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平成29年第3回定例会(第2号) 本文 2017-09-05
平成29年第3回定例会(第2号) 名簿 2017-09-05

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  1. 南房総市議会 2017-09-05
    平成29年第3回定例会(第2号) 本文 2017-09-05


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2020-07-12
    1:     ◎開議の宣告 ◯鈴木直一議長 おはようございます。  ただいまの出席議員数は20人です。  直ちに本日の会議を開きます。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 2: ◯鈴木直一議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  なお、暑いですので上着を脱いでも結構です。    ──────────────────────────────────────────     ◎一般質問 3: ◯鈴木直一議長 日程第1、一般質問を行います。  通告のありました質問者は、お手元に配付の一覧表のとおり5人です。  通告順に質問を許します。  青木建二君。  なお、事前に資料配付の申し出があり、資料を確認し配付してございますので、よろしくお願いします。 4: ◯青木建二議員 さきの通告に従い、一般行政質問を行います。  地域防災について。被害の発生を未然に防ぐことはできませんが、対策を講じることで被害を最小限にすることは可能なことから、事項別に伺います。  まず、災害時の対応について。  1問目、避難のおくれによる相次ぐ被害を受け、避難情報の名称が改められました。避難準備情報避難準備・高齢者避難開始、避難指示は避難指示(緊急)とし、位置づけをはっきりさせました。しかし、避難情報の意味が浸透しているとは言えません。そこで、避難勧告等に関するガイドラインの改定がされた場合は、直ちに広報紙を用いて周知すべきではないですか。
     2問目、市は災害が発生する危険性が高まった場合に、起こり得る災害種別に対応した区域を示して避難勧告等を発令します。その際、移動が難しい人は早目に避難してくださいなど、わかりやすい言葉に言いかえて避難を呼びかける工夫が必要ではないですか。  3問目、市のホームページは、災害時には発令された気象情報地震情報防災情報を自動で表示するなど、文章主体の専用ページへ切りかえる機能はありますか。  4問目、台風や豪雨による災害危険性が迫ったときに、市や住民がとるべき行動を決めておくタイムライン、防災行動計画は策定済みですか。  5問目、福祉避難所への備蓄の現状はどうですか。  6問目、防災窯の設置・点検の状況はどうですか。防災啓発イベント時の使用の可否はどうですか。  次に、防災士について。  1問目、防災士の活動、防災コーディネーターの資格について周知していますか。  2問目、防災士に対し市の大雨注意報警報がいつ出され、どの段階で避難勧告避難指示を出すか説明し、防災士はこうした情報に合わせ、いつ家族の所在を確認するか、近所の高齢者を誰が避難させるか、自主防災組織役員避難所を開設し支援を求めるかなどを協議する場を設けてはどうでしょうか。  3問目、埼玉県ふじみ野市は、市の防災訓練で実施している応急処置方法をより多くの市民に利用してもらうのを狙いとし、災害時などに擦過傷や骨折などのけがを負った場合、家庭にあるものを使った応急処置の仕方を収録したDVD、「災害時に家庭でできる応急処置」100枚を作成し、市内の小中学校と自治区に配布しています。当市でも医師防災士が実演、解説し、職員が撮影するなど作成した上での配布や、動画サイトのYouTubeで閲覧できる環境をつくるとよいのではないでしょうか。  次に、自主防災組織について。  1問目、自主防災組織の稼働状況はどうですか。  2問目、一時避難所の開設や運営、閉鎖など、地域協力して行うことをまとめた、地域による避難所開設運営マニュアルを策定すべきだと思いますが。  3問目、災害時に住民の避難行動に合わせて体育館を解除、利用できるようにするため、鍵を地域で保管することは自治区と連携して共助による防災体制を整える試みとなりますが、どのように考えますか。  4問目、自主防災組織補助金の周知期間と申請締め切りに問題はありませんか。  以上で最初の質問を終わります。 5: ◯市長 それでは、青木建二議員のご質問にお答えいたします。  地域防災についてお答えします。  まず、その1点目の災害時の対応について、避難勧告等に関するガイドラインの改定後は、直ちに広報紙を用いて周知すべきではについてですが、8月10日発行の広報8月号に防災週間に合わせた特集として、避難情報の確認や避難勧告等の名称変更、また災害発生時の避難行動などについて掲載しております。今後も防災意識の向上を図るため、掲載すべき時期や内容を検討し、周知啓発に努めてまいります。  次に、わかりやすい言葉に言いかえて避難を呼びかける工夫が必要ではについてですが、平成28年の台風10号による水害を受けて、国では避難情報の名称を、お年寄りなど避難に時間のかかる人が避難を開始する段階であることを明確にするため、避難準備情報避難準備・高齢者避難開始に、避難指示は避難指示(緊急)に名称変更することといたしました。市といたしましても、平時から災害時にとるべき避難行動について、今後も周知啓発に努めてまいります。  次に、ホームページは災害時に発令された気象情報地震情報防災情報を自動表示するなど、専用ページへ切りかわる機能はあるかについてですが、千葉県防災ポータルサイトや気象庁などのホームページへのリンクを検討してまいります。  次に、台風や豪雨による災害危険性が迫った時に市や住民が取るべき行動を決めておくタイムライン、防災行動計画は策定済みかについてですが、現時点で策定しておりません。県や先進地事例、また、市の今までの災害対応履歴等を参考に、現在検討しております。  次に、福祉避難所への物資供給の現状はについてですが、平成25年度より順次、社会福祉課と協議し整備を進めております。主な備蓄品は、備蓄食料、紙おむつ、下着等の各種生活用品、ヘルメット、車いすけん引補助具、災害時用トイレ、段ボールベッドなどを福祉避難所用として備蓄しております。  次に、防災窯の設置、点検の状況、防災啓発イベント時の使用の可否はどうかについてですが、市では、かまどセット等を21個備蓄しております。点検を含め防災啓発イベントで貸し出しをしております。  次に2点目の防災士について、防災士防災コーディネーターについて周知しているかについてですが、防災士については、各地区の区長会での説明や広報紙等に資格取得について掲載し、周知を図っております。市では、防災コーディネーターの登録制度を導入していないため、周知を行っておりません。  次に、担当課と防災士避難所運営等の協議の場を考えているかについてですが、市の避難所運営マニュアルでは、避難所の運営は、大規模災害時には避難住民が主体となって運営することとなっています。そのような中、災害発生時に、防災士自主防災組織のリーダーがその中心的な役割や指導助言を担うこととなっています。市民協働の観点から、避難所の運営方法などについて、防災士との協議の場を検討してまいります。  次に、家庭にあるものを使った応急処置の方法を収録したDVDの作製、配布を考えているかについてですが、映像により正しい知識や的確な判断力、避難行動等を身につけてもらうのは有効な手段と考えます。市では、行政区等へ県等から配布のあったDVDなどの貸し出しを行っており、DVDの作製、配布は考えておりません。  次に、3点目の自主防災組織について、自主防災組織の稼働状況はについてですが、市では、各行政区単位を自主防災組織と認識しております。平成28年度の稼働状況については、53組織防災訓練などを行っている状況です。27組織自主防災組織補助金を活用し、防災資機材の整備を行っております。  次に、避難所の開設や運営、閉鎖など地域協力して行うことをまとめた「地域による避難所開設・運営マニュアル」を策定すべきではについてですが、2点目で説明いたしましたが、市の避難所運営マニュアルを参考に、地域の実情にあったマニュアルを作成していただきたいと考えております。  次に、災害時に住民の避難行動に合わせて体育館を開放・利用できるようにするため、鍵を地域で保管することは自治会と連携して共助による防災体制を整える試みになるがどうかについてですが、避難所の近くに在住の職員避難所担当として鍵を持たせ、避難所を開設しております。避難所開設時には施設安全確認などが必要であり、区長や地区役員が毎年変わる地区もあることから、現状の体制での避難所開設を考えております。一方で、自治会災害時に地区集会所等を開放して被災者支援を連携して行っていただくことは、共助による防災体制の充実につながることと考えております。  次に、自主防災組織補助金の周知期間と申請締め切り時期はについてですが、自主防災組織補助金は、年度当初に区長会で説明後、毎年8月に市内全行政区を対象に翌年度の要望調査を実施しております。  以上で答弁を終わります。 6: ◯青木建二議員 では、再質問します。  初めに、災害時の対応についての1問目、被害準備情報の名称変更と避難勧告等に関するガイドラインの改定はいつ行われましたか。 7: ◯市民生活部長 岩手県高齢者施設において、平成28年8月の台風における適切な避難行動がとられなかったために、国が平成29年1月に改定いたしました。 8: ◯青木建二議員 高齢者施設において適切な避難行動がとられなかったのではないんですね。町内に出ていた避難準備情報の意味を施設側が理解できなかった。なぜならば、避難準備情報、準備ということを待機と捉えてしまったがゆえに9人が被害に遭ってしまったというのが実態です。名称変更は平成28年12月26日に公表されています。そして、避難勧告等に関するガイドラインの改定は平成29年1月31日に実施されています。それを防災週間に合わせる理由はありますか。 9: ◯市民生活部長 平成28年の台風10号によりまして甚大な水害が発生いたしましたが、8月30日から9月5日が防災週間ということで、この台風シーズンに合わせた特集号としても、意識を高めるために、防災週間に合わせた広報掲載を行いました。 10: ◯青木建二議員 市は災害のおそれがある各段階で住民がみずから避難行動の判断ができるように、避難行動の原則等について、やはり平時から住民に周知しておくことが重要だと思います。1月31日に改定されている、そこから8月号までタイムラグがあったわけです。私は防災週間に合わせる必要はないと思います。  内閣府防災情報のページはご存じですか。 11: ◯市民生活部長 ただいまのご指摘、今後ご意見として承りたいと存じます。 12: ◯青木建二議員 じゃ、参考までですが、そこには周知手段の一つとして適時適切な避難行動をとってもらえるように解説した簡易なパンフレットのひな形が掲載されています。未作成の地方公共団体もあると思いますので、必要に応じてご活用ください、使用に際して内閣府許可等は一切不要ですと、平成29年1月31日に開示しています。であれば、改定後の避難情報の意味について掲載したひな形を活用して、いち早く全世帯にお知らせすべきだったと思います。よろしいですか。 13: ◯市民生活部長 ただいまの内閣府のホームページ、閲覧いたしましたが、議員のおっしゃるとおりでございます。今後、PRにつきまして迅速に対応したいと考えております。 14: ◯青木建二議員 2問目です。市が住民にどう円滑に避難を促すかが課題です。避難情報を発令するタイミングがおくれたり、情報の意味が正しく理解されていなかったりした場合、被害の拡大を招くおそれがあります。情報の伝え方を工夫しなければならないとの意味で申し上げました。決して避難名称の内容は聞いていませんが、それは理解できますか。 15: ◯市民生活部長 議員のおっしゃることはよくわかります。今後、ガイドラインの改正によりまして先ほど来、避難準備・高齢者避難開始と具体的な名称に変更になりましたので、防災無線等の呼びかけにつきましても、できるだけわかりやすい言葉でお知らせしたいと存じます。 16: ◯青木建二議員 避難情報の意味が広く浸透していないのであれば、やっぱり早目の避難を呼びかけるには、日常用語で避難所へ行きましょう等、平易な言葉で呼びかける必要があると思います。  3問目です。副市長、専門的な立場で。答弁にあったリンクを検討するレベルの話ではないわけです。ご自宅でテレビを見られていると、緊急地震速報のように被害時に立ち上がる仕掛けがあると思います。そのようなことで、災害時に専門ページへ切りかわる機能はありますか。また機能がないのであればリニューアルを考えますか。 17: ◯副市長 市のホームページ、災害時には手動ではありますけれども、トップページの部分に災害専用のこれこれ、こういう情報が出ていますとかという、そういったものが出る枠が用意してありまして、それを災害時には手動で切りかえます。ただし、先ほど来出ていました、先般の昨年の大雨の被害の関係もそうなんですけれども、それよりも、なおかつ情報がたくさん来た場合に、市のサーバーに対して電話回線がパンクするおそれがあるという場合に、情報をテキスト、文字情報にして多くのアクセスがあっても耐えられるような仕掛けを組むというのも、前回の大雨のときの教訓になっていたと思いますけれども、その部分については、今はまだ導入はしておりませんけれども、改めて検討はしたいというふうに考えております。 18: ◯青木建二議員 その際に、アクセス集中を想定して、データセンターを利用したクラウド方式の導入が賢明だと思いますが、いかがでしょうか。 19: ◯副市長 ただいまおっしゃられたとおり、データセンターを利用した、いわゆるキャッシュサーバーを置くという、専門用語になりますけれども、本体以外のところにも別のところにサーバーを置いて、そちらのほうでも受けられるようにすることによって軽くする仕掛けでありますけれども、これにつきましても、民間のサービスを利用しまして、コストのかからない方法で近いうちに導入したいというふうに、ただいま検討している最中であります。 20: ◯青木建二議員 部長、すでにある簡易携帯サイト、ツイッターで避難情報は発信していますか。 21: ◯市民生活部長 現在は発信しておりません。ただ、東日本大震災の際には計画停電など情報を発信いたしました。今後、大規模災害の折には、避難情報など必要な情報を、ツイッターを活用しまして発信していきたいと考えております。 22: ◯青木建二議員 町名だけでなく地区名の情報等も細かく掲載し、住民が危機的な状況を我が事として認識できるように発信すべきだと思いますので、工夫をしてください。  4問目です。タイムラインは、災害が想定される時間からさかのぼり、事前に行う対策避難を時系列で示した計画です。減災のための有効対策とされていますが、答弁の検討している内容は何でしょうか。 23: ◯市民生活部長 住民に対しては、例えば台風の進路により強風域、暴風域に入るのが昼間か夜間かとか、それによりましてどのタイミングで避難準備、高齢者避難開始の情報を提供すべきか、これは気象台情報有効活用を軸に検討しております。また、県で作成しているタイムラインを参考といたしまして、市としても検討してまいりたいと思います。なお、発災後の対応につきましても、職員の初動マニュアルを現在、策定中でありまして、河川土砂災害等についても早目の対応を行いたいと考えております。 24: ◯青木建二議員 市の今までの災害対応履歴、また平成29年度南房総市一般会計補正予算第3号、この添付書類が今回出ていますけれども、からも明らかなように、台風や豪雨の直撃により河川の氾濫、土砂災害がこの地域は想定されます。最接近の2日前に自主防災組織役員らが避難所を開設し、要擁護者の支援を求めるかなどを確認することを盛り込んだタイムラインを、実は台風シーズン到来前に策定すべきだったと思いますが、いかがですか。 25: ◯市民生活部長 今後、できるだけ早く対応したいと考えております。 26: ◯青木建二議員 防災の日茨城県常総市の小・中学校では、災害の発生が迫る中、適切な行動につなげるマイタイムラインの授業を行いました。2年前に起きた豪雨の教訓を生かす狙いです。今、回答されていましたけれども、検討はほどほどにして、策定したもので実践することが大事だと思いますので、お願いします。  5問目です。市内に福祉避難所は何施設ありますか。備蓄は1施設当たり何名分で何日分を用意していますか。 27: ◯保健福祉部長 福祉避難所でございますが、市内の老人福祉施設23カ所、それと障害福祉施設2カ所、合計25施設災害発生時の受け入れ協定締結しております。備蓄についてでございますが、災害時に市の依頼により受け入れた方については協定額が設定されておりまして、食費については協定額に含まれておりますので、福祉避難所食事を提供するということになります。物資等については、施設が負担した分は全て後日請求していただくということになっております。  市のほうでは、災害時に受け入れていただく方の備蓄品を毎年災害等支援連絡会と協議をし、福祉避難所へ支給しております。食料備蓄についてでございますが、一施設当たり2名分、13日分を市のほうに用意してあります。  以上です。 28: ◯青木建二議員 よくわかりました。ただ、その介護施設の中で、管理者は理解していても、そこに従事する職員が無知と言っては失礼なんですが、認識していないことから今回、私に質問が来たのもありますので、地域包括ケアの会議等の場を使って、ぜひ管理者の方にその施設職員に周知を依頼することも、共有という意味ではよろしいかなと思います。  6番目です。かまどセットはガス式でしょうか。 29: ◯市民生活部長 かまどセットにつきましては、現在、市で保有しておりますものが21セットございますが、このうち19セットがまき式、残りの2つが灯油式でございます。 30: ◯青木建二議員 実際に防災の啓発イベント等に参加して、お米、炊き出しを手伝いますけれども、強風時において灯油式とまき式は機能しません。ですので、これから風が当たらない、特に火元なんですが、を覆うカバーですとか、もしくはガス式に買いかえる予定等はありますか。 31: ◯市民生活部長 かまどセットにつきましては、一基100万円程度の高価な備品でございまして、今後、購入を検討する場合には、ただいまのご意見を参考にしたいと考えております。 32: ◯青木建二議員 ことしの1月に実施したイベント、日本赤十字のガス式1式を借りたんですが、40万円の定価ですと。もう一度、情報収集を踏まえて検討をしてください。  次に、防災士についての質問です。1問目、防災士資格取得についてではなくて、地区ごとの配置状況または活動について周知はされていますか。 33: ◯市民生活部長 現在、防災士資格取得者から本人の同意があった者のみ名簿の公開を考えております。今後の取得者につきましては、全ての取得者を対象に区長等への氏名等の周知を図ってまいりたいと思います。 34: ◯青木建二議員 どのような活動をしている等の周知はされていますか。 35: ◯市民生活部長 ただいまのご質問ですけど、防災士の活動につきましては、市として期待いたしますのは、自主防災訓練への協力とか助言、また地域防災意識の高揚にご尽力いただきたいというふうに期待しております。 36: ◯青木建二議員 防災コーディネーターの登録制度を導入しない理由はありますか。 37: ◯市民生活部長 防災士は民間の資格でありまして、防災コーディネーターは市による登録制度でございます。市では自助、共助の考えのもと、地域防災力の底上げを目的に現在、防災士の取得を進めているために、防災コーディネーターの登録制度の導入は考えておりません。 38: ◯青木建二議員 防災士の活動状況が披露されなかったんですが、防災コーディネーターのほうが専門性が非常に高いようで、市内で既に4名の方がお持ちのようですので、今後、防災士とあわせてコーディネーターのことも担当課で探求されることは意義があるかなと思います。  2問目です。市の避難所運営マニュアルでの避難所運営とはどこを示していますか。 39: ◯市民生活部長 広域避難所の運営を示しております。 40: ◯青木建二議員 では、広域避難所避難住民が主体となって運営するタイミング、手段、連絡先等の内容についての説明は十分と言えますか。 41: ◯市民生活部長 避難所運営マニュアルでは、初期は市の職員施設管理者が主体となりまして避難所運営を行いますが、長期化する場合に避難住民が主体となって組織的に運営することとしております。なお、居住スペースの割り当てや運営委員会が設置されるまでの間は、当座は市職員が対応いたします。これらにつきましては、今後また機会を捉えまして、行政区などに説明に伺いたいと考えております。 