○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君)
事業名が分かれていますが、例えば庁舎、
総合支所、ふれあいセンター、
勤労青少年ホームの
管理費というのがあります。それから
介護施設等整備事業というのもあります。
保健衛生費は分かりやすいのであれなんですけれども、それから
土地改良助成事業というのもあります。これが国からの財源で、期限として
令和3年度の執行する
事業になるのでということなんだけれども、
管理費などは、
一般管理費ではなくて
コロナ対策ということだったんでしょうか。その辺の、なぜ
繰越明許なのかという
理由というんですか、もうちょっと詳細な
説明を、
庁舎管理費がなぜ
繰越明許なのかとか、もう忘れてしまっていますので御
説明ください。
○
議長(
石田勝一君)
大川財政課長。
◎
財政課長(
大川純一君) ただいまの
田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、
庁舎管理費でございますけれども、こちら
トイレの水栓、これを非
接触水栓、こういったものに取り替える工事を予定しておりました。それも
令和2年度の国の
予算で措置されたことから、これを
令和3年度に繰り越して実施するというものになります。その他、
施設の
管理費につきましても同様に、
トイレの水栓を非接触型に取り替えるということで、
コロナ対策ということで実施をしてまいります。 以上になります。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって
報告第1号の
質疑を打ち切ります。
報告第2号
令和2年度匝瑳市一般会計
予算事故繰越しについてを議題とします。
質疑を許します。ありませんか。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) こちらは事故繰越しということで、
令和2年度分を
令和3年度に執行するために
予算を残しておくというか、執行する目的を持っているということなんですが、それで、
自然災害で被災した
農業者に対する
補助金のもので、
説明の中で
資材等の入手や
作業員の確保に期間を要し
年度内に
事業を完了することが困難となったために先送りになっているという
理由なんですけれども、これはいつの、
令和2年度の
自然災害だったでしょうか、
令和元年度のことだったんじゃないのかなと思うんですが、その辺の詳細な
説明をお願いします。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) それでは御
説明させていただきます。 この表の下の
事業でございますが、強い
農業・
担い手づくり総合支援交付金事業、これに関しましては、
令和元年度の台風、大雨による災害でございまして、
補正予算で御可決いただいて
予算化していただいたものですが、これを期間がありませんでしたので
全額令和2年度に明許繰越しをさせていただきました。 この明許繰越しをする間に、
ハウス、
農業施設、台風でもって被害を受けた
施設につきまして、
修復作業、
建築作業をしていたところでございますが、この
台風災害につきましては、千葉県全体の
農業施設が被災したということでございまして、資材、
あとは
労働力、そういうものが一遍に必要になったということでございまして、
令和2年度中の完成ができないものがかなり、ここに繰越しをさせていただいた金額、こういう規模で
令和2年度中に完成をすることができませんでした。これにつきまして、
令和3年度に事故繰越しということで繰越しをさせていただいたものでございます。 この表の上の
被災農業者向け経営体育成支援事業に関しましては、
令和2年度の
事業でございまして、これもやはり
ハウスの修復ということでやっている
事業でございますけれども、これにつきましても同様の
理由で、
令和2年度中の完成ができなかったということでございまして、事故繰越しをさせていただくというものでございます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 強い
農業・
担い手づくり総合支援交付金事業については、
令和3年度に繰り越すのが5億円を超える金額ということなんですね。それで、
支出済額は3億3,578万円ですか、ということで、
支出済みよりも
繰越額のほうが非常に大きいと、残っちゃっているということなんですけれども、強い
農業・
担い手づくりの
交付金事業については、
自然災害で被災した部分を丸々元に戻す復旧だけではなくて強化すると、あるいは拡充するということも含めたものだったのかなという気もするんですが、そうではなくて、原則は元に戻す
復旧事業のためのものだったでしょうか。そこをちょっと確認させてください。 それから、5億円を超えて翌年度繰越しになっているということは、この
関係農業者、当事者の状態としては、
産業振興課としてはどういうふうに把握されていますか、実態ですね。ですから、元に戻すことができないで大変な
状況にまだあるのか、それとも別の方法で
事業としては成り立っているのか、
事業を縮小しているのか、どうなっているのか御
説明ください。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) この強い
農業・
担い手づくりの
事業でございますが、基本的には、災害でございますので
原形復旧を基本としているということでございます。 この5億円の
事業者でございますが、
令和2年度の
実績といたしまして、291人
実績ございまして、そちらのほうが3億円ということでございまして、
