の一層軽減を図るため、必要な支援措置を講ずることとあります。 香取市においては既に実施している奨学給付金制度であります。国においても授業料無償化になってもなお貧困世帯の就学状況は困難であり、制度創設に向けて議論をしていこうということであります。その矢先に、せっかくの香取市の制度を実施しているところが、このような現状を十分に把握せずに、財政的側面から急いで同制度を廃止することは、教育的配慮を欠いた行為であると言わなければなりません。 以上の理由から、この廃止条例に対しまして反対するものであります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で通告による討論は終わりました。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第26号、香取市奨学資金給付条例を廃止する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第4 議案第29号(建設常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第4、議案第29号を議題といたします。 議案第29号について、建設常任委員長の報告を求めます。 建設常任委員長 伊藤友則君。     (建設常任委員長 伊藤友則君登壇) ◆建設常任委員長(伊藤友則君) 建設常任委員会に付託されました議案第29号、市道路線の認定及び廃止について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、質疑段階において委員中より「廃止になった路線はどのようになるのか」との質疑があり、これに対し、理事者側より「廃止路線Ⅰ-61号線は、新たにⅠ-61号線と7125線に認定し、廃止路線1117号線は国道356号と接続し、起点の位置が変わることにより一たん廃止し、新たに1117号線として認定する」との答弁がありましたので、ここに報告いたします。 最後に、採決を行った結果、お手元の委員会審査報告書のとおり、議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上をもって、建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で建設常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第29号、市道路線の認定及び廃止について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議案第23号~第25号(経済環境常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第5、議案第23号ないし第25号の以上3件を議題といたします。 議案第23号ないし第25号の以上3件について、経済環境常任委員長の報告を求めます。 経済環境常任委員長 宇野 功君。     (経済常任委員長 宇野 功君登壇) ◆経済環境常任委員長(宇野功君) 経済環境常任委員会に付託されました議案第23号ないし第25号の3件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 各議案について、理事者側より説明を求めつつ審査を進めましたところ、議案第23号、香取市公衆便所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑段階において委員中より「香取市の公衆便所の整備状況は」との質疑に対し、理事者側より「市内に14カ所の公衆便所が設置されている。観光客に利用されている公衆便所については整備を進めているが、中にはくみ取り式や老朽化した施設もあることから、今後整備に努めたい」との答弁がありました。 また、議案第24号、香取市廃棄物の適正処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑段階において委員中より「新年度の4月から廃棄物の処理業務が香取市から香取広域市町村圏事務組合へ移行することに伴い、当該事務経費が同組合の新年度予算へ計上される。このことから、ごみの分別や収集方法については同組合で協議、決定されるべきではないか」との質疑に対し、理事者側より「廃棄物の処理業務が香取広域市町村圏事務組合へ移行することに伴い、当該経費についてもあわせて同組合予算に計上することとなるが、組合構成団体による協議過程の中で、予算とあわせてごみの分別や収集方法について協議を行い、決定したものである」との答弁がありました。 次に、討論段階において、議案第24号、香取市廃棄物の適正処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号、香取市一般廃棄物の処理手数料に係る証紙に関する条例を廃止する条例の制定についての2件について、委員中より「市民への身近な行政サービスであるごみの収集業務が香取広域市町村圏事務組合に移行すると、市議会での十分な議論がされなくなること、また、サービスの低下を招くおそれがあることから、両議案に反対する」との反対討論がありました。 最後に、採決を行った結果、お手元の委員会審査報告書のとおり、付託された議案3件については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上をもって、経済環境常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で経済環境常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議題のうち、まず議案第23号、香取市公衆便所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号、香取市廃棄物の適正処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号、香取市一般廃棄物の処理手数料に係る証紙に関する条例を廃止する条例の制定について採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第6 議案第30号(提案理由説明 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第6、本日、議案第30号について追加送付がありましたので、これを議題といたします。 理事者側より提案理由の説明を求めます。 市長 宇井成一君。     (市長 宇井成一君登壇) ◎市長(宇井成一君) 本日、追加提案いたしました議案第30号について、その概要を御説明申し上げます。 議案第30号、業務委託契約の締結についての案件は、本市の情報通信基盤(光回線)整備を業務委託すべく、去る1月20日、公募型プロポーザル方式による業者選定を行った結果、千葉市美浜区中瀬一丁目3番、東日本電信電話株式会社千葉支店を選定いたしましたので、同社と8億5,029万円で業務委託契約を締結いたしたく、香取市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、業務完了の時期につきましては、平成23年2月28日を予定しております。 