◎市長(太田安規君) 皆様、おはようございます。
匝瑳市議会令和3年3月定例会が開会され、令和3年度当初予算案及び関係諸議案の御審議をお願いするに当たり、新年度における
市政運営方針の大要と私の所信を申し述べさせていただきます。 初めに、昨年11月に香川県で発生が確認された高
病原性鳥インフルエンザは、12月に千葉県内1例目がいすみ市で確認され、本年1月24日には県内4例目が本市内で確認されました。 以降、これまでの間、本市では6件の発生が確認され、70万羽を超える採卵鶏等が防疫措置の対象となっております。被害に遭われた関係者の皆様方には心から御見舞い申し上げます。 本市では、1月24日に匝瑳市
急性悪性家畜伝染病対策本部を設置し、全庁体制の下に、現在、千葉県と連携協力して、防疫対策に全力で取り組んでいるところであります。 また、世界規模で感染が拡大しております
新型コロナウイルス感染症は、我が国において
緊急事態宣言の発出や全国の小・中学校、高等学校等の休業要請等、国民生活や社会経済に深刻な影響をもたらしております。 本市におきましても、
小・中学校等を臨時休業としたほか、外出自粛の長期化により商店街などが大きな打撃を受けるとともに、
八重垣神社祇園祭や
飯高檀林コンサート等の多くのイベントが中止を余儀なくされました。 このような中におきまして、本年1月に実施を予定しておりました令和3年匝瑳市成人式につきましては、感染状況等を熟慮し、中止という苦渋の選択をいたしました。人生の節目となる晴れの日を心待ちにされていた新成人や御家族の皆様の心中をお察しいたしますと断腸の思いではありますが、関係者の皆様の御健康を最優先にこのような決断に至ったものであります。 これまで、本市では、
感染防止対策とともに、市民生活や地域経済等を支援するための独自施策として
地域応援クーポン券や学校給食費の6か月免除、中小企業や農林漁業への
緊急支援給付金等を緊急に実施してまいりました。
緊急事態宣言の期間が延長される中にありましては、引き続き、
感染防止対策の徹底と市民生活等の支援を行ってまいります。 なお、現在、
新型コロナウイルスワクチンの接種に向け、庁内に匝瑳市
新型コロナウイルスワクチン接種推進チームを設置いたしまして、準備を進めているところであります。市民の皆様への接種は、4月以降となる見込みでありますが、今後、
旭匝瑳医師会等の関係機関と連携して、迅速かつ円滑な実施に努めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大、さらには
鳥インフルエンザの発生が同時に生じており、本市にとりましては、まさに非常事態でありますが、市民の生命、財産を守るため、全力を挙げて取り組んでまいりますので、議員各位におかれましては、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 さて、令和3年度は、市長職3期目の最終年次となります。3年前に市民の皆様にお約束しました一つ上のまちづくりの実現に向けた具体的方策である
マニフェストにつきましては、早期達成に向け、鋭意取り組んでいるところであります。 コロナ禍等という厳しい状況ではありますが、
マニフェストに掲げた「安心・安全のまちづくり」「産業振興のまちづくり」「市民参加のまちづくり」の基本方針に基づき、「匝瑳市に住みたい」「住み続けたい」と実感していただける活力と魅力あふれるまちづくりに、全力を傾注してまいる所存であります。 次に、財政状況と
予算編成方針について申し上げます。 これまで継続して行財政改革に取り組んでいるところでありますが、本市の財政状況は依然として厳しい状況であり、財政調整基金からの繰入れにより、黒字を堅持しているところであります。 令和3年度の歳入におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響による市税の減収、合併算定替の終了や人口の減少等による普通交付税の減少が見込まれることから、一般財源の大幅な減少が予想されます。 一方、歳出におきましては、
社会保障関連経費や公債費の増加に加え、
新型コロナウイルス感染症に対応するための経費が見込まれることから、歳入と歳出の乖離が拡大し、財政状況はより厳しくなることが予想されます。 こうした状況を踏まえ、令和3年度当初予算は、1、総合計画の着実な推進、2、一つ上のまちづくりの実現、3、地方創生への積極的な取組、4、財政健全化に向けた財政基盤の確立の4つの基本方針を掲げ、地域の活性化と財政の健全化の両立を図り、持続可能な財政運営への転換に向け、スクラップ・アンド・ビルドの徹底等により、限りある財源を効率的かつ効果的に配分する予算編成といたしました。 この結果、令和3年度匝瑳市一般会計当初予算案の総額は、令和2年度当初予算と比較して、25億4,800万円(14.5%)減の149億8,000万円、また
国民健康保険特別会計、
後期高齢者医療特別会計、
介護保険特別会計、
病院事業会計を合わせた匝瑳市の予算総額は、前年度比26億3,664万9,000円(8.9%)減の271億1,413万1,000円としたところであります。 次に、令和3年度において、重点的・戦略的に取り組む施策の概要について、第2次総合計画にお示しした5つの基本目標に沿って申し上げます。 第1に、基本目標1「生きがいに満ち、笑顔があふれるまちをつくる」、健康・福祉・医療・介護分野についてであります。 この分野では、健康・福祉・医療・介護の各分野が連携しながら、地域全体で一人一人を支援する環境づくりに努め、生涯にわたって健康や生きがいを感じ、安心して暮らすことのできるまちづくりを推進するとともに、温かな触れ合いと交流の中で子どもを育て、高齢者や障害者が安心して生活できるまちづくりを進めることとしております。 令和3年度におきましては、
感染症予防対策を重点的に取り組むとともに、市民の皆様の健康づくりや疾病予防を積極的に推進し、効果的な施策を計画的に実施してまいります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染者が増加しており、市内においても多くの感染者が確認されております。 市では、昨年2月に匝瑳市
新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、本市独自の対策や支援に取り組んでいるところでありますが、今後も引き続き、市民病院をはじめとする医療機関等と連携を図るとともに、感染拡大の防止対策に全力を挙げてまいります。 また、
子育て支援施策といたしましては、新たに新生児期における
先天性聴覚障害の早期発見を目的とした
新生児聴覚スクリーニング検査事業を実施してまいりますとともに、現在、満1歳未満の乳児を対象とした
チャイルドシート助成事業につきましては、6歳未満の幼児までに拡大し、保護者の経済的負担の軽減や少子化対策の充実を図ってまいります。 また、高齢者福祉につきましては、コロナ禍におきましても、
感染予防対策を徹底した上で、いきいき百歳体操をはじめとした高齢者の健康づくりに取り組んでまいります。このほか、高齢者の自立した生活を支援するため、市内2か所に設置しております
地域包括支援センターが中心となり、
地域包括ケアシステムの推進を図ってまいります。 第2に、基本目標2「活気に満ち、はつらつとしたまちをつくる」、産業・経済分野についてであります。 この分野では、各種産業の生産・経営基盤の強化と相互連携を促進し、それぞれの産業が個性ある地域産業として育成・発展していくための支援の充実に努めるとともに、全ての市民が生き生きと労働や生産活動等に参加し続けることができるまちづくりを進めることとしております。 令和3年度におきましては、コロナ禍において、いかに地域経済を維持し、かつ活性化させていくかということが課題となっております。市内の
経済振興活動や商工業者の経営相談等を行っている市商工会と緊密な連携を図るとともに、その活動を支援してまいります。 また、中小企業の経営基盤の確立と近代化を目的とした融資制度として、
中小企業資金融資事業及び
制度資金利子補給事業を継続して実施してまいります。 そのほか、本市の雇用促進や産業振興を目的として令和元年度に設立された匝瑳市
雇用促進協議会との協力関係を深め、高校生等への就職説明会や市内企業のPRを効果的に実施し、雇用確保と地域振興を図ってまいります。 観光施策といたしましては、私の
マニフェストにも掲げております散歩のまちづくりをさらに充実させてまいります。市内に全部で11の
おすすめ散歩ルートを設定いたしましたので、今後、本市の観光資源等の情報とともに、
市ホームページをはじめとする様々な媒体で幅広く発信をしてまいります。 第3に、基本目標3「自然と共生し、快適で安全なまちをつくる」、生活環境・
都市建設分野についてであります。 この分野では、ごみ処理や生活排水のための基盤整備を継続的に推進するとともに、中心市街地の活性化や交通網の整備といった都市機能の強化と都市基盤の整備を計画的に進め、誰もが快適で利便性の高い環境づくりに取り組むこととしております。また、災害等から市民の生命と財産を守る体制や活動の強化を図る等、地域ぐるみで取り組むまちづくりを進めることとしております。 令和3年度におきましては、匝瑳市、銚子市及び旭市の3市で構成する
東総地区広域市町村圏事務組合が運営する新たなごみ処理施設、
東総地区クリーンセンター及び
東総地区最終処分場が本稼働いたします。 これに伴いごみの分別方法も変更となりますが、市民や事業者の皆様には、これまでと同様、ごみの分別に御協力をお願いいたしますとともに、本市ではリデュース・リユース・リサイクルの3Rを推進し、ごみの発生抑制と資源化に取り組んでまいります。
公共交通施策につきましては、近年の人口減少や
少子高齢化等を踏まえ、より地域の事情に即した利便性の高いものとしていくことが重要課題となっております。このため、昨年5月に設置した匝瑳市
地域公共交通活性化協議会におきまして、本市にとって望ましい持続可能な公共交通網について協議を進め、今年度中に匝瑳市
地域公共交通計画を策定するとともに、令和3年度には
公共交通ネットワークの再構築を進めるための実施計画となる匝瑳市
地域公共交通利便増進実施計画を策定してまいります。 防災・減災対策といたしましては、本年3月で発生から10年を迎える東日本大震災や
令和元年房総半島台風等の災害を教訓として、匝瑳市
地域防災計画や今年度中に策定する匝瑳市
国土強靱化地域計画に基づき、災害の発生予防及び被害軽減に向け、平常時における予防活動と災害発生時における応急対策及び迅速な復旧活動を可能にする体制の強化を図り、さらなる災害に強いまちづくりを推進してまいります。 第4に、基本目標4「個性豊かに学び、人々が輝くまちをつくる」、教育・交流・移住・定住分野についてであります。 この分野では、子どもたちの個性を育む
教育環境づくりと生涯学習意欲の向上を図るとともに、歴史や伝統文化の継承と新たな文化の創造に向けた活動の支援及びスポーツ施設の充実と利用促進に努めてまいります。また、本市への人の流れをつくるため、移住・定住に対する支援の充実を図ることとしております。 令和3年度におきましては、令和2年度中に小・中学校に整備いたします1人1台端末と高速大容量の
通信ネットワークを活用し、新しい時代に求められる
情報活用能力の育成や創造性を育む学びを実践するとともに、緊急時における
オンライン授業や
動画コンテンツの利用等、児童生徒の学びの保障に取り組んでまいります。 また、平成29年度から実施してまいりました全ての小・中学校のトイレ大
規模改造事業は、令和3年度に豊栄小学校、八日市場第一中学校及び八日市場第二中学校の工事を実施し、これをもって5か年計画の事業が完了することとなります。引き続き、子どもたちが安全で安心して学ぶことができる環境づくりを推進してまいります。 図書館での新たな取組といたしましては、読書の普及促進に向けた読書手帳の導入、また民間企業等に雑誌購入のスポンサーになっていただく
雑誌スポンサー制度を創設し、
図書館サービスの充実を図ってまいります。 また、生涯スポーツの施設として、昨年10月にグランドオープンいたしましたパークゴルフそうさにつきましては、現在、市内外の皆様に御利用いただいているところであります。引き続き、多くの方に御利用いただけますよう、利用促進に向けた取組を実施するとともに、地域のにぎわいを創出するため、多様な主体と連携した有効活用や、スポーツを通じた
交流づくり等に取り組んでまいります。 移住・定住施策といたしましては、
子育て支援情報、観光情報等の情報発信の充実を図り、市外の多くの方に本市の魅力を知っていただき、「匝瑳市に行ってみたい」「匝瑳市に住んでみたい」と感じてもらえるよう、庁内関係課が連携し、
シティプロモーションを推進してまいります。また、
転入者マイホーム取得奨励金交付事業等の移住・定住につながる支援や、オンラインによる移住相談会の実施等、移住・定住施策の充実に努めてまいります。 第5に、基本目標5「市民と行政が協働し、市民が主役のまちをつくる」、市民協働・行財政分野についてであります。 この分野では、市民と行政が情報を共有し、一体となって考え行動する体制の強化、また
ボランティア活動の促進や
地域活動団体への支援の充実等、市民一人一人が地域活動に参加できるまちづくりを推進するとともに、市の財政状況に応じた効果的かつ効率的な行財政運営を進め、
市民サービスの向上を図ることとしております。 市民協働の推進に当たりましては、引き続き、
地域づくり活動の活性化のため、
