匝瑳市議会 2021-06-21
06月21日-05号
○議長(
石田勝一君)
武田産業建設常任委員長。
◆
産業建設常任委員長(
武田光由君) 今回の議案については調停に関することでありまして、市が今まで対策をどのように行ってきたかというものではございません。その辺の経過については記載のとおりでございます。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。
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△議案(第1号・第2号・第4号・第6号・第7号・第9号)・請願(第1号・第2号)に対する討論
○議長(
石田勝一君) 日程第3、討論。 これより議案等に対する討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。議案等に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案等に対する討論を省略いたします。 これにて討論を終結いたします。
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△議案(第1号・第2号・第4号・第6号・第7号・第9号)・請願(第1号・第2号)の採決
○議長(
石田勝一君) 日程第4、これより議案等の採決をいたします。 議案第1号
専決処分の承認を求めることについて(令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第1号)について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第1号は承認されました。 議案第2号
専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市
税条例等の一部を
改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第2号は承認されました。 議案第4号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 議案第6号 令和3年度匝瑳市
病院事業会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 議案第7号 匝瑳市
固定資産評価審査委員会条例の一部を
改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第9号 調停の成立について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 次に、請願について採決いたします。 請願第1号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) お座りください。起立多数であります。よって、請願第1号は採択と決しました。 請願第2号 「国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、請願第2号は採択と決しました。
暫時休憩をいたします。
△午前10時21分
休憩---------------------------------------
△午前11時29分 再開
○議長(
石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△資料の配付
○議長(
石田勝一君) 市長から、資料として、1、令和3年度
一般会計6月
補正予算(第4号)の概要、2、
厚生労働省リーフレット(
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の御案内)について、以上2件の提出がありましたのでこれを許可し、各議席に配付しました。 なお、
配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君)
配布漏れなしと認めます。
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△日程の追加
○議長(
石田勝一君) 本日、市長より、
追加議案として、議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第4号)について、議案第12号 匝瑳市
農業委員会委員の任命について、以下、議案第13号から議案第28号まで、それぞれ匝瑳市
農業委員会委員の任命についてであります。以上、議案18件の送付があり、これを受理いたしました。 休憩中に
議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、議案18件について、本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、
追加議案18件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、
追加議案の
配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君)
配付漏れなしと認めます。
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△議案(第11号-第28号)の
上程-採決
○議長(
石田勝一君) 議案第11号から議案第28号までを議題とします。 市長の
提案理由の説明を求めます。
太田市長。 〔
市長太田安規君登壇〕
◎市長(
太田安規君) 皆様、大変お疲れさまでございます。 議員の皆様方におかれましては、大変御多忙の折にも関わりませず、引き続き御参集を賜り、心から感謝を申し上げます。 本会議に提案いたします
追加案件は議案18件でございます。ただいまからその
提案理由を申し上げます。 議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第4号)について 本案は、
歳入歳出それぞれ2,760万8,000円を追加し、令和3年度匝瑳市
一般会計予算の総額を
歳入歳出それぞれ151億4,268万1,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第12号 匝瑳市
農業委員会委員の任命について 本案は、匝瑳市
農業委員会委員に再任の
布施陽子氏を任命いたしたく、
