匝瑳市議会 > 2017-06-20 >
06月20日-06号

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  1. 匝瑳市議会 2017-06-20
    06月20日-06号


    取得元: 匝瑳市議会公式サイト
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    平成29年  6月 定例会          匝瑳市議会平成29年6月定例会議事日程(第19日)                      6月20日(火曜日)午前10時開議1 開議2 付託議案等に対する各委員長(総務・文教福祉・産業建設)審査報告3 委員長報告に対する質疑4 議案(第15号-第36号)・請願(第1号・第2号)に対する討論5 議案(第15号-第36号)・請願(第1号・第2号)の採決6 議案第39号の上程-採決  議案第39号 匝瑳市監査委員の選任について7 発議案(第1号-第4号)の上程-採決  発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について  発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書について  発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議について  発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について8 議員定数・議会活性化等特別委員会委員の選任並びに正副委員長の選出について9 閉会---------------------------------------出席議員(20名)     議長  小川博之君       副議長  行木光一君     1番  宮内康幸君        2番  都祭広一君     3番  増田正義君        4番  椿 日出男君     5番  平山政利君        6番  林 明敏君     7番  山崎 等君        9番  日色昭浩君    10番  川口健男君       11番  武田光由君    13番  石田加代君       14番  浅野勝義君    15番  栗田剛一君       16番  佐藤 悟君    17番  苅谷進一君       18番  田村明美君    19番  佐瀬公夫君       20番  石田勝一君---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長        水口 孝    次長          大木恒一 主査          川島誠二    主査補         伊橋実希子---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長          太田安規君   副市長         角田道治君 会計管理者       石橋孝子君   秘書課長        高橋康二君 企画課長        大木寛幸君   総務課長        宇井和夫君 財政課長        布施昌英君   税務課長        山下愼一君 市民課長        藤崎俊一君   環境生活課長      加瀬幸治君 健康管理課長      戸嶋えみ子君  産業振興課長      塚本貢市君 都市整備課長      宇野重樹君   建設課長        佐藤雅一君 福祉課長        大木進一君   高齢者支援課長     塚本 優君 市民病院事務局長    日下 潔君   野栄総合支所長     堀田晴彦君 教育委員会教育長    二村好美君   教育委員会学校教育課長 有田 光君 教育委員会生涯学習課長 日下部真一君  農業委員会会長     太田忠治君 農業委員会事務局長   佐久間三喜男君 △開議の宣告(午前10時14分) ○議長(小川博之君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 これより、去る6月16日の本会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △資料の配付 ○議長(小川博之君) 次に、市長から資料として、1、匝瑳市地球温暖化防止実行計画、以上1件の提出がありましたので、各議席に配付しました。 なお、配付漏れありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 配付漏れなしと認めます。---------------------------------------付託議案等に対する各委員長(総務・文教福祉・産業建設)審査報告 ○議長(小川博之君) 日程第1、日程に従いまして、これより各常任委員会に付託いたしました案件の議案第15号から議案第36号と、請願第1号及び請願第2号の審査の経過と結果についてを一括議題といたします。 各常任委員会の議案等の審査の経過と結果は、お手元に配付のとおりであります。なお、配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 配付漏れなしと認めます。 これより、各常任委員会の審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。 初めに、総務常任委員長の報告を求めます。 平山総務常任委員長。     〔総務常任委員長平山政利君登壇〕 ◆総務常任委員長(平山政利君) おはようございます。 去る6月8日の本会議において、当委員会に付託されました事件は、議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市一般会計予算)本委員会所管分について、議案第20号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号))本委員会所管分について、議案第25号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市職員の育児休業等に関する条例及び匝瑳市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第26号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(新市建設計画の変更について)、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市税条例等の一部を改正する条例の制定について)、議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定及び和解について)、議案第35号 平成29年度匝瑳市一般会計補正予算(第1号)本委員会所管分について、以上議案10件で、この審査のため、去る6月9日午前10時から第2委員会室において、委員7名、執行部から副市長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第15号本委員会所管分について。 質疑では、市議会でのタブレット端末の活用に関する事項、職員研修と接遇の向上について、被災者支援システムの運用状況とその管理、市庁舎の耐震化と補修について、まち・ひと・しごと創生市民会議の活動内容、固定資産評価業務に関する事項、消防庁舎建てかえに関する検討状況について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第20号について。 質疑では、循環バス運行業務委託料の補正財源について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第25号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第26号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第29号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第31号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第32号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第33号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第34号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 議案第35号本委員会所管分について。 