富里市議会 > 2023-02-21 >
02月21日-04号

  • "角度"(/)
ツイート シェア
  1. 富里市議会 2023-02-21
    02月21日-04号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 5年  3月 定例会(第2回)         令和5年第2回富里市議会定例会会議録(第4号)                  2月21日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    鈴木隆次君   消防長       山室俊夫君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      五十嵐信幸君  経済環境部長    長谷川敏彦君  社会福祉課長    池田幸市君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長    高橋正浩    主査補       関口昌孝  主幹        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第4号)           令和5年2月21日 午後1時開議 日程第1 一般質問(個人) 日程第2 議案第2号から議案第21号まで(質疑・委員会付託)           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 一般質問(個人)  2 議案第2号から議案第21号まで(質疑・委員会付託)           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) これから本日の会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 柏崎のり子さん。          (柏崎のり子さん登壇) ◆(柏崎のり子さん) 共産党の柏崎のり子でございます。4点にわたって質問するものでございます。 1 新型コロナ対策強化について (1)国は感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の分類を「五類」に移行と発表いたしました。市民の医療費負担が生じ診療控えが懸念される。認識についてお伺いするものです。 2 物価高騰対策支援について (1)生活保護・障がい者・寝たきり高齢者世帯への支援について 3 学校給食費無償化について (1)給食費無償化を市独自で実施する方針はないですか。 4 旧洗心小学校の利活用について (1)老朽化した校舎の一部を改修し新たに「特別養護老人ホーム」を整備とのことだが、安全面等については。 以上4点質問するものです。 失礼いたしました。 2番目の(1)の生活保護・障がい者・寝たきり高齢者世帯等への支援についてでございます。訂正いたします。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 柏崎議員一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、新型コロナ対策強化についてでございますが、国は感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の分類を5類に移行と発表、市民の医療費負担が生じ診療控えが懸念される、認識についてはとの御質問につきましては、同法上の位置づけが「2類相当」から「5類」へと引き下げられることにより、様々な行動制限が緩和されるとともに、現在の感染対策や公的支援の見直しが図られ、患者等への対応と医療提供体制について、3月上旬に具体的な方針が国から示されることとなっております。 なお、患者等への対応としましては、急激な負担増が生じないよう、入院・外来に係る医療費負担について一定の公費負担を期限を区切って継続することとされるなど、具体的な内容が検討されることと認識しております。 本市としましては、国の動向等を注視し、感染された方が安心して医療機関にかかることができるよう、適時適切な情報の発信に努めてまいります。 次に、物価高騰対策支援についてでございますが、生活保護・障害者・寝たきり高齢者世帯等への支援につきましては、国のコロナ禍における「原油価格・物価高騰等緊急対策」などを受け、令和4年度から国の交付金を活用した支援を実施し、物価高騰による影響の緩和に努めてまいりました。 特に、生活保護世帯をはじめとした生活困窮者への支援としましては、物価高騰緊急支援給付金として、令和4年11月から1世帯当たり5万円の給付を開始し、令和5年1月末日現在で4,157世帯に対して給付を行ったところでございます。 また、障害者・寝たきり高齢者世帯等への支援につきましては、間接的な支援ではございますが、物価高騰の影響によりサービスの低下を招かぬよう、障害、高齢、子育て、医療それぞれの分野の市内事業者を支援するため、各種交付金を交付いたしました。 今後も福祉サービスを必要とする方々に対し、きめ細やかな支援を提供してまいります。 次に、旧洗心小学校の利活用についてでございますが、老朽化した校舎の一部を改修し、新たに特別養護老人ホームを整備とのことだが、安全面等についてはとの御質問でございますが、校舎の耐震化につきましては平成26年に完了しており、施設を改修等する場合は関係法令に基づき実施することを条件として、令和5年1月に公募型プロポーザルにより利活用に関する優先交渉権者を決定し、現在、整備の詳細について協議を行っているところでございます。 施設整備に当たっては、建築基準法などの関連法令を遵守するとともに、今回設置予定の特別養護老人ホームについては、千葉県地域密着型特別養護老人ホーム建設の手引に基づく整備となりますので、安全面は確保されるものと認識しております。 以上でございます。 訂正をさせていただきます。 価格高騰というところを物価高騰と申し上げてしまいました。訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 柏崎議員一般質問にお答えいたします。 学校給食費無償化についてでございますが、給食費無償化を市独自で実施する方針はないかとの御質問につきましては、現在本市において、千葉県と連携し、子育て世帯経済的負担の軽減を図るため、一定の要件を満たしている保護者に対し、富里市立小・中学校に通う第3子以降の学校給食費を令和5年1月分から無償としております。 令和5年度につきましても、第3子以降の学校給食費無償化を継続する予定でございますが、さらなる制度の拡充については、今後様々な課題を整理した上で、総合的に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 再質問を行います。 まず、第8波の感染状況というのは非常に強いということで、それで、市としてはこれまで丸3年間いろいろ対応してきたわけですけれども、感染状況についてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 柏崎議員の再質問にお答えをさせていただきます。 千葉県の新型コロナウイルス感染症の第8波の感染状況についてのお尋ねでございますけれども、第8波の感染者数は44万1,153人でございまして、第7波と比較いたしますと4万2,204人減少しているところでございます。 また死亡者数では、第8波では891人の方が亡くなっておりまして、比較いたしますと117人増加となっております。亡くなられた方の感染者に対する割合は0.2パーセントと、第7波を0.04ポイント上回っている状況でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 答弁ありがとうございました。 全国的にも県内においてでも、全数把握がなくなってから何となく皆さん気がいかなくなっていると、安心感みたいのがあって緩んでいるようなところもあったわけですけれども、8波に入ってから連日、県内においても2桁の死亡者が出ていたわけですよね。救急搬送困難事案の届出は過去最悪と、全国的にも千葉県内でも過去最悪であったと言われております。 本市におきましても、令和4年の中でもやはり7月から、8波に入ったのは7月頃になるかと思うんですけれども、やっぱり出動件数ですよね、コロナの、県の医療施設から運ばれたのも35件と。それで、ほかの病院に運ばれた、県外、県内、富里市内を残しても一番多いという数字になっております。やはりこれらの資料から見ても、医療逼迫は変わっていないということなんです。ですから、5類に移行するということは非常に心配だなと思っていますけれども、抗原性、感染力が弱まるわけではないし、悪化させるばかりだということを指摘しておきたいと思います。 2番目として、次に感染力がインフルエンザよりはるかに高いと、専門家の有志の声なんですけど、5類に移行することで医療体制はどう変わるのでしょうか。季節性インフルエンザと同じだということでは、保健所や、また自治体の支援、これもなくなるんでしょうか。要するに、法的根拠がなくなると、平時と同じですよということですから、そこについては、国のやることですけれども、知っている限りの情報はお答えいただきたいと思います。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 5類に取扱いが変わることによりまして、診療体制や支援に変化があるのかというような御質問だと思います。 感染症法上の位置づけの変更によりまして、国では、患者さん等への対応と医療提供体制については、3月上旬を目途に具体的な方針が示される予定でございます。 なお、患者さん等への対応につきましては、急激な負担増が生じないように、入院・外来の医療費の自己負担分に係る一定の公費支援について期限を区切って継続するとされておりまして、具体的な内容は今後検討されるということでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) これまで、入院・通院時には全額公費負担だったわけですけれども、5類になるとその辺の心配が、削られていくという、縮小されるという心配があるんですけれども、参考までに申し上げたいと思いますけれども、コロナ治療薬の薬価、これについて、私も知りませんでしたけれども、薬価はラゲブリオで、内服液ですけれど、5日間で約9万4,000円かかるそうです。 そしてまた、レムデシビル、点滴ですけど、これは5日間で38万円と高額で、3割負担でも大変重い受診の払いをしなければいけなくなるわけですけど、これらを初めて目にしたときに驚きました。これだけかかるものを、公費負担を縮小させては、ますます医療によって助かる命も助からないのではないのかなということを、一応問題点として指摘しておきたいと思います。 次に、医療費が自己負担となると、今申し上げたように診療控えが起こってくるわけですけれども、これは非常に深刻なわけで、国は命・健康を守るための支援策を示していないわけですけど、先ほど答弁にもありましたけれども、3月末ということで、それについて、市民の不安をどう解消するのかということなんですけれども、お答えいただけますか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長
    健康福祉部長(森秀樹君) 医療費に自己負担が発生することによりまして、受診控えもあり、感染の拡大につながるおそれがあるのではないかというお尋ねでございます。 今後、法的根拠が変更となりますことから、経過措置なども含めて動向を注視していくとともに、医療費に係る公費負担の支援につきましては、国の動向を注視しつつ、感染に不安を感じていらっしゃる市民の方に対しましては、市といたしましては適切な受診に向け丁寧な御説明を行わせていただいて、不安の解消に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 国の出方を待つしかないわけですけれども、国の責任を放棄しようとしているわけですけれども、私は、これまで丸3年間、職員も保健所の方々もみんな一体となって一生懸命やってきたわけですよ、これまでのコロナ対策の教訓を生かすべきだと思っております。 市町村でできること、この市町村でできることというのは、やっぱり感染症対策を含めた相談体制の対応、これをいかに市民の皆さんに伝えていくかということだろうと思います。あわせて、国に対して、県に対して予算も要望することだろうと思いますけれども、市としてやれる相談体制ですね、これはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 感染症対策を含めた相談体制のお尋ねでございます。 感染症法上の分類が今後5類に変更される予定でございますけれども、今までの事例や教訓を踏まえつつ、感染症予防や受診に関する市民からの相談につきましては、現在の健康推進課における相談体制をしっかりと維持をいたしまして、市民の不安解消に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) いかに国や県に、国民、県民、住民の命を守るために財政を支援してもらうかどうかということにかかっているわけですけれども、私は、やはり5類になっても感染対策や医療費は国が負担することにあると、そういうふうに思っています。 そして、国は医療現場の声を聞くとともに、体制強化支援をしてもらいたいということ。