令和2年度からの繰越しについては47人、5億円ということでございまして、比較的規模の大きな農家の方が完成をできなくてということでございますが、47人の
申請者の方の
状況につきましてはいろいろあろうかと思いますが、もうほかのところで
事業をされている方もいらっしゃいますし、引き続き復旧に着手しているという
農業者もいらっしゃると思いますが、今、
状況はちょっと詳細については分からない
状況です。47人の方々それぞれにあると思います。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 先日、肉牛飼育行っている
畜産家の方が、
台風災害の後、もう
老朽化もしているので新築というか
全面改修をしたいと。ところが、何か手続のことでずっと遅れてしまっていて、まだ
事業は別のところで移動してやっているんではないかと思うんですが、該当する
施設の解体すらできていないと。相当遅れてしまったんだという話を聞いたんですが、
畜産家についてもこの
対象になっているんでしょうか。それとか、
ハウス、田畑ということなんでしょうか。
対象農業者というのがどういうものなのか、それから、そういう遅れてしまって難渋しているという農家、
農業者がどういう範囲でいるのか御
説明ください。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) この
事業でできる
対象につきましては、例えば
ハウス、畜舎も含まれます。また、
農業用機械撤去というような項目で
対象になります。肉牛の
畜産農家の方が、先ほど繰越しの
理由の中でありましたような資材ですとか、
労働力ですとか、そういうものの手配ができなくて遅れているという部分もございますので、そういうものにも該当するのかなというような
状況かと思われます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって
報告第2号の
質疑を打ち切ります。
報告第3号
令和2年度匝瑳市病院
事業会計
予算繰越しについてを議題とします。
質疑を許します。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) こちらも
新型コロナウイルス感染症対策事業器械備品購入費90万2,000円がそのまま
令和3年度への繰越しで、
説明としては、全国的な
発注集中により
年度内に納品が完了しないためということなんですが、
器械備品購入ということで金額的にも大きなものではないんですが、
必需品なのかなと気になるところですが、御
説明ください。
○
議長(
石田勝一君)
太田市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(
太田和広君) それではお答えいたします。 今回、この繰越しさせていただいた90万2,000円につきましては、
簡易陰圧にできる機能のついた
空気清浄機1台ということです。これにつきましては、
コロナ患者受入れを予定する病室のほうに設置をして、そこの中で稼働させるということで、病室を
簡易陰圧にすることができるという、そういう機能を持った高性能な
空気清浄機1台です。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって
報告第3号の
質疑を打ち切ります。
報告第4号 ふれあい
パーク八日市場有限会社の
経営状況についてを議題とします。
質疑を許します。
平山政利君。
◆5番(
平山政利君) では、早速質問したいと思います。 今年度ふれあい
パークの収支ですか、これは昨年度と比べて、
農産物収入が約8,700万円増、対前年度48%増ですか。その中に、
あと商品、これが1,400万円増で60%増、
あと植木のほうが2,600万円増で127%増となっています。そのこともありまして、当期の収入が1億2,100万円、42%増ということで。 ただ、いろいろなところで増加しているんですが、
郷土料理、この分だけが、対前年度1,300万円の
マイナス、42%減になっています。このまず
説明ですか、なぜ
郷土料理がこんなにも減少したか。 それと、前年度は320万円の
利益が
マイナスだったんですが、当然
今期プラスで、税引き前が800万円増、純
利益が今期は税金支払った残りで640万円の増加ですか、これは
売上げが伸びてその分が当然
利益につながったと思います。この件については、ふれあい
パークの
皆さんの努力ですか、それは本当に認めたいと思います。
あと、もう一点、昨年もちょっと質問したんですが、
流動資産ですか、今期1億383万1,420円、この細かい明細ですか、これ現金及び
預金となっていまして、
あと、これが前年度から比べると800万円
強プラスになっています。当然、これ
利益がそれだけ出ているから、その分が現金及び
預金のほうに移ったものだと思います。 それで、昨年ちょっと聞いたんですが、これ現金はともかくとして、
預金のほうですか、この明細を口頭じゃなくて文書のほうで、例えば、どこどこに
普通預金が幾ら、どこどこに
定期預金が幾らということで、今議会中に、
皆さんにちょっと
報告のほうをお願いしたいと思います。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) それでは、
郷土料理、里の香の減少の原因ということを分析した中で、
コロナの影響が大変大きいと思います。今までの座席を約半分に減らして、
アクリル板を立てて営業しているところでございます。
令和2年度につきましては、5月7日から6月5日の約1か月につきましては
完全閉店と、店を閉めさせていただきました。そういう
