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03月03日-02号

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  1. 匝瑳市議会 2021-03-03
    03月03日-02号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 3年  3月 定例会          匝瑳市議会令和3年3月定例会議事日程(第6日)                       3月3日(水曜日)午前10時開議1 開議2 上程議案に対する大綱質疑3 議案(第1号-第6号・第8号-第11号・第13号-第27号)の委員会付託4 散会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君       副議長  平山政利君     1番  宮内康幸君        2番  都祭広一君     3番  増田正義君        4番  椿 日出男君     6番  林 明敏君        7番  山崎 等君     8番  行木光一君        9番  武田光由君    10番  小川博之君       11番  石田加代君    12番  浅野勝義君       13番  栗田剛一君    14番  佐藤 悟君       15番  苅谷進一君(遅刻)    16番  田村明美君---------------------------------------欠席議員(1名)    18番  大木傳一郎---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        増田善一    主幹          山崎利男 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         宇井和夫君 秘書課長        大川純一君   企画課長        林 雅之君 総務課長        大木寛幸君   財政課長        布施昌英君 市民課長        高橋康二君   環境生活課長      鎌形 健君 産業振興課長      武田英樹君   建設課長        佐藤雅一君 高齢者支援課長     神子和男君   市民病院事務局長    太田和広君 △開議の宣告(午前10時01分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、2月26日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。---------------------------------------上程議案に対する大綱質疑 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより上程議案に対する大綱質疑を行います。 この際申し上げます。 本日の日程は大綱質疑でありますが、質疑終了後、各常任委員会に議案の審査を付託いたしますので、質疑については、議案の大綱の範囲とし、重複する事項は避け、円滑な議事運営ができますよう御協力をお願いいたします。 また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 これより質疑に入ります。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度匝瑳市一般会計補正予算(第10号)について)から議案第6号 令和3年度匝瑳市病院事業会計予算についてまで及び議案第8号 令和2年度匝瑳市一般会計補正予算(第12号)についてから議案第11号 令和2年度匝瑳市病院事業会計補正予算(第6号)についてまでを一括議題とします。 初めに、議案第2号 令和3年度匝瑳市一般会計予算について、財政課長から本議案についての概要説明を求めます。 布施財政課長。 ◎財政課長布施昌英君) それでは、議案第2号 令和3年度匝瑳市一般会計予算について概要を御説明させていただきます。 恐れ入りますが、説明資料といたしまして、提出資料の(4)令和3年度当初予算についてを御用意いただきたいと思います。 1ページをお開き願います。 初めに、一般会計歳入歳出予算の総額でございますが、149億8,000万円といたしました。広域ごみ処理施設整備事業に係る東総地区広域市町村圏事務組合への負担金や病院事業会計の補助金・出資金などの減額により、前年度当初予算と比較いたしますと25億4,800万円、14.5%の大幅な減となりました。 2ページをお願いいたします。 次に、歳入について御説明させていただきます。 1款市税は35億8,104万5,000円で、前年度に対して2億2,057万9,000円、5.8%の減でございます。新型コロナウイルス感染症に伴う所得の減少による個人市民税の減少や、評価替え及び新型コロナウイルス感染症に伴う軽減による固定資産税の減少などによるものでございます。 2款地方譲与税は1億9,007万5,000円で、前年度に対して907万2,000円、4.9%の減でございます。 3款利子割交付金は、前年度と同額の200万円を計上いたしました。 4款配当割交付金も前年度と同額の1,100万円を計上いたしました。 5款株式等譲渡所得割交付金も前年度と同額の1,000万円を計上いたしました。 6款法人事業税交付金は2,500万円で、前年度に対して500万円、25%の増でございます。令和3年度は交付率が引き上げられたことによる増加でございます。 7款地方消費税交付金は7億7,000万円で、前年度に対して3,000万円、3.8%の減でございます。消費の落ち込みによる減分を見込んだものでございます。 8款自動車取得税交付金は、令和元年10月から自動車取得税が廃止されておりまして、過年度分の窓口として1,000円を計上いたしました。 9款環境性能割交付金は2,500万円で、前年度に対して200万円、8.7%の増でございます。 10款地方特例交付金は3,900万円で、前年度に対しまして2,200万円、129.4%の増でございます。これは、令和3年度に行われます固定資産税特例措置に伴う補填といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金2,000万円を新たに計上したものでございます。 2款から10款までは、国の地方財政計画や令和2年度の決算見込み等に基づき積算をしております。 11款地方交付税は42億10万円で、前年度に対して25億990万円、37.4%の減でございます。内訳といたしましては、普通交付税が37億円で、前年度から3億7,000万円の減。