匝瑳市議会 2022-03-17
03月17日-03号
令和 4年 3月 定例会
匝瑳市議会令和4年3月
定例会議事日程(第14日) 3月17日(木曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問 7番 林 明敏君 3番 都祭広一君 10番 武田光由君3
散会---------------------------------------出席議員(17名) 議長 石田勝一君 副議長 椿 日出男君 1番 内山隼人君 2番 椎名勝英君 3番 都祭広一君 4番 増田正義君 6番 平山政利君 7番 林 明敏君 8番 山崎 等君 9番 行木光一君(早退) 10番 武田光由君 11番 小川博之君 12番 石田加代君 13番 浅野勝義君 14番 栗田剛一君 15番 佐藤 悟君 16番 田村明美君 18番
欠員---------------------------------------欠席議員(なし
)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 増田善一 次長 江波戸英樹 主査 川島誠二 主査補 伊橋実希子 書記 渡辺
浩---------------------------------------地方自治法第121条
の規定による出席者 市長 宮内康幸君 副市長 宇井和夫君
病院事業管理者 菊地紀夫君 秘書課長 大木恒一君 企画課長 林 雅之君 総務課長 布施昌英君 財政課長 大川純一君 環境生活課長 鎌形 健君 健康管理課長 小川 豊君 産業振興課長 武田英樹君
都市整備課長 渡邉保行君 建設課長 佐藤雅一君 福祉課長 畔蒜稔行君
高齢者支援課長 篠塚智子君
市民病院事務局長 太田和広君
教育委員会教育長 二村好美君
教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君 教育委員会生涯学習課長 林 鉄也君
△開議
の宣告(午前10時00分)
○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日ただいま
の出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより去る3月9日
の本会議散会前に引き続きまして、本日
の会議を開きます。
---------------------------------------
△一般質問
○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより一般質問を行います。 ここで申し上げます。本定例会
の一般質問については、
議会運営委員会に諮問・協議
の結果、通告
のあった5名
の方々を2日間
の範囲として、本日3名、3月18日に2名とすることといたしました。よって、本日
の日程は、そのように取り計らうことにいたしたいと思います。 この際申し上げます。一般質問については、重複する事項は避け、円滑に議事を終了することができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部
の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 一般質問
の発言時間については、
議会運営委員会において答弁時間を含めて60分と時間的制限を申し合わせましたので、御協力をお願いいたします。 それでは、通告により、順次質問を許します。 最初に、林明敏君
の登壇を求めます。 林明敏君。 〔7番林 明敏君登壇〕
◆7番(林明敏君) 皆さん、おはようございます。市民クラブ
の林明敏です。 一般質問を
お許しいただきありがとうございます。傍聴においで
の皆様、また、ネット中継を御覧
の皆様、お忙しい中誠にありがとうございます。 宮内市長におかれましては、今回
の市長選に1万156票という多く
の市民
の皆様
の熱い支持を得て、御当選おめでとうございます。これからが本番です。「ともに創ろう明日
の匝瑳」を合い言葉に、市民
の声を自身
の力に変えて、粉骨砕身
の覚悟で頑張ってください。 また、
新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々に心から
の哀悼とともに、闘病中
の皆様にお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染で医療機関
の負担が重くなっています。医療従事者をはじめ、社会インフラを支えている方々に心より感謝申し上げます。この国難とも言えるコロナが早く終息することを願うものです。 そして、深夜にまた東北地方で地震がありました。大変心配になります。東日本大震災から11年となります。お亡くなりになった方々
の御冥福とさらなる復興をお祈り申し上げます。いつこのような災害が起きてもおかしくありません。市としては万全
の備えをしておかねばなりません。よろしくお願いいたします。 それでは、市民
の声を市政へと、喫緊
の市
の重要な6分野8項目について質問させていただきます。明快な御答弁をお願いいたします。 初めに、福祉分野から買物弱者について。歩いて行ける店舗が次々と閉店して、高齢者が日常生活に必要な買物に困っているが、市として
の対策をお尋ねします。 次に、市民
の足
の確保について。通院等で
の交通手段
のない方へ
の対策についてお尋ねします。 次に、
パークゴルフそうさ
の運営状況についてお尋ねします。令和2年10月開業から1年が過ぎましたが、私が平成30年6月、一般質問
の中で、計画利用客は2万8,245人、収入は約1,000万円、
年間管理運営費は約2,100万円と回答をいただいておりますが、現在
の実績についてお答えください。 次に、通学路
の安全点検について。八街市で通学途中に悲惨な事故がありました。匝瑳市では安全点検を行ったとお聞きしますが、その状況とその後
の対応についてお尋ねします。 次に、空き家対策について。老朽化した危険な空き家が市内に見受けられますが、その対策についてお尋ねします。 次に、公共事業を困難にする土地、また放置された、荒れた樹木
の所有者不明土地の管理について、市
の対策についてお尋ねします。 次に、
太陽光発電施設が豪雨などで崩壊したという報道がされています。また、今後は電力買取り期間終了後
の発電システム
の放置や不法投棄も考えられますが、その対応についてお尋ねします。 次に、市で条例が制定されましたが、施行前
の再生土埋立地
の状況、または造成等
の申請
の状況についてお尋ねします。 次に、ゼロカーボンシティを目指す上で現在
の匝瑳市
の温室効果ガスの排出量
の状況についてお尋ねします。 次に、食料について質問させていただきます。匝瑳市では、地産地消・食
の安全と
自給率向上都市宣言を平成18年6月2日にしております。内容を申し上げますと、匝瑳市農業
の活性化
のために、地場産農畜産物を市民に消費してもらうことが重要であり、生産者は新鮮で安全・安心かつ消費者ニーズに応えた農畜産物
の供給により、消費
の拡大を図る必要があります。本市においては、生産者と消費者
の信頼関係をつくり上げるため、農薬や化学肥料、抗生物質など
の使用を抑えた、より安全な農畜産物
の生産を推進します。 農業関係団体
の連携による生産者と消費者
の交流イベントや学校給食で
の地元食材
の利用
の推進など、これら
の取組を活性化し、地産地消
の実践が自給率
の向上につながると
の認識
の下、ここに地産地消・食
の安全と
自給率向上都市を宣言しますと述べられています。 これを前提に、食に関する質問を3点させていただきます。 1として、匝瑳市で生産されたものがどれだけ消費されているか分かる地産地消率、2として、匝瑳市
の生産力を示す指数として食料自給率、3として、世界でも環境に優しい、健康によいとされ、有機農業が広まっていますが、匝瑳市として
の取組についてお尋ねします。 次に、匝瑳市
の農業振興地域
の状況について、指定
の状況についてお尋ねします。 次に、海岸地区
の観光振興に重要な
望洋荘跡地利用の状況についてお尋ねします。 次に、3回目
のコロナワクチン接種状況について、また、接種
のときに問題がなかったかお尋ねします。 次に、
新型コロナウイルス感染者の在宅療養者対策について。また、
濃厚接触者対策についてもお尋ねします。 最後に、
コロナウイルス感染症による病院経営
の影響についてもお尋ねします。 以上で、私
の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 林明敏君
の登壇質問が終わりました。 林明敏君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、ただいま
の林議員
の質問にお答えさせていただきます。 初めに、
買物弱者対策について
のお尋ねでございますが、市では介護保険制度において、
訪問介護ヘルパーによる買物代行や
独り暮らし高齢者等へ
の配食サービスを行っております。また、令和3年10月14日に
株式会社カスミと締結いたしました包括連携協力に関する協定に基づき、昨年11月15日から高齢者等
の買物支援として、移動スーパーが開始されております。この事業によりまして、高齢者
の方等が地域
の身近な場所で買物ができることとなり、現在、多く
の方々に御利用いただいていると伺っております。 このほか、匝瑳市
社会福祉協議会へ委託をしております
生活支援体制整備事業では、宅配サービスなど在宅高齢者
の日常生活に役立つ情報をまとめたシニア
の安心生活ガイドを作成し配布しております。また、同協議会では、
生活支援サービスとして、買物など日常生活で
の困り事を住民同士で助け合う有償型
のちょこっとサービスを令和3年4月1日から開始しております。 市といたしましては、今後とも匝瑳市
高齢者福祉計画・
介護保険事業計画に基づき、買物支援等、地域における高齢者
の皆様
の生活支援に取り組んでまいります。 次に、市民
の交通手段
の確保について
のお尋ねでございますが、現在、匝瑳市
地域公共交通活性化協議会におきまして、持続可能な
公共交通ネットワークの整備に係る匝瑳市
地域公共交通利便増進実施計画の策定に向けて協議をいただいているところであります。 具体的には、現行6路線
の循環バスを5路線に再編し、その補完対策として、
デマンド型交通を導入する計画であります。また、市内循環バス
の再編と
デマンド型交通の導入に加えて、高齢者に対しましては、引き続き、
地域交通利用料助成事業、いわゆるタクシー券
の助成も継続して行うといった3つ
の形態により、
市内公共交通網を構築していく内容で協議されております。 なお、市では今月22日開催
の匝瑳市
地域公共交通活性化協議会で
の当該計画策定協議の結果を受けて、今後、国・県及び各関係機関等と調整を行う予定であります。 次に、
太陽光発電施設について
のお尋ねでございますが、平成24年7月に
再生可能エネルギーの固定価格買取り制度、いわゆるFIT制度が導入されて以降、全国的に
太陽光発電事業に着手する事業者が増えております。
太陽光発電事業は、他
の再生エネルギーに比べ、新規に参入しやすい面がある一方で、事業主体
の変更などが行われやすいことや太陽光パネルに有害物質も含まれていることから、事業
の終了後に設備が放置される不法投棄が懸念されております。 国では、廃棄される
太陽光発電設備が事業者
の責任
の下、適正に処理される必要があることから、電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づき、事業計画
の認定や申請を行う10キロワット以上
の太陽光発電事業者及び買取り義務を持つ電気事業者を対象とした廃棄等費用
の積立制度を本年7月から開始すると伺っております。 本市といたしましては、新たに開始される積立制度
の効果について、今後注視してまいりたいと考えております。 次に、
二酸化炭素排出量について
のお尋ねでございますが、本市では、第2次匝瑳市
地球温暖化防止実行計画に基づき、市
の事務事業から発生する
温室効果ガスの排出量
の削減に取り組んでおります。本計画では、平成27年度を基準年度として、令和2年度までに
温室効果ガスの排出量を4%削減することを目標にした結果、7%
の削減となったところであります。 今後は、市が実施する事務事業から排出される
温室効果ガスの削減に引き続き取り組むとともに、匝瑳市全体
の温室効果ガスの削減を図るため、匝瑳市
地球温暖化防止実行計画(区域施策編)
の策定を予定しており、コロナ禍で匝瑳市全体
の温室効果ガス排出量の削減について検討してまいります。 次に、有機農業に係る市
の取組について
のお尋ねでございますが、近年、国内
の有機農業につきましては、環境問題へ
の配慮や安全・安心な農産物へ
の関心
の高まりから、有機農業に取り組む栽培面積
の割合は増加傾向にあります。国は有機農業
の取組を拡大させるため、2050年には耕地面積に占める有機農業
の取組面積を25%相当
の100万ヘクタールに拡大することを目標としたみどり
の食料システム戦略を昨年5月に策定いたしました。 現在、本市における有機農業
の取組といたしましては、有機栽培
の作付面積に応じた交付金制度として
の環境保全型農業直接支払交付金
のほか、有機農業を実践するために必要な機械、施設等
の導入費用に対する助成として
の環境にやさしい
農業推進事業を活用して、生産農家へ
の支援を行っているところであります。 次に、
のさか望洋荘跡地について
のお尋ねでございますが、
のさか望洋荘跡地
の利用につきましては、民間活力
の導入を図ることとして、令和2年11月に
市ホームページ等で公募を行い、令和3年1月に
株式会社富士テクニカルコーポレーションを
優先交渉権者に選定したところであります。なお、現在、
優先交渉権者におきましては、事業化に向けた調整が進められているところであります。 最後に、
新型コロナウイルス対策について
のお尋ねでございますが、初めにワクチン
の接種状況といたしまして、3回目
のワクチン接種は初回接種が完了した18歳以上
の方を対象に、初回接種完了から8か月後
の接種予定を2か月前倒しして6か月で接種が行えるよう、
旭匝瑳医師会等と調整を行いました。なお、対象となる方には通知文書と接種券を3回目
の接種
の時期に合わせて郵送し、予約受付
の御案内をしております。 接種
の経過といたしましては、医療従事者は令和3年12月から、また65歳以上
の方には令和4年2月2日から開始したところであります。このほか、64歳以下
の方につきましては、2月21日から予約
の受付を行っております。なお、エッセンシャルワーカーや妊娠中
の方につきましては、優先して予約を受付しており、3月7日から接種を開始いたしました。 3回目
のワクチン接種の状況といたしましては、令和4年3月7日現在、接種者数が1万1,352人、接種率は32.9%であり、現在
のところ、接種を希望される方に対しましては、順調に接種を実施されております。 次に、在宅療養者について
のお尋ねでございますが、市では
新型コロナウイルスに感染し、自宅において療養をされている方及びその家族で濃厚接触者となり自宅待機をされている方で、親族等から
の支援を受けることが困難な方に対し、
生活支援物資の支給、療養に必要な薬
の受け取りや配達
の支援を行っております。
生活支援物資につきましては、感染された方が自宅療養をされている場合には、千葉県から
の希望者へ
の支給される配食サービスを受けるまで
の3日間分
の食料や経口補水液等
の水分、紙コップや紙皿、割り箸などを支給しております。 また、濃厚接触者となった方に対しましては、7日間分
の食料等に加え、
感染防止対策として
の手指消毒液を支給しています。 なお、
生活支援物資の配達時には安否確認を兼ねた電話連絡を行い、あわせて、体調
の確認を行っております。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては、教育長及び担当課長、事務局長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) 私からは通学路
の安全点検についてお答えさせていただきます。 本市では、匝瑳市
交通安全プログラムに基づいた
通学路合同点検を警察署や学校管理職、
区長会代表者、
PTA代表者、そして
道路管理者である
海匝土木事務所及び市建設課
のほか、市環境生活課、
市教育委員会により、毎年8月以降に
通学路合同点検を実施し、対策箇所
の検討・改善に努めてまいりました。 御承知
のように、本年度は昨年6月に八街市で起きた下校中
の児童5人が死傷する悲惨な事故を受けまして、7月12日と16日
の両日に緊急
の通学路一斉点検を実施したところでございます。 さらに、この緊急一斉点検
の結果を踏まえて、8月5日に
通学路安全推進会議を開催し、要望
のあった対策箇所について、横断歩道等
の塗り直しや速度規制、
ガードレール等の設置、
グリーンベルト塗装などが検討され、市や県土木事務所といった
道路管理者及び匝瑳警察署並びに
市教育委員会として直ちに改善できる部分から対策を講じております。 本年3月15日現在
の進捗状況としましては、要対策箇所26か所
のうち完了した
のは16か所で、残り
の10か所は部分的な対策は実施したものの、今後継続して対策するもの、あるいは認可手続等を要するものとなっております。 いずれにいたしましても、児童生徒
の安全確保を最優先に考え、今後も関係機関と
の連携を密に図りながら、
交通安全対策の推進に努めてまいります。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。
◎生涯学習課長(林鉄也君) 私からは
パークゴルフそうさ
の運営状況についてお答えさせていただきます。 初めに、令和3年度
の利用状況といたしましては、令和4年2月末現在で
延べ利用者数は1万699人、使用料収入では約216万5,000円でございます。 また、1日当たり
の平均利用者数は約35人、一月当たり
の使用料収入では約20万円ですので、3月末
の見込みといたしましては、