三つ目には、高齢者施設でのクラスター対策、今でもクラスターは非常に広がっておりますから、それを求めること。そして、県に対しては、保健所体制の強化を要請すること。これらがやはり求められていると思いますので、これは答弁としてはなかなかしづらいところもあるかと思うんですけれども、やはり国や県に要請を求めていくこと、粘り強くですよ、これをぜひお願いしたいと思います。 お答えが、国との関係がありますのでしづらいと思いますので、第1号はこの辺で終わりたいと思います。 次に進みます。 (1)生活保護・障がい者・寝たきり高齢者世帯等への支援についてですけれども、これに対しては、やはり物価高騰が高止まりですよね。影響を受けやすい生活保護世帯や在宅となる障害者、寝たきり高齢者世帯への新たな市単独の物価高騰への支援が必要と考えますが、それについてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 生活保護世帯、障害者あるいは寝たきり高齢者世帯などへの新たな市単独の物価高騰への支援が必要ではないかというお尋ねでございます。 市長答弁にもございましたとおり、これまで国の交付金を活用し、特に生活保護世帯を含む市町村民税均等非課税世帯へは直接支援を行ってまいりました。一方、障害者・高齢者につきましては、市内の各事業所への支援を行うことによりまして、利用する方々へのサービスが停滞することがないようにするために取り組んできたところでございます。 国におきまして、電気、ガス、燃料油価格の高騰を抑制する対策を実施していることにつきましては認識をしております。現在のところ、新たに市単独の物価高騰への支援策を実施する考えはございませんけれども、今後も国の動向を注視いたしまして、新たな交付金等の施策が発動される際には改めて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) コロナ対策交付金がなくなるんですよね、今度、一般のインフルエンザと同じ分類になるということでは。そうしますと、今後1万品目、食品も値上げされようとしているわけです。ですから、在宅の寝たきりの方とか障害者の方々は非常に直撃を受けるわけなんですよ。 灯油も1缶2,400円、配達して、非常に大変だったという声も聞きました。だんだんに暖かくなりますけれども、今度は電気、東京電力も3割ぐらい上げると言っていますし、また水道に対しても、命の水と言われているくらいですから、そして富里市は水道料金が高いんですね。やはり水道に対してもその減免、これは他の自治体では、企業会計なので水道企業への繰出金補助という形で、そういうきめ細かい対策を取ってきているんですね。 今後、暮らしが脅かされることでは、やはりそういう対策も必要ではないのかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 今御指摘の様々な形での、特に在宅で寝たきりになっていらっしゃるような方々への、確かに灯油ですとかを買ったりストーブを入れたりとか、そういった光熱費が高くなるというのは存じ上げております。 その辺につきましては、先ほども申し上げましたように、今後の国、現時点で国自体がそういった燃料関係に関しましても様々な形で支援を入れているところでございますので、それがまたメニューとして当市に入ってきた際に、パッケージとしてどういったことができるのかということを検討してまいりたいということで、お願いをしたいと存じます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) できるだけ今の物価高騰、これは食べていかなければ生きていかれませんので、その辺、生活を一番直撃するわけですよね。その辺のところをやっぱりもっと真剣に真摯に受け止めていただいて、今後の対策をしっかりとしていただきたいと思います。これは要求しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 議長、次に進みます。 ○議長(野並慶光君) 進めてください。 ◆(柏崎のり子さん) 次に、学校給食費の無償化についてです。 学校給食費無償化は何度も取り上げてまいりました。そして、このたびはやはり市単独ででもやっているところがいっぱい出てきております。学校給食費について、令和4年度に開始した第3子以降無償化では、9月議会の補正予算の段階で、対象者が小・中学校で443人の見込みであったと思いますけれども、現状はどうなっているのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 柏崎議員の再質問にお答えいたします。 令和4年度の学校給食費、第3子以降無償化の現状についてお答えいたします。 令和4年10月から申請等の手続を開始いたしまして、令和5年1月末現在の状況でございますが、給食費が無償化となっている児童・生徒の数は小学校で242人、中学校で68人、合計310人でございます。 なお、現状の人数が見込みを下回っているのは、対象者を住民基本台帳から3人以上のお子さんを条件に抽出したことから、兄姉が社会人など、扶養状況を確認したことで対象者が減ったことが主な要因でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) そこは理解いたしました。 全国的にも千葉県内でも、いろんな角度からこの学校給食の無償化を検討されて、毎日のように新聞の紙面をにぎわしているわけですけれども、富里市として、県実施の第3子以降、これは今部長から答弁があったように、対象が少ないわけですよね、対象が少ないですね。ですから、やはり段階的にでも前進させる考えはないかということでございますが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 給食費無償化の段階的な実施についてのお尋ねでございますが、令和5年1月分から第3子以降の給食費無償化を実施しておりますが、給食費の無償化は子育て世帯経済的負担のさらなる軽減を図ることを考えますと、取組が必要であると認識しております。 現在は第3子以降としておりますが、段階的な無償化の拡充については、教育長の答弁のとおり、様々な課題を整理した上で総合的に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) これまでのいろいろな諸課題なんかもあるかと思うんです。どこの市町村も、それらを、やはり課題を整理した上で取りかかっていると思うんです。ですから、富里市としてもそれらの課題を整理するに当たっては、ほかの市町村がもう始まっていって、後れを取ってきているような状態ですので、参考事例というのは幾らでも私は聞けると思うんですね。やはりその辺は親たちも望んでおりますので、力を入れてもらいたいなと思うんです。 例えば、第2子以降を無償化するとした場合の見込額についてはどれくらいになるとお考えですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 第2子以降の給食費無償化の見込額についてお答えいたします。 令和4年度の給食費で試算いたしますと、第2子分の年間の概算見込額は約7,000万円となります。第3子以降の約2,300万円と合わせて、合計では9,300万円程度となる見込みでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 今、数字を出していただきました。これから先、富里市の移住・定住、子育て支援の政策が大きく広まれば、やはりいろんな方々が定住してくれると思うんですけれど、今の段階を見ても、お子さんの人数がすごく減っていっている状況ですね。学校給食を見ても、100食ぐらい減るような状況だと言われておりますけれども、段階的に第2子の給食費を例えば2分の1にしたところもあるんですね。2分の1にするなど、無償化を進めていくべきと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 第2子の給食費を2分の1にするなど、給食費の無償化を進めていく考えはとのお尋ねにお答えいたします。 第2子の給食費を2分の1とする場合、影響額は約3,500万円となります。第2子の給食費の一部無償化については、第3子以降の無償化と同様に、子育て世帯経済的支援につながる重要なことだと思います。 繰り返しとなりますが、段階的な無償化につきましても、関連する課題の整理を進めまして、総合的に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 課題の整理が多いんですけれども、今の財政状況から見ますと、調整基金も以前より比べたらそこへ投入してもよさそうな金額にもうなってきているなとは思っていますけれども、ほかの自治体では、調整基金も崩しながら実現しているところもあるんです。だから、そういう構えを持って実施に踏み込んでもらいたいなと。これは父母の願いなんですね。 改めて、この学校給食というのは、ただ食事するということではないんですね。憲法第26条では、義務教育は無償と定めております。また、学校給食法第2条では、学校給食は食育である、命を育む食育であるということになっております。 さらに、2015年の改正、この第4項ですけれども、食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることの理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。また第6項には、我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めることなどが、政府によって補強されているんです。 ですから、本来学校給食は国の責任で恒久的に無償とすべきものであると思います。恒久的に、一時的に支給ではなくて、そういう政策ではなくて。世界を見れば分かります。教育費、これを子供たちに、投資としてやっぱり踏み込んだ形で投入すべきだと思うんです。 しかしながら、国がなかなか実施しないわけですね。国が実施しないならば県がやらなければいけない、県が実施しなければ市町村が実施しなければならないと。これは文科省も認めているんです、地方自治体等の判断によって全額補助することを否定するものではないと。これは我が党の質問に対して答弁しています。ですから全国で広がっていったわけです。前は保護者負担だ、保護者負担だということで押し切られてしまっていたという部分がありますけれども。身近な住民の声を受け止めるべく、未来を担う子供への格差のないような教育、これをやはり、機会均等ですね、これを実施してもらいたいなと、幅広い意味で。 また、経済的にも日本は優れていると、世界から見れば。だけれども教育費が非常に貧困。千葉県内でも、全国では四十何番目、福祉も教育も四十何番目ですから、やはりそれらも踏まえた形で、ぜひこの学校給食費については、周りとの格差も出てきたら、子供たちにもそんな機会を与えたくないなと思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。 これはやはり、市としての質の高い教育を目指すというのがスローガンにありますけれども、それはまず食べることの食育から始まって、命を育んでいくことから、脳も活性化されるのではないかなと思いますので、体力も能力も活性化されるのではないかなと思いますので、ぜひその辺を強く受け止めていただきたいと思います。これは要求にしておきますので。 ○議長(野並慶光君) 柏崎議員に申し上げます。要求ではなく質問でお願いします。 ◆(柏崎のり子さん) 質問で、では答弁をお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 答弁を求めます。 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) ただいまの御質問にお答えいたします。 やはり学校給食につきましては、一時的な対応ではないということは承知しております。そうしたことだからこそ、しっかりと検討して、内容について一つ一つ課題を解決して進めていくべきだと考えております。そうした上で、子供たちが健やかで健全な生活が送れるような体制を整えていければと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 失礼いたしました。 次に、4番目に入ります。 旧洗心小学校の利活用についてでございますけれども、以前に説明がありましたけれども、施設の安全面等については御答弁もありましたが、建築基準法などの万全の遵守によって安全面は確保されているものと認識しているということなので、これは工事に入ってみなければ分からないというところもありますけれども、施設の設備基準についてお答えいただけますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 高齢者施設の設備基準についてのお尋ねでございますので、私からお答えをさせていただきます。 市長答弁にもございましたけれども、千葉県地域密着型特別養護老人ホーム建設の手引におきましては、入所者一人当たりの床面積、浴室、洗面設備、医務室などの設置に関する注意事項やスプリンクラーの設置をはじめといたしました消防設備に関する事項が示されてございます。