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12月18日-03号

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  1. 匝瑳市議会 2019-12-18
    12月18日-03号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 1年 12月 定例会          匝瑳市議会令和元年12月定例会議事日程(第13日)                     12月18日(水曜日)午前10時開議1 開議2 一般質問  1番 宮内康幸君  6番 林 明敏君  9番 武田光由君3 散会---------------------------------------出席議員(17名)     議長  石田勝一君      副議長  都祭広一君     1番  宮内康幸君       3番  増田正義君     4番  椿 日出男君      5番  平山政利君     6番  林 明敏君       7番  山崎 等君(早退)     8番  行木光一君       9番  武田光由君    10番  小川博之君      11番  石田加代君    12番  浅野勝義君(遅刻)  13番  栗田剛一君    14番  佐藤 悟君      15番  苅谷進一君    16番  田村明美君---------------------------------------欠席議員(1名)    18番  大木傳一郎---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        水口 孝    次長          山崎利男 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         宇井和夫君 会計管理者       畔蒜稔行君   秘書課長        塚本 優君 企画課長        大木寛幸君   総務課長        大木進一君 財政課長        布施昌英君   税務課長        山下愼一君 市民課長        高橋康二君   環境生活課長      鎌形 健君 健康管理課長      小川 豊君   産業振興課長      塚本貢市君 都市整備課長      大木恒一君   建設課長        佐藤雅一君 福祉課長        堀田晴彦君   高齢者支援課長     林 雅之君 市民病院事務局長    太田和広君   教育委員会教育長    二村好美君 教育委員会学校教育課長 加藤雅博君   教育委員会生涯学習課長 増田善一君 農業委員会事務局長   土屋 修君 △開議の宣告(午前11時17分) ○議長(石田勝一君) おはようございます。 本日ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、去る12月11日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- ○議長(石田勝一君) 日程に先立ちまして、報告いたします。 都祭広一君より本職宛てに一般質問の取り下げの願いがありましたので、これを認め、議会運営委員会へ諮問、協議の結果、本日、武田光由君の質問順位を繰り上げることに決定いたしました。 一般質問については、本日3名、12月19日に予定どおり2名として行うことといたしましたので、あわせて報告いたします。--------------------------------------- △提出資料について ○議長(石田勝一君) ここで申し上げます。市長から、全員協議会資料の差しかえとして、資料2の2、第2次匝瑳市財政健全化計画(案)の提出があり、これを各議席に配付いたしました。 なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(石田勝一君) 配付漏れなしと認めます。---------------------------------------一般質問 ○議長(石田勝一君) 日程第1、日程に従いまして、これより一般質問を行います。 この際申し上げます。一般質問については、重複する事項は避け、円滑に議事を終了することができますよう御協力をお願いいたします。また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 一般質問の発言時間については、議会運営委員会において答弁時間を含めて60分と時間的制限を申し合わせしましたので、御協力をお願いいたします。 それでは、通告により順次質問を許します。 最初に、宮内康幸君の登壇を求めます。 宮内康幸君。     〔1番宮内康幸君登壇〕 ◆1番(宮内康幸君) 改めまして、皆さん、こんにちは。 議席番号1番、新政会の宮内康幸です。ネット中継をごらんの皆様、大変お忙しい中、お時間をおとりいただきまして、まことにありがとうございます。 先般の台風15号、19号、また台風に関連する大雨などの影響で、日本各地で甚大な被害が発生いたしました。これらの災害によりお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々に深くお見舞いを申し上げます。 今回、台風15号は観測史上最大の風速を記録し、千葉県を中心として多くの地点で強風や豪雨に襲われました。また、長期間にわたる停電で市民生活、道路などの交通、水道などのライフライン、生産や物流などの企業活動に深刻な影響が生じ、農業用ハウスは倒壊、野菜、果物、畜産等農林水産業における被害額は東日本大震災による被害額を超えたとのことで、被害の大きさを改めて認識いたしました。 災害は、今や日本全国どこでも発生することを想定し、激化する自然災害に対応するため、今回、当市でも見えた課題などの洗い出しが早期に必要だと考え、執行部におかれましては、国や県なども交え、今後の対応をお願いするものであります。 それでは、引き続き、急激な人口減少に歯どめをかけるべく、「ともにつくろう、あすの匝瑳」を合い言葉に、通告に従いまして一般質問に入らせていただきます。 まず初めに、災害時の情報収集情報発信並びに連絡体制についてです。 9月9日早朝に上陸しました台風15号は、観測史上最大の風速を記録し、千葉県を中心として多くの地点で強風や豪雨に見舞われ、匝瑳市におきましても同様に甚大な被害を受けたわけですが、特に電気や水道など市民生活に密着するライフラインにおいて停電や断水が発生し、多くの市民が今どういう状況にあるのかと、行政機関などの情報を頼りにしていたと思います。 そこで、台風災害が起こってからの情報収集、そして情報発信と連絡体制についての対応がどうであったのか、改めてお伺いいたします。 次に、避難所の開設と運営及び避難誘導についてです。 台風19号も東日本を横断して、各地に甚大な被害をもたらしました。幸い当市では被害は15号ほどではなかったものの、台風15号の経験から多くの市民が事前に避難行動をとったわけですが、台風15号での自主避難所、また19号での指定避難所の開設と運営について、問題はなかったのかお伺いいたします。 3点目に、災害時の状況確認等ドローンの導入及び利活用についてです。 今回の台風被害は広大な範囲に及んだことから、全体の把握が難しく、自治体間での連携のおくれにもつながったと聞いております。全容の把握には、被災自治体地方整備局による機動的な対応も必要であり、今後、ドローンなどを積極的に活用すべきであると思います。地球温暖化が進み、50年に一度と言われるような大きな台風も今や毎年起こりうる中、被害も深刻化する傾向にあり、被害状況把握は欠かせないものと考え、早期に導入すべきと考えますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。 4点目に、地域公共交通についてです。 人口減少少子高齢化が加速度的に進展することにより、公共交通事業を取り巻く環境が年々厳しさを増している中、特に地方においては公共交通機関の輸送人員の減少により、公共交通ネットワークの縮小やサービス水準の一層の低下が懸念されております。今後は、交通の問題としてだけで解決していくことは難しく、人口減少社会において地域の活力を維持、強化するためにもまちづくりの手段の一つとして捉え、地域の資源と組み合わせることで、まちづくり全体として考えていくことが重要であると思います。 そこで、地域にとって最適な公共交通ネットワークの実現に向け、現在の当市の取り組み状況をお伺いいたします。 5点目に、公共施設等総合管理計画についてです。 市では、長期的な視点に立ち、公共施設等の更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担の軽減を図るとともに、可能な限り次世代に負担を残さない、効率的で効果的な公共施設等の最適な配置を実現することを目的として、匝瑳市公共施設等総合管理計画を策定されましたが、今後その計画をどう進めていくのか具体的に見えてこないところもあり、匝瑳市公共施設等総合管理計画推進委員会設置状況や今後の取り組みなどについてお伺いいたします。 最後に、匝瑳市総合戦略についてです。 人口の減少や少子高齢化の進行に対応し、将来にわたって活力あるまちづくりを進めるため、まち・ひと・しごと創生法に基づき、匝瑳市まち・ひと・しごと創生総合戦略が策定され、今年度でその計画の最終年度を迎えるわけですが、計画された具体的な施策の取り組み重要業績評価指標、KPIの進捗状況についてお伺いいたします。 以上、4項目6点について、市長及び担当課からの答弁を求め、登壇質問は終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君の登壇質問が終わりました。 宮内康幸君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) 議員の皆様方におかれましては御苦労さまでございます。それでは、ただいまの宮内議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、災害時の情報収集情報発信並びに連絡体制についてのお尋ねでございますが、台風15号におきましては、市内全域約1万5,600軒が停電となり、完全復旧までに1週間余りを要し、さらにこの間断水も発生したことから、市民生活に重大な影響を及ぼしました。 停電及び断水に係る情報の収集と発信につきましては、災害発生時から東京電力、八匝水道企業団等関係機関と随時確認しながら、防災行政無線やホームページ、ツイッター、広報車を活用して情報提供を行ってまいりました。しかしながら、長期停電の影響により、防災行政無線では屋外拡声子局のうち4局がバッテリー切れとなるなど、情報提供に一部支障が生じたところであります。 今後、防災行政無線設備長期停電対策を検討するとともに、戸別受信機につきましても、広報そうさ等を通じて定期的な電池交換等の周知徹底を行うなど、安定した情報伝達手段の確保に努めてまいります。 次に、避難所の開設と運営及び避難誘導についてのお尋ねでございますが、このたびの台風15号では、市民ふれあいセンター、生涯学習センター勤労青少年ホーム自主避難所として開設いたしました。また、台風19号では、当初、市民ふれあいセンターと生涯学習センター自主避難所として開設した後、地区支部を設置し、小学校等15カ所の指定避難所を開設いたしました。自主避難所及び指定避難所につきましては、国・県及び銚子地方気象台気象情報等を随時確認した上で、匝瑳市地域防災計画設置基準等に基づき開設したものであります。 避難所の開設と運営についての問題点等のお尋ねでございますが、各地区支部からは運営等に大きな支障を来すような事案はなかった旨の報告を受けておりますが、現在、このたびの災害対応に係る検証等を行っているところでありますので、この結果を踏まえて、今後さらなる改善に努めてまいりたいと考えております。 次に、災害時の状況確認等におけるドローンの導入及び利活用についてのお尋ねでございますが、小型無線機ドローンは、災害現場において人が容易に近づけない危険な場所等に係る情報収集手段として、大変有効なものであると認識をしております。ドローンの導入及び利活用につきましては、今後、先進自治体の状況等を調査研究してまいりたいと考えております。 次に、最適な公共交通ネットワークの実現に向けた取り組み状況についてのお尋ねでございますが、現在、市内ではJRバス関東株式会社の路線バス1路線が運行されているほか、市の公共交通施策として市内循環バス6路線を運行しております。また、市内循環バスを補完する施策といたしまして、75歳以上の市民を対象に地域交通利用料助成事業を実施しており、利用者も年々増加をしております。 市内循環バスにつきましては、本年度末に運行委託契約が満了となることから、これまで市内循環バス利用状況調査及び市民アンケート調査を実施するとともに、先般、公共交通事業者意見交換会及び市内循環バス利用向上対策委員会を開催したところであります。 市では、それぞれの会議でいただいた御意見等を踏まえ、令和2年度から新たな公共交通網を幅広く検討するため、地域公共交通会議を設置いたしまして、本市の実情に適した公共交通ネットワークを検討してまいりたいと考えております。 