また、令和2年度の交付決定額は約42億7,000万円でございましたので、この額に対しましては約5億7,000万円の減となります。これは国勢調査人口の減や合併算定替の終了など、また一部が臨時財政対策債へ振り替えられたことによるものでございます。 特別交付税は5億円、また震災復興特別交付税は、東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業に係る減額で、前年度から21億4,990万円を減額いたしまして、10万円を計上してございます。 12款交通安全対策特別交付金は、前年度と同額の600万円を計上いたしました。 13款分担金及び負担金は2億8,108万2,000円で、前年度と比較しまして9,915万4,000円、54.5%の増でございます。これは、本年4月から広域ごみ処理業務東総地区広域市町村圏事務組合で開始されることに伴い、ごみの収集業務は当面各市で行われます。また、中継施設が整備されるまでの間は、パッカー車のごみは銚子市の施設まで直接搬入されることになりますので、その業務委託費の差額です。松山地区へ搬入する場合と銚子市へ搬入する場合の差額となりまして、8,140万円を東総広域市町村圏事務組合からの負担金として歳入を計上したことによるものでございます。 14款使用料及び手数料は1億5,174万5,000円で、前年度に対しまして7,698万2,000円、103.0%の増でございます。これは、ごみ収集業務を市で行うことに伴い、ごみ袋も市で販売することから、ごみ袋料金の6,360万円を新規で計上したことによるものでございます。 15款国庫支出金は18億2,981万7,000円で、前年度に対しまして1億168万7,000円、5.9%の増でございます。保育料の無償化に伴う子どものための教育・保育給付交付金が8,954万8,000円増加したものでございます。 16款県支出金は10億6,981万6,000円で、前年度に対しまして3,221万5,000円、3.1%の増でございます。これにつきましても、子どものための教育・保育給付金が4,477万4,000円増額したことなどによるものでございます。 17款財産収入は5,178万3,000円で、前年度に対しまして467万7,000円、9.9%の増でございます。 18款寄附金は2,584万7,000円で、前年度に対しまして20万円、0.8%の減でございます。 19款繰入金は11億8,167万7,000円で、前年度に対しまして1億791万8,000円、10.1%の増でございます。ふるさと振興基金地域振興基金などの繰入れが増加したことによるものでございます。 20款繰越金は、前年度同額の1億5,000万円を計上いたしました。 21款諸収入は2億3,431万2,000円で、前年度に対しまして825万2,000円、3.4%の減でございます。 22款市債は11億4,470万円で、臨時財政対策債は3億2,000万円増加いたしますが、東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業に係る合併特例債が6億9,580万円減額となることから、前年度に対して2億2,100万円、16.2%の減でございます。 以上の結果から、表の下から2行目の自主財源につきましては56億5,749万1,000円、前年度に対して5,970万円、1.1%の増となりました。構成比は、前年度に対して5.9ポイント増の37.8%となりました。その下の依存財源につきましては93億2,250万9,000円で、前年度に対して26億770万円、21.9%の減となっており、構成比は5.9ポイント減の62.2%となりました。 3ページをお願いいたします。 次に、歳出について、目的別に御説明させていただきます。 1款議会費は、前年度に対しまして351万円、2.0%減の1億7,535万9,000円を計上いたしました。 2款総務費は、公用車管理費国勢調査費などの減により、前年度に対して1億790万2,000円、5.6%減の18億2,432万円を計上いたしました。 3款民生費は、社会福祉協議会助成事業介護施設整備事業介護保険特別会計繰出金などの増加により、前年度に対しまして6,845万8,000円、1.3%増の52億6,282万1,000円を計上いたしました。 4款衛生費は、新生児聴覚スクリーニング検査事業や新たな広域ごみ処理事業の開始による増額はございますが、広域ごみ処理施設整備に係る東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金病院事業会計助成事業の減額によりまして、前年度に対して28億4,772万6,000円、63%減の16億7,174万2,000円を計上いたしました。 5款農林水産業費は、基幹水利施設ストックマネジメント事業畜産防疫対策事業の増額によりまして、前年度に対しまして4,242万4,000円、7.7%増の5億9,033万4,000円を計上いたしました。 6款商工費は、中小企業雇用維持対策事業などは増額となりますが、制度資金利子補給事業などの減額により、前年度に対して621万8,000円、3.1%減の1億9,628万4,000円を計上いたしました。 7款土木費は、被災住宅修繕緊急支援事業災害救助費などが減額となりますが、橋梁維持事業都市公園維持管理費が増額となったことにより、前年度に対しまして5,281万5,000円、6.7%増の8億3,673万7,000円を計上いたしました。 8款消防費は、消防施設整備事業などの減額により、前年度に対しまして1,284万4,000円、1.7%減の7億2,672万9,000円を計上いたしました。 9款教育費は、学習用パソコン活用事業校務用パソコン活用事業ドーム改修事業の増額によりまして、前年度に対して2億1,356万6,000円、12.6%増の19億734万1,000円を計上いたしました。 10款災害復旧費は、窓口として、前年度と同額の1万6,000円を計上いたしました。 11款公債費は、借入利率の低下などにより利子は減少するものの、臨時財政対策債などの元金償還金が増加することにより、前年度に対しまして5,293万7,000円、3.1%増の17億6,331万6,000円を計上いたしました。 12款諸支出金は、窓口といたしまして、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 13款予備費は、前年度と同額の2,500万円を計上いたしました。 4ページをお願いいたします。 次に、性質別歳出について御説明させていただきます。 人件費は0.2%増の29億9,803万9,000円となりました。 扶助費は、介護給付費などの増額により、前年度に対しまして0.8%減の31億1,052万3,000円となりました。 