匝瑳市議会 2015-06-10
06月10日-02号
平成27年 6月 定例会
匝瑳市議会平成27年6月
定例会議事日程(第6日) 6月10日(水曜日)午前10時開議1 開議2
上程議案に対する
大綱質疑3 議案(第1号・第2号)・請願(第1号・第2号)・陳情(第1号-第3号)の
委員会付託4
散会---------------------------------------出席議員(20名) 議長
栗田剛一君 副議長 行木光一君 1番 宮内康幸君 2番 都祭広一君 3番 増田正義君 4番
椿 日出男君 5番 平山政利君 6番 林 明敏君 7番 山崎 等君 9番 日色昭浩君 10番 川口健男君 11番 武田光由君 12番 小川博之君 13番 石田加代君 14番
浅野勝義君 16番 佐藤 悟君 17番
苅谷進一君 18番
田村明美君 19番 佐瀬公夫君 20番 石田勝一君
---------------------------------------欠席議員(なし
)---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長 藤崎俊一 主幹 高橋康二 主査補 川島誠二 書記 渡辺
浩---------------------------------------地方自治法第121条の規定による出席者 市長
太田安規君 副市長 角田道治君
病院事業管理者 菊地紀夫君
会計管理者 茅森 茂君
秘書課長 宇井和夫君
企画課長 太田和利君
総務課長 渡辺則孝君
財政課長 市原 繁君
税務課長 伊藤久夫君
市民課長 塚本貢市君
環境生活課長 加瀬幸治君
健康管理課長 山下愼一君 産業振興課長 作佐部勝美君
都市整備課長 佐藤雅美君
建設課長 椎名 満君
福祉課長 平山 弘君
高齢者支援課長 大木進一君
市民病院事務局長 日下 潔君
教育委員会委員長 大木睦子君
教育委員会教育長 池田竹四君
教育委員会学校教育課長 小関和雄君
教育委員会生涯
学習課長 水口 孝君
農業委員会事務局長 佐藤 和君
△開議の宣告(午前10時00分)
○議長(
栗田剛一君) おはようございます。 これより6月5日の本
会議散会前に引き続きまして、本日の会議を開きます。 なお、本日ただいまの
出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
---------------------------------------
△
上程議案に対する
大綱質疑
○議長(
栗田剛一君) 日程第1、日程に従いまして、これより
上程議案に対する
大綱質疑を行います。 この際、申し上げます。本日の日程は
大綱質疑でありますが、
質疑終了後、各
常任委員会に議案等の審査を付託いたしますので、質疑については議案の大綱の範囲とし、重複する事項は避け、円滑な議事運営ができますよう御協力をお願いいたします。 また、執行部の答弁も直截簡明に行うよう要望いたします。 これより質疑に入ります。 報告第1号 平成26年度匝瑳市一般会計予算
繰越明許費繰越しについてを議題とします。 質疑を許します。
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) 平成26年度の予算として計上されたものが、平成27年度に繰り越して行われるということの報告でありますけれども、既に平成27年度始まっております。その中で、報告書の計算書の中に示されている
津波避難タワー設置事業と
電子計算処理事業について、平成27年度
主要事業進捗概要の中に
津波避難タワーのことについても記載がありますけれども、もう少し詳細に御説明をいただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
渡辺総務課長。
◎
総務課長(
渡辺則孝君) それでは、
田村議員の御質問にお答えさせていただきます。
津波避難タワーにつきましては、平成26年度、
入札執行が大分おくれたために、工期が3月末で完了しませんでした。そういうことで、今回
繰越明許をお願いしたところでございますが。 現在までの状況としましては、
津波避難タワー建物本体、鉄骨等がもう全て立ち上がっておりまして、現在は表面の
塗装部分の処理を行っているところでございます。これが終わりますと、
あと太陽光のモジュールを設置する、
あと外周に防護の柵を設置する予定になっておりまして、完成が7月31日をもって全て完成というような状況となっております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) それでは、私のほうからは
電子計算処理事業についてお答え申し上げます。 まず、
電子計算処理事業でございますが、社会保障・
税番号制度に対応するための
住民情報系システム改修におきまして、平成26年8月1日付で
NECネクサソリューション、委託先でございますが、こちらと今年度末までの契約を行いましたところでございますが、国から示されます
中間サーバーの仕様確定がおくれたことなどから、平成26年度実施することとなっていた委託業務の一部が完了できない見込みとなったことから、翌年度に繰り越したものでございます。 現在の
進行状況でございますが、1次
リリースが終了したところでございまして、2次
リリースにつきましては平成27年12月の予定となっております。 なお、
システム稼働スケジュールには影響がないということになっております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
田村明美君。
◆18番(
田村明美君)
津波避難タワー設置事業で、全額が翌
年度繰越額ということなんですが、その内訳で3,260万3,000円がその他ということなんですが、このその他というのは何なのか、御説明お願いします。
○議長(
栗田剛一君)
渡辺総務課長。
◎
総務課長(
渡辺則孝君) 3,260万3,000円の財源内訳のその他の部分ですが、これは
復興交付金をこれに充てております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) この
津波避難タワー設置事業に関連してお尋ねをいたします。 御案内のように、この
避難タワーはたしか平成26年3月の当初予算において、
復興交付金を原資として始まりまして、その後、資材・
人件費等の高騰によりまして6月補正で1,340万円、そして9月補正で立て続けに補正を行いまして、約2,392万円ということで、一度ならず二度までの補正によってこのたび完成を見るということであります。大変難産の末の産物であるということで、関係各位の御努力に対しまして、地元の一人として心から感謝を申し上げるところでございます。 先日、私、
今泉浜地区の有志の方々に呼ばれまして見てまいりました。
タワー本体はほとんど完成ということでありまして、あとはその進入路を含めた
外周工事を残すのみということで、近々の完成であろうというように感じたわけでございます。 この有志の方々からいろいろな意見が出まして、
タワー東西に市道がございますね。細いこの道路をどうするのかとか、あと、タワーへの緊急時の救難物資の搬送はどうなるのかとか、また塗装の問題とかいろいろありました。 私も1つ疑問に思ったのは、どこでもそうでありますように、当然タワーはどぶづけ仕様であるとそのように思っていました。私の個人的なことを申し上げますと失礼なんですが、船をやっていた関係上、この塩害に強いのはまず
ステンレスであると、次にはどぶづけであるというような認識であったわけでございます。地元のこの有志の方々のおっしゃるには
ペンキ仕立てであると。まして雨が降ってさびが及ぼしたものに対しても、そのまま塗装されているというような意見もありました。この
塗料仕立てということでございますが、これは今後の
メンテナンスを含めて、どぶづけとどのような差異があるのか。また、どうしてこの
塗料仕立てを選んだのか、まずお答えいただきたい。 続けてなんですが、私の感触としては、地元のほとんどがそうであるというような感触を得たわけでございますが、このタワーは地元にとっては大歓迎というより、むしろないよりはあったほうがまし程度の認識であろうなと、そのように感じたわけでございます。地元としては、むしろこのタワーも含めて、いち早く全国有数の避難所である野栄中、また総合支所、その辺にいち早く避難するための道路網の整備、これをまず緊急に行ってほしいと。当地域から唯一の道路であるこの0208ですか、この路線の整備・充実を何よりも急いでほしいということでございました。そのようなことでありましたので、まずそれらについてお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君)
渡辺総務課長。
◎
総務課長(
渡辺則孝君) それでは、まず
塗装部分についての御質問にお答えさせていただきますが、本市で行っている塗装につきましては溶融亜鉛メッキ仕上げ、いわゆるどぶづけではございませんで、議員おっしゃられたより強度の強い
ステンレス塗膜塗装を行っております。この
ステンレス粉末塗料を塗るんですが、1回ではなくて2回塗りしまして、より強靭で
防錆能力、さびに強い塗料となっておりますので、これを塩害に強いということで、この塗料を今回は採択したところでございます。 さびを落としてということでございますけども、塗る前に必ず
サンダー等をかけまして、さびを落としてから当然やるわけですけども、実はこのさびを落とす際に近所の方から、さびの粉末が飛んでくるというような苦情もいただいているところでございまして、全部1回にさびを落とすのではなくて、塗る部分についてさびを落としてやっていくというような工法をとっていると、そういうような報告を受けております。 それから、2番目の近隣の道路の整備でございますけども、まずタワーを完成した後、その後、今泉浜から支所までの0208号線ですか、その拡充については今後の課題とさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君)
総務課長も御答弁ありがとうございました。よくわかりました。 自分の知りたいのは、このどぶづけ仕様と今おっしゃった2回塗るということで防錆ですか、さびの対策を行っているということですが、この比較ですよね。これをお答えいただきたい。 というのは、何回塗っても塗ったものは剥がれるわけでありまして、これが今度
メンテナンスを要するということになりますと、恐らく常識的には、私の常識の範囲ではどぶづけというのは半永久的だろうと、あとのメンテがほとんど要らないだろうという思いを持っておるものでございます。
メンテナンスが必要と、さらに塗装するということになるとかなり細かな材料を使っておるようでございます。例えば、鉄の中にしても3分の丸棒の鉄筋を使っておるような部分もありまして、その部分を全部さびを落として塗るということになると、大変な
メンテナンス費用がかかるのではないかと。これ全て税金でやると思います。 ですから、後々こういう
メンテナンスのかからない、
メンテナンス費用の発生しないような状況でやるのが行政の仕事であろうと私は思うわけでございます。その辺も含めて、この比較をぜひ御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君)
渡辺総務課長。
◎
総務課長(
渡辺則孝君) それでは、どぶづけと、それから今回うちのほうが採用しました
ステンレス粉末塗料の違いについてちょっとお答えさせていただきますが、亜鉛メッキ仕上げ、通称どぶづけ塗装につきましては、本市以外の例えば隣の旭市ですとか、横芝光町等の
避難タワーに用いられているところでございます。確かにさびを防ぐという工程につきましては非常に有効な手段であるという認識は持っております。 ただ、今回うちのほうが採用しました
ステンレス粉末塗装につきましては、そのどぶづけよりもさらにもっと強靭な塗料を使っておりますので、
メンテナンスのほうも、どぶづけよりもさらに
メンテナンスの必要性がないというような方式でございます。実際には
パウダーコーティングといいまして
粉末塗料を塗っていくんですけども、これを数回塗ることによりまして、どぶづけよりもさらに
メンテナンスの少ない工法であると、そういうような認識でおります。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) どぶづけよりももっと強力であるというような御答弁でございますので、私も納得いたしました。これは議事録に残ることでありますので、本当にありがとうございました。 あと、それに関連してこの0208、これも検討しておられるということでございますが、期日でございますね。何年の何月までにこれを整備するような予定でございますでしょうか。私も地元に対して説明責任がございますので、ぜひよろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 暫時休憩します。
△午前10時15分
休憩---------------------------------------
△午前10時17分 再開
○議長(
栗田剛一君) 会議を再開します。
渡辺総務課長。
◎
総務課長(
渡辺則孝君)
避難道路の関係でございますけども、まだそこの地区のいわゆる南北にわたる道路の件につきましては、まだ
避難道路として今後どういうふうな形にしていくかという計画もできておりませんので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
椎名建設課長。
◎
建設課長(椎名満君)
避難道路としての位置づけにつきましてはまだ検討段階ではございますが、一部支所から南へおりるところにつきましては既に一部改良済みとなっておりまして、未売の土地もございます。さらに南に下りますといろんな家屋にかかるということで、そういう御協力もいただかないといけませんので、
生活道路あるいは
避難道路を総合的に考慮いたしまして、計画を検討させていただきまして、その際はまた住民の方々にも御意見を伺いながら、時期については検討させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 私も地元、元生まれたところですので改めて言わせていただくと、せっかく8,000万円以上をかけて今回の
避難タワーを建設したわけであります。るるあるにしても、
避難タワーからのさかアリーナですね、それから野栄中に行く経路はやはり確保すべきだと思っています。もう私は必然的に前の議会から、このタワー問題の提案があったときからそのことはやっていただきたいと。少なからず今時勢で、やはり住民も協力体制にあると思います。 そういう意味におきましても早急な形で、せっかくつくったものを海から
避難タワーへ、
避難タワーから2次避難できる野栄中、並びに2次
避難場所への
整備計画を早急に立てていただけるよう要望したいと思いますが、その点いかがでしょうか。
○議長(
栗田剛一君)
椎名建設課長。
◎
建設課長(椎名満君) 先ほどの市道との関連ですが、現地を見させていただきますと、
南側大分家屋が張りついているところもございますので、西側にもう一本市道がございますので、その道路も含めた形の中で最良の路線というものを検討させていただきたいと思いますので、今後とも御協力よろしくお願いいたします。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 協力のほうは惜しまないですし、我々もいろいろな形でいろいろな議員と、親戚とかいろいろありますので、それは十分配慮して建設課さんに御協力したいと思います。 いずれにしましても、当初の