延べ利用者数で約1万1,700人、使用料収入では約236万5,000円
の見込みでございます。 なお、今年度につきましては、
新型コロナウイルス感染症によります緊急事態宣言及び
まん延防止等重点措置がございましたので、この期間
の利用者が減少している状況でございます。 次に、年間
の維持管理費についてでございますが、
施設整備保守管理委託料、光熱水費
のほか、
植栽及び芝維持管理業務の委託料など
の経常経費
のほか、臨時的経費では、備品として
の散水用
のホース等
の購入、
サイクルラックの設置工事などで本年2月末現在では約1,858万円を執行しており、3月末では約1,900万円
の支出を見込んでおります。 また、人件費といたしましては、4名
の会計年度任用職員の給与、手当などを合わせまして、3月末で約1,141万円となり、維持管理経費全体といたしますと、約3,041万円を見込んでおります。 生涯学習課といたしましては、これまで
のパークゴルフ場利用者数につきましては、コロナ禍による影響は大きいものと考えておりますが、今後
の状況等を勘案しながら、各種大会を開催し、利用者増による歳入確保に努めるとともに、あわせまして、業務委託内容
の見直しによる経費削減についても取り組んでまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(石田勝一君)
渡邉都市整備課長。
◎
都市整備課長(渡邉保行君) 私からは空き家対策についてと
所有者不明土地対策についてお答えさせていただきます。 初めに、議員御指摘
の老朽化した危険な空き家
の対策につきましては、平成29年度に行った外観調査による結果を基に、状況
の悪いものから順次、
所有者等調査を行い、情報提供や助言による通知を行っております。 現在までに延べ257件
の通知
の郵送や電話等による助言を行ってきた結果、解体されたものが39件、その他、敷地内
の草木
の伐採など改善されたものは34件でございます。 なお、現在も職員が現地調査を行い、現状
の把握、戸籍調査等による所有者等
の特定調査も継続して行っており、引き続き、空き家等
の適正な管理に取り組んでまいります。 次に、
所有者不明土地対策について
のお尋ねでございますが、公共事業を困難にする土地または放置された荒れた樹木
の所有者不明土地の管理に係る市
の対策につきましては、現在、関係各課と協力して、管理者等に対しまして適正管理をお願いしているところでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。
◎環境生活課長(鎌形健君) 私からは再生土対策についてお答えいたします。 本市
の再生土対策につきましては、令和元年6月に再生土による埋立てを禁止した匝瑳市土地
の埋立て等及び土砂等
の規制に関する条例を施行しております。本条例施行後に許可された埋立ては1件であり、条例違反となる再生土を使用した埋立ては現在
のところ発生しておりません。 また、本条例施行前に行われた小高地区
の再生土等による埋立てにつきましては、平成30年6月に千葉県から事業者に対し、千葉県土砂等
の埋立て等による土壌
の汚染及び災害
の発生
の防止に関する条例に基づく全量撤去
の勧告が行われており、現在も指導が継続されております。 続きまして、市民
の交通手段
の確保について、市長答弁に補足させていただきます。 本年度に策定予定
の匝瑳市
地域公共交通利便増進実施計画では、利用者
の範囲、利用
のしやすさ、分かりやすさ、利用者
の負担額、交通事業者へ
の影響、初期投資、運行経費及び財政負担
の観点から検討した結果、市内循環バス、
デマンド型交通、
地域交通利用料助成事業の3形態による
市内公共交通網を構築していくこととされております。 また、新たな交通手段となる
デマンド型交通の現時点で協議されている運用形態概要でございますが、運行エリアにつきましては市内全域とし、さらに
デマンド型交通の利用効率を高めるため、市内を北部エリアと南部エリアに分け、各エリア1台で運行する内容となっております。 私からは以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。
◎産業振興課長(武田英樹君) 私からは匝瑳市
の地産地消率について、食料自給率について及び土地利用に係る農業振興地域についてお答えさせていただきます。 初めに、匝瑳市
の地産地消率についてでございますが、御承知
のように、地産地消とは地域で生産された農林水産物をその地域内で消費することでありまして、地産地消率はその割合ということになりますが、この場合、市外や国外
の産品も考慮する必要があるため、現在、国及び県におきましても、市町村別で
の地産地消率は算出されておりません。 また、国・県で公表されている統計データからも試算することが困難なことから、本市
の地産地消率につきましては正確に把握できない状況でございます。 次に、匝瑳市
の食料自給率についてでございますが、食料自給率は供給されている食料を自給している割合であり、国内で流通している全て
の食料が対象となります。本市
の食料自給率となりますと、市内全体に供給された食料に占める本市で生産した食料
の割合ということになりますので、ただいま申し上げました地産地消率と同様、現在公表されている統計データからは算出が困難なことから、把握ができない状況でございます。 なお、参考までに農林水産省が公表する都道府県別
の食料自給率では、千葉県
の食料自給率は令和元年度
の概算値で生産額ベースで59%であります。 次に、匝瑳市
の農業振興地域
の状況についてでございますが、本市では匝瑳市農業振興地域整備計画に基づき、おおむね10年以上にわたり農業上
の利用を図るべき土地として、農用地区域を設定しております。現在
の農業振興地域整備計画は、平成22年に県において、八日市場農業振興地域と野栄農業振興地域を統合し、匝瑳農業振興地域に変更され、平成23年2月に策定したものであります。 当時
の農業振興地域
の面積でありますが、田が3,354ヘクタール、畑が1,478ヘクタール、農業用施設用地が67ヘクタールで、総面積は4,899ヘクタールでございました。その後、毎年5月、11月を申請期間として、農用地区域から
の除外や農業用施設用地へ
の軽微変更が行われ、直近
の面積といたしましては、令和4年2月末現在で田が3,349ヘクタール、畑が1,470ヘクタール、農業用施設用地が74ヘクタールであり、総面積は6ヘクタール減少し、4,893ヘクタールであります。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは
新型コロナウイルスの市民病院経営へ
の影響についてお答えいたします。 市民病院では、
新型コロナウイルスの影響により患者数が減少しており、それに伴い医業収益も減少しております。令和2年度はコロナ
の影響を受けていましたので、平年と
の比較として、令和元年度と令和3年度
の比較で申し上げますと、4月から1月まで
の10か月間
の比較で、入院患者数については2,613人
の減、1日平均では8.6人
の減、外来患者数については6,337人
の減、1日平均では43人
の減となっています。 令和2年
の2月頃からコロナ
の影響が見られ、既に2年を経過していますが、医療現場
の感覚としては、まだまだ感染を恐れて来院を控える方もいらっしゃるようです。また、病院としても、待合室やロビーが密になることを避けるために、薬
の処方期間を通常よりも長くして通院回数を減らす調整を行っておりますので、外来患者数が減少する要因になっております。 入院患者については、コロナ患者
の入院
の受入れを行っていることでスタッフが不足し、一般
の入院患者を若干制限せざるを得ない事情があり、入院患者数
の減少につながっています。患者数
の減少により、令和元年度と
の比較で、入院収益は4,349万5,000円
の減収、外来収益は2,859万9,000円
の減収、合計では7,209万4,000円
の減収となっています。 しかしながら、コロナに対応するために発熱外来を通年で開設していることや、コロナ入院患者
の受入れを行うことにより、国・県、市から
の補助を受けることができておりまして、収益全体では1,777万5,000円ほど
の増収となっていますので、コロナ
の影響を受けてはいるものの、何とか平年どおり
の経営ができている状況です。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それでは、買物弱者
の関係なんですが、移動スーパーが回ってきてくれているんですが、場所場所によって、来ないところもあると思うんですけれども、これはどのような関係で来ないとかあるんでしょうか。その辺をちょっとお尋ねしたいんですが。
○議長(石田勝一君) 篠塚
高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) それでは、ただいま
の質問にお答えいたします。 移動スーパー
の開始に当たりましては、高齢者福祉施策として、匝瑳市
社会福祉協議会へ相談し、各地区
社会福祉協議会の意見を取りまとめて、カスミと調整した経緯がございます。また、区長会へも御説明をさせていただいております。販売場所
の追加や変更等
の要望がございましたら、地区で取りまとめた意見をカスミに伝え、その後、カスミにおいて検証を行い、販売場所
の調整を行うことは可能と伺っております。 今後
の対応につきましては、匝瑳市
社会福祉協議会と調整してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それじゃ、うち
のほう
の地区、ちょっと回ってこないで困っているもので、それについてはそういう形でお願いしたいので、よろしくお願いします。 次に、足
の確保
の関係なんですが、今回
の計画でデマンド交通を導入するような計画があるんですが、そのデマンド交通
の、他市でもやっていると思うんですが、費用とか人数とか利用はこの計画
の中でどのように見積もっているかちょっとお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。
◎環境生活課長(鎌形健君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 お尋ねがありました
デマンド型交通の費用、利用人数、台数等
の詳細でございますけれども、現在協議中
のデマンド型交通の概算費用といたしましては、当初事業費で1,788万4,000円、予定導入台数につきましては2台、利用人数は平均1台
の利用を1日8人見込んでおりまして、それを2台掛ける運行日数が293日ということになりますので、4,688人というふうに想定しているところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 今
のちょっとデータをお聞かせいただいて、単純に計算なんですが、1回1人が利用すると約4,000円弱、それで1日1台で単純計算だと8人ですか、利用者が、これちょっと費用対効果的にはちょっとどうかなと思うんですが、私、千葉県下をちょっと調べてみました。それで、一番いいところ、一度研究していただきたいんですが、一宮町で外出支援サービスをやっておりまして、いろいろ言うと、この一宮方式を
社会福祉協議会あたりに委託すると、この経費より安くて利便性がいいことができるんじゃないかと思いますので、これは参考までに、課長、ちょっと調べていただいて、市民
の方が利用がいい
のであれば、費用がかかっても仕方がないとは思うんですが、もっといい利用方法、もっといいものがあれば、そちら
のほうに取り組んでいただきたいと思います。これは一応、調査研究
のほうをよろしくお願いします。 次に、
パークゴルフそうさなんですが、今報告いただいた数字ですと、当初建設したときから見ると、コロナ
の関係もあるかも分からないですが、収入が約1,000万円だった
のが236万円ぐらい、利用者が2万8,000人が1万1,000人ぐらいですか。それで、全体
の維持管理費も3,000万円で、そのとき2,000万円ということだったんですが、もうできてしまったので、有効活用と経費ですか、経費をどうにかすると、収入を上げると、その辺頑張って、壊すわけにはいかないので、利用
のほうを頑張っていただきたいと思います。これも御答弁はよろしいです。いいです。 次に、通学路
の安全点検ですが、今御答弁いただきましたが、工事
の予算とかでできないところがありますが、そういう中でも危険なところがあれば、今見守りみたいな
のをPTAだか交通安全
の方がやっていただいておりますが、その辺、本当に危険な場所でまだ終わっていないところがあったら、それはどのような対処を今している
のか、その辺、もしも分かれば、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど、教育長答弁にありましたように、夏、会議を持ちまして、26か所、要対策箇所がありましたが、匝瑳市が対応する残り
の5か所につきましては、3月補正予算に計上しておりますので、御可決を賜りましたら、設計・工事を進めてまいりたいと考えております。 それから、警察や
海匝土木事務所が対応する場所につきましては、適宜進捗を確認しながら、速急に進めていただけるようお願いしているところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 生徒
の安全
のためですので、その辺を早急に、速急によろしくお願いしたいと思います。 次に、空き家
の関係なんですが、危険な空き家で、先ほどちょっと答弁を聞き漏らしたかも分からないんですが、まだ解体されていないような件数は把握、本当に危険で解体されていないような家屋は何件ぐらい匝瑳市にはあるんでしょうか。その辺、お答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
渡邉都市整備課長。
◎
都市整備課長(渡邉保行君) ただいま
の林議員
の御質問にお答えいたします。 危険な空き家で解体されていない件数はと
の御質問でございますが、危険な状態にあり、近隣住民などへ
の悪影響を及ぼす可能性が高い空き家等で解体されていない件数は4件でございます。この4件につきましては、所有者等に対しまして、これまで通知
の発送や電話による指導、助言を行っているところでございます。また、ケースによっては面談等も行っているところでございます。 私から
の説明は以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 質問
の中で、この危険な空き家
の質問をしたんですが、空き家
の中でも使えるような有効な空き家もあると思うんですが、その辺は市
のほうではどのような、あっせんとか、空き家バンク等はあるんですが、実際どのような対策をしているんでしょうか。その辺をお示し願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
渡邉都市整備課長。
◎
都市整備課長(渡邉保行君) それでは、ただいま
の林議員
の御質問にお答えさせていただきます。 使える空き家
の有効利用をどのように考えているかという趣旨
の御質問でございますが、市では匝瑳市空家等対策計画に基づき調査等を行い、管理不全な空き家に対する適切な管理を促進するとともに、良好な空き家等につきましては、通知等
の際に、空き家バンク等
の利活用について
のパンフレットを同封するなど、空き家
の有効活用を通した移住定住
の促進による地域
の活性化
の推進を図っているところでございます。また、希望される方には地元不動産業者
のリストを送付し、有効利用
の促進に努めておるところでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君)
所有者不明土地の関係で措置法が改正される予定だと聞いております。それで一番ちょっと目につく
のは、都市計画
道路の八日市場駅前線ですか、そこでよく話聞く
のは、墓地が買収できなくて困っていると。それで、この改正法ができた、適用になって、それがどうにかならないかというようなことをちょっとお尋ねしたい
のと、私が、あそこ
の道路、全然駅からいっているところも完成しませんが、もう何年ぐらい完成しないものか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○議長(石田勝一君)
渡邉都市整備課長。
◎
都市整備課長(渡邉保行君) それでは、ただいま
の御質問にお答えいたします。
所有者不明土地の利用
の円滑化等に関する特別措置法、この一部改正案につきましては令和4年2月4日に閣議決定されたところであります。改正案
の主な概要としましては、利用
の円滑化
の促進、災害等
の発生防止に向けた管理
の適正化、
所有者不明土地対策の推進体制
の強化
の3点が示されているところでございます。このうち、
所有者不明土地対策の推進体制
の強化では、市町村が特定非営利法人等を
所有者不明土地利用円滑化等推進法人として指定する制度や、国・県から
の助言が規定されているところでございます。 この法律改正による本市
の都市計画
道路であります八日市場都市計画
道路3・4・6八日市場駅前線ほか1線上に位置します未買収墓地
の所有者
の特定ができないかと
のお尋ねでございますけれども、未買収
の墓地につきましては、
登記簿に表題部のみ
の記載となっておりまして、共有者名簿
のない土地となっております。相続開始前
の所有者が確定していないものとなっております。 この法律では、
道路、学校などを整備する際に、その事業地内にある所有権
の登記名義人
の死亡後に相続
登記等がされていない土地に対する措置となっておりますことから、今回
の一部改正に伴う詳細につきましては、現在、確認等を行っておるところでございます。 また、この工事がどのくらい滞っているかという御質問につきましては、本事業につきましては、平成27年度以降
の事業認可につきましては休止扱いとなっております。約7年が経過しているところでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) よく検討して、できればあの