質疑では、匝瑳市版生涯活躍のまち形成事業における事業費及び実施事業内容について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 以上で、総務常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(小川博之君) 続いて、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 椿文教福祉常任委員長。     〔文教福祉常任委員長椿日出男君登壇〕 ◆文教福祉常任委員長(椿日出男君) 皆さん、おはようございます。 それでは、文教福祉委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。 去る6月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市一般会計予算)本委員会所管分について、議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について)、議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について)、議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市介護保険特別会計予算について)、議案第19号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市病院事業会計予算について)、議案第20号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号))本委員会所管分について、議案第21号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について)、議案第22号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市歯と口腔の健康づくり推進条例の制定について)、議案第23号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(指定管理者の指定について(匝瑳市就労支援事業所ほほえみ園))、議案第35号 平成29年度匝瑳市一般会計補正予算(第1号)本委員会所管分について、議案第36号 匝瑳市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、請願第2号 「国における平成30(2018)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、以上議案12件、請願2件で、この審査のため、去る6月12日午前10時から第2委員会室において、委員7名、執行部側から副市長、教育長及び関係課長の出席を求め、委員会を開催いたしました。その審査の経過と結果について御報告いたします。 まず初めに、議案第15号本委員会所管分について。 質疑では、地域支援事業マザーズホームの利用状況、生活保護扶助費予防事務費健康マイレージ事業放課後児童クラブ育成事業サタデースクール事業学校施設長寿命化計画策定事業スクールバス運行事業校務支援システム導入事業、発明クラブの状況、図書館の利用状況、パークゴルフ場整備事業について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第16号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第17号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第18号について。 質疑では、介護保険料利用者負担地域支援事業について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第19号について。 質疑では、新改革プランや不採算地区病院補助について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第20号本委員会所管分について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第21号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第22号について。 質疑では、市の責務について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第23号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第28号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第35号本委員会所管分について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 次に、議案第36号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 次に、請願第1号について。 意見では、子どもたちの学びを育てる意味で大事な請願であることから、採択すべきとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数で本会議において採択すべきものと決しました。 次に、請願第2号について。 意見では、請願で挙げられていることについては重要なことであることから、採択すべきとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数で本会議において採択すべきものと決しました。 以上で、文教福祉委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(小川博之君) 文教福祉常任委員長の報告が終わりました。 続いて、産業建設常任委員長の報告を求めます。 増田産業建設常任委員長。     〔産業建設常任委員長増田正義君登壇〕 ◆産業建設常任委員長(増田正義君) 皆さん、おはようございます。 産業建設常任委員会の審査の経過と結果について御報告をいたします。 去る6月8日の本会議において、本委員会に付託されました事件は、議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市一般会計予算)本委員会所管分について、議案第20号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号))本委員会所管分について、議案第24号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第27号 専決処分の承認を求めることについて(指定管理者の指定について(ふれあいパーク八日市場))、議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(市道路線の認定について)、議案第35号 平成29年度匝瑳市一般会計補正予算(第1号)本委員会所管分について、以上、議案6件でありました。 この審査のため、去る6月13日午前10時から第2委員会室において、委員6名、執行部から副市長、関係課長等の出席を求め、委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 初めに、議案第15号本委員会所管分について。 質疑では、防犯対策事業地域交通利用料助成事業住宅用太陽光発電システム設置助成事業、新「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業空き店舗活用支援事業、ふれあいパーク八日市場管理市営住宅長寿命化事業、八日市場駅北口広場改修工事、市道12162号線(川辺)道路改良事業、市道0104号線(堀川)道路改良事業新規就農者激励事業遊休農地対策事業などに関する事項について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第20号本委員会所管分について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第24号について。 質疑では、匝瑳市企業誘致に関する事項について質疑があり、執行部側から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第27号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第30号について。 質疑はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で承認するものと決しました。 次に、議案第35号本委員会所管分について。 質疑では、都市農村交流等促進モデル事業に関する事項について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。 採決の結果、賛成全員で原案のとおり本会議で可決するものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(小川博之君) 産業建設常任委員長の報告が終わりました。 以上で、各常任委員長の報告が終わりました。---------------------------------------委員長報告に対する質疑 ○議長(小川博之君) 日程第2、これより質疑に入ります。 ただいまの各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第15号-第36号)・請願(第1号・第2号)に対する討論 ○議長(小川博之君) 日程第3、これより議案等に対する討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 初めに、議案第15号、議案第24号及び議案第29号に対する反対者、田村明美君の登壇を求めます。 田村明美君。     〔18番田村明美君登壇〕