計画どおりこれが完成するに当たって、早急な
避難経路を確保していただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 関連で同じような質問になるかと思います。これは要望ですが、
津波避難タワーは多分逃げおくれた方が避難するようなもので、
今泉地区のあの人数が避難するとなれば、匝瑳市では
野栄中学校へ避難するのが一番いいと思いますので、先ほど2人の議員が質問しましたが、前向きにその道路につきましては御検討のほうよろしくお願いします。これは要望です、よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) ないようですので、これをもって報告第1号の質疑を打ち切ります。 次に、報告第2号 ふれあい
パーク八日市場有限会社の
経営状況についてを議題とします。 質疑を許します。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それでは、1点ちょっと教えていただきたいんですが、ふれあいパークは
交流施設ということで、多古の道の駅とか栗源とはちょっと違うんですが、近隣の
受託販売手数料の率につきましてわかりましたらちょっとお教え願いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、林議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 今言われました例えば多古でございますが、多古につきましては町内全員が15%、町外の会員につきましては18%の手数料をいただいているということでございます。 あと、近隣でいきますとそのほかにも紅小町の郷、これにつきましては市内の会員は15%、市外の会員は18%と、以上のようになっているところでございます。
○議長(
栗田剛一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) じゃ、手数料が15%から18%に上がったと聞いておりますが、この
経営状況の中に
受託手数料が載っておりますが、この金額の中で3%分がどのぐらい影響したか、わかりましたらお願いしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、
収支実績報告書の中に農産物の収入という部分で
受託販売手数料ということで記載がされていると思いますが、平成25年と26年度を比較してみますと、平成26年度のほうが677万4,496円増となっておりますので、この一部が3%上げたことによる増となったというふうに言えると思います。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑は。
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) この
決算書等、
売り上げ等を拝見させていただきました。それで何点か質問をさせていただきたいと思います。 ふれあいパークのまず
財産目録の7ページなんですけども、これを見ますと、
財産目録の固定資産の部の第5番に
車両運搬具ということがございます。ちょっとふれあい
パーク有限会社と協会との区別がよくつかないんですけども、なんか車両はたしか3台くらいあると思うんですよね。私の間違いだったらあれなんですけども、軽自動車1台くらいしかこれ資産として計上していないと思うんですが、これはどのような区別になっているんでしょうか。これを確認したいと思います。 それから、
先ほど質問がありましたように、今回3%上げたことによって670万円のいわゆる手数料が上がったと。3月議会のときお聞きしたときには、消費税によることもあったので今回上げましたということでありました。その600何万円の手数料が上がったことにより、会社としての収益はバランスがとれたように私も思えますが、そこでちょっと確認をしたいのですが、3月の決算の段階で社員の方々だけに一時金、いわゆる
ボーナスを出したと聞いております。今まで3月の期末で
定時ボーナスはあったかどうか私もちょっと定かじゃありませんけども、こういうことを出したということは確かなんでしょうか。確認をさせていただきたいと思います。 また次に、今回今までの流れの中で手数料が上がって、これはちょっと後で結構なんですけど、消費税が上がったから上げたというような見解の中で、後で結構なんですけど、消費税どのくらい払ったんでしょうか。そうすると、逆に言えば収支がわかるんですよね。実際の消費税上げたからこれだけ上げましたと。と言いつつ、なんか一時金が出ていると。なんかちょっと一般企業から見たら合点のいかない状態だと思うんですね。消費税の件は後で結構なんですけど、とりあえずその2点についてお答えいただければと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、
苅谷議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 まず1点目につきましては、
財産目録に車の状況が明確でないという部分でございますが、議員さん言われたように、車自体は3台ございます。軽トラ、それからバン、それから軽乗用車がございます。その中で
財産目録に記載されている
車両運搬具ということでございますが、これについては新たに購入をした1台でございます。残りの軽トラとバンにつきましては、
ふるさと交流協会が所有をしている車でございまして、それをふれあい
パーク八日市場有限会社がお借りをしているという状況でございます。 それから、2点目の
ボーナスに関しましては、私もこの4月から
産業振興課のほうに課長として仕事をしているわけでございますが、その後、
株主総会、それから
取締役会というものがございまして、
株主総会には私出られませんでしたので、新たに私、取締役ということで就任をいたしましたので、
取締役会のほうには出席をさせていただきました。その中で、
苅谷議員さんが言われていた
ボーナスという話については、そこの時点では出ておりませんでしたというのが状況として報告をさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 消費税の件は後で別途報告いただければと思います。 それで、
ボーナスの件なんですけど、市長ちょっとお伺いしたいんですけど、これ
ボーナスは誰がどういう形で決めたのかなということをちょっとお聞きしたいんですよ。というのは、協会員は手数料が上がって負担がかかったのに、社員だけは
ボーナスをもらうと。申しわけないですけど、会社ではやはり生産者ありきの
会社経営だと思いますので、生産者に対しては負担がかかっているのにかかわらず、社員には利益出たから一時金をお支払いするというのは、正直納得がいかない生産者がいるということが非常に私のほうに苦情が入っておりますが、その点はどういうふうな考慮でされたのか。 我々、ふれあい
パーク設置時には、
有限会社設置時には市長さんもおられなかったと思うんですけど、いずれにしても、
剰余金等を蓄積していくためには会社にしなければならないということは確かにあります。それで今剰余金は約4,900万円ほどあるわけですよね、3月議会の答弁の中では。それで今回3%上げて、この間申し上げましたように、生産者のほう、協会員の中では不満が多いように私は思えてなりません。その上で今度社員の方だけに一時金を出すと。普通だと夏、冬出して、期末手当ということで出したと思うんですね。私の会社なんかでも儲かった場合にはそういうふうにしようとは思っているんですけど、なかなか利益が今出ないのが現状だと思っております。 そういう中で、ある程度3月の段階ではそういう話は出なかったんですけども、利益は出ていたわけですよね。その議会のさなかの恐らくいつ出たかはうわさで聞いては、3月12日に一時金が出ているらしいんですよね。これは私、不確定なあれなのでわかりません、申しわけないです。それは間違っていたらお許しください。だけど、そういう中で出ちゃっていて、その後すごい生産者から不満の声が上がって、我々は言えないと、言う場がないと。どうしても協会員は協会の中での話、有限会社に対しては直接物を言えない。だから、言う場が何としてもつくりたいから、何とか申し上げてもらえないかという強いお話があったので今回言わせていただいておりますので、その点を踏まえて、どういういきさつでこの一時金が出たのかを御説明いただきたいと思います。 それから、一応販売の中で、課長さんのほうにももう一つ聞きたいんですけど、イベント促進による販売というのが恐らくあると思うんですね。こういうイベントの販売のお金というのは、レジとかに入っているのかどうかわからないですけど、この報告いただいた販売利用一覧表には入っていないように思うんですが、その点はいかがなんでしょうか。 それから、会社の内容なんですけども、なんか聞くところによると、今度協会の会長がかわるような話を聞いております。それで我々の認知するところでありますと、協会の会長がかわったら、協会の会長がいわゆる株を有限会社の48%かな、協会の代表者の個人名でいわゆる登記してあると思うんですよね。45だ、ごめんなさい、45です。それで、その45の名前を、今度協会の会長がかわったら、協会の会長がイコール株主になって役員になっていると思ったんですけど、それを今までかわった例はないんですけども、協会の代表がいわゆる常務ですか、であって株主になるということでしたが、今回かわった場合にはもちろん株主さんも変更されて役員もかわるという解釈でよろしいんですよね。その3点お願いします。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) それでは、私のほうから臨時
ボーナスの件について経緯を御説明させていただきます。 実は3月の決算の間近になって、利益が確かに上がってきているということです。それは
ふるさと交流協会の組合員の方々によれば、3%の手数料が上がったからだろうというような、そういうお考えもあるかもしれません。 実は臨時
ボーナスを支給するというのは、実はこの決算の報告の中の人件費のところを見ていただければとわかると思うんですけれども、実は正規職員が3名ほど退職されたということで補充をしなかったというような形で頑張ったということで。従来は3名の職員が、3名だと思いましたけれども、その職員の方々が減ったということで、残った職員でいろいろ大変だったというような、その本当の臨時的な形で頑張った中で賞与をやろうというような格好になったわけであります。 ですから、内部で努力をしたということを評価いたしまして、臨時
ボーナスを支給するというような形の中で、取締役のほうで決定させていただいたということであります。内部努力という、努力をした人に賞与をあげたというような形をとらせていただきました。 それと、
ふるさと交流協会と常務の話ですけれども、私も今月の終わりに
ふるさと交流協会の総会があるというふうにはちょっと聞いております。その中で、今の
ふるさと交流協会の会長さんが常務を兼務しておるわけですけれども、どのような形になるか、ちょっと私もはっきりわかりません。 ですから、そういう形で
ふるさと交流協会の会長さんがかわられたという場合には、また取締役のほうでいろいろその運営の方法、また役員の方法を検討していきたいというふうには考えております。 私自身といたしましては、とにかく
ふるさと交流協会の会長は
ふるさと交流協会の会長さんということで、それはもういいですけれども、常務という形になった場合、これからその常務を、実は定款の中で常務というのははっきり書いていないんですよ。そういう形で、常務のあり方についてもきちんと整理をしていきたいというふうに考えております。そういうことで御了解いただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、
苅谷議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 販売促進イベントというものが行われていて、その中で収入があるんだけど、それはどこに入っているんだろうかということでございますが、収支実績報告の中の農特産物収入のうちの商品供給販売額7,841万7,433円と書かれている分、ここの中にこのイベントで得られた収入は入っております。イベントでの収入は総額で約100万円程度ということでございます。 以上です。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 市長さんから、社長としての立場も踏まえて御答弁いただきまして、ありがとうございました。 確かに努力したというのはわかるんですけども、私ども会社やっている人間にしてみると、それは申しわけないけど、残業手当で賄うのが当然だと思うんですよ。やはり人が10人いたものが3人減ったらその分、売り上げが上がっていれば仕事の負担ふえますから、残業手当で出す分にはいいんですけども、なぜ私言わせていただくかというとね、市長さん申しわけないけど、協会の人には話が理解してもらっていないんですよ。だから、皆さん理解のできない範疇で言うと、そういうふうに不満が出ちゃうと私は思うんですよ。 ですから、市長おっしゃるように出すのはいいんですよ、別に。確かに努力されているということであって、出すのであればそれでいいと思います。ただ、協会員にもちゃんと説明をして理屈がつくようにしておいてもらわないと、一方的にこれ、さっき670万円手数料だけで上がっているんですよ、3%分で。
ボーナス何人に対して幾ら出したかはあえて聞きませんけども、もう全然その額より下だと思うんですよね。収支から言うと、バランスのとれた決算シートになっていると思うんですけど、私に言わせてもらえれば、例えば努力した人に出すのは結構です。そうしたら協会員に対しても、例えば研究資料代とかと言って1軒に対して5,000円でも何でも出してあげれば、それはそれで私は理屈つくと思うんですよ、会社の決算上。そういうふうにしてあげたほうが、協会にも厚くしていますよと、それから社員も頑張ってくれたからやっていますよと。役員さんは、役員は報酬のみであって、市長は恐らく報酬もらっていないので厳しい立場にあるというのは私もわかります。恐らく常務さんだけなのかな、監査役も出ているのかな。ちょっと私もそこまでは突っ込んで確認していないですけども。 私が言いたいのは、ともかく協会員さんにも理解ができるようにしていただきたいんですよ。じゃないと、社長という立場の市長に対しての不満みたく私は聞こえちゃったので、それじゃいけないと思うんですよね。やはり設置が公的なものでやっているものですから、バランスのとれた運営ができるように、協会員さんにも理解していただける、また役員も理解できた上でのそういう賞与体系をとっていただきたいと思うんですが、その点1点いかがかなと思っております。 いずれにしても、その役員の話ですけども、市長さん、正直設置から全部携わっていたわけじゃないんでわからないと思うんですが、我々議員としては、ともかく協会の会長が個人の名前で株を持っているわけですから、いずれにしても、かわればかわるというのが今までの決まり事ですから、その辺はちょっと確認した上で、皆さん議会でこういうふうに報告事項で上がっているわけですから、変に曲げないでもらいたいんですよね。役員会だけの決め事でいくようなことじゃないと思いますので、その点は明確にしていただきたい。 それから、役員も常務さんが、ちょっと確認とれませんけど、常務さんが給料取っているのはわかっています。それ以外の役員さんが給料取っているかわからないですけど、こういう経費節減の中ですから、これ以上役員もふやす必要はないと思うんですけども、その辺もちゃんと。 ただ、一応私この例規集の中の協会の定款を見たところに、15条の選任の方法のところに、これ取締役の選任ですね。取締役及び監査役は株主でなければならないということはあります。ただ、前回私、監査のときにお願いしたように、林さんがたしか監査として入っています。これただし書きに、必要があるときは株主以外でも選任することができるというふうになっておりますので、それは理解した上で、株主以外を役員にする場合はまたいろいろな弊害が出ると思いますので、十分我々に理解あった上での行動をとっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) ふれあいパークを運営していく立場、私社長という立場であります。