道路を完成したらいいんじゃないかと、市民
の方もそう思っていると思います。よろしくお願いいたします。 次に、太陽光発電
の関係なんですが、匝瑳市内で崩壊
のおそれがあったり、近所
の雨水が入っているようなこと、施設が見受けられると思うんですが、全国でも適正な設置及び管理を促す条例
の制定が進んでおるんですが、起きてからでは手後れになりますので、近隣でもこの条例をつくったところもありますが、その辺、早急に制定を検討していただきたいと思いますが、お答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。
◎環境生活課長(鎌形健君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 現在、太陽光発電設置
の規制に関する条例やガイドライン等は本市にはございませんが、設置される場所に応じて、対象となる法令に基づく許可や届出が必要となることを事業者に対して説明を行っているところでございます。 今後につきましては、既に条例やガイドライン等を定めております先行自治体
の規制内容や状況等を参考に、規制
の必要性も含めまして、調査研究してまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 先ほど、
温室効果ガスの排出量をお聞きしたんですが、市
の建物は計算して、実績は7%ということですが、ゼロカーボンシティを目指すには多分、市がどのぐらいそれを排出していて、どのぐらいでゼロにするかという、いつまでというような数字を示さなければならないと思いますので、匝瑳市
の温室効果ガスの排出量は最終的には確定しないとならないと思いますので、至急、頑張っていただきたいと思います。 次に、地産地消
の関係なんですが、先ほど地産地消率
の計算は出ないというようなことだったんですが、給食センターでは出るんでしょうか。出ると思うんですが、どのぐらい匝瑳市
の品物を使っているか、その辺をお答えできればよろしくお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 給食センター
の地産地消率でございますが、先ほど、産業振興課長から
の御答弁にもありましたように、こちらでも正確な数字は把握できておりませんが、市内
の生産者から赤ピーマンや長ネギ、トマトなど
の購入を進めております。また、米、魚、肉類等についても、匝瑳市
の米穀店、水産加工工場等から優先して購入するようにしております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 課長、給食センター
の建前はそういうような話でなっていると思うんですよね。その辺、ちょっとどのぐらい
の、野菜であれば匝瑳市
の野菜、米は分からないですが、ほか
のものも、その辺は把握していったらいいんじゃないかと思うんですが、その辺、よろしくお願いしたいと思います。 できれば地元産品で、今世界中ではやっている有機栽培
の品物を使えれば一番、値段はいろいろ高くなるけども、いいと思いますので、その辺は御検討をよろしくお願いしたいと思います。 次に、農振
の関係なんですが、野栄支所
の前、昔私がちょっと知っているときには、農振が抜けなくて、ようやく農振が抜けて、ヤックスが建って、その後に今度はまた農振に入ってしまって、これどうして外れたり入ったりする、その経過が分かれば、今はちょっと無理だというような話を聞いたんですが、その辺をお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。
◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 野栄支所周辺
の県道
の農振除外につきまして調査をいたしましたが、野栄支所周辺で
の県道沿いが農振除外されていたという経緯はちょっと確認することができませんでした。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) ヤックスはちょっと前に建ったんですが、あそこに葬儀場が、これはまだそんなにたたないと思うんですよね。あのときまでは農振が抜けていたという解釈、その後に農振に入っちゃったということなんですかね。その辺、分かればなんですけれども、あそこに斎場というか、葬儀場がありますよね。あれはこの頃建ったんですよね。その辺ちょっと分かればお示し願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。
◎産業振興課長(武田英樹君) 農振除外
の件について
のお尋ねでございますが、ヤックスが建てられた
のは平成12年ということでありまして、土地改良事業
の事業開始前であったために、農振除外ができたという経緯を調査いたしました。また、葬儀場につきましては、もと
の地目が畑でございまして、そこは受益が、その事業
の受益が田んぼのみということでありましたため、農振除外ができたというふうに調査いたしました。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) では、今も畑
の段階であれば、ああいう店舗なんかも建てられるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。
◎産業振興課長(武田英樹君) 質問にお答えします。 あの近辺につきまして
の今現在は、基幹水利施設ストックマネジメント
の受益地でございますので、やはり事業が終了してから8年という条件がありますので、それが過ぎてから
の農振除外が可能になるということでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 次に、望洋荘
の跡地
の関係なんですが、これ、計画が出て、いつ頃施工される予定なんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 先ほど市長からも御答弁いたしましたとおり、現在、
優先交渉権者におきまして事業化に向けた調整を行っているところでございます。施工時期につきましても、
優先交渉権者と協議を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) その
優先交渉権者とちょっと私、お話をする機会がありまして、あそこに国有地がありまして、それで野栄町
のときは借りていたと思うんですよ。それで、その国有地が2年くらい構えないから2年ぐらい待ってくれというようなことを市から言われたような話を聞いていますが、その辺はどのようになっているんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 国有地
の貸付けを受けておりますが、先ほど議員おっしゃられたように、2年構えないとか、そういうことを市から申し上げたことはございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) それでは、事業者
のほうがなかなかすぐやらないというような解釈でしょうか。その辺をちょっと。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいま
の議員
の御質問にお答えいたします。 現在、
優先交渉権者におきまして事業化に向けた調整をしているということでございますが、時間を要している主な理由といたしましては、
優先交渉権者から公募
の時点よりも
新型コロナウイルス感染症が拡大、長期化しているということで、コロナ禍における跡地
の事業について慎重に検討しているということを伺っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆7番(林明敏君) 話はちょっと変わってしまうんですが、この国有地を取得するなり、借りるなり、今、市で借りると思うんですが、今度過疎指定されたもので、この過疎債
の利用で観光振興なんかも考えていただければありがたいと思います。 私
の一般質問を終わります。
○議長(石田勝一君) 林明敏君
の一般質問を打ち切ります。 続いて、都祭広一君
の登壇を求めます。 都祭広一君。 〔3番都祭広一君登壇〕
◆3番(都祭広一君) 創 真
の会、都祭広一でございます。通告に従い、一般質問をさせていただきます。 初めに、いまだ終わりを見せない武漢ウイルスへ
の対応を通じて、市民生活を支えていただいている医療福祉
の現場
の皆様をはじめ、関係者
の皆様に感謝を申し上げます。 そして、このたび、新たに就任されました宮内市長に就任
のお祝いと歓迎
の意を表したいと思います。 宮内市長におかれましては、平成26年、私と同期に市議会議員に当選されました。以来、同志として議会で
の活動を共にしてまいりました。仕事に対する情熱は人一倍であり、必ずや人口減少をはじめとする多く
の難題を抱えた本市
の行政について、いち早く対策を構築し、豊かな市民生活
の基盤である公共サービスをさらに充実させ、政治手腕を遺憾なく発揮していただけるものと大変期待をしております。 私自身も市議会議員としてその一助を担い、市長と共によき市政を敷けるよう一層精進し、政務に取り組んでまいる覚悟でございます。 さて、現在を取り巻く国内外
の現況は、武漢コロナウイルスに奔走され、生活や経済活動が制限されたまま、早くも2年が経過し、出口がいまだに見えていない苛酷な状況です。また、突如としてロシアがウクライナへ
の軍事侵略を行い、一般市民と一般市民が暮らしているまちそのものが武力により攻撃されるという非道な現実と痛ましい被害状況が連日報道されております。 このロシア
の暴挙に対して、先般
の匝瑳市議会においても、非難決議が全会一致で可決され、抗議
の意思が示されたところであります。我が国政府は米国並びにNATO加盟国と方針を合わせ、ロシアに対する経済制裁を断行するとしていますので、今後、エネルギー資源
の値上げなどによる我が国
の地域経済へ
の悪影響と市民生活へ
の圧迫などが起こるでしょう。日本国民にとって、この戦争は無関係ではありません。 地方公共団体にとっても、武漢コロナによる影響に対して経済対策を行ってきたように、エネルギーコスト高騰などによる事業
の経営悪化や市民生活
の圧迫に備えなければならなくなることを執行部
の皆さんも共に肝に銘じておいていただきたいと思います。 それでは、4分野5項目にわたりまして質問をさせていただきます。市長並びに関係各位には、市民
の希望を受けて、積極的な答弁をいただけますようお願いを申し上げます。 市長
の政治姿勢からお聞きします。当市だけではなく、もはや国全体、そして多く
の地方で問題になっている人口減少対策について、市長
の考えを伺いたいと思います。 本市
の総人口は平成7年
の4万3,357人を頂点として減少に転じました。令和3年12月末
の数字が3万4,932人、26年間で8,425人が減りました。約20%
の減少率です。1年当たりに平均すると324人ずつ減っていることになります。また、匝瑳市人口ビジョン
の基となった国立社会保障・人口問題研究所が平成30年に公表した推計によれば、今から18年後
の令和22年には約35%減
の2万4,112人、社人研推計に基づくまち・ひと・しごと創生本部
の作成資料では、38年後
の令和42年には約60%減
の1万5,006人と、人口減少が急速に進行すると予測されており、何としても減少率がさらに悪化することがないよう対策しなければなりません。 人口ビジョンはどこ
の自治体でもつくられており、人口減少対策に取り組んでいるはずです。言い換えれば、人
の取り合い、自治体間で
の競争が始まったということ、そして、その競争はこれから激化することが予想されます。この競争に勝ち抜くために市長はどのように考えている
のか、またどのように政策を打ち出していく
のか、具体策をお聞きできればと思います。 次に、地域経済対策について伺います。令和元年6月に策定された第2次匝瑳市総合計画
の産業経済分野における基本構想では、活気に満ち、はつらつとしたまちをつくると題して、1つ、農林水産業
の活性化、2つ、商工業
の活性化、3つ、観光
の活性化、4つ、雇用就労、消費者対策
の充実がうたわれております。 さて、地域経済対策として
のこれら
の方針、大切なことばかりであり、市としても努力をしてきたことでもあります。しかし、目標とする成果が出るまで徹底できているかといえば、必ずしもそうではありません。市長、あるいは関係部署では、これまで
の市
の取組についてどう考えている
のでしょうか。さらに今後、全てを同時に対策できないにしても、何から優先をする
のか、あるいは新たな視点で
の対策がある
のか、最新
の地域経済対策を伺います。 次に、医療問題、当市における救急医療
の実態と匝瑳市民病院を中心とした夜間で
の初期救急患者受入れについて伺います。 まず、国保匝瑳市民病院は市内唯一
の千葉県が認定した救急告示病院であります。平成29年に国保匝瑳市民病院新改革プランが策定され、それ以降、病院
の運営や経営について採点され、市
のホームページに公表されております。その評価と総括を見ると、救急患者受入れ実績が年々向上しており、評価も高まっていることが確認できますが、市民からは特に夜間でもすぐに診察を受けること
のできる体制整備が求められています。主要医療機関として十分な対応ができている
のでしょうか。 また、救急医療体制を整えるということは、予期せぬ事態に対処するということであり、すなわち防災であります。また、買物難民という言葉が市内でも聞かれるようになりましたが、これは車を運転しない高齢者が急増していること
の表れであり、この高齢者たちは同時に病院通い
の手段についても困っていると考える
のが妥当です。長く議論され、市民から
の要望も強い新しい匝瑳市民病院
の早期
の病院建設に向けて進捗状況を伺います。 次に、JR東日本と提携した自転車ごと電車に乗れるサイクルライドシステム、通称BOSO BICYCLE BASE
の誘致について伺います。 昨今、全国各地でスポーツツーリズム
の普及が盛んです。特にサイクリングロードは全国各地にできており、サイクリング
の愛好家も大変増えております。近隣では、JR東日本水戸支社が、いばらきサイクルトレイン
の運行を常磐線や水郡線において実証実験を行っております。 千葉県でもその動きは早く、JR総武本線でも、B.B.BASE銚子ラインが運行されています。しかし、我が匝瑳市は通過地点となっている
のが現状です。 匝瑳市は、銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県
の各太平洋側を走り、和歌山市に至る延長1万1,400キロメートル
の自転車道、太平洋岸自転車道
の構想
のうちに含まれ、太平洋自転車道沿線は世界遺産である富士山をはじめ、日本を代表する観光地、景勝地が多数存在するルートとなっています。 ぜひ、匝瑳市内に休憩スポットや案内所を整備し、史跡や名所を回遊できる地図や案内板をつくれば、低予算で自転車
のまちが旗揚げできる
のではないでしょうか。生涯活躍
のまち、匝瑳市
の新たな玄関口として、地域交流センター
の隣接するJR飯倉駅へ
のB.B.BASE誘致を積極的に展開し、交流人口拡大による市
の活性化、特に観光資源
の有効活用による新たな魅力発信につながるサイクルライドシステム
の導入を図り、市内各所へ
のサイクルステーション
の設置を積極的に進めるべきではないかと思います。御所見を伺います。 それでは、最後
の質問になりますが、武漢ウイルスへ
の対応についてお伺いします。 各自治体で
の5歳児から
のワクチン接種が具体化しており、当市においても、接種
の案内が送付され、受付が始まりました。しかしながら、今回
の接種では努力義務が課せられていないことなど、国
の厚生審議会においても、子どもへ
のワクチン接種に対するエビデンスへ
の議論が分かれています。成長とともに体
のシステムが変化する子どもに対するワクチン
の安全性は高齢者よりもはるかに厳しくすべきであり、殊
ワクチン接種においては、リスクとベネフィットがきちんと担保されるよう、そして何より保護者
の選択肢が広がる、より正しい情報を提供する必要がある
のではないでしょうか。副反応へ
の心配が拭えないが、どうしたらよいかと不安を隠し切れない保護者から
の声、ぜひ応えていただきたい。子どもたちへ
の接種
の安全性
の確保という視点から、現状
の情報に合わせ、厚生労働省
のデータを活用した追加
の情報提供を求めたいと考えます。 そして、毎回質問させていただいておりますが、軽症者が多い現在
の感染状況においても、見守りや生活物資
の供給など、在宅療養支援体制を充実させ、患者や患者家族
の不安を取り除く必要があります。行政として問題意識を持ち、取り組まれている
のか。対策
の現状をお伺いします。 これで登壇から
の質問を終了します。御清聴ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君
の登壇質問が終わりました。 都祭広一君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、私からはただいま
の都祭議員
の御質問にお答えさせていただきます。 まず初めに、市政運営に当たって
の現状認識と政治姿勢について
のお尋ねでございますが、本定例会初日
の所信表明
の中でも申し上げましたように、本市では人口減少や少子高齢化
の進行、さらには
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による地域活力
の低下等、課題が山積しております。 これら喫緊
の課題に対し、早期に抜本的な対策を講じなければ、将来、若者や子どもたちが住み続ける匝瑳市へとつなげていくことはできないものと考えております。まちづくり
の主役は市民
の皆様一人一人であります。私といたしましても、市民と
の協働によるまちづくりを基本に据え、第2次匝瑳市総合計画等と
の整合性を図りながら、市民
の皆様にお約束した6つ
のまちづくりビジョンと7つ
の重点施策