農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるため提案いたした次第であります。 議案第13号から議案第28号につきましても同様に、議案第13号では、再任の
小林須美子氏を、議案第14号では、新任の戸村光男氏を、議案第15号では、新任の塚本一治氏を、議案第16号では、新任の
石橋慎司氏を、議案第17号では、再任の
布施行雄氏を、議案第18号では、新任の椎名弘氏を、議案第19号では、新任の佐藤和氏を、議案第20号では、新任の加瀬安男氏を、議案第21号では、新任の滝田博司氏を、議案第22号では、新任の
伊藤明美氏を、議案第23号では、再任の鈴木茂氏を、議案第24号では、新任の玉澤幸雄氏を、議案第25号では、新任の
佐藤郁太郎氏を、議案第26号では、新任の
大木正俊氏を、議案第27号では、再任の
高品文敬氏を、議案第28号では、新任の土屋玲子氏をそれぞれ任命いたしたく提案いたした次第であります。 以上をもちまして、
提案理由の説明とさせていただきます。慎重御審議をいただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いをいたします。
○議長(
石田勝一君) 市長の
提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。 質疑を許します。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 歳入を見ますと、
国庫支出金があります。
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金ということで、
ひとり親世帯以外の低所得であり子育て中の世帯について
支援給付金を支給するというものですが、具体的な
対象世帯、それから子どもさん1人について幾らというものなのか、それとも1
世帯幾らというものなのか詳細な説明をお願いします。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。 まず、該当者の方ですが、令和3年4月分の
児童手当及び
特別児童扶養手当を受給している方で令和3年度の
住民税均等割が非課税である方です。
家計急変者ということで、そのほかに、今年1月から収入が、一月当たりですけれども、それを12か月掛けました収入が
住民税非課税相当額になる方が対象となります。あと、世帯ですが、お子様1人につきまして5万円となっております。 以上です。 (「すみません、何が5万円ですか」と呼ぶ者あり)
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) 給付額が、お子様1人に対しまして5万円給付されます。 以上です。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) すみません、ちょっと聞き取りにくかったんで、再確認で、子どもさん1人5万円ということですか。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) お子様1人につきまして5万円となっております。 以上です。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) そうすると、今のところ、
対象世帯数、それから対象児童数、数値をお願いします。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの質問ですが、現在、システムのほうを構築しておりまして、非課税世帯のほうがまだ出ておりませんので、現在、数字は分かりません。 以上です。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 山崎等君。
◆7番(山崎等君)
福祉課長にちょっと説明願いたいと思います。 ある程度の把握がなかったらこれ予算ってどうやって成立して、積算根拠はどうなるんですか。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) すみません、ただいま御質問にお答えいたします。 国のほうが、今回、この給付金を支給するに当たりまして算定した数字があります。その数字に基づきましてうちのほうの予算を算定いたしました。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君) 山崎等君。
◆7番(山崎等君) もうちょっと分かりやすく御説明願いたいと思います。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) すみません。算定根拠でございますが、国のほうで、世帯年収の分布やコロナ禍における所得の動向に係る聞き取り調査を基に
子育て世帯の生活
支援給付金のほうの全国ベースの所要額、支給
対象世帯数及び支給対象者数として算出した数字に基づきまして算定しております。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) すみません、山崎議員の話の中で、算出根拠の話で、補助金、交付金ですか、2,500万円あるということで、2,500万円割ることの5万円で人数になると思うんです。例えば、お子さんが2人いる場合の家庭も当然いらっしゃるんですけれども、匝瑳市内に何世帯で何人ということを伺っているんです。 国の根拠の話は、ある意味、こういった算出方法があるよという話なんですけれども、何人、何世帯の家庭にこういった支給されるのかということなんです。これ金額が出ている以上、数字があるわけなんです。架空の数字からこの数字は出していないんで、それを教えてください。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) 先ほど山崎議員のほうに御回答したとおり、現在、この数字でございますが、先ほど御説明したとおり、国のほうの算定基準を基に数字を出しておりまして、今後、各世帯の住民税非課税世帯のほうの方と合わせて支給することになっておりますので、現在の市としての非課税世帯のほうはちょっとまだ分かりかねております。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) とてもじゃない、理解できない。財政のほうはそれで、今回の予算、国から流れてきた補助される金額なんですけれども、それはある意味、架空の数字出しても補正で直せばいいよみたいな、根拠がない中で出す予算なんですか、財政として。