42: ◯青木建二議員 防災士自主防災組織のリーダーが具体的に何を担うのかの点について説明できますか。 43: ◯市民生活部長 自主防災組織のリーダーは区長や組長さん方が考えられます。避難所運営組織では、居住地域を中心に居住組を編成することになりますので、自主防災組織のリーダーはその居住組のリーダー的な役割を考えております。また、避難所の運営委員会もできますので、その運営委員も区長さんや組長さんにお願いすることになろうかと思います。また、防災士につきましては、先ほども申し上げましたけど、地域防災のために資格を取った方だと思いますので、災害時には習得した知識技術避難所などの運営委員会で発言し、避難所運営に役立てていただければと考えております。  なお、防災士につきましては、平時にはやはり自主防災訓練への協力助言、また防災意識の普及でございますね。そういったことを地域に出て活動していただきたいと考えております。なお、今後は防災士資格取得に際しまして、地域防災に積極的にかかわっていくなどの要件を設けていきたいと考えております。 44: ◯青木建二議員 今の回答を防災士、また自主防災組織のリーダーは理解していますか。担当課からはそのような話がない等の声がやはり現に来ていますので、もっと協議をされたほうがと思います。  平成28年9月定例会、1年前の定例会にて、担当課が行政連絡協議会にて指導し、地区ごとの区長会には担当課のほか防災士の方々、また地域づくり協議会等の協力を得て、例えば避難勧告避難指示の違い、さきの台風における広域避難所開設の説明、大規模災害時における一時避難所の開設など、具体的な事例をもとに指導を行うことで士気が高まると思いますがと提案を私がしましたが、その後、やはり実行されていないがゆえに、防災士また自主防災組織のリーダーからそのような問いかけが来ると思うので、もう一度考えていただきたいと思います。  3問目です。配布のあったDVDに、災害時に家庭でできる応急処置は含まれていますか。 45: ◯市民生活部長 含まれておりません。 46: ◯青木建二議員 では、配布のあったDVDの内容と、昨年度の貸し出し件数は何件でしょうか。 47: ◯市民生活部長 津波関連のDVDでございまして、3地区の自主防災組織に貸し出しております。 48: ◯青木建二議員 先ほど有効な手段と考えているという回答がありましたけれども、貸し出し実績が伴っていません。応急処置方法をより多くの市民に利用してもらうために、災害時に家庭でできる応急処置を作成すればと質問しましたが、DVDの作成、配布は考えていないと答えられた理由は何でしょうか。 49: ◯市民生活部長 DVDの作成につきましては、県のDVDを今、活用しているところでございまして、市としてはちょっと具体的には考えておりませんが、防災士の皆さん方、そういうDVDを作成したいということであれば、またその辺は協力しながら、また検討していきたいとは考えておりますが、今のところは市長もお答えしましたとおり、作成はちょっと考えておりません。ただ、防災士の皆さんでその辺をまた作成していただければ、学校等への配布や周知につきましては、また市のほうでも協力していきたいと考えております。 50: ◯青木建二議員 先ほど医師防災士が実演、解説し、職員が撮影する等で作成した上での配布、動画サイトのYouTubeで閲覧できる環境をつくるとよいのではと質問しました。配布や周知については協力すると限定されてしまうのはいかがかなと思います。手元にあるソフトの中の編集から配布の協力防災士と協議するというのも一案ですし、身近なものを使って応急処置ができると思えること、また災害時だけではなく普段の生活でも活用できることの周知にもつながるというふうに理解していただきたいんですが。わかりますか。 51: ◯市民生活部長 ただいまのご意見、貴重なご提言ということで、今後受けとめさせていただきたいと思います。 52: ◯青木建二議員 次に、自主防災組織です。  1問目、53組織と答えられていましたが、地域の偏りはありますか。 53: ◯市民生活部長 あります。海の近くは津波に関心が非常に高くて、訓練が多く行われている傾向にあります。ちなみに53組織の内訳は、富浦、白浜及び千倉地区は全地区、富山地区は海岸がある5地区、丸山地区は3地区が防災訓練を行っております。 54: ◯青木建二議員 タイムラインの設問で述べたように、こちらもさっき提示しましたけれども、河川の氾濫、土砂崩れの災害が想定されるエリアの稼働が低いと思いますが、どのように働きかけますか。 55: ◯市民生活部長 なかなか訓練をやっていないところは、ちょっと防災意識が低いのかなと感じておりますので、災害はいつどこで何の災害が起きるかわからないということを、防災訓練、自主的にやっていただくことを働きかけながらPRをしていきたいと考えております。 56: ◯青木建二議員 先ほど申しましたように、市の今までの災害対応履歴等を見てももう、土砂災害等は出ていますので、そういう事例を含んで、そこの稼働の低い約半数の地区に訴えていくことをしていただければと思います。  2問目です。地域の実情に合ったマニュアルの作成をしていただくことは実際、難しいと思いますが、いかがでしょうか。 57: ◯市民生活部長 この場合の避難所とは一時避難所のことを指していると思いますが、いつどんなときに地区の避難所を開設するのか、また鍵を誰があけるのか、どのように避難所を運営していくかなど、地域により違いがあるかと思われます。まずは地域のリーダーや基本的な初動体制を地域で考えていただき、市の避難所運営マニュアルを参考に避難所生活のルールを決めていただきたいと考えております。なお、作成段階で、必要に応じまして市のほうでも相談に応じたいと思います。 58: ◯青木建二議員 今の回答の、リーダーや基本的な初動体制を地域で考えていただくことが難しいのではないですかという質問です。では、広域避難所マニュアルは配布されていますか。 59: ◯市民生活部長 先ほど申し上げましたけど、現在はちょっと配布してございませんけど、かなり厚いものになりますので、まず主要なところを抜き出しまして、また行政区等へ説明に伺っていきたいと思います。
    60: ◯青木建二議員 ものもやはり渡っていない現状の中で、考えてくださいは非常に難しいと思います。やはり市が策定し、避難所の運営は住人が主体となって行うことを基本方針に掲げ、避難所の開設や運営、閉鎖などを地域協力して行うことをまとめた上で、相談や支援に当たるべきだと思いますが、いかがでしょう。 61: ◯市民生活部長 ただいまのご意見を踏まえまして、また地域に説明に伺いたいと考えております。 62: ◯青木建二議員 3問目です。鍵の件ですけれども、施設を管理する教育委員会も同様の見解でしょうか。 63: ◯教育次長 学校施設の鍵につきましては、学校職員が持っております。すぐに出動というか出勤できる状況になっておりますので、避難所として開設できるような体制をとっておりますので、現状のままの体制で考えております。 64: ◯青木建二議員 3問目ですが、一方で自治会災害時に地区集会所等を開放して被災者支援を連携していただくことは、共助による防災体制の充実につながると先ほど答えられていますが、一時避難所の開設後、開設報告を本庁あるいは地域センターにするのかという問題、昼間と夜間で連絡先が異なる等の周知はされていますか。 65: ◯市民生活部長 マニュアル化はされておりません。現在でも地域避難場所を開放している行政区もあり、避難者がいた場合には区長から連絡をいただいております。その場合、状況に応じて市の支援を行っております。集会所等を避難場所とした際は、地区集会所の開設や避難者の状況を本庁もしくは各地域センターにご連絡いただければと思います。なお、夜間につきまして、守衛とか職員が参集しておりますので、本庁のほうにご連絡いただければと思います。 66: ◯青木建二議員 本庁のほうに連絡するルールは周知されていますか。 67: ◯市民生活部長 本庁に連絡するルールでございますね。今まで休日につきましては各地域センターに日直がおりましたけど、4月から日直が廃止になりまして、これにつきましては……、失礼しました。地域センター、日直がおります。失礼いたしました。職員の宿直が4月から廃止になったんですけど、そのかわり守衛がおりますので、守衛のほうには、連絡が来たら次のこの連絡については担当課長とか、火災の通報が来た場合には広報無線で流すとか、守衛にはその辺のルールを徹底しております。 68: ◯青木建二議員 一時避難所の開設後、開設報告を求めているわけですよね、市側が。それに対して自主防災組織の長に、本庁に連絡するルールが行き渡っていますかという質問だったんですね。いまだ行き渡っていないのであれば、早急に対処すべきことだと思います。  次に、一時避難所から広域避難所へ移動する際の避難行動マニュアルはありますか。 69: ◯市民生活部長 特にマニュアル化はしておりませんけど、一時的な災害でこれ以上2次災害が起きないという判断がされた場合に、もし家屋等の被害があって家に戻れないような場合に、市の広域避難所に移動していただきたいと考えております。 70: ◯青木建二議員 マニュアルが全てでないことは承知しています。しかし、平時において自主防災組織が連携して事に当たる上で、今の回答のように何もない状況でその地区におけるルールを想定してくださいと言っても動けないと思います。であれば、まずはそのマニュアルルールを整理していくことと、既に決まっているルールはやはり徹底して周知していくことをすべきだと思いますが、いかがですか。 71: ◯市民生活部長 ご意見として承りたいと思います。 72: ◯青木建二議員 意見を踏まえて実行していただきたいと思います。  4問目です。要望調査とはどのような手法をとられていますか。また申請の締め切りはいつでしょうか。 73: ◯市民生活部長 年度当初の4月には資料も大変多いために各地区の行政連絡員会議で周知のみを行いまして、次年度要望は7月ごろに通知して締め切りを8月末日としております。この期間が短いというご指摘もありますので、今後は2回目の行政連絡員会議で説明と申請資料の配付を行うなど、申請期間を長くとれるように努めてまいりたいと思います。 74: ◯青木建二議員 7月に申請書を郵送し8月末に締め切っているのが現状との理解でいいですか。 75: ◯市民生活部長 現状はそのとおりでございます。 76: ◯青木建二議員 先ほども答弁されていましたけれども、例えば新しい区長さんになられた方、第1回の区長会でいろいろな引き継ぎ、また行政側からの伝達事項、ボリュームが非常にあるわけです。その夜に懇親会もあるところもあるかもしれません。そこで聞いたことを全て理解するのはまず無理です。そして、その後に申請書を郵送して、そして見積書、またそのほかの添付書類を含んで8月までに、1カ月の間に提出しろというのも物理的に難しいかなと思います。  内容とすると、2分の1補助の2分の1の区側の負担を区の総会等を諮って、なかなか理解されていないという話も聞いています。そういう意味もあって、自主防災組織補助金の案内は、今おっしゃられましたけど、初めての区長会にてまず説明をします。次回以降の区長会で申請様式の説明、また添付をする書類の説明等をして、次年度のことですので猶予期間を設けて9月末等の締め切りに見直してもいいと思いますが、いかがですか。 77: ◯市民生活部長 第2回目の行政連絡員会議でやはり説明と申請資料の配付を行いまして、できるだけ長く申請期間をとれるように努めてまいりたいと思います。 78: ◯青木建二議員 市長に伺いますが、必要な防災対策は常に進めなければいけないと思います。適切な投資をすることで救われる人命があるのが確かだからだと思いますが、それについてどのように考えますか。 79: ◯市長 今のご質問であれば、市民の方々の生命財産を守っていくこと、これは一番重要な責務だと思っていますので、そこに有効な投資、必要な投資が必要であるとすれば、それはその手法を検証しながら、もちろん費用対効果もありますし、費用の問題ももちろん現実にはあるわけですが、なるべくいろいろな有効な手立てを考えていく、そうした投資は必要なことはやっていく、その必要性があるというふうに思っています。 80: ◯青木建二議員 最後の質問ですが、先ほど来申し上げたように、住民にどう円滑に避難を促すかがやはり課題なわけです。きょう、るる質問した情報提供、またタイムラインの策定、防災士自主防災組織との連携、避難所開設運営マニュアルの整備等、残念ながらいまだ不十分な要素が多いのが実態だと思います。改選後の第4期では人、財源を集中して投下し、地域防災の施策においても形にすることをやり切ってしまうことが大事だと思いますが、どのように考えますか。 81: ◯市長 引き続き、いずれにいたしましても先ほど申し上げましたように、市民の方々の生命財産を守ることは最も重要な責務でございますので、そうしたことを絶えず考え行動してまいりたいというふうに思っております。またその備えをしていきたいと、これからも継続的に頑張ってまいりたいというふうに思っております。  ちょっとお時間いただきまして、さっきいろいろと、きょういろいろなご指摘をいただいた中で、例えば避難準備というその言葉の使い方、それがわかりづらいとかという。現実的にはこれまでにも、ここ何年かの中で台風とかの接近に伴って、いわゆる避難準備は急な行動がとれないとか、事前に避難所を開設していますからそういった方々は今のうちから避難してきてくださいねというようなことになるわけですが、そういったことは広報上は、そのような丁寧な言葉でこれまでにもお伝えしてきています。ただ、避難準備発令、避難準備発令と言うだけでは何のことだかわからないということかもしれませんが、今こういう状態ですから避難の必要な方はどうぞと、現にそういう広報をさせてきていただいたりですとか、またあるいは何年も前から南房総市は民間の気象予報会社契約をいたしまして、特に台風の多いシーズン等になりますけれども、南房総エリアをメッシュ状に区切った中で、ピンポイントでこの地域は予測、大きな雨が来そうだとか、要するに気象庁情報よりももっと早く、より早くより細かい情報を得られるような契約をしておりまして、ピンポイントでそういったところに対しては早目に情報を出せるという体制をとっております。  あと、議員きょういろいろなご指摘の中で、それに伴うような避難行動計画というものをより具体的な、具体性のあるものをつくっていく必要性があるかということについては、そのようにも感じますし、また大きな災害時に、さっきお話のあった一時避難所に退避する方々が、熊本地震とか九州の今回の大雨災害、今回の数カ月間の災害のときもそうでしたけれども、結局行政が想定している広域避難所ではないところに避難をされる、それをなかなか行政側が把握できない実情があるということが現実としてあります。ですから、そういった、今、先ほどのご質問の中にもありましたけれども、いわゆる一時避難所行政側の連絡については、今ご質問を聞いていて思ったんですけれども、一時避難所に何かを掲示しておく、要するにそこに集まった人、どんな人が集まってくるかもわかりませんし、多分手段とすると本当に大きな災害になってしまったら電話が通じないということもあるかもしれませんから、やっぱりその際にはSNSを活用するとか、それをわかりやすいように掲示しておくとか、そんなような必要性があるかなということは感じています。  いずれにしても、万全の備えをこれからも継続的にやっていく必要があると強く認識しております。 82: ◯青木建二議員 回答がありましたので、1つ目のタイムライン、だからタイムラインなんだということと、気象庁テレビ会議で実は協力をしてくれるんですね。国土交通省協力をしてくれるので、であれば完成していなければというのが今の状況かなと思います。もう一つは、市長がわかっている、担当課がわかっているだけでは余り意味がなく、全職員を含みの自主防災組織、実働のリーダーになれる方々におろしていく、そのための広報みなみぼうそうの特集記事にルールを載せるほうが、広報紙としての効果も絶大だと思います。今回のように、名称変更を半面使って、そして備蓄の前年と同じ内容を載せていることよりは、新たに決まったこと、もしくは今、こういう手当てをしている等々の記事が特集だと思うので、そこにやはり見直しをしたほうが、受ける側は効果あるな、やっているなということと、私たちもそのようにすべきだなという認識はインプットされやすいかなと思いますので、それを継続して完結させるつもりでお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 83: ◯鈴木直一議長 以上で青木建二君の質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は11時5分より行います。                                         (午前10時54分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午前11時05分) 84: ◯鈴木直一議長 休憩前に引き続き一般質問を行います。  安田美由貴君。 85: ◯安田美由貴議員 3番、安田美由貴。  初めに、市有地を含む公有財産の売却についてお聞きいたします。  1点目ですが、市有地の売却についてです。合併後から今まで市有地等の公有財産の売却は何件実施され、売却金額はそれぞれどのようになっているんでしょうか。今後、売却予定の公有財産はどのようなものがありますか。売却のための指針は設けているんでしょうか。  2点目は、旧丸小学校幼稚園跡地の譲渡についてお聞きいたします。市内の株式会社が優先交渉権者となっていますが、どのような条件を設けているんでしょうか。  3点目に、富浦町大津・居倉地区の市有地売却についてお聞きいたします。大津・居倉区の市有地、約50ヘクタールの売却について、どのようないきさつでこの土地を売却することにしたのでしょうか。売却の際の条件はどのようなものですか。用地に関しての目的使用が行われた場合、どのように対処する考えでしょうか。買い戻し特約の詳細はどのようなものでしょうか。環境保全上、必要な土地の売却については慎重になるべきと考えますが、いかがでしょうか。  次に、スクールバスの運行についてお聞きいたします。  児童バス通学について聞きます。学校まで2キロ以上離れたところから通う児童について、千倉地区の現状はどのようになっているのか、詳細をまずお聞かせください。また、小学校6年生までバス通学にさせる考えはありませんか。  以上で最初の質問を終わります。 86: ◯市長 それでは、安田議員のご質問にお答えいたします。  1問目の、市有地を含む公有財産の売却についてお答えいたします。  まず、1点目の市有地の売却についてですが、市が合併から平成28年度までの間に市有地等の普通財産を売却した件数は土地21件です。売却金額は総額で5,758万7,859円となっております。今後、売却予定の公有財産ですが、2点目以降のご質問にありました旧丸小学校及び旧丸幼稚園跡地、富浦町大津・居倉地区市有地以外には決定していません。  売却のための指針についてですが、本市では、南房総市公有財産処分に関する基本方針を設けており、基本的な考え方としては、社会的かつ経済条件を総合的に勘案し、将来の行政目的の手段として保有しておく必要がないと認められる財産は積極的に売却していくこととしております。  次に、2点目の旧丸小学校幼稚園跡地の譲渡について、市内の会社が優先交渉権者となっているがどのような条件を設けているかについてですが、地域振興につながる事業を実施すること、契約者が施設の管理運営をすること、契約締結後3年以内に提案した事業を開始すること及び10年以上その事業を継続することなどを条件としております。  次に、3点目の富浦町大津・居倉地区の市有地売却について、どのような経緯でこの土地を売却することにしたのか、またどのような条件なのかについてですが、昨年度、民間企業から当該土地に関して利活用の提案及び土地を取得したいとの相談があり、本市としては、行政目的での利用計画のない土地であることから、これを売却する方向で検討し、その方法については公正公平性を確保するともに、利活用の目的や内容が妥当であるか審査した上で売却すべきとの判断から、公募型プロポーザルとしたところです。  売却の際の条件についてですが、先般、優先交渉権者を決定したところであり、これから売買契約に向けて条件等の協議を進めてまいります。  公募の際に市有地活用の条件として、地域振興につながる提案であること、契約締結後5年以内に提案した事業を開始すること及び10年以上その事業を継続することなどを提示しております。また、目的使用が行われた場合の対処としては、売買契約書に契約解除土地の買い戻し、違約金や損害賠償の支払い義務、実地調査権等の条項を盛り込むこととしており、買い戻し特約の詳細については、契約書に、所定の条件義務等に違反があった場合、市は相手方が支払った売買代金及び契約の費用を返還して、当該土地を買い戻すことができる条項を入れ、所有権移転登記と同時に買い戻し特約の登記を行うことを想定しております。