関係もございまして、
あとは、やっぱりお客様の入りが
マイナスになったと、よろしくなかったということが原因かというふうに考えます。 現金及び
預金の内訳でございますが、一応口で言わせていただいてよろしいですか。 (「後で明細とか」と呼ぶ者あり)
◎
産業振興課長(
武田英樹君) はい。それでは、
資料提出のほうにつきましては、
議長と相談しましてお配りしたいと思います。 現金及び
預金の内訳につきましては、
普通預金ですけれども、ちば
みどり農協のほうに2,549万670円と
千葉銀行八日市場支店、先ほどのちば
みどり農協のほうは
豊和支店でございます。
千葉銀行の
八日市場支店のほうに202万1,134円、
銚子商工信用組合の
干潟支店のほうに1,317万833円ということでございます。
普通預金の計といたしましては4,068万2,637円ということでございます。
定期預金につきましては、ちば
みどり農協豊和支店、こちらに1,502万6,914円、
銚子商工信用組合干潟支店のほうに4,416万2,472円ということでございます。そのほかに、現金が388万4,197円、
商品券が7万5,200円と。合計といたしまして1億383万1,420円ということでございます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
平山政利君。
◆5番(
平山政利君)
郷土料理のほうは、
コロナの影響ということで分かりました。 それで、
あと、この
農特産物収入関係で、要するに、前年度と比べて極端に、極端という言い方はちょっとおかしいんですが、大体50%以上と、植木のほうが127%、対前年度
売上げが伸びているわけです。 これは、通常考えると当然
コロナの影響で
来店客が減ったとか、そういうのも考えられるんですが、伸びた
理由というのは主にどういうことが考えられますか。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) この
実績報告書の
令和元年度と
令和2年度の差でございますが、
令和元年度の10月に
税制改正ございまして、ふれあい
パークのほうも、昨年度のこの場所でちょっと
説明はさせていただいたんですが、
会計方法、ちょっと
会計事務所との打合せでもって
集計方法を変えたというのがございまして、
令和元年度の4月から9月は
手数料収入の18%のみを計上しました。10月から
令和2年の4月及び
令和3年度につきましては、
ふるさと交流協会の会員から受託された
農産物の
販売額、
税抜全体を計上いたしたということでございます。 ですから、こうやって並べて書いてあるんですけれども、ちょっと内容が違うので、単純に48%増ということではないんですけれども、
農特産物収入のほうは、
売上げですが、
令和元年度に比べて約3%の増でございます。これにつきましては、資料のほうで配ってございます
売上げの結果でございまして、ほかの
植木見本園につきましては4.7%の減、里の香につきましては、前年度に比較しまして41%の減というような結果になっております。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
平山政利君。
◆5番(
平山政利君) そういたしますと、
税制改正になったということで、実際これだけ見ると、そういう
説明も何もなかったもので、何かすごい勢いで
売上げが伸びているというような解釈したんですが、
税制改正で、要するに
手数料の18%、今まで18%だけの
利益ということで出していたんですが、去年の
税制改正以降ですか、仕入れのを全部出したということで、それで
売上げがこれだけ伸びたということで、そういう解釈でよろしいんですか。 そうすると、今言われたように、植木のほうが、これだけ見ると127%増になっているんですが、実際は3%増ということで、今課長の
説明で、そういうことでいいんですよね。そういう解釈で。 (何事か発言する者あり)
◆5番(
平山政利君) 植木は減。 そうすると、これだけ
今期利益が出たということは、主にどういう
理由が、それだけちょっと
説明願います。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君)
実績報告のほうの数字、
プラスマイナスを見ましたところ、まず収入につきましては、商品仕入収入が1,435万円増、
郷土料理が1,300万円減になっておりますので、そこで130万円の残り、それをカバーしたと、収入のほうでですね。出るほうについては、人件費
関係が663万円、梱包資材が120万円、委託費76万円などの減を合わせますと859万円くらいになりまして、入りで合わせて概算で989万円の増というような数字になりますので、そういう部分での動きが大きかったのかなというふうに考えております。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
浅野勝義君。
◆12番(
浅野勝義君) 今課長の
説明を聞いて、この
実績報告書、これは
報告書になっていないというのは課長も御存じだと思います。十分認識されていると思います。ですから、承認する場合には、これはもう当然対比するわけですから、同じ条件で、同じ内容で数字を表さないとこれはもう
説明にも何も材料としては極めて不十分だと思います。 ですから、早急に今議会中に同じ条件下で、実際の
報告書、
令和元年度にしても
令和2年度にしても同じ条件下の
報告書をやはり提示するべきだと思います。その辺についていかがですか。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) 浅野議員の御指摘のとおり、