の取組を推進し、今住む人が幸せに暮らし、若者や子どもたちが住み続ける地域づくり
の早期実現に向け、市政運営に当たってまいる所存であります。 次に、人口減少対策について
のお尋ねでございますが、本市
の人口動態として、出生数と死亡数による自然増減では、平成2年以降、死亡数が上回る自然減が続いております。また、転入数と転出数による社会増減では、平成14年以降、社会減が続いており、特に10代から20代
の若者が市外へ流出している状況にあります。 市といたしましては、進学や就職等を契機に、市外へ
の通学、通勤が多くなる若者
の転出を抑制し、本市へ
の移住定住
のため
の取組を進めることが重要な課題であると認識しております。このため、私が掲げた6つ
のまちづくりビジョンでは、特に子育て視点
のまちづくりを推進し、育児や教育、暮らし
の充実等を通じて、子育て世代へ
の支援に努めてまいります。また、匝瑳市に住み続けていただく上では、地域における雇用
の場
の確保が必要となりますので、成田空港機能強化、銚子連絡
道路延伸による産業用地
の整備等にも取り組んでまいります。 次に、地域経済対策について
のお尋ねでございますが、市では令和2年度を初年度とした第2次匝瑳市総合計画前期基本計画に基づき、農林水産業と商工業
の活性化等を進めるため、31項目
の目標指標を掲げ、その達成に向け事業を推進しております。令和3年3月末現在では、産業経済分野
の進捗率は約32%となっております。 今後さらに事業を加速推進していくために、私が掲げたまちづくりビジョンでは、特に農業所得
の向上や担い手
の育成、商工支援団体と連携した商工業者に対する支援
の拡充等に取り組んでまいります。 また、7つ
の重点施策におきましては、市行政側で
の推進体制
の強化として、産業振興課内に仮称ではありますが、農林水産専門室を設置し、農林水産業
のさらなる振興に取り組んでまいります。 なお、まちづくりビジョンや重点施策に係る新たな施策
の展開につきましては、現在、庁内で準備、検討を進めているところであり、令和4年度
の取組等につきましては、今後、補正予算においてお示しをさせていただきたいと考えております。 次に、JR東日本と提携したBOSO BICYCLE BASE、通称B.B.BASE
の誘致について
のお尋ねでございますが、B.B.BASEとは、2018年1月よりJR東日本が運行している鉄道車両で、自転車を解体することなく列車に積むことができ、停車駅からサイクリングを楽しむことを目的とする、いわゆるサイクリストを対象とした特別電車であります。運行エリアは千葉県内と茨城県
の一部で、始発は両国駅で停車駅といたしましては総武本線成東経由では、東千葉、佐倉、松尾、干潟、銚子
の各駅に停車いたします。また、運行日については本年3月から6月までは34日
の運行が予定されており、このうち10日が総武本線で
の運行となっております。 本市では、観光振興
の観点から、現在、JR東日本千葉支社と連携し、B.B.BASE
の車内に市
の観光パンフレットを配備しているほか、JR東日本
のB.B.BASEホームページ内にお勧めルートとして、飯高檀林に立ち寄る2つ
のコースを掲載しております。 また、サイクルステーションにつきましては、サイクリング
の休憩スポットとなるため、駐輪用
のサイクルラックの設置等が必要となりますが、現在、市内
の公共施設では、そうさ観光物産センター匝り
の里、ふれあいパーク八日市場、
パークゴルフそうさに
サイクルラックを設置しています。 議員御提案
の飯倉駅
の地域交流センターを活用したサイクルステーション
の設置につきましては、今後、施設を運営する社会法人、九十九里ホームと、また、B.B.BASE車両
の市内各駅へ
の停車要望につきましては、今後、JR東日本と協議してまいります。 次に、5歳児から
のワクチン接種について
のお尋ねでございますが、市では、小児
のワクチン接種につきまして、接種券
の発送時期や予約開始日、接種日程、接種場所及び相談窓口など
の情報を市ホームページに掲載し、お知らせをしております。 このほか、保護者
のワクチン接種に対する不安等に対しましては、市
のホームページから厚生労働省や日本小児科学会
のホームページにリンクを張りつけるなど、
ワクチン接種に関する情報
の提供に努めております。 また、接種
の対象となる方に対しましても、3月7日に予防接種
のお知らせと接種券を発送し、厚生労働省が発行している
ワクチン接種の説明書やファイザー社ワクチン
の説明書を同封いたしまして、個々に周知を行っております。 最後に、在宅療養者支援体制について
のお尋ねでございますが、先ほど
の林議員
の御質問
の中で御答弁させていただいたとおりでございますが、支援に当たりましては、健康管理課において、保健所や自宅療養者と
の連絡調整及び
生活支援物資の確保を行い、総務課で配達職員を調整して、各課職員が配達するなど、全庁体制で取り組んでおるところであります。 私からは以上でありますが、そのほかにつきましては
病院事業管理者及び事務局長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君) 菊地
病院事業管理者。
◎
病院事業管理者(菊地紀夫君) 私からは当市における救急医療
の実態と市民病院を中心とした夜間で
の初期救急患者受入れについてお答えいたします。 初めに、匝瑳市における救急医療
の実態についてですが、匝瑳市横芝光町消防組合
の統計資料であります令和2年版消防年報では、令和2年
の救急搬送
の実績で、匝瑳市内
の医療機関へ救急搬送された方は397人です。このうち、匝瑳市民病院は356人で、およそ9割程度が搬送されております。また、当市における救急医療
の体制ですが、旭匝瑳医師会が中心となり、休日救急当番医制度を運営しております。病院や開業医が休診となる日曜日と祝日について、当番制で運用され、市内
の開業医が交代で一次救急を受け持ち、匝瑳市民病院、九十九里ホーム病院、そして東陽病院が交代で一次救急と二次救急を受け持つことで、救急体制を維持しております。これにより、日曜日と祝日
の午前8時半から午後5時まで
の救急要請についてはおおむね対応することができております。 匝瑳市民病院では、この年間72回
のうち、令和3年度は35回、令和4年度は36回、休日救急当番を受け持ち、内科1名、外科または整形外科
の医師が1名待機して救急対応を行っております。 次に、市民病院
の救急体制ですが、平日昼間については、当院で受入れできる診療科
の患者さんについては極力受入れをしております。しかしながら、夜間や土日祝日については、当直医師1名で
の救急対応ですので、当該医師
の専門領域外はお断りをせざるを得ないケースもあります。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは病院
の建て替え
の進捗状況についてお答えをさせていただきます。 現在、市民病院では匝瑳市病院事業運営委員会という組織におきまして、平成29年11月に建替整備検討委員会から答申された建替整備基本構想及び基本計画
の内容修正
の検討を行っているところであります。 主な検討内容といたしましては、答申から4年以上を経過しているということから、記載されているデータ等
の時点修正を行うとともに、答申
の際に病床数、建設場所、収支シミュレーションなど
の財政計画及び整備手法について、市としても十分に検討するようにという附帯意見が添えられておりましたので、それらに関する検討を行っております。 今後は、宮内市長にこれまで
の経過報告等を行い、指示等を受けながら、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) それでは、自席から再質問をさせていただきます。 まず初めに、市長
の政治姿勢について、宮内市長からお答えがありました。ちょっと固い答弁だったかなと思いますけれども、これは宮内市長が今回市長になられる前に公約をされていた、示していたビジョン
の説明であったかと思います。これから、その大筋、そうした趣旨には我々も、私もしっかりと応援させていただきたいと思いますけれども、やはりこれから本当に具体的な政策を組んでいかなければいけない、まさにそうしたことが求められているわけであります。 市民
の皆様にお約束したというしっかりとしたビジョン、これを本当に実現していくために、粉骨砕身、まさに本当にスピード感を持って対応していただきたいというふうにまずは申し上げたいと思います。 先ほど
の私
の登壇
の中で
の質問
の中でも、本当に人口減少、様々な要因が匝瑳市にはのしかかってきている中で、本当に待ったなしではないかなと思っておりますので、その政治姿勢につきましては、そうしたお心構え
の下で当たっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 具体的に、その政治姿勢
の中でお示しをいただきました人口減少対策について質問させていただきます。 まさに若者が流出をしていってしまうということ、これ自然減という
のは私は仕方ない部分もあるかと思うんですね。ただ、それが外に人が流れていってしまう、そしてそこで人が産み育て、にぎわいを創出していくということをしっかりとこれからつくっていかなければならない中で、やはり今回市長は子育て
の視点ということを非常に強く申しております。その子育て
の視点という
のをどういうふうに取っていく
のかということ、これ非常に重要だと思うんですが、まず私本当に実際、今までも市議会議員
の生活
の中で、やはり様々な子育て世代
のお母さん方
の御意見を聞いておりますけれども、やはり各自治体
の取組という
のが非常に類似している中で、どうやって引きつけていく
のか、基本的には困っていることを解決していくしかない
のかなと思うんですね。ただ、その声が本当に今まで、この行政に届いていた
のかということもあると思うんです。そうした声
のすくい上げ、どうしたらよいかというその視点ですね、それを宮内市長はどのように考えている
のかお示しいただければなというふうに思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ただいま
の御質問にお答えいたします。 私もこの選挙戦におきましても、市民
の皆様にもやはりこの地域に活力がない
のではないかという声を大きく受けた、そのようなことがまたこの立候補へ
の大きな一つ
の要因であったというふうに申し上げながら、やはり、地域
の声をしっかりと聞くということを特に強く訴えてまいりました。やはり市民
の声にこそ本当
の課題があり、行政が考えるだけでは追いつかない、机
の上では分からない、机上論では分からない部分をしっかり声を聞いていくことが何よりも重要ではないかというふうに考えております。 そのような中で、今
の子育て視点というところは非常に重要かと思いますので、やはりいろいろ、現在では匝瑳市でいうつどい
の広場ですとか、様々、また直接私もそのような子育て世代
の仲間も多くおるという中では、そのようなことで直接やはり声を聞いていくことが何よりも重要だというふうに考えておりますので、そのようなことをしっかりと私
のほうから出向いて声を聞くということをまずしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) その政治姿勢
の中で
の声をしっかりと力に変えていくという部分だと思います。それは確かに声を聞くという
のは非常に大事なんですけれども、やはり今までどこ
の行政を見ても、声を聞くまでは何とかできるとしても、その先、具体化どうしていく
のかというところが非常に難しい問題になってくる。やはりそこには、これは行政上
のことで言えば、予算
の問題とかあるとは思うんですが、やはり私一番大きなものはやっぱり地域性
の問題ということがあると思うんですね。この匝瑳市が本当に気候もよくて、食べ物もおいしくて、そうしたことがこの議会でも再三議員さんからも言われておりますけれども、やはりそうしたところが分かっているのに、なぜ人
の定住が結びつかないんだというところがまさにそうした課題だと思いますので、そうしたところを行政、聞いた声を今度は行政
の中でしっかりともんでもらう、地域
の課題を抽出していってもらうという
のが、これが役割になると思いますので、その辺は市長、今度は新人市長ですけれども、主導感を持って当たっていただきたいと思いますけれども、その辺
の省庁内で
の調整についてどういうふうに考えておられる
のかお答えいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ありがとうございます。 本当に確かに声を聞くだけでは意味がないわけでありまして、それをどう具体化していくかということは、確かに各庁内にありましたそれぞれ
の担当課があるわけでありますけれども、私自身もしっかりとその中に入って、これからは担当課とも風通し
のよい関係をつくって、具体的にその進捗状況なりを確認しながら、実効性
のあるものに、より今現在進んでいるものの事業など
の見直しも含めまして、より具体的なものに変えていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 市長がそういうふうにお答えになっておりますので、執行部
の皆さんもよろしく協力
の上で当たっていただきたいと思います。 それで、これは非常に地域経済対策とダブるところなんですけれども、やはり成田空港という
のは非常に大きなことがあって、やはり定住促進
のためには、私はやっぱり様々な利便性というものが必要になってくると思うんです。 こんな漫画、そうした本が知られているかどうか分かりませんが、「漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件」という本があるんですけれども、これ御存じですかね。これ実はその編集者
の方が住んだ
のが匝瑳市で、匝瑳市に住んだ
のですけれども、結局はアクセスがよくないということで成田市に、これは奥さん
の意見で引っ越しちゃったんですね。 このアクセスという
のは非常に大事で、匝瑳市は鉄道があります、JRがありますけれども、やはりなかなか東京へ
の時間という
のが非常に、鈍行で走っていくと非常に時間がかかるということ。ですから、やはりここは、これから成田市と
の、成田空港、例えば協議会と
の話合いもあると思うんですけれども、そんな中でも、やっぱりアクセス
の部分という
のは非常に考えていただければよろしいんじゃないかなと思うんですね。 例えばこれ、本当に今回市長に申し上げたい
のは、既成概念にとらわれずにいろんな政策を行っていただきたいということがあるんですけれども、例えば成田スカイ
のアクセス線をこっちに引っ張ってくるとか、そうした今回成田空港
の第3滑走路ができて、圏央道もできますよね。そうしたことで利便性という
のが非常によくなるという意見もあるんですが、やはり我々から見ると、地域が分断されてしまうという側面もあるので、そういったところも非常に出していただいて、ぜひそんな地域活性化に結びつけていただきたいと思いますけれども、これは地域経済対策とも重複しますけれども、そのようなお考えという
のはどのように向かっていく
のかお示しいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) まさにこれから成田空港が第3滑走路、機能強化という中、また、銚子連絡道
の延伸ということでは、非常に匝瑳市はこれから発展する本当に一つ
の重要なターニングポイントを迎えると思います。しかしながら、おっしゃったとおり、交通
の便と、いわゆる今まで陸
の孤島とも言われているようなところ
の中で、どう交通機関をしっかりと構築していくかということは、また、この成田空港
の連絡協議会ですとか、また近隣市とも連携しながら、市単独ということになるとなかなか難しい面もありますので、そのような近隣市と
の連携を私自身も構築しながら、様々な幅広い面で、そのような御提案ありました、ちょっと鉄道
の延伸とまでは行くか分かりませんけれども、そのような幅広い視点で考えて、既成概念にとらわれず、やってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ぜひよろしくお願いいたします。 それで、地域経済対策
のほうですけれども、これ、企業雇用を増やすということで、成田空港と
の連携ですとか、そうした銚子連絡道
の延伸による雇用
の創出ということが挙げられていると思うんですけれども、やはりもう一つは、企業誘致以外に市内
の企業、これ
の流出をぜひ止めていただきたいということが非常に切迫感として持っております。企業関係者と
の連携も構築していただいて、いま一度、匝瑳市内
の優良企業はたくさんありますから、それが流出しないようにしていただきたいと思いますけれども、その辺
の意気込みをお聞かせいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) まずは市内
の企業
の皆さんにも本当に頑張っていただいている、優良企業もたくさんあるわけでありますけれども、そのような企業
の皆様も何か1つ、匝瑳市にこのまま本社を置いておいていい
のかというような不安を感じているところもあると思うんですけれども、匝瑳市はこれから未来があるんだと、元気があるんだと、私自身が常に情報発信、また、そのような商工会等とも連携しながら、情報交換をして、しっかりとそのような、どういった支援が必要な
のか、またそれは国や県とも連携しながらしていかなければならない
のか、様々な視点から、企業
の皆様にもやはり匝瑳市だからこそ、ここで事業をしたいんだと思っていただけるように、しっかりとそのような連携も図ってまいりたい、そのように考えております。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 今回、その銚子連絡
道路ですけれども、延伸が決まって、そして産業用地
の調査も入るというようなことが今回
の予算
の案でも示されておりました。その予算委員会にも産業振興課、武田課長が答弁していただいた中で、ちょっと私も気になった点が1点あったので、これから産業用地調査をして、そこに企業
