匝瑳市議会 > 2021-09-16 >
09月16日-03号

  • 成人式(/)
ツイート シェア
  1. 匝瑳市議会 2021-09-16
    09月16日-03号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年  9月 定例会          匝瑳市議会令和3年9月定例会議事日程(第14日)                      9月16日(木曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問   1番 宮内康幸君   2番 都祭広一君   6番 林 明敏君   9番 武田光由君3 散会---------------------------------------出席議員(16名)     議長  石田勝一君       副議長  平山政利君     1番  宮内康幸君        2番  都祭広一君     3番  増田正義君        4番  椿 日出男君     6番  林 明敏君        7番  山崎 等君     8番  行木光一君        9番  武田光由君    11番  石田加代君       12番  浅野勝義君    13番  栗田剛一君(遅刻)   14番  佐藤 悟君    15番  苅谷進一君(早退)   16番  田村明美君    18番  欠員---------------------------------------欠席議員(1名)    10番  小川博之君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         宇井和夫君 秘書課長        大木恒一君   企画課長        林 雅之君 総務課長        布施昌英君   財政課長        大川純一君 税務課長        塚本 優君   市民課長        山崎利男君 環境生活課長      鎌形 健君   健康管理課長      小川 豊君 産業振興課長      武田英樹君   都市整備課長      渡邉保行君 建設課長        佐藤雅一君   福祉課長        畔蒜稔行君 高齢者支援課長     篠塚智子君   教育委員会教育長    二村好美君 教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君   教育委員会生涯学習課長 林 鉄也君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日ただいまの出席議員数は15名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより去る9月8日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより一般質問を行います。 ここで申し上げます。本定例会の一般質問については、議会運営委員会に諮問・協議の結果、通告のあった7名の方々を2日間の範囲として、本日4名、9月17日に3名とすることといたしました。よって、本日の日程は、そのように取り計らうことにいたしたいと思います。 この際申し上げます。一般質問については重複する事項は避け、円滑に議事を終了することができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 一般質問の発言時間については、議会運営委員会において、答弁時間を含めて60分と時間的制限を申し合わせましたので、御協力をお願いいたします。 それでは、通告により順次質問を許します。 最初に、宮内康幸君の登壇を求めます。 宮内康幸君。     〔1番宮内康幸君登壇〕 ◆1番(宮内康幸君) 皆様、改めましておはようございます。 議席番号1番、創世会の宮内康幸です。 傍聴へお越しの皆様、また、ネット中継を御覧の皆様、大変お忙しい中お時間をお取りいただきまして、誠にありがとうございます。 質問に入る前に、ワクチン接種に尽力をいただいております接種従事者の皆様、そして御協力をいただいております医療従事者の皆様に、改めて感謝を申し上げます。接種率を上げることが、感染対策と経済を両立させる鍵となるものと考えますので、よろしくお願いいたします。 それでは、急激な人口減少に歯止めをかけるべく、「ともにつくろう、あすの匝瑳」を合言葉に、通告に従いまして質問に入らせていただきます。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてです。 現在、緊急事態宣言が13日より延長期間に入りましたが、当初、まん延防止等重点措置を適用していた千葉県にも8月2日から緊急事態宣言を出すことが決まったわけですが、その際、当市ではどのような感染防止対策を行うこととしたのか、その取組についてお伺いいたします。 次に、ワクチン接種の進捗状況についてです。 政府は13日、新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を完了した人が人口の50.9%に達したとする集計結果を発表、月末には2回接種完了が60%を超え、欧州並みになるとのことです。 そこで、当市のワクチン接種の進捗状況及び現状の課題と対策についてお伺いいたします。 3点目に、登下校時の児童の安全確保についてです。 八街市において下校中の児童の列にトラックが突っ込み、5名が死傷するという痛ましい事故が発生いたしました。この事故を受け、通学路における交通安全を一層確実に確保することが重要であることから、今回実施された通学路緊急一斉点検の結果と今後の対応についてお伺いいたします。 4点目に、市財政についてです。 令和2年度決算における本市の財政状況は、国が定める早期健全化基準を下回り、黒字ではあるものの、その内容としてはどうであって、今後どのような取組が必要なのか、令和2年度決算も踏まえた財政健全化への今後の取組についてお伺いいたします。 5点目に、防災・減災対策についてです。 令和3年4月に災害対策基本法が改正され、5月から新たな避難情報を用いて避難情報を伝えることとなり、どの警戒レベルが出たらどう行動すればいいのかという市民の声もあり、意識の高まりを感じますが、改めて警戒レベルと避難所の開設判断及び避難行動についてお伺いいたします。 6点目に、散歩のまちづくりについてです。 市長マニフェストに掲げます散歩のまちとして、散歩ルートの開拓及び観光PRを推進するとともに、地域資源を活用した観光イベントの充実を図るとありますが、現在までの散歩のまちづくりの充実について取組状況をお伺いいたします。 最後に、成人式についてお伺いいたします。 民法の改正に伴い令和4年4月から成年年齢を二十歳から18歳に引き下げられますが、これに伴い令和4年度以降の成人式の対象年齢を18歳、19歳、二十歳のどの年齢を対象としていくのか、また、どのようなプロセスで成人式の対象年齢等を決定するのか、民法改正に伴う令和4年度以降の成人式についてお考えをお伺いいたします。 以上、6項目7点について市長及び教育長からの答弁を求め、登壇質問は終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君の登壇質問が終わりました。 宮内康幸君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの宮内議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、緊急事態宣言に伴う感染防止対策の取組についてでございますが、市では緊急事態宣言の発出と延長に伴い、7月30日及び8月19日に匝瑳市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、市主催イベントの中止や職員の交代制勤務、分散勤務の実施延長等を決定したほか、公共施設につきましては開館時間の短縮や利用対象者を制限するなど感染防止対策の徹底に取り組んでいるところでございます。 次に、ワクチン接種の進捗状況及び現状の課題と対策についてのお尋ねでございますが、65歳以上の方へのワクチン接種につきましては、旭匝瑳医師会の御協力の下、おおむね7月中に完了することができましたので、7月29日からは64歳以下の方への接種を行っております。 なお、9月10日現在の匝瑳市における接種率といたしましては、1回目の接種者は66.5%、2回目の接種完了者では48.9%でございます。 市といたしましては、ワクチン接種を希望される市民の皆様へ一日でも早く接種できるよう全庁体制で取り組んでおりますが、7月以降、希望する量のワクチンが供給されていないことから、一箱でも多くワクチンが配分されるよう引き続き国に要望をしてまいります。 次に、令和2年度決算も踏まえた財政健全化への今後の取組についてのお尋ねでございますが、令和2年度決算は新型コロナウイルス感染症への対応などにより、過去最大の220億円を超える歳出決算額となりましたが、実質収支では引き続き黒字を堅持したところであります。しかしながら、経常収支比率については昨年同様94.5%と、依然として本市財政の硬直化に歯止めがかからない状態となっております。 また、一般財源の不足を補うため、平成28年度以降、財政調整基金の取崩しが続いており、令和2年度末における基金残高は令和元年度から4億3,480万円減少し、23億1,381万5,000円となっております。 財政健全化に向けた課題として、経常収支比率の改善とともに財政調整基金残高を確保していくためには、職員一人一人が事務事業におけるスクラップアンドビルドを徹底し、なお一層収入の確保と歳出の削減に取り組む必要があります。このため、令和4年度の予算編成に向けた準備作業として、過日、全ての事務事業を対象に内容の精査を指示したところであり、現在各課等において見直し等を行っているところでございます。 次に、風水害に対する警戒レベルと避難行動についてのお尋ねでございますが、災害が発生するおそれのある場合には、国及び千葉県から警報や注意報の気象情報などの防災情報が発表されます。市では、これらの情報を基に、市民の皆様が災害発生の危険度を理解し、的確に避難行動が取れるよう警戒レベルを用いた避難情報を発令しております。 警戒レベルに応じた避難行動での重要なポイントといたしましては、災害発生のおそれがある場合に発令する警戒レベル3、高齢者等避難では、対象区域にお住まいの高齢者など避難に時間のかかる方は危険な場所から直ちに避難していただくこと。さらに、土砂災害警戒情報が発表されるなど、災害発生のおそれが一段と高まった場合に発令する警戒レベル4、避難指示では、対象区域にお住まいの方は危険な場所から全員避難していただくことであります。 災害から身を守るためには適切なタイミングで避難することが重要となるため、市ではホームページ等を通じて警戒レベルに応じた避難行動についての周知を行っております。 次に、避難所の開設判断についてのお尋ねでございますけれども、本市では、内閣府の避難情報に関するガイドラインを参考に、避難情報の発令に伴う避難所の開設基準を定めております。本基準では、警戒レベル3、高齢者等避難以上の避難情報を発令した際には、対象区域の状況等を踏まえ、自主避難所を開設することとしておりますので、気象情報等の様々な防災情報を基に、適時的確な避難情報の発令に努めてまいります。 最後でございますけれども、散歩のまちづくりの取組状況についてのお尋ねでございますが、市長マニフェストでは散歩のまちづくりの充実を位置づけており、これまでの主な取組といたしましては、ふれあい散歩や駅からハイキングの実施、散策ルートを記載した観光案内看板の設置、観光イベントでのPR等を実施してまいりました。 また、本年7月より市ホームページに「散歩のまち匝瑳」のページを作成するとともに、従来のふるさと自然散策道等の紹介に加えて、新たにおすすめ散歩ルートといたしまして11のルートを設定し、ホームページにも掲載いたしました。 このおすすめ散歩ルートにつきましては、庁内各課の若手職員等がアイデアを出し合い、提案されたものでありますが、今後ルートマップを作成し、そうさ観光物産センター匝りの里などで配布する予定であります。 現在、緊急事態宣言が延長され、外出の自粛や密を避ける行動等が求められている状況ではありますが、野外での活動として1人でも楽しめる散歩を、本市の新たな観光資源として位置づけ、今後制限等が緩和される時期等を捉えながら、市観光協会等と連携して、散歩のまち匝瑳のさらなる充実を図ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては教育長及び担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 私からは、通学路緊急一斉点検の結果と、今後の対応についてと、令和4年度以降の成人式につきましてお答えさせていただきます。 初めに、通学路緊急一斉点検の結果と今後の対応についての御質問でございますが、本市では、警察署や学校関係者、区長会、道路管理者である海匝土木事務所及び市建設課のほか、市環境生活課市教育委員会により、毎年8月以降に匝瑳市交通安全プログラムに基づいた通学路合同点検を実施し、対策箇所の検討、改善に努めてまいりました。 しかしながら、本年は、6月に八街市で起きた下校中の児童5人が死傷する悲惨な事故を受けまして、7月12日と16日の両日に関係機関及び道路管理者による緊急の通学路一斉点検を実施いたしました。 さらに、この通学路の緊急一斉点検の結果を踏まえて、8月5日に通学路安全推進会議を開催し、要望のあった改善箇所について、横断歩道等の塗り直しや速度規制、ガードレール等の設置、グリーンベルト塗装などが検討され、これまで学童注意などの道路標示、雑草や樹木の伐採、注意喚起の電柱幕の設置を実施したところであります。 教育委員会といたしましては、今後とも登下校時の児童生徒の安全確保に努めてまいります。 次に、民法改正に伴う令和4年度以降の成人式につきましてお答えさせていただきます。 市では、令和2年9月に成人式実行委員及び匝瑳高等学校敬愛大学八日市場高等学校の3年生を対象に、成人式の対象年齢及び開催時期についてアンケート調査を実施し、408名の方からの回答をいただきました。本調査では、回答者の約86%が成人式の対象年齢は20歳がふさわしいとし、また、約95%の方が式典の開催時期は1月がよいとの結果を得ました。 この結果を踏まえ、本年2月19日開催の匝瑳市社会教育委員会議、さらには同月25日開催の定例教育委員会会議にお諮りいたしまして、令和4年度以降の成人式につきましては、対象年齢は20歳、式典は毎年1月に開催する方針をもって市長に報告の上、決定した次第であります。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 私からは、散歩のまちづくりの取組状況について、ただいま市長が答弁いたしました11のおすすめ散歩ルートの内容について補足させていただきます。 おすすめ散歩ルートは、本市の特徴等を4つに分類した上で、駅から散歩、浜辺散歩、里山散歩、開運散歩といたしました。 初めに、駅から散歩では、八日市場駅を発着として、1、文化と歴史散歩、2、植木のまち散歩、3、ひと駅散歩の3ルートを設定いたしました。 また、本市の海岸線を活用した海辺散歩では、4、九十九里浜・一里散歩、5、共興地区を歩く海・川・植木散歩の2ルート、里山散歩では、6、飯高檀林跡周辺散歩、7、松山神社周辺散歩、8、ふれあいパーク八日市場周辺散歩の3ルート、神社仏閣を巡る開運散歩では、9、野田・栄地区文化歴史散歩、10、八重垣神社祇園祭・みこしの道散歩、11、八日市場・八社参りの3ルートの計11ルートを取りまとめたものであります。 既に、市のホームページ等では各ルートの紹介をしていますが、来月には、そうさ観光物産センター匝りの里やパークゴルフそうさ等にルートマップを配備いたしまして、利用の促進を図ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 答弁ありがとうございました。それでは順次再質問をさせていただきます。 まず初めに、感染対策についてですけれども、今回、緊急事態宣言の発令時、各施設の使用、利用制限などもされたと思いますが、これはどのような判断で検討されたのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) それでは、宮内議員の御質問にお答えいたします。 まず、各施設の使用制限の決め方でございますが、国及び千葉県から示されました新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針等に基づきまして、各施設の利用時間や対象者の制限につきまして、匝瑳市新型コロナウイルス感染症対策本部会議で協議の上、決定したものでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 今ちょっとお話にありました新型コロナウイルス感染症対策基本的処置方針等に基づきということだったんですけれども、どのような対処方針が示されているのか、簡単にお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) それでは、お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針には、外出の自粛、催物の開催制限や施設の使用制限など、感染症の蔓延防止に取り組むべき対処方針などが載ってございます。 以上でございます。
    ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 最終的には本部会議ということであったかと思いますけれども、そのような中で市民からの声として、新型コロナウイルス緊急事態宣言の発令に伴いまして、そういう開館時間等の変更など、施設によっては、まん延防止等重点措置からの移行ということもあったとは思うんですけれども、ホームページ上で情報がちょっと分かりづらいというようなこともありました。 他市は、そういうのが、変更になったら出ているということもあったんですけれども、変更がなくても改めて緊急事態宣言など状況が変わった場合には、ホームページの情報も改めて更新、変更がなくても改めて発信していただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 7月30日金曜日に緊急事態宣言の期間延長及び区域変更等があった際には、施設の開館時間など制限の変更がなかったことから、ホームページ等の更新が週明けになってしまいました。市民の皆様へは、いち早く情報を発信すべきだという御意見もありましたので、9月9日の期間延長の際には、当日情報を発信いたしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 ちょっとそういうので、やっぱり市民の皆さんは不安に思っているところで、できる限り多くの情報を得たいな、そういうのはどういうふうになっているのかなというところがありますんで、変更がなくても改めての情報発信をよろしくお願いしたいと思います。 次に、以前にもちょっとお願いしましたけれども、コロナウイルスに感染して陽性判断が出た場合の今後の流れというのが、やはり市民の皆さんは一体どうなっちゃうのかな、自宅療養、ホテル療養、または入院できるのか等、大変不安に思っている方も多いんですけれども、そのような流れについて分かるものなど、その後の検討状況はいかがでしょうかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 発熱患者等の相談、診療、検査の流れにつきましては、市のホームページのほうでお知らせをしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) いろいろ制限もあるようでありますけれども、ここについてはほかの議員も質問されると思いますんで、そちらに託して次に移りたいと思います。 次に、ワクチン接種についてですけれども、これも知り合いの方からの御意見で伺ったんですけれども、働いている世代にとっては今予約が平日の時間帯だけ、特に仕事をしている時間帯での枠しか予約ができないというような状況がありまして、なかなか平日ですと予約が困難であるとか、やはり共働きだと、子どもの分の予約ができないとか、そのようなちょっと声もありまして、予約の曜日については日曜日なども検討いただけないかという声もいただいたんですけれども、この点についてはいかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの予約日についての御質問でございますけれども、ワクチンの予約の受付につきましては、ワクチンの供給が決定され次第、医師会との調整を行いまして、予約の開始日を御案内しているところでございます。今後につきましては、ふだんお勤めをされている方も予約の申込みができるよう、日曜日での予約を行う予定でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ありがとうございます。ぜひともそのように対応いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、この接種は強制ではなく、あくまで希望者ということではありますが、若い世代の接種に対する意識も最近はデルタ株への置き換わり等で、大分意識も変わったとは思いますけれども、現状の当市における接種率や予約率など、当市の状況、特に若い世代、年齢別で10代、20代、30代あたりをお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの若い世代の接種率ということでございますけれども、昨日も接種を行っております。9月15日時点での接種率を申し上げますと、10代では接種率が46.4%、予約率といたしましては53.5%、20代でございますけれども、接種率は48.6%、予約率は53.1%、30代でございますが、接種率は49.5%、予約率は58.4%となっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 意外に高いことに驚いて、本当にいろいろ対応いただけているんだなというふうに思います。 