匝瑳市議会 2021-12-15
12月15日-03号
令和 3年 12月 定例会
匝瑳市議会令和3年12月
定例会議事日程(第13日) 12月15日(水曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問 2番
都祭広一君 6番 林 明敏君 16番 田村明美君3 議案の上程4
市長提案理由の説明5 議案(第11号)に対する質疑6 議案(第11号)に対する討論7 議案(第11号)に対する採決8
散会---------------------------------------出席議員(16名) 議長 石田勝一君 副議長 平山政利君 1番 宮内康幸君 2番
都祭広一君 3番 増田正義君 4番
椿 日出男君 6番 林 明敏君 7番 山崎 等君 8番 行木光一君 9番 武田光由君 11番 石田加代君 12番 浅野勝義君 13番 栗田剛一君 14番 佐藤 悟君 15番 苅谷進一君 16番 田村明美君 18番
欠員---------------------------------------欠席議員(1名) 10番 小川博之君
---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 増田善一 次長
江波戸英樹 主査 川島誠二 主査補
伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長 太田安規君 副市長 宇井和夫君
病院事業管理者 菊地紀夫君 秘書課長 大木恒一君 企画課長 林 雅之君 総務課長 布施昌英君 財政課長 大川純一君
環境生活課長 鎌形 健君
健康管理課長 小川 豊君
産業振興課長 武田英樹君 福祉課長 畔蒜稔行君
高齢者支援課長 篠塚智子君
市民病院事務局長 太田和広君
教育委員会教育長 二村好美君
教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君
教育委員会生涯学習課長 林 鉄也君
△開議の宣告(午前10時00分)
○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日、ただいまの
出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、去る12月8日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△資料の配付
○議長(石田勝一君) 次に、市長から、資料として、1、令和3年度一般会計12
月補正予算(第11号)の概要、以上1件の提出がありましたので、これを許可し、各議席に配付しました。 なお、配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 ここで申し上げます。 今定例会の会期日程について
議会運営委員会にお諮りし、本日12月15日以後の
会期日程表を新たに作成の上、各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。
---------------------------------------
△一般質問
○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより一般質問を行います。 ここで申し上げます。本定例会の一般質問については、
議会運営委員会に諮問、協議の結果、通告のあった5名の方々を2日間の範囲として、本日3名、12月16日に2名とすることといたしました。よって、本日の日程はそのように取り計らうことにいたしたいと思います。 この際申し上げます。一般質問については、重複する事項は避け、円滑に議事を終了することができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 一般質問の発言時間については、
議会運営委員会において、答弁時間を含めて60分と時間的制限を申し合わせましたので、御協力をお願いいたします。 それでは、通告により、順次質問を許します。 最初に、
都祭広一君の登壇を求めます。
都祭広一君。 〔2番
都祭広一君登壇〕
◆2番(
都祭広一君) 皆さん、おはようございます。創 真の会の
都祭広一でございます。本日は
トップバッター、通告に従い一般質問をさせていただきます。 最近は、
武漢コロナウイルス感染も小康状態にあります。
緊急事態宣言が下されていた時期に比べますと、匝瑳市内のホームセンター、スーパー、そのにぎわいは歳末に向け喧噪が戻っていますが、コロナによる法人税等の
支払い猶予が一部を除き今年3月で打ち切られ、まだ回復の帰途にある中小企業にとっては痛手になっている状況です。 私たちは現実的な市民生活を直視し、零細企業や
個人経営者に至るまでの回復を目指さなくてはなりません。県も我が市も国の決定に従って、中小企業から地方税を徴収していると思いますが、どうかいまだに完全回復ができていない経営の回復帰途にある事業者に対しては、柔軟かつ寛大な対応と支援を拡大するという方向性を示していただきたいと要望いたします。 本日私は、農政、財政、医療、福祉、商工業、
障害者スポーツの推進について、以上6項目についての質問をいたしますが、太田市長及び担当課の方々には市民の希望の声をしっかりとつないでいっていただけるよう積極、前向きな答弁をお願い申し上げます。 まずは1点目、農政分野から
米価下落対策について伺います。 2020年
農林業センサスによれば、当市において874の経営体が算出する米価額の占める割合は、
農業産出額の中でも大きな比重を占めております。しかし、米が売れません。JA全中の試算では米の需要量が年間10万トン減少し、来年の6月には民間の抱える米の在庫量が250万トンを超えるのではないかとの試算も示されています。 しかも農水省によると、令和3年産米の価格が、千葉県産コシヒカリが前年比80%、ふさこがね81%、
ふさおとめ74%といずれの品種も2割から2割を超える安値となり、毎年続く米価下落は生産者や農業経営に大きな影響をもたらしています。 ここは国の農業政策の抜本的な改革を期待するものでありますが、当市においては現状の重要な需給対策としての飼料米、加工米への転作支援の上限額を満たすための匝瑳市独自の支援金の必要性が求められており、支給すべき時期が来ています。 また、9月議会の一般質問においても同様の質問があったかと存じますが、その詳細にまでは触れられませんでしたので、令和4年度に向けた米価の展望及び
農家支援策、そして
ナラシ対策の対象範囲と実績について、そして、それ以外の農業者への支援をどうするのか、併せて御答弁をよろしくお願いいたします。 2点目に、財政分野から遺贈寄附、相続寄附の推進についてお伺いをいたします。 ふるさとや思い出の地である自治体に寄附をすることで地域がよくなり、自分の死後に財産を受け継ぐ人たちの
相続税負担についても、非課税や減免の可能性が生まれる遺贈寄附と相続寄附を検討している高齢者は少なくないようです。千葉市は18年12月、千葉銀行と遺贈に関する協定を結びました。市は、市に遺贈を希望する人がいれば千葉銀行を紹介します。銀行は遺言書の作成などについて相談に乗りながら手続を進めるというものです。 今後、当市におきましても
社会保障関係費の増加も見込まれ、また政策推進に必要不可欠な財源の確保も課題となっています。自治体の歳入を増やす対策として、特に硬直化していく財政を考える上で、私はあらゆる方策を検討実施すべきと考えます。近年、
ふるさと納税が定着しましたが、今後予想される人口比率からも遺贈寄附と相続寄附を財政確保のための新たな手法として積極的に推進すべきではないでしょうか。市長及び担当課の所見を伺います。 3点目に、医療分野から、
市民病院建て替え検討に伴う
比較検討事項の抽出についてお伺いします。 9月議会で太田市長が答弁された
病院建て替えの再検討。市民病院の建て替え再検討は、建物の老朽化ということだけでは語ることのできない
地域医療構想の中での
医療ネットワークという視点が求められています。どのように新たな医療施設を形にしていくのか。市民の望む医療を実現するための施策をどう進めていくか。市民病院の建て替え再検討の議論はまさにその核となります。今後の計画を考える上で重要な
比較検討資料の作成状況、議会への提出時期、そして既に示されている
最終報告書との関係はどうなるのかをお伺いいたします。 4点目に、福祉分野から
介護保険地域支援事業について伺います。
地域支援事業とは、
介護保険制度の円滑な実施の観点から、被保険者が要
介護状態等となることを予防するとともに、要
介護状態等となった場合においても、可能な限り地域において自立した日常生活を営むことができるよう支援する事業であり、匝瑳市においても行政と
サービス事業者、各関係機関が連携し、被保険者の日常生活をサポートする大事な事業となっております。 しかし、近年、
厚生労働省と財務省により支援事業の交付金の支給要件が見直され、歳入が危ぶまれる自治体の声を聞くようになりました。我が匝瑳市においても、事業の維持、推進について影響が心配されます。
地域支援事業費における国からの交付金が削減された事実はあるのでしょうか。また、今後サービスへの影響はないか、伺います。 5点目に、
商工業分野から商工業の活性化について伺いますが、ここでは残念なお知らせ、いや、質問をしなくてはなりません。
千葉興業銀行八日市場支店が本年11月1日から
事業性融資窓口を旭支店に変更、集約しました。
市内金融機関の融資窓口が他市へ移動したわけですが、行政としてその事実をどの程度認識をされているのか、当市における商工業の影響が懸念されるところであります。市としてこのような状況に直面したことについて見解をお願いいたします。 6点目に、福祉分野から
障害者スポーツの推進について伺います。 2020オリンピック・
パラリンピック大会の開催により、
障害者スポーツに対しての国民の関心が高まっています。
障害者スポーツは障害の予防や機能を維持するための健康、体力の増進を目的としたリハビリの役割や、健常者と障害者が共に活動することによる社会基盤や福祉の充実に即した共生社会の実現がそのテーマとなっております。 しかしながら、
文部科学省による
調査報告書では、一般成人の47.5%が週に1回以上の
スポーツレクリエーションを行っているのに対して、障害者の方では18.2%しかなく、58.2%もの方が何も行っていないとの回答が寄せられています。 障害等を問わず広く人々が関心、適性等に応じてスポーツに親しむことができる
環境づくりのための体制を構築し、
障害者スポーツを推進する取組について支援していくことが必要と考えますが、本市における
障害者スポーツへの理解促進を含めた現状及び参加促進への取組についてお伺いをいたします。 以上、
執行部皆様の明るい積極的な御答弁を期待して、登壇質問を終わります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君の登壇質問が終わりました。
都祭広一君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。
◎市長(太田安規君) 皆さん、おはようございます。 それでは、ただいまの都祭議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、令和4年度に向けた米価の展望についてのお尋ねでございますが、農林水産省では、毎月の米の価格動向や需要動向に関する情報を取りまとめた米に関するマンスリーレポートを公表しており、本年11月号によりますと、令和3年9月末現在の全国の米の在庫量は、前年同月と比較をいたしまして24万トンの増となり、消費の減少等による在庫量が超過となっております。 国におきましても、令和4
年産主食用米の生産目安となる
適正生産量を、前年よりも18万トン少ない675万トンとし、引き続き主食用米から
作付転換等に取り組むとしております。今後、人口減少による需要の減退が続き、消費の減少傾向が長期化した場合、令和4年度の米価にも影響するのではないかと大変危惧をしておるところであります。 次に、遺贈寄附、相続寄附の推進についてのお尋ねでございますが、現在市では遺贈相続による御寄附の御相談をいただいた場合、活用できる制度の説明と併せまして、匝瑳市
社会福祉協議会で実施をしております法律相談を御案内しております。 お尋ねのありました市町村における遺贈による寄附の受入れにつきましては、現在、県内では千葉市、松戸市、習志野市等が実施をしておりますので、市といたしましてはこれら先進団体の状況等を参考に、調査研究をしてまいりたいと考えております。 次に、
介護保険法に基づく
地域支援事業交付金についてのお尋ねでございますが、
地域支援事業では介護予防・
日常生活支援総合事業や
包括的支援事業及び任意事業があり、その財源は国・県、市、
介護保険料から賄われております。 国の
地域支援事業交付金につきましては、本年11月15日付で
厚生労働省から令和3年度における介護予防・
日常生活支援総合事業の
ガイドラインについての一部改正が示されたところであります。この中で、令和3年度の総合事業では個別協議の運用についての見直しがなされ、今後、国においての申請内容に係る審査が行われる予定であります。 市といたしましては、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生き生きとした生活を送る上で、本事業の果たす役割は大変重要であると認識をしておるところであります。このため、引き続き国の動向等に注視するとともに、状況に応じて国に要望してまいりたいと考えております。 最後に、
障害者スポーツについてのお尋ねでございますが、本市では、平成29年3月に策定をいたしました第2次匝瑳市
障害者計画に基づき、障害のある人もない人も共に暮らせる地域社会の実現を目指した、地域で安心して地域で暮らせる
まちづくりを計画の基本理念に掲げ、
障害者施策の推進に取り組んでおります。 この計画では
障害者スポーツ大会等への参加促進を位置づけており、これまで
一般社団法人千葉県
障害者スポーツ協会や
海匝地区身体障害者スポーツ大会実行委員会等が主催する障害者の
スポーツ大会への参加を促進しております。 本年度につきましては、残念ながら両大会とも
新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、本年7月及び10月に開催されました
社会福祉法人千葉県
身体障害者福祉協会主催の
ユニカール講習会等では、障害者の方と共に福祉課の職員も参加したところであります。今後も障害者の参加促進を図るとともに、
障害者スポーツへの理解と関心を深めていただけるための取組を進めてまいりたいと考えております。 私から以上でございますけれども、そのほかにつきましては担当課長及び事務局長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) 私からは、
米価下落対策として、本年度の
飼料用米、
加工用米等への転換実績及び支援の拡大について、
ナラシ対策の対象範囲と加入実績について、
ナラシ対策に加入できない農業者の支援策についてと商工業の活性化についてお答えさせていただきます。 初めに、
飼料用米、
加工用米等への転換実績及び支援の拡大についてでございますが、本年度の作付面積の実績といたしましては、
飼料用米が約524ヘクタール、加工用米が約264ヘクタール、
ホールクロップサイレージ用稲が約11ヘクタール、米粉用米が約20ヘクタールでございます。前年の実績と比較いたしますと、全体で約247ヘクタールの面積増となったことから、このほど上程いたしました
一般会計補正予算(第10号)におきまして、
飼料用米等生産拡大支援事業補助金につきまして3,539万5,000円の増額補正をさせていただいたところであります。 次に、当年産米の販売収入が
標準的収入を下回った場合に、差額の9割を補填する
収入減少影響緩和交付金、
通称ナラシ対策の対象範囲と加入実績についてでありますが、
認定農業者、
認定新規就農者、集落営農を対象として本年度の加入実績では66件となっております。 最後に、
ナラシ対策に加入できない農業者の支援策についてでありますが、全ての農産物を対象に、同様に差額の9割を補填する
収入保険制度がございますので、引き続き制度の周知と加入促進を図ってまいりたいと考えております。 次に、商工業の活性化についてお答えいたします。 お尋ねのありました
市内金融機関の事業融資の窓口が他市へ移動したことにつきましては、議員御指摘のとおり、
千葉興業銀行八日市場支店が本年11月1日から
事業性融資窓口を旭支店に変更、集約されました。 本件について
千葉興業銀行からは、旭支店に変更・集約しても、これまでと同様に担当者を変えずに
市内利用者への対応に当たるとのことであり、連絡をいただければ旭支店から市内の利用者の元へ伺うか、または
八日市場支店に担当者を向かわせるといった対策を取るとの説明がありました。 なお、市ではこのたびの変更に際しまして、引き続き市内の利用者への利便の確保等に十分配慮されるよう、銀行に申入れをしたところでございます。 私から以上です。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、
市民病院建て替え検討において必要な
比較検討資料の抽出作業の進捗についてお答えをさせていただきます。 病院の建て替えの検討の再開に当たってのたたき台となる資料として、現在は平成29年に答申された基本構想・基本計画(案)をベースに、匝瑳市
病院事業運営委員会で検討を進めております。答申から4年を経過していることからデータ等の更新作業を行うとともに、新たに
新型コロナウイルスなどの感染症への対応について、構想・計画に追記するための検討を行っております。 さらに、答申の際に病床数、建設場所、
収支シミュレーションなどの財政計画及び整備手法について市としても検討するよう、建替
整備検討委員会からの附帯意見が添えられておりましたので、それらに関する検討も行っております。 この検討のために必要な資料として、4年前の建替
整備検討委員会で検討する際に使用した資料に修正を加えたものや他病院の先行事例との比較資料のほか、現在、基本構想・基本計画の修正業務についてはコンサルにも業務委託をしておりますので、そこで必要な資料を作成して検討を行っているところです。 次に、議会への提示時期等についてのお尋ねですが、現在、修正作業を行っている建替
整備基本構想・基本計画(案)については、市での検討作業を終えた段階で市議会へお示しをさせていただき、御意見をお伺いする予定であります。 次に、既に示された
最終報告書との関係はどうなるのかというお尋ねもございましたが、