会社経営、会社の内容、そしてまたふれあいパークを支えていただいておる
ふるさと交流協会の方々の気持ち、私も理解しているつもりですけれども、今、
苅谷議員からのそういうような声があるよということは重く受けとめまして、これからの経営に対しまして生かしていきたいというふうに考えております。 また、
ふるさと交流協会の45株の株主の名義ですけれども、これは商業法からいくと
ふるさと交流協会という名前が使えないということで、個人の名前でなければならないという形で、会長さんだということで恐らく
ふるさと交流協会の会長名でその株主という形になっておると思います。そういうことで、交代があった場合には適切な対処をしていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) 平山政利君。
◆5番(平山政利君) このふれあいパーク八日市場販売額及び利用者一覧表、これ見ますと、ピークが平成19年、20年、21年ごろがピークです。売り上げ、客数ともですね。特に郷土レストラン里の香ですか。これのレジの客数、これが平成20年度と比較しまして45%なんですね、それほど落ち込んでおります。それとあと、最後の全体の数字で総レジ客数ですか。これは平成19年度51万5,079人、それが去年度の平成26年度実績39万2,661人、これが76%です。それと集客数、このレジ客数と私この集客数の違いなんですが、これはどのようにその集客数の計算をしたのか。これを1点お願いしたいと思います。 それと、この販売実績。これがピークが平成20年度、これが6億9,972万6,784円、それが平成26年度5億6,785万6,474円。このピークと比べますと81%ですね、これだけ落ち込んでおります。 それで、ほかも全体的に平成19年、20年、21年度が大体これピークなんです。今現在落ち込んでおります。その対応ですか、この対応を何とかしないと、失われた10年とよく言われますけれど、ふれあいパークもオープンしましてちょうどことしで14年目ですか。ですからここらあたりで何とかしないと、あのときやっておけばよかったなというような形が必ず来ると思います。 それと、今度旭のほうに道の駅ですか、ことしオープンします。そういたしますと、またこの客数、売り上げが、向こうのほうに結構お客が取られるような可能性もありますので、その辺の考えをお願いしたいと。どのように今後ふれあいパークの運営を考えているか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、平山議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 集客数とレジ客数の違いにつきましては、レジ客数に乗数を掛けた数字がございまして、それで客の総数を出しているというのが算出の仕方になります。 それから、減少という部分でございますが、金額もそうですし、実際に訪れていただいた方の減少があるということでございますが、まず1点挙げられるのは、基本的にお客様ニーズがいろいろとありまして、平山議員さんが言われたように近隣でさまざまな--さまざまというか道の駅ができてきているという状況がありまして、そこに分散をしているという状況があるのではないかというふうに分析はしております。 そういう状況の中で、地産地消を掲げて都市農村交流ターミナルということでふれあいパーク八日市場は運営をしてきている状況でございますので、お客様ニーズになるべく応えるような形で今後も努力をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 平山政利君。
◆5番(平山政利君) 近隣に道の駅等ができて分散しているということなんですが、一応ふれあいパークこれオープンしていますので、これでじゃほかにその原因として、ほかができているから当然客数、売り上げ落ちてもしようがないんだなというような考えですと、要するに私が先ほど申し上げましたように、どんどんじり貧になるおそれがあるんですね。 ですから、失われた10年ってよく皆さんいろいろなことで言われていますけれども、早急にここで、できればことし、この一、二年の間に、なぜ要するに売り上げが落ちているか、お客が来ないか。これお客が来ないから売り上げが落ちているというのは、これもう明白な結果が出ていると思うんです。ですから、ここを早急に対応しないと、あのときやっておけばよかったなとか、あのとき平山が言ったのに皆さん何もやらなくて、この10年後、20年後にそういうような形にならないように、そのとき言っていただければ、この20人の議員も必ずこのふれあいパークのことについては、皆さんその役員に入れと言えば入りますし、そういう形でやりたいと思うんですがね。もう一度その辺のところをどのようにするか、お願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、今のようなお言葉をいただきましたので、これについては調査・研究をさせていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) 今の平山議員の御質問の中で、課長のほうから対外的な問題もあるということで御説明、答弁をさせていただいたわけでございますけれども、
取締役会においてもこの数字というのは本当に重視しておるところであります。 その中で、内部的にはどうかということを考えますと、実は一番大きな問題ですけれども、
ふるさと交流協会の会員の皆様の高齢化が一つの原因にあるということで、なかなか高齢化に伴って出品数が少なくなってきているというのが一番大きな原因ではないかというふうに考えております。 そのような中で、新鮮でおいしい農産物ですよね。特にふれあいパークの目玉である新鮮でおいしい農産物の品数をふやすというような形で努力をしておるところでありまして、交流協会の方々には頑張っていただくということと同時に、また
ふるさと交流協会に会員をふやすという形でいろいろな手だてを今考えておるところでありまして、一概に外的な要因ではなくて、内部的な形でもこれから鋭意検討していかなければいけないということで、
取締役会のほうでも検討させていただいておるということであります。その辺のところをひとつまた御理解いただきたいというふうに思います。
○議長(
栗田剛一君) 平山政利君。
◆5番(平山政利君) わかりました。じゃ早速、この件について…… (「4回目」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) 4回目だったっけ。
◆5番(平山政利君) すみません、よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 日色昭浩君。
◆9番(日色昭浩君) 2点質問いたします。 1つは、先ほどの市長の説明で社員が3名退職をしたということなんですが、これは今後、この3名の退職を補充する予定があるのかどうかをお尋ねします。 それからもう一つ、消耗品なんですが、平成25年度と26年度比較しますと3割ぐらい、平成26年度は減額になっているんですね。これはどういうことで3割も減額になっているのかお尋ねします。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) 職員の減ということで応募するのかということでありますけども、そこまではまだ決定はしていませんですけれども、随時、会社のほうでは従業員、正社員ということよりも臨時とか嘱託のような形で募集をかけているという話は聞いております。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、日色議員さんの消耗品が3割程度減となっている、その理由はということでございますが、基本的に消耗品というものの使い道でございますが、事務用品であったり、レジ袋であったり、パック容器であったり米袋、それからラベル用紙を会員に売っている分とかというものがございますが、その中で減ったものがあるということでございます。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) 日色昭浩君。
◆9番(日色昭浩君) この社員の問題ですが、少ない人数で頑張ったということで手当を支給したということですが、今後もこの人数で頑張るということで、今後も手当を支給するということでしょうか。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) これは今回、臨時という形で支給させていただいたわけですので、これは今後、会社の経営状態ということを考慮しながら考えていきたいというふうに思っております。
○議長(
栗田剛一君) 日色昭浩君。
◆9番(日色昭浩君) 3月の議会で、市の職員の給料が減額されたわけですよね。行政改革で職員の数も大幅に減らして少ない職員数で頑張っていると。給料が減額されたのは、県の職員も減額されたんですが、県の職員は地域手当という手当を支給しているんですね。匝瑳市の職員にも地域手当を支給すべきだと、こういうふうに言ったわけです。ところが、市長は全くそれには耳をかさない。立場は違いますけども、市長と、それから社長という立場は違いますけども、同じ人物が最高責任者をやっているわけで、片やふれあいパークには温情のある手当を支給すると。市の職員には職員は削減する、給料は減らす、手当はつけない。矛盾しませんか。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君)
会社経営と市の職員ということでは、判断する基準も違うというような形で私は考えております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) 4ページの平成26年度
収支実績報告書についてお尋ねいたします。 収入においては、平成25年度に比較して平成26年度は約550万円のプラスと、また支出においては99万1,930円の増にとどまったということで、したがって当期純利益も平成25年度の62万4,000何がしから、平成26年度は約407万8,000円と大幅に増加しておるということでありまして、これも関係者の努力の結果であろうと大いに評価をしておるわけでございます。 先般の
苅谷議員の質問と多分に重複する点があろうかとは思いますが、私ちょっと年からいって耳が悪いものですから、ちょっと納得できない面がありますので、再度の質問になろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。 私も、ふれあいパークには友人知人が何人もおりますのでございますが、聞くところによりますと、平成26年8月1日より平成25年度の純利益に危機感を抱いた常務取締役から理事役員に対して、会員の販売手数料を15%から18%に上げたいというような要請があり、賛否両論、紛糾した結果、多くの役員の賛同を得て3%値上げしたということ。これがこの400何万円の増益に大きく帰するところであるというようなことでございました。 その中において、これは当然、重複しますが、この最高責任者であるのは市長であるわけでございまして、先ほどの市長の御答弁からちょっと自分わからない点がありますので、何点か改めてお願いしたいと思います。 この中において、過去に前例のない期末手当、私の聞くところによりますと、パートを含めて全職員、この中には入社して二、三週間の者も含めて全員に支給されたというようなことであります。先ほど市長の御答弁では、頑張ってくれた方々だけに支給されたんだよというような御答弁でありましたが、この辺をまず確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それで、当然この支出の分にこの
ボーナスの額は計上されておると思います。それで常識的に考えれば、この人件費の中に含まれておるのではないかと私は思います。この人件費の中で7,835万2,796円という額が計上されていますが、このうちの
ボーナスはいかほどでしょうか。まず額を教えていただきたい。 それと、経営が苦しいと、先行き立ちいかないということで手数料を全会員から3%上げたわけですよね。それがまだ上げてから六、七カ月しか経過していないと、3月決算までですね。にもかかわらず、今から御答弁をお待ちするわけでございますが、全従業員に対して特別手当を支給する。これが事実とするならば、これはもう一般的な常識では考えられない経営でありますよね。多分そういうことが先ほどの市長答弁にはなかったわけでございますが、私もないことを信じますけども、ちょっと常識では考えられないと。まして入社一、二週間、まだ見習いですね。見習いにまで利益配当すると、
ボーナスイコール利益配当だと私は思います。をするということが常識では私にはちょっと考えられない問題だということでありますので、よろしく御答弁をお願いします。 重複するかもしれませんけども、全従業員に仮に臨時手当、特別手当を、今まで例のない特別手当を支給するということであれば、それだけの余力があれば、会員に18%を17%にしてやるとか、16%にしてあげるとか、そういうような配慮をまずとるべきではなかったかと私は考えるものでございます。よろしく御答弁お願いします。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) まず、期末手当を支給したその職員あるいはパート等については、私、現在この場で詳しく資料を持っておりませんので、後でその報告をさせていただきたいと思います。 それと同じように、実はその金額もちょっと記憶が今ありませんので、何人に幾ら支給したというのはまた改めて提出させていただきたいということを御了解いただきたいと思います。 先ほども申しましたように、経営して13年たつわけですけれども、初めての臨時
ボーナスということであるわけでございまして、本当に特に平成26年度は少ない職員の中で、人数の中で頑張ったというような形で支給をさせていただきましたので、その点は御理解いただきたいというふうに思います。
○議長(
栗田剛一君)