○議長(
石田勝一君) 大川
財政課長。
◎
財政課長(
大川純一君) ただいまの武田議員の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど
福祉課長が答弁したように、算出根拠等、示されている中で、今回
補正予算として、ちょっと世帯数は把握しておりませんけれども、対象児童数として509人を見込んでおります。 以上になります。
○議長(
石田勝一君)
武田光由君。
◆9番(
武田光由君)
福祉課長にお伺いします。 この509人、認識されなかったということでよろしいんですか。今まで509人の中の、509世帯ではないと思います。お子様が2人、3人いらっしゃる、これ当然少なくなるんですけれども、それを認識されていなかったのかされていたのか。これは民生費なんで
福祉課長だと思うんですけれども、お伺いします。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) ただいま認識していたのかしていないかということでございますが、509人という数字、確かに現在
財政課長のほうお答えしたとおり、この数字、国から示されている数字でございまして、私のほうはこの数字に基づいて算定をしました。 以上です。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 山崎等君。
◆7番(山崎等君)
財政課長から509人ぐらいが現在想定されるという答弁いただきまして、ちゃんとこういうふうに出ているんじゃないですか。これはあれですよ。調整ができなかったら執行部の問題だ、これ。 武田議員もおっしゃったとおり、やはりこれは何もない計算上のもとで配られたから単純にこれでいいんじゃないかと。これ予算が、該当者がもっと増えた場合、補正つけなきゃしようないでしょう、これ当然。そういう意味、バックも含めた中できちっと真剣に取り扱わなければ駄目なんだよ、これ。今後の取組について
福祉課長、答弁願います。
○議長(
石田勝一君)
畔蒜福祉課長。
◎
福祉課長(畔蒜稔行君) 今後の取組につきましては、よく精査いたしまして取り組みたいと思います。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって、議案第11号の質疑を打ち切ります。 議案第12号から議案第28号の匝瑳市
農業委員会委員の任命についてを一括議題といたします。 質疑を許します。
○議長(
石田勝一君)
苅谷進一君。
◆15番(
苅谷進一君) 一括審議ということで、人事案件について、人柄等々、地域の事情、それから市長のほうから推薦があったということで、その内容について反対するものでございませんし、この議案はスムーズに通していただきたいと思うんですが、1点、ちょっと御確認なんですが、出た資料でもそうですけれども、それ以外でも地域によっては、ちょっとダブっているところがあると思うんですよね、地区地区によっては。 ですから、農業委員会は、これ承認されて、随時、担当とか決まった場合に、最後に議会のほうにどこ地区は誰が担当でどうだということを、今までそういうことはなかったんですよね。 今後は、今、農業行政もかなり変わってきておりますので、その点、今後そういう対応をしていただけるかどうか。1点、確認を、もし農業委員長、お答えできればお願いしたいと思います。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの苅谷議員からの資料の提供につきましては、議長と相談させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
苅谷進一君。
◆15番(
苅谷進一君) 農業行政も大分混沌としている状況でありますので、議長、御理解いただいて、今後、組織図等、決まった場合は、農業委員会と議会との在り方を、つながりをつくるためにもぜひその旨お願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。
栗田剛一君。
◆13番(
栗田剛一君) ただいまの苅谷議員の質問とダブるところがあるかと思いますけれども、農業委員は、これ基本的には各地域1人ということであったと思いますけれども、今回は同じ地域から2人、3人と出ております。これは、3人になった理由が知りたいんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの栗田議員の御質問にお答えいたします。 農業委員の募集により、いろいろな各地区であったり、農業関係団体から推薦があったりしますので、地区からの推薦の方、または農業関係団体からの推薦の方ということで、たまたま同じ地区から複数になるという形はございます。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
栗田剛一君。
◆13番(
栗田剛一君) 端的に申しますと、共興地区、東小笹に3人、共興には、まだ西小笹とか、いろいろあるわけですけれども、同じ地域に重なってあるというのは、これは不自然だと思うんですけれども、行政としてはどういうふうにこれを分けてやるんですか。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの御質問にお答えします。 各団体、先ほど申し上げました農業関係団体であったり、各地区につきましては、こういう募集がございますという案内をしましてお任せしておりますので、特に、たまたま同じところからという現象になってしまったと思われます。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
栗田剛一君。
◆13番(
栗田剛一君) 今回はたまたまそういうふうになったということですけれども、それを行政として交通整理するのが行政の立場ではないんですか。同じ地区で何人もまとまったら、それをほかの地区から推薦してもらうとか、何でそういう指導しなかったのか説明していただきたい。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの御質問にお答えいたします。 例えば、各地区から推薦を出される場合に、各地区によっていろいろルールがあろうかと思います。持ち回りで、今度この地区がやったら次の地区みたいな、そういうルールがあったりもございますので、それぞれの地区によってやり方があろうかと思いますので、そのあたりのところまではあまりちょっと介入できないというのが現状でございます。 それと、先ほど申し上げました農業関係団体、これは土地改良区、それから農協、それと共済組合なんですけれども、そちらにつきましても結果的に同じ地区から3名ということになってしまったんですけれども、途中で事務局のほうから同じ地区からはというようなことはなかなかできませんので、御理解いただければと存じます。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 新しい