地域コミュニティの育成や活動の支援に取り組むとともに、地域の課題解決に向けた活動を支援する
市民提案型事業助成制度の活用を促進し、市民と行政が手を携え、強く結束・連携しながら協働によるまちづくりを推進してまいります。 行政運営の効率化を図る取組といたしましては、行政手続における市民等の負担の軽減、及び今後進めていく行政手続のデジタル化を推進しやすい環境の整備を図るため、市民等が行う各種手続で求めている申請書等の様式における押印の見直しについて、積極的に取り組んでまいります。 また、デジタル時代を見据えたデジタル・ガバメントの実現に向けましては、国と地方が二人三脚で取組を進めることによって大きな効果を発揮することから、今後も国の動向を注視するとともに情報収集に努めてまいります。 以上、新年度を迎えるに当たり市政運営に対する基本的な考え方をお示しし、重点的・戦略的に取り組む施策の概要とともに、私の所信を申し上げました。 いまだ新型コロナウイルスの終息が見通せない中ではありますが、これまでの安心・安全で穏やかな日常生活が戻り、市民の皆様がいつまでも住み続けたいと思えるように、引き続き、市民の皆様との協働の下、一つ上のまちづくりに一意専心取り組んでまいります。 議員各位並びに市民皆様の御理解と御協力、御支援を心からお願い申し上げる次第であります。 なお、昨日開催をされました
東総地区広域市町村圏事務組合議会3月定例会において、広域ごみ処理施設の管理運営費及び今後の建設費に係る負担割合が、令和3年度から均等割2割、処理量割8割と決定されました。 本市では、処理量を重点に置いた負担割合とするよう議員各位の御意見を賜り、市議会、全員協議会、首長会等により協議を続けてまいりましたが、このたびの決定については、私といたしましては、その許容範囲ではないかと考えておりますので、議員各位の御理解を賜りますよう、お願いを申し上げます。 続きまして、本会議に提案いたします議案27件の提案理由を申し上げます。 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度匝瑳市
一般会計補正予算(第10号)について) 本案は、
新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費として、歳入歳出それぞれ2億4,186万7,000円を増額補正するに当たり、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により、令和3年2月8日に専決処分をしたので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるため提案いたした次第であります。 この結果、令和2年度匝瑳市
一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ227億7,790万3,000円となりました。 議案第2号 令和3年度匝瑳市
一般会計予算について 本案は、令和3年度匝瑳市
一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ149億8,000万円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第3号 令和3年度匝瑳市
国民健康保険特別会計予算について 本案は、令和3年度匝瑳市
国民健康保険特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ46億1,544万6,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第4号 令和3年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計予算について 本案は、令和3年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,996万円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第5号 令和3年度匝瑳市
介護保険特別会計予算について 本案は、令和3年度匝瑳市
介護保険特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ39億3,315万7,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第6号 令和3年度匝瑳市
病院事業会計予算について 本案は、令和3年度匝瑳市
病院事業会計予算の総額のうち、収益的収入及び支出につきまして、それぞれ28億8,200万円とし、資本的収入及び支出につきまして、収入1億6,395万5,000円、支出2億356万8,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第7号 令和2年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)について 本案は、歳入歳出それぞれ3億7,469万7,000円を追加し、令和2年度匝瑳市
一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ231億5,260万円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第8号 令和2年度匝瑳市
一般会計補正予算(第12号)について 本案は、歳入歳出それぞれ1億6,673万4,000円を減額し、令和2年度匝瑳市
一般会計予算の総額を歳入歳出それぞれ229億8,586万6,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第9号 令和2年度匝瑳市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 本案は、歳入歳出それぞれ182万5,000円を追加し、令和2年度匝瑳市
国民健康保険特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ47億1,705万3,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第10号 令和2年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 本案は、歳入歳出それぞれ28万3,000円を追加し、令和2年度匝瑳市
後期高齢者医療特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,746万9,000円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第11号 令和2年度匝瑳市
病院事業会計補正予算(第6号)について 本案は、令和2年度匝瑳市
病院事業会計予算のうち、収益的収入及び支出につきまして、それぞれ563万5,000円を追加し、総額をそれぞれ28億896万7,000円とし、資本的収入につきまして、237万8,000円を追加し、収入の総額を5億587万円といたしたく提案いたした次第であります。 議案第12号 匝瑳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について 本案は、令和3年4月から
東総地区広域市町村圏事務組合による広域ごみ処理が開始されることに伴い、廃棄物の排出抑制及び適正処理について必要な事項を定めるため、提案いたした次第であります。 なお、本条例の制定に伴い、匝瑳市使用料、手数料、占用料等条例等の一部を改正するものであります。 議案第13号 匝瑳市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について 本案は、本市の財政状況等を考慮し、令和3年度において常勤特別職職員に支給される給料及び期末手当について、その支給額を削減することといたしたく提案いたした次第であります。 議案第14号 匝瑳市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い、条文中で引用する
新型コロナウイルス感染症の定義について改めるため提案いたした次第であります。 議案第15号 匝瑳市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 本案は、令和3年度から令和5年度までの各年度における保険料率及び基準所得金額を改めるため、提案いたした次第であります。 議案第16号
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 本案は、
指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、地域密着型サービスの基準等を条例で定める際に従うべき基準等が改正されたことから、関係する条例の条文を整理するため提案いたした次第であります。 議案第17号 匝瑳市ほか二町
環境衛生組合の財産処分に関する協議について 本案は、匝瑳市ほか二町
環境衛生組合が共同処理する事務のうち、令和3年3月31日をもって一般廃棄物の収集運搬及びその処理に関連する事業が廃止されることに伴い、当該組合の財産を処分するため、地方自治法第289条の規定による協議を行うに当たり、同法第290条の規定により提案いたした次第であります。 議案第18号 指定管理者の指定について(匝瑳市
豊栄コミュニティセンター) 本案は、匝瑳市
豊栄コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市豊栄地区区長会を指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案いたした次第であります。 議案第19号から議案第26号につきましても、同様に、議案第19号は匝瑳市
須賀コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市須賀地区区長会を、議案第20号は匝瑳市
匝瑳コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市匝瑳地区区長会を、議案第21号は匝瑳市
豊和コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市豊和地区区長会を、議案第22号は匝瑳市
吉田コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市吉田地区区長会を、議案第23号は匝瑳市
飯高コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市飯高地区区長会を、議案第24号は匝瑳市
共興コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市共興地区区長会を、議案第25号は匝瑳市
平和コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市平和地区区長会を、議案第26号は匝瑳市椿海
コミュニティセンターの指定管理者として匝瑳市椿海地区区長会をそれぞれ指定したいので提案いたした次第であります。 議案第27号 市道路線の認定について 本案は、農道からの移管に伴い、市道路線の認定をいたしたく提案いたした次第であります。 1つ訂正をさせていただきます。 最初の段に、
鳥インフルエンザの報告のところで70万羽と報告いたしましたが、80万羽を超える採卵鶏等が防疫措置の対象となっておりますということで、70羽と言ったのかな、70万羽かちょっと分かりませんですが、正確には80万羽を超えるということで訂正をさせていただきたいと思います。 以上をもちまして、提案理由の説明とさせていただきます。 慎重御審議をいただきまして、御可決賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(石田勝一君) 市長の提案理由の説明が終わりました。
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△発言の申出(
新型コロナウイルス感染症対応状況等について及び高
病原性鳥インフルエンザに係る
防疫措置状況等について)
○議長(石田勝一君) ここで、市長、教育長及び関係課長等から発言の申出がありますので、これを許します。 太田市長。
◎市長(太田安規君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、このたびの
新型コロナウイルス感染症対策及び高
病原性鳥インフルエンザ、以下、
鳥インフルエンザと申し上げますが、この防疫措置の状況につきまして、主な取組の概要を報告させていただきます。 まず、
新型コロナウイルス感染症対策に係る匝瑳市の対応状況等につきましては、さきの12月定例会で御報告した以降につきまして、令和3年2月15日までの主な取組の概要につきまして御報告させていただきます。 市では、これまで51回にわたり、匝瑳市
新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、各種
感染防止対策等を協議するとともに、
市ホームページ、広報そうさ等を通じて、市民の皆様への速やかな情報提供等に努めてまいりました。 また、市議会におかれましては、各位の御理解と御協力を賜り、
