匝瑳市議会 2022-09-15
09月15日-03号
令和 4年 9月 定例会
匝瑳市議会令和4年9月
定例会議事日程(第14日) 9月15日(木曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問 3番 都祭広一君 7番 林 明敏君 10番 武田光由君 8番 山崎 等君3
散会---------------------------------------出席議員(17名) 議長 石田勝一君 副議長 椿 日出男君 1番 内山隼人君 2番 椎名勝英君 3番 都祭広一君 4番 増田正義君 6番 平山政利君 7番 林 明敏君 8番 山崎 等君 9番 行木光一君 10番 武田光由君 11番 小川博之君 12番 石田加代君(早退) 13番 浅野勝義君(早退) 14番 栗田剛一君(早退) 15番 佐藤 悟君 16番 田村明美君 18番
欠員---------------------------------------欠席議員(なし
)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 増田善一 次長 江波戸英樹 主査 椎名貴之 主査補
伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条
の規定による出席者 市長 宮内康幸君 副市長 宇井和夫君 秘書課長 大木恒一君 企画課長 鎌形 健君 総務課長 布施昌英君 財政課長 大川純一君 環境生活課長 林 雅之君 健康管理課長 小川 豊君
産業振興課長 奥田賢二君 福祉課長 菊間和彦君
高齢者支援課長 林 美幸君
市民病院事務局長 太田和広君
野栄総合支所長 大川 洋君
教育委員会教育長 二村好美君
教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君 教育委員会生涯学習課長 畔蒜稔行君
△開議
の宣告(午前10時00分)
○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日、ただいま
の出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより去る9月7日
の本会議散会前に引き続きまして、本日
の会議を開きます。
---------------------------------------
△一般質問
○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより一般質問を行います。 ここで申し上げます。本定例会
の一般質問については、
議会運営委員会に諮問・協議
の結果、通告
のあった7名
の方々を2日間
の範囲として、本日4名、9月16日に3名とすることといたしました。よって、本日
の日程は、そのように取り計らうことにいたしたいと思います。 この際申し上げます。一般質問については、重複する事項は避け、円滑に議事を終了することができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部
の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 一般質問
の発言時間については、
議会運営委員会において、答弁時間を含めて60分と時間的制限を申し合わせましたので、御協力をお願いいたします。 それでは、通告により順次質問を許します。 最初に、都祭広一君
の登壇を求めます。 都祭広一君。 〔3番都祭広一君登壇〕
◆3番(都祭広一君) 皆さん、おはようございます。創 真
の会
の都祭広一でございます。通告に従い、一般質問をさせていただきます。御清聴
のほどをよろしくお願い申し上げます。 さて、私
たち市議会議員の任期もあと僅かになりました。この4年間、私たちにとって最も重大な任務となった
のは、言うまでもなく
武漢コロナ対策であります。ようやく重症化する症例が少なくなり、規制は緩和、解除に向かっておりますが、完全な日常復帰にはまだ時間がかかるでしょう。 そのような中、私が議員として特に注力してきたことは、匝瑳市に人を呼ぶこと、人を集めることです。観光資源
の発掘や移住促進、雇用機会
の創出について、まさに現在進行形
の取組であります。 匝瑳市が持つ自然環境や歴史、文化を掘り起こすために、多く
の人と交流し、アイデアや情報を交換しながら、みんなが楽しめることを創造する作業は私
のライフワークですが、武漢コロナによる様々な規制は、本当に疎ましいものでした。 武漢コロナと
の闘いは、だんだん細く長く変わっていくと思いますが、失われた時間や財産を取り戻す局面にこれから入ってきたと思います。物価高や円安など
の経済不安を払拭するためには、地方が動き出すことが重要であります。これまで以上に人
の交流をたくさんつくり、積極果敢に地域経済を動かすべきときがやってきた
のではないでしょうか。 政府は、日本国全体を豊かにする政策、ローカル・アベノミクス、すなわち地方創生を継承しており、地方へ
の様々な支援について
の予算が計上をされております。しかるに、私たちは、地域活性化に積極的に取り組み、豊かな匝瑳市を築かなくてはいけません。 そのような思いを胸に、本日は5つ
の項目について質問をさせていただきます。宮内市長並びに執行部
の皆様におかれましては、市民
の希望に向けて積極的な御答弁をお願い申し上げます。 それでは、1つ目
の質問です。 広報・セールス
の分野でありますが、
シティプロモーション、
自治体セールスの取組について宮内市長に伺います。 国全体で人口が減り、とりわけ地方で
の人口減少やそれに伴う少子高齢化や世帯分離がもはや避けられない状況であります。匝瑳市内でも法律に基づく過疎自治体に旧野栄町が指定を受け、全国
の市町村に占める過疎地
の割合が半数を超えました。今後、共同生活が困難になる、いわゆる限界集落に近づきつつある地域が生まれてくる可能性もあります。 そのような状況でも行政は持続可能なまちづくりを推進しなければなりません。すなわち、過疎が進む地方で、持続可能なまちづくりを可能にすることが国家
の安泰につながると私は考えます。 そのため
の必要なアクションは多種多様であるとは思いますが、匝瑳市
の持つ魅力、都会から近くて住みやすいまちであることを念頭に、官民一体となった
自治体セールス、
シティプロモーション活動が必要と考えます。宮内市長は、その目的をどのように捉え、取り組む
のか伺います。 また、「読めない!書けない!どこにある?」という自虐的な
キャッチコピーをいつまで使い続ける
のか。新たなまち
の姿を示すものが必要と考えますが、皆様、いかがでしょうか。 次に、公共施設
の利用促進について伺います。 公共施設
の利用を促進するためには、様々な制約について検証する必要があると考えます。その制約が公共施設を管理する市と利用する市民
の双方にとって本当に重要な制約な
のかを考えたいと思っています。 例えば、公民館であれば、社会教育法において行うべき事業が定められているほか、営利を目的として事業や政治活動ができないなど、行ってはいけない決まり事があります。したがって、今般、自治体が新しい公共施設
の整備を検討する際は、社会教育法において細かくその性質が定められている公民館よりも
コミュニティセンターや交流センターという名称
の施設を計画し、営利事業も含んだ自由な使い方ができるものが選ばれている実態があるようです。 そのような状況
の中で、公共施設を使用する団体または個人が、例えば写真や絵画
の展覧会を開く、あるいは講演会やコンサートなどを開催し、入場料を徴収するような場合、市内
の公共施設ではどのような制約がある
のかをお尋ねいたします。また、公共施設利用時に、入場料などとは別に、例えば資料代など
の実費、参加経費
の徴収などについて制約がある
のか、利用促進という見地から、現在
の対応について伺います。 次に、地域と協働した動物愛護活動について伺います。 平成27年に施行された千葉県動物
の愛護及び管理に関する条例は、犬や猫
の殺処分ゼロを目指す大変重要な取組であると私は評価をしています。 現在、県においては、飼育
の仕方やペットを捨てることへ
の警鐘など、様々な啓発活動が行われております。 そこで、当市
の進める動物愛護活動について、現状と今後を伺います。 特に、地域猫活動については、熱心に活動いただくボランティア
の方たちも存在しますが、効率よく活動するには、地域
の理解と協力をいただかなくてはなりません。今後、行政も加わり、地域住民と協働した取組が必要と考えますが、いかがでしょうか。また、市民
の啓発など、情報伝達はされている
のでしょうか、お答えください。 次に、当市
の抱える
地域公共交通計画へ
の課題について伺います。 銚子連絡
道路延伸に伴い、京成バスと千葉交通は、今月1日、
高速バス東京銚子線に、横芝光・旭ルートを新設し、9月17日から運行を開始すると発表いたしました。同時に、東京駅八重洲口
の路上バス停から、この日開業する
バスターミナル東京八重洲へ乗り入れるため、既存ルートも含めたダイヤ改正を行うと発表しています。 都会から
の移住・定住施策や
プロモーション活動を行う上においても交通アクセス
の強化は必須であります。海匝地域では、先駆けとなる匝瑳市
の新たな玄関口として、飯倉地区に開通予定
のインターチェンジを活用した交通アクセス
の強化及び経済圏連携
の上で重要な成田空港第2ターミナルへ
のアクセスなど、広域アクセス
の利便性強化対策について伺います。 最後
の質問であります。武漢ウイルスへ
の対応について伺います。 社会経済活動を維持していく中で
の市民病院における発熱外来やPCR検査
の対応についてですが、第7波において罹患者数は過去最高を記録するものの、ワクチン
の効果もあってか、押しなべて軽症
のまま完治するケースが多くなりました。そのためでもありますが、重症者以外は診察せず、自宅隔離による経過観察という対処が主流になりつつあります。しかし、罹患者にとっては、不安を拭うために医師による診察を受けることを強く希望されたはずであります。 市民病院
の発熱外来やPCR検査
の対応もほぼ限界に達したと察するところですが、今後も第7波を超える状況があると前提しなければなりません。このたび
の第7波流行
の際
の対応や現場
の状況、そして患者様へ
の案内や周知について、市民病院
の対応についてお答えください。 以上で私
の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君
の登壇質問が終わりました。 都祭広一君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 皆様、改めましておはようございます。 それでは、ただいま
の都祭議員
の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、本市
のシティプロモーションの取組について
のお尋ねでございますが、議員御指摘
のように、
シティプロモーションは、持続可能なまちづくりや地域活性化
の戦略として大変重要な役割を担う取組であり、市といたしましては、様々な情報を市内外に発信し、本市
の知名度
の向上を図りながら交流人口や関係人口、さらには移住・定住人口
の創出へと結びつけていきたいと考えております。 現在、市では、庁内組織であります匝瑳市
シティプロモーション推進会議を中心に、本市PR映像
の作成やマスコミ等へ
の情報提供
の推進、観光イベントや移住・定住イベントへ
の積極的参加等について、それぞれ
のプロジェクトチームを結成して取り組んでいるところであります。 今後は、
地域おこし協力隊も導入し、SNS等を活用した情報発信等を強化するとともに、市民
の皆様や市内
の団体と
の協働による官民一体となった活動についても推進してまいりたいと考えております。 なお、議員御提案
のシティプロモーションのため
のキャッチコピー、キャッチフレーズについては、本市
の特徴や取組等が分かりやすくアピールできるよう、今後検討してまいります。 次に、公共施設
の利用促進について
のお尋ねでございますが、現在、本市では、市民
の皆様
の文化活動や
スポーツ活動等の場として公民館や
八日市場ドーム、
八日市場勤労青少年ホーム、市民ふれあいセンター等を御利用いただいているところであります。 お尋ね
のありました公共施設を利用される団体等が主催して講演会やイベント等を実施される際に参加費等
の徴収が営利目的とみなされる場合は、条例
の規定により御利用いただけない施設もございます。このため利用に当たって
の注意事項
の周知とともに、御不明
の場合には当該施設
の職員に御確認いただくなど
の案内等を行ってまいりたいと考えております。 市といたしましては、今後とも多く
の市民
の皆様や各団体
の皆様に御利用いただけるよう、公共施設
の利用促進に取り組んでまいります。 次に、地域と協働した動物愛護活動について
のお尋ねでございますが、千葉県では、平成27年4月1日に千葉県動物
の愛護及び管理に関する条例を施行し、犬や猫
の殺処分ゼロを目指す取組として、適正な飼育に関する普及及び啓発活動が行われております。 また、議員御指摘
のように、千葉県
の「地域ねこ活動に関するガイドライン」に基づき、飼い主
のいない猫を地域
の理解と協力を得て、その地域に合った方法で適切に管理し、数を増やさず、生を全うさせる活動が推進されております。主な取組では、飼い主
のいない猫
の不妊・去勢手術等
の推進事業等が実施されております。 本市における動物愛護に係る取組といたしましては、飼い主へ
の適正な飼育に関する普及啓発を図るため、広報そうさや
市ホームページ、リーフレットによる情報発信を行っております。また、野良猫等
の増加
の原因となる繁殖
の抑制対策では、飼い犬や飼い猫を対象に、1頭当たり5,000円
の不妊及び
去勢手術補助金を交付しております。 御承知
のように、動物
の生態等に関する理解や動物
の飼養管理について
の飼い主
の責任
の遵守は、人と動物が共生していく上で不可欠でありますので、飼い主が責任を持って適正に飼育していただくよう、引き続き周知啓発に努めてまいります。 なお、本市における地域住民と
の協働による地域猫活動につきましては、今後、先進事例を参考に調査研究をしてまいります。 最後に、銚子連絡
道路延伸に伴う広域アクセス
の強化について
のお尋ねでございますが、広報そうさ9月号及び
市ホームページでお知らせしましたように、今月17日から、
千葉交通株式会社と
京成バス株式会社による銚子連絡
道路を活用した新たな高速バス、東京銚子線が運行されることとなりました。 運行ルートといたしましては、JR銚子駅から旭市、匝瑳市等を経由し、
横芝光インターチェンジから銚子連絡
道路等を利用してJR東京駅八重洲口
のバスターミナル東京八重洲へ乗り入れるものであります。運行便数は1日16便
の8往復で、本市内には、匝瑳市役所、JR八日市場駅及び飯倉台
の3か所
の停留所が設置されますが、匝瑳市役所から東京駅まで
の所要時間については約1時間40分となります。 次に、成田方面へ
のアクセスについて
のお尋ねでございますが、
JRバス関東株式会社が運行しております多古本線がJR八日市場駅から
多古台バスターミナルを経由してJR成田駅を連絡しております。このため、多古本線を
多古台バスターミナルまで御利用いただき、シャトルバスに乗り換えていただきますと成田空港第2
ターミナルビルへアクセスすることができます。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては、担当課長及び事務局長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) 私からは、市長答弁に補足いたしまして、公共施設
の利用時における参加経費等
の徴収につきまして、産業振興課が所管している
八日市場勤労青少年ホームで
の取扱いについてお答えさせていただきます。
八日市場勤労青少年ホームでは、条例により営利目的
の場合は御利用いただけませんが、資料代等
の必要経費に係る料金
の徴収については営利目的に該当しませんので、御利用いただくことができます。また、施設内で徴収されることにつきましても、併せて可能でございます。 今後、施設利用に係る案内周知を行ってまいりますが、ただいま市長が答弁いたしましたように、御不明
の場合は職員にお尋ねいただきますようお願いいたします。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 菊間福祉課長。
◎福祉課長(菊間和彦君) 私からは、市長答弁に補足いたしまして、公共施設
の利用時における参加経費等
の徴収につきまして、福祉課が所管しております匝瑳市民ふれあいセンターで
の取扱いについてお答えをさせていただきます。 匝瑳市民ふれあいセンターでは、条例
の規定によりまして、イベント等
の主催者が参加者から入場料や参加料など
の参加経費を徴収される場合にありましても施設を御利用いただけるようになっております。同様に、施設内で
の参加経費
の徴収につきましても可能でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 畔蒜生涯学習課長。
◎生涯学習課長(畔蒜稔行君) 私からは、市長答弁に補足いたしまして、公共施設
の利用時における参加経費等
の徴収につきまして、生涯学習課が所管する
八日市場公民館、
八日市場図書館、
のさか図書館、生涯学習センター、
八日市場ドーム、
のさかアリーナで
の取扱いについてお答えさせていただきます。 初めに、
八日市場公民館、
八日市場図書館、
のさか図書館、生涯学習センターにつきましては、関係条例
の規定により、営利を目的とした場合、御利用はいただけませんが、ただいま
産業振興課長が答弁いたしましたように、資料代等
の必要経費を徴収する場合は営利目的には当たらないため施設を利用いただけます。また、
八日市場ドーム、
のさかアリーナにつきましては、条例
の規定により、イベント等
の主催者が参加者から入場料や参加料など
の参加経費を徴収してイベント等を実施する場合にあっても施設を御利用いただくことができます。 なお、ただいま申し上げました6施設、いずれも施設内における料金等
の徴収は可能でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、市民病院における発熱外来やPCR検査
の対応についてお答えさせていただきます。 初めに、発熱外来
の状況ですが、7月半ば過ぎから
の感染
の急拡大に伴い、問合せが急増し、発熱外来
の受診者数も1日30人規模となりました。発熱外来を担当する医師や看護師
の中には体調不良者が出るようになり、また濃厚接触者も発生しました。市外から
の問合せも多くなり、受診者数を制限せざるを得ない状況となりましたので、まずは、匝瑳市民
の方、または市民病院
のかかりつけ
の患者さんに限定させていただき、それでも当院で対応可能な患者数を超えていたため、さらに対象を重症化リスクがある方に限定させていただきました。 重症化リスク
のある方とは、厚生労働省
の基準で、65歳以上
の方、または65歳未満で基礎疾患
のある方と定められています。このため重症化リスクが低いとされる65歳未満
の基礎疾患
のない方については、千葉県
の検査キット無料配布センターや市内薬局やドラッグストアなどで検査キットを購入することを御案内し、検査