最終報告書につきましては、ただいま申し上げたように、平成29年度に答申された建替
整備基本構想・基本計画になると思いますが、答申された基本構想・基本計画については、当時、外部の有識者等で構成された建替
整備検討委員会でしっかりと議論された上に、市議会の意見も伺い作成されたものです。 したがいまして、この基本構想・基本計画については最大限尊重すべきものと考えております。先ほど申し上げましたように、現在、その基本構想・基本計画について、必要な修正作業を行っているところであります。 以上です。
○議長(石田勝一君)
篠塚高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) 私からは、
地域支援事業交付金につきまして、市長答弁に補足させていただきます。
地域支援事業の介護予防・
日常生活支援総合事業につきましては、
交付金措置の上限額が定められております。
厚生労働省が定める
ガイドラインでは、一定の特殊事情がある場合は個別協議により
上限額超過部分の
交付金措置を認めるとされており、令和3年度につきましてはこの運用の見直しが行われ、個別協議の対象条件が示されました。 本市では、これまで上限額の超過部分に係る個別協議では認定されてきたところでございますが、今年度につきましても事業費が
交付金上限額を上回る見込みであることから、今後、個別協議の申請を行う予定でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) それでは、順次再質問をさせていただきます。 まず、米価の下落対策についてでございます。9月議会でも同様の御質問が同僚議員よりも出されておりますので、その中身について再質問させていただきたいというふうに考えております。 今回、先ほど課長答弁でもございましたけれども、
飼料用米の
拡大支援事業ということで、交付金、この補助金が交付をされるということでの議案が出ております。まさに本当に必要なことだと思いますので、ただこれ本年度だけではなくて、やはり来年度ということにもなろうかと思うんですけれども、そうした今後の見通しですね、来年度の見通しも先ほど御答弁が市長からもありましたけれども、来年度も非常に農業者にとっては困難なときになるんじゃないかということで言われておりますけれども、引き続きこの補助金の、今回補助金が出されるということでありますけれども、今後もそうした支援金のほう継続してやっていくことを考えておられるのかどうか、まず1点お聞きしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) では、質問にお答えいたします。 先ほどお答えいたしましたとおり、今年度は補助単価の上限まで補助するために3,539万5,000円の増額補正をさせていただいたところでありますが、来年度も引き続きまして生産者への補助ということを考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) この
飼料用米の支援、加工用米の支援、
飼料用米についてはキロ20円以内と、加工用米はキロ8円以内ということで、まさにこの以内という文言が非常に農業者にとっては引っかかっていた部分でありますけれども、今回そうした補助金が出されるということで、まずは農家にとっては朗報であろうかと思いますので、引き続きその検討というのはお願いしたいと思います。 大体この作付については、5月いっぱいに作付をして6月に申請を完了するというような流れであったかなというふうに思うんですけれども、作付面積も事前に分かることでありますので、これは来年度も過不足なく支給いただけるようにお願いをしたいというふうに思います。 今は
飼料用米、加工用米ということでありますけれども、実際加工用米の需給状況も今なかなか非常にタイトになってきているということを聞いておりますけれども、担当課のほうでつかんでいる情報の中で、今そうした加工用米のこれからの転換の方向性、もし分かればお示しいただければと思います。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。
加工用米等への転換につきましては、これからも増加傾向にあるというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) そちらのほうも情報収集をよろしくお願いいたします。 それで、今回そうした補助金ということで支給をされるということが、今回の議会にも上程をされているわけであります。ある程度そうした農家も独自対策としての補償金といいますか、保険ですね。そうしたことに掛けている方も非常に多いということで、こうした
ナラシ対策ということがあるわけでありますけれども、実際その
ナラシ対策に加入できないといいますか、要件について、様々な農業認定者等々の要件があるかと思いますので、そのほかの方についても9割を補填する保険があるということを先ほど申していただきましたけれども、これ実際農業者の方が、実際先ほどの加入状況とも発言がありましたけれども、なかなかこれ知らない方が多くて、実際知っていてもなかなかそこに一歩踏み出せないというようなことも聞いているんですけれども、そうした案内、情報の開示、そして指導ですね。積極的な指導、こういったものは担当課としてはどのように行っているのか、考えているのかお示しをいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 先ほど御答弁申し上げました
収入保険制度でございますが、こちらの周知につきましては市のホームページに農林水産省のリンクを貼りつけておりますので、そちらのほうで周知を図っているということでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 本当にこの
収入保険制度というのは内容を見させていただきますと、そうした確定申告等で様々なメリットがあるのではないかということで言われております。家族のそうした就業についても給与費として認められたりとか、ただ、それが行政として案内が今ホームページ等々ということでありましたけれども、なかなか農業者の方も今の、これは年齢のことを言うと怒られますけれども、皆さん本当に今そうしたインターネットですとか、パソコンを駆使して情報取られていると思いますけれども、なかなかそれだけでは片手落ちになってしまう。 そうしたほかの情報開示といいますか、積極的な、例えば申告の時期に案内を出す、直接口頭でお話をするとか、そうした情報の開示、情報の提供については、今一考したほうがよろしいのではないかなと。この保険制度というのは非常に、どうしても行政から来る補助金だけに頼るのではなくて、やはり農業者の方も自己防衛するということが私は大事なことだと思いますので、そうしたことをこれから情報開示、案内についてはまた改めて御検討いただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょう。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) 御質問にお答えいたします。
収入保険制度につきましては、なお一層の情報開示ということで努めてまいりますが、これは共済のほうの制度でございますので、共済のほうでも周知活動をしているということでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 先ほどの御答弁でもありましたように、来年度のそうした米価の下落ということでも非常に大変な時期が来るということが予測をされておりますので、来年度に向けて一層の周知をしていただきたいというふうに思います。 それで、やはりこうした補助金を獲得して補助金を分配するというんでしょうか、そうした部分については今匝瑳市にある農業再生協議会ということが、非常に大事な機関になってくるのではないかなというふうに思いますけれども、これ実はホームページ等でも検索をしてみたんですが、なかなかその農業再生協議会という団体の議事録というか、経過が見えてこない。 コロナ禍になって農業者の方も非常に憂慮している部分がある。その中でなかなか情報が見えてこない部分があるんですが、この農業再生協議会の質疑の中で、やはりこうした農業者の支援ということがうたわれているのか、実際どういうふうにこれ活動されているのか、いま一度お尋ねしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 匝瑳市農業再生協議会につきましては、例年、通常総会を1回、臨時総会を1回というふうに開催をしております。 令和2年度につきましては、コロナ禍によりまして、通常総会を書面による開催といたしたところでございます。今年度は通常総会の開催を来年2月に予定をしているところでございます。その中で、農業の再生に関する事項を皆さんで顔を合わせて協議していただくということになります。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) コロナ禍ということで、なかなかそうした会議が開けないということは重々承知はしておるんですけれども、農業生産者のそうした支援の中で核となる協議会でありますので、その辺のてこ入れといいますか、積極的な情報開示はよろしくお願いしたいと思います。 それで、こうした補助金が出ても、なかなか実際農業を継いでやっていく人というのがなかなかいない状況、また、市内のそうした農地の状況を見ましても、大きな耕地整理ができるような場所はいいんですけれども、山間部ですとか非常に小さいところもある。そうしたところの就労状況もあります。 ただ、ここで農業、やはり基幹産業ということでうたっておりますので、言葉だけが躍るということではなくて、再生協議会の中でしっかりと協議をしていただければというふうに思いますのでよろしくお願いします。本当に農家の手取りを増やす方策論というものをひとつしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、続きまして、遺贈寄附、相続寄附の推進について再質問させていただきたいと思います。 実際そうした匝瑳市、今現在の中で、現状の中で、この匝瑳市にそうした遺贈寄附、相続寄附の相談、こうしたことはあるのか。そうしたことも含めて寄附ですね、市への寄附事例というのがあるのかどうか、まずお聞きしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 これまでに財政課に遺贈寄附、相続寄附の御相談はございませんでした。 以上になります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 先ほどの市長答弁にもありましたけれども、そうしたことを推進する自治体が出てきているということは事実であると思います。 やはり匝瑳市が今置かれている財政の状況、毎回御報告がありますけれども、そうした中で、どうしたらこうした財政を確保していけるのかということが非常に重要になってくると思うんですが、今担当課のほうで、例えば事業の仕分といいますか見直しはされていると思うんですけれども、その事業の見直しというのは、どちらかというと出ていくものを見るという形だと思うんですけれども、入ってくるものをどういうふうに確保していくかという点では、こうした
ふるさと納税とかありますけれども、そうしたことでほかに考えているような、今現状考えているような方策というのはあるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) ただいま都祭議員から非常に貴重な御意見いただきました。財政課といたしましても、歳入の確保というものを念頭に置きまして、様々な方策を調査研究しているところでございます。 以上になります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 財政課長もざっくりとお答えいただいたようでありますけれども、具体的な何か考えられているものというのはあるんですかね。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 申し訳ございません。具体的にというものは、ただいま思い浮かびません。申し訳ありません。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まさにそこだと思うんですが、やはりいかに財政収入を増やしていくかという点において、この遺贈寄附、相続寄附というのは非常にこれから有用になるのではないかなと私は考えています。 ほかの自治体の例、例えば松戸市さんとか千葉市さんも、これにもう既に取りかかっているようでありますけれども、自治体の差はありますけれども、自治体が大きいか小さいかというあれはあると思いますけれども、やはりそうしたことで前向きに取り組んでいく必要が私はあるんじゃないかと。この中で民間資金を活用する中で、銀行さんとの提携の中で進めているというようなことがうたわれております。 先ほど市長答弁の中でもそうした相続、法律的な部分が入ってきますので、これが瑕疵があってはいけませんので、そうした部分を銀行と提携してやられている。まさに千葉県では千葉銀行さんが、まさにこの匝瑳市のメインバンクである千葉銀行さんがそれに取り組まれていることでありますので、もう情報収集をして、すぐに取りかかる準備が可能ではないかなと私は思うんですが、その辺はいかがでしょう。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 松戸市において取り組んでいるということは、都祭議員おっしゃるとおりでございます。本市といたしましても、そういった先進市の事例を参考に、引き続き調査研究、勉強させていただきたいと考えております。 以上になります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まさに、「入るを量りて出ずるを為す」ということで、それをしっかりと行っていただきたいというふうに思うんですけれども、これはやはり体系的な構築をするには、今からもう情報収集といいましても、活動に取りかかっていただくのが必要ではないかなというふうに私は考えています。 それで、この松戸市さんの資料、これ課長のほうでも御覧になっているかと思うんですけれども、やはり終活という一つの人生の締めくくりの中で考えると、6割以上の人が遺贈の意思があるというふうに、そうした資料でもまとめられております。やはり生まれ育ったまち、そしてまた生活して非常に関わりがあったまちに自分の意思としてそうしたものを遺贈していくということは、これから本当に自然な流れになっていくんじゃないかなと私は思うんです。 クラウドファンディング、これはしっかりと今匝瑳市でも取り組んでおりますけれども、いま一つの、もう一つの民間資金の活用という点では、これ本当に自然にその地域に住んで、地域に恩返しをしたいという方がこれから非常に増えてくるんではないかと。匝瑳市の生活に非常に満足をして生活をして、その中でのことがあると思いますので、これ行政のほうでもしっかりと取り組んでいただければというふうに思っているわけであります。 先ほど専門的な知識ということで話がありましたけれども、これはやはり千葉銀行さんですとか今取り組まれている相談窓口、これ実際の相談窓口、前回でしょうか、相続の件で御質問したときに、
社会福祉協議会さんがそれに当たっているということでありましたけれども、これ実際何件ぐらい相談があるのかお示しいただければと思います。
○議長(石田勝一君)
篠塚高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。
社会福祉協議会では無料の法律相談を実施しております。令和3年度の実績につきましては、相談件数38件のうち、相続に関する相談は令和3年10月末現在で9件となっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) やはりなかなか相談の中で、どうしても遺贈寄附、相続寄附という点で、なかなか周知がまだまだ私は足らないのではないかなと思います。これからその事業を進める中で出てくることだと思うんですけれども、やはり今関係課の中で、例えば高齢者支援課さんですとか税務課さんでもそうですけれども、そうした中でこうしたことがあるよということを周知をしていかなくてはいけない。 ですから、これから取り組んでいただくわけでありますけれども、そうした中で情報の周知方法についても相談窓口をうまく活用していただいて、こうしたことがあるよということを、案内できるような形のものをこれからお願いしたいと思いますが、実際それは可能でしょうか。
○議長(石田勝一君) 大川財政課長。
◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えをいたします。 まず、庁内でそういった情報共有、情報提供を速やかに行いまして、各課窓口でそういった御相談があった場合にすぐに対応できるように、調査検討していきたいと考えております。 以上になります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まさに財政課長から前向きな答弁いただいたということでよろしく、そちらのほうを進めていただければと。 本当にこの財政の部分というのは、非常にもうどの自治体でも考えて、今これから行動に移していくんではないかと思います。そうした先進事例をぜひ匝瑳市でつくっていただいて、本当に民間資金の活用という部分でしっかりと取り組んでいただくようにお願いをしまして、次の質問に移らせていただきます。 続きまして、病院の再検討に伴う、たたき台となる検討資料の抽出についてお伺いいたします。 これは今資料を作られているということで、
最終報告書があって、それを修正、加筆、そうしたことも加えながらということだと思うんですが、実際4年間という中で非常に変わった部分は大きいと思うんですよね。このコロナということも非常に大きかったと思うんです。実際今、その中でほかに建て替えた病院の事例もあるわけですけれども、そうした視察等というのは行われているんですか。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) これまで先行事例として、県内で幾つかの