    ◆18番(田村明美君) おはようございます。日本共産党の田村明美です。 市長から提案されました議案第15号、議案第24号、議案第29号について、この順番で反対討論いたします。 まず初め、議案第15号 平成29年度一般会計予算についてです。 匝瑳市議会3月定例会が開会されなかったため、市長の専決処分が行われました。平成29年度一般会計予算、承認を求める議案でありますが、太田市長の施政方針に基づく施策の予算化については、施策展開に不足するところが多くあり、一方、予算化について検討を要するところもあることから、承認には反対いたします。 平成29年度当初予算は、歳入歳出144億7,000万円、平成28年度当初予算と比べ3億9,400万円の減となっていますが、平成28年度の最終補正予算額が約155億8,300万円と、約7億円の増大となっていることから考えますと、当初予算の規模だけで年間の財政傾向について判断することはできません。今後の平成29年度の補正予算のあり方についても注視していく必要があると考えます。 財政調整基金などの積立金残高債務償還額及び債務残高の推移が、行財政運営の安定性を見る指針となっていると考えますが、現在の匝瑳市の財政状況は、財政逼迫とは距離があり、市民が要望している、また市民の喜ぶ顔が見えるさまざまな施策を展開できるときではないか、もっと積極的な施策を検討し実現すべきだと考えます。市の各種基金の平成28年度末残高は55億8,300万円、うち財政調整基金は30億3,400万円、ふるさと振興基金4億2,300万円、社会福祉振興基金4億4,200万円、地域振興基金12億7,600万円となっています。 債務は市債の平成28年度末残高は約173億5,700万円ですが、合併特例債活用等による債務償還時の交付税措置があるため、実質市の債務償還負担額は平成28年度は5億5,433万7,000円、平成29年度の負担見込み額は約5億4,699万円となっています。 平成29年度の起債額は13億2,480万円が計上されていますが、うち地方交付税と同様の歳入として扱われる臨時財政対策債が5億7,000万円を占め、そのほか道路整備、農業基盤整備消防施設整備、図書館の空調施設改修、生涯学習センター八日市場ドーム耐震改修等の必要不可欠の事業費起債であります。平成29年度の特徴的事業としては、栄地区の津波避難タワー整備事業債7,730万円、合併時からの計画である南北道路整備事業費について合併特例債で1億2,820万円、そして、銚子市内に建設予定の3市共同の広域ごみ処理施設整備事業費について、合併特例債で7,350万円を起債しました。 この広域ごみ処理施設整備事業費の匝瑳市負担分を、合併特例債活用で起債する件については、東総広域組合執行部の一方的過ぎるやり方ではないのかと疑問があります。合併特例債の活用には、中長期的な起債と償還の年次計画が必要ではなかったでしょうか。広域ごみ処理施設整備事業費総額が算出され、3市間の負担割合に応じて、匝瑳市は合併特例債で財源確保するという計画がきちんと提示されなければなりません。また、負担割合もまだ決定していない中で、勇み足ではないかと甚だ疑問です。 太田市長の市政運営に関しては、とりわけ産業振興施策環境保全施策高齢者福祉施策に対して消極的過ぎると考えます。 産業振興施策について述べます。 まず農業振興について。 植木のまち匝瑳のPR事業を施策として打ち出していますが、基幹産業である匝瑳市の農業は、稲作、畑作、ハウス園芸、畜産などがあります。匝瑳市農業の基盤である稲作については、国の推進に沿った飼料用米・加工用米助成金制度が目立つだけで、水田基盤整備事業等、従来から引き続く義務的費用負担や、県支出の助成金事業の窓口として計上しているばかりとなっています。あっぴいちゃんという御当地キャラクターをつくって、市の特産品として売り出そうと取り組んだ赤ピーマンの生産販売の件は、今どうしてしまったのでしょうか。予算計上は見当たりませんでした。 太田市長が代表取締役を務める、第3セクターの有限会社ふれあいパーク八日市場に、出荷する生産者についても、会員の高齢化により、これから出荷量の先細りが懸念されています。ふれあいパークの創設目的は、都市と農村の交流事業で、農産物の市場開拓につなげること、市内農家の生産拡大、匝瑳市農業の活性化を図るということでありました。ふれあいパークの売上額が減少してきていることの一番の要因は、市内生産者の高齢化、それに伴う出荷内容の減少化ではないでしょうか。今、行政が本気になって市内農家の維持拡充策や、若い農業後継者の育成策に取り組まなければならないときだと考えます。 匝瑳市にとって、水田、畑は宝の資源です。しかし、何もしなければ立ち枯れてしまう状態に置かれているのが農業ではないでしょうか。そのことで不足している次の点を求めます。 1つには、飼料用米・加工用米に加えて、主食用米の生産に対しても助成金の対象とすること。2つには、赤ピーマンの件を教訓に特産品開発奨励事業は継続して行い、その成果を検証して実績に結びつけること。3つに、市民農園事業は都市住民との交流、農業体験による新規就農者の育成など、当初の目的を忘れず生かしていくこと。4つに、市の単独事業として、農業を始めたいと移住してくる人を応援する支援事業を創設すること。5つに、農地を生かすソーラーシェアリング事業は、既に市民により市内で展開されており、普及が目指されていることから、支援策を検討すること、などを求めるものです。 次に、商工業振興についてです。 商工業振興費予算額1億2,938万円のうち、中小企業資金融資預託金9,000万円、制度資金利子補給金1,470万円を除く、約2,460万円は商工会補助、プレミアム付き商品券発行事業等の活性化支援事業補助など、団体に対する補助金が中心となっています。新しい助成事業である、空き店舗活用支援事業は、経営者を応援してシャッター通りの再活性化を狙う施策ですが、補助制度を活用しようとする機運をどうやって盛り上げるかが課題ではないでしょうか。 また、企業誘致促進事業は、新たに3,000万円以上の投資をして事業展開した企業が、市民を常用雇用すれば、経営者に補助金を支給するという制度も追加するということですが、匝瑳市民が働く先を確保すること、良質な雇用先をふやすことを目的とするなら、労働法規の遵守を制度に明文化することが必須だと考えます。不十分な制度になってしまっています。 そうさ観光物産センター匝りの里に対し、市は平成28年度725万4,000円を投じ、平成29年度は781万7,000円を計上しました。市はNPO法人に市内観光案内と特産品の紹介、施設の管理等の業務を任せ、そのことについて指定管理料を払っているが、商品販売等の事業行為はNPO法人の独自経営であるという方針です。しかし、平成28年度事業では、現実に不採算部門が生じ、NPO法人の費用負担や会員の負担増に至っているという話が聞こえてきています。 平成29年度匝りの里予算はこれでよいのでしょうか。このあり方の継続では市長、執行部は安易過ぎるのではないでしょうか。関係者との協議検討を行い、是正が図られるべきではないかと考えます。平成29年度から匝瑳市民病院の建てかえ問題も本格化しますが、八日市場駅周辺に病院建設を求める意見が市民から寄せられています。匝りの里事業にも関係する市街地のまちづくりに位置づけた病院建設計画の検討を求めたいと思います。 次に、環境保全施策についてです。 市はこの間、観光事業を盛り上げたいと施策を展開してきました。今、本市の観光スポットは海、海浜と飯高檀林と言われています。しかし、再生土による埋め立て盛り土が自然環境を破壊し、市の観光スポットの景観をも大きく壊しています。市の環境保全に対する施策は及び腰です。早急に再生土埋め立て等について規制を図る必要があります。市の残土条例を3,000平米以上の埋め立て等についても、市長の許可を必要とすると改正することを求めます。