次に、今後の公共施設マネジメント戦略的観点からの公共施設を利用した公共サービスの提供についてのお尋ねでございますが、現在、本市で保有する公共施設は226施設であります。今後の人口や財政状況の推移等から、所有する全ての公共施設を維持、更新していくことは困難な状態であります。 このため、本市における公共施設マネジメントを徹底し、公共施設等の機能を維持しつつ、可能な限り次世代に負担を残さない、効率的、効果的な公共施設等の適切な配置を実現するために、平成27年度に匝瑳市公共施設等総合管理計画を定めております。また、本計画を円滑に推進するため、匝瑳市公共施設等総合管理計画推進委員会を平成30年2月に設置し、本年2月に開催した推進委員会では個別施設老朽化状況を把握し、個別施設の計画的な改修、更新等を実施するため、匝瑳市公共施設個別施設計画を策定することが決定いたし、現在、匝瑳市公共施設個別施設計画を策定中であり、今後はこの計画に基づき、施設の長寿命化を図ってまいります。 最後でありますけれども、匝瑳市総合戦略についてのお尋ねでございますが、本市では匝瑳市まち・ひと・しごと創生総合戦略を平成27年度に策定し、人口減少の抑制と地方創生の実現に向け、令和元年度までを計画期間として集中的に取り組んでいるところであります。具体的な施策として掲げた23施策に47の重要業績評価指標、いわゆるKPIを設定し、取り組みの実効性を高めることとしております。 平成30年度末時点におけるKPIの進捗状況につきましては、目標達成または順調に進捗としているものが32と全体の68%を占めており、おおむね良好に進捗しているものと考えております。しかし、一方で、数値目標の一つであります人口の社会増減数については、マイナス291人を抑えるものとした目標値に対しまして、同時点の累計値がマイナス569人となっており、目標は大変厳しい状況にございます。 このため、現在進めております第2次匝瑳市総合計画の策定に当たりましては、PDCAサイクルによる効果検証を行うとともに、内閣府が公表したまち・ひと・しごと創生基本方針2019に基づいて必要な見直しを行い、取り組みの強化を図ってまいりたいと考えております。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては担当課長から御答弁申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 地域公共交通に係る各調査につきまして、市長答弁に補足説明をさせていただきます。 初めに、市内循環バス利用状況調査につきましては、7月19日と9月6日の2日間、市内循環バス全路線の全便に市職員がバスに乗車し、聞き取り調査を実施いたしました。この結果、1日の平均の乗車人員は208人で、乗車人員の男女比については男性が30%、女性が70%と女性の利用者数が多くなっております。また、年齢階層では60歳未満が約52%、60歳以上が約48%となっております。 次に、一般市民を対象とした市民アンケート調査でございますが、今回対象者を2つに分けて実施いたしました。1つは、8月13日から8月30日の期間で、15歳以上の方を対象に2,000名抽出し、郵送による記述式調査を行いました。回答件数は652件、回収率は33%でした。もう1つは、8月31日から9月13日の期間で、本年度地域交通利用料助成事業の利用者730名の方に対し、郵送による記述式調査を行っております。回答件数は357件、回収率は49%でした。 このバス利用状況調査市民アンケート調査では、市内循環バスの増便の要望が多くございました。また、地域交通利用料助成事業の利用者を対象とした調査では、助成金額の増額が主な要望内容でありました。 この調査結果をもとに、11月13日に公共交通事業者意見交換会を開催しました。そして、11月21日には市内循環バス利用向上対策委員会を開催し、この中で市内循環バスの継続運行とあわせて、今後、公共交通対策を幅広く検討していくため、地域公共交通会議を設置することになったものでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) それでは、順次再質問させていただきます。 まず、災害対策及び対応についてですけれども、今回の台風15号におきましては議員各位からのヒアリング、要望等のヒアリングに関しましても、非常に防災無線での情報がちょっと少ないんではないかというような御意見があったと思います。私自身も認識としては、当初、情報発信が非常に少なかったかなというふうに感じられたというところがあります。 やはり、そういったところでは内容とかその量というか、タイムリーにちょっとできていなかったんではないかなという私としては認識でありますけれども、改めて情報発信について、初動のおくれという言い方が正しいかどうかわかりませんけれども、そのような対応についての認識というのはいかがでしょうか、改めてお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) それでは、御質問にお答えさせていただきます。 台風15号に係る当初の情報発信についてでございますけれども、停電及び断水に係る情報につきましては、9月9日発生時から防災行政無線等により情報発信を行ってきたところでございます。確かに停電に係る情報につきましては、東京電力の復旧計画が何度も変更になる中で、正確な情報に努めてきたところでございますけれども、若干その辺の回数が不足していたという認識がございます。 皆さんから御指摘のとおり、発信回数が少なかったというような御意見をいただいているところでございますので、今後、同じ情報でも繰り返し発信するなど、よりきめ細かな情報提供に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 実際、そのような反省を踏まえられてか、19号というところでは、それなりに何か多く情報が聞けたなという認識はございます。 改めてこの情報発信について、今回見えました課題、反省点の洗い出しというのはしっかりと行っていただきたいと思いますが、この辺を踏まえ、今後どのように改めて改善につなげていくのかお伺いしたいと思います。
    ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 台風15号で長期にわたる停電ということで、防災行政無線による情報発信に支障を来すなど、市民の皆様に必要な情報を十分に提供できなかったということでございます。 停電対策はもとより、情報の提供の方法、情報内容など、市民の皆様に正確な情報を確実に提供できるよう検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 本当に確かに日本は停電になってもすぐに復旧するという、我々もちょっと認識があるわけですけれども、先ほど御答弁にもありましたとおり、このような長期停電ということも今後は大いに考えられるところだと思いますので、屋外スピーカーはもちろんのこと、各家の戸別受信機というところが今後は重要となってくると思うんですけれども、市民が情報を得るこの防災無線、本当に重要な役割を果たしていると思いますけれども、野外スピーカーでは実際、あと災害等では聞きづらいというような面もありまして、やはり戸別受信機が必要不可欠であるのかなというふうに考えます。 その戸別受信機設置状況や、今回停電ということでなかなかいきなり、予備の電池とかを準備できていなかったことにより、ちょっと使用できなかった御家庭もあるというふうに聞いておりますけれども、そのような設置状況や使用方法の周知などは市としてどのように行っているのか、お伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 戸別受信機の、まず設置状況でございますけれども、現在各家庭に配布させていただいている戸別受信機の設置台数は1万416台でございます。設置率は71.2%ということでございます。 使用方法の周知につきましては、貸与時に口頭で説明後、取り扱い説明書を配付しているという状況でございます。また、電池の取り扱いにつきましては、貸与時のみ市の乾電池を提供し、以降につきましては交換、備蓄用も含め、本人負担となる旨を説明させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) そういう設置状況等、わかりました。 こういうときで意識が高いときにこそ、ぜひこういうこともあるんだということを周知していただくことが、より効果的に市民にも防災意識の高まりとともにそのような備えということもしっかりしていただけると思いますので、時間をあけず、そのような対応をしっかりとしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 その中で、今回私、市民の方からちょっと聞かれたお話の中で、この戸別受信機の貸与について、同じ敷地内で別棟で建てた場合や完全分離型の2世帯住宅などで、2台目の貸与をお願いしに行ったんですけれども、1台しか貸与ができないというように、断られたという言い方があれかわからないんですけれども、そのような現状であったと。これは、ちょっとどうにかならないものかという相談を受けたわけでありますけれども、今後このような、今そのような核家族化というかそういったところもある中で、どうしても分離していくことが多いのかなというふうに思います。 改めて現状のルールというか、どういう取り決めになっているのか。また、このようなことがふえていく中で、このようなことも検討して見直しも必要ではないかなというふうに私は思うんですけれども、そのところについてお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 戸別受信機の貸与ということでございますけれども、これにつきましては匝瑳市防災行政無線戸別受信機管理規則というのを設けてございまして、その規則に基づき、住民基本台帳に登録されている世帯に1台貸与することを基本とさせていただいております。また、同一の建物に居住している2世帯住宅への貸与につきましても1台の貸与ということで、規則に基づいて貸与させていただいているということでございます。 今後につきましてということでございますけれども、基本的には今、規則に基づく貸与ということで御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 市民感情としては、やはり何とかしてもらいたいというところでございます。 実際、確かに戸別受信機、非常に値段的にもするというのは私もちょっと認識としてはあるんですけれども、はっきり他市なんかでは、2台目からはちょっと費用をいただきますというようなことも明確におっしゃっているところもあるわけですけれども、できることであれば、市民感情に寄り添って御検討を進めていただければと思います。 次に、防災無線を補完するという意味での情報伝達手段として、当市でもSNSやツイッター、ホームページ等に、防災無線の内容等は要約して発信しているというふうな認識ではおりますけれども、他市では放送の内容の全文、文面をしっかりとホームページ上に載せる。また、さらに進んでそのような内容をメール配信で、登録してあればその内容が常にメール配信として送られてくる。また、テレホンサービスとしても、またフリーダイヤル等でかけ直せばその情報が全く同じに聞けると、そのようなことで取り組んでいる自治体もあります。 今後そういったことで、さらに防災無線を補完するという伝達手段をしっかりと整えていくべきかなというふうに今回感じたわけでありますけれども、近隣市での取り組み状況を踏まえまして、今後充実させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。考えをお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 議員の御提案をいただいて、確かに近隣市で防災行政無線の放送内容を全文載せている、あるいはやはり近隣の市で、放送内容をメール配信するというようなサービスを行っているという状況は確認してございます。 新たな情報手段につきましては、今後調査させていただいて研究させていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) また次のシーズンが来れば、また本当に同じようなことが起こり得ることが本当に想定される中で、余り時間をかけずにこのようなところも御検討いただいて、方向性を示していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 また、SNSで発信して、当市はツイッターを利用しているわけでありますけれども、これもちょっと市民の方から一つ聞かれて、災害時に情報をとりたいなと思って、若い方だったのでそのようなツイッター、検索をかけたということで、そのときにハッシュタグという、このシャープのやつがついて匝瑳市も発信しているんですけれども、ハッシュタグ匝瑳ということで匝瑳市は今まで発信をしていたわけなんですけれども、その方から検索しても何もひっかからなかったということで、その方は匝瑳市と入れて検索をしていたと。