公債費は、臨時財政対策債などの元金償還の増加によりまして、前年度に対して3.1%増の17億6,331万6,000円となりました。 物件費は、ごみ収集処理業務委託料などが増加するものの、小・中学校教育用コンピュータ整備事業委託料などが減少したことによりまして、前年度に対して2.7%減の17億5,530万4,000円となりました。 維持補修費は、道路維持修繕施設修繕費などの減少により、前年度に対しまして11%減の1億9,087万4,000円となりました。 補助費等は、東総地区広域市町村圏事務組合一般廃棄物処理事業特別会計負担金病院事業会計補助金などの減少により、前年度に対しまして58.1%減の21億3,688万3,000円と大幅に減っております。 積立金は、前年度に対しまして2.7%減の3,476万7,000円となりました。 投資及び出資金は、病院事業会計出資金の減少などにより、前年度に対しまして16.3%減の9,646万7,000円となりました。 貸付金は、前年度と同額の9,000万円といたしました。 繰出金は、国民健康保険特別会計繰出金は減少しますが、介護保険特別会計繰出金後期高齢者医療療養給付費負担金などの増加によりまして、前年度に対して3.1%増の14億7,776万5,000円となりました。 投資的経費は、小・中学校公衆無線LAN環境整備業務委託料などが減少するものの、ドーム改修事業や、小・中学校校務用コンピュータ整備事業委託料などが増加することにより、前年度に対して49.1%増の13億106万2,000円となりました。 予備費は、前年度と同額の2,500万円を計上いたしました。 以上の結果から、表の下から2行目の人件費、扶助費及び公債費の義務的経費につきましては、前年度に対して0.4%増の78億7,187万8,000円、構成比につきましては7.8ポイント増加の52.5%となりました。 その下の行の任意的経費につきましては、前年度に対しまして26.6%減の71億812万2,000円、構成比につきましては7.8ポイント減少の47.5%となりました。 5ページをお願いいたします。 3の基金の状況でございますが、表の右下の令和3年度末の基金総額の見込額は、前年度に対しまして9億9,700万円減の38億6,400万円を見込んでおります。 このうち、表の一番上の財政調整基金の令和2年度末の見込みでございますが、前年度と比較しまして4億3,600万円減少の23億1,300万円の見込みでございます。 令和3年度末の財政調整基金の残高につきましては、令和2年度決算に伴う剰余金の積立てを1億5,200万円とした場合、令和3年度中に予算計上の9億6,000万円の取崩しを行ったと仮定しますと15億500万円程度になるものと見込んでおります。前年度に対しては8億800万円の減少となる見込みでございます。 6ページをお願いいたします。 4の地方債の状況でございますが、(1)の令和3年度市債発行額の合計は、令和2年度発行見込みに対しまして4億670万円減の11億4,470万円でございます。令和3年度の合併特例事業債は、広域ごみ処理施設整備事業に係る負担金など2事業に充てるため、2,070万円を予定しております。 (2)の市債残高につきましては、令和3年度末では臨時財政対策債の償還額が多くなり、市債償還額が発行額を上回ることから、令和2年度末見込額に対して5億3,700万円減の155億700万円と見込んでおります。 7ページから8ページにつきましては目的別の主要事業を掲載してございます。また、9ページから16ページにつきましては主要な事業別予算を計上してございますので、参考にしていただきたいと思います。 以上が令和3年度一般会計予算の概要でございます。 なお、歳入の詳細につきましては令和3年度匝瑳市予算書の17ページから32ページ、歳出につきましては33ページから204ページに記載のとおりでございます。よろしく御審議くださるようお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 財政課長概要説明が終わりました。 次に、議案第3号 令和3年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について及び議案第4号 令和3年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について、市民課長から本議案についての概要説明を求めます。 高橋市民課長。 ◎市民課長高橋康二君) それでは、私からは、議案第3号 令和3年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について、その概要を説明させていただきます。 資料につきましては、先ほどの資料、令和3年度当初予算についてを御用意願います。 18ページをお開き願います。 初めに、国保会計につきましては、令和3年度は広域化後4年目となり、前年度の実績を踏まえた予算編成となりました。また、国保税につきましては、令和元年度より資産割を廃止し、4方式から3方式へ変更しております。 令和3年度の国民健康保険特別会計の当初予算の歳入歳出総額は、対前年度当初予算比2.2%、1億376万8,000円減の46億1,544万6,000円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1款国民健康保険税は8億8,234万3,000円で、前年度と比較して1億4,095万6,000円、13.8%の減でございます。減額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症による所得の減少及び被保険者数の減少によるものでございます。 2款一部負担金は、1,000円を計上いたしました。 3款使用料及び手数料は、1,000円を計上いたしました。 4款国庫支出金は、1,000円を計上いたしました。 5款県支出金は31億9,178万9,000円で、前年度と比較して7,533万4,000円、2.3%の減でございます。当科目は、歳出2款の保険給付費及び特定健診等の国・県負担金などを県からの支出として計上したものでございます。減額となる主な要因は、歳出2款の保険給付費の減少、また直診診療施設繰出金の減少によるものでございます。 6款財産収入は、前年度と同額の2,000円を計上いたしました。 7款繰入金は5億3,054万4,000円で、前年度と比較して1億856万1,000円、25.7%の増でございます。増加となる主な要因は、基金取崩し分の増加によるものでございます。内訳としましては、一般会計からの法定繰入れは3億2,454万4,000円、その内容としましては、保険基盤安定分職員給与費等分及び出産育児一時金の3分の2相当額並びに財政安定化支援事業分でございます。また、財政調整基金繰入金は2億600万円を計上いたしました。 