農特産物収入と植木園収入につきましては、左右が同じ条件でない数字が並んでいるということになりますので、
資料提出できるように計算したいと思います。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑はありませんか。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) ちょっと私自身が勉強不足でよく分からないので、まず教えてほしいんですけれども、消費税の扱いなんですが、8%から10%といっても大きなものは食料品
関係なので、それほど影響はないのかなと思うんですが、従来、
ふるさと交流協会の会員になって出荷している方が販売
手数料をふれあい
パークの会社のほうに払うということで、ふれあい
パーク八日市場有限会社としては、消費税を売上額から仕入れた分を引いたのをそのまま掛け算して消費税を納めてきたわけではなくて、消費税の扱いは、大きくは、個々の出荷者の
事業に任せていたのではないかというふうに思っているんですが、それが
令和2年度の扱いから変えたのかな、そうすると消費税というのはどういうふうになるのかなというのを教えてください。変わっていないということならば、変わっていないことを御
説明いただきたいと思います。 それから、根本的な問題だなと思うんですけれども、この資料10で配付されました中に、相変わらず一番右側に利用者数ということで、ふれあい
パーク八日市場を利用した人数がレジ客数掛ける2.14倍して計上されているんですよ。これは、ずっと始まったときからこういうような表を出してきたから、やっているには違いないんですが、必要ないと思うんです。前から私必要ないというふうな御提案してきたんですけれども、とりわけ、都市と農村の交流ターミナルということで、
農業関係の
補助金も活用して整備し始まった、都市の方々をこの八日市場、匝瑳の地に度々来ていただいて、それでなじんでいただいたり、また、我が地元の物産を購入する、それから通信販売なんかも含めて購入すると、そういう都市と農村の交流の拠点にするということで始まったので、なので、買物をするだけではなくて、どれだけふれあい
パーク八日市場に来て楽しんでもらったか、味わってもらったかという人数を試算して出していたと思うんですね。今は、目的がもう変わってきていると、はっきり変わってきているように思います。 道の駅では当然ありません。
補助金の問題もあって道の駅ではないんですけれども、目的・目標とするところは、地元の生産者の
売上げ向上にどれだけ結びつけられるか、それから、後継者が不足する中で、後継者を増やしていくことに貢献できるか、匝瑳市の産業を維持発展できるかと、そこにシフトをすべきではないかと思うんですね。 それに関わるのがやっぱり消費者、それから市外、県外の方が関心持ってもらえるかどうかというような運営であって、にぎわいを求めるんではなくて、生産と
売上げ、これを伸ばすことに目的・目標を持って、ですから、在り方を再検討されてはどうかというふうに考えます。 このまま、言い方悪いですが、ずるずると同じようなやり方でやり続けていくことがよいとは考えられません。生産者の高齢化というのが顕著ですので、いずれ停滞するというか、できなくなっていくことも考えられると。見直しを求めたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) まず消費税の扱いにつきましては、これは変わっていないというように考えます。 また、利用者数の2.14、考え方というかこの数字を掛けるというのは、レジ客数は、レジはお一人で通りますが、御夫婦ですとか御家族連れですとかお友達を連れてというようなことで、実際に来ていただいた方は、レジ客数よりもこの係数程度の倍率でいらっしゃるというような、そういう考えの下で2.14というふうに掛けて、利用者数というふうに考えさせていただいております。 今、全体に、毎年毎年、少しずつお客様、
売上げが減っているという
状況がこのままではよくないということの御指摘でございますが、これにつきましては、現場のほうと役員会等で議論いたしまして、この先につなげる対策、考え方を協議してまいりたいというふうに考えます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) その役員体制、役員をもう少し幅広い組織、団体から出していただくとか、そういったことを提案したいと思いますが、いかがですか。
○
議長(
石田勝一君)
武田産業振興課長。
◎
産業振興課長(
武田英樹君) 役員、取締役ということで、6人という体制でやっているところでございますが、その件につきましても役員会のほうで、私、ここで1人で決めるわけにはいきませんので、役員会のほうで協議をさせていただきたいというふうに考えます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって
報告第4号の
質疑を打ち切ります。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(
令和3年度匝瑳市一般会計
補正予算(第1号)について)、議案第4号
令和3年度匝瑳市一般会計
補正予算(第3号)について及び議案第6号
令和3年度匝瑳市病院
事業会計
補正予算(第2号)についてを一括議題とします。
質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第1号、議案第4号、議案第6号の