施設整備に当たりましては、手引に示された設備基準によりまして対応していただくことになります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) それは基準がありますね。ただ、老朽化した古い民家を生かした形ともよく言われておりますけれども、この新しいのと古いのとの均衡を保ちながらやっていかなければならないということもあるわけですが、高齢化が進んでいて、特養老人ホーム、これを考慮して整備が急務と、この判断はやはり福祉の立場に立っての判断だろうと思います。本市の現状から見て理解できるわけなんですが、そして公募型プロポーザルにおいて、市からはどのような提案をしたのかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 柏崎議員の再質問にお答えいたします。 公募型プロポーザルにおいて、市からした提案についてのお尋ねでございます。 令和4年12月1日から実施要項を公表しまして、公募型プロポーザルを実施したところでございます。公募に当たって、市において実施する工事につきましては、校舎の雨漏りの修繕や、校舎内の落下している天井または劣化が激しい天井材の撤去、あと井戸水に係る亜硝酸性窒素除去装置等の改修、校舎内の電気配線などとしまして、これ以外の校舎の改修、また介護施設としての整備につきましては、事業者側で関係法令を遵守して実施することを基本として提案したものでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 今プロポーザルで進めようとしているので、あまり深く質問はしたくはないんですけれども、ただ、皆さんに聞かれたりしましたので、答弁できる限りのことは答弁していただきたいと思います。 私はやはり、これからこれらの施設をつくるときには、災害等の経験から自然エネルギーを、太陽光等の活用というものは、発電機を設置すれば高齢者施設などは電気が消えるということもないかなと思うんですけれども、それらの設備までやると金がかかるというふうになるかもしれませんけれども、一つのこういうのもやはり活用していくべきではないのかなと、今後電気料も上がるしと思ったりしていますので、考慮に入れられたら考慮に入れてみるのも一つではないかなというふうに思うんですけど、その辺はどうですかね。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 今後の整備に当たりまして、発電等につきまして、また災害等について、事業者側と今後、基本協定また設計の中で協議を進めていくわけですが、そういう御提案があったということにつきましては事業者側にお伝えしたいなと思ってございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 次に、プロポーザルで決定した以降の経過について、どのような手順で進められていくのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) お答えいたします。プロポーザル以降の経過と今後の進め方についてのお尋ねでございます。 令和5年の1月5日に応募者によるプレゼンテーションとヒアリングを実施しまして、優先交渉権者を決定したところでございます。以降、基本協定の締結に向けまして、優先交渉権者が実施する整備などの詳細につきまして協議を開始しております。現在、優先交渉権者については、施設改修に係る経費の積算を行っている状況というふうに確認しております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 社会福祉法人としての運営実績というのがあるのかどうか、ちょっとお伺いしておきたいんですが。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 現在優先交渉権者となっております社会福祉法人の運営実績についてのお尋ねでございます。 当該社会福祉法人は児童福祉事業を運営しておりまして、高齢者福祉事業の運営実績は今のところございません。 なお、当該法人が所属いたしますグループでは、介護老人保健施設や介護付有料老人ホームなどの運営実績がございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 運営実績がないということで、運営しようと思えば、いろんなノウハウをやっぱり持つのが会社組織、法人組織だろうとは思います。 ちょっと調べてみましたけども、富里市のこういう福祉施設が千葉県内ではどういう位置にあるかということを見ますと、千葉県内では37の市があります。それで、各市では、施設の設置状況ですけれど、大体ほかの市では4施設以上設置されているんです、4施設以上みんなあるんですね。富里市の場合は1施設しかないわけです。ですから、他市への入所のほうになっているわけですね。 今回、住み慣れたところで安心の施設をということでは、それは本当にいいスローガンだと思いました。離れた地域、また家族とかなり離れているところだと、交通料が大変だという、今介護している人たちの声も聞くわけですけれども、今現在で待機者が57名と聞きます。予定している施設の定員は29名と聞いておりますけれども、やはり半減になるわけですね。 そういう意味では、やはり介護施設というのは、40年も保険料を払って、今度は入るためには介護度3以上でなければ入れないと。それでもまだこれだけの待機者がいるわけですから、そういう意味では、実現のための、住民の願い、これに対してぜひ担当課としては、たった1施設しかないわけですから、一覧を見ると、もう本当に驚きました。 ですから、これは力を入れてやらなければいけないのではないのかなと思いましたので、ぜひその辺は取組に力を入れられて、相手次第かもしれませんけれども、やはりマネジメントですから、その辺は持っていけるようにしていただければ住民も喜ぶのではないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。最後にお聞きします。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 高齢者施設の市民の皆様からのニーズについてのお尋ねでございます。 議員のおっしゃるとおり、市内には1か所の特別養護老人ホームがございまして、1か所しかございません。おっしゃるとおり、遠いところの施設にいろいろな事情で入所されるお年寄りがいて、そのお年寄りの御家族がそこにわざわざ電車を乗り継いで面会に行くというのは、本当に大変なことだと思います。 ですので、やはり近場に施設があるということは皆さんが望んでいらっしゃるんだろうなということは十分承知しておりますので、今回29人定員の地域密着型の特別養護老人ホームというのは市の裁量で認可が取れるものでございますので、今鈴木部長も説明していたとおり、これからの協定などについてできる限りスムーズに、内容のしっかりしたものにしていった上で、皆様方が望むような施設にしていきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 鈴木企画財政部長。 ◎企画財政部長(鈴木隆次君) 1点訂正させていただきます。 プロポーザルで決定した以降の経過についてのお尋ねの中で、本来、私、令和5年の1月10日に応募によるプレゼンテーションとヒアリングを実施したと言うべきところ、令和5年1月5日と言ってしまいました。訂正いたします。失礼しました。 ○議長(野並慶光君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 分かりました。ありがとうございます。 以上をもちまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(野並慶光君) これで柏崎のり子さんの質問を終わります。 そのままお待ちください。 次に、藤田 幹君。          (藤田 幹君登壇) ◆(藤田幹君) 藤田 幹です。一般質問を行います。 1 新型コロナウイルス感染症について (1)感染者数の把握状況は。 (2)医療現場の逼迫状況の把握は。 (3)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の分類の移行について  ア 分類を二類相当から五類へ引き下げることによる行政対応への影響と変化について  イ 学校での現在の対応と移行後に向けた対応は。 2 観光・交流拠点「末廣農場」について (1)オープンからの来場者数の推移について (2)施設全体の収支について (3)今後の方策について 3 旧岩崎久彌末廣農場別邸公園について (1)現状の整備状況は。 (2)富里市歴史公園条例について (3)今後のビジョンは。 以上、御答弁をお願いいたします。 申し訳ございません、観光・交流拠点施設「末廣農場」、「施設」が抜けておりました。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 藤田議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、新型コロナウイルス感染症についてでございますが、感染者数の把握状況はとの御質問につきましては、千葉県から情報提供される市町村別新型コロナウイルス感染者の状況内訳により、直近7日間の感染者数を把握しております。 なお、千葉県では令和4年9月26日から、高齢者等重症化リスクの高い方を守るため、新型コロナウイルス感染症の全数届出の見直しをしたことにより、医師による発生届の対象となる方が限定され、現在は重症化リスクの低い方については御自身で陽性者登録をしているところでございます。 次に、医療現場の逼迫状況の把握につきましては、令和4年12月以降の感染拡大、季節性インフルエンザの同時流行等により、発熱外来指定医療機関のみならず市内医療機関での外来受診が逼迫したことから、受診予約が取れないといった市民からの相談が多数あり、医療サービスの提供体制に大きな影響があったものと考えております。 次に、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の分類の移行について、分類を「2類相当」から「5類」へ引き下げることによる行政対応への影響と変化につきましては、同法上の位置づけが引き下げられることにより様々な行動制限が緩和されるとともに、現在の感染対策や公的支援の見直しが図られるものと認識しております。 本市といたしましては、国の動向等を注視し、適時適切に市民への情報提供に努めるとともに、感染リスクの低減を図るよう取り組んでまいります。 次に、観光・交流拠点施設「末廣農場」についてでございますが、オープンからの来場者数の推移につきましては、令和4年5月27日のプレオープンから令和5年1月までの月別来場者数は、6月の5万2,000人を最高に、7月に3万3,000人、8月から10月までは2万人台、11月以降は毎月1万人台後半であり、合計は21万4,000人となっております。 令和4年度に目標としていた年間来場者数は、4月から3月までの12か月で28万人としておりましたが、オープンが予定より約2か月遅れ、多くの集客が見込めるゴールデンウイーク後のオープンとなったことを踏まえ、令和4年度の約10か月間の目標来場者数を算定すると23万4,000人となり、現在は91パーセントの達成率でございます。 次に、施設全体の収支についてでございますが、年度途中であることからも、物販施設及び飲食施設の売上げの御報告となりますが、オープンから令和4年12月末までに約7,900万円の売上げがあったと伺っております。 次に、今後の方策についてでございますが、令和4年度におきましては、「末廣農場」や市の特産品の「スイカ」や、日本有数の生産量を誇る「ニンジン」といった魅力をラッピングした高速バスの運行や、東京都内各地で観光PRを実施するなど、様々な機会を取りこぼすことなく活用し、末廣農場をはじめとした地域の魅力発信に努めております。 さらには、千葉県北総地域への旅行ツアーを手がけている旅行会社を中心に私自身がトップセールスを行い、令和5年1月29日から2月26日まで「末廣農場」にもお立ち寄りいただけるバスツアーが計画されるなど、末廣農場が市の観光の拠点として徐々に認識されつつあります。 また、末廣農場でのイベントを通じて来訪者と地域の皆様との交流の促進を図っているところですが、令和5年度には千葉県誕生150周年記念事業を末廣農場を会場に実施する計画もあり、市内外へ向けさらなるPRを行ってまいります。 これらの事業展開により、末廣農場が来訪者の目的地として定着することを目指し、さらには、末廣農場が着地型観光の窓口となり、地域への観光へつないでいく拠点としての機能を発揮できるよう努めております。 あわせて、市民ニーズ及び利用者の御意見を踏まえ、指定管理者と連携を図りながら、物販施設やレストラン等への課題に対し随時改善を行い、末廣農場に求められる機能を今後さらに発揮し、観光・交流の拠点となるよう展開してまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 藤田議員の一般質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症についてでございますが、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律上の分類の移行について、学校での現在の対応と移行後に向けた対応はとの御質問につきましては、学校での現在の対応は、児童・生徒の健康観察や教室の換気などの感染予防対策を徹底した上で、基本的には通常の教育活動を実施しているところです。 