なお、期間は10年を限度と定められておりますが、優先交渉権者と協議して決定したいと考えております。  最後に、環境保全上必要な土地の売却には慎重になるべきではないかとのご質問ですが、優先交渉権者が計画する事業内容及び開発規模から、千葉県環境影響評価条例等に基づく環境アセスメントの対象事業に該当する場合には、当該条例等を遵守し必要な手続を行うこととなります。また、対象事業に該当しない場合であっても、地域住民の理解が得られるよう説明会を実施し、なおかつ地域環境に影響を及ぼすおそれのある場合には、実行可能な範囲でこれを回避、低減する措置を講ずるよう指導したいと考えております。  他の質問教育長のほうでお答えいたします。 87: ◯教育長 2問目のスクールバスの運行についてお答えします。  学校まで2キロメートル以上離れたところから徒歩で通う児童について、小学校6年生までバス通学にさせる考えはないかについてですが、千倉小学校に通う児童バス通学、徒歩通学については、スクールバスは219人、徒歩は143人となっています。スクールバスの運行については、千倉地区学校再編検討委員会及び通学支援専門部会を設置し、再編により新たに通学困難となる地区の通学支援について協議検討を重ね、決定しました。その結果、旧朝夷・忽戸・七浦小学校学区で2キロメートル以上の児童は全てスクールバス通学となり、旧健田小学校学区の児童は従来どおりの通学方法となりました。  現在のスクールバス運行状況は、大型バス2台、中型バス1台、マイクロバス5台、計8台の車両で千倉地区内を8系統で運行しており、通学距離が2キロメートル以上の児童を対象としております。しかし、小学校1、2年生はスクールバス通学、3年生以上は2キロメートル以上でも徒歩通学をしている地区があります。これについては、徒歩通学によって児童の心身を鍛えたいという地域子供への思いで、従来からこのような通学方法をとっているところであります。  児童の通学支援については、千倉地区学校再編検討委員会及び通学支援専門部会で協議検討され、決定したものと認識しております。今後も交通安全防犯等も含め、学校、PTA、地域の方々とともに考えてまいりたいと思っております。  以上で答弁を終わります。 88: ◯安田美由貴議員 それでは、市有地を含む公有財産の売却について再質問をいたします。  1つ目の市有地の売却についてですが、主なもの、大きい土地についてお答えいただきたいと思います。 89: ◯総務部長 主なものということでございますので、まず、富浦町原岡地先海岸沿いの市有地について、平成25年度に公売により宅地194平米を601万円で、平成26年度、公売により宅地224平米を851万円で売却しております。また、平成26年度は同じく公売により旧南三原公民館跡地、501平米を666万円、また、平成28年度は千倉町瀬戸地先の保安林7,652平米を941万1,960円で売却しているところです。  以上です。 90: ◯安田美由貴議員 千倉町瀬戸のJAの山側の市有地、朝夷行政センターの当初の予定地だった市有地については、どこの業者にどれくらいの面積で幾ら売却したのかお聞かせください。 91: ◯総務部長 千倉瀬戸地先の保安林ということですが、細かい平米数、ちょっと申しわけありません、資料を持っておりませんが、保安林売却の相手先としてはNTTコミュニケーション株式会社です。利用計画といたしましては、国際海底ケーブルの陸揚げ局舎を建設するというふうな計画を聞いております。  以上です。 92: ◯安田美由貴議員 南三原公民館の跡地や富浦の原岡地先の売却とか、そういったものは一般公募で売却したということなんですけれども、公売による売却ということですが、目的条件を持たせずに市有地を売却するケースというのは多いんでしょうか。 93: ◯総務部長 そういう目的を持って売却するケースが多いかということなんですが、売却する市有地につきまして市としての計画がなく、その立地や規模から地域への影響がないと判断する場合には、一般の不動産取引と同様に用途指定をせずに売却する場合がございます。  以上です。 94: ◯安田美由貴議員 市長へ考え方を1点お聞きしたいんですけれども、例えば近隣住民との合意が得られない場合だったりとか、開発によって災害が発生した場合の責任というのは、市有地を買った業者側にあって市は全く関与しないという考え方になるんでしょうか。売った側の責任は問われるかどうか、その辺、どのようにお考えでしょうか。 95: ◯市長 それが事前に予測できて、予測していたにもかかわらず何も対応しなかったということであれば売主の責任もあるかもしれませんが、そうでなければ、恐らく、ちょっと今、急な質問なので法的に間違えてもいけませんけれども、買った側の責任になるんじゃないかなというふうに思います。 96: ◯安田美由貴議員 次に、旧丸小学校幼稚園跡地の譲渡について2つお聞きいたします。  市内の株式会社へ売るということですけれども、周辺住民への説明を行っているか、また、そこではどのような意見が上がっているのかお聞かせください。 97: ◯総務部長 周辺住民への説明ということで、旧丸小学校幼稚園跡地施設の利活用を募集することにつきましては、丸山地区行政連絡協議会に説明をいたしまして、同役員と相談をしてチラシを作成し、丸山地区回覧による広報を行っております。今回決定した優先交渉権者は、市内和田町に本社を置くグロリア株式会社でございます。同社では土地・建物の売買契約成立した後、地元区長と役員と相談の上、今後、住民説明を考えているというふうに伺っております。  以上です。 98: ◯安田美由貴議員 完全に決まってから、その後に住民説明だとやっぱり、なかなか逆さま、順番が逆のようにも思ったりします。  あとは、地元の雇用はどれくらいを見込んでいるのか、お聞かせください。 99: ◯総務部長 雇用ということですが、グロリア株式会社の利活用提案によりますと、現在の従業員が90名ということでございます。その内訳が、南房総市民が37名、海外からの研修生が17名で、合わせると54名で全体の6割を占めておりますけれども、そのほか近隣市等から36名となっております。今回、本社及び工場をこちらへ移転、増設するということによりまして、従業員を新たに15名ほど増員するというふうには伺っております。  以上です。 100: ◯安田美由貴議員 あと1つお聞きしたいですけれども、丸小学校幼稚園の敷地というのは、学校用地だと要するに地目ではなっていると思うんですけれども、どういう流れで民間業者に売り払う流れになったんでしょうか。財産管理の切りかえとか、そういったのはどういうふうにやってきたんでしょうか。 101: ◯総務部長 当時は学校行政財産ということで使用をしておったということでございますが、行政財産というのは地方自治法、たしか284条の4項に規定されている以外は貸し付けや売買ができないというふうになっておりまして、それで、これは普通財産に切りかえて売買しているということになります。 102: ◯安田美由貴議員 それでは、3つ目に大津・居倉区の市有地の売却の件についてお聞きいたします。  6月30日、議会最終日の議事終了後、急遽開かれた議員全員協議会で、当初の広域ごみ処理施設建設予定地であった富浦町大津・居倉区の市有地、約50ヘクタールを概算平米700円で売却したいと執行部側からの説明がありました。  アジアの超富裕層をターゲットとし、高級外車を走行させる全長4キロメートルのプライベートドライブコースと温浴施設、宿泊施設商業施設をつくろうという計画でした。開発業者が提示した資料には、アジア初のプライベートドライブコースとありますが、日本香港台湾シンガポール、タイ、マレーシアに住む超富裕層は合わせておよそ2万人ほどです。南房総市までわざわざやってきて、朝8時から5時までで終わる高級外車のドライブコースを走るんでしょうか。例えば、イノシシが高級外車にぶつかってきたら、業者の損失も大きいのではないかとも思います。目的使用があった場合や採算がとれずに業者が撤退した場合、どうするのか聞いたところ、目的使用が判明した時点や撤退の時点で買い戻す、再び税金で市が買い取るというふうな説明となっています。気づかれないように目的使用が行われた場合はどうするかなど、不明な点が多々あります。  そこでお聞きいたしますが、大津・居倉の市有地売却について、優先交渉権者はどこになりましたか。 103: ◯総務部長 優先交渉権者ということですが、公募をいたしましたところ、コーンズ富浦株式会社というレジャー施設の管理運営等を目的に南房総市内に設立された会社です。親会社としてはコーンズモータース株式会社という、東京に本社を置き、主に高級外車、外国車の販売等を行う会社で、そこからの100%出資法人となります。今回の事業提案は、大津・居倉地区の市有地の譲渡を受け、あわせて民有地等も購入して、先ほど議員がご指摘になりました会員制のドライブコースを整備しようとするものでございます。  以上です。 104: ◯安田美由貴議員 コーンズ富浦、インターネットで調べたところ、8月13日会社登録というふうにあって、場所がどこかなと、富浦のどこかなと思ったら、白浜中学校の向かいのマンションにコーンズ富浦株式会社というのがあるというのがわかったんですけれども、今後、環境アセスを行う予定があるかどうか、それについてももう一度お聞かせください。 105: ◯安田美由貴議員 環境アセスということでございますが、コーンズ富浦の提案によりますと、事業を行うための助成面積は37.5ヘクタール以下というふうに伺ってます。千葉県環境アセスメント基準によりますと、レクリエーション施設用地造成事業の場合については、開発面積が75ヘクタール以上が該当で、これを複合的に開発する事業になりますと37.5ヘクタール以上で該当となるということでございます。  コーンズ富浦株式会社が計画する事業がこの項目に当たるのか、また開発規模により環境アセスの該当になるのかならないのか、現時点ではちょっとわかりかねません。企業側で事業内容等について千葉県と協議をいたしまして、この対象事業に該当するということであれば、環境アセスメントを実施することになるというふうに考えます。 106: ◯安田美由貴議員 「わかりかねます」だと思いますが。  それでは、市有地の詳細についてお聞きいたします。全員協議会での説明では、当初の広域ごみ処理施設建設候補地のところと聞いておりましたので、過去の議事録を読み返してみました。議事録では2009年6月、共産党市議が大津の候補地の面積はどれくらいか聞き、これに対し当時の生活環境部長が、広域ごみ処理施設を予定している地域には全体で29万5,274平米の市有地がある、筆数は46筆だが、このうち17万4,258平米を候補地として予定しているというふうに答弁しております。今回の予定地というのは52万9,468.76平米、122筆ですけれども、旧富浦町が買った土地というのはもともとそれぐらいのぐらいの広さがあったということなんでしょうか。 107: ◯総務部長 大変申しわけありません。当時のそういう詳細な資料を持ち合わせてございませんので、ちょっと回答についてはできないと。申しわけありません。 108: ◯安田美由貴議員 それでは、この市有地というのは、現在は普通財産になってるということでいいんでしょうか。 109: ◯総務部長 はい、そのとおりでございます。 110: ◯安田美由貴議員 富浦町が開発業者から買った当時というのは行政財産だったのかどうか、それとも普通財産だったのか、いつごろ、どのような理由で普通財産というふうに切りかわっているんでしょうか。市ができたときにはもう普通財産になっていたんでしょうか。 111: ◯総務部長 大変申しわけありません。その辺も当時の詳細な資料を持ち合わせてございませんので、回答はできません。申しわけありません。 112: ◯安田美由貴議員 市としては、市有地を売却しようとするのであれば、その土地については登記簿等で地権者を確認していると思いますのでお聞きいたしますが、約50ヘクタール土地というのは富浦町のときにいつごろどこから買ったのか、その辺もわからないことはないと思うんですけど、いかがでしょうか。 113: ◯総務部長 その資料も詳しいものを持っておりませんが、当時、富浦町時代にある大学との土地交換があったというふうには聞いております。
    114: ◯安田美由貴議員 話を持ってきたのは、安房広域のごみ処理施設が計画があったときに、3億円出さなければ進入路はつくりませんよと言った開発業者による提案だったんでしょうか。その辺どうなんでしょう。 115: ◯総務部長 この事業の話が出てきたのがどこかということでよろしいでしょうか。もちろん、先ほどご説明申し上げました、東京に本社のあるコーンズモータース株式会社でございます。 116: ◯安田美由貴議員 それでは、市有地の利用目的についてお聞きしたいと思います。先ほどからわからないということで、あれなんですけれども、そもそも利用目的というのが富浦町のときにあった上で広大な山林を買うことになったと思うんですけれども、そういった利用目的も不明ということなんでしょうか。 117: ◯総務部長 当時は旧富浦町の時代にゴルフ場の計画があったということだけは聞いておりますが、それ以外、ちょっと細かい資料は持ち合わせてございません。 118: ◯安田美由貴議員 山林を買うに当たっては、例えば防災のためだったりとか、水源を涵養するとか、何か公益目的があって買収したのだと思うんですけれども、それでは現在のことに戻って、どのようないきさつで今現在、利用目的がないと判断されたのでしょうか。今現在、防災や水源涵養の行政目的を果たしていないのであれば、その根拠は示せるんでしょうか。 119: ◯総務部長 根拠といいますとなかなか示すことはできませんが、先ほどの繰り返しになりますが、旧富浦町時代にゴルフ場の計画があったということだけの目的しか聞いておりませんので、現状ではそういうことです。 120: ◯安田美由貴議員 それは業者救済のために富浦町が買ったということになっちゃうんでしょうか。 121: ◯総務部長 いや、譲渡があったかどうかということもちょっと、細かい資料を持ち合わせてございませんので、先ほども言いましたように、聞いた話では当時の富浦町時代には、ある大学との土地交換で町有地を集約したというふうには聞いております。 122: ◯安田美由貴議員 それでは、プロポーザルの結果についてお聞きしたいと思います。審査時の配点の内訳がどのようなものだったのか、また満点以外だった項目については何点だったのか、お聞かせいただけたらと思います。 123: ◯総務部長 細かなところは、個々の項目についての点数ということについては非公開となっております。ただ、大きな項目としましては、利活用に係る基本理念方針、それから利活用の概要、それと運営体制、それから事業収支計画及び資金計画、購入希望金額及び範囲、それから地域とのかかわり方に対する考え方、これを審査項目といたしまして、合計点数ですが72点ということでございました。  以上です。 124: ◯安田美由貴議員 管財課のホームページを見ますと、7月21日付で市有地譲渡の募集要領が示され、その日から8月3日まで買収希望者からの質問受け付けと現地確認が行われて、8月29日にプレゼンが行われて、30日に優先交渉権者を決めるという流れとなっておりました。全て予定どおりだと思うんですけれども、香港資本であるコーンズアンドカンパニーリミテッドの意向に沿った展開となっていますが、これについては意向に合わせて市の計画を進めたということなんでしょうか。市長、どのようにお考えですか。 125: ◯市長 ちょっと何点か、ここの大津の土地の取得した経緯ですとか、そういったこともいろいろご質問にございましたけども、大変申しわけないですが、本当に通告式になっておりますので、そこまでお聞きになりたいのであれば事前におっしゃっていただければ、ちゃんとした回答もできるかなというふうには思いますが、大変申しわけないんですが、ちょっとお答えできないことが多くて申しわけなく思っております。  決して今回の優先交渉権者のために、そこに売却するために今回プロポーザルをやったわけでも、特別やったわけでも何でもありませんから、公平公正なプロポーザルを実施したというふうに考えております。  あと、水源になっていないかどうかということなんですけれども、今回売却する対象になっているところは水源涵養のための保安林には指定されておりませんので、そもそも水源涵養のための保安林であれば、多分それは不可能だと思いますので、ちょっとごめんなさい、事前の通告がありませんから、ちょっと私もそれは今、自分の記憶の中で申し上げておりますけども、あそこにはかつてごみ焼却場の建設も予定したこともありますから、私の記憶の中にあるわけなんですが、そうした心配は多分ないというふうに思っております。  それと、利用目的がないと判断したということなんですけれども、市は今回の大津ばかりじゃなくて、いろいろなところに土地を所有しております。山林もそうですけれども。それらをやはり我々としては、ただ持っているだけではなくて地域のためを考え、やはり有効活用していくという視点も大事だというふうに思っていまして、今回はここの場所については有効活用すると、そんなようなことがいいのではないかというふうに判断をしたところでございます。 126: ◯安田美由貴議員 水源涵養保安林、たしか広域ごみの大津のときに七曲がりという場所、3カ所あったと思うんですけれども、これは保安林解除をして頓挫したのか、それとも保安林解除をしないまま頓挫したのか、保安林解除を広域でやっていたかどうか、その辺わかる方いますか。 127: ◯市長 わかりません。お答えできません。 128: ◯安田美由貴議員 あとは水源涵養の件はそれぐらいになるんですけれども、プロポーザルの方式というのがもう、業者が先に、およそ1社しか入っていないということで、それが妥当かどうか見るというようなやり方のように思いました。当初、参加した会社が当初売り込みに来たコーンズ子会社だった点からも、随意契約に近い形のように感じております。  協定内容について、地元との協定内容について幾つかお聞きしたいんですけれども、過去のリゾート開発などでは、地すべりなどの防災対策や水質保全などの方策などといった、さまざまな地元との約束事などがあったと思うんですけれども、かつての協定内容というのはどのようになっていましたか。 129: ◯総務部長 ご質問は過去のリゾート開発についての協定内容ということですか。ちょっと過去のリゾート開発、ゴルフ場ということしか聞いておりませんので、そのときの協定についてはちょっと、内容については把握しておりません。申しわけありません。 130: ◯安田美由貴議員 あとは、今後の周辺住民と業者が協定を結ぶということは考えられるかどうか、どうでしょうか。 131: ◯総務部長 この候補者が地元説明会、入っていくと思いますので、その地元との説明会でどのような協議の結果になるかわかりませんけれども、そういう協議の内容がコーンズ富浦株式会社のほうで行えるものであれば協定はできるのかなと、その内容にもよると思いますが、市のほうでどうのこうのということはわかりません。  以上です。 132: ◯安田美由貴議員 先ほどの丸小学校幼稚園のと同じように、いろいろ決めてしまった後で住民へ説明するというのはちょっと遅い気がするんですけれども、その点、どのようにお考えでしょうか。 133: ◯総務部長 市のほうで公募をしてやっとこの候補者が決定したということで、その候補者にならなければなかなか地元へ入っていけないのかなというふうにも思いますし、ただ、あと民有地についてはうちのほうの市の管轄外になりますので、その辺はコーンズ富浦株式会社が行っているかもしれませんが、そちらのほうは把握をしておりません。 134: ◯安田美由貴議員 それでは、旧赤道、里道に関する業者からの質問事項とその回答について、お聞きいたします。機能を失った旧赤道、青道というのは平成17年度から関東財務局が管理しておりますので、国民共有財産国有財産となっています。旧赤道の売却手続というのは市が主体で行うのか、それとも業者が直接、関東財務局とやりとりをするんでしょうか。その辺、お聞かせください。 135: ◯総務部長 旧赤道、青道ということの取り扱いということでお答えをさせていただきたいと思いますが、区域内の旧赤道、青道につきましては、合併ゴルフ場開発が計画されていた当時、開発事業者がつけかえなどの見直しも行う予定で払い下げを受け、その際、用途廃止がなされているようです。現在、地目は雑種地ですが、現状のまま市が所有しております。今回の売却対象には含めておりません。計画上で事業者から旧赤道、青道の売買を求められた場合には、今後の協議にもよりますが、代替等により赤道、青道の機能が補完できる場合は払い下げを行うことは可能というふうに考えております。  以上です。 