8款繰越金は、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 9款諸収入は1,076万4,000円で、前年度と比較して396万2,000円、58.2%の増でございます。主な内容は、国保税延滞金、被保険者第三者納付金、給付費の過年度返納金等でございます。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。 19ページをお願いいたします。 1款総務費は8,126万8,000円で、前年度と比較して381万円、4.5%の減でございます。 2款保険給付費は31億3,703万9,000円で、前年度と比較して2,732万1,000円、0.9%の減でございます。被保険者数の減少が見込まれることから減となっております。 3款国民健康保険事業費納付金は13億628万3,000円で、前年度と比較して3,145万1,000円、2.4%の減でございます。当科目は、市民がかかる医療費の給付のためなどの財源として、市が県に納める費用となっております。本市には当該金額が割り当てられたところでございます。 4款共同事業拠出金は、1,000円を計上いたしました。 5款保健事業費は6,064万3,000円で、前年度と比較して90万3,000円、1.5%の減でございます。 6款基金積立金は、前年度と同額の2,000円を計上いたしました。 7款公債費は、前年度と同額の1,000円を計上しました。 8款諸支出金は1,520万9,000円で、対前年度比4,028万2,000円、72.6%の減となっております。減額の主な要因は、直診診療施設繰出金の減少によるものでございます。 予備費は、前年度と同額の1,500万円を計上いたしました。 以上が令和3年度国民健康保険特別会計当初予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第4号 令和3年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 引き続き令和3年度当初予算についてを御覧いただき、21ページをお開き願いたいと思います。 令和3年度の後期高齢者医療特別会計の当初予算の歳入歳出総額は、対前年度当初予算比4.7%、2,249万9,000円増の4億9,996万円でございます。 それでは、歳入について御説明申し上げます。 1款後期高齢者医療保険料は3億3,922万5,000円で、前年度に対し1,381万7,000円、4.2%の増でございます。増加の主な要因は、保険料軽減制度の見直しなどによるものです。 2款使用料及び手数料は、前年度と同額の1,000円を計上いたしました。 3款繰入金は1億4,137万7,000円で、対前年度比851万円、6.4%の増でございます。増加の主な要因は、保険基盤安定負担金の増加によるものです。 4款繰越金は、前年度と同額の80万円を計上いたしました。 5款諸収入は1,855万7,000円で、対前年度比17万2,000円、0.9%の増であります。 次に、歳出について御説明申し上げます。 22ページをお願いいたします。 1款総務費は2,760万円、対前年度比23万5,000円、0.8%の減を見込んでおります。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は4億5,320万2,000円、対前年度比2,246万9,000円、5.2%の増を見込んでおります。内訳は、歳入における保険料収納額保険基盤安定繰入金の全額を広域連合に納付するもので、保険料と保険基盤安定繰入金の増額により納付額も増額となったものでございます。 3款保健事業費は1,755万8,000円、対前年度比26万5,000円、1.5%の増を見込んでおります。 4款諸支出金は80万円で、前年度と同額でございます。 5款予備費は80万円で、前年度と同額でございます。 以上が令和3年度後期高齢者医療特別会計当初予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市民課長概要説明が終わりました。 次に、議案第5号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、高齢者支援課長から本議案についての概要説明を求めます。 神子高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(神子和男君) それでは、議案第5号 令和3年度匝瑳市介護保険特別会計予算について、その概要を御説明させていただきます。 資料といたしましては、引き続き令和3年度当初予算についてをお願いいたします。 23ページをお願いいたします。 初めに、令和3年度は、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とする第8期匝瑳市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の初年度であり、3年間の総事業量を見込んだ第1号被保険者の保険料額の改定年度でございます。 令和3年度介護保険特別会計当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ39億3,315万7,000円で、前年度当初予算との比較では1億6,740万7,000円、4.4%の増となりました。 それでは、歳入について御説明させていただきます。 1款保険料は7億3,985万円で、前年度から4,266万円、6.1%の増となりました。65歳以上の第1号被保険者が負担する保険料で、保険料額の改定によるものでございます。 2款使用料及び手数料は1,000円で、前年度と同額でございます。 3款国庫支出金は9億2,934万円で、前年度から4,730万8,000円、5.4%の増となりました。介護保険事業の執行に必要な国の負担分で、保険給付費の伸びによるものでございます。 4款支払基金交付金は10億1,446万6,000円で、前年度から4,811万円、5.0%の増となりました。40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分で、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものでございます。 5款県支出金は5億6,878万3,000円で、前年度から2,683万5,000円、5.0%の増となりました。介護保険事業の執行に必要な県の負担分で、こちらにつきましても保険給付費の伸びによるものでございます。 6款財産収入は4,000円で、前年度から8,000円、66.7%の減となりました。基金運用における預金利子でございます。 