の結果、陽性となった場合には、千葉県
の陽性者登録センターで登録するよう御案内をしております。 次に、PCR検査を含めた検査体制についてですけれども、当院
の発熱外来では、症状
のある方については検査結果が早く出る抗原定量検査を優先的に実施しておりましたが、感染拡大による検査件数
の急増で全国的な試薬不足となったことから、PCR検査に移行しています。これによりPCR検査
の枠を全て発熱外来
のために確保しなければならなくなったため、8月8日からは自費
のPCR検査については休止をしております。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 答弁ありがとうございました。 それでは、順次、自席より再質問をさせていただきます。 まず初めに、広報・セールス
の分野
のシティプロモーションの取組について市長答弁いただきましたので、それにつきまして
の再質問させていただきたいと思います。 市長答弁
の中で、庁内組織である匝瑳市
シティプロモーション推進会議という
のを立ち上げられたということだと思うんですけれども、そこを中心にいろいろもんでおるんだという発言がありましたけれども、この
シティプロモーション推進会議という
のが、いま一つ、これちょっと分かりませんので御説明をいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。
シティプロモーション推進会議につきましては、副市長を委員長に、関係課長で組織しておりまして、本年6月に、今後
の指針とすべく匝瑳市
シティプロモーション方針を決定し、現在取り組んでいるところであります。 関係課長
のメンバーでございますが、まず、委員長は副市長、副委員長は企画課長をもって充てております。委員につきましては、秘書課長、総務課長、財政課長、環境生活課長、
産業振興課長、福祉課長及び生涯学習課長となっております。このほかに、委員長が必要と認める者を臨時委員として指名することができるとなっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ありがとうございます。 この中で、宮内市長自身が掲げられた様々なビジョン
の中で、この
シティプロモーションという
のを非常に重要視されていて、いろんなところで答弁されていると思うんですけれども、この推進会議、今課長から御説明ありましたけれども、気になる
のは、その中に市長
の思いというか取組という
のがどれだけ反映される
のかなということが非常に思うわけであります。 市を代表する市長、責任者としてこれから
シティプロモーションを行うに当たって、人任せではなくて、やはり市長
の思いという
のがある程度反映されなければ、何か中途半端になってしまうんではないかなと非常に危惧するものでありますけれども、その中でも、やはり市を代表する市長がトップセールスをしていくような形
のシティプロモーションということが私は必要だと思うんですけれども、これは市長にお聞きしたいんですが、市長が考えるトップセールスも含めた
シティプロモーションという未来像というか希望をちょっとこちらで答弁いただければと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それではお答えいたします。 私自身も
シティプロモーションにつきましては、議員時代から提案をさせていただいたところであります。 そのような中で、このトップセールスといえば、企業でいえば社長さん自らが自社製品とかその物
の性能や特徴というものを機会を捉えて積極的にセールスするということだと思うんですけれども、自治体では、まさに社長に当たる私というところで、やはり製品に当たる匝瑳市
の魅力、特産品であり見どころでありイベント、またはいろいろな施策というところも匝瑳市
のPRポイントであり、言わば地域資源に当たるかと思います。 この地域資源をどう効果的に伝えていくかということがやはり非常に重要なところでありまして、私自身もそのようなところを考えながら、匝瑳市
の一つ
の顔として、また広告塔として、私自身が掲げます6つ
のまちづくりビジョン
の中にも地域
のイメージを高める
シティプロモーションの強化ということを位置づけておりますので、ぜひ機会を捉えながら先頭に立ってトップセールスをしてまいりたいと、そのように考えております。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 今市長
の思いをお聞きいたしましたけれども、やはり市長が先頭に立ってということ、これはもちろん大事なことでありますけれども、やはり匝瑳市
の顔ということで、様々な御当地
のキャラクターがいる中で、市長がそうした当地
のキャラクター的に、全面にそうしたプロモーションを展開していただければと思います。 隣
の旭市さんなんですけれども、2022年、本年4月21日に、「ロケなび!」という、これ
シティプロモーションを株式会社
の地域活性プランニングさんというところと地域活性化包括連携協定を締結したという記事が載っておりました。 旭市さん
の場合には、ロケツーリズムで
シティプロモーションの強化を目指すということを言われております。匝瑳市内も本当に様々な映画やテレビやマスコミに取り上げられて、ロケ地にも有名な場所になっているとは思うんですね。ロケに特化するということではないと思うんですけれども、やはりそうした戦略という中で、一つ一つ
の基軸を打ち出していくということは非常に大事だと思うんです。 先ほど
の市長答弁
の中でも、やはり
シティプロモーションを強化するためだと思いますけれども、
地域おこし協力隊員という方を採用するんだということがありました。議会
の中でも予算書
の中でもそうしたことがうたわれておりましたけれども、具体的にはこれいつからどのように採用される
のかお聞きしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。
地域おこし協力隊員でございますが、現在、隊員
の選考中でございます。選考が決定しましたら生活
の拠点を匝瑳市に移していただくという必要がございますので、その隊員
の方と準備期間等を協議した上で、できるだけ早く着任していただきたいというふうに市では考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 予算書
の中で見ますと、予算的には国から
の補助金が出て、採用枠が匝瑳市
の場合は1人だというふうに伺っておりますけれども、ほか
の自治体
の例を見ましても
地域おこし協力隊員、派遣をされている、そうした事業を行っているまち、多いわけでありますけれども、端的に見まして、今市長が掲げられたような
シティプロモーションのスタッフというか、中心的な役割を担っていただければ私はいいと思うんですが、どうもほか
の自治体
の例を見ますと、イベント要員という言い方はちょっと大変語弊がありますけれども、そのときそのとき
の雑務に追われて、なかなかプロモーションという部分が非常に弱いんではない
のかなというちょっと印象受けるんであります。 人数的には1人ということでありますけれども、やはり
地域おこし協力隊員という
のは、何人かが集まって、やはりそうした市外から来た方が匝瑳市
の魅力を見つけるということですので、私は1人よりも2人、2人よりも3人ということを提唱したいんですが、今回予算
の関係もあると思いますので、そうしたイベント要員にその方がならないように、適切な専門員として
の配置をぜひお願いしたいものでありますので、その辺は重々、担当課
のほうでも市長
のほうでもその辺は考慮していただいて採用を決めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 やはり
シティプロモーション、ともかく市長が申し述べられたような熱い決意と、前面に出ていく決意だというふうに思いますけれども、どうしても外に情報発信するということで、どういった形
の発信がある
のかということを私なりに考えてみたんですけれども、やはり、先ほど答弁もありましたけれども、SNSとか、そうしたことという
のが中心になってくる
のかと思います。 ただ、SNSという
のは、どうしても片方
の方向で、こちらからイベント
の情報を流したりとかということはあると思うんですが、なかなかやはり双方向
の発信という
のができなくて、SNSを活用することによっては、非常に私はそうした未来へ
の希望といいますか、やり方があると思うんですけれども、そうした中では、先ほど申した匝瑳市
のブランディングといいますか、「読めない!書けない!どこにある?」という本当に自虐的なこのキャッチフレーズ、そうしたことをいつまで使い続ける
のかということにも関わってくると思うんです。 その辺
のことについて、先ほど市長からは今後もということがありましたけれども、そうしたブランド化についてどういうふうに考えておられる
のか、匝瑳市ということを一つ
のブランドとして見たときにどういうふうな展開が考えられる
のか、そうした思いがあればちょっとお答えいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど御答弁申しました
地域おこし協力隊、そちら
の方には、市といいますか、自治体が苦手としておりますそういったSNS等を通じた情報発信、また市
の外
の方、要するに、よそ者と言わせていただきますが、よそ者から見た匝瑳市
の魅力、あるいは匝瑳市
の秘められたといいますか、ポテンシャル
のようなものを発掘していただきまして、どんどん情報発信をしていただきたいというふうに考えております。 また、そのほかに、議員おっしゃるように、キャッチフレーズでございます。現在、まちづくり戦略室をはじめ、庁内でもいろいろ検討を進めておりますが、やはりそのキャッチフレーズを聞いたら匝瑳市
のイメージが湧く、あるいは匝瑳市という名前を聞いた途端、思い浮かぶイメージ、あるいは特産品であったり景色であったり、様々なものがあると思いますが、そういったものが浮かび上がるようなキャッチフレーズ
の作成、そういったことに取り組んでいきたいというふうに考えております。こちらにつきましても様々な
プロジェクトチーム等をつくりながら、映像
の作成であったりしながら取り組んでいきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) どうしてもこの
キャッチコピーにこだわらざるを得ないんですけれども、「読めない!書けない!どこにある?」と非常によくできたキャッチフレーズだと思います。しかしながら、そのキャッチフレーズに隠れてしまって、匝瑳市が縛られ過ぎているというような面もあって、「読めない!書けない!どこにある?」以外
の匝瑳市
の姿がなかなかすぐに思い浮かんでこない、周り
の市町村に埋没をしてしまっているなという
のがちょっとそうした私
の印象でありますので、その辺はしっかりとまた協議をしていただいて、推進会議
の中で検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それで、
シティプロモーションを行う中で、やはり日本一といいますか、ほか
の市町村にはないものをこれから基軸として打ち出していっていただきたいなという
のが私
の思いであります。 かつて匝瑳市には地井武男さんという観光大使がいらっしゃって、非常に内外に多く
の情報を発信していただきました。これからそうした新しい市
の形を見つけていくためにもこうした観光大使
のような方が私は必要だと思いますが、そのようなことは検討されているんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。 匝瑳市としましては、植木や九十九里浜など、本市
の魅力は多々あるわけでございますけれども、これらを個々にPRするだけでなく、それぞれ
の資源を結びつけながら、工夫しながら本市ならでは
の魅力として発信してまいりたいと考えております。 観光大使につきましてでございますが、その名称も含めまして、
シティプロモーションを効果的に推進していく方策
の一つとして検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ぜひ匝瑳市
の顔、先ほど宮内市長が顔になるということで御発言いただきましたけれども、やはり観光大使というまた別
の匝瑳市
の顔ということで、これは重要なものだと思いますのでしっかりと検討していただいて、実現に結びつけていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ちまたで言うSDGs、本当になかなか理念だけではまちは動きませんので、やはりそうした持続可能なまちづくりという中で、日本一
のそうしたまちづくりをしているんだというような
シティプロモーションが表に出るように、ぜひ御検討いただければ、推進していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。よろしいですか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) もう議員おっしゃるとおり、やはり丸々といったら匝瑳市というような本当に誰でもがイメージをしていただくよう、本当に、難しいけれども誰でも読めるまちへとちょっと変えていきたいというふうに思いますし、先ほどありましたとおり、やはり魅力という
のを適切に伝えていかなければ効果というところにはつながっていかないと思います。そのようなところからもユーザー、そういったニーズにマッチしたプロモーションになるように、しっかりと努めていきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 市長
の力強い発言いただきまして、ありがとうございました。 先ほどソーシャルネットワーク
のSNS
の話題が出ましたけれども、一つ
の案として、ソーシャルネットワーク、これは匝瑳市ですから、ソーサルネットワークということも使えると思いますので、ぜひよろしくお願いします。 それでは続きまして、公共施設
の再質問に移りたいと思います。 営利目的でなければ、これは料金が徴収できるということが大方、公共施設
の考えではないかと思いますけれども、実際、広報そうさ等に案内を掲載する場合に、こうした料金という
のは掲載は可能でしょうか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜生涯学習課長。
◎生涯学習課長(畔蒜稔行君) 先ほど答弁いたしましたように、公民館などでは匝瑳市立公民館
の設置及び管理に関する条例がございまして、そちらで営利目的は禁止されておりますが、資料代等
の必要経費を徴収する場合につきましては問題ありませんので、申請
の際に施設
の職員が確認させていただいて対応してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 文部科学省
の総合教育政策局地域学習推進課というところから、平成30年に事務連絡ということで各市町村に、これは確認文書でしょうか、回っているんですね。社会教育法第23条第1項
の解釈
の周知についてということで各市町村に回っている文書なんですが、そこで見ますと、その中
の趣旨について、公民館が営利事業に関わることを全面的に禁止するものではないという、これは申合せ
のような項目、確認事項があるんですけれども、これについてちょっと質問させていただきますと、先ほど
の物品販売ということが出ましたけれども、公民館等は市民が多く利用するカルチャーですよね、殿堂であります。そういったところ
の物品販売という
のはどの程度まで許される
のか。 例えば、先ほども答弁がありましたけれども、どうしてもやはり必要経費ということは、これはかかってくる、使用する団体・個人がイベントを開いたり何かやろうとするとやはりそこには経費というものが存在してくる、その中でどこまで物品販売という
のは許される
のか、そうしたことがもし分かればお答えいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 畔蒜生涯学習課長。
◎生涯学習課長(畔蒜稔行君) 社会体育施設におきましては、施設内で
の物品販売、問題ございませんが、今出ております公民館、こちらは社会教育施設でございますので、講演会等
のイベント
の際
の資料、書籍については事前に相談させていただきたいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ありがとうございます。 いずれにしましても過去
のいろんな経緯
の中で、そうした施設を借りようとしたときに、担当者
の方によってはそうした資料代ならいいですよという場合もあったようですし、担当者によってはちょっと料金が徴収できないというような理解
の下で
の契約をしたという方もあったようでありますので、今回この質問を通じて、一応基本的には、そうした団体が使用する際
の、受講という
のは、ある程度自由に徴収できますよということが分かりましたので、これはしっかりと周知をこれからも図っていただければと思います。 公共施設
の使用料という
のは、管理者ですとか施設側
の判断で、これ無償利用が可能になっている部分があると思うんですけれども、その判断
の基準をちょっと明確にお答えいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 畔蒜生涯学習課長。
◎生涯学習課長(畔蒜稔行君) 匝瑳市
の教育機関
の施設
の使用料に関する規則がございまして、そちら
のほうで減免
の基準ございます。例えば全額免除でしたら、市が主催または共催する行事に利用する場合、または市内
の小学校、中学校または高等学校
の児童生徒が教育
のために学校
の管理下で利用する場合、あとは市内
の社会教育関係団体、社会福祉関係団体がその目的を達成するために利用する場合が全額免除
の規定がございます。 なお、半額免除につきましては、市以外
の官公署が利用する場合、匝瑳市
の区域外
の教育または社会福祉に関する団体がその目的を達成するために利用する場合が該当になります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 分かりました。 本当に公共施設、これから更新ですとかね、様々なことで、また予算書
の中でもうたわれてくる部分はこれから発生してくる
のかなと思いますが、やはりその中で一番重要になる
のが利用率といいますか、どれだけ市民が公共施設を自分たち
の施設として利用することができる
のかということだと思いますので、今後とも利用推進に当たっていただきたいと思います。 質問
の最後ですけれども、利用促進ということを図っていかなければいけないと思うんですけれども、これは具体的に市
のほうとして考えられている
のはどのような利用促進
の方法を考えておられますか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜生涯学習課長。
◎生涯学習課長(畔蒜稔行君) まずは、施設内に掲示したり、広報そうさ及びホームページにおいて利用促進に努めてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 様々な市民