平成29年度予算の関係では、衛生費の中の環境衛生費及び公害対策費において、担当職員の配置を拡充し、環境保全の制度研究やパトロール等の監視体制を強化することを求めるものです。 高齢者施策についてです。 第7次高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定作業が本年度行われます。しかしこの間、計画が策定されるたびに高齢者のための福祉施策が介護保険事業に回されていき、結果、介護保険料は引き上がるが、高齢者福祉サービスは充実されがたいものになってきました。第7次計画の策定に当たっては、一般会計の高齢者福祉事業部門のサービス拡充を求めるものです。 高齢者支援事業平成29年度予算では、介護保険特別会計にふれあいデイサービス、配食サービス、紙おむつ支給、認知症見守りネットワーク、家族介護慰労金支給、住宅改修支援などが計上されました。一方、一般会計予算では、在宅高齢者福祉事業として、外出支援サービス、訪問利用サービス、寝具洗濯乾燥消毒サービス、独居高齢者への緊急通報装置貸し出し事業が計上され、また、はり・きゅう・マッサージ助成金事業等も計上されました。外出支援サービスの利用対象者は、立ち上がったりすることが困難な重度の障害のある人の通院のための支援であり、広く高齢者の外出支援とはなっていません。 平成29年度、交通弱者と言われる高齢者等への移動支援施策は、循環バスの運行事業と、運転免許証を持たない高齢者に、タクシー利用補助券を申請交付する地域交通利用助成事業の2つとなっています。 太田市長はこの2つの事業で高齢者の交通手段の確保が十分だと考えているのでしょうか。市民3人に1人が65歳以上の匝瑳市は、長く元気でいるための健康増進介護予防事業をPRし、各地域で住民みずからに取り組んでもらう事業を進めていこうとしていますが、問題は移動手段、交通手段です。集まりたくても行かれないという高齢者の生活実態に基づき、必要な施策の検討に着手していただくことを求めます。 以上、指摘し、改善を求め、反対討論といたします。 次に、議案第24号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について)、反対討論します。 匝瑳市企業誘致条例を匝瑳市企業誘致及び雇用促進に関する条例に改正し、適用する工場等の条件に、新設または増設して投下固定資産額3,000万円以上投下するということを明記し、奨励措置に新たに雇用奨励補助金を設けることという変更提案であります。 改正後の条例第7条では、雇用奨励補助金の支給要件が定められていますが、支給を受ける適用工場等で働く労働者については、第2条で期限の定めのない常用雇用であることしか定義されていません。条例7条は、適用工場等が新規稼働開始日の前6カ月、後6カ月の期間内に、匝瑳市内に住所のある労働者を、1年以上常用雇用した実績がある場合、申請により労働者1人当たり20万円、合計1,000万円上限で、一時金を経営者に支給するという内容です。 支給を受ける経営者にとってメリットの大きい内容ですが、労働者があっての雇用奨励補助金であり、奨励する趣旨は、市民を正規職員として常用雇用する企業をふやすことにあると考えます。市民が安定した職場で安心して働くことができるという労働環境をつくることも、市行政が取り組むべき課題です。 労働基準法、労働安全衛生法を遵守することを条例第4条指定の要件に書き加えることが必須であると考えます。条例に明記することには時間を要するからというならば、条例第7条第3項に、雇用奨励補助金の交付を受けようとする者は、規則に定める書類を添えて市長に申請書を提出しなければならないとありますので、規則において労働法令を遵守していることを約束する書面・文書の添付を定める方法もあるのではないかと考えます。労働法令遵守は前提だとの認識であると思いますが、雇用奨励補助金の支給をめぐってトラブルが発生しないとは言い切れません。条例等で明文化していない場合の交渉解決の苦労を危惧するものです。 執行部に対し、これまで述べた点について質疑してきましたが、積極的な説明や答弁が得られませんでしたので、この議案について反対いたします。 最後です。 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(新市建設計画の変更について)、反対討論します。 新市建設計画の第3章の1、循環型社会の形成の部分において、「ごみの3Rを推進するとともに環境への負荷を抑制する処理体制の構築を図ります。」と記されてきましたが、「環境への負荷を抑制する処理体制の構築を図ります」の部分を削除し、「ごみ処理の広域化を推進します」に変える、訂正するものとなっています。私は環境への負荷を抑制する処理体制の構築を図るという文言を削除してはならないと考えます。 3市共同のごみ処理施設建設費用について、匝瑳市負担分は合併特例債を活用して財源とすることから、この新市建設計画の中に、ごみ処理の広域化という文言を明記しなければならないという、必要性からの訂正という説明ですが、ごみ処理の広域化を推進しますの前に、環境への負荷を抑制する処理体制の構築を図るという文言を、そのまま残すことの不都合があるのでしょうか。ごみの広域化処理の方式が環境への負荷を抑制するやり方ではないという理由があるのでしょうか。全く不明です。環境への負荷を抑制する方法でごみ処理を行うべきと考えますので、変更に反対します。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(小川博之君) 田村明美君による議案第15号、議案第24号及び議案第29号の反対討論が終わりました。 次に、議案第15号に対する賛成者、都祭広一君の登壇を求めます。 都祭広一君。     〔2番都祭広一君登壇〕 ◆2番(都祭広一君) それでは、私からは議案第15号 平成29年度匝瑳市一般会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 私は、議案第15号 平成29年度匝瑳市一般会計予算について、原案に賛成の立場から討論を行います。 まずは、概要でありますが、平成29年度一般会計予算、予算規模は144億7,000万円となり、前年度と比べまして3億9,400万円の減となっております。 まず、歳入予算の主な特徴でございますが、大規模な補助事業が終了したことに伴い、国庫支出金が14.8%、県支出金が5.7%の減少となっております。一方で、ふるさと納税による寄附金は、何と53.7%という大幅な増加が見込まれました。このことは、市税の大幅な伸びが見込めず、さらに地方交付税の合併算定替による減少が見込まれる中で、執行部が積極的に匝瑳市をPRして、財源の確保に取り組まれた結果であると、高く評価をさせていただきます。 これからも納税者を魅了するような特産品の開発を、匝瑳市の観光物産センター匝りの里等を中心として、活発に行われますように期待を申し上げます。 続いて、歳出予算でございます。これは、市民協働のまちづくりを推進するための、市民協働推進事業、本市で3基目となる栄地区津波避難タワーの建設事業など、マニフェストの達成に向けた予算が組まれていることとあわせて、匝瑳市総合計画後期基本計画で設定した基本目標に掲げられております事業が、しっかりと予算の中には盛り込まれておると思います。 まず、保健医療分野ですが、これまで実施をしてきた市民の健康を守るがん検診に加えて、新たに胃がんリスク検査を実施し、市民が明るく健康な生活を送ることができる予算がしっかりと組まれております。 産業振興、商工業分野では、市内への企業誘致、雇用の促進を図るための企業誘致の促進事業や、空き店舗の活用、匝瑳市で企業支援のために空き店舗を活用する事業など、商工業の発展に寄与するための予算が新たに計上されております。これは担当課におかれましては、市民の周知、広報に努めていただきまして、積極的に起業する方が行える環境をつくっていただければと念願するものであります。 また、教育分野ですが、教育環境の質的向上を図るための市内小学校の和式トイレの洋式化など、トイレの全面改修に向けた予算や、子どもから高齢者までが気軽に楽しめるスポーツ活動の場として、パークゴルフ場の整備に向けた予算が計上されております。 そして高齢者の分野では、地域事業支援について、担当課から今後もサービスを低下することなく行っていくという旨の答弁をいただいております。 まさに予算編成全般を見る限り、限られた財源を効率的に編成し、住民サービスの向上につながるように、配慮されているものと高く評価をするものであります。 そして、地方創生の積極的な取り組みでは、内閣府の定めた地方版総合戦略の先駆的な事例として、この匝瑳市版CCRCが取り上げられており、まさにこの平成29年度一般会計当初予算は、太田市長が所信表明の中で掲げている、本市が未来に向けて飛躍していけるように、市民、地域、行政が一体となって、オール匝瑳で取り組む具体的な施策を実施するための予算であり、それを実現することこそが、生涯活躍のまち匝瑳市のさらなる飛躍の一歩へつながるものと、大いに期待をするものであります。 