農業委員会委員は、公募という形を取られて、広報そうさでも公募しますということの時期がありました。 それで、全体で17名の定数と。17名に対して何人、実際に対象者というか応募者が何人あったんでしょうか。 それから、17名を決めるに当たって、評議委員会というんですか、それぞれの応募された候補者の農業規模とか経歴とか、そういった基本的なことを評価するということを行われるんだと思うんですが、その結果、17名に落ち着かせたという、その経過について伺っておきたいと思います。 それから、正式名称よく分かりませんが、その評議委員会というのはどういった立場の方々で、何人で構成されていて、どういった会合が行われるのか。 それから、定数よりも多い人数の方が応募ということになったと聞いているんですけれども、最終的な議会に提出するまでの結論に至る過程で、対象となった方は納得されて、そうかということでの議会提出ということに至ったのかどうか、とにかく経過説明をお願いします。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの田村議員の御質問にお答えいたします。 まず1つ目ですけれども、17名に対して何名の応募があったかという御質問ですけれども、18名の応募がございました。 2点目の御質問ですけれども、匝瑳市農業委員会の委員の選任に関する規則というのがございまして、市長は、農業委員候補者を選定するに当たっては匝瑳市農業委員候補者評価委員会に候補者の評価及び意見を求めるとあります。その規定に基づきまして、匝瑳市農業委員候補者評価委員会を令和3年5月27日に開催しまして、候補者の評価を行いまして、各評価委員が候補者一人一人の経歴、それから推薦理由、応募理由などによって評価しまして、その評価結果を集計して、評価委員会としての合議によって農業委員候補者を評価した上で意見を市長に報告いたしました。 3点目の構成員、メンバーという御質問だったかと思いますけれども、匝瑳市農業委員候補者評価委員のメンバーですけれども、農業委員会長、農業委員会長職務代理、副市長、
産業振興課長、
農業委員会事務局長、市長が必要と認める者の合計6名でございます。 それと、最後の御質問が、本人が納得したかどうかという、たしかそういう御質問だったと思いますけれども、この結果というのは、まだ何も通知してございませんですし、特に本人のほうにはこういったものは行っておりません。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) インターネット中継もされていますので、いろんな方が見ておられるのかなと思うんですが、私は取り立てて17名の定員に対する18名ということで、そのことで議会対応を求められたことは一切ありません。ですが、聞くところによりますと、初めてではなくて、やっぱり農業委員会の重要性を認識して応募されているという理由は聞き及んでいますので、その方自体が、本当にほかの方が十分代わって業務を務めてくれるだろうという期待ができるような形で、納得されるような形で収めてほしいなというふうに第三者的な気持ちで思っているんですね。 今現在、議会に17名が提案されていることについて、自ら応募された方が全然お構いなしで、分からない状態にあるというのは決してよいことではないんではないかと思います。今後も協力をいただけるような形で善処していただきたいことを求めておきたいと思います。答弁は結構です。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。
浅野勝義君。
◆12番(
浅野勝義君) 今、応募が18名あって、それで評価委員会で17名に絞ったということでありますよね。定員は17名ということで。 評価委員会、どのような評価をされたのかは分かりませんが、通常、常識で考えるならば、同一地区に3名、また2名という形であるわけですよね。この評価委員会に諮ったものを市長がそれを選任するわけですよね。ですから、市長、これどうですか。ちょっと不自然だと思いませんか。同一地区からね。1人はこぼれていると。そのこぼれた方は3名の地区なのか、また2名の地区なのか、その辺も含めて。 何か常識的には、これ誤解を招くと思うんですよ。ですから、農業委員会の委員の互選でもって
農業委員会会長も決まるわけでしょう。ですから、いろんな面で、やはり農業委員会がある程度派閥的な形で人事が行われている形は、これはもう防がなければならないと思うわけです。 ですから、これはちょっと不自然ですよ。別にこの議案に対して反対するものではありませんがね。考え方がちょっと納得できないもので、ですから、その辺のところ、市長、どうですかね。納得できる御説明をひとついただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
石田勝一君)
太田市長。
◎市長(
太田安規君) それでは、ただいまの御質問に私のほうからお答えさせていただきたいと思います。 まず、私のほうからは、評価委員ということで委員会を設置し、そしてまた委員を任命しております。評価委員の結果というのは、本当に私も重要視をしておりますので、今回、議会に提案いたしました17件の方々は、評価委員のほうから、この方がよろしいだろうということで御回答をいただきましたので、そのように提案をした次第であります。 また、地域的に人数のばらつきがあるということですけれども、これは評価委員会の中でももちろん協議はしておると思いますけれども、まず地区がばらつきがないようにするというのが第一前提だというふうに思っております。ですから、各地区からの個人、あるいは推薦の方々には、地区別には最重点のような形で恐らく検討されておると思います。 ただ、農業団体3団体からの推薦というのは、それぞれの団体に任せてありますので、その団体から推薦人が出た場合には、地区としては重複する箇所が出るということは御理解いただきたいというふうに思います。 そのような中で、公正な形の評価委員会を経て、今回の提案にさせていただいたわけであります。ひとつ御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) 先ほどの答弁漏れがございました。大変申し訳ありませんでした。 残念ながら18番目の方は何人の地区だったのかという御質問でよろしかったでしょうか。 今回のこの提案させていただいた人事案件でいいますと、2名いらっしゃる地区のところでございます。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