の方、年齢層も含めて各カルチャー
の主催される方、様々いらっしゃいますので、そうしたところに漏れがないように周知していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、動物愛護
の再質問に移らせていただきます。地域と協働した動物愛護活動についてであります。 千葉県
の行っている動物愛護活動、これは市
のほうでも理解されているということで答弁を承りました。その中でも一番今地域
の中で問題になっているといいますか、重要なものが、先ほども私も申しました地域猫活動ではないかと思いますが、実際、そうした猫等に関して市
のほうに苦情という
のはどのくらいある
のかお示しいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 猫に関する苦情相談につきましては、年によっても異なりますけれども、年に数件から10数件程度いただいております。その多くは、屋外飼育や猫
の餌やりなどであり、飼い主や行為者に対しまして千葉県
の関係機関と連携して指導を行っております。 今後も飼い主が責任を持って飼育できるよう広報啓発活動に努めるとともに、野良猫
の保護など
の動物愛護活動に取り組む市内
のボランティア
の方々や千葉県
の関係機関と連携しながら動物愛護対策に取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 市
のほうでも問題点という
のは理解されているというふうに理解をいたしました。 これはある匝瑳市内
の地区で、ボランティア
の方が住民
の方に取られたアンケート結果という
のがございます。県
のほうでも様々な野良猫や動物に関する苦情という
のはそうしたアンケート
の結果載っておりますけれども、匝瑳市内で取られたアンケート
の中でも、やはり「野良猫による問題が発生していると思いますか」、その中でも敷地
の中にふん尿をされるですとか、やはり繁殖していってしまうということがあります、鳴き声
の問題とか。 ただ、その中でもやはり、仕方がないから割り切ってもう考えなきゃいけないだろうというような御意見もあります。どうにかしたいけれども方法が分からないというような意見が多数を占めているようであります。 そのような中で、やはりこれは地域、本当に個人で進めるには問題が大きくて、なかなか前に進むことができない。ですから、やはり行政
の協力を得たいということがこれボランティアさん方
の希望だと思います。 私、地域活動ということで、地域猫活動、これはやはりモデル地区をつくって推進すべきではないかと思います。地域住民とボランティアと行政という
のが連携して進めていくということが非常にこれは、先ほど
の課長答弁にもありましたけれども、重要だと思いますが、その辺
の御認識をお伺いできればと思います。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 議員御提案
の地域猫活動
のモデル地区を設定してはという御提案だったかと思いますが、議員御指摘
のとおり、地域猫活動がうまく機能するためには、活動を支えるボランティアと地域住民
の理解と協力が必要不可欠であるものと考えております。そのため、まず今後、先進事例を参考に、地域猫活動
の主体となる地域住民
の理解や協力を得るため
の方法等について調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 地域猫活動を進めるに当たって、やはり地域住民に説明するということが非常に大事だと思います。また、先ほど
のアンケートにもありましたけれども、いかに繁殖を抑えて、そうした、例えば、これ今回
の施策
の成果
の中でもうたわれておりますけれども、動物が
道路でひかれて亡くなってしまうというようなことも防ぐようなことにもつながります。あとは、殺処分
の防止にもつながるということで、やはりこうした繁殖も抑えなければいけない。 そうした中で、県
の補助事業という
のが、これは千葉県
のほうで行われておりますけれども、匝瑳市ではこの補助事業を取り入れる予定という
のはあるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 現在、市で行っている犬等
の不妊及び去勢手術
の補助金
の目的につきましては、飼い犬や飼い猫
の繁殖を制限して不必要な生命
の処分をなくすとともに、飼い主
のいない犬や猫
の増加を防止することでございます。 議員御提案
の県
の補助につきましては、今後、県内事例を参考に研究してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) これぜひ、隣
の横芝光町さんでしょうかね、そちらでも何か様々なそうした補助金を活用した取組がされているようですので、近隣自治体もちょっと調査していただいて検討していただければと思います。 また、ちょっと補助金というんですかね、繁殖
の件に触れるんですけれども、今匝瑳市
の中
の独自事業として、そうした猫や犬
の去勢、そして不妊手術、これに補助金が出されております、1件5,000円ということで。やはりそうした予算
の裏づけがないところで、なかなかこういう事業という
のは進めることができません。 飼い猫や飼い犬という
のは、これは飼い主
の責任ですから、それを去勢する、不妊するという
のは、これから千葉県
の条例に関しましてもこれは適切にやっていただかなくてはいけない。 ただ、これから
の問題になってくる
のは、やはり地域猫とか野良犬、野良猫、こうした問題だと思うんです。 ボランティアさんがそうした動物を保護して去勢する不妊するというようなことになったときに、やはりどうしても予算がない。 私は予算
の組替えということもこれから必要ではないかなと思うんですね。例えば1件5,000円出しているところをそうした野良犬、野良猫に関してはある程度予算
の幅を広くして、飼い犬、飼い猫については予算
の幅を縮小するというようなこともこれは重要なことだと思うんですが、その辺
の認識という
のはいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたけれども、地域猫、あるいは飼い主
のいない猫
の助成につきましては、今後、調査研究をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ここで予算をすぐに変えてくれということはなかなか課長
のほうからも答弁しづらいと思いますので、それは執行部も含めまして、ぜひよろしく御検討お願いいたします。 それで、基本的な部分、先ほど課長答弁
の中でも何度もやっぱり地域
の住民と協力するんだと、一緒にやっていくんだという思いが読み取れました。その中で、今後、住民から協力
の依頼、いろんな申出があった場合、市ではどのようなことが協力体制として考えられる
のか、進めていただける
のかお答えいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の御質問にお答えいたします。 議員
のほうから、今後、住民
の方から申出があった場合どのように市として対応するんだということでございますけれども、まずは住民
の方
のお話を伺うとともに、先ほど来、申し上げておりますけれども、県内事例を参考に地域猫活動を調査研究してまいりますので、その中で、例えば、野良猫
の保護活動などを行っているボランティア
の方々と地域猫活動
の主体となる地域住民と
の連携に関するサポートなど
の支援
の方法につきまして調査研究してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 本当に一番
の肝は、やはり住民説明、そしてまたボランティア
の協力ということだと思いますので、その辺は積極的な協力関係を築いていただけるように、これよろしくお願い申し上げます。 それでは続きまして、
地域公共交通計画へ
の課題についてということで再質問をさせていただきます。 今月から新しい路線が開始されまして、本当に時間短縮ということは非常にこれ利用する者にとってはありがたいことだと思いますし、都心へ
の距離が近くなる、都心から
の距離が近くなるということだと思います。 その中で、今回、乗降場所が道端といいますか、路肩に設置されましたけれども、実際、今その沿線
の状況を見てみますと、九十九里ホーム病院
の下
のバス停があったり、飯倉駅があったりということがあると思うんですけれども、そうしたところを利用するという案は、これなかった
のかどうか、これからそういった計画がある
のかどうかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の御質問にお答えいたします。 バス事業者
のほうに確認いたしましたところ、今回
の飯倉台
のバス停を設置するに当たりましては、先ほど議員
のほうからございました九十九里ホーム下、あるいは飯倉駅というところも候補地としては挙がっていたということなんですけれども、警察署と
の協議等によりまして現在
の場所に設置されることになったということで伺っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 本当に既存
のバス停があればそれを利用していただいて、しっかり屋根もありますし、そうしたシェルター的な意味合いもありますので、ぜひそれを御検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問
の肝となる
のが、やはり
インターチェンジを活用した運行ということでありますけれども、これ将来的には飯倉
のインターチェンジから乗り入れてということは、これあるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 今後、飯倉地区に設置される予定
のインターチェンジが供用されたらそこ
のところを使う
のかという御質問かと思いますが、現在、バス事業者
のほうで確認しましたところ、そのような予定は今
のところはないということでございますので、今後、
インターチェンジが供用開始されましたらバス事業者と話をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) そちら
のほうよろしく協議、御検討をお願いいたします。 それで、やはりもう一つは成田と
のアクセスということだと思うんです。これから匝瑳市が成田と
のいろんな様々な経済圏をつくっていく中で、やはり成田と
のアクセスという
のが非常に重要になってきます。 前にも質問で申し述べさせていただきましたけれども、成田空港
の第2ターミナル、これもう旅客
の発着場所、乗降場所が非常に重要になってきています。アクセスが、どうしても多古
のターミナルという
のは、これはもう間を介してということになるんですけれども、ターミナルと多古と
のうまい時間
のアクセスという
のが、なかなかこれ今、時刻表で見るとないんですね。実際問題、行くことは可能です、帰ってくることは可能なんですけれども、適切な時間に利用できることがないと。ですから、そうした運行時刻みたいなものも見直していただければもうちょっと利便性がよくなる
のかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林環境生活課長。
◎環境生活課長(林雅之君) ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 成田方面
のアクセスにつきましては、市民生活等においても重要であるというふうに考えております。また、多古本線は複数
の市町にまたがり、広域的な移動を担う重要な地域間幹線系統でございますので、多古本線へ
の影響を考慮した上で、議員おっしゃるような機能強化というところをバス事業者と相談してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ぜひ、この運行時刻
の時間割という
のは非常に重要になってくると思いますので、この辺は成田と
のアクセスという部分で非常に重要になってきますので、今後、前向きにバス事業者
の方と検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは最後に、市民病院における発熱外来
の状況、PCR検査
の状況についてお尋ねをいたします。 事務局長
の御説明で非常に緊迫した中で
のこうした対応だったということがよく分かりました。やはりこれは実際、市民病院だけではなくて民間
の医療機関、私がいろいろ調査した中でも発熱外来をやられている機関が非常に緊迫しておりました。 その中で、今後、やはり市民病院がどうしてもそうしたことができなくなった場合には、ほか
の医療機関でも何とか情報を共有して対応できるという体制づくりが私は必要だと思うんですが、1点、こうした情報交換、これがされている
のかどうかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 今都祭議員
のほうでおっしゃられたように、発熱外来を行っている医療機関同士
の情報共有という
のは確かに重要だと思います。 これまでそのような情報交換を行っておりませんでしたので、今後、そのような情報交換
の場ということで、今隣に健康管理課長、いらっしゃいますけれども、健康管理課とも協議しながら検討していきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) なかなかこうした協力医療機関という
のは、医師会さんと
の協定とかお話合いもあるとは思うんですが、そうするとなかなか時間がたってしまって、やはりどうしても行政
のほうで動いていただいて、アクションを起こしていただいて情報共有をしていただくと。 一番、私が感じた
のは、やはり市民病院で断られちゃったよと、だから民間
のところに行ってやってくれよというようなケースが多かった
のではないかなと思います。 ただ、そういう先ほど
の緊迫した状況が分かっていれば、各医療機関で共有をして、それはスムーズにいくことではない
のかなと思います。 今後、そうした第7波以上
の拡大という
のは、これはないことを祈りますけれども、今後
の市民生活
の安心安全ということになりますので、市民病院
の役割という
のは大きいと思いますので、ぜひ、健康管理課も含めまして、前向きにそうした連携
の情報共有ということでお願いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。 お時間を残しましたが、任期最後
の質問、終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君
の一般質問を打ち切ります。 続いて、林明敏君
の登壇を求めます。 林明敏君。 〔7番林 明敏君登壇〕
◆7番(林明敏君) 皆さん、御苦労さまです。市民クラブ
の林明敏です。一般質問をお許しいただきありがとうございます。ネット中継を御覧
の皆様、お忙しい中、誠にありがとうございます。 初めに、新型コロナウイルスにおいてお亡くなりになりました皆様方に心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族
の皆様にお悔やみ申し上げます。感染された皆様に、一日も早い御回復をお祈りいたします。そして、長い期間にわたり新型コロナウイルス感染症終息に向かって日々献身的に活躍されている医療従事者をはじめ、全て
の皆様に敬意と感謝を申し上げる次第であります。 また、奈良市で街頭演説中
の安倍元首相が銃撃されお亡くなりになりました。心から御冥福をお祈り申し上げます。この事態は、言論に対する最悪
のテロであり、到底許されません。最大
の厳しい言葉で非難申し上げます。 また、不幸なことが起こってしまいました。3歳
の女の子が幼稚園バスに取り残されて死亡しました。バス
の中から園児
の水筒が空
の状態で見つかったそうです。大変苦しかったでしょう。一つ一つ
の仕事を責任を持って行っていれば防げた事故であります。私も肝に銘じて、責任を持って仕事に取り組んでいきたいと、この事故を見まして考えました。 それでは、市民
の声を市政へと喫緊
の市
の重要な6分野、12項目について質問させていただきます。明快な御答弁をお願いいたします。 初めに、財政分野から、公共施設について。市
の財源的に見ても活用しなければならない未利用施設、未利用地がありますが、その状況と利活用についてお答えください。 次に、今年
の米価についてであります。情報によりますと、去年よりは若干上がったと聞いておりますが、現在
の状況をお答えください。 次に、畑作で特によく耳にするんですが、温暖化が農業に与える影響についてお答えください。 次に、物価上昇が止まりません。生活者また農林水産、商工業等、市民に与える影響とその対策についてお答えください。 次に、他市では多く
の海水浴場が開設されていますが、匝瑳市としましてはこの何年間、開設されておりません。その対策についてお答えください。 次に、行政
の透明性
の観点から各種会議
の議事録
の公開が必要と考えますが、お答え願いたいと思います。 次に、事務改善について。各課及び担当事務について、現在
の状況に合ったスピード感
のある見直しを行っていかなければなりません。特に市長
の重点施策である産業用地整備については、各課が協力した
プロジェクトチームのようなものを立ち上げて取り組んでいかなければならないと思いますが、お答えください。 次に、長く続く新型コロナウイルス
の市内中小企業事業者へ
の影響と対策についてもお尋ねします。 次に、新型コロナウイルス感染者、在宅療養者へ
の現在
の対応についてお答えください。 次に、いざというときに必要なAED
の設置状況についてお尋ねします。 次に、新しい病院を建設する場合、どのような経営形態にするかという議論はしなければならないと思います。現在
の全国
の状況についてお尋ねします。 最後に、光ブロードバンド運営でございます。これは市が国
の補助金を受けて工事をして、今委託をしていると聞いておりますが、その運営状況についてお答えください。 以上で私
の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 林明敏君
の登壇質問が終わりました。 林明敏君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ただいま
の林議員
の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、公共施設における未利用施設
の活用について
のお尋ねでございますが、本市では、未利用施設
の利活用を進めるに当たり、地域
の活性化につながる効果的な活用を図るため、民間企業
の誘致に取り組んでおります。 これまで
市ホームページによる情報発信
のほか、千葉県
の空き公共施設等を活用した企業進出支援事業等を活用するなど、様々な利活用案
の募集を行ってきたところであります。 今後とも未利用施設
の効果的な活用に向けて
市ホームページやツイッターを活用した情報発信を行い、民間企業
の誘致に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、物価上昇に係る農業や生活へ
の影響について
のお尋ねでございますが、世界情勢
の変化に伴う原油や原材料価格
の上昇、輸入コスト