新型コロナウイルス感染症対策に係る予算となります匝瑳市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分に対する御承認のほか、
一般会計補正予算(第2号)、(第3号)、(第5号)、(第6号)、(第7号)及び(第9号)、さらには
病院事業会計補正予算(第1号)、(第2号)及び(第4号)に対する御可決をいただき、各事業の速やかな実施に当たってまいりました。 本年1月7日、
新型コロナウイルス感染症拡大により、千葉県を含む1都4県を対象地区として、再び
緊急事態宣言が発出されました。また、今月2日には、11の都府県を対象地域として、
緊急事態宣言の期間が3月7日まで延期されております。 市といたしましては、引き続き、
感染防止対策に取り組むとともに、地域経済と市民生活の支援に努めてまいりますので、議員の皆様方におかれましては、引き続き、御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 次に、
鳥インフルエンザに係る防疫措置の状況等につきましては、本年1月24日、市内の農場で
鳥インフルエンザの発生が確認されたことから、匝瑳市
急性悪性家畜伝染病対策本部設置規則に基づき、直ちに対策本部を設置し、情報の共有を図るとともに、市の対応等について協議をいたしました。 千葉県における
鳥インフルエンザの発生につきましては、千葉県全体で飼育されている採卵鶏等約1,243万羽のうち、3割を超える約
456万5,000羽が殺処分されました。本市においても約81万6,000羽が殺処分となり、養鶏場を営む経営者の皆様におかれましては経営に大きな打撃を受けられたことから、千葉県市長会を通じ、
鳥インフルエンザにより影響を受けた養鶏業者への経営支援などにつきまして、国へ要望したところであります。 また、市内におきましては、6件の発生が確認されたことから、対策本部の会議結果に基づき、千葉県への協力として応援職員の派遣や資材を提供する等、迅速な対応に当たるとともに、
市ホームページで情報発信等に努めているところであります。 それでは、
新型コロナウイルス感染症に係るこれまでの対応状況につきましては
健康管理課長、教育長、
市民病院事務局長から、また
鳥インフルエンザに係る防疫措置の状況等につきましては
産業振興課長から御報告いたさせますので、よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) 私からは、
新型コロナウイルス感染症対策に係る匝瑳市の対応状況等につきまして、さきの12月定例会閉会後、令和3年2月15日までの主な取組につきまして、お手元の資料11により御報告させていただきます。 初めに、匝瑳市
新型コロナウイルス感染症対策本部会議、以下、本部会議と申し上げさせていただきます。開催状況でございますが、主な経過につきまして御報告させていただきます。 12月25日、第39回本部会議を開催し、現在の千葉県内の感染状況について情報共有を図り、年末年始の対応について協議を行いました。また、3月までの市が主催する会議、イベント等について確認を行いました。 1月5日、第40回本部会議を開催し、匝瑳市民病院職員の感染について情報共有を図りました。また、千葉県対策本部からの通知に基づき情報共有を図り、市の行事や公共施設等の対応について協議を行いました。 1月8日、第41回本部会議を開催し、
緊急事態宣言の再発出に伴う宣言の内容について情報の共有を図り、公共施設や市主催イベントの取扱いについて協議を行うことと併せ、1月12日から2月7日まで交代制勤務を実施することといたしました。また、市内での新規感染者の発生について、報道発表資料に基づき情報共有を図りました。 1月25日、第44回本部会議を開催し、高齢者支援課に勤務する職員の感染について、情報の共有及び今後の対応について協議し、26日については高齢者支援課の窓口を閉鎖し、高齢者支援課の職員は全員自宅待機とし、執務室の消毒を実施することといたしました。 1月26日、第45回本部会議を開催し、本日の各課の対応状況について情報共有を図り、消毒についての確認を行いました。また、保健所の調査により濃厚接触者なしと判断されたことから、27日から高齢者支援課の業務を再開することといたしました。 2月2日、第46回本部会議を開催し、
緊急事態宣言の期間が3月7日まで延長されたことから、情報の共有を図るとともに、公共施設や市主催イベント等の取扱いについて協議を行い、公共施設の午後5時以降の利用休止や職員の交代制勤務等につきましても3月7日まで延長することといたしました。また、
新型コロナウイルスワクチン接種に係る今後のスケジュール、体制等について協議をし、決定いたしました。 2月5日、第48回本部会議を開催し、
新型コロナウイルスワクチン接種対策事業に係る予算について協議決定し、専決処分することといたしました。また、市内での新規感染者の発生について、情報共有を図りました。 2月10日、第50回本部会議を開催し、市の支援策等について協議を行い、各事業を取りまとめ、補正予算を編成し、3月定例議会へ提出することを決定いたしました。また、ワクチン接種の組織体制について、名称を「匝瑳市
新型コロナウイルスワクチン接種推進チーム」とすることを決定いたしました。 次に、感染防止に対する取組といたしまして、会議、打合せ等に係る共用の飛沫感染防止用のアクリル板を、1月28日に61枚追加整備をいたしました。 次に、新聞折り込みチラシにつきましては、第9号を12月5日に、また第10号を1月14日に配布いたしました。 次に、独自支援策の状況でございますが、中小企業緊急支援給付金は、申請が586件、給付額は5,680万円でございます。農林漁業緊急支援給付金は、申請が132件、給付額は1,300万円でございます。新生児応援給付金は、申請が98人、給付額は980万円でございます。インフルエンザ予防接種臨時助成金は、申請が5,646人、交付額は368万5,240円でございます。そのほか、千葉県知事選挙投票所・開票所に対しまして、衛生資材等の整備を行いました。 次に、ふるさと納税に関する状況でございますが、2月15日時点で1,133件、申込額は814万5,000円でございます。 次に、寄附の状況でございますが、11月27日、株式会社合同資源様より、手指用抗菌剤68リットル、抗菌コーティング剤120リットル、スプレーボトル100本を寄贈していただきました。 12月7日、平和地区青少年相談員様より、オートディスペンサー3台を寄贈していただきました。 2月1日、平和地区社会福祉協議会様より、サーモマネージャー1台を寄贈していただきました。 私からは以上でございます。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) 私からは、12月定例会閉会後、2月15日までの間における教育委員会としての対応について御報告させていただきます。 初めに、野栄中学校内の消毒及び臨時休業について御報告させていただきます。 1月20日夜、野栄中学校の1学年と2学年に在籍する姉妹の家族1名が
新型コロナウイルス感染症に感染したことが判明いたしました。濃厚接触者として特定された姉妹は、PCR検査の結果、22日の午後に陽性と判定されたことから、当日は全ての部活動を中止し、生徒は下校としました。 なお、保健所の調査により、姉妹の学級には濃厚接触者の該当者はおりませんでしたが、姉妹が所属する部活動、部員11名が濃厚接触者として特定されたことから、翌23日、全員がPCR検査を受け、その結果は幸いにも全員が陰性でありました。 教育委員会としましては、23日に校舎及び体育館内を専門業者による消毒を行い、25日月曜日を臨時休業として、翌26日火曜日から通常の教育活動を再開いたしました。 次に、国の2度目の
緊急事態宣言を受け、公民館、生涯学習センター、八日市場ドーム等、公共施設の開館時間につきまして、1月8日から2月7日までの間、午後5時以降の利用を休止とさせていただきました。また、学校体育施設も同様の扱いとさせていただきました。 次に、市独自支援策としての市外
小・中学校等在学児童生徒家庭への食費支援につきまして、申請件数は59件、給付額は92万6,685円となりました。 続きまして、2月3日の野田小学校の3学年及び5学年を学年閉鎖、及び同小学校を2月4日、5日と臨時休業とし、校舎及び体育館内の消毒を行った事案について御報告及び御説明いたします。 2月2日夕方に、野田小学校から3学年と5学年に在籍する兄弟の家族1名が
新型コロナウイルス感染症に感染し、本兄弟2人は濃厚接触者として特定され、PCR検査を受けたとの連絡が入りました。これを受け、兄弟のPCR検査の結果と、その濃厚接触者が特定されるまでの間として、2月3日と4日を兄弟が在籍する3学年と5学年を学年閉鎖としました。 2月3日の夕方、兄弟のPCR検査の結果は陽性が確認されたことから、急遽、4日を全校の臨時休業へ切り替え、翌5日金曜日も臨時休業としました。そして、4日木曜日に、専門業者による校舎及び体育館内の消毒を行いました。なお、4日には、保健所の調査により、兄弟との濃厚接触者はいないとのことで、8日月曜日からは通常どおりの教育活動を再開しました。 次に、2月5日に、八日市場幼稚園の職員1名が
新型コロナウイルス感染症に感染したことが確認されました。その後、保健所の調査では濃厚接触者はいないとのことから、6日に専門業者による園舎内の消毒作業を実施し、翌週の8日月曜からは通常の教育活動を行いました。 しかし、2月9日夕方、別の職員1名の感染が判明し、保健所の調査により職員全員が濃厚接触者として特定されたため、同幼稚園を2月10日水曜日から19日金曜日まで臨時休園としました。なお、園児は濃厚接触者とは特定されませんでしたが、年齢的に着替えや教育活動の中で職員との関わりが個々により様々なため、保健所の指導により、念のために園児全員がPCR検査を受けました。その後の検査結果では、職員全員と園児全てが陰性との判定でありました。 次に、公共施設の利用について御報告いたします。 市内公共施設につきましては、令和3年1月8日から2月7日までの間、午後5時以降を利用休止としておりましたが、
緊急事態宣言の期間延長を受け3月7日まで延長することとしました。加えて、2月8日から3月7日までの間、市外居住者の利用も休止としました。また、学校体育施設も、令和3年2月7日まで、午後5時以降の利用を休止としておりましたが、同様に3月7日まで休止期間を延長しました。 教育委員会といたしましては、以上の報告でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 太田
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(太田和広君) 私からは、市民病院の新型コロナウイルスへの対応について御報告いたします。 まず、発熱外来の対応状況ですけれども、昨年2月から今年の1月までの対応患者数については772人、うちPCR検査を実施するために検体を取った方は381人、抗原検査を実施した方は109人となっています。 次に、新型コロナウイルス陽性患者の入院の受入れにつきまして、千葉県の感染拡大の指標が1月21日から香取海匝医療圏においてもフェーズ4になりましたので、千葉県から受入れの要請を受けております。当院では、最大で5床の受入れを行うこととしております。 次に、
新型コロナウイルスワクチンの医療従事者等への優先接種についてですが、当院はファイザー社のワクチンに対応するマイナス80度以上の冷凍能力のあるディープフリーザーを設置する基本型接種施設の役割を担うことになりました。当院のような基本型接種施設とディープフリーザーを持たない連携型接種施設が協力して接種を実施することになります。当院では、当院の医療従事者のほか、千葉県の割当てに応じて、他の医療施設の職員や国・県・市のコロナウイルスに関わる職員への接種を行うことになります。 私からは以上です。
○議長(石田勝一君) 武田
産業振興課長。
◎
産業振興課長(武田英樹君) それでは、私からは、高
病原性鳥インフルエンザに係る防疫措置の状況等につきまして、お手元の資料12により御説明させていただきます。 初めに、1の市内での発生状況でございますが、発生日、種別、飼育状況、処理状況は千葉県農林水産部畜産課の公表によるものでございますが、1例目は1月24日に確認されました。種別はアヒル、飼育状況は約5,400羽でございます。本件につきましては、同日の1月24日に殺処分が終了し、速報値としての殺処分数は5,381羽でございます。 次に、2例目といたしましては、2月4日に確認され、種別は採卵鶏、飼育状況は約16万9,000羽でございます。 3例目といたしましては、2月8日に確認され、種別は採卵鶏、飼育状況は約25万羽でございます。 次に、4例目及び5例目といたしましては、2月11日に確認されたもので、種別はいずれも採卵鶏で、4例目が約7万9,000羽、5例目が約27万8,000万羽でございます。このうち4例目につきましては、2月14日に7万4,917羽の殺処分を終了いたしました。 次に、6例目といたしましては、2月15日に確認され、種別は育雛鶏、飼育状況は約3万9,000羽でございます。 なお、2例目につきましては、2月17日に殺処分数として17万2,316羽、3例目といたしましては、2月18日に殺処分数として25万5,659羽、5例目では、2月18日に殺処分数27万6,398羽、6例目につきましては、2月16日に殺処分数3万8,870羽をもって全ての殺処分が終了しております。 続いて、2の本市の取組状況でございますが、先ほど市長が御説明申し上げましたように、市内1例目につきましては、1月24日の午前1時に
鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことから、同日の午前6時、匝瑳市
急性悪性家畜伝染病対策本部設置規則に基づきまして、市の対策本部を設置いたしました。この組織は、市長を本部長に、副市長、教育長及び各課の課長により構成しておりますが、本部会議では発生状況に係る情報共有とともに、市としての対策等について協議を行い、全庁体制で取り組んでいるところでございます。この本部会議につきましては、2月15日までに計7回、会議を開催いたしました。 次に、本件に係る市民の皆様への周知といたしましては、随時、
市ホームページでお知らせするとともに、近隣の皆様に対しましては回覧文書を配付いたしました。 また、現地における県の対策本部の運営や駐車場の誘導等に対しまして、市が協力いたしまして、職員が24時間、3交代制で応援に当たったところであります。 資料の裏面をお願いいたします。 このほか、作業に係る物資といたしまして、土のう500袋を県に提供したほか、市長から御報告いたしましたように、千葉県市長会に対しまして、養鶏業者への経営支援等について、国への要望を行っております。 なお、3の千葉県等の取組につきましては、資料にお示しをいたしてありますように、県では1月24日に野栄総合支所2階会議室に現地対策本部を設置するとともに、生涯学習センターにサブステーションを設置しております。 また、消毒ポイントにつきましては、1月21日に横芝光町で
鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された際に設置された消毒ポイントとして、市役所北側駐車場及び生涯学習センター駐車場が引き続き設置されております。また、2月11日から3月12日までの間、
鳥インフルエンザ蔓延防止に係る周辺道路の消毒を実施しております。 このほか、千葉県知事の要請を受けまして、2月9日から14日までの間、自衛隊による支援がございました。 説明は以上でございます。
○議長(石田勝一君) ここで説明員交代のため、暫時休憩をいたします。
△午前11時12分 休憩
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△午前11時14分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△議案(第7号・第12号)に対する質疑
○議長(石田勝一君) 日程第5、議案審議。 議案第7号及び議案第12号については、
議会運営委員会に諮問協議の結果、先議することといたしました。よって、この際、議案第7号及び議案第12号を議題とし、審議いたします。 これより質疑に入ります。 議案第7号 令和2年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)についてを議題とします。 質疑を許します。 苅谷進一君。
◆15番(苅谷進一君) 議案については反対するものではございませんけれども、何点か確認をさせていただきたいと思います。 12ページの一番下の生活保護扶助費について、約4,000万円ということでございます。この件につきまして、概略の内容をお示しいただきたいと思います。 次に、小学校、中学校のトイレの状況ですか、進捗状況がどの辺なのかなと。これは別に反対するものでもございませんけれども、その点、2点お答えいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) それでは、ただいまの苅谷議員の御質問にお答えいたします。 こちらの生活保護扶助費でございますが、医療扶助費につきまして、直近3か月の医療費の増加に伴いまして、予算額以上の金額が請求されたことによりまして、3月支払い分の予算額が不足したため提案した次第であります。 以上です。
○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) 私からは、トイレ大
規模改造事業の進捗状況についてお答えをさせていただきます。 今年度につきましては昨年の11月に終わりまして、来年度、豊栄小学校、第一中学校、第二中学校、3校の工事を予定してございました。このたび、昨年と同様なんですけれども、国からの通知によりまして、前倒しでもって補正予算化をいたしまして、繰り越して来年度の工事に向けるという予定でございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。
◆15番(苅谷進一君) 先ほど畔蒜課長から御説明いただいた、例年よりどのくらい多いんですかね。概略でいいですよ、細かいところはいいですから、イメージを教えていただければと思います。それはどういう状況でこうなっているのかも、分かる範囲でお願いできればと思います。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの御質問にお答えいたします。 12月が例年に比べまして2,000万円ほど多く請求されておりまして、内容を調べましたら、脳疾患系の病気と心疾患系の病気、こちらの医療費が請求されたことによりまして、例年と比べまして12月が2,000万円、あと1月、2月が1,000万円ぐらい例年より多くなりました結果、3月分の支払いのほうが不足してしまいまして、上旬に支払うことになりますので、今回、提案した次第であります。 以上です。
○議長(石田勝一君) 苅谷進一君。
◆15番(苅谷進一君) 3回目ですので、最後ですので。 件数的にはそれ、畔蒜さん、どのくらいだったのかということが一つと、それから学校教育課のほうについては先議でやるということですから、すぐ入札関係を執行すると思うんですけれども、恐らく議会承認の要らない金額に、全体では結構いい金額になるんですけれども、個々で言ったら大体どのくらいの金額になるんですか。例えば1中学校当たり幾らくらいとかって、その辺をちょっと参考までにお知らせいただければと思います。 以上です。
○議長(石田勝一君) 畔蒜福祉課長。
◎福祉課長(畔蒜稔行君) ただいまの御質問でございますが、件数はそんなに変わらないんですけれども、一件一件の医療費の金額が高額だったため、こういう結果になりました。 以上です。
○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、ただいまの御質問でございますけれども、小学校の1校、豊栄小分としまして、予算としましては4,555万円でございます。 それから、中学校ですけれども、すみません、学校別につきましてはちょっとお時間をいただきまして、後ほど回答させていただきたいと思います。申し訳ございません。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それでは、この予算についてちょっと何点かお聞かせ願いたいと思います。 医療機関感染症拡大防止対策支援給付金給付事業、これはちょっと詳しくどのような形でやるかということと、財源はこの
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が充てられるのかということが2点目で、その次にこの感染症検査費用助成事業ですか、職員とか入所者、入所予定者のPCR検査、これはどのぐらいの人数を対象とするかということをお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) それでは、林議員からただいま3点の御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。 まず、1点目でございますけれども、医療機関感染拡大防止等の給付事業の内容でございます。 こちらにつきましては、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策に取り組み、市民の命や健康を守るために医療提供体制の維持確保に取り組んでおります市内の医療機関に対しまして、支援金を給付するものでございます。 内容といたしましては、対象ということで、令和2年4月7日から給付金の申請を行うまでの間に30日以上の診療実績があり、かつ一般社団法人旭匝瑳医師会、または一般社団法人香取匝瑳歯科医師会に所属する市内における医療機関ということでございます。 1医療機関当たり30万円、また
新型コロナウイルス感染症患者の入院受入れ体制を整えるために病床を確保して、かつ
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、特に必要と認める取組を実施した医療機関に当たっては100万円ということでございます。この財源につきましては、議員御指摘のとおり、交付金が財源となっております。 次に、感染症検査費用助成のことでございますけれども、施設の助成ということでございますけれども、市内におきまして、介護施設及び障害者施設等の入所施設の職員及び入所者につきまして、まず1つ目といたしまして、そこの施設内で感染者が発生した場合におきまして、濃厚接触者として特定をされた方につきましては行政検査が受けられるということでございますが、行政検査の対象とならなかった職員、及び入所者の不安を解消するために施設が必要と認めた場合に、その検査費用のうち1万円を上限として助成をするものでございます。 もう1点は、同じくこの施設に新たに入所される方につきまして、施設のほうでPCR検査が必要だと判断された場合に、その検査費用を上限1万円として助成をするというものでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 先ほどの100万円と30万円の件なんですが、これは件数、ちょっと分かればお教え願いたいのと、それとPCR検査の関係、この金額が2,341万6,000円となっていますが、これは何人ぐらいを予定しているのかと。分かればなんですが、PCR検査は1万円が限度額ということは何万円ぐらいかかると予想しているか、その辺をちょっと分かればお答え願いたいと思います。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、医療機関の助成のほうでございますけれども、まず医師会に所属している医療機関が、21が30万円の給付、1医療機関が100万円、あと歯科医師会に属している医療機関が14でございます。 次に、施設の内訳といたしまして、まず感染者が発生した場合の施設の経費でございますけれども、対象の施設で約800人ぐらいを想定しておりまして、1万円掛ける800人で800万円、次に新規入所の場合でございますけれども、こちらにつきましては、こちらは期間が3月から9月までの7か月ということで、人数といたしまして7か月で420人、合計で420万円を想定しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 武田光由君。
◆9番(武田光由君) ちょっと確認をさせてください。 トイレの改修工事が、豊栄小と、あと中学関係が行われるということであります。その中で、手洗いの水道の蛇口を非接触型にするということであります。そういった中で、現在までトイレの改修工事が進んできたわけですけれども、来年度でトイレの改修が終わって、来年度にやるトイレの手洗いのところは非接触型ですけれども、今まで造ってきたトイレについては非接触型の蛇口にしなかったのか、その辺どのように考えられたのか、お伺いします。
○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 議員御指摘のとおり、来年度予定の3校につきましては非接触式を導入していく設計を組んでおりますけれども、これまで実施をしてまいりました学校については通常の形で進めてきたというところであります。 昨年に入りましてから、コロナの影響ということで、来年度実施の3校については急遽そのような形で対応させていただくということにした状況でございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆9番(武田光由君) 私、今確認したのは、なぜ以前、改修工事をやったところは非接触型にしなかったのか、その協議の内容についてお伺いしたいんですけれども、ちなみに蛇口1個の単価というんですか、簡単なものだと思うんです。蛇口を取って新しいものに入れ替えるということだけで、例えば古いところの蛇口を、新しいんでもったいないとは思うんですけれども、従来の手洗い場に持っていくとか、いろいろ方法はあると思うんです。単価的にネット等で見ると、1つの蛇口が取付けじゃなくて、単品で買うと1万円ちょっとで購入できるんですよ。 そう考えると、業者をつければある程度単価もなってしまうんですけれども、それを、ネット上での価格とはまた違うんでしょうけれども、そんなに高いものではないんですよ。その辺の検討をされたのか、なぜやらないのか、やらなかったのか、お伺いします。
○議長(石田勝一君) 二村教育長。