病院建て替えが済んでおりまして、その中で香取おみがわ医療センター、また鴨川市立の国保病院、この病院について建て替え状況の視察をさせていただいております。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まだその検討資料を作られているところなので、明確な答弁というのはちょっと厳しいかもしれませんけれども、実際、課長見に行っていただいて、そういったところを見て、率直な、ここでお話しできるようなことがあれば、感じたことを教えていただければと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) やはりそれぞれの自治体病院でやはり機能が違うということが見に行くとよく分かりますし、求められている機能に応じた病院の施設、内容また規模等があるものだなというふうに考えておりますので、そのままイコール匝瑳市民病院に当てはまるかというと、そういう部分でないところもありますけれども、先進事例としてこういったところを取り入れたほうがいいなとか、そういったところは非常に参考になる部分が大きいです。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まさに規模というお話が出ましたけれども、実際これから建て替えていく中ではやはりサイズ的な部分とか、そういったことも検討されるんではないかと思うんですが、そうした
地域医療構想の中で様々なこの地域の中のベッド数とか、そうしたことも引き続き検討されているようですけれども、現状そうしたことは考えられているのかどうか。規模ですね、入院規模とか病床数というのはどの程度進んでいるのか、考えられているのか。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 病床数に関してですけれども、前回答申の際に100床ということで答申をいただいております。 ただ、現状につきましては、実際に匝瑳市民病院にとっての適正な病床規模について、改めて検討するように市長から御指示をいただいておりますので、そういったところで病床規模の見直しということを現在考えて検討しております。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 様々議員の質問の中でもそうしたことが出ておりますけれども、やはり病床数の確保というのは、非常に今後の収支を占う意味でも非常に大事なことになってくる。今旭中央病院さんが急性期、本当にそうした患者さんを抱える中で、非常に病床が逼迫しているというようなことも聞いておりますし、やはりこれからの中では、どうしてもそうした地域のベッドというのが確保できるのかということが非常に課題になってくるんじゃないかなという感じがしております。 あまり病床数、恐らくはダウンサイジングしていくような方向で考えられるのではないかなと思うんですけれども、それは慎重にしていただいて、しっかりとそれが収支に結びつくことだと思いますので、検討をお願いしたいと思います。 それで、すみません、事業費のことをお聞きするんですけれども、これ実際事業費、前回の
最終報告書では上がっていた病院のサイズよりも恐らくまたこれから小さくなるということを考えると、事業費は少なくなるのかなと思うんですけれども、そうした事業費というのはどのように考えられているのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 事業費につきましては、前回検討を進めていた際に、香取おみがわ医療センター、前の小見川総合病院の事例がそのまま参考になるということ、また病床数も同じ100床ということだったものですから、そこを参考にしての事業費ということで、かなり高額にはなっておりました。 ただ、市長からも現在事業費については極力抑えるような検討をするようにということで指示をいただいておりますので、そういった中で他病院、鴨川市立国保病院等の例もありますので、そういった病院の例を参考にしながら事業費を極力抑えられるように、そういった検討を今進めております。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) やはり事業費のことも含めて、建て替え後の収支ということが非常に重要になってくると思いますけれども、建て替え後の収支の予測につきましてはしっかりと分析をしていただきたいというふうに考えています。 これから資料を作られると思うんですけれども、作られていますけれども、資料の実際どのぐらいの時期に議会に提出されるのかということが非常に我々気になっているんですけれども、これは具体的にはどのくらいの時期を想定されているのか、もし分かればお示しいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 現在建替
整備基本構想・基本計画についての修正を行っているところで、市としての修正ができた段階でということで議会のほうへお示しするということで考えておりますけれども、その具体的な時期につきましては、また市長の御指示をいただきながら考えていきたいというふうに考えております。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 遅くない時期に出していただいて、様々な討議ができますように、しっかりとしたものを作っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、続いての質問に移らせていただきます。 続きましては、
地域支援事業につきまして再質問をさせていただきます。 先ほど交付金が削減される事実はないということで担当課長からお話がありました。ただ、これ国のほうの動向の中で実際示されている中で、見直しの中では、今後交付金の上限を超過した部分は何かあまり認めたくないような、そんな文言が示されているようでありますけれども、これもし認められなかったら大変なことになってしまうと思うんですが、実際匝瑳市で上限の超過分というのはどのくらいになるのか、具体的な数字でお示しいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君)
篠塚高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) それでは、介護予防・
日常生活支援総合事業の事業費についてお答えいたします。 令和元年度の事業費は8,013万3,841円で、そのうち上限額超過分は833万3,761円でございますが、こちらは個別協議により認定されております。 令和2年度につきましては、事業費が6,964万9,435円でございます。こちらにつきましては
新型コロナウイルス感染症の影響により介護サービスの利用を控える高齢者が多く、事業費が伸びなかったことから上限額の範囲内となっております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) その上限額を超過して、仮にこれ国が認めないといったときには、それはどういった方法で補填されるんでしょう。
○議長(石田勝一君)
篠塚高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) それでは、御質問にお答えいたします。 介護予防・
日常生活支援総合事業の交付金が削減されることにより財源不足が生じた場合は、介護給付費準備基金の取崩しや一般会計からの繰入れ等が想定されます。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 令和2年度の財政の収支の歳出決算ですね、介護保険の歳出決算で見ますと、積立金が8,000万円ほどありますけれども、そこから1,000万円超えるお金が出されていくということで、毎年積んだお金がそのまま出ていくような形になってしまう。 匝瑳市のそうした
地域支援事業の様子を見てみますと、やはりまだまだ私は、不足という言い方はこれは言い過ぎかもしれませんけれども、まだまだそうした
地域支援事業のメニューを考えていく余地があるんじゃないかなと思うんですね。そうした意味でいえば、これから国のほうでもカットすることではなくて、認めてくれるんではないかなとは思うんですけれども、そうしたことをしっかりと国のほうにも訴えていっていただきたいと思うんです。 やはりこれ実際ほかの自治体、例えば隣の旭市さんでもちょっと厳しいなという声が聞こえていますので、これもし何かそうした事態になるようであれば、行政の枠を超えて一緒に国のほうにしっかりと訴えていくようなことも必要だと思いますけれども、そうしたことはいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君)
篠塚高齢者支援課長。
◎
高齢者支援課長(篠塚智子君) ただいまの質問にお答えいたします。 先ほど市長が御答弁いたしましたように、今後、国の動向を注視してまいりますが、高齢者へのサービスに影響が生じるような場合は、近隣の市町とも連携いたしまして国に要望してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) しっかりとしたそうした予算の確保、これは
地域支援事業、本当に実際見ていますと非常に複雑にメニューが組み合わされて事業が行われています。ですから、これからまだまだ匝瑳市でも新たなメニューを考えたり、新たな展開の中では予算の確保というのは非常に重要になってくると思いますので、担当課としてしっかり今年度、来年度の予算確保できるようにお願いをいたします。 それでは、続きましては商工業の活性化についてお伺いします。 これは実際融資の窓口が隣の旭市に行ってしまいました。これ担当課として今この状況をどのように考えられているのか、いま一度お伺いしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。
千葉興業銀行八日市場支店の
事業性融資窓口が他支店へ変更、集約されたことにつきましては、市といたしましても大変重く受け止めておるところでございます。このため、過日ほかの金融機関に対しましても聞き取りの調査を実施いたしましたところ、ほかの金融機関では現段階で市内支店での融資窓口の変更はないという回答をいただきました。議員御指摘のように、市内の商工業への影響等を踏まえ、引き続き
市内金融機関等との連携を密にいたしまして、商工業の振興に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) それでお伺いしたいのは、市内からそうした窓口が行くということは、やはり金融機関のほうでも匝瑳市よりはそうした移転する先の自治体のほうが融資が多い、取引が多いということで行ったのではないかなと思うんですが、実際匝瑳市の中で商工業者の方、そうした取引、融資の事業の取引というのは減っているんでしょうか。これデータがあればお示しをいただければと思うんですが、現状を把握されておりますでしょうか。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 データにつきましては持っておりません。先ほど申し上げました聞き取り調査の際にも特にそういった声は聞かれておりません。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) これ本当に銀行さんのせいにすることはできないと思うんですね。ですから、なぜほかに移転してしまったのかということを改めて冷静に我々考えなければいけないのかなと。 実際匝瑳市の中の事業者も、そうした融資の窓口が云々ということではないんですけれども、やはりほかの自治体へ転出をする事業者の方も実際今ちらほら見受けられておりますので、これ市のほうでも危機感を持って、そうした情報収集や今後の金融機関との連携に臨んでいただきたいと思いますが、その辺はいかがでしょう。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) 金融機関との連携ということでございますが、日常業務の中で中小企業資金融資事業、また制度資金利子補給事業の中で金融機関との接点がございますので、その中でさらなる情報収集に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) まさに本当に今回その情報を私いただいたときに、よく漫画の中の吹き出しに出てきますけれども、がーんと頭殴られたような擬音が出ますけれども、そんな衝撃を覚えた記憶がございます。ぜひしっかりと金融機関さんと連携取っていただいて、今後こうしたことがないように、しっかり商工業の引締め策を取っていただければと思います。よろしくお願いします。 それでは、最後に
障害者スポーツについてお伺いをいたします。 実際の
障害者スポーツ、匝瑳市の基本計画、
障害者計画の中でもうたわれているということでありますけれども、なかなか実際障害者の方は情報がつかみにくいということが言われております。 過日行われましたそうした情報交換会の中でも、これは福祉課の職員の皆さんも参加していただいたというふうに記憶していますけれども、やはり
障害者スポーツの情報をホームページ等で入手することができない。こういう医療福祉関係者についてもそうした情報を得ることができません。また旭市、横芝光町につきましては定期的にパラスポーツ体験会を行っているんですけれども、匝瑳市はそうしたことも行われていないという状況がございます。 これやはり根本的にといいますか、2020オリンピック・パラリンピックが開催をされて、これからそうした
障害者スポーツを推進していくよい機会ではないかなというふうに思うんですけれども、そうした情報について、
障害者スポーツの部分をしっかりとホームページ等にも組み込んでいっていただければなと思いますけれども、そうした部分については担当課としてはいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) それでは、ただいまの都祭議員の御質問にお答えいたします。 先ほど市長、御答弁いたしましたとおり、匝瑳市の
障害者計画におきまして、障害者の
スポーツ大会というのは参加促進を位置づけておりますので、今後ホームページ等でそういう参加を促進する情報を提供してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) すみません、1点確認なんですが、これは
障害者スポーツというくくりになった場合には、担当課はこれは福祉課でよろしいんですか、それとも生涯学習課、どちらが窓口になりますか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君)
障害者スポーツということで、計画のほうにもうたってございますので、福祉課のほうで担当させていただきたいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) 千葉県の障がい者スポーツ指導者協議会という団体がございまして、そこでそうした指導者の育成もされています。東部ブロックで大体60名を超える方が登録をされているようであります。やはりそうした指導者の育成ということもこれから重要になってくるのではないかなというふうに考えています。 やはり支援体制ということをこれからしっかりと構築をしていただきたいんです。ボランティア、
障害者スポーツ指導員などのサポート体制、これをしっかりと一度考えていただきたい。そして例えばリハビリテーションの広域支援センター、これ旭中央病院ですね。そうしたところの連携をしっかりとしていただくと、もう少し視野が広がるんではないかな、裾野が広がるんではないかなというふうに思います。 実際の匝瑳市、この間の立正大学さんとの連携がされたということで聞いておりますけれども、そうした研究とか人的支援をこれからも行っていくことが必要になってくるのかなと思います。この限られた時間の中でなかなか全部を質疑することができないんですけれども、この
障害者スポーツにつきましては先ほどもお話をしましたように、非常に機能を維持する部分もあるし、外で障害者の方が出てきて社会参画するのは非常に大きいと思うんです。 健常者の方と一緒になってそうしたスポーツを推進していくという、まさに太田市長が掲げられた市民協働のまさに基本的なものではないかなというふうに思いますので、しっかりとこれから取り組んでいただきたいと思いますが、担当課として具体的に、この間も情報交換会があったと思いますけれども、市内のそうした
障害者スポーツを推進している団体等との連携を密にしていただいて、協議会、こうしたものを立ち上げていただきたいと思いますけれどもいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) 協議会につきましては、今後、検討してまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君。
◆2番(
都祭広一君) なかなかまだ具体的な回答はできないかもしれませんけれども、障害者の方たち日常生活の中でスポーツに慣れ親しむ機会を求めています。本当に障害者の方がなかなか外へ出られないという
調査報告書もありますので、ぜひこれからしっかりと取り組んでいただきたいと思います。質問を終わります。
○議長(石田勝一君)
都祭広一君の一般質問を打ち切ります。 続いて、林明敏君の登壇を求めます。 林明敏君。 〔6番林 明敏君登壇〕