以上のことから、議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市一般会計予算について)、私は賛成をするものであります。どうか、議員諸兄の御賛同をお願いして、賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(小川博之君) 都祭広一君による議案第15号の賛成討論が終わりました。 次に、議案第24号に対する賛成者、林明敏君の登壇を求めます。 林明敏君。     〔6番林 明敏君登壇〕 ◆6番(林明敏君) 皆さん、御苦労さまです。 私は、議案第24号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について)、原案に賛成の立場から討論を行います。 地域の重要課題である、若者の流出をとめ、市民の働く場を確保し、地域経済を活性化するための方策としては、企業誘致は極めて効果的で重要な施策であると認識しております。 今回の条例改正は、固定資産税を5年間免除する奨励措置対象業種を拡大し、また、市民を常用雇用した場合に、雇用奨励補助金を1人につき20万円支給するという戦略強化を図ったもので、まさに企業の誘致を積極的に進める姿勢を、企業にアピールする条例改正であります。特に、業種拡大では、本市の弱点と言われる宿泊業を新たに追加し、またインターネット関連業種、バスなどの道路旅客運送業など、地域の実情に照らし、時代の要請に応えるよう拡大をしたものであります。 また、今回新設した雇用奨励補助金は、県下ではまだ半数弱の自治体しか制度化していないもので、近隣の状況では、海匝香取山武地域内では銚子市、香取市、多古町しか制度化されておりません。 これらの改正内容は、企業にとって確実に魅力度がアップする内容で、地域の商工業の活性化に期待の持てる内容であります。 以上のことから、議案第24号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について)は、賛成するものであります。議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(小川博之君) 林明敏君による議案第24号の賛成討論が終わりました。 以上で通告による討論は終わりました。 以上で討論を終結いたします。--------------------------------------- △議案(第15号-第36号)・請願(第1号・第2号)の採決 ○議長(小川博之君) 日程第4、これより議案等の採決をいたします。 議案第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市一般会計予算について)、本案に対する各委員長の報告は承認であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり承認されました。 議案第16号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市国民健康保険特別会計予算について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり承認されました。 議案第17号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市後期高齢者医療特別会計予算について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり承認されました。 議案第18号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市介護保険特別会計予算について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり承認されました。 議案第19号 専決処分の承認を求めることについて(平成29年度匝瑳市病院事業会計予算について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり承認されました。 議案第20号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市一般会計補正予算(第5号)について)、本案に対する各委員長の報告は承認であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり承認されました。 議案第21号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度匝瑳市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり承認されました。 議案第22号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市歯と口腔の健康づくり推進条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり承認されました。 議案第23号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり承認されました。 議案第24号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、議案第24号は原案のとおり承認されました。 議案第25号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市職員の育児休業等に関する条例及び匝瑳市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり承認されました。 議案第26号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり承認されました。 議案第27号 専決処分の承認を求めることについて(指定管理者の指定について(ふれあいパーク八日市場))、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり承認されました。 議案第28号 専決処分の承認を求めることについて(指定管理者の指定について(匝瑳市就労支援事業所ほほえみ園))、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり承認されました。 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(新市建設計画の変更について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり承認されました。 議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(市道路線の認定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり承認されました。 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり承認されました。 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市税条例等の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり承認されました。 議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(匝瑳市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり承認されました。 議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額の決定及び和解について)、本案に対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり承認されました。 議案第35号 平成29年度匝瑳市一般会計補正予算(第1号)について、本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 議案第36号 匝瑳市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 次に、請願について採決いたします。 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、請願第1号は採択と決しました。 