の誘致ということがあると思うんですけれども、これはぜひ農業関係ということだけでとらわれずに、やはり幅広い視点を持った形で、これからやっぱり成長産業はたくさんありますから、千葉県
の高速
道路インターチェンジ等を生かした多様な産業
の受け皿づくりを進めるため
の計画的な土地利用
の促進に係る基本方針という
のが令和2年9月に示されておりますね。この中でも多様な産業
の誘致という
のをうたっています。ただ、やっぱり農業用地ということが周りありますから、その辺と
の関連性という
のはあるかと思うんですけれども、あまりそれにこだわってしまうと、なかなか前に進まない。どこ
の市町村でも同じようなものができてしまうという感じになる
のかなというふうに危惧しておりますので、ぜひここは幅広い視点で既成概念にとらわれずに向かっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 先ほど
の銚子連絡道周辺
のインターチェンジ、その辺
の雇用
の確保、産業用地
の確保ということでありますけれども、一例として産業振興課長からは農業というようなこともあったかと思いますけれども、当然
のことながら、そこら辺が、その地域が農業振興地域ということもありましたので、その一例として申し上げたかと思いますけれども、当然
のことながら、幅広い視点で考えていかなければならない。でなければ、雇用がしっかりと生んでいけない。改めて、優良企業
の方に検討いただけるようなしっかりとした地域を選考していきたいということで、庁内でしっかりと検討してまいりますので、御期待いただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) まさによろしくお願いいたします。 本当に推進体制
の強化
の中で
の農林水産専門室
の設置、これは非常にいい案だと思いますので、ぜひこれも進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に移ります。市民病院
の救急患者受入れについて再質問をさせていただきます。菊地管理者及び事務局長よりも御答弁いただきました。それについて
の再質問でございます。 先ほど、病院管理者
のほうからは、そうした救急患者
の受入れ状況、昼間
のほうは何とかなるんだけれども、夜は非常に厳しいよということもちょっとあったかと思います。これ市長も公約
の中で救急病院ということで、初期救急をしっかり充実させたいということを言われていると思うんですが、ここで市長
の考えという
のをちょっとお聞きしたいと思うんですね。よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 夜間救急等も踏まえました初期救急ということでありますが、私が市長選に立候補するに当たりましては、旭匝瑳医師会と
の連携とともに、この夜間救急を断らない初期救急医療を実践できる市民病院を建設するということを市民
の皆様にも申し上げてまいりました。私自身、これまで確かに市民
の皆様からは、夜間
の救急医療について
の御要望を多数いただいた結果というところであります。 しかしながら、そのようなことで地域づくり、まちづくりを進める上で、非常に地域医療
の充実という
のは重要な課題であるというふうに認識しております。しかしながら、先ほど事業管理者が答弁しましたように、現状につきましては、体制上で
の問題があるということでありますので、今後、改めて市民病院
の現場に赴きまして、病院職員ともその辺は十分に意見交換等いたしまして、今後
の市民病院
の建設やそれと合わせながらしっかりと検討していきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) まさにそうした夜間
の救急という
のは、非常にもう市民
の方がやっぱり困って、どうしたらいいんだということ
の声でありますので、市長、これぜひ前向きにしっかりと進めていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。 先ほど、
病院事業管理者のほうからも御答弁がありました、救急患者
の受入れ
の部分なんですけれども、消防
のほう
の年報というお話がありましたけれども、救急指定状況についてという、これは匝瑳市横芝光町救急医療ネットワーク会議
の中
の資料でも示されているんですけれども、消防隊、救急隊
の方が現場というか病院を決めるときに、旭市だと12分ぐらいで病院に搬送することができるんですね。病院を決める時間ですね。ところが、匝瑳市、横芝光町は20分ぐらいかかっているんですね。ということは、20分間搬送先が決まらずに救急車が待機しているといったような状況が見受けられております。 実際、それがこの匝瑳市
の中でどういうふうな影響がある
のかということをちょっとお聞きしたいんですけれども、実際、その夜間
の救急体制等
の中で、そうした搬送
の遅延、そうしたことがあると非常にこれは問題になってくるかと思うんですけれども、現状、これ改善されている
のかどうなっている
のか、お聞きできればと思います。
○議長(石田勝一君) 菊地
病院事業管理者。
◎
病院事業管理者(菊地紀夫君) 皆さん御存じ
のとおり、夜間
の救急に全て対応できる
のは旭中央病院
の救命救急センターだけという
のがこの海匝地区
の現状で、ほか
の病院ではとても難しいというところです。 昨年2月まで、救急要請があった場合に、消防
のほうではまず地元
の病院に電話をし、受入れ要請できるかどうかという問合せをするんですね。それで、そこから旭中央病院
のほうに回っていくというので、ちょっとロスが、断られた、受入れができないというときに旭中央病院に行くということでした。 しかしながら、先ほど議員からお話あったように、この救急
の現状を改善するためにということで、昨年2月に旭中央病院を含めた、実は救急医療ネットワーク会議というものがありまして、そこで中央病院
のほうから、夜間救急もう地元取れないので、ダイレクトに救命救急センター
のほうで取るという、そういう提案がありました。脳血管疾患とかいう
のは、もう本当に時間と
の勝負というところもありますので、これによって大分時間短縮ができているんじゃないかと思います。 原則として、かかりつけ
の患者さんや、それから心肺停止で救命救急処置を行わない、そういう患者さん以外は、ですから、最初
の収容要請から中央病院
のほうへ回っていくということになりました。その分、翌日等に救急対応を終えた患者さん
の受入れをしてほしいと、中央病院
のほうから電話がかかっておりまして、積極的に私ども
の病院で受入れをしている、そういうことで、役割分担というか機能分担、そういったところが進んでまいりましたので、地域全体
の救急ということを考えると、システムが改善されたというふうに思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ありがとうございました。まさにそうした旭中央病院を中核として、この救急医療が成り立っているという現実は我々も認識をしているつもりであります。ただ、やはり家にいて、夜、例えばおなかが痛くなった、熱が出た、そうしたときになかなか近くでかかれなくて、結局は遠くへ行かなきゃいけないというような状況だけは、これは避けなければいけない。まさにそうした初期救急、特にお子様をお抱え
の保護者
の皆さんもそうしたことで悩まれている。ぜひそうした声に応えていっていただけるようによろしくお願いしたいと思います。 次に、病院
の建て替えについてちょっとお聞きしたいんですよね。今後、どういうふうに建て替えていく
のかということがあると思います。建て替え場所についても、検討委員会
のほうで
の附帯意見としてつけられたというようなこともあると思うんですけれども、そうした部分をどうしていったらいい
のか、検討状況、進捗状況をお示しいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 建て替えに関する検討状況ということですけれども、それに関しましては、先ほど答弁させていただいたように、今現在、病院事業運営委員会
の中で検討を進めているということでありまして、また、これまで
の検討状況について、まだ宮内市長
のほうに詳しく御説明等できておりませんので、その辺
のところをまた宮内市長に十分御説明をさせていただいて、市長
の指示をいただきながら検討を進めていきたいというふうに考えております。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) そうなりますと、やはりこれはまさに市長
の決断というか、そういったことが関連してくると思いますので、市長もそのような方向で進めていっていただくということでよろしいんでしょうか。確認したいと思います。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) 今ありましたとおり、まずは現在
の状況という
のを私自身しっかりと把握する、理解する、その上で菊地
病院事業管理者をはじめ、病院幹部
の方としっかりと意見交換も行いまして、検討を進めていきたい、そのように考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 非常に病院経営が厳しいということが前面に出てくる部分はどうしようもないことかなと思うんですけれども、先ほどもコロナ
のことで減収が示されておりましたけれども、実際、建設に向けて
の資金確保という部分で、いつもお話が出てくる
のはキャッシュフロー、今年は大丈夫な
のかということがあると思うんです。実際、建設することになれば、様々な補助金ですとか、特例債とか、事業債という
のが使われると思うんですけれども、1点だけ、今年でキャッシュフローとか、そういった見込み、残せていく見込みという
のはあるんですか、これは。
○議長(石田勝一君) 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 今、キャッシュフローについて
の御質問をいただきました。 コロナ禍で経営
のほうが厳しい中でも、補助金等を有効活用しながらということで、令和3年度末において、令和3年度
の当初と同様
の3億円程度
のキャッシュフローを残せる見込みと考えております。今後、まだまだ不透明な部分もございますけれども、経営健全化を図りながら、キャッシュフローを減らすことなく、建て替えに備えていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) ぜひ、また事業債ですとか、そういったもの以外に、やはり蓄えという部分で、非常にしっかりとしたそうしたものを残していただければと思いますので、そうしたほうが検討する中で我々も楽になる
のかなと思いますので、しっかりとお願いいたしたいと思います。 病院については最後質問したいんですけれども、先ほど検討委員会
のことが出ましたけれども、これ、実際市長
の中ではこれから皆さんとお話をしていく中で、新たな検討委員会という
のをつくっていくんですか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、お答えします。 現在検討を行っている建替整備基本構想・基本計画についてですが、平成29年度に建て替え
の整備検討委員会から答申をされたものであります。この答申に当たりましては、千葉大学附属病院
の副院長、また旭中央病院
の病院長、また旭匝瑳医師会
の会長など、しっかりと有識者などにも御参画をいただきまして、1年半近くにわたり、これまで議論をされて策定されたものであります。 その内容については、やはり十分尊重すべきものだというふうに考えておりますので、その上で答申
の際に、4つ
の項目について、市として十分検討するようにという附帯意見が添えられておりますので、その附帯意見に基づきまして、4つ
の項目である建設場所、病床数、財政計画、整備手法等について、病院職員と市長部局で構成します匝瑳市病院事業運営委員会においてしっかりと検討するよう指示をしたところであります。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 早期
の病院建設に向けて、ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、続きましてJR東日本と提携をしたサイクルライドシステムについて御質問させていただきます。 先ほど申しましたように、B.B.BASEという列車が総武本線を走っております。しかしながら、匝瑳地域、八日市場駅、飯倉駅には止まることがありません。ぜひこれ、先ほど
の答弁
の中では協議をしていただくということが言われましたので、これ前向きな、私は執行部
の答弁ということで承りますので、ぜひ早速進めていただきたいと思います。 それで1点お示ししたい
のは、こういう「自転車でめぐろう北総」というパンフレット、皆さんも弱虫ペダルという週刊少年チャンピオンに連載されている非常に人気
のある漫画、これがコラボして、こうしたサイクリストを応援しています。サイクリスト自身は自分たちで情報発信、インスタグラムとか、そうしたことで発信をして人を呼び込んでいくことができますから、逆に言えば、宣伝費をかけなくても、それは自然に広まっていくということもあると思いますので、しっかり進めていただきたいと思います。 それで、その中で1点質問させていただきますが、実はこの北総地域なんですけれども、サイクルステーション、先ほど申しましたけれども、どこもというか、ほとんどないんですね、これ。実際、先ほども答弁
の中では、
サイクルラックを設置していますよというような意見がありましたけれども、実際、この匝瑳市から旭市にかけてもサイクルステーションって登録がないんですよ。ですから、この北総地域
の中では、この辺、海匝地区一帯がエアポケットみたいになっていて、来ようと思っても情報がない。駅に置いてある、先ほどパンフレット、電車内に置いてあるという話がありましたけれども、こういう、「ことりっぷ」という、これ昭文社さん
の雑誌を要約したものなんですが、これがまかれています。これを見て、やはりサイクリスト
の方がいろんなところへ行ったり、女性
の方は女子旅ということで、非常に気軽に列車を利用して旅をすることができる。まさにそうした宣伝も行っていただきたいと思いますので、その点1点だけ確認したいと思います。しっかりと進めていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。
◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 サイクルステーション
の登録ということでございますが、サイクルステーションにつきましては、登録ということではなく、各施設がサイクルステーション
の形を取りまして、情報を発信することで、サイクルステーションということになります。市長答弁にもございましたが、そうさ観光物産センター匝り
の里、ふれあいパーク八日市場、
パークゴルフそうさについては
サイクルラックが設置してありますので、早急に県観光物産協会ホームページ等で紹介していただけるように調整してまいります。 また、一般的に旅行ガイドブック
の掲載につきましては、ガイドブック側
の企画に合った雑誌側
の取材による掲載と、あと広告として
の掲載方法があるというふうに認識をしております。取材を行ってもらえるかは、いかに魅力を発信し、その魅力をガイドブック側に知ってもらうかが重要というふうに考えております。現在、観光、イベント等
の情報につきましては、銚子記者クラブ、県観光物産協会、ぐるっと千葉、フリーペーパー「楽City!」等へ行っているところでございますが、より多く
のマスコミ等に積極的にPRできるように努めてまいります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 本当にこの地図に載っていないんですね。観光地図に載っていないので、ここは本当に反映していただきたいと思いますので、しっかり対応よろしくお願いします。 それでは、最後
の質問ですけれども、武漢ウイルスへ
の対応についてに移ります。 5歳児から
のワクチン接種について、先ほど答弁をいただきました。もう案内書が送付されてしまって、受付も始まっているということでありますけれども、これ新たな追加資料を保護者
の方に送るということはできないものでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 3月7日に対象となる方には御案内をさせていただいたところでございますので、追加
の資料につきましては、ホームページ等でお示しをしたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 今、ホームページという言葉が出ましたけれども、実は今回、誤解
のないように、まずはお話をしたいと思うんですけれども、ワクチンを打つなよということではなくて、しっかりとワクチン
の判断、打つ、接種
の判断をしていただきたいということで、今、送られている情報だけでは足りないんじゃないかということ
の問題提起であります。 実際問題、それに関わる部分で、様々な保護者
の方から
のお声をいただいておりますけれども、やはり厚生労働省
のホームページを見ましても、現時点において、オミクロン株に対する子どもへ
の接種、エビデンスが確定的ではないんだということが厚生労働省
のホームページに載っているんですね、実際。それで、
ワクチン接種の努力義務についても、これも載っています。ただ、これは本人があくまでも納得した上で打ってくださいよということであります。 実際、副反応
の中でやはり皆さん心配されている
のは、心筋炎とか心膜炎という疑い
の報告なんですけれども、やはりこれも5歳から11歳ということではなくて、19歳以下
の方
のそうした心筋炎、心膜炎
の疑い報告という
のも、実際、厚生労働省
のホームページに出ている数字なんですね。皆さんが見られるYahoo!