浅野勝義君。
◆12番(
浅野勝義君) 大体理解できました。 これも最終的に議案として提出されているわけでありますから、これはもう市長の御同意がなければならないわけであります。 そんな中で、例えば、今市長が各団体に一任しているということでございますが、あまりにも地域に、俗に言う不公平さが見られるということに対しては、これは、ある程度その辺は市長は調整しなければならないんじゃないかと思うわけですよ。人物的とか、いろんな形があろうかと思いますが、各種団体から推薦されている方を優先するのか、また地域から推薦されている方を優先するのか分かりませんけれども、この地区には3人いるんだからこの辺はちょっと控えてくれとかという、そういう調整をされるのが最終的に市長ではないかと私は思うわけです。これ3人がいいとか悪いとかじゃありませんよ。 ですから、これは極めて誤解を招く、不自然であるというように言われてもこれは仕方ないと思うんですよ。ですから、その辺について市長の責任ある御見解をもう一度確認のためにお願いいたします。
○議長(
石田勝一君)
太田市長。
◎市長(
太田安規君) 今の御意見でありますけれども、今後の評価委員会の開催の在り方、内容の検討の仕方について、これからの問題ということで、ひとつ私には受け止めさせていただきたいというふうに思います。 ただ、今回の17名に至った経緯につきましては、やはり農業委員としての人物、人格、識見、あるいはまた経歴等を十分に検討させていただいたというように思っております。 特に、女性の登用を重視しろということ、そしてまた年齢的にも考慮しろと、そしてまた、農業委員会の業務に対して中立な立場の方を1名以上入れなければいけないというような、そういう規制もありますので、そのような中で今回の17名に至ったということで御理解いただきたいと思います。
○議長(
石田勝一君)
浅野勝義君。
◆12番(
浅野勝義君) ありがとうございました。 それでは、最後の質問でありますから、結論から申し上げます。 そうしますと、今後も各地域から5人ないし6人ないしという形で出ることも当然あり得るということですね。1地域から複数人が出るということも十分にあり得るというような農業委員の選考をされるということですね。それを確認します。
○議長(
石田勝一君)
太田市長。
◎市長(
太田安規君) そういうような選考は恐らくないだろうというふうに私は思っています。 (何事か発言する者あり)
◎市長(
太田安規君) やっぱり選考の過程の中でこういうような形になったということで御理解をいただきたいというふうに思います。 ただ、農業団体の方からの推薦というものに対しましては、各団体の責任者のほうには、今回の議会のいろいろ御意見や御質問があったということを伝えまして、慎重な形で推薦をいただけるよう、私のほうからも求めたいというふうに思います。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 3回目残っていたのでちょっとお尋ねしたいんですが、広報そうさで公募の形を取ったんですね、農業委員が新しくなりますということで。なぜ公募の形を取るんですかという、私は賛成するものですが、公募よいことだと思っていますが、なぜ公募にしたんですか。きちんとしたお答えいただきたいと思います。 (「休憩したほうがいいんじゃないのか」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) では、執行部の答弁を保留して休憩をいたします。
△午後0時11分
休憩---------------------------------------
△午後0時12分 再開
○議長(
石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 宇井副市長。
◎副市長(
宇井和夫君) それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 いわゆる広報を通じての公募、募集ということのお尋ねかと思いますが、こちらにつきましては、
農業委員会等に関する法律、この8条、9条の中で、委員に関する規定がございます。この中で、第9条の中で、市町村長は委員を任命しようとするときは委員になろうとする者の募集をしなければならないというくだりがございます。規定がございます。これに基づいて公表をするということが定められておりますので、広報、あるいは本市のホームページを使って募集をいたしました上で、募集結果につきましても市のホームページを使用して公表させていただいたところでございます。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君)
苅谷進一君。
◆15番(
苅谷進一君) いずれにしましても、いろんな今議論ありましたけれども、地域地域の特性もありますから、ともかく農業委員会、もう決まって開かれたら地域地域に満遍なく農業行政ができるような割り振りを心がけていただきたいと思います。局長、いかがですか。
○議長(
石田勝一君) 田中
農業委員会事務局長。
◎
農業委員会事務局長(
田中恵三君) ただいまの苅谷議員のおっしゃったような形で進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって、議案第12号から議案第28号までの質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。
暫時休憩をいたします。
△午後0時14分
休憩---------------------------------------
△午後1時15分 再開
○議長(