なお、学級等で陽性者の増加傾向が見られる場合は、学級閉鎖をしたり教育活動の一部を制限したりするなどして、感染拡大を予防する措置を講じております。 また、移行後の対応につきましては、今後の国や県の動向を注視し、本市の学校の実態を考慮した上で、各校に方針を示してまいります。 次に、旧岩崎久彌末廣農場別邸公園についてでございますが、現在の整備状況はとの御質問につきましては、三菱地所株式会社との寄附契約による「歴史的価値の向上」、「建築的価値の向上」、「自然的価値の向上」の遵守事項にのっとり、維持管理及び整備を実施しております。 公園としての整備は、令和3年度から5か年計画で進めており、令和3年度には主に外構について実施し、令和4年度は園路整備を実施しております。誰もが訪れることができる歴史公園とすべく、園路等のバリアフリー化を優先して実施しているところでございます。 次に、富里市歴史公園条例についてでございますが、都市公園の中でも特に保護の対象となる文化財を有する公園として、設置及び管理について定めたものとなっております。 次に、今後のビジョンはとの御質問につきましては、富里の歴史の一部に触れられる歴史公園として整備するとともに、令和4年度から建造物である主屋の修復を3か年計画で実施しているところでございます。修復完了後は、来場者から要望が多い建物内部を公開するとともに、観光・交流拠点施設「末廣農場」と一体的な活用により、多くの来場者が訪れていただけるよう取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 御答弁ありがとうございます。再質問をいたします。 まず、新型コロナウイルス感染症についてなんですが、かつて防災メールでやっていた市から出されている感染者数の報告を今は止めておられるかと思うんですけれども、第8波と言われる年末から直近までの推移をお示しください。 また、昨年9月26日以降、全体数を把握しない状況での今の感染者数の数字をどのように捉えておられますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 藤田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、第8波である年末から直近までの推移についてのお尋ねでございます。 千葉県が取りまとめております医療機関による発生届件数及び陽性者登録センターにおいて登録された市民の感染者数から見ますと、令和4年12月第1週に268人と、感染者数が前週を大きく上回り、同じく12月下旬には426人の感染者が報告され、令和5年1月中旬には438人となりまして、感染者数がピークを迎え、以降は徐々に減少しており、2月16日現在では93人となっております。 次に、全数把握を行わない状況下で現状をどのように捉えているかとのお尋ねでございます。 発熱外来をはじめといたしまして、地域医療機関の医療逼迫を回避し負担を軽減するために、感染者の全数把握は実施しておりませんけれども、現在の調査方法におきましても、感染の動向を把握するデータとして参考としております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 この感染者数という数字についてなんですけれども、今は全数把握を取りやめたということで、軽症者は自ら登録しなければ患者として記録されません。 その上で、高齢者をはじめ高リスク群の方は基本的には医療機関を経て登録されることになるかと思うんですけれども、少し数字を比較してみますと、NHKの報道ベースなんですけれども、昨年の2月、ちょうど今頃の時期、第6波と現在で、1日の感染者数の数字というのは約半分ほどになっております。 重症者の数はおおむね3分の1くらいまで減ってきているんですけれども、亡くなる方の数という数字を見ると、第6波のときと今と、それほど差がないんですね。これ当然タイムラグはあるかと思うんですけれども、日ごとに発表される重症者の数に対して、かなり多くの方が亡くなっているという数字になっているかと思います。 これを素直に読み取ると、コロナがとても、かつてなく強毒化しているのかということになるんでしょうけど、一般的にはそうではない。とすると、重症者数の集計にもちょっと綻びがあって、本来全数登録されなければならないはずの65歳以上、また高リスク群に当たる方々の中でも、患者として計上されない方が相当数いらっしゃるのではないかと思われるわけです。 そんな中で、僕のほうにも市民の方々から、熱が出たので抗原検査をかけたところ陽性であった、けれどもなかなか発熱外来を受診できないというようなお話、こちらを複数聞いております。このような方のサポートを、市のほうではどのようにされておられますでしょうか。また、こういった状況を改善するために、病院との連携というのは取れないものでしょうか。 もう一つ、今後もこういったことが起こり得るとして、その際に患者さんはどのように行動すべきでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 感染者が増加した中で、受診ができない方への市のサポートについて、また病院との連携についてのお尋ねかと思います。 市民からの御相談の際に、体の状態やかかりつけ医の有無などを聞き取らせていただいて、在宅での過ごし方や緊急性の高い症状について丁寧に御説明させていただいているとともに、市外の医療機関を含めて、発熱外来指定医療機関を御案内しているところでございます。 なお、容体が急変した場合の救急対応につきましても併せて御説明をしております。 また、病院との連携体制につきましては、令和4年12月より、千葉県が中心となりまして、広域的に一括して入院調整等を実施する千葉県コロナウイルス感染症医療調整センターが設置されておりまして、専任の医師の配置によりまして医療的な対応が必要な方への支援が強化されているところでございます。 あわせまして、受診したくても受診ができないような患者さんの行動についてのお尋ねでございます。 陽性となって自宅療養されている方から、市へ御相談をいただくことは多くございます。療養中で体調が変化した場合に、診療の要件が該当となる方は千葉県オンライン診療センターでの受診を案内してございますが、若い方など対象とならない方の場合は、県からのサポートを引き続き受けていただき、緊急性を伴う場合は、重ねてのお答えになりますけれども、救急要請していただくよう御説明をさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 今の市のサポート体制については理解したところなんですけれども、今の立てつけでいきますと、軽症者は自ら陽性者登録センターに抗原検査の結果を登録するということで、実は100パーセントというか、自分で抗原検査でちゃんとチェックをすれば、間違いなく登録できる状態です。 しかしながら、今言ったような重症化リスクの高い方に関して、受診ができないということは、患者にもなり得ないということになるわけですよね。そういった方が実際に僕の周りにもいらっしゃって、お話を聞かせてくれるから、こういった今回質問をしているんですけども、その方々は幸い回復してから話を聞かせてくれるんですけれども、このような中から重症化される方はいらっしゃるでしょうし、亡くなってからコロナというふうに判断されるようなケースもあると思います。 先ほどちょっと御説明いただいた、今御答弁の中にありました千葉県オンライン診療センターというのは、こちらは昨年来から御案内をいただいているところなんですけれども、こちらの設置期間というのは令和5年の2月28日までというふうに県のホームページには書いてあったかと思うんですけれども、今月末までということでよろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 千葉県オンライン診療センターの終結日につきましては、後ほどお答えさせていただきます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ホームページで見たところ2月28日となっていたので、ちょっと確認をしたかったんですけれども、そういった中では、今全体にコロナウイルス感染症に対する規制を緩和していくという方向の中で、窓口が一つ閉じていくということになるのかなと思います。 また、先ほど御答弁にありました医療調整センターですね、こちらで入院を必要とする方の調整を行われているということなんですけれども、こちらもそれがどのように有機的に機能しているのかといった情報連携みたいなものというのはございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 医療調整センターの情報連携につきましては、適宜県のほうからお知らせを頂戴している程度でございまして、積極的に今現在その情報センターで富里市民の方が、調整センターのほうにどれだけお問合せが入っているですとか、そういったものに関してはお示しいただいていない状況でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) これはもうコロナに限らずなんですけれども、先ほど柏崎議員の質問の中にもあったように、医療の逼迫状況という中で、市内で救急搬送された方で、救急搬送されたんだけれどもベッドが空くまで入院できないで、自宅待機みたいになったケースが幾つかありました。 これ、常時とは言わなくても、逼迫した際の、この医療調整センターが基本的にはどちらに入院されるというようなところを差配してくれていると思うんですが、逼迫した際の情報だけでも、医療機関、市と、あと県の今の医療調整センターとの横断的な情報共有があれば、そういった状況というのは少し改善されるのではないかと思ってしまうんです。なので、ぜひとも、今、市のほうからでもそういった情報の共有などを求めていってほしいなというところで、要望いたします。 3のアに移りたいんですけれども、この2類から5類に関しては、先ほど柏崎議員のほうから聞いていただいたことで、僕も大分理解したところです。 一つだけ、医療費の公費負担に関してです。 このコロナウイルス感染症自体が、もうその症状とは別に、我々の生活を止めてしまう、何日間といった感じで自宅待機であったり、周りの人にうつしてしまうことによって、その人も影響を受けるということで、かなり警戒値の高い病気で今なおあり続けるという中では、この公費負担というのが崩れてしまったときに、病床だけではなく、社会生活上も自分の生活を揺るがすようなことになりかねないと思います。 これはもう、我々が3年間の中でつくり上げてきた価値観が変わっていかない限り、そういった受診も続いていくのかと思うんです。この変化に関しては、ぜひとも注視していただいて、市民への情報伝達、こちらを市のほうでも丁寧に行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 今後につきましての情報伝達についてのお尋ねでございます。 市といたしましては、これから示されるであろう国からの情報などについては逐一お知らせしていくとともに、おっしゃるとおりの医療費負担の関係についても、また一定程度のお示ししかまだ来ておりませんので、そのところを極めて、可及的速やかにその辺のところの情報提供は努めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) よろしくお願いいたします。 次に、3のイの学校の状況についてお伺いいたします。 マスクに関して、政府から卒業式の原則不要とする方針であったり、4月1日からは着用を求めないなど、新たな方針が次々に示されているところなんですけれども、この錯綜する中なんですけど、現時点で決定している範囲で、市教委としての対応をお伺いします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 藤田議員の再質問にお答えいたします。 マスク着用について、市教育委員会の対応についてお答えいたします。 本日現在までに、千葉県教育委員会からマスク着用についての通知文は届いておりません。千葉県教育委員会からの通知が届きましたら、各校における感染状況の実態を考慮しながら、マスク着用の在り方について対応を決定するという予定でございます。 なお、今春の卒業式への対応につきましては、既に通知がございましたので、児童・生徒は歌を歌う場面などを除いてマスクを着用しないことを基本といたしましたが、来賓や保護者の方々にはマスク着用をお願いすることとしております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 それともう一つ、給食の黙食について、現状はどのようになっておられますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 黙食についての現状についてお答えいたします。 隣同士の間隔を1メートル以上確保できる場合において、給食中に会話をすることを認めております。ただし、このような状況でも、学級に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出ているなど、感染状況によっては黙食とする場合があります。 また、中学校3年生につきましては、高校受験が終了するまでの期間は黙食としております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。
    ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 この黙食に関しては、僕のほうも情報のアップデートが整っていなくて、この1月末にガイドラインを軸に一定の条件下で会話が認められるということを、質問を通じた取材の中で知りました。 その上で、こういった学校現場における規制の緩和というのは、多く聞いている子供の情操教育としてのコミュニケーション、これが不足しているというコロナ以来の懸念点からすると歓迎すべきことかと思うんですけれども、先ほど申し上げましたように、僕たちはこの新型コロナウイルス以降の新たな価値観をある種の常識やマナーとして、コロナ後の生活様式として身につけています。 そういった中では、今規制にあるものが今後自由になっていく、その自由が当たり前であるよということに当たっては、様々な振る舞いや選択が子供たちの中であつれきを生じさせる場面もあるかと思うんです。 このようなそれぞれの在り方というものを互いに認めていくという部分って、これから結構大きな課題かと思うんですけど、この点のフォローについてお考えをお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 新型コロナウイルス感染症の対応についてお答えいたします。 政府の方針によって、今後はマスクを着用しなくてもよくなることが考えられます。その際には、マスクを着用するしないで子供たちの中でトラブルが起こることなどがないよう、それぞれの理由を互いに分かり合えるように子供たちに丁寧に指導していきたいと考えております。また、家庭でも混乱がないよう文書をお配りするなど、工夫して理解を深めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 コロナ対策を図る中で、この数年間で生まれた大きな分断を今改めて一つにしようという大きな試みで、みんなの価値観がまとまるまでは、大人子供にかかわらず、様々な衝突が生まれることは想像されます。なので、どうぞ子供たちに向けてはきめ細やかなフォローをお願いしたいと思います。 続いて、末廣農場について伺います。 先ほど市長の答弁にありました中で、市長自らもトップセールスに動かれているということで、市の気持ちをこの点では感じるところです。 その中で、先ほどの来場者数の推移についてなんですけれども、令和4年度の来場者目標と、あと現状については理解いたしました。オープンの遅れなども含みつつ、目標に迫っているという理解でいいのかなと思っております。 その上で、翌年度以降の来場者数の目標数値について教えてください。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 藤田議員の再質問にお答えいたします。 令和5年度以降の目標についてのお尋ねでございますが、目標としております来場者につきましては、令和5年度が31万7,000人、令和6年度が32万1,000人、令和7年度が32万5,000人、オープンから5年目となります令和8年度につきましては32万9,000人を見込んでございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 続いて、実際この目標値がどのような成果となるか、またその成果を何をもって判断するかについてちょっとお伺いしたいんですけれども、(2)の施設全体の収支についてにつながるんですが、この収入に関して先ほど、現時点では物販と飲食で7,900万円と確認させていただいたんですけれども、これは物販の施設と飲食施設の売上げということでしょうか。このほかに収入があるのかなと。 例えば施設使用料で、利用者から1日利用で1,000円を頂く設定になっているかと思うんですけれども、こちらからの収入がどの程度ありますか。また、その他のイベントで出店してくれる店舗からの収入なんかを合わせて、答弁でおっしゃられた7,900万円というのに、目安でいいので、どの程度の上乗せがあるか、見込みがあれば御説明をお願いします。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 7,900万円と市長から答弁させていただきましたものにつきましては、飲食施設及び物販施設での売上げということでございます。施設利用料、時間に応じて金額を定めてございますもの、それからイベントの出店等で頂戴する利用料金でございますけども、まず施設利用料につきましては、これも先ほどの売上げと合わせて、こちらで把握している限りでございますけども、令和4年の12月末現在で4万3,000円ぐらいと聞いております。 それから、主にそういうときは大体イベントを伴うものでございまして、市が行っているものや施設が行っているもの、いろいろあるんですけども、こういったイベントが12月末までに約74件実施されておりまして、その中に出てきた出店ですが、これに関する利用料、これはパーセンテージで頂いているものと聞いておりますが、これが約30万円程度というふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 そうなると、今のは最初の御答弁にあった7,900万円というところから大きな動きはないということで理解しました。 市のほうでは令和4年度に、指定管理料として指定管理者に1,000万円を拠出しています。これは今お示ししてくださった収入から支出を差し引いた収支がプラスになると、100万円を除いて3割を市に納めていただくという契約になっているかと思うんですけども、これらとちょっと今の話を総合した上で、令和4年度の収支というのはいつ頃確定できますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 経費の中で、警備委託料でございますとか通信費、こういった経常経費に相当するようなものにつきましては、令和5年の4月に支払いとなりますことから、令和4年度の収支の確定時期につきましては令和5年4月の下旬以降となります。 なお、市と指定管理者で締結をしております基本協定に基づきまして指定管理者が提出する指定管理の年度の報告につきましては、年度終了後の30日以内に提出されるということになっております。現時点で収支の見込みの判断はつきかねるところでございますが、指定管理期間初年度ということもありまして、想定している以上に必要経費があったということは聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。 今の御答弁を聞いていると、ちょっとなかなか難しいのかなというようなところなんですけども、この収支が黒字であれば、その中の3割が市の収入となる。逆に赤字であるとすると、指定管理料の1,000万円が今後、既に令和5年度の予算でも改めて出されていますけれども、この指定管理料がシンプルに市の支出となるわけですね。このペイラインは、かつて伺ったところなんですけれども、3,400万円ほどの収支プラスが必要となる。 市では令和3年の1月に、施設オープン前に、施設の黒字化に向けた事業シミュレーションというのを出されております。この中では、4年目に32万人が来場すれば収支はプラスに転換するというような内容だったかと思うんですが、コロナの影響も乱高下する中で、当初予測から一定差は出るでしょうから、この数字に基づかなくても結構なんですが、現時点の収支黒字化に向けた計画について教えてください。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) お答えいたします。 収支の黒字化に向けた計画ということでございますが、今後指定管理者では、令和4年度の運営で蓄積した季節ごとの売れ筋商品のデータなどを踏まえまして、年間を通じての計画的な事業展開を行うと聞いております。 市といたしましても、広報での情報発信や県の観光ウェブサイトへの情報掲載をはじめ、各種出展時に末廣農場のPRを行うなど、来場者を増やすことについて随時努力をしてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。黒字化の計画に向けて各種のPRであったりを行うということなんですけれども、このお客さんに関する先ほど申し上げたような数字は、先輩議員の過去の質問などもひもといたところ、再度見直しされて、32万人という数字が入り込み客数40万人目標になっていたりします。その当時のシミュレーションでは、入り込み客数が28万人の時点で、売上げ収入ですね、物販と飲食を合わせて約2億円を超える計算になっているんです。様々ちょっと条件が変わったとしても、先ほどの7,900万円という数字と2億円って大分乖離が大きいのかなと思います。 幾つかちょっと数字を羅列したんですけれども、何が言いたいかというと、初期に示された数字に基づく計画と今お答えいただいたものでは、必ず定量的な数字を示せということではないんですが、大分そのニュアンスが変わっていて、この質問を繰り返しお尋ねする中で、観光・交流拠点という二つの目的のうち、観光というある種商業的な部分より、交流のニュアンスが大きくなってきているように感じられるんです。 この交流の目的というのが達成されるのならば、指定管理料はそのままマイナスとしていいというような形が市民の納得できる姿であるか、そこをちょっといま一度御再考いただいての取組をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) 御指摘のとおり、見込みと売上げの相関関係につきましては、なかなか厳しい状況であることは間違いございません。その中で、特に交流につきましては、市民の皆様にお集まりいただけるような機会をできる限り増やすために、市におけます各種イベントを末廣農場で行うなどによりまして、末廣農場を市民の方にもより身近なものと感じていただくための努力をさらに積み上げていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ぜひともよろしくお願いします。 その取組に関してお伺いしたいんですけども、この施設がスタートする以前より様々な市内の団体、市民の連携についてお尋ねする中で、それは当然やっていくべきことであるという御答弁をいただいています。その団体、市民、ここでは一くくりにしますけれども、今後どのように市民を巻き込んでいくビジョンをお持ちでしょうか。 また、公設民営という形の中でこれも難しいところ、何度か質問させていただいている中でなかなか御答弁は難しいラインがあるかと思うんですけれども、原則の経営は指定管理者の営業努力に委ねつつ、また行政としても必要な取組を行うという、何か線引きの難しい協業関係の中で、今後市がどのように関わっていかれるかをお伺いします。 ○議長(野並慶光君) 長谷川経済環境部長。 ◎経済環境部長長谷川敏彦君) まず、今後どのように市民を巻き込んでいくのかにつきましては、指定管理者において多くの地元生産者が参画できるよう、地元生産者や事業者の出店者を広く募集をしているところでございます。また、出店者との意見交換会を定期的に行うということも指定管理者のほうから聞いてございます。さらには、市民の皆様が主催する各種イベントの会場として末廣農場の活用が促進されるよう、末廣農場ホームページ等で施設利用について周知を図っているところでございます。 これらの取組につきまして、市及び指定管理者とともに市民の皆様にも末廣農場を盛り上げていただけるよう努めていく所存でございます。 また、行政としての関わりについてのビジョンということですが、指定管理者と行政の役割の分担上、指定管理者が富里市観光・交流拠点施設の管理に関する基本協定に基づき日常的な管理運営を行っております。一方、市では、旧岩崎久彌末廣農場別邸公園と末廣農場の一体的な活用を図りながら、来訪者の目的地として定着することを目指しまして、多くの方々に訪れていただけるように、また市民の日常的な交流の拠点となりますように、市内外へ向けさらなる施設のPRに努めてまいります。 指定管理者と市が連携しまして、そして市民の皆様の参画をいただきながら、末廣農場から市の魅力の発信を図ってまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) よろしくお願いします。今御答弁の中にありましたような計画の中で、出店者との意見交換会を定期的に行われるなどはとてもいいのかなと思うんです。その市民を巻き込んでいくという形で、今後進めていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、末廣農場関連施設でもある岩崎別邸公園についてお伺いいたします。 御答弁にありました寄附契約に基づく三つの価値の尊重、こちらは理解しました。その上で、寄附契約に基づいて作成された歴史公園条例についてお伺いします。 施行規則に定められている物品の販売禁止、これは前回もお伺いしたところなんですけれども、改めて寄附契約を通読した中でも、これが禁則だとは読み取れませんでした。これは、今後にわたっても改定の余地というのはないんでしょうか。何か御商売を絡めたイベントをやりたいというような方との相談を通じて、前述の三つの価値を毀損しない形で実現を探るようなお考えというのはありますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 旧岩崎久彌末廣農場別邸公園での物品の販売についてお答えいたします。 