の増加を要因とした物価高騰は、農林水産業等
の生産資材だけでなく、食料品、生活用品など、様々な商品にも及んでおり、農林漁業者のみならず市民生活に大きな影響を与えているものと認識しております。 このため市では、市民
の生活及び地域経済へ
の支援策として、物価高騰家計応援
のため
のクーポン券を全世帯に配布するとともに、農林漁業者
の皆様に対しましては農林漁業物価高騰特別対策事業として補助金を交付することといたしました。 なお、クーポン券につきましては、8月25日に全世帯へ郵送を行うとともに、9月1日からは補助金
の申請受付を開始したところであります。 次に、海水浴場について
のお尋ねでございますが、本市
の海水浴場は、急激な海岸浸食等により海水浴
の安全確保が難しいことから、現在、開設できない状況となっております。 海水浴場
の開設につきましては、市観光協会や匝瑳警察署等
の関係機関からも御参画いただき、毎年、匝瑳市夏期観光安全対策本部において開設
の可否を検討しておりますが、これまで
のところ状況が改善されず、また近年
のコロナ禍における感染防止対策等から、本年度におきましても再開を断念したところであります。 なお、お尋ね
のありました本市海岸
の観光振興対策といたしましては、今後、海
の家、民宿、キャンプ場など
の海岸周辺
の観光資源を活用し、観光協会や
市ホームページ等で情報発信し誘客
の促進につなげてまいりたいと考えております。 次に、各種会議
の議事録
の公開について
のお尋ねでございますが、市では、行政運営における公平性と透明性
の向上
の観点から、匝瑳市情報公開条例に基づく情報公開
の推進
の一環として、法令及び条例により非公開とされている場合などを除き、審議会等
の会議結果を
市ホームページにおいて公開しております。 今後もより公正で開かれた市政
の実現を目指して、情報提供
の充実に努めてまいります。 次に、事務改善について
のお尋ねでございますが、市では、これまで匝瑳市事務改善委員会で
の検討を経て、課
の班編成
の見直しや市民課へ
のおくやみコーナー
の設置、公立幼稚園
の統合など、組織機構及び事務手続
の見直しを行ってきたところであります。 議員から御質問
のありました銚子連絡
道路インターチェンジ予定地周辺を整備する産業用地整備推進事業につきましては、現在、副市長を会長とし、
産業振興課長及び関係課長で構成する匝瑳市産業立地検討会議を設置し、関係各課と連携
の下で取り組んでおります。 市といたしましては、今後とも複雑多様化する行政需要に的確に対応していくため、適宜、業務
の見直し等を行い、限られた職員数で最大限
の力を発揮できる効率的かつ合理的な組織体制
の構築に努めてまいります。 次に、新型コロナウイルス
の事業者へ
の影響について
のお尋ねでございますが、依然として新型コロナウイルス感染症
の収束が見えない中、市内
の各事業者
の皆様には売上げ減少等による影響を受けているものと認識しております。 市では、これまで中小企業
の事業者に対し市独自
の支援策を実施してまいりましたが、本年度におきましては、消費拡大と経済活性化を図ることを目的としたプレミアム付商品券を発行したほか、中小企業者に対する新型コロナウイルス感染防止対策費用へ
の補助を実施しております。また、先ほどお答えいたしました物価高騰家計応援クーポン券につきましても地域経済対策として事業者支援を目的に実施しているものであります。 各事業につきましては、市民
の皆様に御活用いただけるよう、引き続き周知等を図ってまいりたいと考えております。 次に、在宅療養者へ
の対応について
のお尋ねでございますが、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養されている方は、令和4年9月1日現在で265人でございます。また、自宅療養者等に対する生活支援物資
の支給につきましては、本年8月末までに117人
の方々にお届けしたところであります。 なお、生活支援物資をお届けするときには、電話連絡により安否確認と併せて体調
の確認を行っており、今後も保健所と協力しながら在宅療養者
の支援に取り組んでまいります。 最後に、本市
の光ブロードバンド施設について
のお尋ねでございますが、私からは、今後
の運営方針につきましてお答えさせていただきます。 本市では、地域間
の情報格差是正及び地域活性化を目的として、平成22年度に整備してから11年以上が経過しております。 令和2年5月に示された国
のガイドラインでは、公設設備を保有する自治体は、財政的負担、人的負担、災害復旧における迅速な対応等を総合的に考慮
の上、必要に応じて公設設備
の民間移行に関する協議を行うことが望ましいとされております。 このため市といたしましては、このガイドラインを踏まえ、今後、市民等へ
の安定的なブロードバンドサービス
の提供を継続するため
の在り方について検討してまいりたいと考えております。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては、担当課長及び事務局長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) 私からは、米価についてと温暖化
の農業に与える影響についてお答えさせていただきます。 初めに、今年
の米価
の予想について
のお尋ねでございますが、令和4年産
の主食用米
の価格についてJAちばみどり本店に確認いたしましたところ、8月末時点
のコシヒカリ一等米
の買取り価格は1万1,000円と
のことでございます。前年
の同時期と
の比較では1,000円
の高値となっております。また、ふさおとめ、ふさこがね等
のコシヒカリ以外
の品種につきましても前年比で800円から1,000円
の高値となっております。 次に、温暖化
の農業に与える影響について
のお尋ねでございますが、温室効果ガス
の排出が要因とされる地球温暖化
の農業に与える影響といたしましては、気候変動や異常気象による気温上昇、暴風雨
の激化、水不足などによる農産物
の生産性
の低下が挙げられております。 本件につきましてJAちばみどり営農センターそうさに伺いましたところ、秋冬ネギ
の苗
の定植期である5月から6月において、雨が降った後
の気温
の急激な上昇によって定植後
の苗が溶けてしまう被害が発生していると
のことでありました。また、雨が少ない年においては、病害虫による被害が増加する傾向があると
のことでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 私からはAED
の設置状況についてお答えいたします。 本年9月1日現在、AEDを設置している市
の施設は、市役所庁舎をはじめ、
八日市場公民館、
八日市場ドームなど
の文化・スポーツ施設、幼稚園、小・中学校など
の教育施設、保健センター、市民病院、市民ふれあいセンターなど
の保健福祉施設
のほか、ふれあいパーク八日市場などに設置してあり、合わせて31施設となります。また、千葉地方裁判所八日市場支部、匝瑳警察署、匝瑳高等学校など、国や県
の施設、民間
の医療機関、福祉施設、民間企業などにも設置されております。 AED
の設置につきましては法的な届出義務がないことから、民間企業等
の設置状況は全て把握できておりませんけれども、市で把握している市内
のAED
の設置場所113か所につきましては、いざというときすぐ使えるように、市
のホームページに掲載して周知をしているところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、全国
の公立病院
の経営形態
の状況についてお答えいたします。 県立病院、市町村立
の病院など
の公立病院
の経営形態といたしましては、地方公営企業法
の一部適用、地方公営企業法
の全部適用、地方独立行政法人、指定管理
の4形態があります。 令和2年度末現在で、全国
の公立病院853病院
のうち、基本的な経営形態となります地方公営企業法一部適用
の病院については298病院で、全体で
の割合では34.9%となっております。次に、経営形態
の見直しを行った病院
のうち、地方公営企業法全部適用
の病院は、匝瑳市民病院を含めて382病院で44.8%となります。また、地方独立行政法人化している病院は94病院で11.0%、指定管理者を選定している病院が79病院で9.3%となっています。 以上です。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) 私からは、市
の所有する普通財産
の未利用地、財産
の土地建物
の状況につきまして、市長答弁に補足をさせていただきます。 土地につきましては、46万7,225.84平方メートル
のうち3万6,536.96平方メートルを貸し付けており、残り
の43万688.88平方メートルは未利用
の土地となっております。また、施設につきましては、旧八日市場学校給食センター
の1施設のみとなっております。 なお、旧八日市場学校給食センターにつきましては、市
のホームページや千葉県
の空き公共施設等を活用した企業進出支援事業等を活用しまして、企業から様々な利活用案を募集しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) 私からは、未利用施設
の行政財産
の活用につきまして、市長答弁に補足いたしまして、旧野栄給食センター及び旧匝瑳小学校
の利活用につきましてお答えさせていただきます。 初めに、旧野栄給食センター
の利活用
の状況ですが、敷地内に神社用地が混在していたものの匝瑳市が時効取得をするために必要な期間を経過していたことから、所有権を取得するために、市議会でも3月に御可決いただきましたが、裁判
の手続を進めてまいりました。このたび無事に手続が済み、裁判1回目期日が10月21日に決定いたしました。12月頃までには裁判が完結する見込みと
のことであり、その後につきましては、庁内会議である匝瑳市跡地等利活用検討会議において利活用について協議をしてまいりたいと考えております。 次に、旧匝瑳小学校
の利活用
の状況ですが、旧匝瑳小学校
の学校用地内には匝瑳市が所有する土地以外に3筆
の民有地が存在しており、このうち旧校舎及び浄化槽が存在する土地
の2筆は松山神社より借用しており、土地
の賃貸借契約を締結しております。また、校庭
の一部には、匝瑳市と個人が持分2分の1ずつを所有する土地が存在しています。これは平成30年8月に実施しました境界立会い作業により第三者が所有している土地が存在することが判明したもので、このうち共有名義人
の1名から令和2年9月8日に売買し、当市が持分2分の1を取得いたしました。残り
の2分の1
の土地につきましては、
登記名義人が亡くなられており、現在、取得が困難な状況となっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) 私からは、光ブロードバンド施設
の運営状況について、市長答弁に補足させていただきます。 加入件数
の直近3か年
の状況といたしましては、令和元年度末時点で5,633件、令和2年度末で397件増
の6,030件、令和3年度末では270件増
の6,300件となっており、現在も加入件数は増えている状況であります。 次に、収入と維持管理費
の状況でございますが、令和3年度歳入といたしましては、当該施設
の貸付料が3,966万6,387円、物件移転補償金等
の諸収入が133万9,043円、歳入合計は4,100万5,430円となりました。それに対しまして、当該施設
の維持管理、運営に係る費用といたしましては2,196万9,961円
の支出がございましたので、歳入歳出
の差引き額といたしましては1,903万5,469円
のプラスとなっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それでは、公共施設
のほうから、他
の議員とか、いろんな方が結構質問していると思うんですが、いろんな情報を発信して取り組んでいるとは思いますが、施設が大分老朽化してきまして、貸す
のにも大変になってくるんですよ。最終的には公費で壊さなきゃならないと思うんですが、ネットとか、もっと先進的な取組をお考えじゃないか、ちょっとお答えできればお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 林議員御提案
のように、インターネット、市
のホームページであるとかツイッター等、そういったものを活用いたしまして、情報発信、努めてまいりたいと考えております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 検討して、なるべく老朽化して市で壊さないような状況になるように頑張っていただきたいと思います。 匝瑳小なんですが、校舎がありまして、教育委員会
のほうで維持管理はしていると思うんですが、今現在、どのような利用、全然利用しない
のか何か利用している
のか、その辺、お答えできればお願いします。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、現在
の利用状況について
の御質問ですが、市
の行事といたしまして、市
の総合防災訓練、今度25日にありますが、そのときや、あと選挙投票所として利用しております。また、外部団体から単発的な行事等
の借用申請があった場合は、行事内容を精査し、貸出条件、例えば火気
の使用厳禁とか、営利が発生しないなど
の条件を遵守できるものに限り施設利用を認めております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 思い出がある匝瑳小なので、地区は全然何も利用していないんでしょうか。その辺ちょっと分かりましたらお答え願いたい。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) 今答弁したように、選挙以外は地区で利用したという実績はございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) いろんなところで情報がありまして、多古町でも何か小学校を貸し出してというような話があるんですが、今はやり
の、早く用地を解決して、できれば、環境すごくいいところですよね、山があり田んぼがあり、グランピングとかテレワーク、そういう施設で、最初そんな話もあったんですが、そういうものに取り組んでいきたいと思いますが、その辺、お考えをお示し願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) グランピング施設とか
の利用という御質問でございますが、まず単発的な施設利用につきましては、先ほど答弁したとおりでございます。長期的な貸出しとなりますと、先ほど述べました匝瑳市跡地等利活用検討会議において協議することと、あと、先ほど言いました松山神社と賃貸借契約を締結しておりますが、そこら
の同意を得る必要があると考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 皆様方御存じ
のように、松山神社
の杉ですか、すごい杉で、ああいうものを取り込んで、多分、業者にそういう
のを見せたら喜んであの辺をお借りするというような方も出ると思いますので、用地を早く解決して、建物が老朽化しないうちに、できればよろしくお願いしたいと思います。 次に、この前ちょっと望洋荘
の利用
の関係で説明していただいたんですが、望洋荘
のところに国有地があります。それは、今どのような取扱いをするようになっているかお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをいたします。 国有地
の取扱いにつきましては、再度、庁内で協議をするということといたしました。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) ちょっと私、議会で多分話があったかどうか、ちょっと記憶は定かでないんですが、あそこを今前から多分借りていて、舗装になって、望洋荘
のお客様
の駐車場になっていたと思うんですが、それを舗装を除去して国に原状復帰して返すような話を聞いたんですが、ちょっとこれはあまり前向きでないと思いますよね。 あそこは、まずサーフィンだとかいろんな方が観光に来て、近く
の民宿に泊まった方もいっぱい海岸で遊んだりしているんですが、国と交渉して、何か無償譲渡でできるように、それはちょっと事務屋で無理な、その辺はいろんな事例がある、政治力もそれも必要だと思いますが、その辺、検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 これまで関東財務局千葉財務事務所と協議をしてきた経過におきましては、国では有償ということを申しております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) その辺、市長、お考えがあれば。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 貴重な御意見ありがとうございます。 はっきりと現時点で申し上げる
のはちょっと難しいところありますが、様々な面から検討してまいりたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) その辺はよろしく、ここでは答えられないと思いますが、いろんな面で市に有利になるような形で頑張っていただきたいと思います。 次に、米価についてですが、今JAから聞いた価格、
産業振興課長にお聞きしたんですが、統計的ですか、農林省が示している生産するため
の適正な生産単価ですか、それをどのぐらいと見込んでいるんでしょうか。その辺、お答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えをさせていただきます。 直近
の農林水産省
の農業経営統計調査によりますと、令和2年産米
の60キロ当たり
の生産費は、全国平均で1万5,046円となっております。生産費については、地域や経営規模等によって格差がございますが、米価が生産費を上回る価格であれば再生産が可能であると考えられます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 先ほど課長が述べました1,000円ですか、これ高値ではないんです、上がったって。今
のお示しいただいた生産コストが1万5,000円ぐらいかかるというような統計があると、地域格差はあると思うんですが、それで売っている
のが1万1,000円だと。考えれば赤字ですよね。 だから、それに近づくような政策をやはり、市だけでは無理だと思うんですが、国も取っていかないと農業はだんだん、特に稲作
の方はやめていくような状況があるかと思います。その辺、国とか県とかに申し出ていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 それで、現在1万1,000円、この所得補償対策なんていう
のは市とか国ではどのようにやっているかお示し願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えをさせていただきます。 実際に米価が下落した際
の対策といたしましては、収入減少影響緩和交付金及び収入保険制度がございます。 市では、5月臨時会において御可決をいただきました農業経営収入保険加入推進事業により、収入保険に関わる保険料