そのようなことだもので、匝瑳市ということではなかなか情報にひっかかってこなかったということがありまして、先日、広報広聴のほうにもちょっと確認をさせてもらったら、やはりそのような検索ではひっかかってきませんねというようなことで確認をさせていただきました。 今後やはりそこら辺、匝瑳市ということでも検索が可能なようにしていただきたいとお願いしたわけでありますけれども、その後いかがでしょうか。状況をお伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 塚本秘書課長。 ◎秘書課長(塚本優君) SNS等での情報発信ということでございますので、秘書課のほうでお答えをさせていただきます。 現在、SNS等での情報発信につきましては、匝瑳市におきましてはツイッターを活用しております。議員の御質問にもありましたとおり、情報を発信する際にハッシュタグ匝瑳のみと入力し、情報を発信しておりましたが、今回の台風の際に、議員もおっしゃいますとおり、ハッシュタグ匝瑳市と、「市」を入れて検索された方から情報を得ることができなかったというお話をいただきました。 そのため、市の情報を発信する際には、ハッシュタグ匝瑳、ハッシュタグ匝瑳市と両方を入力して情報を発信するよう、職員に周知したところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ありがとうございます。 そのように情報を多く、いろいろな手段でとっていけるということは何より重要かと思いますし、若い方、特に携帯、スマートフォン等で情報をとる、またそのアプリからとるということが多いと思いますので、よろしくお願いいたします。 非常にそのようなことが今広まっている中では、匝瑳市としてもこのハッシュタグを市民の方にも、何か情報を発信するときには、ハッシュタグ匝瑳市と入れて情報を発信するということを広く認識していただくことによって、災害等の情報だけではなくて、いろいろな市の情報がみんなに共有される、いろいろなところに広まっていくという効果があると思いますので、庁内だけでなく市民の皆様にも、このようなハッシュタグ匝瑳市と入れて情報発信をしていただきたいということも広く周知していっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 塚本秘書課長。 ◎秘書課長(塚本優君) それではお答えをさせていただきます。 議員の御質問のとおり、匝瑳市の情報発信については、市役所だけではなくて、市民の皆様方からの情報発信も大変有効であると考えております。今後、ハッシュタグ匝瑳、またハッシュタグ匝瑳市と入力しての情報発信について、市民の皆様に御協力が得られますよう周知を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) 実際、このようなハッシュタグ匝瑳、匝瑳市ではハッシュタグのツイッター等の、災害に見舞われて、今回水害等に遭われた方が救助、援助を求めるにも、消防署もそのような検索をかけて、助けを求めている人がどこにいるかという情報に行き当たって、多くの方を救助したというようなことがあったというふうなこともニュースで耳にしました。ぜひ、広くハッシュタグ匝瑳市ということが広まるように、よろしくお願いいたします。 次に、避難所の開設と運営についてでありますけれども、先ほど御答弁の中に、避難所の開設、運営については特段問題はなかったということではあったんですけれども、確かに今回、期間が短かったということもあるかと思うんですけれども、ただ今後はどうなるかわからないという中では、長期化などのことも踏まえまして、避難所の空間、暑さ、寒さ対策、トイレですとか支援物資、また今は結構ペットなんかを大切に飼われている方もいて、そのような配慮等、いろいろもっとしっかり検討しておいたほうがいいのかなというように感じるところがありますし、各自治体もそのように認識しているというふうに聞きました。 さらに改善をしていくということですけれども、今後、具体的にはいつごろこのような検討を進めていくのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 避難所の開設、運営だけではなくて、今回の災害対策について各課から意見等を提出してもらい、今現在、検証を行っているところでございます。 今後、作業部会を立ち上げるなど、全庁的に課題、問題点を共有し、改善策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) それと、今回台風の中で、避難所に指定されているところが想定を超えるような被害で、浸水などもしたりしたというようなニュースも耳にしました。基本的には問題ないという、私も認識ではみんなどこも大丈夫かなというふうな認識ではおるんですけれども、今回、八日市場二中の裏ののり面が土砂崩れ等もあって、想定を超えるようなことも発生してくるという中で、改めて各避難所の再度、安全確認等はすべきかなというふうに思いますが、そういったことの、あとハザードマップの見直しなんかも含めまして、今後行っていくべきかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 指定避難所の安全確認をということでございます。 浸水の関係については問題はないということで、議員おっしゃるとおりでございますけれども、土砂災害の危険性等についても確認をし、新たな危険箇所が発見された場合には、県へ情報共有してまいりたいと思っております。ハザードマップにつきましては、通常、地域防災計画の修正とあわせて見直しを行っているところでございます。 今後も、国・県等から情報収集を行いながら、市民の皆様に必要な情報を提供できるよう見直しを行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ぜひとも早期にしっかりと行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、災害時の状況等の確認にドローン導入、利活用ということをやはりこれからは考えていってはいかがかなと思うんですけれども、改めて本当に現地に行けないような状況等も、なかなか近づけないような状況ということもある中では、本当に効果的、有効的なものであると思いますし、さらには災害時だけでなく市のPR、プロモーションなんかをするに当たっても非常にわかりやすく伝わるし、市の何か資料をつくるにしても平面的に見るより、やはりバードビューというんでしょうか、高い位置からのほうが非常にわかりやすく伝わるかなという、資料提供を受けてもですね、そのような有効活用が非常に考えられまして、改めて今、予算等も御検討されている中だとは思いますので、非常に効果があるものであると思いますので、ぜひとも早期に導入の検討を一度図っていただきたいと思いますがいかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 議員のおっしゃるとおり、ドローンにつきましては、確かに災害時の被害状況等について有効なものであるということは認識してございます。また、災害分野だけではなく、農業、産業等さまざまな分野で活用が期待され、開発も進んでおりますし、導入も進んでいるということでは承知しているところでございます。 ちなみに、国は全国都道府県消防本部1カ所に小型無人機ドローンを配備する方針も固めたとの新聞報道もございます。ということで、今後は導入が進んでいくものということでは考えております。 ドローンの導入ということでございますけれども、導入事例等を調査させていただければと思っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君。 ◆1番(宮内康幸君) ありがとうございました。 一連の災害対策、対応ですけれども、現在、本当に防災意識の高まりがある中、必ずしもこの9月というときに合わせて防災訓練をするのではなく、寒い時期も経験するということも一つあるのかなというふうに思いますし、改めて防災訓練などを通しながら、形骸化することなく災害に対応できる、そのような住民意識を変えていっていただきたいと思います。 また、今後、国や県なんかも、日常も非日常も一々区別するのではなく、日ごろからが変わりなく、そういったことに取り組んでいけるフェーズフリーというんですか、その状況、状況で変えるのではなく、いつでも同じ状況でそのようなことが対応できるような、そのような取り組みも始まっておりますので、そのようなことも参考にしながら、市としてもしっかり災害対応をしていっていただきたいと思います。 以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(石田勝一君) 宮内康幸君の一般質問を打ち切ります。 暫時休憩をいたします。 △午後0時03分 休憩--------------------------------------- △午後1時15分 再開 ○議長(石田勝一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 引き続き一般質問を行います。 続いて、林明敏君の登壇を求めます。 林明敏君。     〔6番林 明敏君登壇〕 ◆6番(林明敏君) 皆さん、お昼過ぎの眠い時間、一般質問をお許しいただき、ありがとうございます。また、傍聴席の方も御苦労さまです。ほかにネット中継をごらんの皆様方には、まことにありがとうございます。 ことしも残すところ、あとわずかになりました。ことしは全国的に災害の多い年で、特に千葉県、また当市も災害に見舞われました。お亡くなりになりました方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。また、当市も建物、農業施設等々甚大な被害に遭い、まだ復興の途上であります。全力で取り組んでいかなければなりません。それでは、市民クラブの林明敏です。市民の声を市政へと、喫緊の市の重要項目について質問させていただきます。 1として、環境分野で、循環バスについて1点。 2として、防災分野で、防災対策について、匝瑳市横芝光町消防庁舎について、2点。 3として、産業振興分野で、観光振興について。また匝瑳市の宿泊施設について、2点。 4として、企画分野で、匝瑳市の外国人について1点。 質問させていただきますので、明快な御答弁をよろしくお願いいたします。 まず、環境分野から、循環バスについて。 約7,000万円余りの予算で6路線の運行をしている市内循環バスの利用者数が年々減少しているが、その対策についてお伺いいたします。 また、匝瑳タクシー廃業により、その対策についてもお伺いいたします。旧野栄地区では、このタクシーを利用している方が大変多く、タクシー券をいただいても利用できないような状況であります。 また、公共交通対策について。他市の状況、近隣ではデマンドタクシーをやっているとか乗り合いタクシーですか、そのようなことをやっている市もあると思いますが、このシステムの利点、欠点があります。それについて当局では検討したのか、その辺の状況についてもお伺いいたします。 次に、防災分野から、防災対策について。 台風15号、第19号への対応で、初動体制、市民への広報、現在の防災計画の検討、ボランティアの募集、停電、屋根の修理等への対応について。午前中の宮内議員とダブるところがあると思いますが、その点はお許し願いたいと思います。 また、匝瑳市横芝光町消防庁舎について、防災の拠点である老朽化した消防庁舎の建てかえ計画の進捗状況についてお伺いいたします。 次に、観光振興について。 匝瑳市の観光振興にどのように取り組んでいるかお尋ねします。 また、匝瑳市の宿泊施設の現状についてお伺いいたします。匝瑳市で多くのイベントがあります。国体、インターハイ、そのようなイベントがありますが、宿泊施設が少ないため、一番経済効果がある部分が旭市、成田市、蓮沼等に行ってしまいます。それには、市の中で宿泊施設が少なく、一番経済効果がある宿泊が市内では賄えないという原因があります。それについても市としては、民間企業がやることですので大変だと思いますが、市のほうでも誘致とかいろんな検討が必要だと思います。 次に、匝瑳市の外国人の状況について。 現在の匝瑳市内の外国人の状況並びに在留資格別をお示しください。また、外国人への対応について、匝瑳市での暮らし方、特に交通ルールの伝え方はどのように行っているのかお答えください。 以上で私の登壇質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君の登壇質問が終わりました。 林明敏君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの林議員の御質問にお答えさせていただきます。 初めに、市内循環バスの今後の運営についてのお尋ねでございますけれども、市内循環バスの路線の見直しにつきましては、先ほど宮内議員に御答弁を申し上げたとおりでございます。 次に、匝瑳タクシー株式会社のタクシー事業の休止に伴う対応についてのお尋ねでありますが、地域においてはタクシーの利用に不便を来しておると聞いております。市といたしましては、市内で営業しているタクシー会社と台数の増車や配車エリア等について今後相談をしてまいりたいと考えております。 