匝瑳市議会 > 2021-06-17 >
06月17日-04号

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  1. 匝瑳市議会 2021-06-17
    06月17日-04号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年  6月 定例会          匝瑳市議会令和3年6月定例会議事日程(第14日)                      6月17日(木曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問  16番 田村明美君  15番 苅谷進一君3 散会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君       副議長  平山政利君     1番  宮内康幸君        2番  都祭広一君     3番  増田正義君        4番  椿 日出男君     6番  林 明敏君        7番  山崎 等君     8番  行木光一君        9番  武田光由君    10番  小川博之君       11番  石田加代君    12番  浅野勝義君       13番  栗田剛一君    14番  佐藤 悟君       15番  苅谷進一君    16番  田村明美君       18番  欠員---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    次長          江波戸英樹 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         宇井和夫君 病院事業管理者     菊地紀夫君   秘書課長        大木恒一君 企画課長        林 雅之君   総務課長        布施昌英君 財政課長        大川純一君   税務課長        塚本 優君 環境生活課長      鎌形 健君   健康管理課長      小川 豊君 市民病院事務局長    太田和広君   産業振興課商工観光室長 小泉泰孝君 産業振興課主査     伊藤芳雄君   教育委員会教育長    二村好美君 教育委員会学校教育課長 矢澤敏和君   教育委員会生涯学習課長 林 鉄也君 農業委員会会長     渡邉弘仁君   農業委員会事務局長   田中恵三君 △開議の宣告(午前10時00分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日、ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより6月16日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。 ここで申し上げます。 市長から、本日の会議に産業振興課長が都合により出席できないため、小泉泰孝室長伊藤芳雄主査を代理出席させる旨、通知がありましたので、お知らせいたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(石田勝一君) 日程第1、6月16日に引き続きまして一般質問を行います。 それでは、通告により順次質問を許します。 初めに、田村明美君の登壇を求めます。 田村明美君。     〔16番田村明美君登壇〕 ◆16番(田村明美君) おはようございます。日本共産党田村明美です。傍聴者の皆さん、そしてインターネット中継を御覧の皆さん、よろしくお願いいたします。 6点にわたって事前通告いたしました。 第1、匝瑳市の新型コロナウイルス対策に関してです。その1つとしてワクチン接種の計画、見通しについて。2つ目、市民のPCR検査任意検査状況について。3つ目、市内の事業所や店舗の営業、経営の状況調査、そして支援策について。4つ目、学生への市の育英資金貸付け、また返還猶予の延長など、学生支援策について。 第2に、コロナ禍匝瑳市民病院の状況、そして施設の建て替え問題。 第3、匝瑳市内の農業の現状と展望について。 第4、学校の児童生徒のリモート学習進捗状況について。 第5、パークゴルフそうさの利用状況、今後の課題について。 第6、匝瑳市公式ホームページを見やすく、分かりやすく、探しやすい掲載にしていくことについて、質問いたします。 第1の匝瑳市の新型コロナウイルス対策についてです。 市民が一番関心を持っていることは、ワクチン接種の全体計画と今後の見通しについてです。政府は、65歳以上の国民のワクチン接種を7月中に完了させるよう地方自治体に促しており、市町村の目標は、第一に65歳以上市民の接種完了にあるようです。 しかし、既に都市部に設置されている大規模接種会場では、接種券、接種チケットを持っている人は、18歳以上64歳の国民も接種できることになりました。報道では本日より開始されるということです。 住所地で順番を待って行われるワクチン接種は一刻も早く行ってほしい、そういう要求、そして接種チケットの配布は年齢や優先順位にこだわらずに、早急に配布してもらいたいという要求、これらに応えなければならない事態になっています。そこで、今後の匝瑳市の取組について伺います。 また、64歳以下の市民のワクチン接種の優先順位について、クラスター感染防止のためには、介護や保育や学校などでの従事者は優先されなければならないのではないかという課題もあります。計画、見通しを説明ください。 コロナ対策の2つ目で、匝瑳市民が自主的にPCR検査を受けた場合の費用助成制度、この間の報告では、利用実績3人、計1万円の支出という報告でした。なぜ利用が少ないのか、考えられる理由を教えてください。 コロナの3つ目、地域経済に関するコロナ対策について伺います。 1年半に及ぶコロナ禍の下で、町の店舗のシャッターがさらに目立ってきています。4月1日から5月11日までは、飲食・飲酒店の営業時間短縮の協力金制度を千葉県が行いましたが、6月現在も事態は変わっていません。 地域経済のかじ取り役でもある匝瑳市行政は、事業所・店舗の営業や経営の実態調査に取り組み、実態にかみ合った支援施策を打ち出す必要があると考えます。実態調査は行政の責任ではありませんか。アンケートや訪問・電話での聞き取りなど、すぐにでもできる調査です。市はこのたび、プレミアム率アップの商品券を増刷発行しますが、シャッター店舗が増え続ける地域に対する支援策として、それだけでよいのでしょうか。答弁を求めます。 コロナの4つ目、匝瑳市育英資金貸付制度は、今年度受付が5月12日に終了していますが、その申請数、決定数、コロナ禍において、とりわけ配慮した点などあれば説明ください。また、コロナ禍の下、貸付金の返還猶予が可能であるとの記事もありました。説明をお願いいたします。 第2の市民病院についてです。 市民病院は、通常の外来、入院病棟の診療を行う中で、匝瑳市民対象の発熱外来を設置し対応されており、私たち市民は心強く感じます。 しかし、病院における影響は様々あるのかなと危惧するところです。コロナ禍市民病院の状況について伺います。 次に、太田市長に直接お伺いします。匝瑳市民病院施設建て替えの指示はいつ発せられるのでしょうか。太田市長市民病院に対する基本方針、建て替えの時期についてはっきりした答弁を求めるものです。 第3、匝瑳市農業の現状と展望について。 匝瑳市農業委員会は、本年7月に新体制となりますが、この3年間の目標、実績について報告をお願いします。 「匝瑳市の基幹産業は農業である」と市長も度々明言されています。国民、市民のために将来にわたって農地が維持され、農業が継続され発展する、このことが求められています。匝瑳市における今後の農業課題、何でしょうか。農家の高齢化、後継者の確保、農業収入の停滞と必要経費の増大など、農家をめぐる課題は切実です。しかし、できるところから施策を打ち出していくことが行政に求められているのではないでしょうか。できることはあると私は考えます。 太田市長は、匝瑳市の基幹産業である農業の展望をどのように描いておられ、そしてこれから切り開いていきたいと考えているでしょうか。答弁をお願いします。 この数年来、稲作に対する助成制度は、飼料用米と加工用米の出荷に助成金を支給してきました。匝瑳市は、独自にこれに付加して補助金も支給してきました。しかし、主食用米への助成はなく、市場競争に投げ出されたまま、今年はコロナの影響による需要停滞の下、さらに一層の米価下落が見込まれています。おいしいお米を生産することが農家の誇りであり、喜びであり、働きがいであると農業者が訴えておられます。おいしいお米、減農薬で安心・安全の有機米などを生産し続ける努力を評価し、推進していくために、主食用米にも助成金の支給を求めます。答弁をお願いします。 第4、学校児童生徒リモート学習について伺います。 匝瑳市教育委員会は、市内の小中学生全員に行き渡るよう、タブレット型通信端末を購入しました。その利活用の進捗状況を報告ください。 第5、パークゴルフそうさについて、昨年秋にオープンしたパークゴルフそうさの稼働状況、利用状況を伺います。 市教育委員会は、パークゴルフについて老若男女を問わず幅広く普及させたい、小学校の活動行事にも加えたい、1人で来場しても教えてもらって楽しめるような方法も取りたいと、普及の情熱を傾けておられました。普及活動、初めての人も体験できる指導など、どういったことが行われているのか、説明ください。 そして、敷地内にあるバーベキュー施設は、改修すれば十分使えることを確認しました。屋根をきちんとつけて、ベンチを修繕し、炉を改修し、風除けの囲いをつけて利用できるようにすることを早急に求めます。 第6、匝瑳市公式ホームページについて。 匝瑳市の公式ホームページは、市の関連の最新情報を知りたいと、今はスマホから検索して見る方が増えています。掲載記事の企画、原稿、編集、デザイン、決裁までの流れを説明ください。毎日更新されているのでしょうか。改善が必要とも考えるところから、御説明をお願いします。 以上、登壇を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君の登壇質問が終わりました。 田村明美君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 皆さん、おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 それでは、ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず初めに、市の新型コロナウイルス対策についての質問要旨でございますワクチン接種計画、見通し、進捗状況についてのお尋ねでございますが、この件につきましては、昨日の宮内議員、都祭議員、林議員の御質問の中で御答弁させていただいたとおりでございます。 次に、市内事業所・店舗の営業、経営の状況調査と支援策についてのお尋ねでございますが、新型コロナウイルスの影響による市内商工業者の経営等の状況につきましては、匝瑳市商工会に聞き取り等を行っております。 その内容を踏まえまして、商工業者への経営支援策として、商工業活性化支援事業プレミアム付き商品券プレミアム率を当初の10%から20%にアップするとともに、販売冊数につきましても、5,000セットから1万セットに増刷するための一般会計補正予算を計上させていただいたところでございます。 