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) ありがとうございました。 市長にちょっと苦言を呈したいと思いますが、これ先ほどの質問と重なりますが、市長のお考えをちょっとお聞きしたいなと思うのは、社長は最高責任者でございます。市長の経営方針でございますが、利益が上がったと。これは手数料を上げておいて、先ほど言いましたように六、七カ月しかまだたっていないと。その中において利益が上がったものは、これはもう例えば市の税収が極端に少ないということで、市の運営ができないというときに、それなら市税を今の3倍にしよう、5倍にしようということとまるっきり同じだと私は思うわけですよね。 ですから、なぜ一番努力をしておる生産者にこれをまず還元してあげないのかという思い、市長はどのような思いを採用されるんでしょうか。お尋ねしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) その問題につきましては、これから総会あるいは
取締役会で御意見を頂戴した中で、また改めてその相談をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 先ほど
ボーナスの額ということで市長のほうからも御答弁させていただきましたが、今手持ちの資料がございませんので、後ほど御回答させていただきます。
○議長(
栗田剛一君)
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) この4月から赴任されたということで無理はないかと思うわけでございますが、ここに実際に3月の決算の収支報告という形で7,800万何がしという形で計上されているんですよね。このもとは何を根拠にこれを計上したのかということになりますよね。その辺はまず課長、説明していただかないと。課長ちょっと今わからないということであれば、当時
産業振興課に在職しておった職員でも結構ですので、お願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、7,835万2,796円の内訳といたしましては、社員の中の販売部門を担当している社員の人件費が6,367万4,588円、それから事務員が1,071万8,208円、役員として常務の報酬が396万円、合計をいたしまして7,835万2,796円となります。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑は。
椿日出男君。
◆4番(
椿日出男君) それでは、この
ふるさと交流協会の関係ですけども、ふれあいパークは地元でございまして、地元の方から要望がありまして、ぜひお魚類を販売させてほしいと、あるいは入れてほしいというような話をしておりました。御存じのとおり、各個人商店どんどん閉まっております。そうしますと、どうしても交通の手段のない方は一番近いところ、要するにふれあいパークを頼りにしているわけでございます。そういうような関係で、ぜひとも生鮮食料品のほかに魚介類も充実させてくださいというようなお願いがございましたので、ひとつ御検討のほどよろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、椿議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 魚をということでございますが、今現在会員となっている
ふるさと交流協会の中と調整をさせていただいた中で、今後検討というか、どうするかをちょっと調査させていただきたいというふうに思います。
○議長(
栗田剛一君)
椿日出男君。
◆4番(
椿日出男君) ひとつ前向きに御検討のほどよろしくお願いしたいと思います。 終わります。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 石田勝一君。
◆20番(石田勝一君) 市長さんに確認がてら、ちょっと質問をいたしたいんですけども。 本末転倒という言葉がございます。やはりるる議員さん方から質問が出ておりますから、細かいことは私は申し上げませんけれども、いわゆる生産者あってのふれあいパーク、これが一番大事なことですよね。将来にわたってのいろいろ心配事等も今議員から出ておりました。これはいいものをつくって、良心的な値段で販売すると。消費者はいろいろな施設を歩くんですよ、御承知のようにね。大体お客さんというのは回って歩くんです。ですから、そういう中で比較をして購入する。 交流協会で、やはりきちんとした良質な生産品を販売しなければ、これはもう先は、将来はもう予測できますよね。このいわゆる基礎をきちんと市長に御認識をいただきたいと。そうすれば、その原点から出発すれば、交流協会の生産者の皆さんに説明が行き渡らないとか、理解不足というのはないと思うんですよ。これはやはり責任者としての自覚と責任において努力していただきたいと、これは要望です。 それと、やはり木を見て森を見ずと言いますけれども、どうしても有限会社ふれあいパークの役員会の中でそこのみに気がいっていますと、どうしても私ども外から見ると頭でっかちな、いわゆる有限会社の--これは特殊な有限会社ですから、いろいろ内部的な規則その他ありますでしょうけれども、やはり会社で決める、有限会社で決めるということもありますでしょう。ですけども、やはり基本は最初私が申し上げましたように、原点に基づいた有限会社であってしかるべきだと。 そして、やはり原則というものは、これは私やはり簡単に変えられないと思うんですよ。株というのは、これは生産者の株式ですから、これは登記が御承知のようにできませんので、個人にできません。いわゆる法人、社団と申しますか。これは協会の会長名義で預かって、その株を持って
取締役会に臨むと、私はこういうふうに解釈しています。そうしますとこれは当然、交流協会の今度人事の役員の交代があるらしいですけれども、これは新たに会長になられる人が当然その人の名義で預かって
取締役会に臨むということが、これは原則だと思います。こういう原則を簡単に変えるというようなことは、これはやはりゆゆしいことだと思いますよ。 ですから、この点も十分御認識をいただいて、これは社長職として全うしていただきたいと、このように思いますので。 そして、今般いろいろ言われております、いわゆる人事について。だけど、この点についても、これは社会から見ても、第三者から見ても、特に交流協会の生産者から見て、なるほど妥当だなと言われるような人事をきちんとしていただきたいと、これも強く要望しておきたいと思います。この点について市長さん、1つ確認を兼ねて答弁いただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君)
株主総会、
取締役会においても、とにかく会社の経営ということに対しまして、
ふるさと交流協会というその母体というのは本当に大事に考えておるということは御理解いただきたいと思います。 先ほどから手数料が15から18に上がったということで、それだから経営状態がよくなったんではないか、無理無理その15から18にしたんではないかというような、何かそのように誤解をされておる方もあろうかと思いますけれども、実は
取締役会においても、もう15から18にもうやるんだということですんなり決まったわけではありません。いろいろかんかんがくがくな意見がありまして、最終的には
ふるさと交流協会の会長さんのほうから、交流協会のほうでもみんな納得してくれたというような答弁があって、それなら手数料を3%上げさせてもらおうかというような形になった経緯もありますので、簡単に15から18にしたということではなくて、やはり相当な意見、かんかんがくがくな意見もあったということも理解していただきたいと思います。 そしてまた、株主名による
株主総会ということでありますので、やはりその点のところは正式なルールにのっとった形で、役員のほうも変更する時点が来れば変更していきたいというように考えております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) 石田勝一君。
◆20番(石田勝一君) 御答弁ありがとうございました。 市長は、これは言ってみたら市長職として、有限会社ふれあいパークの社長職というのは俗に言ってしまえば充て職ですから、これはるる他の議員さんからも質問出ておりましたけれども、事の成り行き次第、これはいわゆる市長さんが市長さんになられてから、パークのほうに社長職で行ったわけですから、それはいろいろ研究・学習したと思いますけれども。 これは実態の中身について、大変ですけれどもね、私が先ほどお願いしましたように原則論といいますか、あくまでも主体は交流協会の生産者の皆さんであるということを常に念頭に置いていただいて、その原点から出発をしていただいて有限会社の経営に当たっていただきたいと。 たまたま1つ蛇足ですけれども、私4月の初めに大多喜というところにちょっと行ったんですよ。これは非常にタケノコで有名なところなんですけど、生産者で知り合いがいたものですから。それで時間がちょっとありましたもので、早目に道の駅に寄ってみたんです。これは季節柄もありますけども、入り切れないくらいお客さんいました。みんなかごを持って、これはタケノコ目当てで来たんでしょうけれども。値段を見てもやはり大体キロ1,000円くらい、すばらしいものが並んでいましたよ。いろいろこう書いてありまして、私も勉強になりますから、タケノコの見分け方だとか、品質について生産者が書いたものがあったんですよ。ちょっと見させてもらって参考になったんですけれども。 それで、私の知り合いの生産者のところに行って、ちょっと私もタケノコ掘りを手伝って五、六十本掘りまして、夕方200本ぐらい出荷したんですがね。私、念のために「これはパークに出すんですか」とこう聞いたら、「いや、パーク手数料高いから出さないんだ」と。どうだと聞いたら、これはたしか18%だと言っていました。「じゃ、どうするの」と聞いたら、「これは自分たちで組合をつくってあるので、その組合のほうを通して出荷するんです」と。11品等に分けてありまして、箱が。全部マークしてあって、それは自分たちで何軒かで組合をつくって出すんだと。 話は戻りますけれども、ふれあいパークにおさめているその生産者の皆さんも、今後もしそういったようなことを何軒かでおやりになって、任意的な組合みたいのをつくって出荷するというようなことで、もう老齢化で大変な経営が来ているところに、そういったことでまた出荷がもし減ってくるようなことがあったら、これはもう大変なことだと思いますよ。 ですので、くどいですけども、あくまでもやはり生産者あっての製品消費ですから、この辺をよくわきまえてやっていただきたいと。僣越ですけども、このようにお願いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それでは、ちょっと何点か確認をさせていただきたいと思います。
財産目録の中で固定資産の項目で建物、イベント小屋というところがございますけども、実はいろいろなイベント参加させていただく中で、このイベント小屋、イベントのときには非常ににぎわってさまざまな出店が出たりとかということで周知しておるんですけども、実際日ごろ、通常の場合、このイベント小屋というのはどのように使われているのかということをちょっとお聞きできればと思います。前を通りますと、なぜかイベント小屋というよりは物置というような感じの状況もちょっと見受けられましたので、この使用用途につきましてもう一度確認をさせていただきたいというふうに思います。 それと、これも確認なんですけれども、収支状況報告書の中で支出の部で施設使用料がございます。この施設使用料というのが
財産目録の中では建物で含まれておりませんので、この販売店舗とレストランというところで解してよろしいのかどうか、その確認をさせていただきたいというふうに思います。 それと、先ほど来もさまざまな御質問出ておりましたけれども、やはりふれあいパークさん、今この匝瑳市の中で非常に重要な観光拠点であるというふうに解しております。今後の
整備計画等につきまして重複する部分もございますけれども、もしあればお示しいただきたいというふうに思います。お願いいたします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、都祭議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、イベント小屋の関係でございますが、イベント小屋は通常、週末に行われます週末イベント、このようなものに使っております。当然屋根がありますので、週末にやるとなれば雨の日もありますし、天気の日もあります。そういう場合、雨が降った場合でも屋根があるということで、そういう部分での活用が図られるということでございます。 それから、収支報告書の中の施設使用料につきまして、額が126万8,328円ということでございますが、これについては施設自体、ふれあいパーク八日市場自体が匝瑳市が所有しているものでございます。その中に農特産物コーナーであったり、展示室であったり、料理体験コーナー、植木見本園というものがございまして、これについては匝瑳市の使用料、手数料、占用料等条例に使用料が記載をされておりますので、ふれあい
パーク八日市場有限会社から匝瑳市へ使用料を支払っているということでございます。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) それで
整備計画等、今後、旭でも道の駅ができますし、そんな状況の中でそういった計画があればお願いしたいと思います。 それとあと、今のイベント小屋の件なんですけれども、今いろいろな体験交流に使われているというようなお話もありました。それで、あそこはちょうど建物にはなって屋根がありますけれども、外から仕切るシャッターとかドアというんですか、そういったものがないので、日ごろよりそこの中にほこりが吹き込んだり、そしてまた中に雑然と物が置かれたりということで、非常に景観的にもよろしくないんじゃないかなという気がするんですけれども。 そうした部分の改装といいますか、そうしたものも含めて、今後の利活用も含めて、もうちょっとそのイベント小屋ということで整備する必要があるんではないかというふうに考える次第でありますけれども、そうした点についていかがでしょうか。また、そういうことが現実的にできるのかどうか。前向きに進められれば、それをお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、都祭議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 今後の
整備計画につきましては、大きなもので新たに
整備計画をするというような予定については現在のところございません。 それから、イベント小屋の整備につきましては、今後、調査・研究をさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) 今、調査・研究ということで御答弁ございましたけれども、やはり実際に行って見ていただければ、議員さん方も見ていると思いますけども、確かにイベントに使うという部分についてはもう少し再考していただく必要があるのかなというふうに思いますので、現場との協議をしっかりしていただいて、前向きに進めていただきますようにお願いいたします。 そしてまた、
整備計画の面ですけれども、やはり観光拠点、これからさまざまな見直しが、さまざまなこの匝瑳市の中でも図られていくことと思いますけれども、やはり大事な観光拠点、ふれあいパーク八日市場でございますので、今後もさらなる見直しとそして整備、よろしくお願いしたいと思います。 質問を終わります。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 川口健男君。