そういった中では、さらに、自治体によっては全世代を対象に接種率を高めるような、例えば予約なしで接種ができるとか、そのようなことも取り組んでいると聞きますが、さらに接種率を高めるという意味で、当市ではそのようなところを今後何か検討していかれるのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、接種率向上についてのお尋ねでございますけれども、接種率につきましては近隣の旭市を匝瑳市は上回っておりまして、ワクチンが入荷すれば接種できる体制が整っておりますので、現在のところ接種率を高める施策等は考えておりません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) このように若い年代も非常に高いということが分かりましたので了解しました。 そのような中で、高齢者の接種率もある程度のところでもう大体高くなって終わったのかなというふうに思うんですけれども、前回でも、一般質問でさせていただきました、高齢者に対する新型コロナウイルスワクチン接種に係る支援について何か御検討いただけたかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 篠塚高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(篠塚智子君) 高齢者へのワクチン接種に関するお尋ねでございますが、高齢者のワクチン接種の予約が開始された当初は、高齢者支援課へ電話による相談や直接窓口に相談に来られた方もおりましたので、個別に手続の方法について説明するなど、丁寧な対応に努めてまいりました。現在は高齢者のワクチン接種も進み、本件に関する相談は減少しておりますが、まだ接種していない高齢者もおりますので、ケアマネジャー等を通じて高齢者への声かけをお願いしているところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 接種につきましては、冒頭も申し上げましたが、やはりこの接種率を上げることが感染防止、また経済を回していくということの一つの鍵となると思いますので、今後とも引き続きよろしくお願いしまして、次に移ります。 次に、登下校時の児童の安全確保についてでありますけれども、改めまして、先ほど御答弁いただいた中で、危険性があるとされた箇所は市内何か所であったのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、危険箇所の数のお尋ねでございますが、全10小学校それぞれの箇所を合計して26か所ございました。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 危険性があると判断された箇所の主な理由というのはどういったものだったのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、危険な箇所の判断の基準ということですが、危険箇所につきましては、車のスピードが出やすい、それから道が細い、見通しが悪いなどを基準に、各学校が地区やPTAなどと協議、意見交換した上で、学校から危険箇所として出された場所です。また、教育委員会に直接寄せられた市民からの要望も含めて対応しております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そういった中で、当然いろいろ危険な箇所も違うとは思うんですけれども、要望のあった改善箇所については危険度とか、例えば対策の優先度なども、その後検討とかはされたんでしょうかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、改善箇所の危険度や対策の優先度などについてのお尋ねでございますが、今回、優先度などはつけずに、学校から出された箇所全て対応策について検討させていただきました。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。大変ありがたいことだと思います。 とはいえまだなかなかすぐは、財政的なもの、いろいろなこともあると思いますけれども、今後の改善箇所の進捗管理はどのように行っていくのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、進捗管理についてのお尋ねでございますが、8月に行った限り等は改めて設けませんが、今後の進捗状況の確認につきましては、各担当部署や学校に改善状況を随時確認していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 ぜひ、やはりこの進捗管理等がしっかりできるかが大切だと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、そのような中で、まだ歩道の確保やガードレールのない、極めて危険な通学路を引き続き通らなければならない子どもたちも多いかと思うんですけれども、現時点では様々意見もあると思いますが、子どもたちの命を確実に守る一つの方策ということで、スクールバスの導入という方法も検討されているところも多いと思いますけれども、これは確かに即効性があるのかなというふうに思うところでありますが、スクールバスの導入について、現時点での当市の考えをお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) ただいまの御質問にお答え申し上げます。 現在、市内では八日市場小学校の一部の学区でスクールバスを導入しておりますが、これは学校統合に伴い導入したもので、全ての学校で導入するとなりますと、ルートや停車位置などの場所や調整、気象や諸事情により急な日程変更による学校側の対応など、多くの課題がございます。また、スクールバスの拡充を考えた場合、新たな予算支出となることから、当面は難しいものと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 なかなか、確かにすぐにということでは難しいかと思うんですけれども、一つ効果があるものというふうに考えますし、国のほうも、今後、こども庁とか創設される中では、このようなスクールバスに対しての予算等もつけていくというようなことも少し伺っておりますので、ぜひ、そのようなことにもアンテナを高くしていただいて、情報収集を引き続きお願いしまして次に移らせていただきます。 次に、市財政についてであります。 今年度決算も踏まえて、非常に引き続きの厳しい状況が続いているという御答弁でございましたが、改めまして以前にもお話をさせていただきました事務事業の評価として、先ほどそういったことを取り組んでいくというようなお話も聞きましたが、改めて必要性、効率性、有効性、公平性などを含めた客観的に見る、第三者による評価というのもやはり必要な時期ではないかなというふうに思うんですけれども、いかがお考えでしょうかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 第三者による評価が必要ではないかとの御質問でございますが、先ほど市長が答弁いたしましたように、令和4年度の予算編成に当たりましては、各課等が厳しい財政状況を認識し、自ら見直しに取り組む必要があることから、全ての事業を対象といたしまして事務事業評価シート、こちらの作成を各課に依頼し、現在各事業の評価を行っているところでございます。 また、各課自らが徹底した見直しをした結果、さらに庁内組織において精査検討を加えるなどをして、令和4年度の予算編成に反映させてまいる予定でございます。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そのような中で、まずは事業評価シートを導入いただけたということでありますけれども、確かに、特に今回はコロナということもあって、繰越金なども非常に多くなっているのではないかというふうに思うんですけれども、そのような中で、団体運営補助金ですとか、市単独事業の補助についても、事務事業評価シートを活用していただいて、その評価の結果からしっかりと、場合によっては拡充、いいものには拡充、そして必要なものには改善や縮小、廃止、本当にその場でもう今年で終わりにしようというような終了等など、今後の方向性を改めてしっかりと見極めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 団体運営補助金、市単独事業補助金についての検証につきましては、令和4年度予算編成の過程におきまして、各課等から提出されます資料等に基づきまして、十分精査の上、縮小、継続等を検討してまいります。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ぜひともよろしくお願いいたします。 収入の確保ということも改めて大事だというお話もありましたけれども、そのような中で、税外収入の確保についてなんですけれども、健全化の計画の中にも一部うたわれております公共施設等における広告収入の確保というようなことで、ネーミングライツの導入というようなことも調査研究ということではちょっとうたわれていたんですけれども、今回、ドームの修繕に合わせて、ここら辺を具体的に進めてみてはどうかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 税外収入の確保といたしましてネーミングライツの導入についてのお尋ねでございますけれども、近隣市町また県内自治体の状況につきまして、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 なかなか、市の業者とかの名前となるといろいろと難しいところもあるかと思うんですけれども、他市の状況などもよく見てもらって、ぜひともこのようなことも新たなチャレンジとして、市も何かいろいろ頑張ってくれているなというのが市民にも伝わるようなことにも取り組んでいってもらいたいと思いますので、よろしくお願いしまして、次に移らせていただきます。 次に、防災・減災についてです。 先ほど、警戒レベルに応じた避難行動を周知しているということでありましたけれども、具体的にはどのように周知しているのか。まだまだ市民の方には分かりにくいという人が多く、警戒レベル4が出たときに避難所へ行かなければいけないんですかというようなことを聞かれた市民もおりまして、そのようなところについてまた改めて市の考えについてお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 警戒レベルに応じた避難行動の周知方法についてのお尋ねでございますけれども、周知方法といたしましては、市ホームページ及び広報そうさへの掲載により周知を図っているところでございます。 具体的に申し上げますと、市ホームページでは避難情報の発令と避難行動について掲載しており、避難とは難を避けることであり、避難所へ行くことのほか、安全な場所にある親戚や知人宅なども避難先となることについて説明をしております。 広報そうさの周知といたしましては、7月号の避難情報の名称変更等のお知らせ及び8月号の風水害に備えるマイ・タイムラインのお知らせの中で、避難行動について説明しているところでございます。 しかしながら、分かりにくいという方が多いという御指摘ですので、改めて広報そうさ等への掲載について、内容を含めまして検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ぜひともよろしくお願いいたします。 避難と言われると、避難所に行くというイメージがどうしても強いところがまだまだありますので、そこら辺の難を避けるという意味合いをしっかりと定着させていただいて、適切な行動ができるようにお願いしたいと思います。 そのような中で、あわせて、その際に自主避難所の開設についてなんですけれども、これは山側のほうの方々であったんですけれども、市民ふれあいセンターまでは、避難するとなるとなかなか距離もあって大変だというような声もありました。 状況に応じて、柔軟に避難所の開設というのはしているんだとは思うんですけれども、改めて、できることなら山側、中央、あと海側というような形で自主避難所が開設できたら一番いいのかなというふうに思うんですけれども、改めて避難所の開設をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうかお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。自主避難所の開設についてのお尋ねでございますけれども、自主避難所の開設につきましては、警戒レベル等に応じた対象区域の状況等を踏まえまして、危険度が増す前に適切なタイミングで開設するよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 今後ぜひ、そういったところでも十分に検討いただきたい、また適切なタイミングということで開設をお願いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 いざというときに落ち着いて行動できるようにということが大事なわけでありますが、そういう中で市民それぞれが考え、備えるためにも、武田議員なんかもよくおっしゃっておりますマイ・タイムラインの活用が大事だと考えますが、市の考えについて改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 マイ・タイムラインの活用についてのお尋ねでございますけれども、御承知のとおりマイ・タイムラインは、台風や大雨などの風水害に備え、自分自身や家族の取るべき行動をあらかじめ時系列で、いつ、誰が何をするのかを整理した一人一人の防災行動計画でございます。いざというとき慌てず行動できるよう、自分の避難行動を決めていくことは大変重要でありますので、市ではホームページ及び広報そうさを通じて、マイ・タイムラインの活用について周知を図っているところでございます。 マイ・タイムラインの作成は決して難しいものではございませんので、家族や地域ぐるみでマイ・タイムラインの活用に取り組んでいただけますよう、引き続き周知に努めるとともに、様々な機会を捉えましてマイ・タイムラインの作成、活用について説明してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 私も市のホームページから実際にそのようなマイ・タイムライン作成をちょっとやってみたんですが、非常に何かこう選ぶだけで簡単にそのようなものが作成できるという、自分が考えていたよりも本当に簡単に作成ができるというような状況もありました。ぜひ、そのようなことでの周知を図っていただいて、皆さんが防災意識をさらに高めていただけ、また、しっかりと安心しながら行動できるようにお願いしたいと思います。 次に、今回も、9月26日に実施予定の市の防災訓練ですけれども、コロナ禍で中止ということになりましたけれども、コロナ禍で自然災害が発生した場合、従来の防災対応では対応し切れない可能性があると思います。そのような中で、コロナ禍を踏まえた防災訓練の実施が重要と考えますが、市の考えについてお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 コロナ禍を踏まえた防災訓練の実施についてのお尋ねでございますけれども、9月26日に実施を予定しておりました市総合防災訓練は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止としたところでございます。 しかしながら、議員御指摘のように、コロナ禍におきましては避難所における感染防止対策が重要な課題となっておりますので、7月31日に市内の16か所の避難所を会場といたしまして、3か所を限定した感染防止対策を徹底した上での避難所開設訓練を実施をさせていただきました。 この訓練では、コロナ禍での災害発生による避難所の開設や避難者の受入れ業務等を想定し、感染防止対策として必要となる避難者の体温測定、体調確認、施設内の換気や消毒、発熱・せき等の症状がある避難者の対応等について、役割分担、必要人員、手順、誘導方法等について確認を行ったところでございます。 新型コロナウイルス感染症の拡大は、依然として予断を許さない状況にありますので、引き続きコロナ禍を踏まえた防災対策に万全を期してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。ぜひともよろしくお願いいたします。 自主避難所の開設であったり、それに向けて市民の方が避難するということ、本当に何でもなくても実施していただいて、いわゆる決して空振りではなくて素振りということで、次に向けた訓練としてしっかりと対応いただけるようよろしくお願いいたしまして、次に移ります。 次に、散歩のまちづくりの充実についてお伺いいたします。 今回、おすすめ散歩ルートを設定いただきましたけれども、この散歩ルートを今後どのように活用していくのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 散歩ルートを今後どのように活用していくのかという御質問でございますのでお答えいたします。 今後、時期等を調整いたしまして、散歩ルートを歩くイベントやキャンペーン等の開催について、市観光協会等と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そのような中で、確かにコロナ禍ということはあるんですけれども、改めてこの市内外への周知というのもどのように行っていくのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 市内外に向けた周知をどのようにという御質問でございますが、市外に向けましては、市ホームページのほか、市観光協会ホームページへの掲載、また、観光PRイベント等での情報発信をしてまいります。また、市内に向けては、先ほど申し上げましたキャンペーン等を対市民向けにも実施いたしまして、広報そうさ等を通じて周知をしてまいります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そういう中で、市外、特にこれから散歩というところで多くの人に、散歩のまち匝瑳を知っていただきたいと思うんですけれども、今あります観光ガイドブック「まっぷる匝瑳市」なんですけれども、他市なんかではちょっと更新もされているようにも思うんですけれども、匝瑳市の場合は更新などを予定されているのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 観光ガイドブックまっぷるの更新予定ということでございますが、観光ガイドブック「まっぷる匝瑳市」については、令和2年1月に内容を更新したところでございます。まだ、残の部数もありますので、当面はそれらを有効活用してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) そのような感じで、部数があるということでありますけれども、表紙を変えるだけでも何か新しく皆さんにも手に取っていただけたりするのかなというふうに思いますので、そのような際にも、そのようなことだけでも今後検討いただけたらと思いますのでよろしくお願いいたします。 次に、散歩のまち匝瑳を進める中で、一つ重要なところは、今後、インフラの整備というんでしょうか、トイレであったり、駐車場の確保だとか、そういった整備などもある程度必要かと思うんですけれども、そのような整備なども検討されているのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 散歩のまちのトイレ、駐車場についてのインフラ整備ということでございますが、現在の11ルートの設定に当たりましては、利用者の利便性を考慮いたしまして、駐車場があり、またトイレがある場所をルートとして設定いたしました。今後新たなルート設定に当たりましては、まずは既存の施設を有効活用してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 トイレについては、ルート内に場所があるということなので一つ安心したところでありますけれども、ぜひともそういったところもさらに進めていって、安全に歩けるような対策とかも、あわせて、よろしくお願いしたいと思います。 それで、既に現在、フラットで歩きやすい場所、公園なんかを利用して散歩を楽しまれる方も多く見かけるわけでありますけれども、特にそうさ記念公園ですね、その裏のそうさ記念公園でありますけれども、防災的なところもあるのかとは思いますが、ここで散歩されている方も多く、景観的に四季の移り変わりを感じられるような、またそのような四季を楽しめるような花や樹木なども、一定程度植樹されてはどうかなというふうに思うんですけれども、改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) ただいまの御質問にお答えいたします。 そうさ記念公園につきましては、一般的な公園としての利活用だけでなく、様々な機能を有する公園として整備されたものでございます。花木としましては市役所側にツツジが植栽されておりますが、この公園の特徴としましては芝生公園の形態となっております。緑を楽しむ芝生の散歩コースとして御利用いただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そういったことも、これから散歩のまちという中ではいろいろな面を考えていただいて、そのような四季を感じられるようなものになればなというふうに思いますので、よろしくお願いいたしまして、次に移ります。 最後に、成人式についてでありますけれども、今回は二十歳を対象としてということでありました。この決定については、いつ、どのように市民の皆さんには周知されていくのかお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) 議員の御質問にお答えします。 民法改正のほうが令和4年4月1日となりますことから、対象年齢や開催時期につきまして、法施行後速やかに市ホームページや広報紙で周知を図ってまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 4月から確かに改正という中で、それがそうなんだなと思いますけれども、やはり何かこう1年ぐらいかけて準備等も必要ということで心配されている方も多いんじゃないかというふうにちょっと思うんですけれども、もう少し早めることとかは可能なのか、少し協議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) お答えいたします。 まずは教育委員会のほうで協議してまいりたいと考えます。 以上です。
    ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ぜひ、よろしくお願いいたします。 次に、今後のことについては分かりました。その中で、令和3年度、今度の1月に行われる成人式についてなんですけれども、今後ワクチン接種も進んでいく中で、感染状況によらず、しっかりと対策を行いながら実施いただきたいというふうに思うんですけれども、一生に一度ということでありますので、市が当然感染防止を図っていかなければならない中で、そのように大勢の人を集めることに対してどうかというところもありますけれども、ぜひそのようにしっかりと対策を行いながら実施いただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) それでは、宮内議員の御質問にお答えいたします。 広報9月号で御案内しましたとおり、令和4年1月9日に成人式は実施予定でございます。感染症によらず実施できるのかとのお尋ねでございますが、この夏にありました爆発的な感染者の発生や、緊急事態宣言の発出などがございましたので、今後感染状況に注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。なかなか難しいところもあるかと思いますけれども、最善の方法でよろしくお願いしたいと思います。 改めて、そのような中で、この令和3年度1月に開催される成人式はどのような感染対策を取るのかも一応確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) それではお答えいたします。 令和4年1月に開催いたします成人式につきましては、八日市場ドームを会場といたしまして、密を避け、出席者のソーシャルディスタンスが十分取れるようにいたします。また、あわせて、入場時の体温測定、手指消毒、マスクの着用を徹底するなど、感染対策を講じてまいります。 なお、式典終了後に行われている会食につきましても、自粛していただけるよう実行委員会に依頼してまいりますとともに、従来行っておりました式典後の公園で開催される有志によるみこしセレモニーにつきましても、現時点では中止する方向で調整してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 そのような中で、成人者が安心して参加できるように、参加者に抗原検査の検査キットなどを購入して事前配付して、安心してお互いに参加できるような状況をつくっていただきたいと思いますけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) 宮内議員の御質問にお答えします。 現在、国でも若者へのワクチン接種のほうを進めておりますことから、今後のワクチン接種状況等を注視してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 分かりました。 確かに、ワクチン接種が進めばそういったことも大分状況も変わってくるんだとは思いますけれども、やはりお互いに安心して参加できることが一番だと思いますんで、ある程度財政措置しながら、補正予算でも組んでいただいて、そのように成人式に安心して参加してくださいという状況まで、ぜひつくっていただきたいと思いますので、お願いをしまして私の一般質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君の一般質問を打ち切ります。 続いて、都祭広一君の登壇を求めます。 都祭広一君。     〔2番都祭広一君登壇〕 ◆2番(都祭広一君) 創 真の会の都祭広一であります。 武漢コロナウイルスに奔走され、早くも1年半が経過をいたしました。現在、療養を余儀なくされている皆様の一日も早い御回復をお祈り申し上げますとともに、日々コロナ対策に従事されている関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。 アフターコロナに向け、いかにこのウィズコロナの時期を乗り越えるか、感染対策を進める中でも、緊張や規制を強いるだけではなく、安心や希望を発信することも、私たちの大事な役目ではないかと思います。 それでは、本日私は、武漢コロナウイルス関連の質問と併せて5つの質問を申し上げます。コロナ禍であっても問題があれば放置せず、すぐに解決し、よい提案があれば予算を捻出することも怠りなくやっていかなくてはなりません。市長をはじめ、関係する部局の皆様には、市民の希望を成果につなげるために、積極的な御回答をいただけますようお願いをいたします。 初めに、学校給食への有機農産物、特に有機米の導入についてお伺いをいたします。 学校給食への有機農産物の使用について、自治体や市民の関心が高まっています。子どもの食物アレルギー対策にとどまらず、高い健康志向を持つ家庭や生産者の移住・定住へつながり、地域振興効果も期待される、私は大変すばらしい施策であると考えます。 当市のホームページにおきましても、食の安全・安心の推進がうたわれ、現在19名のエコファーマーが認定されております。また、農水省が事務局を務める有機農業と地域振興を考える自治体ネットワークには、千葉県から4市町が登録されておりますが、当市はその4市町の中の一つであり、有機農業推進を表明している市であると言えます。 また、そうした中で、本年、国の進める有機農産物安定供給体制構築事業であるオーガニックビジネス実践拠点づくり事業への国からの補助が決定し、当市の有機農業者の団体、匝瑳オーガニックコミュニティがその対象となりました。まさに、環境保全型農業の推進を前面に打ち出したオーガニックシティー匝瑳の足がかりができたのではないでしょうか。 私は、有機農業推進を表明している市として、学校給食に有機米を導入することは、実行策を示す手段としても大変有効であり、匝瑳ブランドの強化につながり、有機米の需要を確保するという面においても生産者たちへの一助になると考えます。 さらに、有機食材の給食への利用が見込まれていく首都圏への販路拡大も視野に、有機農法は将来性の高い事業に成長するはずであります。 成長期の児童生徒のしっかりした体をつくるために、なるべく高い質のもの、安全なもの、バランスの取れた献立を提供する義務が、親だけはなく社会にあります。今後、当市においても、学校給食への有機農産物の導入は、有機農法を推進する自治体、生産者、そして農産物を消費する児童生徒にとって、教育上の視点からも有意義なことであり、積極的に進めるべきではないかと考えます。有機食材の学校給食導入について、近隣の状況と当市における取組、今後の実施目標について、また、生産農家への支援の状況をお伺いいたします。 次に、武漢コロナウイルスについて伺います。 まず、ワクチン接種についてですが、市民から予約が取れない現状と、ワクチンの供給体制に不安感が示されています。国の掲げるワクチン接種予定と当市の現状について、供給と接種体制、実施率について遅れはないか、現状を伺います。 また、感染力が強くなった新たなウイルスの変異株への不安を払拭していくためにも、現在行われている市民へのPCR検査助成について、期間延長を求めたいと思いますが、そのお考えを伺います。 そして、個人差が認められるワクチン接種後の副反応リスク管理について、十分なガイダンスができているのか現状を伺います。 また、千葉県からの陽性者及び感染者の情報公開が変更されましたが、感染経路などの特定が困難になっているのではないかと思われます。公開内容が変更されることによる行政への影響はないのでしょうか。また、この変更による県との情報共有に進展はあったのでしょうか。 そして、私が最も重要な対策と考える陽性者及び感染者の在宅療養支援についてであります。 本年2月には、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部が改正され、限られた医療資源を重症者等に重点化、集約化するために、宿泊療養、自宅療養が感染症法に明確に位置づけをされました。それに伴い、都道府県知事などには、宿泊療養者、自宅療養者に対して食事の提供、日用品の支給など、市町村長と連携する努力義務が課せられ、在宅における療養の重要性が増したことで、かねてより提言をさせていただいているように、重症化を予防するためにも県と連携した、より適切な療養管理が必要と考えます。 既に、生活支援や独自の医療支援対策に乗り出した自治体も現れており、当市でも積極的な対応に当たるべきではないでしょうか。市としての陽性者及び感染者の在宅療養支援について、現状と対策を伺います。 続いて、駅前の放置自転車対策について伺います。 JR八日市場駅前の放置自転車について、住民や駅の利用者から苦情が寄せられております。放置自転車は歩行の妨げになるばかりではなく、事故や盗難事件等を誘発しますので、日常駅を利用する人、駅の近くに住む人にとっては大きな問題です。 他の自治体、特に利用者数の多い駅では、罰金制や強制撤去等の対策がなされ、取締りを民間に委託するなど、あらゆる工夫が見られます。また、有料の駐輪場の利用を促進するために割引券を配布するなど、無断駐輪を減らす努力も自治体によって様々です。当市では、無断駐輪、放置自転車についてどのような対策を考えているのでしょうか。常習者への対応や撤去も含めた対策、駅前広場の安全対策、警察署との協力、駐輪場の利用について伺います。 次に、犯罪被害者支援制度について伺います。 犯罪被害者やその家族は、犯罪により生命、身体、財産上の直接的な被害を受けるだけではなく、警察への届出や裁判への参加、傍聴、各種手続など、被害直後から様々な対応が必要となる上、時には配慮に欠けた言動等の二次的被害に苦しめられるなど、犯罪被害者などが抱える負担は計り知れません。そのため、事件直後から総合的かつ継続した支援が必要であります。 現在、犯罪被害者等支援を目的とした条例を既に制定している自治体は、令和3年4月1日現在、32の都道府県、8政令指定都市、384の市区町村という数値になっております。千葉県では、千葉県犯罪被害者等支援条例を令和3年4月1日に制定いたしました。 誰もが犯罪に巻き込まれる可能性があります。行政の役割として、犯罪被害者支援条例を策定し、犯罪被害者等への充実した支援体制を構築するべきではないか。現状と今後の対策についてお伺いをいたします。 それでは最後の質問になりますが、高齢者の相続対策についてお伺いをいたします。 私は以前にも、成年後見人制度による支援の重要性について質問をさせていただきました。少子高齢化が今後ますます加速する中で、そう遠くない将来、もっと大きな社会問題になると思われるのが、高齢者の財産相続管理です。重ねて申し上げますが、遺産相続における紛争や、認知症が原因での不動産放棄など、今後考えられる社会問題を未然に回避するため、高齢者の個人資産の適切な管理について明確な対策が必要な時期に来ました。 特に現在、その支援の核となるのは成年後見人ですが、選任委託されたときには、既に支援が必要な当事者本人の認知力の低下等により、その解決には多大な労力が必要となります。相談窓口の充実とともに、個人の資産が次世代に有効活用できるスキームの構築、これを進めるべきではないでしょうか。成年後見人制度を含め、当市における公的な支援体制について、現状、課題、強化策についてお伺いをいたします。 以上で登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君の登壇質問が終わりました。 都祭広一君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの都祭議員の御質問にお答えさせていただきます。 私のほうからは、初めに、ワクチン接種についてのお尋ねの件でお答えさせていただきます。 ワクチンの供給と実施率につきましては、先ほどの宮内議員の御質問の中で御答弁させていただいたとおりでございます。 次に、ワクチンの接種体制についてでございますが、64歳以下へのワクチン接種につきましては、65歳以上の方と同様に、旭匝瑳医師会の御協力の下、集団接種と個別接種を実施しているところでございます。 ワクチンの供給が市の希望量に対し少ない状況であり、市民の皆様へ御心配をおかけしておりますが、接種体制は整っておりますので、ワクチンの供給に合わせて速やかに実施してまいります。 次に、PCR検査に対する市の助成についてでございますが、現在の助成期限は9月30日までとしておりますが、感染拡大が続く中で不安を感じ、自主的にPCR検査をされる方のために、期間を延長する方向で調整をいたしております。 次に、市民の副反応リスク管理についてでございますけれども、副反応については、送付したクーポン券に想定される副反応の説明書を添付するとともに、市ホームページや広報そうさで、正しい情報を市民の皆様へお知らせしております。また、お問合せがあった場合には、専門窓口や市民病院を紹介するなどの対応をいたしております。 次に、陽性者及び感染者の在宅療養支援に係る県との情報共有についてのお尋ねでございますが、市町村に対する陽性者の個人情報につきましては現在も県からは提供されていないため、市町村では県が報道発表した内容のみの把握となっております。 次に、情報公開の変更についてでございますが、県から情報提供されている感染者の情報は、これはただいま申し上げましたように報道発表された情報となりますが、これまでは各保健所が感染者への聞き取り調査等を実施した上で、年代、性別、居住地、職業、推定感染経路、発症日、検査確定日、発症2日前からの行動歴の8項目を公表していましたが、感染者の急激な増加に伴い、保健所の業務が逼迫していることから、患者対応を優先し、8月13日からは調査により判明される職業、推定感染経路、発症日、発症2日前からの行動歴の4項目を省略するとの連絡を受けております。 次に、療養環境と支援体制についてでございますが、過日、県から自宅療養者に対する支援についての協力要請があり、今後県との協議が行われる予定でありますが、市といたしましてはでき得る限りの協力をしてまいりたいと考えております。 次に、JR八日市場駅前の放置自転車対策についてのお尋ねでございますが、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律、いわゆる自転車法によりまして、その中で、放置自転車とは道路や駅前広場等の公共の場に置かれている自転車で、利用者が自転車から離れていて直ちに移動することができない状態にあるものと定義されております。議員御指摘のように、本市ではJR八日市場駅前広場周辺に放置自転車が見られるため、これまで街頭活動による指導や民間駐輪場への利用案内等を行うとともに、広報そうさ7月号や市ホームページによる周知啓発を行っているところでございます。 放置自転車は美観を損なうだけでなく、歩行者の通行の妨げになり、特に子どもや高齢者、身体が不自由な方々にとりましては大変危険な障害物となります。このため今後、警察等関係機関とも連携しながら、対策の強化に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、犯罪被害者支援制度についてのお尋ねでございますが、市では犯罪被害者のための相談窓口を環境生活課に設置しており、千葉県及び千葉県警察本部、公益社団法人千葉県犯罪被害者支援センターと連携をして、被害者の支援に努めているところでございます。 犯罪が多発化、複雑化する中で、犯罪被害者等が再び平穏な生活を営むことができるよう支援していくことは、大変重要なことであると認識しており、引き続き関係機関との連携を深め、相談や広報啓発などを通じて適切に対応してまいりたいと考えております。 次に、支援条例の制定についてのお尋ねでございますが、国においては、犯罪被害者等基本法が平成17年4月から施行され、千葉県においても本年4月1日より犯罪被害者等支援条例が施行されたところでございます。 本市といたしましては、今後県や関係機関等との役割分担を考慮しながら、先進事例等の調査研究をしてまいりたいと考えております。 最後に、高齢者の相続対策についてのお尋ねでございますが、市では高齢者から相続についての御相談をいただいた場合は、様々なトラブルにつながる可能性を考慮し、よくお話を伺った上で、活用できる適切な制度の御説明や、匝瑳市社会福祉協議会が実施しております法律相談など専門家による相談窓口を御案内しております。また、市内2か所に設置しております地域包括支援センターでは、高齢者からの様々な相談に対応しておりますが、その中で判断能力が十分でないとされる高齢者に対しましては、成年後見制度の利用を御案内しております。 なお、身寄りがないなどの理由で申立てを行うことが難しいなど、特に必要がある場合は市長が裁判所に対し、後見人等の選任を請求する申立てを行い、高齢者の支援に努めております。 本市では、平成20年に関係規則を制定し、これまで12件の市長申立てを行ってまいりましたが、今後ますます高齢化が進む中で、将来への不安を感じる後継者や認知症の方も多くなることが見込まれております。このため、高齢者がいつまでも自分らしく暮らし続けることができるよう、引き続き制度の周知や相談体制の充実に努めてまいります。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては教育長及び担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 私からは、学校給食への有機食材導入についての御質問にお答えします。 初めに、近隣の状況と当市の現状についての御質問ですが、海匝香取地区及び横芝光町での有機農産物を活用した給食提供の実施はございません。当市では、宮本地区で有機栽培された大豆を使用して作ったみそを給食献立のみそ汁や調味料に使用し、提供しております。このほか、地産地消の推進策として、地元食材についても積極的に活用を図っております。 また、生産農家への支援といたしまして、令和2年度に地元有機米生産者から一度、有機米を購入し、給食提供を実施しております。 今後の実施目標についてのお尋ねでございますが、市では令和2年度から保護者の負担軽減を図るために、給食費の減額及び第三子以降の免除を行っており、また、揚げ物油等が高騰している中で、高額な有機農産物を随時活用することは大変難しい状況にあるものと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 私からは、有機農産物の生産農家に対しどのような支援をしているかについてお答えいたします。 現在、市といたしましては、有機農業に取り組む作付面積に応じて交付金を交付する環境保全型農業直接支払交付金のほか、有機農業を実践するために必要な機械、施設等の導入に対して助成を行う「環境にやさしい農業」推進事業を活用し、生産農家への支援を行っているところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) 私からは、駅前の放置自転車対策について、市長答弁に補足させていただきます。 駅前広場の駐輪禁止や安全運転につきましては、街頭指導のほか、駐輪禁止のポスターの掲示や看板のリニューアル、近隣高等学校への指導依頼や広報等による啓発を行っております。 なお、自転車法では、地方公共団体、道路管理者、警察等は、駅前広場等の良好な環境を確保し、その機能の低下を防止するため必要があると認めるときは、相互に協力して撤去等に努めるものとするとされておりますことから、今後長期に放置されている自転車につきましては、匝瑳警察署等と協議いたしまして、撤去を含めた対応を検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) それでは、順次再質問をさせていただきます。 まず、学校給食への有機食材導入についてであります。 先ほど、非常に随時活用は厳しいというような御答弁をいただきました。私、冒頭で申し上げましたように、これからの非常に成長的な産業にもなる有機農法という部分について、学校給食への食材導入ということは積極的に検討していっていただきたい、導入していただきたいと、まずは思うものであります。 先ほど申しましたけれども、匝瑳市自体が令和元年8月でしょうか、有機農業と地域振興を考える自治体ネットワークというものでしょうか、それに加盟されているということで、千葉県の4市町、太田市長のお名前もございます。それでまた、様々な状況調査の中でも、千葉県の6市町村の中で匝瑳市も匝瑳市総合計画後期基本計画で、この有機農法の推進ということがうたわれています。 厳密に言いますと、無農薬ですとか様々な要件があって、区分けすることが難しいかもしれませんけれども、先ほどの答弁にもありまして、厳しいということでありますけれども、何とかそうした教育振興ということでの予算づけも図っていただければなと思うものであります。 お聞きいたしますけれども、まず、農政のほうでお聞きしますが、導入に向けて生産農家の支援が示されましたけれども、今後のそうした生産農家を増やしていくとか実施目標というのはあるんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは、質問にお答えいたします。 具体的な数値目標については設定しておりません。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 既に御案内させていただきましたけれども、市内の有機農家の方たちによります協議会、匝瑳オーガニックコミュニティが事業開始をいたしました。令和3年度の持続的生産強化対策事業推進補助金ということも充当されております。これが立ち上がりましたけれども、これについては市のほうでは全く関わっていないということでよろしいでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 市内有機農家による協議会、匝瑳オーガニックコミュニティに市が関わっていないのかということでございますが、事業の実施に当たりまして、協議会の構成員に地方自治体の職員が参画することが要件となっておりますので、参与として参画しておるところです。