以上、本日追加提案いたしました案件について、その概要を申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(金親孝夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第30号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第30号、業務委託契約の締結について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 諮問第1号~第6号(採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第7、諮問第1号ないし第6号の以上6件を一括議題といたします。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第1号ないし第6号の各人事案件につきましては、所定の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認め、所定の手続を省略し、直ちに採決を行います。 議題のうち、まず諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第1号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第1号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第2号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第2号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第2号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第3号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第3号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第3号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第4号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第4号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第4号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第5号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第5号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第5号はこれに同意することに決しました。 次に、諮問第6号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて採決いたします。 諮問第6号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、諮問第6号はこれに同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第8 陳情第41号・第42号・第45号(総務企画常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第8、陳情第41号、第42号、第45号の以上3件を議題といたします。 陳情第41号、第42号、第45号の以上3件について、総務企画常任委員長の報告を求めます。 総務企画常任委員長 小川春雄君。     (総務企画常任委員長 小川春雄君登壇) ◆総務企画常任委員長(小川春雄君) 総務企画常任委員会に付託されました陳情第41号、第42号、第45号の3件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 まず、陳情第41号、直轄事業の地方移管をやめ、関東地方整備局の存続を求める陳情については、審査を進めましたところ、委員中より「これまでに同様の陳情が提出された経過は」との説明要求があり、事務局より「本陳情と同じ陳情者から類似した請願が平成21年3月定例会に提出され、不採択になっている」との説明がありました。 次に、陳情第42号、くらし支える行政サービス・人員の拡充を求める陳情について、委員中より「地方分権改革により、国の出先機関を廃止し、県・市に移管されることにより、住民への行政サービスの責任が果たせるか不安がある。国に対して要請すべきである」との意見開陳がありました。 次に、陳情第45号、非核三原則の法制化を求める陳情については、委員中より「アメリカのオバマ大統領がチェコのプラハでの演説で、『核兵器を使用した唯一の国として道義的責任があり、核兵器廃絶の先頭に立つ』と発言したこと。また、日本では、非核三原則を堅持すべきであるという意見がある一方で、非核2.5原則といった後退する議論もされている。平和を求める香取市議会として非核三原則の法制化を国に対して要請すべきである」との意見開陳がありましたので、ここに報告いたします。 最後に、採決を行った結果、お手元の委員会審査報告書のとおり、陳情第41号、第42号の2件はいずれも不採択、陳情第45号は採択とすべきものと決した次第であります。 以上をもって、総務企画常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で総務企画常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議題のうち、まず陳情第41号、直轄事業の地方移管をやめ、関東地方整備局の存続を求める陳情について採決いたします。 陳情第41号に対する総務企画常任委員長の報告は不採択でありますので、原陳情について採決いたします。 陳情第41号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第41号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第42号、くらし支える行政サービス・人員の拡充を求める陳情について採決いたします。 陳情第42号に対する総務企画常任委員長の報告は不採択でありますので、原陳情について採決いたします。 陳情第42号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第42号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第45号、非核三原則の法制化を求める陳情について採決いたします。 陳情第45号に対する総務企画常任委員長の報告は採択であります。 陳情第45号は、総務企画常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立多数であります。 