◆10番(川口健男君) それでは、2つほど質問させていただきます。 まず第1点でございますが、現在のふれあいパークの位置づけ及び今後の見通しについてお尋ねしたいと思います。どのような認識を持っているのか、またどのような形でもってこれを運営していくのかということをお示しいただきたいと思います。 第2点は、有限会社ふれあいパーク八日市場の組織についてでございます。過去から有限会社から株式会社化へというところでもっての発言・提言があったかと思います。この2点について現在の考え方、及びそう至った論拠というものをお示しいただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、川口議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 今後の見通しという部分でございますが、昨年度、手数料を上げたり、努力があって前年度に比べまして利益が相当出ているという部分がございまして、この部分は引き続き頑張っていって、また利益が出るような形で進めていきたいというふうに思っております。 それから、有限会社の組織についてでございますが、現時点においては現状のままというふうに認識をしております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 川口健男君。
◆10番(川口健男君) 私の質問はもっと突っ込んだ形、大局的に見てどうあるべきかというお答えを伺いたかったわけでございます。 それはそれとして、私の考え方をお話しさせていただきます。それを参考にしていただきたいと思います。 まず第1点、現在のふれあいパークについてでございますが、類似の施設、これは道の駅、今隆盛を極めておりますが、私は既にピークアウトしたと判断しております。ということになりますと、近隣でも多くの道の駅が開設されている。しかしながら、人口問題、観光問題、さらに社会問題としてもうピークアウトしたかなと。しかしながら、幸いにして私どもふれあいパークは、国交省からの補助金をいただかなく独自に開設しておりますので、非常に自由度がございます。その自由度を生かした形でもって、ふれあいパークを活用・発展させていければいいんじゃないかと私は考えております。 その中において、既に単独でお客を呼び集めるというのは非常に困難になってきているんじゃなかろうかな。したがって、お隣の多古、それから今後できる旭、それから芝山等々と連携を持った形でもって、私ども自由度があるふれあいパークでございますので、そのような経営・運営をしていただけたらと考えております。 それに伴って組織改革でございますが、きょう多くの議員から質問が出た項目につきましては、やはり
ふるさと交流協会と有限会社ふれあいパークとの兼ね合いじゃなかろうかなと私は考えております、判断しております。したがいまして、有限会社は特例法人ですね。やはり株式会社化し、組織を明確に分けていく時期に来ているんじゃなかろうかなというように判断しております。 また、市長が有限会社ふれあいパークの社長を兼務されている、非常に重荷だろうな。また裁量も判断するのに厳しい面もあるなと私は判断しました。したがいまして、この組織を明確にし、やはり株式会社化し、資本と経営の分離をし、運営に自由度がある施設でありますから、そのことによって地域のために活用していったらいいんじゃなかろうかと考えております。 特に、この安倍政権下でもって地方創生というのが叫ばれておりますし、またそれが実行されようとしている。これにはまさしく、このふれあいパークというのは有力な武器になると私感じております。 以上の点から、組織変更並びに今後のふれあいパークの基本的な方向についてのお答えをいただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、川口議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 川口議員さんから大変ありがたい意見をいただいて、連携であったりという部分もありますので、それこそふれあいパーク自体は地産地消と先ほども言いましたように、独自の部分もありますし、顧客が定着をするという部分が非常に大切な部分かなというふうには思いますので、議員さんからいただきました御提案を参考にさせていただいて、今後検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 川口健男君。
◆10番(川口健男君) ありがとうございます。ぜひ、この問題は私が議員になって最初の議会から取り組んでいる問題でございます。細かいことは申しません。匝瑳市のため、元市長がなぜふれあいパーク八日市場を国交省の予算をいただかないで独自につくっていったのか。それから消費者と生産者とのかかわり合いを持っていく、この当初の理念を追求していくようよろしくお願いして、私の質問を終わりにしたいと思います。 以上です。
○議長(
栗田剛一君)
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) 幾つか、この書類に沿った質疑をさせていただきますので、的確な答弁をお願いしたいと思います。 市長からも、今売り上げが減っているその大きな要因が、出荷農家と生産者が高齢化により出荷量と出荷品目が減っている状況ではないかと、それが要因ではないかというお答えがありましたけれども、その観点で考えてみたいと思うんですが。 まず初めに事業報告、平成26年度の分と、それから一番最後のほうに今年度の事業計画が出されています。そこで平成26年度に明記されているけども、平成27年度に出てきていないなと、どうするのかなというのが2つあります。1つは農業者育成事業、農業工程を基礎から指導するということが平成26年度行われました。で、平成27年度の計画には出ておりません。 また、学校給食センターの食材供給事業、平成26年度は年間を通じて行ってきたと。年間というふうに記載されていますが、今そういう位置づけにあろうかと思いますが、平成27年度は市の学校給食センターの食材供給はどういう関係になるんでしょうか。お答えいただきたいと思います。 次に、
収支実績報告書の収入の部分について、2つお尋ねします。 1つは、加工所収入というのが収入のところで出てきます。3,123万5,795円ということで、加工所という言い方ですので、わかりにくいのでお願いします。 次に、雑収入が消耗品等の販売ということで57万3,367円の収入ということになっているんですが、食品以外の例えば手芸品とか、そういったものなのか何なのかよくわからないので、お願いします。 次に、支出に移ります。 人件費において、人件費というところと、それから厚生費というのがあります。厚生費も事実上その人件費の中に含められるというか、事実上の人件費であるというふうに考えておりますが。 この厚生費の中で中退共、中小企業退職金共済ですか。この掛金が含まれているようなんですが、先ほど常務1人、それから販売員と事務員という構成であると。それが人件費の内訳であるということなんですが、中退共というのはどういった人たちを対象にしているのか。これは一番初めから行われてきたとはちょっと考えていなかったんですが、御説明をいただきたいと思います。この件はやはりこれから先、有限会社としてふれあいパーク八日市場がどういった運営・経営をしていくのかという、その人ということに関係してきますので、大事なことではないかなというふうに思います。 組織活動費、これは主に
ふるさと交流協会の会員さんが協力者としてイベント等で活動していただいたことに対するものということで食事代等ということなんですが、私はそのように理解しているんですけども、これが平成25年度と比べると激減しているんですね。38万円余り減っていて非常に少ないんですが、これはどうしてなのかなと。 それから重ねて、販売促進費の費用弁償作業代というのが195万9,103円ということで、これも減ってはいるんですが、販売促進費というのがあります。こういう組織活動費と販売促進費がどこがどう違うのか御説明いただいて、なぜ減っているのかお願いしたいと思います。 それから、委託費で清掃業務と施設管理委託費612万4,570円計上されていますが、これは清掃業務と施設管理ですから、匝瑳市から指定管理料ということで収入が平成26年度は509万円余あります。これと清掃し、管理するということで、この収入を得た中で委託し行っていることではないかなと思うんですが、市の指定管理料収入だけではできないものなのか何なのか、伺いたいと思います。 寄附金17万円計上がありますが、寄附金というのはどういった寄附金なんでしょうか。 それから最後ですが、接待交際費で誘客事業等交際費、ですから販売促進というような意味合いでの接待交際費だということなんですが、これは誰がどういったことを行う費用ということであったのか、説明をいただきたいと思います。 以上、お願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、
田村議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、平成27年計画の中で農業者育成事業が計上されていないという部分につきましては、平成26年度につきましては17名ということでたしかやっていた部分があると思うんですが、それについてはないということでございますが、作業場所としては平木にありまして、2反5畝ほどで主にキュウリとかキャベツとかをつくっていたということでございますが、現時点では平成27年度においては実施はしていないというのが実情でございます。 それから、食材に関しましては、基本的に給食センターのほうで食材の要求があれば、それには参加をして、実際にはそれを受注するという形になれば、それについても当然のことながら実績としては上がってくるというふうに思っております。 それから、収入の部の加工所収入についてでございますが、これにつきましては、基本的に加工所で今ありますと、例えば厚焼き卵というものとか、そういうものを実際に製造をして売り場で販売をしているということに伴うものでございます。 それから、雑収入57万3,367円、これにつきましては車両の貸し出し、消耗品の販売という部分でございます。 それから、支出に移りまして中退共の関係でございますが、福利厚生費の中にある中退共ということでございまして、この福利厚生費の内訳としましては、通勤手当であったり、社員の制服、それから中退共に加盟している方へのお金、それから健康診断というような状況でございます。 それから組織活動費、これについては週末イベントで社員に対する費用でございます。これは食堂の食券をお渡ししているということでございます。
○議長(
栗田剛一君) 執行部の答弁を保留しまして、暫時休憩します。
△午前11時43分
休憩---------------------------------------
△午後1時00分 再開
○議長(
栗田剛一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 前回の議事を継続いたします。
田村明美君の質疑に対する当局の答弁を求めます。
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、先ほど答弁を保留させていただきました
田村議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、収入の部の雑収入でございますが、これにつきましては米袋、植木につけるラベル、野菜袋のパッケージ、こういうものを会員に販売をしている雑収入でございます。 中退共につきましては、平成26年度に加入をしたということでございまして、18名が加入をしております。 それから、組織活動費の中で38万円もの減が出ているというのはどういうことなのかということでございますが、減の原因といたしましては回数の減ということでございます。土日祝日をやっていたものを週1回日曜日としたということでございまして、協会員がそのままイベント等に当たっているということでございます。 それから、委託費として管理料の関係でございますが、委託費自体は612万円ということで計上させてもらってありまして、指定管理料につきましては509万円ということでございます。その509万円の内訳としましては、清掃であったり、警備であったり、浄化槽等の手数料であったりで509万円となっております。この差額分につきましては会社のほうから持ち出しとなっている状況でございます。 それから寄附金でございますが、17万円につきましては、飯高壇林コンサートに10万円、大浦の花火に3万円、よかっぺ祭りとチューリップ祭りに各2万円、合計で17万円でございます。 それから、接待交際費につきましては、ふれあいパーク八日市場に訪れましたバスツアーとか、そういうときの添乗員であったり運転手へのお土産ということでございます。
田村議員さんからの御質問の部分で、農業者育成事業について私のほうからことしとしては何もやっていないという言い方をさせていただきましたが、これにつきましては借地を、今使っている農業後継者のために必要な土地、借地でありましたものですから、その借地の返還を求められておりまして、これについては新たな土地を探しまして早急に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 それから、食材供給の部分につきましては、食材供給する組織という部分にふれあいパーク八日市場は入っておりますので、受注を受けた際には地元の食材を提供してまいりたいというふうに思っております。 それから、答弁漏れで
苅谷議員さんからの質問で答弁漏れとなっておりました消費税の件でございますが、貸借対照表の負債の部の科目、流動負債、未払消費税等で566万7,200円が平成26年度で記述がされておりますが、平成25年度が222万200円でございますので、消費税による増は344万7,000円でございます。 それからもう一点、大変申しわけございません。
ボーナスの関係でございますが、私のほうから状況を説明させていただきます。支給された方は37名、支給総額は179万7,000円、最高が12万円、最低が2万円。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) 今の部分が語尾がちょっと消えてしまったんですけども、一時金が最高が12万円で最低が幾らだったかというのは聞こえませんでしたので、お願いします。 学校給食センターの食材供給事業なんですが、搬入組織の中に組みしているという答弁がありました。それで新給食センターにすると言ったときから、第三セクターであるふれあいパーク八日市場で行っている事業の協力を大きくいただけるんじゃないかと、協力を求めてはどうかという話になっていたと思うんですね。搬入組織に確かに入っていると思うんですが、もっと今後の長期間にわたる食材を搬入する大もとのものと、土台というところを目指して方針・計画を出していただく必要があろうかと思います。市が出資し、市の施設を使って、市長が代表取締役を占める第三セクターですので、学校給食センターの食材搬入の機関ということでは最も確かなところになるはずなんですね。そのことをぜひ重く受けとめて、今後、方針・計画づくり検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 それから、組織活動費と販売促進費で、販売促進費の費用弁償作業代195万9,103円についての答弁がなかったように思いますが。で、イベントのときの協力者というのが人の手ですので、大変重要な位置づけになっているかと思います。この協力者が確保できなければ、イベントがイベントとして成り立たないのではないかと考えられるんですが、もっと協力者の位置づけを高めて、有償ボランティアというようなあり方とか考えていただく必要があろうかと思います。販売促進費の費用弁償というのがそういったことに関係しているのかどうかもお答えいただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 大変申しわけございません、最低額は2万円でございます。 それから、食材供給の関係でございますが、これについては再度検討させていただきたいというふうに思います。 それから、販売促進費195万円の分でございますが、これにつきましては、イベントの手当ということで時給800円、対象になっているのは協会の会員ということでございます。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑は。 武田光由君。