次に、市民病院の建て替えについてのお尋ねでございますけれども、これまで申し上げてまいりましたように、建て替えについては、まず経営の健全化を進めて、その上で建て替えについて再度検討することとして、経営健全化の判断については、新改革プラン最終年次の令和2年度の決算を判断材料にしたいと考えておりました。 御承知のように、令和2年度は、新型コロナウイルスの影響により、決算状況を正確に判断することは困難な状況となっております。しかしながら、施設や設備の老朽化が進んでいることなどから、病院の建て替えにつきましては、私といたしましてはできるだけ早く決断したいと考えております。 最後に、匝瑳市の農業、農家の将来展望についてのお尋ねでございますが、本市の基幹産業であります農業につきましては、高齢化による農業労働力の低下、後継者不足による農業従事者の減少など、地域農業を取り巻く環境はとりわけ厳しい状況にあると認識をしております。 このため、農業後継者新規就農支援助成金制度や、国の農業次世代人材投資事業を活用し、農業後継者の支援を行っているところでございます。 また近年は、本市以外からも農業を始めたいという若者が定住し、農業委員会等の支援を受けて就農した事例もあると伺っております。 市といたしましては、地域における後継者の育成とともに、新たに就農を希望される方が意欲と希望を持って農業に従事できるよう、引き続き関係機関と連携を図りながら支援対策に取り組んでまいります。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては、教育長及び農業委員会会長病院事業管理者、担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 私からは、市育英資金の拡充、返還猶予の延長等による学生支援についてと、タブレット端末を活用した学習についてお答えいたします。 初めに、市育英資金の拡充、返還猶予の延長等による学生支援についてでありますが、まず制度の拡充との御質問につきましては、本市の育英資金の貸付制度では、収入要件や居住要件等必要な基準に絞り、広く募集を行っているところであります。 本年度の申請者は、大学生3名、専門学校生1名、計4名で、全て貸付要件の条件を満たしていたことから認定されました。 また、本市の貸付金の額につきましては、近隣の状況を踏まえ、高等学校で月額2万円、大学・専門学校で月額3万円を貸し付けており、返還期間は最長で9年間としているところであります。 育英資金の利用者数については近年減少傾向にありますので、引き続き当該制度の周知を図り、広く学生支援を行うため、制度活用を推進してまいりたいと考えております。 次に、育英資金返還猶予につきましては、本年度も新型コロナウイルスによる影響を考慮し、昨年度の対応に準じ、個別の収入状況等に応じた柔軟な対応を考えております。 次に、タブレット端末を活用した学習についてのお尋ねでございますが、本市の小・中学校に在籍する児童生徒への1人1台の学習用端末の整備の状況としましては、令和2年度末に各学校への設置が完了しております。 しかし、使用前のアカウントの年度更新作業に全力で取り組んでおりますが、日数を要するため、いましばらく児童生徒の学習用端末の使用を見合わせている状況です。現在の見通しとして、今月末には学習用端末の使用が可能になる見込みです。 学習用端末の活用につきましては、学んだことや行動の記録を蓄積し、自らの学びのプロセスを可視化することや、学習到達度を踏まえて学習計画を作成するなど、個に応じた学習の充実に役立てていきたいと考えております。さらには、オンラインを通じて様々な教材に接することにより、幅広い教育につなげることができるものと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 渡邉農業委員会会長。 ◎農業委員会会長(渡邉弘仁君) 私からは、農業委員会の目標と実績についてお答えいたします。 議員御承知のとおり、農業委員会等に関する法律の改正により、農地利用最適化が重点業務として位置づけられ、平成30年7月20日から農地利用最適化推進委員が新設されて現在の体制になり、3年近くが経過したところであります。 お尋ねのありました農業委員会の目標につきましては、平成30年11月7日に、匝瑳市農業委員会では農地等の利用の最適化の推進に関する指針を策定し、遊休農地の発生防止・解消、担い手への農地の利用集積・集約化、新規参入の促進の3項目について、令和5年度末までの目標を定めてまいっております。 次に、実績についてでありますが、令和5年度末までの目標の数値に合わせて、令和2年度末までの実績数値を申し上げますと、遊休農地の解消では、目標30ヘクタールに対しまして3ヘクタール、担い手への農地利用集積では、目標集積率51%に対しまして30.8%、新規参入の促進では、目標12経営体に対しまして8経営体でございます。 農業委員会といたしましては、引き続き目標達成に向けて、地域の農業者の意向や農地の利用状況の調査を進めながら、遊休農地対策や農地集積による農地の有効利用の推進を図ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 菊地病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(菊地紀夫君) 私からは、市民病院新型コロナウイルスの影響とその対応についてお答えいたします。 市民病院は、どのようなときでも市民のための医療をきちんと提供することが重要な役割でありますので、院内での感染発生、またクラスターの発生を防止するために、昨年2月から発熱外来を設置して、通常診療の患者さんとの動線を分離し、新型コロナウイルス感染症の疑い患者や陽性患者に対応してまいりました。 また、一般患者の入院の受入れに当たっても、現在では、入院患者全例について、入院前に抗原定量検査を行い、コロナ陰性を確認した上での入院としておりますので、コロナ陽性患者が一般の入院患者と混在する可能性を限りなく低くし、入院患者さんと職員への感染防止対策を徹底しております。 ちなみに、この抗原定量検査PCR検査と同程度の精度で、最速約30分くらいで結果が出ます。 また、コロナ患者入院受入れについては、今年の春以降、香取海匝医療圏での患者の発生が少ないこと、旭中央病院での入院患者数も少なく、地域での病床の使用状況が安定している状況であったため、当院は旭中央病院の後方支援に回ることとして、4月からコロナ患者の入院の受入れは行っておりません。 しかしながら、5月末になって、千葉県から県内の病院に対して、コロナ患者受入れ病床の準備を進めるように通知があったところであり、今後の感染拡大に備えてまだまだ予断を許さない状況にあります。 また、外来では1年半近く、また病棟でも3か月程度コロナ対応を行ってきましたが、現在の病院施設は感染対策に対応した施設ではないため、動線上の問題として、患者さんにも、職員にとっても負担が大きくなっております。 また、病棟においても、感染エリアとそうでないエリアとのいわゆるゾーニングという区分に大変苦慮したところで、廃止をしておりました3病棟の病室がなかったら対応できないというところだったと思います。 今後も、新たな感染症が発生するということは考えられますので、病院の建て替えに当たっては十分検討していかなければならないと思っております。 最後に、コロナワクチンの接種についてですが、現在、高齢者へのワクチン接種を、院内での個別接種と集団接種を合わせ、週に6日、私も含めて当院の医師と看護師が行っております。 高齢者の接種が完了した後は、64歳以下の接種にも続いていきますので、通常の診療に加えての業務で、しかも長期にわたるということで、職員への負担はかなり大きなものになりますが、これも市民病院としての責務であり、市民の期待にお応えしていかなければならないと思っております。 私からは以上です。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) 私からは、市民のPCR検査の状況についてお答えをさせていただきます。 市の独自支援策であります感染症検査費用助成事業の自己負担によるPCR検査費用の助成件数でございますが、令和3年5月末現在で、3月が1件、4月が2件、5月が4件、合計7件でございました。 また、本年4月から6月7日まで、健康管理課のほうへ発熱や症状によるお問合せがあった件数が28件ございました。ほとんどが症状があるということで、かかりつけ医や発熱外来を紹介したところでございます。こうした患者さんにつきましては、発熱、症状があるということで、行政検査ということで自主検査の対象ではございません。 また、7件、自主検査を実施しました。その内訳といたしましては、自身に不安を感じている方が5件、また、大学等の進学の際に必要があったという方が2件でございました。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 伊藤産業振興課主査。 ◎産業振興課主査(伊藤芳雄君) 私からは、主食用米生産に対する助成金の設置についてお答えさせていただきます。 令和3年産の主食用米価格の下落対策につきましては、昨日の林議員の御質問に市長が御答弁いたしましたとおり、市では水稲生産者に対し、国の助成事業に上乗せする形で補助金を交付し、飼料用米加工用米等への転換を図るなど、需要に応じた生産を推進しているところでございます。 また、実際に米価が下落した場合の対策といたしましては、当年産の米の販売収入が標準的収入を下回った場合に、その差額の9割を補填する収入減少影響緩和交付金制度通称ナラシ対策がございます。 私からは以上です。 ○議長(石田勝一君) 林生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(林鉄也君) 私からは、パークゴルフそうさについてお答えさせていただきます。 初めに、利用状況についてでございますが、令和2年度の利用実績は、開館日数140日、利用件数1,948件、利用延べ人数8,174人でございます。令和3年度の利用実績は、5月末時点で開館日数56日、利用件数562件、利用延べ人数2,329人でございます。合わせまして、利用日数196日、利用件数2,510件、利用延べ人数1万503人でございます。 次に、普及のための指導や支援活動についてのお尋ねでございますが、パークゴルフを初めて利用される方などに対しまして、受付の際に職員がルールの説明をさせていただいております。また、希望される方に対しましては、コースでの指導も行っております。 また、パークゴルフの普及を目的としまして講習会や教室を開催しており、令和2年度は、共興小パークゴルフ体験会や豊栄小6年生への講習会、市民向けの講習会のほか、パークゴルフ教室を実施いたしました。令和3年度につきましても、5月、6月の日曜日にパークゴルフ教室を実施しており、また今後、親子を対象とした講座の実施や各種大会等も予定しております。 なお、本年5月13日に日本パークゴルフ協会より公認コースの認定を受けることができましたことから、これを機に、今後さらなる利用促進に向けた事業を進めてまいりたいと考えております。 次に、バーベキュー場施設の改修についてのお尋ねですが、今後、施設の屋根の修繕のほか、必要な物品等を購入いたしまして、市民の皆様が使いやすい施設となるよう努めてまいります。 以上でございます。