◆6番(林明敏君) 皆さん、御苦労さまです。市民クラブの林明敏です。 一般質問をお許しいただきありがとうございます。ネット中継を御覧の皆様、お忙しい中、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症も落ち着いている状況でありますが、また新たな変異ウイルス、オミクロン株が発見されました。緊張を持って対応していかなければなりません。 また、当市の鳥に多大な損害を与えた高病原性鳥インフルエンザが国内各所で猛威を振るっています。当市も前の教訓を生かして対策を行っていかなければなりません。 太田市長におかれましては、3期12年間、大変御苦労さまでした。私としましては、太田市長に質問をさせていただくことは今回が最後となると思います。匝瑳市の課題について質問させていただきますので、次期市長の指針となるような御回答をよろしくお願いいたします。 それでは、市民の声を市政へと。時間がないので早口になると思いますが、よろしくお願いいたします。喫緊の市の重要な7分野、12項目について質問させていただきます。明快な御答弁をお願いいたします。 まず初めに、企画総務分野から職員提案について。職員の柔軟な発想を求めるため、年齢、役職、他課の事務事業に関することでも、職員により積極的に提案ができる組織でなければならないが、その状況についてお尋ねします。 次に、外部からのよい提案をいただく手続並びに外部人材を登用して市を活性化することも大事だと考えています。一例を挙げると、近隣でもやっている事業ですが、地域おこし協力隊、地域活性化企業人制度があります。市としてはどのような検討をしているのかお尋ねします。 次に、市の情報発信について。立地条件の悪い市町村も積極的にSNS等を活用して情報発信をしているが、匝瑳市の取組についてお尋ねします。 次に、事務改善について3つお尋ねします。1として、さらなる人口減少、少子高齢化の進行等を背景に、ますます市民ニーズが多様化していくことが見込まれます。このような中で持続可能な行財政を行っていくのには、日々業務改善を取り組んでいかなければなりません。2として、多様化する事務事業に対応するよう事務分掌を見直し、1か所に過重な仕事が集中しないようにしなければなりません。3として、人材は宝です。職員の心の健康にも配慮しなければなりません。この3つの問いについてお答えください。 次に、津波対策について。関東から九州の広い範囲で強い揺れと高い津波が発生される南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に発生する確率が70%と高い数字で、予想されている被害は死亡、行方不明者は約32.3万人、住宅全壊戸数は約238.6万棟と推定されています。 東日本大震災時に児童生徒が全員無事という釜石の奇跡を起こしたのは、子どもたちに避難計画を立てさせる、津波の脅威を学ぶ教育を行う、災害時を想定した訓練を実施するということを徹底したことです。 東日本大震災から10年を経過しました。私の感ずるところでありますが、危機感が薄れてきているように思いますが、市としてはもう一度、市民の危機への対応と行動を促す施策を強く求めます。 次に、前にも質問させていただきました、脱炭素先行地域への取組について。近隣市でゼロカーボンシティの表明が増えていますが、本市の取組についてお尋ねいたします。 次に、上水道について。現在、老朽化に伴う水道管の更新工事が行われています。全国的にも県内でも決して安くない八匝水道企業団の料金です。今後の見通しについてお尋ねします。特に総事業費、計画年度、現在の状況についてお伺いいたします。 次に、国保匝瑳市民
病院建て替えについてであります。国保匝瑳市民病院は昭和46年建設で48年経過と、昭和59年に建設で35年経過と著しい老朽化が進んでいます。また、人の命を救う病院が耐震基準を満たせず、大地震の際には倒壊または崩落する危険があるレベルということで、雨漏りも頻繁に起きております。 そのような現状の中、市が行った市民意識調査の結果、医療体制について不安を感じる人は全体の8割に上り、施策の満足度と重要度についても医療体制の充実は最も満足度が低く、また、重要度は最も高い項目となっております。本市の大きな課題です。また、地域の医療環境への取組で、何が重要だと考えますかとの問いに、1番として、市民病院の外来機能の強化を図る、2番目として救急隊、救急、休日、夜間医療の充実を図るを挙げています。 匝瑳市議会は、平成30年3月20日に、市長執行部においては病院の要である医師確保、経営形態の見直し、近隣病院と経営統合などあらゆる検討を直ちにし、病院事業の改善を期間を定めて行うことを求めると決議しました。しかし、市執行部においてはいまだ何ら動きがありません。ますます進む高齢化に加え、
新型コロナウイルス感染下の中で、国保匝瑳市民病院の果たす役割の重要性は増すばかりです。 菊地匝瑳市民
病院事業管理者が市議会で述べております。病院のないところに住民は住めないという考えでいます。もう一つ、病院はなくして本当に住民の生活、それから健康な毎日が保てませんのでという発言をしています。病院は閉鎖するわけにはいきません。近隣の銚子市民病院のように、一度運営を休止してから再開することは困難が多過ぎます。 しかし、施設建設が現状のままではいずれ閉鎖せざるを得ず、病院として事業継続が危ぶまれます。そこで早急に施設建て替えの検討に入り、建て替え整備に着手することを求めます。お答えください。 次に、ワクチン接種について。前回2回のワクチン接種で電話がつながらない、つながったがもう受付は終了したなど、苦情が寄せられました。その反省により今回改善したこと、また、3回の接種の方法についてお尋ねします。 次に、予算編成方針と今回の予算の目指すところは何かということをお尋ねします。 次に、匝瑳市で冬に猛威を振るった高病原性鳥インフルエンザがまたこの冬に向かって全国で発生が報告されております。匝瑳市としてはその対策をどのように行っていくのかお尋ねします。 次に、匝瑳市内に古い建物が残っています。古い建物にはそこに生きていた人たちの記憶が埋め込まれています。建物は記憶を伝えてくれる装置です。古いものを大切にする
まちづくりは、そこに生きた人たちの心を大切にすることにつながります。千葉県で唯一の重要伝統的建造物群保存地区の香取市佐原では、多くの人でにぎわっています。 匝瑳市では国指定文化財の飯高寺、坂本総本店店舗ほか5棟が国登録文化財に指定されております。まだまだ市内には記憶に残る古い建物があると思うが、市としては把握をしているのか。また、そのような建物を残し、にぎわいの創出を計画してはどうかお尋ねします。そのためにはどのような保存の対応ができるのか、重ねてお尋ねします。 次に、GIGAスクール構想についてお尋ねします。令和2年度で全小・中学校へ1人1台パソコンが配置されたと思いますが、その運用状況についてお答えください。 以上で私の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(石田勝一君) 林明敏君の登壇質問が終わりました。 林明敏君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。
◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの林議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、職員提案についてのお尋ねでございますけれども、本市では、職員からの提案を行政施策に反映し、市民サービスの向上を目的とした匝瑳市職員提案制度がございます。過去10年間における提案件数は14件でありまして、そのうち実施となったものは7件であります。 実施した主な施策といたしましては、出産時のリスクにつながる妊娠中の女性の冷え対策といたしまして、多くの妊婦が利用する保健センターのトイレを洋式暖房洗浄便座に改修いたしました。また、都市農村交流における地域の活性化対策といたしまして、市民農園を活用した農業体験交流イベントの開催や交流ネットワークの連携構築を目指した農業団体、教育機関との食育推進イベントなどを行っております。 次に、外部人材の登用についてのお尋ねでございますが、国では3大都市圏から地方圏への人の流れを創出するため、地域おこし協力隊、地域活性化企業人等の各種制度の推進をしております。 このうち地域おこし協力隊は、地方自治体が都市住民を協力隊員として委嘱し、一定期間、隊員が地域おこしの支援等の地域協力活動に従事しながら、当該地域への定住定着を図るものであります。また、地域活性化企業人制度は3大都市圏の企業の社員を在籍派遣し、観光振興等の地域活性化に向けた活動に従事していただくものでございます。 これらの制度を活用することによりまして、外部の人材による新たな視点での地域の活性化が図れるものと考えておりますが、実際に活用するためには従事していただく事務事業や活動内容、任用の形態など、本市として受け入れるための体制を調整してゆく必要がございます。市といたしましては今後、県内先進地の状況等を研究してまいりたいと考えております。 次に、事務改善についてのお尋ねでございますが、市ではこれまで学校給食センターの統合や福祉課の班編成の見直し、市役所庁舎等のレイアウトの見直し、環境生活課内への市民活動サポートセンターの設置など、匝瑳市事業改善委員会での検討を経て組織機構の見直しを行ってきたところでございます。 今後とも複雑多様化する行政需要に的確に対応していくため、適宜業務の見直し等を行い、限られた職員数で行政力を最大限に発揮できる効率的な組織体制の構築に努めてまいりたいと考えております。 次に、津波対策といたしましての避難計画についてのお尋ねでございますけれども、本市では地震に伴い発生する津波から、市民が迅速かつ円滑に避難できるよう、匝瑳市津波避難計画を定めております。 この計画は地震が発生してから津波が収束するまでの間、市民の生命及び身体の安全を守ることを目的としており、東日本大震災の教訓を踏まえ、職員の初動体制、津波情報等の収集、伝達、避難指示等の発令、避難対象地域、避難所、避難路などを指定しております。 津波避難訓練につきましては、匝瑳市地域防災計画及び匝瑳市津波避難計画に基づき、これまで共興、野田、栄の3地区を対象に実施をしておりましたが、悪天候や昨今の
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、平成28年度を最後に訓練を実施できていないことから、市民の津波に対する危機感と防災意識の希薄化が懸念されるところでございます。 全国各地で地震が頻発し、また南海トラフ地震の発生等が懸念されている中にありましては、津波が発生した場合に市民が適切に行動できるよう、実践的な避難訓練を継続的に実施し、津波防災意識の向上に努め、津波対策に万全を期してまいりたいと考えております。 次に、地球温暖化についてのお尋ねでございますが、省エネルギー化や再生可能エネルギーの利用を推進し、市民、事業者、市が協働して、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す匝瑳市ゼロカーボンシティについて、本議会初日の12月3日に表明をさせていただいたところでございます。 本市といたしましては今後も国の動向を注視するとともに、ゼロカーボンを達成するため、市の特性を生かした具体的な取組について検討をしてまいりたいと考えております。 次に、上水道の老朽化対策についてのお尋ねでございますが、八匝水道企業団では老朽化した施設の更新及び耐震化を計画的かつ効果的に実施するために、平成27年1月に水道施設耐震化計画を策定をしております。この計画に基づき、平成29年度から令和18年度までの20年間を計画期間として、現在、基幹管路と重要配水管の耐震化が進められており、令和2年度末の計画全体の進捗状況といたしましては15.3%でございます。 なお、耐震化工事につきましては、長期間にわたって多額の財源を必要とすることから、事業費の平準化と経営計画との整合を図りつつ、常に計画を見直しながら着実に進めていく必要があるものと考えております。 次に、水道料金についてのお尋ねでございますが、人口減少に伴う将来的な負担増などへの対策といたしまして、現在、千葉県では県営水道と九十九里地域、そして南房総地域の用水供給事業体の統合に向けた検討が行われております。県内の先行事例となるこの統合が実現されることで国の交付金を活用することができ、水道料金の見直しとともに施設の老朽化対策等に関する市町村財政の負担軽減が図れる見込みであると伺っております。 次に、市民病院の建て替え検討についてのお尋ねでございますが、本年9月定例会の一般質問でお答えいたしましたように、既に病院事務局長及び関係課長に対して建設に向けた検討を進めるよう指示をしており、現在、匝瑳市
病院事業運営委員会において検討を進めているところでございます。 次に、ワクチン接種についてのお尋ねでございますが、追加接種につきましては、2回目のワクチン接種の完了から8か月以上経過した18歳以上の方を対象としておりまして、現在、医療従事者等につきまして通知文書と接種券を接種の時期に合わせて郵送し、予約受付の御案内をしております。 今後の予約受付はこれまでの接種と同様に電話とインターネットで行いますが、1回目、2回目の接種の際は市が希望する量のワクチンが国から供給されず、予約が取りにくい状況でありましたけれども、今回の追加接種につきましては御案内をした方全員が接種を受けられる予約数を確保した上で、予約受付を開始いたします。 具体的には、予約開始日の混乱を緩和するため2回目の接種完了日を基準に予約開始日を設け、順に御案内を行うことにより一度に予約申込みが集中しないように調整し、コールセンターの受付終了時間につきましても午後4時から午後4時半へと30分間延長をし、市民の皆様の予約ストレスの軽減に努めてまいります。また、接種の方法につきましては、1、2回目の接種と同様に個別接種と集団接種で実施をいたします。 次に、令和4年度の予算編成方針についてのお尋ねでございますけれども、令和4年度におきましても歳入の伸びが見込めない一方、一部事務組合への負担金や特別会計への繰出金の増加が見込まれるなど、歳入と歳出の乖離が大きく、非常に厳しい予算編成となるものと認識をしております。 このため、今後の財政見通しを踏まえ、これまで以上にスクラップアンドビルドを徹底し、歳出削減に取り組む中で、骨格予算の編成、総合計画の着実な推進、地方創生への積極的な取組、財政健全化に向けた財政基盤の確立の4点を、新年度の予算編成の基本方針に掲げたところであります。 初めに、1点目の骨格予算の編成では、令和4年2月に市長選挙を控えていることから、当初予算は骨格予算として編成し、政策的経費等については4月以降の補正予算で計上をいたします。 2点目の総合計画の着実な推進では、第2次匝瑳市総合計画前期基本計画に掲げた6つのリーディングプランによる分野横断的な取組を推進してまいります。 3点目の地方創生への積極的な取組では、第2次匝瑳市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた4つの基本目標の達成に向けた取組を推進してまいります。 最後に、4点目の財政健全化に向けた財政基盤の確立では、第4次匝瑳市行政改革大綱及び第2次匝瑳市財政健全化計画に掲げる取組を推進してまいります。 以上4点を新年度予算の編成に対する基本方針といたしまして、歳入に見合った歳出構造の確立と持続可能な財政基盤の強化を目指し、現在、全庁体制の下、事業の必要性や優先度を見直し、市民にとって真に必要な予算編成となるよう取り組んでいるところでございます。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては教育長及び担当課長、事務局長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) 私からは古い建物の保存についてとGIGAスクール構想の進捗状況についてお答えさせていただきます。 初めに、古い建物の把握についてのお尋ねでありますが、現在市内には国指定文化財の飯高寺や坂本総本店店舗、鶴泉堂店舗等の国登録有形文化財など、多くの建造物が保存されております。
教育委員会では、国・県、市指定文化財の資料を整備し、一覧表は統計調査や市のホームページにも掲載しております。このほか文化財審議会委員からも情報をいただくなどして、保全の必要がある建物の把握に努めております。 次に、保存に係る対応についてでありますが、文化財の保存維持につきましては、所有者及び管理人が行いますが、国・県、市の指定文化財に登録された建物に関しましては、所有者及び管理人により修理等の申出があった場合は、指定区分に応じて修理費の一部を補助しております。 また、国登録有形文化財建造物に登録された建物につきましては、保存・活用に必要な修理等の設計管理費の一部を国と県が補助しております。直近では、本年6月に豊和地区飯塚にあります及川家住宅の母屋と土蔵が国登録有形文化財建造物に新規登録されたところでございます。 次に、古い建物を残したにぎわいの創出につきましては、これまで飯高寺や八重垣神社、愛宕神社、坂本総本店店舗、鶴泉堂店舗等を組み入れた、駅からハイキングやふれあい散歩などの事業を実施してまいりました。御承知のように、本市には貴重な建物が残されておりますので、今後とも観光分野等と連携し、市内外に向けた情報発信とともに古い建造物や町並みなどを活用した施策に取り組み、にぎわいの創出につなげてまいりたいと考えております。 次に、GIGAスクール構想の進捗状況についてお答えいたします。昨年度末に各小・中学校に配備された1人1台のタブレット端末につきましては、小・中学校ともに授業の中で学習支援ソフトを使ったドリル学習、情報検索による調べ学習、コミュニケーションツールを使った意見共有などに活用しております。 ドリル学習においては、教員が答え合わせをするのを待たずとも、タブレットが正答か誤りかを即時的にフィードバックすることができるので、児童生徒が効率的に学習を進めております。教員は児童生徒のつまずきや正答率等を素早く把握することもできます。また、例えば体育の授業では動画撮影機能を使って一人一人の動きを撮影し、体の使い方などについて静止画像、またはスローモーションにして具体的に修正点を示しながら指導をしております。 その他の教科においても、他者の考え方と比較して自分の考えを深める場面で、児童生徒の考えや意見をタブレットを通じて効率的に共有し、機能を有効に活用しております。各学校において工夫を重ね、アイデアを出しながら、タブレット端末の特性を生かした効果的な活用を行っている状況でございます。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。