◆11番(武田光由君) 1点だけ確認をというか、検討をしていただきたい点がありまして、ふれあいパーク八日市場の販売及び利用者一覧表を見させていただきました。郷土料理レストランの中でソフト販売額、またレジ客数ということで見ますと、売り上げで平成26年度は750万円であったと。平成17年度は1,200万円あったという。売上額、全体の面からしても比例して減ってきているのではないかなという思いがするんですけれども。 この売り上げの季節別のやつを見ますと、5月に120万円で12月には21万円になっております。ソフトクリーム、暖かくなってきて食べたいなということで食べられるんでしょうけれども、この格差、約6倍ぐらいの違いがあります。そう思うと、冬ですと自分ですとコーヒーが飲みたいなと思ったりもするんです。ソフト販売にかわるものが、例えば今レストランの方とソフト販売の方が一緒になってやられているんではないかなと思います。また、このレストランの中でなくて、また場所によっては違ったブースを設けて、ジュースであったりソフトクリームであったり、またお好み焼きであったり、そういった形で売り上げに貢献しているような施設を見かけます。売り上げ本位ではないんですけども、そういった例えば植木見本市のほうにそのブースがつながるようなものを検討するとか、やはり人の流れを考えながら、売り上げを伸ばしていくようなものも一つ必要ではないかなという思いがします。 その辺、暖かい時期、寒い時期を考慮したブースというんですかね。時には焼き鳥を販売しているときもあったりして、結構な売り上げがあったりしているんじゃないかなと思うんです。そう思うと、物産コーナーだけではなくて、一つの流れをつくるようなブースをつくりながら、たくさんのものを売っていければなという思いがこれを見ながらいたしました。その辺の再度検討があってもしかりではないかなと思うんですけども、どうでしょうか。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、お答えをさせていただきます。 大変ありがたい御提案をいただきましたので、今後検討してまいりたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はございませんか。 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) それでは、自分からも提案という形ではございますが、まず非常に
経営状況について皆さん大変危惧されているというところがわかったかとは思うんですけれども、その改善に向けまして、まず課題が見えなければ解決もできないと思います。まずは顧客、利用者のニーズをしっかりと捉えるということで、アンケート調査などを行って課題を明確にしてもらいたい。そのような中で重点施策を打ちまして改善、またそういう増収・増益につなげるという対策を打っていただきたいと思いますが、そのような取り組みいかがでしょうか。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、宮内議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 ありがたい御提言ということでございますので、今後、調査・研究をさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) 新鮮野菜の品数が減っている、協会員の高齢化によるものと、そういったような大きな要因も一つとして捉えているようではございますが、お客様のニーズをしっかりつかんで、時代の流れ酌み取っていただいて、前向きに検討・対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 回答はいいですか。
◆1番(宮内康幸君) はい、大丈夫です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑ございませんか。 山崎等君。
◆7番(山崎等君) 昨年も私6月の報告の中で、ふれあいパークの郷土料理レストラン、この問題について年々売り上げが大分衰退してきていると。なおかつ原価率の問題、客単価がちょっとこういう施設にしては高いんではないかということで、いろいろ提案させていただきました結果は別としまして、一応数字的には平成25年度、26年度という形の中で売り上げ及び収入は増加したという形がとれているのも、これは事実でございます。 このふれあいパークの問題でございますが、初めスタートした時点とこれ皆さん、市民との違和感が非常に年々ふえてきてしまっているんではないかなと、私の耳にもそういうようないろいろな助言が入ってきております。企業としても10年大変だと、これははるかにもう10年越えてきておりますので、ここら辺で社長である太田市長におかれましては、組織改革並びに風通しのよい運営方法等、これが基礎となると私は思っております。そこら辺で、もう10数年たっておる施設でございます。また会社でございますから、そこら辺を英断のもとにさらなるここでてこ入れ、大胆なるてこ入れを私はやればできるんじゃないかと、この売り上げから見ていてもね、まだ遅くはないなと。 だけども、今のうち手を抜いて、午前中、平山議員のほうからも御指摘がありましたけども、そこら辺で社長である市長のほうでこれ株式会社化して、市長が社長を退かれて社長を新たに据えるとか、そういうまたいろいろな方策があると思うんですよ。そこら辺を私は期待して、また1年間ちょっとこれよく見て、調べていきたいと思っておりますので、そのためには、議会もみんなこれだけ長時間を要して非常に熱心なる、他種他方からいろいろな提案も出ております。そこら辺を酌んでいただけるように、この1年間総会、または先ほども申しましたように組織改革のほうで、会社としては根幹となるところだと思うんですよ。そこら辺を今後ともさらなる一歩前進させてお願いしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) 今後の会社の組織改革を含めた中での経営改善に努力しろということでございます。 実は組織の面ですけれども、私が市長に就任した直後、やはりこのふれあいパークの事案で、市長が社長ではいかがなものかなというような御意見もたしかいただいたと思います。私自身もそのような気持ちで、実はふれあいパークのほうに社長という格好で出た最初の
取締役会のときに、市長が社長ということでなかなかやりづらい面もあるし、誰かいい人をこの中から互選でお願いしますというような形で投げかけたんですけれども、今までそういう形で市長が社長をやってきたんだから、今後頑張ってくれというような形になりまして5年経過したわけであります。 いろいろ私も、この5年間の中で勉強をさせていただきまして、今後の
会社経営ということ、人事面、そしてまた形態ですね。有限会社からの株式会社というそういう形態面、それから
ふるさと交流協会のさらなる活動が発展するような形で努力をしていきたいというふうに考えております。検討させていただきます。ありがとうございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) ないようですので、これをもって報告第2号の質疑を打ち切ります。 次に、議案第1号 平成27年度匝瑳市一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 質疑を許します。
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 補正予算の中で、先般、皆さん御存じだと思うんですが、朝日新聞のところに「市有地やっと活用へ」という記事が出ました。なんか内容を見ますと、市民が恐らくこの予算の900何万円がこれに該当するんだと思うんですけども、内容を見ますと、なんか我々議会で論議する前に話が先行しているというような市民から問い合わせがあったんですが、その点におきまして、これ市長さんのコメントも入っていますし、担当課のコメントも入っているんですが。やはりある程度議会で話した上で表面化すればいいものが、何で前も言ったことあるんですけども、市の幹部のほうから出て、それが報道で出ちゃうと、我々に対して--我々という言い方は失礼かもしれないですけど、議会のほうでもやはり論議していかなきゃならないものなんですけども。ようやく方針が固まったということであって、それのための測量と設計業務をやると書いてありますけど。これ誤解がないようにしたいと思うんですけど、やはりこれある程度素案をつくってから議会に承認をいただいていくという形の理解で間違いないですよね。それでよろしいでしょうか、その点1点確認と。 それから、相手がこれJTから買ったんですけども、測量図なかったですかね。私はあったんじゃないかと思うんですけども。で、ここにまた測量業務ということが入っております。その点を確認したいと思います。 それから、市長さんのコメントの後に県の補助金も見込みながらということが入っております。この場合どういう補助金が見込めるものなのかという部分が、強いて言えば、そういう予算が取れれば、我々も不断に応援していきたいとは思うんですけども、やはり市の大切な財調を使いつつやるのであれば、これは問題でもありますし、その辺どうなのか、お答えいただきたいと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) 前段のこの事業の問題については、議会の承認をいただいてから仕事に取りかかるということで、私どものほうもそういうつもりでおります。 実は、朝日新聞に1週間くらい前に記事が掲載されました、私も読みました。実は朝日新聞、これは議会運営委員会が終わった後に記者懇談会というのがあります。そこで議案を記者の方に説明をして、いろいろ質疑応答があるという、その行事があるわけでございます。 その中で、実は朝日新聞の記者の方が3月、4月かな、交代になって新しく記者がかわりました。その中で、今までこのJT跡地の問題が10年以上も塩漬けになっておるということに対して何か非常に興味を持たれたということで、記者懇談会が終わってからまた後日、もう少し詳細にJT跡地のことを聞かせてくれないかということで担当課のほうに来たというような経緯もございます。その中で最後に私のところへ来て、JT跡地はいろいろ問題があるんですねというような、そういう話の中できっと記者の方が自分の考えの中でそういう記事にされたというふうに私は理解しております。 ですから、ちょうど記者がかわられたというような、そういう経緯もあるということもひとつ御理解いただきたいというふうに思います。 以上です。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) 測量図の件でございますが、これにつきましては平成17年、購入する際には公簿の面積をもって購入したということで、その際には改めて測量というのは行っていないということでございます。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 今、
企画課長が答えましたが、測量自体の境界の位置については特定をしております。ただ、面積は確定をしておりませんので、一般的に言われている明確な面積を出すための測量を実施するということでございます。 それから、補助金の関係でございますが、基本的には今回の補正で基本設計と実施設計について予算要望させていただきました。この中で実施設計をやることによって全体の総事業費等が出ます。その中で来年度において本体工事を発注したいというような考え方を持っております。それについて工事のほうで補助金が見込めれば、その補助金を充てたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) ありがとうございます。市長さん言うように、朝日新聞の記者が新人であって交代したばかりというのはよくわかりますけども、やはり確認はしていただきたいと思うんですよ。記事にする場合はやはり企画課なり、秘書課なりにちゃんとこれ記事にしますよということをしてもらわないと、これ読み方によってはもう決まったというふうに見ちゃうと思うんですよ。これからまだ作業が何度か工程を帯びていくわけですから、その点はやはりいくら新人の記者でも慎重にやってもらわないと、市の行事に差しさわるようなことがあってはならないと思いますので、それは秘書課のほうからよく担当、いわゆる記者クラブでしたっけ、その辺にもよく念を押しておいてください。じゃないと、市民によっては「え、何だ。またこういうことをやるのか」とかという話になっている部分も正直あります。その点注意していただきたいと思います。 あと、補助金の見込みというのは本当にあったんですか、これ実際。新聞に出ていますけど。なかったらなかったでいいんですけど、あるかどうかをお願いしたいのと、それからこれ先ほど来大分論議されていましたけど、今度これ経営は市がやるのか。また、一種団体をつくるのか、会社をつくってやるのか。その辺ももう固まって、市長はこれを前面に出してきたと思うんですが、その辺をどう考えているのかは方針だけでもお聞かせいただきたいと思うんですよ。 いずれにしても、これ経費が、なるべくランニングコストがかからないように、設置をしたならば運営していかなければならないと思います。その点だけ2点お願いできればと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) まず、補助金の件ですけれども、実はこの企画をした時点で担当課のほうに、県のほうの補助金の対象の事業かどうかということを確認させました。そうしたら該当はする、やり方によっては該当はするという回答をもらえまして、それじゃいつごろだと言ったら、平成27年度はもう、平成27年度の当初予算は県のほうではもう打ち切っちゃったということでありました。私も、このような施設を建設する場合にはもうもらえるものはもらう、補助金を受けられるものは補助金を受けてやっていくというような姿勢でありますので、とにかく平成27年度の県の当初予算はもう締め切ったので、これから県のほうもその補正があるだろうというような形で、もし県のほうで補正の形でその事業を検討してもらう、そしてまた決定していただくという方向性が見えましたら、なるべく早くその補助金を使って建設に取りかかりたいという気持ちでおります。今のところは、そういうのは思惑ですので、一応実施設計までという形になっております。県のほうの動向を見ながら、この工事を進めていきたいというふうに思っております。 それと、経営のやり方ですけれども、まだ決まっておりません。いろいろ市営なのか、また指定管理者なのか、第三セクターなのかというようなこともありますので、それはこれから検討していきたいというふうに思っております。