136: ◯安田美由貴議員 それでは、旧赤道に関する質問事項とその回答、ホームページに掲載されていると思うんですが、この内容をちょっとお聞かせいただけたらと思います。 137: ◯総務部長 ちょっとそのホームページの内容を確認しておりませんので、申しわけありません。 138: ◯安田美由貴議員 業者とのやりとりをいろいろやっていると思うんですけれども、南房総市と関東財務局が協議をしたりしているということはあるんでしょうか。 139: ◯総務部長 いや、その辺も大変申しわけありません、確認はとれておりません。 140: ◯安田美由貴議員 それでは、今現在機能している赤道、青道についてのほうに質問を移りたいと思います。  売却予定の市有地内に現在、赤道や青道はあるんでしょうか。あるとすればどのくらいありますか。 141: ◯総務部長 先ほども申し上げましたように、当時のゴルフ場の計画のときに開発事業者がつけかえ等を行っておりますので、どのくらいあるかという面積についてはちょっと、数字を持ち合わせてございません。 142: ◯安田美由貴議員 赤道や青道、青道はあると思うんですけれども、そういう法定外公共物というのは、平成12年4月から16年度末までの間に地方分権一括法によって国交省から市町村に譲与されたと思います。青道は水路としての公的な目的を果たしていたため譲与されたのだと思います。青道や赤道というのは公的な目的を果たしている行政財産というふうに言えますから、しっかりとした理由がなければ売却することはできないと思います。青道を売却できる理由というのは、どんなものが挙げられるんでしょうか。 143: ◯総務部長 先ほどの繰り返しにもなりますけれども、旧赤道、これについて代替をしているとか、そういう機能が保たれている場合について払い下げができるというふうには考えられます。 144: ◯安田美由貴議員 今回の募集要領の中には、特記事項として敷地内の赤道、青道、水路は基本的には譲渡の対象外としますというふうに書いてあります。青道、赤道には手をつけずに開発行為を行うことになるのか、それとも例外をつくり譲渡の対象とするのか、全く売る気がないのか、それとも譲渡するのか、その辺、どういうふうに考えたらいいんでしょうか。 145: ◯総務部長 また、これも繰り返しになりますけれども、その赤道で地元の民有地等の機能、そこまで代替ができるとか機能がちゃんと果たせるかということができるのであれば、払い下げについては可能であるというふうに考えます。 146: ◯安田美由貴議員 ということは、今後青道のつけかえとか、そういったものを前提に話し合いがされてくるんでしょうか。 147: ◯総務部長 計画地の中に、もしそういう赤道、青道があればの話ですが、なければそういう心配はないと思いますが、もし購入先にあれば、その機能が代替できるのかどうなのかということの判断になると思います。 148: ◯安田美由貴議員 そういった廃止や売却の判断というのは、しっかりした理由ということで対応していかないといけないと思います。青道というのはやっぱり大雨が降ったときに防災上重要な役割を担っていますし、市民生命財産を守る上では安易に普通財産に移管したりして売却すべきではないと考えます。  次に、買い戻し特約についてお聞きいたします。万が一買い戻す場合は122筆分だけ買い戻すんでしょうか。それとも、例えば業者から買収したほかの民地も込みで買ってくれというふうに言われたら、それに応じるんでしょうか。また、幾らで買い戻すという取り決めをする予定なんでしょうか。 149: ◯総務部長 買い戻し特約につきましては、もちろん市有地の面積となります。幾らで買い戻すかということも、売買契約で示されている金額そのもので買い戻しを行うということになります。 150: ◯安田美由貴議員 買い戻す場合の財源は一般財源を使う予定でしょうか。 151: ◯総務部長 そのとおりです。 152: ◯安田美由貴議員 この買い戻し特約等を含む契約というのは期限が10年ほどとなっていますが、10年後には何をどうしようと業者の勝手で市は関係ないというふうになってくるんでしょうか。 153: ◯総務部長 この10年というのが民法で定められている、10年を超えない範囲というふうに民法のほうでは書かれておりますが、10年後というのは今現在、想定できませんので、10年たって運営がよければそのまま継続されるものと考えますし、その前時点でその運営がどうなっているかによってもまた違ってくると思いますので、今現在、10年後どうなるかということはちょっと想定できません。 154: ◯安田美由貴議員 例えば一般財源で買い戻した場合、その122筆分は普通財産のまま、そのまま持ち続けるというふうになってくるんでしょうか。公費を使って買い戻す意味について、考え方をお聞かせいただきたいと思います。 155: ◯総務部長 普通財産売買をするということですので、買い戻せれば普通財産ということですので、そのままになるか、あるいはまた企業誘致のほうに展開をしていくのかということも、その時点でないとはっきり申し上げられません。 156: ◯安田美由貴議員 市行政基本というのは住民の福祉の増進を図ることだと思います。地方自治法第1条2項に地方公共団体の役割としてありますけれども、開発業者の利益に奉仕するということは書かれておりません。なぜ市民財産の売却を勝手にかなり急いだ形で行わなければならないのでしょうか。開発業者の言うことを市が聞かなければならない理由、その辺、どういうふうにお考えでしょうか。 157: ◯総務部長 企業のためにということではございませんで、もともと企業誘致で雇用の展開、雇用を創出するとか、そういう展開で進めてきておりますので、企業のためにどうするということで進んできているわけではございません。急いでいるということでもなく、こういう土地が今のところ計画上、市のほうでとりあえず計画がないので、売買でどうかという方向で進んできたというところでございます。 158: ◯安田美由貴議員 水源涵養保安林を含む可能性のある土地というものを、香港外資系企業であるコーンズアンドカンパニーリミテッドの子会社、コーンズ富浦株式会社が買う本来の意図が、水とかほかの目的、高級外車だけというふうには考えられないと思うんですけれども、本来の意図というのはどのように考えていますか。 159: ◯総務部長 会社の方針ですけれども、高級外車で、一般道ですとさほど、規制がありますから車の機能というのは確かめることはできません。ある程度の距離があって、公道では走れないところでその車のエンジンの機能ですとか、そういうものを試して走ってみたいという富裕層がいるということを会社のほうから聞いておりまして、通常、サーキット、競走をするということではありませんので、あくまでも車の持っている、エンジンの持っている機能を試して走るということを目的としているようですので、その辺はご理解をいただければというふうに思います。 160: ◯安田美由貴議員 試乗をするのに山の中というようなのはちょっと、全長4キロというコースということで、やっぱり有害鳥獣とか、そういったものの心配とかもありますし、やはり水源を保護するという観点からも、あと防災上の観点からも、山林の乱開発は控えるべきと考えます。下流で暮らす市民安全福祉を優先させるためにも、市有地の売却は行わないよう求めまして、次の質問に移ります。  次に、スクールバスの運行について再質問をいたします。  市内各地区の状況についてお聞きいたします。学校から2キロ圏内でバス通学をしている児童数というのは各地区で何人ぐらいでしょうか。 161: ◯教育次長 学校から2キロ圏内でバス通学をしている児童につきましては、千倉地区で8人、丸山地区で22人、合計30人となっております。 162: ◯安田美由貴議員 2キロ圏外に住む児童のうち、小学校6年生までバス通学をしている児童数というのは地区ごとでどのようになっているか、現状をお聞かせください。 163: ◯教育次長 通学距離が2キロメートル以上で徒歩通学になっている児童につきましては、富山地区で11人、富浦地区で3人、三芳地区で27人、千倉地区で9人、丸山地区で4人、和田地区で15人、合計69人となっております。 164: ◯安田美由貴議員 続きまして、2キロ圏外から徒歩で、歩いて通学している児童数というのは、こちらも地区ごとでどのようになっているんでしょうか。 165: ◯教育次長 大変申しわけございません。もう1回お願いします。 166: ◯安田美由貴議員 徒歩通学、2キロより遠くから歩いて通っている児童数は地区ごとでどうでしょうか。                  〔「今言った」と呼ぶ者あり〕 167: ◯安田美由貴議員 じゃ、その前、バス通学、2キロ圏外でバス通学をしている児童数は地区ごとでどうなっているのか、お聞かせください。 168: ◯教育次長 小学校6年生まででスクールバスで通学している児童ということでよろしいですか。6年生までスクールバスで通学している児童につきましては、富山地区で124人、富浦地区で34人、三芳地区で85人、白浜地区で43人、千倉地区で219人、丸山地区で117人、和田地区で42人、合計で664人になっております。 169: ◯安田美由貴議員 2キロ圏外で徒歩通の人が69人に対して、バス通学者というのは664人ということで、かなり差があるというふうに思います。2キロ圏外に、遠くに住んでいる児童のうち、千倉町の白子区の場合は小学校3年生から6年生までが歩いて通学というふうになっているんですけれども、千倉町白子区以外で小学校6年生までバス通学ではない地域があるとすれば、歩いて通っている子などがいるとしたら、地区ごとでその理由と人数をお聞かせいただきたいと思います。 170: ◯教育次長 2キロ圏内でバス通学している児童の理由ということでよろしいですか。              〔「圏外で歩いて行っている」と呼ぶ者あり〕 171: ◯教育次長 失礼しました。2キロ以上で徒歩で通学している主な理由につきましては、学校再編に当たりまして学校再編検討委員会、また通学支援の専門部会で検討された結果、再編前と同様に徒歩通学をしている児童というのがございます。それと、自主的に徒歩通学をしている児童がおります。また、再編が行われていない小学校につきましては、従来どおり徒歩通学になっているというところでございます。 172: ◯安田美由貴議員 例えば三芳小学校の場合、2キロ以上歩いている生徒というのが昭和40年代ごろに三芳小学校に1つになった旧国府小学校の子たちだというふうには聞いていると思うんですけれども、昭和40年代のときの学校統廃合のときに1年から6年まで歩いているというふうな話を聞くんですけれども、それぞれ地区ごとの詳細、どういうふうに調べてあるんでしょうか。 173: ◯教育次長 地区ごとの現状ということでよろしいですか。  富山地区につきましては11人徒歩通学がおりますけども、これについては旧岩井小学校学区の一部で自主的に徒歩通学となっていると。  富浦地区につきましては、旧富浦小学区で、多々良地区なんですけれども、これにつきましては従来どおりということで徒歩通学をしております。  三芳地区につきましては今おっしゃられたとおりで、昭和47年、旧滝田小学校国府小学校、稲宮小学校が再編して三芳小学校となっております。再編のときに、旧国府小学校につきましては従来どおり徒歩ということで決定して、現在に至っております。それと、滝田小学校学区の一部につきましても、これは健康のために2キロ以上ですけれども自主的に徒歩通をしていると。  千倉地区につきましては、旧健田小学区の児童につきましては、従来どおりの通学方法となっておりまして、白子、瀬戸地区では2キロ以上を徒歩通学となっております。  丸山地区につきましては、旧南小学校学区の児童は従来どおりの通学方法となっておりまして、旧南小学校学区の一部の児童で徒歩通学となっております。  和田地区につきましては、旧南三原小学校学区の児童は従来どおりの通学方法となっておりまして、旧南三原小学校学区の一部の地区で2キロ以上の児童が徒歩通学となっております。また、和田小学校につきましては、従来から全校生徒が徒歩通学となっておりますので、2キロ以上の生徒も徒歩通学となっているということでございます。 174: ◯安田美由貴議員 最近、学校統廃合をされた学区というのはバス通学で対応していて、過去、昭和40年代ごろに統合した学区に関しては、そのころの考えを踏襲しているということになっているのだというふうに思います。  次に、千倉地区のスクールバス8台についてお聞きいたします。学校統廃合後、児童数の変動に合わせて走らせている車の大きさの調整や運行ルートの変更は行っているんでしょうか。 175: ◯教育次長 再編後、児童数の変動で千倉のスクールバスや、また運行ルートの変更があったかということでございますけども、毎年、市域全体では、スクールバスの運行に当たっては、児童数の変動による配車等については調整を行っております。  千倉小学校につきましては、開校して3年が経過しておりますけども、児童数の変動による運行ルートの変更、また車両の入れかえは行っておりません。 176: ◯安田美由貴議員 久保と白子は一緒だと朝早く着いてしまうので四、五年前に別便となったという話を市民の方から聞いているんですけれども、これは学校統廃合の前までは別便だったということなんでしょうか。いただいた今年度の千倉小学校のスクールバスの運行表を見ますと、久保と白子は同便となっていますが、ずっとこのままだったんでしょうか。 177: ◯教育次長 久保地区と白子地区のスクールバスの運行についてでございますけれども、通学時間の関係で別便になったという経緯はございません。従来、旧健田小学校では大貫、宇田方面と白子方面に大型バス2台で運行しておりました。その後、久保地区で不審者等防犯対策として新たにマイクロバスで通学をしておりました。千倉小学校再編後につきましては、白子地区、久保地区はマイクロバス1台で運行が可能となったところから、一系統で運行をしております。 178: ◯安田美由貴議員 大貫方面は分校が廃校したころから小学校5・6年生、自転車通学というふうにしていると思うんですけれども、これはずっと続ける考えなんでしょうか。 179: ◯教育次長 大貫方面の小学校5・6年生の自転車通学についてですけども、これは議員おっしゃるとおり昭和45年に旧健田小学校の分校が廃止になった際、小学校4年生まではスクールバス通学、5・6年生については廃止前と同様に自転車通学となっております。  現在、千倉小学校の再編に当たって、学校再編検討委員会また通学支援専門部会で検討を行っております。このときの結果として、従来どおり自転車通学となっております。これにつきましては、保護者の意向もあります。学校への通学方法というか通学届というのが提出されておりまして、5人の方が自転車で通学しております。 180: ◯安田美由貴議員 白子の児童バス通学の要望に関しては、地域の人や保護者らが一緒に要望を上げたとしても学校どまりのようです。一体どこに要望すれば事態は改善するのかといった声もあります。千倉地区の場合、運行ルートを変えていないということでしたので、大貫方面の23人分もあいている中型バスと白子区方面の小型バス交換すれば解決すると思います。こっちはバス通学オーケー、こっちはだめといった矛盾した方針を打ち出すやり方は改めるべきだと思います。  保護者学校教育委員会で協議し、市が全地区の状況を把握してバス通学の調整を行い、どの地区も小学校6年生まで希望する児童が乗れるようにしていただくよう求めて、質問を終わります。 181: ◯鈴木直一議長 以上で安田美由貴君の質問を終わります。  ここで休憩をいたします。  再開は午後1時からお願いいたします。                                         (午後0時03分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後1時00分) 182: ◯鈴木直一議長 休憩前に引き続き、一般質問を行います。  阿部美津江君。 183: ◯阿部美津江議員 1番、公明党の阿部美津江でございます。  通告に従いまして質問をさせていただきます。
     大きな項目1点目といたしまして、地域に残る貴重な文化財について伺います。  平成18年に6町1村が合併し、合併前に指定された文化財を引き継ぎ、本市では多くの文化財を所有しております。本市に残る多種多様な、また各分野における指定文化財は、先人から受け継ぎ伝えられた歴史的に価値の高いものであり、後世に大切に引き継がなければならないと考えます。  そこで、小さな1点目としまして、出土遺物、民俗資料の保管状況と収蔵庫の現状を伺います。  2点目としまして、分散保管しているものを集約保管する考えはあるか伺います。  3点目としまして、平成22年発行の文化財マップでは219もの国・県指定の文化財紹介されておりますが、合併後、新たに指定文化財とされたものはあるか、お伺いいたします。  4点目としまして、資料や建造物古文書などの有形文化財無形文化財等の継承をどのように考えているのか、お伺いします。  5点目としまして、文化財の価値を生かすための施策はどのような取り組みが考えられるのか、お尋ねいたします。  次に、大きな項目2点目としまして、文化遺産酪農発祥の地を活用した観光振興策について伺います。  酪農の発祥の地である酪農のさとの周囲には、嶺岡山渓の中に形成された周囲約70キロメートルもの壮大な嶺岡牧を有しております。酪農の発祥の地とする嶺岡牧のルーツを、自分なりにではありますが時系列で整理してみました。嶺岡牧は戦国時代に安房を支配した里見氏が軍馬を育成するためにつくられ、一時衰退時期を経過したものの、後に江戸幕府第8代将軍、徳川吉宗の享保の改革の一環として再興されました。嶺岡牧は徳川幕府直轄となりまして、3頭の白牛を海外から輸入し搾乳を始め、バターに似た製品をつくり嶺岡白牛酪として製造され、江戸に流通されるようになりました。このときに始まった酪農が現在の酪農の原点であったことから、嶺岡牧を有する酪農のさとが酪農の発祥の地と言われておる原点でございます。  明治11年、村人たちの要望もあり嶺岡牧社を成立するも7年で解散したのですが、その時代に渡米して現代の酪農を牽引する品種を輸入、また繁殖生産に努めた功績は偉大なものと拝されます。明治44年以降には多数の小規模煉乳所が散在し、合併を繰り返した後、大正時代には房総煉乳株式会社、こちら明治系です、や日本煉乳株式会社、森永系、を創業するに至っております。その後も株式会社和光堂やカルピスなど主要な生乳業企業がこの安房の地に進出してきたことは有名な歴史であり、この安房の地がそれらの大手乳業メーカーの創業に大きく関係してきたことも歴史上の資産であります。  このように、日本各地の酪農発展に貢献してきた経緯があるこの地を、県は昭和38年5月に日本酪農発祥の地として、千葉県指定文化財に認定いたしました。  そこで、小さな1点目としまして、地域に残る歴史遺産の酪農のさとは、株式会社ちば南房総が千葉県から指定管理を受けております。そこで、酪農の発祥の地である酪農のさとを基盤に、今後どのような展開を図られるのでしょうか。お伺いいたします。  次に、小さな2点目としまして、丸山地区の経塚山を中心とした柱木牧は、馬捕場跡など遺構が確認されております。酪農のさと周辺には嶺岡牧、柱木牧の遺構があり、この活用について伺います。そこで、嶺岡牧、柱木牧は貴重な遺構と考えますが、観光資源として活用する考え、また隣接する鴨川市との協働でPRしていく考えはあるのか、お伺いいたします。  回答を伺った後、再質問いたします。よろしくお願いいたします。 184: ◯市長 それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。  まず、私からは2問目の文化遺産、酪農発祥の地を活用した観光振興策について、お答えいたします。  まず、その1つ目の、酪農発祥の地である酪農のさとを基盤に今後の展開を考えているのかについてですけれども、酪農のさとは酪農発祥の地として、酪農に親しみ、その歴史を学ぶ機会を提供することを目的千葉県が設置している施設であり、山間丘陵や田園の景観が人気で、自然体験や地域イベントを通じて多くの来園者があることから、観光施設としても重要な施設であると認識しております。現在、本市の第3セクターである株式会社ちば南房総が千葉県から指定管理を受けて管理運営をしておりますことから、協力体制を構築しており、今後の展開として、本市観光事業の連携や旅行商品の造成などを行い、幅広い層を取り込んで来園者の増加に取り組んでまいります。  次に、2点目の酪農のさと周辺には嶺岡牧、柱木牧の遺構があるが、この活用の考えはについてですが、嶺岡牧、柱木牧の歴史は古く、日本近代酪農発祥の地として大変重要な遺構であり、貴重な文化遺産であると認識しております。このようなことから、酪農のさとは、専門家の力をお借りしながら酪農及びその歴史に関する資料の収集、保存及び調査研究を行っており、多くの資料があります。