のニュースなんかでも、子どもたちへ
のワクチン接種に対して、日常生活に支障を来しているとか、登校できなくなっちゃったとか、そういったアンケートも載っています。 ですから、まさにそうした複数
の情報、これはきちんとした公的な情報をまとめていただいて、追加情報として発信していただきたいということを言っておるわけであります。今、ホームページという言葉が出ましたけれども、ホームページで例えば市長自らメッセージを発信していただくということが非常に私は重要だと思うんですが、その辺については市長、どうお考えになっていますか。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ただいま
の御質問にお答えします。 今回、本当にこの5歳から11歳
の方へ
の接種というところでは、非常に多く
の市民
の方、また市外
の方でも多く
の方が心配されている、不安に思っているということで、多く
の声をいただいております。そういった中には、直接資料をお届けいただいた方もおりまして、そのようなことにも私自身、しっかりと目を通させていただきました。 そのような中で、匝瑳市におきましては、この接種に関しまして
の、希望されている方が、疾患を持たれているお子さんとかということもありながら、接種を希望される方に対しまして、やはり速やかに接種を行う必要もあるということで、接種券を一斉送付をしまして、さらには基礎疾患をお持ち
の方を優先的に予約を開始するということで、現在進めているところでありますけれども、他方、多く
の方から御意見をいただいた中では、このようなことが、いわゆる同調圧力を生む
のではないかというような御指摘も受けているところであります。しかしながら、決してそうではないということで、この
新型コロナウイルスに対する接種という
のは強制ではないということは私も理解しているとともに、接種をされていないからといって、差別をされるというふうなことがあっては決してなりませんし、当然これは行動制限等を求めるものでもないというふうに考えております。 そのような中で、しかしながら、この一斉送付をした中にあっては、確かにそのような不安に思う方が打たなければいけない
のではないかという、やはりちょっとそのような考えにも至る
のではないかと思います。そのようなことから、私自身もしっかりとそのような、特にお子さんをお持ち
の、やはり人体へ
の影響という
のがまだはっきりしていない中にあっては、そのような十分に検討していただけるよう、私自身、決して同調圧力を生むものではなく、しっかりと検討していただきたい。また、そのような情報をしっかりとホームページ上でもリンクを張りつけて、確認いただけるようにしてまいりたいというふうに考えておりますので、そのように近々対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) 既に案内も発送されたということで、非常に時間
のない中で
のこれは質疑になるので、本当に執行部
の方にはそうした部分をしっかりと捉えていただければというふうに思いますので、お願いいたします。 やはり希望するか、希望しないか、そして様子を見ようかなという方もいると思います。先ほど市長が言われたように、やっぱり重症化しやすいお子さんもいらっしゃいますから、そうした方
の選択、これは尊重すべきだと思いますし、やはりしっかりとそうした対応をよろしくお願いしたいと思います。 それで、近隣
の山武市さんなんですが、これは選択希望制ということで、事前にアンケートを保護者に送って、その上で接種希望を取っているということなんですが、今後そうしたことという
のは考えられる
のでしょうか。匝瑳市
のほうで対応いただける
のかどうかお聞きしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 今回
の5歳から
の接種につきましては、一斉送付ということで送付をさせていただきました。山武市さん
の選択制ということでございますが、今後、追加といいますか、また次回、そういった機会が訪れるときには、そういったことも検討してまいりたいというふうに考えます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆3番(都祭広一君) まさにホームページで
の発信につきましても、厚生科学審議会等
の公的な情報
の中でも、発症予防と重症化予防は認められるけれども、ワクチンに対して、感染予防という
のはなかなか難しいんじゃないかというようなことも言われておりますので、そうした情報もしっかり取っていただければと思います。 それで、国際オーソモレキュラー医学会
の会長であります柳澤厚生先生という、ワクチンに対して非常に様々な御意見をいただく先生がいらっしゃいます。私も勉強会に参加してまいりました。その先生
のお言葉をちょっと皆様に聞いていただきたいと思うんですけれども、リスク
のあるワクチンを大人が接種をして、社会と子どもを守ろうという
のなら理解できる。しかし、リスク
のあるワクチンを子どもに接種して、社会を守ろうという
のは理解できない。大人が盾となって子どもを守り、健やかに育てることが社会
の本来
の姿である。こうしたことを言われております。 まさにこれはワクチンだけではないんですけれども、ワクチンが悪いということを言っているわけではなくて、やはり今回
の5歳児から
のワクチン接種、未分化な子どもたちにどうしたらいい
のかということ
の問題提起ということで質問させていただきました。市長からも、課長からも答弁いただきましたので、そうしたことを踏まえていただいて、ワクチン行政を進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。 私
の質問を終わります。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君
の一般質問を打ち切ります。 暫時休憩いたします。
△午後0時03分 休憩
---------------------------------------
△午後1時00分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を行います。 続いて、武田光由君
の登壇を求めます。 武田光由君。 〔10番武田光由君登壇〕
◆10番(武田光由君) 公明党
の武田光由でございます。さきに通告しております内容に従いまして、一般質問をさせていただきます。 初めに、防災について、本市と所轄
の気象台と
の連携についてお伺いします。 内閣府
の気象情報によりますと、日本
の年平均気温は様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には、100年当たり摂氏1.2度ほど
の割合で上昇しているそうです。地球温暖化
の進行に伴って、大雨や短時間に降る強い雨
の頻度はさらに増加すると予測されており、台風や豪雨による風水害、土砂災害
の発生リスクが高まっています。また、近年では前例
のない水害が発生しており、行政において防災対応が一層求められているところです。 気象庁が提供する防災気象情報が住民
の的確な防災行動に結びつくよう、気象台が市町村、都道府県、関係省庁
の地方出先機関と一体となり、地域
の気象防災に貢献する取組を進めております。 そこで、お伺いいたします。気象台が担当チームを編成し、各市町村固有
の課題へ
の対応を含め、市町村に寄り添い、担当者同士
の緊密な連携関係を構築するとされています。具体的な取組としては、平常時に気象防災ワークショップなど
の開催や防災気象情報
の地域ごと
の活用について
の共有などが行われ、災害時には早い段階から記者会見などを実施し、住民に見通しを伝えるとともに、ホットラインによる首長へ
の助言なども行うとされています。 本市と地元気象台と
の連携状況についてお伺いいたします。また、防災業務を担当する職員
の育成についてお伺いします。 防災気象情報
の受け手である市町村にも気象災害情報
の専門家を育成していくことが大切であります。内閣府は消防庁等において、地方公共団体
の防災業務を担当する職員を対象にした研修や訓練を定期的に実施しており、これら
の研修等において、最新
の気象行政
の動向や防災気象情報
の実践的な利活用方法についても情報提供をしていると
のことですが、このような研修、訓練について
の当市
の参加状況についてお伺いいたします。 次に、コロナ
ワクチン接種の状況と
ワクチン接種進捗についてお伺いいたします。 この2年以上
の間、
新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に対し、心より御冥福をお祈りするとともに、御遺族
の方々に心よりお悔やみ申し上げます。そして、新型コロナ対応
の最前線で患者
のケアをされている医療従事者
の皆様をはじめ、エッセンシャルワーカー
の皆様に心から感謝を申し上げます。 いまだ感染やまず、コロナ収束へ
の決め手は
ワクチン接種による集団免疫
の獲得にあると思われます。
ワクチン接種及び予約体制
の強化についてお伺いします。 本市におけるこれまで
のワクチン接種の状況と
ワクチン接種進捗についてお伺いいたします。また、匝瑳市コールセンター
の周知徹底及び体制強化についてお伺いします。市民から
の不安や様々な疑問に対して、相談を受けている専用相談窓口として
の役割は大きく、
ワクチン接種に関する問合せがこれまで以上に集中している
のではないかと思います。コールセンター
の周知
の徹底と体制強化についてお伺いします。 次に、小児5歳から11歳へ
の新型コロナ
ワクチン接種についてお伺いします。 3月以降に開始する見込み
の5歳から11歳
の小児向けコロナ
ワクチン接種に関しては、接種によるメリットとデメリットなど子ども、保護者、子どもに関わる人に対して広く周知徹底するとともに、接種前後
の相談体制を準備している
のか、また、小児へ
のコロナ
ワクチン接種の進捗状況についてお伺いします。 次に、HPVワクチン積極的勧奨再開についてお伺いします。 HPV
ワクチン接種は2011年度から基金による事業を経て定期接種となったものの、2013年6月より、国が積極的勧奨を差し控えるといたしました。その間、重篤な有害事象により、筆舌に尽くし難い後遺症を受けるに至った方々は心からお見舞い申し上げます。その一方で、今なお年間1万人近く
の女性が子宮頸がんに罹患し、約2,800人も
の方が命を落とされていると
のことです。このHPVワクチンについては、積極的勧奨を控えたことから、接種率は1%未満まで激減しておりましたが、このほど国は積極的勧奨とならないよう留意すべきとしてきた勧告を廃止するという通知を発出しました。 具体的には、昨年11月
のヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種
の今後
の対応についてであり、12月
のヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種を進めるに当たって、相談体制、相談支援体制、医療体制等
の維持、確保についてであります。 そこでお伺いいたします。定期接種対象者、またはその保護者に対しては、国
の技術的助言は個別送付による情報提供を求めていますが、当市としてはどのような対応をした
のか、また、周知対象並びに周知方法についてお伺いします。 次に、帯状疱疹
ワクチン接種の助成についてお伺いします。 コロナ禍によって、外出自粛と運動不足
のストレスにより、免疫力低下が懸念されます。不安による免疫力低下を契機に発症する疾患です。帯状疱疹は成人
のほぼ100%がそのウイルス
のキャリアであるという点です。つまり、幾ら自粛しても、人と
の接触機会を減らしたとしても、私たちはほぼ全員が既に潜伏感染しているため、ウイルス
の感染を止めることはできません。既に体内に潜んでいるウイルスがいつ発症するか分かりません。免疫が下がったとき、つまり、体
の調子が悪いときに発症します。発症すれば、神経細胞を一つ一つ潰しながら、激しい痛みを伴って進行します。痛みが1か月以上も続き、罹患後
の神経痛は合併症として長期間残ります。頭部から顔面へ
の発症も多く、痕が残れば、人に会うのに気が重くなります。発症を契機としたQOL低下、フレイル、虚弱化が進みやすい報告もあります。 そうなると、やはり予防
の重要性が高いということになります。帯状疱疹は全人口
の3分の1以上が一度は発症すると
のことですが、誰にとっても他人事ではありません。さらに、発症した方
の3分の2が50歳以上
の発症であり、ピークは70代から80代と
のことです。中高年にとっては疫病神
のような存在ではないでしょうか。中高年は帯状疱疹という病気
の詳細やワクチンで防げることなど
の知識が少ない
のではないでしょうか。情報提供を拡大していくことが必要です。 そこで、帯状疱疹で苦しんでいる市民
の負担軽減
のため、帯状疱疹予防接種
の費用助成は考えられない
のかお伺いいたします。 次に、糖尿病リスク予測ツールについてお伺いします。 医療費削減に向けた様々な取組をされていると思います。特に、糖尿病性腎症から人工透析へ
の移行を食い止める施策は急務です。市民に意識啓発する上で、国立国際医療センターが配信している糖尿病リスク予測ツールを市ホームページにリンクを張りつけてはと提案します。 これは、身長、体重、血圧等
の数値を入れるだけで、3年後
の糖尿病発症リスクがパーセンテージで表示されるものです。さらに、活用として、市民へ
の周知としては、例えば、QRコード化して、特定健診
の受診案内及び特定健診
の結果表に張りつけるなどしてはと提案します。所見をお伺いいたします。 最後に、公共施設や小・中学校
の女性トイレに生理用品
の配布についてお伺いします。 公共施設や小・中学校トイレに生理用品を常備してはと提案します。就学を支援するために、生理
の貧困は避けること
のできない課題です。経済的な理由で生理用品を買えない生理
の貧困は、今回
のコロナ禍で大きな問題となっています。子どもたちがネグレストで生理用品を買ってもらえないケースや、父子家庭で父親に言えないケースがあると聞きます。多く
の自治体で、学校
のトイレに生理用品を置くなど
の取組が始まっており、文部科学省からも対応を求める通知が出されました。 学び
の場である学校で、人目を気にせず手に入れることができる学校
のトイレ
の個室に生理用品を置く等進めるべきではないでしょうか。学び
の場である学校で、必要な子ども
の手に届くように生理用品を備えることが大事ではないでしょうか。どの子どもも安心して学校に通えるよう、トイレットペーパーがトイレに備えてある
のと同様に、トイレには生理用品を備えるべきと考えますが、所見をお伺いいたします。 以上で、私
の登壇質問を終わります。
○議長(石田勝一君) 武田光由君
の登壇質問が終わりました。 武田光由君
の質問に対する当局
の答弁を求めます。 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) ただいま
の武田議員
の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、本市と管轄
の気象台と
の連携について
のお尋ねでございますが、台風
の接近や大雨など
の災害
の発生が予想される場合には、本市を管轄する銚子地方気象台から防災担当
の総務課に電子メールにより最新
の防災気象情報や気象解説資料が提供されるため、災害対応
の判断材料として活用しています。 また、24時間対応可能な防災担当者問合せ専用電話を通じて、気象官から本市
のより詳細な気象状況と、防災上
の留意点について直接助言を受けるなど、相互
の連絡体制が整備されております。 このほか、大雨特別警報
の発表など重大な災害が発生するおそれが高まった場合には、気象台長から、本市
の総務課長へ直接電話が入るホットラインも構築しております。議員御指摘
のように、激甚化、頻発化する自然災害に迅速かつ的確に対応していくためには、銚子地方気象台と
の連携は不可欠でありますので、市といたしましては、引き続き、連携を密にし、防災危機管理体制