歴史公園条例第2条には、文化財を保護しつつ、歴史公園を設置するとあることから、設置の目的に合致するかどうかというところが問われると考えております。事業者の方から御相談がございました場合には、歴史公園条例に照らし合わせて慎重に協議してまいります。 具体的な物品の販売につきましては、どのようなものが可能なのか、公園整備を進めていく中で研究してまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 分かりました。 例えば今、東屋のほうで開催されたお茶会などは来場者からお金を頂いていたかと思うんですけれども、これはこの質問に至るまでのヒアリングの中で、あれは業ではないというようなお話を伺いました。この業ではないという点について、ちょっと御説明をいただきたいんですけど、よろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 別邸公園の中で実施しているお茶会について御説明させていただきます。 現在実施しているお茶会は、東屋が応接間のない母屋の代わりとして多くの客人を迎えた施設であったことから、おもてなしの一環として、文化祭等でも茶道体験を実施している団体のボランティアとして、茶菓代などの実費徴収で行っているものとなります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 初めに申し上げておきたいんですけど、僕はこういった試みはすばらしいと思います。そして、ボランティアが手弁当で行われて実費のみを頂いているという形も、岩崎別邸を盛り上げるということでは何一つ否定をするものではないんですが、その上で、このことというのがお金を支払う消費者にとっては特段関係がないという点を指摘したいんです。それが奉仕であっても業であっても、来場される方のホスピタリティーに即した催しでさえあれば、支払う対価というのは消費者自身が自ら判断をする、見いだす価値でしかないと思うんです。 改めて、前述の三つの価値というのにそぐうかそぐわないかという判断については、先ほどの御答弁ですと、その業者から相談を受けたらということだったので、業のあるなしは判断を問わずに、個別に見定めていくということでよろしいでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 判断の基準についてお答えいたします。 先ほども申し上げたとおり、文化財を保護しつつということで、そういったところに合致するかどうかということを個別に判断しながら検討したいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) この規制というのは、想像の幅にもブレーキをかけるものだと思うんです。そういった意味では、今すぐできないとしても、この想像力にブレーキをかけてしまう施行規則の縛りというのは改めてちょっと考え直していただきたいなと要望いたします。 続いて、12月にもこれもお伺いしたところなんですけども、来場者の園内での行動範囲を拡張するといったことについてビジョンは、前回の質問の際には、整備が進んだ先にはまた違った姿をお示しできるのではないかというような御答弁だったんですけれども、昨日の先輩議員の質問にもあったんですけど、現状の一本道を順路に沿って歩くだけではない、くつろげるようなスペースを広げていく計画について、ちょっと具体的にお話しいただけますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 今後の見学範囲の拡張についての御質問でございますけれども、現在、平成29年度に作成した設計に基づきまして、公園整備を段階的に進めているところでございます。 公園整備及び建造物の修復が完了いたしますと、石蔵に近いところで見学や、主屋の裏に広がるバックヤードに体験学習施設を設けるなど、来場者の行動範囲が広がっていくようになっております。 また、現在花畑として利活用している部分につきましては、芝生広場となるような設計であることから、花畑の範囲と調整を図りながら整備を進め、市民の憩いの場を創出してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) ありがとうございます。あの道路に面したお花畑の部分が芝生広場として整備されるという計画なんですね。すみません、僕も勉強不足だったかと思うんですけど、今まで段階的に御説明された中では、そういったちょっとビジョンを自分の中で確認できていなかったので。この芝生広場というのがどのように今後整備され、まず整備が終わって活用されるかというのは、整理が進んだ先の課題かと思うんですけれども、まず発展的なお話として受け止めたいと思います。 続いて、園内での飲食というのも、寄附契約から、また歴史公園条例からも禁則とはなかなか読み取れなかった部分なんですけれども、特に文化財保護に配慮すべき建造物以外で、今ほどおっしゃられた例えば芝生広場を整備された先には、スペースを区切って認めるような余地というのはないんでしょうか。また、あるとしたら、どういった条件をクリアする必要がありますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 園内での飲食についての御質問でございますけれども、現在、熱中症予防の水分補給については園内でも可能としております。そのほかの飲食については、文化財の保護の観点から御遠慮いただいております。 公園という名称が、飲食が可能で遊具などを用いて楽しむ空間という印象を与えてしまうこともありますが、歴史公園として文化財の保護が優先されるべき場所との御理解を得られるよう努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) すみません。今の質問の中では、スペースを区切って今後認めるような余地があるかという点についてはいかがでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君に申し上げます。 今、今後のビジョンというところで御質問がされておりました。公園条例のところは終わっておりますので、通告を前後しないように、ビジョンのところで質問していただきたいと思いますが。 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) そうですね。 今後のビジョンとして、先ほどの計画されているようなところで、飲食を順次認めていくといったことを考えられる余地はございますでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 繰り返しとなりますけれども、園内での飲食については禁止とさせていただきます。その上で、やはりこの中で飲食をすることができないというところを理解していただけるよう、引き続き努めていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 藤田 幹君。 ◆(藤田幹君) 分かりました。 今、芝生広場みたいなところであっても基本的には今後も考えないというようなところであるのだとしたら、そこのところって広場ですよね、今おっしゃられた。その広場に入って、ただジュースを飲むのもできないというのが、そんなに、その広場ってそもそも手が入っているわけですよね、人の手が。そこも駄目というのは、ちょっとどうなのかなと思う部分でもあるんですが、ぜひ今後の計画の中でまたそういった、進めていかれるのがまだ大分先にはなるかと思うんですが、進められていった暁にはお願いをしたいところではあるので、ちょっと考えておいてくださいという言い方になっちゃいますが、これで質問を終わります。 ○議長(野並慶光君) 森健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(森秀樹君) 先ほど藤田議員の御質問に対しまして、答弁保留とさせていただきました千葉県オンライン診療センターの設置期間につきましては、議員のおっしゃるとおり令和5年2月28日まででございます。 大変失礼しました。 ○議長(野並慶光君) これで藤田 幹君の質問を終わります。 しばらく休憩します。              午後2時38分 休憩             …………………………………              午後2時49分 開議出席議員  18名欠席議員  なし ○議長(野並慶光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、河田厚子さん。          (河田厚子さん登壇) ◆(河田厚子さん) 河田厚子です。 議長からのお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。 1 魅力ある公園利活用について (1)公園利用の要望について地域との情報共有はあるか。 (2)既存施設を再活用したドッグランの設置について 2 教育行政について (1)市内小・中学校体育館の冷房設備設置の考えは。 (2)子どもたちの心を育むための公演鑑賞の機会について (3)令和4年10月に情報・文化・芸術の発信拠点として新たにオープンした「とみらいテラス」について  ア 各種イベントの開催状況について  イ とみらいテラスのオープンによる来館者数の状況について  ウ カフェの土・日開設について 以上、大きく2項目にわたり質問するものです。よろしくお願いいたします。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、五十嵐博文君。          (市長 五十嵐博文君登壇) ◎市長(五十嵐博文君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 なお、教育関係の御質問につきましては教育長が答弁いたします。 まず、魅力ある公園利活用についてでございますが、公園利用の要望について地域との情報共有はあるかとの御質問につきましては、日頃から市民の皆様から公園に係る様々な御要望をお寄せいただいております。 主な要望の内容といたしましては、草刈りや樹木の剪定等の維持管理に関すること、遊具やフェンスなどの施設に係る修繕や設置に関すること、ごみ捨てやボール等を使用した迷惑行為といった利用マナーに関することが挙げられております。 要望を受理した際には、内容に応じて現地を確認するなど状況の把握を行い、適宜適切な施設の維持管理やマナーに関する注意喚起看板を設置するなどの対応をしております。また、各地域にある一部の公園につきましては、「富里市公園等の市民参加による管理に関する協定要綱」により、自治会等の地域団体と協定を締結し、日常的な維持管理に御協力いただいており、要望の内容によっては地域団体の皆様と情報を共有しながら対応方針を定め、各公園の管理運営に当たっております。 次に、既存施設を再活用したドッグランの設置についてでございますが、ドッグランの設置につきましては、大型犬と小型犬を区別する区画の確保など一定の広い面積を必要とすることや、利用者の駐車場の確保、水洗い場などの増設、鳴き声、臭い、抜け毛など、周辺の住環境への配慮等が必要と考えております。また、管理体制の整備やフェンス等の施設整備による既存公園の遊び場スペースの確保の問題など、様々な条件を勘案する必要がございます。公園は利用者全体の憩いの場所であること、近隣住民の住環境と共存する施設であることから、現状におきましてはこれらの条件に合った既存の公園を市内で選定することは難しいものと認識しております。 しかしながら、御提案のドッグランにつきましては愛犬家の方々にとって、自由に運動でき触れ合うことができる大切な施設であることから、近隣のドッグラン施設の情報収集や民間施設の設置状況など、様々な角度から調査を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 教育長、吉野光好君。          (教育長 吉野光好君登壇) ◎教育長(吉野光好君) 河田議員の一般質問にお答えいたします。 教育行政についてでございますが、市内小・中学校体育館の冷房設備設置の考えはとの御質問につきましては、現在のところ学校施設の老朽化による改修工事や予防保全のための修繕を優先する必要があることから、小・中学校体育館への冷房設備設置の具体的な計画はございません。 夏季期間の暑さが厳しい状況での体育の授業については、気象庁が発出する「暑さ指数」や「熱中症警戒アラート」を参考に、体育館使用の有無を含め、授業の実施について判断しております。また、授業を行う際には、小・中学校の体育館に設置されている冷風機を効果的、効率的に活用しながら、子供たちの様子を細かく観察し、適度な休憩を入れるなど体調管理を最優先に実施いたしました。 今後も、児童・生徒や教職員等の安全・安心を最優先に、熱中症予防対策や災害時の避難所機能向上という観点から、体育館の冷房設備設置に係る国の補助制度などを注視するとともに、効果的な使用が期待できる冷風機の導入、活用について引き続き検討してまいります。 次に、子どもたちの心を育むための公演鑑賞の機会につきましては、これまで小学校において公演鑑賞会を実施しておりますが、生涯学習事業としては実施しておりません。 優れた舞台や音楽などの芸術を鑑賞することは、子供たちの感情や情緒を育み、創造的で個性的な心の動きを豊かにするために非常に大切なものと考えております。