指定管理を受けている株式会社ちば南房総では、この貴重な資料を活用して、児童向けの企画展、嶺岡牧のハイキングなどのイベントを通じて酪農の歴史に触れることができる取り組みを進めております。また、嶺岡牧は鴨川市と本市にまたがってその遺構がありますので、鴨川市と連携して取り組んでいくことは、さらなる文化遺産として観光資源の発展につながりますので、大切なことであると考えております。  1問目の地域に残る貴重な文化財についてのご質問につきましては、教育長からお答えいたします。  以上で私からの答弁を終わります。 185: ◯教育長 1問目の地域に残る貴重な文化財についてお答えします。  1点目の、出土遺物、民俗資料の保管状況と収蔵庫についてですが、現在、市内に収蔵庫は設置しておりません。旧町村時代から引き継いだ出土遺物及び民俗資料を市内2地区、三芳地区と白浜地区の倉庫等に保管しています。出土遺物の大部分においては整理箱に入れて保管し、民俗資料は利用目的ごとに整理して保管しています。民俗資料の中で特に防虫が必要な大礼服、かみしも等の衣類については、衣装ケースに防虫剤を入れて保管しています。  2点目の、分散保管しているものを集約保管する考えはあるかについてですが、現在、倉庫等に保管している状況ですので、分散している出土遺物や民俗資料を集約し保管する収蔵庫の設置は必要であると認識しています。市の公共施設再編を進めていく中での設置を検討しているところであります。  3点目の、合併後、新たに指定文化財とされたものについてですが、合併後の指定は2件となります。1件目は昭和49年に旧富浦町において町指定史跡に指定を受け、平成18年の町村合併により南房総市指定史跡となった岡本城址が、平成24年1月24日に里見氏城跡岡本城跡として国史跡に指定されました。2件目は、白浜地区の国土交通省所有の野島埼灯台が、平成24年2月23日に国登録有形文化財として登録されました。どちらも国の指定となります。  4点目の、有形文化財無形文化財等の継承をどのように考えるかについてですが、文化財保護・管理・公開等は文化財保護法等により、その文化財の所有者が責任を持って行うこととされており、それに伴う助成制度があります。継承についてですが、仏像等の彫刻や建造物有形文化財においては、相続等により適切に継承されるものであると考えます。無形文化財人間のわざそのものであり、具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現されるものです。本市においては、無形文化財として個人が指定されていますので、その個人が転出または死亡した場合、無形文化財としての指定は解除され、そのわざを継承する者がいた場合は、新たに文化財審議会の諮問により指定の可否を決めることになります。  市内における三番叟や御神的神事などの有形・無形民俗文化財は、指定を受けた文化財において、伝承・公開・保護等を目的に後世に引き継いでいくため文化財保護団体を結成し適切に継承しています。少子・高齢化による後継者不足により、伝承が困難になりつつある無形民俗文化財の後継者育成支援のため、専門的な指導助言を行い、活動を支援しています。  少子・高齢化に伴う後継者不足をどのように解消するかは全国的な問題ですが、抜本的な解決方法は見出されていない状況です。地域の無形民俗文化財を次世代に継承していくため、国・県等による財政面での支援も必要と考えています。  5点目の、文化財の価値を生かすための施策についてですが、平成27年、28年の11月に市所有の重要文化財である旧尾形家住宅を、文化財としての価値を広く市民等に知ってもらうため、一般公開を行いました。その他の指定文化財については、文化財の所有者や文化財保護団体に積極的な公開等を依頼しております。また、市内の小・中学校児童、生徒に郷土の歴史を理解し、文化財等に興味を持ってもらうことを目的として、出前授業として、学校文化財担当職員学芸員を派遣して、文化財愛護の意識高揚を図る事業を実施しております。平成28年8月10日発行の広報みなみぼうそう8月号から、広報紙の最終面に「めっけたぁ、おらがの文化財」と題して、毎月市内の文化財紹介する記事を掲載し、文化財の魅力を発信する等の各種施策を行っております。  以上で答弁を終わります。 186: ◯阿部美津江議員 では、地域に残る貴重な文化財についてから再質問いたします。  歴史的に価値の高い文化財を市内2地区において保管している状況は合併当初から変わっておられないと思います。文化財といってもさまざまな種類の文化財がある中で、埋蔵文化財発掘によって出土された遺物、また民俗資料などは大変貴重なものであり、その土地文化を知る上での大切な資財であります。白浜地区の倉庫には考古資料や民俗資料が保管されていますが、2地区に保管している全ての文化財において、学術的な記録を含め整理されて保管・保存しているのか、お伺いいたします。 187: ◯教育次長 現在、保存されている文化財学術的な記録を含め整理・保存されているかということでございますけども、出土遺物は発掘調査の報告書によりまして、学術的な記録・整理がされております。しかしながら、一部出土遺物につきましては、旧町村に文化財、埋蔵文化財専門職員がいなかったこともありまして、整理箱に入れて保管されているだけの状況もございます。また、民俗資料につきましては、資料の目録がありますが学術的な調査・整理はされておりません。 188: ◯阿部美津江議員 では、お聞きいたします。市内で分散保管している文化財を調査、記録とともに収蔵しておくことは、今後の活用の展開にも大事なことだと思われます。記録と保存がきちんとした状態であれば、多くの市内外の方たちに地域歴史文化を知っていただく質の高い展示会などの開催や、シティプロモーション事業につなげられる展開が図れると考えますが、ご見解をお願いいたします。 189: ◯教育次長 文化財を調査、記録して収蔵しておくことで今後の展開が図れると考えられるがについてでございますけども、出土遺物につきましては、発掘調査報告書に基づいて遺物の図版ごとにまとめるなど、考古学的な手法により再整理することが必要になります。民具等の民俗資料の整理につきましては、民俗学の専門知識が必要になります。本市の学芸員では対応ができない状況となっております。出土遺物の再整理、民俗資料の整理には膨大な時間と経費、人員が必要となります。今後の課題だというふうに認識は持っております。 190: ◯阿部美津江議員 27年度でしたが、学芸員を1人増員して取り組んでおられると思うんですけれども、実質2名の学芸員では仕事的に手一杯ということもございます。今後、各専門知識を持った形での配置も必要であると考えますので、取り組んでいかれることを期待しております。  次に、今まで保管している考古資料や民俗資料は、郷土の歴史財産でありながら市民の目に触れることができない状況があります。そこで、散逸防止の観点からも空き公共施設を利用し、収蔵庫を設置して集約保管して、市民のニーズに合わせて活用すること、そういうことは重要なことだと考えますが、いかがお考えですか。 191: ◯教育次長 集約保管できる収蔵庫の設置とその活用をする考えはということでございますけども、考古資料と民俗資料の集約保管や各種資料を使用した講座などができる施設をあわせ持った収蔵庫の設置というのは必要だというふうに考えております。出土遺物などを健全な状態で受け継ぎ、これを有効に活用し後世に継承していくことが大切であるというふうに考えております。 192: ◯阿部美津江議員 収蔵庫とあわせ持って、なおかつ展示スペースも兼ね備えたものや、講義などを展開できる施設利用は有効だと考えますので、この辺、しっかりと検証していただきたいと思います。  先月、担当課と話をさせていただいた折に、体育館が非常に老朽化していますよねということ、市長にもお話ししたこともあるんですが、文化財とマッチングする取り組みは大事な視点なんですと話をさせていただきました。その後、地元の新聞にもいろいろな視点で投稿記事が掲載されていましたけれども、仕事の効率化、また移動的なコストダウン、また市民がわかりやすい行政運営が図れると思うという点から総合的に考えますと、富浦本庁を大規模改修して機能はそのままにする、そういう計画でありますけれども、私は本庁の主要な機能、本庁と保健福祉部、また教育委員会、今は3地域に点在してるわけですけれども、三芳地区に保健福祉部と教育委員会地域的な統合を図るべき、また本庁は今回、大規模改修ということで出ていますので、2地区に統合する、そのようなことも今の時点では、私はそういう考えを持っております。そして、丸山地区はコミュニティ機能を備えたコミセンを備えた図書館文化財の収蔵庫、なおかつ展示活用するということで、文化財を学べる施設、また文化財教育も展開できる施設にする、そういうことで市民サービスも図れるのではないかと考えます。  230平方キロの本市においては、中心部の概念がありません。ですが、三芳・丸山地域においては車の移動の観点からもそのように考えるわけですけれども、教育長教育長の見解をお願いしたいんですが。 193: ◯教育長 私は最終的に判断する立場ではありませんけど、私どもが幼保一元化保育所等も教育委員会管轄になったときに、三芳地区への庁舎の移動を考えましたけど、ご存じのように教育委員会はワンフロアで、全ての課が同じフロアで業務を行っております。私どもとすると、それが一番よろしいというような判断を持っていますので、もう1点、今、議員がご指摘の文化財保護・保管、そういった観点からもあわせて、今後の庁舎のあり方等々については諸部局等とよく相談してまいりたいと思っています。 194: ◯阿部美津江議員 ありがとうございました。  それでは、すぐにこういうことは取り組めるかといったら無理があるのも承知でございます。総合的な見地からになりましょうけれども、進めていかなければならない課題でありますので、計画を早くから持って進めていただきたいというふうに思います。  次に、文化財継承や価値を生かす取り組みについて伺います。有形文化財個人所有のものは、相続家族等が継承することが困難な場合は、いずれ散逸の危機が訪れてしまうことが懸念されております。また、無形文化財のわざの伝承であれ、後継者問題により後世に受け継ぎができなくなってしまうということも考えられます。  そこでお伺いいたします。保護や継承活動の意識を高めていく上でも、文化教育史跡等の学習など、学校教育は重要だと考えますが、出前授業として具体的にどんな取り組みをされているのか、お尋ねいたします。 195: ◯教育次長 出前授業の具体的な取り組みということでございますが、出前授業につきましては、各学校からの依頼により総合的な学習の時間授業の一環として各学校授業を行っておるところでございます。具体的な内容につきましては、丸山地区の遺跡や発掘調査について、また源頼朝と南房総市の歩み、徳川家康と日光東照宮、江戸文化についてなどでございます。実施した学校につきましては、南小学校、三芳小学校、白浜小学校となっております。授業内容につきましては、担任の教諭と打ち合わせを行って実施しているところでございます。 196: ◯阿部美津江議員 今の答弁、3校で実施しているというお話がありました。継承する、また文化財というものを市民が興味を持っていただく、そういうためにはやはりお子様のうちからこういう教育というのは大事になってくる視点だと思います。今、3校ですけれども、ぜひ全校に広めていただいて、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それでは、無形民俗文化財の後継者不足についてお伺いいたします。各地域文化財の伝統を継承するために保護団体を結成したり、各地区で開催されるお祭りなどでは、みこしの担ぎ手のボランティアの皆様と市民協働によって成り立っている現状であります。存続の危機を感じているという地域もあるというふうに伺っております。平成4年に国の重要無形民俗文化財に指定された白間津オオマチ、ここも例外ではありません。4年に1回のこのお祭りも、地域の方々のご努力により長年継承されているわけですけれども、少子化、また働き手の勤務状況の変化などにより、存続することにご苦労をしていると市民の声もお聞きしているところでございます。  10年前になりますが、我が子が小学生だったころ、民謡民舞全国大会に出場したことがありました。その詳細をこの間、娘に確認したんですけれども、そうしたら、林先生の教えのもとに三味線や大太鼓、小太鼓などを練習して、白浜音頭の踊りとともに披露した懐かしい思い出だよというふうに言っておりました。この白浜地区のように、地域小学校が一体となっての取り組みは大きな成果と捉えます。現代の祭り行事は地域との触れ合い、またコミュニティの団結であったりと、そこから人と人が支え合う共生が生まれていく、このように考えますと、白間津オオマチも郷土伝承を教育の一環として捉えて、神事行事ではありますが、神事芸能としてはとらわれずに民俗芸能として捉えていただいて、学校教育の枠の中で進めることが肝要だと考えます。  少子化で伝承が困難なことを思いますと、区にとらわれず、ここに至ってはまず千倉地区全体で保存、伝承に関与していく視点も重要になってくると思います。それには、教育現場において総合的な学習の時間の場で、体験を通して伝承して披露の場を設ける、そういうことなどをして、そのような学習活動が重要になると考えます。  そこでお尋ねします。地域幼稚園小学校中学校、また教育委員会が一体となって体験的に学ぶ教育、取り組みを推進するということをどのようにお考えになりますでしょうか。 197: ◯教育長 一般的に申し上げますと、地域幼稚園小学校中学校が一体となっていろいろなものに取り組んでいくということは極めて大事なことであると思っております。ただ、今お話がありました白間津オオマチですか、これについては近々、地区の方々とお会いすることになっております。どのような問題意識を持っていらっしゃるのか、どのような現状なのか、今後の見通しはどのようなものを持っているかということは丁寧にお話を伺いたいと思っています。ほかにも三番叟とかそういったことで、あるいは花踊り、そういったもので後継者というか該当する子供たちがいない、少なくなってきているという状況がありますので、同様に私ども、大きな課題だと思って考えております。  ただ、一般的に申し上げますと、今、白浜音頭という例を出されましたけど、白間津のほうは神事の色合いが濃いのかなという。神事の色合いが濃いものを学校教育で取り上げること自体にひとつ課題がありますので、そういった課題も含めながら残さなければいけないものだと思っておりますので、私ども、あるいは学校でできるものについては、可能な限り対応してまいりたいと思っております。 198: ◯阿部美津江議員 ありがとうございます。教育の場、教育委員会の場、また教育の場では難しい一面もおありかと思います。ですが、地区外の子供たちを一つの区が采配をしてできるかというと、限りがあるものでございます。だから、区では少子化により祭礼に携わる子供たちの年齢なんかも寛容になってきているというふうに伺っております。白間津オオマチの冊子を拝見しますと、時代の変化によって祭礼歌、歌ですね。ああいうのもちょっと、現在の祭礼歌になっている、そんな経緯もあります。国指定文化財にもなっている伝統的なお祭りはもう伝承されて、長い時代に伝承されるからこそ、その価値というものが継承されますので、その一歩の手助けができるか否かではないかと思うのであります。このようなことからも、区外の子供たちにも広げて伝承する取り組みが必要であるというふうに考えます。  南房総市は、人の活力に焦点を当てて市民行政による共同を基調としていますので、文化財との意識教育委員会公民館活動や地域づくり協議会、そういうところの開催のイベント等に出向いていただいて、参加していただいて、国指定文化財の白間津オオマチを語ってさまざまな媒体で紹介していただく、そのような活動をしていく中で、子供たちがこんなきれいな衣装を身につけて参加してみたいなとか、そういうふうに意識の高揚、そういうふうなことも考えられるのではないかと思うんですが、いかがお考えでしょうか。 199: ◯教育長 おっしゃるところは十分承ります。ただ、白浜音頭は地域の方も、それにお話に乗って参加するほうも神事という意識は全くないと思います。ただ、白間津オオマチにつきましては実際、白間津地区の方々がどれだけ神事という思いを持っているか、あるいはその呼びかけに応える子供たち、親御さんが神事という意識を抜いて考えられるかというの、これは私どもがああしなさい、こうしなさいということでは済まない問題だと思っていますので、これらについても丁寧に対応していくことが一番肝要かと思いますので、残す、残さなくちゃいけないという、それは共通認識を持ちながら、関係の方々と知恵を出し合ってやってまいりたいと思います。 200: ◯阿部美津江議員 教育長、ありがとうございます。神事という問題、そこがネックになる、そのようには思いますが、少子化によって文化を継承できないのであれば、行政が何らかの手助けをして、手を差し伸べて道をつくる取り組みということは大事だと思われますので、またいろいろな方向から検討していただいて、近々お会いになれるというお話も聞いている中で、しっかりと見出していってもらいたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。  次に、平成22年なんですけれども、南房総市、文化財マップというものを発行しています。写真や説明文などの掲載は限られたものにとどまっている状況でございます。指定文化財を一堂に紹介する冊子、そういうものを作成して文化財に対しての意識高揚の働きかけが必要と考えますが、いかがお考えでしょうか。 201: ◯教育次長 指定文化財紹介する冊子の作成についてでございますけれども、現在、見たことがあると思いますけれども広報紙の最終面で文化財を掲載して紹介しております。この記事をもとに加筆・修正した市内の文化財紹介する冊子の発行については、今後考えていきたいというふうに思います。 202: ◯阿部美津江議員 前向きな回答、ありがとうございます。発行時期も余り遅くならない対応で、広報紙の裏に載っているということ、1件ずつ載っていて、百何十何件、何年後になるかわからないような取り組みですので、そのところも、発行時期も余り遅くならないで対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、前年度、31市町村日本遺産への申請をされていたようですが、状況等をお聞かせください。 203: ◯教育次長 平成28年度に千葉県日本遺産の申請をされたがその状況はということでございますが、昨年度、千葉県教育委員会が申請者となりまして、千葉県、千葉市、南房総市を含む31市町村で共同で申請しております。「房総が育む海の幸の文化地域に受け継がれる漁・食・祭りと世界一の貝塚群」と題しまして、日本遺産の申請を行いましたが、認定には至っておりません。認定に至らなかった日本遺産の再申請につきましては、今後千葉県教育委員会がどうするかというのは、対応は不明でございます。 204: ◯阿部美津江議員 我が地域において日本遺産での経済的波及効果を考えたときに、31市町村という広い地域にまたがると、どこが主要な自治体なのか、また何を光る存在にしているのかということがぼけてしまいます。それであるのであれば、やはり安房地域が連携してそこに取り組むような、そういうことをすることで効果が如実にあらわれていくのではないかと考えます。そこで、日本遺産として申請するためには何か要件が必要なのでしょうか、お伺いいたします。 205: ◯教育次長 日本遺産として申請するための要件ですけれども、日本遺産文化遺産などを組み合わせたストーリー性が強く求められるものでございます。ストーリー性の中には国指定文化財を含むことが条件となります。さらに興味深さ、斬新さ、貴重性、地域の特性といったものが必要となってきます。また文化財、農林水産、観光など各部署による詳細な計画や組織が必要であり、受け入れ体制も必要となってきます。さらに30年から50年の将来像の中長期ビジョン、またアクションプラン、五、六年間の具体的な事業も示す必要がございます。日本遺産認定後は設定したプラン、またビジョンの数値の成果も求められるものでございます。申請に当たっては文化庁と数回にわたる協議も必要になってくるというふうに考えております。 206: ◯阿部美津江議員 ありがとうございます。福島県郡山市と猪苗代町を紹介しますと、明治維新後の武士救済猪苗代湖から遠く離れた郡山まで外国の最新技術を取り入れて水を引いて、米やコイなど食文化を豊かにいたしました。さらには水力発電による紡績等の新たな産業の発展を生み出したとして、2017年4月に1本の水路ということで日本遺産の認定となった地域がございます。それを、やはり私が知り得たのは、日本遺産に認定されたということから情報を得て、私自身もその歴史文化に触れたいな、行ってみたいなという思いがしております。  この日本遺産に認定されるということで、経済の波及効果って絶大であります。