○議長(
栗田剛一君)
苅谷進一君。
◆17番(
苅谷進一君) 最後の質問になりますが、実際のところ、この新聞記事は私は尊重したくはないんですけども、観光物産のPR施設ということであります。実際に観光と言われましても正直限られているわけであります。今回、私も一般質問の中でも言いますけども、恐らく海水浴場についてもまたやっていけないんじゃないかと。白砂青松を誇るという、我々の市のテーマである白砂青松もなくなっているという状況の中で観光を本当に重んじるのであれば、よほどこれは慎重にやっていかなければならないと私は思うわけであります。 その中で、この記事によれば地方創生を絡めたということであります。私もこれ一般質問の中で言っていきますけども、地方創生に絡めていくのであれば、それなりのやはりもうちょっと観光物産を掘り込んだ形でのこのスタートを市長していただきたいと思うんですよ、せっかくであれば。本当に地方創生に絡めるのであれば、やはり海岸の問題も解決しなきゃならない。それから飯高壇林を初め地井さんの施設、それからパーク、植木の問題と、その辺をよく慎重に検討された上で、確かに補助金がついたらやりたいのは重々わかりますけども、その辺をやはりある意思をきちんとした形で検討できる場をつくってからやっていただきたいと思うんですね。その点だけ御留意いただけるかどうか確認して、私の質問を終わりにしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君) 太田市長。
◎市長(
太田安規君) 今、御意見を頂戴いたしまして、そのような形でやっていきたいというふうに思っておるところであります。 ただ、今回のこの建設は、実は観光面を主体とした形でやりたいという私は希望を持っております。これはマニフェストの中にもうたってありますので、ぜひそういうような形で観光面を前面に出して、この建設に向かっていきたいという気持ちは十分持っております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 補正予算のやはり
苅谷議員と同じ観光拠点整備の関係でちょっと御質問させていただきます。 今の御答弁だと平成28年度に完成をさせたいということです。御存じだと思いますが、八日市場の駅の特急もダイヤ改正で1個減ってしまうし、乗降客も大分減っているようであります。 それで、このJT跡地につきましては、企画のほうで再三にわたっていろいろな提案とか募集をした経緯がありますが、経費とその効果とかを考えて、民間と連携した施設を御検討願えればいいんじゃないかなと、御提案ですが。それにつきまして御意見がありましたら、よろしくお願いしたい。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、林議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 御提案をいただいた部分につきましては、調査・研究させてもらいたいというふうに思います。
○議長(
栗田剛一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) それと、この中に実施設計まで730万円ぐらい見てありますが、単純なこの実施設計が設計事務所とか、そのようなところですと全体的なプランニングをつくっていかないと、市から示した条件に合ったプランニングを総合的に判断してつくって、この実施設計をしていくと思います。このコンサルのほうはどのような業者をどのように選定していくべきか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、林議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 測量がありまして、基本設計があって実施設計がございます。実施設計につきましては先ほど申し上げたとおり、建物も含めて全体の事業費を算出するということになりますので、少なくても建物の設計ができる設計事務所、そういうところにお願いするような形で財政課のほうに依頼をしていきたいというふうに考えております。
○議長(
栗田剛一君) 林明敏君。
◆6番(林明敏君) 今のコンサルの関係なんですが、まだ実施になっていかないと、予算が通らないと運べないと思いますが、市としてはどのような条件とか要件ですか、それを示して、そこの中にどういう建物を建てて、どういう建物を建てるかというようなものの条件が決まっていれば。大まかにこのような条件でそういうコンサルタントさんに検討いただく。今言った観光課の売り込み状況とか、いろいろな状況がありますよね。それと地形の使い方も、もしも観光バスが来た場合はどういうような経路で、あそこに物産店ができれば、観光バスをどういうふうに誘導していくとか、そんなようなところまでまだできていないと思いますが、検討してあればよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、林議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 当然のことながら、先ほど言いましたように施設は建てます。今現在で担当課として考えているのは、50坪程度の平屋というようなことを考えております。それに附属するものとしてはトイレだったり、そういうものを駐車スペースだったりというものを考えておりますが、そういう条件を提示いたしまして、それに合ったような業者選定をしていただくのは、私のほうから財政課のほうに依頼をした中で、お互いの打ち合わせの中で調整をさせていただきたいと。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) 石田勝一君。
◆20番(石田勝一君) 10ページについて2点ほどお尋ねいたします。 これはNHK公開番組会場運営費ということですけれども、このNHKの公開番組というのは、どういう内容の公開番組をされるのか、これについてお願いいたします。 それと、ふるさと納税推進事業ですけれども、ここで501万3,000円ですか。これは今委細が書いてありますけども。収入の欄を見ますと、寄附金16款で768万2,000円、こういうふうに入ってくる予定だろうということで歳出を組んでいるんですけれども。この中で報償費、これはわかります、ふるさと納税記念品。委託料、ふるさと納税業務委託。これ単純に考えますと、いただいたものに対してお返しをすると、各地方団体がいろいろ知恵を絞ってやっているようですけれども、当市としても記念品をお送りすると。 これ単純に考えますと、それを業者に委託というか、業者がそれは自分のものがもし売れるとすれば、そのまま発送すると思うんですよ。ですけど、あえて納税業務委託として138万2,000円の予算を計上してある。この内容についてお尋ねしたいと、こう思います。 さらに、収入からこの支出予定を引きますと、単純計算ですと137万7,000円ですか。これが実質的な当市に入る、これは補正ですから月数は限られておりますけれども、この金額が実入りとして入ると、このように理解してもよろしいのかどうか。この点をお尋ねいたします。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) それでは、ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、市制施行10周年記念事業NHK公開番組の関係でございますが、これにつきましては市制施行10周年記念事業の一環といたしまして、10月25日の日曜日に八日市場ドームを会場にいたしまして、NHKラジオ公開番組「民謡をたずねて」という番組をそこで実施いたします。それにかかる経費として計上させていただいております。 それから、2点目の委託料でございます。これにつきましては、ことしの3月20日からふるさと納税の業務を業者に委託しております。これにつきましては、従来でありますと市のホームページから申し込んでいただいていたものを、業者に委託をすることで専用のサイトがございまして、こちらを通じて申し込み等をしていただけるということで、あわせて返礼品の数もふやしまして取り扱いをふやしております。この寄附金の受け付けであるとか、返礼品のいろいろなオーダーの関係ですね、こういったもの、それからサイトの運営、こういったものを業者に委託をしておりまして、これに対する委託費ということで計上をさせていただいております。 それから、議員のおっしゃったとおり、市のほうにじゃどれだけ残るのかというところでございますが、今回補正で計上してございますのは、議員がおっしゃったとおり137万7,000円ということになります。補正後でございますが、最終的に174万1,900円を見込んでおります。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 石田勝一君。
◆20番(石田勝一君) ありがとうございました。よくわかりました。 ちなみに、ここ数年、ふるさと納税の恩恵といいますか、これは当市としてもいただいていると思うんですけれども、前年度のちょうど今現在と比較して増減はどうですか。比較増減。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) それでは、前年度の実績でございますが、平成26年度は89件で78万5,000円でした。現在でございますが、5月末まででございますけれども、286件で227万6,000円、御寄附のほうの申し込みをいただいております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 石田勝一君。
◆20番(石田勝一君) あえて立って言うほどのこともないんですけれども、努力されて徐々にふえておるということでございますから、引き続きひとつ頑張ってください。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。
浅野勝義君。
◆14番(
浅野勝義君) これは私の所属する産業建設
常任委員会の所管でございますので、あえて細部にわたっての質問はいたしませんが、この観光拠点整備事業ですね。執行部並びに議長にお願いしたいんですが、この骨子ができ上がりましたら、ぜひとも全協なりを開いていただきたいと、そのようにお願いします。御返答いただきます。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) この件については、議長と相談をさせていただきます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 日色昭浩君。
◆9番(日色昭浩君) 観光拠点整備事業なんですが、まだ何も決まっていないという市長の答弁ありましたけども、通常ですと建設検討委員会を組織して検討していくとか、それから運営主体をどうするかとか、取り扱いは野菜とか、そういうものだけでいいのかとか、いろいろ検討すると思うんですが、そういう検討する組織を新たに立ち上げていくのか。現時点でどういうふうに考えているのか、お尋ねいたします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 今回、基本設計、実施設計をやっていく中で、こちらが持っているある程度の案がございますので、その辺と調整をしながら実施設計の中で検討していきたいというふうに思っております。
○議長(
栗田剛一君) 日色昭浩君。
◆9番(日色昭浩君) ということは職員、要するに市役所の組織内で検討して詰めていくと、そういうふうに理解してよろしいですか。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) はい、そのとおりでございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに。 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) 歳出のふるさと納税推進事業の件で1点、御確認をお願いいたします。 先ほどから記念品のことで御答弁ございましたけれども、現実的に匝瑳市に入ってくる分というのはわかったんですが、逆に匝瑳市に住んでいて他県、他地区へ納税される方の割合というのは、これどのくらいになるものなんでしょうか。 また、先般ホームページ見させていただきましたら、このふるさと納税のホームページですけれども、かなり商品もふえて非常に充実した内容が認められまして、今回そのふるさと納税の推進事業ということの補正案ということで承知をしておりますけれども、手元に残る税金と外へ出ていく、外へ納める税金、この対比をちょっとしていただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 伊藤
税務課長。
◎
税務課長(伊藤久夫君) 匝瑳市の方が他の公共団体に寄附した件数でありますけれども、平成24年度においては12名の方が行っております。また、平成25年度におきましては15名の方が寄附を行っております。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) 都祭広一君。
◆2番(都祭広一君) 人数はわかりました。金額的には、これ多分これからまた今年度、平成27年度分というのが今年度ですので、まだ答えは出ていないと思うんですけれども、やはりこれからどんどんほかの状況を見ましても、ふるさと納税のこの返礼品というのが大分充実していると思います。その中で匝瑳市以外に出ていくお金というのも非常に多くなってくるのかなということが推測されますので、今後そうした記念品等、返礼品等に関しまして、また常時見直しとか、市内のいろいろなさまざまな生産農家さんや業者さんおりますので、そういったところで検討していただければと思います。 以上です。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) 貴重な御意見ありがとうございます。今後ますます返礼品のほうの充実を図っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) 農業振興費で2件について、いずれも県補助金全額ということで、市の上乗せは行っていない農業関係の事業がありますが、飼料用米等流通加速化事業補助金ということで、その内容について伺います。 それからもう一つは、新「輝け!ちばの園芸」産地整備事業補助金ということです。この内容を伺って、さらにその県の補助金のみということで市の上乗せということがない理由、また検討されたのかとか、今後検討するのかとか、そういったことを伺いたいと思います。 それから、教育費で小学校、中学校それぞれの電話設備工事費が少しずつついていますが、何なのか。 それから、幼稚園で臨時雇賃金、また生涯社会教育のほうでも臨時雇賃金というのがあります。3月の議会の中でも、市の正規職員は国の標準的な規模よりも低いと、人数が少ないという中で臨時職員の数が増員されているという課題が出てきましたけれども、これはどういったことなのかという観点で伺いたいと思います。 それから、観光拠点整備事業について、これまで多くの議員の方の関心事ということでお尋ねがありましたけれども、市民、それから市内商業団体、市内農業等の生産団体の意見・要望を反映させる、あるいは行政と一緒になってつくり上げる協力・協働するという市民協働ということですが、そういった観点での取り組みというのは全く考えられていないんでしょうか。求めることから伺います。 以上、お願いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、