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) この推進という中で、匝瑳市の姿勢として市からも職員が派遣されて、こうしたことをこれからやっていこうということの現れだと思います。 その中で、今度は学校教育課にお尋ねいたしますけれども、こうした有機農産物を給食に活用したということになった場合、今現在もされているということですけれども、その意義とか効果についてどう考えているかお聞きしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 有機農産物を学校給食に活用することで、食の安全や地元の農業や農産物への関心を高め、地産地消の推進につながるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 私も学校給食というのは教育現場での意義、効果というのは非常に大きいと、一番大きいと思うんですね。それに伴って、やはり全体的な農産物の匝瑳ブランドの強化、そして自給率の拡大、そしてまた、今オーガニック、有機というものを求める消費者の皆さんがいらっしゃる、一定数いらっしゃいます。そうした方たちを含めた販路拡大、特に調査していく中でやはり都会のほうで、今やはりこうした有機食材を導入しようとする動きが高まっておるようであります。 そうした中では、やはりどうしても都会では生産することができませんので、こうした近隣の自治体から、そうしたものの販路を活用させていただいて導入するということになろうかと思いますので、まさにそうした視点も盛り込まれるのではないかというふうに思っております。 そして、この教育的効果がある、意義もあるんだということの御答弁だと理解いたしますけれども、その上で、先ほど教育長答弁にもありましたけれども、非常に厳しいんだということが示されました。やはり課題というのは一番どこにあるか、いま一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、学校給食に導入するに当たっての課題についての御質問ですが、学校給食で使用する精米については、農林水産省生産局長が定める品位基準というのがございまして、直接農家から買い付けるにはその基準を満たしているかどうかを、給食センターが判断するので難しいと考えております。 また、価格につきましても、玄米から精米したり、10キログラムの袋づけをしたりすることでさらに高くなるということが予想されます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) まず、そうした品質の部分ですけれども、こうした生産農家の皆さんは全部自分でやっているわけじゃなくて、営農組合に属していますので、その辺の問題というのは、私はこれからクリアしていける問題ではないかというふうに考えます。 そして、価格の面ですけれども、先ほどの匝瑳オーガニックコミュニティが補助金を頂きました、国が進める推進の補助金ですね。これが令和4年度にもまた策定されております。これが、予算が増えまして、みどり戦略ということで農林水産省が打ち出しました予算がございます。みどり戦略の交付金、これが令和4年度、地方自治体のビジョンや計画に基づいて、スマート農業の展開、有機農業の団地化、学校給食などでの利用ということで、明確に令和4年度の農林水産省の事業補助金では学校給食の有機農産物の使用というのがうたわれております。 これで一番大事な点になるのは、これが地方自治体の計画が必要だということなんですね。具体的な金額の部分については、今後、年末にならないと分からないと思うんですけれども、国から都道府県そして市町村で、しっかりと地元の市町村が計画をして、それを実施するということになっておりますので、これはその団体とともに市も協力してこれを推進していかなくてはいけない、また、あるいはこの事業の補助金については自治体、匝瑳市が率先してやっていかなければいけないと思うんです。 これが出れば、また私は状況というのは変わってくると思うんですよ、金額の面では。これは担当課、農政課のほうとしてはどうお考えになりますか、積極的にやっていただけますか。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) みどりの食料システム戦略ということにつきましては、農林水産省のホームページのほうに掲載されておりまして、2050年までの目指す姿ということが掲げられております。この事業につきましては、今後、また近隣市町の動向を注視しながら対応を考えていくということになろうかと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 2050年ということで随分引っ張ってもらいましたけれども、そんなに待っている余裕はないですね、これね。どんどん進めていく、オーガニック、有機農法を打ち出している市ですから、これは近隣自治体の中でやっている、やっていないじゃなくて、率先してやるかどうかですよ。 これは給食の無償化とかそういうことではなくて、充実ですから、充実して、それがブランドの強化にもなるし、匝瑳市のイメージアップにつながります。定住促進になりますよ。これぜひ、担当課としてこれ積極的にやっていただきたいと思います。再答弁お願いします。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 内容を精査して検討したいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) よろしくお願いいたします。 それで、供給量の問題なんですけども、これは生産農家さんに確認しましたら、まず今7割ぐらいは生産供給可能だということでありまして、これからコミュニティができました、団体が立ち上がりましたので、これから皆さん、そうした生産という面では、それは収量も増えていくと思いますので、そうしたことも含めまして、これは持続可能なまちづくりという中では本当に大事な点だと思いますので、ぜひ、積極的に進めていただきたいというふうに考えますので、どうぞ関係部局の方、よろしくお願いいたします。市長、有機農業の推進のまちですから、よろしくお願いいたします。 それでは続きまして、武漢コロナウイルス関連の質問に入らせていただきます。 先ほど宮内議員の御答弁で詳しく実施率のことが示されました。1点お聞きしたいのは、実施率の答弁があったんですけれども、いま一度確認です。匝瑳市の市民の不安というのが、何か匝瑳市は遅いんじゃないのかというようなことを言われます。これは感情的な部分ですから、ここで論議云々ということは当たらないかもしれませんが、現実的にその実施率、先ほどの実施率ではなくて、他市町村と比較した実施率というのをいま一度、分かればお答えいただければと思います。匝瑳市が遅れているのか遅れていないのか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、実施率についてのお尋ねでございますので、お答えをさせていただきます。 現在、旭市と銚子市がホームページで実施率を公表しておりますので、匝瑳市の状況と併せて御報告をさせていただきたいと思います。 まず、匝瑳市の状況でございますが、昨日の9月15日接種済み時点での、まず全体の数字でございますけれども、1回目の接種を完了された方が2万2,987人、率で70.2%でございます。2回目が完了された方が1万6,943人、率で51.7%でございます。 銚子市でございますが、9月16日午前9時現在の状況でございますが、1回目の接種をされた方が3万2,436人で、率としては55.3%、2回目の接種完了の方が2万5,030人で、率としまして42.7%。旭市でございますが、旭市は9月13日時点ということで、1回目の接種済みが4万865人で、率で62.8%、2回接種完了の方が3万2,159人で、率としては49.4%という状況でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 殊さら実施率を前面に出してということではないんですけれども、先ほどの御答弁にもありましたけれども、やはりこうした正確な情報というのも市民に伝える必要があるのではないかというふうに思いますので、そうした他市町村との比較の部分について、もし可能であれば何らかの形でお示しができればというふうに思います。 先ほど高齢者支援課のほうで高齢者の接種の状況が示されました。未接種の方という御答弁があったんですけれども、高齢者の方は重症化しやすいとか様々なリスクがあります。そうした方というのは優先的な接種をしていただくことは可能なんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの高齢者の方の優先接種ということでございますが、現在ワクチンの供給量によりまして予約を取っている状況でございますが、現在のワクチンの納入量により全ての10月までの予約日が予約数でいっぱいになっている状況でございまして、新規の予約の受付ができない状況でございますが、高齢者の方から御相談があった場合には、キャンセルも出ますので、御希望をお伺いしてキャンセルが出た時点で御連絡して接種を受けていただくようなことをやっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) ありがとうございます。 本当に重症化リスクということで考えますと、そうした方たちが一日も早く、まずはワクチン接種が完了するということが基本になると思いますので、大変ですけれども、そうした中で、ぜひ、ワクチン接種の進捗をよろしくお願いいたします。 それで、ワクチンの副反応管理につきましては、先ほど市長答弁ございました。適切にホームページ等でリンクを貼ったり、案内文書でお知らせしているということであります。 それで、今本当にコロナの中、やはりコロナと共存するウィズコロナということで対策を立てていかなくてはいけないのだと思います。その中で、市民への説明という部分で、これは1点提案にもなるんですけれども、厚生労働省のホームページ、これは市のホームページからもリンクされております。 その中にアドバイザリーボードというのがありまして、これを拝見させていただきますと非常に分かりやすいんですね。これは新型コロナウイルス感染症対策のアドバイザリーボードというふうに言われております。新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる医療・公衆衛生分野の専門的、技術的な事項を、厚生労働省に対して専門家が助言をするというものでありますけれども、これが本当に直近の感染状況の分析ですとか、ワクチンの効果、副反応、こうしたことも取り上げておりまして、助言するための資料ということでグラフや図版も非常に多く使われておりまして、非常に分かりやすいんです。 各課の皆さん、見ていただければと思うんですけども、こういったことを活用して、今厚生労働省のほうにはリンクが貼られておりますけれども、そうした図版を利用して、自治体によっては、市長自らそれを活用して市民に安心・安全をお届けするということで説明するようなこともしております。それでなくても、こうした図版を活用させていただいて、ホームページに貼り付けたりとか、公共のそうした広報等に活用させていただくということは可能だと思うんですけれども、そうしたことを検討してはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまのアドバイザリーボードの活用ということについてお答えをさせていただきます。 現在、市のホームページでは厚生労働省へのリンクということで御案内をしておるところでございますが、直接、アドバイザリーボードのほうにリンクが飛ぶように、今後、修正してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) その前に、ぜひ見ていただいて、率直に感想をいただければと思いますので、前向きにお願いいたします。 次に、PCR検査の件であります。先ほどの御答弁の中で延長を検討していただいている、調整していただいているということで非常にありがたいことだと思います。今、この時期に来て、クラスターといいますか、各職域、企業、職場で感染するというリスクが非常に高まってきている。 その中で、今県のほうでも濃厚接触者の定義というのがあってそれで分けてはいるんですけれども、やはり同じ職場で仕事をしていて濃厚接触者に認定されない方たちというのは非常に多くなっているのかなというふうに思います。 直近のある医療施設のデータを見ましても、PCR検査の件数がぐんと増えてきているというような状況で、まさにこの9月でちょうど終わりになる予定だった助成ですけれども、このまま延長していただければ非常にありがたいことだなと思いますので、よろしくこれはお願いいたします。 その中で、今申しました企業なんです。匝瑳市内の例えば企業さんが、社員の方、職員の方が検査するときに、個人での受診ということになっていますから、どうしても領収書とかそういったものは個人宛てということになるんですけれども、これは会社等へ御案内というのもうまい形でできないものかと思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。職域でのPCR検査での助成、もちろん匝瑳市民に対してです。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 現在、市といたしましてPCR検査の助成は個人に対して行っているところでありまして、現在の制度が9月30日をもって終了ということでありますので、現在の感染状況を見極めまして10月以降も継続していく方針で現在調整しておるところでございます。 この助成につきましてはあくまでも個人に対する助成ということでありますが、個人の方ということでありますけれども、そういった助成があるということを今後も幅広く広報してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 全く課長が言われたとおりだと思いますので、その点前向きに進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それで、在宅療養支援に移ります。これは私も前から言わせていただいています。重症化というのが、今感染しても重症化は少ないというようなことも言われていますけれども、本当に重症化の早さというのは私も身近で経験させていただきました。ですから、これを前向きに検討していただきたいんです。 県からも8月25日に、先ほど登壇質問でも言わせていただきましたけれども、国・県、そうした連携ということで言われております。8月25日に市町村連携通知ということで示されていると思いますけれども、いすみ市さんがいち早く在宅の支援センターというのをまちで立ち上げました。 これをいろいろ見てみますと、医療センターを中心にして、そしてお医者さんたちも加わって、市民を守るんだということの意識で活動しているようであります。まさに、一歩進んで、そうした支援センターに向けたような連携ということを期待したいと思いますけれども、その点いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 現在、県のほうから、議員がおっしゃるとおり通知の文書が発出されておりまして、今後どのようなことが市としてできるかということで、今現在協議を進めておるところでございます。 また、いすみ市さんの在宅支援センターについても承知はしておりますが、現在の感染状況を鑑みますと、海匝管内におきましては現在落ち着いているということでございまして、支援センター等につきましては、今後の感染拡大が再発したときに備えて今後検討するということであります。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 私個人は、これは必要なことだと思います。今、検討というお話がありましたので、もし仮に設置しないまでも、十分検討して、即対応できるように即応体制でお願いしたいと思いますが、いま一度御回答をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) 今後の感染状況を見極めた上で検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) それで、今後予想される一番の生活支援といいますと、ほかの近隣の自治体等でも行っております生活支援物資を提供したりということだと思いますけれども、この中には自宅療養者の方の状態確認というのは含まれてないんですね。 ただ、これはあくまでも医療行為ではありませんので、そういったことは自治体の判断で可能だと思いますけれども、そうした見解というのはこれからにはなると思いますけれども、健康管理課のほうではどう捉えておりますか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 県からの連携事業ということで今照会が来ておるのでございますが、その内容といたしましては、自宅療養者への健康観察等ということで、居所における安否確認を含む、2つ目として自宅療養者等に対する生活支援を行う事業ということでございまして、詳しい実施内容については今後協議をするということになっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) まさに、市民を守るという観点に立っていただいて協議をしていただいて、そして一日も早いそうした支援の実施ということをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、次の質問に移らさせていただきます。 駅前の放置自転車対策についてであります。既に状況については、都市整備課のほうでも朝から指導していただいておりますし、何人かの議員ではその状況も確認をさせていただいておりますので、状況把握はしております。 それで、昨日も行ってまいりましたけれども、そうした不法駐輪というのが少なくなってきているのかなと思ってはいるんですけれども、やはり飛び込みのようにそうした放置自転車が増えているというような状況も見受けられます。駅前のお店の前にも堂々ととめて、電車に乗っていってしまうというような方も見受けられます。 それで、お願いしたいのは、今放置自転車の中でも本当にもう不法投棄のような形で自転車が駐輪されているものが何台かあるんですね。実際、見てみますと、八日市場駅前の北口広場、これはある日の状況調査ですけれども、放置自転車が17台あって、そのうちの12台はもう迅速に撤去していただきたい。本当にもうごみ捨場になっちゃっています。そうした不法投棄のような自転車が17台。 南口のほうにも放置自転車が10台あって、投棄状態のものが9台見受けられます。これも迅速な撤去をお願いしたいんです。南側には御存じのように鍵がかかる自転車の保管庫というんですか、ありますね。その中の自転車も含めて、これは本当に迅速に対応していただきたいと思いますが、その点は関係課いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) ただいまの御質問にお答えいたします。 現在保管している自転車については速やかに処分してまいりたいと考えております。また、今御指摘のありました不法投棄状態にある自転車、こちらにつきましても早急に対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) まさに、割れ窓理論という理屈がありますけれども、1台置いてあると次から次にそれが置いていかれてしまう。1人がごみを捨てると、不法投棄されたような自転車の籠がペットボトルでいっぱいになってしまったり、その辺が近隣住民からの本当に不安ということにもつながっていると思いますので、迅速な対応をよろしくお願いいたします。 それで、駅前の自由通路側が、これも何年か前に自転車の撤去が行われて、これはほかの議員さんも御質問されていましたけれども、自由通路には条例があるんですね、罰則を含めた条例があります。自転車をそこに不法駐輪しちゃいけませんよと、5万円の罰金が科せられると、非常に重い条例だと思います。 北側のほうには条例というのは、特に先ほど自転車法をということがありましたけれども、特に取決めはないんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) ただいまの御質問にお答えいたします。 駅前広場に関する条例は今のところございません。匝瑳市八日市場駅自由通路の設置及び管理に関する条例は自由通路設置に合わせて施行されたものでございますので、駅前広場のほうまでの影響はないと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 条例が私は必要だと思うんです。自転車法だけではどうしてもそうした常習者、悪質--悪質という言い方はちょっとあれですけれども、堂々と、安全なことを確保しなければいけない歩行路にとめていってしまう方もいる。そうしたことに対応するためには、私は市としての条例が必要ではないかと思いますが、その点を改めてお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) 自転車の放置防止に関する条例の制定によりまして、市独自で放置自転車の移動や処分を行うことができるようになりますが、その一方で、保管場所の設置や処分に係る手続等、条例制定には多くの課題もありますので、先進事例を参考にしながら検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) そうした部分を含めて、ぜひ前向きに検討をお願いいたします。 もう1点、気になっているのは駐輪場の問題なんです。先ほど御答弁ありましたけれども、市営、民営ということがあると思います。今民営の駐輪場が1件ございます。ぜひ、民営の駐輪場の方と意見交換というのも私は持ってもらいたいと思うんです。 