よって、陳情第45号は総務企画常任委員長報告のとおりに決しました。--------------------------------------- △日程第9 陳情第43号・第44号(経済環境常任委員長報告 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第9、陳情第43号、第44号の以上2件を議題といたします。 陳情第43号、第44号の以上2件について、経済環境常任委員長の報告を求めます。 経済環境常任委員長 宇野 功君。     (経済常任委員長 宇野 功君登壇) ◆経済環境常任委員長(宇野功君) 経済環境常任委員会に付託されました陳情第43号、第44号の2件について、審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。 陳情第43号、公契約条例の制定を求める陳情について、審査を進めましたところ、委員中より「市と契約をした元請業者が下請業者へ仕事を回した場合に、元請業者の自由意思で契約ができるのか」との説明要求があり、理事者側より「元請業者は最低賃金法に基づき、下請業者との契約を行うこととなる」との説明がありました。 また、委員中より「野田市は既に公契約条例を制定しているとのことであるが、他の自治体の制定状況は」との説明要求があり、理事者側より「県内では野田市1市であり、全国においても野田市のみである」との説明がありました。 また、委員中より「公共事業は縮小の傾向にあり、これに伴う雇用環境も厳しい中、公契約条例制定に向けての議会決議は早計ではないか」との意見開陳がありました。 最後に、採決を行った結果、陳情第43号は、お手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第44号、最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める陳情について審査を進めましたところ、委員中より「香取市としての中小企業への具体的な支援策はあるか」との説明要求があり、理事者側より「中小企業者への低利資金融資制度として12億円の融資枠を設けている」との説明がありました。 討論段階において、委員中より「本陳情に賛成の立場から、新政権となり、我が国の貧困率が明らかにされ、その中で経済格差が確実に広がっている状況があらわれている。この陳情は最低賃金の改正、雇用の安定、中小企業の支援策の拡充の3点が陳情の趣旨であり、議会として国へ要請すべきではないか」との賛成討論がありました。 最後に、採決を行った結果、陳情第44号は、お手元の委員会審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。 以上をもちまして、経済環境常任委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で経済環境常任委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議題のうち、まず陳情第43号、公契約条例の制定を求める陳情について採決いたします。 陳情第43号に対する経済環境常任委員長の報告は不採択でありますので、原陳情について採決いたします。 陳情第43号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第43号は不採択とすることに決しました。 次に、陳情第44号、最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める陳情について採決いたします。 陳情第44号に対する経済環境常任委員長の報告は不採択でありますので、原陳情について採決いたします。 陳情第44号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第44号は不採択とすることに決しました。--------------------------------------- △日程第10 成田国際空港対策特別委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第10、成田国際空港対策特別委員会委員長報告の件を議題といたします。 本件に関し、特別委員長の報告を求めます。 成田国際空港対策特別委員長 堀越 博君。     (成田国際空港対策特別委員長 堀越 博君登壇) ◆成田国際空港対策特別委員長(堀越博君) 成田国際空港対策特別委員長報告を申し上げます。 当特別委員会は、平成21年3月定例会において、本年3月31日までの期限を付して設置され、議会の閉会中も継続して空港関連の諸問題について調査・検討してまいりました。その経過概要を申し述べ、委員長最終報告といたします。 この間、昨年5月14日に香取市委員会室において委員会を開催し、市側より、成田国際空港に関する取り組み及び経緯、成田国際空港株式会社地域共生部より、成田空港の現状と地上デジタル放送の概要とNAAの方針の3点につき説明を受けました。この説明の中で、今後、想定される羽田空港の国際化やアジアゲートウエイ構想など、成田国際空港を取り巻く状況が予断を許さないことを改めて認識したところであります。また、10月13日には空港内で委員会を開催し、初めに地域共生部長より、成田国際空港を取り巻く最近の状況説明と前原国土交通大臣の発言についての感想があり、政権の交代による今後の空港施策に注視する必要があると認識したところであります。 次に、空港施設内の東側誘導路、平行滑走路北伸部の整備状況を視察し、これにより大型旅客機の離発着の増便が可能となり、国際空港としての機能の充実が図られるとの説明を受けました。また、空港施設外の成田新高速鉄道の整備概要について、成田高速鉄道アクセス株式会社より、本年7月には都心と成田国際空港間の交通アクセスが改善されるとの説明を受け、その後、印旛沼橋梁、松崎トンネル、成田湯川駅の各施設の整備状況を視察いたしました。 最後に、当委員会といたしまして、成田国際空港を取り巻く環境が予断を許さない状況にあると強く感じたところであります。 なお、当特別委員会については、成田国際空港の香取市に及ぼす影響、また、その重要性にかんがみ、今後も引き続き設置することが必要であると思料されますので、ここに付言させていただきます。 以上をもって、成田国際空港対策特別委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(金親孝夫君) 以上で成田国際空港対策特別委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの特別委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 成田国際空港対策特別委員会に付託せる件につきましては、ただいまの特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、成田国際空港対策特別委員会に付託せる件につきましては、ただいまの特別委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第11 議会報編集特別委員長報告(質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第11、議会報編集特別委員長報告の件を議題といたします。 