石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 前回の議事を継続します。 ただいま議題となっております議案第11号から議案第28号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号から議案第28号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 なお、議案第12号から議案第28号については人事案件につき、討論を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号から議案第28号については討論を省略します。 議案第11号については、ただいまのところ討論の通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略し、採決に入ります。 これより採決に入ります。 議案第11号 令和3年度匝瑳市
一般会計補正予算(第4号)について、本案について決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 議案第12号から議案第28号 匝瑳市
農業委員会委員の任命についての17件について、一括して採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号から議案第28号については一括採決といたします。 議案第12号から議案第28号 匝瑳市
農業委員会委員の任命についての17件について、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、議案第12号から議案第28号までは同意することに決しました。
---------------------------------------
△日程の追加
○議長(
石田勝一君) 次に、発議案として、
田村明美君より、発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第2号 国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書について、
宮内康幸君より、発議案第3号
匝瑳市議会議員政治倫理条例の一部を
改正する条例の制定について、以上、3件の提案がありました。 休憩中に
議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、本発議案3件について、本日の日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、本発議案3件について、本日の日程に追加し議題とすることに決しました。 なお、発議案の
配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君)
配付漏れなしと認めます。
---------------------------------------
△発議案(第1号-第3号)の
上程-採決
○議長(
石田勝一君) 発議案第1号から発議案第3号について一括議題とします。 初めに、発議案第1号及び発議案第2号について、本案提出者、
田村明美君から
提案理由の説明を求めます。
田村明美君。 〔
文教福祉常任委員長田村明美君登壇〕
◆
文教福祉常任委員長(
田村明美君) 皆さん、お疲れさまです。もうしばらく御検討よろしくお願いいたします。 ただいまから議員発議の
提案理由を申し上げます。 発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第2項の規定により、提出します。 令和3年6月21日提出 匝瑳市議会議長
石田勝一様 提出者
文教福祉常任委員会委員長
田村明美 提案理由 発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 本案は、請願第1号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 意見書案を朗読いたします。 発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書案
義務教育費国庫負担制度は、
憲法上の要請として、教育の機会均等とその水準の維持向上を目指して、子どもたちの経済的、地理的な条件や居住地のいかんにかかわらず無償で義務教育を受ける機会を保障し、かつ、一定水準の教育を確保するという国の責務を果たすものである。 政府の主導する三位一体の改革の中で、国家財政の悪化から同制度を見直し、その負担を地方に転嫁する意図のもとに、
義務教育費国庫負担金の減額や制度そのものの廃止も検討された経緯がある。 地方財政においても厳しさが増している今、同制度の見直しは、義務教育の円滑な推進に大きな影響を及ぼすことが憂慮される。また、同制度が廃止された場合、義務教育の水準に格差が生まれることは必至である。 よって、国においては、21世紀の子どもたちの教育に責任を持つとともに、教育水準の維持向上と地方財政の安定をはかるため、
義務教育費国庫負担制度を堅持するよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年6月21日 千葉県匝瑳市議会議長
石田勝一 内閣総理大臣 菅 義偉様 財務大臣 麻生太郎様 文部科学大臣 萩生田光一様 総務大臣 武田良太様 次に、 発議案第2号 国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 令和3年6月21日提出 匝瑳市議会議長
石田勝一様 提出者
文教福祉常任委員会委員長
田村明美 提案理由 発議案第2号 国における2022年度教育予算の拡充に関する意見書について 本案は、請願第2号 「国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 発議案第2号 国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書案 教育は、