質疑を打ち切ります。 議案第2号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市税条例等の一部を改正する条例の制定について)を議題とします。
質疑を許します。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 専決処分ということで、既に配付された資料で、
令和3年3月31日専決の匝瑳市税条例等の一部を改正する条例の概要という資料があります。それで、個人住民税、固定資産税、軽自動車税の条文の改正であるということなんですが、主な要点について、まず、担当課のほうから御
説明をいただきたいと思います。 それから、これは地方税法の改正に伴う税条例の改正ですが、この改正が市民生活や市民の家計に対してどのような影響になるのか、メリット、デメリットがあるのか伺っておきたいと思います。 それから、セルフメディケーション税制の延長というので、現在も制度として行われている医療費控除の特例でセルフメディケーション税制というのを延長するということなんですが、セルフメディケーション税制というのが分かりにくいので、何をどういったことをいっているのか御
説明をお願いします。
○
議長(
石田勝一君) 塚本
税務課長。
◎
税務課長(塚本優君) それでは、ただいまの
田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず1点目の主な改正点ということですが、新旧対照表のほうを御覧いただきたいと思います。順番に御
説明をさせていただきます。 1ページの第24条第2項につきましては、
令和2年度の改正におきまして30歳以上70歳未満の外国居住親族は原則として扶養控除の
対象外とされたことに伴いまして、個人市民税の均等割の非課税限度額の判定における扶養親族の範囲も同様とする改正でございます。 続きまして、少し飛びますが、4ページでございますが、一番下のほうですが、第81条の4で、軽自動車税の環境性能割の税率区分が見直しされたことに伴いまして読替規定を追加したもので、具体的には軽自動車の取得時に燃費基準に応じた税率で課税される環境性能割について、今まで2020年度が基準だったものですが、過ぎましたもので、新たに2030年度燃費基準の下で税率区分を見直すことになったものでございます。 続きまして、5ページ、これ先ほど議員御質問ありましたが、附則の第6条で、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例ということで、こちらにつきましては、先ほどお話ありましたセルフメディケーション税制についてでございますが、この期限が
令和9年度まで5年間延長されたということでございます。
あと、こちらも先ほど議員のほうから御質問ありましたが、飛びますが、14ページで、新型
コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除ということでございます。こちらにつきましては、住宅ローン減税は住宅ローンの残額の1%を10年間所得税から控除するものでございますが、今回の改正は、
令和元年10月1日から消費税の10%が適用された住宅を取得した場合の13年間の控除期間を入居期限が
令和3年12月31日から、改正によりまして
令和4年12月31日までと1年間延長されたものでございます。 1点目は以上でございます。 2点目の市民の方への影響ということで、こちらにつきましては、大部分の改正が期間の延期ということで、大きな影響はないものと考えております。 3点目ですが、セルフメディケーション税制ということで、新旧対照表5ページ、附則第6条、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例というところで、こちらが、いわゆるセルフメディケーション税制でございます。 セルフメディケーション税制は、医療費が10万円に満たない方も活用できる制度でありまして、まず、市町村が実施する健康診査、がん検診、人間ドック、予防接種など、ふだんから健康の保持増進や疾病予防のために一定の取組をされている方が
対象となります。この
対象となる方が特定一般用医薬品等を購入された場合に、1万2,000円を超える部分で最高8万8,000円までが控除となります。 なお、全ての医薬品が
対象となるわけではございません。主な特定一般用医薬品は、風邪薬、胃腸薬、鼻炎用内服薬、また腰痛・関節痛のための湿布薬などが
対象となります。 以上でございます。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第2号の
質疑を打ち切ります。 議案第7号 匝瑳市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
質疑を許します。
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) これは、現行の固定資産評価審査委員会条例では、審査申出書について、審査申出人が印鑑を押す、押印しなければならないということを押印義務の廃止ということで削除するということかなというふうに思うんですけれども。 それから、第8条の5項、これは口頭審理の口述書についてですけれども、提出者が署名、押印しなければならないというのを署名も要らないと。署名、押印要らないということで、パソコンなどの活字での事項の記載で提出すればよいということになるんでしょうか。 それから、事務手続の電子化というのを進めているかと思うんですが、それは、今回の条例改正では、紙の書面を省略するとかそういうことは
関係ない、紙で提出するということは変更ないということでしょうか。
○
議長(
石田勝一君) 布施
総務課長。