請願第2号 「国における平成30(2018)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、請願第2号は採択と決しました。 暫時休憩をいたします。 △午前11時23分 休憩--------------------------------------- △午後1時30分 再開 ○議長(小川博之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小川博之君) お諮りいたします。本日、市長より追加議案として議案第39号 匝瑳市監査委員の選任についての送付があり、これを受理いたしました。 開議前に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、本案について本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案については本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 なお、案件の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △議案第39号の上程-採決 ○議長(小川博之君) 議案第39号 匝瑳市監査委員の選任についてを議題とします。 地方自治法第117条の規定により、佐藤悟君の退場を求めます。     〔16番佐藤 悟君退場〕 ○議長(小川博之君) お諮りいたします。議案の朗読を省略して、直ちに市長から提案理由の説明を求めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号について、これより市長の提案理由の説明を求めます。 太田市長。     〔市長太田安規君登壇〕 ◎市長(太田安規君) 午前中の本会議に引き続きまして大変御苦労さまでございます。 それでは、追加案件の提案理由を申し上げます。 議案第39号 匝瑳市監査委員の選任について、本案は、議員選任の匝瑳市監査委員に佐藤悟氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるため提案いたした次第であります。 以上でございますが、よろしく御審議をいただき御可決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(小川博之君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって議案第39号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第39号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、議案第39号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより採決に入ります。 議案第39号 匝瑳市監査委員の選任について、本案についてこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、議案第39号は同意することに決しました。 佐藤悟君の入場を許します。     〔16番佐藤 悟君入場〕 ○議長(小川博之君) ただいま佐藤悟君が匝瑳市監査委員に同意されたことをお伝えします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小川博之君) 次に発議案として、石田加代君より、発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、椿日出男君より、発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書について、山崎等君より、発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議について、苅谷進一君より、発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、以上4件の提案がありました。 開議前に議会運営委員会にお諮りし、上程することといたしました。よって、この際、本発議案4件について、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、本発議案4件について、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。 なお、発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 配付漏れなしと認めます。--------------------------------------- △発議案(第1号-第4号)の上程-採決 ○議長(小川博之君) 発議案第1号から発議案第4号について一括議題とします。 これより発議案第1号から発議案第4号について、提出者から提案理由の説明を求めます。 初めに、発議案第1号について、本案提出者、石田加代君から提案理由の説明を求めます。 石田加代君。     〔13番石田加代君登壇〕 ◆13番(石田加代君) ただいまから提案理由を申し上げます。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。  平成29年6月20日提出 匝瑳市議会議長 小川博之様                   提出者  匝瑳市議会議員   石田加代                   賛成者     〃      川口健男 提案理由 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について 本案は、請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議いただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小川博之君) 発議案第1号の提案理由の説明が終わりました。 続いて、発議案第2号について、本案提出者、椿日出男君から提案理由の説明を求めます。 椿日出男君。     〔4番椿日出男君登壇〕 ◆4番(椿日出男君) 皆さん、お疲れさまでございます。 ただいまから提案理由を申し上げます。 発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書について 上記議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出いたします。  平成29年6月20日提出 匝瑳市議会議長 小川博之様                   提出者  匝瑳市議会議員   椿 日出男                   賛成者     〃      石田加代 提案理由 発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書について 本案は、請願第2号 「国における平成30(2018)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書の採択に伴い、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議をいただきまして、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川博之君) 発議案第2号の提案理由の説明が終わりました。 続いて、発議案第3号について、本案提出者、山崎等君から提案理由の説明を求めます。 山崎等君。     〔7番山崎 等君登壇〕 ◆7番(山崎等君) これより提案理由を述べさせていただきます。 発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議について 上記の議案を別紙のとおり、匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出をいたします。  平成29年6月20日提出 匝瑳市議会議長 小川博之様                   提出者  匝瑳市議会議員   山崎 等                   賛成者     〃      川口健男                    〃      〃      石田勝一                    〃      〃      武田光由                    〃      〃      石田加代                    〃      〃      増田正義                    〃      〃      佐瀬公夫                    〃      〃      佐藤 悟                    〃      〃      都祭広一                    〃      〃      宮内康幸                    〃      〃      平山政利                    〃      〃      椿 日出男                    〃      〃      苅谷進一 提案理由 発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議について 本案は、議員定数及び議会活性化等について調査するために、特別委員会を設置いたしたく、別紙のとおり提案いたすものであります。 