憲法・子どもの権利条約の精神に則り、日本の未来を担う子どもたちを心豊かに教え、育てるという重要な使命を負っている。 しかし現在、日本の教育は「いじめ」、「不登校」、少年による凶悪犯罪、さらには経済格差から生じる教育格差・子どもの貧困等、さまざまな深刻な問題を抱えている。 また、東日本大震災、原子力発電所の事故、さらに各地で地震や豪雨、台風などの大規模災害が立て続けに発生した。災害からの復興は未だ厳しい状況の中にあると言わざるを得ない。 一方、国際化・高度情報化などの社会変化に対応した学校教育の推進や教育環境の整備促進、さまざまな教育諸課題に対応する教職員定数の確保等が急務である。 千葉県及び県内各市町村においても、一人ひとりの個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性の育成を目指していく必要がある。そのためのさまざまな教育施策の展開には、財政状況の厳しい現状を見れば、国からの財政的な支援等の協力が不可欠である。充実した教育を実現させるためには、子どもたちの教育環境の整備を一層進める必要がある。 そこで、以下の項目を中心に、2022年度に向けての予算の充実をしていただきたい。・災害からの教育復興に係る予算の拡充を十分に図ること・少人数学級を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること・保護者の教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること・現在の経済状況を鑑み、就学援助や奨学金事業に関わる予算をさらに拡充すること・子どもたちが地域で活動できる総合型地域クラブの育成等、環境・条件を整備すること・老朽化等による危険を伴う校舎の改築や、更衣室、特別教室や体育館への空調設備設置等の公立
学校施設整備費を充実すること・子どもの安全と充実した学習環境を保障するために、財政措置を講じること・感染症に伴う臨時休校等の様々な措置により、児童・生徒が健康面・学習面で不安やストレスを感じることがないよう財政措置を講じること など 国においては、教育が未来への先行投資であり、日本の未来を担う子どもたちに十分な教育を保障することが、国民の共通した使命であることを再認識され、国財政が非常に厳しい状況の中ではあるが、必要な教育予算を確保することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年6月21日 千葉県匝瑳市議会議長
石田勝一 内閣総理大臣 菅 義偉様 財務大臣 麻生太郎様 文部科学大臣 萩生田光一様 総務大臣 武田良太様 以上、慎重審査の上、採択のほどよろしくお願いします。
○議長(
石田勝一君) 発議案第1号及び発議案第2号の
提案理由の説明が終わりました。 続いて、発議案第3号について、本案提出者、
宮内康幸君から
提案理由の説明を求めます。
宮内康幸君。 〔1番
宮内康幸君登壇〕
◆1番(
宮内康幸君) 皆様、お疲れさまです。 ただいまから
提案理由を申し上げます。 発議案第3号
匝瑳市議会議員政治倫理条例の一部を
改正する条例の制定について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 令和3年6月21日提出 匝瑳市議会議長
石田勝一様 提出者 匝瑳市議会議員
宮内康幸 賛成者 匝瑳市議会議員 佐藤 悟 〃 〃 椿 日出男 〃 〃
増田正義 〃 〃
浅野勝義 〃 〃
小川博之 〃 〃
平山政利 提案理由 発議案第3号
匝瑳市議会議員政治倫理条例の一部を
改正する条例の制定について 本案は、総務省から発出された地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しに係る通知等に基づき、条例で定める審査請求書への押印の見直し等を行うため、所要の
改正をいたしたく別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(
石田勝一君) 発議案第3号の
提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) 1点だけ確認をさせてください。 発議案第1号ということで、
田村文教福祉常任委員長から提出がありまして、委員長の立場の中で発議だと思うんですけれども、毎年、この教育拡充の陳情、請願ですか、出ております。そういった中で、委員長であられる田村さんは、従来反対をされていた、賛成のとき、反対のときもあったかと思います。私の記憶の中ではずっと反対をされてきたのかなと思った中で、今回、発議案者ということで、立場が変わったのか変わらなかったのか、どのような委員長として何か変わったものがあったのかどうか、その辺どうなのか、本来だったら、こんなことはする必要ないという立場から拡充すべきだという立場に変わったという、その辺のことを質問してよろしいですか、議長。
○議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆
文教福祉常任委員長(
田村明美君) 質問ありがとうございます。 私は、議員にさせていただいて20年を超えているんですけれども、20年ほどの間、毎年6月議会に同様の2つの請願が提出され、そして、採択されたことによる意見書案ということで、意見書も議会として提出するという経過があったことを覚えております。それで、私の認識では、残念ながら反対と、採択に賛成しなかったのは、昨年6月、1回のみという記憶であります。 趣旨について、全く賛成しております。ただし、昨年、じゃなぜ反対の立場だったのか、あるいは退席だったのかなと思うんですが、それはやっぱり議会ならではの、そのときの議会の一議員としての判断ということがありました。趣旨には全く賛成である。 それから、意見書案で朗読させていただきました詳細なことについて、早急に国として予算をつけていただきたいと強く自らも要望するものですので、強化したいと、そういう意思であります。少なくても今回は委員長であるということだけではなくて、個人、一議員としても早急にこのとおり強化していただきたいと国に求めるものであります。
○議長(
石田勝一君)
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) ありがとうございます。 20年間の間に1度だけ反対をされたということで、それで私の記憶違いだったのか、その辺を後で見させていただければと思います。しかしながら、昨年、一議員として、立場だったのか状況だったのか、議案の審議であります。事情が云々ということではないと思います。そういった中で、具体的に、それ以上のものがあったのかという、ある意味疑われてしまいますので、なぜ反対だったのかということを差し支えなければお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
石田勝一君) お答えになられますか。
田村明美君。
◆
文教福祉常任委員長(
