1点目は、
常勤特別職と
議員の
期末手当の
増額に関しては、先ほど
討論で申し上げたとおりです。
2点目は、
安房消防千倉分署の建設805万3,000円のうち514万5,000円についてです。1,715平米を平米単価3,000円で買おうとする
内容となっています。千倉分署の移転に関しては、近隣住民や
市民への
説明を時間をかけて十分行うよう求めます。
3点目は、
ごみ処理広域化事業、6市1町の事業連携のための準備室に係る経費と、館山市込みの7市1町の地域計画等策定業務委託料のうち、
南房総市の負担金372万円についてです。
君津地域4市の9月議会では、準備室に係る経費、総額289万2,000円と地域計画等策定業務委託料1,120万円を4つの市で均等に割った額、1市当たり352万3,000円を予算計上しています。昨日の全協では、地域計画等の策定に関して、10月22日に業務委託し、11月27日には国へと計画が提出されたが、
安房3市1町を含めた修正
変更が行われるとの
説明がありました。今定例会が始まったのは12月3日ですので、業務委託が行われてしまっているものを予算計上している
状況です。国に提出した計画の詳細を明らかにすべきです。
また、PFI事業の公募に関してですが、木更津市の9月議会の議事録によりますと、君津地域4市の当初の考えでは、民間であるかずさクリーンシステムをそのまま富津市の候補地に動かそうとしていたが、それでは国からの交付金がおりないため、
用地選定からPFI事業者を公募する形に方向転換したということでした。名目上、公募するとしていますが、単に交付金がもらえる理由を後づけしたもので、PFIを行う事業者は当初の考えどおりになるのではないかと思います。シナリオがおよそ完成している
状況で
用地選定から事業者を公募することが果たして公募と言えるのか、疑問が残ります。
ストーカ炉の場合は燃やすごみが減れば炉をとめることもできますが、シャフト炉の場合は24時間燃やし続けなければなりません。燃やすごみを減らしても、コークス代など維持
管理費がかさみ、自治体の委託料が減ることはありません。かずさクリーンシステムの場合は、自治体で燃やすごみが減った分は産廃の受け入れが行われています。どんな枠組みでごみ処理をするにしても、災害ごみの処理のために炉の規模1割増しとするのではなく、人口推計やごみの減量にあわせて
施設稼働時の炉の規模を縮小する方向で見直すという条件をつけるべきです。過疎化が進む地域ほど1人当たりの処理費用がかかり、この事業連携は先々不利になる点が多い判断であると考えます。
6市1町の事業連携には賛同できません。自区内処理の原則を守るようにすべきです。環境負荷がかからず、操作しやすい、身の丈にあったストーカ炉での利用実施を求めて、この予算案に
反対いたします。
53:
◯飯田彰一議長 安田美由貴君の
討論を終わります。
通告による
討論は以上です。ほかに
討論はございますか。
鈴木克哉君。
54: ◯鈴木克哉
議員 3番、鈴木克哉でございます。私は、
議案第77号、
平成30年度
南房総市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、
賛成の
立場で
討論いたします。
今回の補正予算では、
人件費の補正はありますが、その
内容は、
千葉県
人事委員会勧告を勘案した適正なものと考えております。
小中学校の空調
工事については、今夏の記録的な猛暑を受けまして、子供たちのためにいち早く整備しようとするものであり、その姿勢を評価いたします。
また、ごみ処理
施設の建設は、長く整備が待たれる重要案件です。君津地域4市と連携して進めることは妥当であり、早期着手を期待いたします。
その他の補正予算も、補助災害復旧事業の追加補正や事業費の伸び、精算に伴う補正などであり、いずれも妥当なものと認められ、私は本予算に
賛成いたします。
以上です。
55:
◯飯田彰一議長 ほかに
討論はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
56:
◯飯田彰一議長 ないようですので、以上で
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
採決は
起立により行いますが、
起立しない方は
反対とみ
なします。
本案に対する
委員会の
審査結果は
可決です。
本案は
原案のとおり決定することに
賛成の方の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
57:
◯飯田彰一議長 起立多数。
よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第78号、
平成30年度
南房総市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
討論を行います。
発言の
通告はありませんでしたが、
討論はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯飯田彰一議長 討論なしと認めます。以上で
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
本案に対する
委員会の
審査結果は
可決です。
本案を
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第79号、
平成30年度
南房総市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
討論を行います。
発言の
通告はありませんでしたが、
討論はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
60:
◯飯田彰一議長 討論なしと認めます。以上で
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
本案に対する
委員会の
審査結果は
可決です。
本案を
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
61:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
次に、