の掛け捨て部分に対し補助金を交付し、加入者へ
の支援と制度へ
の加入促進を図っているところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 今
の質問は、農家
の方はそれだけ大変だということを御理解願いたいと思います。 次に、ネギが、私もちょっと話聞いているんですが、先が赤くなってしまったとかいうような話を聞いているんですが、温暖化ですが、暑さに強いものとか、そういう営農対策はどのように指導していくようなお考えでしょうか。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えをさせていただきます。 温暖化
の影響による農業被害へ
の対策と営農指導につきましては、専門的な知識を有しております千葉県海匝農業事務所改良普及課
の普及指導員が生産者を巡回訪問し、指導に当たっていると
のことでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 昔、普及所といったところだと思うんですが、それは一応、結構まめに回れるんですかね。人員的な配置もあると思うんですが、市
の職員では対応はちょっと無理でしょうね、こういうものを。その辺、分かればお答え願えればありがたいです。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えさせていただきます。 改良普及課
の指導員につきましては、定期的に巡回をしているということはお伺いしております。市
のほうにつきましては、相談を受けましたら、そちらに伴いましてこちら
の改良普及所と、あと関係機関
のほうに御連絡をして、対応をしながらつないでいくという流れになっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 来年もこの温暖化、続くと思いますので、適切な指導をよろしくお願いします。 次に、海水浴場
の関係なんですが、私が思うのに、海岸
の観光振興は、海をまず活用することが一番多いと思います。例年、海水浴場が開設されませんが、これ海流調査ずっとやっても多分、今
の状況は同じだと思います。これ抜本的な解決をしなければ海水浴場は開設されないと思いますが、抜本的な取組についてお考えがあればお示し願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えさせていただきます。 議員御指摘
のように、やはり海水浴場が現在、閉鎖状態でございます。海水浴場を開設する際には、海難事故等が起こらないよう、市民を含む海水浴客が安心安全に遊泳を楽しむことができる環境が必要であると考えております。 現在、本市
の海水浴場は、海岸浸食による砂浜面積
の減少、複雑な潮流等により、開設につきましては慎重に対応する必要があると考えております。このことから、継続的に海流調査を行い、海岸
の状況把握に努め、開設
の可否について、引き続き検討をしてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 茨城県
の大洗町とか、あっち
のほうまで行くとヘッドランドがよくできて、テトラが入って、旭市もそうですね、旭市も多分、記憶だと2つか3か所開設、海水浴場、しています。あれ見ると、テトラポットが入っているところが多いんですよね。そこら辺りは匝瑳市では無理なんでしょうかね、その辺ちょっとお考えがあればよろしくお願いします。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えさせていただきます。 本市
の海岸を含む九十九里浜では、海岸浸食が著しい状況であることから、千葉県において、幅40メートル
の砂浜を確保することを目標とした九十九里浜侵食対策計画が令和2年度に策定されましたところでございます。 本市海岸における計画
の概要につきましては、海岸に人工的に砂を入れて砂浜をつくり出す養浜を年間2万立方メートル、期間につきましては、令和2年度から令和31年度にかけて、合計60万立方メートル
の砂入れが計画されております。また、コンクリートブロックを用いて沿岸方向に流出する砂を制御することで砂浜
の安定を図るヘッドランド2基
の整備も計画されております。 今後、千葉県
の動向に注視し、海水浴場
の開設に向けて調査研究してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 話で、砂を入れたからってそれが残るかどうかちょっと疑問がある工法だと思うんですが、抜本的な解決、やはりテトラやるとかヘッドランドやるとかが一番いいと思うんですが、それも計画があっても時間がずっと経過したら、もうあれですよ。それは国土強靱化とかという予算も盛って国が頑張っているんだから、そこは一生懸命、これが市
の行政だけではちょっと無理かも分かりませんけれども、いろんな方面
のことを使って、市長、どうですか、お願いする
のもよろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ありがとうございます。 匝瑳市にとって海岸という
のは貴重な地域資源だというふうに私も認識しておりますので、それが生かされないということは、確かに決してよいことではないと思いますので、県・国にしっかりとその辺も要望して、特に熊谷知事なんかも海岸を生かしたというような地域
の活性化ということも言っておりますので、そのようなことも捉えながら、しっかりと要望活動してまいりたいと思います。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それでは、よろしくお願いいたします。 次に、議事録
の関係なんですが、議事録を私も拝見すること、インターネットに載っている
のを見るんですが、ちょっと私
の認識不足であるとあれなんですが、委員
の名前が載っていないような議事録も公表されているような気がするんですが、その辺は何ででしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 委員
の氏名
の公開につきましては、行政機関
の保有する情報
の公開に関する法律、いわゆる情報公開法及び匝瑳市情報公開条例に基づきまして、法令や条例
の定めるところにより、公にされ、または公にすることが予定されている情報、人
の生命、健康、生活、財産を保護するため公にすることが必要であると認められる情報は公開できるとなっておりますけれども、特定
の個人を識別することができるもの、または特定
の個人を識別することはできないが公にすることにより、なお個人
の権利利益を害するものは除くということで規定されておりまして、公開をしていないということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) いろんな審議委員とか、おりますよね。その委員を引き受けたらその方は、議会であれば誰が何をしゃべったかと全部、それがちょっと失言してもそれは議事録にちゃんと載りますよね。だから、委員になったなら責任を持って、自分
の発言が皆さん方に分かってもらってもこれは、そんな方は委員を引き受けないでもらったほうがいいと思うんですよ。 今から名前をちゃんと、もう責任ある委員になった方は名前を公開するような制度にしていかないと透明性、行政としてはちょっと芳しくないと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 現状
の制度
の中で運用しておりますので、そういった形で今後も運用していきたいと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) もう一つ、内部
の会議ですか、現在、行政
の透明性という
のがどこでも言われているところであります。特に政策を決定過程
の会議も議事録として公表するべきだと思いますが、お考えをお答えください。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 政策決定過程、意思形成過程情報
の公開につきましては、情報公開法
の制定によりまして、行政
の意思形成過程
の情報が情報公開制度における開示請求
の対象となったということでございますが、しかしながら、意思形成過程
の情報を開示することによって、その意思決定過程が損なわれないようにする必要があることから、この法律
の中に、国
の機関、独立行政法人等、地方公共団体及び地方独立行政法人
の内部、または相互間における審議、検討及び協議に関する情報にあっては、公にすることにより率直な意見
の交換、もしくは意思決定
の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に国民
の間に混乱を生じさせるおそれ、または特定
の者に不当に利益を与え、もしくは不利益を及ぼすおそれがあるものを不開示情報として規定しております。このことから公開をしていないという状況でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 私
のちょっと知識が間違っていたら御指摘いただきたいんですが、多分、教育委員会も教育委員
の名前は議事録に何を発言したと載っていましたっけ。誰委員がどんな発言をしたということが載っていますでしょうか。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 教育委員会会議
の会議録につきましては、一つ一つ
の発言
の名前、これは載せておりません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 今、総務課長、教育委員会も、そのような教育をつかさどる教育委員が教育委員として任命されて、議会で同意を受けて、その人が責任を持って発言するということは、それが皆さん方に聞かれて困るような発言にないもので、その辺も少し直していただきたいと思います。検討する余地は多分あると思うんですよ。 それでもう一つ、課長会議、これは一時、八千代市で部長会議
の議事録を市長が改ざんしたということで百条委員会があったと私記憶しております。うち
のほうは課長会議
の議事録も公開されておりません。 それと、最高
の意思決定機関に庁議という
のがございます。これが本当に全部、パークゴルフ場、太田市長
のときに議員
の皆さん過半数
の方が賛成してパークゴルフ場やったということは、市民
の代表者ですからそれはそれでいいんですが、最後は庁議で決定したと言ったんですが、その庁議がどのような話が出て決定したという
のを公開してくれと言ったところ、庁議は公開できないというような。 でも、この時代に、今国葬
の話なんかでもいろいろ説明責任、何でそれをこうやって決定したかというような、それはもう隠していくような時代でないと思うんですが、その辺、お答えできればよろしくお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 現在、匝瑳市情報公開条例に基づく情報公開
の一環として、審議会等
の会議結果
の情報提供をしております。市で行っております情報提供
の範囲といたしましては、設置根拠を法令、または条例に置く附属機関
の会議及びそれ以外
の市民等を構成員とする会議としております。この附属機関につきましては、地方自治法及び匝瑳市における附属機関等
の設置に関する方針に基づくものでありまして、その中に、課長連絡会議、庁議等は含まれておりませんので、現状、情報提供はしていないということでございます。 また、議員おっしゃるように、公表ということでございますけれども、現状、市
の今公開をしている情報が定着しているか、この辺は、本来うちでいっているところ
の情報範囲
の中に入っているもので公開していないものがあるかということも含めて、もう一度ここは精査をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 他市でも公開しているところもありますし、しないところもありますが、現在このような状況でありますと、やはり市民にも理解を得るためにガラス張り
の行政ということで、人に害を与えるような情報は、それはよく黒塗りといいますが、そのような情報
の公開で仕方ないと思うんですが、あとは情報を公開して理解を得るように前向きに検討していただきたいと思います。 次に、事務事業なんですが、過重な仕事、国からいろんな事業が今下りてきております。それで、課は今も全然変わっておりません。それと、その事業が過重か過重でないかという仕事量を数字化するようなところがあるらしいんですよ。そのような作業は今
のところこちらでは、匝瑳市でどのようになっている
のでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 現在、議員
の御質問にあった仕事量数字化という部分については行っておりません。これ
の業務量、こういったものの把握というものが非常に難しいという部分もありまして、現在行っていないという状況でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) コロナ
の関係なんですが、統計的に持っていればですが、コロナ
の関係で中小企業者は大変ですが、匝瑳市内でどのような業種が大変で、閉店したとか、そういう統計がありましたらちょっとお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えをさせていただきます。 閉店等を検討している業種につきましては、現在把握はしてございませんが、営業をやめた業種と件数につきましては、市商工会に確認いたしましたところ、令和3年度では、建設業が2件、製造業が2件、サービス業が5件、飲食業が2件、卸売業が9件
の計20件と伺っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 時間
の関係上、ちょっと病院
の関係で分かればですが、先ほど4通り
の経営形態があるということですが、その形態
の特徴を分かりましたらお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) それでは、先ほど申し上げた4通り
の経営形態
の特徴ということなんですけれども、まず、地方公営企業法
の一部適用については、これは基本的な経営形態ということであります。それ
の全部適用ということになりますけれども、こちらについては地方公営企業法そのものを全部適用するということでありまして、一部適用と
の違いで、大きなところでは事業管理者を置くことになるということと事業管理者が職員
の任免等を行うということで、医療環境
の変化に即応した職員
の採用が可能になってくるということがあります。 3つ目
の地方独立行政法人に関しては、地方公共団体が設置する法人ということであります。地方公共団体が示した中期目標に基づき、政策医療を実施していくということ、また、独立した法人
のため、職員
の身分は地方公務員から法人
の職員になるということが大きな違いになってくると思います。 指定管理者に関しましては、公設民営ということになりますので、民間事業者と
の協定により政策医療を実施していただくということで、職員
の身分は民間企業
の職員となっていくということです。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 私もちょっと不勉強なんですが、その4通り
の中で、私は、旭市もそうなんですが、さんむ医療センターもそうなんですが、地方独立行政法人化がよいと思うんですが、見解がありましたらよろしくお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 地方独立行政法人化がよいということでございます。 以前、市民病院
のほうでも、前回、建て替えを検討していた際に経営形態についてもコンサルタントを交えて検討した経過がございました。その際には、地方独立行政法人化をすると自治法
の制約ですとか、そういったものがなくなり、経営
の自由度も高まるということで、経営状況
のよい病院
の場合にはそれが追い風となり、経営状態がさらによくなっているという分析がありました。 ただ、一方で、経営状況
のよくない病院が地方独立行政法人化したケースでは、目に見えた経営
の改善にはつながっていないというような分析もなされておりました。 現在、地方独立行政法人化している病院は1割強ということでございますけれども、確かに増加はしているという、そういう傾向にはあると思いますので、今後、当院で経営形態
の変更について検討する場合には、そのようなことも十分踏まえた上で、先行病院
の事例も参考にしながら検討してまいりたいと思います。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 一応、今全部適用になっているということは、今
の管理者は市長が任命していると思います。今
の管理者が現在4年ですか、任期は。すると、今
の管理者何年まで任期があるんでしょうか。ちょっとお答えできればよろしくお願いします。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 管理者
の任期は4年、確かにそのとおりで、現在
の菊地管理者
の任期は令和6年3月までとなっております。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 次に、時間ないのでブロードバンド
の関係なんですが、現在
の収支はプラスで、市が黒字だということですが、これが老朽化して更新する費用は積み立ててあるんでしょうか。その辺はどのように、市
の取組をお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。 老朽化に伴う更新費用についてということだと思いますが、更新
の費用
の積立ては行っておりません。先ほど市長答弁にありましたように、今後、市といたしましては、国
のガイドラインを踏まえまして、更新も含めた扱いについて検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それと民間移行する場合には、どのような手続が必要か、ちょっと分かりましたらお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 民間移行
の手続について
のお尋ねでございますが、仮にでございますが、今後、民間移行
の手続を進めていく場合には、既存サービス
の利用者へ
の影響を最小限に抑えるという観点から、現在、契約しております光ブロードバンドサービス
の提供を行っておる会社でありますNTT千葉グループ匝瑳市光ブロードバンド施設整備運営コンソーシアムと移行費用等を含めた条件について協議をしていくということになると思います。 基本条件につきましては、事前確認、協議を行いまして、最終的な移行費用等を含めた条件を調整しまして、合意となった場合には、議会
の承認を経て、契約
の締結という手続になります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) そうすると、市は売り渡すような形で、国が補助金でやって情報格差を直すためにすごくメリットがあったものですから、売り渡すというような契約になるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 これはあくまで民間事業者と