7款寄附金は1,000円で、前年度と同額でございます。 8款繰入金は6億7,498万円で、前年度から272万円、0.4%の増となりました。介護保険事業の執行に必要な市の負担分でございます。 9款繰越金は500万円で、前年度と同額でございます。 10款諸収入は73万2,000円で、前年度から21万8,000円、22.9%の減となりました。地域支援事業の任意事業として行うサービスの利用者負担分が主なものでございます。 続きまして、歳出について御説明申し上げます。 24ページをお願いいたします。 1款総務費は8,881万7,000円で、前年度から278万円、3.0%の減となりました。第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定費用の減によるものでございます。 2款保険給付費は36億7,309万8,000円で、前年度から1億7,953万8,000円、5.1%の増となりました。介護サービス費の増によるものでございます。 3款財政安定化基金拠出金は1,000円で、前年度と同額でございます。 4款基金積立金は3,000円で、前年度から8,000円、72.7%の減となりました。基金の定期積立分の利子でございます。 5款地域支援事業費は1億5,573万6,000円で、前年度から934万3,000円、5.7%の減となりました。包括的支援事業任意事業費の減によるものでございます。 6款公債費は1,000円で、前年度と同額でございます。 7款諸支出金は550万1,000円で、前年度と同額でございます。国・県支出金等の精算返納金を計上しております。 8款予備費は1,000万円で、前年度と同額でございます。 なお、歳入の詳細につきましては予算書283ページから287ページ、歳出の詳細につきましては予算書288ページから304ページまでに記載のとおりでございます。 以上が令和3年度介護保険特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 高齢者支援課長概要説明が終わりました。 次に、議案第6号 令和3年度匝瑳市病院事業会計予算について、市民病院事務局長から本議案についての概要説明を求めます。 太田市民病院事務局長。 ◎市民病院事務局長(太田和広君) それでは、私からは、議案第6号 令和3年度匝瑳市病院事業会計予算の概要について、引き続き資料4、令和3年度当初予算についてにより説明をさせていただきます。 25ページを御覧ください。令和3年度匝瑳市病院事業会計予算の概要です。 匝瑳市民病院では、将来にわたり持続可能な病院運営を目指し、経営健全化に取り組んでいます。令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、入院、外来収益等医業収益が減少してしまいましたが、地域の中核病院としての役割を担うため、令和3年度も引き続き感染症対策を徹底するとともに、経営改善に努め、経営の健全化を図るものです。 初めに、収益的収支の状況について御説明させていただきます。 病院事業の予算額は、前年度比4.0%増の22億2,340万円、介護老人保健施設事業は3.0%増の6億5,860万円、合計では3.8%増の28億8,200万円となりました。 次に、病院事業の状況です。病院事業収益のうち、入院収益は、許可病床数99床に対し、病床利用率66.7%を予定し、4.7%増の8億6,724万円、外来収益は、1日当たりの患者数320人を予定し、7.2%増の6億5,824万円を計上しました。訪問看護ステーション収益は8.2%増の1億595万3,000円、居宅介護支援事業所収益は3.5%増の3,341万6,000円を計上しました。 他会計繰入金は、基準外の繰入れをなくし、また基準内繰入れの一部を減額したことにより、16.8%減の3億7,076万2,000円となりました。その他収益は58.8%増の1億8,778万9,000円を計上いたしましたが、増分のうち2,820万円は新型コロナウイルス感染症に関わる国庫補助金の増、3,865万4,000円は医療機器やオーダリングシステム更新に関わる長期前受金戻入の増です。 次に、費用ですが、病院事業費用のうち、給与費は、医師、看護師及び医療技術職の増により、給料、手当等が増加したため、全体では6.2%増の12億5,137万3,000円、材料費は薬品費の減により4.9%減の1億9,765万9,000円、経費は1.7%増の4億4,762万5,000円を計上しました。減価償却費は、オーダリングシステムの更新により39.2%増の1億3,316万7,000円となりました。訪問看護ステーション費用は、給与費の減により9.0%減の1億1,120万1,000円。居宅介護支援事業所費用も給与費の減により4.3%減の2,986万5,000円を計上しました。 26ページを御覧ください。介護老人保健施設事業の状況です。 介護老人保健施設事業収益のうち、入所収益は、1日当たり96人の入所者を予定し、1.5%増の4億8,355万2,000円。通所収益は、1日当たり27人の通所者を予定し、前年度と同額の9,176万7,000円。他会計繰入金は、0.4%増の2,688万2,000円となりました。 介護老人保健施設事業費用は、給与費、減価償却費が増加したことにより、3.0%増の6億4,508万3,000円となりました。 次に、資本的収支の状況です。資本的収支は、将来の経営活動に備えて行う医療機器の購入や施設整備、企業債の元金償還などの支出と、その財源としての企業債借入金と、企業債償還のための一般会計からの出資金などで構成されています。令和3年度は、企業債等を財源として、超音波画像診断装置、内視鏡手術システム等、医療機器の購入や空調熱源設備工事等、病院施設の整備を予定します。 27ページを御覧ください。 資本的収入のうち、病院事業の収入は前年度比67.1%減の1億336万円、介護老人保健施設事業の収入は63.5%減の6,059万5,000円、合計では65.8%減の1億6,395万5,000円。 資本的支出のうち、病院事業の支出は前年度比56.6%減の1億3,617万4,000円、介護老人保健施設事業の支出は60.3%減の6,739万4,000円、合計では57.9%減の2億356万8,000円となりました。 令和3年度において、収入が支出に対して不足する額3,961万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填します。 次に、28ページを御覧ください。 繰入金の推移です。一般会計からの繰入金は、救急医療、高度医療、医師確保対策、企業債の元利償還に対する経費などに充てるための収入です。