◎秘書課長(大木恒一君) 私からは、市の情報発信についてお答えさせていただきます。 本市では、SNS等のインターネットを活用した市の情報発信といたしまして、現在、ホームページとツイッターを活用しております。 市のホームページでは、閲覧する方が情報を入手しやすいよう、オープニングトップページの入り口を、くらし・行政と観光/移住・定住の2つに分け、主に市外の方が利用される観光/移住・定住のページでは、観光スポットや祭り、イベント等の情報のほか、転入者マイホーム取得奨励交付金等の移住者への助成制度や就職支援、子育て支援制度等の情報を掲載しております。 また、特にお知らせしたい情報につきましては、スライドバナーや最新情報の掲載欄を活用し、利用された方が目的に応じ必要な情報を容易に入手できるよう努めております。 次に、ツイッターにつきましては、イベント情報や防災情報等を発信しております。ツイッターの活用により、市からの各種お知らせをリアルタイムに共有することができ、また、発信した情報がリツイートされるため、市内外への情報の伝達が期待できることから、各課が有効活用に努めているところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) 私からは、鳥インフルエンザ対策における今年度の県及び市の取組についてお答えいたします。 まず、県の取組といたしましては、本年10月より渡り鳥が飛来する県内5か所、5市町のダム、池等の水場において、野鳥のふんを採取し、鳥インフルエンザウイルスの保有状況を調査しているところでございます。市内ではみどり平工業団地調整池が採取場所となっており、来年2月中旬までに計10回の実施が予定されております。また、先月下旬には農場内の衛生対策といたしまして、市内養鶏農家9戸に対し消毒薬の無償配付を行ったと伺っております。 次に、本市の対策といたしましては、感染源とされている渡り鳥の飛来を抑制するため、10月上旬にみどり平工業団地調整池及び野手弁天池農村公園の水面上に、格子状に防鳥用の糸を張りまして感染対策を行ったところでございます。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 私からは、業務改善と事務分掌の見直しについて市長答弁に補足させていただきますとともに、職員の心の健康についてお答えさせていただきます。 初めに、業務改善についてですが、市では事務事業の改善等を目的として、各課、各班ごとに事務事業マニュアルを作成しており、毎年度見直しを行っております。このマニュアルの目的等を職員一人一人が認識するとともに、有効に活用していくことで業務改善及び行財政運営の効率化が図られるものと考えております。 また、事務分掌の見直しにつきましては、国や県における各種制度改正や社会情勢の変化等に伴い、毎年度匝瑳市行政組織規則を改正し、事務分掌の見直しを図っているところでございます。 今後も必要に応じて事務分掌の効果的な見直し及び業務改善に取り組んでいくことにより、将来にわたって持続可能な行財政運営が図られるよう努めてまいりたいと考えております。 次に、職員の心の健康についてでございますが、市では職員のメンタルヘルス不調を未然に防止するため、毎年ストレスチェックを実施しております。ストレスチェックの結果、高ストレスと判定された者のうち、産業医等が必要と判断した職員には任意による面接指導を実施しているほか、外部の相談窓口として
厚生労働省の無料相談窓口を紹介しております。 また、課長研修や課長補佐研修の中で管理職として職場のメンタルヘルスケアについて学ぶとともに、若手の職員を対象とした初級職員研修では、ストレスマネジメントの重要性やストレスに対するセルフケアについて学んでおります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。
◎学校教育課長(矢澤敏和君) 私からは、津波対策について市長答弁に補足させていただき、本市の津波対策に係る教育についてお答えいたします。 議員より岩手県釜石市が行っている学校教育での取組についての御紹介がありましたが、
教育委員会では市内の公立幼稚園及び小・中学校において、各園、学校の安全計画に基づき、計画的に防災教育や避難訓練を行っております。 特に生徒が自ら命を守るために自主的に行動する態度の育成を目指した野栄中学校でのこれまでの取組が評価され、本年度、県から千葉県学校健康教育優良学校、学校安全の部で表彰されました。この野栄中の防災教育の取組につきましては、市内の幼稚園、小学校、中学校での共有を図っており、今後、学校のみならず保護者や地域の防災意識の向上にもつなげていきたいと考えております。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) 私からは、上水道の老朽化対策について、市長答弁に補足させていただきます。 議員御質問の中に、水道施設耐震化計画の全体事業費ということで御質問がございました。全体の事業費でございますが、154億6,892万2,000円となっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それでは、職員提案について、時間がないので申し訳ない。飛ばして、大分飛ばしてお伺いしたいと思います。 実施したものに対して効果等は検証しているんでしょうか。その辺ちょっとお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 職員提案による実施された事業の効果ということでございますけれども、事業の有無にかかわらず、現在財政状況が厳しい中にあっては、事業の実施や継続など、各課において事業の効果等が検証されているということで認識しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 今市長からお答えいただいたのは数が少ないように思います。環境も、意見を言えるような環境を整えていただきたいということと、そういう取組をよろしくお願いしたいと思います。職員が何でも言えるような体制を整えていただければありがたいということでよろしくお願いいたします。 次に、外部人材の活用でありますが、近隣の市町、銚子市とかいろんなところ、いすみ市とかを見たんですが、結構この外部人材を登用しているところがあるんですが、これについて前向きに、調査研究より前向きに、人件費も補助金が出るような形になっておりますので、それで定住している方がそれでいるような事例もいっぱいありますので、取り組んでいただきたいと思いますが、再度これについてはお答えがあればよろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 国の外部人材の登用制度のうち、地域おこし協力隊制度につきましては、県内でも導入している団体もございますので、市長からも御答弁申し上げましたように、今後これらの団体の状況などを参考に、本市として協力隊員を受け入れる体制等について研究してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 情報発信なんですが、ホームページとかツイッターのアクセス数とか更新数が分かればそれで実績が分かると思うんですが、その辺お答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。
◎秘書課長(大木恒一君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 アクセス数と更新状況についてでございますが、最初にホームページのアクセス数でございますが、令和2年度では106万2,629件のアクセスでございました。また、更新の状況でございますが、548ページを新規に作成し、既存ページの情報を1,100回更新してございます。 次に、ツイッターへのアクセス数の集計についてでございますが、現在の集計システムでは集計が困難なため、参考までに令和3年12月1日時点でのツイッターのフォロワー数といたしましては1,876人でございます。また、令和2年度のツイート数は108件でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それでは、もっと積極的な発信できるように、今若い人たちはそういう影響が強いものですから、市に興味を持っていただくような、ネット上の発信をもっと頑張っていただきたいと思います。これはお答えは結構です。 次に事務改善の関係なんですが、先ほど御答弁、総務課長のほうからいただいたんですが、それを職員がメンタルヘルスで心に何かが起きたときに、気づき。福祉課にはその担当の係がいて、市民向けにはそういうことをしているようなんですが、職員内でもやはりそういう気づきとかやる体制がもうちょっと整えてやったほうがいいかと思いますが、その辺についてお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 本人やその周辺の人の気づきというのは、メンタルヘルス不調を未然に防ぐため重要であると考えております。特に新規採用2年目の若手職員を対象としたメンタルヘルス研修では、自身がストレスに、気づきに対応するセルフケアについて学んでおります。 議員おっしゃるように体制ということでございますけれども、引き続き職員一人一人が研修を通じて職場のメンタルヘルスケアについて理解を深めるとともに、職場の上司や同僚と十分なコミュニケーションが図れるよう、よりよい職場
環境づくりを推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) これはちょっと提案なんですが、学校では多分スクールカウンセラーですか、臨床心理士という免許を持った方だとお聞きしているんですが、そういうのを配置していると聞いております。 それと、今回、12月の千葉県議会で、昨年度精神疾患で1か月以上長期療養した職員が204人、2019年は170人、2018年は136人ということを県議会で答弁されています。県ではそういうことに対応していこうというふうなことを、県議会の定例会でも回答が事務局のほうからあったようですので、県の指導とかいろんなそういう情報を共有して、その気づきを早くして、どうにかそのような方が出ないような制度をよろしくお願いして、これはお願いでよろしくお願いいたします。 次に、津波の関係なんですが、私、海岸線ちょっといろいろ用があって歩いていると、意外と3.11の記憶が薄れて、いつ来るかもこれちょっと分からないので、もしも、これ手後れになってしまったら、やらなかったからいいんだなというようなことで、あした来るかも分からない、今このときに来るかも分からないもので、危機感を持って市民の方がこういうときはすぐにこうするんだという行動を浸透できるような、コロナ禍でありますが、そういうような訓練とか普及をすぐやっていただきたいと思うんですが、この辺はよろしくお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 日々の危機管理の普及というお尋ねでございますけれども、津波に対する危機管理といたしましては、議員おっしゃるように市民一人一人がそういう意識を持っていただくのが重要だと考えております。今津波が来たらどこへ避難するのか、常にそういう意識だと思います。それですぐ行動していただくことが重要であるというふうに考えております。 市では、市民が迅速かつ安全に避難できるように、避難場所と津波浸水想定区域などを明記したハザードマップを作成しております。ハザードマップの活用について継続的に周知を図ることにより、津波に対する危機管理の普及に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 市長、ゼロカーボンの宣言、ありがとうございます。近隣で結構早くやっている、あんなに早いほうではないですが、ありがとうございました。 その関係で、この前も質問させていただいたんですが、脱炭素、これはいろんな方法で市に有利になるような、全国で100ですか。来年度はそんなには指定されないと思うんですが、脱炭素先行地域指定の取組について心構えありましたら、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 現在のところ、国からは本年中に脱炭素先行地域の公募要領が示される予定であり、年明けに自治体への説明会を開催する予定であると伺っております。国から示される情報を基に、今後、市としての具体的な取組について検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) これもしも取り組んでいただければありがたいのですが、取り組むとしてもこれ今
環境生活課長がお答えいただいたんですが、これ環境生活課の一部の組織だけでは無理だと思いますので、それやることになる、前向きにやるということであれば、特別チームですか、そのようなものをつくってやっていかないと。 それで環境生活課の仕事を私見せてもらっているんですが、ちょっと過重なっているような感じがするんですよ。その辺、事務改善でよろしくお願いしたいのと、今環境に関する問題は、今回新聞でも来年度から施行されるプラスチック資源循環促進法が来年4月から施行されて、多分環境生活課、大分過重に、ほかの課が楽をしているとは言っていないんですが、何か取り組むときには特別チーム、即応できるような人事配置をしてやっていただきたいと思いますが、お答えがあればよろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの議員の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど来議員がおっしゃられるように、今後ゼロカーボンを推進するというようなこと、ほかの課題を解決するためについてもそうですが、長期的な
まちづくりの構想や地方創生とも関連してくると認識しております。環境生活課だけではこれらを推進していくことは難しいと感じております。今後関係各課と協議を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。
環境生活課長から答弁がありましたように、今後推進していく中では担当課だけでは厳しいという状況でありますので、今後そういった部分には協議、調整が必要だと考えております。よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 次に、上水道の関係なんですが、上水道もちょっと私調べたんですが、間違っているかも分からないんですが、千葉県下で一番安い八千代市が1,771円、八匝水道は4,449円というようなことで私が調べたのにあります。 今回、熊谷知事がいろんなこういうことについて積極的に広域化を進めるようなことを聞いていますので、広域化して、県水はすごい安いんですよね、先にやったもので。減価償却の関係があるのか分からないけれども、同じ市でも値段が違うんですよね、都市部行くと。県水と市でやっている。 これを全部広域化をしていけば、料金は確かに老朽化と人口が減って、上がる曲線にあるんですが、千葉県下を平準化していけば安くなると思うので、この広域化については前向きに、市長もよろしくお願いしたいと思います。これはお願いで、すみません。よろしくお願いします。 次に、市民病院の関係ですが、私が質問した中で市長がお答え願えていないものがあるので、それについて、市議会の決議の中で近隣病院の経営統合など、そういうのは検討を一応したのかということも、御回答があればお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 太田市長。
◎市長(太田安規君) 近隣病院との統合の話でありますけれども、これは6月議会だと思ったんですけれども、該当するであろう東陽病院の横芝光町さん、そして多古中央病院の多古町さんの町長さんと相談をさせていただいたときに、なかなか事務的な協力はもうやっていこうと。しかし、統合はなかなか難しいというようなお話を伺いましたので、私といたしましては今回の病院の建て替えについては、統合というような形は考えておりません。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 今、市長のお答えですと一応交渉は、ちゃんとお話はしていただいたと解釈してよろしいでしょうか。 次に、独自でやるとなれば経営形態ですか。いろいろありますね。指定管理だとか、独法と言ってもあれは市でやっているようなものですが、経営自由度が上がるところと、全適とか一部適とかいろいろあるんですが、この経営形態についての検討は行ったのでしょうか。その辺もお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 太田市長。
◎市長(太田安規君) 経営形態についても、本議会で度々質問をいただいたところであります。現時点で私も病院の再建ということで、検討委員会にお願いしたときには、現時点では一応経営形態は現状でいくというような考えの下で計画の変更をしろということで言っております。ただ、その経営形態については、これ経営をしていく間は絶えず頭の中に入れておかなければいけないだろうというふうに思っております。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 先ほど都祭議員からも質問ありましたが、今度建てようとするものも規模、おみがわ病院と同じような、100床ぐらいでしたか。それでやると、私も小見川の建設基本計画みたいなのを見させていただいたんですが、今回はそれと違うような検討も今しているというようなことをお聞きしました。 それで、その検討でまだ進んでいないんですが、基準外繰り出しがないような経営を目指すんですが、そんなところまではまだ検討は行っているんでしょうか。その辺分かりましたら。まだ無理ならそれは結構です。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 現在、新たな病院の規模というのは検討中ということで、その規模に合わせてまた事業費のほうも変わってまいりますので、今議員おっしゃられたように建て替え後に基準外の繰り出しがどうなるのかというところまでは、はっきりお答えすることはできませんけれども、ただ、建て替えの基本計画を作成する際には将来的な財政推計を行いまして、その中で資金が不足する、しないかといったところを確認した上での財政計画をつくっていくということになります。 以上です。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 私、小見川の中央病院を見させていただいて、鴨川の市立ですから、鴨川には亀田病院があるのに何か知らないけれどもここを市で建てて、これ二、三十億円だと思うんですが、おみがわ病院は五、六十億円ぐらいだと思うんですが、これ結構コンパクトでいいんですが、これなんか等を検討してみたらどうかというようなことを思うんですが、その辺は検討、先ほどしたって言ったんですが、深く検討したのかお答えできればお願いしたいと思います。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 今、鴨川の市立病院のほうコンパクトでということで議員おっしゃられましたけれども、確かに以前、香取おみがわ医療センターをベースにということで検討しておりまして、現在は鴨川市立国保病院が小さなつくりで事業費も小さいということで、参考になるのかなというところで視察も2度ほど行っております。 ただ、ここで一つ申し上げておきたいのは、今、鴨川の国保病院というのは70床ということで、全体事業費も30億円程度ということでありました。ただ病床数というのは病院の機能の一つでありますので、小さければ事業費も若干安くなりますけれども、それ以前に外来等の機能が当院とは大きく違いがあるということでありましたので、そういったところを踏まえながら、あと事業費についても検討していきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) すみません最後で、市長にちょっと御質問したいんですが、11月22日、熊谷知事と会ったときに、新聞には載っていたんですが、どのような、財政的とかいろんなお願いとか意見交換をしたのか。その中に例の戦略特区ですか、多古町とあそこまでが入っている。あのような話もしたかどうか、簡単ですがお話しできればありがたいです。