の強化に努めてまいります。 次に、防災業務を担当する職員
の育成について
のお尋ねでございますが、本市では、平成30年度に内閣府主催
の防災スペシャリスト養成研修に防災担当職員1名が参加しております。また、毎年、千葉県主催で開催される防災対応
の実践研修や銚子地方気象台主催
の気象防災ワークショップなどに参加し、防災担当職員
のスキルアップを図っているところであります。 庁内
の防災体制
の強化とともに、各地区
の自主防災組織と
の連携を図る上で、防災、減災、災害対応について十分な知識と技能を備えた職員
の育成は大変重要であると考えております。 今後とも、有益な研修には積極的に参加させるなど、防災業務を担う職員
の育成に取り組んでまいります。 次に、コロナ
ワクチン接種の状況と進捗率について
のお尋ねでございますが、
ワクチン接種につきましては、令和3年5月から開始し、令和4年2月末現在で2万8,913人、88.3%
の方が2回
のワクチン接種を完了しております。また、令和3年12月に医療従事者へ
の追加接種を開始し、令和4年2月2日から65歳以上
の方、3月7日からは64歳以下
の方へ
の追加接種を行っているところであります。 次に、市
のコールセンターについて
のお尋ねでございますが、令和3年3月30日に設置した当初は8名
の専用オペレーターを配置し、市民
の皆様から
のお問合せに対応しておりましたが、令和3年4月7日からは専用オペレーターを10名に増員いたしました。また、令和3年12月1日からは、受付終了時間を午後4時から午後4時30分へと30分延長するなど、体制
の充実強化を図っております。 なお、コールセンター
の周知につきましては、市ホームページや広報そうさ
のほか、個別に送付する接種
の案内文書においてお知らせいたしております。 次に、5歳から11歳へ
の新型コロナ
ワクチン接種について
のお尋ねでございますが、メリット、デメリットなど
の周知につきましては、先ほど
の都祭議員
の御質問
の中で御答弁させていただいたとおりでございます。 次に、接種前後
の相談体制についてでございますが、お問合せにつきましては、市
のコールセンターや健康管理課において受け付けていますが、市民
の皆様
の相談内容に応じて、千葉県新型コロナワクチン副反応等専門相談窓口や厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
の御案内も行っております。 次に、5歳から11歳
のワクチン接種の進捗状況でございますが、基礎疾患を有する方には、3月14日から優先予約を行うとともに、一般
の方につきましては、3月17日、本日から予約受付を開始しており、3月23日からは
ワクチン接種を開始する予定でございます。 次に、HPVワクチン積極的勧奨再開について
のお尋ねでございますが、HPVワクチンは子宮頸がん予防ワクチンとも言われており、本年4月から定期接種
の積極的勧奨が再開されます。また、積極的勧奨
の差し控えにより、まだ接種されていない方に対しましても、接種が開始される予定であります。 なお、接種を進める上では、対象者が接種を検討、判断するため
の有効性や安全性に関する情報等を提供することが重要となりますので、積極的勧奨
の再開について、市ホームページで市民
の皆様へお知らせしているところであります。 今後、広報そうさによる周知とともに、令和4年度は中学1年生及び高校1年生相当
の方を対象に個別送付による御案内と情報提供を行う予定であります。なお、積極的勧奨
の差し控えにより、まだ接種をされていない方
の対応につきましては、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において検討がされておりますので、情報が入り次第、
市ホームページ等でお知らせしてまいります。 次に、帯状疱疹
ワクチン接種の助成について
のお尋ねでございますが、帯状疱疹につきましては、50歳以上から発症率が高くなると言われております。現在、帯状疱疹を予防する2種類
のワクチンが国
の承認を得ており、定期接種化については厚生科学審議会で検討が進められておりますので、今後、国
の動向を注視してまいります。 最後に、糖尿病リスク予測ツールについて
のお尋ねでございますが、生活習慣病である糖尿病
の予防は市民
の生活
の質
の維持だけでなく、医療費
の上昇を抑え、財政負担を軽減することにもつながるものと考えております。 本市では、旭匝瑳医師会と連携し、千葉県糖尿病性腎症重症化予防プログラムに基づき、医師から指示
のあった方を対象に、医療受診
の勧奨や生活習慣
の改善など
の保健指導を行い、健康増進と医療費
の適正化を図っているところであります。 糖尿病リスク予測ツールは、国立国際医療研究センター
のホームページ上で公表されており、どなたでも利用ができますが、市といたしましては、今後、国立国際医療研究センターと調整をいたしまして、自己管理ツールとして身近に活用できるよう、市ホームページで
のリンク
の張りつけを行うなど、糖尿病
の発症と重症化
の予防に向けた取組を進めてまいります。 私からは以上でありますが、その他につきましては、教育長から御答弁申し上げます。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) 私からは小・中学校における生理用品
の配布についてお答えさせていただきます。 昨今、生理
の貧困が社会的問題として取り上げられており、経済的な理由や緊急的に生理用品が必要になった場合に、児童生徒に不便や不安を生じさせないように配慮することは大変重要であると考えます。 本市
の小・中学校における生理用品
の配布につきましては、現在、保健室において、必要な児童生徒に対し、その都度配布を行っております。議員から御提案
の小・中学校女性トイレ内で
の常時配備につきましては、適切な使用管理
の問題があることから、保健室で
の配布としているところでございます。また、近隣自治体においても、本市同様、保健室で
の配布をしていると
のことでございます。 本市では、小学校4年生から保健指導により、保健室で
の対応について周知を図っているところでありますが、女子児童生徒が1人で悩むこと
のないよう、より相談しやすい環境を整えてまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 それでは、再質問をさせていただきます。 防災についてということで、昨夜は皆様も本当に驚かれた
のかと、どうなる
のかなというふうに、東北であるということで、しかしながら、やっぱり住んでいる匝瑳市は災害がなかったということも総務課
のほう
の防災関係から聞いております。ひとまず、当市にとっては何もなくてよかったかなと思いました。 今後、今回
の水害という主な意味で伺いますと、7月、8月、線状降水帯が発生して、日本国内、河川
の氾濫による、また土砂災害による人命に関わることが多くあります。そういった中で、大きな雨が降ったときにどうしていくんだということで、ちょっと心配なことが幾つかありまして、確認させていただきます。 水害から命を守るには、一人一人が適切な避難行動を取ることが大切であり、また水害に対する知識や心構えを持つことが大切だと思います。危機管理体制
の強化という面では確立されているということですが、市民へ
の周知ということで、現在、防災無線で
の周知がされているわけです。防災無線
の普及率、また各家庭
の間取りによって、防災無線が聞き取れないということも伺います。そういった中で、本当に知っていただきたい情報が届いているんだろうかということを思います。 そんな中で、近隣市町村でも行われている気象情報もしくは避難所開設情報
のメール配信という
のをやっています。そういったことが当市でできないかということを確認をさせてください。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 気象情報、避難所開設などを防災メールとして発信できないかと
のお尋ねでございますけれども、現在、市独自
の防災メール
の配信は行っておりませんけれども、千葉県が提供しております、ちば防災メールに登録をしていただくことによりまして、本市における気象情報や注意報、地震情報、津波情報などをメールで入手することが可能となっております。 また、市が発令する避難指示等
の避難情報につきましては、携帯電話4キャリア、これはNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでございますけれども、これらが提供しております緊急速報メールを使用して一斉に配信されますので、本市域にいる方には直ちに避難情報を受け取ることができております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) ありがとうございます。 県が運用している防災メールで、市はこんなこともあんなことも情報発信していきたいんだという、例えば、避難所を開設したときに、その避難所に定員が例えば100人だとして、それを今現在50人避難している、あと残り50人しか入ることができない、そういったこともなかなか情報として県
のメールとしては備えることはないと思うんです。そういったことを例えば何か所か
の避難所運営
の中で、近くに行きたいけれども、そこがいっぱいだということが事前に分かるようなシステムだったり、もしくは避難所を開設したときに、早い段階に最近は避難所も開設しているんですけれども、防災無線で、雨
の中、先ほど言った、聞き取れない、知らなかったということが普及率、先ほど言った間取り
の関係でなかなか伝わらないんじゃないかなと。市独自でメールをするとなると、初期費用、そして維持費という
のは結構な金額かかることも聞いております。 しかし、命を守る対策としては本当に必要かなと。当市においてはやっぱり、大きな川
の氾濫という
のは考えにくいんですけれども、やっぱり、傾斜地が多いという、土砂災害によることがやっぱり大きな問題かなと思うんです。やっぱりそういった地域性という
のもあるものですから、その地域
の方に的確な情報を流すという意味では、やっぱり県
の防災メールだけでは行き届かないかなと思うので、その辺
の見解をお伺いします。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 防災に関する情報は複数
の手段により、市民へ迅速かつ正確に伝達、提供することは重要でありますので、市独自
の防災メール
の導入は情報伝達体制
の強化を図る上で有効な手段だということは認識しております。近隣でも導入している団体がありますので、そういった団体
の事例を調査しまして、議員おっしゃったように、効果という
のもありますので、そういったものを検証した上で、導入
のほうについては検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 何やるにもお金がかかって、費用対効果を検証しながら、やっぱり必要とあらば、そういったこともぜひ進めていただきたいと思います。 あと、気象庁
の職員がやっぱり貴重な人材で、今、気象庁、内閣府
のほうで進めているんですけれども、気象アドバイザー
の活用ということで、防災
の知見を兼ね備えた気象
の専門家でありますので、本制度を有効に活用することによって、災害対応力
の強化が図れるものと認識しております。今後、ぜひ気象アドバイザー
の活用をできれば進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に、銚子気象台と本市
の連携で、今、気象台長と総務課長、防災担当課長が連携しているかと思います。ワンランク上に行くと、市長と気象台長
の連携ということがあるそうです。その辺、ホットラインで結ぶということでありますけれども、その辺、考えがあるかどうかお伺いします。
○議長(石田勝一君) 宮内市長。
◎市長(宮内康幸君) それでは、お答えします。 御提案
のあったところ、私自身も確かに大きな災害を前に、そのような判断を下していく際、確かにこの直接
のホットラインですか、その台長と
の直接
のホットラインがあるということは、構築いただくことという
のは大変重要なことだというふうに考えております。また、その情報、また助言を基に、より効果的な判断が下していける
のかなというふうに私も考えますので、ぜひとも、そのようなことは構築していきたいというふうに考えております。 しかしながら、直接、私
の携帯番号ということとなると、またいろいろと課題もある
のかなというふうに思いますので、そのような、どういう取組、どういう形でホットラインをつないでいくかということは近隣市
の状況なども確認しながら、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) よろしくお願いしたいと思います。 ホットラインということで、今、携帯、スマートフォンですと、1台
の携帯電話にSIMカードを2つ入れて、1台
の携帯電話で2回線を持てるようなことができるんですね。ガラケーを持って、市長、2台
の携帯を持って、寝るときも、遊びに行くことも少ないんでしょうけれども、年がら年中2台持ちながら、いつかかってくるか分からないやつを持って歩く
のも大変かと思うので、そういった機種変更、今持っている携帯にそういったことができるかどうか分からないんですけれども、ぜひホットラインでつながって、何をどうする、迅速な、やっぱり災害は迅速でなければいけないので、ひとつ検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に、コロナワクチン
のことなんですけれども、今、予防接種がかなり進んできて、本当に健康管理課においては御苦労されているんだろうと思います。しかしながら、
まん延防止等重点措置が、内閣、21日までで解除されることも聞いております。しかし、毎週ファクスで連絡いただいて、20人前後がずっと続いているんですね。匝瑳市にとっては、いつピーク、ピークが続き過ぎて、これが常態化しているような気もするんです。 健康管理課としても頑張って、そしてまた、学校教育
のほうでも本当に神経をとがらせながら過ごされているものだと思います。また、土日なく出られて、その対応に追われていることも伺っております。ある意味、何とか収まらないかなという切に願いというんですかね、そんな中で、今何ができるんだろうということで、これは一つ
の案なんですけれども、例えば前回、太田市長が防災無線を使いながら、日本全国的には
まん延防止等重点措置が解除されるけれども、当市においてはピークなので、何とかこのピークを抑えるために、例えば防災無線だとか、新聞
の折り込みだとか、回覧板でするとか、打てる手、声かけれるもの、その辺、私やるべきだと思うんですね。 このまま20が10になってほしい、5になって、ゼロになってほしいという、これでまん延防止を解除されたら困るよという個人的に腹の中で思っているんです。対応している教育委員会なんかも、先生方がぴりぴりしながらやっているんじゃないかと思うんです。かかる
のはいいんだけれども、やっぱり後遺症という
のも怖いですし、やっぱりかかっちゃいけないものだと思うので、何とか健康管理課としても何か今できること、やろうとしていること、ただ、感染してしまった人に対して
の対応、予防策は、接種しているんですけれども、何かやろうとする考えはありませんか。今みたいな防災無線だとか、折り込みだとか、それをちょっとお伺いします。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 議員おっしゃるとおり、ここ2月以降、匝瑳市におきましても複数名
の感染者が出ているという状況が続いております。これにつきまして、感染対策が重要だということが基本でございますので、こういったことを改めまして、先ほど議員がおっしゃられたように、防災無線であったり、新聞折り込みチラシを使って、再度啓発をしていきたいというふうに考えます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 何とかコロナ感染を抑えて、一人一人注意しているんですけど、これでもやっぱり足らないということだと思うので、行政