    ○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。 ◎秘書課長(大木恒一君) 私からは、ホームページについて御答弁申し上げます。 ホームページへの記事の掲載までの経過についてのお尋ねでございますが、市では匝瑳市コンテンツ・マネジメント・システムマニュアル、いわゆるホームページ作成マニュアルに基づきまして、各課職員が掲載記事の作成を行っております。 掲載までの主な手順といたしましては、各課において発信する情報の内容などを調整した上で掲載記事を作成し、所属長までの承認を受けた後、ホームページを管理しております秘書課において、記事の内容や既存ページとのデザインの整合性等を最終確認し、公開することとしております。 掲載記事につきましては、掲載期間をあらかじめ設定することで、期間の過ぎた記事をホームページから自動的に削除するとともに、指定した日時で公開している記事を入れ替えるなど、情報の更新を行っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 順次再質問させていただきます。 市長のほうからは、コロナウイルスワクチン接種については既に答弁してあるからということだったんですけれども、正式な決定という御答弁はいただけないかもしれないんですが、大規模接種会場では18歳以上64歳の方が接種券、チケットを持っていれば接種できると。それで、勤務地が都市部にある人とか、それから早く接種をしたいということで出向いていく方もおられると。 そのために、接種券、チケットの配布というのは、これまでの答弁ですと64歳以下は7月からですか、7月以降という答弁だったんですが、それではやっぱり遅いのではないかと。職員の負担は大きいかもしれませんが、別途そのチケット、接種券の郵送というのは、作業を行うべきではないかと思いますが、どうですか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、チケットの発送を早めるべきではないのかという御質問でございますけれども、ただいま64歳以下の方につきましては7月中旬に発送できるよう、今業者のほうに依頼をしております。 また、大規模接種センターや職域接種が始まっておりまして、こちらの接種を受けるにはクーポン券が必要であることは認識をしております。御相談も受けております。そういう方につきましては、事前に御相談をいただければ、個別でチケットの発行をいたしておるという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 今のことはホームページ、それから7月1日の広報などで分かりやすく示してほしいと思います。 それから、65歳以上の高齢者の場合なんですけれども、在宅で寝たきり状態の方、それから認知症で本人の意思が判断できにくい。だけれども、身近に相談相手とか若い家族がいない、そういった方も増えていると思うんですけれども、市としての対策を伺います。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、寝たきりの方につきましては必ずかかりつけのお医者さんがいらっしゃると思いますので、お医者さんに御相談をしていただく。また、認知症等の方につきましても、サポートが必ずついているはずですので、そちらの方と御相談をしていただきたい、そういうふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) それは、当事者任せということにもなりがちだと思うんですね。かかりつけ医との行き違い、ワクチン接種は市が管理していることだからと、名簿管理していることだからというふうな思いもあるのかもしれませんし、当事者任せにせず、電話連絡とか、高齢者支援課と連携を図って、とにかく意思確認をしていただきたい。希望しなければ、それはそれですが、意思確認を徹底していただきたいというふうに求めます。回答は結構です。 それから、地域経済に関するコロナ対策ということで、市長は、市の商工会に市内の営業とか経営とか、お店がどういう状況であるかということは、商工会との間で聞き取りを行っていると、それでプレミアム付き商品券の増刷を決めたと。商工会との聞き取りなんですよね。 商工会は、あくまでも商工会員の会であり、それから常に行政が行うような、市内満遍なく見詰めているということではないように思うんですね。ですから、それでは実態調査ができているとは言えないと思います。行政の責任でともかく、コロナ禍1年半ですから、2年にはなると思いますので。電話でもいいですから、行政の責任で実態調査すべきだと思うんですが、いかがですか。 ○議長(石田勝一君) 小泉商工観光室長。 ◎商工観光室長(小泉泰孝君) それでは、ただいまの質問にお答えいたします。 まず、商工会とのやり取りの中で、非会員からの状況が聞き取りできているのかというところにお答えさせていただきますと、商工会といたしましては、非会員からの相談、経営に関する相談も受け付けているということでございます。 そういった内容の中からいろいろ踏まえまして、実態調査につきましてですけれども、担当課といたしましては、市内事業者の経営状況につきましては、引き続き市商工会との連携の中で把握してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 商工会は商工会としてやっておられると思います。ただ、市行政は怠慢です、それでは。商工会とのやり取りで支援施策を判断していると、それではあまりに怠慢だと考えます。今後、反省していただきたい。本当に実態調査は匝瑳市、私、何度もこの間、コロナにかかわらず求めてきましたが、やりますということはおっしゃったことがなかった。反省していただきたいと思います。御検討いただきたいと思います。 次に、市民病院について、市長に伺います。 新改革プランの期限が令和2年度であったと。ですから、令和2年度までに経営改善を図って、令和2年度の決算状況をよくして、そこを根拠にして、どんな病院にしていくのかという施設建て替えに結びつけたいと。ところが、コロナ禍になり、経営状況は不安定であると。これでは判断材料にならないのでもう少し様子を見たいということなんですが。 ずっとできるだけ早く判断したいと、できるだけ早く建て替えたいとはおっしゃっていないんですね。できるだけ早く判断したいという答弁なんです。建て替えないこともあり得るんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 今の御質問ですと、建て替えるか、建て替えないのかというような御質問だと思うんですけれども、その答えについては、やはり検討していかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 検討は既に行われたんですね。それで、インターネットを見ていましたら、日本工業経済新聞社の中の日刊建設タイムズという、これ業界紙の電子版で一部重要なところしか出ていないわけですけれども。 それを見ると、2016年3月4日付の配信で、国保匝瑳市民病院で公募型プロポーザルを実施した結果、第1委託候補者にアイテックという東京の会社が決まったと。そのアイテックに、工期は2017年9月30日、契約金額2,000万円ということで以下を委託すると。それは新改革プランの策定、建替整備基本構想の策定、建替整備基本計画の策定、各種支援業務と。この建替整備基本計画までは、私ども議員も資料として見させていただいた、配付されたように思っています、構想・計画というようなことで。 この記事では、2018年度に実施設計を行い、2019年度の着工を目指すという業界紙の報道なんですよ。それで、この記事ではないんですが、2022年度開院予定と、そういったペースで進んできていたはずなんですよね。 ところが、アイテックが委託された業務を行って基本計画が作られて、私どもも見たと。その後、確かに市議会の中で主に苅谷議員が、経営改善が先だろうという主張をされて、市長もそうだということで経営改善に踏み出すと。 では、この計画というのが、どうしてこういう変更になってしまったんでしょうか、全く納得できません。議会で議員が経営改善が重要だと言ったことで、市長はここまで進んできた計画、実施設計も行う、着工も行うまでの年度計画を作っていたにもかかわらず保留したというのは、議員の発言というのはそれほど市長にとって重かったということですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それは新聞の記事云々ではなくて、私の事例から判断をして答弁をさせていただきたいと思うんですけれども。 今、その新聞の内容というのは、恐らく2016年に建替整備検討委員会を設置して、そして平成29年にその検討委員会から答申をされたと。その答申の中に基本構想や基本計画が添えられておったということで、その基本計画と基本構想は、議員の皆様方にも恐らく配付してあるというふうに思います。 その後、病院の建て替えについては、施設が老朽化、また整備も大分古くなっておるというような状況の中で、早くその建設をさせたいというような意向の中で進んだわけでありますけれども、それよりも、まだまだ病院の建て替えについては、経営の改善をいま一度努力した中で、再度その検討、決定をしたらいいだろうというような経緯になりまして、現在に至っておるところであります。 ですから、もし建て替えるということであれば、平成29年の建て替え検討委員会から出された資料を基にして、これからの病院の経営というものに対しての建設ということに、再度取りかかりたいというような位置づけになるんではないかというふうに思います。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 多古町長、横芝光町長と、公立病院を持っている者同士の話合いは行っていると聞き及んでいますが、統合ということはあり得るんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 近隣の病院との連携、そしてまた統合の件でありますけれども、この御意見や御要望については、この議会の中で様々な議員さんから、その提言をいただいておったところであります。 実は、御案内のように3月議会でも、多古中央病院、東陽病院の管理者と相談したらどうかというような御意見も頂戴いたしまして、その際に私といたしましては積極的にその首長さん、管理者とお話をしたいというようなことで御答弁をさせていただいたわけでありますけれども。 3月議会が終了いたしまして、実は両病院の施設管理者、病院の責任者ですね、各首長さんとそれぞれお会いをいたしました。 お会いをしたその目的でありますけれども、まず最初に、病院の統合についてという件と、これからの医療体制の協力についてということで、主に相談をさせていただいたわけでございます。本市の病院の状況というのは非常に老朽化しておるので、近々のうちにもし建て直しをする場合に、各町の病院が統合できるかどうかということで単刀直入にお話をさせていただきました。 その中で、両町長さんも、やはり統合ということはなかなか難しいと、現時点では考えていないというような、そういうお考えでありましたので、もし、本市で市民病院を建て替える場合には統合は厳しいのかなと、無理だなというふうに私は理解をしたところであります。 