田村議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 まず、飼料用米等流通加速化事業でございますが、これについては県単補助事業でございますので、県が事業費の3分の1を支出すると、市を経由して個人のところに行くと。そのほかについては全て個人が負担をするということでございます。 それと、「輝け!ちばの園芸」産地整備支援事業、これについては2件ございます。1件目につきましては、このタイプがございまして、生産力強化支援型というのと園芸施設リフォーム支援型というこの2つの事業がございまして、両事業について1件ずつの申し込みがありまして、補助率については生産力強化支援型については4分の1が県単補助でございまして、残は実際に携わる個人が支払いをするということでございます。それから園芸施設リフォーム支援型についても1件の申請がございまして、これについては補助率4分の1、同じように県から支出がされる分と、あとは個人が負担をするということでございます。 それから、観光拠点整備事業の生産団体等の協力はという部分でございますが、生産団体との協議も今後行っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 小関学校教育課長。
◎学校教育課長(小関和雄君) 小学校、中学校の学校管理費について御説明をいたします。 県費負担教職員の給与システムの変更に伴いまして、昨年の12月補正で光回線に切りかえる工事を行いました。この工事に当たりまして、光回線はチャンネルが2つあるということから、市内の各学校が同じ通信環境になり、光回線同士の通話料は無料になること、また接続が早くなるなどのメリットを考慮しまして、各学校の代表電話にも割り当てることといたしました。 各学校においては、不審者侵入等の非常時に市
教育委員会や匝瑳警察署などに通報するための緊急通報装置、また学校への不法侵入者等に対する機械警備が備えてございますけれども、これらは緊急用の通報でございまして、停電時におきましても通信できるようにアナログ回線で接続しておく必要がございます。そのために光回線でつながる代表電話から緊急通報装置と機械警備をアナログ回線に切り離す工事と、それに伴って必要となる設定変更を行うために、今回上程をさせていただいたものでございます。 続きまして、幼稚園管理費の臨時雇いの賃金でございますけれども、こちらにつきましては、八日市場幼稚園で療養休暇をとっている職員と9月から産休に入る職員の代替として、臨時職員1名を配置するためにお願いしている補正でございます。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 水口生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(水口孝君) それでは、社会教育総務事務費の賃金について御説明いたします。 こちらにつきましては、生涯学習課生涯学習室の再任用職員1名が平成27年3月末に退職したことにより、臨時職員1名を補充するものでございます。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。 武田光由君。
◆11番(武田光由君) 平成27年度一般会計補正予算のことで、市長のマニフェストの関連事業ということでJT跡地を観光案内所、農産物直売所等を備えたという観光拠点にしていくんだという、この観光案内所のことなんですけども、私も多くは旅はしないんですけども、観光案内所に行って何々を聞いたという覚えがないんですね。今ネットが非常に普及していて、どこそこに行こうと思ったら調べて、そこに直接行ってしまうというのが現実じゃないかなという。いろいろな旅の仕方はあるので、地元の声でいいところを聞いてそこに行くんだという、いいところがたくさんあるので、生の声で聞くことは大切なんですけれども、観光案内所をつくるに当たって事前に、今実施計画の段階なんですけれども、どういったものを基準にしてつくろうとしているのか、その辺。できていないものをどうのこうのはないんですけども、それ以前に調べるに当たって、ホームページの観光案内を充実させたんですかね。今あるものをホームページ上でやっているかどうかという。今回の整備事業と関連で申しわけないんですけども、ホームページでどうなっているか。今からつくろうとしている観光案内所をどのようなものにしようとしているのかというのをちょっとお伺いします。 あと、ふるさと納税の件なんですけども、ちょうど3月議会でホームページ上に載りますよということで、特設のことが見ることができますよということで、都祭議員から今、品数も多くなってよかったねという話もあったんですけども、私は他市町村のやつをいろいろいいところばかりしか見ていないので申しわけないんですけども、非常にがっかりしたんです。 しかしながら、今、
企画課長の答弁でふえたという話もあったんですね。それで満足してはいけないという気がするんです。今1万円で2,000円程度のものを返す。場所によっては半分返しているところ。多額であれば、旅行券であったり、ホテルであったり、いろいろな工夫がされているんですね。まず品数が少ないというのがちょっとがっかりしているんです。場所によっては用途、環境であったり福祉であったり、幾つかチョイスしてそれに充ててくださいよということなんですけども、それ以外のものもあるんじゃないかなと。例えば黄門桜を守る基金であったり、いろいろな市町村である特別な基金に充てたりもしながらやっている自治体もあるんです。今後の流れとして、より財源確保ということを考えると、より一層工夫しなくちゃいけないと思うんですけども、その辺どうかお伺いします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) それでは、武田議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。 事前に実施するために担当課といたしましては、近隣の案内所等が設置してある駅等の案内所を見てきまして、規模等の確認はしてございます。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
太田企画課長。
◎
企画課長(
太田和利君) 今、議員のほうから御指摘いただきました品数が少ないのではないかということでございます。これは先ほど申し上げましたように、3月20日から今12品、一応返礼品のほうはございますが、私どものほうもまだまだ少ないというふうに認識しておりまして、
産業振興課等を通じて各団体等に御協力いただけるところがあれば、ぜひお願いしたいと。これは寄附金をいただくだけでなく、匝瑳市のPRということになりますので、この辺も含めていろいろな団体の方に御協力いただければということでお願いをしております。 それから、返礼品だけじゃなくて、黄門桜を守るとか、そういった目的にというお話でございますが、それにつきましては、これから研究・検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) 武田光由君。
◆11番(武田光由君) 案内所の件に関してはあるというよりも、利用がどうなんだということが大切です。あって人が来ているのか来ていないのというね、どう活用されているのかなというのが大切だと思います。匝瑳市に新しく観光案内所をつくるに当たって、よほど検討がされなくちゃいけないなということを思います。 あと、先ほどのホームページのことなんですけども、どうなんですか。観光案内のためのホームページはないんですけども、より充実させていかなくちゃいけないと思うんです。今すぐにでもできることなんですけども、その辺どうなんでしょうか。 あと、ふるさと納税に関しまして、必死になって財源の確保をあらゆる工夫をしながらお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) それでは、観光拠点整備事業についてお伺いいたします。 JT跡地のこの利活用は市民の大きな関心の一つであり、よりよい利用を望むものでありますが、今回の実施設計委託料、この中で観光拠点としての観光案内や農産物の直売所を設けるとのことですが、この農産物の直売所はあくまで物を売るだけの、販売だけのものになるんでしょうか。その点お尋ねいたします。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 直売所ということでございますので、物を売る場所ということでございます。
○議長(
栗田剛一君) 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) 物を売るだけということなんですけども、今現状の駅前の利用者の多くは、やはり学生なのかなというふうに思います。そういった中で、この若い人から高齢者までが集う場所とするためには、やはりイートインスペースというか、食べる、食事ができるようなところを設けて、学生が集うようなところ。学生が集ってにぎわえば、自然とまた人も集まるというところで、そういうふうな活用をしていかなきゃいけないと思いますので、この部分にぜひ実施設計の段階には、このようなイートインスペースの検討もお願いしたいと思うところですけれども、いかがでしょうか。
○議長(
栗田剛一君)
作佐部産業振興課長。
◎
産業振興課長(
作佐部勝美君) 宮内議員のほうから御提案をいただきましたので、これについては調査・研究をしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(
栗田剛一君) 宮内康幸君。
◆1番(宮内康幸君) そういうわけで、このふれあいパークとはちょっと異なる、そういう差別化を図るために、特に駅前ではそういう若い人が多いということもありますので、スイーツやデザート、そういったところのものに特化するとか、簡単にちょっとお茶を飲んで帰れる、そのような場所にぜひしていただきたいと思います。これ答弁結構ですので、ぜひ前向きに検討のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) ないようですので、これをもって議案第1号の質疑を打ち切ります。 次に、議案第2号 匝瑳市病院事業の企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び匝瑳市病院事業の管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 質疑を許します。
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) 新旧対照表、改正前、改正後ということがわかりやすいので、条例の改正なのであれなんですが、医師の資格を有する職員とするという部分、第9条ですね。医師の資格を有する職員とするというところが改正前と大きく異なるところかなというのですけれども、一通り目は通して見ているんですが、詳細な説明をお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 日下
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(日下潔君) 今回の匝瑳市病院事業の企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び匝瑳市病院事業の管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の中身でございますが、今回の条例につきましては、通勤のため有料の道路を利用し、その料金を負担し自転車等を使用することを常例とする当病院の常勤医師に対し、通勤手当として有料道路料金相当額を支給するための条例改正となります。 この改正は、有料の道路を利用することにより、常勤医師の通勤時間及び距離の短縮並びに交通事情に照らしたその利用により通勤事情の改善を図り、常勤医師の通勤に係る負担を軽減するものであります。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君)
田村明美君。
◆18番(
田村明美君) ということは、必要性を痛感するところから条例を改正するということであろうかと思うんですが、これまでの条例が改正されていれば該当するといった人数はどのぐらいおられるのか。また今後、医師を確保していく、採用していくということについてもかかわってくるかと思いますが、見通しをお願いします。
○議長(
栗田剛一君) 日下
市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(日下潔君) 今、医師8名でございますが、8名中5人がこれに該当することとなります。 また、今後の医師の確保状況については今のところまだございません。 以上でございます。
○議長(
栗田剛一君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) ないようですので、これをもって議案第2号の質疑を打ち切ります。 以上で質疑を終結いたします。
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△議案(第1号・第2号)・請願(第1号・第2号)・陳情(第1号-第3号)の
委員会付託
○議長(
栗田剛一君) 日程第2、これより日程に従いまして、議案第1号及び議案第2号と請願第1号及び請願第2号並びに陳情第1号から陳情第3号を会議規則第37条、第141条及び第145条の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。 なお、付託表の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
栗田剛一君) 配付漏れなしと認めます。
常任委員会に付託されました諸案件につきましては、平成27年6月22日の継続市議会の開議時刻までに審査されますことを、会議規則第44条第1項の規定によりお願い申し上げます。
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△次会日程報告
○議長(
栗田剛一君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。6月11日、6月12日及び6月15日は各
常任委員会の日程であります。 参考までに申し上げます。6月11日午前10時から第2委員会室で総務
常任委員会、6月12日午前10時から第2委員会室で文教福祉
常任委員会、6月15日午前10時から第2委員会室で産業建設
常任委員会であります。 なお、6月17日水曜日は定刻より会議を開き、一般質問を行います。
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△散会の宣告
○議長(
栗田剛一君) 本日はこれにて散会いたします。
△午後2時06分 散会...