以上、御審議いただきまして、御可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小川博之君) 発議案第3号の提案理由の説明が終わりました。 続いて、発議案第4号について、本案提出者、苅谷進一君から提案理由の説明を求めます。 苅谷進一君。     〔17番苅谷進一君登壇〕 ◆17番(苅谷進一君) 発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 上記の議案を別紙のとおり匝瑳市議会会議規則第14条第1項の規定により提出します。 平成29年6月20日提出 匝瑳市議会議長  小川博之様                   提出者  匝瑳市議会議員   苅谷進一                   賛成者     〃      佐藤 悟                    〃      〃      武田光由                    〃      〃      石田勝一                    〃      〃      石田加代                    〃      〃      川口健男                    〃      〃      山崎 等 提案理由 発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 本案は、予算及び決算に関する事項を審査する常任委員会を設置するため、所要の条文の整備をいたしたく、別紙のとおり議案を提出するものであります。 理由としましては、県内における各市における予算委員会または特別委員会において、各市が設置してありますが、我が匝瑳市はその設置がございません。平成26年度にも一度提案しましたが、その際は、まだ意見としましては時期尚早であろうということから否決されたものであります。 しかしながら、先進市であります近隣の成田市さんにおかれましては、横須賀市議会の予算委員会等を傍聴したり、また香取市におかれましては、特別委員会で予算決算の設置をしております。我々匝瑳市も事務事業の増大と予算の増大による、今後の予算の関係をつぶさに調査する必要があると思いまして、今回提案した次第であります。 以上、御審議の上、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(小川博之君) 発議案第4号の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって発議案第1号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書についてを議題とします。 質疑を許します。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって発議案第2号の質疑を打ち切ります。 次に、発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議についてを議題とします。 質疑を許します。 浅野勝義君。 ◆14番(浅野勝義君) 1点だけ質問させていただきます。 この発議案第3号、議員定数そしてまた議会活性化等特別委員会の設置に関する決議についてということでありますが、この議員定数と議会活性化特別委員会の設置、これはまるきり性格上別物だろうという思いが自分はするわけであります。 そしてまた、もう一つ確認したいのは、本案は、議員定数及び議会活性化等について調査をするための特別委員会を設置したいということであります。調査をするのみというふうに捉えてもよろしいかどうか、この委員会の権限、これは発生しないのかどうか、その辺についてお尋ねいたします。 ○議長(小川博之君) 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 今、浅野議員のほうから御質問いただきました、議員の定数と議会活性化特別委員会は別ではないのでしょうかという御質問でございました。 議員定数に必ずついて回ってくるのが、各この議会における活性化が必要というのが自然の流れではないかと私は認識しております。また、数字が先取りされるようなことではなく、しっかり調査をしながら、この特別委員会の中で方向性を見出していくという形が、私はこの流れの中ではよいと思います。そういう思いでこの提出をさせていただきました。 以上です。 ○議長(小川博之君) 浅野勝義君。 ◆14番(浅野勝義君) これは今方向性を見出す、議会活動に対しての方向性を見出すというような回答をいただきまして安心しています。 私の申し上げたいのは、この議員の定数の問題は、議員個々の権利でありますので、これについてどのような形で決定するかは今後の課題だと思います。ですから、あくまでも調査研究というためであれば、これは反対するものではありません。ですから、その辺について確認をさせていただきました。調査研究ということで、これからの方向性を見出すというためのものであると、決して決定機関ではないというような御答弁であったと思いますので、これで質問を終わりにします。 ありがとうございました。 ○議長(小川博之君) ほかに質疑はありませんか。 田村明美君。 ◆18番(田村明美君) 今、浅野議員の質疑で、浅野議員から最後のところで述べられたことがあって、ちょっと聞き取れなかった感じもあるんですが、確認したいんですけれども、特別委員会ということで、その採決ということを行わないということなのか、採決もあり得るということなのか。 調査研究ということに徹するならば、採決は当然ないわけなんですが、とりわけ、議員定数について、近い将来定数を変えるという提案をしようというようなことになった場合に、この特別委員会で採決をして何人とすると、それを議会に上程するというようなあり方もあるのかどうか。あくまでも調査研究に徹するのか。提出者のほうはどういう想定でつくられているんでしょうか。 ○議長(小川博之君) 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 私は、この現状で、今何も進んでいないという状況の中での、これは特別委員会の設置をして活性化をしながらも、その中で、順番が違いますけれども、定数の問題が、これが頭の中にあるという形で、その流れの中で、まず調査から始まっていかないと全く進まないわけですね。そういう流れの中で提案させていただきました。 また、その流れの中で、今後、議員発議等においての定数の問題が出るかもしれません。それはそのためにも私はそこで余り議員発議で一方的に定数を決めるのは大きな問題が残ると、いわゆる我々議員としての日常の議員活動の中で、自分たちでは自分のたちの道を、いきなりそういう形で定数を発議して決めていくというのがいかがなものかと。その前段においても、この調査を特別委員会でしていただきたいと、そういう思いで発議させていただいております。 以上です。 ○議長(小川博之君) ほかに質疑ありませんか。 田村明美君。 ◆18番(田村明美君) この特別委員会が設置された場合ですが、その運用、実際にどういうやり方でやっていくのかというのは、今の議員全員、20人が特別委員会委員になるということですので、その中の協議で決めていくということになるんでしょうか。 委員長、副委員長をどうするのかということも、まずあると思いますので、その具体的なこと、運用をどこで誰が決めるのかというのを、どう考えたらいいんでしょうか。 ○議長(小川博之君) 山崎等君。 ◆7番(山崎等君) 何度も私答弁しているとおり、まずこれはきっかけ、入り口だと私は思っております。20名の合議をもって委員長なり副委員長なり、分科会等考えていくのが筋ではないかと思います。 以上です。 ○議長(小川博之君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって発議案第3号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 次に、発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。 田村明美君。 ◆18番(田村明美君) こちらも現在の全議員20人を常任委員会委員とするということですので、全員で予算、決算を質疑するということなんですけれども、よくわからないのが、現在、大綱質疑それから3つの常任委員会にそれぞれ付託するということで、当初予算また決算が審査されています。その大綱質疑の中では全く予算、決算、当初予算と決算については、大綱質疑では質疑応答を行わないということなのか、また、委員会の付託も行わないということなのか、その部分がわかりません。 私の考え方としては、大綱質疑と委員会付託というのは、残しながら、でも特別委員会を中心に、全員で詳細な審査をするということができるようになるというふうに、改善していただくことがいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小川博之君) 苅谷進一君。 ◆17番(苅谷進一君) それでは、お隣の質問に対して答えを述べさせていただきます。 まず第1点目は、今回の委員会の審査におきましては、大綱質疑は回数制限がありまして、回数制限の中で随時行っていただく、通常どおりと変わりません。今回、私が提案した中では、先進事例にのっとりまして、各委員会に分科会を設置しまして、その分科会の中で予算審議をしていくという方向で考えております。 いずれにしましても、今回これが成立して公布されても、9月議会まで委員長、副委員長とその詳細についてはまだ決められない部分がございます。今後、この間に先進事例にのっとって視察を行って、その詳細も決めてまいりたいと思いますので、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 ○議長(小川博之君) ほかに質疑はありませんか。 田村明美君。 ◆18番(田村明美君) 提出者の今の回答を伺ったことでは、まずこの条例の、匝瑳市議会委員会条例を改正すると、そこに常任委員会として予算決算常任委員会、委員数20人ということを盛り込むということを議決すると。それを今後どうしていくのか、いつからどういうふうに行っていくのかというのは、今後の全員の協議で決めていきたいということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小川博之君) 苅谷進一君。 ◆17番(苅谷進一君) 前回、平成26年の提出のときも同じ質問を田村議員から受けたわけでありますけれども、繰り返しになりますが、いずれにしましても詳細についてもまだ詰めていかなきゃならない部分があります。それは確実に申し上げますが、これからきちっと合議制によって審議を進めていきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(小川博之君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) ないようですので、これをもって発議案第4号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号から発議案第4号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、発議案第1号から発議案第4号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ討論の通告がありません。 お諮りいたします。討論を省略して、採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、討論を省略して、採決に入ります。 これより採決に入ります。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 発議案第2号 国における平成30年度教育予算拡充に関する意見書について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(小川博之君) 起立多数、賛成多数であります。よって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。 発議案第3号 議員定数・議会活性化等特別委員会の設置に関する決議について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。 発議案第4号 匝瑳市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、本案について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(小川博之君) 起立全員、賛成全員であります。よって、発議案第4号は原案のとおり可決されました。 ただいま可決されました発議案第1号と発議案第2号については、意見書の提出でありますので、地方自治法第99条の規定により関係行政機関に提出いたします。 お諮りいたします。ただいま意見書案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理については議長に一任することに決しました。 なお、発議案第4号の委員の選任については、条例公布後、委員会条例第7条第1項の規定により議長の指名によります。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(小川博之君) ここでお諮りします。発議案第3号が可決され、議員定数・議会活性化等特別委員会が設置されましたので、この際、特別委員会の委員の選任について、本日の日程に追加し、これを議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川博之君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。--------------------------------------- △議員定数・議会活性化等特別委員会委員の選任並びに正副委員長の選出について
    ○議長(小川博之君) 議員定数・議会活性化等特別委員会委員の選任についてを議題とします。 ここで申し上げます。委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議員各位を特別委員に指名します。 なお、続いて議員定数・議会活性化等特別委員会の正副委員長の選出については、互選により委員会でお取り計らいをお願いいたします。 暫時休憩いたします。 △午後2時05分 休憩--------------------------------------- △午後2時58分 再開 ○議長(小川博之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 前回の議事を継続します。 議員定数・議会活性化等特別委員会正副委員長の選任に当たり、その互選の結果について委員長から議長宛てに決定された旨の報告がありました。よって、その内容について事務局長をして発表させます。 水口議会事務局長。 ◎議会事務局長(水口孝君) それでは発表いたします。 平成29年6月20日、議員定数・議会活性化等特別委員会正副委員長の互選結果について御報告申し上げます。 議員定数・議会活性化等特別委員会委員長は、石田勝一委員です。副委員長は、山崎等委員です。 以上でございます。 ○議長(小川博之君) 以上、局長を介し報告したとおりであります。 議員定数・議会活性化等特別委員会の運営についてよろしくお願いいたします。 なお、名簿を調製の上、印刷し後日配付いたします。 以上で、議員定数・議会活性化等特別委員会委員の選任並びに議員定数・議会活性化等特別委員会正副委員長の選出が終わりました。--------------------------------------- △議長挨拶 ○議長(小川博之君) 今定例会に付議された事件は全て議了されました。 ここで一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る6月2日に招集されて以来、会期19日間にわたりましたが、この間における皆様方の御精励と御苦労に対しまして、衷心より深く感謝申し上げる次第であります。 皆様方におかれましては、時節柄、御自愛の上、さらに一層の御活躍をお祈り申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(小川博之君) これにて匝瑳市議会平成29年6月定例会を閉会いたします。 △午後3時01分 閉会             署名      地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            平成29年6月20日           議長      小川博之           前議長     栗田剛一           副議長     行木光一           議員      平山政利           議員      佐藤 悟...