令和3年度は、基準外の繰入金であった地域ケア部門補助、経営基盤強化補助をなくし、また、基準内の医師確保対策補助、リハビリテーション補助の一部を減額したことなどにより、前年度に対して2億4,700万円減の4億8,500万円となりました。 次に、企業債残高の推移です。病院事業では、令和3年度は超音波画像診断装置ほか4件の医療機器購入及び病院施設整備のために6,780万円の起債を予定しているため、企業債残高は、令和3年度末には3億1,400万円に増加する見込みです。介護老人保健施設事業では、令和2年度に空調機等整備のための起債を行ったため、企業債残高は増加しましたが、令和3年度は起債を予定していないため、企業債残高は令和3年度末には5億9,000万円となる見込みです。 以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(石田勝一君) 市民病院事務局長概要説明が終わりました。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第1号から議案第6号まで及び議案第8号から議案第11号までの質疑を打ち切ります。 議案第13号 匝瑳市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第13号の質疑を打ち切ります。 議案第14号 匝瑳市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第14号の質疑を打ち切ります。 議案第15号 匝瑳市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第15号の質疑を打ち切ります。 議案第16号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第16号の質疑を打ち切ります。 議案第17号 匝瑳市ほか二町環境衛生組合の財産処分に関する協議についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) ごみ、一般廃棄物の処理について、銚子市、旭市、匝瑳市3市による広域化ということを踏まえまして、匝瑳市ほか二町環境衛生組合として今までごみ処理をやってきたわけですが、その組合の財産を処分するということを決めたいと。議会の議決を求めるということなんですけれども、土地というのと物品というのが組合の財産にあるということなんですが、それで、この協議書の第3条で、組合は組合の財産のうち売却可能な財産については売却し、組合予算の歳入とする。第4条で、疑義が生じた場合は組合の市と町、3者が協議して定めるものとするということなんですけれども、土地についてはいつまでにどうするのか。売却可能な財産について売却し、収入とするとしか書いていないんですね。それから、有形固定資産の物品についても、まだ使用可能なものがあるのではないかと思いますけれども、これは売却するのかどうするのか不明です。 ですので、これではちょっと、協議書で私ども議会の議員から見ると、議会は白紙委任するというに近いような気がするので、詳細な説明を求めます。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長
    環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の質問にお答えさせていただきます。 本議案に係ります組合からの示された財産目録にございますとおり、組合として今後も最終処分場の管理を行っていきますので、そういった土地等はここの中には入ってございません。あくまで組合として処分可能なものということで、今回この財産目録が提示されているものでございます。 また、有形固定資産、物品につきましては、これまでごみ処理を行ってきました、そのときに必要とした物品でございますが、今後は最終処分場の管理だけになりますので、環境衛生組合としてはこれらの機材についても不要となるということで、もし売れるものであれば、これらを処分したいという内容になってございます。 また、土地の今後ということでございますが、東総地区広域市町村圏事務組合で4月1日からごみの処分業務が始まりますが、これまで市民が直接搬入したり持ち込んでおりましたごみを受け入れるために、中継施設が松山の清掃工場跡地に整備される予定になります。ですので、この土地につきましては、今後匝瑳市のほうに払い下げるという予定になっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 冒頭で申し上げましたとおり、説明を聞いても、白紙委任するというふうにしか思えないんですね。組合の財産ということは1市2町の財産で、これまでの負担割合で考えれば、匝瑳市の持分というのがあるわけですよね。また、具体的に現行の松山の最終処分場の用地は含まれないということですから、それ以外の駐車場やごみ処理焼却していた施設等の用地、それから物品について、どこに売却するのか。匝瑳市に売却されるということなら、それはそれで私ども匝瑳市議会として、それが適切なのか、またどういった使い道があるのかという協議、考えが持てるわけなんですが、全くこれでは分からないんですよね。全部売却して現金化するということもあり得るわけです。なぜこんな中途半端な協議書になってしまっているのかと思うんです。 今回私は、この匝瑳市ほか二町環境衛生組合議会の議員になりました。それで、先日、組合議会があって、その中で、これからのこの組合の方向性というのがある程度示されたわけなんですが、まだまだ未定の部分、不透明なところが多かったわけなんですけれども、ただその中では、最終処分場の管理は10年、20年にわたって組合が管理していくけれども、それ以外のものについては、匝瑳市が買い取って、あるいは銚子市、旭市、匝瑳市で組んでいる東総地区の広域組合が買い取って中継施設等に使うかと。中継施設の場所になるのではないかというような方向性は示されたわけなんですけれども、決定ではないと。ですので、匝瑳市が買い取るのか、東総広域の組合が買い取るのか、そしてそこをどう改修してどのように使うのかというのが、いまだに不明ということから、こういった中途半端な協議事項になっているんでしょうか。 それならば、まだ時期尚早で議決できないのではないかというふうに私は考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の御質問について、若干御説明させていただきます。 この手続なんですけれども、先日行われました環境衛生組合の議会におきまして、この財産処分について、各構成市町の議会において協議をしていただくと。この協議が匝瑳市、多古町、横芝光町の議会で承認されましたら、環境衛生組合の次の議会において処分、具体的に土地の売却ということでありましたら、その売却についての議案が出される。