の協議
の内容によりますので、売り渡す
のか無償譲渡になる
のか、あるいはさらに条件を整備した上で
の譲渡になる
のかということで、協議
の内容によるということでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) これは私
の意見なんですが、使命を果たして、それ市がこれずっと持って更新しながらやっていく
のは多分至難
の業だと思いますので、条件がそろえば民間に移行して、それで光ブロードバンド
の維持管理ですか、そのようにやっていただくような私
の考えです。そのように御検討
のほうよろしくお願いします。 これで私
の一般質問を終わりとします。ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 林明敏君
の一般質問を打ち切ります。 暫時休憩いたします。
△午後0時03分 休憩
---------------------------------------
△午後1時00分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を行います。 続いて、武田光由君
の登壇を求めます。 武田光由君。 〔10番武田光由君登壇〕
◆10番(武田光由君) 公明党
の武田光由でございます。さきに通告しております内容に従いまして一般質問をさせていただきます。 初めに、防災についてお伺いいたします。 阪神・淡路大震災から27年、そして東日本大震災から11年が過ぎました。2011年3月11日、マグニチュード9.0、これは日本国内観測史上最大規模、アメリカ
の地質調査所
の情報によれば、1900年以降、世界でも4番目
の規模
の地震でありました。これだけ
の大地震が日本で起こり得るという状況があります。 そして、中でも関東から九州
の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生するとされる南海トラフ地震と首都直下地震が今後30年以内に発生する確率は70%と高い数値で予想されています。 本市におきましても大地震に備えた対策として、耐震診断と耐震工事
の補助制度をはじめ、様々な防災対策が取り組まれております。いつ襲ってくるかもしれない大地震発生に備えて、いま一度見直しが必要と考えます。 1点目に、感震ブレーカー設置促進についてお伺いいたします。 大規模な地震では、地震発生時に、ほとんど
の家で停電が発生すると考えられます。その後、電気が復旧することで電化製品が稼働し、火災が発生することが推定されています。これが通電火災です。阪神・淡路大震災では全体
の61%、東日本大震災では全体
の65%が電気関係による出火と
の報告もなされています。地震による火災
の過半数は電気が原因と言われ、地震
の場合、電気ブレーカーを落としてから避難する
のが鉄則です。しかしながら、そんな状況
の中でブレーカーを落とすという
のはなかなか難しいことだと思います。 地震に対応し通電火災を防止するため
の感震ブレーカーがありますが、本市においてこの感震ブレーカー
の設置促進について
の取組と現状についてお伺いいたします。 次に、家具転倒による被害対策についてお伺いいたします。 首都直下地震
の被害イメージと近いとされる阪神・淡路大震災です。死者数は6,434人に及び、死者
の80%以上が家屋
の倒壊や家具等
の転倒による圧死でした。自分
の命、安全は自分で守るためには、家具や電化製品など
の固定が必要です。 そこで、家具転倒防止に関する対策について
の取組と現状についてお伺いいたします。 次に、福祉に関することで、男性用個室トイレ
のサニタリーボックス(ごみ箱)設置についてお伺いします。男性特有
の前立腺がん、あるいは男性
の罹患率が高い膀胱がんは、手術後、頻尿や尿漏れが起きやすく、尿漏れパッドが欠かせません。着用すれば外出できるものの、男性トイレ
の個室で取り替えても捨てる場所がない
のが現状です。使用済み
のものは自宅まで持ち帰るという
のが実情です。 日本トイレ協会が2月に実施したアンケートによれば、尿漏れパッドや紙パンツを使う男性
の7割が捨てる場所がなくて困っていると答えております。女性トイレ
の個室
の片隅に置いてあるサニタリーボックス
のことです。今、これを男性トイレに設置する動きが広がっています。 当市においても前立腺がんや膀胱がんを患った男性が使用済み尿漏れパッドなどを捨てる場所に困るケースが生じているものと思いますので、男性用トイレにもサニタリーボックスを設置すべきと考えますが、所見をお伺いいたします。 次に、ヘルプマーク・ヘルプカード
の周知についてお伺いします。 障害や難病を抱えた人が必要な支援をあらかじめ記しておき、緊急時や災害時など
の困った際に提示し、周囲
の配慮や手助けをお願いしやすくするものです。 県では、ヘルプカードを作成し、各市町村へ配布しています。義足や人工関節を使用している方、内部障害や難聴
の方、妊娠初期
の方など、外見からは支援や配慮を必要としている
のが分からない方が携帯することにより、災害時や日常生活
の中で困ったときに、周囲
の方に自身
の障害等
の支援や配慮を求めるカードです。 当市においてもホームページへ掲載をしたり、福祉課
の窓口や野栄総合支所
の窓口にヘルプカードと啓発用チラシを置いて配布していますが、ヘルプカード
の配布状況と周知についてお伺いいたします。 次に、デジタル障害者手帳
の導入についてお伺いいたします。 障害者手帳をお持ち
の方より、障害者手帳は紙ですのですぐにぼろぼろになってしまう、また、手帳
の形状から利用料
の減免などで提示する
のに抵抗を感じる等
の声をお聞きいたしました。 デジタル化が進む中、身近にあるスマートフォンを利用した「ミライロID」というアプリがあります。障害者手帳
の情報を取り込むことで、窓口で
の確認が今まで
の紙からスマートフォンで提示でき、公共機関や商業施設など、障害者手帳
の代わりに提示すると割引が受けられます。令和3年2月
の時点で、JRを含めた全国885事業者で導入もされております。 手帳を提示するより精神的負担も少なくなり、紙手帳がぼろぼろになることを防ぐことができます。紛失防止
の効果も期待でき、気兼ねなく優待券を受けやすくするためには、デジタル障害者手帳
の導入について所見をお伺いいたします。 次に、新型コロナウイルス感染症による後遺症対策
の現状と対応についてお伺いいたします。 新型コロナウイルスに感染した後、療養期間が終了したにもかかわらず、症状が慢性化したり、新たな症状が出てしまうことがあります。症状には、倦怠感やせき、息苦しさ、味覚障害、嗅覚障害、脱毛など、気分
の優れない状態が続く症状が報告されております。また、回復後に出現する遅発性後遺症は、ウイルス感染後疲労症候群と呼ばれ、記憶障害、睡眠障害、集中力
の低下など
の症状があります。 2020年2月から6月に国立国際医療研究センター病院を退院した患者78名を対象に、コロナ後遺症に関する電話
の聞き取り調査が2020年7月から8月に行われました。63名から回答があり、平均年齢48歳、約9割が日本人で、そのうち75%が新型コロナウイルス肺炎と診断され、酸素投与を受けた中等症患者が27%、人工呼吸器管理を受けた重症患者が8%でした。約4か月たっても27%
の方に何らかの後遺症が認められました。 14日間を超えて遷延する症状と定義した場合、年齢別
のコロナ後遺症を有する割合は、全体で76%
の患者にコロナ後遺症が認められており、20代で75%、30代で83%であることを考えると、若年層であっても後遺症を有する割合が少ないわけではないことが分かります。 また、症例数は少ない
のですが、20代では嗅覚障害や味覚障害
の頻度が高かった
のに対し、30代以降ではせきや呼吸困難、倦怠感
の頻度が高い傾向がありました。また、遅発性
の合併症として、全体
の24%
の患者に脱毛
の症状が認められたそうです。 市民
の方から相談をいただいておりますが、体調不良が続いて職場復帰できない、目まいがあり精神的につらい状態が続いている、また、味覚障害が残っていて何を食べてもおいしくないなど
の声を伺っております。 新型コロナウイルス後遺症に関しては、医学的、社会的、経済的な問題があり、これらは喫緊
の課題であると考えます。 そこで、当市
の新型コロナウイルス後遺症対策
の現状と対応についてお伺いします。 最後に、フォローアップ外来
の推進と周知についてお伺いします。 新型コロナウイルス後遺症で悩んでいる方々に、一日も早く治癒をして回復していただけるよう、後遺症フォローアップ外来
の診療をしたい場合にどのような対応をされている
のか、また、周知についてお伺いいたします。 以上で私
の登壇質問を終わります。
○議長(石田勝一君) 武田光由君
の登壇質問が終わりました。 武田光由君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、ただいま
の武田議員
の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、感震ブレーカー
の設置促進について
のお尋ねでございますが、議員御指摘
のように、近年
の大規模地震発生時における火災
の原因は主に電気に起因するものと考えられており、過去
の地震火災
の検証から、感震ブレーカー
の設置は地震による電気火災対策として効果が期待できるものと認識をしております。 感震ブレーカー
の設置促進に関する取組といたしましては、火災予防
の観点から、匝瑳市横芝光町消防組合において、消防広報119だよりを通じて周知を図っております。 今後は、
市ホームページや広報そうさを活用して、地震発生時
の電気火災
の危険性と感震ブレーカー
の効果等を紹介するなど、感震ブレーカー
の設置促進に努めてまいります。 次に、家具転倒防止に関する本市
の取組と現状について
のお尋ねでございますが、首都直下地震など大規模地震
の切迫性が指摘される中において、自宅
の安全を確保し、地震から身
の安全を守ることは防災
の基本であり、家具
の固定によって家具
の転倒や落下等による被害を防止することは有効な取組であると認識をしております。 家具を固定する器具につきましては、容易に取り付けられるものが数多く販売されておりますので、市では、
市ホームページ及び広報そうさを通じて、家具
の転倒防止対策について周知しているところであります。 自分
の身は自分で守る自助
の取組として、各家庭で家具転倒防止器具を設置していただけるよう、引き続き
市ホームページ及び広報そうさを通じて普及促進に努めてまいります。 次に、男性トイレへ
のサニタリーボックス(ごみ箱)
の設置について
のお尋ねでございますが、議員御指摘
のとおり、男性用個室トイレへ
のサニタリーボックス
の設置につきましては、全国
の自治体や商業施設等で普及しつつあります。サニタリーボックスを男性用個室トイレに設置することにより、前立腺がんや膀胱がん
の手術
の影響で尿漏れパッドを利用する方が使用済み
の尿漏れパッドなどを持ち帰ることなくその場で廃棄できるため、負担
の軽減とともに、安心して外出できるようになるものと考えております。 御提案
のありました公共施設へ
のサニタリーボックスにつきましては、今後、関係課と調整
の上、設置を検討してまいります。 次に、デジタル障害者手帳
の導入について
のお尋ねでございますが、デジタル障害者手帳は、「ミライロID」というスマートフォン用
のアプリケーションを使用し、障害者手帳
の情報をアプリ内に登録することで手帳情報がスマートフォン
の画面に表示されるため、本人確認等
の簡素化やその画面を提示することで利用料金等
の減免を受けることができるようになります。 デジタル障害者手帳
の導入により、個人情報を見られる手帳所有者
の心理的負担や障害者手帳を確認する側
の手間が軽減され、障害者手帳を携帯しなくても障害情報を示すことができることから導入
のメリットがあるものと認識をしております。このため、先進自治体等を参考に、デジタル障害者手帳
の導入を検討してまいりたいと考えております。 次に、健康について、新型コロナウイルス後遺症対策
の現状と対応について
のお尋ねでございますが、新型コロナウイルスに感染した方
の後遺症につきましては、WHO世界保健機構
の罹患後症状
の定義によれば、新型コロナウイルス
の発症から3か月以内に症状や影響が少なくとも2か月間続くもので、その症状や影響は他
の疾患による症状として説明がつかないものとされています。 本市
の後遺症対策
の現状でございますが、後遺症に関する市民から
の相談は少ない状況ですが、感染後に治療や療養が終わっても身体
の異変や体調が優れないなど
の相談があった場合、かかりつけ医がいる方には、まずかかりつけ医へ
の相談を御案内しております。また、かかりつけ医がいない方には、新型コロナウイルス感染症
の診断を受けた医療機関や千葉県
の新型コロナに関する相談窓口を御案内しております。 市といたしましては、引き続き旭匝瑳医師会や保健所と連携を図りながら対応してまいります。 最後に、フォローアップ外来
の推進と周知について
のお尋ねでございますが、フォローアップ外来につきましては、新型コロナウイルス感染症
の療養終了後も続く症状、いわゆる後遺症について治療を行う専門外来として医療機関が開設しています。現在、千葉県から
のフォローアップ外来を実施している医療機関
の情報はございませんが、県では、かかりつけ医など
の地域
の医療機関においても広く後遺症患者に対応できるよう、後遺症について医療機関向け研修会を開催するなど、後遺症診療体制
の強化に取り組んでおります。 市といたしましては、今後、受診について
の相談がございましたら、県及び旭匝瑳医師会と連携して対応をしてまいります。また、後遺症につきましては、
市ホームページで周知を行っておりますが、フォローアップ外来につきましても国や県から情報提供がありましたら、
市ホームページにおいて周知を図ってまいりたいと考えております。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては、担当課長から御答弁を申し上げます。
○議長(石田勝一君) 菊間福祉課長。
◎福祉課長(菊間和彦君) 私からは、ヘルプマーク・ヘルプカード
の周知についてお答えをさせていただきたいと思います。 ヘルプマーク及びヘルプカードは、障害
のある方などが支援や配慮を求める手段として使われており、福祉課
の窓口や野栄総合支所
の窓口で配布をしております。 ストラップ型
のヘルプマークは、かばんなどに取り付けることで、外出先で周囲に支援や配慮を必要としていることをお知らせします。また、ヘルプカードは、名刺サイズ
のカードになっておりまして、配慮等が必要な場合に提示して使用いたします。ヘルプマーク及びヘルプカード
の配布状況といたしましては、令和4年8月末現在で、ストラップ型
のヘルプマークは93個、ヘルプカードは569枚配布をしております。 今後とも多く
の市民
の皆様に御理解いただけますよう、市では、ポスターやパンフレット、
市ホームページ等による周知に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 詳細な答弁ありがとうございます。 防災についてお伺いいたします。 防災については、それこそ匝瑳市における防災対策、今、本当に幅広く備えなければいけないという
のが現状で、例えば豪雨災害、土砂災害、津波による災害等あって、今後、南海トラフ直下地震が30年以内に災害が起こるだろうと。公助としては、ある程度まで推進してきた
のかな。そういった公助として耐震診断を各家庭におかれては、また耐震工事をするとかやっております。 本当に、地震に限って
の話で、阪神・淡路大震災における火災
の発生という
のをやっぱり抑えなくちゃいけないという思いで、今回、2点ほど取り上げるわけですけれども、先ほど市長からお話あった消防だよりですか、これ平成31年、結構前だったんですね。今後、ホームページ等で啓蒙していくんだよというお話もありました。 そういった中で、周知ということで、今後、ほかに有効な方法はない
のかなと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の武田議員
の御質問にお答えをさせていただきます。 ホームページ
の広報等
の周知
のほかということでございますけれども、現在、小・中学校から要請を受けて、防災担当職員が講師を務める生徒児童、保護者を対象とした防災講話、この中で、国や県で作成されておりますパンフレットなどを活用して、耐震ブレーカー
の設置や家具
の固定について説明していくことも設置促進につながる有効な取組ではないかというふうに考えております。 市といたしましては、まず、先ほど申し上げましたけれども、感震ブレーカーなど
の有効性を市民
の皆様に積極的に周知することから取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 小学校だとか中学校でやることは非常に有効だと思うので、出張講話
のときにしっかりそれを含めた、多く
のことを伝えなければいけないとは思うんですけれども、この感震ブレーカーについてもしっかりやっていただきたいと思います。 それで、匝瑳市国土強靱化地域計画という
のが匝瑳市でつくっております。火災予防
の対策ということで、火災
の防止及び火災
の早期発見並びに延焼を防止するために、まず1番目に感震ブレーカー
の設置を取り上げているんです。2番目に住宅用火災警報機、また3番目に消火器という。住宅用
の火災報知器は、建築法で新築であればもうつけなくちゃいけないという、ある程度まで安価でつけられるという
のが現状なものですから進んでいるかと思います。しかしながら、イ
の一番
の感震ブレーカーという
のはなかなか進んでいない
のかなと思います。 聞くところによると、安いものから結構、そうですね、五、六万円して、工事費、別にかかって、入れたら10万円かからないで、ちょっと工事費分からないですけれども、本体だけで、いいものですと五、六万円してしまうという
のもあります。そういった中で、感震ブレーカーをつけるため
の助成事業とか、できないかなと思うんです。 それで、私が思うに一番怖い
のは、例えば、町なかで家屋が密集した地域がある
のが現実、また、飯倉台
のように、やっぱり建物が隣接しているところ
の地域防災として
の感震ブレーカー
の設置をすべきだと思うんです。 ちょっと言い方が悪いかもしれませんけれども、うちみたいに田んぼ
の真ん中に家がぽつんとあって、延焼するおそれがないところは地域としてもそれほど重要ではないと思うんです。しかしながら、先ほど言った町なかであったり住宅が密集している地域という
のは、やっぱり1軒抜けてしまうと、そういったついているついていないは別にしても地域で取組をできるような研究をしながら、補助制度を含めた、それこそ検討はともかく研究は必要かと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 感震ブレーカー設置促進
のため
の補助制度という御質問でございました。 この感震ブレーカーについては有効であるということは認識しておりまして、まず、普及促進