今後は、子供たちが心豊かに育つ環境がつくれるよう公演鑑賞等について研究をしてまいります。 次に、令和4年10月に情報・文化・芸術の発信拠点として新たにオープンした「とみらいテラス」についてでございますが、各種イベントの開催状況につきましては、まず図書館事業を含めた情報の分野においては、新たに保育士資格を有する「親子読書支援コンシェルジュ」を配置し、子供が本に触れ合うきっかけづくりや、子育て中の保護者が安心して読書をすることができる環境を整え、多くの親子に御参加いただきました。 また、読んだ本を記録することができる「読書通帳」の配布や、「子ども読書活動推進講演会」の実施、クイズを取り入れながら図書館を探検する「図書館親子探検隊」、「図書館司書体験」などを実施いたしました。さらに、図書館の本を市内小・中学校へ提供する回数を増やし、子供たちの読書機会の拡充を図ったところでございます。 文化・芸術の事業においては、市民ギャラリーを設置し、質の高い芸術作品に触れることができる場とするとともに、児童・生徒の作品展示などを計画的に実施しております。 次に、とみらいテラスのオープンによる来館者数の状況につきましては、令和4年4月1日から令和5年1月末までの来館者数は約15万6,000人で、前年度と比較し約1万1,000人以上上回っており、複合施設としての相乗効果と考えております。 次に、カフェの土・日開催につきましては、現在は平日のみの販売となっておりますが、利用者の利便性の向上が図られることから、引き続き出店者の確保に向け取り組んでまいります。 今後も利用者に豊かさを実感できる施設として、利用者に愛着のあるくつろげる空間となるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) それでは、再質問をさせていただきます。 まずは、大きな1の魅力ある公園利活用についての(1)公園利用の要望について地域との情報共有はあるかという部分ですが、地域との情報共有について、市民からの公園利用時の要望等には迅速に対応していただいていると思います。自治会へも、現地確認の後、報告もされていました。 公園の管理には、御答弁にもありましたとおり、「富里市公園等の市民参加による管理に関する協定要綱」というのがあって、自治会等の地域団体の方々に管理を担っていただいております。この公園利用の市民からの要望を、地域と情報共有するツールとして、先ほど御答弁にありました公園管理協定というのはとても有効なものだと私も思います。一方、自治会では、高齢化により自治会の運営自体にも御苦労されているという声をよく聞きます。 この市民参加による公園の管理は、地域に住まう住民が自分たちの公園をきれいにしていくというすばらしいものであると思いますが、その管理協定の状況というのはどのようになっているかお伺いいたします。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) 河田議員の再質問にお答えいたします。 管理協定の状況についてのお尋ねでございますが、直近の年度ごとの協定団体数の推移といたしましては、令和元年度が47団体、令和2年度が48団体、令和3年度が47団体、令和4年度が48団体と、ほぼ横ばいで推移している状況でございます。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 今、お答えいただいた団体数では、数字的には横ばいのようになっているようです。 ただ、この公園利用の要望を地域と情報共有を図るということは大変有効なんだと思いますが、市民の皆さんが居心地よく公園を利用できるのは、その地域の方々が花壇の手入れをされたり、草刈りをしたりしていただいて環境を整えてくださっているので、利用する側も公園を汚さずに使おうという気持ちでいるのだと思います。 そこでお伺いしたいことは、自治会等への管理協定の説明や案内というものはどのように行っていて、それらの反応や状況というのはどうかということについてお尋ねします。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) お答えいたします。 管理協定の自治会等への周知方法についてでございますが、年度当初の行政パートナー会議におきまして資料を配付して御案内させていただいているほか、市の公式ホームページに掲載して周知をさせていただいております。 また、民間事業者の宅地開発により公園を整備する場合には、開発事業者に資料を提供し、開発事業者から居住予定者へ公園管理協定の制度についての周知をお願いいたしまして、制度の啓発に努めているところでございます。 次に、反応や状況についてでございますが、少子高齢化等に伴います自治会の後継者不足などによりまして、公園管理の担い手につきましても縮小傾向にある状況と捉えておりますけれども、直近では、新しい開発住宅地の公園につきまして、令和4年度に1団体、令和2年度には2団体と、新たな協定の締結に至っている状況となっております。 以上でございます。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 先ほどの御答弁では、数字的には直近3か年は横ばいのようですねと申し上げたんですけれども、今、新しい住宅が開発されていて、そのところの公園については新しく令和4年度1団体、令和2年度に2団体ということで新たな協定が締結されているということを知って、大変よかったと思います。 公園では、やはり日頃から地域でラジオ体操とか太極拳をやられたり、お祭りやお餅つきとか、防災訓練時の一時避難所にも使われるものです。この市民生活の拠点としての公園がございますので、市民の皆さんが気持ちよく集える場になりますよう、これからも協定のほうも、市からの御提案をよろしくお願いしたいと思います。 続いて、(2)の既存施設を再活用したドッグランの設置についてにまいります。 近年の少子化、高齢化の進展により、市民の意識の中で安らぎや憩いを求める傾向が加速されており、ペットに対する需要の高まりから、日常生活のパートナーとして特に犬を飼育する家庭が増えてきております。このドッグランの設置については、日吉台地区の方々からの強い要望がありまして、自治体で運営しているところがあるのかというのをちょっと調べさせていただきましたら、東京ではかなり多くの自治体で設置されている。千葉県でも浦安市や市川市、船橋市、昨年では成田市にも設置されたようでした。大きな市ばかりなんですけれども、千葉県でも設置というのはございます。 この富里市内の既存の公園を再活用としましたのは、やはり新たにドッグランを設置するとなると大きな工事になってしまうということがありますので、この駐車場もあったりする今の公園内に何とかスペースを確保できないのかなというふうに考えておりました。 ただ、ドッグランというのは、犬を自由にさせるだけではなくて、フリスビー大会に向けての練習場などにも利用価値があります。フリスビー大会に出られる方は、少し遠くからでも練習場所を求めていらっしゃる方もいると聞いております。また、公園を区分けすることで、犬が苦手な人とかでも気兼ねなく公園を使うことができるという声もあるようです。 既存の公園を市内で選定することが難しいと先ほどお答えいただきました。具体的には、9月議会でもちょっと私のほうからも質問させていただいたんですけれども、この富里ふるさと自然公園の多目的広場というのは、いい候補地なのではないかと考えますが、いかがですか。 ○議長(野並慶光君) 相川都市建設部長。 ◎都市建設部長(相川裕史君) お答えいたします。 御提案の富里ふるさと自然公園につきましては、雨天時以外に利用可能な施設となっておりまして、大雨時には下流被害を防ぐ防災用の調整池として雨水をため込む機能を有している施設となってございます。特に、多目的広場につきましては放流施設から最も近接をしておりまして、最初に雨水を貯留する構造となっております。大雨時には水没する頻度が高く、貯留時間も長くなりますことから、こちらには構造物や育成に影響する品種の例えば芝生といった施設等を極力設置しない構造としてございます。 このようなことから、施設の維持管理面等を考慮いたしますと、当該施設につきましてはドッグラン施設には適さないものと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。このふるさと自然公園の雨天時の状況が悪いということと、多目的広場の構造物や生育に影響する品種の芝、それから施設等を極力設置しないということが、今、御答弁がありましたので承知しました。 ドッグラン設置には、公園利用者への理解を求めることも必要ですし、管理運営主体はどうするのか、委託事業にするのか、利用者管理にするのかといろいろあります。この運営上の問題においても、マナーの悪い飼い主がいてふん尿被害も現実問題で、犬同士のトラブルもあることは承知しております。それについては、ドッグランマナー講座や犬の飼い方講座などの開催も考えればいいのかなというふうに思います。 また、一つの例として、東京芝浦中央公園では区民の意見及び懇談会ということで議論を踏まえ、3年間のモデル事業ということで施行したということがありました。 御答弁の最後に、これから近隣ドッグラン施設の情報共有、情報収集や、民間施設の設置状況など、様々な角度から調査を進めていただくということでしたので、これからも魅力のある公園利活用という観点でドッグラン設置への声がもっと上がってきたときに、意見を集約し検討する場を、ぜひつくっていただきたいと考えております。 これについての御答弁は必要ないです。よろしくお願いします。 次に、大きな2の教育行政についてまいります。 (1)の学校体育館の冷房設備について、教育長からの御答弁では、市内小・中学校の冷房設置についてのお考えはないということでした。これは大きな予算もかかりますし、まず簡単なことではないと承知しております。現在のこの暑さの中での授業、集会、部活動等で、学校体育館においては冷風機を使用し子供たちの体調管理をされていることも承知しております。 この夏、一部の小学校で、熱中症を回避するのに、体育の授業ができなかったという保護者の声がありました。体育の授業ができなかったことが理由ではなく、この夏の暑さの中で子供たちが過ごしているという心配からです。教室には冷房設備が設置されましたので、授業等においては安心しております。 本格的に、学校体育館に冷房設備をと考えると、この老朽化した施設に大型の冷房設置は負担がかかり、とても難しいものです。既存の体育館の多くは断熱性能が確保されていないため冷暖房効率も悪いということ、冷房設備を設置するには、まずそれらを整備させてからでなくてはなりません。 そこでお伺いしたいのは、学校施設の、今回は学校体育館についてですが、整備、大型改修計画、これはどのようになっているのでしょうか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 河田議員の再質問にお答えいたします。 体育館の整備・改修計画についての御質問でございますけれども、平成28年度に策定いたしました富里市校舎等改修改築環境改善計画において、体育館の改修についても位置づけがございますが、冷房設備の導入計画は含まれておりません。費用対効果や維持管理にかかるランニングコスト等を含め、検討してまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 御答弁の中で、国の補助金制度を注視していくとおっしゃっておりました。これは具体的にどのような制度になりますか。お答えください。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 体育館の冷房設備の整備に関する補助金についてのお尋ねでございますが、大規模改造事業に対する国庫補助金がございます。 体育館への空調設備の場合は、建物自体に断熱性があることが要件となっております。空調設備と併せて、断熱性確保のための工事を実施する必要がございます。費用対効果や維持管理にかかるランニングコスト等を含め、検討してまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 学校体育館の冷房設備の整備に関する補助金というのが、建物自体に断熱性があることが要件というふうになっているのはちょっと初めて分かりましたので、理解いたしました。この冷房設備の設置についての考えは、すぐには無理ですので中長期的に考えていただきたいことであります。 それで、市内小・中学校の学校施設の老朽化状況というのは、学校からの状況報告があるかと思いますが、どのように把握されていらっしゃいますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 体育館を含めた学校施設の老朽化状況を、どのように把握しているかとの御質問でございますが、平成28年度の計画策定時において、市内全小・中学校に対し施設に関するヒアリング調査を行うとともに、専門家による老朽化状況調査を実施しております。また、建築基準法に基づく3年ごとの特定建築物定期調査及び各学校からの日常点検に係る報告等を基に、学校施設の老朽化状況の把握に努めております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さんに申し上げます。 お話のほうが学校全体のところに及んでおります。