財産処分の議案が出されるということになります。 そしてその後、それが可決されましたら、買取り側、匝瑳市を予定しておりますけれども、匝瑳市の議会において財産取得の議案として補正予算を組んで、そちらで買い取るという議決をお願いする予定になっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) すみません、遅れて来まして。 一応、今の件なんですけれども、これは課長、もう広域議会であそこが中継処理施設ということで認定されたわけですよね。その説明を絡めてやったのかどうか、一応確認しますけれども、広域議会ではあそこの場所が中継処理施設になっていると、もう認定されたわけですよ、議会で。ですから、それに関連づけて、ここは買い取って、匝瑳市が中継処理施設として運営する基地として確立しないとしようがないための土地だと私は理解しますが、それでいいですか。 それともう一点、これはこれだけの資料じゃなく、やっぱりあそこの管理者である市長はあれなんですけれども、図面をつけて、ここからここまでを買い取るというのをちゃんとつけたほうがいいと思うんですよね。分からないじゃないですか、これ番地だけでは。ですから、議長をして課長ね、大体広域の最終処分場から図面があるわけですよね、今、一市二町環境衛生組合の。そこの番地でいうここの部分を1市2町で財産処分しながら、匝瑳市が買い取るという部分が明確に分からないと、これは番地だけではちょっと分かりづらいと思うんですよね。そこは明確にしてほしい。 今、戻りますけれども、ともかく流れが、今広域議会と並行して今の案件が進んでいるという説明はしたかどうか分かりませんけれども、その関連づけた中継処理施設を、今後改修するのはまだ見通しが立っていませんけれども、そのための買取りの手順だということでいいですか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいま苅谷議員からお話のあったとおりでございまして、東総地区広域市町村圏事務組合の事業としまして、松山の清掃工場跡地を利用して中継施設を整備するということになっております。中継施設としての場所も、設置管理条例のほうが成立しておりますので、決定しているところでございます。 また、事業を進めるに当たりましては、これから中継施設の設計業務を行うという段階でございますので、まだ具体的な費用ですとか施設の内容については、東総広域のほうでも私どもには明らかになっていない状況でございます。ただ、あの場所に造るということは決まっております。 また、苅谷議員から説明があったように、あの土地を市の土地として、名義を市の所有にして整備するということになりますので、匝瑳市があの土地を購入するということも決定しております。 それで、現在、東総広域のほうでは、3市のほうで中継施設整備計画がございますけれども、それぞれ土地につきましては、それぞれの市の土地を利用するという計画になっておりますので、それに合わせて匝瑳市も取得するというものでございます。 それから、苅谷議員から御指摘ありました図面を添付ということでございますが、議長と相談しまして、資料として後日配付させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 1市2町の管理者である太田市長に確認します。これはもう事前に、この協議書が出る以上は、多古町の所町長並びに横芝光町の佐藤町長とも事前に協議がある程度進んで、こういう形だったらもうしようがないだろうというような形で、協定書の案を出したという御理解でよろしいでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 太田市長。 ◎市長(太田安規君) この件につきましては、関係する組合のほうから協議についてという議案が1市2町に提出されたというのは御理解いただきたいと思います。順序があるということでありますので。 その根底ですけれども、担当課長会議においては、匝瑳市が中継施設として使用したいという土地、山林もありますけれども、ついては、匝瑳市のほうで希望すれば払い下げてもよろしいじゃないかというような話がなされておるということだけは確認をしております。 ○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。 ◆15番(苅谷進一君) 最後の質問になりますので、そうであれば、今の市長である管理者と課長の話を聞けば、この議案はやっぱりここで通さないと駄目な議案なのかなと私は理解するところであります。ましてや、広域ではもうその議案が進んじゃっているわけですね。そうすると、段階を帯びて、広域の今後の流れと、それから今後の1市2町の事務組合の流れをくむと、この議案は通さなきゃならないものだと私は理解します。その旨、私の言っていることは間違いないか、環境生活課長、返事ください。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいま議員のおっしゃるとおり、広域での事業進捗に合わせて進んでいるものでございます。今3月定例議会におきましては、多古町、横芝光町もこの議案について御協議をいただいているという内容でございますので、1市2町がそろってこの議案を可決していただきまして、そして、次の環境衛生組合の議会にて諮るという予定になっておりますので、この機会にぜひともこの協議についても御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 浅野勝義君。 ◆12番(浅野勝義君) 課長、確認させてもらいますが、この17号は、財産処分、これ目録でありますね。このものを処分するための議会の同意を求めるというものなんでしょう。個々に何かどうのこうのという、今後のことについてはうたってありませんよね。そういうことですよね。私はそのように理解しているんですが。 ですから、二町環境衛生組合の財産に関する処分を議会として認めてほしいというような議案ですよね。何かちょっと、先、前へ前へと話が進んじゃっているような気がするんですが、この目録にある財産を処分することに議会としてどうなのかということだと思いますよね。ただそれだけですよね。分かりました。そのような説明のほうがいいと思いますよね。 何か意見ありますか、課長。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 今回、議案として提案している内容につきましては、議員おっしゃるとおり、環境衛生組合の財産処分について、構成市町の議会の承認を得るということが内容でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 私の観点で言うと、1市2町といっても、2町と匝瑳市の立ち位置が全く違うということで、匝瑳市の場合は、今後のこの土地を使ってどうするかという方向性が一定あるので、厳密な、詳細な説明を求めたわけです。 