市民からも、市民というか駅の利用者からも、どこに駐輪場があるんだろうということを言われる方もいますので、そうしたことというのは我々なかなか立ち入っていけませんので、市のほうの担当課として十分なサジェスチョンといいますか、意見交換をよろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) まず1点、答弁漏れがございましたので、いわゆる常習者対策でございますけれども、現在のところは条例がございませんので、いわゆる放置自転車の常習者と思われる方につきましては、丁寧に粘り強く指導してまいりたいと考えております。 また、放置自転車対策としまして、今後、駐輪場事業者様とも対応を協議させていただきまして、連携して改善に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) そちらのほうもよろしくお願いします。住民、近隣の方を巻き込んでこうした運動をしていかなくては、やはり行政だけではなかなか対応できないと思いますね。協働のまち匝瑳ですから、そうした部分も担当課としてぜひ御配慮いただいて進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 犯罪被害者支援制度であります。これも担当課で恐らく近隣の状況を調べていただいていると思います。私のほうから匝瑳市の状況を調査していく中で、匝瑳市でも該当される方というのは、年に数件ではありますけれども発生しているようであります。殺人、強盗致傷、様々な犯罪がありますけれども、内容は明らかにはされておりませんけれども、あるということは事実ですので、近隣の状況も私も存じております。隣の多古町でもできているということですので、これは前向きに検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。答弁は結構であります。 最後に、高齢者の相続対策について再質問させていただきます。 匝瑳市のホームページを見せていただきまして、22の無料相談窓口がございました。くらし・手続きということであります。その中でも相続関係の相談というのは法律相談、司法書士、司法書士会、行政書士会ということでありますけれども、こういったこともあるんですが、やはり財産管理ということで、そうしたことを前面に出して広報もしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ホームページの中に22の無料相談窓口が挙げられておりまして、その中に相続関係で法律相談、司法書士、千葉司法書士会、行政書士会ということで、これが相続管理の相談を受け付けているんですね。こういったことは見れば分かるんですけれども、そういった財産管理、今回私が言っているのは、健康なときに財産管理、相続管理をしっかりと御本人が道筋をつけてもらうということですので、そういうものをしっかりと前面に出して広報もしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 篠塚高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(篠塚智子君) ただいまの都祭議員の御質問にお答えいたします。 判断能力が十分でない高齢者に対しましては、早期発見や早期対応が重要であると認識しております。高齢者が元気なうちに自分の将来や財産について考えたり、御家族と話合いをする機会を持っていただけるよう高齢者支援課としましては周知・啓発に努め、支援してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 御丁寧な答弁ありがとうございました。 相談窓口の充実ということは一つあると思います。そういうこともあるんですけれども、本当に今困っている方は財産の紛争ですとか、そうしたことになってしまうケースが非常に多い。後見人の方のお話もありましたけれども、後見人につないだときには非常にもう手後れになってしまって、なかなか解決ができないということがありますので、こうした相談窓口の充実は必要だと思います。 先ほど幾つかの相談窓口が案内されました。これは社協でも相談しているということですけども、その相談内容というのは把握されていますか。 ○議長(石田勝一君) 篠塚高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(篠塚智子君) ただいまの質問にお答えいたします。 匝瑳市社会福祉協議会で実施しております法律相談についての御質問でございますが、令和2年度の開催日数は17日、相談件数は84件でございます。相談内容の内訳といたしましては、相続関係が一番多く、17件でございます。 以上でございます。
    ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) 今お示しいただいたように、やはり相続関係というのが一番多いということでした。やはりこれはこれから増えていきますよ。もう端的に見ていましても、高齢者の方が増えてこられる、そうした中でもどうしても状態が悪くなって、自分が判断できなくなってしまってから困ってしまうという状況が非常に多うございます。 ぜひ、福祉も先進都市として匝瑳市は手を挙げていますので、そうした前向きな相談窓口の充実、これから具体的な話になると思いますけれども、一般質問が終わった後も、私はまた意見提言させていただきますので、そうしたことをしっかりとしていただきたいと思いますけれども、担当課はどちらになりますか、高齢者支援課ですか、一言お願いします。 ○議長(石田勝一君) 篠塚高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(篠塚智子君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 地域包括支援センターでは、高齢者の様々な相談に対応しております。特に、遺産相続に関する御相談につきましては、慎重にお話を伺った上で、活用できる制度や専門の相談窓口を御案内しております。そのような中で、市に対する寄附の御相談やお申出等がございましたら、一般寄附と同様の対応をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君。 ◆2番(都祭広一君) もうお時間がありませんので、寄附の質問は、今日はできないと思いますけれども、御丁寧に答弁いただいてありがとうございました。 ただ、本当にこれは重要な問題だと思いますよ。これから先、この問題というのは出てきますので、なかなか質問と答弁がちぐはぐになってしまって、私の拙さを今反省しておりますけれども、ぜひ、これはしっかりと関係課で協議していただいて、窓口の充実に努めていただければと思いますので、住みやすい匝瑳市、しっかりとよろしくお願いしたいと思います。 質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 都祭広一君の一般質問を打ち切ります。     (「議長、その前にちょっと」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 議長も御存じだと思うんですけれども、東広に、今度、10月1日に臨時議会ということで、我々代表議員が行くわけです。それに伴って、今までと東広の事業が変わっていまして、これはやっぱり我々3人だけで判断するのは無理だと思います。 それに当たって、東広から来ている資料を、まず議長をして、皆さんに配っていただいて、今議会開会中に全協ないし議運に諮るなりして、議案として必要な案件が出たと思いますので、緊急で申し訳ないんですけれども、対処をお願いしたいと思いますが、議長、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 了解しました。 暫時休憩いたします。 △午後0時01分 休憩--------------------------------------- △午後1時00分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を行います。 林明敏君の登壇を求めます。 林明敏君。     〔6番林 明敏君登壇〕 ◆6番(林明敏君) 皆さん、お昼下がりの眠くなるとき、大変御苦労さまです。 市民の声を市政へと、市民クラブの林明敏です。一般質問をお許しいただきありがとうございます。傍聴においでの方、また、ネット中継を御覧の皆さん、お忙しい中、誠にありがとうございます。 新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々に心からの哀悼とともに、闘病中の皆様にお見舞い申し上げます。新型コロナウイルスの感染で医療機関の負担が重くなっています。医療従事者をはじめ、社会生活を支える仕事をしている方々に心より感謝申し上げます。この国難とも言えるコロナが早く収束することを願うものです。いつどこで感染するかも分からない状況です。感染された方々には心よりお見舞い申し上げます。その方々を誹謗中傷することがあると報道されていますが、そのようなことはあってはなりません。 それでは、喫緊の市の重要な6分野、11項目について質問させていただきます。明快な御答弁をお願いいたします。 まず初めに、企画分野から、成田空港についてお尋ねします。 匝瑳市に大きな影響を与える第三滑走路の整備という事業が行われます。その事業がいつ頃完成する見込みでいるのか。また、匝瑳市にどのような影響があるか。それに対する匝瑳市の対応についてお尋ねします。 次に、成田空港とも関連しますが、圏央道にもつながる銚子連絡道の整備について、その予定についてお尋ねします。 次に、インフラの管理について。 公共施設の管理等の瑕疵により、匝瑳市でも多くの損害賠償の議案が提出されています。道路が傷んだ、公園のベンチが壊れた、ごみが不法投棄されている、公共施設に落書きがある等々といった地域インフラの不具合について、情報を発見した市民が、市の担当者や他の市民と共有する仕組みを、スマートフォンを使って対応するシステムを検討してはどうかと、そのことについてお答えを願います。 次に、観光振興について。 野手浜海岸が以前のにぎわいを取り戻すため、のさか望洋荘跡地の有効活用は喫緊の課題であります。その中で、のさか望洋荘跡地利用事業提案が2件あり、優先交渉権者が決定しましたが、その事業の進捗状況についてお尋ねします。 次に、市長選についてお尋ねします。 選管より、市長選が来年1月30日告示、2月6日投票と日程が発表されました。太田市政も3期12年となろうとしていますが、この間の市政運営について、太田市長としてはどのように評価しているかお答えください。また、間近になった市長選にどのように臨むのか、お考えをお示しください。 次に、行政のデジタル化について。 新型コロナウイルス感染症の拡大によるライフスタイルや価値観の変化に伴って、行政分野におけるデジタル化・オンライン化の遅れが浮き彫りとなり、国において自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画の策定を進めるなど、急速にデジタル化の動きが進んでいます。匝瑳市の取組として、1つ、窓口手続のデジタル化、2つ、デジタルでつながる市役所、3つ、デジタル化で市役所業務の改善、それについての取組について、進捗状況についてお尋ねします。 次に、中国新型コロナウイルス対策について。 午前中に、宮内議員、都祭議員が質問をされました。それと重複するところはあると思いますが、この中で質問する私の中で、2名の方に答弁したのと違うものがありましたら御答弁をよろしくお願いいたします。 ワクチンを打ちたい人が打てない状況が続いています。ワクチンの供給状況と手続的な流れと市としての対応について、また、12歳から15歳まで、妊婦への接種についてお尋ねします。 次に、子育てに関する子どもたちへの支援についてお尋ねします。 医療的ケア児支援法が成立し、第20条には、「国及び地方公共団体は、医療的ケア児及びその家族がその居住する地域にかかわらず等しく適切な支援を受けられるよう、医療的ケア児に対し医療的ケアその他の支援を行うことができる人材を確保するため必要な措置を講ずるものとする。」とうたわれております。市町村の責務がここで述べられております。 ですので、市の対応について、また、前にも御質問させていただきましたが、病児保育・病後児保育についての現在の状況についてもお尋ねします。 次に、財政について。 歳入については、報道によりますと、2020年度の国の税収が過去最高になったと報道されておりますが、匝瑳市の当初予算では、個人・法人市民税、地方消費税交付金等が前年度比減額予算で計上されておりますが、半年終わった、もう少し進めようとしておりますが、現在の状況についてお答えください。 歳出については、武田議員が予算決算常任委員会のときに質問されたと思いますが、コロナ禍により中止した事業件数と金額、また、補助金がカットされたと聞いておりますが、その額と、どのような根拠でカットが行われたのかお尋ねします。 次に、農業用廃プラについて。 農業で多く使用されているプラスチックの処理費が高騰しておりますが、その農家の負担と近隣の状況についてお尋ねします。 最後に、パラリンピックについて。 パラリンピックも5日をもって終了しました。県内で、幕張メッセを会場に4競技が行われ、学校連携観戦が計画されましたが、パラリンピック学校連携観戦について、教育委員会としてはその意義、また、匝瑳市でも計画があったと聞いておりますが、中止を決めた経緯についてお尋ねします。 以上で私の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君の登壇質問が終わりました。 林明敏君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの林議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、成田国際空港の第三滑走路の影響についてのお尋ねでございますが、第三滑走路の新設は、成田国際空港のさらなる機能強化を図るものとして、新たな滑走路の供用開始に伴い、これまでの年間発着回数が現状の30万回から50万回へと拡大されるものであります。 供用開始時期は令和12年度末で、現在は、埋蔵文化財調査、土質調査、測量調査等が実施されていると伺っております。なお、年間発着回数の拡大により、旅客数や貨物量の増加が見込まれており、空港及び空港周辺における雇用と産業振興、インフラ整備等の地域経済への波及効果が期待されております。本市といたしましても、周辺自治体との連携をはじめ、引き続き情報の収集に努めてまいりたいと考えております。 次に、銚子連絡道路の供用開始についてのお尋ねでございますが、現在整備中であります銚子連絡道路2期区間の横芝光町から匝瑳市間につきましては、令和5年度に供用が開始される見込みであります。 また、銚子連絡道路の3期区間の匝瑳市から旭市間につきましては、千葉県においてルートや構造などを定める都市計画の手続が進められ、7月15日開催の千葉県都市計画審議会に諮問された後、8月31日付で都市計画変更が決定し告示されたところであります。本市といたしましては、引き続き早期事業化に向けて、県と調整し事業の促進を図ってまいりたいと考えています。 次に、ICTを活用したインフラ管理についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のように、千葉市等では市民が発見した道路の陥没、ごみの不法投棄等の様々な地域情報を、スマートフォン等の専用アプリから、位置情報づき写真レポートとして市が情報提供を受け、その対応に当たっていると伺っております。このようなシステムは、地域の情報を的確に収集・把握し、また、市民と情報を共有する上でも、有効な手段の一つであると認識をしております。 なお、導入に当たりましては、情報提供に係る取扱い等での調整事項も想定されますことから、市といたしましては、こうした先進自治体の取組状況等について、今後、調査研究してまいりたいと考えております。 次に、市長選挙についてのお尋ねでございますが、現在、皆様にお約束をいたしました「一つ上のまちづくり」を目指し、マニフェストに掲げた施策の達成に向け鋭意取り組んでいるところであります。しかしながら、いまだ新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、感染防止対策をはじめ市民生活等の支援に全力で取り組むことが、今の私の責務であると考えております。なお、今後につきましては、しかるべき時期に判断をしてまいりたいと考えています。 次に、行政のデジタル化の進捗状況についてのお尋ねでございますが、本市では、窓口手続のデジタル化等のデジタル・トランスフォーメーションについては、国の自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画に基づき検討を進めているところであります。デジタル・トランスフォーメーションは、デジタル技術やデータを活用して、業務の効率化、改善等を行うとともに、市民サービスの向上につなげていく取組であります。 本計画では、2026年3月までを計画期間としていますが、各取組については、それぞれ目標時期が示されておりますので、市といたしましては、計画に沿って進めてまいりたいと考えております。 次に、ワクチンの供給についてのお尋ねでございますが、ワクチンにつきましては、国から県、県から市へ配分されますが、現在、2週間ごとにあらかじめ指定された日に市へワクチンが届いております。また、希望する数量を県に提出してから10日前後で配分数量が決定され、その1週間後に配達日が決定し、ワクチンが届くのは希望数量を提出してからおおむね1か月後となっております。 次に、ワクチン接種についてのお尋ねでございますが、子どもの接種におきましては、保護者の同意が必要な12歳から15歳については、子どもと保護者が予約できる優先枠を設けております。なお、子どもたちの授業への影響等を考慮いたしまして、日曜日にも集団接種を行っており、医療機関で行う個別接種では、夕方の時間帯や午後5時半以降に接種できる日を設けるなど、子どもと保護者が接種しやすい環境づくりに努めております。 また、妊婦の優先接種につきましては、妊婦とその同居家族を優先するため、8月20日に対象者へ優先接種の通知を送付するとともに、妊婦の皆様には電話連絡をいたしまして接種希望の確認を行い、8月31日から優先接種を実施しております。 最後に、医療的ケア児、病児保育・病後児保育についてのお尋ねでございますが、医療的ケア児とは、難病や障害で日常的に胃ろうやたんの吸引、人工呼吸器などが必要な児童であり、本市では、平成31年3月から吉田保育園において医療的ケア児保育を開始し、現在2名の対象園児に対して、専任の看護師1名と保育士2名を配置しております。 また、病児・病後児保育につきましては、現在、社会福祉法人九十九里ホームが今年度中に開設を予定しております、サービス付き高齢者向け住宅におきまして、当該保育スペースを確保する方向で調整を進めているところであります。 市では、第2次匝瑳市子ども・子育て支援事業計画に基づき、引き続き関係機関と連携しながら、医療的ケア児、病児保育・病後児保育に係る保育サービスの充実に努めてまいります。 私から以上でございますけれども、そのほかにつきましては、教育長及び担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 私からは、パラリンピックの学校観戦についての御質問にお答えいたします。 パラリンピックの学校観戦については、千葉県のオリンピック・パラリンピック推進局より、市教育委員会を通して各学校に観戦希望を取ったもので、観戦の有無は学校の判断で行いました。調整の結果、八日市場小学校で車椅子フェンシングの観戦を予定しておりましたが、今年の2月に当局より意向確認があり、その時点で新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、学校の判断でキャンセルをいたしました。 パラリンピックの学校観戦の教育的意義については、児童生徒がパラアスリートの活躍を目の当たりにすることで、人間としての可能性の大きさを肌で実感し、共生社会の実現に向けて、今後の生き方に大きな示唆を与えてくれるものと考えます。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、私からはのさか望洋荘跡地についてお答えいたします。 のさか望洋荘跡地の利用につきましては、民間活力の導入を図ることとして、令和2年11月に市ホームページ等で公募を行い、本年1月に匝瑳市のさか望洋荘跡地利活用事業者選定審査会において、応募者からの提案の企画内容を審査した結果、株式会社富士テクニカルコーポレーションを優先交渉権者に選定いたしたところでございます。 現在、優先交渉権者におきましては、提案内容の事業化に向けて調整が進められていると伺っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 私からは、令和3年度の収入の状況及び歳出の状況についてお答えをさせていただきます。 初めに、歳入につきましては、収入率は令和3年8月末現在で38.72%、収入済額は62億9,887万7,807円でありまして、令和2年度同月と比較いたしますと、36億8,357万7,988円、3.3ポイントの減であります。これは特別定額給付金給付事業補助金などの国庫補助金の減によるものでありまして、このような特殊要因を除いた場合、昨年度と同水準の収入状況となっております。 次に、コロナ禍により中止となった事業件数と金額につきましては、78事業、9,330万8,854円でございます。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業の中止・縮小により、支出しなかった補助金額につきましては1,322万6,164円であり、その根拠・理由等につきましては、当該団体や実行委員会とそれぞれ協議をされた結果、中止・縮小が決定されたものでございます。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 私からは、農業用廃プラスチックの処理に伴う農家負担について、近隣市町の状況についてお答えいたします。 