◎
総務課長(
布施昌英君) ただいまの
田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 議員お見込みのとおり、今回の条例改正につきましては押印の見直しということで、押印の廃止ということになります。 それから、紙での提出ということでございますが、これについては変更なく提出をいただくということになります。 以上でございます。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第7号の
質疑を打ち切ります。 議案第9号 調停の成立についてを議題とします。
質疑を許します。
行木光一君。
◆8番(
行木光一君) 第9号は、匝瑳市が提訴されたというような案件でございます。 提訴される前に、原告の方とどのような話合いが行われ、進んだでしょうか。 それと、その話合いがこじれて、提訴ということになったようでございます。原告の申立内容、趣旨、
理由、どのようなものであったか。それに対して、被告であります匝瑳市はどのような内容の答弁書、内容を申し上げましたか、それをお聞きしたいと思います。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君) それでは、行木議員の御質問にお答えいたします。 まず、申立人のほうからは、
令和元年10月21日及び同12月5日に申立人が来庁され、同年10月19日の大雨により第1号都市下水路があふれて自宅敷地が浸水したとの御相談がございました。 それにつきまして、紛争の要点でございますが、調停申立書のほうに記載されております要点としましては、匝瑳市で管理する水路が申立人自宅の南側にございまして、その下流側に大きな駐車場になっている、駐車場の水路側をブロックで囲んである、大雨、時間当たり40ミリ以上が降ると水路があふれる、この際、このブロックがダムのような機能をしまして排水を妨げている、結果、逆流し我が家が床下浸水となる、平成9年に分譲地を購入し、住宅建設当時、下流側は荒地だった、荒地を造成して、その後駐車場となった、その後ブロックで囲んだ、匝瑳市に対しては水路があふれないよう対処していただきたい。
あと、問題となっている駐車場につきましては、こちらのほうはタイヘイ株式会社の所有のものになります。タイヘイ株式会社に対しましては、民法第214条、「土地の所有者は、隣地から水が自然に流れて来るのを妨げてはならない。」に当たるので、駐車場の水路側のブロックを外していただきたいというものでございました。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに。
行木光一君。
◆8番(
行木光一君) 今、タイヘイの駐車場の壁というような話がありました。 これは、市が
関係しているんですか。そこら辺を教えてください。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君) こちらの駐車場はタイヘイ株式会社の所有物でありまして、市とは
関係ございません。
○
議長(
石田勝一君)
行木光一君。
◆8番(
行木光一君) それでは、この排水に対して、市は落ち度がないということを答弁書で申し上げなければならないと思います。ですから、調定書に対しましてもそのようなことはないと、通常の水路管理で行っていくという返事がよいと思います。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 現場は大体見当がつくというか、どこかというのは分かるんですけれども、この3ページにある図面では、市が管理している水路というのがどこまで続いているのかというのは不明であるわけなんですが、当然、都市下水路ですので、南方向に排水路が通っていて、通常は流れるようになっているものですよね。 大雨が降ると冠水し、民家の床下浸水に影響するというか及ぼすというようなことのようですが、市が管理する都市下水道の管をもっと太くする必要があるとか、下のほうですね、河口の面で管を太くしなければならないとか、そういった可能性というのはあるんでしょうか。その可能性も含めて、今後3年間にわたって十分検討せよということなんでしょうか。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君)
田村議員の御質問にお答えします。 水路としましては、適宜、堆積物のしゅんせつ等を行う等、排水機能の維持に努めておるところでございます。 今回の調停に関しましては、水量に関しての御質問ではなく、あふれないようにしてほしいというものと理解しております。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
田村明美君。
◆16番(
田村明美君) 民間会社、タイヘイ株式会社の駐車場のブロック塀がというのは、それは相手方がタイヘイ株式会社だということで調停はそのように進んでいるかと思うんですが、匝瑳市に対して、また議会では匝瑳市、市ですから、市に対して何が問題になって求められているのかということで議会に提案されているわけなんですが、求められているのは、今後3年間、有効な対策を検討するための協議を行えということですよね。早急に下水路を改修せよということではないわけですね。 ですので、やるべきことをやれということですからごもっともなんですが、問題があるからこういうことになるんだろうなと思っていて、下水路があふれるというのは、この駐車場の問題に終始するわけですか、それとも市の管理責任というか、市が改修しなければならないことも可能性はあるということですか。可能性としてあるなしはお答えいただきたいと思います。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君)