しかしながら、医療圏という中で1市2町で協力をしていくことは大いにあるだろうということで、これからは各事務局を通じて、どのようなものが医療連携できるのかということを、これからさらに積極的に相談をしていこうというような話で帰ってきたところであります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 市長が二の足踏んでいると、停滞しているということの要因として、民間、医療法人との連携というんですか、あるいはPFIとかで建て替えて、指定管理してもらうとか、そういったことを、今コロナ禍ですから、そういう話はなかなか進みにくい。それを、その時期を待っていると、そういう話が進むのを待っているということはありませんか。あるかないか、はっきり言ってください。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) ありません。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) そこで伺うんですけれども、太田市長、今3期目就いておられます。任期は間近です。令和4年、来年2月25日が市長の任期満了日というふうに認識しているんですけれども、そうしますと、太田市長は任期中に匝瑳市民病院施設建て替え指示を出すんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 実は、私の今期の公約の中で、市民の健康維持のために病院の建て替えあるいは改修に努めていきたいという文言が入っておるわけでありますけれども、その中で、任期中には何とかその方向づけだけはしなければいけないというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 方向づけということは、ですから検討した後の話ということなわけですね、建て替えるとまでおっしゃっていないと。どちらですか。 じゃ、検討委員会は、任期までに検討の結果が出るように検討委員会を再開しますか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 堂々巡りのような感じですけれども、とにかく早期に決断をしたいということで御理解いただきたいというふうに思います。その中では、今までの中で申し上げたように、令和2年度の決算を見てという形で進めていくということを前提にして、早期にその判断をしたいというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 今の答弁、どちらが本当なのか分かりません。これまで市長は、令和2年度の決算状況で判断できないと、様子見だっておっしゃいました。ところが今、令和2年度の決算で判断すると。決算は、議会での決算認定も9月議会ですね。ですから、9月議会の市民病院の令和2年度決算状況で結論を出すということですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 先ほども答弁いたしましたように、はっきりとした数字というのは、なかなかコロナの関係で難しいというふうには思っております。そのような中で早期に決断をしたいというふうに理解していただければ幸いだというふうに思います。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 任期満了が来年2月25日と。市長がまた続投を目指されるのかどうか、まだどなたも聞いていないわけなんですが。 本当に、地域医療の要になっている匝瑳市民病院、先ほどの菊地事業管理者の切実な話も本当にあったと思いますが。早急に施設を建て替えるという指示を出していただいて、発していただいて、そのために必要な体制を組んでいただきたいと思うわけなんですが、それは新しい後任の市長に任せたいということなんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 任期の話が出ておりますけれども、私の任期の中では、行政に対する物事はきちんとけじめをつけていきたいというふうに思っております。その中でも、病院の建て替えについても十分検討をする。その検討をするのは、なるべく早く判断をしたいということで、ひとつ御理解をいただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 検討が必要なことは分かりますが、ただ、市長は政治家ですから、市長の一番初めの公約でも、自ら先ほどおっしゃったように、市民の命と健康を守るために力を尽くしたいと。ですから、必要な匝瑳市民病院施設建て替えすると言明いただきたいと思います。いかがですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) この場での言明は控えさせていただきます。それは、今までのやり取りの中で御理解をいただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) やり取りの中で全く私は理解できないんですね。私の理解度、少ない理解度で言うと、突然市議会の中で議員から経営改善が先だろうという発言があって、そこから始まってずるずると当初の計画がないがしろにされたと。 なぜなのかと。議会の総意でそういうことになったわけでもありませんし、市民投票が行われて、建て替えは必要ないという結論に至ったわけでも全くないわけですね。議会の中のちょっとしたやり取りの延長線上で、これだけ建て替えが延び延びになっていて、市長が執行権を持っているにもかかわらず指示を出すことができない。何かあるんではないかと、言えない何かがあるんではないか。市長は後任に任せて、その件には触れたくないということがあるのではないかと臆測してしまいますが、どうなんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) その臆測は全くないというふうに思っていただきたいと思います。 また、建て替えにつきましては、先ほど田村議員がおっしゃいましたように、議会から、また議員から、もう4年間様子を見て、その中で経営改善をしたらどうだというようなことから始まったというような発言でありましたけれども、そうではございません。確かに御意見はいただきました。その御意見を参考にいたしまして、執行部の中でそのように、まだまだその経営状況を内部の中から建て替えていけば、何とかいい数字になるんではないかというような考えの下で先延ばしにしたということでありますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 最後の匝瑳市のホームページの改善なんですけれども、本当に探しにくい、分かりにくいホームページだなというふうに思うわけです。今やっぱりコロナ関係の最新情報、匝瑳市内どうなっているのか、患者さんが出たんだろうか、対策・支援策は何かあるんだろうかと探したいと。ポチッと押すとまず出てくるのが3月5日付の太田市長のメッセージなんです。3月5日付の太田市長のメッセージをポチッと押すと、3月5日が最後で、その後もっと昔のメッセージに続くわけですね。 では、患者さんの発生とかはどうなのかというと、本当に分かりにくいわけです。それから支援策も、既にもう完全に終了した持続化給付金や市の事業者支援金のような、過去に既に受付も全く終わってしまったことも相変わらずそのまま出ていると。これでは、探したいものが見つかりにくいんではないかと。 職員の方々は作成する側であるけれども、それが分からないのかなというので、見る側になってちょっと改善を図っていただきたいなというふうに思います。 なぜそうなのかという一つの理由としてちょっと考えられるのは、先ほど各課が作成マニュアルに沿って原稿を作って、それを基に出しているということで、各課がばらばらになっているので、匝瑳市の公式ホームページとして統一した、何を今最優先にすべきかという判断が弱まっているのではないかと。それは、秘書課の広報広聴班が担当しているのかなとも思うんですけれども、別の部分かも分かりませんが。今、市民に本当に分かっていただきたいこと、それから最新の情報ということを優先して見られるように改善を求めます。 ○議長(石田勝一君) 大木秘書課長。 ◎秘書課長(大木恒一君) それでは、ただいまのホームページの情報提供に当たりましては、パソコンのほかスマートフォン、タブレットなどの機器でも御利用いただけるように、平成31年3月にホームページを全面リニューアルいたしまして、内容等の充実を図ったところでございます。 リニューアルしたホームページでは、オープニングトップページで主な構成を暮らし・行政と観光ガイド、移住・定住促進の2つに区分し、暮らし・行政のページでは、安心・安全に役立つ情報や…… ○議長(石田勝一君) 簡明に願います。 ◎秘書課長(大木恒一君) はい。議員御指摘の新しい、特にお知らせしたい情報につきましては、新型コロナウイルス感染症対策関連情報のようにスライドバナーの活用や、最新情報の掲載欄を利用いたしまして、見やすく分かりやすい情報の提供に努めているところでございます。 市といたしましては、利用される方の利便性を十分考慮いたしまして、引き続きホームページの充実に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君の一般質問を打ち切ります。 続いて、苅谷進一君の登壇を求めます。 苅谷進一君。     〔15番苅谷進一君登壇〕 ◆15番(苅谷進一君) 初めに、現在進行中のコロナウイルス問題に対している市職員並びに市民病院の関係者の方々、また全国の医療従事者の方々に敬意を表するものであります。また、この問題で日本国内でお亡くなりになった方々には大変残念でありますが、御冥福をお祈り申し上げます。また、現在この問題はまだまだ進行中であり、闘病中の方々の早期の回復をお祈り申し上げます。 次に、執行部の皆様方には今日まで財政健全化、病院事業の健全化に取り組んでいることに対し敬意を表する次第であります。しかしながら、今後の匝瑳市の財政を考えると厳しい状況であることは変わりありません。今年度も多額の財政調整基金を使用すると思います。また、病院の経営は予断を許す状況でないことは確かです。執行部、議会が一丸となって、財政問題、病院問題に対して取り組んでいくことが重要であると考えます。 また、現在、匝瑳市の課題であるごみ処理問題、中継処理施設の方針についても、至急問題解決をしなくてはなりません。執行部担当課も大変ですが、市民のため最大限の協力をお願いいたします。 財政健全化には一定の理解を示しますが、財政調整基金が急激に減少するのは目に見えています。今後の財政を考えると、このままであると数年で財政調整基金が枯渇するような危機的な状況になることが考えられます。さらなる慎重な財政運営が必要であることを、執行部は理解していただきたいと考えます。 次に、昨今毎日のように報道で、高齢者による事故や事件が多発しております。高齢者の交通手段についても、本市ではどのように取り組んでいるのでしょうか。これは一つの社会問題でありますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 ともかくコロナウイルス関連でいろいろな問題が発生しています。