それで、念のため確認しておきたいんですけれども、財産目録の有形固定資産の物品については、これは全て売却可能なものなんですか。それとも、廃棄処分ということで、廃棄料を負担しなければならないというものなのか。組合の財産の処分ということですので、そういった扱いになるかとは思いますが、分かる範囲で御説明をお願いします。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) この物品につきましては、現在使用しているものを使用しなくなるので、不要になるのでということで、売却可能だということで組合のほうで提示されたものでございます。一つ一つの状態ですとか程度は様々ですので、一概には申し上げられませんけれども、まず構成市町、1市2町にこれらの物品の利用の希望はありますかというような伺いがあります。それから、引き続いてあそこでごみの中継施設として利用することになります東総地区広域市町村圏事務組合で利用できるものがあるかどうか。それぞれ有償ということになると思いますけれども、そういったことを優先的に調査しながら、最終的には民間に、民間といいますか、売買できるのか。競売になるかどうか分かりませんけれども、売買するものがあるというふうに思います。 そのとき、有価物としての価値がない、処分ということになりますと、当然処分としての費用はかかると思いますが、これは環境衛生組合の財産でございますので、環境衛生組合として負担するものというふうに考えております。収入についても、売却した代金は環境衛生組合の収入となるということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第17号の質疑を打ち切ります。 議案第18号 指定管理者の指定について(匝瑳市豊栄コミュニティセンター)から議案第26号 指定管理者の指定について(匝瑳市椿海コミュニティセンター)までを一括議題といたします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 匝瑳市の財産である各地区のコミュニティセンターについて、各地区の区長会に指定管理者になっていただいて管理していただいているというのがずっと続いているかと思うんですけれども、そうしますと、指定管理料ということで市からお支払いがあると思うんです。事実上、その指定管理料をもって光熱水道費に充てられていると思うんですけれども、指定管理料は年間幾らなんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 指定管理料でございますが、共興コミュニティセンター、それから椿海コミュニティセンターについては、児童クラブで利用しているということもありまして、そちらのほうからも費用を負担していただいているということで、年間4万円の指定管理料になっております。それ以外の施設につきましては、一律12万円の指定管理料ということになっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 田村明美君。 ◆16番(田村明美君) 年間12万円の指定管理料なんですけれども、実態としてそれでは賄い切れないこともあるのではないかと。水道料などはほとんど使うことがなくても2か月に4,500円弱ですか、支払いがあるということなんですよね。そのほかに電気代、ガス、また浄化槽の清掃なども入ってくると思うんですね。そのことについて、指定管理を任せるということですので、一度、この指定管理料で十分管理ができているのかどうかというのを調査すべきではないか。指定管理料を検討すべきではないかと考えますが、いかがですか。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 指定管理でお願いしてある施設につきましては、毎年度、区長のほうから会計の報告をしていただいております。その中で、収支の状況等を把握させていただいておるところでございます。 それから、指定管理ということで区長会のほうにお願いしておりますが、指定管理者のほうで使用料の徴収、設定ということが可能でございますので、使った内容によっては使用料を徴収して、それを費用に充てているという状況もございます。毎年報告していただく内容を見ながら、今後も区長会と密に調整はしていきますけれども、現在のところ、特にこの金額では維持し切れないといって困っているというような状況は伺っておりません。 以上です。 ○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第18号から議案第26号までの質疑を打ち切ります。 議案第27号 市道路線の認定についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって議案第27号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結します。--------------------------------------- △議案(第1号-第6号・第8号-第11号・第13号-第27号)の委員会付託 ○議長(石田勝一君) 日程第2、これより日程に従いまして、議案第1号から議案第6号まで、議案第8号から議案第11号まで及び議案第13号から議案第27号までを会議規則第37条の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 なお、付託表の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。 常任委員会に付託されました諸案件につきましては、令和3年3月16日の継続市議会の開議時刻までに審査されますようお願い申し上げます。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 3月3日、3月4日、3月5日、3月8日及び3月9日は各常任委員会の日程であります。 参考までに申し上げます。 3月3日本会議終了後、議場で予算決算常任委員会、3月4日午前10時から議場で予算決算常任委員会、3月5日午前10時から第2委員会室で総務常任委員会、3月8日午前10時から第2委員会室で文教福祉常任委員会、3月9日午前10時から第2委員会室で産業建設常任委員会であります。 なお、3月10日水曜日は質問調整のため休会とし、3月11日木曜日は定刻より会議を開き、一般質問を行います。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会いたします。 △午前11時24分 散会...