のできることは、やっぱり一つ一つ積み重ねながら、抑えていっていただきたいと思います。 あと、コロナワクチン
の中で、5歳から11歳
の接種ということで、先ほど都祭議員
の質問
の中でも、やっぱりしっかり説明してやるべきだという、例えばホームページを見てくださいという、提供する側でもあるんですけれども、例えば市へ
の相談、市へ
の電話で
の相談というんですかね、例えばコールセンターに電話したら、コールセンター
の方がその相談に乗ってくれる
のか、また、保健師
の方が相談に乗ってくれる
のか、保健師
の方
の知識を、かなり
の知識を得なくちゃいけないし、また、相談するところはどこなんだという、その辺
のことが明確になっている
のかどうか確認をさせてください。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 御相談ということでございますが、市
のコールセンター
のほうでも相談を受け付けておりまして、ある程度
の知識を持ってお答えをしているところでございますが、専門的な保健師等
の対応が必要な場合には、健康管理課
のほうへ電話
のほうを引き継ぎまして、健康管理課
の保健師
のほうで対応いたしております。 また、健康管理課
の保健師も勉強しておりますが、それ以上
の分からないことにつきましては、国であったり、県であったり
のコールセンター等へ
の御案内をしているというところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 本当に私はこれが一つ
の感染
の抑止力だと思うと、やっぱり正しい知識
の上に親御さんが判断するものだと思うので、なかなか正しい状況、正しい判断という
のがどうなんだという、最後になって開いてみないと分からないにしても、ある情報、厚生労働省
の情報が一番正しい
のかなと思いながら、その辺しっかり情報提供をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に、HPVワクチン
の接種についてお伺いします。 先ほど申し上げましたように、HPV
ワクチン接種率は全国で1%未満まで落ち込んでおり、本市も例外ではないと思います。この接種率を引き上げることは容易ではないと思います。どうか、勧奨再開となった際には、希望される方全てが接種期間内に接種できるよう、有効性と安全性等に関する情報を十分に提供できるように、最大限に努めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 情報提供につきましては、厚生労働省
の審議会におきまして
の議論を踏まえたリーフレットが本年
の1月に改定をされておりますので、こちら
の資料を活用いたしまして、周知を図りたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 通常
の予防接種と違い、HPVワクチンはこれまで
の積極的勧奨をしてこなかったワクチンです。そして、そのため
の接種率が1%未満まで激減してしまったワクチンなので、ほか
の予防接種とは全く異なる
ワクチン接種だと受け止めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 平成25年
の6月以降、研究、審議が重ねられまして、HPVワクチン
の接種歴
のない方におかれましても、HPV
ワクチン接種後に報告をされております症状と同様な症状を有する者が一定数存在することでありましたり、国内外
の知見を踏まえまして、改めてHPVワクチン
の安全性について、特段
の懸念が認められないことが確認をされました。接種による有効性が副反応
のリスクを明らかに上回ると認められたために、積極的勧奨
の再開となっております。 また、積極的勧奨
の再開を進めるに当たりまして、国では、地域におけるHPV
ワクチン接種に係る診療や相談体制
の強化がされておりまして、3月には医療者向け
のHPV
ワクチン接種について
の研修会もされておると伺っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 次に、キャッチアップ接種
の問題についてお伺いします。 厚生労働省はさき
の通知とは別に、昨年12月28日にもう一つ
の通知を地方公共団体に発出しております。厚生労働省健康局健康課から
の事務連絡です。これは積極的勧奨を差し控えていた期間に接種機会を逃してしまった人たちにも公平な接種機会を確保しなければならない。そうした人たちをキャッチアップしなければならないという通知であります。 これによれば、接種対象は平成9年度生まれから平成17年度生まれ
の女子、キャッチアップ期間は令和4年4月から令和7年3月まで
の3年間とすることが示されています。 そこで、お伺いいたします。まず本市としては、キャッチアップ接種を希望される対象者
の側に立って丁寧に進めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 3月11日に自治体向け
の説明会がございましたので、この説明会
の内容を基にいたしまして、対象者が接種につきまして検討、判断できますよう、HPVワクチン
の有効性、安全性につきまして、広報紙やホームページ等で丁寧に説明をしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) このキャッチアップ接種
の対象者についてですけれども、本市にどのぐらいいらっしゃる
のか。そして、対象全員に郵送通知をすべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 対象者につきましては、平成9年度生まれから平成17年度生まれ
の女子でございまして、1,192人となります。また、対象者へ
の通知につきましては、令和4年度当初予算に計上してございませんので、今後、補正予算に計上いたしまして、御可決いただければ、対象者全員に通知をしたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 国
の連絡には、キャッチアップ対象者は16歳以上であることを踏まえ、HPV
ワクチン接種後においても、子宮頸がん予防
の観点から、子宮頸がん検診や性感染症対策が引き続き重要である点について、併せて周知していく必要があるということも書かれており、こうした16歳以上
の方々へ
の非常に重要な情報についても段階的に行うことな
のでしょうか。お伺いします。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 子宮頸がん検診が受けられる20歳になる年には、本来登録制ではある
のでございますが、市といたしましては、全員に受診勧奨
の通知をいたしております。あわせまして、キャッチアップ
の通知をする際には、検診を促す内容を周知してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) どちらにしても、HPVワクチン、対象者も多く、丁寧に説明しながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 次に移ります。 帯状疱疹
ワクチン接種の助成ということで、国でも今、厚生労働省審議会
のほうで議論されているということであります。実は私、去年
の初めですか、1年ちょっとたつんですけれども、帯状疱疹になってしまったんですね。まさか自分がと思いながら、最初全然分からなかったんです、全然、ぶちぶちできて、何かなと思って、ちくちくしたりとか、家族でちょっとかかった者がいたものですから、それは帯状疱疹だよということで、医者に行ったら、そうだということで、抗生物質を飲んで収まったんですけれども、そのときには、このワクチンがあること
の存在を知らなかったんですね。帯状疱疹という存在もそんなにどんな病状な
のか知らなかったんです。人からはそういった病気があるよということは聞いていたんですけれども。 調べてみると、全員がそういった菌を持っていて、それが3分の1が発症するかしないかという状況
の中で、やっぱりコロナ禍
の中で、非常に身近に、私
の身近でも結構発症する方がいて、接種費用が2万円から3万円、2種類あるという市長から
の答弁もあったんですけれども、接種に当たり、2万円から3万円、大きいんですね。なかなか助成という
のはやっぱり厳しい
のかなと思いながら、しかし、この病気について、予防はできないまでも、こういった、なってしまったときに治せる、抗生物質で治せる、これが期間が過ぎてしまうと、神経に入って、長く痛みが伴うことになってしまうという
のは一つ問題だなと、完治することがなかなかできないということであります。 だから、早い段階でお医者さんに行けばいい病気だということ、どんな症状なんだということ、そういったビラであったり、広報に載せたりしていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいま
の御質問にお答えをさせていただきます。 帯状疱疹
のワクチン、予防
のワクチンにつきましては、私も認識が不足していたということもございますけれども、御存じ
の方は少ないと感じております。最近、テレビ
のコマーシャルでも流しているという状況もございまして、ポスターを掲示して、ワクチンを接種している医療機関も市内にはございます。50歳を過ぎたら、任意で予防接種が受けられるということを今後ホームページ等でお知らせをしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) なかなか知らない方が、今言われたように、いるということで、やっぱりポスターだったり、しっかり健康維持
のためにも知っていただきたい病気かなと思いますので、助成については、私は1,000円でも500円でもいいと思うんですよ。動機づけになればいいな。例えば500円でも1,000円でも、予防接種
の助成があるよと。助成してまで、その接種をしたほうがいいという、そういったことを知っていただきたい。ポスターだけだとなかなか見ないけれども、お金をもらえるものって何だろうというときに、動機づけに餌を出すわけじゃないんですけれども、やっぱり動機づけにどうすべきかということをちょっと、助成という表現でやらせてもらったので、また、とにかく周知徹底をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 次に移ります。 糖尿病リスク予測ツールについては、昨日、おとといですか、今回一般質問でやるものですから、早い時期にリンクしていただける
のかなと思いながら、期待をしたんですけれども、早い時期に課長にやっていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。
○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。
◎健康管理課長(小川豊君) ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 ホームページ上
の公表につきまして、糖尿病性腎症重症化予防
の内容を含めてリンクを張るということで今準備を進めておりますので、早急に対応したいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) 健康に関しては、いろんなツールがあって、しっかり発信していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 最後に小・中学校
のトイレ
の生理用品ということで、私も今回、おやじが小さい子
の生理用品
の話をする
のが本当に非常に迷って、どうしたらいいものかなと思いながら、今回、教育長に答弁願って、きっと教育長は孫
のことを思いながら答弁してくれたものだと思って、私は今日かつらをかぶって、女性から
のお願い
のつもりでやりたいなと思いながら、しかしながら、貧困という中で社会問題化している中で、やっぱりそういった支援をしている自治体があって、教育現場
のいろいろ問題もあるにしても、やっぱり困っている子ども
のところに届けたいという思いで、今回、入れさせていただきました。 今回、生理用品
の、いろいろ教育上
の問題だったり、運用上
の問題だったり、それは理解いたします。しかしながら、やっぱり財源あって
のことかなと思うと、ちなみに、どの程度
の予算を必要とする
のか確認をさせてください。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、ただいま
の御質問にお答えさせていただきます。 学校によって、どのトイレに配備するかは違ってきますので、一概に言えないんですが、小学校4年から6年生、それから中学校1年から3年生に、個人的に5つ程度割り当てたとして試算しますと、約4,000個ほど必要になりますので、約20万円弱となります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆10番(武田光由君) この20万円という
のは年間という考え方でいいですか。ありがとうございます。年間でその程度かかるということであります。小さいお子さん、私も女の子3人育てた、女房が育てたんですが、私が育てたわけじゃないんですけれども、今回この質問に当たって、ちょっとやり取りしたんです。こっちも気遣うし、向こうも言葉を選びながら答えるんですけれども、なかなか男
の立場で物事を考えて、何がいいとか悪いとか判断する
のが本当に難しいなと思いました。 そんな中で、思いということがちょっとあって、これ新聞記事なんですけれども、生理用品とは特別関係ないんですけれども、先生がこう思うという部分でちょっと記事に、小学校教員
のこんな話を伺ったという、担任した学級に授業中にいつも居眠りをする女子生徒がいたというんですね。優しく注意するが、なかなか改善しない。ある日、その少女が提出した宿題ノートを見た。数字だけ書かれた最後
の文字はにじんでいたというんですね。その先生が涙
のせいでは、ちょっと疑問に思ったという
のです。 そのことを想像した彼女が居眠りしている少女に聞いたって言うんですね。実は病弱な母が寝込みがちで、家事と弟たち
の世話に追われて、宿題まで手が回らないと
のことだったというんですね。先生は彼女をずっと励まし続けて、少女は一生懸命奮闘したというんですね。最後に小学校
の先生にまでなったという新聞記事だったんです。 この先生がすごいところは、涙かどうか分からないけれども、人を思う、少女を思う心がその子を支えたんだなと思ったんです。 恐らく、今回
の貧困
の問題も養護教諭
の方が本当に目を配りながら対応されているものだと思います。しかしながら、多く
の児童、要保護、準要保護、なかなか1人で2人で見ること
のできない状態もある
のではないかなと。そのときに、やっぱり1人
の子、なかなか言い出せない子がいたときに、置いてあることが大事かなと思うので、これは世の中
の動きもありますけれども、そういった思いを今後、しっかり熟慮していただいて、検討願えればと、願って、私
の一般質問を終えます。 ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 武田光由君
の一般質問を打ち切ります。 これにて本日
の一般質問を終結いたします。
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△次会日程報告
○議長(石田勝一君) 以上で本日
の日程は全部終了いたしました。 3月18日金曜日は、定刻より会議を開き、一般質問を行います。
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△散会
の宣告
○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会をいたします。
△午後1時57分 散会...