お尋ねのありました処理単価につきましては、令和2年度に1キログラム当たり44.5円から89.6円に値上げされております。この89.6円の処理料金に対しまして、全国農業協同組合連合会及び県が、それぞれ10円補助し、本市も同額の10円を補助しておりますので、本市での農家負担額は1キログラム当たり59.6円となります。 近隣の状況でございますが、銚子市、旭市につきましても、本市と同様に、3団体がそれぞれ10円を補助しておりますので、農家負担額は59.6円でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 今、成田空港の関係につきましては、このような大規模なというのがありまして、多分匝瑳市に与える影響は騒音は今のところ対象にならないというような説明があったようですが、この影響について、アンテナを高くして情報を逃さずに、匝瑳市に何かのメリットがあるように、努力をこれはお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 次に、圏央道と最終的にはつながって、成田空港とかにつながっていく銚子連絡道でありますが、この計画時、ちょっとお聞きしたいんですが、都市計画の決定があったと聞いておりますが、その3期の区間につきましては、もう位置的なものは確実に、どの辺にできるというのは、それは決定しているんですか。その辺をちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) ただいまの林議員の御質問にお答えさせていただきます。 匝瑳市から旭市間の銚子連絡道路3期間につきましては、先ほど市長がお答えしましたとおり、8月31日付で千葉県の都市計画変更が決定しております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 今お尋ねしたのは、その都市計画が決定したのが、どこの路線を、どこの場所を通るかというのも詳しく決まっているんでしょう。その辺をちょっとお聞きしたんですが。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) 図書縦覧公告の資料によりますと、この匝瑳市旭市間の延伸整備については、匝瑳市横須賀地先から匝瑳市川向地先までの区間について延長するとされております。それ以降、旭市の分については詳細を把握しておりません。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 私、図面をちょっと見たんですが、ほぼどの線を通るかというのは決定していると思います。そういう御回答をしてくれるのかなと思っていたんですよね。 次に、それを見るとインターチェンジは、具体的には匝瑳市はどことどことどこへできるんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) 御質問にお答えします。 市内のインターチェンジにつきましては、3か所予定されると伺っております。現時点では、いわゆる計画が決定した段階でございます。今後、実際の計画が採択されまして、具体的なものになっていくものと承知しております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) インターチェンジがどこにできるというか、今の都市計画の中で分からないということですか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) あくまで県の事業でございまして、計画段階だというところを踏まえまして、説明資料等には図面等をお示しいただいているところでございますけれども、詳細な地番等の把握はしてございません。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 私がちょっと言うのもおかしいんですが、3か所インターチェンジができると聞いておりまして、通称えびす橋というんですが、えびす橋のところと、あと今296を下りたところと、それとあと九十九里ホームから下りたところにできるというような話を聞いて、この私の情報は間違っているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 渡邉都市整備課長。 ◎都市整備課長(渡邉保行君) 説明資料等で見ますと、その辺に印がしてあるところでございますけれども、詳細までは把握していないというところでございます。 以上、失礼いたします。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) その点はそれでいいんですけれども、あともうちょっとお聞きしたいのは、市民からよく聞かれるもので、その路線が平面交差するような場所はあるんでしょうか。 今の現状では平面交差、工事しているところを見るとないようなんですが、この先とか何かで平面交差する場所があるかどうかというのを、分かればお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 佐藤建設課長。 ◎建設課長(佐藤雅一君) それでは、ただいまの御質問にお答えします。 千葉県のほうに確認しましたところ、現在のところは平面交差の予定はないということで伺っております。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) もう一つ市民からよく聞かれるのは、横芝松尾からあの辺は300円取られているんですが、今回の道路は通行料は発生するのかどうか聞かれるんですが、その辺はどういうようになっているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 佐藤建設課長。 ◎建設課長(佐藤雅一君) ただいまの御質問にお答えします。 匝瑳市旭市間につきまして、通行料金につきましては、有料道路にしないというふうに伺っております。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 今工事をしているんですが、私の記憶ですと、昭和63年から促進運動を行っていたと思うんですが、まだこのような状況ですので、担当課でも市長でもいいんですが、早期完成を強く推進するように、63年ですからもう何年か、計算ちょっと私できないんですが、よろしくお願いしたいと思いますが、お答えがありましたら。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 銚子連絡道につきましては、銚子市、旭市、匝瑳市等で構成いたします期成同盟がございますので、そちらで早期実現に向けて国等に要望してございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 今の進行状況だと、私らできるまで生きていないかも分からないですけれども、努力して、中央病院までつながれば、そのアクセス的に中央病院に救急車のほうが、中央病院にかかっている方は多いですから、そういうアクセス道路ともすごい有意義になると思いますので、その辺は国に、県に、強力に働きかけて、早期完成のほうはよろしくお願いしたいと思います。 次に、インフラの管理についてお答えいただいたんですが、議会によく側溝の蓋が壊れて、そこになって損害賠償とか、議案が出てきます。 人命に危険があるような情報も、多分リアルタイムで、誰が受けて、どういう処理するかというのは構築は大変だと思いますが、これはすごい有意義なシステムだと思いますので、早急に検討していただきたいと思います。これは要望で、よろしくお願いいたします。 次に、野手浜の望洋荘跡地なんですが、今の予定ですと、提案を決定した業者さん、いつ頃を予定して事業を進めているのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 現在、優先交渉権者が公募の際に提案のありました事業内容の事業化に向けまして、具体的な調整をしていると伺っております。 今後は、のさか望洋荘跡地利活用事業者募集要領の手続といたしまして、優先交渉権者が地域説明会を開催し、地域の皆様に利活用の内容を説明した後、市と賃貸借契約を締結することとなっております。また、募集要領では、賃貸借契約を締結した日から2年以内に、全ての事務事業の実施をすることとしておりますが、現在、賃貸借契約が締結されておりませんので、現段階では開設時期をお示しすることができません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 早くそれも実行できるように、業者の方にお願いをして、私も知っている業者さんですので。 それで、何か障害になるようなことがあるんでしょうかね。それを進める、賃貸契約して2年で、あの提案だとそんなに時間かかるような施設ではないと思うんですが、その辺について御回答をお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 先ほど私が2年と申し上げましたのは、募集要領の中の決まりといたしまして、契約を締結した日から2年以内ということの決まりがあるということで御説明をしたものでございます。 それから、何か支障があるかということでのお尋ねでございますが、優先交渉権者からは、現在事業化に向けての詳細事項を調整していると伺っておりますが、事業化に向けた障害については特段伺っておりません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) できれば早くやっていただきたいと思いますので、市のほうでも協力できるところは強力にサポートしてやっていただきたいと思います。 それと、昨日だと思うんですけれども、山武市がテレビで放映されて、魅力度ランキングで山武市が初めて最下位で997位となったと。市長が出たり、びりだったけれどもPRとしてはすごいすばらしい。あれだけ時間帯をテレビで取れるということはPRになったと思うんですが。 ブランド総合研究所が行ったこの魅力度ランキングっていうのは、匝瑳市は、これは自発的にエントリーするとなっておりますが、匝瑳市がエントリーすればすごいいい宣伝になったと思うんですが、その辺は情報は何かあったんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 すみません、昨日のニュースというのは私は見てはございませんけれども、今の議員のおっしゃっていた内容からいたしますと、昨年、ブランド総合研究所が行った魅力度ランキングの内容だと思われます。 このエントリーの仕方といたしましては、記憶の範囲なんですが、都道府県と市は自動的にエントリーがされ、町村については自らエントリーをしていくということだったかと思われます。 以上となります。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) その辺の情報があったら、何か、何の手でもいいですから、少し情報発信を、無料でできるものなので、その辺も情報を逃がさずに、よろしくお願いしたいと思います。 次に、市長選、市長、私がお尋ねしたのは、もう少しで3期12年に過ぎると思うんですが、市長の考えるこの12年間、どんな思いがあるかというようなことを、ちょっと御質問させて、御回答の中にあったかどうか分からないんですが、その辺をちょっと、もしもお話があれば、なかったらそれはなくて結構ですが、あれば、その思いをお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 今思えば11年半前ですけれども、大きな、私も私なりの希望を持って市長選挙に臨み、こういう立場になったわけでありますけれども、当初から弱体な自治体ということで、一歩でも二歩でも一つ上のまちを目指していきたいというような形で、政策というようなマニフェストを通じて、マニフェストは3回更新をしたんですけれども、マニフェストを通じて、本市の市民生活の向上、経済の発展、そしてまた環境の改善等を目指してやってきたということになります。 特に、合併直後でありましたので、当初は合併算定替などの交付金等がありましたので、ある程度思いどおりの形で、そしてまた市民の協力、議員さんの協力等を通じて、何とかやってきたというような思いがあります。 最後のこの3期目でありますけれども、この3期目は非常に天災にもやられました。一昨年は房総台風、そしてまた、昨年から本年にかけてコロナ禍ということで、大変な思いの中でマニフェストを、25項目を掲げまして、完全にやっていきたいというふうに努力してきたところでありまして、現在マニフェストは25項目中18項目、そのような達成されたというふうに私は思っております。残された7項目につきましても、鋭意その遂行に向けて頑張っていきたいというふうに思っております。 4年間でありますけれども、特に総合計画が第1期から第2期に変わったということもあります。また、行政改革大綱も3期から4期に変わったというような時期でありますので、この新しい計画の中で、それぞれその目的達成のために頑張ってきておるということであります。 残された任期、しっかりと匝瑳市発展のために頑張っていきたいというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 分かりました。よろしくお願いします。 次に移ります。 デジタル化の関係なんですが、細部の取組についてちょっとお聞きさせていただきたいんですが、条例改正とか、この前あったと思うんですが、押印の原則廃止、添付書類の見直し、オンラインで申請しても添付書類が紙であったら、これはオンラインで処理ができないんですが、この辺はどの辺まで進んでいるか、それとまた添付書類についてもどのようなお考えがあるか、現在の段階でお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 布施総務課長。 ◎総務課長(布施昌英君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 押印の原則廃止、添付書類の見直しについてのお尋ねでございますけれども、まず押印の見直しにつきましては、議員御案内のように、文書への押印の見直し方針に基づきまして現在進めているところでございます。 本市では、市の規則や要綱など例規において、市民等から押印を求めている様式が、令和3年6月末現在で1,132件ございました。このうち各種申請書や補助金実績報告書など、押印の見直しが可能な847件の様式を改正し、本年7月1日から押印の義務づけを廃止したところでございます。 今後も、各種様式を新規に制定するなど、行政手続における市民等の負担の軽減及び行政のデジタル化を図るため、押印を求めないことを原則として取り組んでまいりたいと考えております。 また、添付書類の見直しについてのお尋ねでございますけれども、現在、行政における各種申請等の手続を行う際、所得証明書や課税証明書など添付して提出していただいている場合が多くあります。行政のデジタル化の推進のためには添付書類の簡素化が必要であり、課題であると認識をしております。このため、添付書類の内容を別の手段で確認する方法や例規改正なども必要となってまいりますが、行政手続における市民の利便性の向上を念頭に、添付書類の見直しについて、今後、関係課と検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) デジタル化の関係で、よその状況を見ますと、オンラインで子育て相談するとか、それとか市の職員がその方のところに訪問したときに、タブレットを持っていって、その人がお答えできないとか、違う担当、保健師さんなり看護師さんとかに、その場でそういうような話をできるような場所も、そういうようなことをやっているところもあります。その辺については、匝瑳市はどの辺まで今進んでいるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 乳幼児や妊産婦への訪問などの際にモバイル端末を活用して、市民への助言や説明などを行えることを目指している団体もあるということは承知しております。モバイル端末を活用することで、職員が訪問先での相談業務などにおいて、入手した情報をその場などで入力できるなど、事務の効率化やペーパーレス化などにも期待できる効果がございます。 一方で、各業務システムとの連携などの課題もございますので、本市といたしましては、先進団体の取組状況などにつきまして、今後調査研究してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) じゃ、その辺はよろしくお願いします。 次に、コロナの関係でちょっとお聞きしたいんですが、さっき都祭議員からも質問があったんですが、このホームページを見ますと自宅待機者が17人、入居ホテル療養など調整中が6人、これ多分この23人が自宅療養と似たようなあれだとなっておると思うんですが、県と共有できて、マンパワーも確かにいないと大変だと思いますので、市のマンパワーというんですか、母子保健推進員とかああいうボランティアの方なんかに、お医者さんとか看護師さんが中に入っていろいろできると思うんですが、その方が安否確認をして、水が欲しいとか何が足らないとかって、玄関に置いておくだけでも、安否確認とかいろんなことができると思うんですが、もしも県と調整がついたら、その辺はやっていくようなお考えはあるんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現在は、県のほうからそういった感染者の個人情報の提供がされておりませんので、現在はできませんが、今、県とそういった支援について協議をしておるところでございますので、今後、協議が調い、そういった情報が提供されるようであれば、いろいろなことが考えられますので、検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) これも都祭議員と宮内議員とちょっとかぶるところがあるかも分からないですが、在宅で寝たきり老人というような形の方、寝たきり老人というかどうか分からないんですが、お風呂も介護の人が来てお風呂に入れてくれると、そういうような方の場合に、ワクチンの接種はどのような形で対応しているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現在、集団接種を実施しております市民ふれあいセンターでの接種が難しい方につきましては、健康管理課へ御相談をいただいた上で、寝たきりの方への介助などを行う、そうさぬくもりの郷での接種を調整しておりますけれども、往診等での接種を希望される場合は、医療機関と調整をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) よくテレビ等でも見るんですが、核家族で、夫婦で小さなお子さんがいると。それで夫婦の方が感染しても、お子様が感染しても、これはすごい大変だと思う。特に、お父さんとお母さんが感染した場合に、そのお子様をどういうようなサポートするって、そういうのはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現在、感染者に対する対応は保健所が行っております。市としてはそういった情報は一切持っておりませんので、把握をしておらないというところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) コロナ対策は大変ですが、頑張っていただきたいと思います。 次に、医療的ケア児なんですが、先ほど御答弁いただいたのは、吉田幼稚園ですか。この医療的ケア児につきましては、小学校・中学校というのはどのような対応を、今現在しているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) それでは、小・中学校の医療的ケアの児童生徒についてですが、現在、匝瑳市では医療的ケアに該当する児童生徒はおりません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 私が知っている管内では今はいないけれども、前は多分いた方が、卒業なんかで酸素を持ってきている方がいたんですが、小・中学校はその酸素吸入器持っているぐらいなら行けるけれども、経管栄養だったら駄目だとか、その辺の区別は一般の学校はあるんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) 以前、酸素ボンベを持っている児童はおりましたが、特別支援学校に転出したりしておりますので、現在のところはそういう児童生徒はおりません。 以上でございます。
    ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) そうすると、一般の小学校・中学校ですと特別支援学校のほうをお勧めするような形の対応の方法を、今しているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 矢澤学校教育課長。 ◎学校教育課長(矢澤敏和君) 医療的ケアが必要となる児童生徒の就学については、健康管理課及び福祉課と連携により、早期に対象の幼児、児童生徒の把握に努めております。 特に、小学校入学時においては、匝瑳市特別支援教育総合推進事業として、毎年市内全部の幼稚園、保育所・園、こども園の施設訪問を行う中で、医療的ケアが必要な幼児の把握と、保育の中で行われている医療的ケアや、日々の関わり方、環境整備について情報を収集しております。 その後の対応につきましては、入学までに医療関係者から専門的な見地から意見を伺う機会を設け、保護者の意向も踏まえた上で、合理的な配慮における合意形成に努めてまいっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 多分、支援学校は高校まであると思うんですが、多分、私の知っている方は小学校までそこにいて、あと中学校と高校は支援学校。支援学校もこの辺の支援学校ではなくて、支援学校にもいろいろ、分かりませんが、ある。銚子市の支援学校まで通っておりました。 まだまだ、その法律ができたんですが、まだその人たちになかなか手が届かないような状況だと思いますが、よろしく、その辺はお願いします。 次に、財政の関係なんですが、当初予算から見て今現在、当初予算で大幅に減った歳入とか増えた歳入というのはあるんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 今のところ、大幅な増減がある歳入ございません。また、現在年度途中でありますので、今後推移を見守ってまいりたいと考えております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 予算決算常任委員会のときに、財政課長に私ちょっと質問させていただいて、財政力指数が県下37のうち34番目だということで、これを解消するのには、財政課長が工場等とか人口が増していけば、おのずからこの財政力指数は、見ると浦安市だとか成田市とか、上のほうにおります。そうすると財政力指数が上がっていくというような御答弁をいただいたんですが、現在それに向かって工場等の誘致、人口を増やすというのはどのような、匝瑳市では今前向きな努力をしているか、分かりましたらちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは質問にお答えいたします。 工場等の誘致につきましては、匝瑳市企業誘致及び雇用促進に関する条例、こういうものに基づきまして企業誘致に取り組んでいるというところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) この収入の増で、先ほど宮内議員がネーミングライツといいますか、公共施設の名前を命名すると、こういう方法も一手あるというような御質問をしていたと思うんですが、私の知っている方がいるんですが、匝瑳市出身でそれなりの企業家になっている方がいっぱいいると思うんですね。 そういうような方にもお願いするような、そういうことも、やっているかも分からないんですが、やっていただければ、これは案なんですが、今はどうだか、価格ドットコムの社長さんだとか、今は違うかも分からないですが、そんなような方を見つけましてお願いするような手も一つの手ではないかと。これは提案ですが、そういうやはり匝瑳市から出身だとなれば、匝瑳市に愛着があって、そういう協力をしてくれると思いますので、その辺のほうのお願いのほうも、よろしくお願いしたいと思います。 次に、廃プラの関係なんですが、ちょっと先ほど聞いたところ、大分急激に値上げして、中国とか外国でそれを受け付けてくれないとか、民間の工場の施設の老朽化でということなんですが、急にすごい額が上がってしまったんですが、これ農家の負担は大変だというような話をちょっと耳に聞くんですが、どうにか軽減するような施策とかはお考えでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 武田産業振興課長。 ◎産業振興課長(武田英樹君) それでは質問にお答えいたします。 廃プラスチックの処理料金につきましては、処理単価がキロ89.……。 ○議長(石田勝一君) 簡略にお願いします。 ◎産業振興課長(武田英樹君) 6円ということなんですけれども、それに実際のところは運搬料金ですとか、そういう諸経費を足して農家負担ということになりますが、その単価につきましては、匝瑳市農業用廃プラスチック対策協議会、こういうもので協議して決定しておりますので、そちらのほうでの決定ということになります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君の一般質問を打ち切ります。 続いて、武田光由君の登壇を求めます。 武田光由君。     〔9番武田光由君登壇〕 ◆9番(武田光由君) 公明党の武田光由でございます。さきに通告しております内容に従いまして一般質問をさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルスワクチン接種についてお伺いいたします。 ワクチン接種は3月より開始し、医療従事者、65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する者、高齢者施設などの従事者、そして最後にその方々以外ということでワクチン接種が始まっています。高齢者の接種終了は当初7月末としていましたが、予定どおり実施できたものと思います。 予約につきましては、市民の関心の高さも相まって、予約当日は想定以上の混雑と混乱をいたしました。電話がつながらない、ネット予約の方法が分からないなどの問合せや苦情が殺到しました。ワクチンの供給量が少なく、調整に苦慮されていることも伺っております。今まで経験したことのない短期間での市民全員を対象とするワクチン接種の予約で、担当課の皆様の御尽力に感謝申し上げるところであります。 そこで、現状の進捗状況と今後の対応についてお伺いいたします。 また、寝たきりの方々など、接種会場に行けない方の予約と、接種方法について危惧する声も伺っています。市はどのように対応しているのかお伺いいたします。 次に、新型コロナウイルス感染に伴う自宅療養者等に対しての支援についてお伺いいたします。 厚労省は、宿泊療養、自宅療養の法的根拠及び入院勧告の実効性の確保について、新型コロナウイルス感染症については、陽性であっても無症状や軽症の場合が多いことを踏まえ、重症者に対する医療提供体制を確保するため、入院勧告・措置の対象を重症化リスクの高い方等に限定し、軽症者等は宿泊療養、自宅療養で対応するという取扱いを行っています。 宿泊療養、自宅療養については、従来法律に明確な根拠がないままに実施されていたため、感染症法に法的根拠を設け、都道府県知事等が宿泊療養や自宅療養の協力を求められるようにしました。 事務連絡ということで、令和3年8月26日に内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室から、新型コロナウイルス感染症対策に関する都道府県と市町村との連携について事務連絡が来ていると思います。 そこで、当市においても、新型コロナウイルス感染症に伴う自宅療養者等に対して、支援を早急にすべき必要があると考えます。市長の見解をお伺いいたします。 次に、財源確保として、広告入りフロアマットの採用でコスト削減についてお伺いいたします。 当市の財政は、生産年齢人口の減少により税収の伸び悩みや年齢人口の福祉負担の増大などにより、厳しい状況が続いており、財政構造の硬直化度合いの目安として、毎年度経常的に支出される経費が財源に示す割合が、経常収支比率94%を超える高い状況が続いています。これは、機動的に活用可能な財源が1割にも満たない水準で、高止まりしている状況が続いていることになります。 この状況に加えて、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う景気後退により、地方税収が大きく落ち込むことはほぼ確実です。今後の感染動向次第では、景気の落ち込みが長くなる可能性も指摘され、それにより、今後の地方税収の落ち込みも大きく、長期化する懸念があります。財源確保を図るため、不足分を地方交付税や補助金による補填、また、臨時財政対策債や適債事業などの借金で賄うという手法だけでは限界があります。 広告入りフロアマットの採用でコスト削減を図るべく、神奈川県座間市では2010年から広告入りフロアマット取扱い事業者を募集しています。この募集事業は、1つ、フロアマットに掲載する広告主の募集、2つにフロアマットの製作及び設置、3つ、フロアマットの管理及びメンテナンスまで全ての事業を行う。 座間市は市庁舎のフロアマットにかかる全てのコストを削減しています。フロアマットに企業広告を掲載するだけで、フロアマットに係るコストが不要になるわけですが、当市でもこの手法で市庁舎のフロアマットに係るコストを削減することが可能と考えます。市長の見解をお伺いいたします。 次に、企業版ふるさと納税の活用についてお伺いいたします。 地域活性化に貢献した企業の税負担を軽くする企業版ふるさと納税の制度を使い、企業からの寄附を集めようという自治体が増えています。寄附を集めるには国の認定が必要で、認定自治体の数は令和3年8月の時点で1,194、実際に約1年間で2.8倍に急増しました。昨年の春から税の軽減割合を引き上げ、手続も大幅に簡素化した効果が出た格好です。 そこで、企業版ふるさと納税を活用した事業展開に向けての地域再生計画の策定と企業登録の推進状況について、市長の見解をお伺いいたします。 最後に、地球温暖化対策についてお伺いいたします。 既に周知のとおり、国会において地球温暖化対策に取り組む決意を示すため、気候非常事態を宣言する決議が衆参両院で採択されました。森林火災や豪雨など気候変動が深刻な被害をもたらしていることもあり、もはや地球温暖化問題は気候変動の域を超えて気候危機の状況に陥っているとの認識の下、地球温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定に基づき、一日も早い脱炭素社会の実現に向け、日本の経済社会の再設計、取組の抜本的な強化を行うとの決意を示すものであります。 また、総理の所信表明における重点施策の一つに、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す決意も打ち出され、再生可能エネルギーの主力電力化などの議論をスタートさせ、基本的計画改定、行動計画をきちんと取りまとめていくことになります。 再生可能エネルギーの主力電源化や再生エネルギーを普及させるための送電網への投資、蓄電技術、水素エネルギーの実用化、カーボンリサイクルといった革新的な技術の必要性もあり、開発を後押ししていくことと、自治体の取組を国が応援し、具体的な進展を目指す動きが加速度を増していくと期待されております。 そうした中、2050年までに脱炭素を目指すと表明する自治体が増えてきております。東京都、京都市、横浜市をはじめとする175の自治体が、既に実質ゼロを表明しており、その総人口は8,000万人、GDPは約370兆円となり、国の総人口の半分を超え、さらなる拡大を目指しております。 千葉県においても、令和3年2月4日、2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行いました。千葉県では、「近年、大規模な自然災害が頻発するなど、気候変動はもはや『気候危機』というべき深刻な状況となっている。こうしたことから、今後は、温暖化対策の段階を引き上げていくことが必要であります」とあります。 当市においても、第2次匝瑳市地球温暖化防止計画を策定し、期間を平成29年から32年までの4年間とし、市の事務事業に伴う温室効果ガスの排出量を、基準年度である平成27年度から比べて4%削減することを目指し、省エネルギー対策等に取り組んでいます。期間が終了し、どのように第2次匝瑳市地球温暖化防止計画を総括されたのか、市長の見解をお伺いします。 また、脱炭素の取組は、どうしても地域特性と産業構造、また市民との協働、そして地方創生の主体者であり、現場を持つ各自治体の参画が必要であると同時に、役割は非常に大きいと思います。当市の取組を遡れば、太陽光発電への助成事業、LEDへの切替え、公共施設への太陽光発電の設置、一部新電力への契約の切替えなどを行っております。 実質ゼロのイメージですが、人為的な排出量から森林・農地などからの吸収量を差し引いて算出する仕組みです。両者が釣り合った状態を実質ゼロといい、当市面積の多くが農地・山林などですから、現時点での2050年CO2排出実質ゼロ表明をする資格は十分に持ち合わせていると確信いたします。 そこで、2050年に二酸化炭素排出実質ゼロを表明すべきと考えますが、市長の所見をお伺いいたします。 以上で私の登壇質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君の登壇質問が終わりました。 武田光由君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) ただいまの武田議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルスワクチン接種について、現状の進捗状況と今後の対応についてのお尋ねでございますが、先ほど宮内議員、都祭議員の御質問の中で御答弁させていただいたとおりでございます。 次に、これも先ほど林議員の御質問にも触れたところでございますけれども、寝たきりの方などへの予約と接種方法についてのお尋ねでございますが、現在、集団接種を実施しております市民ふれあいセンターでの接種が難しい方につきましては、健康管理課へ御相談いただきました上で、寝たきりの方への介助等を行うそうさぬくもりの郷での接種を調整しておりますが、往診等での接種を希望される場合には、医療機関と調整をさせていただいております。 次に、新型コロナウイルス感染に伴う自宅療養者等についての支援のお尋ねでございますが、先ほど都祭議員の御質問の中で御答弁させていただきましたが、今後、県と連携した支援についての協議を行う予定でありますので、市といたしましては、でき得る限りの協力をしてまいりたいと考えております。 次に、広告入りフロアマット等の事例を挙げてのコスト削減についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、本市においては厳しい財政状況であり、コストの削減と収入の確保は重要な課題であると考えております。市といたしましては、第2次匝瑳市財政健全化計画に掲げた、歳入確保のための取組及び歳出削減の取組を進めていく中で、議員の御提案につきましても、今後、先進事例を参考に調査研究してまいりたいと思っております。 次に、企業版ふるさと納税についてのお尋ねでございますが、本市では、第2次匝瑳市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく地方創生事業全般を、企業版ふるさと納税の適用事業として位置づけるため、戦略全体を包括的に網羅する地域再生計画を策定し、令和2年7月に国の認定を受けたところであります。 これまでの企業版ふるさと納税の実績といたしましては、令和2年度に市川市の企業から子育てに関する事業に対して御寄附を頂きましたので、昨年度屈折検査機器を購入し、本年度の事業に活用させていただいております。 今後とも、企業の皆様から、本市のまちづくりに御協力と御支援をいただけるよう、市ホームページ等により広く周知を図り、企業版ふるさと納税の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、地球温暖化対策についてのお尋ねでございますが、議員御承知のとおり、本市では平成29年4月に第2次匝瑳市地球温暖化防止実行計画を策定し、市が実施する事務及び事業から発生する温室効果ガスの排出量の削減に取り組んでいるところであります。本計画では、平成29年度から令和2年度を計画期間としており、基準年度である平成27年度から4%以上削減することを目標に、電気や燃料使用量の削減、省資源化、ごみの減量化により、温室効果ガス削減を推進しております。 本計画期間中の取組結果につきましては、現在取りまとめを行っており、今後、成果や課題について検証を行い、次の第3次計画に反映させてまいりたいと考えております。 最後に、ゼロカーボンシティ宣言についてのお尋ねでございますが、二酸化炭素排出実質ゼロ表明、いわゆるゼロカーボンシティ宣言を行った自治体につきましては、本年8月31日現在、全国では444自治体で、千葉県内では14市となっております。 本市といたしましても、ゼロカーボンシティへの表明を含め、二酸化炭素排出削減を推進するための先進事例や取組等について検討してまいりたいと考えております。 以上であります。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございました。引き続いて再質問させていただきます。 新型コロナワクチンの接種なんですけれども、現在、県のほうから内々に何箱来ますということで、連絡が来ているもんだと思います。あと、国のほうから県に通達が、今後のことあるんですけれども、現在通知が来ている数量の中で接種が完了した場合には、接種率がどの程度、パーセント的にはどの程度になるのか。恐らく2回接種という数字になるかと思いますけれども、確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現在、国のほうからワクチンの納入があるわけでございますけれども、まず9月13日に3箱、昨夜届いております。また、来週9月22日に1箱届く予定でございます。 これによりまして、10月1日から31日まで接種の予定が入っておりますけれども、この接種に全て使用する予定でございます。この接種が全て完了いたしますと、約2万4,195名で74%の接種が完了する見込みでございます。 また、国のほうは、対象者の9割の接種を見込んでいるということでございますので、匝瑳市の場合、対象者の9割といたしますと2万9,474人でございます。10月までに2万4,195人の方が接種が完了しますと、残りが5,279人ということで約16%でございますが、この後、9月28日に3箱、10月5日に1箱、4箱納入の予定がございます。これで大体4,680回接種できますので、次の第2回目分はあと4箱、市のほうに納入されれば、90%の方の接種が完了する予定となっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございます。 先ほど同僚議員から質問にあったように、各市町村の割合からしても匝瑳市、これ全国平均と同じぐらいだなという数値でありました。だから、ある意味対象の中では、接種率も高くなっているんだなという確認も取れました。 そういった中で、国のほうでは、職域だったり集団接種であったり、モデルナを使用したのが約10%ぐらいの見込みをしていて、約8割の方へのファイザー社からのものを、国のほうの第15クールという形で支給がほぼ決定したとも伺っております。そういった中で、残り方が11月中旬ぐらいには、私は打てるのかなと思うんですけれども、その辺、今後、抜かりなくではないんですけれども、大変ですけれども、継続的にしっかりやっていただきたいなと思います。 国のほうで、2回目接種の中で、ブースター接種、3回目の話もそろそろ議論が始まっているそうでございます。実質的にはまだ何も決まっていないんですけれども、12歳以下の児童の前になるか後になるかというと、やっぱりブースター接種のほうが先行するんじゃないかという話であります。そうなると、担当課は非常にまた苦労をかけると思いますけれども、引き続きこれもよろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。 あと自宅療養者に対する支援なんですけれども、県に協力という言葉で、先ほど来あったんですけれども、ちなみに海匝の保健所のコロナ患者、また家族への支援、どのようなものを、銚子市は違いますけれども、地域によって違うとも伺っているんですけれども、海匝はどのような支援をしているのか教えてください。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 保健所ではどういった支援をしているのかという御質問でございますけれども、まず、感染の患者が確認をされたということで、その時点で、その患者の積極的疫学調査を行いまして、感染者の特定、また濃厚接触者の特定をいたしまして、その後入院、ホテル療養、自宅療養等の指示をいたしますけれども、自宅療養になった場合に、その御家庭で生活物資、食料品であったりそういった物の配送、また、酸素濃度をはかるパルスオキシメーターの貸出し並びに毎日の健康観察、そういったことを保健所のほうは業務として行っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 食料の供給、パルスオキシメーターの支給、それから観察ということであります。このことに対して協力していく覚書では、これ、私、何やってんだということじゃないかなと思うんです。 先ほど都祭議員から、いすみ市の支援センターの話がありました。いすみ市のイメージがこれすごい盛りだくさんなんですね。発熱外来を設けますよ、ドライブスルー検査をしますよ、出前の検査をしますよ。それから、在宅支援についてはオンライン診療もしますよ、メンタルサポートもします、入退院の支援もしますという、いろんな形で支援があるんです。これはいすみ市の中の保健所はこれだけのことを要求していないと思うんです。いすみ市が独自で医師会か何かと相談しながら決定したものだと思うんです。 先ほど一つ、これはやっていないなって思ったのは、例えばごみ出し支援なんです。例えば感染者がいる家庭から出たごみを、通常のポリ袋に入れて、それからまた袋を重ねるらしいんですけれども、今度はそれを取りに来た清掃業者の方への感染であったり、そういったことを心配しているもんですから、市町村でごみ出し支援をやりますよとか、これは違う自治体なんですけれども、他県なんですけれども、群馬県のある市なんですけれども、コロナ感染をしたお母さん、お父さん、家族で感染してしまったときに、そこにいる児童、小学生がやっぱり同じように自宅待機2週間、正味学校へ10日間行けないわけです。 そういったときに、ポケットWi-Fiをコロナ対策として購入して、そのかかっていない児童に支給して、これはオンラインなのかどうか分からないんですけれども、匝瑳市において考えてみますと、例えば授業の風景をカメラで撮って、その自宅でパソコンで見ることが、ハイブリッドという形もきちっと十分教育委員会は持って、学校では持っているもんだと思います。 ある意味、家族への支援ということが、考えられることがまだまだたくさん、県のことに助けるんじゃなくて、やっぱり市の独自の考えを想像しながら行う、例えば高齢者がかかった場合、高齢者を世話している家族がかかった場合とか、反対に、考えられるメニューとともに市でできる範囲というのは決まると思うんです。いや、これは無理だと、市の今の体制の中では無理だというものもあると思うんです。しかしながら、必要とされるものというのを全部書き出しながら、協議に臨んでもらいたいと思うんですけれども、健康管理課としてはどうでしょうか。 その覚書の締結に当たってのメニュー、県の、先ほど言ったものの補助でなくして、市でやろうとしていることの上乗せの中での協議、例えば学校のハイブリッドの授業に関して、軽症であれば保健所はそのことを教えてくれないんですよ。