◎教育長(二村好美君) 議員の御質問についてお答えいたします。 今回の3校、新しくやる学校につきましては、今回、補助対象という形でこれが明記されたんですね。今まではそれは補助対象という形ではなかったわけですので、従来どおりの蛇口で工事を進めてまいりました。今回、補助対象になるということだったので、それも検討いたしました。技術に詳しい方の御意見等もいただいていたんですが、せっかくきれいなトイレを今、改造してきた中で、また蛇口をここですぐ取り替えるというのもいかがなものかということと、やはり値段には差があります。 確かに、議員がおっしゃるように、安値の単価のものもあるんですけれども、やはり故障等もしやすいということもありまして、今回はまずは新設するこの3校にのみ、試験的にまずやってみようということで踏み切って、今、現時点では工事を終えたところは現行の新しいそのままで、接触型のもので当分はやっていく、このように考えております。 以上です。
○議長(石田勝一君) 武田光由君。
◆9番(武田光由君) 今後、まだまだコロナの影響というんですか、やっぱり接触しないで済むのは接触しなくて済むような流れを、庁舎含めて非接触型にするわけです。しかしながら、確かにもったいないというのもあるんですけれども、価格的なものもあります。補助対象になったということもあります。しかしながら、全部やったとしても何百万円という数字にいくかいかないかじゃないかなと私は思うんです。 ある程度まで数字を出しながら、新しいからやらないというんじゃなくて、やっぱり子どもたちの健康を守るという意味で、今後、来年度はともかく、そういった国からの補助とか、そういうものがあればぜひやっていただきたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) それでは、お伺いいたします。 同じく非接触の蛇口ですか、水洗の設置工事ということで、あと庁舎からアリーナまでいろいろ数か所やるということであるんですけれども、大体これ何か所ぐらいの予算になっているのか、また市での公共施設が今あとどれぐらいあって、どれぐらいの分が、何%ぐらいがこれで完了するのか、ちょっとお伺いいたします。
○議長(石田勝一君) 布施財政課長。
◎財政課長(布施昌英君) ただいまの宮内議員の御質問にお答えをさせていただきます。 今回の補正予算で計上させていただきました8施設につきましては、56か所を整備させていただきます。この8施設につきましては、120か所があるんですけれども、既に4か所、非接触式となっておるところがありまして、56か所をプラスしますと60か所ということになりますので、約半分が非接触式になるという見込みでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) はい、分かりました。ということで、これは今後、予算を見ながらこういうこともどんどん進めていってください。 あともう1点、新生児応援給付金事業ですけれども、今回また期間延長ということなんですけれども、これはやっぱり引き続きコロナが長引いているというようなことかと思うんですけれども、その辺の延長理由、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの宮内議員の御質問にお答えをさせていただきます。 新生児応援給付金につきましては、出生を令和2年12月31日までとして実施をした事業でございますが、新型コロナの終息が見えず、
緊急事態宣言が再発出されたことから、出生者の期限を令和3年3月31日までに出生された方ということで、予定といたしましては35名を予定しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それでは、まず3点ほどお聞きいたします。 先ほどからの質問にもありました医療機関の感染症の拡大防止対策支援金給付事業なんですけれども、これ先ほど課長のほうからその内訳が説明がありましたけれども、この積算根拠というんでしょうか、1施設30万円プラス70万円ということだったでしょうか。そうすると、積算根拠がもし分かればお教えいただきたいと思います。 そしてもう1点、その感染症検査の費用助成事業の中で、今回、想定している人数で見ますと、今これは市民全員ということではなくて、要するに必要な人に必要な助成をするということだと思いますけれども、非常にこれが広報する部分で、これから広報していく部分で非常に難しくなってくるのかなという。というのは、市民というか思いの中で、どうしてもPCRやりたいという思いが先に出てしまって、どうしてもこの費用助成の部分というのが限られた必要な人にやるんだよということを厳格に、そうしたことをしっかりと広報していただく必要があると思うんですが、その広報に向けてのそうした今現在分かっていることがありましたらお教えいただきたいと思います。 それで、もう1点は、中学校費の中で、八日市場第一中学校他2校の管理費、そうした中で、今回、研修費用ということなんでしょうか、これ管理費ということで挙げられているんですが、このちょっと詳細というか説明をいただければと思います。 以上3点、お願いいたします。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの都祭議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目の医療機関の積算の根拠ということでございますけれども、近隣の旭市、銚子市におきましては、昨年中に同様の助成をしております。旭市におきましては、各医療機関に20万円、銚子市につきましては、医療機関が20万円で病院が100万円ということでございました。 匝瑳市の補助といたしまして、ちょっと時期が遅れたということもございまして、匝瑳市といたしましては30万円と100万円というふうにさせていただきました。 次に、2点目の検査の広報ということでございますけれども、PCR検査につきましては、発熱等の症状のある方につきましては、かかりつけのお医者さんにおいて診断をしていただいて行政検査ということでございます。 今回、助成をいたしますのは、その検査の対象とならなかった方、身近なところで感染が起きて、自分は検査の対象にならなかったという方の安心を求めるというものでございますので、先ほど議員がおっしゃられましたとおり、広報につきましては分かりやすく説明をさせていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、ただいまの御質問、中学校管理費における研修の部分でございますけれども、御存じのとおり、昨年の夏、コロナで4月、5月、2か月間の長期にわたる臨時休業を行ったことに対応しまして、夏季休業、夏休みを短縮して学校のほう、教育活動を行ったということがございました。 その関係で、夏に通常、毎年、職員のほうで職員研修をやっているんですが、それがなかなか十分できなかったというふうなことから、国のほうからの指導通知もございまして、このたび研修ができなかった部分に関する書籍等を購入して研修をするようにというふうなお話がございまして、このたび補正としてお願いをしたいというものであります。なお、この中身につきましては、中学校だけではなく、小学校の全校並びに中学校の全校ということで考えてございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それでは、まず最初の医療機関の支援金のほうなんですけれども、その積算の根拠は分かりました。 それで、今、各医療機関、これ診療所、病院も含めて、そうした発熱の方に対応するのに、やはり独自の発熱外来というんでしょうか、トリアージをして診療に当たっているというのが現状だと思います。 やはりこれ市民病院でも、そうした対応した方への手当というんでしょうか、そういったものが以前、予算の中で認められているかと思うんですけれども、やはりこれからまだ今回の新型コロナの終息というのはまだ分からない中で、これからも続いていくと思うんですけれども、今回こういう支援というのはありがたいと思うんですが、今後も市内のそうした状況をぜひ情報収集していただいて、そうした診療に当たる方の実情を把握していただいて、今後も継続した支援できるような形、今回一時的に支援金ということで頂くようになるとは思うんですけれども、今後、やはりそうした診療所にとって、病院にとって、これからそうした対応していく中で、やはり継続的なそうした職員に支払う手当ですとか、市民病院と同じような形のものができるだけ近づくような形で手当てしていただければと思いますので、その辺をお願いしたいと思いますけれども、それに対するお答えをお願いいたします。 それと、感染症検査の費用の助成につきましては、これやはり必要な方が受けられるような形でぜひ広報していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、中学校の管理費ですけれども、書籍の購入ということで研修のほうは了解いたしました。今、ウェブですとか様々な研修が各機関で行われていると思いますけれども、こうした研修等にもこれ活用できるのかどうか、その点、お答えいただければと思います。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) それでは、ただいまの都祭議員の御質問にお答えをさせていただきます。 継続をしたそういった手当等の支援が必要ではないかということでございますので、今後も引き続き旭匝瑳医師会さんとも連携を図りまして、調整を図ってまいりたいと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、中学校、小学校等の研修に関わる部分でございますけれども、基本的には先ほど申し上げました、夏休みにできなかった研修に関して書籍等の購入をして研修をする、あるいは例えば新型コロナの感染症対策であるとか、通常の教育相談であるとか、そういった内容もろもろございますけれども、基本的には学校が計画した研修に対して研修をしてくれというふうなことでございます。 以上です。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それでは、その医療機関の支援金につきましては、今後もまたそうしたちょっと検証というか、していただきまして、継続した形で実施できるような体制でぜひお願いしたいと思います。 中学校の管理費につきましては、状況分かりました。夏休みにできなかった研修ということで分かりました。もしそういう対象拡大というか、その中でそうしたことにも活用できればと思ったものですから、ぜひ汎用拡大お願いして質問を終わります。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 単純なところからお伺いしたいんですが、議案第7号が、本日、開会日の先議という理由なんですけれども、国からの国庫支出金の歳入との関係なのかなと思うんですが、なぜ先議なのかというのをまず御説明ください。 それから、その歳入の内訳見ますと、国庫支出金が2億859万7,000円、市債、それから市の繰入金というのがありますけれども、国庫支出金が歳入のほとんどで、じゃあこれをどういう歳出に向けるのかということが大事だと思うんですね。そこで、生活保護費というのは、別途、財政調整基金繰入れと生活保護費等負担金というのが来ていますので、生活保護は今回の国庫支出の関係は外れていると、全く外れていると。 歳出の13ページの真ん中の医療機関感染症拡大防止対策支援金、それからもう一つの感染症検査費用助成事業、この2つが特別、コロナ対策というはっきりしたところだと思うんですね。 そのほかは、ざっと見ると非接触型の蛇口の設置工事費と、もうほとんどそれですよね。先ほどのあれだと56か所ですか、約半分、全体の半分について非接触型の蛇口工事をするんだと。これは広く解釈すれば、理想を考えればコロナ対策と。ですが、なぜこれになっているのかなというふうに、ちょっと疑問があります。 ですので、当然、市長を筆頭とする新型コロナウイルス対策の対策会議ですか、そこで十分、検討協議した結果、こういう歳出の在り方をしようということになったんだと思うんですね。では、じゃあどういう検討協議でこういうこと、判断になったのかなというのを詳細な説明をいただきたいと思うんです。 私の頭で考えるには、国からのコロナ対策の臨時交付金ですので、まずPCR検査をしたいと切望している方、それからする必要があるだろうと一般的に思われる状況にある方に助成するというのを、もっともっと拡大すべきじゃないのかなと思うんですね。 それから、医療機関に対する支援、助成とか、そういったことにも、今回は民間に対してはありますけれども、市立病院には全然出していないわけですよね。じゃあ市立病院のトイレ等の清潔感、清潔問題、それから日々の清掃、消毒は本当にコロナ対策として十分であるのかと、もっと手をかける必要があるんではないかというふうにも思うわけなんですが、そういったことは考えられなかったのかというふうに思います。 それから、この水道の蛇口工事については56か所ですが、入札で行うんでしょうか、業者選定は。全部56か所、1つを1工事業者を選定するというような入札で行うんでしょうか、御説明をお願いいたします。
○議長(石田勝一君) 布施財政課長。