の周知ということで取り組む中で、補助制度でございますね。補助制度につきましては、まず県内
の動向や実績、あるいは先進自治体
の取組などを参考に調査研究をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 実際に町なかであったり住宅が密集している地域で火災が発生した場合に、仮にも風が吹いていた場合に、例えば消防という機能、防災
の機能がそこに集中して、ほかに何も手をつけることができずに大変なことになってしまうという
のも現実かなということを思うと、しっかり、いろんな防災
の対策はありますけれども、一つ大事なことなものですから、今後
の課題としてやっていっていただきたいと思います。 あと、自助ということで、家具転倒防止についても簡易的な器具、金具ですか、でも多少効果もあると思います。例えば高齢者ですと、高齢者支援課で社協にお願いしているちょこっとサービスという
のもあります。そういったもので、簡易的なものであれば家具
の固定であったりできると思いますので、やっぱり阪神・淡路大震災
のときに家具が転倒して亡くなる、あのときには転倒した中で火災が発生して、考えただけでもちょっと恐ろしい状況をかいま見ると、家具に挟まれないで火災を逃れることも可能なものですから、改めて自助
の努力として普及を再度、自分
の命を守るということで、何度となくこの啓発運動を防災を担当する総務課としてお願いしたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 先ほど市長からも答弁ありましたように、こちら
の器具については有効だと、効果があるということであります。 市といたしましても、議員おっしゃるように、普及啓発
のほうに努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 今回は、防災といいながら自助
の話でありました。市民
の方に、自分たち
の市を守るんだという意識でしっかり啓発をできるような形を取っていただきたいと思います。 次に、男性用個室トイレ
のサニタリーボックス、設置を検討していただけるということで、誠にありがとうございます。 ちなみに、公共施設
の中で設置場所、件数というんですか、どれぐらい予定されている
のか、公共施設で、お伺いします。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 設置する施設、場所、個数というお話ですけれども、公共施設
の管理担当課と協議をいたしまして、本庁舎、野栄総合支所をはじめ、福祉施設、体育施設など、全て
の公共施設に設置することを検討しております。 なお、個数につきましては、61か所ございますけれども、このうち保健センターに1か所設置してございますので、60個と見込んでおります。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) サニタリーボックス、安価で買えるものですから、財政的負担もないと思うので、しかしながら、清掃
の面で業者さんが入ってくれる、その辺
の清掃料
の上乗せがある
のかない
のか分からないんですけれども、できれば早急な対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 それで、ほかに、公共施設は今60か所ということで伺ったんですけれども、ふれあいパークだとか、観光で来られたときに、匝り
の里にも設置をしていただければと思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えさせていただきます。 ふれあいパーク及び匝り
の里におきましても財政課と調整いたしまして設置を検討してまいります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 市で管理する関係
のあるところをやっていただけるということで、よろしくお願いいたします。 次に、福祉ということで、ヘルプマーク・ヘルプカードについては、ますます普及促進をお願いしたいと思います。 次に、デジタル障害者手帳
の導入についてということでお伺いします。 仮に、今紙
の障害者手帳を持っているんですけれども、これがデジタルになったときに、現在、それを提示して使用する割引だとか、例えば循環バスなんかが割引になる
のかならない
のか分からないですけれども、そういった減免になるような市が管理するものという
のはありますか。
○議長(石田勝一君) 菊間福祉課長。
◎福祉課長(菊間和彦君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 匝瑳市内におきましては、想定としましては、市内循環バス並びに福祉タクシーについて、障害者手帳を所持している方が割引または助成
の対象となっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) こういったサービスをしている自治体も多くありますので、それ以前に、コスト面という
のはやっぱり重要だなと私も思います。導入に当たって、デジタル障害者手帳にしたときにコストがかかる
のかかからない
のか、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 菊間福祉課長。
◎福祉課長(菊間和彦君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 市
のほうで、近隣で既に導入している団体につきまして確認をさせていただきましたところ、例えば循環バス等で導入をされていると。その費用につきまして確認をしましたところ、導入費用はかかっていないと、ランニングコストにつきましてもかかっていないというような回答をいただいております。そのような状況でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 このデジタル障害者手帳、紙
のものだとぼろぼろになってしまう、また、自分
の障害があることが出すことによって抵抗感があるという、スマートフォンであればポケット
の中に入れるとか、意外と出しやすいところにあるとか、また、紙ベースですと中
のほうにしまっているとか、やっぱり障害
のある方がそういった紙よりもスマートフォン
のほうが出しやすいという
のもありますので、コスト的にもかからないということでありますので、先ほど市長答弁から進めるんだという話もありました。そういった意味では、障害者
の方により早く、そのサービスを受けていただくためにも早急に導入
の進捗を早めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、新型コロナウイルス後遺症対策
の現状と対応についてお伺いします。 後遺症
の判断について、アメリカやイギリスでは、感染してから28日がたっても何らかの症状が残っていた場合、後遺症としておりますけれども、日本
の場合、現状では、新型コロナ後遺症
の判断はどのようにされている
のかお伺いします。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 後遺症
の判断はどのようにという御質問でございますけれども、現在
のところ、新型コロナウイルス感染症
の罹患後症状、いわゆる後遺症
の明確な診断基準というものがございません。 厚生労働省から、新型コロナウイルス感染症
の診療
の手引、この別冊といたしまして、罹患後症状
のマネジメントというものが発行されております。後遺症に関するアプローチやフォローアップ方法などについて、医療従事者向け
の助けになるということを目的に、専門家
の知見を取りまとめたものになっておりまして、これらを参考に診断をされているというふうに思われます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 新型コロナ後遺症診断
の、そうであるかないかというチェックシートなど、簡易的なもので判断できるツールなどはないんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 チェックシートにつきましては、埼玉県が作成、発行しております新型コロナ後遺症受診チェックシートというものは確認をいたしております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) フォローアップ外来というんですかね。今東京都や埼玉県で、後遺症外来
の体制確保ということで都と県が主体となって取り組んでおります。 千葉県における取組状況、埼玉県でやっている、東京都でやっている、健康管理課長に千葉県
の情報としてどんな状況な
のか。ぜひ早く県として動いてほしいと思うんですけれども、どんな状況な
のか確認できますか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 市長答弁にもございましたとおり、千葉県では医療機関向け
の研修会を開催するなど、多く
の医療関係者が最新
の知見を得て、地域
の医療機関で広く後遺症患者に対応できるよう努めておるところでございますけれども、後遺症外来
の体制確保には至っていないという状況でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) それで、感染に関する最新
の情報をホームページで発信しておりますが、今現状どうなって感染者はどうだとか。しかしながら、後遺症について多く
の方が苦しんでいると思うんです。そういったものをパンフレットなんか作成して発信してはどうか、ホームページ等で発信してはどうかと思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 後遺症
のパンフレットにつきましては、東京都や埼玉県
の作成事例がございますので、千葉県
の後遺症に対します今後
の動向に注意をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 後遺症について、健康管理課に電話が入ったときに、県
の相談、そういうところに電話してくださいという、医師会と協力してやるんだという話なんですけれども、なかなかこの後遺症って新しい病気で、専門医ってなかなかいらっしゃらない
のも現実で。しかしながら、埼玉県であったり東京都で今実施しようとしているという
のが現実でもあります。 そういった中で、千葉県においても、例えば本当に苦しんでいる方を助けたいと私は思うんですね。だから、東京都に行かなくちゃいけない、埼玉県に行かなくちゃいけないというんじゃなくて、県内における情報を、どこで受診したらいいんだというその辺、やっぱり市長含めて健康管理課としても県に早くそういったフォローアップできるようなものをつくっていただきたいという要請等を含めながら、市長会とかあったら知事にお願いしていただければと思うんですけれども、市長、お願いします。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 貴重な御意見ありがとうございます。 私も先日、東京都では、かなりホームページ上でも、また病院を示すとともに、さらに症状別にも何か医院を選べるというようなところまで情報発信をされているというようなこともニュースで目にしました。 そのようなことから、機会を捉えて、しっかりとそのようなことにも、実際に私
の友人等もそのようなことで
の後遺症に苦しんでいるというような方もおりますので、ちょっとそういうこともしっかりと伝えていきたいというふうに考えています。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 市でフォローアップどうのこうの、今現状できないものですから、市長が今力強く言っていただいたので、医者に行ってもなかなか治らないんだよという
のが現状な
のかなと思うと、やっぱり専門医につなげる形をつくれればと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で私
の一般質問を終わります。ありがとうございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君
の一般質問を打ち切ります。 続いて、山崎等君
の登壇を求めます。 山崎等君。 〔8番山崎 等君登壇〕
◆8番(山崎等君) こんにちは。登壇予定時刻より大分早まりまして、質問に入らせていただきます。愛国者、創世会
の山崎でございます。今任期中、最後
の一般質問であります。今4年間、誠に皆様、ありがとうございました。 去る7月8日
の事件を境に、これまでタブー視されたり無視されたりしてきた戦後から
の日本
の闇
の一部を一気に噴出させた感があります。統一教会問題がその一端であり、霊感商法など、様々な問題が指摘されてきたにもかかわらず30年間において放置され、改名し、宗教法人認可されてきた
のは、自民党、一部野党
の緊密なる関係が背景にあったことが表面化してきております。 連日、メディアで報道されている世界平和統一家庭連合と
のつながりを持つ政治家について、韓国
のKCIA
のお膳立てされて発足した統一教会、教祖も韓国人である統一教会へ
の選挙応援を平気で受ける嫌韓派、嫌う韓国派ですね、
の右寄り
の政治家、日本人信者が献金した金は韓国
の教団本部に吸い取られている
のが明らかになってきております。考え方と現実と
の矛盾ではなかろうかと問いたいと私は思います。嫌韓派なら徹底的に韓国を排除すればよいのに、票目当て
の付和雷同であり、このような自称保守は政治理念などどうでもよい連中であり、残念でなりません。 一番痛い目に遭った
のは我々国民、票を集めることが議員
の仕事になったら本末転倒ではなかろうかと思います。国民
の生活をどうやってよくすることを考える
のが当たり前
の国会議員ではないでしょうか。 映画監督
の伊丹万作氏
の書いた文章を私は最近思い出しました。「だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのもの
の中にある
のではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己
の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体
の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪
の本体な
のである」、「「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別
のうそによつてだまされ始めているにちがいない
のである」と、戦後
の書物に書き残してありました。「一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない」、「現在
の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということ
の意味を本当に理解し、だまされるような脆弱な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである」。 要約すれば、だました者とだまされた者とどちらが悪いかといえば、だました者に決まっているわけでありますが、だからといって、だました者に決まっていると一方的な解釈では、人間として成長は難しいと思います。だまされた者には罪がないということではないと思います。 今、国葬や旧統一教会
の問題にせよ、これほど国民を愚弄する政治家を選び、権力を預けてきた
のは、ほかでもない国民自身であります。そのこと
の意味を理解し、そのような選択をした自分自身に対する自己解剖がなければ、やがてやり過ごされるだけで、ずっと同じこと
の繰り返しではないでしょうか。 この件につきまして、当市における旧統一教会、現世界平和統一家庭連合
の宗教団体
の関係イベントに当市が協賛、もしくは祝電を送ったことはないでしょうかというような質問をさせていただきます。 2点目、過疎自治体についてであります。 この春、法律に基づく認定についてでありますが、旧野栄町が過疎自治体
の認定を受けました。その内容について
の御説明をお願いしたいと思います。認定
の内容
の経緯及び根拠についてお伺いします。 続きまして、これに付随する過疎債についてもお伺いいたします。 続きまして、今後
の対策についてもお伺いいたします。 3番目として、消防団、大きく3つ、団員不足についてでございます。 団員不足
の、毎年、私も質問させていただいておりますが、その後において
の対応及び行政当局
の今後について
の考え方をお伺いいたします。 続きまして、操法大会についても団員不足とともに、毎年、私も質問させていただいております。コロナ禍において、非常に今、時代、社会
の状況も踏まえた中で、操法大会
の在り方についてを再考されてはいかがかということでございます。 その中で、非常に、操法大会、これ消防団
の団員不足にも非常に関係してきております。消防団員
の募集
の中において、操法大会があるから私は消防団員をやりたくないという話が非常に各地域で多いと聞いております。 続きまして、消防団において
の消防車についてであります。 最近、私も決算委員会において、消防車
の新車
の不良が非常に目立ったということについて、メーカー
の責任等について
の詳細なる説明をお願いいたします。 続きまして、消防組合本部匝瑳消防署庁舎は、消防活動
の拠点として、市民
の生命財産を守るために大きな役割を果たしてきております。匝瑳消防署が設置されてから、社会構造
の大きな変化と災害
の多様化が進み、高齢化が拍車をかけ、救急要請
の増加や特殊災害
の対応など、市民
の消防に対する期待と要望も非常に大きく変化してきております。 消防業務全般にわたる近代化と高度化が求められ、現在
の消防本部庁舎
の機能が市民
の負託に応えるのに、現在は不十分なものと私は思います。 11年前
の東日本大震災においては、幸い敷地内
の一部が崩れた被害で辛うじて済みました。継続的な市民
の安全と安心
の確保
のためできるだけ早い建て替えを、未来・社会を見据えた高度な防災拠点施設を整備する必要があると思います。 そこで質問ですが、匝瑳消防署庁舎
の建て替えについて、現状報告をお伺いいたします。また、消防職員定数についてもお伺いさせていただきます。 以上、私から
の登壇質問はこれにて終了させていただきます。再質問は自席にて質問させていただきます。ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 山崎等君
の登壇質問が終わりました。 山崎等君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、ただいま
の山崎議員
の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、本市に係る過疎自治体
の認定
の経緯と根拠について
のお尋ねでございますが、御承知
のように、本市は、過疎地域
の持続的発展
の支援に関する特別措置法に基づき、令和4年4月1日付で旧野栄町
の区域が過疎地域とみなされる区域として国から指定をされました。 過疎地域
の指定につきましては、各市町村
の人口要件及び財政力要件で判定され、人口では、平成7年から令和2年