執行部が一丸となって、様々な問題に対応していただきたいと考えます。 それでは、パワフル市政を掲げた私の質問をさせていただきます。 まず、第1に財政問題から本年度の財政と次年度の財政問題について、第2に医療問題から市民病院について、第3に環境衛生問題から広域ごみ処理施設と匝瑳市ほか二町環境衛生組合ごみ処理施設についてお伺いします。 それでは、まず初めに財政問題についてお伺いします。 現在のコロナ問題による財政的影響はかなり大きいものであると私は考えます。昨年度の決算内容はまだ明確ではありませんが、かなり厳しいものであると察します。また、この問題は本年度も同様であると考えます。 そこでお伺いしたいのですが、まず1つとして、財源である税収の状況はいかがでしょうか、お答えいただきたいと思います。また、国から交付される交付金についてはどのように交付され、どのように賄っているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 次に、今年度の事業の状況はいかがでしょうか。また、コロナに関する費用についてはどのように賄って捻出しているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 それでは、第2に医療問題から市民病院についてお伺いします。 今日まで進めてきた経営再建について、進捗状況の御報告をお願いします。来年度の予算もかなり厳しい状況であると思います。さらなる具体的な今後の収益増の戦略計画を持っているのでしょうか、お答えいただきたいと思います。 次に、今日まで取り組んできた病院の健全化について、結果を御報告ください。また、今後の健全化についてはどのように考えているのか、お答えいただきたいと思います。 次に、環境衛生問題から広域ごみ処理施設についてお伺いします。 初めに、広域ごみ処理施設の運営についてはどのような状況なのか、御説明いただきたいと思います。 次に、中継処理施設問題についてはどのように交渉しているのでしょうか、御説明いただきたいと思います。 次に、松山に仮設の中継場を設けてあると思います。現在の状況を御説明ください。 次に、広域ごみ処理施設の最終処分場はどのような状況なのか、いつから稼働するのか。また、現在までどのように計画を進行しているのかお答えいただきたいと思います。現在、焼却場において出た焼却灰はどのように対応しているのか、これまでの経緯を御説明ください。 次に、匝瑳市ほか二町環境衛生組合ごみ処理施設についてお伺いします。 今後の匝瑳市ほか二町環境衛生組合の事務所も変わり、現在新しい形で運営が始まっています。運営状況はいかがでしょうか、お答えいただきたいと思います。また、匝瑳市ほか二町環境衛生組合の最終処分場の現在の状況を御説明ください。 以上で私の登壇質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君の登壇質問が終わりました。 苅谷進一君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの苅谷議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、財源である税収の状況についてのお尋ねでございますけれども、令和3年度一般会計の当初予算編成では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による所得減少などを考慮して、個人市民税をはじめとする市税の減収を見込んでおります。 長期化するコロナ禍が地域経済に深刻な影響を及ぼす現状にあっては、当面、市税の増収は見込めず、自主財源の確保は来年度以降もさらに厳しくなるものと考えております。 このため、市といたしましては、今後も適正な賦課・徴収を継続してまいりまして、より一層の歳入確保に努めてまいりたいと考えております。 次に、国からの財源についてでございますが、現在のところ、国の追加補正等の情報はないことから、引き続き千葉県市長会を通じて、国や千葉県に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する予算措置を要望してまいります。 次に、今年度の事業の進捗についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、本年度の市税等は例年以上の減収を見込んでおります。減収により、本年度に計画しております事業への影響が懸念されるところでありますが、各計画事業の執行に当たっては、その効果等を十分に検証し、徹底した経費の削減と併せ補助事業を活用するなど、財源の確保に努めてまいります。 次に、コロナに関する費用についてでございますが、令和2年1月からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、特別定額給付金給付事業、新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保事業及び新型コロナウイルスワクチン接種対策事業など、国の補助金等を活用した事業と併せまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した市独自の支援策など、令和2年度では82の事業、約54億500万円を新型コロナウイルス関連経費として事業を実施してまいりました。 また、令和3年度では、本定例会初日に御可決賜りました令和3年度匝瑳市一般会計補正予算(第2号)におきまして、26事業、1億755万6,000円を新型コロナウイルス感染症対策経費として計上をさせていただいており、引き続き市民の皆様の健康と生命を守るとともに、地域経済支援や生活支援等、コロナ対策にしっかりと取り組んでまいります。 また、次年度の財政についてでありますけれども、本市の一般会計は、不足する歳入を財政調整基金から繰入れすることで、収支の均衡を図ってまいったところであります。今後も財源不足が続くと見込まれる中で、現在、関係課において、予算編成の見直しに係る手法等を協議しているところであります。 今後、本年10月をめどに決定をいたしまして、令和4年度の予算編成作業に当たってまいる予定であります。 次に、広域ごみ処理施設についてのお尋ねでございますが、本年4月から東総地区クリーンセンターが本格稼働をしております。施設内に、東総地区広域市町村圏事務組合の施設整備課が環境施設課に名称を変え、事務所を設置して運営をしております。現在のところ、特に問題はなく運営されていると報告を受けているところでございます。 次に、中継施設についてのお尋ねでございますが、松山清掃工場の既存施設を利用した匝瑳中継施設につきましても、本年4月から組合が運営をしており、特に問題はなく運営されていると報告を受けております。 また、中継施設の整備方針につきましては、現在も組合と3市で協議を続けております。 既存施設の解体につきましては、国の循環型社会形成推進交付金の対象事業範囲が拡大され、既存施設の解体工事のみ実施する場合についても交付対象となったことから、銚子市の既存焼却施設の解体工事を新たに行う事業として、組合から国へ交付要望を行っております。 この解体工事の実施主体につきましても、現在協議を継続しておりますが、本市といたしましては、整備と一体の事業として組合で行うべきであると考えております。 次に、広域最終処分場についてのお尋ねでございますが、建設の工期が延長となっていた広域最終処分場につきましては、本年6月下旬に完了検査を行い、7月1日から運用を開始する予定であるとの報告を受けております。 なお、この間に発生する焼却灰の処理につきましては、旭市の最終処分場に搬入しているとの報告を受けておるところであります。 次に、今後の匝瑳市ほか二町環境衛生組合の運営についてのお尋ねでございますが、本年4月から、環境衛生組合はごみ処理業務を廃止し、山桑メモリアルホール内に事務所を移転しております。令和3年度以降の環境衛生組合の業務は、山桑メモリアルホールの運営と一般廃棄物最終処分場の管理が主な業務となります。 環境衛生組合が管理する一般廃棄物最終処分場につきましては、現在は閉鎖されており、閉鎖後から廃止基準に達するまでの間は、環境衛生組合において廃止に向けた手続と管理を行ってまいります。 私からは以上でございますが、そのほかにつきましては病院事業管理者及び事務局長、担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 菊地病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(菊地紀夫君) 私からは、経営再建の進捗状況と、健全化計画の結果についてお答えをいたします。 初めに、経営再建の進捗状況についてですが、令和2年度については、新型コロナウイルス感染症の影響により、通常の診療ベースでの経営状況は大変厳しいものとなりました。新型コロナウイルス感染症への対応に当たり、市からの補助金や国・県からの様々な補助金を受けることができました。この結果、令和2年度末のキャッシュフローについては3億410万円となり、令和元年度末の6,821万円に2億3,589万円上乗せすることができました。 一方、令和2年度の患者利用状況につきましては、コロナの影響により前年度を大きく下回ることになりました。入院は1日平均56.6人で、令和元年度より5.6人減となり、延べ患者数では2,138人の減少となりました。外来については1日平均266.4人で、令和元年度より40.5人の減となり、延べ患者数では8,298人の減少となりました。 令和3年度についても、4月及び5月の患者利用状況では、入院が1日当たり49.2人で、令和元年度の年間平均との比較では13人の減少、外来は1日当たり271.1人で、35.8人の減少となっております。 このような患者利用状況に加え、今年度からは市からの基準外の補助金がなくなっておりますので、病院のキャッシュフローも決して安心できる状況ではございません。今後も十分気を引き締めて運営していかなければならないと考えております。 次に、健全化計画の結果についてですが、これについては平成29年度から令和2年度までの4年間を計画期間とする新改革プランの結果についてお答えいたします。 新改革プランに基づく経営改善の推進に当たっては、院内に医師をはじめ、看護師や技術職など各セクションの代表で構成する経営改善委員会を組織し、経営改善に関する様々な職員提案や各セクションからの提案を検討し、実現することができました。 具体的には、病床数の削減、地域包括ケア病床の導入、様々な加算の取得、外来患者への定期検査の実施で、このような経営改善の積み重ねもありまして、平成28年度病院単体の決算8,294万円の赤字から、令和元年度では923万円の赤字にまで改善することができました。 令和2年度については、コロナの影響に加えて、コロナへの対応にも病院全体で相当な労力を要することとなりましたので、新たに大きな改善成果を上げることはできませんでした。 今回の新改革プランへの取組に関しては、経営改善と併せて、病院の建て替えに再度取り組むという大きな目標の下、職員が懸命に経営改善に取り組んだことで成果を上げることができたものと考えておりますが、経営改善に関してはまだまだ道半ばでありますので、引き続き気を緩めることなく取り組んでまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、さらなる具体的な今後の収益増の戦略と、今後の健全化計画についてお答えをさせていただきます。 