さまざまな自治体日本遺産というブランドを手に入れて観光誘客や地域活性化による経済効果、それははかり知れないものであります。本市においても、近隣自治体が連携して目標を持って取り組んだ後は大きな成果があると確信しております。  次に、文化遺産、酪農発祥の地を活用した観光振興策について伺います。市内にある酪農のさとの放牧場の景観は私の住んでいる白浜から四、五十分かかるのですが、近くのカーブを曲がると壮大な傾斜があらわれて、そこはきれいな緑に輝き、まるで小旅行にでも来たような錯覚さえ感じられる、とても素敵なところです。まだ小さかった子供たちを連れて楽しんだ記憶が思い出されます。先日出向いた際には、暑い中、汗を流して壮大な敷地の維持管理に努められていらっしゃいました。関係者の皆様に感謝申し上げます。  さて、観光施設として重要と認識しているという回答をいただきましたが、施設運営は長い年月にわたり変化が感じられないと残念な気持ちが私にはございます。県の施設であるため難しい点もあろうかと思いますけれども、親子連れをターゲットにするなら遊び場の充実を図るのも方策であると思われます。幅広い世代のニーズをターゲットにするのであれば、歴史を学べる資料等の展示を改善されれば、もっと魅力を感じられるのではないかと考えますが、見解をお伺いいたします。 207: ◯商工観光部長 ただいまの質問の、歴史を学べる資料の展示を改善すればもっと魅力を感じられるのではないかという質問でございます。酪農のさとは平成7年開設当初から展示スペースが変わっておりません。よりまして、経年による老朽化や古さを感じております。そこで、南房総市と指定管理を受けております株式会社ちば南房総では、千葉県と、展示をリニューアルできないかを、専門家をお呼びして現在、検討会議を設け、子供から大人までわかりやすく楽しい展示室にするための検討を行っているところでございます。  以上です。 208: ◯阿部美津江議員 展示スペースのリニューアル、このリニューアルなんですけれども、時期はいつごろとお考えでしょうか。 209: ◯商工観光部長 リニューアルの次期はいつごろになりますかというご質問でございます。現在、株式会社ちば南房総では、千葉県より指定管理を受けております最終年度の平成33年度まで、できるだけ早い時期に改善を行いたいと考えておりまして、鋭意県と協議をしているところでございます。 210: ◯阿部美津江議員 ちょっと提案しました遊び場の充実なのですけれども、コンセプトは大事にしながらも、多世代のニーズを取り込む、魅力ある施設全体の整備ということも大事だと考えているのですけれども、販売所は土日だけの販売ですし、遊具も何もない状態です。遊具は何も大きくなくても、子供たちは十分遊べて、大人たちはその光景を見ながらほっとできる、そんなスペースづくりも誘客への仕掛けでございます。その辺はどのようにお考えになりますでしょうか。 211: ◯商工観光部長 お子さんたちが遊べる遊具などを充実させたほうがよいのではないかというご質問でございます。現在、酪農のさとには子供たちと触れ合える羊やウサギ等の動物がおりますが、遊べる遊具についてはございません。今後、施設の状況等を検証いたしまして、遊具が置けるのか、またその場所や安全性についても検討していきたいと思っております。  以上です。 212: ◯阿部美津江議員 安房に存在する資源を活用した集客効果を期待する観光振興策というのは、やっぱり地区あるいは地域においての広域的な連携が必要というふうに考えます。そこに歴史遺産を盛り込んだ商品を造成させることが必要と考えますけれども、どのような展開を考えておられるのか、お伺いいたします。 213: ◯商工観光部長 歴史遺産を盛り込んだ商品の造成が必要と考えますが、どのような展開を考えておられるかというご質問でございます。旅行商品は現在、消費者のニーズが多様化しておりまして、ご指摘のとおり市内のみならず安房地域のさまざまな資源有効的に組み合わせ、魅力的な商品づくりを行っていくことが必要と思っております。例えば特色ある地域の食や体験、景観などを組み合わせて、加えてそこに歴史文化的な遺産、国内だけではなく外国人へのメニューとしても貴重な資源だと認識しております。観光担当部局といたしましては、新しい施設、投資などは難しい中で、既存の資源の新たな活用方法を見出し、新しい顧客の開拓に努めていきたいと考えております。  以上です。 214: ◯阿部美津江議員 ありがとうございます。るる酪農のさとの利活用、お話しさせていただいているわけなんですけれども、教育委員会のほうにお聞きいたします。この酪農のさと周辺には多くの遺構が残されている、嶺岡牧と柱木牧、これがあるんですけれども、安房地域を基盤とした酪農の原点であります。二つの牧の総称が嶺岡牧であるんですけれども、柱木牧の調査、これは行われているのでしょうか。お伺いいたします。 215: ◯教育次長 柱木牧の調査についてですけれども、柱木牧については馬捕場が昭和55年に旧丸山町において史跡に指定されております。指定に際しましては馬捕場の調査は実施されたと思いますが、調査書などが確認されていない状況でございます。合併後において馬捕場及び牧の範囲に関する調査は実施してございません。今後、市指定史跡である馬捕場の発掘調査については、必要であるとの認識は持っております。 216: ◯阿部美津江議員 今、次長の話の中で、発掘調査などは必要とは認識しているが、まだ手つかずの状態というふうに回答されたと思います。それはとても残念に思います。安房の歴史的な史跡が残されている魅力を持った嶺岡牧の遺構の調査、研究することは重要であると考えます。安房の資産と捉えて共同調査や組織の編成などは今後考えていくのでしょうか。お尋ねいたします。 217: ◯教育次長 嶺岡牧の共同調査や組織の編成など、今後考えているかということでございますが、嶺岡牧の範囲は南房総市と鴨川市の2市にまたがっております。現在、南房総市においては調査組織は編成されておりません。鴨川市において過去に調査した実績があります。今後、鴨川市より共同調査等の依頼があったときに検討したいというふうに考えております。 218: ◯阿部美津江議員 今、次長からお話がありましたが、鴨川市より共同調査の依頼があったときに検討したいよというふうなお話がありました。この遺構は南房総市も多く所有しております。そういう点ではやはりしっかりとした調査、またそこでは連携した取り組みというのが必要になってくると思いますので、その点も踏まえてまた今後に向けて走り出していただきたいと思います。  教育長のほうにお尋ねいたします。本市には、里見氏からの時代背景とともにこの地域に根づいた嶺岡牧は、酪農発展でのストーリー性は日本遺産にも匹敵する、魅力ある歴史遺産と言えると思います。嶺岡牧は酪農文化の繁栄と、初乳を固めてつくる食文化近代化遺産を後世に残した歴史的資産だと私は考えております。文化庁ではオリンピック、パラリンピックの開催に向けて2020年までに100件程度を日本遺産として認定していくことを推進しております。安房の歴史遺産の嶺岡牧を基調とした日本遺産への申請をどのように考えられておられるのでしょうか。お伺いいたします。 219: ◯教育長 日本遺産の申請にはストーリー性が必要なことと、国指定の遺跡等が必要だという条件があります。私どもの国指定の遺跡、史跡につきましては、岡本城があります。今、議員ご指摘のように里見氏とこの嶺岡牧の関係があると言われているということで、その間の関係は余り明らかにされていないというような状況がまず1つあるかと思います。ただ、吉宗以降から、その後のことについては議員がお話ししたように、酪農関係でストーリー性を持てると思いますけど、里見と嶺岡牧を結びつけるのは現段階としては、私としてはちょっと難しいのかなと思っておりますが、日本遺産に申請して、それが認定されれば市にとって大きな財産になってくると思いますので、困難なところはありますけど、ぜひ両方の遺跡を、史跡ですか、それと里見氏の城跡、それとあと嶺岡牧、どちらも貴重な財産であることは間違いありませんので、優先順位をつけて可能な範囲で取り組んでいかなければならないと思っております。 220: ◯阿部美津江議員 教育長からの答弁の中で優先順位はあるんだよという中で、取り組みのほうも進めていく、そのような決意も感じられました。今後、この部分のまだ調査が行われていない部分、また歴史的にやはり明らかにしていかなきゃいけない部分、また後世につなげていかなきゃいけない部分、ありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、観プロにお伺いいたします。日本遺産になった、そういった場合に観光へはどんな経済効果をもたらすのか、また試算などがわかりましたらお願いします。もしや試算なんか、こういう場合は出ていないかもしれないんですけれども、ほかの自治体の評価でもよろしいので、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 221: ◯商工観光部長 日本遺産になった場合、観光へはどんな経済効果をもたらすのか、試算などわかりましたらお願いしますという質問でございますが、なかなか経済効果の試算はございません。そういう中で、一般的に日本遺産に認定されると、認定された当該地域の知名度が高まるとともに、今後日本遺産を通したさまざまな取り組みを行うことによりまして、地域ブランド等に貢献し経済効果を高めることが期待できるということでございます。一般論ですいません。 222: ◯阿部美津江議員 ありがとうございます。  じゃ、最後に市長にお伺いいたします。先人から受け継いでいる文化財の活用等や、まだ眠っているであろう文化財についての取り組み、また空き公共施設の利活用法など、今回はるる質問をさせていただきました。合併当初から文化財を活用する施設などの議論はされていたようなんですけれども、いまだ進展がない状況の中で、これをどのようなお考えでいるのか。  もう1点は、日本遺産に申請できる条件というものがこの安房にあるのだとしたら、広域的な連携が必要だと思います。体制をつくって臨む決意があるのか、お伺いいたします。2点。 223: ◯市長 まず、本市にございます文化財といった、そうしたものなんですけれども、そうしたものに関しては本市になりましてから、きょうもお答えしておりますけれども、いわゆる公共施設を再編するという中で、そうした収蔵していく場所、展示できる場所、教育的な効果観光面での効果、いろいろなことも期待できますので、そういう場所をどこかに確保したいということは現在でも考え続けているところでございます。ただ、いずれにしても公共施設等の再編をもう少し、まだまだ進めなきゃいけない中で、ある意味では残されている課題として今後とも検討を進めていきたいというふうに思っています。  日本遺産への指定の可能性ということでございますけれども、先ほど来、るるお答えしておりますように、日本遺産への登録となりますと、いろいろなハードルがございます。嶺岡牧に関していえば、まだまだ文献上の調査といいましょうか、そういうようなこともまだ深めていかなければいけない段階だというふうに思われますし、いざあれを具体的に遺構としてどこまで本気になってやれるのか、何といっても大変広大な土地にまたがる遺構でございますので、その辺もきっちり検証して行動に移さなければいけない課題だと思いますので、いずれにしても隣接する鴨川市さんとの協議等も必要になると思いますので、検討をしていくべき課題だという認識は持ちたいと思います。 224: ◯阿部美津江議員 終わります。 225: ◯鈴木直一議長 以上で阿部美津江君の質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は午後2時5分といたします。                                         (午後1時57分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後2時05分) 226: ◯鈴木直一議長 休憩前に引き続き、一般質問を行います。
     木曽貴夫君。 227: ◯木曽貴夫議員 18番、木曽でございます。私は、通告してあります人口減少対策についての1点について質問をしたいと思います。  その中の小さい1点目、南房総市になりまして平成18年から28年、11年間で6,000人弱ですか、人口が減少しています。これをどのように職員、上の方は認識しているか。何か私の見た目だと、緊張感は全くなくて、まあしようがねえや、そういうあれしか見受けられませんので、質問したいと思います。  小さい2点目、人口減少対策に対して、総合戦略だとか創生とか何か言っていますけど、その前からもうどんどん減っています。何かそのための対策をやっていたと思うんですけれども、どういうような事業を実施して、その成果、ふえていないから成果は上がっていないと思いますけど、どのようなことをやったでしょうか。  小さい3点目、日本中でいろいろな成功したところ、失敗したところ、いろいろな施策があると思いますけども、いいところがあれば、南房総市にあればそれをまねすればいいと思うんですけれども、そういうのをやったことはありますか。  小さい4点目、子ども子育て支援事業計画というのがありますけれども、南房総市にはこれがありました。日本中ではこれをつくっていないところもあるんですけれども、南房総市にこれはありましたけど、この計画に基づく事業の進捗状況と成果はどうなっているか、また今後の計画はどのように進めていくのか。5年計画のまだ半分ぐらいですけれども、ある程度、2年半たっていまして、この計画に基づいてやっていればどういう、いい兆しが出ているか、そういうことをお聞きしたいと思います。  以上です。 228: ◯市長 それでは、木曽議員のご質問にお答えいたします。  人口減少対策についてお答えします。  まず、1点目の危機的な人口減少の現状をどう認識しているかについてですが、年間約500人ずつ人口が減少している状況は、憂慮すべき事態だと認識しているところでございます。平成27年度に策定した南房総市人口ビジョンによる人口世帯、就業人口等、経済指標の推計結果から、5点ほどの影響が想定されています。  まず1点目として地域コミュニティの弱体化、2点目は空き家の増加、3点目は移動困難者の増加、4点目は商業医療など身近な生活サービスの衰退、5点目は農地の耕作放棄を含めた里山自然環境の荒廃などに影響するものと想定しています。人口減少対策としては、安心して子供を産み育てられる環境をつくる、若者に魅力ある仕事をつくる、新しい人の流れをつくるという3つの基本目標を設定した総合戦略を策定し、それぞれの目標を達成するために各事業を実施しています。  次に、2点目の人口減少対策の実施状況と成果についてですが、南房総市総合戦略人口減少対策に特化した計画であり、各事業を推進しています。「安心して子供を産み育てられる環境をつくる」の基本目標については、学校教育サービス利用助成事業を実施し、クーポン券を配布した世帯の89.8%が使用しているという状況です。また、「若者に魅力ある仕事をつくる」の基本目標については、企業誘致推進事業を実施し、現在7社の誘致が実現し、雇用数も増加傾向にあります。「新しい人の流れをつくる」の基本目標については、移住推進事業を実施し、空き家バンク事業やお試し田舎暮らし事業を実施しています。その他の事業については6月議会の全員協議会でご説明した進捗状況表のとおりとなっています。  次に、3点目の成功事例・失敗事例から学び導入した施策はあるかについてですが、多くの自治体人口減少に頭を悩め、施策を行っているとは思いますが、地方創生が始まって約2年半しか過ぎておりませんので、現時点で人口対策事業の成功、失敗を判断することは難しい状況でございます。成功例が把握され、南房総市に適合する事業があれば実施を検討したいとは考えております。  南房総市で個性ある事業としては、学校教育サービス利用助成事業、放課後子どもクラブの実施、特別支援教育推進事業が挙げられます。特に学校教育サービス利用助成事業については、全国的にも先進的な事業となっておりますので、移住を考えている方々に対しては、教育に力を入れているというアピール効果はあると考えています。  4点目の子ども子育て支援事業計画についてのご質問については、教育長からお答えいたします。  以上で私からの答弁を終わります。 229: ◯教育長 4点目の子ども子育て支援事業計画についてお答えします。  計画に基づく事業の進捗状況と成果はどうなっているかについてですが、子ども子育て支援事業計画は、すべての子供が健やかに成長し、生きる力や夢を育むことができる社会の実現を基本理念とし、質の高い教育保育子育て支援を提供するため、平成27年度から平成31年度までの5カ年について目標を定めたものです。大きくは、幼稚園保育所等の教育保育事業、学童や幼稚園児の預かり事業、地域子育て支援拠点事業の3事業などを行っております。  平成28年度のゼロ歳から11歳までの子供の人数については、2,698人と見込んだのに対して、実際は2,745人であり、ほぼ見込みどおりとなっております。まず、幼稚園保育所等の入所状況については、当初の見込みに近い状況であり、計画どおり進捗しております。このうちゼロ歳児については、保育所や認定子ども園に入所した人数が、平成28年度の見込みが61人であるのに対し、実績は73人で、当初の計画をおよそ20%ほど上回っています。このゼロ歳児を含め、すべての子供の受け入れができるよう、幼稚園保育所等の施設整備や保育士の配置をしているため、これまでに待機児童は出ておりません。  次に、学童保育幼稚園の預かり保育事業についても、需要に応えられる状況で進捗しています。また、3歳までの子供の交流や子育て相談等を行う地域子育て支援拠点事業などについても、計画に沿ったサービスが提供できております。  次に、今後の計画はどのように進めていくのかについてですが、本計画の取り組み期間平成27年度から平成31年度までの5年間であり、今年度はその中間年のための見直しをすることとしております。次期計画においても、子育て環境の変化や新たな市民ニーズに対応できるよう、質の高い教育保育の提供や、子育て支援事業の拡充を図り、引き続き一人一人の子供が健やかに成長し、生きる力や夢を育むことができるまちづくりを目指してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 230: ◯木曽貴夫議員 答弁がありましたけれども、憂慮すべき事態と認識している、人ごとみたいな答弁みたいに感じました。  ちょっと現状は、南房総市、28年度は出生が157人しかいませんでした。合併当初は220、そこからこれだけ落ちて、それまで2,157人ですか。18年から28年度まで2,157。そのかわり亡くなった方は8,106、差し引きやったら5,949人。これはだから生まれて亡くなった方の単純なる足し算、引き算です。そこから出て行った人を考えると、もう相当なる人口減。当然、合併になる前から人口減少は進んでいましたけど、いろいろ対策とか事業をやっていたけど、全然成果がない。11年やってきた成果が全然ないんですよ。成果がねえば結局は無駄金をやっていた、ありきたりなものしかやってない。先頭に立ってリーダーが引っ張っていく、こういうふうに人口減少を食いとめるとか、そういう意気込みがない。日本の中のどこかの市長さんは、市長に就任して日本でいろいろないいところがあったら全部パクれ、それを職員に指示出している。それだけの気力があったんですよ。だけどやっぱりそれは成功していますよね。そういう、他人事みたいですよ、憂慮すべき事態と認識、口で言ってそれで終わり。これで済むわけないでしょう、本当に。最終的に働き場がないから、結局はだからそういうふうに逃げられちゃうけど。働き場がないからと言って出ていっちゃう。  だけど、つい最近の話、ハローワークに行くと職が今いっぱいあるそうですよ。いい仕事はないかもわからないですけれども、職はあるんですよ。だから帰ってきた人が言っていた。職はいっぱいありますよ、ハローワークにありますよと。より好みすればないかもわかりませんけれども、いろいろな数的にあるそうですよ。何でじゃあ人がふえないんでしょう。やっぱり住み心地が悪いんだ。環境が悪い。そういう面をちゃんといろいろな人が整えてから人を移住させるとか。移住してきてよければその仲間がやってどんどん取り入れる。どんどんそういうふうにしないと、人と同じようなことをやってふえるわけないでしょうよ。  質問をしたいと思いますけど、157人しか生まれない。副市長が学校のとき、1クラス何人ぐらいいましたか。 231: ◯副市長 45人ぐらいでしたっけね。だったと思いますけれども。                〔「何組ありましたか」と呼ぶ者あり〕 232: ◯副市長 うちは中学のときが8組だったかな。小学校3組だったですかね。 233: ◯木曽貴夫議員 じゃ、1つの町で300人、同学年300人近くいる。今、7町村になって、やっとこれで157人ですよ。