本件に関し、特別委員長の報告を求めます。 議会報編集特別委員長 伊藤友則君。     (議会報編集特別委員長 伊藤友則君登壇) ◆議会報編集特別委員長(伊藤友則君) 議会報編集特別委員長報告を申し上げます。 当特別委員会は、平成21年3月定例会において、本年3月31日までの期限を付して設置され、議会の閉会中も継続して「かとり議会だより」の編集等を行ってまいりました。その経過概要を申し述べ、最終報告といたします。 当特別委員会は、市民に議会の活動状況等の詳細を周知し、市民に親しまれる議会報を発行するとの設置趣旨を踏まえ、編集を行ってまいりました。これまでに政策決定過程の公表に向け、議会だより第13号から第16号までの編集等について、委員会を延べ9日間開催し、発行してまいりました。7月には、私、委員長と事務局で千葉県町村議会広報研究会に参加し、議会広報の編集ポイント等について受講をしてきました。また、香取市議会ホームページについては、議会の活動等について市民にわかりやすく親切な掲載を目指し、議会用語解説を掲載することといたしました。また、議会だよりの配布方法は、現在、新聞折り込みのほか新聞未購読世帯への郵送及び本庁、各区事務所、公共施設等への設置により行っていますが、市の「広報かとり」がコンビニ等においても配布していることから、委員会としても県下市議会の配布、設置状況を調査し、今後の検討課題といたしました。 最後に、市民に親しまれる議会広報の発行、市議会ホームページの企画・編集を引き続き行うため、当特別委員会については、今後も引き続き設置することが必要であると思料されますことを付言させていただきます。 以上をもって、議会報編集特別委員会の報告を終わります。 ○議長(金親孝夫君) 以上で議会報編集特別委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの特別委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありません。 これにて質疑を終結いたします。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) はい。 ◆(宇井正一君) 議事運営に対してちょっと意見があるんですけれども、今、議長のほうでは、その前もですけれども、成田国際空港対策特別委員長報告もですけれども、私はこの委員長報告に対して内容的に問題があるとか、これに対して反対だということではないですけれども、「ただいまのところ質疑の通告はありません」というけれども、この委員長報告は事前にこれが内容的に配付されていて、我々がそれを見ていれば、この段階で事前に質疑通告できますけれども、私はここでもって初めてこの委員長報告を聞いたんですね。聞いた段階でもって「ただいまのところ質疑通告はありません」と。委員長報告が終わった段階で「質疑ありませんか」「討論ありませんか」、なければなしということでもって質疑の打ち切り、討論の打ち切りと。私は質疑も討論もないですけれども、運営方法としてこの運営方法はちょっとおかしくないですか。     (「議長、休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 暫時休憩いたします。     午後2時48分 休憩    -------------     午後3時7分 開議 ○議長(金親孝夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま、宇井議員より御意見がありました議会運営について、議会運営委員会で協議の結果、意見に沿った運営が適当との結論となりましたので、今後の議事運営に関しては議長においてさよう取り計らいますので、よろしくお願いします。 これより、ただいまの特別委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議会報編集特別委員会に付託せる件につきましては、ただいまの特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、議会報編集特別委員会に付託せる件につきましては、ただいまの特別委員長報告のとおり決しました。--------------------------------------- △日程第12 発議案第1号(提案理由説明 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第12、発議案第1号を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 発議案第1号について、小川春雄君。     (提出者 小川春雄君登壇) ◆(小川春雄君) 発議案第1号の提案理由説明を申し上げます。 発議案第1号、非核三原則の早期法制化を求める意見書については、今次定例会において受理いたしました陳情第45号、非核三原則の法制化を求める陳情に係るものであり、本会議において採択の議決をいただきましたので、陳情の趣旨に基づき、本案のとおり関係機関に意見書を提出しようとするものであります。 何とぞ全会一致による御賛同を賜りたくお願いし、提案理由の説明といたします。 ○議長(金親孝夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第1号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 発議案第1号、非核三原則の早期法制化を求める意見書について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書につきましては、議長においてしかるべく取り計らいますので、御了承願います。--------------------------------------- △日程第13 発議案第2号(提案理由説明 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第13、発議案第2号を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 発議案第2号について、谷田川充丈君。     (提出者 谷田川充丈君登壇) ◆(谷田川充丈君) 発議案第2号の提案理由を申し上げます。 発議案第2号、成田国際空港対策特別委員会の設置については、ただいま議決をいただきました成田国際空港対策特別委員会委員長報告を踏まえ、成田国際空港の平行滑走路の完全化と、それに伴う周辺対策、離発着機の騒音問題等、空港関連の諸問題について調査・研究を行っていく必要があると思料されますので、引き続き本案のとおり特別委員会を設置しようとするものであります。 