○議長(石田勝一君) 太田市長。
◎市長(太田安規君) 先月、知事が本市のほうに視察と意見交換に来たときですけれども、最初に特区の話ですけれども、特区の話はいたしませんでした。 その間、銚子連絡道の早期完成と、そしてインターチェンジ周辺の産業立地の件で、地元のほうで頑張る、その時期が来たら県のほうにもお願いしたいということ、そして植木産業のますますの援助をしていただきたい。鳥インフルについても反省点を踏まえて、これからも県と協力をしていきたいと。そしてまたコロナのワクチン接種の件ですけれども、3回目はスムーズにいくようにということ、そしてまた自宅療養者に対して、県と協力をしてスムーズな格好で支援をできるようにお願いしたいというような形で話をさせていただきました。
○議長(石田勝一君) 林明敏君の一般質問を打ち切ります。 暫時休憩いたします。
△午後0時04分 休憩
---------------------------------------
△午後1時00分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を行います。 続いて、田村明美君の登壇を求めます。 田村明美君。 〔16番田村明美君登壇〕
◆16番(田村明美君) 御苦労さまです。日本共産党の田村明美です。太田市長に対する一般質問、私も最後の質問となること、残念に思っておりますが、充実した答弁をいただきたいと思います。 6点にわたって質問いたします。 1番、コロナウイルスワクチン3回目接種の計画について。2番、市民病院施設の建て替えについて。3番、米価下落、
農家支援策について。4番、有機農業の推進について。5番、匝瑳市版地域マイクログリッド構築について。6番、職員のメンタルヘルスケアについて伺います。 第1の
新型コロナウイルスワクチン3回目接種の計画について伺います。 先ほども、質問、答弁はありました。そこで、もう少し伺いたいんですけれども、政府は2回目接種後8か月経過した人に対し3回目のワクチン接種を無料で行うと、接種時期については前倒しで行いたいと自治体のほうに要望しているように思いますが、匝瑳市民のワクチン3回目接種について、市の基本的な方針と計画を御説明ください。 さらに、順番が来た対象者に郵送で通知した後、日時と接種場所は、本人の希望にできるだけ沿うような予約が可能なのかどうか伺います。 また、市民ふれあいセンターでのワクチン接種というときに、これまでは玄関の前で、一定時間、長い場合には30分以上にわたって、自分の順番を立ったまま待たなければならなかった状況がありました。今度はどのように改善されるのか御説明ください。 市民ふれあいセンターの一般利用についても、ワクチン接種に関係して伺います。 この12月から1月末日までの間、市民ふれあいセンターは通常どおりの会館利用ができるということになりました。しかし、2月以降再びワクチン接種の会場となります。 市民ふれあいセンターは、御承知のとおり500席の大ホール、通常ですと100人また50人など、収容可能な会議室がある市内で最も大きい会館です。長期間、一般市民が利用できないことは大きな不都合となっているのではないか。そして、市民ふれあいセンターは、公民館や生涯学習センターなどとは異なり、料金を支払えば営業活動、政治活動、宗教活動なども行える施設となっています。 そこで、市民ふれあいセンターのワクチン接種会場の使用ということに関して、どのような検討が行われたのか伺いたいと思います。 第2の市民病院施設の建て替えについてです。 さきの9月議会で、太田市長は老朽化した匝瑳市民病院の施設の建て替えを決断し、職員にそのための業務を指示した旨を答弁されました。市長は、まず竣工に至るまでのスケジュールが大事だ。次に4年前の答申及びその附帯事項4項目について検討を行うと述べられました。スケジュールの上で具体的なことを行っていくということですが、そこでタイムスケジュールはどう決まったのか御説明ください。 そして、建て替えに関する業務の進捗状況についてですが、これまでも答弁はいただきました。もう少し詳細な部分について答弁をお願いいたします。 第3の米価下落、
農家支援策についてです。 匝瑳市独自の主食用米生産も含めた水稲農家に対する支援金支給を私は求めます。9月議会一般質問で、昨年、茨城県稲敷市が水田10アール当たり5,000円の稲敷市の単独助成を行って、農業者を支援し励ましたという事例を紹介しました。匝瑳市も同様の支援事業を検討いただきたいと太田市長に求めました。そのとき、太田市長は深く、とにかく深くうなずいていただいたと記憶しています。 さらに、今年3月には、匝瑳市議会として千葉県知事に意見書を提出しましたが、そこでは、稲作の再生産をするために必要な手取り額は10アール当たり15万7,000円であり、それ以上の売上げが必須であるということを書面で述べています。生産者の切実な要望を、匝瑳市議会として意見書にして提出したと認識しております。 今年の水稲生産の売上額は10アール当たり10万円にもいかない。
飼料用米、加工用米の推進補助金があっても、再生産額にはとても及ばない。さらに資材の高騰が来年の作付に大きな影響を与えようとしています。 全国では、水田10アール当たり5,000円程度の直接補助金の支給を行う市町村が増えております。来年度の作付に向けた直接補助を匝瑳市として行うということについて、市長の答弁をいただきたいと思います。 第4の有機農業の推進についてです。 市内でも長年有機農業に取り組んでいる農家がおられます。そして、この頃では若い農業者、農家の方々が有機農業に深く関心を持ち、これから本格的に展開していこうと意欲を示していることを知りました。そこで、有機農業に取り組む農業者支援について、市としての考え、方針、取組を伺います。 先日、いすみ市を民間として視察させていただきました。いすみ市では、学校給食にいすみ市内の有機農家、有機農業で作られた米と野菜を全面的に導入していると、搬入しているということです。 有機農産物は価格がどうしても高めになります。その販路を確保するということも大事です。そこで、いすみ市では有機農業に携わる農家の方々も、学校給食に自信のある農産物を使ってほしいという意欲と、
教育委員会としても、子どもたちに安全・安心、おいしい地元の有機農産物、米を食べてもらいたいということを合致させて、学校給食に全面的に取り入れるということを行っています。 この視察については、市の産業振興課の職員の方も同席されました。ですから、内部でその情報交換がなされているかと思います。有機農業の推進、農業者支援について伺います。 第5、匝瑳市版地域マイクログリッド構築について伺います。 市内豊和地区飯塚で太陽光発電パネルを広く農地に設置し、農業生産事業と電力をつくり売電する事業を同時に行っている市民団体、企業の方から、匝瑳市行政の協力ももらいながら、匝瑳市版地域マイクログリッド構築を計画しているという話を聞きました。今年6月、経済産業省、内閣府の下で、国・地方脱炭素実現会議が行われ、2030年度までに全国100か所以上で脱炭素先行地域をつくる目標を掲げ、総動員して実現を図るとしています。これは、先ほど林議員のほうからも、脱炭素先行地域というお話はありました。 そこで、匝瑳市版地域マイクログリッド構築事業は、脱炭素化推進の一環として取り組まれていくのではないかと考えるわけですが、匝瑳市行政も関わる事業、匝瑳市行政にも協力をお願いしている事業ということですので、説明をいただきたいと思います。 第6、職員のメンタルヘルスケアについてです。 市役所でこの頃お見かけしないな、どうしたのだろうという職員さんが時々おられます。仕事を一定期間休む、休職という扱いになっているのだということ以上の情報は全く不明です。しかし、心の健康、精神面の健康を崩しての体調不良で休職せざるを得ない職員がおられるということが認識できます。 労働安全衛生法では、事業所にメンタルヘルスチェックの実施が求められているように、メンタルヘルスは社会問題となっています。正規職員は仕事を休むという休職が可能ですが、臨時雇用である会計年度任用職員は勤務につくことができなくなれば退職ということになります。人道上の問題、職員の人権の問題であるとともに、行政サービスの停滞を招かないためにも、職員のメンタルヘルスケアは職場全体で、また、匝瑳市役所の組織機構として取り組むべき重要課題ではないかと思います。 この間の職員の体調不良を理由とする休職者、退職者数はどのようになっているでしょうか。また、職員のメンタルヘルスケアはどのように行われているのか伺います。 以上、お願いいたします。
○議長(石田勝一君) 田村明美君の登壇質問が終わりました。 田村明美君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。
◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、コロナウイルスワクチン接種の計画についてでございますが、市民への周知及び通知についてのお尋ねでございますが、市では、2回目のワクチン接種完了から8か月以上経過した18歳以上の方を対象に追加接種を実施するため、市ホームページ、広報そうさ11月号及び12月号により、実施のお知らせをしております。 このうち、先行してワクチン接種をされた65歳以上の方につきましては、令和4年2月に追加接種の時期を迎えることから、対象者には1か月前の1月に通知の文書と接種券を郵送いたしまして、希望する方への予約受付についてお知らせをする予定でございます。 次に、予約の実務についてのお尋ねでございますけれども、先ほど林議員の御質問の中で御答弁をさせていただいたとおりでございます。 次に、接種会場の改善についてのお尋ねでございますが、集団接種会場の設営等に当たりましては、市民の皆様が安心して接種することができるよう、会場内での案内方法やレイアウト、待合などの改善に努めてまいります。 次に、市民ふれあいセンターの一般利用開始の検討についてのお尋ねでございますが、市民ふれあいセンターにつきましては、ワクチンの集団接種の会場としておりますが、集団接種が11月に一旦終了したことから、11月30日に匝瑳市
新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催をいたしまして、3回目の接種が始まるまでの間として、本年12月1日より来年1月30日までについては、施設を皆様に通常どおり御利用いただくことといたしました。なお、一般の利用を開始するに当たりましては、広報そうさ12月号及び防災行政無線により周知をいたしたところでございます。 最後に、有機農業の推進に係る市の施策についてのお尋ねでございますが、近年、国内の有機農業につきましては環境問題への配慮や、安全・安心な農作物への関心の高まりから、有機農業に取り組む栽培面積の割合は増加傾向にございます。 国は、有機農業の取組を拡大させるため、栽培体系の確立や有機農業技術の開発を推進し、2050年には耕地面積に占める有機農業の取組面積を100万ヘクタールに拡大することを目標といたしました、みどりの食料システム戦略を、本年5月に策定したところであります。こうした持続可能な環境に優しい農業はSDGsとも関連するものとして、今後も国内外で加速していくことが見込まれております。 お尋ねのありました市の施策につきましては、今後、国内の状況や国の動向を注視するとともに、県や農協等の関係機関との情報共有を図りながら、調査・研究してまいりたいと考えております。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては、事務局長及び担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、病院施設の建て替えについてお答えをさせていただきます。 初めに、建て替えのスケジュールについてということですけれども、スケジュールにつきましては、建替整備基本計画の中に盛り込む内容となっておりまして、現在、匝瑳市
病院事業運営委員会におきまして、計画の修正作業を行っているところであります。今後、取りまとめを行った上で、改めてお示しをさせていただく予定となっております。 次に、検討の進捗状況についてですけれども、申し上げましたように、現在、基本構想・基本計画(案)の修正作業を行っております。前回答申から4年を経過しておりますので、構想を計画中で使用しているデータ等についても古くなっているということで、更新作業を行っております。また、新たに感染症への対応についても、構想計画に追記するための検討を行っております。 さらに、このほか、答申の際に病床数、建設場所、
収支シミュレーションなどの財政計画及び整備手法について、市としても検討するよう、建替
整備検討委員会の附帯意見が添えられておりましたので、それらに関する検討についても行っているところであります。 以上です。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) 私からは、主食用米の米価下落に対しての市独自の支援についてと、有機農業に取り組む農業者への支援についてお答えいたします。 初めに、都祭議員の御質問の際にも申し上げました、農林水産省の米に関するマンスリーレポートの令和3年11月号では、令和3年産の主食用米の米価は、9月末現在の千葉県産コシヒカリの平均価格が前年比マイナス2,864円となっております。 市では、現在米価の安定を図るため、需要に応じた生産を推進しているところでありますので、主食用米の米価下落に対する独自の支援を行うことは大変難しい状況であります。このため、引き続き
収入減少影響緩和交付金、
通称ナラシ対策や、
収入保険制度に対する制度の周知と加入促進を図ってまいりたいと考えております。 次に、有機農業に取り組む農業者への支援についてでございますが、有機農業に取り組む農業者への支援策につきましては、現在、有機栽培による水稲、麦、大豆等の作付面積に応じて交付金を交付する環境保全型農業直接支払交付金や、有機農業を実践するために必要な機械・施設等の導入に対し助成を行う「環境にやさしい農業」推進事業といった制度を活用して、生産農家への支援を行っているところでございます。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 私からは、地域マイクログリッドの構築についてと、職員のメンタルヘルスケアについてお答えいたします。 初めに、地域マイクログリッド構築の目的、目標、計画の概要についてでございますけれども、地域マイクログリッドは、災害などで大規模停電が発生した際に、一定範囲の配電網を電力会社の他の配電系統から切り離し、太陽光発電等の再生可能エネルギーにより自立して電力を供給する仕組みでございます。 本事業の実施主体は民間企業であり、令和3年度におきまして、民間企業2社が共同で経済産業省所管の地域共生型再生可能エネルギー等普及促進事業費補助金の採択を受け、現在、豊和地区の一部を対象区域とした導入プランの作成と、事業化可能性の調査が行われているところであります。 事業概要といたしましては、太陽光発電、バイオマス発電等の発電設備を豊和地区の公共施設等に設置し、大規模停電時に対象区域へ電力供給を行い、指定避難所である豊和小学校等の電源を確保する仕組みを構築するものとされております。 今後の計画といたしましては、令和3年度中に事業化可能性の調査結果を踏まえて導入プランが作成され、令和4年度におきまして、発電設備設置費用等の地域マイクログリッド構築に係る事業費について、改めて国の補助金申請を行う計画であると伺っております。 次に、行政、地域市民組織、企業と、それぞれの関わり方及び関係性についてでございますが、ただいま申し上げましたとおり、本事業の実施主体は民間企業でありますが、国の補助金の交付要件として対象地域の地方公共団体の関与が求められております。市といたしましては、本事業は地域防災力の向上につながるものと考えておりますので、事業者からの要請に基づきまして、調査等に協力をさせていただいているところであります。 最後に、市職員の体調不良を理由とする休職、退職者の人数と、職員のメンタルヘルスケアの取組状況についてお答えいたします。 体調不良を理由とする職員の分限休職等につきましては、個人情報と個人のプライバシーに関わるため、地方公務員法に基づき公表しております人事行政の運営等の状況の公表のうち、病院事業職員を除いた休職者数と普通退職での自己都合退職者数でお答えをさせていただきます。 まず、匝瑳市誕生直後の平成18年度から、最新情報として公表を行っております令和元年度までの間に休職をした職員と、自己都合により退職した職員の人数ですが、疾病等を含む、心身の故障を理由として休職した職員数は延べ42名であります。また、個々の様々な事情により自己都合により退職した職員数は5名でございます。 次に、職員のメンタルヘルスケアについての取組状況でございますが、先ほど林議員の御質問の中で御答弁申し上げたとおりでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) 私からは、ワクチン接種の計画について、市長答弁に補足をさせていただきます。 まず、予約の関係でございますけれども、2月に3回目の接種の対象となる方が約5,500名おられます。この方に通知を差し上げまして接種を行う案内をするんですけれども、現在のところ、個別接種で2,300名、集団接種で3,200名ほどの接種の日程を調整をしておるところでございます。 個別接種につきましても、現在医師会と協議をしておりまして、接種できる日程、時間、医療機関等につきましてお知らせの中で御案内をしていくと。また、集団接種につきましては、2月につきましては12回の接種を予定をしております。この中で御希望の日時を予約の際に指定いただいて予約を取っていただければと考えております。 次に、待ち時間の改善ということについてお答えをさせていただきます。 ワクチン接種の受付につきましては、密を回避するために30人ごとに時間を指定をいたしまして、10分前から入場できるように御案内をいたしたところでございますが、高齢者の1回目の接種の際には、交通手段の関係等で指定時間前に来られた方が、受付時間前のために会場に入れず、外で待っていただいたという状況もございました。 その都度改善をいたしまして対応してまいったところでございますが、ふれあいセンターと協議をいたしまして、土足禁止でありましたトレーニングルームの待合を待合のスペースといたしまして、土足での利用ができるようになりましたので、外でお待ちいただく状況は改善されたと認識をしております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 順番に再質問させていただきます。 