これを危機的と言わないですか。行政を運営していて、どんどん人口が減る、若い人がいない、こういう状況を考えてみて何も思わないんですか。口では簡単ですよ、憂慮しているとか何かで。現実にこれ以上減らさないとか、意気込みは何かないですか、意気込み。誰でもいい。 234: ◯副市長 ここ数年間、市民の皆さんとお話をするときにも申し上げておりますけど、あと10年するとこのまちは人口の半分がおおむね65歳以上になります。これは限界自治体という事態であります。それから、人口の3人に1人が75歳以上になるということも、何もしなければそういう事態があるという数値が予測されております。そのために、例えば今、地方創生にも絡んでさまざまな施策、政策を実施しているところであります。それは例えば企業誘致もそうですし、二地域居住もそうですし、あるいは起業ですとか、それから産業で頑張る人たちに対する応援ですとか、そういったさまざまなことを展開しております。それが効を結べばよいのかなと思っておりますし、そのために一生懸命、さまざまなことを試みている次第であります。それがとりあえず今、実施しているところであります。 235: ◯木曽貴夫議員 今、答弁がありましたけれども、やっていることはやっているでしょうけれども、予算をかけて。新たな兆しとか、そういうのが面が見えてこないと、ふやすというのは可能性、日本中の行政の担当者はみんな特効薬はないというの、言っていますけど、だったら歯どめを少しでもかけようとするその努力、学校を建てれば人が来るわけじゃないでしょうよ。だから住みよい環境をつくらなきゃいけない。  子供がいる家庭医療費が、この夏ですか、中学3年までやっと上がった。去年ですか。中学3年まで上がった。そのとき、県下で鴨川とケツ争いをやっていた。中学3年って千葉県中、今高校3年まで出しているのが、54市町村のうち13市町村がもう、高校3年まで出している。あとはみんな中学3年までですけれどもね。今、メディアとかいろいろな面で、いいのがあればどんどんそれを見て、そこへ行って住もうかなとか、そういう父兄らとか若い人の話で、転居先はそっちにしようとか、そういうのがあるんですよ。よその町村によってはメディアを使って、どこですか、佐賀県かどこかの市ではプロのカメラマンを使って写真を撮って、それを載っけて、プロがやっているからきれいですから。それを見たのが、関心があれば問い合わせしてくる。どんどんと競争なんですよ。平々凡々として、何時になったから終わりで、金曜日、今週はこれで終わり、定年になって退職金もらって終わり、1日決められた仕事をやって帰ればいいや、もっとだから、それ以上のものを職員一人一人がやっていかないと、よそと同じでは絶対はい上がることはできないですよ。職員を動かすんだったら上の人がやったらいいじゃない。先頭に立ってやって、指示を出してやらないと、ビジョンを持ってやらないとだめだと思うんだ。どうでしょうか。 236: ◯副市長 木曽議員さんがご心配されております、こういった人口問題に対する事態に対するビジョン、提供するビジョンとして南房総市版の地方総合戦略をつくったところでありますし、それにのっとって職員は一丸となって木曽議員さんの心配されている事態を回避するために取り組んでいるところでございます。 237: ◯木曽貴夫議員 2030年ですか、今から13年後ですよね。75歳以上が1万人。そのときに人口は3万人。3分の1がもう75歳以上。65歳以上になるともう1万5,000人。約半分。あと13年後ですか。こういう状況、現にもう数字が出てきているんですよ。何もしなければと、何もしないと同じ。これはもう自然にそのまま、このシミュレーションが出てくるでしょうよ。シミュレーションというか、きのう財政シミュレーションとか何かありましたけど、借金が300億円になって、市税が38億円か39億円、そういう面のところも見るんですよ。借金がこんなあるようなまちにはなんかって、そういう面も。今、何もかも全部、調べれば出てきちゃいますから。  それと、総合戦略とか何か言っていますけど、総合戦略、2015年から2020年まで、基本目標、いろいろなのがありますよ。この基本目標というのは日本中同じ基本目標ですよ。今回、みんなこれが成功すれば、日本中がみんなよくなるよ。だからあり得ないですよ。やっぱりそれプラス独自の戦略を出さないと。計画を立てたからそれで終わりじゃないんですよ。これも実行しなければいけませんけれども、それプラス何かを、よそよりか、他町村よりかもう落ちちゃっているんだから何か、プラス何かしないとはい上がれないと思うんですけれども。私、その意欲、まだ答弁の中で意欲がちょっと感じられないんですけど、また再度お願いします。 238: ◯副市長 日本全国で総合戦略というのはつくっておりますけれども、それはそれぞれの地方公共団体ごとにつくっておるのでありまして、南房総市版の総合戦略は南房総での独自の取り組みをアピールしたものでありますし、それについて議員さんの代表の方々も入っていって審査したところでありますので、ここは我々執行部、あるいは職員、そして議員さん、市民の方々、一丸となって、先ほど来木曽議員さんが心配されている事態を回避すべく取り組んでいくことが、そしてまたそのことを、例えば今ここで私がしゃべっていることはインターネットを通じて日本全国に中継されておりますけれども、そういった心意気を感じてくれる皆さんがぜひ南房総市に来ていただく、興味を持っていただく、それは取っかかりとしては観光、いわゆる交流人口観光でも結構でございます。とにかく興味を持って来ていただく、知っていただく、そういったことから始めていって、そしてまた南房総市の施策、政策を理解していただく、子育てに関する取り組みも先ほども教育長が説明しましたけれども、そういったことについても理解をしていただくということが大事なのかなというふうに思います。 239: ◯木曽貴夫議員 答弁の中で憂慮すべき事態と認識している、この認識しているというの、どういうのが、頭の中に入っているということか。頭に入っていれば憂慮すべきと思っているんだから、頭へ入れておくだけですか。行動には移さないんですか。どうですか。 240: ◯総務部長 答弁の中で憂慮すべき事態と認識しているということで、これは大変なことだなというふうに認識をしているということでございます。その施策として、先ほど副市長も申し上げましたが、2年半前に総合戦略を立てて、各部署でいろいろな事業に取り組んできているところです。また、ここの市の特徴あるものといたしましても、全国的にも移住についてはやっていることですが、お試し田舎暮らしということで、これから取り組む予定にもしております。中には二地域居住、これを行いまして、この間にも二地域居住でこの南房総市に居住しているという方も出てきておりますので、まず二地域居住、月から金は都会のほうで仕事をして週末にはこちらに泊まってゆっくりするというようなことなんですが、まずそれをやってみて移住につなげていくということもこれからも考えておりますし、あと情報誌にもありましたけど、今、20代、30代の若い女性が移住希望が結構多いということが載っておりました。移住女子というふうに呼ばれているんだそうですけれども、そういうこともありますし、そういう若い人たちをターゲットに、大学生を的にそういうお試し居住ということも、これからも取り組んでいく予定としておりますし、ただ計画を立てて今までだらだらとやってきているということではないので、今後ともこの進捗状況を見て、また考えていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 241: ◯木曽貴夫議員 1点目のいろいろな空き家の増加だとかサービスの衰退とか農作放棄地だとか、何か並べましたけど、影響するものと想定しているじゃない。想定じゃないよ、現実だよ、これも。  副市長さんに聞きますけど、地方創生地方創生、どういうのをやりましたか。すぐ出てきますか。地方創生、どういう事業をやりましたか。すぐ出てくるのだよ。 242: ◯副市長 先ほども教育長のほうから答弁いたしましたけれども、例えば学校のバウチャーのチケットでありますとか、あるいはクラスの中の多様な子供たちに対応するための仕掛けですとか、時間外保育学童保育ですとか、そういったこと等がありますね。                〔「それは地方創生か」と呼ぶ者あり〕 243: ◯副市長 地方創生、ごらんいただくとわかりますけど、総合戦略の中に事業としてうたっている話でございます。 244: ◯木曽貴夫議員 総合戦略もある程度のひな形は、日本のよその自治体東京のほうのコンサルか何かへ頼んでやったから、全然身近なものが、そういうのがいっぱいあるそうですよ。ひな形だけつくってもらって、南房総市だったら、これは例えの話、南房総市に当てはめて、そういう、みんな金をもらうために切羽詰まってからやって、みんなそういうふうにやってそれで出している。だからいいものができるはずがないって。そもそも全部あれをつくるときに、全部委員から出てきたのを全部上げたわけじゃないでしょうよ。ある程度決まっていたひな形があって、そしてプラス何かでしょうよ。結局はだからいいものがない。結局は自分らでみんな知恵を出して、そのまちに合ったものをやっていかないと長続きはしない。いい環境づくりはできないと思います。  2点目ですか、2点目のほうへ行って、実施状況、成果。成果は、だからさっきも言いましたけれども、成果はって。旧町村から合併当初18年から、南房総市当初、人口減少は進んでいまして、それに対する対策をやってきたと思うんですよ。つい最近の総合戦略じゃなくて、その前からやってきて、一つも成果がないんですよね。何かないですか、何か。なければいいですよ。今、首をかしげたのでないと思いますけど。  じゃ、日本中で成功事例、人口がふえたとか、そういう事例が大分あると思うんですけど、そういうのを人口を当てはめて、どういう場所で、南房総市はどういうあれだって、そういうのが出てくるでしょうよ。どういうことをやったらこういうふうに人がふえたとか、そういうのをやる気はあるんですか。まねをする気は。 245: ◯総務部長 議員さんご指摘のように、過疎地で人口がふえているというところがある情報誌には載っております。共通していることは、どうしても資金面ですとかいろいろな地域協力ですとか、自治体も支援をしているというのが人口が増加しているところの共通点があると思います。中に、その情報誌に載っていたものでも、島根県紹介されておりましたが、島根県でもやはり国で推進しております地域おこし協力隊を募集いたしまして、そこの地域の課題を解決しながら、そこに移住するというのが紹介をされておりました。ということもありますので、そういうところをまねするということでもないかもしれませんが、当市でも二地域居住、先ほど言いましたが二地域居住や、それから定住につながるような施策をこれから展開していこうというふうに今のところ進んでいるところでございます。  以上です。 246: ◯木曽貴夫議員 今言った島根か何かじゃなくて、今、また違うのが出ているんですよ。人口がふえている100市町村のランキング。これは、でもきょう出たのですからね。こういうので、同じ人口で、いろいろなそれを調べて、人口がふえた理由。場所によったら自衛隊がふえたとか外人さんがふえたとか、そういうところもありますけれども、現にこうしてふえた。ランキング100まで上がっていますけれども、こういうところをまねしない、何でもいいでしょうよ、こんなのをまねしてやらないと、何もしねえでシミュレーションどおりどんどん行って、3万人割りましたとか。行政として、職員としてやっていて、つまらないでしょうよ。自分のまちがよくなるようにやっぱり、自慢できるようなまちにしたいと思いませんか。どんどん人口が減り税収が上がらない。こんなまちではいけないと思うんですよ。どこかで歯どめをかけるように、人口なんかある程度行ったらそこでなるべくストップ。  何かいろいろな、さっきもメディアとか何か言っていましたけど、母になるなら何市、子育てするなら何市とか、そんなのも、いろいろな面でもアピール出したらどうですか。南房総市として。だけん、そうして呼び込むには、こっちが環境が整っていなければ全然話にならないですよ。環境を整えてからどんどん積極的にやっていかないと、もうじり貧の、もうずっと雪崩現象ですよ。皆さんなんか高給取りもらって、平穏無事に1日過ぎればいいと思っているかもわかりませんけど、自分らの代のときに人口がとまったとか、ふえたとか、後になって自信持って言えるでしょうよ、自慢話にも。ある程度、だから意気込み、何か特別チームをつくって、いいところへ派遣して見にいってもらうとか、そんな金、行政は金をどんどん出してやったらどうですか。どうですか。 247: ◯総務部長 そういうところで先進地があれば、研修制度もありますので行くことは、そういう制度もつくってあります。先進地を見てきて、この市に合うような施策、それが展開できるようであればまねすることも必要ではないかと思いますが、先ほどの繰り返しになりますが、定住人口をふやすために企業誘致も行っておりますし、雇用の創出、その辺もやってきておりますし、なかなか成果が見えないというのはまだあるかもしれませんが、今後とも継続してそういう方向に進んでいって、何かしらの成果が出てくるのではないかというふうに思いますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。 248: ◯木曽貴夫議員 よその事例ですけれども、これはどこですか。千葉県の中なんで。今度大学ができるところの隣接の町村ですけれども、その学生のために、そのまちに転入してきたら月1万円を上限にアパート代と通学定期代をそれぞれ補助、毎月、だから最大2万円。そのかいあって12人が来たそうですよ。最初の初年度が12人。2年度目は8人来た。お医者さんが来たら50万円、金を出せばいいというわけじゃないですけれども、人をふやすための一つの策だと、これは現に行政がやっているんですよ。首長さんは、邪道なやり方かもしれないけれども、チャンスと思ってそれでやったんです。それがある程度成功した。この町長さんは、何もしなければ税収はどんどん減る、住民サービスも低下、本当に消滅都市になる。こういうの、危機感を持ってやらないと、全く危機感がないでしょうよ、本当に。  その危機感も、市民にもある程度、同じように持ってもらわないと、市民もだから若い人だとかそんなのがいたら、なるべく仕事があれば地元に残れとか、そういうように一言、何もねえから出ていけと親はみんな言っちゃうから。住むまちにしても、君津圏内ではみんな、あの辺は木更津へとみんな行ってきちゃう。この辺でも館山のほうが都会だから館山へと来ちゃう。田舎の南房総市なんかって帰ってこねえよ。結局親だけ残って、子供ら若い人はみんな。もう、館山へ住んじゃうともう、便が悪い南房総市なんか来ないですよ。それに負けないようにやらないと。第一、現に職員にも大分いるでしょうよ、館山へ住んじゃって、南房総市へ帰ってこないというの。それは現実なんですよ。だから不動産屋も言っていますよ。南房総市と館山を比べれば館山のほうが便がいいから、そっちへ住んじゃえばもう帰らないよって。  こういう状況、国からいっぱい金がおりてくるから、まあこれでやっていかれるけれども、それではいけないでしょうよ。ある程度独自性を持って、自分ら南房総市、自前で1年間の経費を賄えるぐらいに、そのぐらいになるのが夢でしょうよ、本当に。だから、なるべく総務部長、よそのふえているところのいいところがあったら視察へ行かせるようなことを言っていますけど、即調べてみて、即、だからやってくださいよ。まだもう少し待っていろと、もう1日1日があれですからね。よそもみんな競争で、用意ドンでやっていますから。当然、こういうふうに出ればみんなまねして、そこへとみんな行くでしょうから、また競争になる。結局そうなれば、みんなまた同じ高さになるよ。それをまた超すためには、またそれ以上の努力をしなければと思いますけど、どうでしょうかね。 249: ◯総務部長 確かに人口が増加しているところの先進地を見てきてということもあるかもしれませんが、これは強制に誰々、そこへ行ってこいというふうにはなかなか切り出せませんので、職員のほうからこういうところに行きたい、自主的に申し出てもらえれば、そういう制度もありますので、それを活用して見てきていただいて、どういうところだったと、こういう制度がある、じゃ、それは南房総市にとってできるのか、できないのか、またこれを検討しなければ中身もわかりませんので、そういうことで、今後やれたらというふうに考えております。 250: ◯木曽貴夫議員 国レベルですけど少子化対策に成功した国、フランススウェーデンと、まさかそっちまで派遣はできないと思うんですけれども、何か事前にちゃんと、身近なところもあると思うんですよ、ふえているところ。千葉県でも4つか5つ、大きい市ですけど、ありますから。大きい市でも、レベルが違いますけれども、よければいいものがあると思いますよ。ふえれば、何かがいいからふえているんだから。どんどん減るというのはよくないから減っているんだから。ここがよくないからだ。住みづらいでしょう、便が。何もかもみんなそろっちゃっているでしょうよ。足の便が悪い、医者は遠い、ショッピングは遠い。だから十分このあたりを運営していくためにはいろいろな人の意見を聞いて、それをやって、これはどういうふうにすればいいとか、それをやっていかないと、どんどんまだ人が減っていくし、亡くなってその補充がない。どんどん出ていっちゃう。いいほうへいいほうへ、みんな出ていっちゃいますからね。  あと、最後の4番目に移りたいと思います。子ども子育てのところですけれども、この計画の中にショートステイとかトワイライトステイというのがありまして、実績がありませんけど、これは周知不足じゃないのかと思って、どうでしょうか。 251: ◯教育次長 周知不足かどうかということもありますけれども、実績がないということでございます。 252: ◯木曽貴夫議員 私もそれを見るまでわかりませんでした。だから私、第一この計画があったというのがわからなかったんですね、事業計画があったという。だからやっぱり周知不足だと。また、これは皆さんわかれば、利用する方も出てくると思うんですよ。これなんかも周知したらどうでしょうか。 253: ◯教育次長 この子ども子育て支援計画の作成においては、子供保護者、また子ども子育て支援にかかわる当事者、これらの方からアンケート調査をいただいて、作成しております。実際というか、現実にかかわってくる保護者の皆さんの意見を聞いたもので、その人たちにはこの計画についてはわかっているというふうに考えております。 254: ◯木曽貴夫議員 この支援事業計画に沿って、沿ってじゃない、南房総市もそれを計画を立てる前に同じようなそれをやっていた、先進地だったかもわかりませんけれども、この計画を立てました。でも会議は1回もやっていないと思うんです。どうでしょうか。 255: ◯教育次長 子ども子育て支援法においては、審議会その他合議制機関を置くように努めるというふうになっております。本計画をつくるに当たっては、審議会の意見を聞かなければならないと。また、設置されていない場合については、子供保護者等から意見を聞かなければならないというふうな法律となっております。先ほども説明したとおり、設置していないところでございますので、アンケート調査、またパブリックコメント等で子育て世代の意見を反映してこの計画をつくったというところでございまして、この会議については設置は不要というふうに判断をしてきました。 256: ◯木曽貴夫議員 子ども子育て会議の設置は継続的に点検、計画見直しを行っていく役割があるという言葉なんだよね。役割。言葉はちょっと弱いんですけど、役割がある。もし、そのうち見直しの時期が来ると思うんですけど、変更の場合はこの会議の意見を聞くんですよ。変更できないでしょ。だから設置したほうがいいと思って言っているんですけど、どうでしょうかね。 257: ◯教育長 この南房総市子ども子育て支援事業計画ですか、この計画そのものは私ども教育委員会で自前でつくっております。自分たちの市の予算の範囲内で、あるいは子供の状況を見てやれるものを的確にやっていこう、スピーディーにやっていこうということで自前でつくっております。コンサルに出せば600万円、700万円かかるわけですけど、自前でやっております。ですから、一番身近なものをスピーディーにという感覚でやっております。審議会もつくりますと年3回、4回、多くてもそのぐらいの会議になると思いますけど、こうしたほうがいい、ああしたほうがいいといったものを、私どもが保護者から受け取った意見とか要望とか、そういったものを具体的にしていこうということで、その会議がありますとそれを通さなくちゃいけない。すると年4回か、多くて3回ぐらいですかね。その会議を通すと、それだけ遅くなってくる。そんなようなことも考えて、審議会はつくっておりません。  