何とぞ全会一致による御賛同を賜りたくお願いし、提案理由の説明といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金親孝夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第2号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 発議案第2号、成田国際空港対策特別委員会の設置について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました成田国際空港対策特別委員会の委員の選任につきましては、香取市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。 成田国際空港対策特別委員会の委員に、奥村雅昭君、鈴木聖二君、高木典六君、高木 寛君、田山一夫君、菱木康夫君、宇野 功君、根本太左衛門君を指名いたします。 委員の選任が終わりましたので、成田国際空港対策特別委員会の正副委員長の互選のため、暫時休憩いたします。     午後3時15分 休憩    -------------     午後3時21分 開議 ○議長(金親孝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開かれました成田国際空港対策特別委員会の正副委員長の互選の結果を御報告いたします。 成田国際空港対策特別委員会の委員長に田山一夫君、副委員長に奥村雅昭君が選任されましたので、御報告いたします。--------------------------------------- △日程第14 発議案第3号(提案理由説明 質疑・討論・採決) ○議長(金親孝夫君) 日程第14、発議案第3号を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 発議案第3号について、伊藤友則君。     (提出者 伊藤友則君登壇) ◆(伊藤友則君) 発議案第3号の提案理由を申し上げます。 発議案第3号、議会報編集特別委員会の設置については、ただいま議決をいただきました議会報編集特別委員会委員長報告を踏まえ、政策決定過程の公表及び市民に議会の活動状況等の詳細を周知するため、市民に親しまれる議会報等を発行する必要があると思料されますので、その企画・編集・発行等を行うべく、引き続き本案のとおり特別委員会を設置しようとするものであります。 何とぞ全会一致による御賛同を賜りたくお願いし、提案理由の説明といたします。 ○議長(金親孝夫君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第3号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認め、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 発議案第3号、議会報編集特別委員会の設置について採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(金親孝夫君) 起立全員であります。 よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。 ただいま設置されました議会報編集特別委員会の委員の選任につきましては、香取市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名いたします。 議会報編集特別委員会の委員に、谷田川充丈君、田代一男君、奥村雅昭君、鈴木聖二君、高木典六君、高木 寛君、伊藤友則君、坂本洋子さんを指名いたします。 委員の選任が終わりましたので、議会報編集特別委員会の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。     午後3時25分 休憩    -------------     午後3時33分 開議 ○議長(金親孝夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開かれました議会報編集特別委員会の正副委員長の互選の結果を御報告いたします。 議会報編集特別委員会の委員長に伊藤友則君、副委員長に田代一男君が選任されましたので、御報告いたします。--------------------------------------- △日程第15 各種協議会等委員の選出 ○議長(金親孝夫君) 日程第15、各種協議会等委員の選出を行います。 お諮りいたします。 選出については議長において指名することとし、便宜上、指名表の配付をもってこれにかえたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認めます。 指名表を配付いたさせます。     (事務局 指名表配付) ○議長(金親孝夫君) 配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 配付漏れなしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま配付いたしました指名表記載のとおり、各委員を選出することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金親孝夫君) 御異議なしと認めます。 よって、指名表記載のとおり各委員を選出することに決しました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(金親孝夫君) 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 これにて平成22年3月香取市議会定例会を閉会いたします。     午後3時36分 閉会--------------------------------------- △付記 ○議長(金親孝夫君) なお、この際、副市長より特にごあいさつを申し上げたいとの申し出がありますので、御清聴をお願いいたします。 副市長 黒岩博明君。     (副市長 黒岩博明君演壇前) ◎副市長(黒岩博明君) 20年3月、この議会におきまして御承認を受けまして、同年4月より副市長を務めてまいりましたが、今年3月31日をもちまして、この職を辞することとなりました。御報告をいたします。 振り返れば、この2年間いろいろ失敗もございましたが、今回、議会の皆様の温かい御指導、それから、市長を初めとする市の職員の皆様のいろんな御支援に支えられまして、どうにかやってまいりました。 振り返りますと、この2年間、本当に温かい香取市の皆様と、それからすばらしい自然、誇りの高かった2年間ということで、私の37年の公務員生活の中で、本当に記憶に残る2年となりました。ありがとうございます。重ねてお礼を申し上げます。 最後に、これから香取市の皆様が安心して暮らせる、楽しい、豊かなふるさととなりますことを心より御祈念申し上げまして、お礼のあいさつといたします。2年間本当にありがとうございました。(拍手)    -------------  上記会議録を閲し、その相違ないことを認め、ここに署名する。                   香取市議会議長                   香取市議会副議長                   香取市議会前議長                   香取市議会前副議長                   香取市議会議員                   香取市議会議員...