◎財政課長(布施昌英君) 私からは、この先議をお願いした経過について御説明をさせていただきます。 議員おっしゃられたように、今回、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市の支援策、対応策ということでの補正予算ということで、今までも臨時会ですとか、そういった形で早急に対応するためにお願いをしてあったということで、今回、先議をお願いするものでございます。 それとあと、蛇口の交換の入札の関係でございますけれども、これはそれぞれの管理費のほうに計上させていただいておりまして、一つ一つというわけじゃないんですが、それぞれの施設ごとに執行するということになります。 それで、この金額のほうでございますけれども、入札の金額に該当しないということで、これ随意契約のほうで執行させていただきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) それでは、私からは、市独自支援策の決定、なぜこういう形で施策を決定したのかという点につきまして御答弁申し上げます。 本市の市独自支援策につきましては、臨時交付金の目的でございます感染症拡大の防止あるいは地域経済、市民生活の支援という観点から検討いたしまして、今回の施策につきましては、感染症の拡大の防止という観点から水洗蛇口等の交換というところの施策を決定したものでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 小川
健康管理課長。
◎
健康管理課長(小川豊君) 私からは、PCR検査の関係でございますけれども、先ほど施設のことを申し上げましたが、一般の市民の方で不安を持っていらっしゃる方につきましては、対象者を人口3万5,600人の約3%、1,100人として…… (「ゆっくり、大きな声でお願いします」と呼ぶ者あり)
◎
健康管理課長(小川豊君) 一般の方の助成の関係でございますけれども、匝瑳市の人口3万5,600人の約3%、1,100人の方を対象にするということで予定をしております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林企画課長。
◎企画課長(林雅之君) 私からは、先ほどの市独自支援策の決定の経過のところなんですけれども、補足をさせていただきます。 対策本部の前に各課から施策案を募集いたしまして、各課から32件の施策の案がございました。その中に水洗トイレの関係等もございました。 (「すみません、ちょっと聞こえないんですけれども」と呼ぶ者あり)
◎企画課長(林雅之君) はい。コロナの対策本部の前に各課から施策案の提案をいただきまして、その提案を基に対策本部で検討をして決定したという経過でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 私の考え方、観点で言うと、PCR検査ができる体制があるんだということが分かったわけですね。これだけ、検査1件1人1万円上限として助成するということを設けるわけですから、去年の今頃のように検査が全て保健所の許可がなければできないというようなものではなくて、しようと思えばできると。 それで不思議だったのが、高齢者支援課の職員の方1名、コロナウイルス感染されたと。1日消毒ということで業務を止めたわけですね。ですが、濃厚接触者は職員、市民いないと判断されて、一切PCR検査しなかったそうですね。 濃厚接触者がいなかったというのは、全員一日中マスクをつけていた、また一、二メーター常に離れていたとか、そういうことでの保健所の判断ではなかったかと思うんですが、でも本当に思ったんですけれども、高齢者支援課という業務上、高齢者それから介護をされているような家族の方とか施設職員の方とかといった方々と対面で打合せをしたり、また相談し合ったり、訪問したりという、そういう職員、業務ですよね。その方々の検査、しなくてよかったのかと。 また、若い方だったらば、陽性であっても本人は症状として出ない場合が多いとも報道されていますよね。ですので、そういったことすらもしなかったと。ところが、学校関係は、やっぱり心配だということからだと思うんですが、予算の問題ではなくて、児童、職員、また幼稚園なんかがそうですよね、皆さん検査されたと。 ですから、まずお金、予算、費用の問題が考えられるということがあると思いますので、助成、あるいは市の関係では予算を組んで、PCR検査等きちんとやるということをつくっておくべきではないかと思うんです。 それから、蛇口の工事は、蛇口の工事をどうせ4月以降の工事にするみたいですけれども、今やらなくても、それならば手を洗うところに手を洗うための石けん、液体石けん、それからさらにアルコール消毒を置いて、また清掃者の配置を拡充して、常に次亜塩素酸水ですか、そういったことでシュッシュッと消毒して回るような体制つくるとか、そういったことでこの1年、2年はしのげるんではないかと思うんですね。 ですから、そういう蛇口工事といったことにコロナ対策のための国の支出金を大きく充てるという、それしか考えられないのかということが大変疑問です。反論的なまた答弁いただければいいと思うんですけれども。
○議長(石田勝一君) 大木総務課長。
◎総務課長(大木寛幸君) それでは、職員の検査の関係で、状況を御説明させていただきます。 ただいま田村議員のほうから高齢者支援課の陽性の件と、それから学校関係の件についての扱いに差があるというような御指摘をいただいたようでございますけれども、いずれも保健所の疫学調査の結果に基づきまして判断がされたということで、市のほうとしてはそれに従ったということでございます。 なお、検査の範囲が違うという内容の御指摘もございましたけれども、これは保健所のほうで、学校関係の部分については必要性があると認めた中で行政検査が行われたということでございます。逆に、一方の高齢者支援課の件についてはその必要がないという判断をされた、そういうような状況で対応を取ったということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 行政検査の判断の場合には、費用は持ち出しないですよね。国が全額出してくれると思います。行政検査の判断とならない場合に費用をどこが出すのかということで、いろいろと課題が出ているんだと思うんです。ですから、PCR検査、抗原検査というのも含まれるんでしょうが、そういった検査のために使える費用というのを、もっと大枠として用意すべきではないのかというふうに思うんです。 それから、4ページのところで、繰越明許費補正があります。これは今回の先議で決めようとしている令和2年度の補正予算を、事実上は令和3年度4月以降に実際の工事等を行うので、繰越明許にするのかなというふうに思うんですが、御説明ください。
○議長(石田勝一君) 布施財政課長。
◎財政課長(布施昌英君) 4ページの繰越明許費の関係でございますけれども、これは国の補正予算の関係で今回計上させていただいたコロナ支援対策でございます。これ全てが令和3年度へ繰り越すものではございませんで、本日、御審議をいただいた後、早急に執行していきたいというふうに考えております。 今年度中に執行できるものもありますし、例えばトイレの大規模改修工事は、当然、工期が今年度中に完了するものではございませんので、令和3年度に実際には執行になるというようなことでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかにありませんか。 加藤学校教育課長。
◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、先ほど苅谷議員からのトイレ大
規模改造事業の学校ごとの内訳についての御質問に関して、答弁保留しておりました件について御説明をさせていただきたいと思います。 まず、訂正でございますが、1点目、小学校の金額について誤りがございました。こちら資料にあります金額のとおり、資料15ページの一番上にありますとおり、小学校につきましては4,440万円でございました。失礼いたしました。 続いて、15ページの一番下にございます中学校のトイレの大規模改造、学校ごとの内訳としましては八日市場第一中学校が1億1,312万5,000円、第二中学校が1億1,862万5,000円ということで見込んでございます。 以上でございます。遅くなりまして申し訳ございませんでした。
○議長(石田勝一君) これをもって議案第7号の質疑を打ち切ります。 暫時休憩をいたします。
△午後0時01分 休憩
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△午後1時00分 再開
○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(石田勝一君) 前回の議事を継続します。 議案第12号 匝瑳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定についてを議題とします。質疑を許します。 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) それではお伺いいたします。 今回、東広での広域ごみ処理が開始されるということに伴ってのものかと思いますけれども、廃棄物の排出抑制及び適正処理について必要な事項ということなんですけれども、改めてこの概要をお伺いしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) それでは、この条例の概要ということで御説明をさせていただきます。 本条例につきましては、これまで匝瑳市ほか二町
環境衛生組合で匝瑳市のごみ処理を行ってまいりました。4月1日以降、東総広域市町村圏事務組合でのごみ処理に変更になります。それに伴いまして、これまで
環境衛生組合で規定しておりました条例を匝瑳市において規定するというものになります。 とりわけこの条例につきましては、議員おっしゃいますように、目的としましては廃棄物の排出を抑制し、再利用を促進する。そして廃棄物を適正に処理して生活環境の保全、公衆衛生の向上、そして資源の循環といったものを図ることを目的としております。 内容としましては、市の責務、事業者の責務、市民の責務ということで規定しておりまして、それから家庭系廃棄物の処理、また資源物の収集等について定めております。詳細につきましては条例のとおりでございますけれども、これまで行ってきた、今
環境衛生組合ではごみの収集運搬と焼却処理を行っております。今後、市におきましてはごみの収集運搬を行うことになりますので、この収集運搬の委託業者、あるいは収集運搬業者の許可もこの条例に基づいて出すことになります。 また、これまでごみ処理の手数料としまして、ごみ袋でございますね、小売店のほうで販売していただいて行っておりました。これも
環境衛生組合で行っていたんですが、4月1日以降は匝瑳市が行うということになりますので、その内容につきましてもこの条例で定めておるものでございます。 今回、先議としてお願いしました主な理由につきましては、この一般廃棄物の収集運搬業務につきまして、業者から申請をいただいて市で許可を出すという事務がございます。また、ごみ袋につきましても4月1日からの利用ということを考えますと、3月中に小売店で販売をしていただかないと、そこには間に合わないということもございまして、この条例御可決賜りましたら直ちにその準備に取りかかりたいということで、先議のお願いになった次第でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) 分かりました。改めてそのごみ袋ですか、市民の方たちもいつから買えるんだろうかということで、本当に4月から使えなくなったりするというようなことも、いろいろあれされておるところなんですけれども、この条例が通ればもう、すぐ業者のほうは市のほうで購入できるようになって、販売が今後されていくということでよろしいのか、もう一度確認させてください。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えいたします。 この条例が御可決いただきましたら、直ちに事業者のほうに案内しまして、購入手続のほうできるようにしたいと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 平山政利君。
◆5番(平山政利君) 今ごみ袋の件について、私のほうも結構市民の方から質問を受けるんですが、そのごみ袋、今現在、要するになくなっちゃった場合、当然購入しに行きますね、新しいごみ袋を買いに。そうすると、当然今現在使っているごみ袋を購入するわけです。あと4月1日から今度新しいごみ袋になりますと。そうすると、今持っているごみ袋、これは正式にいつまで使えるのか。 生ごみの分については構わないんですが、資源ごみ、それはなかなか1袋買っちゃうとなかなか使い切れないですよね。だからそういうのもはっきりいついつまでということで、市のほうから一般市民の方にちゃんといついつまで使えますよ、さもなければ持っている分は期限はありませんよくらいの、通知か何か出していただければと思いますが、どうですか、それ。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの平山議員の御質問にお答えさせていただきます。 ごみ袋の扱いでございますが、現在、匝瑳市ほか二町
環境衛生組合で作っておりますごみ袋も、4月1日以降も引き続き使えることにしております。ごみの袋の種類が変わりますので、これまで可燃ごみの袋として使っていたものは、4月1日以降は普通ごみの袋として使っていただく。また、資源ごみの袋につきましても、新たに4月1日以降も資源ごみの袋として使っていただけるというふうになっております。 もう一つ、不燃ごみというのがございました。赤い袋ですけれども、その不燃ごみにつきましてはどちらの用途にも使える。普通ごみにも資源ごみにも使えるということでございます。ただ、内容の分別につきましては、新しい分別方法で分けていただいて御利用いただくというような形になっております。 めどとしまして12月いっぱい、今年いっぱいぐらいに御使用いただきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 平山政利君。