次に、タクシー券の利用状況についてでありますけれども、地域交通利用料助成事業につきましては利用者も増加しており、引き続き市民への周知と利用の促進を図ってまいります。 また、公共交通対策におきまして、デマンドを含めた中での他市との状況を勘案し、利点あるいは欠点についてどうかということでありますけれども、各自治体では地域の状況が異なるため、一概に比較するということは難しいと思いますけれども、本市の循環バスにおきましては、他市に比べて市内をくまなく運行しており、いわゆる交通空白地域がないものと考えております。 しかしながら、循環ルートとしての運行距離が長いため、時間がかかる場合や車両の消耗が早くなるなどの課題もございます。また、近隣では実施してはおりませんけれども、当市独自のタクシーの利用助成につきましては、一般のタクシー利用に対する助成でありますので、利用者の自由度が高く、利便性にはすぐれていると考えております。 市といたしましては、今後とも市内公共交通の利便性の向上と促進を図ってまいりたいというふうに考えております。 次に、台風15号、19号への対応についてのお尋ねでございますけれども、初めに台風に係る初動体制につきましては、台風接近前から担当職員に万全の体制をとるよう指示するとともに、匝瑳市地域防災計画に基づき、気象情報等を確認しながら、段階的に配備態勢を強化いたしました。また、災害対策本部設置後には、国・県職員及び陸上自衛隊等が本市に常駐し、不足する物資等、災害復旧に係る総合的な対応を行っていただいたところでございます。 次に、住民への広報につきましては、防災行政無線やホームページ、ツイッター、広報車を活用いたしまして、土のう等の提供や、各種気象情報、自主避難所の開設、ライフライン等による情報提供を行ったほか、消防団にも御協力をいただき、避難に係る車両広報を行っていただきました。 次に、匝瑳市地域防災計画の検討につきましては、先ほど宮内議員の御質問にお答えいたしましたように、今回の台風や大雨による一連の被害に係る対応について、議員の皆様等からいただいた御意見等も踏まえまして、ただいま検証を行っているところでございます。今後、マニュアル等で必要な見直しを行ってまいりたいと考えております。 次に、ボランティアの募集にかかわるお尋ねでありますけれども、本件につきましては、発災当初から匝瑳市社会福祉協議会と協議を行っておりましたが、9月24日より同協議会ボランティアセンターが災害ボランティアを募集し、支援活動が行われたところでございます。 最後に、停電、屋根の補修への対応でありますけれども、停電につきましては、大規模停電が発生した翌日の9月10日から東京電力社員2名が本市に常駐し、全面復旧までの間、電話対応及び停電に関する情報の提供、さらには復旧工事部署への連絡調整を行っていただきました。 また、屋根の補修に係る対応につきましては、ブルーシート及び土のうを配布するとともに、設置の協力をいただいた匝瑳市八日市場建築連合組合への紹介、さらには陸上自衛隊の御協力を得て、独居高齢者世帯等に対するブルーシート設置の支援をいただいたところでございます。 次に、匝瑳市横芝光町消防組合庁舎の建てかえについてのお尋ねでございますが、匝瑳消防署庁舎の建てかえにつきましては、これまでも御答弁申し上げておりますとおり、匝瑳市横芝光町消防組合が組合基本構想に基づき推進をしておるところでございます。市といたしましては、消防組合及び横芝光町と協議を進め、できるだけ早い時期に建設計画を具体化してまいりたいと考えております。 次に、観光への取り組みについてのお尋ねでございますが、初めに、観光入り込み状況につきましては、県に調査地点として登録されております観光レクリエーション施設が対象となります。本市では、そうさ観光物産センター匝りの里、ふれあいパーク八日市場、飯高寺、松山庭園美術館、松山ゴルフクラブの5カ所となります。本年1月から9月までの累計は、61万2,172人であります。 また、行事やお祭りごとの催事イベントといたしましては、そうさチューリップ祭り、木積ふじ祭、市場まつり、八重垣神社祇園祭、よかっぺ祭り、農業まつりでの主催者発表による合計は10万4,000人であります。 そのほかの取り組みといたしましては、本年度より市観光協会等と連携をいたしまして、天神山桜まつりを実施したほか、例年行っております県の観光イベントに積極的に参加し、他市、県外での本市の観光誘致PRを行っているところであります。 主なPR活動として、直近では12月14日に東京駅中央口前のJPタワーKITTEで開催されました千葉県期間限定アンテナショップにおいて実施をいたしました。また、来年2月8日には、東京都上野駅で行うちば産直市に参加し、ステージでのPRを実施する予定でございます。 今後も、引き続き市観光協会等と連携をいたしまして、より多くの誘客につながるよう、積極的なPRを実施してまいりたいと考えております。 次に、宿泊施設の確保についてのお尋ねでございますが、本市の宿泊施設の状況といたしましては、現在、ビジネスホテル1軒、旅館1軒、民宿7軒、貸し別荘2軒、オートキャンプ場2軒がございます。宿泊可能宿泊者数については、ホテル、旅館、通年型の民宿5軒に確認いたしましたところ、合計で259人まで宿泊可能とのことでございます。 宿泊施設の誘致につきましては、匝瑳市企業誘致及び雇用促進に関する条例により、宿泊業もその奨励措置の対象となっておりますので、引き続き制度のPRに努めてまいりたいと考えております。 最後に、外国人の状況についてのお尋ねでございますが、本市における令和元年11月30日現在の在住外国人の人数は542名であります。昨年の同時期と比較いたしまして90人増加をしております。昨年、出入国管理及び難民認定法が改正されたことに伴い、今後、全国的な外国人人口の増加が見込まれており、本市でも同様に増加するものと考えられます。 外国人との交流につきましては、匝瑳市や周辺地域の住民と世界各国の人々との交流活動の支援等を目的といたしまして、匝瑳市国際交流協会が活動をしており、本市では協会活動に対し助成を行っているところであります。 この協会の主な活動といたしましては、バスツアー、夏祭り、新春パーティーなどのイベントや、毎週土曜日に日本語教室が開催されており、市民と外国人、また外国人同士の交流の場、情報交換の場になっているものと考えております。 今後も引き続き、より多くの方に協会活動へ参加していただけるよう、イベント内容の充実を図るとともに、協会ホームページでのPRや会員が発信するSNS等での周知を促進してまいりたいと考えております。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては担当課長から御答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 大木企画課長。 ◎企画課長(大木寛幸君) 私からは、外国人への対応についてお答えをさせていただきます。 本市では、外国人転入者に対しまして、市民課や野栄総合支所での手続の際に配布するくらしの便利帳等に加え、英語、中国語、タイ語表記によるごみの出し方ポスターを配布し、ごみの分別方法や出し方のルールについて周知を図っております。また、市ホームページからはスマートフォン等を介し、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語への自動翻訳機能により、外国人の方々も容易に情報を得ることができます。 御質問にありました交通ルールを初め、市民生活におけるさまざまなルールにつきましては、関係機関等において個別に周知が行われておりますが、今後、相互に連携を図りながら、効果的な周知方法について協議してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 高橋市民課長。 ◎市民課長(高橋康二君) 私からは、市長答弁に補足しまして、市内在住外国人の在留資格別の人数についてお答えさせていただきます。 市内在住外国人の在留資格別人数でございますが、本年11月30日現在で、宗教1人、教育4人、企業内転勤13人、技能6人、技能実習200人、経営・管理3人、技術・人文知識・国際業務25人、留学6人、家族滞在29人、特定活動10人、日本人の配偶者等40人、永住者の配偶者等3人、定住者24人、特定技能1人、高度専門職1人、永住者166人、特別永住者10人、計542人となっております。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) それでは、循環バスの関係で、タクシー券が多分環境生活課のほうで発行していると思います。そのほかにも、私が存じてあるそういう障害者とか高齢者のサービスで行っているものが、福祉タクシー、介護タクシー。福祉タクシーは心身に障害のある方と。あと、高齢者に外出サービス、これは車椅子とか寝たきり。地域交通利用券とこの3種類が多分あると思うんですが、これの平成29年と平成30年の伸びとか実績をお示し願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) それでは、私のほうから地域交通利用料助成事業にかかわります実績について答弁させていただきます。 まず、平成29年度の実績でございますが、利用の決定者数が587人、交付の枚数、券の枚数ですが1万2,710枚となっております。平成30年度の実績になりますと、交付の決定者数が713人、交付枚数が2万2,989枚となっております。 ただし、制度のほうが変わっておりまして、平成29年度につきましては、初乗り料金を月2枚ということで交付しておりました。平成30年度につきましては、500円の券を月3枚ということで交付しております。また、決定者数でいいますと26名の増ということになっております。 ちなみに今年度でございますが、9月末時点での決定者数が762人、交付枚数が2万6,274枚ということで、前年度の実績を申請者と、交付枚数とも9月末で上回っています。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 堀田福祉課長。 ◎福祉課長(堀田晴彦君) 私からは、福祉タクシーの利用の状況について御説明いたします。 まず、福祉タクシーですが、平成29年度につきましては利用者が211名、利用回数としましては3,688回となります。平成30年度につきましては利用者が276名で、65名の増という形になります。利用回数としては3,515で、利用回数としては若干減っておりますが、利用者数という形で見ますと、利用が伸びているという状況でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(林雅之君) それでは、私からは在宅高齢者等外出支援サービスの実績についてお答えいたします。 平成29年度の利用者は232人、利用回数は延べ2,753回、平成30年度の利用者は204人、利用回数は延べ2,745回となっております。平成29年と比較して、平成30年度は利用者で28人、利用回数で延べ8回減少しております。利用者は若干減少したものの、利用回数はほぼ横ばいという状況になっております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) それでは、ちょっとこの財源について、そんなに深い数字でなくていいですから、どのような財源が充てられるか、お答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 御質問にお答えします。 地域交通利用料助成事業につきましては、市の一般会計ということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 堀田福祉課長。 ◎福祉課長(堀田晴彦君) 福祉タクシーの財源につきましては、これは一応、市の単独事業でございますので、全て一般財源で賄われております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(林雅之君) 外出支援サービスにつきましては、一般財源ということになります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 全部一般財源ということで、交付税もないということと理解してよろしいと思うんですが、高齢化社会が続いて、福祉関係にも多額の税金ですか、がかかって、これはサービスですから、今まで貢献してくれたお年寄りのために、できることなら市でも何かをいっぱいやって、元気で過ごしていただけるような施策を単独でもやっていることはすばらしいことだと思います。 ただ、ここでちょっとお聞きしたいんですが、先ほど匝瑳タクシーが廃車、私が知るところでありますと9台、前は11台だと、今回廃車したのが9台がなくなったそうですが、これを利用した匝瑳タクシーのタクシー券ですか、どのぐらい平成30年度で利用したか、お答え願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 御質問にお答えいたします。 地域交通利用料助成事業におけるタクシー券の、匝瑳タクシー株式会社での利用枚数ということになります。平成30年度につきましては8,593枚となっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 堀田福祉課長。 ◎福祉課長(堀田晴彦君) 福祉タクシーのほうの匝瑳タクシーの利用状況でございますが、平成30年度全体で3,515回の利用がございましたが、そのうち853回が匝瑳タクシーの利用ということになります。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 野栄地区のお年寄りの方から大分私も御相談を受けていまして、匝瑳タクシーがなくなったことによりまして、今までタクシー券をいただいているんですが、これは乗車拒否というわけではないと思うんですがね、タクシーに連絡しても、いっぱいで来てくれないと。 多分皆様方御存じだと思いますが、八日市場の駅にいたタクシーが内裏塚なら内裏塚の浜に来て、それからはしば医院か城之内医院と。その間しか料金、取れない。迎車料というのが、私が調べてあるやつは850円、2キロ以上だと、取られるそうなんですが。 このような状況で、本当に喫緊の悩みを抱えているお年寄りがいますので、これについては要望なんですが、なるべく、本当にせっぱ詰まっていますのでその点を御理解願って、何かいい方法を御検討願いたいと思います。これは要望とさせていただきます。 それと、いろんな交通システムがございますが、担当課、先ほど宮内議員のときにもいろんな協議会をつくったり何とかで検討すると言っておりますが、担当課としても、多分近隣、旭市が来年やると。横芝光町も今もうデマンド。デマンドといいましても民間が、収益があれば乗り合いタクシーという形で、いっぱいそれでもうかって経営上いいなら、市が赤字分を負担しなくてもやれるようです。デマンド、乗り合いタクシーですから、できるわけです。それを、赤字分を市が補填しながらやるデマンド、そういうのもあると思うんですが、その許可をもらえば乗り合いタクシーはできる。 その件につきまして、担当課のほうでは、利点とか欠点とか財源とかなんとかというのは、この辺は検討してあるんでしょうか。検討してあれば、ちょっとお示し願えればありがたいんですが。 ○議長(石田勝一君) 鎌形環境生活課長。 ◎環境生活課長(鎌形健君) 御質問にお答えいたします。 議員のおっしゃるデマンド交通につきましては、先ほどおっしゃられたようにデマンド、乗り合い、ワゴンのタクシーというような形態があるかとございます。県内でも、19の市町で導入されているものでございます。これらの19の自治体の内容を見ますと、市単独で運営している事業と、国からの補助をいただいて運営している自治体というのがございます。 国の事業といたしましては、地域公共交通確保維持改善事業というのがございまして、新たに公共交通として導入する場合に、交通の再編を含むわけですが、そういった計画をつくって実施する場合に、補助の対象になるということでございます。ただし、試行の、実験上で行うというものについては対象外ということになっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 先ほど申し上げました件につきましては喫緊の課題ですので、市長によろしくお願いしたいと思います。これ、市民の本当に切なる声ですので、よろしくお願いします。タクシー券をいただいても多分利用が、そのような状況でできないというようなお話を聞いていますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、台風の15号とかの関係なんですが、初動体制のことなんですが、私の記憶だと9月9日の5時前に千葉市に台風が上陸したと記憶しております。 それで、当市は9月9日に対策本部を立ち上げたと認識しておりますが、この時期については早かったのか、遅かったのか、それで適正だったとか、その辺は市の認識はどのようになっているかをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 災害対策本部の設置に関しての御質問でございます。 議員おっしゃるとおり、匝瑳市災害対策本部の設置につきましては、地域防災計画の設置基準に基づき、9月9日午前9時に設置をしたところでございます。本部設置前には、先ほど市長が御答弁申し上げましたように、担当職員は台風接近前から情報収集のために配備し、また関係課におきましても段階的に配備体制を整えていたところでございます。 なお、台風15号では、県内32市町が災害対策本部を設置しておるところでございます。9月8日に設置したのは4市町で、9月9日に設置したのは本市を含めて18市町ということでございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) あと、宮内議員が質問した関係とダブるところがあるんですが、防災計画とかのマニュアルですか、その辺、具体的にもう直すところは抽出されて、こんなところをこういうふうに直していきたいと、もうほぼ完成、その直したい場所が市当局のほうでは抽出が終わっているのか。その辺あったら、何点かお示しいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 見直しはということでございます。 これは、宮内議員の御質問にお答えしたところでございますけれども、今検証を進めているところでございます。 今後、作業部会等で立ち上げて、問題点等の解決策、改善策ということを検討してまいりたいと思っておりますので、その後、防災計画そのものについてはというよりも、まずマニュアル等を必要な見直しを行っていきたいということで考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 先ほど市長から答弁の屋根の修理、高齢者とか独居老人の、それにつきまして、建築組合に依頼したとかというような話をちょっと今聞いたと思うんですが。15号の風で屋根瓦が飛ばされて、19号の大雨までに対策ができなかったところも結構ありまして、その辺、手配とか、千葉県が大分遅くなってから業者の紹介サイトをつくりましたが、そのときは確かにマンパワーは足らないと思うんですが、今後、その辺の対策について何か御意見とかありましたら、よろしくお願いします。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 高齢者等への屋根の修繕、修理援助ということでのお尋ねでございますけれども、ブルーシートの設置ということになりますと、どうしても専門性を有するということでございますので、お問い合わせをいただいた際には、先ほど市長も答弁申し上げたとおり、匝瑳市八日市場建築連合組合、御協力いただいたところを御紹介させていただいていたというところでございます。 議員おっしゃるとおり、確かに被災件数が多かったということで、なかなか設置までに時間を要したということはあったということでは承知しているところでございます。台風19号の通過後につきましては、やはり議員おっしゃるとおり、県が実施したブルーシート展張対応窓口ということで紹介させていただいております。 今後につきましても、この辺、県とも今後も調整して協議して、こういった窓口を早目に設置していただくようなことでお願いしていきたいとは思っております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 次に、台風等で私のところに苦情が大分来た件は停電ですか、それが近所はもう5日も前に、1週間前に停電が解消されて、部分的に10軒ぐらいのところが何カ所も停電が解消されなくて、それについても広報がなく、いつ、どう対処してくれるかと。電話しても、東電のサイトで電話が出なかったとかというような苦情が結構ありまして、この辺の広報等対策について、また起きるかもわからないものでそのような対策を、これは回答ができればよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 議員おっしゃるとおり、一部地域で長期停電ということが発生してございました。市内全域での停電が解消した後においても、電柱から住家への引き込み線等の損傷が原因ということで、いわゆる隠れ停電というようなものが発生して、なかなか解消に時間を要したところでございます。 市といたしましては、隠れ停電が解消するまで東京電力社員には常駐をしていただいて、連絡をとっていただいていたということで、確かになかなか時間、いつ終わるというような情報がなかなか出ないというところで、市民の方には本当に御迷惑をおかけしていたと思いますが、今後そのようなことのないように、また東京電力のほうでも今検証作業を進めているところでございますので、また東京電力と連絡を密にして対応してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) それでは、次に消防庁舎の関係なんですが、これは市長の公約にも載っていたと思います。現状を見ると、横芝光町のほうの消防署ですか、それとこちらの匝瑳署、大分老朽化が進んでおります。防災の拠点である施設ですので、喫緊の課題として改築を進めていただきたいと思います。 その中で、ちょっと話を聞いたんですが、匝瑳署と野栄分署を合併して建て直すというような、ちょっと私の耳に入ったことがあるんですが、そのような検討もされておるのでしょうか。その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 大木総務課長。 ◎総務課長大木進一君) 消防組合のほうからは、そのような今検討をしているというような情報というか、連絡はいただいておりません。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君。 ◆6番(林明敏君) 匝瑳署と野栄分署が合併しますと、単純に私が見ますと、救急車とか消防車、救急車が到着する時間で命が助かる。火災も、到着時間で延焼とかそれが小さくて済むような状況であります。 それで、どの辺に、もしも合併して建てるとするんだかわかりませんが、もうそういう話が今、ないと言いましたが、あったとすれば、場所によっては倍の時間がかかるような場所もできる可能性があります。そのようなことが、突然話が出てきた場合には私は大反対ですので、それだけはこの席でお示しさせていただきます。 次に、外国人の方々ですが、先ほど市長からも御答弁いただいたように、法律が変わって区分別にいろんな方々が匝瑳市においでいただいて、地域の活性化とかにも労働力等にも貢献していただいていると思います。 ただ、私が見受けるところによりますと、夜、自転車の電気をつけないとか、自歩道を通らないとか、また急に右側を曲がってしまうとか、特に交通の関係なんですから、大分危険な通行をしている、特に自転車の方が見受けられます。 この辺については、事業者の方にもお知らせするなり、警察等ともいろんな協議が必要だと思いますが、そういうのが見受けられますので、事業者等にもその件を連絡するなり、適正な御指導のほうをよろしくお願いしたいと思います。 それでは、これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(石田勝一君) 林明敏君の一般質問を打ち切ります。 続いて、武田光由君の登壇を求めます。 武田光由君。     〔9番武田光由君登壇〕 ◆9番(武田光由君) 公明党の武田光由でございます。さきに通告しております内容に従いまして一般質問をさせていただきます。 初めに、学校での心肺蘇生教育の普及推進及び突然死ゼロを目指した危機管理体制の整備についてお伺いいたします。 突然の心停止から救い得る命を救うためには、心肺蘇生、AEDの知識と技能を体系的に普及する必要があり、学校での心肺蘇生教育はその柱となるものです。 平成16年、市民によるAEDの使用が認められて以降、急速にその設置が進み、AEDの使用によって救命される事例も数多く報告されています。しかしながら、いまだなお毎年7万人に及ぶ方が心臓突然死で亡くなっている。学校でも毎年100名近くの児童生徒の心停止が発生しております。その中には、平成23年9月のさいたま市での小学校6年生の女子児童の事故のように、AEDが活用されず、救命できなかった事例も複数報告されています。 そのような状況の中、既に学校における心肺蘇生教育の重要性についての認識は広がりつつあり、平成29年3月に公示された中学校新学習指導要領、保健体育科の保健分野では、応急手当てを適切に行うことによって傷害の悪化を防止することができること、また心肺蘇生法などを行うことと明記されているとともに、同解説では、胸骨圧迫、AED使用などの心肺蘇生法、包帯法や、止血法として直接圧迫法などを取り上げ、実習を通して応急手当てができるようにすると明記されています。 しかしながら、全国における教育現場での現状を見ると、児童生徒を対象にAEDの使用を含む心肺蘇生教育を行っている学校は、平成27年度実績で小学校で4.1%、中学校では28.0%、高等学校で27.1%と非常に低い状況にあります。 本市においても、児童生徒、教職員に対する心肺蘇生とAEDに関する教育を普及促進するとともに、学校での危機管理対制を拡充し、児童生徒の命を守るための安全な学校環境を構築することは喫緊の課題と考えます。 小・中学校などにおける児童生徒への心肺蘇生教育の現状と、教職員へのAEDの講習の実施状況など、具体的な取り組みについてお伺いします。 