説明不足で申し訳ございません。 前段を
説明する機会がございませんでしたので概要を
説明させていただきますと、この申立書の
説明というところでタイヘイ株式会社のことに触れましたけれども、タイヘイ株式会社についての申立てにつきましては取り下げられたと聞いております。したがいまして、今回の調停につきましては、申立人から出ていることに対して、市のほうが土のうによる対策を行いました。土のうによる溢水対策を行いました。その効果を3年間検証してくださいという内容と理解しております。 以上です。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑はありませんか。
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) ちょっと確認をさせてください。 今回、水路があふれたということで、最近始まったことではないと思うんです、この水路。過去にも数度あったものだと思います。過去というのは、近所の方から聞くと、車が浸水してしまったよという話ありました。補償がどうのこうのなんてそのときは言えるようなことではなかったという話で聞いております。そういった中で、過去にこの場所が浸水していると思うんですけれども、市としてどういった対策を講じてきたのか。今回のこういった申立人の結果につながったんではないかなと思います。過去の対策履歴というんですかね、その辺確認をさせてください。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君) 市の溢水対策としましては、適宜、堆積物のしゅんせつを行うなど、排水機能の維持に努めてきました。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) 当たり前のことを当たり前のように言うんじゃなくて、台風いついつあって、こういった
報告があったよという、また40ミリ以上の雨が降ってしまったんでこうなったんだと、過去に何度か浸水しているんじゃないですか。そういった対策を講じなかったとは言いませんけれども、そのことがいつなんだと聞いているんです。
○
議長(
石田勝一君) 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君) 現在持ち合わせている資料で御回答させていただきますと、気象庁のデータによりますと、今回、
令和元年10月19日に降りましたような40ミリを超える雨というのは、過去6年間で、平成28年、2016年、この3回と、2019年、
令和元年の1件、計4回でございます。 以上です。
○
議長(
石田勝一君)
武田光由君。
◆9番(
武田光由君) 気象庁の私はデータ聞いていないんですよ。浸水したからこういった対策を講じて、だけれども、申立人のように被害に及んでしまった、結果としてこうなったんだという。今まで、4回の気象
状況の中で浸水したかしないか、または、そのときに何をしたんだという話を聞いている。3回目になってしまうんで、詳細答弁、今持っているデータじゃなくて、今回こういった調停があるわけですから、今までやってきた経歴をお願いしますよ。
○
議長(
石田勝一君) 答弁者に申し上げます。 質問の趣旨をよく理解して、質問者は回数が限られておりますから、今の
武田光由君の言われたとおり、できるだけ詳細に質問の趣旨に沿うようにきちっと答弁するよう要請いたします。 (何事か発言する者あり)
○
議長(
石田勝一君) 暫時そのままで休憩いたします。
△午前11時15分 休憩
---------------------------------------
△午前11時21分 再開
○
議長(
石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 渡邉
都市整備課長。
◎
都市整備課長(
渡邉保行君) 大雨等の際には、常に現地確認しておりますが、過去にはそのような溢水があったというのは把握しておりません。今回が初めてのケースとなったことでございます。 当該下水路の機能としましては、県や顧問弁護士とも確認しておりまして、法令上、構造上、問題がないことを確認してございます。 以上でございます。
○
議長(
石田勝一君) ほかに
質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第9号の
質疑を打ち切ります。 以上で
質疑を終結します。
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△議案(第1号・第2号・第4号・第6号・第7号・第9号)・請願(第1号・第2号)の
委員会付託
○
議長(
石田勝一君) 日程第2、これより日程に従いまして、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第6号、議案第7号及び議案第9号並びに請願第1号及び請願第2号を会議規則第37条及び第141条の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。 なお、付託表の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。
常任委員会に付託されました諸案件につきましては、
令和3年6月21日の継続市議会の開議時刻までに審査されますようお願い申し上げます。
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