田村明美君) 議長のほうから、ただいまの質疑については該当しないという判断がなされるかなと思っていましたけれども、なされないようですので。 今回の発議案第1号、発議案第2号について提案させていただきました。その内容について質疑、また私のほうで答えられることがあればお答えしたいということですので、昨年とか、その前のことについてどうのこうのと、同じ発議案であったかどうかということも今現在ここで確認することができないわけですから、質疑自体が意味のないものだということをお答えさせていただきます。
○議長(
石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって、発議案第1号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第2号 国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。 ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって、発議案第2号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第3号
匝瑳市議会議員政治倫理条例の一部を
改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。 ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって、発議案第3号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 ここで申し上げます。 発議案第1号及び発議案第2号については委員会提出の議案でありますので、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託をしないことといたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第3号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第3号については委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して、採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決に入ります。 これより採決に入ります。 発議案第1号
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 発議案第2号 国における2022年度
教育予算拡充に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 発議案第3号
匝瑳市議会議員政治倫理条例の一部を
改正する条例の制定について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
石田勝一君) 御着席ください。起立多数であります。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議案第1号及び発議案第2号については、意見書の提出でありますので、地方自治法第99条の規定により関係行政機関に提出いたします。 お諮りいたします。ただいま意見書案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理については議長に一任することに決しました。
---------------------------------------
△発言の申出(
専決処分の報告)
○議長(
石田勝一君) ここで、
太田市長より発言の申出がありましたので、これを許します。
太田市長。
◎市長(
太田安規君) それでは、ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、6月30日付で
専決処分の予定をする旨の報告を申し上げさせていただきます。 本件につきましては、先ほど参考資料を提出させていただいておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により生活に困窮する世帯に対しまして、匝瑳市社会福祉協議会において総合支援資金等の貸付けによる支援が行われております。 この影響が長期化する中で、既に支援が終了した世帯がございます。こうした世帯に対しまして、国の
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金を活用し、就労による自立を図る等のため、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を給付いたします。 なお、国の交付要綱等が本年6月30日に発出される予定であり、7月から申請受付を開始するところでありますが、予算案の御審議をいただくための時間的余裕がないことから、地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分をいたしたく存じます。 以上につきまして、あらかじめ御了解を賜りたく御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長(
石田勝一君) 市長の発言が終わりました。
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△議長挨拶
○議長(
石田勝一君) 今定例会に付議された事件は全て議了されました。 ここで一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る6月4日に招集されて以来、会期18日間にわたりましたが、この間における皆様方の御精励と御苦労に対しまして、衷心より深く感謝申し上げる次第であります。 皆様方におかれましては、時節柄、御自愛の上、さらに一層の御活躍をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
---------------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
石田勝一君) これにて
匝瑳市議会令和3年6月定例会を閉会いたします。
△午後1時44分 閉会 署名 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和3年6月21日 議長
石田勝一 議員
武田光由 議員
苅谷進一...