次に、教育施設におけるAEDの設置場所についてお伺いします。 AEDの設置場所については、平成29年9月議会においても、学校のような広い場所では複数の設置が望ましいが、数が限られているなら、体育館など効果的な場所に置く必要があると提案させていただきましたが、その後の見解をお伺いいたします。 次に、SNSを活用したいじめ防止についてお伺いします。 全国におけるいじめ件数ですが、平成30年度は54万件で前年度比13万件増、過去最高となっています。内訳は小学校が42万件、中学校が9万7,000件、高校は1万7,000件であり、圧倒的に小学校におけるいじめが多いことがわかります。また、年間30日以上欠席となっている不登校の小・中学生は16万人であり、前年度比2万人増で、こちらも過去最多となっています。近年は小学生の数がふえています。いじめが原因で登校できない小学生や、やむなく転校を余儀なくされた小学生もいます。 これは、いじめを受けている、またいじめ現場を発見しても教員や親に相談しないケースもあったり、いじめている側がそれをいじめと認識せず、単なるふざけやからかいであると考え、いじめられている側の気持ちを酌み取ることができない場合があるからではないでしょうか。 さらに、大阪府が2015年に府内の小学校、中学校、高校生を対象に行った調査では、4人に1人がスマートフォンを通じたトラブルを経験したことがあるなど、SNSの匿名性や、情報の拡散スピードが速く、一旦発信すると情報の拡散をとめることが困難になるというSNSの負の側面へ、対応も大きな課題となっています。いじめなどの問題行動がSNSにより行われると、そのいじめは潜在化し、教員、親による実態の把握が難しくなっているのが実情と言えます。 そこで、1点目に、教育委員会としていじめの実態を正確に把握できているのか、状況をお伺いします。 2点目に、SNSを活用したいじめ相談についての評価についてお伺いします。 先ほど、SNSの匿名性や情報拡散のスピードが問題行動の把握を困難にしていると述べました。しかし、その一方で、電話に比べ気軽に相談しやすいという、SNSが持つ匿名性を逆に利用して、いじめ相談やいじめ解決に資する有効なソフトが開発され、成果が報告されています。その使い方は専用アプリをスマートフォン、パソコンなどにインストールし、そのアプリを使用した児童生徒とカウンセラーの間で、いじめ相談やいじめ現場の通報をするものです。 導入例を紹介します。柏市では、平成29年6月から市内全市立中学校に導入し、導入から約1カ月で相談件数22件、重大事案が1件、緊急な事案が12件が報告された成果を得ました。このようなSNSを活用したいじめ相談は、多くの成果が期待できると考えます。そこで、SNS活用の評価についてお伺いします。 3点目に、SNSを活用し、いじめの問題の解決についてお伺いいたします。 大阪府高石市のある私立中学校では、発達途上の未成年者の集う学校に人間関係のトラブルはつきものとの視点から、SNSを活用したいじめ相談を導入。直接相談しづらい場合や急を要する場合、深夜など時間帯を選ばず、匿名で報告、相談可能なセーフティーネットの役割を果たすと評価しています。 生徒の問題行動の抑止、早期発見に効果が期待できるSNSを活用したいじめ問題の解決を提案し、見解をお伺いいたします。 次に、ボランティアポイント制度についてお伺いします。 高齢者を地域で支える仕組みづくりに重点が置かれ、地域力の強化が求められています。そのような状況の中、市民の介護予防の取り組みは活発な状況ではありません。 そこで、介護支援にかかわる地域ボランティア活動については、元気なうちに介護予防に取り組む意識を高めるとともに、生きがいづくりや社会参加を促進することで、高齢者の元気を市の活力につなげていくことが求められております。生きがいづくりと社会参加の推進としてこれまでも提案しましたが、市長の見解をお伺いします。 最後に、風疹の根絶を目指し、抗体検査及び予防接種の体制強化についてお伺いします。 風疹は昨年から患者が急増し、昨年1年間で患者数は全国で2,500人を超えました。2017年の患者数が93人であったのに対し、その約29倍増であり、これは2013年の流行に次ぐ2番目の多さとなっています。この流行拡大の要因は、患者のほとんどが男性、9割を占め、多くは30歳から50歳代の風疹の免疫がない世代です。この世代は、集団接種の対象が女性のみであったり、その後個別接種に移行するなど、予防接種を受けていない方が多く、感染拡大を阻止、防止するにはこの世代への対策が求められていると言えます。 風疹は、特に成人で発症すると小児より重症化し、脳炎や紫斑病を合併するといった軽視できない疾患であり、また妊娠が20週ごろまでの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、赤ちゃんに白内障や難聴、心臓病などの症状が出る先天性風疹症候群を発症することもある感染症です。 公明党は、こうした状況から昨年より感染防止策の充実を強く訴え、政府に予防接種などの対策強化を申し入れ、一貫して対策を進めてまいりました。その結果、国の方針として風疹の感染拡大、根絶を目指して、定期予防接種の機会がなかった39歳から56歳の男性を対象に、本年4月から2021年度末までの3年間、抗体検査、ワクチン接種が無料で実施されることが決定しました。このような行政の支援は、受診の強い動機づけと、拡大防止の強い追い風になります。 そこで、特定健診等も含めた当市の実施体制がどのようになっているのか、お伺いいたします。 以上で私の登壇質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君の登壇質問が終わりました。 武田光由君の質問に対する当局の答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田安規君) それでは、ただいまの武田議員の御質問にお答えさせていただきます。 私のほうからはボランティアポイント制度、そして風疹の予防対策についてのお答えをさせていただきたいと思います。 初めに、ボランティアポイント制度についてのお尋ねでございますが、市が推進をしております地域包括ケアシステムの構築には、市民ボランティアの参加が不可欠であります。その育成支援は大変重要であると認識をしておるところであります。そのためには、市では生活支援体制整備事業を委託しております匝瑳市社会福祉協議会と連携をいたしまして、サロン活動担い手養成講座を開催するなど、ボランティア人材の育成等に取り組んでいるところであります。 お尋ねのありましたボランティアポイント制度につきましては、65歳以上の高齢者が行う、主に施設等での介護支援ボランティア活動にポイントが付与されるものであり、元気な高齢者の社会参加により、介護予防への効果があるとされております。 しかしながら、この制度では、若い人や地域での支え合いの活動がポイントの付与の対象にならないという課題があるようですので、ボランティアに対する支援のあり方について、引き続き検討してまいりたいと考えております。 次に、風疹の予防対策に対する本市の実施体制についてのお尋ねでございますが、議員御案内のとおり、本年度から抗体保有率の低い世代の男性を対象とした予防接種が定期接種となりました。 初年度であります本年度は、国の方針に基づき、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性1,807名と、来年度配布対象者のうち希望のあった21人を加えた1,828人に、抗体検査とワクチンの接種が無料で受けられるクーポン券を配布いたしました。なお、来年度は、昭和37年4月2日から昭和47年4月1日の間に生まれた男性約2,400人に同様のクーポン券を配布するとともに、本年度クーポン券を使用しなかった人にも受検等を再勧奨する予定でございます。 この世代は、いわゆる働き世代と言われておりますことから、市で行っている特定健診や職場での健診の機会を活用して抗体検査を実施するなど、受検者の利便性を考慮して行っております。しかしながら、抗体検査の実施率は低く、本市では9月末で9.2%、県全体で見ましても10%にとどまっている状況でございます。 このため、今後も引き続き、市のホームページや広報を通じて普及啓発の徹底を図り、風疹の感染拡大防止に努めてまいりたいと考えております。 私からは以上でございますけれども、そのほかにつきましては教育長及び担当課長から御答弁申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。
    ◎教育長(二村好美君) 私からは、教育現場におけるAEDの活用についてお答えさせていただきます。 児童生徒の命を守るための安全な学校環境の構築は極めて重要であることから、全ての学校において初期対応や緊急連絡体制等を細かに定めた危機管理マニュアルの見直しを毎年、年度初めに行い、いざというときに備えております。また、御質問のAEDにつきましては、市内の小・中学校全てに設置しております。 このAEDの使用については、教職員は毎年消防署と連携を図り、研修を受けております。一方、児童生徒については、中学生は消防署や日本赤十字社から講師を招き、毎年1学年を対象として、全員が実技を交えて指導を受けております。また、小学生につきましても講師を招いて、今年度は2校が高学年を対象とした講習会を予定しております。このほか、家庭教育学級で研修を実施した学校も1校ございます。 次に、AEDの設置場所についてのお尋ねでございますが、職員室、職員用玄関、保健室等に各学校の判断で適切な場所に設置しております。 最後に、いじめの実態についてお答えいたします。 学校では、日々の子どもたちの様子の変化に目を配るとともに、毎月行ういじめアンケートや教育相談のほか、保護者からの相談や情報提供等により、いじめを早い段階で発見できるよう努めております。また、教育委員会では、学校からいじめアンケートに関する報告及び実際に指導に当たったいじめ事案に関する報告を受けており、実態把握及び指導、助言を行っております。なお、昨年度の本市のいじめの認知件数は、小学校91件、前年度比23件の増、中学校11件、前年度比15件の減、合計102件、前年度比8件の増でございます。 今後とも学校と連携し、いじめ予防の啓発や早期発見に努め、関係機関とも連携を図りながら対応を進めてまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) 私からは、SNSを活用したいじめ相談の評価といじめ問題の解決についての御質問にお答えをいたします。 SNSを活用した相談は、若年層にとって日常使いなれているコミュニケーション手段を用いたものであることから、子どもたちにとって利用しやすい相談方法の一つと考えます。一方、相談員は、若年層によるメッセージの言葉遣い、絵文字を理解できる能力や適切な質問の方法など、SNSの相談に応じるための技量が必要と言われております。また、相談内容として命にかかわるものもあることから、担当1人の判断だけではなく、スタッフ体制が必要となります。このようなことから、千葉県や千葉市、柏市、君津市などのSNSを活用した相談の取り組みを注視しつつ、児童生徒や保護者が悩みを相談しやすい環境づくりを進めてまいります。 次に、SNSを活用したいじめ問題の解決についてでありますが、教育委員会では、現在SNSによる相談を行ってはおりませんが、メールによる相談を行っており、毎年小・中学校の全家庭に相談のためのメールアドレスを周知しております。平成30年度から現在まで、メール相談にはいじめに関する相談はございませんでしたが、電話や来所による相談が2件ございました。 学校がいじめの早期発見に努め、児童生徒や保護者が相談しやすい環境を整えることにより、いじめへの早期対応が円滑に進められるものと考えます。 なお、このほかにも全国共通の24時間子供SOSダイヤルほか、千葉県、警察等の関係機関による電話相談窓口を、引き続き児童生徒及び保護者に周知してまいります。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 詳細な答弁ありがとうございました。 初めに、心肺蘇生の普及、突然死ゼロを目指してということで質問させていただきます。 平成29年に中学校の新学習指導要領が改訂されて、中学校ではAEDの使用を行っているということで。 それで、その中に包帯法や止血法、直接圧迫法というのが含まれているんですけれども、その辺は一緒にやっているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 先ほど申し上げましたAEDの講習と一緒に、講師から指導を受けて体験的な学習を行っております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 包帯法や止血法をやっているということで安心いたしました。ありがとうございます。 続いて、今年度ですか、小学校で約3校がAEDの講習をやって、あと7校についての予定はあるんでしょうか。