の25年間における人口減少平均値が23%以上、財政力では、直近3か年平均
の財政力指数が0.64以下となります。 本市
の人口動態では、令和2年
の国勢調査により旧野栄町区域で人口が25年間で23%減少し、また本市
の直近3か年平均
の財政力指数が0.49であったことから、このたび過疎地域
の指定となったものであります。 次に、過疎債について
のお尋ねでございますが、過疎債は、過疎地域
の持続的発展
の支援に関する特別措置法第8条第1項
の規定により、市町村が策定する過疎地域持続的発展計画に位置づけた事業に対して特別に発行が認められている地方債となります。 過疎認定を受けた地域においては、福祉施設や教育・文化施設、産業振興施設等
の整備等といったハード事業に加え、地域
の活性化など
のソフト事業など、幅広い事業が対象となります。現在、市では、匝瑳市過疎地域持続的発展計画策定委員会を設置し、全庁体制で令和4年度から令和7年度まで
の4年間を計画期間とした匝瑳市過疎地域持続的発展計画(案)
の策定を行っているところであります。 次に、過疎債
の活用及び今後
の対策について
のお尋ねでございますが、現在策定中
の匝瑳市過疎地域持続的発展計画(案)
の中で、旧野栄町区域
の振興に資する事業
の調整、検討を行ってまいります。 次に、匝瑳消防署庁舎
の建て替えについて
のお尋ねでございますが、本市では、過日、匝瑳市横芝光町消防組合に対し、組合内
の検討組織である匝瑳市横芝光町消防組合消防庁舎建設検討委員会
のメンバーに構成市町
の消防担当課長と財政課長を加えることを要請し、消防組合と構成市町
の3者が連携して検討を進める体制を整備いたしました。このたび第1回検討委員会が8月24日に開催され、具体的な検討がスタートしたところであります。 なお、消防本部及び匝瑳消防署消防庁舎建替整備事業
のスケジュールといたしましては、今年度から建設用地について検討を行い、令和10年度
の新消防庁舎完成を目指す予定で進めてまいります。 最後に、匝瑳市横芝光町消防組合
の職員定数について
のお尋ねでございますが、消防組合
の職員定数につきましては、平成19年度から時限措置を適用しておりますので、有効な職員定数は110人となります。現状といたしましては、この定数内におきまして、本署と分署間
の相互応援や兼務、緊急時
の非番者招集等を行いながら対応している状況であります。しかしながら、近年、救急出動
の増加や指揮隊
の配備など、消防を取り巻く情勢は大きく変化しておりますので、匝瑳市長として申し述べれば、消防庁舎
の建て替えや消防組合
のあるべき機能
の精査等と併せ、組合及び関係市町で検討を行う必要があるものと考えております。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては、担当課長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。
◎秘書課長(大木恒一君) 私からは、旧統一教会及び現世界平和統一家庭連合宗教団体へ
の本市における関わりについてお答えさせていただきます。 団体等
の事業について市が後援等を行う場合は、匝瑳市共催等に関する要綱に基づき、申請時に提出された事業
の開催要領や事業計画、団体等
の会則及び役員名簿等
の関係書類を関係課及び総務課、秘書課、それぞれにおいて精査
の上で承認
の可否を決定しております。 本要綱では、宗教的目的を有する事業等は後援等
の対象外としておりますので、お尋ね
のありました関係団体に対して市で後援等を行ったことはございません。また、祝電につきましても主に県内外
の自治体等を対象に行っており、こちらにつきましても対応したことは一切ございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 私からは、消防団
の団員不足についてと今後
の操法大会
の在り方について、消防車
の責任保証についてお答えさせていただきます。 初めに、消防団員
の不足に対する対応について
のお尋ねでございますが、御承知
のとおり、消防団員
の確保は、本市のみならず全国的な課題となっております。 消防団は、地域密着力や動員力、即時対応力において地域防災
の中核でありますので、消防団
の活動は、社会環境が変化していく中にあっても地域において継承されていかなければならないものと考えております。 市といたしましては、消防団員
の加入促進を図るため、広報そうさを活用して消防団
の役割ややりがい等について
の周知に努めるとともに、近年は、災害時のみ活動する機能別団員
の導入や団員報酬
の引上げ、学生消防団活動認証制度
の創設などを行ってまいりました。 消防団員
の不足は、本市
の防災力に直結する大変重要な課題でありますので、引き続き効果的な団員確保策について研究し、取り組んでまいります。 また、昨年、匝瑳分団で行われました分団内
の統合、いわゆる部
の統合や再編につきましては、団員確保とは直接関係ないんですけれども、効率的に消防団活動を継続していくため
の方策
の一つであると認識しております。この件については、各分団から部
の統合等に関する御相談をいただきました場合に、消防団幹部役員会において協議をして、その結果をもって調整してまいりたいと考えております。 次に、今後
の操法大会
の在り方についてお答えいたします。 操法大会は、消火活動
の技術力を競い、消防団全体
の技術
の向上を図るため、全国、都道府県、市町村など、それぞれ
の段階で大会が運営されております。 近年、大会を過度に意識した訓練
の実施や行動
の形式化といった指摘があることを受け、公益財団法人日本消防協会を中心に検討が行われ、本年度
の大会から演技的な要素
の強い動作について
の見直しが行われたところであります。この見直しにより、操法訓練による消防団員
の負担は一定程度
の軽減が図れたものと認識をしております。 なお、今後
の本市
の操法大会
の在り方につきましては、千葉県大会及び海匝支部大会へ
の対応を踏まえ、消防団幹部役員会において協議がなされるものと考えております。 最後に、消防車に対するメーカー
の責任保証についてお答えいたします。 消防車
の保証につきましては、製造請負契約書において原則として3年間
の保証期間を定めております。また、消防車という特殊性を考慮して、保証期間経過後であっても設計不良、工作不良、材質不良に起因する故障等が発生した場合においては、受注者が無償で修理または交換を行うことを定めております。 議員から御指摘をいただいております令和3年度に貸与した消防車両
の設計不良につきましては、全て受注者が無償で修理を行って対応したところであります。 なお、今後
の車両更新につきましては、現状
の問題点を整理いたしまして、再発防止策について検討した上で、消防団と協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) では、再質問ということで、まず、旧統一教会問題で、宮内市長になられまして、その間、参議院選挙、7月にありましたね。その中で佐倉市
の市長は、ずぶずぶ
の候補者
の応援を公務で行っていたと。これは新聞等で報道されていましたけれども、宮内市長はそういうことはございませんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 公務等で行うようなことはありませんでした。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) 市長となれば一応、県内
の参議院で候補者で名前が挙がった
のは臼井と猪口、両名だと思います。付き合い上、行かざるを得なかった
のかなと。 そこで、統一教会関係者と思わしき人物と名刺交換等はしておりますか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) そのような方々と名刺交換をしたことはありません。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) また、統一教会絡みなんですけれども、産業振興課内で消費生活センター、これがいわゆる霊感商法等においても相談窓口となっておると思います。ここ近年
のうちに相談はありましたでしょうか。
○議長(石田勝一君)
奥田産業振興課長。
◎
産業振興課長(奥田賢二君) それでは、議員
の御質問にお答えさせていただきます。 ここ直近2か月における匝瑳市消費生活センターで
の関係団体に係る相談実績につきましてはございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) 今回、このような大きな事件がありまして、これは白昼
の下に、これが表に出てきたと。また今後、相談等があれば、ぜひとも救済に当たっていただきたいなと思います。 幕末
の志士ではないですけれども、坂本龍馬が、「日本を今一度せんたくいたし申候」という名言を残しております。まさしくそのタイミングではなかろうかと思っております。 統一教会問題はこれで終わりまして、過疎自治体について再質問させていただきます。 認定
の経緯または根拠についてということで、市長がさらさら述べられましたけれども、これはよしとしまして、次
の、この中にある2番目
の過疎債、過疎債は旧野栄町地区以外は使えないんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 この過疎債ですけれども、過疎地域とみなされると認定した区域のみ
の活用ということで認識をしております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) では、過疎債
の全額だったらば、もうこれは交付金で頂けるわけでしょうけれども、これは市
の負担も発生することなんですよね。そこら辺
のちょっと割合をお知らせください。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 この過疎債でございますけれども、対象事業費に対しまして充当率が100%とされております。そのうち交付税措置として70%されるということですので、残り
の30%につきましては市
の負担ということになります。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) 一応そういう形で、30%は自治体
の負担ですよということでありました。 この使い道、いろいろありますよね。ソフト面だとかハード面、そこら辺はいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 この過疎債でございますけれども、基本的には、原則といたしまして、市町村
の過疎地域持続的発展計画に位置づけられているということが前提になります。事業
の例といたしましては、地場産業
の振興に資する施設、高齢者
の保健または福祉
の向上または増進を図るため
の施設、公民館その他
の集会施設など、ハード事業に加えまして、地域振興に関するソフト事業にも使えるということになっております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) これから
の振興が大分、そういう文言がついて出てきておりました。 仮に、多分、来年度、栄分団において消防車
の買換えが予定される
のかな、2,500万円ぐらい
の。そういう消防車
の、地域に、いわゆるそこに置く車両等については活用は可能でありますか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 これ議員お見込み
のとおり、対象になると考えております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) ということは、消防団可能なら、逆に言ったら常備消防
の野栄分署ですか、消防組合ですから、そこら辺も該当できる
のでしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 旧野栄町
の部分でございますけれども、対象になると考えております。 以上になります。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) ぜひとも、活用できて無駄にならないものは当たり前でしょうけれども、そこら辺をきちっと精査して、早めに取り組んでいただければなと思います。 今後
の過疎債を活用しながら
の企画等を考えた場合、スケジュール的なものはどういう流れになるでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形企画課長。
◎企画課長(鎌形健君) ただいま
の議員
の御質問にお答えさせていただきます。 今後
のスケジュールということでございますが、現在、匝瑳市過疎地域持続的発展計画
の策定ということで、全庁的に取組を始めたところでございます。この中で案を作成いたしまして、案が取りまとまった段階で議会へ御説明させていただきたいと思います。議会
の議決が必要になりますので説明をさせていただいて、市議会
の中で議決を賜りたいというふうに考えております。 今現在では、いつ
の議会というタイミングはお示しできないんですが、計画を策定して、令和5年度予算に反映できるような形で
の決定をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) あまりけつたたいて職員がこれ以上ノイローゼになって休まれても困りますから、このぐらいにしておいて、私
の要望なんですけれども、一応この過疎債、今議案で提出されております
のさか幼稚園
の、いわゆる建物等をぜひとも過疎債
の活用
の中でうまく使えるものなら使って、旧野栄町
の発展
のために計画立案、企画をしていただきたいと思います。これで、この件は終わりにさせていただきます。 続きまして、消防団
の質問に移りたいと思います。 団員不足についてですけれども、これずっとこの間、私も質問させていただいております。 市長も過去に中央分団第5部で部長さんやられておりました。操法大会でも優秀賞を受賞されております。 これ2番目
の操法大会、これと大分リンクしてくるわけなんですよ。先ほど私も登壇
のとき申し上げましたが、一応、募集して一番先に言われる
のは、操法大会出る
のは嫌だよと、だから消防団入りたくないと。これがもう私
の感じだと65%ぐらい、そういう返事が返ってきております。 だから根本的に、これをセットで、まず2
の操法大会
の問題をクリアすれば団員不足もある程度解消
の方向には行く
のではないかと、これ順番が逆になりましたけれども、私は、現場から
の声としてそう思っております。 本当に、今この間でも社会情勢が大分変わりまして、そこら辺も早めに、操法大会、県大会、全国大会、海匝大会とありますけれども、海匝大会においては、そのメンツを捨てても自分
の市はうち
の消防団員守ってくれるよという環境をぜひともつくっていただきたいなと思います。回答はいつも同じ回答ですから、結構です。 消防車につきましては、私も決算委員会で、これ2台で三千三百数十万円という車が、もうはっきり言って欠陥だらけだよということで追及させていただきました。明確な答弁が総務課長から示されたので、これで私は様子を見させていただきます。 続きまして、匝瑳市横芝光町消防組合匝瑳消防署
の庁舎
の建て替えについてであります。 タイムスケジュールが大まかに市長
のほうから話がありました。今現在、横芝光町
の消防庁舎が建て替え中であります。なおかつ、やはりできれば一日でも早いように今後ペースを上げて、大きな問題は、やっぱりどこに建てるかから始まるんでしょうけれども、そういう意味でお願いしたいと思います。 大体的に、ある程度、消防
の立地調査がこれ終わっているところなんですよね。何か所かエリアができておりますよね。それは組合長、御存じですか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、御答弁申し上げます。 匝瑳市横芝光町消防組合
の常備消防力適正配置調査報告書というものを頂いております。この中で、一定程度
のそのような方向性が示されたというふうに認識をしております。
○議長(石田勝一君) 山崎等君。
◆8番(山崎等君) これからということで、このぐらいにさせていただきまして、次
の常備消防
の組合員
の職員定数について、今回、この2年間、非常に消防職員
の皆様、コロナにおいて感染もされたり、非常に人
のやりくりで大変な事態になっております。 救急車も消防組合で常時使っている
のが3台、予備車が1台、計4台がフル稼働という
のが、ただ単に非常に多く見受けられました。それでもまだ足りないときは、旭市、多古町、山武市から救急車を借りるような事態になっておりました。 特に熱中症が加わった時点で非常に私もそれは危惧して、なおかつ、先ほど総務課長
の答弁にもありましたけれども、いわゆる、今度ね、指揮隊という
のができちゃっているんですよね。これ非常に現場で機能していると私は思っています。 これはやっぱり千葉県に共同指令センターができたから、そこで連絡等をしているという車両が1台増えました。だけれども、その増えた分が、いわゆる定数
の中に加算が遅れている
のではないかと、これは現場見て。なおかつ、今年度に災害救助用、もしくは現場
の監視用でドローンが入ります。これは私もすばらしいドローンを7月ですか、市長もいらっしゃいましたね、木戸浜でテストしました。こういう
のもだんだん装備が高度化されてきています。 そういう流れ
の中で、なるべく消防職員、4月1日から登庁してくださいと、何も役に立たないんですよね。消防学校入ってもらって何だかんだで現場で使えるまでは最低1年半ぐらいかかると。そういう流れ
の中で、私は前も一回、この件については、ちょっと早めに採用
の前倒しをお願いしたいなということで、また、今年度においては短期、再任用が入ってきて、あれだけでも大分違ってきている
のは空気で分かります。 そういう流れ
の中で、この要員についても、組合長としても匝瑳市だけでは決められません。横芝光町
の町長と、副組合長と
の協議が必要となりますので、そこら辺もぜひとも話合いをしていただきたいなと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 先ほどもちょっと答弁させてもらったところでありますけれども、改めて組合及び関係市町でしっかりと検討を行う必要があるというふうに認識しておりますので、そこら辺もしっかりと進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 山崎等君
の一般質問を打ち切ります。 これにて本日
の一般質問を終結いたします。
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△次会日程報告
○議長(石田勝一君) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。 9月16日金曜日は、定刻より会議を開き一般質問を行います。
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△散会
の宣告
○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会をいたします。
△午後2時26分 散会...