通告では体育館の冷房設備となっておりますので、通告に戻った質問をお願いいたします。 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 学校施設の学校体育館においての質問をさせていただいているんですけれども…… ○議長(野並慶光君) それでは、全体計画の中の特に体育館冷房施設に従った質問でお願いいたします。 ◆(河田厚子さん) 分かりました。 学校施設の中の学校体育館、これをこれからますます長く使用していきたいということで、劣化した体育館や設備については単に建築時の状態に戻すだけではなく、その機能や性能を現在の学校が求められている水準まで引き上げていく必要があります。 学校体育館が、今後どの程度の使用期間、使用できるか判断することも大事だと思っています。適切な維持管理には、現在の状況を見直した学校体育館の改修計画が必要だと思われますが、いかがですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 体育館を含めまして、施設の維持管理にはしっかりとした改修計画が必要ではとの御質問でございますが、議員の御指摘のとおり、学校施設の長寿命化改修等を計画的に推進するためには、適切な改修計画の策定が重要であると認識しております。 今後は、上位計画である富里市公共施設等総合管理計画の改定に合わせ、個別施設計画として位置づけられる富里市校舎等改修改築環境改善計画につきましても見直しを行い、学校施設の適正な維持管理に努めてまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) よろしくお願いいたします。 今現在、学校施設全教室に冷房設備が配備されておりますので、これでもう安泰だと思っておりました。ほかの市町でも学校体育館に冷房設備のあるところは極めて少ないことは十分承知しております。 学校は地域の拠点でもあり、災害時の避難所として使用することを考えると、5年後、10年後は学校体育館への冷房設置の議論が始まってくるものだと思っております。今のうちに調査し検討していくことが必要だと思いまして、質問させていただきました。 それでは、こちらの学校体育館については終わりまして、次の(2)子どもたちの心を育むための公演鑑賞の機会についてに入ります。 現在の学校におかれましては、子供たちの学習面や学校生活などに先生方も日頃から心配りをされていると思っております。ありがとうございます。そして、各学校でも芸術鑑賞を行っていることは知っております。 なぜ生涯学習でお願いするかということを考えますと、富里市にもっと文化・芸術を広く行き渡らせるにはどうしたらいいのかなというふうに考えました。本物の劇団のお芝居を見ることや演奏を聞くことは、心豊かな子供を育てることに適していると考えております。子供だけでなく、大人も一緒に見たり聞いたりできたらよいのかもしれないと思っております。 市独自でやっていくのが難しいとなれば、関係団体に委託することもできますし、これを年1回でもこのような機会ができれば大変うれしく思っております。この文化祭に合わせて演劇会などもやっていいのではと考えております。ぜひ御検討ください。再質問はございませんので、御答弁は結構です。 次に、(3)の令和4年10月に情報・文化・芸術の発信拠点として新たにオープンした「とみらいテラス」についてに入ります。 アの各種イベントの開催状況についてですが、御答弁の中で読書通帳というのが面白いなと思いました。今現在でどのぐらいの配布状況かお尋ねします。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 読書通帳の配布状況についてお答えいたします。 図書館利用者の読書意欲の向上を図ることを目的に、季節に応じたデザインの通帳を作成し、令和5年1月末現在の配布実績は2,537冊でございます。配布方法は、図書館カウンターでの配布のほかに、ホームページからもダウンロードできるよう掲載しております。また、市立小学校全児童に配布し、活用の周知を広く行ったところでございます。 読書通帳の取組は、1冊読み終わるごとにスタンプを押印しており、令和4年度は市制20周年記念スタンプも作製し、御好評をいただいております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) このスタンプを集めるというのが目標になって、楽しみながら続けられることができるんだと思います。ほかに親子読書支援コンシェルジュという御答弁がありましたが、これも好評だと聞いております。今の保護者の方はインターネットなどの情報をしっかり持っていらっしゃいますが、このように直接話を聞いてくれる人がいるのはとても安心だと思います。 次に、イに移りますが、とみらいテラスのオープンによる来館者数の状況について伺います。 ごめんなさい、御答弁いただいたこの数字の令和5年1月末までの来館者数、約15万6,000人で、前年度より1万1,000人も上回っていたということで、これはすごいことだなと思いました。来館者側として見ますと、以前あった2階の自習室は資料室になったためなくなりました。パソコンが並んでいた場所も、市民ギャラリーと飲食スペースになりました。今まであった学習スペースの収容分というのは、現在の形になって十分足りていますか。
    ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 学習スペースについての御質問にお答えいたします。 学習スペースにつきましては、中学校側に位置する閲覧スペースに座席を集約させていただき、座席数はとみらいテラスのオープン以前と同数を確保しております。利用の状況といたしましては、土曜日や日曜日に満席になる状況がございますが、今後、要望などもお聞きしながら、快適にとみらいテラスを御利用いただけるよう努めてまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) この学習スペースは、とみらいテラスになる前と同数であるとお伺いして、とても安心しております。しかも、この学習スペースは土曜日、日曜日になると満席になるぐらいになっているということは、利用されているということが分かりました。 先日、図書館へ伺ったときには、飲食スペースでお二人ほど軽食を取られていました。私がカフェに間に合いませんでしたので、2時半頃だったと思います。これは、じっくり図書館に滞在しているということだと思います。何度も来館しておりますが、とみらいテラスになる以前にはあまり見られなかった2階への往来もありました。 2階にも飲食スペースを設けられているというのが大きな変化だと思いますが、大分利用者の流れも変わってきているかと思います。そこのところの状況をお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) とみらいテラスとしての新たな取組についてお答えいたします。 令和4年10月にオープンしたとみらいテラスは、これまでの図書館から情報・文化・芸術の発信拠点として、1階に市民ギャラリーとカフェを設け、2階にはこれまでの郷土資料展示室のほかに、企画展示室やギャラリー、飲食もできるオープンテラスを整備しておりますので、1階から2階へと続く動線が整い、新たな機能を備えた施設として、今後も利用状況を注視しながら各事業を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) これからもよろしくお願いいたします。 それでは、ウのカフェの土日開催について伺います。 図書館のイメージも変わってきて、本を読むだけではなく、市民の憩いの場、集える場にますますなってきているのかなと思います。そこで、今、火曜日から金曜日まで、14時まで、2時までですね、コーヒーや菓子類の販売が行われていますが、まずはこの利用状況を先にお聞かせください。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) カフェの利用状況についてお答えいたします。 カフェの運営につきましては、火曜日から木曜日はNPO法人恵み野会「大地」、金曜日は社会福祉法人大成会かしの木園の2事業者の御協力により、コーヒー、菓子等の販売を行っております。令和4年10月から令和5年1月までの利用件数でございますが、2事業者合わせて381件でございます。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 現在、運営は二つの福祉団体に御協力いただいているということですが、やはり平日だけよりも、土日に欲しいという声が多くあります。平日、お子さんが学校へ行っているので、土日に一緒に行きたいという声です。販売日の拡大に向けて、図書館のほうでも努力されていらっしゃいますので、そこのところの難しいというところは、どういうところですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 土曜日及び日曜日のカフェの実施についてお答えいたします。 現在、カフェを運営している福祉事業所では、土曜日及び日曜日の実施について検討いただいているところでございますが、事業所が休みであることから、今のところ実施に至っておりません。今後も、販売日の拡大に向けては、様々な視点を持って対応したいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 社会福祉団体の生徒さんが頑張っていらっしゃるので、そこのところでも応援したいという気持ちがありますが、生徒さんたちに土日も休まず来てちょうだいということは、頑張ってほしいとは申し上げません。 では、例えば資格等を持った個人の方、団体の方が運営を希望するとしたら、それは可能ですか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) ただいまの資格を持った方、個人の方でも販売は可能かとの御質問にお答えいたします。 今回の販売事業者の募集では、社会福祉団体等の公益活動への寄与を目的の一つとして事業者の募集を行っていることから、社会福祉法に基づいて設立されている法人及び特定非営利活動促進法に基づいて特定非営利活動を行う法人としております。このことから、個人については対象外としているところでございますが、御意見を伺いながら様々な視点で利用者利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 個人については、この対象外ということは分かりました。 この事業は始まったばかりのものですので、これからも利用者の声を聞きながらよりよいものにしていただきたいと考えております。できれば、将来的にはカフェの土日開催をぜひ実現できたらというふうに思います。 最後に、令和5年度のとみらいテラスの大きな取組というのはありますか。 ○議長(野並慶光君) 金杉教育部長。 ◎教育部長金杉章子さん) 令和5年度のとみらいテラスの取組についてお答えいたします。 千葉県立美術館で実施しております千葉県移動美術館の令和5年度の開催施設として、とみらいテラスが選定されました。本事業は、千葉県立美術館が所蔵する作品の中から、日本画、洋画、彫刻、工芸等が展示される予定でございます。また、包括連携協定を締結している日本大学芸術学部の協力の下、新たに彫刻作品の展示やワークショップの実施を予定しております。とみらいテラスでは、市民の生活に豊かさが実感できるよう、充実を図ってまいります。 以上です。 ○議長(野並慶光君) 河田厚子さん。 ◆(河田厚子さん) 千葉県立美術館の移動美術館の開催というのは、とても大変なことではなかったかなと推測されます。これからも市民の皆さんがとみらいテラスを含む新しい図書館を利用し、自分たちの居場所となっていただけますようにと願っております。 これで一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(野並慶光君) これで河田厚子さんの質問を終わります。 これで一般質問を終わります。………………………………………………………… △日程第2 議案第2号から議案第21号まで………………………………………………………… ○議長(野並慶光君) 日程第2、議案第2号 令和5年度富里市国民健康保険特別会計予算から、議案第21号 令和4年度富里市介護保険特別会計補正予算(第3号)までを一括議題とします。 これから質疑を行いますが、ただいまのところ通告がありませんので質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています議案第2号から議案第21号までは、お手元に配付しました議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託します。 お諮りします。 議案調査及び委員会開催等のため、明22日から3月13日までの20日間休会したいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(野並慶光君) 異議なしと認めます。 明22日から3月13日までの20日間休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 3月14日は、午後1時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後3時31分 散会             …………………………………...