来年度はともかく、再来年度にやるとか、その辺の予定はどうなっているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) まず、今年度ですけれども、実施、実は予定が3校を予定してございましたが、そのうちの1校は台風等の災害の関係がございましてやむなく中止というふうなことで、実際のところは講師を招いての講習会は2校の予定ということでございます。 来年度以降につきましてはまだ、今後、来年の計画を立てていくということで、現在は未定という状況でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 各学校でやったほうがいいことだと思うんですけれども、教育委員会としての立場で、やる、やらないは、もう学校の事情に合わせて見ているんでしょうか。それとも、教育委員会として大事なことなので、ぜひ学校としてやるべきことだということで指導しているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) 議員御指摘のとおり、AEDなり心肺蘇生に関することの重要性につきましては、大変重要なことであるということでの見解並びに話ということがございますけれども、実際に例えば実技を伴った講習ですとか、講師を招いての研修会を実施するかどうかということにつきましては、さまざまな教育課程上のことですとか行事の組み方、学校による事情がさまざまございますので、決定については学校ごとということになっております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 学校による諸事情というのはわかります。学校によっていろんな、基本的なものは一緒じゃないかなと思うんです。やっぱり必要なものは必要としてやっていくべきだと思うんですけれども、その辺は、AEDの講習についての教育委員会としての考え方というのはどうなんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) 確かに、できることが許せばぜひやっていく、また小学校でできるかどうか、あるいは中学校で実際1年生でとやっていますけれども、そういった経験を積み重ねて、いざというときに対応できる力、対応力をつけていくという上では必要なことだろうというふうには考えております。 ただ、どの場面でどういうふうにできるかということにつきましては、やはり学校のさまざまな諸事情も考慮しないとならないということで考えているところでございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) できればというよりもなるべく、ひとつ命の大切さということの視点で指導をしていただければなと思いますので、よろしくお願いします。 次に、AEDの設置場所についてなんですけれども、今、教育長答弁で最適な場所なんだよという、今設置されている場所が最適なんですよというお話をいただいたんですけれども、平成29年9月に私、一般質問させていただきまして、当時、教育長から、防災担当課や各課と協議して、した後にどうするんだという結論づけをしたいというお話をいただいたんです。 というのは、例えば体育館に夜間、バスケットボールだったりバレーだったり、父兄の方なのか地域の方なのか、集まって運動されている。そういった意味で、体育館の近くにあったほうがいいですねということを当時、教育長も理解していただいて、そういった答弁をいただいたと思っていたんですけれども。 しかしながら、今回の答弁で今が一番最適であるというお話をいただいて、あれっということを思ったんですけれども、その協議内容についてお伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 大変難しい判断を要するところでございますけれども、今現在、学校に1台しかないAED、これはあくまでも児童生徒の安全確保というのを主目的として設置しておりますので、子どもたちの一番活動する場所はやはり生徒棟、児童棟、いわゆる子どもたちの教室のあるところでございます。体育館から生徒のいる教室というのは意外と離れておるものですから。そういった意味で、学校によって、これ最適という言葉じゃなくて、私、先ほど「適切な」ということで表現させてもらいましたけれども、各学校で最も適切と思われる場所を選んで設置を委ねていると、このように考えております。2台置ければ、それは体育館に置けるのが一番、体育館にも置けるようにするのはいいことだと思いますけれども、現状としては、私のほうとしてはこのような見解でございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 児童生徒にとっては教室の中が一番いいんです。 しかしながら、授業中に突然死、心臓がとまってしまうというのは、いろんなお子さんがいるので一概に言えないんですけれども、リスク的には体育館だったり校庭であったり、やっぱり運動しているときが多いのではないかなと思うんですね。今、寒い、暑いというのも、今年度エアコンがついて、教室の中も非常に快適な環境になってきているということがあると思うんです。そう考えると、気候変動の激しい体育館にはエアコンがついていませんので、やっぱり運動して、激しい運動をすることによって、突然死ではないんですけれども、リスクが高まるというのが大きいと思うんですね、比較的に。 また、子どもたちというのもあるんですけれども、防災の観点、それから地域の方への観点。反対に、市民課で今回、指定避難所ですか、が体育館があったんですけれども、体育館に私はAEDをどれだけの、例えば校長先生も教頭先生も恐らく指定避難所に来られていたと思うんですね。AEDを持ち込んだかというと、どうなのかなって心配なんですけれども、指定避難所、避難所としてどのように考えるか。これ、避難所としての、教育委員会は別としてですよ、避難所としてどう思われるか、市民課長、お願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 高橋市民課長。 ◎市民課長(高橋康二君) 地域防災計画の中で市民部ということでして、避難所の開設及び連絡調整に関することということで、市民部が充てられておりますので、私のほうで回答させていただきます。 災害時ということでお話しさせていただきますと、議員御指摘のように、指定避難所におきましてAEDの使用が必要だ、想定されるということであれば、匝瑳市避難所運営マニュアルに基づきまして施設管理者のほうと協議させていただく、こういうことになろうかと考えております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 参考まででございますけれども、私がここの教育長に就任して今、4年目になるわけですけれども、今までの例として、現場においてやはり教室、廊下で倒れてAEDを活用した事例が2件ございます。参考までに申し上げておきます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 今伺ったとおり廊下でということで、温度差があったのか、激しい運動をされたのかわからないんですけれども、教室の中で、近くにあったということで幸いしたというお話をいただきました。 しかしながら、私は学校にあって学校だけのものではないと思うんです、AEDが。やっぱり地域のために役に立つもの、地域のためにも、一つしかない、もしくは例えば生徒がたくさんいる場合に、中学校で、保健室用もしくはその運動用として体育館としてつけるとか。 私のこの提案も、先進事例かもわからないですけれども、結構な数を小・中学校の体育館のわきにつけているところがあるんですよ。初めて言っているわけではないので。それをよしとするのでつけていると思うんです、地域のための。 例えば、市長が剣道をやっていて、若い方も年配の方もそういったリスクを負いながらやっていると思うんです。心臓がとまったときに救急車で間に合うかと。間に合わないんですよ、ほとんどが。例えば、1分でリスクが7%から10%ずつ減るわけです。10分たったらある意味、助からないんですよ。そういった一か八かの部分で、あるかないかでは大きな差が出てしまうので、学校もひとつ協力していただきたいという思いなんです。 学校の立場で言えば、100%いい場所だと言うかもわからないですけれども、地域のことをいま一度、教育長、考えていただいて、検討願いたいと思いますがどうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 非常に難しい御質問でございますが、避難所等が設置された場合のときには、そういった臨機応変に活用をしていきたいと思いますが、また校長会等でも意見交換等はしてみたいと思います。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 避難所もそうなんですけれども、地域活動でバレーとかバスケットとか、先生がいないときに、職員室じゃなくて校舎が閉まっていて、目の前にAEDがあるのに、ガラスを割って入れるだけの勇気のある人がいればいいですよ。まず、救急車を呼んでいるんです。その間に心配しながら周りで見ているんです。 そう思うと、校長と相談するというのもあるんですけれども、いま一度、体育館を父兄の方、もしくは地域の方に貸しているという、ある意味、瑕疵担保はないんですけれども、その辺考慮いただければと思いますので、よろしくお願いします。 次に、いじめの実態把握についてお伺いいたします。 この102件あったという認知件数なんですけれども、アンケートだとか教育相談だとか、どのような内訳で102件の累計になったんでしょうか。この内訳をお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) いじめのアンケートの内訳という御質問でございますけれども、特段、分類とか項目を立てて種類ごとに分けるというふうなとり方ではございません。具体的にどのような、例えば嫌な思いをしたとか、具体的に書いてもらいながら件数を集約しているということでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 私の聞き方が悪かったのか。102件のうちアンケートが80件あったよとか、相談件数が20件だったよとか、そういった内訳なんです。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) 申しわけございません、今手元にそこまでの分類はしてございませんので。ただ、データは、ちょっとお時間はかかりますけれども、調べることは可能でございます。 ただ、私どものこの件数は学校から毎月いただいている月例報告、こういったものの統計でございますので。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) この102件のうちに、重要案件というんですか、例えばレベルで1だとか2だとかそういった区分けはわからないんですけれども、重要案件というのはあったんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) おかげさまで、本市においての重大事態に陥っているものは1件もございません。 現在、一つの案件が出た場合に、3カ月間必ず経過観察をするようにしております。そういったことからも含めまして、現時点ではそういう重大事態に陥っているものはないということで御理解いただければと思います。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 3カ月とは結構な期間なんですけれども、この102件を3カ月間見ていたわけじゃなくて、この102件のうち何件を3カ月間経過観察されていたんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) これは、いじめ防止対策推進法に決められたものでございます。102件が一度に起きているわけでございませんので、累計として102件でございますから、その案件が発生してから3カ月、それぞれ経過観察をするということでございます。よろしいでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 102件を3カ月、これ、大変な仕事量だなと改めて思ったわけですけれども。 それで、この102件のほかには、例えばメールパトロール、メールじゃなくてネット上でいじめではないんですけれども、そういったものはチェックだとか、学校別にやっているとか、LINEだとかツイッターだとかそういったものはやっているんでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) すみません。ただいまの御質問の前に、私が3カ月経過観察をすると言ったのは、これは一つの案件が発生してから、この案件が解消したという判断ができるのは、その案件について3カ月経過まで見るということで御理解いただきたいと思います。 それから、ただいまありましたいわゆるSNSでも、これネットパトロールと呼んでおりますけれども、これは県の生活安全の少年課のほうで専門の警察官がこれをやっておりまして、何かあればその市町村の教育委員会を通じて、すぐ連絡が来るということで対応しております。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 県は県で独自にやっているという、県の事業というんですかね。