初めに、さらなる今後の収益増の戦略計画というお尋ねでございましたが、医業収益の増収のためには、入院患者を安定して確保するということが大変重要であります。そのためには、やはり旭中央病院からの患者の受入れということが重要になってまいります。 高度急性期、急性期の患者さんが、この地域で一極集中して満床状態にある旭中央病院と連携して転院患者を受け入れるということは、この地域の医療を守ることでもあり、なおかつ当院としても収益向上につながることでありますので、旭中央病院との転院に関する連携を図っているところであります。 特に現在は、夜間の救急で当院で受け入れできなかった患者について、救急搬送後に安定した状態になった場合に、当院で受け入れることとしております。また、コロナ陽性患者が陰性になった後、他の疾患により入院の必要がある場合の転院の受入れについても協力することとしております。 その他、コロナ禍で様々な制約もあるところではありますけれども、これまでの経営改善の取組で一定の成果を上げておりますので、これを継続することで経営改善を進めていきたいというふうに考えております。 次に、今後の健全化をどのように考えるのかというお尋ねでしたけれども、初めに、今後の健全化計画についての国の動向について申し上げます。 全国の公立病院が策定した新改革プランの計画期間が令和2年度をもって満了するということから、国においては新たな公立病院改革ガイドラインを策定し、それに基づき、再度、全国の公立病院に新たな改革プランの策定を要請すると、そのような予定でしたけれども、新型コロナウイルスの影響により、国のスケジュールが大幅に遅延しているところであります。 今後、国から公立病院改革ガイドラインが示された後、当院においてもガイドラインの内容に沿って、新たな改革プランを策定することとなりますが、市民病院といたしましては、令和2年度までの新改革プランの内容と、これまでの経営改善の取組を引き続き計画に取り入れることで、これまで進めてきた経営改善を適切に推進してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 私からは、広域ごみ処理施設について、市長答弁に補足をさせていただきます。 広域ごみ処理施設及び中継施設へのごみの搬入車両の台数につきましては、組合が取りまとめた令和3年4月分集計の速報値では、東総地区クリーンセンターでは1日当たり平均約214台、匝瑳中継施設1日当たり平均約42台、旭中継施設では1日当たり平均約219台になっております。 また、各中継施設に持ち込まれたごみは、大型パッカー車等に積み替えて東総地区クリーンセンターへ搬出しておりますが、1日当たりの平均搬出台数につきましては、匝瑳中継施設では1日当たり平均約2.7台、旭中継施設では1日当たり平均約6.2台となっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。 先ほど、まず市税の件について影響がかなりあると、自主財源の件を含めてあるということでした。実際、市長答弁の中では具体的な金額と申しますか、数値的なものはなかったんですけれども、昨年度まだ決算終わっていないと先ほどは私も了解しておりますけれども、税務課のほうで把握する限りで大体何%ぐらい、金額ベースで分かっていればいいんですけれども。ちょっと分かる範囲でどのくらい減になっているのかをお伝えいただければありがたいです。大体でいいですよ。 ○議長(石田勝一君) 塚本税務課長。 ◎税務課長(塚本優君) それでは、ただいまの苅谷議員の御質問にお答えをさせていただきます。 令和元年度と令和2年度でございますが、市税のほう、現年分と滞繰分を合わせて、申し訳ございません、調定額で約6,130万円減っております。計算がちょっとまだできていないんですけれども、合計の収納率が92.25%前後でございますので、申し訳ございません、その額6,100万円に92%、0.92を掛けた金額が令和元年度から令和2年度に減っているということで、税務課のほうは考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) すみません、急に細かい数値を言っちゃって申し訳なかったんですけれども。 これによって、その不足分というのはどういう形で賄ったのかというと、やっぱり基本的には財政調整基金等、中でやりくりしたと思うんですが。 そこでちょっと確認をしたいんですが、財政課長も答えられる範囲で結構なんですけれども、その辺はどのように賄ったんでしょうか。基本的な概念をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) ただいまの財源不足に対する対応についてということでお答えさせていただきます。 議員お見込みのとおり、財政調整基金を活用しておりました。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 財政調整基金なんですけれども、この近年、大分減少していると思います。今年度、今の現状において金額ベースは結構なんですけれども、やっぱり今年度もそれなりの額を使う予定ですか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) ただいまの御質問ですけれども、令和3年度当初において9億6,000万円の繰入れを予定しております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) そうなると、財政調整基金が令和2年度残で、正確な数字はまだ出ていないと思いますけれども。そうなってくると大分財源がこの二、三年、このコロナ問題で急激に枯渇しちゃっていると思うんですね。それに対しても、国はコロナ対策に対する財政補助は出ていますけれども、それ以外にも市財政は圧迫していると思いますが、そんな見地はありませんか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 議員お見込みのとおり、財政状況は非常に硬直化していると感じております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 先ほど市長答弁の中で、国からの財源をプラスして補助事業などを活用するという答弁が市長からございました。その補助事業に関しては、具体的に今年度に入って今、細かい補助事業はよしとしても、検討されているんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 補助事業の活用でございますけれども、通常行政が行う補助事業以外にも、民間の補助事業を活用した事業等を調査しております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ぜひ、経費削減は言うまでもないんですけれども、その補助事業を有意に活用して、本市財政に対する緩やかなプラスアルファを取っていただきたいと思っています。私もいろいろ長年議員やらせていただいていまして、補助事業の活用まで、今まで本市なかなか手に回らない部分もあったかと私は思っています。さらなる、そういう国の補助事業とか民間の補助事業を活用することを、これを機に執行部の総力をもって対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 大川財政課長。 ◎財政課長(大川純一君) 補助事業の活用につきましては、ただいま苅谷議員申し上げたように、国の補助事業あるいは民間の補助事業等を様々な角度、視点から調査をして活用してまいりたいと考えております。 以上になります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 続きまして、来年度予算編成についても市長答弁にありましたけれども、こういう状況下ですから、これが来年になったらワクチンが終了したとしても、すぐに急回復するとは、経済とは別物ですから思えません。 それで、私がなぜこの段階で来年度予算について触れたかというと、財源イコール事業のある程度の一時的な縮小見直しが必要ではないかと私は思う次第であります。その中で、先ほど来の話を見ると、市長はもう辞めちゃうような話になっていましたけれども、そんなことはどうなのかなと、私は発言自体おかしいと思うんですけれども。 そういう中で、執行を今市長が先頭となってしている中で、来年度の事業をある程度早い段階で精査しながら、本年度、前年度の決算と内容を加味して、新たな事業計画をきちんと早い段階で協議していかないとならないと思いますが、市長いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 先ほども御答弁申し上げさせていただいたとおり、10月をめどにひとつ関係課と調整をして、来年度の方針を決めていきたいというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 早め早めにしていただかないと、やっぱりいろいろな事業の予算があるかと思いますので、その辺重視して、来年度の予算に当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、病院問題について御質問させていただきたいと思います。 先ほど経営の再建状況について御答弁いただきました。ありがとうございました。その中で、私が経営の再建状況の中で、国から出た財政健全化計画についてなんですけれども、いろいろと御説明ありました。 結局、この財政健全化計画についての結論を持った書面は最終的に出るのでしょうか。お答えいただきたいと思います。
    ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 財政健全化計画、新改革プランということで置き換えさせていただきますけれども、これにつきましては4年間の計画で、毎年その年の決算の数値を持って評価を行っております。 ですから、これまでのところ、令和元年度分までの評価は行っておりまして、今度、令和2年度、最終年度ですけれども、決算が出ますので、それに合わせて令和2年度の評価、また全体の評価ということで評価をしてまいりたいと。それは公表させていただくようにしております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) それ、実際具体的に今年度いつ頃出る予定ですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今ちょっと具体的にいつ頃というのはまだ決めていないんですけれども、例年のことですと、9月の決算の認定をしていただいた後でその評価をするということで、11月頃に評価結果の公表ということでさせていただいております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 先ほどキャッシュフローについても、管理者のほうから御答弁いただきました。3億円弱のキャッシュフローとなる見込みについては評価したいと思いますが。 実際、このキャッシュフローについても、先ほどの御説明を見ますと、市または補助金、または国から県からの補助金等がいろいろな形で入ってきた部分はあると思います。ですから、実質的な改善による2億円弱の増ということではないと思いますが、その辺を明確に局長、御答弁いただけますか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) キャッシュフローが増えたことの大きな要因としては、市からの補助金、また国・県からの補助金ということが当然あります。 ただ、国・県からの補助金につきましては、やはり補助の目的に合った支出とかもありますので、当然それが全部キャッシュフローとして残るということではございませんが、特に市からの1億3,000万円という金額を補助費として頂いたというところは大変大きかったのかなというふうに考えております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) そのとおりだと思います。しかしながら、今回は基準外繰入れは予定されていないということでありますから、そういう形での増は見込めないと思います。 それで、実際的な、抜本的な経営改善改革による根幹の改善による収益増というのは、金額は結構ですけれども、大体その中身というのは把握できていますか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) これまでの改革プラン、いわゆる健全化という中でのそれぞれの項目ごとの収益増というのは毎年把握をしております。その中で特に大きかったものということで申し上げますと、やはり病床数を99床に減らしたこと。外来患者さんの特定疾患の療養管理料というのも多くもらえるようになりましたし、あと、外来患者さんへの定期的な検査の実施ということで、そういったことも新たな病院の取組としてさせていただいたというようなこと、その辺のところは金額としては結構大きなものでありました。 また、あと地域包括ケア病床の導入ですね。これについても、患者数の増に直接大きく結びついたかというと、そこについてはさほど増加したということははっきり分かりませんけれども、ただ、在院日数を多く置けたということでの病床利用率の向上等ありましたし、あとその収益についても、やはり地域包括ケア病床に入っていただいたことで、病院としての収益の増にはつながったというような、そのような面もございました。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 今お話出ました収益改善の地域ケア包括センターにおける問題事項が何点か--問題といいますか、改善事項があったかと思います。その点は改善できて、利用率は向上したのでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 地域包括ケア病床の課題ということで、これまで大きく2つ課題がございまして、1つには、当初20床を目標にするということでありましたけれども、現在14床ということでなっております。これにつきましては、実際に運営を始めた際に、当初の目標というか、想定の病床を運営するよりは、14床の中でのほうが実際に当院の規模には合っていたということでの14床ということになっております。 あと、診療報酬の関係で、入院の管理料の1というのを取りたいと。それは現在の3という評価の入院基本料のところから2グレード上がるんですけれども、そうすると1日当たり5,000円程度の増収になるということで、これについては取っていきたいというふうにこれまでも考えていたんですけれども、なかなかその施設運営の基準というのが厳しくて、具体的には、在宅から直接入院患者数をある程度確保しなければいけないとか、在宅へ直接帰るという患者さんの数を確保しなければいけないというようなちょっとした縛りがございまして、そこがなかなかクリアするのが難しいというような課題が2つございました。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ということは、今具体的におっしゃっていたのは、レセプトの基準が変わるから、それによって増収益を見込んでいたんだけれども、分かりやすく言うとですよ、ほかの議員さんも分かってもらいたいので。なかなかそこまで達するに及ばない状況であると。 ただ、14床でもう回していくというのは、我々議員には最終的には太田さん、まだ知らしめていないじゃないですか。もうこれでずっと行くんだよと、それはそれで我々議員に言っていただければと思うんですね。20床を目標にやっていて経営改善できれば、それによる収入増があるということは、道半ばである経営改善の中で前からおっしゃっていたことなので、その辺は明確に、今度状況が変わったら、我々議会にも報告をしていただきたいと思います。 それで、先ほど来、一応管理者のほうからも、経営改善についてはまだまだ道半ばであると、これから改善していかなきゃならないという御報告をいただきました。まさに私はそのとおりだと思います。これで一概に経営改善できましたということは、私は言えないと思いますし、先ほど来、それが持って建て替えだ、建て替えだと言っていますけれども、そういうことじゃなくて、やっぱり経営改善ありき、市財政ありき、それから近隣の病床数の状況ありき、それから近隣の介護施設の設備管理状態をありきと、総合トータル的に今後こういうことを判断していくべきであると私は思っております。あくまで病院の経営改善ができたからといって、それで物事が進むということではありません。財源の確保、それからこの病院については市財政に影響を及ぼす点が非常に大きいと思います。その点、病院の局長としていかがお考えですか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 確かに今、議員がおっしゃられたように、病院の建て替えということに関して言えば、病院の経営状況も当然大事ですけれども、それと併せて、当然その建て替えということになれば、近隣、香取海匝医療圏内の病床のバランスというところも当然考えなくてはいけないところではないかなと思います。 また、例えば介護施設等々に関しては、病院のほうと直接の関わりというか、それはございませんけれども--ございませんというか、病院として経営していく上で、近隣の介護施設の状況というのは、病院からの退院の際に、そういった介護施設のほうへお世話していただくとかという形での出口としての施設としての重要性というのは当然分かっているわけですので、そういったところとの状況等も勘案して検討していきたいというふうに考えます。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 介護施設関係ないんじゃないんですよ、太田さん、そこは間違っちゃいけない。なぜかというと、介護施設が増えたから病院の利用率が下がったのは明白ですよ、これ、はっきり言って。今まで病院のベッドをどんどん使っていたのが、介護施設がどんどんできてきたから軽症なものは全部介護施設に持っていって、ある程度重症なものを病院に持っていくというのが国の方針で変わったわけですよね、もう何十年も前に。だから、そこはよく見定めないとまずいと思いますので、答弁は結構ですけれども、ぜひその辺は重視しながら、総合的に拙速に判断しないことをお願いしたいと思います。 先ほど市長答弁の中にお聞きしましたら、近隣の首長さんとお話ししてくれたということは大変ありがたく思います。その中で、前者としては難しいだろうと。しかし、後者として連携がありきだということの部分で、先ほど局長の答弁の中で、旭中央病院さんからの御紹介による重症化を、軽症化を受け入れるというのは確かにおっしゃるとおりです。 しかしながら、やっぱり今病院の収入の中身を見ますと、レセプトが、短期入院であると非常にレセプトが高く収入が高いと。長期入院になると、ある程度の期間をしたら出ていかないと駄目だと、言い方悪いんですよ。そうなった場合に点数が下がると。そうなった場合に、いわゆる多古中央病院さんとか東陽病院さんと、やっぱりその患者さんのことを考えて連携を取って、持ち回りで患者さんの容量を確保することも一つの収益増であると私は思いますが、局長どうですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 当院の場合には、一応急性期の病床と地域包括ケア病床という、一応回復期に分類される病床を持っております。多古中央病院の場合には急性期の病床と、また療養型の病床、介護医療院と言いますけれども、を持っていて、東陽病院についてもやはり療養型の病床を持っておりますので、うちのほうで急性期を脱した方の受入れを、多古中央病院なり東陽病院さんにもお願いすることで、お互いによい関係を築ければなというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ですから、市長が一応動いてくれて、その後にやっぱり実務的な方々が連携を取っていかないとまずいと思うんです。ですから、市長がそういう矛先をつくっていただいたものですから、実務的に今年度にそういう動く計画をお持ちですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 多古中央病院と東陽病院との間では、これまでも平成29年度からだと思いますけれども、事務局同士連携しようということで話合いを持ってきております。昨年度はちょっとコロナ禍ということで、なかなかそういうのができづらい環境でしたので、会議を持つことはできませんでしたけれども、今年度、今回市長が行かれたときにもその辺のところもありましたので、各事務局と今年度はその連携の話をもっと進めて、どういう連携ができるか、話を進めていこうという話をしておりますので、会議を持っていきたいというふうに考えております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 確かにコロナ禍ですけれども、私も最近Zoomで、ネットでいろいろな打合せをかなりやっています。ですからそういう手段を使って、そうすれば交通手段に要する時間も少なくなるし、打合せの内容が濃くなると思うんですよ。 ですから、なんであれ定期的にやれるような形を、もう早急に首長から了解を得て、また管理者から了解を得て、早急にその対策をつくって対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 今、議員がおっしゃられたように、今Zoomというそういう会議手段もございますので、こういったことを有効活用して、会議のほうを行っていきたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 先ほど局長答弁の中で、国からのガイドラインが示されていないと。その状況については今年度やるような状況なのか、確認はされていますか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) まだ今の時点で、国また県を通じて、いつのタイミングでそういう指示があるのかというのは示されておりません。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) そういうことも事前にやっぱり問合せをしながら、状況観察をしていただきたいと思います。 