まず、第1のコロナウイルスワクチンのことですけれども、2月の対象者5,500名で、個別接種2,300名、集団接種3,200名というのは、これは2,300人の方が個別接種で受けられると。こちら側の、事業者側、主催者側の規模のことだと思うんですけれども、それで、予約をするときに、高齢者、65歳以上の方の場合のときに、ちょっと御本人から聞いたりしたんですが、個別か集団かというのは選べなかったと。たまたますぐ近くの医院で受けられたので、本当によかったという方もいらっしゃいました。 それで、個別と集団の区別とか、希望をどれだけ優先できるかとかというのはどうなんですか。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) 受付の関係でございますけれども、1回目の高齢者のときは、ワクチンの供給の日程が未定であったために、ワクチン接種を希望されるかどうかということを予約の段階でお伺いをいたしまして、ワクチンの入荷が確定した時点で、こちらで日時をお知らせをして接種をしていただいたと。 また、個別につきましても、当初、集団接種から接種を開始いたしまして、個別接種できる医療機関の準備ができた時点で個別の案内をしたところでございますけれども、今回の2月からの接種につきましては、対象者の方の人数を把握できておりますので、その方全ての方が予約できるような会場を確保いたしまして、通知の際に、何月何日ということを、接種会場の御案内をしますので、そこで御希望の日時に接種を予約をしていただくというようになります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 次に、市民ふれあいセンターの一般利用なんですが、2月からワクチン接種会場、集団接種会場となるわけなんですが、大ホール、2階会議室といろいろあるわけなんですけれども、全く一般利用はできなくなるんですか。2月からいつまでですか。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) それでは、ふれあいセンターでの集団接種の日程ということでございますが、2回目の集団接種の終了したのが11月になりますので、その方が3回目の接種を受ける時期が7月になります。よって、2月から7月の期間ということになります。この間、集団接種のほうでふれあいセンターを利用させていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 市民ふれあいセンターの所管は福祉課だと思いますが、福祉課は所管として、市民ふれあいセンターの一般利用、例えば大ホールは利用できるとか、どこどこだけは利用できるとか、そういった一般市民の利用が可能となるような検討とか意見とか全然出さなかったんですか。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの田村議員の御質問にお答えします。 こちらの利用につきましては、コロナの対策本部会議のほうで、全館、接種会場として貸切りということになっておりましたので、私のほうでは一般利用のほうは考えてございませんでした。 以上です。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) それでよろしいという判断だったんですね。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの御質問にお答えいたします。 確かに、利用者の方、要望ございますが、コロナの接種をされる方との、感染が非常にはやっておりましたので、私のほうでは、今回、接種の対象者だけの利用とさせていただきました。 以上です。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 市民病院の建て替えについてですが、現在、企画課所管で匝瑳市の主要個別事業計画兼簡易事務事業評価総括表というのについて、市民からの意見募集を行っていますね。ホームページにも出ています。その中で、市民病院の建替整備事業というのが後ろのほうに、最後のほうに出てくるわけなんですが、令和4年度から6年度の継続事業と、そのとおりと思います。 ちょっとおかしいなと思うのが、現代、今の事業総括表の記載で今後の方針という欄で、今後策定を見込む市民病院建替
整備基本構想・基本計画に基づいて事業を推進していくって記載されているんです。今後策定を見込むって、そうすると、これを読むと4年前の基本構想・基本計画はなしで、再度基本構想・基本計画をこれから策定するんだというふうに誤解を生じるんですね。これは正しいんですか。
○議長(石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 4年前に、建替
整備検討委員会のほうから、基本構想・基本計画(案)の確かに答申をいただいております。その答申された内容について、市としての検討はまだされていなかったわけです。答申された時点で検討保留になっておりましたので。 今改めてその答申された内容についての検討、あと、答申から4年が経過しているということで、そういったデータの時点修正等を行って、構想計画というものを完成させたいというふうに、そういう作業をしているところです。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 企画課長に伺います。 これは間違いではないんですか。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) ただいまパブコメしている内容につきましては、病院のほうと調整をいたしまして、そういった形でのパブコメを行っているということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) じゃ私が読み違えをしている可能性もありますので、再度よく見てみたいと思うんですけれども、ちょっと疑問になりました。 それから、病院の建て替えについて、太田市長は今期で市長職を勇退すると表明されました。市長マニフェストの実行であると、病院の建て替えは。病院の整備ということですね、整備充実は市長マニフェストの実行であると私は認識しているものですけれども、勇退されるに当たりましても、市民に約束するというお気持ちで、全力を尽くしていただくことを答弁をいただきたいと思うんですが。
○議長(石田勝一君) 太田市長。
◎市長(太田安規君) マニフェストに掲げた、第1項目めの案件でありますので、私の任期中にしっかりとやるべきことはやっていきたいというふうに思っております。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 米価下落、
農家支援策についてですが、市長の答弁いただきたいと強くお願いしたんですけれども、
産業振興課長の答弁でした。 令和3年度千葉県産コシヒカリは、前年比1俵当たり2,864円の減収ということで、これが平均だということで、それで、次年度、来年度の稲作の作付意欲に大きな影響を与えるのではないかということを、農家の方々が危惧しているわけですね。 それで、インターネットで調べてみたら、全国でまだまだごく一部の例だと思うんですけれども、今年度のお米価格下落に対しての直接
農家支援策というのがいろいろ出てきます。 埼玉県加須市、10アール当たり3,500円の支援、次期の水稲作付の種苗費用相当額ということです。それから春日部市は10アール当たり3,500円、これも同様の目的です。これはコロナ対策地方創生臨時交付金を活用すると。新潟県燕市は10アール当たり2,000円。岩手県遠野市は、今年の主食用米の種購入費の3分の1相当額を補助すると。それから、南九州市は10アール当たり1万円、上限20万円まで。理由は水稲生産農家の経営継続支援です。それから、青森県五所川原市は10アール当たり6,000円の支援、耕作意欲を失わずに次期作付の経営継続支援をするため。 それから、福島県二本松市は10アール当たり5,000円で、ちょっとこれはニュースの文章なんですが、JAの概算金でコシヒカリ米が1俵9,500円となり、これは前年比2,600円の減と。10アール当たり9俵を生産できると想定し、下落分の2割程度を補助するものということで、来年度の作付の費用補助、それから意欲を失っていただかないためにということで支援しているという理由なんですね。 お金大変だろうから補助しますよという、そんな軽い理由ではないと。ぎりぎりのところでの支援ということなんですが、
産業振興課長はいかがお考えですか。
○議長(石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 先ほど御答弁申し上げましたとおり、食用米の米価下落に対する独自の支援を行うということは、大変厳しい状況というふうに捉えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君)
産業振興課長と、先日ヒアリングをさせていただきました。その中で課長は、農業だけが産業ではないと。ほかのいろいろな事業とも平等でなければならないというふうなお考えがあるということを示されました。 ただ、農業の特殊性というのがあると思うんですね。匝瑳市の基幹産業は農業であるということですし、農業の特殊性というのは、国民の食料安全保障、食料安保といっていますが、国民の食料を確保できなければ国家もないということですよね。それから、農業は天候、自然災害等で大きな影響を受ける産業であるということで、経営者の努力だけではいかんともし難いという部分もあるわけです。ということの特殊性があるということで、まだ遅くありませんので、ぜひ御検討いただきたいと思います。 匝瑳市版地域マイクログリッド構築についてですけれども、市長のほうからは、SDGsとの関係とか……市長答弁はなかったですね。すみません。 ゼロカーボンをつくっていくということで、その一環ではないかと考えているわけなんですけれども、現在、匝瑳市としては協力を求められた地域マイクログリッド構築については、災害時の停電対策になることだから、あくまでも民間が行うことだけれども、調査に協力するだけだよという姿勢なんですか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 議員おっしゃるように、この事業は民間企業が行っておりまして、補助金の申請の際に、市、行政が関与するということが求められておりまして、市のほうではそういったプラン作成に今協力をしているという状況でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 官民連携の地域新電力利用というので始まっているところがあるんですね。鳥取県米子市の地域新電力ローカルエナジー株式会社というのがあります。地元企業5社と米子市、境港市が出資して、官民連携で行う会社をつくったと。太陽光発電、小水力発電、風力発電、バイオマス発電など、この5社だけではなくて、いろいろなところがいろんな発電を始めているわけですが、その周りの再生可能エネルギー活用で発電した電力を調達し、公共施設に供給し、それから地元企業や一般家庭には地元の小売電気事業者を通じて、これも電力供給するという。 鳥取県西部地域の全世帯の10%を既に供給始めているということで、官民連携の地域新電力事業ということなんですが、こういったことも、匝瑳市版地域マイクログリッド構築の構想の大本には、民間の方々の気持ち、考えですが、あるんではないかと思うんですけれども、認識はどうですか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 今議員から例が示されましたけれども、私のほうではそういった部分の認識ではなく、今回の匝瑳市版の地域マイクログリッドにつきましては、民間2社が再生可能エネルギーを売電、蓄電をして、それで災害の際に市の公共施設、また、ところに電力を供給していただけるということで、若干議員が申し上げた事業とは違うというふうに認識をしております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 最後の職員のメンタルヘルスケアについて伺います。 4月に主に行われる職員の人事異動に当たって、事前に職員本人の希望調査が行われていた時代があったと聞きますが、現在は希望調査というのはどうなんですか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 現在、そういった調査は行っておりません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 人事異動で命じられたというんですか、指示されたところに、異論が、本人異論がある場合はどういったことができるんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 人事異動の際には、方針で適材適所ということで、そういったものを十分検討して異動しているという状況でございます。 その中で、議員おっしゃるように、そういった意見というんでしょうか、そういったものがあれば、それは総務課のほうで一応伺っております。ただ、そこで、また新たな人事異動とかという部分に対しては行っておりません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 異論があるというか、例えば自分は適していないのではないか、それから異動ではなく現在の職場にいられないのかというような、そういう本人の希望、意見がある場合など、新しい業務に関する事前の研修や訓練の機会と時間は設けていますか。保障されていますか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 職員がいろいろな形で研修というのがありまして、それは様々な研修がございます。それについて、職員のほうで選択をしていただいて参加しているというものもございます。また、年齢層、役職等で、こちらでお願いしている研修等もございますけれども、そういった部分で職員の希望については伺っているということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) そうすると、人事異動に当たっての、事前の、あるいは職についてからでも結構ですが、必要なというんですか、求められている研修とか、そういったことはないということですね。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 先ほどちょっと私の説明が説明不足ということで大変申し訳ございませんでした。異動先、異動した後、そこでは、そこの課の当然専門的な研修というのがございまして、そういったところには参加していただいております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 今年、自ら命を絶った職員がおられたと聞きました。事実ですか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 議員おっしゃるとおりでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) その件について、市長、管理職の方々は、職員の方々にどのような報告、また説明をされましたか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) これは、臨時の課長会議を通じまして報告をさせていただきました。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 臨時課長会議ということは、課長しか知らないということですか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 課長連絡会議につきましては、当然課長のほうから各課職員のほうに報告をするということになっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) それでは、幹部、執行部ということで、幹部のほうから、課長会議ではどういった説明がされましたか。個人情報を求めるものではありません。ただ、どういう説明をされたのか伺います。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 今議員おっしゃるように個人情報ということではないんですけれども、こちらにつきましては、内部、庁内のほうで今調査をさせていただいております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 調査したと。そうしますと、職場環境、それから業務量、当事者の方の仕事上の悩みといったことがどうであったのかという調査結果が出ているんですね。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 実は、まだ調査は継続中で、慎重に調査をさせていただいているというところでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) それで、全くプライベートなことでそういう結果となったというふうに扱うのか、それとも、心の問題が大きいわけでしょうから、単純でないということはよく分かりますが、やっぱり業務に当たって、それから仕事の在り方とか、職場全体の状況というんですか、それぞれの方々の気持ちの空気とか、それから物すごく忙殺、忙しくて忙殺されていたのかとか、それから対市民との関係で一人で抱え込んでしまうことがあったのかとか、そういったことを職場全体で分かち合って、これからじゃどう改善が必要なのかとか、どこに原因があったのかとか、分かることというのは全く違うと思うんです。 プライベートな問題だとしてしまえば全く改善はされなくて、やっぱり同じようなこともあるかもしれない。そこで、プライベートではなくて、職場全体あるいは職員の方々全体の問題として、同じ気持ちで捉えていただきたい、分かち合っていただきたいというふうに、一般的には私思うんですけれども、どうなんでしょうかというしか聞けないんですが、調査継続中ということですが、それでは現状として、進捗状況として、どういう判断になっているんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 プライベートに関しては私どもでは承知をしておりません。そのほかの部分については慎重に調査をさせていただいているところでございまして、議員から今御意見等ございました件につきましても参考に、調査のほうをさせていただきたいと思います。 以上でございます。 (「すみません、よく分かりません。最後のところ」と呼ぶ者あり)