◆5番(平山政利君) 今課長のほうから、めどとして12月いっぱいと今お話がありましたけれども、これやはり周知徹底したほうがよろしいかと思うんですね。特に資源ごみは月に2回ですか、収集が。そうすると1袋購入しちゃいますと、なかなか使い切れないというのがあるんですね。ですから、それはやはり一番皆さん困るのが、これいつまでということを知りたいと思うんですよ。ですから、その点、ある程度周知徹底のほうをよろしくお願いします。 以上です。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) 収集につきましての周知徹底ということでございます。広報、ホームページ、近くなりましたら防災行政無線等を使って周知を図っていきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 浅野勝義君。
◆12番(浅野勝義君) 議長に確認しますが、これ12号を今やっているんですよね。今ちょっと所用で出ていたもので、12号ですよね。 この19条の中に、「空地を所有又は管理する者は、その空地にみだりに廃棄物が捨てられないように、適正に管理しなければならない。」とございます。その2として、「前項に規定する者は、その空地に廃棄物が捨てられたときは、その廃棄物を自らの責任で処理しなければならない。」とあります。この空き地という文言の定義についてお尋ねします。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 空き地の定義ということでございますが、現在、主な目的として、例えば宅地としてとか畑として使われていない未利用地といいますか、そういった土地を想定しております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。
◆12番(浅野勝義君) そうしますと、この畑とか宅地とかという形のところに捨てられた場合には、どのような対応をお考えでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 宅地あるいは畑ということでの土地についてということでございますが、この条例でいいますと、9条のところに占有者の義務ということで書かれております。土地を使用している者ということで、こちらで定義させていただいております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 浅野勝義君。
◆12番(浅野勝義君) 文言については分かりました。 しかし、ちょっとこれ矛盾があるんですが、この土地の所有者が勝手に廃棄物を投棄されたために、それを片づける義務を負うというのは、何かこの辺ちょっと問題が、被害者ですよね。この空き地の所有者は被害者になるわけでありまして、被害者がその後片づけをするというところはちょっとこれ問題があろうかと思いますが、その辺についてどのようなお考えでしょうか。 例えば、捨てられた場合、軽いものじゃなくて重量のものを捨てられたと、投棄されたとか、その場合も含めてということになると思うんですよ。ですから、そうしますと自身では、持ち主では片づけられないような問題も出てくる可能性もあるわけでありまして、完全な被害者がその傷口を癒やすと、自分自身で癒やすというような形になろうかと思うんですが。 ですから、これはあくまでも加害者があるからこういう問題が起きるのであって、これは土地の所有者には責任がないというように考えるべきだと思いますが、その辺の見解、これは新たな条例ではないと思うんですが、その辺の意味合い。 例えば実際にそういう不法投棄があった場合に、市としては何らこれには関与できないと、しないと。しなくてもいいということになろうかと思うんですが、その辺について市としての立場をひとつお答えいただきたいと思います。御教示いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず、土地の管理ということで、これまでもそうだったんですが、被害者として第三者から廃棄物を捨てられてしまったと。例えば冷蔵庫とか、そういった家電製品を捨てられてしまったとか、そういったことも多々ございます。それにつきましても、被害者としてまず警察に被害を届けていただいて、その犯人といいますか、捨てた人の特定ができるものであれば警察のほうで捜査して、検挙なりしていただくということになります。 ケースバイケースでございますけれども、近年では、産業廃棄物が民地に捨てられるということもございました。その件につきましては、市といたしましても廃棄物の不法投棄の監視という業務もございますので、その中で県と連絡を取りながら、もちろん警察も含めてですが、対応して行ったケースもございます。 ですので、一概にこのとおりということではございませんが、基本的には土地の所有者がまず第一義として片づけていただく義務を負うということと、捨てられないようにふだんから管理をしていただくというのが基本になります。また、では投棄の禁止と、要するに捨てる人が悪いに決まっているんですけれども、そこにつきましては次の20条のほうで投棄の禁止ということで、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」ということでやっておりますので、捨ててはいけないという大前提の下で、各自の土地についてそれぞれ管理していただくということの内容になっております。これまでどおりでございます。 以上でございます。 (「詳細が分かれば」と呼ぶ者あり)
◎
環境生活課長(鎌形健君) 詳細にということでございますが、例えば台風被害のありました年に、飯塚の開畑地区のほうで、農地になりますけれども、そこに産業廃棄物が投棄された事件がございました。これにつきましても被害者の方、それから警察に届けていただきまして、市とそれから県のほうで対策を協議しまして、パトロールの強化ですとか、あと夜間、それから早朝の確認、そういったものを行ったり、あと県が管轄を超えた範囲の中で、捨てられたものの特定をしたりしまして、実際に捨てた会社を特定して処理させたといった事例もございます。 ですので、被害の状況とかによってそれぞれ対応が変わってくると思います。市は関係ないということではなくて、あくまで相談をお受けして、しかるべき手続なり手段を相談受けながらやっていきたいということでございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑ありませんか。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それでは2点ほどお尋ねしたいと思います。 これは新規にこの条例は制定すると思うんですが、
環境衛生組合にも同じ条例があって、それが廃止されてこっちへ持ってきたと思うんですが、
環境衛生組合と条文的にちょっと違うところがあるように思うので、その辺をあるとすればお示し願いたいのと、それとこの廃棄物の処理及び清掃に関する法律ってございます。それでこの中に市の委託業者以外のものが云々で、この行為を行わないように命ずることができるとか、そういう条文がありますが、罰則規定はその法律が対応するのでしょうか。罰則規定があるかないかということをお伺いしたいと思います。 以上です。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの林議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目の匝瑳市ほか二町
環境衛生組合の条例との大きな違いでございますけれども、
環境衛生組合では、ごみを処理、処分、焼却ですね。それと最終処分場の処理を行っておりました。ですので、そこの部分についての記載がございますが、匝瑳市の場合には、その焼却、また最終処分ということにつきましては
東総地区広域市町村圏事務組合で行いますので、主に収集運搬についてを規定している内容となっております。 また、罰則規定でございますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律のほうで規定はされておりますが、この条例では特段定めはございません。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) その罰則規定なんですが、法律が委任されて条例をつくって、その罰則規定が法律のほうの対象になるかということを、これ命ずるだけで何もやらなかった、この行為を行わないよう命ずることができると。これ命じても何もしなかったら、何もなかったらそのままで、この条例上は終わるのかということをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの罰則についてでございますが、法律のほう手元に用意してございませんので、改めて御回答させていただきたいと思います。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 何点か意見がありますので、お尋ねしたいと思います。 目的はなかなかはっきりと示されているなと思うんですけれども、定義では廃掃法、法律の定義によるということで、これが基になっているというふうにまず示しているわけですよね。廃掃法の法律では、一般廃棄物というのは、産業廃棄物というのは何であるということを細かく指定し、その産業廃棄物でないものを一般廃棄物とするという定義なんですよね。その産業廃棄物の中には、ガラスくずとか陶磁器くずとか、鉄くずとかそういったことも産業廃棄物の項目の中に入っていると。 それで、事業者の責務という4条のところが読んでいて甘いんではないのかなというふうにすごく思ったんです。事業者というのは、匝瑳市の条例ですから市内の事業者と。それで「事業者は、事業系廃棄物の排出を抑制し、再利用を促進する等により、廃棄物の減量に努めなければならない。」、これはよろしいと思います。 それで、次なんですけれども、2項が、「事業者は、物の製造、加工、販売等に際して、その製品、容器等が廃棄物となった場合は、その回収に努めなければならない。」、回収に努めなければならないで終わってしまっているんですね。これは少なくても回収し、法に基づき処理しなければならないまで書かなければならないんじゃないのかなと思うんです。 それで、事業系の廃棄物というのが産廃なのか、一般廃棄物のものなのかというのはこの4条では示されていないんですよね。これまでの市町村、あるいは組合としての廃棄物処理に当たっては、産廃はやらないと。全て一般廃棄物を処理するんだと明記していました。ですから、事業系廃棄物というのも産廃であってはならないと。事業系廃棄物でも一般廃棄物として扱える範囲のものというんですか、そういうような位置づけがきっちりされていたと私は思っています。 それから4条の3項で、「事業者は、事業系廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。」、それから4項で、「市の施策に協力しなければならない」で事業者の責務が終わっちゃっているんですよ。そうすると具体的なイメージで言うと、廃業あるいは製造したものが販売できなくて余ってしまったと。瀬戸物だったり、ガラス製品だったり、そういったものも回収し、自らの責任で適正に処理するならばよいということですから、家庭から出る一般廃棄物と同じような扱いで大量に焼却処理ということで、できるんではないかと。何らその条例には違反していませんよということはあり得るんではないかなと思うんですね。 再三議会で述べさせていただいていますが、成田富里で建設された溶融炉が、何か原因としては陶磁器系がたくさん入っちゃって、それで完成してから数か月で大きな修理、1億円をかけての修理が必要になったということもありましたよね。ですから、この4条の事業者の責務ということは、あまりにも曖昧で甘いんではないかと。もう少し細かく明記すべきじゃないかなと思うんですが、どうなんでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の御質問にお答えさせていただきます。 第4条、事業者の責務というところで、内容の規定が甘いのではないかという御指摘でございますが、例えば4条の2項に、「事業者は、物の製造、加工、販売等に際して、その製品、容器等が廃棄物となった場合は、その回収に努めなければならない。」ということで、これは努力ではなくて回収させるべきではないかというような御意見でございます。 実際、事業者の排出するごみにつきましては、事業系一般廃棄物と言われるものが処理の対象でございまして、産業に伴って廃棄されるものは対象にしておりません。ですので、廃掃法でいう産業廃棄物に指定された品目もそうでございますけれども、例えば商品そのものであったりということも、この対象にはなってございません。 実際に、具体的には例えば販売等に際して、その容器等が廃棄物になった場合ということで申し上げさせていただきますと、例えばスーパーで売っているお弁当ですとか、海産物の調理加工品ですとか、そういったものが商品として販売されまして、家庭で消費された後はそのトレーとかは廃棄物となるわけでございます。それらにつきまして、例えばスーパーではそれぞれ努力ということで、それらのトレーの回収ということでやっている事業者もございます。 しかし、まだまだ全ての商店や事業者がそういったことができるかといいますと、現実的にはできないということが実態でございます。円滑に処理をしていく中で、また、環境への認識が高まる中で、その努力を進めていただくというふうには考えておりますが、現時点で完全に回収を義務づけるというところまではいっていないのが現状でございます。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それでは1点質問させていただきます。 2ページにあります家庭系廃棄物の処理の項目の中で、「生活環境の保全上支障が生じないうちに収集し、これを運搬し、処分しなければならない。」というふうになっております。これは市の責務というんでしょうか、処理の方法として書いてありますけれども、実際、地域のごみステーション、集積場所なんですけれども、今回、松山の施設が一旦休止になるということもあって、市民の方からも問合せが我々議員のほうにも大分来ているようでございます。 その中でも、地域にごみステーションがなくて、集積場所がなくて、直接松山のステーションに搬入していた例が大分あったかというふうに聞いておるんですけれども、このごみステーション、今回新たにごみの収集計画ができる中で、地域の中でのごみステーションの設置状況というのはどうなのか。いわゆる駆け込みで設置してくれというふうなことも結構多いんじゃないかと思うんですけれども、そうしたごみステーションの設置に関しての市の、行政の対応というのはどうなっているのかお聞きしたいと思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまのごみステーションに係る行政の対応ということで御質問いただきました。それについて回答させていただきます。 ごみステーションでございますが、現在は一市二町