それで、一番重要なポイントは、この香取海匝圏というのは御存じのように、前から私が言っていますようにベッド数が非常に多くて、稼働率の悪い病院が多いわけですよね。その状況を、公立病院ですから逐一毎月チェックしていただいたほうがいいと思いますが、そういうことは今されていますか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) 香取海匝医療圏の中の病院の状況ということは、特別逐一確認はしておりません。 ただ、多古中央病院と東陽病院に関しては、それぞれどのような状況かというのは、定期的にお互いに情報交換をするというようなことはしております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 定期的にというか、もう大体毎月1回とか月次状況を把握したほうがいいと思うんですよ。それによって連携を強化できることがあり得ると思うんですね。例えば外来患者数とか、そういうことをお互いに照会できるものは照会できる。例えば、当病院ですと小児科はない、多古中央病院は小児科がある。既存の市内にも小児科さんはありますけれども、そういう連携というのも一つの--実際、飯高方面の方々は、小児科に関しては多古中央病院に行っている方が多いんですよね。だから、そういうのも連携の一端としてはあれですので。 2病院じゃなくて、この香取海匝における--旭中央病院さんはまた意味合いが違いますのであれなんですけれども、別格としてそういう状況は把握すべきであると思いますので。小見川なんかも建て替えたりしてどういう状況になっているのか、こういうのも一つの今後の計画の中では必要だと思いますので、改めて、そういう詰めた情報収集をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) まず、今お話ありましたように、多古・東陽につきましては、できるだけ細かな情報交換をしていきたいと。 その他の香取海匝医療圏の他の病院の状況につきましては、それこそ状況に応じてということになるかと思いますけれども、情報を取っていきたいというふうに思います。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 病院の件についてはこのくらいにさせていただきたいと思いますが、いずれにしても、トータル的にいろいろなことを考えてやっていかないとしようがないというのが、病院の今の現状でありますので、改めて焦らず、周りの状況を正確に判断しながら、行動に移っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 続きまして、環境衛生問題について、ごみ処理施設についてお伺いします。 先ほど広域ごみ処理施設の運営について、順調に進んでいるということを市長より御答弁いただきました。ただ、昨日も一般質問の中で宮内議員、都祭議員から、事業者のごみの単価が高いんじゃないかとか、今後どうなるかということは確かにありました。 ごみ処理の先ほど課長答弁もありましたけれども、台数とか、入り口の交通問題に対しては問題ないように受け取られますが、実際利用上、私のところにも、何で今までちゃんと分けていたのに今度は全部燃やすんだという問題がいっぱいありました。ちょっと事前の市民に対する説明が甘かったかなという反省はすべきであるかなと思いつつ、そういう件に対して、これは広域ごみ処理施設のほうに連絡が行くんじゃなく、我々の環境生活課に連絡が来たと思いますが、そういう点は課長のほう、担当課にはなかったですか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 ごみ処理の広域化が4月1日から始まりまして、4月当初から分別の仕方が変わったことについて、プラスチック容器が普通ごみになったことについての説明を求められた。それから、これまで行っていた処理の袋の種類が変わったことですとか、そういったことの問合せや説明は電話照会でございました。 また、先ほどの処理手数料の引上げといいますか、料金が変わったことにつきましても、4月当初、事業者の方から数件御意見を伺っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 課長、その件について大体正確にどういうふうになっているか、後で結構なので、我々、できれば議長をして議員に、ごみ処理事業が変わってこういう形態になったよということが、苦情が多いんですよね、来た内容としては。そこを我々に報告をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 資料につきましては、議長と相談させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 議長、御配慮あればよろしくお願いしたいと思います。 次に、市長、この運営が始まってですけれども、広域のほうで我々広域議員、議長並びに浅野議員、私が行っているわけですけれども、事業が進むにつれていろいろな入札がありますよね、どこの業者をどこに指定して決まったとか。ああいうのが我々議員には一切報告がないんですよね。例えば、松山の中継基地の事業はどの業者がやっているとか、それから銚子市の、主体は日鉄エンジニアリングがやっているというのは分かります。そのほかのいろいろな入札がありますよね。そういう入札の、どこの業者が何をやっているかというのが我々議員に一切報告がないんですよね。管理者は恐らく入札をやって判こをついているから分かっていると思うんですけれども。どうもね、申し訳ないけれども、広域事務に関しては、管理者、副管理者と事務局の一定のところだけで判こをついて終わっちゃって、各市の議員には報告がなく、各市にそれが落ちるということがないんですけれども、副管理者としてこれはちょっとまずいんじゃないですか。市長どうですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) いろいろな決裁の中で、入札を含めた問題は副管理者まで、その決裁は取っているところであります。 今のような御意見の中で、どうしても大きな問題、これだけは議員さんのほうには、決定事項であっても連絡はしたほうがいいだろうという事案もあろうかと思いますので、まず首長会議を通じまして、事務局と相談をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 議会承認事項は当然ですよ。それ以外でも、やっぱり広域事業でどういうふうになって、どういう業者が選定して、どうやっているかということはやっぱり必要だと思います。そこは相談じゃなく、今後そういうふうにしていただけるよう御配慮をお願いしたいと思います。 この間ちょっとある件があって、何があったかというと、日鉄エンジニアリングさんが重油を使うんですね。重油を使うのに、今まで銚子市とかそういうところは組合を通じて買っていたんだけれども、一定の業者がそれを買うように何か仕組みをつくっちゃったらしいんですよ。それはよくないと。私も施設管理課のほうに指摘をしまして、市長には言わなかったんですけれども、今後そういうことはちゃんと日鉄と協議をしていただけるようお願いしましたので、その点は御理解いただいた上で、やっぱり広域のものであるから、公共性を持った形のところに発注をして、ある程度の単価をして保っていただけるよう、その辺の配慮をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) その問題につきましては、当施設が準備する段階で、委託する会社に対しまして地元優先で、地元の業者がやれるものであれば、ひとつ地元優先でお願いしたいということで申し合わせておりますので、また再度確認をして、ひとつその方向で行きたいというふうに思っております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ありがとうございます。そのようにお願いします。 市長、先ほど市長答弁の中で、銚子市が既存の焼却場を、私がこれちょっと漏れ伝わったところですと、我々は広域じゃなく単独で補助金をもらって、銚子市は解体するというようなニュアンスで最初心持ち話が来たということを、ある銚子市の関係者から聞いたんですけど、それはどうだったんですか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それは、首長会議の中でそのような話が銚子の市長のほうからありました。一応3者で、正副管理者会議の中で、これは今後検討していこうということでありました。 その内容ですけれども、やはり旭市の管理者、明智管理者のほうも、組合の事業として取り上げたほうがよろしいんではないかなというような意見もありました。私も同意だということで、首長会議では話をしております。でも、まだ協議中ということであります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 私、懸念しているのが、中継処理施設の事業がこれから抜本的に進むわけですよ。そのときに、銚子市さんが単独で解体をやって補助金をもらって処理しました。だから中継処理施設は、匝瑳市さんは今度別途自分らでやってくださいというような意向が私は見え隠れしていると思うんですよ。あくまでこの広域事業に関しては、全て広域で負担割合を持って均等にやるべきだと思いますけれども、市長、改めてその辺、副管理者としてお考えをお聞かせください。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 私も同感でありまして、そのような立場で意見を具申していきたいというふうに思っています。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) いずれにしましても、さんざんいろいろあって、こういう形でスタートした事業でありますので、その点十分注意していただいて、今後の事業方針に当たっていただきたいと思います。 ちょっと時間があるので、先ほど台数聞いたんですけれども、課長、1日何トンぐらい燃やしていますか。大体でいいです、何トンぐらい。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 東総地区クリーンセンターで1日平均約195トン、旭中継施設で1日平均9.8トン、匝瑳中継施設で平均4.6トンとなっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) ありがとうございました。私の一般質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君の一般質問を打ち切ります。 以上で通告のありました一般質問は全部終了いたしました。 これにて一般質問を終結いたします。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 6月18日金曜日は総合調整のため休会とし、6月21日は定刻より会議を開き、各常任委員会の審査の経過と結果について報告を求め、質疑、討論並びに採決を行います。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会いたします。 △午後0時03分 散会...