市町村によっては、ネットパトロールというのをやっているという話も、千葉県の中でも柏市なんかは当初、ネットパトロールをやりながら事業を進めていたという話を聞いております。匝瑳市の場合には、県がやっているだろうということで、市独自ではやっていないということで、わかりました。 SNSを活用するに当たっても、小・中学生のスマホの所有率というんですかね、一般的にはうたわれているんですけれども、こういった統計的なものというのは、当市においてはとったことはあるんでしょうか。あれば、どのぐらいだという数字を教えていただけますでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 加藤学校教育課長。 ◎学校教育課長(加藤雅博君) それでは、スマートフォンの所有率というふうなことでございますけれども、ちょっと古いデータになってしまって恐縮なんですが、平成27年度に調査をとったことがございます。そのときの調査によりますと、小学生で4年生、5年生、6年生ということでとりまして、合計で26.8%の所有率と。逆に持っていない、引き算をしますと73.2%が持っていないということでございました。そのほかに、パソコンを持っているですとかそういったところ、あるいはゲームの利用状況、そういったところもあわせてそのときの調査でとりました。 また、中学生におきましては、同じく平成27年度の調査によりまして、持っているという1、2、3年生、合計で合わせますと68.1%と。持っていない生徒が31.9%という結果でございました。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 平成27年度の調査ということで、私も、これ正しい数字かどうかわからないんですけれども、ネットで調べると、全国的には小学校の5、6年生で、先ほど4年生も含めてという話だったんですけれども、5年生、6年生で約半数近くのお子さんがスマホを持っていると。中学生については、今68.1%、平成27年度なんですけれども。ネット上では約7割以上の方が、3年以上経過しているので、持っているのかなと。小学校の5、6年生については5割。中学生に行くと7割のお子さんがスマホを持っているんだということであります。 本当にいじめというのが、私も、相談できればある意味解決もしていく道筋ができるんだと思うんです。やっぱり今、国の事業として、県であったり、柏市なんかは独自でやっているんですけれども、匿名性というのが負の側面もあるんですけれども、匿名だから相談できるということがあるんですね。 ちょっとこのSTOPitというソフトなんですけれども、紹介しますと、生徒、子どもとして、やはり親にも先生にも言いづらい、そういったことがあるのではないか。なかなか先生とか親に相談するのはハードルが高いのではないかと思います。このSNSによるネットの相談というのは、最初は匿名で相談して、だんだん問題が明らかになってくると、それがカウンセラーとの間で実名で、ある意味、公になったところへ引っ張り出せるという、そういったメリットがあると思います。 例えば実例を挙げますと、ある有名ないじめ相談アプリですが、これはSTOPitという名前で、そのアプリをスマートフォン、タブレット、PCに入れ、起動すると、報告といったアイコンが出てきて、いじめられていると認識している生徒、あるいはいじめを目撃した子どもがその報告というのを押すと、カウンセラーのほうに、こんなことをされました、こんなものを見ましたということを最初に報告するわけです。 それを受け取ったカウンセラーは、これは1回その子に接触したほうがいいかなと判断したら、どういうことが起きたのかといって何回かやりとりする。その間はカウンセラーにとっては、わかることは学校の名前と学年しかわからない。子どもも、ある意味、自分の名前、立場を隠したまま対話ができるのです。だんだんコミュニケーションを広げる中で、緊急事態だなとなったときに初めて実名を公開してもらって、そのカウンセラーとの間でいろいろなやりとりをする。そうすると、そこで教育委員会あるいは学校にその連絡が行って、その情報を共有しながらその子のいじめ問題の解決を図る、こういうシステムなんですね。 大きい自治体、先進自治体はあると思うんですけれども、やっぱり一つの命、大きい、小さい、いろんな相談員の問題だとかあると思うんですけれども、いじめられていて、小さい町だから、市だからそれが見過ごされちゃうというのは本当にかわいそうだなと思うんです。 専門性も必要かもわからないんですけれども、これだけの子どもたちがスマートフォンを持ち歩いて、親や先生の見えないところでいじめが拡散しているという、もしかしたら拡散しているということもあるので、どうかいま一度、そういったものも必要な時に来ている。 私も頭、パソコン、スマートフォン、わからない部分はあるんですけれども、LINEだとかわからないところはあるんですけれども、見えないところで拡散してというのは怖いと思うので、いま一度若い人に教育長も聞いていただいて、導入をすぐできなくても、もう国のほうで一通りやってくれています。でも、一日も早ければ早いほうがいいと思うんですけれども、いま一度答弁をお願いいたします。 ○議長(石田勝一君) 二村教育長。 ◎教育長(二村好美君) まず、前段として、命の重さというのは、当然ながら誰もが見逃すことのできない重要な問題ということは間違いないものと。 ただ、携帯、スマホ等を使っての相談、これについてはちょっとやはり、ことし千葉県も初めて試行でやっているんですよ、短期間で。そういった様子も見てみたいですし、またちょっとその辺は十分調査研究させていただきたいなと思います。 私どもも、決していじめ問題、軽視しているわけではございません。学校とも連携をとって、常々これは情報交換等もよくやっているつもりでございます。先ほど言ったように、スタッフ体制を組むというのがまず一つありますし、その辺については十分な精査が必要かなと、このように考えます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) 国主導であったりいろいろあるんですけれども、テレビ報道だったり時代の流れの中で、子どもたちを守るという、今おっしゃったように、子どもたちの一番の大切に命だという、いじめにあって、20年、30年後のことを思うと、しっかり見守っていかなくちゃいけないということを思うと、ある意味、国が出おくれているというのもあるんですよ。 そう思うと、守るのはやっぱり教育委員会だったり、そういった方ではないかなと私は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、ボランティアポイント制度についてお伺いします。 いろいろ、そのポイント制度については検討していただいているとは思いますけれども、現在までのサロン活動の担い手講座だったり、いろいろポイント制度に変わったものをやられている話を聞いておりますけれども、実質的にはどういったことを検討した内容があるのか、お伺いいたします。 ○議長(石田勝一君) 林高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(林雅之君) それでは、今までに検討した内容はということのお尋ねでございますけれども、ボランティアの支援等については、生活支援体制整備事業を委託している匝瑳市社会福祉協議会と、事業実施上の課題の一つということの共通の認識を持っております。 この生活支援体制整備事業の一環といたしまして、地域のコミュニティセンター等に高齢者が集ってゲームなどを行うサロン活動の担い手を養成する講座を、昨年度から社会福祉協議会が開催し、今までに延べ64人の参加がございました。 また、私ども高齢者支援課におきましても、いきいき百歳体操におきまして、1人で運動のやり方がわからない方へのお手伝いなどの補助をしていただくサポーターの養成講座を平成29年度から開催いたしまして、現在まで54人のボランティアの方を育成しております。 また、社会福祉協議会では、電球などの交換など生活支援を有償で行うボランティア制度であるちょこっとサービスの来年度からの開催に向けまして、担い手養成講座を開催するなどの準備を進めているということです。 そのため、私どもといたしましては、この有償ボランティア制度が新たなボランティアの形として定着するかどうか、注視しているところでございます。 以上です。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) ありがとうございます。 地域力をどう生かすかという視点で、高齢者支援課のほうも大変御苦労されているものだと思います。そういった意味で、有償だけれども、ちょこっとサービスという、そういった形のものも含めて、地域で見守り、支援できるような方々が一人でも多くの体制づくりをしていただきたいと思うので、決してボランティア、ポイントをつけなくちゃやらないんだよというのもね、そんなことはないと思うので、ひとつその辺、どんな形でもいいので、地域の方の活力を出せるような事業を推進していただきたいと思います。 次に、風疹のことについてお伺いいたします。 来年度のクーポン券配布、具体的な内容はどのような形で行うのかお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) ただいまの武田議員の御質問にお答えをいたします。 来年度のクーポンの配布ということでございますけれども、11月28日に開催をされました厚生科学審議会感染症部会で、来年度のクーポン配布の対象者について議論されまして、48歳から53歳までの男性全員にクーポンを配布することが決定いたしました。さらに、残りの54歳から57歳までの人たちについても、自治体の判断でクーポンを前倒しして配布できるようにすることが決まりました。 これを受けまして、匝瑳市といたしましては、対象者を昭和37年4月2日から昭和47年4月1日の間に生まれました男性、現在の48歳から57歳の方、約2,400人に対しまして、郵送によりクーポン券を配布する予定でございます。 また、今年度対象者のうち未受検者に対しまして再勧奨するよう、国からの依頼もあることから、あわせて個別に通知を発送する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) あと、ワクチン接種が、抗体検査、医療機関は匝瑳市内、どのぐらいあるのかお伺いします。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それではお答えをいたします。 匝瑳市内で抗体検査及びワクチン予防接種のできる医療機関は、13医療機関でございます。また、クーポン券は全国統一の様式でございまして、勤務場所等の事情から、市内の医療機関での抗体検査やワクチン予防接種が難しい場合でも、全国の医療機関で使用することが可能となっております。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) この対象者が、働き盛りのなかなか会社を休めない方々、今いろいろ会社の健診であったり、市であれば定期健診であったり、いろんな形でやれるのかなと思うんですけれども、そういった方に夜間であったり休日だったり、そのための対応をとれないかと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(石田勝一君) 小川健康管理課長。 ◎健康管理課長(小川豊君) それではお答えをさせていただきます。 議員御指摘のとおりでございまして、日中に病院へ検査や予防接種に行くということは困難であると認識をしておりますけれども、現在、市内の医療機関で休日、夜間に対応できるところはございません。13の医療機関のうち12の医療機関は、土曜日も診療を行っております。午前のみの医療機関が7医療機関、午後も診療しているのが5機関ございますので、こういった医療機関を御利用いただきたいと思います。 また、お勤め先の定期健診で抗体検査を実施していただくのが一番よいと考えておりますので、来年度の健診に間に合うようにクーポン券の発送をする予定でございます。 以上でございます。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君。 ◆9番(武田光由君) このワクチン接種、非常に大事だなと思います。3年間でやるものですから、逃しちゃうとなかなか有料で、できなくなっちゃうんじゃないか。気のある人はやるんですけれども。無料の期間で、これはあらゆる手を使って接種していただけるように、健康管理課として進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(石田勝一君) 武田光由君の一般質問が終わりました。 これにて本日の一般質問を終結いたします。--------------------------------------- △次会日程報告 ○議長(石田勝一君) 12月19日木曜日は定刻より会議を開き、一般質問を行います。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(石田勝一君) 本日はこれにて散会をいたします。 △午後2時54分 散会...