環境衛生組合でステーションの位置の管理を行っております。把握して、そのステーションを指定日に回収に回るということで行っております。今後はそのステーションの位置を引き継ぐ形で、市のほうでそこの収集ポイント、ステーションを回って事業者のほうに回収していただくという予定でございます。 そのステーションの密度といいますか、市内全体の配置といいますか、そういったことについてでございますが、地域によって数の多い地域、また数の少ない地域というのはございます。実際問題、数の少ないところは各個人の方が、ある程度まとまったら
環境衛生組合に直接持って行って処分しているというのが実態だと思います。 今後、そういった地域でごみの収集ポイントが必要だということでありましたら、近所、1軒というわけにいきませんので、おおむね10軒程度を目安にしておりますが、まとまっていただいて、それぞれ地元でそのステーションを管理していただくという前提の下でステーションを設置していただくというふうになっております。 ですので、もしごみステーションの設置の希望がございましたら、4月以降につきましては、匝瑳市役所の環境生活課のほうで相談をお受けしまして、その設置の申請を受け付けて、回収の日程を決めて行うということになります。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) ごみステーションにつきましては、ごみステーションの件ではなかったかと思いますけれども、ほかの議員さんからもごみの出し方の中で、例えば高齢者がごみを出すにも非常に困難しているんじゃないかというような質問があったかというふうに記憶しているんですけれども、やはりこれからこうした条例ができる中で、やはり集団でごみの回収、そうしたものが地域で広まればいいのかなと思います。 やはりそうした高齢者の方、ごみ出しが不便な方も近くにあればごみ出しができますので、それで、今課長がおっしゃられた二町
環境衛生組合のほうから今度移管するような形でしょうか、引き継ぐ形で市がそうした管理のほうを把握するということですので、そうしたこれも情報収集といいますか、地域のほうの状況の把握ということになるでしょうか、そうしたことも積極的に行っていただきたいと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 これまでも地区の区長会、区長さんを通じてですとか、様々な御相談があったりしております。その都度、最もそこの地域にふさわしいやり方ないし集団のつくり方というようなことで御相談にお答えしているような状況でございます。今後は市が直接の窓口になりますので、より具体的な方策について御相談を伺えるのかなというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) 本当にこのごみの問題というのは、地域に密着した非常に大事な問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 椿日出男君。
◆4番(椿日出男君) 不法投棄の関係で1点お伺いします。 匝瑳市内には不法投棄監視員というのは何名程度おられますか、お答え願います。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。 不法投棄監視員でございますが、市内で20名ということでございます。
○議長(石田勝一君) 椿日出男君。
◆4番(椿日出男君) その20名の勤務体制は、毎日交代でしょうか。それとも週に2回程度とかいうふうなことでしょうか。そこ分かったら教えてください。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) 不法投棄監視員の皆様におかれましては、日頃からそれぞれの地区について監視をいただいております。特に回数を定めて行うということではなくて、それぞれの地域の実情、もし不法投棄とかが発生すれば、それこそ頻繁に見ていただいたりしております。 そのほかに、市のほうで日にちを定めまして合同パトロールということで、市の職員と各地区、3地区ぐらいの監視員の方が集まっていただきまして、それぞれの地区を一緒に合わせてパトロールするといった活動も定期的に行っております。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) 4ページの一般廃棄物処理業の許可ということで、12条から13条とか出ているんですけれども、一般廃棄物の収集または運搬の事業というのと、一般廃棄物の処分の事業という2つのことについてここで示されているんですが、先日郵送で、各家庭に配布されたんではないかと思うんですが、4月からの家庭などのごみ処理、分別とか、ごみ処理についてのパンフレットなどが送られてきました。 その中で、今まで粗大ごみと言っていた大きな、例えば古いたんすとかそういったものだと思いますが、粗大ごみについては市役所に電話してどうのじゃなくて、市役所に聞くことはできるんでしょうけれども、民間の業者に頼んでくださいと。手数料、料金が業者によって異なるというような表示があったように思うんですね。 そうすると、この12条からの一般廃棄物の収集運搬、それから処分というので、私たち市民、それから匝瑳市という行政、民間事業者というんでは料金についてどういう関係になるんでしょうか。その自由契約というか、自由判断とか、どういうことなんですか。全般的な説明をお願いします。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員の御質問にお答えします。 まず、一般廃棄物の収集または運搬ということと、一般廃棄物の処分業ということでございますけれども、収集運搬につきましては文字どおり収集しましてそれを運んでいくと、それを業とするということでございます。それから処分業につきましては、そのごみを処分する。例えば焼却あるいは最終処分をするといった処分のことでございます。 それから、恐らく粗大ごみの運搬ということかと思いますけれども、ステーションに出せないごみの扱いのことだと思いますが、そちらにつきましては御自分で、あるいはどなたか頼んで松山の中継施設まで運べないというような方がいらっしゃいましたら、この許可業者のほうを紹介して運んでいただくというようなことになると思います。 料金でございますが、その業者によりまして物の規格、大きさですとか、あるいはそれに係る人足の配置ですとか、そういったものが異なると思いますので、それぞれにその都度聞いていただいて、見積りなり、あるいは料金設定なりを確認していただいて利用していただくというような形になるかと思います。 以上でございます。
○議長(石田勝一君) 田村明美君。
◆16番(田村明美君) これまでは、たしか1回1件2,000円でしたでしょうか。料金払って予約をして取りに来てもらうと。高齢者世帯などは大変助かったと思うんですが、2,000円と決まっていたと。取りに来てもらって、あとは松山の清掃工場などに持っていってくれて、そこで解体が必要なのか、分別が必要なのかというのは、そういったことを恐らくしてくれたんだと思うんですね。 今の説明だと、搬送するだけというふうにも聞こえるんです。それで、これまでのように粗大ごみという区分はないので、ほとんどが焼却するということなんだろうと思うんですが、それならば、粗大ごみについては民間業者に頼んでというよりも、隣のおじさんに軽トラックで運んでもらえればそれでよいというふうにも受け取れるわけですよね。パンフレットには簡単にそんなふうに書いてあったんです、粗大ごみの場合はと。 今までよりもサービス低下、どうも何かよく分からないというふうに思います。この条例は基本的なことで、この後規則とかつくるのかもしれませんけれども、あまりにも安易だなというふうに考えざるを得ません。もう少し詳細に条例化していただきたい。それから市民に対しても、あのパンフレットでは非常に分かりにくいというふうに思います。
○議長(石田勝一君) 鎌形
環境生活課長。
◎
環境生活課長(鎌形健君) ただいまの田村議員さんからの意見につきまして、御答弁させていただきます。 パンフレットが分かりづらい、あるいは今回の収集業務について分からないことが多いということの御指摘をいただいております。これにつきましては、今後市の環境生活課が担当窓口になりますので、分からないことがございましたら、電話でも結構でございますので確認をしていただきたいというふうに思います。 市のほうでもパンフレットをそれなりに工夫をして作ったわけなんですが、まだまだ至らない点、気づかない点、出す側としての着眼点といいますか、そういったところで至らない点が多々あるかと思います。そういったことも含めまして、ぜひ御意見を聞かせていただきまして、今後とも市民の皆さんが円滑にごみ処理できるように努めてまいりたいというふうに考えております。 御意見、御指摘がございましたら環境生活課のほうへぜひお願いしたいと思います。今後も丁寧な説明を心がけていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(石田勝一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) ないようですので、これをもって、議案第12号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号及び議案第12号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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△議案(第7号・第12号)に対する討論
○議長(石田勝一君) これより討論に入ります。 ただいまのところ通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して、採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石田勝一君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して採決に入ります。
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△議案(第7号・第12号)に対する採決
○議長(石田勝一君) これより採決をいたします。 議案第7号 令和2年度匝瑳市
一般会計補正予算(第11号)について、本案について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(石田勝一君) 起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 議案第12号 匝瑳市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について、本案について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(石田勝一君) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
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△次会日程報告
○議長(石田勝一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 3月1日月曜日及び3月2日火曜日は質疑調整のため休会とし、3月3日水曜日は定刻より会議を開き、大綱質疑を行います。
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△散会の宣告
○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会いたします。
△午後1時46分 散会...