議案第80号、
平成30年度
南房総市
水道事業会計補正予算(第2号)について
討論を行います。
発言の
通告はありませんでしたが、
討論はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
62:
◯飯田彰一議長 討論なしと認めます。以上で
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
本案に対する
委員会の
審査結果は
可決です。
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
63:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────────────────────
◎
議案第82号の趣旨
説明・
質疑・
討論・
採決
64:
◯飯田彰一議長 日程第18、
議案第82号、
平成30年度
南房総市
一般会計補正予算(第6号)を
議題といたします。
市長に提案理由の
説明を求めます。
市長。
65: ◯
市長 それでは、追加案件の
概要についてご
説明申し上げます。
議案第82号、
平成30年度
南房総市
一般会計補正予算(第6号)ですが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ831万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ253億9,690万4,000円とするものであります。
今回の補正予算は、先の台風24号により被災した農業者向けの経営体
育成支援事業の追加であり、農産物の生産、加工に必要な
施設、機械の再建等に対し、当該費用の一部を補助しようとするものでございます。
以上でございます。
66:
◯飯田彰一議長 次に、補足
説明を求めます。
総務部長。
67: ◯総務部長 それでは、
議案第82号、
平成30年度
南房総市
一般会計補正予算(第6号)について、補足
説明をいたします。肩ナンバー35をご用意願います。
予算書の1ページをお開きください。今回の補正予算は歳入歳出予算の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ831万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ253億9,690万4,000円とするものでございます。
歳出予算からご
説明をいたします。8ページ、9ページをお開きください。
5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の被災農業者向け経営体
育成支援事業補正額831万3,000円の追加で、当該事業は、
平成30年台風24号により被災した農業者に対し、農産物の生産、加工に必要な
施設の復旧及び
施設の撤去を緊急的に支援し、被災農業者の農業経営を維持しようとするものです。
助成対象者ですが、本台風により農業用
施設等が被災した者であり、支援の
対象には、
施設のみでなく農業用機械も含まれます。また、被害を受けた日以降に既に着手した取り組みについても
対象となります。
補助率ですが、補助
対象事業費の10分の7となり、内訳は国が10分の3、県及び市が各10分の2となります。国の補助要件といたしまして、県及び市の上乗せ措置または金融機関からの融資を受けていることが必須となります。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いします。歳入予算ですが、16款県支出金は国費30%分を含んだ50%分の593万8,000円を計上し、20款繰越金は歳入歳出差し引き額に237万5,000円を充てたものでございます。
以上で、
議案第82号の補足
説明を終わります。よろしくお願いいたします。
68:
◯飯田彰一議長 提案理由
説明及び補足
説明を終わります。
本案について、これから
質疑を行います。
質疑はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯飯田彰一議長 質疑がないようですので、
質疑は以上で終結いたします。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております
議案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
70:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
本案について
討論を行います。
討論はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
71:
◯飯田彰一議長 討論なしと認めます。以上で
討論を終結いたします。
これより
採決いたします。
本案は
原案のとおり決定することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
72:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、
本案は
原案のとおり
可決されました。
──────────────────────────────────────────
◎
議員派遣の件
73:
◯飯田彰一議長 日程第19、
議員派遣の件を
議題といたします。
お諮りいたします。
会議規則第167条の規定により、お手元に配付いたしました資料のとおり
議員を派遣することとし、後日
内容に
変更が生じた場合、
議長に一任願いたいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
74:
◯飯田彰一議長 ご
異議ないものと認めます。
よって、配付資料のとおり
議員を派遣することに決定されました。
──────────────────────────────────────────
◎閉会の宣告
75:
◯飯田彰一議長 以上をもちまして、本定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
これにて
平成30年
南房総市議会第4回定例会を閉会いたします。
(午前10時48分)