今、ご指摘があったものについては、常に保護者がいろいろな場面で私どもと接しておりますので、声も聞こえてきますので、それを取り入れて、最初の答弁で答えましたように、ちょうど中間年ですので、今後の5年間、あるいは残りの2年半の間で是正して取り組んでいくものがあれば具体的にやっていきたい、そんな考えでおります。 258: ◯木曽貴夫議員 会議があって、いろいろな方の意見を聞けばいいものが出てくるんですよ。それが煩わしいような面倒くさいような答弁というのが、私にはそう思えたんですけどね。時間はどんどん進んで、いいものが次から次へ出てくると思うんですよ。いろいろな方の意見を聞けば。だから私は会議を開いて、審議会か何かでも、人間を選んでやったらどうですか、本当に。いいものが出てくるんじゃないの。  今、中間点ですけれども、いい兆しが、人数的に一杯で予定よりオーバーしているか何か言っていましたけれども。でも、それ以上またいいものが出てくると思うんですよ。今、それで仕事と子供を一緒に両立しているのが大分、もうどんどんふえてきていますので、そういう方の意見を聞いたり、いろいろなのを取り入れて、大した意見じゃなければ取り入れなければいいので、いい意見があったら取り入れたらいい。そういう会議をやらないと出てこないでしょうよ。どうですか。 259: ◯教育長 さっき次長が答えましたように、この計画をつくる段階で高校生も含めて若い人たちの声はアンケートでとっております。あとは保育所職員幼稚園職員等が日々保護者等に接しておりまして、そこで意見もいただいております。ですから、決して私ども教育委員会の中で独善的にやっているということではなくて、広く意見は吸い上げている状況にあると思います。  半年ほど前は長野県長野市議員さんが視察に参りました。きのう連絡いただいたのは広島県広島市から視察に来たいという話もいただいております。そういった状況を踏まえますと、私どものやっていることは先進的であって、決してほかの市町村に遜色ないものをやっていると思いますので、当面につきましては審議会等を設けないで、今の手法でやっていきたいと考えております。 260: ◯木曽貴夫議員 だから教育長が今言ったように、いいものをつくればよそから視察に来るんですよ。視察してよければ、それをまねするんですよ。まねしたら、今度南房総市と同じレベルになっちゃうよ。南房総市、その先に行くんだったら、もっといろいろなのを考えなければ。だからいろいろな意見を聞いてやらねえと、みんなと同じでいいんですか。視察したから、よそから来たから、それはみんな視察に来て盗んでいくんですよ。そうすると同じレベルになっちゃう。南房総一歩先に行くんだったら、今度違うのを考えなければ。  今、アンケートをとったって、それは26年の1月ですよ。もうそこから2年半以上たっている。そうすると、大分また考えが違ってきていると思うんですよ。つい最近、28年の1月にやったな、アンケートをとったのか、それだったらわかりますよ。もう26年の1月ですよ。せっかくあるんだから、それを会議でやればいいでしょうよ。役割があるとか、そういう言葉になっていますけれども。やってはいけませんとか、そういうあれじゃないでしょう。やったらいい意見が出てくると思うんですけど、どうでしょうかね、再度伺いますけど。 261: ◯教育長 私どもは私どものやり方で、視察にきて私どものやり方を取り入れていく市があれば、私どもはさらにその上を行きたいと思っていますので、常にアンテナを高く張って先進的な取り組みをしていきたいと思っています。そのやり方でどうしても不都合が出てくれば、審議会の設置も考えないわけではないですけど、現在のところはスピード感を持ってやりたいという思いがありますので、設置は考えておりません。 262: ◯木曽貴夫議員 今の変えるとか何か言ったの、変更するの、審議会の意見がないとだめだよ。変更するには。 263: ◯教育長 法律のほうで、置かねばならないということではなくて、置くことに努めるということですので、努力目標になっていますので、法的には置かなくてもいいというような解釈ですので、置く、置かないは私どもが判断して、当面についてはそういう審議会がなくても十分意見を吸い上げて先進的に取り組んでいけるという自負を持ってやっているつもりであります。 264: ◯木曽貴夫議員 言葉尻をやっていくと、この事業計画自体もつくらなくてもいいんですよ。国からだっていうの、強制じゃないんですよ。だからつくらない市町村もありますから。私は、せっかくつくったんだから有効に使って、これがよいと思ってよそから視察に来れば、南房総市は一歩先に行くためにまた何か考える、だからそれで言っているんですけれども。食い違いでなかなか進まないと思うんですけど。これをつくって、今やっている現状で教育長、満足しているんだったら、それはそれでしようがないと思いますけれども。まだまだ上があると思いますから、今以上、いろいろな方の意見を聞いて、いい方向に南房総市の子供らがいい方向にまっすぐに向かっていくように、またこれからも一生懸命やってもらいたいと思います。だから、なるべく人の意見を聞くようにしてもらいたいと思います。  以上で終わります。 265: ◯鈴木直一議長 以上で木曽貴夫君の質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は午後3時からお願いします。                                         (午後2時53分)    ──────────────────────────────────────────                                         (午後3時00分) 266: ◯鈴木直一議長 休憩前に引き続き、一般質問を行います。  辻貞夫君。  なお、事前に資料配付の申し出があり、資料を確認し、配付してございますので、よろしくお願いします。 267: ◯辻貞夫議員 13番、辻貞夫です。事前に通告してあります質問1問をお願いいたします。  事前に資料も配付してあります。東経とか北緯とかというのは余り普段なじみのない言葉ですので、その絵を見ながら理解をしていただければありがたいと思います。  東経140度線、日本最南端子午線通過標識の設置についてをお伺いいたします。日本には、我が国には列島を横断する横の線、北緯35度線があります。その最東端の地が国道297号線、房総フラワーライン丸山町白子にあり、現在標識が設置をされております。またそこからわずか4キロの国道128号線、和田町白渚には東経140度線の日本最南端の地があります。今から11年前ですか、丸山町と和田町とは平成合併で南房総市の一つと、市となりました。その結果、市内に北緯、東経ともに整数値の、しかも最東端、最南端という地という地理的に特異な位置にある自治体となりました。  これは偶然ではあるんですけれども、経度や緯度というのは、緯度は横に輪切り、赤道はゼロで北緯、南緯になるわけです。経度というのは北極と南極を結んだ縦の線でありまして、これは人が地球上に独自に引いた線ではあるんですが、領土とか領海、それから主義主張の異なる人たちの国でも、これは全ての面で共通に用いられております。例えば言葉ですと英語だとかフランス語、いっぱいあります。それから単位、数字、数学だ、面積でもいろいろあります。それから長さでもあるという。ところが、この経度とか緯度というのはもう、本当にこれは数少ない、世界共通基準の数値であるということであります。  東経140度線はいかなるものかといいますと、私たちは日常生活の中で毎日新聞を見ております。それから天気予報図を見ております。幸い今、私の提案しております東経140度線というのは日本列島を3本の線が大体縦に仕切られております。130度、140度、120度線で日本はもう、ほぼそれで端から端まで行っております。140度線というのは本当に真ん中ですね。縦に通っている線です。これが毎日見ている天気図に新聞、時にはテレビで今出ている線であります。ただ、こう言いましても余りにも当たり前で、皆さん、意外と認識していないということでありますので、なかなかこれを具体的にどうのこうのというのは難しいところですけれども、まず意識がそこまで行くかどうかはわかりませんけれども、質問をさせていただきたいと思います。  1番目の質問といたしまして、現在、東経140度線、最南端地には標識がありません。先ほど言いました和田町の白渚付近です。それからこの写真にもありますけれども、これは一番左のところにあるんですが、鯨のモニュメントが2つありまして、海岸にあります。その脇に矢印があるんですが、ここがちょうど140度00分00秒00ということで、しかも本州最南端地ですよね。これ以上は下は、島があれば別ですけど、これにかかる島はまず、日本領土の中にはありません。それから、幸いにしてここはサーフスポットとして毎日のように、もちろん波があるかは別ですけれども、ほとんど毎日人がたくさん来ているところであります。そこのところに標識がないと。丸山地区同様、丸山地区が横の線、35度00分でありますので、今度は縦の線、140度00分でやはり子午線標識を設置する考えはないか、お尋ねをいたします。  2番目、そこでそういうことを前提として、東経140度、北緯35度通過の市宣言をする考えはないか、2番目の質問としてお伺いいたします。  3番目ですが、そうであれば、市民の方にもぜひこれを再認識していただきたいと。やはり自分の位置づけというものが毎日、新聞を通しテレビを通して目に見えている線のところでわかるということですので、それを認識してもらう。今まであるものなんですけど、意識の下に入っちゃって、当たり前過ぎて意識の中にないわけですから、それをちょっと認識してもらうということ。それから、南房総市を訪れる人には市の位置づけを知ってもらうために、庁舎の玄関に案内看板を設置する考えはないかをお伺いします。  4番目、最後ですが、市の貴重な地理条件子供児童に誇るべき事柄として教育の場で南房総学に取り入れる考えはないか、お伺いいたします。  以上です。よろしくお願いします。 268: ◯市長 それでは、辻議員のご質問にお答えいたします。  1点目の、東経140度線日本最南端子午線通過標識の設置についてお答えします。  東経140度線日本最南端地点は、和田町白渚地区の国道128号線沿いの海岸地点となります。より目に触れやすくするためには、道路沿いが適地であると思われますが、交通量も多く、駐車スペースもとることもできない場所であることから、看板設置により路上駐車された場合、危険を招くおそれもあることから、現在のところ子午線通過標識を設置することは考えておりません。  2点目の通過市の宣言及び3点目の庁舎玄関の案内板の設置についても、現地への標識設置は難しいことから、実施は考えておりません。  次に、4点目の南房総学に取り入れる考えはないかにつきましては、教育委員会所掌事務ですが、関連がありますので、あわせて私からお答えします。南房総学は南房総市に残っても、離れても、どこに行っても支えとなる、故郷への誇りと強い思いの涵養を図るため、各学校地域の特徴を生かした授業を展開しています。自分が生まれ育った地域について、学び、考え、体験する学習を通して、故郷に対する誇りや愛着を持つことができるよう、南房総学として地域の自然、産業歴史、伝統文化等に取り組んできています。子供たちが学習する内容等を示した教育課程の編成と実施は、各学校長の権限となっております。東経140度線最南端の地の取り扱いについては、各学校の判断に委ねたいと思います。
     以上で答弁を終わります。 269: ◯辻貞夫議員 簡潔な答弁ですが、ありがとうございました。  それで終わるわけにはいかないので、これから先が問題です。それで、今いろいろ私も、へ理屈のような小理屈のようなことを言いましたけれども、せっかくこういうのが南房総市を通っているわけです。先ほど木曽議員の中でもいろいろ話がありましたが、これと混同されてはちょっと違うよと言われるかもしれませんけど、私はこれも一つの市の資源ではないかと。それをどのように活用したらいいかということですけれども、その前に、この北緯35度の最東端地と東経140度の最南端地の地点があるというのは、意味と意義、看板の設置はできないということ、これはわかりました。する考えはないという、交通事情が悪いというのでなるということですけど、意義づけをどのように捉えているのか、お聞かせいただきたいと思います。 270: ◯総務部長 北緯35度最東端と東経140度最南端、この地点の意義と意味ということでございますが、それぞれの地点につきまして現地と周辺について確認をしてきております。また、こうした特定な地点を利用してPRしている地域もあり、代表的なところで申し上げますと明石市などが挙げられると思います。日本中央子午線と称してまちづくりにも活用されているということは認識をしております。  本市の通過地点の意義と意味についてはほかの事例と比較しながら、その価値と優位性などを含めて今後、認識を高めていければと考えておりますが、現時点ではどのように活用場面を見出すかということまでは至っていない状況です。  以上です。 271: ◯辻貞夫議員 ただいまの答弁も何かがっかりしたんですよね。せっかくの、これが磨けばすごい宝になるのかならないのか、これはわかりません。でも磨いてみようという気がないということが、すごく残念に私は思っています。これが本当にあちらこちらにある点であれば、このように申しません。ただ、これは先ほどから言っているように、毎日見ている新聞テレビに出ている線1本の一番南の下にあるという事実ですね。それから35度線も東にあるということ、事実です。それが同じ市内に合併によってできたわけですよ。と思います。できたんです。できました。ですから、これはやはり、玉磨かざれば光なしという例えのごとく、磨く価値は私はあると思って、質問させていただいているわけです。  今の答弁では活用場面を見出すに至っていないということなんですけれども、現在同地点にはこの写真にあります、この右端の写真にありますように、128号線と一緒にサイクリング道路が併設されております。また近くにはサーフ橋もあります。そのサーフ橋の根元には、県が防風林を伐採してそのままの広い土地があります。これは県の土地ですから、国かもしれませんけど、国か県どちらかですから、それをすぐにどうのこうのということはありませんけど、千葉県にとってもこれは140度線の南端ですので、そこまで持っていければ県の、さっき言いました端っこにあるでかい広い松林の県有地だと思います。県保安林ですけど、そこも使えるようになるんじゃないかと。そこまではすぐにはいかないと思いますけれども、これはやはりそれなりの皆さんの熱意、あるいは玉の磨き方によってはいくんじゃないかということで、提案をしております。  さらに、この波消しブロック、階段状の、この写真を見ればわかるんですけど、筋が階段状で下におりられるようになっています。本当にここはもう、週に1回ぐらいなんですがサーファー大会をやっています。うるさいぐらいと言っては怒られますけど、本当ににぎやかに皆さんが波を見ながら。ここにはサーフショップも2軒あります。サーフィンの店もありますので、ぜひこういうものを活用して、若者が集う南房総のサーファーのベストスポットになっているわけですから、そことコラボすることをぜひ考えるべきではないかということで、このような提案をしているわけです。  行政の大事な仕事は、やはり価値観を創出する、価値観を取り出す、磨き出すということが行政の一番大きな仕事だと思うんですよね。国からおりてくるいろいろな制度的なものを右から左へ流す、これも大事です。市民生活を守ることですから。でも、やはり市独特のものを持っていくのはやはり、そこにあるものを、何でもないようなものでも事によったら、磨き方によっちゃ大変なのになるわけですから、価値観の創出というのはぜひやってほしいということであります。  参考資料にあるような1本のラインというのは、鎌ヶ谷市がちょうど140度で、左下にあります。これは駅前だそうです。市役所の前ということを言う人もいるんですが、駅前にちょうど140度の線があるらしいんです。それと同じようなものを鯨モニュメントのところ、国道はそれはもう、引くというのは大変なことになるんですが、国道の側道と階段のところをうまく使って、あるいは子供の鯨を1つつくるぐらい、モニュメントですね。今、2体大きいのがありますので、この鯨のモニュメントをあるいはつくる。あるいは、もう一つ言わせていただければ、波の情報を流している、波伝説か、ごめんなさい。波伝説というサーファーのかなり把握している人たちがいますので、そことコラボして冠にこういう字を使うということであれば、もっと前に進むんじゃないかということであります。  再度質問なんですが、側道へのライン、さっきは国道に標識と言ったんですが、ちょっとランクを下げるというわけじゃないんですが、側道へラインを引く考えはないか、これは県との相談にもなると思いますけど、そちらのほうに努力をしていただけるかどうかをお聞きしたいと思います。 272: ◯商工観光部長 モニュメント付近の現時点、付近の側道と防波堤部分にラインを表示する考えはないかという今のお話でございますが、ラインを表示すると、その説明標識や立ち寄りスペースの確保が必要となりますので、先ほど市長がお答えしたとおり、安全上の問題もありますので、表示することは考えておりません。 273: ◯辻貞夫議員 いや、今の質問ですと、全く前向きではないような気がしますよね。努力というんですか、それは私の意見と違うからというのであればわかりますけれども、危険なとか何とかといったら、いや、危険なほど人が来てくれればこれはすばらしいことですよ、逆に言えば。それは言葉の裏をとって申しわけないんですけど。やはり、ぜひもう一度考えを考え直していただきたいと思うんですが、これは質問しても同じ言葉しか出ない、出てこないと思いますので、じゃ、それはそれで結構です。  最後の質問になりますけれども、現在、丸山に設置されている、左の右の下にありますよね。これは両面あるんですが、実はこれを撮った理由がありまして、裏側のほうはもっと色がきれいに写っているんです。写真反射しているからこうなったのではなくて、どうしても西日を受けるところって、どうしても色が退化するんですね。これは退化しやすい色だったと思います。下のグリーンのほうのところはそんなに変わっていないんですが、上がかなり見にくくなっていますので、これは本当に変な質問になっちゃうんですけど、修復する考えはないのか、あるいはもうこのままでしばらくいくのかどうか、お答えいただきたいと思います。 274: ◯商工観光部長 資料にあります表示板がかなり変色しているが、修復する考えはないかというご質問でございます。既存の資源を掘り起こし活用していくことはとても重要な考え方と認識しておりますが、多様化するニーズの中で全ての資源を活用していくことは難しく、ニーズの動向を見きわめ、限られた予算と人員の中で取り組んでいかなくてはなりません。その中で北緯35度最東端のあり方も今後、検討していきたいと考えております。 275: ◯辻貞夫議員 最後の今の山口部長のところで聞きたいんですが、今の検討していきたいというのは、もうこんなもの要らないから、かえって厄介だから取ってしまおうというほうの考えで言われているのか、それとも前向きで、140度のほうも少し頭に入れながら、丸山の35度のこれをしっかり守っていくんだというのなのか、お答えできなければ仕方ないことですけど、どちらのほうに心が傾いているのか、ちょっと申しわけないんですけど、お願いします。 276: ◯商工観光部長 設置してある場所が国道410号沿いのフラワーラインというところで、結構スピードが出ているところにございますので、そういう観点と道路管理者等との検討を今後していきたいと考えております。 277: ◯辻貞夫議員 最後のコメントは考えていたんですけど、そういうことを聞いて、ちょっと何かコメントがしにくくなるんですけれども、用意していたコメントですので一言言わせてもらいます。  南房総市の、先ほどから言いましたように価値の創出、これを職員の方がまだ500人いらっしゃるわけですから、ぜひやっていただく。少し危ないかなと思っても、それを乗り越えることによって、成功体験ですよね。ほんの些細なことでもいいんだけれども、小さなことの成功体験を重ねていくためにはやはり、こういう何かわからないようなものかもしれませんけれども、でも一つの成功体験の礎になってもらえたら、私はこの提案をしたのが間違いでなかったなと思って、以上で質問を終わります。ありがとうございました。 278: ◯鈴木直一議長 以上で辻貞夫君の質問を終わります。    ──────────────────────────────────────────     ◎散会の宣告 279: ◯鈴木直一議長 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  これにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                         (午後3時22分)...