◎総務課長(布施昌英君) 慎重に、引き続き、議員からの御意見も参考に調査のほうをさせていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 私が知ったのは、市民の方、地域の方から聞いて初めて知ったわけですね。全く本当に大変なことなので、簡単に気軽に問えるものではないと。ましてやその議会で課題にするようなことはなかなか難しいというふうにずっと思ってきました。ですが、人事の関係というと総務というふうに思うんですけれども、それから直接の当事者の方の職場というのもあると思います。 課長にちょっと静かな声でお尋ねすると、とにかく答えることはできないということなんですね。これでは、何が改善すべきことなのかというのが全く共通認識になっていないんじゃないかと。既に半年以上たつんでしょうか。半年たっても改善になっていないんではないかと思うわけです。 これが当たり前というならば、本当にひどい仕事環境にあるんではないかと思うんですけれども、もう少し分かち合っていただきたいと。困難を分かち合っていただくような気持ちで、全職員の方々で分かち合っていただくようなことで改善していただけないかと思うんですが、そうすると総務課がいろいろ段取りを取るんではないかと思うんですが、どうでしょうか、これから。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 この件に関しましては、私も非常に重く受け止めております。それで、先ほど林議員からの御質問にもありましたけれども、ストレスチェックですとか、メンタルヘルスの研修、こういったものはやはり充実をさせていただきたいと考えております。 その中で、職場環境の改善ですとか、そういったことに努めて、こういったことが起こらないようにしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) メンタルヘルスケアの研修というのは、どういった方が受けられますか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) メンタルヘルスの研修につきましては、先ほど林議員のときにも御答弁させていただきましたけれども、まず、採用2年目の若手職員に対しまして、メンタルヘルス研修として、これはセルフケア、自分で気づきという部分での研修をまずさせていただいております。 それから、課長補佐研修、課長研修につきましても、管理職としてのメンタルヘルスですね。メンタルヘルス不調者への対応、職場復帰への支援といった部分で研修を行っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 2番目に答弁された、課長職の方々に対する研修というと、課内の部下の方々に、先ほど気づきという言葉が出ましたが、気づきの配慮を行って、様子をうかがうと、で、支援するということをしなさいというようなことだと思うんですが、課長職の方々はそういった余裕があるというんですか、できるものなんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 布施総務課長。
◎総務課長(布施昌英君) 管理職として、こういったことは行っているということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 課長職だから部下のメンタルヘルスケアができるとは、ちょっと思えません。もっと全体的な職場
環境づくりというのが必要なんではないかなと思うんですけれども、これから先々のことですので、ぜひ十分な協議、検討をしていただくことを求めて終わりにします。
○議長(石田勝一君) 田村明美君の一般質問を打ち切ります。 これにて、本日の一般質問を終結いたします。 暫時休憩をいたします。
△午後1時59分 休憩
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△午後2時14分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△資料の配付
○議長(石田勝一君) 次に、市長から、資料として、1、令和3年度一般会計12
月補正予算(第11号)の概要、以上1件の提出がありましたので、これを許可し、各議席に配付しました。なお、本資料は、12月8日に配付した資料の差し替え分でありますので申し添えます。 なお、配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 次に、市長より、追加議案として、議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)について、以上1件の送付があり、これを受理いたしました。
議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。
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△議案第11号の上程
○議長(石田勝一君) 日程第2、日程に従いまして、議案第11号を上程し、議題とします。
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△
市長提案理由の説明
○議長(石田勝一君) 日程第3、これより、市長から提案理由の説明を求めます。 太田市長。 〔市長太田安規君登壇〕
◎市長(太田安規君) 皆様、お疲れさまでございます。 議員の皆様方におかれましては、大変御多忙の折にもかかわりませず、引き続き、御参集を賜り心から感謝を申し上げます。 本日、本会議に提案いたします追加案件は、議案1件でございます。 ただいまから、その提案理由を申し上げます。 議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)について 本案は、歳入歳出それぞれ4億4,004万7,000円を追加し、令和3年度匝瑳市一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ163億1,325万1,000円といたしたく提案いたした次第であります。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。慎重御審議をいただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 市長の提案理由の説明が終わりました。
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△議案第11号に対する質疑
○議長(石田勝一君) 日程第4、議案審議。議案第11号については、
議会運営委員会に諮問、協議の結果、先議することといたしました。よって、この際議案第11号を議題とし、審議いたします。 これより質疑に入ります。 質疑を許します。山崎等君。
◆7番(山崎等君) 先ほど
議会運営委員会を通りまして、誠に前進した議案が出てきたということで、本日あたり衆議院予算委員会を通過するというような予定になっていると思うんですけれどもね。その中で、やっぱり国民にしろ同じだと思うんですけれども、今回、プラス5万円で計10万円という形になりましたけれども、うちの市は10万円になった分、事務的手数料、これは今ちょっと見た感じ変わっていなかったからよろしいんですけれども、その確認。5万円のときと10万円のときで、また倍にしたから事務手数料倍だよというような流れではないというような数字が出ていますけれども、その確認をお願いします。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの山崎議員の御質問にお答えいたします。 事務手数料ですが、1件につきまして110円となっておりますので、今回1回で済みますので、今回予算を計上させていただいた額と、前回と同じになります。 以上です。 (「全然聞こえない」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) すみません。ただいまの山崎議員の御質問にお答えいたします。 この振込ですが、1件110円でございまして、1回で振り込むことになりますので、振込手数料といたしましては、前回と変わってございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。
◆15番(苅谷進一君) 市長、本当に先ほどお疲れだったようで申し訳ございません。 私としましても反対するものでもありませんし、先般、佐藤議員と私で2人で、市長のところお伺いして、早く10万円で支給しちゃえばと言ったことが実現になって、市長、大変ありがとうございました。 その上で、実際これ対象人数、今日現在で何人になるのか、明確な人数をお知らせいただきたいと思います。また、それによって一応支給を年内という、作業的には職員の皆さん大変ですけれども、いつ頃まで、この間話も出ましたように、クリスマスまでにやっていただけるのかどうか、御確認をお願いします。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの苅谷議員の御質問にお答えいたします。 今回、私のほうで予算のほうを、給付金といたしまして4億3,740万円計上してございます。これ10万円でございますので、私のほうで4,374人と計算して、今回計上させていただいております。 以上でございます。 (何事か発言する者あり)
◎福祉課長(畔蒜稔行君) 振込でございますが、今月の24日を予定しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 武田光由君。
◆9番(武田光由君) 確認をさせてください。 所得制限が設けられていると思います。その所得制限によって支給されない世帯が、児童というんですかね。その辺どのぐらい人数的に考えているのか。中学生までは自動的に児童手当の関連のシステムを使ってなるかと思いますけれども、それ以降の高校生の年齢の子どもに対して、申込みというんですか、そういった手続をすると思うんですけれども、その辺のスケジュール、どのようにされるのか確認いたします。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの武田議員の御質問にお答えいたします。 所得制限に係る児童の数でございますが、私のほうでは児童手当を支給している方の人数しか把握しておりませんが、62名、現在そういう該当する方がいらっしゃいます。 (何事か発言する者あり)
◎福祉課長(畔蒜稔行君) すみません。高校生の申請につきましては、御可決いただいた後、速やかに受付を開始したいと思っております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆9番(武田光由君) すみません。可決した段階で、高校生ぐらいの年齢の方に、申込書なのか申請用紙なのか分からないんですけれども、もうできているものか、今から印刷してやるものか、期限切って、年内は無理だと思うんです。来年の2月だとか3月だとか、その辺のスケジュール的なものはどのように立てているのか、再度、確認をいたします。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの武田議員の御質問にお答えいたします。 高校生につきましては、あくまでも申請主義となっておりますので、福祉課のほうへ申請していただくことになりますので、申請期限でございますが、国のほうから明確な申請期限のほうは示されてございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆9番(武田光由君) 申請主義なんですけれども、申請書は配らないんですか。例えばホームページで広報するだけで、知らなかったらそれまでということなのか、例えば郵送であなたにはこういった資格がありますよという形を取るんですかという、ちょっとさっきから同じことなんですけれども。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) 私のほうから該当者に郵送の予定はございません。ただし、ホームページ並びに1月号の広報並びに防災無線のほうでお知らせをしたいと思っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) ちょっと何点かお聞きしたいんですが、まず、用語の関係で、この児童手当と児童扶養手当という言葉の使い方と、新聞だと児童扶養手当と所得制限って書いてあるんですが、それでこの(1)(2)(3)ありますよね。これも全部同じ所得制限でいって、それで1の方の年齢はどのぐらいで何人と。3の方の、3は分かりますよね、来年の3月31日までに生まれれば支給されるということで、この10月1日から。 それと(2)の武田議員も言ったんですが、これ、多分15歳から18歳ぐらいになるんですかね、この(2)は。これの対象人数と、この2と3はいつ頃申請できて、いつ頃振り込まれるような、生まれない人もまだいますので、それはそれであれなんですが、予定でしょうか。これ特に(2)は、もう一度、さっき武田議員が聞いたんですが、もう一度御質問させていただきます。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの林議員の御質問にお答えします。 2の高校生世代でございますが、高校生世代につきましては、先ほど武田議員に御説明いたしましたとおり、御可決後速やかにアナウンスをいたしまして、申請していただければ、その後振り込む予定になっております。 あと、新たな出生者でございますが、9月30日現在の方に対しましては、私のほうで児童手当受給者に対しまして通知を送らせていただきますが、その後に生まれた方につきましては、今後ちょっと調整させていただきたいと思っております。 以上でございます。 (何事か発言する者あり)
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) 失礼いたしました。 児童手当対象者が3,124名、10月1日以降生まれる方の見込みが80名、高校生世代の方が858名、あと312人でございますが、こちらは各対象者増加が見込まれますので、その分について見込んでございます。 以上でございます。 (何事か発言する者あり)
○議長(石田勝一君) 答弁漏れで言ってるのか。 (何事か発言する者あり)
○議長(石田勝一君) 暫時休憩します。
△午後2時28分 休憩
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△午後2時33分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) 先ほど林議員の御質問にお答えいたします。 (1)の児童手当の支給対象の児童でございますが、こちらは中学生以下の児童となります。 あと、先ほどちょっと私、申し上げたんですけれども、児童手当を受給されている方の世帯で高校生のいる方に対しましては、その方の口座のほうを把握してございますので、児童手当受給者のいる世帯の高校生に関しましては、今回一緒に振り込ませていただくことになっております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) いいですか、すみません。 あと、この(2)と(3)の所得制限は、さっき言ったように児童手当の対象と同じ所得制限なのに、これ所得の把握というのはどのようにしていくんでしょうか。前年度のあれ使うと思うんですが。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) この所得の把握でございますが、今回のシステム改修費用の中に含まれておりまして、そちらのほうで分かるようになってございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに。 苅谷進一君。
◆15番(苅谷進一君) 市長、いずれにしましても、先ほど申請がない方でも、ある程度日にちを区切って通知を出すことをやっていただきたいと思うんですよ。副市長、先頭になって、その辺どうですか。お答えいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 宇井副市長。
◎副市長(宇井和夫君) ただいまの御質問でございますが、いわゆるその周知が必ずしも十分な対応ではないというふうに承知しておりますので、必要に応じて、防災行政無線をはじめとして、今の御指摘をいただきましたことにつきましても、至急庁内で調整させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 佐藤悟君。
◆14番(佐藤悟君) 市長、花道おめでとうございます。ありがとうございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号については、委員会付託を省略することに決しました。
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△議案第11号に対する討論
○議長(石田勝一君) これより討論に入ります。 これより議案に対する討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。議案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案に対する討論を省略いたします。 これにて討論を終結いたします。
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△議案第11号に対する採決
○議長(石田勝一君) これより採決をいたします。 議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(石田勝一君) 御着席ください。起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
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△次会日程報告
○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 12月16日木曜日は定刻より会議を開き、一般質問を行います。
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△散会の宣告
○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会をいたします。
△午後2時37分 散会...