だからここまでやるというとなれば、保健所のほうも名前であったり、住所であったり、電話番号だったり、そういった情報を教えて、家族構成によっていろいろ様々なもんですから、そこら辺いま一度、覚書をまだしていないということだと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 先ほど、保健所が今行っている業務ということで回答させていただきました。それでまた、議員のほうから市として他の自治体が行っている様々な事例もあるということで、匝瑳市としてもほかにできることはないのかというような御質問だと思います。 健康管理課単独ではとてもできるものではございませんので、今後、関係課と協議を致すなりして、市としてどういうことが想定できるのかということも考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございます。 ちょっと揚げ足を取るようで申し訳ないんですけれども、先ほど同僚議員から、そういった支援体制が、患者が増えてきたらというお話を健康管理課長したんですけれども、減ってきたときにそのことを協議して、何ができるかというのを、また、今第5波ですけれども6波になってしまう以前に、これ決めておかないといけないんで、スケジュール的なものを、対策会議を早急に開いていただきたいんですけれども、今週中でも何でも、議会中でもあるんですけれども、やっぱりいつでも機動できるようにしていただきたいんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) 早急に検討しろということでございますけれども、本部長と相談をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 市長、これお願いなんですけれども、今、徐々に感染者が、当初当市においても十何名の感染者、しかしながら、毎日一、二名の感染者が出ている。ゼロになったらまたそのスケジュールなこと、覚書は早いほうがいいと思うんで、支援ですからね。相手は本当に待ち望んでいると思うんです。支援される側、全部自分でやっているもんだと思います。 本当にそういったことを思うと、やっぱり困っている人がいる以上は、ただ、見えないんじゃなくて見ようとしていないという言い方をさせてもらっちゃいますね。だから、早急にこれ、何ができて何ができないのか。 市長、対策会議でも、各課が自分たちにできることを挙げてという話で、挙げてとなるとやっぱりやりたくないから挙げないということもあるんで、やっぱり各市町村で支援を、こんなことやっているあんなことをやる、見ながらたたき台をつくって早急にやっていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 感染状況を見ると、自宅療養というのはこれからもますます増えていくんではないかというふうに思っておりまして、自宅待機、自宅療養者の支援というのは、避けては通れないことだと思っております。 やっと県のほうからも動き出して、今市町村のほうに協議のお伺いが来ているわけでございます。先ほどからも答弁をしておりますけれども、市のほうとしても全力でその協力をしていきたいというように思っております。 また、待っておるだけでなく、ただいま議員おっしゃられたように、その間においても市のほうででき得る事案に対して、早急に検討してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ぜひ早急に、助けなければいけない方がいると思いますんで、よろしくお願いします。 あと、もう1点、この支援について、本人の確認を保健所取って、市のほうに情報を提供するもんだと思います。個人が例えばかかってしまったときに、例えば市に相談窓口というのがあれば、保健所を通さなくても、困っていること、できることとできないというのは先ほど言ったように限界があると思うんですけれども、それと支援センターはともかく相談窓口みたいなものを置けないかなと思うんですけれども、どうでしょうか。健康管理課の中だと思うんですけれども、相談窓口。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現在も健康管理課のほうで、様々な、発熱の相談であったり、そういった患者さん、濃厚接触者等、疑わしいという方からの御相談も受けておりますので、引き続き健康管理課のほうで御相談を受けていきます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 日常生活の中での心配事の相談とまた別に、コロナに感染してしまったときに、生活の中で、先ほど言ったように具体的に、子どもが困っているというのを、若いお母さんがかかってしまって熱を出して寝ている。仮にこれが母子家庭だったときに、子どもの生活をどうするの、誰が御飯を食べさせて、おじいちゃん、おばあちゃんが遠くなのか近くなのか、退避するのか、いろんな事情が家庭によってあると思うんです。一番最初にどこに相談していいのか、学校に相談するのかとか、児童の場合ですね。お母さんが両親にするのか、健在であればですね。 しかしながら市でできることがそのときにあったら、保健所を通さないで、窓口としてそういったものを同じように、可能なんですか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) ただいまの質問にお答えをさせていただきます。 現状でもそういった相談をお受けいたしておりますので、引き続き相談窓口として健康管理課でお受けいたします。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) しかしながら、コロナに感染した家庭の中で、一応、健康管理課としてごみの支援をしているのか、その辺の詳しい話が分からないんですけれども、やっぱりコロナ感染に伴う相談窓口というのをしっかり、コロナ感染状況のバナーか何かのどこかに貼り付けていただきたいんですよ、何でも相談くださいよと。その辺を、健康管理課って下にありますけれども、その辺よろしくお願いします。 まだまだコロナウイルスに関しては対策を講じなければいけない御苦労があると思いますけれども、どうかよろしくお願いいたします。 次に、登壇で申しましたように、財政的なことで、フロアマットの事業主の広告にしては大した収入にはならないと思うんですけれども、しかし当市自主財源少ない中で、どうほかから財源を捻出しなければいけないかということで、第2次匝瑳市財政健全化計画、先ほど宮内議員からもネーミングライツの話もありました。私も全然認識不足で申し訳ない。味の素スタジアムですか、味の素ってすごい会社だなって、あんな大きな体育館造っちゃうのかなって最初は思って、ネーミングライツだったんですね。しかしながらいろんな行事をやって、やっぱり知名度があって、それなりのものだと思います。 ちなみに令和2年度から第2次が開始されて、約1,600万円の削減を目指したわけですけれども、現在、バナー広告にしても、ホームページのあれですが、なかなか御苦労されているんだと思うんですけれども、年度1年目として、どの程度のことが達成できたのか。また、ネーミングライツについて調査研究していくという、私の知る限りでは他市町村、県内でも千葉市であるんですか、県内でも。なかなか調査研究というのは難しいなと思いながら言うんですけれども、現状どうなっているのか。この第2次健全化計画の目標に対しての現状は。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの武田議員の御質問にお答えさせていただきます。 第2次匝瑳市財政健全化計画の令和2年度の達成状況というお話でございますけれども、申し訳ございません。令和2年度の達成状況については把握はしてございません。 また、ネーミングライツというお話でしたけれども、先ほど宮内議員の一般質問にも御答弁したとおり、県内の状況を、また施設の所管担当課とも協議をしながら、研究をさせていただきたいと考えております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ネーミングライツなんですけれども、4年計画ですか、やるんですけれども、調査研究って、相手の企業にある程度費用負担があること、ネーミングをつけて、何々会社のつけてやってもらうかやってもらうのか、調査研究というのはどこからどこまでやってもらうんだという調査研究って、やっぱり企業の大きさであったり、大小それぞれ違ってくると思うんです。協力してもらえるかもらえないかのことなんで、失礼かもしれないけど調査研究要らないと思うんです。 財政課として、心ある企業、知り合いの企業に行くか行かないかの問題と思うんですけれども、1年たって調査研究、これ何もやっていないと思うんです。なかなかこれ難しいと思うんです。だけれども現状当たってみて、駄目だったらやっぱり次への切替えが必要だと思うんです、4年間待たないで。それは財政課どうですか。 調査研究と言いながら、この4年間延ばすんですか、それとも動きますか、どうですか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それではお答えさせていただきます。 先ほどの私の答弁でちょっとうまく伝わらなかった部分があるかと思います。それについてはおわびを申し上げます。 調査研究どうなのかというお話でございますけれども、決して後ろ向きな調査研究というわけではございませんで、手をつけられるところは手をつけていくという姿勢でおります。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 決して後ろ向きだと私は言っていない。相手の企業がいるんで、自分だけで解決できないもんですから、相手の企業がいるんですから、景気の動向にもよると思います。景気のいいとき悪いとき。だから、動くか動かないかだけなんです。 これぐらい負担してもらおうという中で、ネーミングライツの中で、それを早い時期に行動に起こしていただきたいと思うんですけれども、これを言うのは、先ほど各課に評価シートというのを、財政課が中心になって自己評価するんですよ。変な言い方ですよ、これも。課長、財政課は人に厳しいけれども自分ところは何もやっていないんじゃないかと言われたくないですよね。これだけ頑張っているんだと。市民もこんなに努力しているんだと。ある意味見てもらっているし、それとやっぱり最終的に一個人があるから、財政課駄目なら駄目でもいいと思うんですけれども、どうですか。早い時期に。 これだけ財政が厳しい中で、財政が裕福なところだったらいいんですよ。下から数えて早いんですもん、財政力指数が。だから努力しなくちゃいけないんじゃないですか。どうですか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 武田議員御指摘のことを肝に銘じまして、ちょっと時期は明言できませんけれども、早い段階で取組を頑張ってまいりたいと思います。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 財政課には本当に厳しい話をしまして、しかしながら市のことを思うと、やっぱりそういったものも大事な、やっぱり早く手をつけて早く結果を、出ないまでも努力すべきだなと私は思いますんで、どうかよろしくお願いします。財政課も大変ですけれども、よろしくお願いします。 次に、企業版ふるさと納税についてなんですけれども、先ほど市川市の企業からそういった寄附があったということであります。 その前に、ホームページの活用って、あらゆる場でホームページを活用しているということなんですけれども、職員の閲覧って非常に多いかなと思いながら、今現状どのような閲覧数になっているのか、ホームページ。確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。 ◎秘書課長(大木恒一君) それでは、市のホームページの閲覧者数のことでございますが、令和2年度では61万6,905人、1日の平均では約1,690人でございます。 なお、職員の関係でございますが、この集計にはクッキーというものを利用してございまして、現在、市では2種類のクラウドを利用しているために、1人1台パソコンで閲覧した場合については、閲覧者数が2と集計がされることになってございます。したがいまして、年度、月単位で集計した場合につきましては、職員の閲覧者数は2人ということになってございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございます。 意外と職員が、そういった事情で、IPアドレスの関係でカウントされなかったということで、確認させていただきました。 1日当たり1,690人が、これ多いとか少ないとか、私もよその市町村のこと分からないんで何とも言えないんですけれども、これが多いとすれば、先ほど言ったように財政の話でバナー広告のやつがもっと増えるんじゃないかなって思います。 それで、市川市の企業がふるさと納税してくれたということなんですけれども、これはどういった経緯でしていただいたのかお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 どういった経緯で企業版ふるさと納税をいただいたのかというお尋ねでございますけれども、昨年の7月に、国から本市の地域再生計画の認定を受けまして、その後、市のホームページなどで全国の企業の皆様に、本市の企業版ふるさと納税の周知を図っておりました。そういった中で、10月5日に市川市の企業様から御寄附の申出がございまして、同月9日に御寄附を頂いたということでございます。 また、本市に御寄附を頂いた契機、きっかけといたしましては、企業の創業者の方が本市の出身であったがために本市に御寄附を頂けたということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございます。 匝瑳市出身者の企業の社長さんが、地元に寄附したいなということでやったということであります。 屈折検査機器を、今まではお母さんが記入して、この子どもの目がいいとか悪いとか確認して、医師が判断したんですけれども、この機器によって約9割のお子さんが、間違いなくそれがいいのか悪いのか判断することができたと。児童にとっては本当にありがたいなという寄附だと思うんですけれども、こういったいいものを購入しましたよということは、この寄附した方にどんな形で御連絡をしているのか確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 寄附の使途、使い道につきましては、国の制度上、地方公共団体から寄附企業に対しまして、その御寄附をどの事業に充当したかという報告書を提出するということになってございますので、今回御寄附を頂いた企業様にも、その報告書の中で事業に充当した旨を御連絡しております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) この企業版ふるさと納税のメリット、かなりあると伺っておるんですけれども、企業にとってメリットがある、返礼品は出さないまでも、先ほど言ったように福祉目的で使っていただきたいということで、ある意味児童、子どもたちを助けたという自負があるんじゃないか。コマーシャル効果狙って、失礼な言い方かも分からないですけれども、このメリットが税制上であるということを確認しているんですが、どのようなメリットがあるのか確認させてください。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 企業版ふるさと納税におきまして、寄附された企業のメリットはというお尋ねでございますけれども、大きく分けまして2つあろうかと思います。 まず、1つ目が、議員おっしゃられるように税制上の効果でございまして、最大で寄附額の約9割の税の軽減効果がございます。次に、企業版ふるさと納税の対象は、自治体の実施する地方創生の事業でございますので、寄附された企業は、自治体と連携して地方貢献に取り組んでいるということが大きくPRすることができるという、この2点がメリットでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 結構メリットがあるように感じます。 そういった中で、当市出身の企業家、実業家の方がどの程度把握されているのか分からないんですけれども、やっぱり年齢で特にその地域どうなっているんだというか、親が今住んでいるんだとか、親戚がいるんだとか、やっぱりたまには、盆、正月には帰るんだよとか、あると思うんですね、関連性が。 そんな方が分かれば、市長名で、令和6年度、まだそんなに長く税制上の期間がないもんですから、市長名でダイレクトメールで、企業版ふるさと納税こんなメリットがあるんですよ、こんな使い方をしたいんですと。目的、地方創生のために。ある程度一定額が必要だったら、そのために公募してもいいんじゃないかと私は思うんです。 そういったダイレクトメールというのは出せないでしょうか。お伺いします。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 匝瑳市出身の企業の創業者等の方にダイレクトメールを出さないかという御質問だと思いますけれども、匝瑳市出身の企業の方がどれだけあるのかというのは、なかなか把握するのが難しいというところもございますので、現段階では、そういった手法というのはなかなか難しいところがあるだろうというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) この制度がずっと続くんだったら、今みたいな答弁をいただいても私は満足いたします。しかしながら令和6年度までなんですよ。やっぱり、企業はメリットがあって、当市にもメリットがあって、期間が決まっていて、確かに探すことは困難だと思うんですけれども、探して駄目だったらこれはしようがないです。しかし、探さなければ事が進まないと思うんですけれども、再度御答弁お願いします。 ○議長(石田勝一君) 林企画課長。 ◎企画課長(林雅之君) それでは、ただいまの議員の御質問にお答えいたします。 ダイレクトメールを出せるかというところなんですが、企業版ふるさと納税の制度上、ダイレクトメール自体を出すことができるかどうかというところから調査研究をしてみたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) そのとおりです。仮にいいというんであれば、お願いしたいと思うんです。早急にこれ調べて、やっぱり日がたたないうちに、ぜひお願いしたいと思いますんで、どうかよろしくお願いします。 最後に、地球温暖化対策についてなんですけれども、本来、第2次匝瑳市地球温暖化防止実行計画では、平成29年から令和2年を計画期間であり、既に検証を終え、本来であれば第3次計画が、実行計画をしなければならないところなんですけれども、第2次匝瑳市まち・ひと・しごと創生戦略会議の中の、SDGsの13の気候変動に伴うことが記載があるんですけれども、これ今回の実行計画には、SDGsの関連づけと推進はつけなければならないと思うんですけれども、その辺どうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの議員の御質問にお答えさせていただきます。 第2次実行計画では、1つ、省エネルギー対策、2つ、省資源・ごみ減量化の取組、3つ、環境に配慮した製品の購入の推進、4、施設の設計・管理に関する取組、5、環境意識の啓発の5点を、大きな取組の柱として、市の事務事業から排出される温室効果ガスの削減に取り組んでおります。 SDGsの気候変動への具体的な対策と第3次計画との関連につきましては、まず、この市の事務事業から発生する温室効果ガスをより一層削減するための内容を、第2次計画の継続すべき点と改善すべき点を検証した上で、第3次計画で削減目標を実現するための具体的な取組を検討していきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) よろしくお願いします。ありがとうございます。ぜひ、このSDGsの考え方を、この地球温暖化防止実行計画の中にしっかり盛り込んで、実践できるようにしていただければと思います。 最後に、ゼロカーボン宣言について。 先ほど調査研究検討という言葉を使っていただいて、前向きな返事をいただきました。再度これ、市長ね、宣言することは非常に大事だと思います。また、実行に移さなければいけないんですけれども、この気候変動を考えると、やっぱり早い時期に宣言をしていただきたいと思うんですけれども、市長どうでしょうか。この宣言について、早い時期に。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 本件につきましては、私の記憶では、数年前に山武市が県下で一番早く宣言をされたということで、私もノーカーボンのシティ宣言をちょっと気にしておったところであります。その間12市が追随して、1週間ぐらい前ですか、館山市が宣言をされたというような状況でありまして、やはり全国の自治体においても、これは必要性の検討をしている時期でないのかなというふうに思っておりますので、本市も積極的に取り組む段階で、考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) このゼロカーボン宣言、地球温暖化対策にやっぱり待ったなしの状況に来ておりますんで、一日も早い宣言、また、先ほど当初コロナ感染の関係の、これから事業がまだまだ収束するまでの闘いになると思いますんで、よろしくお願いします。 以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君の一般質問を打ち切ります。 これにて本日の一般質問を終結いたします。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 9月17日金曜日は、定刻より会議を開き一般質問を行います。--------------------------------------- △散会の宣告
    ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会をいたします。 △午後2時59分 散会...